JP7828166B2 - 全固体電池 - Google Patents

全固体電池

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本発明は、全固体電池に関する。
特許文献1には、充放電により負極活物質層の厚みが変動した場合でも高いクーロン効率を確保することを目的として、弾性部を有する負極集電体を用いることによって負極層の厚みの変動に対する負極集電体の追従性を高めた全固体電池が開示されている。
特開2020-13752号公報
一般的な全固体電池では、固体同士の接触を良好な状態にするために、拘束治具を用いて発電要素に対して厚み方向に拘束圧を付与する。しかし、例えばリチウム析出型の全固体電池では、反応し易い部分ほどリチウム金属の析出量が多くなって厚みが増大するので、負極層の厚みが面内で不均一になる。負極層の厚みが面内で不均一になると、拘束圧を付与していても固体同士の接触部分の面圧にバラツキが生じ、電池利用率の低下を招くこととなる。また、厚みが大きい部分ほど面圧が高くなって電流が集中するので、リチウム金属の析出がさらに促進され、析出したリチウム金属が固体電解質層を貫通して短絡が生じるおそれがある。
この点、上記文献のように弾性部を有する負極集電体を用いたとしても、リチウム金属の析出量が多い部分の面圧が高くなることに変わりはない。つまり、上記文献の全固体電池では、上述した面圧の不均衡に起因して生じる電流集中による短絡を防止するこができない。
そこで本発明では、電流集中による短絡を防止し得る全固体電池を提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、正極と負極とが固体電解質層を介して積層された発電要素と、発電要素に積層方向から拘束圧を付与する加圧機構と、を備える全固体電池が提供される。負極は負極集電箔を有し、負極集電箔の固体電解質層と接する面とは反対側の面に、少なくとも負極集電箔と対向する面に穴部が設けられた金属製の骨格体を有する骨格体層が積層されている。
上記態様によれば、電流集中による短絡を防止し得る全固体電池を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る全固体電池の発電要素の一例を示す概略断面図である。 図2は、本発明の実施形態に係る全固体電池の発電要素の他の例を示す概略断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る全固体電池100の概略構成図である。 図4の(A)~(C)は、従来から知られているリチウム析出型全固体電池の、各状態の発電要素の概略断面図である。 図5は、図1に示した発電要素の充電状態の概略断面図である。 図6は、図5の領域Aの拡大図である。 図7は、発電要素の作製工程を示す図である。 図8は、第1実施形態の変形例に係る発電要素の概略断面図である。 図9は、第2実施形態に係る発電要素の概略断面図である。 図10は、第2実施形態に係る骨格体層の作製工程の一例を示す図である。 図11は、第2実施形態に係る骨格体層の作製工程の他の例を示す図である。 図12は、第2実施形態の変形例に係る発電要素の概略断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る全固体電池100の発電要素1の一例を示す概略断面図である。図2は、本発明の実施形態に係る全固体電池100の発電要素1の他の例を示す概略断面図である。
本実施形態の全固体電池100はリチウム析出型であり。図1は完全に放電した状態を示している。
発電要素1は、正極2と負極3が固体電解質層4を介して積層された構成を有する。正極2は少なくとも、正極集電体としての正極箔2Aと正極活物質層2Bとを有する。負極3は、少なくとも負極集電体としての負極箔3Aを有し、充電されると負極箔3Aと固体電解質層4の間にリチウム金属が析出し後述するリチウム金属層3Bが形成される。
また、発電要素1の、負極箔3Aの固体電解質層4と接する面とは反対側の面には、骨格体5Aを有する骨格体層5が積層されている。
図1に示す骨格体層5は、負極箔3Aの外周に沿う枠状の骨格体5Aと、骨格体5Aに囲まれた1つの空孔5Bからなる。
一方、図2に示す骨格体層5は、複数の貫通孔5Cを有する板状の骨格体5Aからなる。貫通孔5Cは、少なくとも固体電解質層4側の開口部のサイズが直径40~150μmの範囲内であり、かつ、骨格体5Aの面方向に等間隔で並んでいることが望ましい。また、貫通孔5Cの開口部の総面積の、骨格体5Aの面積に対する割合(以下、開口率ともいう)は5~50%の範囲内であることが望ましい。
正極箔2Aとして用いる素材は、この種の電池の正極集電体として用いられ得る公知のもの、例えばアルミニウム等、であれば特に制限なく使用可能である。
正極活物質としては、この種の電池において従来から用いられている公知の化合物、例えばNMC系正極活物質等、を使用可能である。
正極活物質層2Bには、上記の他に、硫化物固体電解質、助剤及びバインダを含んでもよい。この場合、正極活物質と固体電解質と助剤とバインダの比率(wt%)は、それぞれ、83wt%、11wt%、3wt%、3wt%とする。硫化物固体電解質としては、例えば、LiS-P系、LiSとハロゲン化リチウム(例えば、LiS-P系LiCl、LiBr、LiI)等を用いることができる。助剤としては、例えばアセチレンブラック等のカーボンブラックや、その他の炭素材料(グラファイト、カーボンナノチューブ等)を用いることができる。バインダとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等のフッ素系バインダや、スチレンブタジエンゴム(SBR)等を用いることができる。
固体電解質層4は、硫化物固体電解質とバインダからなる。硫化物固体電解質及びバインダについては上述した正極2の固体電解質と同様である。
負極箔3Aには、銅箔を用いる。
骨格体5Aには、穴あき集電箔を用いる。本実施形態ではレーザ加工により細孔を作製したものを使用しているが、例えば、市販されているパンチングシート等を穴あき集電箔として用いてもよい。
図3は、本発明の実施形態に係る全固体電池100の概略構成図である。全固体電池100は、複数の発電要素1を積層した積層体6と、この積層体6に積層方向から拘束圧を付与する加圧機構20とを備える。加圧機構20は、積層体6の上端の発電要素1と接する上側エンドプレート10と、積層体6の下端の発電要素1と接する下側エンドプレート11と、上側エンドプレート10と下側エンドプレート11を連結する複数のシャフト12と、加圧量を調整する調整機構13と、を備える。調整機構13は、例えば、シャフト12に設けられたネジ溝と、このネジ溝に噛合うナットとからなり、ナットの締め具合で拘束圧を調整するものである。拘束圧は、使用する発電要素1に応じて任意に設定し得るものであり、発電要素1の各層の良好な接触状態を維持可能な大きさに設定する。
次に、骨格体層5を設ける理由及び骨格体層5を設けることによる効果について図4~図6を参照して説明する。
図4は、従来から知られているリチウム析出型全固体電池(以下、従来型全固体電池ともいう)の発電要素1の概略断面図であり、(A)は完全放電状態を、(B)は理想的な充電状態を、(C)は実際の充電状態を、それぞれ示している。図1と同じ構成要素には図1と同じ番号を付してある。図5は、図1に示した発電要素1の充電状態の概略断面図である。図6は、図5の領域Aの拡大図である。
従来型全固体電池は、完全に放電した状態では(A)に示す通り固体電解質層4と負極箔3Aとが接触している。一方、充電されると、(B)に示す通り負極箔3Aの固体電解質層4側の面にリチウム金属が析出してリチウム金属層3Bが形成される。しかし、(B)は理想的な析出状態を示しており、実際には(C)に示す通りリチウム金属は不均一に析出する。これは、リチウム金属は充電初期には均一に析出するが、やがて反応し易い部分の析出量が多くなってリチウム金属層の高さにバラツキが生じ、低い部分が固体電解質層4と接触できなくなることで、さらにバラツキが大きくなるためである。このようにリチウム金属が不均一に析出すると、固体電解質層4とリチウム金属層3Bとの接触面積が小さくなるので電池利用率が低下してしまう。また、接触している部分に電流集中が生じ、その部分に集中的にリチウムが析出することで、析出したリチウムが固体電解質層を貫通して正極2に達する、いわゆる短絡が生じるおそれがある。
これに対し本実施形態に係る発電要素1では、図5に示す通り、析出したリチウム金属の高さがほぼ揃っている。これは、以下の理由による。まず、負極箔3Aが充電時の反応熱により変形し易くなり、リチウム金属の析出量が多い部分ほど大きく空孔5Bに沈み込むことでリチウム金属の高さのバラツキを吸収する。これにより拘束圧が均等にかかるようになり、電極部分(固体電解質層4と負極箔3Aとの接触面)の全体で均一な反応が起こる。そして、反応が均一になることで電流集中が抑制され、上述した短絡も生じにくくなる。
上記の短絡防止の効果は、リチウム金属層3Bの厚みが増加する充電中だけでなく、厚みが減少する放電中も同様に得られる。これは、沈んだ状態から元に戻ろうとする負極箔3Aの弾性力と、外周部が拘束圧により押さえつけられた状態で負極箔3Aから押圧されていた骨格体5Aの反発力とでリチウム金属層3Bの厚みの変化に追従できるからである。
上記の通り、本実施形態では負極箔3Aの変形を利用してリチウム金属の析出量のバラツキを吸収するという着想に基づき、骨格体層5を設けることにより負極箔3Aの変形を許容するためのスペースを確保した。正極箔2Aや負極箔3Aに用いる箔材の強度とリチウム金属の強度を考慮すると、負極箔3Aがリチウム金属の析出によって変形することは想像し難い。しかし、出願人が充電中及び高温での作動中における負極3の挙動を観察していた際に、析出したリチウム金属が箔材を治具のわずかな隙間に押しやることが確認された。つまり、負極箔3Aの変形を利用してリチウム金属の析出量のバラツキを吸収するという着想は、出願人が見出した新たな知見に基づくものである。
次に、本実施形態に係る全固体電池100と従来型全固体電池の放電容量の違いについての試験結果を説明する。
使用した本実施形態の全固体電池100は、各開口部の直径が43μmで開口率が14%の骨格体5Aを備える。従来型全固体電池は骨格体層5を備えない点を除けば本実施形態の全固体電池100と同じものである。
試験方法は以下の通りである。
(1)下側エンドプレート11の役割を果たす治具の中央部に20mm×20mmの電極部が位置するように発電要素1を配置する。
(2)その上に上側エンドプレート10の役割を果たす治具を載せ、上下の治具をボルト締結することで拘束圧を3MPaに調整する。
(3)上記のように作成した試験用電池を、60℃の恒温槽に5時間静置することで、電池温度を60℃にする。
(4)電流密度0.22mA/cm(0.05C相当)の一定電流で充電を開始。
(5)電圧が4.2Vになった時点で、充電を一定電圧モードに切り替える。
(6)電流値が0.04mA/cm(0.01C相当)になったら、0.5h休止する。
(7)休止の後、電流密度0.22mA/cm(0.05C相当)の一定電流で放電を開始。
(8)電圧が2.5Vになったら放電終了。
(9)放電終了後に、放電電荷量を正極活物質質量で割った値[mAh/g]を算出。
従来型全固体電池は、上記(4)、(5)の充電中に電圧が振幅しながらも容量が増大したが、放電容量が得られなかった。これは、上述した短絡が生じたためと推察される。
これに対し本実施形態の全固体電池100では、放電容量が約130[mAh/g]という結果になった。つまり、短絡は生じていないということがわかる。
次に、発電要素1の作成方法について図7を参照して説明する。図7は、発電要素1の作製工程を示す図である。
実際の全固体電池100では、図1及び図2に示した発電要素1を一単位とし、これを複数積層して積層体が構成されている。積層体中の発電要素1の向きは、全てが図1及び図2に示した向きであってもよいが、これに限られるわけではない。本実施形態では図7に示す工程により発電要素1を作製する。以下、作製工程について具体的に説明する。
工程(A)において、正極箔2Aの両面に塗工等の方法により正極活物質層2Bを形成する。
構成(B)では、各正極活物質層2Bの外側の面に、塗工や転写等の方法により固体電解質層4を形成する。
工程(C)では、各固体電解質層4の外側の面に、負極箔3Aを載置する。
工程(D)では、各負極箔3Aの外側の面に、骨格体層5を載置する。
工程(E)では、工程(D)を終えたものをラミネートで梱包し、真空封止する。これにより発電要素1が完成する。
つまり、本実施形態では、2つの発電要素1が1つの正極箔2Aを共有して対向した状態のものが積層体6を構成する一単位となる。これにより、発電要素1を効率よく作成することができる。さらに、1つの正極箔2Aを2つの発電要素1で共有することで、スペース効率が高まり、全固体電池100のエネルギ密度の向上を図ることができる。
[変形例]
ここで、本実施形態の変形例について説明する。なお、本変形例も本実施形態と同様に本発明の範囲に属する。
図8は、本変形例に係る、積層体6を構成する一単位となる発電要素1の概略断面図である。上記実施形態では、2つの発電要素1が1つの正極箔2Aを共有して対向した状態を一単位としたが、本変形例では、図8に示す通り2つの発電要素1が互いの負極3が対向する向きになっており、両者の間に1つの骨格体層5が配置されている。
上記構成によれば、従来型全固体電池に対する追加要素である骨格体層5を2つの発電要素1で共有することになるので、全固体電池100のエネルギ密度の向上を図ることができる。
また、図示しないが積層体6の両端にも骨格体層5を配置する。これにより、積層体6に拘束圧を付加した際に最も撓み易いエンドプレート位置における変位を骨格体層5で吸収可能になり、拘束圧を均一化できるようになる。
以上のように本実施形態では、正極2と負極3とが固体電解質層4を介して積層された発電要素1と、発電要素1に積層方向から拘束圧を付与する加圧機構20と、を備える全固体電池100が提供される。負極3は、負極箔(負極集電箔)3Aを有し、負極箔3Aの固体電解質層4と接する面とは反対側の面に、少なくとも負極箔3Aと対向する面に穴部が設けられた骨格体5Aを備える骨格体層5が積層されている。これにより、析出物(リチウム金属)が析出し易い部位の負極箔3Aが穴部に沈むので、析出物の高さのバラツキを吸収できる。その結果、均一な反応が起こり、電流集中が抑制されるので、短絡が起こり難くなる。
本実施形態では、骨格体5Aの穴部は貫通孔である。これにより、より大きな析出物の高さのバラツキを吸収できる。
本実施形態では、複数の発電要素1が、正極2同士及び負極3同士がそれぞれ対向する向きで積層され、対向する2つの負極3の間に、骨格体層5が配置されている。これにより、骨格体層5を2つの発電要素1で共有することになるので、全固体電池100のエネルギ密度の向上を図ることができる。
本実施形態では、発電要素1の積層体6の積層方向の両端にエンドプレート10、11が配置され、積層体6とエンドプレート10、11との間に骨格体層5が配置されている。これにより、積層体6に拘束圧を付加した際に最も撓み易いエンドプレート位置における変位を骨格体層5で吸収可能になり、拘束圧を均一化できるようになる。
[第2実施形態]
図9は、本実施形態に係る発電要素1の概略断面図である。
第1実施形態との相違点は、骨格体層5の空孔5Bに弾性体21が配置されている点である。
弾性体21は、縦弾性係数が0.3~100MPaの範囲内であることが望ましい。本実施形態では、弾性体21として株式会社タイカ製のラムダゲルシート(COH-1016LVC)を用いる。この場合の骨格体層5の作製方法は図10に示す通りである。まず、シート状の弾性体21を空孔5Bと同じ面積に切り抜く。そして、切り抜いたものを骨格体5Aの空孔5Bに嵌める。
なお、弾性体21は上記のものに限られるわけではない。例えば、複数の空孔5Bが並ぶ骨格体5Aの場合には、ゲル状の弾性体21を用いる。この場合の骨格体層5の作製方法は図11に示す通りである。まず、骨格体5Aの端部に弾性体21の塊を設置し、弾性体21を設置した側からプレス機22の一対のローラの間を通す。これにより空孔5Bに弾性体21が練り込まれた骨格体層5が作製される。
上記のように空孔5Bに弾性体21が配置されることにより、充放電時のリチウム金属層3Bの体積変動への追従性がより高くなり、短絡を防止することができる。
空孔5Bの直径が155μmで開口率が12%の骨格体層5を用いて第1実施形態と同様の放電容量の試験を行ったところ、約160mAh/gという結果が得られた。つまり、第1実施形態と同様に充放電時の短絡を防止できたということである。
[変形例]
ここで、本実施形態の変形例について説明する。なお、本変形例も本実施形態と同様に本発明の範囲に属する。
図12は、本変形例に係る発電要素1の概略断面図である。
全固体電池100において問題となる短絡は、上述した析出したリチウム金属が固体電解質層4を貫通することで生じるも形態の他に、析出したリチウム金属が固体電解質層4の端部を回り込んで正極2に到達する形態もある。
そこで本変形例では、弾性体21を少なくとも発電要素を積層方向から見た際の、正極2の固体電解質層4と接する部分の外縁に沿って配置する。つまり、図12における弾性体21の左右端が、正極活物質層2Bの左右端(図中の破線)と一致するように配置する。図12に示した断面と直交する断面についても同様である。
なお、図12では1つの空孔5Bが骨格体5Aに囲まれた形態の骨格体層5について示しているが、複数の空孔5Bが均等に配置される形態であってもよい。この場合、上述した正極活物質層2Bの外縁に沿う枠状の空孔5Bの内側に、複数の小さい空孔5Bを均等に配置する。
上記のような構成にすることで、固体電解質層4の端部付近に析出したリチウム金属が成長しようとすると、負極箔3Aが沈むことで骨格体層5の方向に成長することになる。これにより、固体電解質層4を回り込む方向への成長が鈍化するので、短絡の発生を抑制できる。
以上のように本実施形態では、骨格体5Aの穴部に弾性体21が充填されている。これにより、充放電時のリチウム金属層3Bの体積変動への追従性がより高くなり、短絡を防止することができる。
本実施形態では、弾性体21が、少なくとも、発電要素1を積層方向から見た際の、正極2の固体電解質層4と接する部分の外縁に沿って配置されている。これにより、析出物が固体電解質層4を回り込んで正極2に達する短絡の発生を抑制できる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。例えば、骨格体5Aに複数の穴部が配置されている場合には、弾性体21が充填された穴部と充填されていない穴部とが混在していてもよい。また、一つの穴部に2成分以上の弾性体21が充填されてもよいし、2成分以上の弾性体21の各成分がそれぞれ別の穴部に充填されてもよい。
1 発電要素、 2 正極、 3 負極、 4 固体電解質層、 5 骨格体層、 6 積層体、 20 加圧機構、 100 全固体電池

Claims (6)

  1. 正極と負極とが固体電解質層を介して積層された発電要素と、
    前記発電要素に積層方向から拘束圧を付与する加圧機構と、
    を備える全固体電池において、
    前記負極は、負極集電箔を有し、
    前記負極集電箔の前記固体電解質層と接する面とは反対側の面に、少なくとも前記負極集電箔と対向する面に穴部が設けられた金属製の骨格体を有する骨格体層が積層されていることを特徴とする、全固体電池。
  2. 請求項1に記載の全固体電池において、
    前記骨格体の前記穴部に弾性体が充填されている、全固体電池。
  3. 請求項2に記載の全固体電池において、
    前記弾性体が、少なくとも、前記発電要素を前記積層方向から見た際の、前記正極の前記固体電解質層と接する部分の外縁に沿って配置されている、全固体電池。
  4. 請求項1に記載の全固体電池において、
    前記骨格体の前記穴部は貫通孔である、全固体電池。
  5. 請求項1に記載の全固体電池において、
    複数の前記発電要素が、前記正極同士及び前記負極同士がそれぞれ対向する向きで積層され、
    対向する2つの前記負極の間に、前記骨格体層が配置されている、全固体電池。
  6. 請求項5に記載の全固体電池において、
    前記発電要素の積層体の積層方向の両端にエンドプレートが配置され、
    前記積層体と前記エンドプレートとの間に前記骨格体層が配置されている、全固体電池。
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