JP7862452B2 - 関節ユニット - Google Patents

関節ユニット

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Description

本発明は関節ユニットに関する。
下記特許文献1には、ロボット等のアームを動かすことができる関節ユニットが開示されている。関節ユニットは、各々が互いに向き合っている2つの傘歯ギアである対向ギアと、2つの対向ギアの間に配置される傘歯ギアである中間ギアとを有している。中間ギアの歯は、2つの対向ギアの歯と噛み合っている。2つの対向ギアは互いに異なるモータの動力を受け、互いに独立して回転可能である。2つの対向ギアが互いに異なる方向に回転する場合(例えば、一方が時計回りに回転し、他方が反時計回りに回転する場合)、中間ギアは、中間ギアの軸線を中心に回転する。また、2つの対向ギアが同じ方向に回転する場合(例えば、2つのギアの双方が時計回りに回転する場合、又は2つのギアの双方が反時計回りに回転する場合)、中間ギアは、対向ギアの軸線を中心に回転移動する。この2種類の中間ギアの動きにより、中間ギアに接続されるアームなどの部材を2方向(例えば、前後方向及び左右方向)に動かすことが可能である。
特開2022-153045号公報
対向ギアと中間ギアとで歯と歯の間の隙間(バックラッシ)が大きい場合、対向ギアが回転を開始した際に、対向ギアの歯と中間ギアとの歯との衝突が生じる。このことが、騒音や振動が発生する原因になる。この点、上記特許文献1の構成では、対向ギアの内周部分を構成する部材が、対向ギアの外周部分を構成する部材に対して分離することができる。そして、これらの部材の間に弾性部材を配置し、対向ギアの内周部分を構成する部材を弾性部材で付勢することにより、対向ギアと中間ギアとのバックラッシが大きくなることを抑制している。しかしながら、対向ギアを2つの部材で構成しており、対向ギアの構造が複雑である。
本開示の目的は、シンプルな構造のギアでバックラッシが大きくなることを抑制することである。
関節ユニットは、対向する2つの傘歯ギアである2つの対向ギアと、前記2つの対向ギアの双方に噛み合う傘歯ギアである中間ギアと、前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちのいずれかのギアである第1ギアを回転可能に支持している第1軸と、前記第1ギアと前記第1軸との間に配置されている軸受けと、弾性部材と、を有してよい。前記第1ギアは、前記第1軸に規定されている第1軸線に沿った方向において前記軸受けと対向している対向面を有してよい。前記弾性部材は、前記軸受けを介して前記対向面を前記第1軸線に沿った方向に付勢してよい。これによれば、シンプルな構造のギアでバックラッシが大きくなることを抑制できる。
本開示で提案する第1の実施形態に係る関節ユニットを示す斜視図である。 第1の実施形態に係る関節ユニットを示す正面図である。 図2の部分拡大図である。 図2のIV‐IV線における断面を示す断面図である。 図4の部分拡大図である。 本開示で提案する第2の実施形態に係る関節ユニットを示す斜視図である。 第2実施形態に係る関節ユニットの断面を示す断面図である。 図7の部分拡大図である。 図7の部分拡大図である。 変形例に係る関節ユニットの一部分の断面を示す断面図である。
[1.第1の実施形態]
はじめに、本開示で提案する第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係る関節ユニット1Aを示す斜視図である。図2は、関節ユニット1Aの正面図である。図3は図2の部分拡大図であり、関節ユニット1Aに設けられる2つの対向ギア2(2A,2B)と、中間ギア3を示している。以下の説明では、各図に示すX1及びX2をそれぞれ左方及び右方と称し、Y1及びY2をそれぞれ前方及び後方と称し、Z1及びZ2をそれぞれ上方及び下方と称する。
[1-1.関節ユニットの概要]
関節ユニット1Aは、ロボットのアームを動かすためにロボットに取り付けられてよい。関節ユニット1Aは、例えば、人又は動物を模したロボットに取り付けられ、ロボットの腕、足、首、腰などを動かす関節として機能する。
図1及び図2に示すように、関節ユニット1Aは、互いに対向する2つの傘歯ギアである2つの対向ギア2(2A及び2B)と、これら2つの対向ギア2の双方に噛み合う傘歯ギアである中間ギア3とを有してよい。図1及び図2に示した例では、左右方向において2つの対向ギア2が対向している。そして、中間ギア3は、左右方向において2つの対向ギア2の間に配置されている。対向ギア2Aは、中間ギア3の左方に位置している。対向ギア2Bは、中間ギア3の右方に位置している。これに限らず、2つの対向ギア2は、中間ギア3を挟んで上下方向において対向してもよいし、左右且つ上下の斜め方向において対向してもよい。
図3に示すように、2つの対向ギア2の各々は、その端部に、各対向ギア2の回転方向に沿って並ぶ複数の歯21aが設けられている傘歯部21を有してよい。中間ギア3も、その端部に、中間ギア3の回転方向に沿って並ぶ複数の歯31aが設けられている傘歯部31を有してよい。各対向ギア2の傘歯部21に設けられる複数の歯21aの幅は、傘歯部21の外周に向かうにつれて徐々に大きくなってよい。中間ギア3の傘歯部31に設けられる複数の歯31aの幅も、傘歯部31の外周に向かうにつれて徐々に大きくなってよい。
中間ギア3は、図1に示す第1軸線Ax1を中心に回転できてよい。また、2つの対向ギア2は、図1に示す第2軸線Ax2を中心に回転できてよい。図1に示す例では、第1軸線Ax1は前後方向に延びており、第2軸線Ax2は左右方向に延びている。図1に示す例では、第1軸線Ax1と第2軸線Ax2は垂直に交差している。これに限らず、第1軸線Ax1と第2軸線Ax2は、ねじれの位置にあってもよい。また、第1軸線Ax1と第2軸線Ax2とのなす角度は、必ずしも90度でなくてもよい。
図1に示すように、関節ユニット1Aは、2つのモータ4(4A及び4B)を有してよい。図1に示す例では、モータ4Aは対向ギア2Aを駆動させ、モータ4Bは対向ギア2Bを駆動させている。関節ユニット1Aは、2つの対向ギア2にそれぞれ固定される駆動ギア22を有し、各駆動ギア22にモータ4が接続している。これにより、2つの対向ギア2は、異なるモータ4の動力を受けて、第2軸線Ax2を中心に互いに独立して回転できる。
2つの対向ギア2は、いずれも同じ方向に回転できてよいし、互いに反対の方向に回転できてよい。また、2つの対向ギア2は、同じ方向に回転しながら回転の速度が互いに異なるように回転できてもよい。また、2つの対向ギア2のうち一方は停止している状態で、他方だけが回転できてもよい。ここで、「2つの対向ギア2が同じ方向に回転する」とは、2つの対向ギア2の双方が、図3のR1で示した方向に回転するか、図3のR2で示した方向に回転することである。また、「2つの対向ギア2が互いに反対の方向に回転する」とは、2つの対向ギア2のうち一方のギアが図3のR1で示した方向に回転し、他方のギアが図3のR2で示した方向に回転することである。
2つの対向ギア2が互いに反対の方向に回転する場合、中間ギア3は、第1軸線Ax1を中心に回転する。また、2つの対向ギア2が同じ方向に回転する場合、中間ギア3は、第2軸線Ax2を中心に移動(回転)する。図1に示すように、中間ギア3は、螺子などの固定具によって、接続部材71に固定されてよい。中間ギア3は、一方の端部に傘歯部31を有し、他方の端部に基部32を有してよい。接続部材71は、中間ギア3の基部32に固定されてよい。
中間ギア3が固定されている接続部材71は、中間ギア3とともに回転又は移動してよい。中間ギア3が設けられている関節ユニット1Aは、接続部材71に対して相対的に回転又は移動してよい。関節ユニット1Aは、2つの対向ギア2が互いに反対の方向に回転することによって、接続部材71に固定される部材に対し、第1軸線Ax1を中心として相対的に動くことができる。このような関節ユニット1Aの動きを、ロール動作と称する。また、関節ユニット1Aは、2つの対向ギア2が同じ方向に回転することによって、接続部材71に固定される部材に対し、第2軸線Ax2を中心として相対的に動くことができる。このような関節ユニット1Aの動きを、ピッチ動作と称する。関節ユニット1Aは、ロール動作と、ピッチ動作と、ロール動作及びピッチ動作を複合した動作を行うことができる。
接続部材71には、例えば、図示しないロボットの部材(例えば、アームや胴体)(以下では、第1部材と称する)が固定されてよい。接続部材71が第1軸線Ax1を中心として回転したり、接続部材71が中間ギア3とともに第2軸線Ax2を中心として移動したりすることによって、接続部材71に固定されている第1部材は、第1軸線Ax1及び第2軸線Ax2を中心に動くことができる。また、第1部材の端部に、関節ユニット1Aが設けられてもよい。この場合、接続部材71は、第1部材とは異なるロボットの部材である第2部材に固定されてよい。この第2部材に対して接続部材71が移動又は回転することによっても、第1部材は第1軸線Ax1及び第2軸線Ax2を中心に動くことができる。
[1-2.内部構造]
図4は、図2のIV‐IV線(第2軸線Ax2と重なっている線)における断面を示す断面図である。図4に示すように、関節ユニット1Aは、2つの対向ギア2と中間ギア3とを回転可能に支持している軸5(第1軸の一例)を有してよい。軸5は、T字の形状を有してよく、第1軸線Ax1に沿って延びている第1軸部51と、第2軸線Ax2に沿って延びている第2軸部52とを有してよい。第1軸線Ax1は、第2軸線Ax2に対して交差してよい。第1軸線Ax1は、第2軸線Ax2に対して垂直に交差してよい。第1軸部51は、第2軸部52の第2軸線Ax2に沿った方向における中央位置から第1軸線Ax1に沿って延びてよい。
また、図4に示すように、関節ユニット1Aは、中間ギア3と軸5(より具体的には、第1軸部51)との間に配置されている軸受け61と、各対向ギア2と軸5(より具体的には、第2軸部52)との間に配置されている軸受け62とを有してよい。軸受け61,62は、軸5に対する2つの対向ギア2と中間ギア3との相対的な回転を許容するものである。軸受け61,62は、ラジアルベアリングであってよい。図4に示す例では、関節ユニット1Aは、第1軸線Ax1に沿って並び、且つこの方向で互いに接触している2つの軸受け61と、第2軸線Ax2に沿って並び、且つこの方向で互いに接触している2つの軸受け62とを有している。軸受け61,62の数は、2つに限らず、1つであってもよいし、3以上の複数であってもよい。
図4に示すように、各対向ギア2は、第2軸線Ax2に沿って延びている筒部23を有してよい。この筒部23の内側に、軸受け62が収納されてよい。各対向ギア2の筒部23の一方の端部には傘歯部21(図3を参照)が形成されてよく、他方の端部にはモータ4と接続する駆動ギア22が形成されてよい。各対向ギア2において、傘歯部21、駆動ギア22、及び筒部23は一体的に形成されてよい。
また、図4に示すように、中間ギア3は、第1軸線Ax1に沿って延びている筒部33を有してよく、この筒部33の内側に、軸受け61が収納されてよい。筒部33の一方の端部には傘歯部31が形成されてよく、他方の端部には基部32が形成されてよい。基部32は、第1軸線Ax1の周方向で筒部33よりも大きい直径を有してよい。中間ギア3において、傘歯部31、基部32、及び筒部33は一体的に形成されてよい。
図5は、図4の部分拡大図である。図5に示すように、中間ギア3は、軸5(より具体的には、第1軸部51)に規定されている第1軸線Ax1に沿った方向において、軸受け61と対向している対向面33aを有してよい。対向面33aは、軸受け61と接触してよい。対向面33aは、筒部33の内側に形成されてよい。
また、図5に示すように、関節ユニット1Aは、弾性部材80を有してよい。弾性部材80は、軸受け61を、第1軸線Ax1に沿った方向に付勢してよい。弾性部材80は、軸受け61を、2つの対向ギア2の傘歯部21が配置されている方向(第1軸線Ax1に沿っており、且つ第1軸線Ax1と第2軸線Ax2との交点に向く方向。この方向を、以下では、単に対向ギア2の方向とも称する)に付勢してよい。これにより、弾性部材80は、軸受け61を介して、対向面33aを、第1軸線Ax1に沿った方向(より具体的には、対向ギア2の方向)に付勢できる。すなわち、弾性部材80は、対向面33aが形成されている中間ギア3を、第1軸線Ax1に沿った方向(より具体的には、対向ギア2の方向)に付勢できる。
このように、中間ギア3を対向ギア2の方向に付勢することで、図3に示した各対向ギア2の傘歯部21において隣り合う2つの歯21aの間の隙間を埋めるように、中間ギア3の傘歯部31の歯31aを押し込むことができる。これにより、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを低減でき、バックラッシに起因する騒音や振動の発生を抑制できる。
図4及び図5に示す例では、弾性部材80は、軸5のうちの第1軸部51に配置され、第1軸部51の外周を囲んでいるコイルバネである。これに限らず、弾性部材80は、軸受け61(図4を参照)を第1軸線Ax1に沿った方向に付勢するものであればよく、コイルバネとは異なる種類のバネであってもよい。また、弾性部材80は、軸5とは異なる部材に取り付けられてもよい。
図5に示すように、軸受け61は、軸5(より具体的には、第1軸部51)に接触している内周部61aと、中間ギア3に接触している外周部61bと、を有してよい。内周部61aと外周部61bとの間には、球状のボールや円筒形状のローラが配置されてよい。これにより、内周部61a及び外周部61bは、第1軸線Ax1を中心として互いに独立して回転できる。また、内周部61a及び外周部61bは、第1軸線Ax1に沿った方向において一体的に動くことができてよい。
図5に示すように、弾性部材80は、軸受け61の内周部61aを付勢してよい。そして、軸受け61は、外周部61bにおいて対向面33aと対向してよく、外周部61bで対向面33aを付勢してよい。このようにすることで、軸受け61の外周部61bは、弾性部材80により付勢されている内周部61aに対し、第1軸線Ax1を中心として相対的に回転できる。弾性部材80は、第1軸線Ax1を中心として回転することなく、第1軸線Ax1を中心として回転している中間ギア3の対向面33aを付勢することができる。これにより、弾性部材80と他の部材(例えば、後述する固定部材53)との間に摩擦が生じることを抑制しながら、弾性部材80によって中間ギア3を対向ギア2の方向に付勢できる。
図5に示すように、関節ユニット1Aは、軸5(より具体的には、第1軸部51)に取り付けられて、軸5に固定されている固定部材53(第1固定部材の一例)を有してよい。固定部材53は、螺子などの固定具54によって、第1軸部51の端部に固定されてよい。固定具54は、第1軸線Ax1に沿って固定部材53及び軸5に差し込まれてよい。
また、図5に示すように、弾性部材80は、第1軸線Ax1に沿った方向において、固定部材53と軸受け61との間に配置されてよい。固定部材53は、内側にスペースS1を含む筒状に形成されてよい。そして、固定部材53の内側のスペースS1に、弾性部材80が収納されてよい。スペースS1において、弾性部材80の端部は、固定部材53と接触してよい。弾性部材80は、固定部材53から離れる方向に、軸受け61を付勢してよい。
図4に示すように、接続部材71は、その一端で中間ギア3の基部32に固定されてよく、接続部材71の他端には、蓋部材72が取り付けられてよい。また、接続部材71は、内側にスペースS2を含む筒状に形成されてよい。そして、接続部材71の内側のスペースS2に、固定部材53及び後述するセンサ固定部111が収納されてよい。
中間ギア3及び軸受け61は、弾性部材80の変形量(例えば、弾性部材80に負荷が生じていない状態の弾性部材80の長さと、弾性部材80が最も圧縮されている時の弾性部材80の長さとの差)よりも短い距離でのみ、第1軸線に沿った方向での動きが許容されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にすることができる。
図5に示すように、固定部材53は、軸5の端部に固定されている被固定部53aと、この被固定部53aから軸受け61に向けて延びている延伸部53bとを有してよい。ここで、中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離(例えば、対向ギア2の方向とは逆の方向に移動できる距離)は、延伸部53bの端面53cによって制限されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にすることができる。
図5に示すように、関節ユニット1Aは、固定部材53(より具体的には、延伸部53bの端面53c)と軸受け61との間に配置されている可動部材90を有してよい。可動部材90は、軸5の第1軸部51に取り付けられ、第1軸部51の外周を囲むワッシャーであってよい。また、可動部材90は、第1軸線Ax1に沿った方向に動くことができてよい。可動部材90は、弾性部材80によって押されることで、対向ギア2の方向に動くことができてよい。また、可動部材90は、中間ギア3及び軸受け61に押されることで、固定部材53が配置されている方向に動くことができてよい。
図5に示すように、可動部材90の第1軸線Ax1の周方向における直径W1は、固定部材53に形成されているスペースS2の同方向における直径W2よりも大きくてよい。これにより、可動部材90の端面90aは、第1軸線Ax1に沿った方向で、固定部材53の端面53cと対向してよい。また、可動部材90の端面と固定部材53の端面53cとの間には、隙間D1が設けられてよい。そして、中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離(例えば、対向ギア2の方向とは逆の方向に移動できる距離)は、固定部材53の端面53cと、可動部材90との間の隙間D1の範囲内に制限されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にできる。
また、図5に示すように、第1軸部51には、第1軸線Ax1に沿った方向で、軸受け61の内周部61aと対向している対向面51aが形成されてよい。ここで、第1軸線Ax1に沿った方向における内周部61aと対向面51aとの間には、隙間D2が設けられてよい。中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離(例えば、対向ギア2の方向へ移動できる距離)は、この隙間D2の範囲内に制限されてよい。このようにすることでも、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にできる。
図5に示すように、関節ユニット1Aは、第1軸線Ax1の周方向における軸5(より具体的には、第1軸部51)に対する中間ギア3の相対的な回転角度を検出する第1回転センサ110を有してよい。第1回転センサ110は、第1軸部51の端部に固定されているセンサ固定部111と、第1軸線Ax1に沿った方向でセンサ固定部111と対向し、且つ第1軸線Ax1の周方向に中間ギア3とともに回転するセンサ回転部112とを有してよい。先述したように、第1軸部51の端部には固定部材53が固定されてよい。この固定部材53に、センサ固定部111が固定されてよい。すなわち、固定部材53は、センサ固定部111を支持してよい。また、センサ回転部112は、接続部材71を覆っている蓋部材72に固定されてよい。
第1回転センサ110は、磁束の変化を利用して回転を検知する磁気角度センサであってよい。センサ固定部111は磁石であってよい。センサ回転部112は、センサ固定部111の回転に起因する磁束変化に応じた信号を出力する、ホールICが実装されたセンサ基板であってよい。これに限らず、センサ固定部111がセンサ基板であり、センサ回転部112が磁石であってもよい。
図4に示すように、関節ユニット1Aは、第2軸線Ax2の周方向における軸5(より具体的には、第2軸部52)に対する対向ギア2の相対的な回転角度を検出する第2回転センサ120を有してよい。第2回転センサ120は、第1回転センサ110と同様に、第2軸部52の端部に固定されているセンサ固定部121と、第2軸線Ax2に沿った方向でセンサ固定部121と対向しているセンサ回転部122とを有してよい。センサ固定部121は、磁石であってよい。センサ回転部122は、センサ固定部121の回転に応じた信号を出力するセンサ基板であってよい。これに限らず、センサ固定部121がセンサ基板であり、センサ回転部122が磁石であってもよい。
以上のように、関節ユニット1Aにおいて、弾性部材80は、軸受け61を介して、中間ギア3の対向面33aを第1軸線Ax1に沿った方向(より具体的には、対向ギア2の方向)に付勢してよい。これにより、対向面33aが形成されている中間ギア3を、第1軸線Ax1に沿った方向(より具体的には、対向ギア2の方向)の方向に付勢できる。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを低減でき、バックラッシに起因する騒音や振動の発生を抑制できる。
また、関節ユニット1Aにおいて、軸5の端部に固定されている固定部材53は、軸受け61に向けて第1軸線Ax1に沿って延びている延伸部53bを有してよい。この延伸部53bの端面53cによって、中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離が制限されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にすることができる。
[2.第2の実施形態]
次いで、本開示で提案する第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態に係る関節ユニット1Bを示す斜視図である。図6に示すように、関節ユニット1Bも、第1の実施形態で説明した関節ユニット1Aと同様に、第2軸線Ax2を中心として回転する2つの対向ギア2と、第1軸線Ax1を中心として回転する中間ギア3を有してよい。
図6に示すように、関節ユニット1Bにおいて、中間ギア3には接続部材271が固定されてよい。これにより、関節ユニット1Bも、接続部材271に対して相対的に回転又は移動できる。例えば、2つの対向ギア2が同じ方向に回転することによって、関節ユニット1Bは、接続部材271に固定されるアームなどの部材に対し、第2軸線Ax2を中心として相対的に動くことができる。また、2つの対向ギア2が互いに反対の方向に回転することによって、関節ユニット1Bは、接続部材271に固定されるアームなどの部材に対し、第1軸線Ax1を中心として相対的に動くことができる。
図7は、関節ユニット1Bの第1軸線Ax1及び第2軸線Ax2における断面を示す断面図である。図7示す断面の切断位置は、図4に示した断面の切断位置と対応している。図7に示すように、関節ユニット1Bは、中間ギア3を回転可能に支持している第1軸210と、2つの対向ギア2を回転可能に支持している第2軸220を有してよい。第1軸210は、第1軸線Ax1に沿って延びてよい。第2軸220は、第2軸線Ax2に沿って延びてよい。関節ユニット1Bにおいて、第1軸線Ax1は、第2軸線Ax2に対して交差してよい。第1軸線Ax1は、第2軸線Ax2に対して垂直に交差してよい。
図8及び図9は、図7の部分拡大図である。図8は、第1軸210の一方の端部を示し、図9は、第1軸210の他方の端部を示している。図9に示すように、第2軸220には、第1軸線Ax1に沿って形成される孔又は切り欠きであり、第1軸210の一部分を収納している収納部221を有してよい。第1軸210は、収納部221において第2軸220を貫通してよい。これにより、第1軸210は、第2軸220に対して第1軸線Ax1に沿った方向に動くことができてよい。
図7及び図8に示すように、第1軸210の端部には、第1固定部材230が固定されてよい。図8に示すように、第1固定部材230には、第1軸線Ax1に垂直に交差する方向に取付穴231が形成されてよい。そして、第1固定部材230の取付穴231には、螺子などの固定具240が差し込まれてよい。これにより、第1固定部材230は、第1軸210の端部に締結されてよく、第1軸210とともに第2軸220に対して第1軸線Ax1に沿った方向に動くことができてよい。
図8に示すように、第1固定部材230は、第1軸線Ax1に沿った方向で軸受け61を挟んで、中間ギア3に形成されている対向面33aの反対側に位置してよい。第1固定部材230は、第1軸線Ax1に沿った方向で軸受け61と対向している対向面232を有してよい。対向面232は、第1軸線Ax1に沿った方向で軸受け61と接触してよい。
図7及び図9に示すように、関節ユニット1Bは、弾性部材250を有してよい。弾性部材250は、第1軸210に配置され、第1軸210の外周を囲んでいるコイルバネであってよい。弾性部材250は、第1軸210の端部に配置されてよい。弾性部材250は、第1固定部材230が固定されている端部とは反対側の端部に配置されてよい。
第2軸220に形成されている孔又は切り欠きである収納部221の端部には、スペースS3が形成されてよい。このスペースS3に、弾性部材250が収納されてよい。第1軸線Ax1の周方向におけるスペースS3の直径W3は、同方向における収納部221の直径W4よりも大きくてよい。
ここで、弾性部材250は、第1軸210を付勢してよい。先述したように、第1軸210には、第1固定部材230が固定されてよい。弾性部材250が第1軸210を付勢することにより、第1軸210に固定さている第1固定部材230を付勢できる。さらに、第1固定部材230は、軸受け61を挟んで中間ギア3の対向面33aの反対側に位置し、第1軸線Ax1に沿った方向で軸受け61と並んでよい。これにより、第1固定部材230を第1軸線Ax1に沿った方向(より具体的には、対向ギア2の方向)に付勢することで、軸受け61及び対向面33aを同方向に付勢できる。その結果、対向面33aが形成されている中間ギア3を対向ギア2の方向に付勢できる。このように、弾性部材250は、第1軸210、第1固定部材230、及び軸受け61を介して、中間ギア3の対向面33aを付勢してよい。
このようにすることでも、弾性部材250によって、対向面33aが形成されている中間ギア3を、対向ギア2の方向に付勢できる。これにより、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを低減でき、バックラッシに起因する騒音や振動の発生を抑制できる。
図7及び図9に示すように、関節ユニット1Bは、第1軸210に固定される第2固定部材260を有してよい。第2固定部材260は、螺子などの固定具270(図6及び図9を参照)によって、第1軸210の端部に固定されてよい。図7に示すように、第2固定部材260は、第1軸210の第1固定部材230が取り付けられている端部とは反対側の端部に固定されてよい。図9に示すように、第2固定部材260は、ワッシャーであってよい。この場合、第2固定部材260は、第1軸210の直径よりも小さな直径の孔又は切り欠きを有してよい。また、固定具270は、第1軸線Ax1に沿って、第2固定部材260の孔又は切り欠きと、第1軸210において同方向に沿って形成されている取付穴に差し込まれてよい。
図7に示すように、第2固定部材260は、第1軸線Ax1に沿った方向で、軸受け61を挟んで第1固定部材230の反対側に配置されてよい。そして、弾性部材250は、軸受け61から離れる方向に、第2固定部材260を付勢してよい。このようにすることで、第1軸210及び第1固定部材230を、対向ギア2の方向に付勢できる。これにより、軸受け61及び中間ギア3の対向面33aを、対向ギア2の方向に付勢できる。
図9に示すように、第1軸線Ax1に沿った方向において、第1軸210に固定されている第2固定部材260の端面は、第2軸220に形成されている収納部221において弾性部材250が収納されているスペースS3の縁222と対向してよい。また、第1軸線Ax1の周方向における第2固定部材260の直径W5は、スペースS3の直径W3よりも大きくてよい。ここで、第2軸220に形成される収納部221の縁222(より具体的には、スペースS3の縁222)と、第2固定部材260との間には、隙間D3が設けられてよい。中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離(例えば、対向ギア2の方向とは逆方向へ移動できる距離)は、この隙間D3の範囲内に制限されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にできる。
また、図8に示すように、第1軸210には、第1軸線Ax1の周方向に突出する凸部211が形成されてよい。第1軸210に形成されている凸部211は、第1軸線Ax1に沿った方向において、第2軸220に形成される収納部221の縁223(図9に示した縁222とは反対側の縁)と対向してよい。ここで、第1軸線Ax1に沿った方向における凸部211と縁223との間には、隙間D4が設けられてよい。中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離(例えば、対向ギア2の方向へ移動できる距離)は、この隙間D4の範囲内に制限されてよい。このようにすることでも、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にできる。
図7に示すように、中間ギア3の基部32には、接続部材271が、螺子などの固定具によって固定されてよい。この接続部材271に、ロボットのアームや、ロボットのアームとは異なる部材に固定されてよい。また、接続部材271は筒状に形成されてよく、その端部に蓋部材272が取り付けられてよい。筒状に形成されている接続部材271の内側には、第1固定部材230を収納するためのスペースS4が設けられてよい。
本実施形態では、第1軸210の端部に、図5に示した固定部材53の代わりに、図8に示した第1固定部材230が取り付けられている。ここで、中間ギア3を付勢するための弾性部材250は、第2軸220に形成されているスペースS3の内側に配置されている。このため、第1固定部材230には、弾性部材250を収納するためのスペースを設けなくてもよい。これにより、第1固定部材230を、図5に示した弾性部材80を収納するためのスペースS2が形成されている固定部材53よりも小型にできる。これに伴い、第1固定部材230を収納している接続部材271も、固定部材53を収納している接続部材71よりも小型にできる。
また、図7に示すように、関節ユニット1Bも、関節ユニット1Aと同様に、第1軸線Ax1の周方向における第1軸210に対する中間ギア3の相対的な回転角度を検出する第1回転センサ110を有してよい。第1回転センサ110は、第1軸210の端部に固定されているセンサ固定部111と、第1軸線Ax1に沿った方向でセンサ固定部111と対向し、且つ第1軸線Ax1の周方向に中間ギア3とともに回転するセンサ回転部112とを有してよい。センサ固定部111は、第1固定部材230に固定されてよい。第1固定部材230は、センサ固定部111を支持してよい。センサ回転部112は、図5に示した例と同様に、蓋部材272に取り付けられてよい。
以上説明したように、本実施形態に係る関節ユニット1Bでは、弾性部材250によって第1軸210(より具体的には、第1軸210に固定されている第2固定部材260)を第1軸線Ax1に沿った方向に付勢することで、第1軸210に固定されている第1固定部材230を介して、軸受け61を対向ギア2の方向に付勢してよい。このようにすることでも、弾性部材250及び軸受け61によって、対向面33aが形成されている中間ギア3を、対向ギア2の方向に付勢できる。これにより、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを低減でき、バックラッシに起因する騒音や振動の発生を抑制できる。
また、関節ユニット1Bにおいて、中間ギア3及び軸受け61が第1軸線Ax1に沿った方向で移動できる距離は、第2軸220に形成される収納部221の縁222(より具体的には、スペースS3の縁222)と、第2固定部材260との間の隙間D3の範囲内に制限されてよい。このようにすることで、対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aとの隙間であるバックラッシを適正にすることができる。
[3.変形例]
本発明は、以上説明した関節ユニット1A,1Bに限られず、種々の変更がなされてよい。例えば、第1及び第2の実施形態では、中間ギア3を、弾性部材で第1軸線Ax1に沿った方向に付勢することによって、中間ギア3と2つの対向ギア2とのバックラッシを低減する例を説明した。これに限らず、2つの対向ギア2を、弾性部材で第2軸線Ax2に沿った方向(より具体的には、中間ギア3の傘歯部31が配置されている方向)に付勢することによって、2つの対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aの隙間であるバックラッシを低減してもよい。
図10は、変形例に係る関節ユニットの一部分の断面を示す断面図である。図10に示すように、2つの対向ギア2の各々は、第2軸線Ax2に沿った方向において、軸受け62と対向している対向面23aを有してよい。対向面23aは、第2軸線Ax2に沿った方向において、軸受け62と接触してよい。軸受け62は、軸受け61と同様に内周部62aと外周部62bを有してよい。対向面23aは、軸受け62の内周部62aと外周部62bとのうちの外周部62bのみと対向してよく、外周部62bのみに接触してよい。また、各対向ギア2は、第2軸線Ax2に沿って延びている筒部23を有してよく、この筒部23の内側に、対向面23aが形成されてよい。
ここで、弾性部材(不図示)が、軸受け62を介して対向面23aを第2軸線Ax2に沿った方向(より具体的には、中間ギア3の傘歯部31が配置されている方向)に付勢してよい。これにより、対向面23aが形成されている対向ギア2を、中間ギア3の傘歯部31が配置されている方向に付勢出来る。弾性部材は、例えば、軸受け62を挟んで対向面23aの反対側に配置されてよい。このようにすることでも、2つの対向ギア2の傘歯部21の歯21aと、中間ギア3の傘歯部31の歯31aの隙間であるバックラッシを低減できる。
また、弾性部材は、軸受け62の内周部62aと外周部62bとのうち、内周部62aのみを押してよい。このようにすることで、弾性部材は、第2軸線Ax2を中心として回転することなく、第2軸線Ax2を中心として回転している対向ギア2の対向面23aを付勢することができる。これにより、弾性部材と他の部材との間に摩擦が生じることを抑制しながら、弾性部材によって対向ギア2を中間ギア3の傘歯部31が配置されている方向に付勢できる。
[4.まとめ]
(1)
以上のように、本開示で説明した関節ユニットは、対向する2つの傘歯ギアである2つの対向ギアと、前記2つの対向ギアの双方に噛み合う傘歯ギアである中間ギアと、前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちのいずれかのギアである第1ギアを回転可能に支持している第1軸と、前記第1ギアと前記第1軸との間に配置されている軸受けと、弾性部材と、を有してよい。前記第1ギアは、前記第1軸に規定されている第1軸線に沿った方向において前記軸受けと対向している対向面を有してよい。前記弾性部材は、前記軸受けを介して前記対向面を前記第1軸線に沿った方向に付勢してよい。これによれば、シンプルな構造のギアでバックラッシが大きくなることを抑制できる。
(2)
上記(1)の関節ユニットにおいて、前記軸受けは、前記第1軸に接している内周部と、前記第1ギアに接している外周部とを有してよい。前記弾性部材は、前記軸受けの前記内周部を付勢してよい。前記軸受けの前記外周部は、前記対向面を付勢してよい。
(3)
上記(1)又は(2)の関節ユニットは、前記第1軸に固定されている第1固定部材を更に有してよい。前記弾性部材は、前記第1固定部材と前記軸受けとの間に配置されてよい。
(4)
上記(1)乃至(3)のうちのいずれかの関節ユニットは、前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちの前記第1ギアとは異なるギアである第2ギアを回転可能に支持している第2軸と、前記第1軸に固定されている第1固定部材とを更に有してもよい。前記第1軸線は、前記第2軸に規定されている第2軸線に対して交差してよい。前記第1固定部材は、前記第1軸線に沿った方向で前記軸受けを挟んで前記対向面の反対側に位置してよい。前記第1軸及び前記第1固定部材は、前記第2軸に対し、前記第1軸線に沿った方向に動くことができてよい。前記弾性部材は、前記第1軸を付勢してよい。
(5)
上記(4)の関節ユニットは、前記第1軸に固定されている第2固定部材を更に有してよい。前記第2固定部材は、前記第1軸線に沿った方向で前記軸受けを挟んで前記第1固定部材の反対側に配置されてよい。前記弾性部材は、前記軸受けと前記第2固定部材との間に配置されてよい。前記弾性部材は、前記軸受けから離れる方向に前記第2固定部材を付勢してよい。
(6)
上記(1)乃至(5)のうちのいずれかの関節ユニットにおいて、前記第1ギア及び前記軸受けは、弾性部材の変形量よりも短い距離でのみ、前記第1軸線に沿った方向での動きが許容されてよい。このようにすることで、対向ギアと中間ギアとの間のバックラッシを適正にできる。
(7)
上記(3)の関節ユニットにおいて、前記第1固定部材は、前記第1軸の端部に固定されている被固定部と、前記被固定部から前記軸受けに向けて延びている延伸部とを有してよい。前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記延伸部の端面によって制限されてよい。
(8)
上記(7)の関節ユニットにおいて、前記端面と前記軸受けとの間に配置され、且つ前記端面と前記軸受けとの間で前記第1軸線に沿って動くことができる可動部材を更に有してよい。前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記端面と前記可動部材との間の隙間の範囲内に制限されてよい。
(9)
上記(7)又は(8)の関節ユニットは、前記第1軸に対する前記第1ギアの相対的な回転角度を検出する回転センサを更に有してよい。前記回転センサは、前記第1軸の端部に固定されているセンサ固定部と、前記第1軸線に沿った方向でセンサ固定部と対向し、且つ前記第1ギアとともに回転するセンサ回転部とを有してよい。前記第1固定部材は、前記センサ固定部を支持してよい。
(10)
上記(7)乃至(9)のうちのいずれかの関節ユニットにおいて、前記第1固定部材は、前記軸受けが配置さている方向に開口している凹部を有してよい。前記弾性部材は、前記凹部に収納されてよい。
(11)
上記(5)の関節ユニットにおいて、前記第2軸は、前記第1軸の一部分を収納している孔部を有してよい。前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記孔部の縁と前記第2固定部材との間の隙間の範囲内に制限されてよい。
(12)
上記(1)乃至(11)のうちのいずれかの関節ユニットにおいて、前記第1ギアは前記中間ギアであってよい。前記弾性部材は、前記中間ギアを前記2つの対向ギアへ付勢してよい。
1A,1B 関節ユニット、2,2A,2B 対向ギア、3 中間ギア、4,4A,4B モータ、21,31 傘歯部、21a,31a 歯、22 駆動ギア、32 基部、23,33 筒部、23a,33a,51a,232 対向面、5 軸、51 第1軸部、52 第2軸部、53 固定部材、53a 被固定部、53b 延伸部、53c,90a 端面、54,240,270 固定具、61,62 軸受け、61a,62a 内周部、61b,62b 外周部、71,271 接続部材、72,272 蓋部材、80,250 弾性部材、90 可動部材、110 第1回転センサ、120 第2回転センサ、111,121 センサ固定部、112,122 センサ回転部、210 第1軸、211 凸部、220 第2軸、221 収納部、222,223 縁、230 第1固定部材、231 取付穴、260 第2固定部材、Ax1 第1軸線、Ax2 第2軸線、D1,D2,D3,D4 隙間、S1,S2,S3,S4 スペース、W1,W2,W3,W4,W5 直径。

Claims (11)

  1. 対向する2つの傘歯ギアである2つの対向ギアと、
    前記2つの対向ギアの双方に噛み合う傘歯ギアである中間ギアと、
    前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちのいずれかのギアである第1ギアを回転可能に支持している第1軸と、
    前記第1ギアと前記第1軸との間に配置されている軸受けと、
    弾性部材と、
    前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちの前記第1ギアとは異なるギアである第2ギアを回転可能に支持している第2軸と、
    前記第1軸に固定されている第1固定部材と、を有し、
    前記第1ギアは、前記第1軸に規定されている第1軸線に沿った方向において前記軸受けと対向している対向面を有し、
    前記弾性部材は、前記軸受けを介して前記対向面を前記第1軸線に沿った方向に付勢し、
    前記第1軸線は、前記第2軸に規定されている第2軸線に対して交差し、
    前記第1固定部材は、前記第1軸線に沿った方向で前記軸受けを挟んで前記対向面の反対側に位置し、
    前記第1軸及び前記第1固定部材は、前記第2軸に対し、前記第1軸線に沿った方向に動くことができ、
    前記弾性部材は、前記第1軸を付勢する
    関節ユニット。
  2. 対向する2つの傘歯ギアである2つの対向ギアと、
    前記2つの対向ギアの双方に噛み合う傘歯ギアである中間ギアと、
    前記2つの対向ギアと前記中間ギアとのうちのいずれかのギアである第1ギアを回転可能に支持している第1軸と、
    前記第1ギアと前記第1軸との間に配置されている軸受けと、
    弾性部材と、
    前記第1軸に固定されている第1固定部材と、を有し、
    前記第1ギアは、前記第1軸に規定されている第1軸線に沿った方向において前記軸受けと対向している対向面を有し、
    前記弾性部材は、前記第1固定部材と前記軸受けとの間に配置され、且つ前記軸受けを介して前記対向面を前記第1軸線に沿った方向に付勢し、
    前記第1固定部材は、前記第1軸の端部に固定されている被固定部と、前記被固定部から前記軸受けに向けて延びている延伸部とを有し、
    前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記延伸部の端面によって制限されている
    関節ユニット。
  3. 前記軸受けは、前記第1軸に接している内周部と、前記第1ギアに接している外周部と、を有し、
    前記弾性部材は、前記軸受けの前記内周部を付勢し、
    前記軸受けの前記外周部は、前記対向面を付勢する
    請求項1又は2に記載される関節ユニット。
  4. 前記第1軸に固定されている第2固定部材を更に有し、
    前記第2固定部材は、前記第1軸線に沿った方向で前記軸受けを挟んで前記第1固定部材の反対側に配置されており、
    前記弾性部材は、前記軸受けと前記第2固定部材との間に配置されており、
    前記弾性部材は、前記軸受けから離れる方向に前記第2固定部材を付勢する
    請求項1に記載される関節ユニット。
  5. 前記第1ギア及び前記軸受けは、弾性部材の変形量よりも短い距離でのみ、前記第1軸線に沿った方向での動きが許容されている
    請求項1又は2に記載される関節ユニット。
  6. 前記端面と前記軸受けとの間に配置され、且つ前記端面と前記軸受けとの間で前記第1軸線に沿って動くことができる可動部材を更に有し、
    前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記端面と前記可動部材との間の隙間の範囲内に制限されている
    請求項2に記載される関節ユニット。
  7. 前記第1軸に対する前記第1ギアの相対的な回転角度を検出する回転センサを更に有し、
    前記回転センサは、前記第1軸の端部に固定されているセンサ固定部と、前記第1軸線に沿った方向でセンサ固定部と対向し、且つ前記第1ギアとともに回転するセンサ回転部とを有し、
    前記第1固定部材は、前記センサ固定部を支持している
    請求項2に記載される関節ユニット。
  8. 前記第1固定部材は、前記軸受けが配置さている方向に開口している凹部を有しており、
    前記弾性部材は、前記凹部に収納されている
    請求項2に記載される関節ユニット。
  9. 前記第2軸は、前記第1軸の一部分を収納している孔部を有し、
    前記第1ギア及び前記軸受けが前記第1軸線に沿った方向で移動できる距離は、前記孔部の縁と前記第2固定部材との間の隙間の範囲内に制限されている
    請求項4に記載される関節ユニット。
  10. 前記第1ギアは前記中間ギアであり、
    前記弾性部材は、前記中間ギアを前記2つの対向ギアへ付勢する
    請求項1又は2に記載される関節ユニット。
  11. 前記弾性部材はコイルバネである
    請求項1又は2に記載される関節ユニット。
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