JP7842299B1 - ロータリーダイカッター、カッターロール、及びアンビルロール - Google Patents

ロータリーダイカッター、カッターロール、及びアンビルロール

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Abstract

【課題】振動の抑制と装置構成の簡素化との両立を図る。
【解決手段】ロータリーダイカッターは、切断刃によりワークを切断する装置である。ロータリーダイカッターは、第1軸線まわりに回転可能に設けられ、第1軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第1ロール部材と、第1軸線と平行な第2軸線まわりに回転可能に設けられ、第2軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第2ロール部材と、を備える。第1ロール部材及び第2ロール部材のいずれか一方の外周面には、切断刃が設けられている。第1ロール部材は、第1軸線まわりに回転可能に支持される軸部と、軸部に固定され、切断刃による切断が行われる本体部と、軸方向において本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有する。振動調整部は、軸部の外周面との間に隙間を空けて軸部を囲む環状部と、軸部と環状部とを接続するように設けられ、第1軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む。
【選択図】図4

Description

本開示は、ロータリーダイカッター、カッターロール、及びアンビルロールに関する。
特許文献1には、回転式切断装置が開示されている。
特開2012-218149号公報
本開示は、振動の抑制と装置構成の簡素化との両立に有用なロータリーダイカッター、カッターロール、及びアンビルロールを提供する。
[1]切断刃によりワークを切断するロータリーダイカッターであって、第1軸線まわりに回転可能に設けられ、前記第1軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第1ロール部材と、前記第1軸線と平行な第2軸線まわりに回転可能に設けられ、前記第2軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第2ロール部材と、を備え、前記第1ロール部材及び前記第2ロール部材のいずれか一方の外周面には、前記切断刃が設けられており、前記第1ロール部材は、前記第1軸線まわりに回転可能に支持される軸部と、前記軸部に固定され、前記切断刃による切断が行われる本体部と、軸方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、前記振動調整部は、前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記第1軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、ロータリーダイカッター。
[2]前記第1ロール部材の前記本体部における外周面に、前記切断刃が設けられており、前記第2ロール部材は、前記第2軸線まわりに回転可能に支持される第2軸部と、前記第2軸部に固定され、前記切断刃が接触する外周面を形成する第2本体部と、前記第2軸線の軸方向において前記第2本体部と異なる位置に配置される第2振動調整部と、を有し、前記第2振動調整部は、前記第2軸部の外周面との間に隙間を空けて前記第2軸部を囲む第2環状部と、前記第2軸部と前記第2環状部とを接続するように設けられ、前記第2軸線まわりに並ぶ複数の第2弾性体と、を含む、上記[1]に記載のロータリーダイカッター。
[3]前記複数の弾性体は、軸線まわりの周方向において等間隔に配置されている、上記[1]又は[2]に記載のロータリーダイカッター。
[4]ロータリーダイカッターに用いられるカッターロールであって、ワークを切断するための切断刃と、一方向に延びるように形成された軸部と、前記軸部の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面を形成する本体部と、前記軸部が延びる方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、前記本体部の外周面に前記切断刃が設けられており、前記振動調整部は、前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、カッターロール。
[5]切断刃によりワークを切断するロータリーダイカッターに用いられるアンビルロールであって、一方向に延びるように形成された軸部と、前記軸部の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面を形成し、前記切断刃による切断が行われる本体部と、前記軸部が延びる方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、前記振動調整部は、前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、アンビルロール。
本開示によれば、振動の抑制と装置構成の簡素化との両立に有用なロータリーダイカッター、カッターロール、及びアンビルロールが提供される。
図1は、ロータリーダイカッターを模式的に例示する斜視図である。 図2は、ロータリーダイカッターを模式的に例示する正面図である。 図3は、ロータリーダイカッターによる切断の様子を模式的に例示する斜視図である。 図4(a)は、カッターロールの模式的な正面図である。図4(b)は、図4(a)のIVb-IVb線における模式的な断面図である。 図5は、図4(b)のV-V線における模式的な断面図である。 図6(a)は、アンビルロールの模式的な正面図である。図6(b)は、図6(a)のVIb-VIb線における模式的な断面図である。
以下、図面を参照して、本開示の一実施形態について説明する。以下の実施形態は、本開示に係る発明を説明するための例示であり、本開示に係る発明を以下の内容に限定する趣旨ではない。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用い、場合により重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、各要素の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。各図には、X軸、Y軸、及びZ軸で規定される直交座標系が示される。Z軸が鉛直方向を表し、X軸及びY軸が、互いに直交する水平方向を表す。Z軸正方向が、鉛直上方を表す。
[ロータリーダイカッターの全体構成]
図1及び図2には、一実施形態に係るロータリーダイカッターが模式的に示されている。図3には、ロータリーダイカッターが材料の切断を行う様子が模式的に示されている。図1及び図2に示されるロータリーダイカッター1は、切断刃を用いて材料(以下、「ワークW」と称する。)を切断する装置である。ロータリーダイカッター1は、ロータリーカッターとも称される。加工対象物であるワークWは、帯状の材料であり、例えば、不織布、紙、又はフィルムである。
ロータリーダイカッター1は、例えば、切断刃によりワークWを切り抜き加工(輪郭加工)するように構成されている(図3も参照)。ロータリーダイカッター1により切り抜き加工が行われた後に残るワークWが製品として用いられてもよく、ワークWのうちロータリーダイカッター1により切り抜かれた部分が製品として用いられてもよい。
図1及び図2に示されるように、ロータリーダイカッター1は、例えば、カッターロール10と、アンビルロール30と、フレーム50と、回転支持部61と、回転支持部62と、加圧部68と、回転駆動部69と、を備える。なお、図1においては、回転駆動部69は省略されている。
カッターロール10(第1ロール部材)は、水平な軸線Ax1(第1軸線)まわりに回転可能に設けられ、軸線Ax1まわりの周方向に沿う外周面を有する部材である。カッターロール10は、一方向に延びるように形成されており、全体として円柱状に形成されている。以下では、説明の便宜のために、軸線Ax1が延びる軸方向が「X軸方向」であるとする。カッターロール10は、X軸方向に延びるように形成されており、軸線Ax1は、カッターロール10(後述する軸部15)のX軸方向に直交する断面の中心を通るように設定されている。
カッターロール10は、切断刃11と、外周面12と、一対のガイドリング13と、を有する。切断刃11は、ワークWに対する切断加工に応じた形状を有する。ワークWの切り抜き加工が行われる際には、切断刃11の輪郭に沿ってワークWの一部が切断される。外周面12は、軸線Ax1まわりの周方向に沿う周面である。外周面12は、カッターロール10の軸線Ax1の軸方向における全長のうちの大部分に形成されている。
カッターロール10は、例えば、金属製である。カッターロール10のうち、少なくとも外周面12を形成する表面層は、超硬合金等の硬質材で形成されてもよい。上記表面層以外の部分は、表面層を形成する硬質材と同じ材質であってもよく、異なる材質(例えば、鋼)であってもよい。外周面12に切断刃11が設けられている。言い換えると、切断刃11は、外周面12から外方に突出するように設けられている。
一対のガイドリング13は、軸線Ax1の軸方向において、切断刃11を間に挟んで設けられている。一対のガイドリング13それぞれは、環状に形成されている。一対のガイドリング13は、外周面12の軸線Ax1の軸方向における両端部にそれぞれ設けられている。ガイドリング13は、外周面12よりも外方に位置する周面を有する。外周面12を基準とした場合に、ガイドリング13の高さ(ガイドリング13の周面の高さ)は、切断刃11の刃先の高さに略一致する。一対のガイドリング13を外周面12に設ける構成に代えて、一対のガイドリング13が、後述する軸部15を囲み、外周面12の少なくとも一部を有する環状の部分と一体に形成されてもよい。
アンビルロール30(第2ロール部材)は、水平な軸線Ax2(第2軸線)まわりに回転可能に設けられ、軸線Ax2まわりの周方向に沿う外周面を有する部材である。軸線Ax1は、軸線Ax2と平行である。なお、本開示において、「平行」には、厳密に平行である場合だけでなく、製造誤差又は設置誤差が含まれる状態を許容し、実質的に平行な場合も含まれる。「鉛直」、「直交」、及び「一致」も同様であり、製造誤差又は設置誤差が含まれる状態を許容する。
軸線Ax1と軸線Ax2とは、鉛直方向に並ぶように設定されている。例えば、軸線Ax1が、軸線Ax2の鉛直上方に位置する。アンビルロール30は、外周面32を有する。外周面32は、軸線Ax2まわりの周方向に沿う周面である。外周面32は、アンビルロール30の軸線Ax2の軸方向における全長のうち大部分に形成されている。
アンビルロール30は、例えば、金属製である。アンビルロール30のうち、少なくとも外周面32を形成する表面層は、超硬合金等の硬質材で形成されてもよい。上記表面層以外の部分は、表面層を形成する硬質材と同じ材質であってもよく、異なる材質(例えば、鋼)であってもよい。外周面32には、カッターロール10の切断刃11の刃先が接触し、一対のガイドリング13が接触する。切断刃11を構成する材質は、アンビルロール30の外周面32を含む上記表面層を形成する材質よりも硬い材質であってもよい。
フレーム50は、カッターロール10及びアンビルロール30を含む各種部材を支持する部材である。フレーム50は、例えば、床等に設置される。フレーム50は、例えば、天板51と、底板52と、複数の柱53と、を含む。天板51及び底板52は、鉛直方向に並んで配置されている。天板51及び底板52それぞれは、板状に形成されており、X軸方向に延在している。なお、天板51及び底板52の少なくとも一方が、板状に代えて、フレーム状に形成されていてもよい。
複数の柱53は、天板51と底板52とを接続する。一例では、複数の柱53のうちの2本の柱53が、X軸方向における一端側で天板51及び底板52の間に配置され、他の2本の柱53が、X軸方向における他端側で天板51及び底板52の間に配置されている。X軸方向の一端側に配置された2本の柱53は、Y軸方向において間隔を空けて並び、X軸方向の他端側に配置された2本の柱53も、Y軸方向において間隔を空けて並ぶ。
回転支持部61は、カッターロール10を回転可能に支持する部材である。回転支持部61は、軸受け(ベアリング)を含む。回転支持部61は、X軸方向における一端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分と、X軸方向における他端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分とによって構成されてもよい。
回転支持部62は、アンビルロール30を回転可能に支持する部材である。回転支持部62は、軸受け(ベアリング)を含む。回転支持部62は、X軸方向における一端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分と、X軸方向における他端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分とによって構成されてもよい。
加圧部68は、回転支持部61及び回転支持部62が互いに近づくように、回転支持部61及び回転支持部62の少なくとも一方を加圧する部材である。図1及び図2に例示される加圧部68は、回転支持部61に近づく向きに回転支持部62を加圧する。加圧部68は、シリンダ等の駆動源を含むアクチュエータであってもよく、空気ばねであってもよい。加圧部68は、底板52に設置されてもよい。加圧部68は、回転支持部61,62と同様に、X軸方向における一端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分と、X軸方向における他端側に配置された2本の柱53の間に設けられた部分とによって構成されてもよい。図1及び図2に示される例とは異なり、加圧部68は、回転支持部62に近づく向きに回転支持部61を加圧してもよい。あるいは、加圧部68は、回転支持部61に近づく向きに回転支持部62を加圧しつつ、回転支持部62に近づく向きに回転支持部61を加圧してもよい。
回転駆動部69は、カッターロール10に接続されており、軸線Ax1まわりにカッターロール10を回転させる部材(駆動部)である。回転駆動部69は、電動モータ等の駆動源を含む。回転駆動部69は、フレーム50とは別の部材によって、所定位置に設置(固定)されてもよい。図2に示される例と異なり、アンビルロール30に回転駆動部69が接続されてもよい。
加圧部68が互いに近づく向きにカッターロール10及びアンビルロール30の少なくとも一方を加圧した状態で、回転駆動部69がカッターロール10を軸線Ax1まわりに回転させることで、一対のガイドリング13が接触した状態のアンビルロール30も軸線Ax2まわりに回転する。例えば、回転駆動部69の位置から見て、カッターロール10が反時計回りに回転する場合に、アンビルロール30が時計回りに回転する。
図3に例示されるように、カッターロール10及びアンビルロール30が回転を継続した状態で、帯状のワークWが、カッターロール10の外周面12(ロール表面)と、アンビルロール30の外周面32(ロール表面)との間に形成された空間を通過する。ワークWは、上記空間を通過するように、他の装置によってロータリーダイカッター1に向けて送り出されてもよい。カッターロール10の外周面12とアンビルロール30の外周面32との間の空間を通過する際に、外周面12に設けられた切断刃11によってワークWの一部が切断される(例えば、切り抜き加工される)。
図3では、カッターロール10及びアンビルロール30以外の部材が省略されている。一例では、ワークWの幅方向における中央部において、切断刃11による切り抜き加工に伴う貫通孔Whが形成される。カッターロール10及びアンビルロール30の間を通過した後の部分では、ワークWの長手方向において複数の貫通孔Whが並ぶ。ロータリーダイカッター1による切断後において、ワークW、又は、切り抜かれた部分に対して他の工程が行われてもよい。
(カッターロール)
続いて、図4(a)、図4(b)、及び図5も参照しながら、カッターロール10の詳細を例示する。図4(a)には、カッターロール単体を側方から見た場合の模式図が示されており、図4(b)には、軸線Ax1を含む仮想平面におけるカッターロールの縦断面が模式的に示されている。図4(b)では、切断刃11の断面は省略されている。図5には、軸方向の所定位置におけるカッターロールの横断面が模式的に示されている。カッターロール10は、軸部15と、本体部16と、1以上の振動調整部20と、を有する。
軸部15は、一方向に延びるように棒状に形成された軸部材である。軸部15は、円柱状に形成されている。軸部15は、中実であってもよい。軸部15の全長が、カッターロール10の全長を規定する。軸部15は、軸方向の両端に位置する一対の小径部と、一対の小径部の間に位置する大径部と、を含んでもよい。大径部の径(外径)は、一対の小径部それぞれの径(外径)よりも大きい。軸部15は、軸線Ax1まわりに回転可能に支持される。カッターロール10は、軸部15の中心軸線が軸線Ax1(回転軸線)となるように設置される。軸部15の両端に位置する一対の小径部が、回転支持部61によって回転可能に支持されてもよい。軸部15は、例えば金属製である。
本体部16は、切断刃11による切断が行われる部分である。本体部16は、軸部15に固定されている。本体部16は、環状に形成されている。本体部16の内周面は、軸部15のうちの対応する部分の外周面15aに接触している。軸部15と本体部16とは、個別に形成された後に互いに組付けられてもよい。図4(b)に示される例と異なり、軸部15と本体部16とが一体に形成されてもよい。この場合でも、本体部16が軸部15に固定されていることに変わりがない。本体部16は、例えば金属製である。
本体部16の外径は、軸部15における大径部の外径よりも大きい。本体部16の外周面16aが、カッターロール10における上記外周面12の一部に相当する。本体部16の外周面16aに切断刃11が設けられている。カッターロール10の本体部16と、アンビルロール30のうちの本体部16に対応する部分(後述する本体部36)とによって、切断刃11によるワークWの切断が行われる。
カッターロール10は、1以上の振動調整部20として、一対の振動調整部20を有してもよい。一対の振動調整部20のそれぞれは、軸線Ax1の軸方向において、本体部16と異なる位置に配置されている。一対の振動調整部20は、軸線Ax1の軸方向において、本体部16を間に挟んでいる。この場合、軸線Ax1の軸方向に沿って観察すると、一方の振動調整部20と、本体部16と、他方の振動調整部20とが、この順に並んでいる。一対の振動調整部20は、互いに同様の構成及び機能を有するので、一方の振動調整部20について説明する。
振動調整部20は、カッターロール10に伝達する振動(カッターロール10全体の振動)を抑制する機能を有する。すなわち、振動調整部20を設けることで、振動調整部20を設けない場合に比べて、カッターロール10に伝達した振動が抑制される。振動調整部20は、環状部22と、複数の弾性体24と、を含む。
環状部22は、軸部15の外周面15aとの間に隙間を空けて軸部15を囲む部分である。環状部22は、環状に形成されており、その中心は、軸部15の中心軸線に一致する。環状部22の内径は、軸部15における大径部の外径よりも大きい。軸線Ax1まわりの周方向に観察した際に、環状部22の内周面と軸部15の外周面との間の隙間(空間)の大きさは一定であってもよい。環状部22は、例えば金属製である。
環状部22の外周面22a(一対の環状部22のそれぞれの外周面22a)と、本体部16の外周面16aとによって、カッターロール10の外周面12の少なくとも一部が形成されてもよい。環状部22の外周面22aの径と本体部16の外周面16aの径との大小関係は、ワークWに対する切断加工が妨げられない関係に設定される。環状部22の外周面22aの径が、本体部16の外周面16aの径に一致していてもよく、又は、外周面16aの径よりも小さくてもよい。あるいは、環状部22の外周面22aの径が、本体部16の外周面16aの径よりも大きくてもよい。外周面22aの径が外周面16aの径よりも大きい場合、それらの径同士の差が、本体部16の外周面16aからの切断刃11の突出量(外周面16aと切断刃11の刃先との最短距離)よりも小さくてもよい。外周面22aの径と外周面16aの径との間に差がある場合、その差は、数mm程度以下であってもよい。軸線Ax1の軸方向において、環状部22(1つの環状部22)の大きさは、本体部16よりも小さくてもよく、本体部16と同じであってもよく、本体部16よりも大きくてもよい。
図5に示されるように、複数の弾性体24は、軸部15と環状部22とを接続するように設けられ、軸線Ax1まわりに並んで配置される。軸線Ax1まわりに並んで配置されるとは、複数の弾性体24の間で、軸線Ax1まわりの周方向における位置が異なることを意味する。複数の弾性体24は、環状部22の内周面22bと、軸部15の大径部の外周面15aとの間の隙間に配置されている。軸線Ax1まわりに並ぶ複数の弾性体24の個数は、2以上であれば限定されないが、例えば4である。図5に例示されるように、軸線Ax1の軸方向のある位置において、軸方向に直交する断面を観察した際に、当該同一断面上に複数の弾性体24が配置されていてもよい。軸線Ax1の軸方向において、例えば、軸線Ax1まわりに並ぶ複数の弾性体24の中心の位置は、互いに一致する。図5に示される例とは異なり、複数の弾性体24の間で、軸線Ax1の軸方向における位置が異なっており、且つ、軸線Ax1まわりの周方向における位置が異なっていてもよい(複数の弾性体24が、らせん状に配置されていてもよい)。
複数の弾性体24(例えば、4つの弾性体24)は、軸線Ax1まわりの周方向において等間隔に配置されていてもよい。複数の弾性体24のそれぞれは、ゴムであってもよく、バネ部材であってもよく、ゴム及びバネ部材以外の部材であってもよい。弾性体24がバネ部材である場合、そのバネ部材は、圧縮コイルバネであってもよく、引張バネであってもよい。
軸線Ax1まわりの周方向に並び、且つ、軸方向に直交する同一断面上に配置された複数の弾性体24を「1グループの弾性体24」とした場合に、軸線Ax1の軸方向において、複数グループの弾性体24が並んで設けられてもよい(図4(b)を参照)。複数グループの間で、複数の弾性体24の個数が異なっていてもよく、同じであってもよい。複数グループの間で、複数の弾性体24の周方向における位置が異なっていてもよく、同じであってもよい。
軸線Ax1の軸方向において、一方の振動調整部20の隣には、一方のガイドリング13が設けられる環状部分が設けられ、他方の振動調整部20の隣には、他方のガイドリング13が設けられる環状部分が設けられてもよい。一対の環状部分それぞれは、例えば金属製である。一例では、本体部16の外周面16a、一対の振動調整部20それぞれの環状部22の外周面22a、及び、一対の環状部分それぞれの外周面によって、カッターロール10の外周面12の全体が形成される。
図4(a)において、「a」は、カッターロール10のうち、回転支持部61の一対の軸受けで支持される箇所同士の軸方向における距離(最短距離)を表している。距離aは、本体部16の軸方向における大きさの1.5倍以上、1.7倍以上、2.0倍以上、又は、2.5倍以上であってもよい。「b」は、本体部16の外周面16aの径を表す。a/bは、1/2以上であってもよく、1/1以上であってもよく、3/2以上であってもよい。あるいは、a/bが、図4(a)に例示される比率のように、2/1以上であってもよい。
(アンビルロール)
続いて、図6(a)及び図6(b)も参照しながら、アンビルロール30の詳細を例示する。図6(a)には、アンビルロール単体を側方から見た場合の模式図が示されており、図6(b)には、軸線Ax2を含む仮想平面におけるアンビルロールの縦断面が模式的に示されている。図6(a)に示す模式図が図4(a)に示す模式図に対応し、図6(b)に示す模式図が図4(b)に示す模式図に対応する。
アンビルロール30は、軸部35と、本体部36と、1以上の振動調整部40と、を有する。軸部35(第2軸部)が、カッターロール10の軸部15に対応する。本体部36(第2本体部)が、カッターロール10の本体部16に対応する。1以上の振動調整部40(第2振動調整部)が、カッターロール10の1以上の振動調整部20に対応する。
軸部35は、一方向に延びるように棒状に形成された軸部材である。軸部35は、円柱状に形成されている。軸部35は、中実であってもよい。軸部35の全長が、アンビルロール30の全長を規定する。軸部35は、軸方向の両端に位置する一対の小径部と、一対の小径部の間に位置する大径部と、を含んでもよい。大径部の径(外径)は、一対の小径部それぞれの径(外径)よりも大きい。軸部35は、軸線Ax2まわりに回転可能に支持される。アンビルロール30は、軸部35の中心軸線が軸線Ax2(回転軸線)となるように設置される。軸部35の両端に位置する一対の小径部が、回転支持部62によって回転可能に支持されてもよい。軸部35は、例えば金属製である。
本体部36は、カッターロール10の切断刃11による切断が行われる部分である。本体部36は、軸部35に固定されている。本体部36は環状に形成されている。本体部36の内周面は、軸部35のうちの対応する部分の外周面に接触している。軸部35と本体部36とは、個別に形成された後に互いに組付けられてもよい。図6(b)に示される例と異なり、軸部35と本体部36とが一体に形成されてもよい。この場合でも、本体部36が軸部35に固定されていることに変わりがない。本体部36は、例えば金属製である。
本体部36の外径は、軸部35における大径部の外径よりも大きい。本体部36の外周面36aが、アンビルロール30における上記外周面32の一部に相当する。本体部36の外周面36aには、カッターロール10の切断刃11(切断刃11の刃先)が接触する。軸方向において、本体部36の大きさは、カッターロール10の本体部16の大きさに一致していてもよい。本体部36の外径は、本体部16の外径よりも大きくてもよい。
アンビルロール30は、1以上の振動調整部40として、一対の振動調整部40を有してもよい。一対の振動調整部40のそれぞれは、軸線Ax2の軸方向において、本体部36と異なる位置に配置されている。一対の振動調整部40は、軸線Ax2の軸方向において、本体部36を間に挟んでいる。この場合、軸線Ax2の軸方向に沿って観察すると、一方の振動調整部40と、本体部36と、他方の振動調整部40とが、この順に並んでいる。一対の振動調整部40は、互いに同様の構成及び機能を有するので、一方の振動調整部40について説明する。
振動調整部40は、アンビルロール30に伝達する振動(アンビルロール30全体の振動)を抑制する機能を有する。すなわち、振動調整部40を設けることで、振動調整部40を設けない場合に比べて、アンビルロール30に伝達した振動が抑制される。振動調整部40は、環状部42と、複数の弾性体44と、を含む。環状部42(第2環状部)が、カッターロール10の振動調整部20における環状部22に対応し、複数の弾性体44(複数の第2弾性体)が、振動調整部20における複数の弾性体24に対応する。
環状部42は、軸部35の外周面との間に隙間を空けて軸部35を囲む部分である。環状部42は、環状に形成されており、その中心は、軸部35の中心軸線に一致する。環状部42の内径は、軸部35における大径部の外径よりも大きい。軸線Ax2まわりの周方向に観察した際に、環状部42の内周面と軸部35の外周面との間の隙間(空間)の大きさは一定であってもよい。環状部42は、例えば金属製である。
環状部42の外周面42a(一対の環状部42のそれぞれの外周面42a)と、本体部36の外周面36aとによって、アンビルロール30の外周面32の少なくとも一部が形成されてもよい。環状部42の外周面42aの径と本体部36の外周面36aの径との大小関係は、ワークWに対する切断加工が妨げられない関係に設定される。環状部42の外周面42aの径が、本体部36の外周面36aの径に一致していてもよく、又は、本体部36の外周面36aの径よりも小さくてもよい。あるいは、環状部42の外周面42aの径が、本体部36の外周面36aの径よりも大きくてもよい。外周面42aの径が外周面36aの径よりも大きい場合、それらの径同士の差が、カッターロール10における本体部16の外周面16aからの切断刃11の突出量よりも小さくてもよい。環状部42の外周面42aの径と、本体部36の外周面36aの径との間に差がある場合、その差は、数mm程度以下であってもよい。軸線Ax2の軸方向において、環状部42(1つの環状部42)の大きさは、本体部36よりも小さくてもよく、本体部36と同じであってもよく、本体部36よりも大きくてもよい。
複数の弾性体44は、軸部35と環状部42とを接続するように設けられ、軸線Ax2まわりに並んで配置される。軸線Ax2まわりに並んで配置されるとは、複数の弾性体44の間で、軸線Ax2まわりの周方向における位置が異なることを意味する。軸線Ax2まわりに並ぶ複数の弾性体44の個数は、2以上であれば限定されないが、例えば4である。軸線Ax2の軸方向のある位置において、軸方向に直交する断面を観察した際に、当該同一断面上に複数の弾性体44が配置されてもよい。軸線Ax2の軸方向において、例えば、軸線Ax2まわりに並ぶ複数の弾性体44の中心の位置は、互いに一致する。図6(b)に示される例とは異なり、複数の弾性体44の間で、軸線Ax2の軸方向における位置が異なっており、且つ、軸線Ax2まわりの周方向における位置が異なっていてもよい(複数の弾性体44が、らせん状に配置されていてもよい)。
複数の弾性体44(例えば、4つの弾性体44)は、軸線Ax2まわりの周方向において等間隔に配置されていてもよい。複数の弾性体44のそれぞれは、ゴムであってもよく、バネ部材であってもよく、ゴム及びバネ部材以外の部材であってもよい。弾性体44がバネ部材である場合、そのバネ部材は、圧縮コイルバネであってもよく、引張バネであってもよい。
軸線Ax2まわりの周方向に並び、且つ、軸方向に直交する同一断面上に配置された複数の弾性体44を「1グループの弾性体44」とした場合に、軸線Ax2の軸方向において、複数グループの弾性体44が並んで設けられてもよい。複数グループの間で、複数の弾性体44の個数が異なってもよく、同じであってもよい。複数グループの間で、複数の弾性体44の周方向における位置が異なっていてもよく、同じであってもよい。
軸線Ax2の軸方向において、一方の振動調整部40の隣には、カッターロール10の一方のガイドリング13の外周面が接触する環状部分が設けられ、他方の振動調整部40の隣には、他方のガイドリング13の外周面が接触する環状部分が設けられてもよい。一対の環状部分それぞれは、例えば金属製である。一例では、本体部36の外周面36a、一対の振動調整部40それぞれの環状部42の外周面42a、及び、一対の環状部分それぞれの外周面によって、アンビルロール30の外周面32の全体が形成される。
図6(a)において、「c」は、アンビルロール30のうち、回転支持部62の一対の軸受けで支持される箇所同士の軸方向における距離(最短距離)を表している。距離cは、本体部36の軸方向における大きさの1.5倍以上、1.7倍以上、2.0倍以上、又は、2.5倍以上であってもよい。「d」は、本体部36の外周面36aの径を表す。c/dは、1/2以上であってもよく、1/1以上であってもよく、3/2以上であってもよい。あるいは、c/dが、図6(a)に例示される比率のように、2/1以上であってもよい。
[変形例]
上述の例では、カッターロール10及びアンビルロール30の双方に、振動を抑制するための振動調整部が設けられるが、カッターロール10及びアンビルロール30のいずれか一方に振動調整部が設けられ、他方に振動調整部が設けられていなくてもよい。軸線Ax2(第1軸線)まわりに回転可能なアンビルロール30(第1ロール部材)が1以上の振動調整部40を有する場合に、軸線Ax1(第2軸線)まわりに回転可能なカッターロール10(第2ロール部材)が1以上の振動調整部20を有しなくてもよい。カッターロール10が1以上の振動調整部20を有する場合に、アンビルロール30が、1以上の振動調整部40を有しなくてもよい。
カッターロール10において、2つの本体部16と、1つの振動調整部20とが設けられてもよい。2つの本体部16それぞれには、切断刃11が設けられる。軸線Ax1の軸方向において、2つの本体部16が、振動調整部20を間に挟んで配置されてもよい。カッターロール10において、本体部16の数、振動調整部20の数、及び、それらの部材間の配置関係は、ワークWに対する加工内容に応じて適宜変更可能である。
アンビルロール30において、2つの本体部36と、1つの振動調整部40とが設けられてもよい。2つの本体部36それぞれには、カッターロール10の対応する本体部16に設けられた切断刃11が接触する。軸線Ax2の軸方向において、2つの本体部36が、振動調整部40を間に挟んで配置されてもよい。アンビルロール30において、本体部36の数、振動調整部40の数、及び、それらの部材間の配置関係は、ワークWに対する加工内容に応じて適宜変更可能である。
[本開示のまとめ]
以上に説明したロータリーダイカッター(1)は、切断刃(11)によりワーク(W)を切断する装置である。このロータリーダイカッター(1)は、第1軸線(Ax1,Ax2)まわりに回転可能に設けられ、第1軸線(Ax1,Ax2)まわりの周方向に沿う外周面(12,32)を有する第1ロール部材(10,30)と、第1軸線(Ax1,Ax2)と平行な第2軸線(Ax2,Ax1)まわりに回転可能に設けられ、第2軸線(Ax2,Ax1)まわりの周方向に沿う外周面(32,12)を有する第2ロール部材(30,10)と、を備える。第1ロール部材(10,30)及び第2ロール部材(30,10)のいずれか一方の外周面には、切断刃(11)が設けられている。第1ロール部材(10,30)は、第1軸線(Ax1,Ax2)まわりに回転可能に支持される軸部(15,35)と、軸部(15,35)に固定され、切断刃(11)による切断が行われる本体部(16,36)と、軸方向において本体部(16,36)と異なる位置に配置される振動調整部(20,40)と、を有する。振動調整部(20,40)は、軸部(15,35)の外周面との間に隙間を空けて軸部(15,35)を囲む環状部(22,42)と、軸部(15,35)と環状部(22,42)とを接続するように設けられ、第1軸線(Ax1,Ax2)まわりに並ぶ複数の弾性体(24,44)と、を含む。
このロータリーダイカッター(1)では、切断刃(11)が設けられるカッターロール、又は、切断刃(11)を受けるアンビルロールのいずれかとして機能する第1ロール部材(10,30)自体が、振動を抑制するように構成された振動調整部(20,40)を含んでいる。例えば、環状部(22,42)と複数の弾性体(24,44)を含む振動調整部(20,40)が、回転中の第1ロール部材(10,30)に伝達した振動を打ち消す動作を含む動きを行うことで、振動が抑制されると考えられる。この構成では、第1ロール部材(10,30)自体に、振動を抑制するための機構が設けられるので、振動の抑制と装置構成の簡素化との両立に有用である。
以上に説明したロータリーダイカッター(1)において、第1ロール部材(10)の本体部(16)における外周面(16a)に、切断刃(11)が設けられていてもよい。第2ロール部材(30)は、第2軸線(Ax2)まわりに回転可能に支持される第2軸部(35)と、第2軸部(35)に固定され、切断刃(11)が接触する外周面(36a)を形成する第2本体部(36)と、第2軸線(Ax2)の軸方向において第2本体部(36)と異なる位置に配置される第2振動調整部(40)と、を有してもよい。第2振動調整部(40)は、第2軸部(35)の外周面との間に隙間を空けて第2軸部(35)を囲む第2環状部(42)と、第2軸部(35)と第2環状部(42)とを接続するように設けられ、第2軸線(Ax2)まわりに並ぶ複数の第2弾性体(44)と、を含んでもよい。
この場合、切断刃(11)が設けられるカッターロールとして機能する第1ロール部材(10)に加えて、切断刃(11)を受けるアンビルロールとして機能する第2ロール部材(30)にも、振動を抑制する機構が設けられる。そのため、ロータリーダイカッター(1)において生じる振動の影響を低減させるのに有用である。
以上に説明したロータリーダイカッター(1)において、複数の弾性体(24,44)は、軸線(Ax1,Ax2)まわりの周方向において等間隔に配置されていてもよい。
この場合、回転中の第1ロール部材(10,30)に伝達した振動を抑制する際に、周方向における抑制の程度の偏りを低減するのに有用である。
以上に説明したカッターロール(10)は、ロータリーダイカッター(1)に用いられる部材である。カッターロール(10)は、ワーク(W)を切断するための切断刃(11)と、一方向に延びるように形成された軸部(15)と、軸部(15)の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面(16a)を形成する本体部(16)と、軸部(15)が延びる方向において本体部(16)と異なる位置に配置される振動調整部(20)と、を有する。本体部(16)の外周面(16a)に切断刃(11)が設けられている。振動調整部(20)は、軸部(15)の外周面(15a)との間に隙間を空けて軸部(15)を囲む環状部(22)と、軸部(15)と環状部(22)とを接続するように設けられ、上記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体(24)と、を含む。
このカッターロール(10)では、当該カッターロール自体に、振動を抑制するための機構が設けられるので、振動の抑制と装置構成の簡素化との両立に有用である。
以上に説明したアンビルロール(30)は、切断刃(11)によりワーク(W)を切断するロータリーダイカッター(1)に用いられる部材である。アンビルロール(30)は、一方向に延びるように形成された軸部(35)と、軸部(35)の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面(36a)を形成し、切断刃(11)による切断が行われる本体部(36)と、軸部(35)が延びる方向において本体部(36)と異なる位置に配置される振動調整部(40)と、を有する。振動調整部(40)は、軸部(35)の外周面との間に隙間を空けて軸部(35)を囲む環状部(42)と、軸部(35)と環状部(42)とを接続するように設けられ、上記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体(44)と、を含む。
このアンビルロール(30)では、当該アンビルロール自体に、振動を抑制するための機構が設けられるので、振動の抑制と装置構成の簡素化との両立に有用である。
1…ロータリーダイカッター、10…カッターロール、Ax1…軸線、11…切断刃、12…外周面、15…軸部、15a…外周面、16…本体部、16a…外周面、20…振動調整部、22…環状部、22a…外周面、24…弾性体、30…アンビルロール、Ax2…軸線、32…外周面、35…軸部、36…本体部、36a…外周面、40…振動調整部、42…環状部、42a…外周面、44…弾性体。

Claims (5)

  1. 切断刃によりワークを切断するロータリーダイカッターであって、
    第1軸線まわりに回転可能に設けられ、前記第1軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第1ロール部材と、
    前記第1軸線と平行な第2軸線まわりに回転可能に設けられ、前記第2軸線まわりの周方向に沿う外周面を有する第2ロール部材と、を備え、
    前記第1ロール部材及び前記第2ロール部材のいずれか一方の外周面には、前記切断刃が設けられており、
    前記第1ロール部材は、
    前記第1軸線まわりに回転可能に支持される軸部と、
    前記軸部に固定され、前記切断刃による切断が行われる本体部と、
    軸方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、
    前記振動調整部は、
    前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、
    前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記第1軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、
    ロータリーダイカッター。
  2. 前記第1ロール部材の前記本体部における外周面に、前記切断刃が設けられており、
    前記第2ロール部材は、
    前記第2軸線まわりに回転可能に支持される第2軸部と、
    前記第2軸部に固定され、前記切断刃が接触する外周面を形成する第2本体部と、
    前記第2軸線の軸方向において前記第2本体部と異なる位置に配置される第2振動調整部と、を有し、
    前記第2振動調整部は、
    前記第2軸部の外周面との間に隙間を空けて前記第2軸部を囲む第2環状部と、
    前記第2軸部と前記第2環状部とを接続するように設けられ、前記第2軸線まわりに並ぶ複数の第2弾性体と、を含む、
    請求項1に記載のロータリーダイカッター。
  3. 前記複数の弾性体は、軸線まわりの周方向において等間隔に配置されている、
    請求項1又は2に記載のロータリーダイカッター。
  4. ロータリーダイカッターに用いられるカッターロールであって、
    ワークを切断するための切断刃と、
    一方向に延びるように形成された軸部と、
    前記軸部の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面を形成する本体部と、
    前記軸部が延びる方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、
    前記本体部の外周面に前記切断刃が設けられており、
    前記振動調整部は、
    前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、
    前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、
    カッターロール。
  5. 切断刃によりワークを切断するロータリーダイカッターに用いられるアンビルロールであって、
    一方向に延びるように形成された軸部と、
    前記軸部の中心軸線まわりの周方向に沿う外周面を形成し、前記切断刃による切断が行われる本体部と、
    前記軸部が延びる方向において前記本体部と異なる位置に配置される振動調整部と、を有し、
    前記振動調整部は、
    前記軸部の外周面との間に隙間を空けて前記軸部を囲む環状部と、
    前記軸部と前記環状部とを接続するように設けられ、前記中心軸線まわりに並ぶ複数の弾性体と、を含む、
    アンビルロール。
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