JP7825622B2 - 電気化学測定装置及び電気化学測定方法 - Google Patents

電気化学測定装置及び電気化学測定方法

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Description

本発明は、電気化学測定装置及び電気化学測定方法に関するものである。
例えば、食品を洗浄・殺菌する工程においては、殺菌が適正に行われる塩素濃度範囲に厳密にコントロールする必要がある。そこで、食品を洗浄した洗浄液中の塩素濃度を精度よく測定することが求められている。
洗浄液中の塩素濃度を精度よく測定する装置としては、例えば特許文献1に示すように、電解質溶液である試料液に電圧を印加することにより試料を分析するボルタンメトリー測定を行うフローインジェクション方式の電気化学装置が知られている(例えば特許文献1)。このものでは、作用電極、参照電極及び対電極が取り付けられた測定セルに、試料液である洗浄液を送液し、作用電極に所定の電圧を印加することにより試料液中の塩素濃度を測定することができる。
特開2020-034408号公報
ところで前記したような電気化学測定装置を用いて試料液中の塩素濃度等を測定する際には、他の分析装置や電界処理装置から生じる電磁的なノイズが試料液を通じて測定セル内に侵入してしまい、測定精度が低下する恐れがある。このようなノイズの影響を低減するには、作用電極と対電極とを可能な限り近づけて設置するのが好ましい。しかしながら、これらの電極を完全に対向させるように設置させると、作用電極の接液面(センサ面)で生じた気泡が、各電極の接液面と流路との間の段差等に滞留してしまい、測定精度が低下するという問題が生じる。
本発明は、このような問題を一挙に解決すべくなされたものであり、電気化学測定装置において、電磁的なノイズによる影響を低減しながら、作用電極で生じる気泡の滞留を低減させることを主たる課題とするものである。
すなわち、本発明に係る電気化学測定装置は、試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定するものであって、前記試料液が流れる流路と、前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備え、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とが、前記流路の延びる方向に沿って互いにずれ、かつそれらの一部が正対するように配置されていることを特徴とするものである。
このように構成した電気化学測定装置によれば、作用電極と対電極とを、各々の接液面の一部が正対するほどに近けることにより、試料液を通じて各電極に伝わる外部からの電磁的なノイズの影響を低減することができる。そして、作用電極の接液面と対電極の接液面とを、一部を正対させながらも流路の延びる方向に沿って互いにずらすように配置しているので、試料液の流れに乱れを生じさせ、作用電極の接液面で生じた気泡を滞留させることなく下流に抜けさせることができる。
本発明の効果を顕著に奏する態様としては、前記電気化学測定装置の具体的態様としては、前記流路を形成する内壁面において、前記対電極と前記作用電極のそれぞれに対応する位置に凹部が形成されており、前記各凹部の底面が、前記作用電極と前記対電極のそれぞれの接液面により構成されているものが挙げられる。
前記電気化学測定装置は、前記流路が、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とに面する測定流路部を備えており、前記測定流路部が、前記作用電極及び前記対電極のうち下流側に配置された電極の接液面に対して、前記試料液を上流側から下流側に向かって垂直又は斜めに当てるように形成されているのが好ましい。
測定流路部がこのように形成されていれば、下流側の電極の接液面に対して垂直又は斜めに試料液を当てることにより、下流側の電極の接液面に溜まった気泡を効率よく押し流すことができる。
また前記電気化学測定装置は、前記流路が、前記作用電極の接液面に対して垂直又は斜めに前記試料液を当てるように形成されているのが好ましい。
このようにすれば、試料液の流れが作用電極の接液面にぶつかることで乱流になりやすく、そのため作用電極のセンサ面である接液面に気泡が生じても、試料液の流れによって気泡を除去しやすくできる。
作用電極の接液面で生じた気泡を滞留させることなくより抜けやすくするには、前記電気化学測定装置は、前記測定流路部が前記試料液を上向きに流すように形成され、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とが、前記測定流路部に沿って上下にずれているのが好ましい。
前記電気化学測定装置は、前記流路における前記作用電極及び前記対電極の上流に、前記試料液の流れを遮断可能な流体遮断部を更に備え、前記流体遮断部により前記試料液の流れが遮断されている状態で、前記試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定するように構成されているのが好ましい。
このようにすれば、測定時に試料液の流れを遮断することにより、試料液を通じて伝わる外部からの電磁的なノイズを遮断することができ、測定精度を向上できる。
このような流体遮断部の具体的態様としては、ローラポンプ、ダイヤフラムポンプ又は開閉バルブが挙げられる。
前記電気化学測定装置は、前記流路における前記作用電極及び前記対電極の上流に、第2の対電極が設けられているのが好ましい。
このようなものであれば、試料液を通じて伝わる電磁的なノイズを第2の対電極で吸収することにより、下流側の作用電極及び対電極に伝わる電磁的なノイズの影響を低減できる。
さらに前記電気化学測定装置は、前記作用電極と前記対電極とが上流からこの順に並んでいるのが好ましい。
このようにすれば、試料液を通じて作用電極の下流側から伝わる電磁的なノイズを対電極で吸収することができるので、測定精度をより一層向上できる。
また本発明の電気化学測定方法は、試料液が流れる流路と、前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備える電気化学測定装置を用いて前記試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定する電気化学測定方法であって、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とを、前記流路の延びる方向に沿って互いにずらし、かつそれらの一部が正対するように配置させることを特徴とする。
このような電気化学測定方法によれば、前記した本発明の電気化学測定装置と同様の作用効果を奏し得る。
本発明によれば、電気化学測定装置において、電磁的なノイズによる影響を低減しながら、作用電極で生じる気泡の滞留を低減させることができる。
本発明の一実施形態の電気化学測定装置の全体構成を示す図。 同実施形態の電気化学測定装置の測定セルの構造を概略的に示す図。 図2のA部の拡大図。 同実施形態の電気化学測定装置の機能ブロック図。 他の実施形態の電気化学測定装置の測定セルの構造を概略的に示す図。 他の実施形態の電気化学測定装置の測定セルの構造を概略的に示す図。 他の実施形態の電気化学測定装置の測定セルの構造を概略的に示す図。
以下に、本発明の一実施形態に係る電気化学測定装置100について図を参照しながら説明する。
本実施形態の電気化学測定装置100は、例えば、電解質溶液である試料液に電圧を印加することにより試料を分析する3極式ボルタンメトリー測定を行うフローインジェクション方式の電気化学測定装置100である。
この電気化学測定装置100は、様々な用途に使用することができるが、ここでは野菜等の食品を洗浄した洗浄液が流れる流路(メイン流路MLともいう)に接続され、当該洗浄液中に含まれる残留塩素(測定対象物質である)の濃度を測定するように構成されている。残留塩素とは、水溶液中に含有されている全ての有効塩素のことを示している。そしてこの有効塩素とは、次亜塩素酸(HClO)、次亜塩素酸イオン(ClO)、溶存塩素(Cl)などの遊離塩素や、モノクロルアミン(NHCl)、ジクロルアミン(NHCl)、トリクロルアミン(NCl)などの結合塩素からなるものである。
具体的にこの電気化学測定装置100は、図1に示すように、入口ポートP1及び出口ポートP2が側壁に設けられた箱状のケーシング1と、ケーシング1内においてその両端が入口ポートP1及び出口ポートP2にそれぞれ接続され、入口ポートP1から導入された試料液を流して出口ポートP2に導くサンプル流路2と、サンプル流路2上に設けられたセンサ部3と、センサ部3からの信号を取り出すための測定回路4と、測定回路4により得られた電圧や電流等に基づいて試料中の成分の濃度等を算出する情報処理装置5と、を備えるものである。
入口ポートP1は、メイン流路MLから分岐する第1分岐流路BL1を形成する第1分岐配管に接続され、出口ポートP2は、メイン流路MLから分岐する第2分岐流路BL2を形成する第2分岐配管に接続されている。メイン流路MLを流れる試料液は、第1分岐流路BL1を通って入口ポートP1を介してサンプル流路2に取り込まれ、センサ部3においてセンシングされた後、出口ポートP2を介して第2分岐流路BL2を通ってメイン流路MLに戻される。
サンプル流路2は、入口ポートP1から導入された試料液をセンサ部3に導く入口流路21と、センサ部3が備えるセンサ流路22と、センサ部3を出た試料液を出口ポートP2に導く出口流路23とを備えている。センサ流路22の上流端は入口流路21の下流端に接続され、センサ流路22の下流端は出口流路23の上流端に接続されている。
センサ部3は、センサ流路22を内部に形成する測定セル31と、測定セル31に取付けられて、センサ流路22を流れる試料液に接触する接液面を有する作用電極32、参照電極33及び対電極34とを備えている。ここでは、参照電極33と作用電極32と対電極34とが、上流からこの順に設けられている。
測定セル31は、例えば図2及び図3に示すようなブロック状をなし、その内部を貫通するようにセンサ流路22が形成されたフローセル型のものである。このセンサ流路22は、測定セル31を貫通する管状の貫通孔311の内壁により形成されている。センサ流路22の上流端は、測定セル31の一端面に形成された導入口22aに連通しており、センサ流路22の下流端は、測定セル31の他端面に形成された導出口22bに連通している。この導入口22aは入口流路21の下流端に接続され、導出口22bは出口流路23の上流端に接続されている。本実施形態では、導入口22aは測定セル31の下面に形成されるとともに、導出口22bは測定セル31の上面に形成されている。導入口22aから導入された試料液は、センサ流路22を通って下から上に向かって(上向きに)流れ、導出口22bから導出される。
より具体的にこのセンサ流路22は、上流端が導入口22aに接続する導入流路部221と、導入流路部221の下流に設けられ、作用電極32の接液面321に面する測定流路部222とを備えている。この測定流路部222の下流端は導出口22bに接続している。
作用電極32は、試料液に接して電圧を印加し測定対象物を検出するためのセンサ面(接液面である)321を備えたものである。具体的にこの作用電極32は、例えば、前記センサ面321がホウ素を高濃度に添加することにより導電性を有するボロンドープダイヤモンドで形成されたダイヤモンド電極である。
参照電極33は、作用電極32の電位の基準となる電極であり、本実施形態では、銀/塩化銀電極を用いている。
対電極34は、作用電極32にある電位を設定する場合に、作用電極32に電流が支障なく流れるようにするものである。本実施形態では、作用電極32と同様、ボロンドープダイヤモンド電極を用いている。
これらの作用電極32と、参照電極33と、対電極34とは、いずれもその接液面321、331、341がセンサ流路22内の試料液と接触するように測定セル31に取付けられている。具体的に測定セル31は、厚みが他の部分よりも相対的に小さい薄肉部312を複数備えており、各薄肉部312にはその厚さ方向に貫通してセンサ流路22に連通する開口313が形成されている。各電極32、33、34は、その接液面321、331、341により開口313を外側から覆うように薄肉部312に取付けられている。各電極32、33、34の接液面321、331、341と薄肉部312の外壁面との間には、Oリングやガスケット等のシール部材Sが介在しており、これらの間は水密にシールされている。
また、サンプル流路2におけるセンサ部3の上流(具体的には入口流路21)には、試料液の流れを遮断することが可能な流体遮断部6が設けられている。本実施形態の流体遮断部6は、具体的にはローラポンプ(チュービングポンプ)である。このローラポンプを駆動すると入口流路21を通ってセンサ部3に試料液が流れ、ローラポンプを停止すると入口流路21における試料液の流れが遮断され、センサ部3への試料液の送液が止まるようになっている。
測定回路4は、作用電極32、参照電極33及び対電極34に電圧を印加し、当該印加電圧における電流値を検出するものであり、例えば、ポテンショスタットを含むものである。
情報処理装置5は、CPU、内部メモリ、入出力インターフェース、A/Dコンバータ等を備えた専用又は汎用のコンピュータである。そしてこの情報処理装置5は、内部メモリに格納された所定のプログラムに基づき、CPU及び周辺機器が協働することによって、図4に示すように、測定回路4に印加する電圧を制御する電圧制御部51と、測定回路4から出力される電流信号と残留塩素濃度の関係から電流-残留塩素濃度曲線を求め、この電流-残留塩素濃度曲線に基づいて試料中の残留塩素の濃度を算出する算出部52と、流体遮断部6を制御する流体制御部53としての機能を発揮するようにしてある。
本実施形態の電気化学測定装置100では、流体遮断部6により試料液の流れを遮断してセンサ部3へ送液を止めた状態で、電圧制御部51が測定回路4に電圧を印加するとともに、算出部52が残留塩素の濃度を算出するように構成されている。
しかして本実施形態の電気化学測定装置100では、作用電極32の接液面321と対電極34の接液面341とが、センサ流路22の延びる方向に沿って互いにずれており、且つそれらの一部が正対するように配置されている。
具体的には、作用電極32と対電極34はいずれもその接液面321、341が測定流路部222に面するように設けられており、作用電極32の接液面321と対電極34の接液面341が、測定流路部222を挟んで互いの一部が重複して対向している。この測定流路部222は試料液を上向きに流すように形成されており、作用電極32と対電極34は、その接液面321、341が測定流路部222に沿って上下にずれるように配置されている。ここでは、作用電極32が下方(上流側)に配置され、対電極34が上方(下流側)に配置されている。
また測定流路部222を形成する内壁面において、対電極34と作用電極32のそれぞれに対応する位置には凹部22rが形成されている。この各凹部22rは、対応する各電極32、34の接液面321、341によりその底面が構成されている。そしてこの各凹部22rは、その底面が、測定流路部222の延びる方向に沿ってずれており、且つそれらの一部が正対(互いの一部が重複して対向)するように配置されている。なお、接液面321と接液面341のそれぞれの一部が正対しているとは、接液面321及び341の互いの一部が測定流路部222を挟んで互いに面していればよく、これらの一方の面321と他方の面341とが互いに平行であってもよく、互いに傾いていてもよい。
作用電極32及び対電極34の配置をこのようにすることで、測定流路部222において、試料液が真っすぐ上向きに流れるのではなく、蛇行しながら上向きに流れるようになる。また、測定流路部222において、対電極34の接液面341に対して、試料液を上流側から下流側に向かって斜めに当てることができる。これにより、作用電極32と対電極34の各接液面321、341近傍に試料液の乱流を生じさせ、センサ面321で発生した気泡を溜めることなく、導出口22bに向けて効率よく押し流すことができる。
また本実施形態の導入流路部221は、導入口22aから取り込んだ試料液を、作用電極32の接液面321に向かって垂直(垂直に近い角度を含む)又は斜めに当てるように形成されている。ここでは導入流路部221は、導入口22aから取り込んだ試料液をまず上向きに流し、その後横向きに流れるよう方向転換させて、作用電極32の接液面321に試料液を当てるように形成されている。導入流路部221をこのような形状にすることによって、作用電極32の接液面321にぶつかった試料液の流れが乱流となり、接液面321で発生した気泡を効率よく押し流すことができる。その結果、測定精度をより向上させることができる。
このように構成した本実施形態に係る電気化学測定装置100によれば、作用電極32と対電極34とを、各々の接液面321、341の一部が正対するほどに近けることにより、試料液を通じて各電極32、34に伝わる外部からの電磁的なノイズの影響を低減することができる。そして、作用電極32の接液面321と対電極34の接液面341とを、一部を正対させながらも流路の延びる方向に沿って互いにずらすように配置しているので、試料液の流れに乱れを生じさせ、作用電極32の接液面321で生じた気泡を滞留させることなく下流に抜けさせることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態の流体遮断部6はローラポンプであったが、これに限らない。他の実施形態の流体遮断部6は、導入流路を流れる試料液の流れを完全に遮断できるものであれば任意のものでよく、例えばダイヤフラムポンプや開閉バルブ等であってよい。また他の実施形態の電気化学測定装置100は、サンプル流路2上に流体遮断部6を備えていなくてもよい。
また他の実施形態の電気化学測定装置100は、図5に示すように、センサ流路22における作用電極32及び対電極34よりも上流側に第2の対電極3435を備えてもよい。この第2の対電極3435としては下流側の対電極34と同様に、ボロンドープダイヤモンド電極を用いてよい。この第2の対電極35は、例えば、その接液面が導入流路部221を流れる試料液に接触するように測定セル31に取付けられてよい。
また前記実施形態の電気化学測定装置100では、導入流路部221は、導入口22aから取り込んだ試料液を、作用電極32の接液面321に向かって垂直又は斜めに当てるように形成されていたが、これに限らない。他の実施形態では、図6に示すように、導入流路部221は、下から上に向かって真っすぐ伸びるように形成されてよい。
また前記実施形態の電気化学測定装置100では、測定流路部222において、対電極34の接液面341に対して、試料液を上流側から下流側に向かって斜めに当てるようにしていたがこれに限らない。他の実施形態では、図7に示すように、測定流路部222は、対電極34の接液面341に対して、試料液を上流側から下流側に向かって垂直(垂直に近い角度を含む)に当てるように形成されていてもよい。
また前記実施形態では、作用電極32が対電極34よりも上流側に位置するように設けられていたがこれに限らない。他の実施形態では、対電極34が作用電極32よりも上流側に位置するように設けられていてもよい。
また前記実施形態の電気化学測定装置100は3極式のものであったが、これに限らない。他の実施形態の電気化学測定装置100は、2極式、4極式又は6極式等のであってよい。
また他の実施形態の電気化学測定装置100では、作用電極32はボロンドープダイヤモンド電極に限らず、窒素、リン等の13族又は15族の元素をドープした導電性ダイヤモンド電極であってもよい。また作用電極32は、ダイヤモンド電極に限らず、カーボン電極、グラッシーカーボン電極、ダイヤモンドライクカーボン電極等の炭素を含有する炭素電極などや、金、白金など貴金属や、これら貴金属を含有する合金を使用した電極等であってもよい。また他の実施形態の参照電極33は、銀/塩化銀電極に限らず、例えば、標準水素電極、水銀/塩化水銀電極、水素パラジウム電極等であってもよい。また他の実施形態の対向電極は、ダイヤモンド電極に限らず、例えば炭素、ステンレス、金、銀、塩化銀、白金、SnO等の電極であってもよい。
また他の実施形態の測定対象物質は、前述した残留塩素に限らず、例えば、オゾン、臭素、過酸化水素等の他の無機物であってもよい。また他の実施形態の電気化学測定装置100は、食品分野に限らず、水道水、飲料水、河川や沼湖の水、工業廃水、産業廃液、実験試薬、し尿、上下水、医療用試薬、空調用冷却水、浸出水処理など様々な試料溶液に対して使用されてよい。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
上記した本発明によれば、電気化学測定装置において、電磁的なノイズによる影響を低減しながら、作用電極で生じる気泡の滞留を低減させることができる。
100・・・電気化学測定装置
22 ・・・センサ流路
32 ・・・作用電極
321・・・接液面(センサ面)
34 ・・・対電極
341・・・接液面

Claims (11)

  1. 試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定する電気化学測定装置であって、
    前記試料液が流れる流路と、
    前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備え、
    前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とが、前記流路の延びる方向に沿って互いにずれ、かつそれらの一部が正対するように配置されており、
    前記流路を形成する内壁面において、前記対電極と前記作用電極のそれぞれに対応する位置に凹部が形成されており、
    前記各凹部の底面が、前記作用電極と前記対電極のそれぞれの接液面により構成されている電気化学測定装置。
  2. 前記流路が、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とに面する測定流路部を備えており、
    前記測定流路部が、前記作用電極及び前記対電極のうち下流側に配置された電極の接液面に対して、前記試料液を上流側から下流側に向かって垂直又は斜めに当てるように形成されている請求項に記載の電気化学測定装置。
  3. 前記流路が、前記作用電極の接液面に対して垂直又は斜めに前記試料液を当てるように形成されている請求項1又は2に記載の電気化学測定装置。
  4. 前記測定流路部が前記試料液を上向きに流すように形成され、
    前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とが、前記測定流路部に沿って上下にずれている請求項2、又は請求項を引用する請求項に記載の電気化学測定装置。
  5. 前記流路における前記作用電極及び前記対電極の上流に、前記試料液の流れを遮断可能な流体遮断部を更に備え、
    前記流体遮断部により前記試料液の流れが遮断されている状態で、前記試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定するように構成された請求項1~のいずれか一項に記載の電気化学測定装置。
  6. 前記流体遮断部が、ローラポンプ、ダイヤフラムポンプ又は開閉バルブである請求項に記載の電気化学測定装置。
  7. 前記流路における前記作用電極及び前記対電極の上流に、第2の対電極が設けられている請求項1~のいずれか一項に記載の電気化学測定装置。
  8. 前記作用電極と前記対電極とが上流からこの順に並んでいる請求項5~7のいずれか一項に記載の電気化学測定装置。
  9. 試料液が流れる流路と、前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備える電気化学測定装置を用いて前記試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定する電気化学測定方法であって、
    前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とを、前記流路の延びる方向に沿って互いにずらし、かつそれらの一部が正対するように配置させ
    前記流路を形成する内壁面において、前記対電極と前記作用電極のそれぞれに対応する位置に凹部を形成し、当該各凹部の底面を、前記作用電極と前記対電極のそれぞれの接液面により構成する電気化学測定方法。
  10. 試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定する電気化学測定装置であって、
    前記試料液が流れる流路と、
    前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備え、
    前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とが、前記流路の延びる方向に沿って互いにずれ、かつそれらの一部が正対するように配置されており、
    前記流路が、前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とに面する測定流路部を備えており、
    前記測定流路部が、前記作用電極及び前記対電極のうち下流側に配置された電極の接液面に対して、前記試料液を上流側から下流側に向かって垂直又は斜めに当てるように形成されている電気化学測定装置。
  11. 試料液が流れる流路と、前記流路を流れる前記試料液に接する接液面を有する作用電極及び対電極とを備える電気化学測定装置を用いて前記試料液に含まれる測定対象物質の濃度を電気化学的に測定する電気化学測定方法であって、
    前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とを、前記流路の延びる方向に沿って互いにずらし、かつそれらの一部が正対するように配置させ、
    前記流路における前記作用電極の接液面と前記対電極の接液面とに面する測定流路部を、前記作用電極及び前記対電極のうち下流側に配置された電極の接液面に対して、前記試料液を上流側から下流側に向かって垂直又は斜めに当てるように形成する、電気化学測定方法。
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