JP7843763B2 - 磁気式閉止装置付きドリンクブラダ - Google Patents

磁気式閉止装置付きドリンクブラダ

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Description

本提案の解決手段は、第1の閉止部と第2の閉止部との間に形成された開口部を閉止する閉止装置を備えるドリンクブラダ(Trinkblase)(drink bladder)に関する。
閉止装置で開口部を閉止することにより、ドリンクブラダの中空体内の空洞が閉じられる。例えばスクリューキャップ等の様々な解決手段が実際のところ知られており、ユーザ側の不注意による開封からドリンクブラダが実質守られる。
しかしながら、ドリンクブラダで従来用いられてきた閉止装置は、特に革新的なものや価値あるものと普段捉えられていないだけでなく、ユーザによる取扱いの観点からいって必ずしも快適なものでない。そのため、ドリンクブラダには、この点に関して改良の必要性がまだまだある。特に、例えば、閉止装置によって閉止されたドリンクブラダは空洞内の内部圧力が上昇するため、閉止装置の閉止部にかなりの大きな力(力の上昇)が加わり得るという点への考慮がなされる必要がある。
この点について、請求項1に記載されたドリンクブラダは、従来技術から知られている解決手段への改良となる。
本提案のドリンクブラダは、液体を収容する中空体と、閉止装置と、を備える。前記中
空体は、少なくとも1つの可撓性の壁部、および飲料用チューブとの接続用の少なくとも1つのポートを有する。第1の閉止部と第2の閉止部との間に形成されて前記閉止装置によって閉止されることが可能な開口部を介して、前記中空体に液体が充填されることが可能である。前記閉止装置は、前記第1の閉止部上の第1の閉止部品、および前記第2の閉止部上の第2の閉止部品を含み、
-前記第1の閉止部品は、長手側が横方向に沿って延びる第1の帯体を有し、
-前記第2の閉止部品は、長手側が前記横方向に沿って延びる第2の帯体を有し、
-前記第1の閉止部品と前記第2の閉止部品は、前記閉止装置の閉止位置にて、前記第1の閉止部と前記第2の閉止部が互いに接触して当該第1および第2の閉止部品と共に閉止複合体(2V)を形成すべく磁気的に吸引し合うように協働するものであり、
-前記閉止複合体は、前記第1および第2の閉止部品により加わる磁力に抗して前記第1および第2の閉止部が互いに適切に分離させられて前記開口部を解放することが可能な解除位置から、当該第1および第2の閉止部を少なくとも1回折り畳む(einmaligem
Umfalten)か又は丸める(Einrollen)ことで、密封位置へと調節されることが可能である。
前記閉止装置は、さらに、密封位置に位置した前記閉止複合体を固定する固定機構を含む。
一設計例において、前記閉止装置は、さらに、密封位置にて前記閉止複合体と磁気的に吸引し合うように協働する、第1の閉止部上の第3の閉止部品を含み得る。この追加の固定機構により、前記密封位置の追加の機械的固定を行うことが可能となり、同固定機構により、前記第3の閉止部品から前記閉止複合体が不所望に離脱することが防がれる。しかしながら、本提案の解決手段は、原則として、磁気的に吸引し合うように前記閉止複合体と協働するそのような第3の閉止部品がなくても有利なものである。
本提案のドリンクブラダの一設計例では、閉止装置が、前記閉止部を、少なくとも1回折り畳むか又は丸めることによって密封位置へと調節することが可能なものとなっている。さらに、前記固定機構により、前記閉止装置で前記開口部を閉止した状態の前記中空体内の内部圧力の上昇に起因して前記閉止複合体が上記のようにして到達した密封位置から(不所望に)離脱しないようにするための固定が行われる。本提案の閉止装置は、前記閉止装置により閉止された状態のドリンクブラダの中空体上の前記第1および第2の閉止部に内部圧力の上昇によって剪断力及び/又は持ち上げ力が作用した場合にも、少なくとも1回折り畳むか又は丸めることによって到達した密封位置が不所望に開かれることがないようにするのに(前記閉止複合体と磁気的に協働する第3の閉止部品の有無に特にかかわらず)有利であることが判明した。このとき、追加の固定機構により、特に、前記第1および第2の閉止部品の前記帯体の真ん中部分に対して当該帯体の長手延在方向と直交する方向で働く剪断力、および/または、前記閉止複合体の長手方向端部に対して前記閉止部品同士を互いに引き離そうと作用する持ち上げ力に対して効果的に抵抗することが可能である。
つまり、前記固定機構は、原則的に、前記密封位置にて:
-前記内部圧力の上昇に起因して前記第1および第2の帯体の長手方向端部に働いて当該第1および第2の帯体の互いに対向する長手方向端部同士を互いに引き離そうとする持ち上げ力に抵抗するように、かつ/あるいは、
-前記内部圧力の上昇に起因して前記閉止装置における前記第1および第2の閉止部と平行に延びる平面上での前記第1および第2の帯体の真ん中部分に作用する剪断力に抵抗するように、
構成されたものであり得る。
したがって、前記固定機構は、特に、前記第1および第2の閉止部品間や、前記閉止複合体と第3の閉止部品や、前記閉止複合体と前記密封位置にて当該閉止複合体と対向配置することになる壁部との間に働く剪断力に抵抗するように構成されたものであり得る。
本提案の解決手段は、ユーザが加える解除力が前記閉止複合体に対して特別な所定方向に沿って作用するものでない限り、密封位置の前記閉止複合体が前記解除位置へといかなる場合も変位されなくなるような追加の機械的固定を、閉止位置での前記閉止部同士の接触によって行うという基本思想を起点としたものである。
これにより、特に、前記閉止複合体が不所望に開かれるようなことを無くすことができる。つまり、前記追加の固定機構は、手動で作動させることが可能、すなわち、解除することが可能であり、これにより、前記閉止複合体を前記解除位置へと再調節することができるようになっている。もっとも、ユーザ側に前記固定機構の解除の意図がなければ、前記閉止複合体は、前記解除位置へと調節されないように阻止されたままである。すなわち、前記第1および第2の閉止部品の帯体により、前記閉止部分に対して(場合によって既に密封済みの)止め部がもたらされると共に、前記固定機構により、当該止め部が不所望に開かれないように機械的に固定される。したがって、前記固定機構の機械的な固定によって防がれる前記密封位置からの離脱とは、ユーザが前記閉止装置に意図的に力をかけた場合においての誤った様式での離脱に限らず、特には、ユーザによって加えられたものでない前記閉止装置への荷重による前記密封位置からの(少なくとも部分的な)離脱も対象になると理解されたい。
前記密封位置での前記第1および第2の閉止部は、折り畳まれた形態又は丸められた形態で存在し得て、具体的には、当該第1および第2の閉止部(したがって、これらの閉止部を含めた壁部)が、前記横方向と直交する断面において、延在経路に沿って180°ぶん少なくとも一回は折り曲げられている。
前記帯体は、前記閉止部上に位置していることで、当該閉止部に対して働きかけるようになっている。前記閉止部品同士は、磁気的に吸引し合うように協働する。したがって、前記第1および第2の閉止部品が閉止位置にあるとき、当該閉止部同士は互いに接触した状態に磁気的に保持される。
前記第1の帯体および/または前記第2の帯体は、磁気的に相互に作用するために、それぞれ磁性材料で構成されたものとされ得る。例えば、これらの帯体は、磁性粒子の形態の磁性材料が混入したプラスチック材料、特には、ポリマー材料やシリコーン材料で形成されたものとされる。変形例として、これらの帯体は、個別の磁気要素同士の磁石配置構造をそれぞれ収容したものとされてもよく、これらの帯体は、当該磁石配置構造同士が相互に作用することによって磁気的に吸引し合うように協働する。それぞれの閉止部品が永久磁石として機能するという構成が考えられ得る。例えば、前記帯体同士を永久磁石粒子で形成するという構成、つまり、永久磁石材料からなるものとするという構成や、前記閉止部品同士の各々の磁石配置構造を永久磁石同士の配置構造で形成するという構成が考えられ得る。もっとも、変形例として、一方の閉止部品が永久磁石として機能するとともに、他方の閉止部品が強磁性の電機子体として機能するという構成も可能である。強磁性的に機能するほうの閉止部品は、例えば、強磁性材料(例えば、強磁性粒子が混入したプラスチック材料)の帯体を有するものや、個別の複数の強磁性要素を含んだものとされる。
閉止部品が個別の磁気要素同士の磁石配置構造を含んだものである場合、これら個別の磁気要素は、例えば、前記横方向に沿って直線状に並べられたものとされ得る。これら個別の磁気要素は、例えば、前記横方向に沿って互いに等間隔に離間したものとされ得る。もっとも、前記個別の磁気要素同士を2次元行列の要領で行と列に配置することも考えられ得て、かつ、可能である。
原則として、第3の閉塞部も、前記横方向に沿って延びる第3の帯体を有するものとされ得る。例えば、当該第3の閉止部品は、第1の壁部のうちの、前記第1の閉止部とは別の偏位した部分上に設けられる。前記第3の閉止部品は、例えば、前記閉止位置にて、前記第1の閉止部品と磁気的に吸引し合うように協働することで前記閉止複合体を前記密封位置に保持するものであり得る。
前記第3の閉止部品は、前記第1の閉止部から前記横方向と直交に空間的に偏位して設けられたものであり得る。つまり、このような設計例では、前記第3の閉止部品の第3の帯体が、前記第1の閉止部品から横に偏位しつつ当該第1の閉止部品の前記第1の帯体と平行に延びて構成されたものとなる。
前記閉止位置にて、前記第3の帯体と前記第1の帯体は、例えば、表面同士が互いに向かい合った面対向状態となり得る。これら第1および第3の閉止部品は、第1の閉止部品が第3の閉止部品に対して所定の位置関係で保持されるべく磁気的に吸引し合うように協働する。
一設計例において、前記第1の帯体及び/又は前記第2の帯体及び/又は第3の閉止部品の第3の帯体は、弾性構造とされる。例えば、帯体は、前記閉止装置が挿設される中空体の壁部よりも剛性が高くなるようにされ得ると同時に、特に、前記横方向と直交する縦方向周りに曲げられることができるような弾性を有する。
前記閉止複合体が前記密封位置に位置した際には、前記固定機構により、当該閉止複合体と前記第1の閉止部品に連結した壁部との間および/または当該閉止複合体と前記第3の閉止部品との間に追加の接続がもたらされ得る。前記閉止複合体と前記第3の閉止部品との間の接続とは、例えば、前記密封位置にて前記固定機構によって前記第1の閉止部品と前記第3の閉止部品との間や前記第2の閉止部品と前記第3の閉止部品との間が接続される場合も包含する。前記固定機構によりもたらされる前記追加の接続は、前記閉止装置に働く剪断力を吸収する形状連結(Formschluessig)による接続であり得る。
例えば、前記固定機構は、形状連結によって前記閉止複合体を前記第3の閉止部品から離脱しないように固定する、少なくとも1つの固定部品を含む。原則として、当該形状連結は、前記閉止複合体の前記密封位置にて既に発生しているものであり得る。しかしながら、同形状連結の設計例には、前記閉止複合体を前記第3の閉止部品から離脱しないように固定する形状連結が前記閉止装置に一定の荷重が働いた場合にのみ生じるという設計例も包含される。
一改良例において、前記固定機構は、前記閉止複合体の前記密封位置にて当該閉止複合体を前記第3の閉止部品から離脱しないように固定すべく互いに形状係合によって協働する少なくとも2つの固定部品を含む。これら少なくとも2つの固定部品も、前記閉止複合体が前記密封位置に達した際に既に互いに形状係合状態となっているものであってよいし、あるいは、前記閉止装置にある程度の荷重が作用することで互いの形状係合が自動的に実現されるような相対位置へと当該2つの固定部品同士が少なくとも移行させられるものとされてもよい。
これに基づく一改良例では、第1の固定部品および第2の固定部品が設けられており、当該第1の固定部品が、前記閉止複合体を前記第3の閉止部品から離脱しないように固定すべく当該第2の固定部品の背後に係合するように構成されている。背後からの相応の係合、つまり、前記固定機構に形成されたアンダーカット部への係合により、まず、前記2つの固定部品同士の効果的な形状固定を確実に行うことが可能となる。ほかにも、これによって、選択的な解除動作でしか前記固定部品同士を再び脱係合状態とすることができないという構成を比較的容易に実現することが可能となる。これにより、特に、前記閉止装置に荷重がかかることで前記固定部品同士が不所望に外れるということがなくなる。
前記固定機構の固定部品は、原則的に、どの閉止部品に形成されることも可能である。これに代えて又はこれに加えて、固定部品は、前記閉止装置のうち、閉止部品とは別の構成要素により形成されたものとされてもよい。
一設計例において、前記閉止装置は、前記閉止複合体を前記第3の閉止部品から離脱しないように形状連結によって阻止することのできる固定位置に前記固定機構の少なくとも1つの固定部品を位置決めする、少なくとも1つの磁気要素を含む。ここでの、対応する磁気要素も、磁性粒子の形態の磁性材料によって形成するということが可能である。変形例として、磁気要素は、前記閉止装置のうちの対応する箇所に設けられた永久磁石からなるものとされてもよい。
少なくとも1つの磁気要素の作用によって固定位置に位置決めされた状態の前記固定機構の固定部品は、前記閉止複合体を前記解除位置へと調節されないように固定すべく既に形状係合状態にあるものとされてもよい。もっとも、固定位置での当該固定部品は、前記閉止装置にさらなる荷重が働いた際にのみ係合位置へと変位して形状阻止係合を生じることになるように途中の位置に位置決めされたものとされてもよい。
また、一設計例では、前記閉止複合体が密封位置に移行した際に、前記少なくとも1つの固定部品も、前記少なくとも1つの磁気要素の作用によって既に前記固定位置へと調整されている。つまり、前記閉止複合体が前記密封位置に到達した際に、前記少なくとも1つの固定部品は、前記少なくとも1つの磁気要素によって確実に固定位置に位置していることになる。
代替的な一設計例において、前記少なくとも1つの固定部品は、前記閉止複合体の移行が終わってからでのみ、密封位置へと調節されることが可能であり、つまり、前記固定位置方向への調節が、事後的に行われるものとされる。この事後的な調節は、少なくとも前記固定位置に到達するまでの調節経路の最後の部分において、前記少なくとも1つの磁気要素によって補助され得る。これにより、前記少なくとも1つの固定部品による前記固定位置の所定位置の到達が、磁気的な吸引によって補助される。
前記閉止複合体と前記第1の閉止部品に連結した壁部との間には、原則的に、到達した係合位置を固定するための追加の形状連結が設けられ得る。例えば、そのための一設計例では、前記固定部品が前記係合位置に位置した際に壁部側の掛け止め開口に係合する例えば掛け止めノーズ部や掛け止めウェブ部等の形態の少なくとも1つの形状嵌合要素が、前記閉止複合体側に設けられる。
一設計例では、前記閉止複合体に追加の固定要素が設けられており、当該追加の固定要素には、前記固定機構の少なくとも1つの固定部品が、前記第1および第2の閉止部品から距離を隔てて固着している。当該固定要素は、例えば、可撓性の又は剛体の支持体に前記少なくとも1つの固定部品が固着してなるものである。例えば、同固定部品は、前記第1および第2の閉止部品の前記帯体の延在方向を横切って延びる空間方向へと当該第1および第2の閉止部品から偏位して設けられる。このように、追加の固定要素に設けられた同固定部品により、前記密封位置での前記閉止複合体の機械的な拘束が、前記第1および第2の閉止部品から距離を隔てたところ、場合によっては、前記第3の閉止部品からも距離を隔てたところで行うことが可能となる。上記の既述例で言えば、このような構成は、例えば、前記追加の固定要素に設けられた固定部品が第1の固定部品を形成しており、前記閉止複合体の前記密封位置にて、当該第1の固定部分が、前記第1の閉止部品に連結した壁部に設けられた(特には、固着した)第2の固定部分に形状連結するというものからなり得る。特に、これらの第1および第2の固定部品は、密封位置にある前記閉止複合体が前記解除位置へと調節されないように追加の固定を行う磁気閉止部の一部を形成し得る。
一設計例において、前記固定機構は、前記閉止複合体が密封位置に移行した後で、当該閉止複合体を固定する固定位置へと1つ以上のジョイント軸周りのピボットによって調節されることが可能な少なくとも1つの固定部品を含む。結果として、前記少なくとも1つの固定部品は前記固定位置にて、密封位置に位置した前記閉止複合体を、前記第3の閉止部品から離脱しないように固定する。ここでは、前記閉止複合体が前記密封位置へと調節された後で、固定位置への同固定部品のジョイント軸周りのピボットが行われ得る。つまり、本設計例では、前記少なくとも1つの固定部品が、例えば事後的にユーザによって固定位置へと選択的にピボットされることにより、前記閉止複合体の追加の固定が行われる。
前記ジョイント軸は、例えば、前記少なくとも1つの固定部品を前記閉止複合体、前記閉止装置の第3の閉止部品、または前記第1もしくは第2の閉止部に連結した壁部とジョイント接続するジョイント部によって形成されたものであり得る。つまり、最後の場合の同固定部品は、密封位置に位置した前記閉止複合体に対する(前記第1および第2の帯体による長手方向の延在を横切って延びる)視線方向に沿って視て前側にある第1の壁部または後側にある第2の壁部と関節接続されたものであり得る。
前記ジョイント軸は、例えば、フィルムヒンジまたはフィルムによって形成されている。フィルムヒンジやフィルムを用いることにより、回動可能な固定部品を比較的安価に前記閉止装置に設けることが可能となる。例えば、前記ジョイント軸を形成する前記フィルムは、前記ドリンクブラダの、任意の前記閉止部と連結した壁部の一部であり得る。
前記閉止装置を可能な限りコンパクトに保つために、一設計例では、前記少なくとも1つの固定部品が前記フィルムヒンジによって前記第3の閉止部品に接続されている。つまり、結果として前記少なくとも1つの固定部品は、前記フィルムヒンジによって前記第3の閉止部品に関節接続されたものとなる。これにより、同固定部品を別体の部品に設ける必要がなくなる。
一設計例では、前記少なくとも1つの固定部品が固定位置に位置することで、前記密封位置に位置した前記閉止複合体と前記第3の閉止部品との間に、形状嵌合連結、つまり、特に剪断力及び/又は持ち上げ力を吸収する連結がもたらされる。例えば、前記閉止複合体が前記密封位置に到達した後に、前記フィルムヒンジによって同固定部品を固定位置へと前記第3の閉止部品の第3の帯体に対して回動させて、同固定部品を当該閉止複合体に形状連結させるという構成も可能となる。同固定部品は、前記フィルムヒンジを介して前記第3の帯体の長手方向端部に設けられ得る。同固定部品は、例えばタブ状、特には帯状の構造とされる。
前記少なくとも1つの固定部品には、前記ジョイント軸周りにピボットしてなる前記固定位置での同固定部品との形状連結のために前記固定機構のさらなる固定部品が当該固定位置にて形状係合する少なくとも1つの受入部が設けられ得る。例えば、同固定部品に、前記さらなる固定部品の突出ピン又はウェブが前記固定位置にて係合する開口がこのために設けられる。これに代えて又はこれに加えて、前記少なくとも1つの固定部品に、前記固定位置にて前記固定機構のさらなる固定部品における受入部に係合する形状嵌合要素(Formschlusselement)が設けられてもよい。このときも、対応する形状嵌合要素は、さらなる固定部品における対応する受入部に挿入されるピン又はウェブによって形成され得る。特には、上記のさらなる固定部品が、前記閉止複合体の所与の閉止部品、すなわち、例えば前記第1の閉止部品等に形成され得る。
代替的な構成として又は追加の構成として、前記固定機構は、前記閉止複合体の(前記帯体の長手延在方向を基準とした、つまり、前記横方向を基準とした)長手側端部の、壁部又は第3の閉止部品への選択的な機械的固定を行う少なくとも1つの固定部品を含んでいてもよい。同長手方向端部側でのこのような固定は、とりわけ、縦方向の持ち上げに抵抗するほか、場合によっては、剪断にも抵抗する。特に、この目的に用いられる固定部品には、例えば、既に上述したような関節接続型の固定部品も包含される。もっとも、これには、例えば固定部品が面ファスナー(Klettband)、Oリング、または長手方向端部上に被せるスリーブで形成されるその他の設計例も当てはまる。
既に上述したように、前記閉止複合体は、前記第1および第2の閉止部品を前記閉止位置に位置させた状態で第1の空間方向(例えば、デカルト座標系を基準としたx方向)と平行なピボット軸周りにピボットさせることにより、前記解除位置から前記密封位置へと移行させることができる。結果として、このとき、前記閉止複合体は、前記第1の空間方向と平行な前記ピボット軸周りに例えば約180°折り畳まれることになる。すると、前記閉止複合体を前記第3の閉止部品に対する密封位置に保持するための(結果として伴う)磁力が、前記第1の空間方向と直交に延びる第2の空間方向(y)と平行な空間軸に沿って作用する。このような例の前記固定機構によれば、前記閉止複合体が、剪断力によって前記第3の閉止部品から離脱しないように、すなわち、前記第1の空間方向(x)と直交するとともに前記第2の空間方向(y)とも直交する第3の空間方向(-z)に向いた剪断力によって離脱しないように固定される。結果として、前記第3の空間方向に向いた剪断力が前記閉止複合体に働いたとしても、前記固定機構により、当該閉止複合体は、同空間方向に変位しないように、つまり、前記解除位置へと変位しないように固定されることになる。
前記閉止複合体は、例えば、前記固定機構が当該閉止複合体を前記第3の空間方向に沿って前記第3の閉止部分に対して許容度を超えて変位しないように固定する、つまり、折り戻されないようにも固定する前記固定位置へと、前記解除位置から折り畳まれることが可能である。この第3の空間方向は、前記閉止複合体が前記密封位置に折り畳まれる方向成分のちょうど反対方向である。これにより、前記固定機構は、前記閉止装置への荷重、例えば、前記閉止装置によって閉止された空洞内の内部圧力の上昇に起因した荷重が加わったとしても、前記第3の閉止部品から前記閉止複合体が持ち上がったり剪断されたりするようなことを防ぐことができる。
一設計例において、前記閉止複合体が前記第3の空間方向に沿って調節されるのを阻止する固定部品は、前記閉止複合体が前記密封位置に達した際にまず途中の位置に位置させられた後でのみ、係合位置へと変位させられることが可能なものとされる。このときの前記固定機構の同固定部品は、前記閉止複合体が密封位置へと移行する際に、磁気的な吸引によって前記途中の位置まで(だけ)位置決めされ得る。
ここでも、代替的な構成であるか又は追加の構成である一設計例として、例えば所与の固定部品が前記固定機構の別の固定部品の背後に係合するという前記係合位置への変位が、少なくとも1つの(追加の)磁気要素によって補助されるようにしてもよい。前記少なくとも1つの固定要素を前記途中の位置から前記係合位置へと調節する少なくとも1つの磁気要素が設けられ得る。つまり、前記閉止複合体が密封位置に達し、それゆえ、前記固定部品が前記途中の位置に存在している際の、同固定部品の前記係合位置へのさらなる調節が、磁力の作用によって補助されることになる。
また、前記途中の位置から前記係合位置への磁気的な補助有りの調節には、前記閉止複合体が密封位置にあるときに、前記固定機構の磁石配置構成体によって前記固定部品の位置についての双安定的な状態が定まるということも伴い得る。つまり、同固定部品は、最初は前記磁石配置構成体によって前記途中の位置に保持される。しかし、前記閉止装置に荷重が働いて前記閉止複合体が前記解除位置の方向に変位することになると、これに関連して同固定部品に小さな変位運動が生じることで、互いに吸引し合う効果を持つ磁気要素同士に変化が生まれる結果、同固定部品が磁気的な補助を受けながら前記係合位置へと変位する。これは、具体的に述べると、前記固定機構が、前記閉止複合体に剪断力が作用した際に当該剪断力の作用方向への前記固定部品の小規模の変位運動を可能にすべく構成されており、それにより、前記係合位置への同固定部品の磁気的な補助有りの変位がもたらされるということからなる。
前記固定部品が磁気的な補助有りで前記途中の位置から前記係合位置へと変位するのか否かにかかわらず、一設計例では、前記開口部を介してアクセス可能な前記空洞内の内部圧力の上昇により、前記少なくとも1つの固定部品が前記途中の位置から前記係合位置へと変位させられることが可能とされ得る。つまり、このときの前記固定機構は、前記空洞に働く内部圧力が上昇した場合、すなわち、閾値を超える圧力が当該空洞に働いた場合に、同固定部品が自動的に前記係合位置へと変位するように構成される。前記ドリンクブラダの前記空洞に液体を充填した後の、特に輸送中や荷重がかかった際には、前記閉止装置の前記固定機構の前記固定部品が前記途中の位置から前記係合位置へと自動的に変位する程の内部圧力の上昇が生じる可能性がある。結果として、本提案の閉止装置のこのような設計例により、自動的に、すなわち、ユーザが前記固定機構に働きかけることなく、前記閉止複合体の密封位置を前記解除位置へと調整されることのないようにする機械的な固定が、追加で行われることになる。前記ドリンクブラダへの荷重が無くなった後の、前記途中の位置への前記固定部品の復帰についても、自動的に行われ得る。これにより、前記固定機構の解除、つまり、前記閉止装置の開放が容易となる。このように、同固定機構によって追加で行われる前記密封位置の機械的な固定は、前記閉止装置を開放するうえでユーザにとって何ら邪魔な影響を及ぼすものでない。
一設計例において、例えば、前記第1の閉止部品の前記第1の帯体は、前記閉止装置によって閉止される前記中空体の空洞を画成する第1の壁部の、内層と外層との間に収められている。これに加えて又はこれに代えて、前記第2の閉止部品の前記第2の帯体は、前記中空体の第2の壁部の、内層と外層との間に収められたものであり得る。したがって、大型の帯状のテープとして構成され得る各帯体は、内層と外層との間の中間層に位置し、すなわち、層間に収められ、つまり、内層によって内側が覆われるとともに外層によって外側が覆われる。
一設計例において、前記第1の閉止部は前記第1の壁部の前記内層によって形成されているとともに、前記第2の閉止部は前記第2の壁部の前記内層によって形成されている。つまり、各壁部の閉止部は、それぞれの壁部の内層と一体成形されている。これらの閉止部が前記閉止位置にて互いに面接触して密封止めを行うことにより、前記中空体が外部に向かって特には液密に密閉され、水分が当該中空体内部に入り込むことができないようになる。
一設計例において、前記第1の壁部及び/又は前記第2の壁部は可撓性である。特には、前記中空体が撓み可能かつ容易に成形可能に変形自在となって液体の収容に応じて形状を合わせることができるように、前記第1の壁部と前記第2の壁部の両方が可撓性かつ柔軟なものとされ得る。つまり、前記中空体は、これらの壁部によって袋の形態に構成される。
原則として、本提案の閉止装置の前記第1および第2の閉止部が連結した第1および第2の壁部は、連続した壁要素の一部であり得る。つまり、特には、前記第1および第2の壁部が一体品として形成されたものであり得る。例えば、断面視で互いに向かい合う第1および第2の壁部は、ブロー成形品の形態の単一の一体品の壁要素で形成されたものであり得る。
添付の図面は、本提案の解決手段の考えられ得る設計例を例示したものである。
例示的な一実施形態において、中空体と閉止装置とを備えるドリンクブラダを示す図である。 図1の配置構造の分解図である。 同ドリンクブラダの正面図である。 図3Aの線A-Aに沿った断面図である。 図3Bの部分Bの拡大図である。 例示的な他の実施形態において、中空体と閉止装置とを備えるドリンクブラダを示す図である。 図4の配置構造の分解図である。 同水分補給ブラダの正面図である。 図6Aの線C-Cに沿った断面図である。 図6Bの部分Cの拡大図である。 例示的なさらなる他の実施形態において、中空体と閉止装置とを備えるドリンクブラダを示す図である。 図7の配置構造の分解図である。 同ドリンクブラダの正面図である。 図9Aの線A-Aに沿った断面図である。 図9Bの部分Bの拡大図である。 図1~図9Cに示したドリンクブラダにおいて、本提案の固定機構が追加で設けられた一改良例の、ある位置における図である。 同改良例の、別の位置における図である。 2つの帯状の固定タブを含む追加の固定機構を備えた他の設計例の、折り畳まれた状態の図である。 同設計例の、固定位置へと回動させられた状態の図である。 荷重がかかった際に一方の固定部品が他方の固定部品の背後に係合する2つの固定部品を含む固定機構が設けられた別の設計例の、図3Cに対応した断面図である。 固定機構の固定部品が磁気的に補助されながら所望の位置に到達する一改良例の、図12に対応した図である。 突出した固定ウェブによって追加の機械的固定が行われる別の改良例の、図12に対応した図である。 本提案の閉止装置の別の設計例を備えた、本提案のドリンクブラダの別の設計例を示す正面図である。 図15の切断線A-Aに対応する断面図である。 閉止複合体が密封位置に達した際に当該閉止複合体の固定部品が磁力制御下で係合位置へと変位させられるだけでなく、当該閉止複合体側の追加の形状嵌合要素によって同係合位置が形成されることになる閉止装置の一改良形態の、閉止・開放の一段階を示した、図15Aの部分Cの拡大図である。 同閉止・開放の別の段階を示した、図15Aの部分Cの拡大図である。 同閉止・開放のさらなる別の段階を示した、図15Aの部分Cの拡大図である。 別の設計例の、閉止装置の閉止の一段階を示した、図16A~図16Cに対応した図である。 同閉止の別の段階を示した、図16A~図16Cに対応した図である。 閉止複合体側の固定部品が第1の閉止部品に設けられている別の設計例を示す、図17A及び図17Bに対応した図である。 同設計例を示す、図17A及び図17Bに対応した他の図である。
図1ないし図3A~図3Cに、ドリンクブラダ1の第1の例示的な実施形態を示す。ドリンクブラダ1は、壁部100,101によって画成された中空体10を含む。中空体10は、当該中空体10に設けられた出口部10Aに接続された例えば飲料用チューブ等に向けて当該出口部10Aから流れ出すことが可能な液体を溜めて保持するように構成されている。
壁部100,101は、例えば横方向xに沿って互いに隔てられた平行な両側縁と縦方向zに沿って視た下縁とで互いに溶着によって接合されていると共に、中空体10の内部空間、すなわち、壁部100,101により形成された空洞がドリンクブラダ1の閉止位置にて密閉されるべく上端領域で閉止装置2によって閉止されるようになっている。図3Cの断面図から分かるように、各壁部100、101は、中空体10の内部空間側に向いた内層106と外側に向いた外層107との2つの層106,107によって形成されている。
壁部100,101は、中空体10が撓み可能に変形自在となって当該中空体10内への液体の収容時に膨張することができるように可撓性の構造となっている。
閉止装置2は3つの閉止部品20,21,22を含む。これらの閉止部品20,21,22のうち、第1の閉止部品21は第1の壁部100の閉止部104上に、かつ、第2の閉止部品20は第2の壁部101の閉止部105上に、それぞれ対応する壁部100,101上で延長方向zに沿って同じ高さに延在するように設けられている。閉止部品20,21は、対応する壁部100,101の内層106によってそれぞれ形成された閉止部104,105が閉止装置2の閉止位置にて互いに面接触、つまり、密封接触して閉止複合体2Vを形成することになるべく磁気的に吸引し合うように協働する。
第3の閉止部品22は、第1の壁部100のうちの、当該第1の壁部100の閉止部104から偏位した部分102上に設けられており、図3Cに示す断面視で閉止部104からの延在経路に沿って見て、第1の閉止部21から横に偏位して位置している。
閉止部品20,21,22は、長手側が横方向xに沿って延びる、つまり、縦方向zを横切って延びる帯体202,212,222を、それぞれ有する。
閉止部品20,21,22は、磁気的に吸引し合うべく協働するように構成されている。図示の例示的な実施形態では、各帯体202,212,222が、磁気的に作用する材料から形成されている。例えば、帯体202,212,222は、磁気活性を有する粒子が埋め込まれたプラスチック材料またはシリコーン材料からなるものとされる。
各帯体202,212,222は、永久磁石として作用して図3Cに示す順で互いに磁気的に吸引し合うように相対する磁極対で互いに対向するものとされ得る。ほかにも、例えば、第1の閉止部品21の帯体212のみが永久磁石として機能する一方で、残りの帯体202,222は、対応する閉止部品20,22が磁性を有する電機子体として機能するような強磁性型とされてもよい。また、例えば、閉止部品20,21の帯体202,212が永久磁石となるように構成される一方で、第3の閉止部品22の帯体222が強磁性的に機能するという構成も考えられ得る。
例えば図3Cから分かるように、各帯体202,212,222は、対応する壁部100,101の内層106と外層107の間に収められている。閉止部品21,22の帯体212,222は、第1の壁部100の内層106と外層107との間に収められている一方で、閉止部品20の帯体202は第2の壁部101の内層106と外層107との間に収められている。
閉止部104,105は、第1の閉止部品21および第2の閉止部品20によって互いに面接触するように押し付けられる。これにより、壁部100,101の内層106によって形成されたこれらの閉止部104,105同士がメンブレンの要領で互いに接触することで、中空体10が密閉される。閉止部20,21によって形成された閉止複合体2Vは、第3の閉止部品22により、所定の閉止位置に保持される。図3Cから分かるように、閉止部104,105と当該閉止部104,105から横にオフセットした部分102,103との間の領域において、壁部100,101が180°折り曲げられる。これにより、密封位置での閉止装置2の緊密性がさらに高まる。
第1の閉止部品21および第2の閉止部品20は、それぞれ、ユーザが把持することの
できる把持体要素200,210を有する。具体的に述べると、閉止部品20,21を操作することで、当該閉止部品20,21を、もう一つの閉止部品である第3の閉止部品22から引き離して解除位置へと調節させることが可能となっている。同解除位置では、閉止部品20,21同士を横方向xと直交するとともに縦方向zとも直交する開放方向yに沿って互いに引き離すように動かすことができ、つまり、閉止部104,105を互いに引き離すことが可能となっている。よって、このようにして解放された前記開口部から、中空体10の内部へのアクセスが可能となる。
図4ないし図6A~図6Cに示す例示的な一実施形態では、帯体202,212,222全体が磁性材料からなるのではなく、収容開口201,211,221同士の配置構造を各自有しており、所与の磁石配置構造23,24,25における個別の磁気要素がそれぞれに格納されている。これら個別の磁気要素は、横方向xに沿って互いに隣り合わせで並べられることで、磁気要素同士の線状配列を形成している。前記閉止位置では、異なる閉止部品20,21,22の磁石配置構造23,24,25同士が磁気的に吸引し合うように協働することによって中空体10が閉止部104,105で密閉される。
磁石配置構造23,24,25の個別の磁気要素は、それぞれ、例えばネオジム材料製の個別の永久磁石によって形成されたものであり得る。もっとも、一つの磁石配置構造23,24,25または二つの磁石配置構造23,24,25のみが個別の永久磁石からなる一方で、残りの磁石配置構造23,24,25が強磁性的な活性を示す個別の複数の要素から構成されているという場合も考えられ得る。
図4ないし図6A~図6Cの例示的な実施形態のその他の点については、特に、抗菌活性剤を含有した材料からドリンクブラダ1の部品が製造されている点も含め、図1ないし図3A~図3Cの例示的な実施形態と機能的に同一である。これに関しては、全て先述の説明を参考されたい。
図7ないし図9A~図9Cの例示的な実施形態は、図4ないし図6A~図6Cの例示的な実施形態に対応しているものの、図4ないし図6A~図6Cの例示的な実施形態の第3の閉止部品22が省略されている。つまり、閉止装置2は、2つの閉止部品20,21のみで形成されている。ドリンクブラダ1のその他の点については、図4ないし図6A~図6Cのドリンクブラダ1と機能的に同一である。
図10A~図18Bに、本提案の解決手段の設計例として、閉止装置2が固定機構Sでさらに改良された設計例を示す。この固定機構Sにより、閉止複合体2Vの前記密封位置の追加の機械的固定が行われる。具体的に述べると、固定機構Sは、例えば、中空体10内への液体の収容による当該中空体10内の内部圧力の上昇に起因して作用する(xz平面上の若しくは縦方向z,-zの)剪断力及び/又は(空間方向yの)持ち上げ力を吸収するように構成されている。このような剪断力が生じると、閉止複合体2Vが第3の閉止部品22から引き離されて前記解除位置へとx方向と平行な空間軸周りに(上向きで)折りめくられるとともに2つの閉止部品20,21が互いに引き離れるように動くというリスクが高まる。
図10A及び図10Bの設計変更例では、閉止複合体2Vに、固定タブ3の形態の追加の固定要素が設けられている。この固定タブ3は、第2の閉止部品20に固着されており、一対の第1の固定部品3.1,3.2のための支持体を形成している。第1の固定部品3.1,3.2は、固定ピンというかたちで固定タブ3の内側面31から突出しているとともに、閉止複合体2Vの前記密封位置では、固定タブ3の外側面30によって完全に覆われるようになっている。
閉止複合体2Vが図10Bに対応する密封位置に折り畳まれると、第1の固定部品3.1,3.2は、固定機構Sのうちの、壁部100に設けられた第2の固定部品4.1,4.2へと自動的にスナップ形状係合する。z方向において第3の閉止部22から距離を隔てて設けられた第2の固定部品4.1,4.2には係合開口41,42が形成されており、それぞれに第1の固定部品3.1,3.2の前記固定ピンが定位置にスナップで入り込む。本例では、第1の固定部品と第2の固定部品との各対3.1/4.1,3.2/4.2に磁石配置構造が設けられており、閉止複合体2Vの折り畳み時に第1の固定部品3.1,3.2が対応の第2の固定部品4.1,4.2、つまり、固定タブ3に十分近付くと、第2の固定部品4.1,4.2上の形状係止位置への第1の固定部品3.1,3.2の各々の調節が、磁気的な補助を受けるようになる。各磁石配置構造の作用により、第1の固定部品3.1,3.2は、対応の第2の固定部品4.1,4.2の係合開口41,42において当該係合開口41,42から放射状に延びるように設けられた挿入間隙410,420沿いの適切な係止位置へとそれぞれ変位させられる。このようにして、固定部品の各対3.1/4.1,3.2/4.2は磁気的な補助有りの閉止体を形成する。
閉止複合体2Vが第3の閉止部品22に対する適切な密封位置に位置している際には、固定機構Sおよび噛み合い固定部品3.1/4.1,3.2/4.2により、閉止複合体2Vが前記解除位置へと折り戻されないようにする追加の機械的固定が生じている。固定機構Sを解除するには、第1および第2の固定部品3.1/4.1,3.2/4.2を脱係合させるための解除力Fが、固定タブ3へとユーザによって選択的に加えられる必要がある。解除力Fとは、固定タブ3に固着した第1の固定部品3.1,3.2を壁部側にある対応の第2の固定部品4.1,4.2の係合開口41,42から挿入間隙410,420のそれぞれに沿って変位させるために加えられなければならない力のことである。図示の例示的な実施形態では、挿入間隙410,420がz方向において互いに平行に延びている。そのため、解除力Fは、固定タブ3へとz方向に沿って加えられる必要がある。
もっとも、変形例として、挿入間隙410,420を別の向きにすることも当然ながら可能である。具体的には、挿入間隙410,420をそれぞれ横方向xに開いたものとすることで、固定タブ3を横方向に変位させてからでしか閉止複合体2Vの折り戻し、つまり、第3の閉止部品22から引き離しが可能とならないような構成が考えられ得る。
図11A及び図11Bの設計例では、固定機構Sが、第3の閉止部品22の第3の帯体222の長手方向端部のそれぞれに1つのフィルムヒンジ222A,222Bを介して設けられた細い帯状の固定タブ223A,223Bの形態の2つの固定部品を含んでいる。つまり、固定タブ223A,223Bは、それぞれ、フィルムヒンジ222A,222Bを介して第3の閉止部品22の帯体222に関節接続されている。
さらに、第2の閉止部品20の第2の帯体202に、固定機構Sの追加の固定部品である固定ピン204A,204Bが形成されている。固定ピン204A,204Bは、閉止複合体2Vが第3の閉止部品22に対する密封位置に位置したときに、帯体202からy方向に突出する。固定タブ223A,223Bには、貫通開口の形態の(剪断力)受入部224A,224Bがそれぞれ形成されている。(剪断力)受入部224A,224Bは、フィルムヒンジ222A,222Bによりそれぞれ形成されてz方向と平行に延びるジョイント軸周りに固定タブ223A,223Bを折り畳むことにより、対応する固定ピン204A,204Bと形状係合することが可能である。
固定ピン204A,204Bは、それぞれ、帯体202の長手方向端部から距離を隔てて設けられている。これにより、固定タブ223A,223Bの受入部224A,224Bが対応の固定ピン204A,204Bと係合している際には、帯体202の少なくとも一方の端部が常に固定タブ223A,223Bによって覆われていることになる。つまり、各固定タブ223A,223Bの平坦部は、帯体202の一部に直接突き合わせて配置されることになる。
第3の閉止部品22の固定タブ223A,223Bと閉止複合体2Vの第2の閉止部品20との間の、当該第2の閉止部品20との協働で定まる当該固定タブ223A,223Bの固定位置での図11Bに示すような形状連結を補助するために、閉止複合体2Vの磁気要素205A,205Bと固定タブ223A,223Bの磁気要素225A,225Bとによる磁石配置構造が設けられてもよい。一例として図11Aでは、閉止複合体2Vの磁気要素205A、205Bが第2の閉止部品20の第2の帯体202に設けられていて、固定タブ223A,223Bの磁気要素225A,225Bと磁気的に吸引し合うように協働する。これにより、折り畳み後の固定タブ223A,223Bの帯体202との接触、さらには、帯体側の各固定ピン204A,204Bによるタブ側の受入部224A,224Bへの係合が補助される。
それぞれ第3の閉止部22の一方に関節接続されている、図11A及び図11Bの例の固定機構Sの固定タブ223A,223Bにより、特に、中空体10内の内部圧力の上昇による第3の閉止部品22からの閉止複合体2Vの(空間方向yへの)持ち上げや閉止部品20,21,22の帯体の長手方向端部同士の(空間方向yへの)持ち上げ、つまり、空洞10に液体が充填されている場合の閉止装置2の不所望の開放が防がれる。
図12、図13及び図14では、各設計例の閉止装置2を、図3Cに対応する断面図で示している。図12、図13及び図14に示す各設計例の閉止装置2も、追加の固定機構Sを含んで構成されている。これらの固定機構Sにおいても、前記密封位置に位置した閉止複合体2Vの第3の閉止部品22からの離脱、つまり、特には第3の閉止部品22からの剪断、さらに、場合によっては2つの閉止層104,105同士の分離が防がれることになるが、ここでは、それが閉止複合体2Vと第3の閉止部品22との間の所定の形状嵌合によって行われる。一方で、各固定機構Sは、例えば液体を閉止部104,105間の前記開口部から中空体10に再充填したい場合等に、閉止複合体2Vを解除力Fで空間方向yに沿って(但し、閉止装置2に荷重がかかっていない状態で)引っ張ることによってユーザが当該閉止複合体2Vを第3の閉止部品22から簡単に引き離すことが可能なものであり、前記解除位置へと(上向きに)折り戻すことができるように構成されている。
図12の設計例の固定機構Sは、第1の閉止部21の固定フック216の形態の第1の固定部品を含む。閉止複合体2Vの前記密封位置にて、固定フック216は、第1の閉止部品21から(第1の)壁部100に向かって-y方向に突出する。このための固定フック216は、例えば、把持体要素210に形成されている。
閉止複合体2Vの前記密封位置にて、固定フック216は、固定機構Sのうちの、第3の閉止部品22により形成された第2の固定部品の固定用切欠き226に対向配置することになる。固定用切欠き226は、第1の閉止部品21から-y方向に突出した固定フック216が、-z方向に突出したフック端部によって当該固定用切欠き226に形状係合することができるように、つまり、第3の閉止部品22の背後へと局所的に係合することができるように、z方向に開いたものとされる。
閉止複合体2Vの前記密封位置での固定フック216は、当初、フック端部が固定用切欠き226に(未だ)係合していない途中の位置にある。しかしながら、当該途中の位置での固定フック216は固定用切欠き226に対向配置されており、中空体10内の内部圧力の上昇によって閉止装置2に荷重が働いた結果として方向-zの圧力成分すなわち剪断力成分Fが閉止複合体2に作用すると、当該固定フック216が固定用切欠き226に形状係合することになる。つまり、内圧圧力の上昇により、固定フック216は、第3の閉止部品22により形成された第2の固定部分の一部の背後に係合する係合位置へと変位させられ、これにより、第3の閉止部品22からの閉止複合体2Vの離脱を阻止する。このようにして、閉止複合体2Vは、空間方向-xと平行な空間軸周りに(図12の時計回り方向で)前記解除位置へと折り返されないように阻止される。
図13の改良例では、壁部100の、固定用切欠き226とは反対側に、y方向に突出した位置決め部227が設けられている。この壁部側の位置決め部227は、第1の閉止部品21の磁気要素210Mと磁気的に吸引し合うように協働する磁気要素227Mを有する。本例では、前記閉止部品側の磁気要素210Mが、把持体要素210に組み込まれている。閉止複合体2Vを密封位置へと折り畳んだ際の、磁気要素210M,227M間の磁気吸引力により、固定用フック216は固定用切欠き226に対して確実に適切な位置に位置決めさせられることが可能となる。具体的には、それにより、閉止複合体2Vを密封位置に折り畳んだ際に、固定フック216が固定用切欠き226と位置決めピン227との間に形成された係合開口2260へと適宜係合して固定用切欠き226に対して適切に対向配置させられるので、固定フック216を固定用切欠き226へと確実に形状阻止係合させることが可能となる。
また、磁気要素227M,210Mにより、固定フック216が前記係合位置を取るのを補助することも可能である。磁気要素227M,210Mは、固定フック216が図13に示す途中の位置から前記係合位置へと自動的に変位するように、あるいは、前記係合位置への相応の調節に対する補助が少なくとも行われるように協働し得る。つまり、閉止複合体2Vが前記密封位置へと折り畳まれて固定フック216が係合開口2260に適切に係合した際に、当該固定フック216は、磁気要素227M,210Mの作用により、前記係合位置へとさらに突き動かされる。そして、同係合位置にて、固定フック216が第3の閉止部品22の背後に係合する。したがって、このようにして形成された前記固定位置では、既に、閉止複合体と第3の閉止部品22との間に形状阻止係合がもたらされている。これに対し、図12の設計形では、閉止装置2に荷重がかかった場合にのみ、前記固定位置での形状阻止係合が得られる。
図14の設計例では、固定機構Sの一部として、固定ウェブ207の形態の固定部品が閉止複合体2Vに設けられている。この固定ウェブ207は、第2の閉止部品20に形成されており、閉止複合体2Vの前記密封位置では、第2の閉止部品20から第1の壁部100の方向、つまり、-y方向に突出する。固定ウェブ207は、当該固定ウェブ207の端部がz方向で見て第3の閉止部品22の下方又は背後と係合するような範囲まで突出している。これにより、固定ウェブ207(したがって、密封位置に位置した閉止複合体2V)は、-z方向で第3の閉止部品22を越えて変位することができない。つまり、-z方向への閉止複合体2Vの調節は、固定ウェブ207と第3の閉止部品22との協働によって機械的に阻止される。結果として、これにより、例えば空洞10内の内部圧力の上昇等による第3の閉止部品22からの閉止複合体2Vの剪断力関連の離脱も防がれる。初めに閉止複合体2Vをy方向へと選択的に変位させて固定ウェブ207を壁部10から引き離す、つまり、第3の閉止部品22からも引き離すように調節しない限りは、固定ウェブ207による閉止複合体2Vの折り畳み阻止を解除することができない。
図15は、飲料用チューブを中空体10と接続させるための出口部10Aを有する本提案のドリンクブラダ1の、別の設計例を示す正面図である。図15Aは、図15のドリンクブラダ1の断面図である。図16A~16C、図17A及び図17Bならびに図18A及び18Bは、図15Aの部分Cに対応した、閉止装置2のさらなる例を示す拡大図である。
図16A~16Cの例の閉止複合体2Vには、図13の例示的な実施形態と同じく、当該閉止複合体2Vの前記密封位置にて第3の閉止部品22の固定用切欠き226に形状係合することによって当該閉止複合体2Vの前記密封位置の追加の機械的固定を行うことができる固定フック206の形態の追加の固定部品が形成されている。図13の例示的な実施形態とは異なり、固定フック206は、第1の閉止部品21ではなく第2の閉止部20に(本例では把持体要素200の把持体本体部2000に)形成されている。したがって、図16A~図16Cの設計例の固定フック206は、閉止複合体2Vの前記密封位置にて、-y方向(開放方向yとは反対方向)に沿って見て第1の閉止部品21や第3の閉止部品21、22よりも前に位置した前記第2の閉止部品から壁部100の方向へと突出するように形成されている。
ここでも、壁部100の、第3の閉止部品22の帯体222と当該帯体222から縦方向zに隔てられている位置決め部227との間に、前記閉止複合体側の固定フック206のための係合開口2260が形成されている。係合開口2260への固定フック206の導入を容易にするために、把持体本体部2000は、第2の閉止部品20の帯体202に関節接続されている。この目的のために、帯体202と当該帯体202に縦方向zで隣接する把持体本体部2000との間の遷移部Aにおける壁厚が選択的に薄くなっており、図16A~図16Cの断面では凹みとして確認することができる。このように、帯体202と把持体本体部2000との間の遷移部Aには、横方向xと平行に延びるジョイント軸周りにユーザが把持体本体部2000を帯体202に対して変位させることができるようにする所定の弾性が組み込まれている。つまり、具体的に述べると、把持体200は、遷移部Aで形成されたフィルムヒンジを介して帯体202に接続されたものとなり得る。
図16Aに相当する密封位置への閉止複合体2Vの移行により、固定フック206は、係合開口2260に導入されて図16Aに相当する途中の位置へと先ず配置される。そして、互いに吸引効果を有する位置決め部227Mの磁気要素227Mと把持体本体部2000の磁気要素200Mとにより、閉止複合体2Vが固定フック207と共に縦方向-zに沿って(図16A~16Cの上向きに)変位させられる。この結果、固定フック206は、第3の閉止部品22の固定用切欠き226に形状係合する係合位置へと前記途中の位置から変位させられる。
把持体本体部2000と位置決め部27との間では、前記閉止複合体側の固定フック206と第3の閉止部品22との間の係合位置を定めるための、場合によっては、さらに、同係合位置を追加で固定するための、係合連結がもたらされるようになっている。把持体本体部2000のうちの、固定フック206から距離を隔てたところに、掛け止めノーズ部200Rの形態の形状嵌合要素が形成されている。この掛け止めノーズ部200Rは、閉止複合体2Vが固定フック206と共に前記途中の位置から前記係合位置へと変位したときに、位置決め部227の掛け止め開口227Rへと形状スナップで入り込む(図16Bを参照のこと)。
固定機構Sを解除して固定フック206を第3の閉止部品22からの脱係合状態へと再び移行させるには、ユーザが把持体要素200を掴んで把持体本体部2000を遷移部Aで形成された前記ジョイント軸周りに外側へと、すなわち、壁部100から引き離すように回動させればよい。遷移部Aで形成された前記ジョイント軸と固定用切欠き226と固定フック206の位置は、対応する回動動作によって固定フック206が固定用切欠き226及び係合開口2260外へと変位させられるように互いに調節されている。このように、前記密封位置の閉止複合体2Vは不所望に開放されることがないよう数多くの固定が行われており、特に、中空体10内の内部圧力の上昇に起因してxz平面上や縦方向-zに作用する剪断力に対抗するようになっているものの、ユーザは、閉止装置2を簡単に開くことができる。
図17A及び図17Bの設計例は、基本的に、図16A~図16Cの設計例と同等である。図16A~図16Cの設計例と違うのは、把持体本体部2000と位置決め部227との間の係合位置にて、図17A及び図17Bの設計例の形状嵌合部の構造が異なっているという点のみである。断面がピン状に突出した掛け止めウェブ部200Rが掛け止めノーズ部に代えて把持体本体部2000に設けられており、当該掛け止めウェブ部200Rは、位置決め部分227Rに対応形成された例えばスリット状の掛け止め開口227Rに係合することが可能となっている。
図18A及び図18Bの設計例では、図16A~図16Cの設計例や図17A及び図17Bの設計例と同じく、固定フック216の形態の固定部品を有する閉止複合体2Vが当初の途中の位置から前記係合位置へと磁力で制御されながら変位し、固定フック216が当該係合位置にて第3の閉止部品22の固定用切欠き226に形状係合するという固定機構Sが設けられている。ただし、図18A及び図18Bの設計例では、固定フック216が第1の閉止部品21の第1の帯体212に形成されている。そして、前記係合位置への閉止複合体2Vの自動変位を制御するために、帯体212についても、位置決め部227と磁気的に協働するようになっている。図18A及び図18Bの設計例では、一例として、このための少なくとも1つの追加の磁気要素212Mが、帯体212のうちの、磁石配置構造24から縦方向-zに距離を隔てたところに設けられている。一例として、第1の閉止部品21のこの少なくとも1つの追加の磁気要素212Mは、位置決め部27の少なくとも1つの磁気要素227Mと協働することにより、壁部100の方向へと折り畳まれた閉止複合体2Vを前記係合位置へと、当初の前記途中の位置から縦方向-zで(上向きに)変位させる。
当然ながら、別の設計例として、閉止複合体2Vを横方向xと平行な軸周りに引き続き折り畳むか又は丸めることによって当該閉止複合体2Vに壁部100での前記密封位置を取らせるという構成も可能である。さらに言えば、固定機構Sによって前記密封位置を固定するうえで、必ずしも絶対に第3の閉止部品22が閉止複合体2Vと磁気的に吸引し合うように協働する必要はない。つまり、図10A~図18Bの各設計例では、第3の閉止部品22の帯体222の磁石配置構造25を省略したとしても、固定機構Sの機能を特に損なうことはない。
本提案の解決基本思想は、前述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、全く異なった方法で実施されることも可能である。
以下、本発明に含まれる態様を記す。
[態様1]液体を収容する中空体(10)を備えるドリンクブラダであって、
-前記中空体(10)は、少なくとも1つの可撓性の壁部(100,101)、および飲料用チューブとの接続用の少なくとも1つのポート(10A)を有し、
-前記液体は、第1の閉止部(104)と第2の閉止部(105)との間に形成されて当該ドリンクブラダ(1)の閉止装置(2)によって閉止されることが可能な開口部を介して前記中空体(10)に充填されることが可能であり、
-前記閉止装置(2)は、前記第1の閉止部(104)上の第1の閉止部品(21)、および前記第2の閉止部(105)上の第2の閉止部品(20)を含み、
-前記第1の閉止部品(21)は、長手側が横方向(x)に沿って延びる第1の帯体(212)を有し、
-前記第2の閉止部品(20)は、長手側が前記横方向(x)に沿って延びる第2の帯体(202)を有し、
-前記第1の閉止部品(21)と前記第2の閉止部品(20)は、前記閉止装置(2)の閉止位置にて、前記第1の閉止部(104)と前記第2の閉止部(105)が互いに接触して当該第1および第2の閉止部品(21,20)と共に閉止複合体(2V)を形成すべく磁気的に吸引し合うように協働するものであり、
-前記閉止複合体(2V)は、前記第1および第2の閉止部品(21,20)により加わる磁力に抗して前記第1および第2の閉止部(104,105)が互いに適切に分離させられて前記開口部を解放することが可能な解除位置から、当該第1および第2の閉止部(104,105)を少なくとも1回折り畳むか又は丸めることで、密封位置へと調節されることが可能であり、
-前記閉止装置(2)は、密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)を固定する固定機構(S)を含む、ドリンクブラダ。
[態様2]態様1に記載のドリンクブラダにおいて、密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)は、前記固定機構(S)により、前記中空体(10)内の内部圧力の上昇に起因して前記密封位置から離脱しないように固定されることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様3]態様2に記載のドリンクブラダにおいて、前記第1および第2の帯体(212,202)が2つの長手方向端部を有し、前記固定機構(S)は前記閉止位置にて、
-前記内部圧力の上昇に起因して前記第1および第2の帯体(212,202)の前記長手方向端部に働いて当該第1および第2の帯体(212,202)の互いに対向する長手方向端部同士を互いに引き離そうとする持ち上げ力に抵抗するように、かつ/あるいは、
-前記内部圧力の上昇に起因して前記閉止装置(2)における前記第1および第2の閉止部(104,105)と平行に延びる平面(xz平面)上での前記第1および第2の帯体(212,202)の真ん中部分に作用する剪断力に抵抗するように、構成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様4]態様1から3のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に位置した際に、前記固定機構(S)により、当該閉止複合体(2V)と前記第1または第2の閉止部(104,105)に連結した前記壁部(100,101)との間に接続がもたらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様5]態様1から4のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止装置(2)が前記壁部(100)上の第3の閉止部品(22)を含み、前記閉止複合体(2V)と前記第3の閉止部品(22)とは、前記密封位置にて、当該閉止複合体(2V)を当該密封位置に保持すべく磁気的に吸引し合うように協働することを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様6]態様5に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に位置した際に、前記固定機構(S)により、当該閉止複合体(2V)特には前記第1または第2の閉止部品(21,20)と前記第3の閉止部品(22)との間に追加の接続がもたらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様7]態様1から6のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、形状嵌合によって前記閉止複合体(2V)を前記密封位置に固定する少なくとも1つの固定部品(3.1,4.1;3.2,4.2;223A,204A;223B,204B;216,226;207)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様8]態様7に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、前記閉止複合体(2V)の前記密封位置にて当該閉止複合体(2V)を当該密封位置に固定するように互いに形状係合によって協働する少なくとも2つの固定部品(3.1,4.1;3.2,4.2;223A,204A;223B,204B;216,226)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様9]態様8に記載のドリンクブラダにおいて、第1の固定部品(216)および第2の固定部品(226)が設けられており、当該第1の固定部品(216)は、前記閉止複合体(2V)を前記第3の閉止部品(22)から離脱しないように固定すべく当該第2の固定部品(226)の背後に係合するように構成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様10]態様1から9のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止装置(2)は、前記閉止複合体(2V)を前記解除位置へと調整されないように形状嵌合によって阻止することのできる密封位置に前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定部品(3.1,3.2;223A,223B;216,207)を位置決めする、少なくとも1つの磁気要素(205A,225A;205B,225B;210M,227M;200M,227M;212M,227M)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様11]態様10に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)が密封位置に移行した際に、前記少なくとも1つの固定部品(3.1,4.1;3.2,4.2;216,226;207)も、前記少なくとも1つの磁気要素の作用によって前記固定位置へと調節されることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様12]態様10に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定部品(223A,223B)は、前記閉止複合体(2V)が密封位置に移行した後でのみ、前記固定位置へと調節されることができることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様13]態様1から12のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)に追加の固定要素(3)が設けられており、当該追加の固定要素(3)には、前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定部品(3.1,3.2)が、前記第1および第2の閉止部品(21,20)から距離を隔てて固着していることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様14]態様4および13に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定要素(3)に設けられた前記固定部品(3.1,3.2)が、第1の固定部品を形成しており、前記閉止複合体(2V)の前記密封位置にて、当該第1の固定部品は、前記壁部(100)に設けられた第2の固定部品(4.1,4.2)に形状連結していることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様15]態様1から14のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)を密封位置に移送させた後で、前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定部品(223A,223B)は、少なくとも1つのジョイント軸周りのピボットにより、密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)を固定する固定位置へと調節されることが可能であることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様16]態様15に記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、前記第1および/または第2の帯体(212,202)の長手延在方向を横切って延びていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様17]態様15または16に記載の閉止装置において、前記ジョイント軸は、前記少なくとも1つの固定部品(22A,223B)を前記閉止複合体(2V)、前記閉止装置(2)の第3の閉止部品(22)、または前記第1もしくは第2の閉止部(104,105)に連結した前記壁部(100,101)と関節接続するジョイントによって形成されていることを特徴とする、閉止装置。
[態様18]態様15から17のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、フィルムヒンジ(222A,222B)またはフィルムによって形成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様19]態様6と態様17または18とに記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定部品(223A,223B)が固定位置に位置することにより、前記密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)と前記第3の閉止部品(22)との間に形状連結がもらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様20]態様18および19に記載のドリンクブラダにおいて、前記第3の閉止部品(22)は、長手側が前記横方向(x)に沿って延びる第3の帯体(222)を有し、前記少なくとも1つの固定部品(223A,223B)が、前記帯体(222)のうちの、前記横方向(x)に位置した長手方向端部に、前記フィルムヒンジ(222A,222B)によって接続されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様21]態様15から20のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定部品(223A,223B)に、前記固定機構(S)のさらなる固定部品(204A,204B)が前記固定位置にて形状係合する少なくとも1つの受入部(224A,224B)が設けられており、かつ/あるいは、前記少なくとも1つの固定部品(223A,223B)に、前記固定位置にて前記固定機構(S)のさらなる固定部品における受入部に形状係合する少なくとも1つの形状嵌合要素が設けられていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様22]態様1から21のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、
-前記閉止複合体(2V)は、第1の空間方向(x)と平行なピボット軸周りに少なくとも1回折り畳まれるか又は丸められることにより、前記解除位置から前記密封位置へと移行させられることが可能であり、
-前記閉止複合体(2V)を前記第3の閉止部品(22)に対する密封位置に保持するための磁力が、第1の空間方向(x)と直交に延びる第2の空間方向(y)と平行な空間軸に沿って作用し、
-前記閉止複合体(2V)は、第1の空間方向(x)と直交するとともに前記第2の空間方向(y)とも直交する第3の空間方向(-z)に向いた剪断力の作用によって前記第3の閉止部品(22)から離脱しないように前記固定機構(S)によって固定される、
ことを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様23]態様15から21のいずれか一態様と態様22とに記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、前記第3の空間方向(-z)と平行に延びていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様24]態様23に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に達した際に途中の位置に位置することになる少なくとも1つの固定部品(216)を含み、当該固定部品(216)は、前記閉止複合体(2V)が前記第3の空間方向(-z)に沿って調節されるのを阻止する係合位置へと、前記途中の位置から変位させられることが可能であることを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様25]態様24に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定部品(216)は、前記係合位置にて、前記閉止複合体(2V)が前記第3の空間方向(-z)に沿って調節されるのを、さらには、前記第2の空間方向(y)に沿って調節されるのを阻止することを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様26]態様25に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止装置(2)は、前記閉止複合体(2V)が密封位置に移行した際に前記固定機構(S)の前記少なくとも1つの固定部分(216)を自動的に前記途中の位置に位置決めする、少なくとも1つの磁気要素(210M,227M)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
[態様27]態様24から26のいずれか一態様に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止装置(2)は、前記途中の位置から前記係合位置への前記少なくとも1つの固定部品(216)の調節に寄与する少なくとも1つの磁気要素を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
1 ドリンクブラダ(液体溜め)
10 中空体
10A 出口部
100,101 壁部
102,103 部分
104,105 閉止部
106 内層
107 外層
2 閉止装置
2V 閉止複合体
20,21,22 閉止部品
200,210 把持体要素
200M 磁気要素
200R 掛け止めノーズ部/掛け止めウェブ部(形状嵌合要素)
2000 把持体本体部
201,211,221 収容開口
202,212,222 帯体
204A,204B 固定ピン(固定部品)
205A,205B 磁気要素
206 固定フック(固定部品)
207 固定ウェブ(固定部品)
210M 磁気要素
212M 磁気要素
216 固定フック(固定部品)
222A,222B フィルムヒンジ
223A,223B 固定タブ(固定部品)
224A,224B 受入部
225A,225B 磁気要素
226 固定用切欠き
2260 係合開口
227 位置決め部
227M 磁気要素
227R 掛け止め開口
23,24,25 磁石配置構造
3 固定タブ(固定要素)
3.1,3.2 第1の固定部品
30 外側面
31 内側面
4.1,4.2 第2の固定部品
41,42 係合開口
410,420 挿入間隙
A 遷移部
圧力成分/剪断力成分
解除力
S 固定機構
x,y,z 方向

Claims (26)

  1. 液体を収容する中空体(10)を備えるドリンクブラダであって、
    -前記中空体(10)は、少なくとも1つの可撓性の壁部(100,101)、および飲料用チューブとの接続用の少なくとも1つのポート(10A)を有し、
    -前記液体は、第1の閉止部(104)と第2の閉止部(105)との間に形成されて当該ドリンクブラダ(1)の閉止装置(2)によって閉止されることが可能な開口部を介して前記中空体(10)に充填されることが可能であり、
    -前記閉止装置(2)は、前記第1の閉止部(104)上の第1の閉止部品(21)、および前記第2の閉止部(105)上の第2の閉止部品(20)を含み、
    -前記第1の閉止部品(21)は、長手側が(x)に沿って延びる第1の帯体(212)を有し、
    -前記第2の閉止部品(20)は、長手側が前記横方向(x)に沿って延びる第2の帯体(202)を有し、
    -前記第1の閉止部品(21)と前記第2の閉止部品(20)は、前記閉止装置(2)の閉止位置にて、前記第1の閉止部(104)と前記第2の閉止部(105)が互いに接 触して当該第1および第2の閉止部品(21,20)と共に閉止複合体(2V)を形成すべく磁気的に吸引し合うように協働するものであり、
    -前記閉止複合体(2V)は、前記第1および第2の閉止部品(21,20)により加わる磁力に抗して前記第1および第2の閉止部(104,105)が互いに適切に分離させられて前記開口部を解放することが可能な解除位置から、当該第1および第2の閉止部(104,105)を少なくとも1回、閉止位置へと折り畳むか又は丸めることで、密封位置へと調節されることが可能であり、
    -前記密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)は、固定機構(S)によって固定されており、
    前記閉止装置(2)は、少なくとも1つの磁気要素(205A,225A;205B,225B;210M,227M;200M,227M;212M,227M)を備え、
    その作用によって、
    少なくとも1つの固定部品3.13.2;223A223B;216207は、固定位置に位置しており、前記固定位置において、前記の少なくとも1つの固定部品は、第1の固定部品(3.1,3.2)及び第2の固定部品(4.1,4.2)を形成し、前記第1の固定部品(3.13.2)の凸部が、第2の固定部品(4.1,4.2)の凹部との形状係合によって前記閉止複合体(2V)の解除位置への調整をブロックできる、ドリンクブラダ。
  2. 請求項1に記載のドリンクブラダにおいて、密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)は、前記固定機構(S)により、前記中空体(10)内の内部圧力の上昇に起因して前記密封位置から離脱しないように固定されることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  3. 請求項2に記載のドリンクブラダにおいて、前記第1および第2の帯体(212,202)が2つの長手方向端部を有し、前記固定機構(S)は前記閉止位置にて、
    -前記内部圧力の上昇に起因して前記第1および第2の帯体(212,202)の前記長手方向端部に働いて当該第1および第2の帯体(212,202)の互いに対向する長手方向端部同士を互いに引き離そうとする持ち上げ力に抵抗するように、かつ/あるいは、
    -前記内部圧力の上昇に起因して前記閉止装置(2)における前記第1および第2の閉 止部(104,105)と平行に延びる平面(xz平面)上での前記第1および第2の帯体(212,202)の真ん中部分に作用する剪断力に抵抗するように、構成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に位置した際に、前記固定機構(S)により、当該閉止複合体(2V)と前記第1または第2の閉止部(104,105)に連結した前記壁部(100,101)との間に接続がもたらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止装置(2)が前記壁部(100)上の第3の閉止部品(22)を含み、前記閉止複合体(2V)と前記第3の閉止部品(22)とは、前記密封位置にて、当該閉止複合体(2V)を当該密封位置に保持すべく磁気的に吸引し合うように協働することを特徴とする、ドリンクブラダ。
  6. 請求項5に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に位置した際に、前記固定機構(S)により、当該閉止複合体(2V)特には前記第1または第2の閉止部品(21,20)と前記第3の閉止部品(22)との間に追加の接続がもたらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、前記第1の固定部品の凸部(3.1,3.2)と前記第2の固定部品(4.1,4.2)の凹部(4.1,4.2)との形状係合によって前記閉止複合体(2V)を前記密封位置に固定する少なくとも1つの固定部品(3.1,4.1;3.2,4.2)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
  8. 請求項7に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、前記閉止複合体(2V)の前記密封位置にて当該閉止複合体(2V)を当該密封位置に固定するように互いに形状係合によって協働する少なくとも2つの固定部品(3.1,4.1;3.2,4.2223A,204;223B,204B;216,226)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
  9. 請求項5を間接的に引用する請求項8に記載のドリンクブラダにおいて、第1の固定フック(216)および第2の固定用切欠き(226)が設けられており、当該第1の固定フック(216)は、前記閉止複合体(2V)を前記第3の閉止部品(22)から離脱しないように固定すべく当該第2の固定用切欠き(226)の背後に係合するように構成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  10. 請求項1に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)を密封位置に移行するにあたり、前記の少なくとも1つの固定部(3.14.1,3.2,4.2216,226,207)は、少なくとも1つの磁気要素の作用によって、前記固定位置へと調節されることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  11. 請求項10に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)は、前記閉止複合体(2V)が密封位置に移行した後でのみ、前記固定位置へと調節されることができることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体( 2V)に追加の固定要素(3)が設けられており、当該追加の固定要素(3)には、前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定部品(3.1,3.2)が、前記第1および第2の閉止部品(21,20)から距離を隔てて固着していることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  13. 請求項12に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定要素(3)に設けられた前記固定部品(3.1,3.2)が、第1の固定フック(216)を形成しており、前記閉止複合体(2V)の前記密封位置にて、当該第1の固定フック(216)は、前記壁部(100)に設けられた第2の固定部品(4.1,4.2)に形状係合していることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記閉止複合体(2V)を密封位置に移送させた後で、前記固定機構(S)の少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)は、少なくとも1つのジョイント軸周りのピボットにより、密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)を固定する前記固定位置へと調節されることが可能であることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  15. 請求項14に記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、前記第1および/または第2の帯体(212,202)の長手延在方向を横切って延びていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  16. 請求項14または15に記載の閉止装置において、前記ジョイント軸は、前記少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)を前記閉止複合体(2V)、前記閉止装置(2)の第3の閉止部品(22)、または前記第1もしくは第2の閉止部(104,105)に連結した前記壁部(100,101)と関節接続するジョイントによって形成されていることを特徴とする、閉止装置。
  17. 請求項14から16のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、フィルムヒンジ(222A,222B)またはフィルムによって形成されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  18. 請求項16に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)が前記固定位置に位置することにより、前記密封位置に位置した前記閉止複合体(2V)と前記第3の閉止部品(22)との間に形状係合がもらされることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  19. 請求項16に記載のドリンクブラダにおいて、前記第3の閉止部品(22)は、長手側が前記横方向(x)に沿って延びる第3の帯体(222)を有し、前記少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)が、前記帯体(222)のうちの、前記横方向(x)に位置した長手方向端部に、フィルムヒンジ(222A,222B)によって接続されていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  20. 請求項14に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)に、前記固定機構(S)のさらなる固定ピン(204A,204B)が前記固定位置にて形状係合する少なくとも1つの受入部(224A,224B)が設けられており、かつ/あるいは、前記少なくとも1つの固定タブ(223A,223B)に、前記固定位置にて前記固定機構(S)のさらなる固定タブにおける受入部に形状係合する少なくとも1つの形状係合要素が設けられていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  21. 請求項5に記載のドリンクブラダにおいて、
    -前記閉止複合体(2V)は、第1の空間方向(x)と平行なピボット軸周りに少なくとも1回折り畳まれるか又は丸められることにより、前記解除位置から前記密封位置へと移行させられることが可能であり、
    -前記閉止複合体(2V)を前記第3の閉止部品(22)に対する密封位置に保持するための磁力が、第1の空間方向(x)と直交に延びる第2の空間方向(y)と平行な空間軸に沿って作用し、
    -前記閉止複合体(2V)は、前記第1の空間方向(x)と直交するとともに前記第2の空間方向(y)とも直交する第3の空間方向(-z)に向いた剪断力の作用によって前記第3の閉止部品(22)から離脱しないように前記固定機構(S)によって固定される、
    ことを特徴とする、ドリンクブラダ。
  22. 請求項14から17のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、前記ジョイント軸は、第1の空間方向(x)と直交するとともに前記第2の空間方向(y)とも直交する第3の空間方向(-z)と平行に延びていることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  23. 請求項22に記載のドリンクブラダにおいて、前記固定機構(S)は、前記閉止複合体(2V)が前記密封位置に達した際に途中の位置に位置することになる少なくとも1つの固定フック(216)を含み、当該固定フック(216)は、前記閉止複合体(2V)が前記第3の空間方向(-z)に沿って調節されるのを阻止する係合位置へと、前記途中の位置から変位させられることが可能であることを特徴とする、ドリンクブラダ。
  24. 請求項23に記載のドリンクブラダにおいて、前記少なくとも1つの固定フック(216)は、前記係合位置にて、前記閉止複合体(2V)が前記第3の空間方向(-z)に沿って調節されるのを、さらには、前記第2の空間方向(y)に沿って調節されるのを阻止することを特徴とする、ドリンクブラダ。
  25. 請求項24に記載のドリンクブラダにおいて、
    前記閉止装置(2)は、前記閉止複合体(2V)が密封位置に移行した際に前記固定機構(S)の前記少なくとも1つの固定フック(216)を自動的に前記途中の位置に位置決めする、少なくとも1つの磁気要素(210M,227M)を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
  26. 請求項23から25のいずれか一項に記載のドリンクブラダにおいて、
    前記閉止装置(2)は、前記途中の位置から前記係合位置への前記少なくとも1つの固定フック(216)の調節に寄与する少なくとも1つの磁気要素を含むことを特徴とする、ドリンクブラダ。
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