JP7843433B1 - 形状測定装置及び形状測定方法 - Google Patents

形状測定装置及び形状測定方法

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Abstract

【課題】形状測定装置が測定対象物の形状を測定する際の空間分解能を向上させる。【解決手段】基準位置を中心とする円周に沿って測距センサ11a~11dを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定装置100であって、円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されており、測定対象物までの距離を測定する3つ以上の測距センサを有する測距手段と、測距手段を円周に沿って相対的に移動させる移動手段と、3つ以上の測距センサ11a~11dのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を3つ以上の測距センサのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する補正手段と、円周上の複数の位置に対応する複数の補正測定値に基づいて、測定対象物の円周における表面形状を特定する形状特定手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、測定対象物の形状を測定するための形状測定装置及び形状測定方法に関する。
曲面の被検面を有する測定対象物の形状を測定する形状測定装置が提案されている。例えば、特許文献1には、直線上又は円周上に均等に配置された3つの変位センサを被検面に対して走査方向に相対移動させることにより、測定対象物の形状を測定することが記載されている。
特開2015-172541号公報
特許文献1に記載された発明では、変位センサの間隔と同じ周期を有する波長の形状を計測できないために、空間分解能が低下するという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、形状測定装置が測定対象物の形状を測定する際の空間分解能を向上させることを目的とする。
本発明の第1の態様の形状測定装置は、基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定装置であって、前記円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する3つ以上の測距センサを有する測距手段と、前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる移動手段と、前記3つ以上の測距センサのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を前記3つ以上の測距センサのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する補正手段と、前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定する形状特定手段と、を備える。
前記形状測定装置は、前記3つ以上の測距センサを含む4つ以上の測距センサを備え、前記補正手段は、前記4つ以上の測距センサのそれぞれの前記測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する前記補正測定値を生成してもよい。
前記補正手段は、前記4つ以上の測距センサのうちのいずれか一つの測距センサの前記測定値を、前記測距手段の上下運動、前記円周の動径方向を軸とする前記測距手段の回転運動、及び、前記円周の接線方向を軸とする前記測距手段の回転運動により変化する成分を含まないように補正した前記補正測定値を生成してもよい。
前記補正手段は、前記円周における第1位置における前記測定値と、前記測距手段が前記円周に沿って360°移動した後の前記円周における第2位置における前記測定値と、が一致するという制約条件に基づいて前記補正測定値を生成してもよい。
前記移動手段は、前記円周に沿って一定の移動距離ごとに前記測距手段を移動させ、前記円周に沿った前記3つ以上の測距センサのうちの隣り合う2つの測距センサの間の複数の距離は、前記移動距離に互いに素な整数が乗算された距離であってもよい。
前記測距手段は、前記測定対象物と接触するための複数の接触子を有し、前記移動手段は、弾性を有する連結部材を介して前記測距手段を前記測定対象物側へ押圧することにより前記複数の接触子が前記測定対象物に接触した状態で前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させてもよい。前記移動手段は、前記測距手段が前記測定対象物に接触していない状態で前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させてもよい。
本発明の第2の態様の形状測定装置は、基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定装置であって、前記円周における4つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する4つ以上の測距センサを有する測距手段と、前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる移動手段と、前記4つ以上の測距センサのそれぞれの測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する補正測定値を生成する補正手段と、前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定する形状特定手段と、を備える。
本発明の第3の態様の形状測定方法は、コンピュータが実行する、基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定方法であって、前記円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する3つ以上の測距センサを有する測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させるステップと、前記3つ以上の測距センサのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を前記3つ以上の測距センサのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成するステップと、前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定するステップと、を有する。
本発明の第4の態様の形状測定方法は、基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定方法であって、前記円周における4つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する4つ以上の測距センサを有する測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させるステップと、前記4つ以上の測距センサのそれぞれの測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する補正測定値を生成するステップと、前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定するステップと、を有する。
本発明によれば、形状測定装置が測定対象物の形状を測定する際の空間分解能を向上させるという効果を奏する。
実施形態の形状測定装置の概要を説明するための図である。 実施形態の形状測定装置の概要を説明するための図である。 形状測定装置の構成を示す。 測距センサの配置と計測点との関係を示す。 測距部の別の例を示す。 測距部が3つの測距センサを備える場合の例を示す。 形状特定部が特定した測定対象物の表面形状を示す 5周分の表面形状の特定結果の差分を示す。 測距センサの配置と、S/N比との関係を示す。 形状測定装置による測定対象物Wの表面形状の特定の処理手順を示すフローチャートである。
[形状測定装置の概要]
図1及び図2は、本実施形態の形状測定装置100の概要を説明するための図である。図1は、本実施形態の形状測定装置100の構成を示す。形状測定装置100は、測定対象物Wの表面形状を特定する。測定対象物Wは、図1の例ではレンズ又は鏡などの光学素子である。形状測定装置100は、測距部1と、連結部材2と、剛体部材3と、回転駆動部4と、台5と、本体部6と、を備える。
測距部1は、円周上に配置された3つ以上の測距センサ11a~11dを有する。図1の例では、測距部1は、4つの測距センサ11a~11dを備えるが、5つ以上の測距センサを備えていてもよい。測距センサ11a~11dは、測定対象物Wまでの距離を測定する。
図1に示す測距部1において、隣り合う複数の測距センサ11の間の間隔は、それぞれ異なる。このように複数の間隔が不均等になるように複数の測距センサ11が配置されていることにより、測定対象物Wの表面の表面形状(凹凸)が、特定の波長で変動する場合に、センサを等間隔に並べた時と比べ、より短い波長でも位相が一致しないので、表面形状の特定に有効なデータが実質的に減ってしまうことを防ぐことができる。その結果、空間分解能が向上する。
測距部1は、複数の接触子12a及び12bが設けられている。接触子12a及び12bは、測定対象物Wと接触するための部材である。接触子12a及び12bは、測定対象物Wの被検面に対して点接触する。接触子12a及び12bは、測定対象物Wの被検面よりも柔らかい部材であることが望ましい。接触子12a及び12bの先端には、例えば球面を有するプラスチック部材が設けられている。
接触子12a及び12bは、測距センサ11a~11dより前に測定対象物Wに接触することにより、測定対象物Wの被検面の形状に沿うような高さと姿勢を保つための部位である。図1の例では、2つの接触子12a及び12bが示されているが、測距部1は、2つの接触子12a及び12bに加えて、図1には示されていない1つの接触子12cを備えている。ホルダ13は、測距センサ11a~11d及び接触子12a~12cを支持する支持部材である。ホルダ13は、熱により膨張しにくい部材で構成されている。
連結部材2は、剛体部材3に結合された状態で、測距センサ11a~11dを測定対象物Wに接触させるための部材である。剛体部材3は、測定対象物Wを載置する台5の上を移動可能な加工機であるが、移動しない状態で設置された部材であってもよい。連結部材2は、ホルダが測定対象物Wの表面に載置されるときの姿勢変化と上下動を許容するが、その他の移動は生じないように剛体部材3に対してその一端が連結されている。連結部材2の他端は、ホルダ13に連結されている。
連結部材2は、例えば弾性を有する部材からなる。連結部材2は、例えば薄いアルミニウム板により形成されている。連結部材2は、測距部1を測定対象物Wに押し付けることにより、接触子12a~12cを測定対象物Wに接触させる。連結部材2が弾性を有することで、接触子12a~12cと測定対象物Wとの接触によって接触子12a~12cによって測定対象物Wに傷がつくことを抑制することができる。
回転駆動部4は、測定対象物Wを載置するための台5を回転させるための駆動力を発生させる。形状測定装置100が測定対象物Wの測定を開始すると、回転駆動部4が回転することにより台5が回転し、台5に載置された測定対象物Wが台5とともに回転する。
図2は、測定対象物W及び測距部1を上から見た様子を示す図である。図2は、説明の簡略化のため、形状測定装置100の各構成のうち、測距部1及び台5以外を省略して示している。回転駆動部4は、図2中の破線の矢印で示す方向に測定対象物W及び台5を回転させることにより、基準位置Oを中心とする円周(図2中の破線の円参照)に沿って測定対象物Wに対して測距部1を相対的に移動させる。測距部1が円周に沿って測定対象物Wに対して相対的に移動する方向を図2中に実線の矢印で示す。
図1の本体部6は、制御部61を備える。制御部61は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部61は、基準位置Oを中心とする円周に沿って測距センサ11a~11dを相対的に移動させることにより測定対象物Wの表面形状を測定する。制御部61は、例えば回転駆動部4に回転動作を開始させることにより、測距センサ11a~11dを測定対象物Wに対して移動させる。
制御部61は、円周上の複数の位置において測距センサ11a~11dにより測定対象物Wの表面形状を特定する。例えば、制御部61は、測定対象物Wが設計どおり製造されているか否かを検査するために、測定対象物Wの表面形状と、測定対象物Wが設計されたとおりに製造された場合の理想的な形状との誤差を特定する。
制御部61は、互いの間隔が均等でないように配置されている測距センサ11a~11dを用いて測定対象物Wの表面形状を特定する。詳細については後述するが、制御部61は、他の測距センサの測定結果を用いて、補正によりホルダ13の姿勢変化による誤差を除去することができる。このため、制御部61は、測定対象物Wの表面形状を特定する精度を向上させることができる。
[形状測定装置の構成]
図3は、形状測定装置100の構成を示す。形状測定装置100は、回転駆動部4、測距センサ11a~11d、表示部7、記憶部8及び制御部61を備える。制御部61は、移動部(移動手段に相当)611、取得部(取得手段に相当)612、補正部(補正手段に相当)613、形状特定部(形状特定手段に相当)614及び出力部615を備える。
表示部7は、各種の文字又は画像を表示する。例えば、表示部7は、出力部615が出力した測定対象物の表面形状を表示する。
記憶部8は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部8は、制御部61が実行するプログラムを記憶している。制御部61は、記憶部8に記憶されているプログラムを実行することにより、移動部611、取得部612、補正部613、形状特定部614及び出力部615として機能する。
移動部611は、測定対象物Wに対して、測距部1を円周(図2参照)に沿って相対的に移動させる。例えば、移動部611は、測定対象物Wを載置した台を回転駆動部4により回転させ、測定対象物Wに対して測距部1を円周(図2参照)に沿って相対的に移動させる。移動部611は、測距部1をロボットアーム等により移動させることにより、測距部1を円周に沿って移動させてもよい。
移動部611は、円周に沿って一定の移動距離(以下、単位移動距離ともいう)ごとに測距部1を移動させる。例えば、移動部611は、図1に示すように、弾性を有する連結部材2を介して測距部1を測定対象物W側へ押圧することにより複数の接触子12a~12cが測定対象物Wに接触した状態とする。移動部611は、この状態で測距部1を円周に沿って相対的に移動させる。移動部611は、測距部1が測定対象物Wに接触した状態で測距部1を移動させる例に限定されない。例えば、移動部611は、測距部1が測定対象物Wに接触していない状態で測距部1を円周に沿って相対的に移動させてもよい。一例としては、移動部611は、測距部1が測定対象物Wに接触している状態と同様に、測距部1が測定対象物Wに接触していない状態において台5とともに測定対象物Wを回転させる。この回転により、測定対象物Wに対して測距部1が円周に沿って相対的に移動する。
取得部612は、測距センサ11a~11dにより測定された測定対象物Wまでの距離を取得する。例えば、取得部612は、それぞれの測距センサ11a~11dの位置から測定対象物Wまでの距離を取得する。取得部612は、移動部611が単位移動距離だけ測距センサ11a~11dを移動させた計測点ごとに測定対象物Wまでの距離を取得する。取得部612は、測距センサ11a~11dにより測定された測定対象物Wまでの距離を示す情報を補正部613へ出力する。
図4は、測距センサ11a~11dの配置と計測点との関係を示す。移動部611は、図4中の破線の円弧に沿って測距センサ11a~11dを相対的に移動させる。図4中の複数の黒丸は、計測点をそれぞれ示す。
3つ以上の測距センサ11a~11dは、円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されている。図4中において4つの測距センサ11a~11dが、破線の円弧に沿って4つの位置にそれぞれ配置されている。円周に沿った測距センサ11a~11dの間隔は均等ではない。つまり、測距センサ11aから円弧の中心Oに延びる破線と測距センサ11bから円弧の中心Oに延びる破線とのなす角度φ12と、測距センサ11bから円弧の中心Oに延びる破線と測距センサ11cから円弧の中心Oに延びる破線とのなす角度φ23と、測距センサ11cから破線に示す円弧の中心Oに延びる破線と測距センサ11dから円弧の中心Oに延びる破線とのなす角度φ34とのうち、少なくとも1つの角度は、残りの2つの角度とは異なる。この場合に、角度φ12、角度φ23、角度φ34の3つの角度のうち、2つまでは同じであってもよく、3つとも互いに異なる角度であってもよい。
より詳しくは、円周に沿った3つ以上の測距センサ11a~11dのうちの隣り合う2つの測距センサの間の複数の距離は、単位移動距離に互いに素な整数が乗算された距離である。図2中に示す破線の円の円周上に単位所定距離ごとに配置された計測点の数をN個とする。この場合、上述した角度φ12、角度φ23、角度φ34は、以下のように表される。
式(1)~式(3)中、k12、k23、k34は互いに素な整数である。この時、単位移動距離は、360/Nとなる。
k12、k23、k34は互いに素な整数であれば、表面形状が単位移動距離よりも長い波長の形状である場合に、すべての測距センサ11a~11dの位置において位相が同時に一致することはない。このため、後述する形状特定部614が表面形状を特定することが可能である。この場合、単位移動距離を空間分解能とみなすことができる。
式(1)で示すように、角度φ12は、k12に対応する角度である。式(2)で示すように、角度φ23は、k23に対応する角度である。式(3)で示すように、角度φ34は、k34に対応する角度である。一例として、角度φ12が4度であり、角度φ23が5度であり、角度φ34が4度であると仮定する。この場合、単位移動距離が1度とすると、k12=4、k23=5、k34=4となり、k12、k23、k34は互いに素な整数となる。したがって、空間分解能は、1度になる。
角度φ12が2度であり、角度φ23が4度であり、角度φ34が6度であるものとする。単位移動距離が2度とすると、k12=1、k23=2、k34=3となり、k12、k23、k34は互いに素な整数となる。したがって、空間分解能は、2度になる。
角度φ12が5.4度であり、角度φ23が3.9度であり、角度φ34が2.7度であるものとする。単位移動距離が0.3度とすると、k12=27、k23=13、k34=9となり、k12、k23、k34は互いに素な整数となる。したがって、空間分解能は、0.3度になる。
[補正測定値の生成]
補正部613は、3つ以上の測距センサ11a~11dのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を3つ以上の測距センサ11a~11dのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する。補正部613は、4つ以上の測距センサのうちのいずれか一つの測距センサの測定値を、測距部1の上下運動、測距センサ11a~11dが移動する円周(図2参照)の動径方向を軸とする測距部1の回転運動、及び、この円周の接線方向を軸とする測距手段の回転運動により変化する成分を含まないように補正した補正測定値を生成する。
例えば、補正部613は、4つ以上の測距センサ11a~11dのそれぞれの測定値に重みをそれぞれ乗じた総和を特定する。重みは、それぞれの測定値に対応する測距センサと4つ以上の測距センサ11a~11dのうちのこの測定値に対応する測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応するものである。補正部613は、この総和を特定することにより、4つ以上の測距センサ11a~11dに対応する補正測定値を生成する。
以下、測距センサ11a~11dの位置を円周の中心からみた方位角で表現する。補正部613は、円周に沿って測距センサ11a~11dを1周以上移動部611が移動させた場合には、円周における第1位置における測定値と、測距部1がこの円周に沿って360°移動した後の円周における第2位置における測定値と、が一致するという制約条件に基づいて補正測定値を生成する。第1位置と、第2位置とは、例えば、同じ方位角の位置である。
ここで、測距センサ11bが方位角θn上にある場合に、測距部1の上下運動、円の動径方向を軸とする回転角(ピッチング)、接線方向を軸とする回転角(ローリング)をそれぞれz(θn)、p(θn)、r(θn)とする。ここで、θnは以下の式により表される。
測距センサ11a、11b、11c、11dの出力Sa(θn)、Sb(θn)、Sc(θn)、Sd(θn)と被検面上の表面形状f(θn)との間には以下の関係式がそれぞれ成り立つ。
4つの測距センサ11a~11dの出力から測距部1の運動及び回転を除去した補正測定値である出力T(θn)は次のように求められる。
式中のp1~p4は、重みである。式(8)に示すように、補正部613は、測距部1の上下運動、ピッチング、ローリングを示すz(θn)、p(θn)、r(θn)を含む項を除去した補正測定値T(θn)を生成するので、3階微分によりこれらの項を除去した場合と同様に、高い空間分解能を実現することが可能になる。式中のp1~p4は、以下のように表すことができる。
式(10)中には、測定値Sa(θn)に対応する測距センサ11aと、測距センサ11a以外の測距センサ11b~11dとの位置関係に基づく角度φ23及びφ34が含まれる。式(11)中には、測定値Sb(θn)に対応する測距センサ11bと、測距センサ11b以外の測距センサ11a、11c、11dとの位置関係に基づく角度φ12、φ23及びφ34が含まれる。式(12)中には、測定値Sc(θn)に対応する測距センサ11cと、測距センサ11c以外の測距センサ11a、11b、11dとの位置関係に基づく角度φ12、φ23及びφ34が含まれる。
式(13)中には、測定値Sd(θn)に対応する測距センサ11dと、測距センサ11d以外の測距センサ11a、11b、11cとの位置関係に基づく角度φ12及びφ23が含まれる。補正部613は、測距センサ11a~11dを円周に沿って移動部611が相対的に動かす場合に、計測点ごとに出力T(θn)を補正測定値として算出する。
以上のとおり、補正部613は、測距センサ11a、11b、11c、11dの出力Sa(θn)、Sb(θn)、Sc(θn)、Sd(θn)から測距部1の運動及び回転を除去した出力T(θn)を算出することができる。このため、補正部613は、測距部1の運動及び回転の影響に起因して、測定対象物Wの表面形状を特定する精度が低下することを抑制することができる。
なお、取得部612は、測定開始から測定終了までの間に同じ計測点において重複して測定対象物Wまでの距離を取得してもよい。すなわち、移動部611は、円周に沿って測距センサ11a~11dを1周以上移動させ、取得部612は、同じ計測点において複数回にわたって測定対象物Wまでの距離を取得することができる。補正部613は、複数回にわたって測定された複数の距離の平均値等の統計量を利用することにより、補正測定値の生成の精度を向上させることができる。
[表面形状の特定]
形状特定部614は、円周上の複数の位置に対応する複数の補正測定値に基づいて、測定対象物Wの円周における表面形状を特定する。上述のとおり、測距センサ11a~11dは、円周を1周する計測により同じ位置に戻るため、f(θN+i)=f(θi)と表すことができる。測定開始から測定終了までの間に取得部612が同じ計測点において重複して取得部612が測定対象物Wまでの距離を取得する場合、重複する計測点の数をMとする。各計測点でのf(θn)とT(θn)の関係式を、行列Aを用いて以下のように表すことができる。
式(14)中、(i+k12(mod N))は、(i+k12)をNで割った余りであることを示している。式(14)中の他の(mod N)についても同様である。表面形状はセンサの出力とAの疑似逆行列A‐1を用いて以下のように表される。
形状特定部614は、式(15)により、補正部613が算出した出力T(θn)から表面形状f(θn)を特定する。
[表面形状に基づく情報の出力]
出力部615は、形状特定部614が特定した表面形状に基づく情報を出力する。例えば、出力部615は、形状特定部614が特定した表面形状を表示部7にそのまま出力する。出力部615は、形状特定部614が特定した表面形状と、測定対象物Wが設計されたとおりに製造された場合の理想的な形状との誤差を表示部7に出力してもよい。
出力部615は、ネットワークを介して、パーソナルコンピュータ等のユーザ端末(不図示)と通信してもよい。出力部615は、形状特定部614が特定した表面形状をユーザ端末に出力してもよい。
[測距センサの数又は配置が異なる変形例]
図4の例では、取得部612は、互いの間隔が均等ではない4つの測距センサ11a~11dにより測定された測定対象物Wまでの距離を取得する場合の例について説明した。しかしながら、取得部612は、互いの間隔が均等ではない測距センサ11a~11dの測定結果を取得する例に限定されず、互いの間隔が均等な測距センサ11a~11dの測定結果を取得してもよい。
図5(a)及び図5(b)は、測距部1の例を示す。図5(a)は、図4と同様に、測距部1が、互いの間隔が均等でない4つの測距センサを備える例を示す。図5(b)は、測距部1が、互いの間隔が均等な4つの測距センサを備える例を示す。
図5(b)の例では、図5(a)と同様に4つの測距センサを備える。補正部613は、式(4)~式(8)のように計算することにより、測距部1の上下運動、ピッチング、ローリングの影響を除去した補正測定値T(θn)を算出することができる。このため、形状特定部614は、測定対象物Wの表面形状を特定する精度を向上させることができる。
図6は、測距部1が3つの測距センサを備える場合の例を示す。図6は、図4と同様に、測距部1が、互いの間隔が均等ではない3つの測距センサを備える例を示す。図5(a)及び図6の例では、測距センサの間隔が均等でないため、測定対象物Wの表面の表面形状(凹凸)が、特定の波長で変動する場合に、複数の測距センサ11の位置に対応する位相が一致しづらいので、表面形状の特定に有効なデータが実質的に減ってしまうことを防げる。その結果、測定精度が向上する。
[実施例]
形状測定装置100を用いて、自由曲面の測定対象物Wの表面形状と、測定対象物Wが設計されたとおりに製造された場合の理想的な形状との誤差を測定した。測距センサ11a~11dとして、株式会社KEYENCE製「SI-F01」を測距部1に装着して用いた。測定対象物を載置する台の上を移動可能な加工機を剛体部材3とした。
まず、測定対象物Wを台の上に載置した。加工機を用いて測距部1を被検面の傾斜に合う姿勢に設定した。そして、取得部612が測距センサ11a~11dから測定対象物Wまでの距離を取得しつつ、円周に沿って所定の走査速度で測距センサ11a~11dが移動するように被検面を回転させ、5周分の計測データを取得した。
図7(a)及び図7(b)は、形状特定部614が特定した測定対象物の表面形状を示す。図7(a)は、この測定対象物Wが設計どおり製造された理想的な形状である場合に図2の破線に示す円周に沿って形状特定部614が測定対象物Wの表面形状を特定したシミュレーション結果を示す。図7(b)は、図2の破線に示す円周に沿って測距部1を移動させながら形状特定部614が実際に特定した測定対象物Wの表面形状を示す。図7(b)中には、円周に沿って測距部1を相対的に移動させた5周分の測定対象物Wの表面形状の特定結果を重ね合わせて示す。
図7(a)及び図7(b)の縦軸は、測定対象物の表面の凹凸を示す。図7(a)及び図7(b)の縦軸の単位は、ナノメートルである。図7(a)及び図7(b)の横軸は、測定対象物Wの円周上の位置を円周の中心Oからみた方位角によって示す。図7(a)及び図7(b)は、互いにほぼ同じ形状を示し、測定対象物の表面形状を形状特定部614が特定する精度が非常に高いことがわかる。
図8には、5周分の表面形状の特定結果の差分を示す。図8の縦軸は、5周分の表面形状の特定結果のそれぞれと、5周分の表面形状の特定結果の平均との差分を示す。図8の横軸は、測定対象物Wの円周上の位置を円周の中心Oからみた方位角によって示す。図8に示すとおり、表面形状の特定結果の誤差が20ナノメートル以下に抑えられており、測定対象物Wの表面形状を形状特定部614が特定する精度が非常に高いことがわかる。
図9は、測距センサの配置と、S/N比との関係を示す。図9中の4点法(不等間隔)は、図4と同様に、互いの間隔が均等でない4つの測距センサを測距部1が備える例を示す。図9中の4点法(等間隔)は、図5(b)と同様に、互いの間隔が均等な4つの測距センサを測距部1が備える例を示す。図9中の3点法(等間隔)は、互いの間隔が均等な3つの測距センサを測距部1が備える例を示す。図9中の4点法(等間隔)の例と、図9中の3点法(等間隔)の例では、測距センサの間隔は同じである。図9の左側で示すように、低周波数帯では、センサ間隔が同じ場合、3点法の方が4点法よりS/N比が高くなる。測距部1では、測距センサの間隔を広げることにより、S/N比を改善することができる。ただし、測距部1では、互いの間隔が均等な測距センサを配置した場合には、測距センサの間隔を広げることにより、空間分解能が悪化するというトレードオフの関係にある。
図9中に示すように、互いの間隔が均等な3つまたは4つの測距センサを測距部1が備える場合、周波数が測距センサの間隔の整数倍であるときにS/N比が著しく低下する。このことから、測定対象物Wの表面の表面形状(凹凸)が、センサの間隔の整数倍の波長で変動する場合に、S/N比が著しく低下することがわかる。これに対し、互いの間隔が均等でない4つの測距センサを備える例では、複数の測距センサ11の位置に対応する位相が一致しづらいので、S/N比の低下が抑制される。このため、形状特定部614が測定対象物Wの表面形状を特定する測定精度を向上させることができる。
[形状測定装置100による形状の特定の処理手順]
図10は、形状測定装置100による測定対象物Wの表面形状の特定の処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、例えば、測定対象物Wの表面形状の特定の開始を指示するユーザ操作を操作受付部(不図示)が受け付けたときに開始する。
まず、移動部611は、測距センサ11a~11dが最初の計測点へ移動するように測定対象物Wを回転させる(S101)。取得部612は、測距センサ11a~11dにより測定された測定対象物Wまでの距離を取得する(S102)。形状特定部614は、測定対象物Wまでの距離を取得部612が取得する処理が終了したか否かを判定する(S103)。
補正部613は、測定対象物Wまでの距離を取得部612が取得する処理が終了したと判定した場合に(S103のYES)、3つ以上の測距センサ11a~11dのそれぞれの測距センサの測定値を残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する(S104)。形状特定部614は、測距センサ11a~11dが移動した円周上の複数の計測点に対応する複数の補正測定値に基づいて、測定対象物の表面形状を特定する(S105)。出力部615は、形状特定部614が特定した表面形状を表示部7に出力し(S106)、処理を終了する。
移動部611は、S103の判定において測定対象物Wまでの距離を取得部612が取得する処理が終了していないと判定した場合に(S103のNO)、測距センサ11a~11dを次の計測点へ移動させるように測定対象物Wに対して測距センサ11a~11dを相対的に移動させ(S107)、S102の処理に戻る。
なお、図10の例では、補正部613は、測定対象物Wまでの距離を取得部612が取得する処理が終了した後に、3つ以上の測距センサ11a~11dのそれぞれの測距センサの測定値を残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する例について説明したが、本発明は、これに限定されない。例えば、補正部613は、測距センサ11a~11dにより測定された測定対象物Wまでの距離を取得する度に、3つ以上の測距センサ11a~11dのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成してもよい。
[本発明による効果]
本実施形態の形状測定装置100によれば、補正部613は、互いの間隔が均等でないように配置された3つ以上の測距センサ11a~11dのうち、いずれか1つの測距センサの測定値を残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する。このため、補正部613は、測距センサ11a~11dの間隔に相当する波長の形状を計測できなくなることを抑制することができる。
補正部613は、4つ以上の測距センサ11a~11dのそれぞれの測定値に、この測定値に対応する測距センサと4つ以上の測距センサ11a~11dのうちのこの測定値に対応する測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、測距部1の上下運動、ピッチング、ローリングの影響を補正することができる。このため、補正部613は、測定対象物の表面形状の測定精度を向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 測距部
2 連結部材
3 剛体部材
4 回転駆動部
5 台
6 本体部
7 表示部
8 記憶部
11a 測距センサ
11b 測距センサ
11c 測距センサ
11d 測距センサ
12a 接触子
12b 接触子
12c 接触子
61 制御部
100 形状測定装置
611 移動部
612 取得部
613 補正部
614 形状特定部
615 出力部

Claims (10)

  1. 基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定装置であって、
    前記円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する3つ以上の測距センサを有する測距手段と、
    前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる移動手段と、
    前記3つ以上の測距センサのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を前記3つ以上の測距センサのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成する補正手段と、
    前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定する形状特定手段と、
    を備える形状測定装置。
  2. 前記3つ以上の測距センサを含む4つ以上の測距センサを備え、
    前記補正手段は、前記4つ以上の測距センサのそれぞれの前記測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する前記補正測定値を生成する、
    請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記補正手段は、前記4つ以上の測距センサのうちのいずれか一つの測距センサの前記測定値を、前記測距手段の上下運動、前記円周の動径方向を軸とする前記測距手段の回転運動、及び、前記円周の接線方向を軸とする前記測距手段の回転運動により変化する成分を含まないように補正した前記補正測定値を生成する、
    請求項2に記載の形状測定装置。
  4. 前記補正手段は、前記円周における第1位置における前記測定値と、前記測距手段が前記円周に沿って360°移動した後の前記円周における第2位置における前記測定値と、が一致するという制約条件に基づいて前記補正測定値を生成する、
    請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  5. 前記移動手段は、前記円周に沿って一定の移動距離ごとに前記測距手段を移動させ、
    前記円周に沿った前記3つ以上の測距センサのうちの隣り合う2つの測距センサの間の複数の距離は、前記移動距離に互いに素な整数が乗算された距離である、
    請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  6. 前記測距手段は、前記測定対象物と接触するための複数の接触子を有し、
    前記移動手段は、弾性を有する連結部材を介して前記測距手段を前記測定対象物側へ押圧することにより前記複数の接触子が前記測定対象物に接触した状態で前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる、
    請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  7. 前記移動手段は、前記測距手段が前記測定対象物に接触していない状態で前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる、
    請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  8. 基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定装置であって、
    前記円周における4つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する4つ以上の測距センサを有する測距手段と、
    前記測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させる移動手段と、
    前記4つ以上の測距センサのそれぞれの測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する補正測定値を生成する補正手段と、
    前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定する形状特定手段と、
    を備える形状測定装置。
  9. コンピュータが実行する、基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定方法であって、
    前記円周における互いの距離が異なる3つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する3つ以上の測距センサを有する測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させるステップと、
    前記3つ以上の測距センサのうちのいずれか1つの測距センサの測定値を前記3つ以上の測距センサのうちの残りの測距センサの測定値に基づいて補正することにより補正測定値を生成するステップと、
    前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定するステップと、
    を有する形状測定方法。
  10. 基準位置を中心とする円周に沿って測距センサを相対的に移動させることにより測定対象物の表面形状を測定する形状測定方法であって、
    前記円周における4つ以上の位置に配置されており、前記測定対象物までの距離を測定する4つ以上の測距センサを有する測距手段を前記円周に沿って相対的に移動させるステップと、
    前記4つ以上の測距センサのそれぞれの測定値に、当該測定値に対応する測距センサと前記4つ以上の測距センサのうちの当該測距センサ以外の測距センサとの位置関係に対応する重みをそれぞれ乗じた総和を特定することにより、前記4つ以上の測距センサに対応する補正測定値を生成するステップと、
    前記円周上の複数の位置に対応する複数の前記補正測定値に基づいて、前記測定対象物の前記円周における表面形状を特定するステップと、
    を有する形状測定方法。
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