JP7841150B1 - アリ溝の加工方法、工作機械、および、ツールビット - Google Patents
アリ溝の加工方法、工作機械、および、ツールビットInfo
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Abstract
【解決手段】アリ溝の加工方法は、荒加工状態のアリ溝にツールビットを進入させる工程と、ツールビットがアリ溝に進入した状態で、アリ溝の延在方向に沿ってツールビットを移動させることにより、アリ溝の溝底の一部を切削する工程と、アリ溝の幅方向に、ツールビットの位置を変更する工程と、アリ溝の幅方向にツールビットの位置が変更された後、ツールビットがアリ溝に進入した状態で、アリ溝の延在方向に沿ってツールビットを移動させることにより、溝底の他の一部を切削する工程と、備える。ツールビットは、根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部を有する。アリ溝は、先端縁部が通過可能な開口幅を有する。
【選択図】図5
Description
前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記アリ溝の溝底の一部を切削する工程と、
前記アリ溝の幅方向に、前記ツールビットの位置を変更する工程と、
前記アリ溝の前記幅方向に前記ツールビットの前記位置が変更された後、前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記溝底の他の一部を切削する工程と
備え、
前記ツールビットは、根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部を有し、
前記アリ溝は、前記先端縁部が通過可能な開口幅を有する
アリ溝の加工方法。
(2)前記刃部の前記先端縁部は、前記溝底に接する複数の頂部を有し、
前記複数の頂部によって、前記溝底に、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、複数の溝が形成される
上記(1)に記載のアリ溝の加工方法。
(3)前記刃部の前記先端縁部は、前記溝底に接する1つの頂部を有し、
前記1つの頂部によって、前記溝底に、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、複数の溝が形成される
上記(1)に記載のアリ溝の加工方法。
(4)前記溝底の切削は、前記ツールビットが、工具ホルダを介して、第1軸まわりに回転可能なスピンドルに取り付けられた状態で実行される
上記(1)乃至(3)のいずれか一つに記載のアリ溝の加工方法。
(5)前記アリ溝の溝開口は、前記アリ溝の前記延在方向に沿って一定幅を有し、
前記一定幅を有する前記溝開口自体が、前記ツールビットのアプローチ用開口として使用される
上記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載のアリ溝の加工方法。
(6)前記アリ溝の溝開口から前記溝底に向かう方向を第1方向と定義するとき、前記アリ溝は、前記第1方向に見て、閉じた形状を有する
上記(1)乃至(4)のいずれか一つに記載のアリ溝の加工方法。
(7)前記アリ溝の前記溝底の前記一部を切削する工程は、前記刃部が前記溝底に接触した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、前記刃部を周回させることを含む
上記(6)に記載のアリ溝の加工方法。
(8)前記荒加工状態の前記アリ溝に前記ツールビットを進入させる工程は、前記刃部の刃幅方向が前記アリ溝の前記幅方向に対して垂直または傾斜した状態で、前記アリ溝に前記ツールビットを進入させることを含み、
前記アリ溝に前記ツールビットが進入した後、前記アリ溝の前記溝底の前記一部を切削する工程の実行前に、前記刃部の前記刃幅方向が前記アリ溝の前記幅方向と実質的に平行になるように、前記ツールビットが前記第1軸まわりに回転される
上記(4)に記載のアリ溝の加工方法。
(9)前記ツールビットは、前記刃部を支持するシャフトを有し、
刃厚方向に見たときの前記先端縁部の刃幅方向における一端と前記シャフトの中心軸との間の距離は、前記刃厚方向に見たときの前記先端縁部の前記刃幅方向における他端と前記中心軸との間の距離よりも大きい
上記(1)乃至(7)のいずれか一つに記載のアリ溝の加工方法。
(10)前記先端縁部が前記溝底に接触した状態で前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記刃部を移動させる工程と、前記アリ溝の前記幅方向に前記刃部の前記位置を変更する工程と、を含むサイクルを第1加工サイクルと定義し、前記第1加工サイクルにおいて前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記刃部が移動する方向を第1移動方向と定義し、前記第1移動方向とは反対の方向を第2移動方向と定義し、前記先端縁部が前記溝底に接触した状態で前記第2移動方向に前記刃部を移動させる工程と、前記アリ溝の前記幅方向に前記刃部の前記位置を変更する工程と、を含むサイクルを第2加工サイクルと定義するとき、前記第1加工サイクルおよび前記第2加工サイクルの各々が複数回実行される
上記(1)乃至(9)のいずれか一つに記載のアリ溝の加工方法。
(11)前記スピンドルに保持された荒加工工具を用いて、前記荒加工状態の前記アリ溝を形成する工程と、
工具交換装置を用いて、前記スピンドルに保持された前記荒加工工具を前記ツールビットが取り付けられた前記工具ホルダに交換する工程と
を更に備え、
前記スピンドルに保持された前記荒加工工具を前記ツールビットが取り付けられた前記工具ホルダに交換する工程の実行後、前記荒加工状態の前記アリ溝に前記ツールビットを進入させる工程が実行される
上記(4)に記載のアリ溝の加工方法。
(12)前記刃部は、前記根元部から前記先端縁部に向かって前記刃幅が拡大する片側末広がり形状を有し、
前記刃部の前記先端縁部は、複数の頂部と複数の谷部とを有する波形形状を有する
上記(1)に記載のアリ溝の加工方法。
(13)根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部を有するツールビットが取り付けられた工具ホルダを保持する加工ヘッドと、
ワークを支持するワーク支持装置と、
前記ワーク支持装置に対して前記加工ヘッドを相対移動させる移動装置と、
前記移動装置を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
前記ワークに形成された荒加工状態のアリ溝に前記ツールビットを進入させる処理と、
前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記アリ溝の溝底の一部を切削する処理と、
前記アリ溝の幅方向に、前記ツールビットの位置を変更する処理と、
前記アリ溝の前記幅方向に前記ツールビットの前記位置が変更された後、前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記溝底の他の一部を切削する処理と
を実行可能である
工作機械。
(14)根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部と、
前記刃部を支持するシャフトと
を備え、
前記刃部の前記先端縁部は、アリ溝の溝底に接する複数の頂部を有する
ツールビット。
(15)刃厚方向に見たときの前記先端縁部の刃幅方向における一端と前記シャフトの中心軸との間の距離は、前記刃厚方向に見たときの前記先端縁部の前記刃幅方向における他端と前記中心軸との間の距離よりも大きい
上記(14)に記載のツールビット。
図1乃至図35を参照して、第1の実施形態におけるアリ溝の加工方法について説明する。図1は、ワーク9の一例を模式的に示す概略斜視図である。図2は、ワーク9の一例を模式的に示す概略断面図である。図3および図4は、進入工程を模式的に示す概略断面図である。図5および図6は、アリ溝90の溝底91の一部が加工される様子を模式的に示す概略斜視図である。図7は、アリ溝90の溝底91のアウトサイド領域が加工される様子を模式的に示す概略斜視図である。図8および図9は、アリ溝90の幅方向に、ツールビット8の位置が変更される様子を模式的に示す概略断面図である。図10は、アリ溝90の幅方向にツールビット8の位置が変更された後、アリ溝90の溝底91の他の一部が加工される様子を模式的に示す概略斜視図である。図11は、ツールビット8の一例を模式的に示す概略正面図である。図12は、図11の一部分を拡大して示す図である。図13は、溝底91に、アリ溝90の延在方向MR1に沿って、複数の溝91vが形成される様子を模式的に示す概略平面図である。図14は、ツールビット8が、工具ホルダHDを介して、スピンドル21に取り付けられた様子を模式的に示す図である。図15は、ワーク9の他の一例を模式的に示す概略斜視図である。図16は、第1変形例におけるツールビット8を模式的に示す概略正面図である。図17は、第2変形例におけるツールビット8を模式的に示す概略正面図である。図18は、第3変形例におけるツールビット8を模式的に示す概略正面図である。図19は、ツールビット8を斜め下方から見たときの概略斜視図である。図20は、ツールビット8の一部分を模式的に示す概略側面図である。図21は、ツールビット8の一例を模式的に示す概略底面図である。図22は、進入工程を模式的に示す概略断面図である。図23は、進入工程を模式的に示す概略斜視図である。図24は、進入工程の実行後、ツールビット8の刃先の向きが変更される様子を模式的に示す概略斜視図である。図25は、アリ溝90の幅方向に、ツールビット8の位置が変更される様子を模式的に示す概略断面図である。図26は、第1加工サイクルが3回実行された後の状態を模式的に示す概略断面図である。図27は、第1軸AX1まわりに刃部81の向きが変更される様子を模式的に示す概略斜視図である。図28は、アリ溝90の溝底91のインサイド領域が加工される様子を模式的に示す概略斜視図である。図29は、第2加工サイクルが2回実行された後の状態を模式的に示す概略断面図である。図30は、アリ溝90にシールリングSRが配置された様子を模式的に示す概略断面図である。図31は、蓋9bに、アリ溝90が形成されている例を模式的に示す概略断面図である。図32は、荒加工工程の一例を模式的に示す概略断面図である。図33は、荒加工工程の他の一例を模式的に示す概略断面図である。図34は、第1の実施形態におけるアリ溝の加工方法の一例を示すフローチャートである。図35は、第1の実施形態におけるアリ溝の加工方法の他の一例を示すフローチャートである。
続いて、図1乃至図35を参照して、第1の実施形態におけるアリ溝の加工方法において採用可能な任意付加的な構成について説明する。
図12に記載の例では、刃部81の先端縁部83は、アリ溝90の溝底91に接する少なくとも1つの頂部84を有する。図13に例示されるように、少なくとも1つの頂部84によって、溝底91に、アリ溝90の延在方向MR1に沿って、複数の溝91v(例えば、複数の微細溝)が形成されてもよい。なお、図13において、複数の溝91vは、破線によって示されている。溝91vは、ユーザが直接視認可能な溝であってもよいし、顕微鏡を用いなければ確認不能な溝であってもよい。
図14に例示されるように、切削工程(第2ステップST2)は、ツールビット8が、工具ホルダHDを介して、第1軸AX1まわりに回転可能なスピンドル21に取り付けられた状態で実行されてもよい。換言すれば、溝底91の切削は、ツールビット8が、工具ホルダHDを介して、第1軸AX1まわりに回転可能なスピンドル21に取り付けられた状態で実行されてもよい。この場合、図6に例示されるように、ツールビット8を、アリ溝90の湾曲部90cに沿って移動させながら、刃部81の向きを変化させることができる。図14に例示されるように、ツールビット8が、工具ホルダHDを介して、スピンドル21に取り付けられた状態において、第1軸AX1は、ツールビット8の中心軸AT1と実質的に同軸であってもよい。
図6に記載の例では、アリ溝90の溝開口OPは、アリ溝90の延在方向MR1に沿って一定幅Wcを有する。また、一定幅Wcを有する溝開口OP自体が、ツールビット8のアプローチ用開口OP1(図3を参照。)として使用される。
図11に記載の例では、ツールビット8の先端8dからツールビット8の基端8pに向かう方向に見て、刃部81の先端縁部83の中心は、刃部81の根元部82の中心からずれている。また、刃厚方向に見て、根元部82の中心から先端縁部83の中心を通って延びる半直線LNが、ツールビット8の基端からツールビット8の先端に向かう方向に対して傾いている(より具体的には、刃厚方向にみて、当該半直線LNがシャフト87の中心軸AT1に対して傾いている。)。この場合、図8に例示されるように、先端縁部83の刃幅方向における一端831が、アリ溝90の幅方向深部にアプローチし易い。また、先端縁部83の刃幅方向における他端832の横方向突出量が小さくなる。このため、先端縁部83をアリ溝90の溝開口OPを通ってアリ溝90に進入させ易い。本明細書において、刃部81の刃幅方向に平行、且つ、先端縁部83の刃幅方向における一端831から先端縁部83の刃幅方向における他端832に向かう方向を第2方向DR2と定義する。また、本明細書において、刃厚方向(より具体的には、刃幅方向に垂直、且つ、切削時に刃部81が移動する方向とは反対の方向)を、第3方向DR3と定義する。
図11、図16、図17、および、図18に記載の例では、ツールビット8は、刃部81を支持するシャフト87を有する。
図22に記載の例では、進入工程(第1ステップST1)は、刃部81の刃幅方向(より具体的には、第2方向DR2)がアリ溝90の幅方向と実質的に平行に配置された状態で実行される。より具体的には、進入工程(第1ステップST1)は、刃部81の刃幅方向(より具体的には、第2方向DR2)がアリ溝90の幅方向と実質的に平行に配置された状態で、アリ溝90の溝開口OPを通って、アリ溝90にツールビット8を進入させることを含む。図22に記載の例では、先端縁部83の幅W2(より具体的には、第2方向DR2に沿う方向における先端縁部83の幅、更により具体的には、先端縁部83の刃幅方向における一端831と先端縁部83の刃幅方向における他端832との間の距離)は、アリ溝90の開口幅W1(より具体的には、溝開口OPの一定幅Wc)よりも小さい。刃部81の先端縁部83の幅W2が、アリ溝90の開口幅W1より小さいことにより、先端縁部83を容易にアリ溝90に進入させることができる。また、刃部81が末広がり形状を有する場合でも、刃部81の先端縁部83の全体を容易にアリ溝90に進入させることができる。
本明細書において、刃部81の先端縁部83がアリ溝90の溝底91に接触した状態でアリ溝90の延在方向MR1に沿って刃部81を移動させる工程と、アリ溝90の幅方向MR2に刃部81の位置を変更する工程と、を含むサイクルを第1加工サイクルと定義する。
図30に例示されるように、アリ溝90は、シールリング受容溝90aであってもよい。第1の実施形態では、アリ溝90の溝底91が刃部81の先端縁部83によって切削される(より具体的には、アリ溝90の溝底91がツールビット8によって仕上げ加工される。)。よって、シールリングSRによる、密封に適した平滑な面性状が得られる。
ワーク9は、ケース9a(図1を参照。)であってもよく、流体フランジであってもよい。図1に記載の例では、アリ溝90(より具体的には、シールリング受容溝90a)は、ケース9aに形成されている。図2に例示されるように、アリ溝90は、ケース9aの側壁99の頂面99sに形成されていてもよい。
第1の実施形態におけるアリ溝の加工方法は、荒加工工程を備えていてもよい。荒加工工程は、進入工程(第1ステップST1)の実行前に実行される。
図1乃至図41を参照して、第2の実施形態における工作機械1について説明する。図36は、第2の実施形態における工作機械1を模式的に示す概略斜視図である。図37は、工具交換処理M2が実行されている様子を模式的に示す概略正面図である。図38は、制御装置5が複数の制御対象機器を制御可能な様子を模式的に示す図である。図39乃至図41は、第2の実施形態における工作機械1の一部分を模式的に示す概略正面図である。
続いて、図1乃至図41を参照して、第2の実施形態における工作機械1において採用可能な任意付加的な構成について説明する。
図14に例示されるように、加工ヘッド2は、スピンドル21と、スピンドル21を第1軸AX1まわりに回転可能に支持する支持体23とを備える。スピンドル21は、ツールビット8が取り付けられた工具ホルダHDを保持可能である。
図36に記載の例では、ワーク支持装置3は、ワーク9を支持するテーブル31を備える。ワーク支持装置3は、テーブル31を回転させるテーブル回転装置35、および/または、テーブル31を傾動させる傾動装置を備えていてもよい。代替的に、あるいは、付加的に、ワーク支持装置3は、ワーク9を把持するチャックを備えていてもよい。
移動装置4は、加工ヘッド2をワーク支持装置3に対して相対移動させる。移動装置4は、加工ヘッド2を移動させる。代替的に、あるいは、付加的に、移動装置4は、ワーク9を支持するテーブル31(あるいは、ワーク9を把持するチャック)を移動させてもよい。
工作機械1は、工具交換装置6を備えていてもよい。図37に例示されるように、工具交換装置6は、加工ヘッド2(より具体的には、加工ヘッド2のスピンドル21)に保持された荒加工工具T(例えば、ミル工具T1)を、ツールビット8が取り付けられた工具ホルダHDに交換可能である。また、工具交換装置6は、加工ヘッド2(より具体的には、加工ヘッド2のスピンドル21)に保持された当該工具ホルダHDを、他の工具が取り付けられた他の工具ホルダに交換可能である。
制御装置5は、移動装置4(例えば、第1移動装置41、第2移動装置42、および/または、第3移動装置43)を制御する。付加的に、制御装置5は、回転駆動装置11を制御してもよい。付加的に、制御装置5は、工具交換装置6、および/または、テーブル回転装置35を制御してもよい。
図11、および、図16に記載の例では、ツールビット8は、(1)根元部82から先端縁部83に向かって刃幅が拡大する刃部81と、(2)刃部81を支持するシャフト87と、を備える。
Claims (15)
- 荒加工状態のアリ溝にツールビットを進入させる工程と、
前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記アリ溝の溝底の一部を切削する工程と、
前記アリ溝の幅方向に、前記ツールビットの位置を変更する工程と、
前記アリ溝の前記幅方向に前記ツールビットの前記位置が変更された後、前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記溝底の他の一部を切削する工程と
備え、
前記ツールビットは、根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部を有し、
前記アリ溝は、前記先端縁部が通過可能な開口幅を有する
アリ溝の加工方法。 - 前記刃部の前記先端縁部は、前記溝底に接する複数の頂部を有し、
前記複数の頂部によって、前記溝底に、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、複数の溝が形成される
請求項1に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記刃部の前記先端縁部は、前記溝底に接する1つの頂部を有し、
前記1つの頂部によって、前記溝底に、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、複数の溝が形成される
請求項1に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記溝底の切削は、前記ツールビットが、工具ホルダを介して、第1軸まわりに回転可能なスピンドルに取り付けられた状態で実行される
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記アリ溝の溝開口は、前記アリ溝の前記延在方向に沿って一定幅を有し、
前記一定幅を有する前記溝開口自体が、前記ツールビットのアプローチ用開口として使用される
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記アリ溝の溝開口から前記溝底に向かう方向を第1方向と定義するとき、前記アリ溝は、前記第1方向に見て、閉じた形状を有し、
前記アリ溝は、シールリング受容溝である
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記アリ溝の前記溝底の前記一部を切削する工程は、前記刃部が前記溝底に接触した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って、前記刃部を周回させることを含む
請求項6に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記荒加工状態の前記アリ溝に前記ツールビットを進入させる工程は、前記刃部の刃幅方向が前記アリ溝の前記幅方向に対して垂直または傾斜した状態で、前記アリ溝に前記ツールビットを進入させることを含み、
前記アリ溝に前記ツールビットが進入した後、前記アリ溝の前記溝底の前記一部を切削する工程の実行前に、前記刃部の前記刃幅方向が前記アリ溝の前記幅方向と実質的に平行になるように、前記ツールビットが前記第1軸まわりに回転される
請求項4に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記ツールビットは、前記刃部を支持するシャフトを有し、
刃厚方向に見たときの前記先端縁部の刃幅方向における一端と前記シャフトの中心軸との間の距離は、前記刃厚方向に見たときの前記先端縁部の前記刃幅方向における他端と前記中心軸との間の距離よりも大きい
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記先端縁部が前記溝底に接触した状態で前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記刃部を移動させる工程と、前記アリ溝の前記幅方向に前記刃部の前記位置を変更する工程と、を含むサイクルを第1加工サイクルと定義し、前記第1加工サイクルにおいて前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記刃部が移動する方向を第1移動方向と定義し、前記第1移動方向とは反対の方向を第2移動方向と定義し、前記先端縁部が前記溝底に接触した状態で前記第2移動方向に前記刃部を移動させる工程と、前記アリ溝の前記幅方向に前記刃部の前記位置を変更する工程と、を含むサイクルを第2加工サイクルと定義するとき、前記第1加工サイクルおよび前記第2加工サイクルの各々が複数回実行される
請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記スピンドルに保持された荒加工工具を用いて、前記荒加工状態の前記アリ溝を形成する工程と、
工具交換装置を用いて、前記スピンドルに保持された前記荒加工工具を前記ツールビットが取り付けられた前記工具ホルダに交換する工程と
を更に備え、
前記スピンドルに保持された前記荒加工工具を前記ツールビットが取り付けられた前記工具ホルダに交換する工程の実行後、前記荒加工状態の前記アリ溝に前記ツールビットを進入させる工程が実行される
請求項4に記載のアリ溝の加工方法。 - 前記刃部は、前記根元部から前記先端縁部に向かって前記刃幅が拡大する片側末広がり形状を有し、
前記刃部の前記先端縁部は、複数の頂部と複数の谷部とを有する波形形状を有する
請求項1に記載のアリ溝の加工方法。 - 根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部を有するツールビットが取り付けられた工具ホルダを保持する加工ヘッドと、
ワークを支持するワーク支持装置と、
前記ワーク支持装置に対して前記加工ヘッドを相対移動させる移動装置と、
前記移動装置を制御する制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
前記ワークに形成された荒加工状態のアリ溝に前記ツールビットを進入させる処理と、
前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記アリ溝の溝底の一部を切削する処理と、
前記アリ溝の幅方向に、前記ツールビットの位置を変更する処理と、
前記アリ溝の前記幅方向に前記ツールビットの前記位置が変更された後、前記ツールビットが前記アリ溝に進入した状態で、前記アリ溝の前記延在方向に沿って前記ツールビットを移動させることにより、前記溝底の他の一部を切削する処理と
を実行可能である
工作機械。 - 刃幅方向に垂直、且つ、切削時に刃部が移動する方向とは反対の方向を、第3方向と定義するとき、前記第3方向に見て、根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する前記刃部と、
前記刃部を支持するシャフトと
を備え、
前記刃部の前記先端縁部は、前記刃幅方向に沿って、アリ溝の溝底に接する複数の頂部を有する
ツールビット。 - 根元部から先端縁部に向かって刃幅が拡大する刃部と、
前記刃部を支持するシャフトと
を備え、
前記刃部の前記先端縁部は、アリ溝の溝底に接する複数の頂部を有し、
刃厚方向に見たときの前記先端縁部の刃幅方向における一端と前記シャフトの中心軸との間の距離は、前記刃厚方向に見たときの前記先端縁部の前記刃幅方向における他端と前記中心軸との間の距離よりも大きい
ツールビット。
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