JPS6294552A

JPS6294552A - 流動性食品類の保存袋

Info

Publication number: JPS6294552A
Application number: JP21052185A
Authority: JP
Inventors: 柳瀬　正三郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-09-24
Filing date: 1985-09-24
Publication date: 1987-05-01
Also published as: JPH0134867B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、流動性食品類の保存・携帯袋に係かり、内部
に人の母乳汁、スープその他の流動性食品類を充填する
ｉηの収蔵めときにはその袋体の内部に外気が侵入して
汚染しないように外周を閉じて偏平な袋形態を保持させ
、使用のときには切破りによる開口を容易にすると共に
、前記食品類の充填後は開口部分の折曲げによる巻込み
、及び袋自体が備えている粘着剤層による接着、さらに
は袋体に突出させて設けである重ね貼片の巻込み上への
重ね貼りにより施封できるようにする利用分野を持つ。

（従来の技術）本発明に係る流動性食品類の保存・携帯袋の先行技術は
ない。

（本発明が解決しようとする問題点）一般に市販されている食品保存袋は、袋口が開放された
ままであるから、食品保存の使用１１ｆ内空に外気が侵
入して汚染されているので、スープその他の食品の長期
保存には適し難い。しかしながら食品充填のために行う
開封の前に袋内空が汚染されないようにすること、切破
りによる開口を容易にすること、充填後に充填食品の液
分が漏れよういにするようにすること等を、簡易かつ厳
重に施して保存、携帯を筒便ににすることは、人の母乳
、離乳食、スープ等の液分をもつ食品類の袋への１１入
についζ極めて緊要である。本発明が解決しようとする
問題点はここにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は前記の問題点を解決することを目的とするもの
で、外周の縁部を、曲げ返しもしくは溶封して内部に外
気を侵入させないようにした偏重形袋体（１）に、切破
りによる開封時に袋体に残る側を選定して前記の切破り
をほぼ直線に案内する補強帯（７）を設け、その補強帯
（７）の外面に可剥紙（９）を貼って保護した粘着剤層
（８）を設けると共に、前記補強帯（７）を芯にして袋
体（１）を切破り口から１〜敗回巻いた位置に、袋体（
１）から突出させた重ね貼片（１１）を設け、該重ね貼
片（１１）に可剥紙（１３）を貼って保護した粘着剤層
（１２）を設けたことを特徴とするものである。

（実施例）添付図面は本発明の一実施例を示したもので、袋体（１
）の一方の対向する縁部（２）、（２）に細帯状の溶着
部（４）、（４）を設け、他方の対向する縁部（３）、
（３）は前記した溶着部と同様な溶着部（５）、（５）
を形成するか、或は袋体（１）に筒形の艮い射出シート
を利用し、その射出シートに形成される曲げ返しにより
袋体（１）の第１図の上下を封鎖する。袋体（１）は内
部の空気を駆逐して偏平形に保持させる。溶着部（４）
、（４）の一方又は双方に開封用の切込み（６）を施す
。またこの切込み（６）に接近し、かつ開封時に袋体（
１）に残る側を選定して両側の溶着部（４）、（４）の
間に補強帯（７）、（７ａ）を両面に設ける。この補強
帯（７）、（７ａ）は袋体のその部分だけを厚くして一
体に形成し、若しくは紙、合成樹脂シート等からなる引
裂きが困難なテープを接着して施す。−ガの補強帯（７
）には外面に粘着剤Ｎ（８）を設け、該層（８）に可剥
紙（９）を貼る。補強帯（７ａ）は必ずしも設ける必要
がない。

袋体（１）に対しては殺菌放射線を照射して殺菌する。

袋体（１）は前記の切込み（６）から補強帯（７）また
は（７）、（７ａ）を案内にしてほぼ直線形に切破って
開口したあと、流動性食品を充填してから、補強帯（７
）、または（７）、（７ａ）を芯にして巻込みを施すも
ので、その巻込みを一回巻きにするときには第１図のよ
うに一回巻きの位置に対応させて粘着テープ（１０）の
粘着面を裏面部に貼ることにより袋体（１）から側方に
突出する重ね貼片（１１）、（１１）を形成し、前記巻
込みの正面に対応させてその重ね貼片（１１）、（１１
）に粘着剤層（１２）、（１２）を設けて可剥紙（１３
）、（１３）を貼る。巻込みを二回巻きにするときは、
第２図に示すように重ね貼片（ｌｌａ）（ｌｌａ）（ｌ
ｌａ）の袋体（１）からの突出を二回巻き目に合致させ
て設け、粘着剤層（１２ａ）、（１２ａ）・可剥紙（１
３ａ）、（１３ａ）を第１図と同じように設ける。

二回巻き、四回巻きを施す時には、その巻回数に応じて
重ね貼片の位置を変更する。

袋体（１）は第１．２図の下方に点線で示すように斜め
の溶着部（４′）を設け、該溶着ｇ（４′）の一部もし
くは該溶着部（４′）の外側を切り放ｒこともできる。

−ｋｇＲＲ＋−）ａｕ−九４ｔ＃日コ■りＩｈ−０１ｌ
？ｒΔ１キ十１１−ｊ、：高用できる。

その他ａは切断位置の印刷表示である。

袋体（１）は切込み（６）から補強帯（７）、（７ａ）
に沿って切破って開口し、それから補強帯（７）、（７
ａ）を芯にして第６〜７図の通りに袋体（１）に接して
折り返して巻込部（２１）を形成する。補強帯（７ａ）
がないときは補強帯（７）のみを第１０図のように芯に
する。

本発明は袋体（１）の使用面＋ｉｆに切込み（６）から
切破り位置の印刷表示ａに従って切り破って開口するも
ので、その切り破りのとき袋体（１）側に残る位置を選
定して設けである補強帯（７）の存在により不安定な切
破りが案内されるから、切り破りを直線に施こすことが
出来る。また人の乳汁、スープのようなし食品を充填す
るときには、縁部（２）、（２）を押して近ずけるだけ
で、補強帯（７）が靭性を持つ補強の作坩をして前記の
切破り口の開口を広面積に拡げさせて、充填を容易に出
来る。

以下、第１．３．４．５図に示した袋体（１）について
説明する。

前記のように充填した後は、ｔ５６．７図に示すように
補強帯（７）を芯にして一回巻き（２１）を施し、その
巻込み癖を付けてから第６図のように可剥紙（９）を粘
着剤層（８）から剥ぎ取り、第７図の通りに接着剤層（
８）を袋体（１）に接着して施封する。その−回巻き（
２１）により重ね貼片（１１）、（１１〕が両側に合致
するので、第８図のようにそれらの重ね貼片（１１）上
から可剥保護紙（１３）を接着剤層（１２）から剥ぎ取
り、！＠５図の矢線に示すように３６０°折曲げて接着
剤層（１２）により第９．１１図の通りの重ね貼を施し
、施封を補強帯（７）の接着剤層（８）と重ね貼片（１
１）の接着剤層（１２）とにより二重にする。

（本発明の作用及び効果）本発明は前記の実施例の説明によっても明らかなように
、袋体（１）は外周の縁部を封鎖して偏平形にしである
から、袋体（１）を収蔵している間に内空に外気が侵入
して汚染されることがない。また袋体（１）の切り破り
開口のとき、袋体（１）側に残る位置を選定して設けた
補強帯（７）は、袋体（１）の使用直置に行う開口のた
めの切り破りを案内して、はさみを使用しないで美しい
形態で施すことができる。さらに補強帯（７）には可剥
紙（９）を貼っｊこ粘着剤ＷＩ（８）を設け、その保護
帯（７）を芯にして前記の切破り開口から袋体（１）を
曲げ、可剥紙（９）を剥ぎ取った粘着剤層（８）を袋体
（１）の外面に接着して施封することができ、さらに前
記のように補強帯（ア）を芯にして袋体（１）を１〜数
回巻いた位置に対応させて、袋体（１）が側部に突出す
る重ね貼片（１１）又は（ｌｌａ）を設け、該片（１１
）又は（ｌｌａ）の粘着剤層（１２）又は（１２ａ）に
貼っ−Ｃある可剥紙（１３）又は（１３ａ）を剥して、
１〜数回巻かれた袋体（１）の最外面に貼りつけで、該
巻込みが袋体（１）から全く離れないようにする重ね貼
を施して施まｆを介助することができる。

以上の如く本発明は補強帯（ア）を芯にして巻いた袋体
（１）の切破ｒ）開口からの山げ込みを、内外二層の接
着剤／ｉ！（８）、（１２）（又は（ＩＺａ））により
接合し、且つ曲げ重ねの一方の外面に重ね貼片（１１）
（又は（１１ａ））を貼って施封できるので、内容流動
体の液洩れを簡易かつ正確に防止することができて、充
填食品類の冷蔵庫又は冷凍庫中での保存、又は携帯を容
易にできる効果をもつ。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の一実施例を示し、第１図は補強帯を
芯にして一回巻きを施す袋体（１）の一部切欠正面図、
第２図は同二回巻を施す袋体（１）の一部辺欠正面図、
第３図は袋体（１）を筒形成形フィルムから形成する場
合において、第１図Ａ−Ａ＃Ｒで切断した態様で示した
切断側面図、第４図は第１図Ｂ−Ｂ線で切断した平断面
図、第５図は＃Ｓ１図Ｃ−Ｃ線で切断した平断面図、第
６〜９図は袋口（切り破り口）の施Ｈの順序を示した縦
断面図、＠１０図は実施例に示す補強帯（７ａ）がない
場合の第９図と対比される縦断面図、第１１図は食品を
充填し施到した状態を示す斜視図である。（１）→袋体　（４）→細帯状の溶着部（７）→補強帯
　（８）→粘着剤層（９）→可剥紙　（１１）、（ｌｌａ）→重ね剥片（１
２）、（１２ａ）→接着剤層　（１３）、（１３ａ）→
可剥紙出属人　利「　　瀕　　　下　：　ぶ第１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

外周の縁部を、曲げ返しもしくは溶封して内部に外気を
侵入させないようにした偏平形袋体（１）に、切破りに
よる開封時に袋体に残る側を選定して前記の切破りをほ
ぼ直線に案内する補強帯（７）を設け、その補強帯（７
）の外面に可剥紙（９）を貼って保護した粘着剤層（８
）を設けると共に、前記補強帯（７）を芯にして袋体（
１）を切破り口から１〜数回巻いた位置に、袋体（１）
から突出させた重ね貼片（１１）を設け、該重ね貼片（
１１）に可剥紙（１３）を貼って保護した粘着剤層（１
２）を設けたことを特徴とする流動性食品類の保存・携
帯袋。