JP7816740B2 - マトリグリカン関連糖鎖およびその製造方法 - Google Patents
マトリグリカン関連糖鎖およびその製造方法Info
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Description
[1]
下記式で表される二糖化合物16αおよび16βの混合物をジクロロメタン溶媒と組み合わせる工程と、前記ジクロロメタン溶媒に溶解しない不溶物として16αを、前記ジクロロメタン溶媒に溶解した16βから分離する工程とを含み、
ここで、Bzはベンゾイル基、MPはメトキシフェニル基、Meはメチル基を表す、
立体選択的な糖鎖の製造方法。
[2]
(1)化合物16αのキシロース(Xyl)環の2位および4位の水酸基を第一の保護基で保護し、3位の水酸基を第二の保護基で保護する工程、
(2)前記工程(1)から得られた保護された化合物の、グルクロン酸(GlcA)環の1位を、反応性官能基に連結されたリンカーで置換する工程、
(3)前記工程(2)から得られたリンカー置換された化合物の、前記第二の保護基を脱保護する工程、
(4)前記工程(3)から得られた脱保護された化合物を受容体とし、別のXylα1-3GlcAβ二糖またはそのオリゴマーを供与体として用いる縮合反応により新たな1→3グリコシド結合を形成し、それによって、還元性末端に前記リンカーを有する延長されたXylα1-3GlcAβオリゴマーを得る工程、および
(5)少なくとも六糖の長さになったXylα1-3GlcAβオリゴマーの水酸基およびカルボキシル基を脱保護する工程
を含む、糖鎖の製造方法。
[3]
前記反応性官能基は、アルキン、アルケン、アジド、アミノ、NアルキルもしくはNアリール、窒素原子が近位側に位置するアミド、カーバメート、イミン、カルボキシルもしくはそのエステル、ケトンもしくはアルデヒド、窒素原子が遠位側に位置するアミド、チオールもしくはチオエーテル、またはチオエステルのうちの一つ以上を含む、[2]に記載の方法。
[4]
還元性末端にアルキンリンカーを有する、少なくとも六糖の長さのXylα1-3GlcAβオリゴマーが製造される、[2]に記載の方法。
[5]
前記アルキンリンカーは、末端にアルキニル基を有するポリエチレングリコールリンカーまたは末端にアルキニル基を有するアルキレンリンカーである、[4]に記載の方法。
[6]
前記第一の保護基がメチルベンゾイル(MBz)であり、前記第二の保護基がレブリノイル(Lev)である、[2]~[5]のいずれか一項に記載の方法。
[7]
下記式49で表される化合物において還元性末端のグルクロン酸(GlcA)環の1位が反応性官能基に連結されたリンカーで置換されている、糖鎖化合物であって、
ここで、mは1以上の整数である、
糖鎖化合物。
[8]
前記反応性官能基は、アルキン、アルケン、アジド、アミノ、NアルキルもしくはNアリール、窒素原子が近位側に位置するアミド、カーバメート、イミン、カルボキシルもしくはそのエステル、ケトンもしくはアルデヒド、窒素原子が遠位側に位置するアミド、チオールもしくはチオエーテル、またはチオエステルのうちの一つ以上を含む、[7]に記載の糖鎖化合物。
[9]
下記式50で表され、
ここで、mは1以上の整数であり、nは0以上の整数である、
[7]に記載の糖鎖化合物。
式(2’):
[式中、X2’は脱離基であり、Y’はキシロース残基の配座を固定する基であり、R6’はメトキシベンジル(MBn)基である]
で表されるキシロース誘導体と、
式(3’):
[式中、X3’はメトキシフェニル(MP)基で保護された水酸基であり、R7’およびR8’はそれぞれベンゾイル(Bz)基であり、Y4’はメトキシカルボニル(COOMe)基である]
で示されるグルクロン酸誘導体とを縮合させて、
式(4’):
[式中、Y’は上記定義と同じである]
で表されるα1→3グリコシドとβ1→3グリコシドの混合物を合成すること、および
上記混合物中のMBnおよびY’を脱保護して16αと16βの混合物を得ることを
を含み得る。本開示におけるメトキシベンジル基、メトキシフェニル基、メチルベンゾイル基等は、それぞれp-メトキシベンジル基、p-メトキシフェニル基、p-メチルベンゾイル基等であり得る。
式(2’a)中、ZはC、Si、またはSnであり、Z=Cであり且つY’がアセタールである場合にはnは0~2の整数(好ましくは0または1)でありそれ以外の場合はnは0である。各Zに結合する2つのLは、それぞれ独立してアルキル、フェニル、または水素である。2つのLのいずれか片方または両方がアルキルまたはフェニルであることが好ましい。nが1以上の場合は、各Zに結合する2つのLの片方はさらにアルキルオキシ(例えばメトキシ)またはアリールオキシ(例えばフェニルオキシ)であり得る。あるいは、Z=Cであり且つYがカーボネートである場合には、Zに結合する2つのLは一緒になって「O=」を表す。アルキルおよびアルキルオキシにおけるアルキル基は、例えば炭素数1~6個のアルキル基であり得るが、これに限定されない。
(1)化合物16αのキシロース(Xyl)環の2位および4位の水酸基を第一の保護基で保護し、3位の水酸基を第二の保護基で保護する工程、
(2)工程(1)から得られた保護された化合物の、グルクロン酸(GlcA)環の1位を、反応性官能基に連結されたリンカーで置換する工程、
(3)工程(2)から得られたリンカー置換された化合物の、上記第二の保護基を脱保護する工程、
(4)工程(3)から得られた脱保護された化合物を受容体とし、別のXylα1-3GlcAβ二糖またはそのオリゴマーを供与体として用いる縮合反応により新たな1→3グリコシド結合を形成し、それによって、還元性末端に上記リンカー(+上記反応性官能基)を有する延長されたXylα1-3GlcAβオリゴマーを得る工程、および
(5)少なくとも六糖の長さに延長されたXylα1-3GlcAβオリゴマーの水酸基およびカルボキシル基を脱保護する工程。
アジド(-N3)、アミノ(-NH2)、NアルキルもしくはNアリール(-NRR';ここでR、R'は独立に炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、または水素原子であるが、R、R'は両方水素原子ではない)、窒素原子が近位側に位置するアミド(-NRCOR';ここでR、R'は独立に炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、カーバメート(-NRCOOR';ここでR、R'は独立に炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、または炭素数1~20のアルキルシリル基であり得、Rは水素原子であってもよい)、イミン(-N=CRR';ここでR、R'は独立に炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、カルボキシルもしくはそのエステル(-COOR;ここでRは炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、ケトンもしくはアルデヒド(-COR;ここでRは炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、窒素原子が遠位側に位置するアミド(-CONRR';ここでR、R'は独立に炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、チオールもしくはチオエーテル(-SR;ここでRは炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、炭素数1~20のアルキルシリル基、または水素原子であり得る)、またはチオエステル(-SC(=O)R;ここでRは炭素数1~20のアルキル基、アリール基(例えばフェニル基)、または炭素数1~20のアルキルシリル基であり得る)
のうちの一つ以上が挙げられる。
本開示では、リンカー・反応性官能基の直線的構造のなかで上記グルクロン酸(GlcA)環に近い方を「近位」と呼び、遠い方を「遠位」と呼ぶ。
ここで、mは1以上の整数である。mの上限は特に限定されないが、例えばmは10以下、8以下、6以下、4以下、または3以下であり得る。上述した化合物50は、下記式49で表される化合物の好ましい一形態である。上記方法において、反応性官能基の代わりにその前駆体(すなわち、1ステップの反応で反応性官能基に変換できることが当業者に知られる基)を使用し、上記糖鎖の脱保護の工程と同時に、または別個の反応工程で、前駆体を反応性官能基に変換することにより化合物49を得ることも可能である。
化合物(5α*,2.04 g, 3.85 mmol)をトルエン(300 mL)に溶解し、酸化ジブチルすず(IV) (4.76 g, 19.12 mmol)を加えDean-Stark装置で一晩反応させた。反応液を氷冷し4-メチルベンゾイルクロリド(1.52 mL, 11.49 mmol)を加え室温で終夜攪拌した。反応液に飽和重曹水を加え、クロロホルムで抽出し、1 M HClと飽和食塩水で洗浄し、有機層の濃縮残渣(8.84 g)をトルエン(100 mL)とメタノール(100 mL)に溶解した。この溶液を氷冷し、2 M TMSジアゾメタン(5.8 mL, 11.6 mmol)を加え、一晩攪拌し、減圧濃縮した。残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、7と7’(後述するBz置換体18と18’に対応)の混合物(3.92 g)を得た。得られた化合物(7,7’ 3.92 g, 5.12 mmol)をピリジン(20 mL)に溶解し、1 M レブリン酸(15 mL, 15 mmol)の1,2-ジクロロエタン溶液と、DMAPを少量加え、室温で一晩撹拌した。反応液を飽和食塩水で中和し、CHCl3抽出と常法による後処理を行った。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(C-300)(n-ヘキサン:酢酸エチル=3:1~1:2)で精製し、8(745.0 mg), 8’(350.4 mg)をそれぞれ、4工程収率22%と11%で得た。
*非特許文献3の20α
[α]D+28.3 (c 0.61, CHCl3), 1H-NMR δH (CDCl3): 7.90-7.87(brt, 4H, Ar-H), 7.27-7.25(m, 6H, Ar-H), 6.92-6.91(m, 2H, Ar-H), 6.79-6.78(m, 2H, Ar-H), 5.75(brt, 1H, Xyl-3), 5.50(d, 1H, J1,2 = 3.8 Hz, Xyl-1), 5.29-5.25(m, 2H,GlcA-2,4), 5.21-5.17(m, 1H, Xyl-4), 4.97(dd, 1H, X-2), 4.90(d, 1H, J1,2 = 7.3 Hz, GlcA-1), 4.07(brt, 1H, GlcA-3), 3.97-3.94(d, 2H, GlcA-5, Xyl-5a), 3.83-3.79(m, 1H, Xyl-5b), 3.75(s, 3H, O-Me), 3.63(s, 3H, O-Me), 2.53-2.50(m, 2H, CH2), 2.43-2.35(m, 8H, CH2, CH3), 2.07, 1.95, 1.75(s, 3H, CH3), 13C NMR δC (CDCl3): 205.59, 171.57, 169.24, 167.25, 166.28, 165.65(C=O), 155.79, 150.95, 144.56, 144.38, 130.15, 129.98, 129.31, 129.27, 126.23, 126.05, 118.77, 114.53(Ar), 100.49(GlcA-1), 97.09(Xyl-1), 77.53(GlcA-3), 72.76(GlcA-5), 72.08, 70.81(GlcA-2,4), 71.82(Xyl-2), 69.52(Xyl-4), 59.18(Xyl-3), 55.63(Xyl-5), 52.81, 37.87(CH3), 29.47(CH2), 27.97(CH3), 21.77, 21.73(CH2, CH3), 20.95, 20.35(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C44H48NaO17 [M + Na+], 887.2738; found, 887.2717.
化合物(8, 1.24 g, 1.43 mmol)をアセトニトリル(40 mL)とH2O(10 mL)の混合溶液に溶解し、そこにCAN(2.36 g, 4.30 mmol)を加えて、0℃で3.5時間撹拌した。反応液に0.1 Mアスコルビン酸を加え、CHCl3抽出と飽和食塩水による洗浄をし、常法による後処理を行った。得られた残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=6:1~1:4)で精製し、生成物(0.89 g)を得た。これをジクロロメタン(9.0 mL)に溶解し、CCl3CN(1.44 mL, 14.3 mmol)を加えて、0℃に冷却した。その後DBUを5滴加え、室温に戻して一晩撹拌した。反応液は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=6:1~1:2)で精製し、9(703.4 mg)を収率55%(2 steps)で得た。
1H-NMR δH (CDCl3): 8.67(s, 1H, NH), 7.87-7.86(m, 4H, Ar-H), 7.27-7.24(m, 4H, Ar-H), 6.65(d, 1H,J1,2 = 3.7 Hz, GlcA-1), 5.74(brt, 1H, Xyl-3), 5.57(d, 1H, J1,2 = 3.8 Hz, Xyl-1), 5.21-5.17(m, 2H,GlcA-4, Xyl-4), 4.99(dd, 1H, J2,3 = 10.3 Hz, X-2), 4.39(brt, 1H, GlcA-3), 4.31(d, 1H, J4,5 = 10.3 Hz, GlcA-5), 3.99-3.96(d, 1H, Xyl-5a), 3.93-3.89(m, 1H, Xyl-5b), 3.65(s, 3H, O-Me), 2.53-2.50(m, 2H, CH2), 2.42-2.38(m, 8H, CH2, CH3), 1.98(s, 3H, Ac), 1.95(s, 3H, Ac), 1.88(s, 3H, Ac).
MS4A(0.85 g)に二糖供与体(9, 703.4 mg, 791.2μmol)とN-(ベンジルオキシカルボニル)エタノールアミン(231.9 mg, 1.183 mmol)をジクロロメタン(10 mL)に溶解させ、加えて、1.5時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、TMSOTf(130μL, 718.7μmol)を加えて3時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、生成物(468.5 mg)を得た。これをジクロロメタン(6.0 mL)に溶解し、CCl3CN(400μL, 3.99 mmol)を加えて、0℃に冷却した。その後DBUを3滴加え、室温に戻して一晩撹拌した。反応液は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(C-300)(n-ヘキサン:酢酸エチル=4:1~1:2)で精製し、10(189.7 mg)を収率26%で得た。
[α]D+34.8 (c 0.37, CHCl3), 1H-NMR δH (CDCl3): 7.87(brt, 4H, Ar-H), 7.33(m, 4H, Ar-H), 7.26-7.24(m, 5H, Ar-H), 5.71(brt, 1H, Xyl-3), 5.46(d, 1H, J1,2 = 3.7 Hz, Xyl-1), 5,24(m, 1H, NH), 5.20-5.07(m, 4H, GlcA-4, Xly-4, CH2), 5.02(dd, 1H, J2,3 = 9.1 Hz, GlcA-2), 4.95(dd, 1H, J2,3 = 10.3 Hz, Xyl-2), 4.42(d, 1H, J1,2= 7.3 Hz, GlcA-1), 3.99(brt, 1H, GlcA-3), 3.94-3.91(m, 1H, Xyl-5a), 3.86-3.83(m, 2H, GlcA-5, CH2), 3.75(brt, 1H, Xyl-5b), 3.43-3.32(m, 2H, CH2), 2.52-2.49(m, 2H, CH2), 2.42, 2.41(s, 3H, CH3), 2.39-2.36(m, 2H, CH2), 1.98, 1.95 1.73(s, 3H, CH3), 13C NMR δC(CDCl3): 205.55, 171.58, 169.33, 169.26, 167.37, 166.25, 165.62(C=O), 156.40, 144.57, 144.38, 136.54, 130.12, 130.07, 129.96, 129.31, 129.27, 128.47, 128.08, 128.06, 126.22, 126.03(Ar), 101.05(GlcA-1), 96.97(Xyl-1), 77.50(GlcA-3), 72.54(GlcA-5), 72.25(GlcA-2), 71.79(Xyl-2), 70.82(GlcA-4), 69.49(Xyl-4, CH2), 69.00(Xyl-3), 66.67(CH2), 59.11(Xyl-5), 52.78(OCH3),37.86(CH2), 29.45(CH3), 27.96(CH2), 21.76, 21.72, 20.86, 20.33(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C47H53NNaO19 [M + Na+], 958.3109; found, 958.3086.
化合物(10,189.7 mg, 0.2195 mmol)をトルエン(3.0 mL)とエタノール(6.0 mL)の混合溶媒に溶解させH2NNH2・AcOH(54.9 mg, 0.560 mmol)を加え室温で5時間撹拌した。その後、H2NNH2・AcOH(54.9 mg, 0.560 mmol)をさらに加え一晩攪拌した。反応液を濃縮しゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)とシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1~1:2)で精製し、11(104.9 mg)を収率57%で得た。
[α]D-5.5 (c 0.35, CHCl3), 1H-NMR δH (CDCl3): 7.92-7.90(m, 4H, Ar-H), 7.33-7.24(m, 9H, Ar-H), 5.46(d, 1H, J1,2 = 3.7 Hz, Xyl-1), 5,23(brt, 1H, NH), 5.14-5,07(m, 4H, GlcA-4, Xly-4, CH2), 5.03(dd, 1H, J2,3 = 9.1 Hz, GlcA-2), 4.87(dd, 1H, J2,3= 10.0 Hz, Xyl-2), 4.41(d, 1H, J1,2= 7.6 Hz, GlcA-1), 4.33-4.30(brt, 1H, Xyl-3), 4.02(brt, 1H, GlcA-3), 3.90-3.83(m, 3H, GlcA-5, Xyl-5a, CH2), 3.72-3.65(m, 2H, Xyl-5b, CH2), 3.60(s, 3H, O-Me), 3.43-3.32(m, 2H, CH2), 2.47(d, 1H, Xyl-3-OH), 2.43-2.35, 2.07, 1.95, 1.75(s, 3H, CH3), 13C NMR δC(CDCl3): 169.45, 169.35, 167.32, 166.59, 166.13(C=O), 144.44, 144.40, 136.51, 129.97, 129.83, 129.25, 128.49, 128.10, 126.45, 126.37(Ar), 101.03(GlcA-1), 96.68(Xyl-1), 77.23-76.81(GlcA-3), 73.94(Xyl-2), 72.41, 72.02, 71.84, 71.16(GlcA-2,4, CH2), 69.50(CH2), 68.98(Xyl-3), 66.71(Xyl-4), 59.05(Xyl-5), 52.80(CH3), 40.90(CH2), 21.76, 21.72, 20.93, 20.43(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C42H47NNaO17 [M + Na+], 860.8178; found, 860.2738.
二糖供与体(9, 58.5 mg, 65.8μmol)と二糖受容体(11, 53.3 mg, 63.5μmol)をジクロロメタン(3.5 mL)に溶解し、MS4A(0.1 g)を加えて1時間攪拌した。その後、-78℃に冷却しTMSOTf(6.4μL, 33μmol)加えて、冷却を停止し徐々に温度を上昇させた。2.5時間後、反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製したところ、12(28.4 mg)を得た。
ESI-HRMS m/z: calcd for C74H82NaO33[M + Na+], 1521.4636; found, 1521.4619.
単糖供与体(1*, 16.97 g, 29.83 mmol)と単糖受容体(13**, 9.64 g, 18.45 mmol)をトルエン(160 mL)とジオキサン(160 mL)に溶解し、MS4A(10 g)を加えて、2時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、NIS(10.09 g, 39.28 mmol)AgOTf(3.09 g 13.73 mmol)を加えて2.5時間撹拌した。反応溶液に1 M チオ硫酸ナトリウム、飽和重曹水および飽和食塩水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=10:1~6:1)およびゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、生成物(17α/βの混合物;12.38 g)を得た。これを0℃中で90% TFA水溶液に溶解し、1.5時間攪拌した(キシロース環水酸基脱保護;16α/βの混合物を生じた)。反応液を濃縮、乾燥後、多量のジクロロメタンに溶解させた。溶液を除去し、残渣を回収し、濃縮、乾燥させて16α(4.76 g)を収率39%(2 steps)で得た。
*非特許文献3の10;**非特許文献3の12
化合物(16α, 5.24 g, 8.00 mmol)をトルエン(550 mL)に溶解し、酸化ジブチルすず(IV) (7.96 g, 32.0 mmol)を加えDean-Stark装置で終夜反応させた。反応液を氷冷し4-メチルベンゾイルクロリド(3.5 mL, 26.4 mmol)を加え室温で終夜攪拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出し、フッ化カリウム水溶液、0.1 M HClおよび飽和食塩水で洗浄し、常法により後処理を行った。有機層の濃縮残渣をトルエン(100 mL)とメタノール(50 mL)に溶解した。この溶液を氷冷し、2 M TMSジアゾメタン(16 mL, 32 mmol)を加え、翌日減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=10:1~2:1)で精製し、18(3.32 g)、18’(1.94 g)および25(1.39 g)をそれぞれ収率47%、27%および17%で得た。
化合物(18, 157.0 mg, 176.2μmol)をピリジン(5.0 mL)に溶解し、1 M レブリン酸(350μL, 350μmol)の1,2-dichloroethane溶液と、DMAPを少量加え、室温で一晩撹拌した。反応液を飽和食塩水で中和し、CHCl3抽出と常法による後処理を行った。得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、19(159.1 mg)を収率91%で得た。化合物(19, 1.2 g, 1.13 mmol)をアセトニトリル(10 mL)とH2O(5.0 mL)の混合溶液に溶解し、そこにCAN(2.48 g, 4.52 mmol)を加えて、室温で3時間撹拌した。CHCl3抽出と飽和食塩水と飽和重層水による洗浄をし、常法による後処理を行った。得られた残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=5:1~1:1)で精製し、生成物(944.3 mg)を得た。これをジクロロメタン(5.0 mL)に溶解し、CCl3CN(1.63 mL, 16.3 mmol)を加えて、0℃に冷却した。その後DBUを5滴加え、一晩撹拌した。反応液は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=5:1~1:1)で精製し、20(877.2 mg)を収率80%(2 steps)で得た。
MS4A(0.85 g)に二糖供与体(20*, 85.5 mg, 83.2μmol)とN-(ベンジルオキシカルボニル)エタノールアミン(24.9 mg, 127μmol)をジクロロメタン(5.0 mL)に溶解させ加えて、1時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、TMSOTf(5.0μL, 32.40μmol)を加えて2時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し21(83.5 mg)を収率95%で得た。
*非特許文献3の22
[α]D+2.67 (c 1.53, CHCl3), 1H-NMR δH (CDCl3): 7.97-7.96(m, 2H, Ar-H), 7.71-7.61(m, 4H, Ar-H), 7.54-7.48(m, 3H, Ar-H), 7.37-7.26(m, 8H, Ar-H), 7.20-7.07(m, 6H, Ar-H), 5.63(brt, 1H, Xyl-3), 5.54(brt, 1H, GlcA-4), 5.43-5.39(m, 2H, GlcA-2, Xyl-1), 5.25-5.22(m, 1H, NH), 5.02-4.89(m, 4H, Xyl-2,4, OCH2), 4.70(d, 1H, J1,2 = 7.3 Hz, GlcA-1), 4.40(brt, 1H, GlcA-3), 4.09(d, 1H, J4,5 = 9.5 Hz, GlcA-5), 3.94-3.91(m, 1H, CH2), 3.69-3.65(m, 1H, CH2), 3.62(brt, 1H , Xyl-5a), 3.55-3.52(m, 1H, Xyl-5b), 3.50(s, 3H, O-Me), 3.40-3.30(m, 2H, CH2), 2.41(s, 3H, CH3), 2.39(s, 3H, CH3), 2.37-2.34(m, 2H, CH2), 2.28-2.17(m, 2H, CH2), 1.86(s, 3H, CH3), 13C NMR δC (CDCl3): 205.50, 171.40, 167.40, 165.44, 165.38, 164.63, 156.40(C=O), 144.10, 143.94, 136.64, 133.41, 133.23, 129.95, 129.92, 129.61, 129.53, 129.16, 129.06, 128.93, 128.51, 128.41, 128.26, 127.94, 126.20, 125.61(Ar), 101.25(GlcA-1), 97.59(Xyl-1), 77.70(GlcA-3), 72.64(GlcA-2), 72.60(GlcA-5), 71.72(GlcA-4), 70.62, 69.53(Xyl-2,4), 69.38(CH2), 69.19(Xyl-3), 66.48(OCH2), 59.23(Xyl-5), 52.73(OCH3), 40.90(CH2), 37.82(CH2), 29.35(CH3), 27.91(CH2), 21.72(CH3), 21.69(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C57H57NNaO19 [M + Na+], 1082.342; found, 1082.3387.
化合物(21,433.7 mg, 409.1μmol)をトルエン(2.0 mL)とエタノール(4.0 mL)の混合溶媒に溶解させH2NNH2・AcOH(165.3 mg, 1.68 mmol)を加え0℃で1時間撹拌した。その後、H2NNH2・AcOH(164.4 mg, 1.68 mmol)をさらに加え一晩攪拌した。反応液をそのままゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、22(318.4 mg)を収率80%で得た。
1H-NMR δH (CDCl3): 8.00(d, 2H, Ar-H), 7.67-7.63(m, 6H, Ar-H), 7.53-7.50(m, 2H, Ar-H), 7.38-7.26(m, 8H, Ar-H), 7.22-7.18(m, 4H, Ar-H), 7.10(d, 2H, Ar-H), 5.53(brt, 1H, GlcA-4), 5.44-5.42(m, 2H, GlcA-2, Xyl-1), 5.19(m, 1H, NH), 5.44-5.42(m, 3H, Xyl-4, OCH2), 4.83(dd, 1H, J1,2 = 3.8 Hz, J2,3 = 10.0 Hz, Xyl-2), 4.68(d, 1H, J1,2 = 7.4 Hz, GlcA-1), 4.40(brt, 1H, GlcA-3), 4.22(brt, 1H, Xyl-3), 4.09(d, 1H, J4,5 = 9.7 Hz, GlcA-5), 3.93-3.90(m, 1H, CH2), 3.70-3.67(m, 1H, CH2), 3.60-3.51(m, 2H , Xyl-5a,5b), 3.49(s, 3H, O-Me), 3.40-3.32(m, 2H, CH2), 2.42(s, 3H, Ac), 2.40(s, 3H, Ac), 2.28(s, 1H, Xyl-3-OH), 13C NMR δC (CDCl3): 167.35, 165.93, 165.91, 165.24, 164.78(C=O), 156.39, 144.06, 143.87, 136.61, 133.49, 133.35, 129.88, 129.82, 129.65, 129.56, 129.10, 129.00, 128.90, 128.52, 128.48, 128.44, 128.33, 127.98, 126.42, 126.05(Ar), 101.29(GlcA-1), 97.19(Xyl-1), 77.22-76.81(GlcA-3), 72.93(Xyl-2), 72.53(GlcA-5), 72.42(GlcA-2), 72.01(GlcA-4), 71.77(Xyl-4), 69.58(CH2), 69.14(Xyl-3), 66.54(OCH2), 59.26(Xyl-5), 52.75(OCH3), 40.93(CH2), 21.73(CH3), 21.72(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C52H51NNaO17[M + Na+], 984.3055; found, 984.3027.
(モレキュラーシーブあり)
MS4A(0.85 g)に二糖供与体(20, 405.3 mg, 394.5μmol)と二糖受容体(22, 318.4 mg, 331.0μmol)をジクロロメタン(10 mL)に溶解させて加えて、2時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、TMSOTf(36μL, 198μmol)を加えて2時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し23(260.2 mg)を収率43%で得た。
(モレキュラーシーブなし)
二糖供与体(20, 96.0 mg, 93.5μmol)と二糖受容体(22, 50.6 mg, 52.6μmol)をジクロロメタン(2.0 mL)に溶解させ-20℃に冷却し、TMSOTf(8.5μL, 44.0μmol)を加えて2.5時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し23(66.3 mg)を収率69%で得た。
1H-NMR δH (CDCl3): 7.89-7.87(m, 4H, Ar-H), 7.69-7.67(m, 2H, Ar-H), 7.63-7.59(m, 4H, Ar-H), 7.54-7.51(m, 6H, Ar-H), 7.40(d, 2H, Ar-H), 7.34-7.30(m, 4H, Ar-H), 7.27-7.26(m, 3H, Ar-H), 7.18-7.16(m, 3H, Ar-H), 7.12-7.07(m, 6H, Ar-H), 6.90(brt, 2H, Ar-H), 5.42-5.38(m, 2H, GlcA1-4, GlcA2-4), 5.34-5.32(m, 2H, GlcA2-2, Xyl2-1), 5.27(d, 1H, J1,2= 3.9 Hz, Xyl1-1), 5.25(m, 1H, GlcA1-2), 4.96(d, 1H, J1,2 = 8.0 Hz, GlcA1-1), 4.77(d, 1H, J1,2 = 7.4 Hz, GlcA2-1), 4.77-4.66(m, 4H, Xyl1-2,4, Xyl2-2,4), 4.40(brt, 1H, Xyl1-3), 4.29(brt, 1H, GlcA2-3), 4.14(d, 2H, CH 2 -C≡CH), 4.13-4.11(m, 2H, GlcA1-3,5), 4.04-4.00(m, 2H, Xyl2-3, GlcA2-5), 3.93-3.90(m, 1H, CH2), 3.73-3.69(m, 1H, CH2), 3.67-3.59(m, 3H, CH2, Xyl1-5a), 3.55-3.49(m, 7H, CH2, OCH3), 3.45-3.39(m, 3H, Xyl1-5b, CH2), 3.26-3.17(m, 2H, Xyl2-5ab), 2.49(s, 3H, CH3), 2.45(s, 3H, CH3), 2.41(C≡CH), 2.39(s, 3H, CH3), 2.37(s, 3H, CH3), 2.21(s, 1H, Xyl-3-OH), 13C NMR δC (CDCl3): 205.51, 171.18, 167.36, 166.88, 165.71, 165.44, 165.30, 165.26, 164.80, 164.59, 164.48(C=O), 144.03, 144.00, 143.87, 143.59, 136.58, 133.35, 133.32, 133.21, 132.76, 130.35, 129.94, 129.88, 129.77, 129.56, 129.51, 129.37, 129.04, 129.02, 128.97, 128.94, 128.90, 128.68, 128.56, 128.41, 128.27, 128.26, 127.99, 127.94, 126.62, 126.14, 125.91, 125.63(Ar), 101.21(GlcA1-1), 100.64(GlcA2-1), 97.17(Xyl2-1), 96.73(Xyl1-1), 77.97(GlcA1-3), 76.39(GlcA2-3), 73.44(Xyl1-3), 72.82(Xyl1-2), 72.62, 72.47, 72.42(GlcA1-2,5, GlcA2-5), 72.10(GlcA2-2), 71.83(GlcA1-4, GlcA2-4), 70.60(Xyl2-2), 69.54(CH2), 69.29(Xyl1-4, Xyl2-4), 69.01(Xyl2-3), 66.49(CH2), 59.63(Xyl1-5), 59.00(Xyl2-5), 52.66, 52.51(OCH3), 40.87, 37.80(CH2), 29.32(CH3), 27.84(CH2), 21.86, 21.76, 21.71, 21.68, 21.05(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C99H95NNaO33[M + Na+], 1848.5684; found, 1849.5683.
化合物(23,254.6 mg, 139.4μmol)をトルエン(3.0 mL)とエタノール(6.0 mL)の混合溶媒に溶解させH2NNH2・AcOH(55.1 mg, 561.6μmol)を加え0℃で2時間攪拌した。反応液をそのままゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、24(235.6 mg)を収率98%で得た。
[α]D+19.5 (c 0.20, CHCl3)
ESI-HRMS m/z: calcd for C94H89NNaO31[M + Na+], 1750.5316; found, 1750.5276.
二糖供与体(18, 299.9 mg, 336.6μmol)をピリジン(4.0 mL)に溶解させDMAPを添加し、トルオイルクロリド(50μL, 378μmol)を加え、室温で撹拌した。そこから、30分おきにトルオイルクロリドを1回目(50μL, 378μmol)、2回目(200μL, 1.51 mmol)、3回目(50μL, 378μmol)を加え、さらに30分後、MeOHでクエンチした。反応液をそのままゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し25(293.8 mg)を収率87%で得た。
化合物(25, 293.8 mg, 291.2μmol)をアセトニトリル(10 mL)とH2O(2.5 mL)の混合溶液に溶解し、そこにCAN(439.7 mg, 802.1μmol)を加えて、0℃で1.5時間撹拌した。CHCl3抽出と飽和食塩水と飽和重層水による洗浄をし、常法による後処理を行った。得られた残渣をシリカゲルカラムカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=10:1~1:2)で精製し、生成物(249.0 mg)を得た。これをジクロロメタン(3.0 mL)に溶解し、CCl3CN(0.55 mL, 5.5 mmol)を加えて、0℃に冷却した。その後DBUを3滴加え、室温に戻して1.5時間撹拌した。反応液は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=1:0~5:1)で精製し、26(196.1 mg)を収率64%(2 steps)で得た。
MS4A(0.34 g)に二糖供与体(26, 303.7 mg, 290.0μmol)とN-(ベンジルオキシカルボニル)エタノールアミン(82.1 mg, 420.5μmol)をジクロロメタン(6.0 mL)に溶解させ、加えて、1時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、TMSOTf(18μL, 93μmol)を加えて3時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)およびシリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン:酢酸エチル=20:1~3:1)で精製し、生成物(125.9 mg)を得た。これをジクロロメタン(1.0 mL)に溶解し、CCl3CN(72μL, 718μmol)を加えて、0℃に冷却した。その後DBUを1滴加え、室温に戻して一晩撹拌した。反応液は、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(C-300)(トルエン:酢酸エチル=4:1)で精製し、40(64.3 mg)を収率21%で得た。
化合物(40,64.3 mg, 59.6μmol)をTHF(4.0 mL)とH2O(0.5 mL)の混合溶媒に溶解させ、1.25 M LiOH水溶液(0.5 mL, 625μmol)を加えて、0℃で一晩攪拌した。減圧留去後0℃に冷却しMeOH(2.0 mL)とH2O(0.2 mL)を加え、1.0 M NaOH(200μL)を加えて5.5時間撹拌した。50%酢酸(11滴)を加えて減圧留去し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)で精製し、41(28.8 mg)を収率96%で得た。
化合物(41,28.8 mg, 57.2μmol)をH2O(3.0 mL)に溶解させ、酢酸を1滴加えてPd-C(パラジウム炭素)を加えた。その後、フラスコ内をH2雰囲気にし、一晩室温で攪拌した。反応液をセライトろ過したのちに,濃縮,乾燥させた。これを、0.1 M Na3PO4と0.15 M NaClの混合溶媒に溶解させ、上述のアルキンリンカー化合物30(24.5 mg, 108μmol)加え、室温で2時間攪拌した。反応液を濃縮後、ゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)および、Bond Elut(C8)で精製し、42(61.5 mg)を得た(NMRで検出されない塩を含む)。
[α]D+21.4 (c 0.84, H2O)
1H-NMR δH (D2O): 5.22 (d, 1H, J1,2 = 3.84 Hz, Xyl-1), 4.37 (d, 1H, J1,2 = 8.10 Hz, GlcA-1), 4.09 (d, 2H, J = 2.34 Hz, CH 2 -C≡C), 3.85 (m, 1H, 1/2OCH2), 3.77 (t, 1H, J4,5e = J5a,5e = 9.71 Hz, Xyl-5e), 3.72 [t, 2H, J = 5.97 Hz, OCH 2 CH2C(=O)], 3.69 (m, 1H, 1/2OCH2), 3.63 (d, 1H, J3,4 = 2.70 Hz, GlcA-4), 3.62 (s, 1H, GlcA-5), 3.56 (brt, 1H, J = 9.30 Hz, Xyl-3), 3.52 (m, 2H, Xyl-5a, GlcA-3), 3.44 (m, 1H, Xyl-4), 3.41 (dd, 1H, J2,3 = 9.66 Hz, Xyl-2), 3.33 (m, 2H, NCH2), 3.31 (dd, 1H, J2,3 = 9.18 Hz, GlcA-2), 2.77 (t, 1H, J = 2.34 Hz, C≡CH), 2.44 [t, 2H, J = 5.97 Hz, OCH2CH 2 C(=O)].
ESI-HRMS m/z: calcd for C19H28NO13[M - Na+], 478.1566; found, 478.1575.
二糖供与体(20, 101.1 mg, 98.4μmol)と四糖受容体(24, 94.5 mg, 54.6μmol)をジクロロメタン(6.0 mL)に溶解させ-20℃に冷却し、TMSOTf(7.6μL, 39.3μmol)を加えて2時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)およびシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=2:1~1:4)で精製し28(72.1 mg)を収率51%で得た。
1H-NMR δH (CDCl3): 7.83(d, 4H, Ar-H), 7.76(d, 2H, Ar-H), 7.65-7.43(m, 18H, Ar-H), 7.36-7.19(m, 20H, Ar-H), 7.16-7.11(m, 7H, Ar-H), 7.08-7.02(m, 4H, Ar-H), 6.84(brt, 2H, Ar-H), 6.72(brt, 2H, Ar-H), 5.42-5.34(m, 3H, Xyl3-3, GlcA2-4, GlcA3-4), 5.31-5.25(m, 3H, GlcA1-2, GlcA2-4, Xyl2-1), 5.23(d, 1H, J1,2= 4.0 Hz, Xyl3-1), 5.19(d, 1H, J1,2= 3.8Hz, Xyl1-1), 5.17-5.13(m, 3H, GlcA2-2, GlcA3-2, NH), 4.98-4.85(m, 4H, GlcA3-1, GlcA2-3, CH2), 4.78-4.74(m, 2H, Xyl3-2,4), 4.73-4.69(m, 1H, Xyl2-4), 4.64(dd, 1H, J1,2 = 3.8 Hz, J2,3 = 9.6Hz, Xyl2-2), 4.60-4.55(m, 2H, GlcA1-1, Xyl1-4), 4.53(dd, 1H, J1,2= 3.8 Hz, J2,3 = 9.8Hz, Xyl1-2), 4.34(brt, 1H, Xyl2-3), 4.23-4.18(m, 2H, GlcA1-3, Xyl1-3), 4.14-4.07(brt, 1H, GlcA3-3), 4.04-3.97(m, 4H, GlcA2-3, GlcA1-5, GlcA2-5, GlcA3-5), 3.87-3.84(m, 1H, CH2), 3.64-3.60(m, 1H, CH2), 3.57-3.54(m, 1H, Xyl2-5a), 3.47(s, 3H, OCH3), 3.46(s, 3H, OCH3), 3.42(s, 3H, OCH3), 3.39(brt, 1H, Xyl2-5b), 3.34-3.24(m, 4H, Xyl1-5a, Xyl3-5a, CH2), 3.18-3.15(m, 1H, Xyl3-5b), 3.06(brt, 1H, Xyl1-5b), 2.48, 2.46, 2.42, 2.42, 2.37, 2.35(s, 3H, CH3), 2.31-2.27(m, 2H, CH2), 2.20-2.09(m, 2H, CH2), 1.81(s, 3H, CH3), 13C NMR δC (CDCl3): 205.54, 171.15, 166.85 ,166.11 ,165.69, 165.64, 165.48, 165.27, 164.64, 164.59, 164.42(C=O), 156.40, 143.96, 133.32, 130.35, 130.33, 129.91, 129.86, 129.76, 129.65, 129.57, 129.53, 129.52, 129.48, 129.29, 129.24, 129.0, 129.02, 128.94, 128.88, 128.64, 128.47, 128.39, 128.36, 128.28, 128.26, 128.21(Ar), 101.19(GlcA1-1), 100.49, 100.47(GlcA2-1, GlcA2-1), 97.09(Xyl3-1), 96.73(Xyl2-1), 96.05(Xyl1-1), 77.99-76.31(GlcA1-3, GlcA2-3, GlcA3-3), 73.09, 72.97, 72.95, 72.93(Xyl1-2,3, Xyl2-2,3), 72.48, 72.41, 72.35, 72.14, 71.91, 71.68(GlcA1-2,4,5, GlcA2-2,4,5, GlcA3-2,4,5), 70.56, 69.54, 69.53, 69.37, 69.36, 69.24, 68.94, 68.29, 68.18, 68.16(Xyl1-4, Xyl2-4, Xyl3-2,3,4, CH2), 66.47(CH2), 59.31(Xyl1-5), 59.14(Xyl2-5), 58.92(Xyl3-5), 52.68, 52.44, 52.44(OCH3), 40.83(CH2), 37.78(CH2), 29.33(CH3), 27.80(CH2), 21.88, 21.85, 21.74, 21.71, 21.70, 21.68(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C141H133NNaO47 [M + Na+], 2614.7946; found, 2614.8027.
化合物(28,32.3 mg, 12.4μmol)をピリジン(2.0 mL)に溶解させ、LiI(25.8 mg, 192.8μmol)を加えて、加熱還流した。3時間後、さらにLiI(26.3 mg, 196.5μmol)を加えて一晩攪拌した。減圧留去後0 ℃に冷却しMeOH(1.5 mL)とH2O(1.0 mL)を加え、1.0 M NaOH(500μL)を加えて一週間撹拌した。50%酢酸(10滴)、チオ硫酸ナトリウム(5滴)を加えて減圧留去し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)、Bond Elut(C8)で精製し、29(14.0 mg)を収率96%で得た。
化合物(28,33.5 mg, 12.9μmol)をEtOAc(3.0 mL)に溶解させ、酢酸を1滴加えてPd-Cを加えた。その後、フラスコ内をH2雰囲気にし、一週間室温で攪拌した。反応液をセライトろ過したのちに,濃縮,乾燥させた。得られた残渣をTHF(3.0 mL)に溶解させ、1.25 M LiOH水溶液(200μL, 160μmol)を加えて、0℃で一晩攪拌した。減圧留去後0℃に冷却し2-プロパノール(2.0 mL)とH2O(0.5 mL)を加え、1.0 M NaOH(500μL)を加えて2日間撹拌した。50%酢酸(7滴)を加えて減圧留去し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)で精製し、32(72.1 mg)を得た(NMRで検出されない塩を含む)。
MS4A(0.85 g)に二糖供与体(20, 151.1 mg, 147.1μmol)とプロパルギルアルコール(50μL, 286.9μmol;反復数n=3のPEGスペーサーを有するもの)をジクロロメタン(4.0 mL)に溶解させ加えて、1時間撹拌した。これを-20℃に冷却し、TMSOTf(9.0μL, 46.6μmol)を加えて2時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し33(125.8 mg)を収率81%で得た。
[α]D+7.7 (c 1.53, CHCl3),1H-NMR δH (CDCl3): 8.00-7.99(m, 2H, Ar-H), 7.70(d, 2H, Ar-H), 7.62-60(m, 2H, Ar-H), 7.54-7.48(m, 3H, Ar-H), 7.41-7.39(m, 1H, Ar-H), 7.29-7.20(m, 8H, Ar-H), 7.08(d, 2H, Ar-H), 5.63(brt, 1H, Xyl-3), 5.52(brt, 1H, GlcA-4), 5.43-5.40(m, 2H, GlcA-2, Xyl-1), 4.97-4.93(m, 2H, Xyl-2,4), 4.86(d, 1H, J1,2= 7.5 Hz, GlcA-1), 4.42(brt, 1H, GlcA-3), 4.18(d, 1H, CH 2 -C≡CH), 4.10(d, 1H, J4,5 = 9.7 Hz, GlcA-5), 3.99-3.96(m, 1H, CH2), 3.77-3.73(m, 1H, CH2), 3.70-3.63(brt, 1H , Xyl-5a, CH2), 3.61-3.50(m, 8H, Xyl-5b, CH2, CH3), 3.46-3.42(m, 2H, CH2), 3.38-3.36(m, 2H, CH2), 2.43(brt, 1H, C≡CH), 2.42, 2.40(s, 3H, CH3), 2.37-2.34(m, 2H, CH2), 2.37-2.34(m, 2H, CH2), 1.87(s, 3H, CH3), 13C NMR δC (CDCl3):
205.52, 171.35, 165.42, 164.98, 164.63(C=O), 144.07, 143.90, 133.23, 129.95, 128.91, 128.56, 128.37, 128.23, 126.22, 125.62(Ar), 101.04(GlcA-1), 97.60(Xyl-1), 79.71(C≡CH), 77.90(GlcA-3), 74.56(C≡CH), 72.64(GlcA-5), 72.48(GlcA-2), 72.09(GlcA-4), 70.61, 70.56, 70.43, 70.39, 70.24(Xyl-2, CH2), 69.44, 69.22, 69.21, 69.03(Xyl-3,4, CH2), 59.16(Xyl-5), 58.34(CH 2 -C≡CH), 52.68(CH3), 37.83(CH2), 29.35(CH3), 27.90(CH2), 21.72(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C56H60NaO20[M + Na+], 1075.3580; found, 1075.3553.
化合物(33,125.8 mg, 119.5μmol)をトルエン(4.0 mL)とエタノール(2.0 mL)の混合溶媒に溶解させH2NNH2・AcOH(47.0 mg, 479.1μmol)を加え室温で一晩撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、34(98.0 mg)を収率86%で得た。
[α]D+57.2 (c 0.88, CHCl3),1H-NMR δH (CDCl3): 8.03-8.02(m, 2H, Ar-H), 7.68-7.63(m, 6H, Ar-H), 7.52-7.49(m, 1H, Ar-H), 7.41-7.39(m, 1H, Ar-H), 7.31-7.25(m, 4H, Ar-H), 7.18(d, 2H, Ar-H), 7.10(d, 2H, Ar-H), 5.51(brt, 1H, GlcA-4), 5.44(dd, 1H, J1,2= 7.7 Hz, J2,3 = 9.1 Hz, GlcA-2), 5.41(d, 1H, J1,2= 3.8 Hz, Xyl-1), 4.90-4.86(m, 1H, Xyl-4), 4.84-4.82(d, 2H, GlcA-1, Xyl-2), 4.42(brt, 1H, GlcA-3), 4.24-4.20(m, 1H, Xyl-3), 4.17(d, 2H, CH 2 -C≡CH), 4.10(d, 1H, J4,5 = 9.8 Hz, GlcA-5), 3.98-3.95(m, 1H, CH2), 3.77-3.74(m, 1H, CH2), 3.65-3.63(m, 2H, CH2), 3.60-3.57(m, 2H , Xyl-5a, CH2), 3.55-3.49(m, 7H, Xyl-5b, CH3, CH2), 3.45-3.42(m, 2H, CH2), 3.38-3.36(m, 2H, CH2), 2.43(brt, 1H, C≡CH), 2.42, 2.39(s, 3H, CH3), 2.38(d, 1H, Xyl-3-OH), 13C NMR δC (CDCl3): 167.52, 165.91, 165.89, 165.08, 164.77(C=O), 144.01, 143.81, 133.31, 133.29, 129.89, 129.82, 129.66, 129.54, 129.50, 128.97, 128.87, 128.56, 128.40, 128.30, 126.45, 126.07(Ar), 101.09(GlcA-1), 97.15(Xyl-1), 79.70(C≡CH), 76.75(GlcA-3), 74.58(C≡CH), 72.89(Xyl-2), 72.55(GlcA-5), 72.35, 72.27(GlcA-2,4), 71.81(Xyl-4), 70.56, 70.44, 70.41, 70.25, 69.25, 69.07(CH2), 69.04(Xyl-3), 59.21(Xyl-5), 58.35(CH 2 -C≡CH), 52.68(OCH3), 21.72, 21.71(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C51H54NaO18[M + Na+], 977.3210; found, 977.3192.
二糖供与体(20, 178.5 mg, 173.8μmol)と二糖受容体(34, 98.0 mg, 102.6 mmol)をジクロロメタン(6.0 mL)に溶解させ-20℃に冷却し、TMSOTf(13μL, 67.3μmol)を加えて3時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)およびシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n-ヘキサン:酢酸エチル=1:1~1:2)で精製し35(89.0 mg)を収率48%で得た。
ESI-HRMS m/z: calcd for C98H98NaO34[M + Na+], 1841.584; found, 1842.5851.
化合物(35,89.0 mg, 48.9μmol)をトルエン(6.0 mL)とエタノール(3.0 mL)の混合溶媒に溶解させH2NNH2・AcOH(19.2 mg, 195.7μmol)を加え室温で一晩撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し、36(78.2 mg)を収率93%で得た。
[α]D+4.5 (c 0.73, CHCl3), 1H-NMR δH (CDCl3): 7.89-7.87(m, 4H, Ar-H), 7.69-7.67(m, 2H, Ar-H), 7.63-7.59(m, 4H, Ar-H), 7.54-7.51(m, 6H, Ar-H), 7.40(d, 2H, Ar-H), 7.34-7.30(m, 4H, Ar-H), 7.27-7.26(m, 3H, Ar-H), 7.18-7.16(m, 3H, Ar-H), 7.12-7.07(m, 6H, Ar-H), 6.90(brt, 2H, Ar-H), 5.42-5.38(m, 2H, GlcA1-4, GlcA2-4), 5.34-5.32(m, 2H, GlcA2-2, Xyl2-1), 5.27(d, 1H, J1,2= 3.9 Hz, Xyl1-1), 5.25(m, 1H, GlcA1-2), 4.96(d, 1H, J1,2 = 8.0 Hz, GlcA1-1), 4.77(d, 1H, J1,2 = 7.4 Hz, GlcA2-1), 4.77-4.66(m, 4H, Xyl1-2,4, Xyl2-2,4), 4.40(brt, 1H, Xyl1-3), 4.29(brt, 1H, GlcA2-3), 4.14(d, 2H, CH 2 -C≡CH), 4.13-4.11(m, 2H, GlcA1-3,5), 4.04-4.00(m, 2H, Xyl2-3, GlcA2-5), 3.93-3.90(m, 1H, CH2), 3.73-3.69(m, 1H, CH2), 3.67-3.59(m, 3H, CH2, Xyl1-5a), 3.55-3.49(m, 7H, CH2, OCH3), 3.45-3.39(m, 3H, Xyl1-5b, CH2), 3.26-3.17(m, 2H, Xyl2-5ab), 2.49(s, 3H, CH3), 2.45(s, 3H, CH3), 2.41(C≡CH), 2.39(s, 3H, CH3), 2.37(s, 3H, CH3), 2.21(s, 1H, Xyl-3-OH), 13C NMR δC (CDCl3): 167.50, 166.91, 165.86, 165.81, 165.71, 165.11, 164.77, 164.71, 164.70, 164.56(C=O), 144.12, 143.92, 143.77, 143.62, 134.77, 133.31, 133.26, 133.17, 132.82, 130.39, 129.87, 129.75, 129.57, 129.51, 129.40, 129.32, 129.09, 129.05, 128.88, 128.85, 128.79, 128.69, 128.61, 128.31, 128.25, 128.00, 126.65, 126.33, 126.07, 125.93, 117.07(Ar), 101.01(GlcA2-1), 100.70(GlcA1-1), 96.71(Xyl2-1), 96.65(Xyl1-1), 76.70(GlcA1-3), 76.40(GlcA2-3), 74.55(C≡CH), 73.55(Xyl1-3), 73.15, 72.81(Xyl1-2, Xyl2-2), 72.55, 72.51(GlcA1-5, GlcA2-5), 72.62, 72.29, 72.24(GlcA1-4, GlcA2-4, GlcA2-2), 71.75(GlcA1-2), 71.64(Xyl1-4), 70.53, 70.46, 70.41, 70.37, 70.23(CH2), 69.70(Xyl2-4), 69.20, 69.01(CH2), 68.82(Xyl2-3), 59.33(Xyl1-5), 59.00(Xyl2-5), 58.33(CH 2 -C≡CH), 52.60, 52.50(OCH3), 21.87, 21.76, 21.71, 21.67(CH3).
ESI-HRMS m/z: calcd for C93H92NaO32[M + Na+], 1743.5470; found, 1744.5459.
化合物(36,24.1 mg, 14.0μmol)をMeOH(12.0 mL)に溶解させ、0℃に冷却し4 M NaOH(100μL)加え、2日間室温で攪拌した。反応液を濃縮し、残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)および、Bond Elut(C8)で精製し、39(3.0 mg)を収率28%で
得た。
二糖供与体(20, 91.5 mg, 89.1μmol)と四糖受容体(36, 73.2 mg, 42.5μmol)をジクロロメタン(6.0 mL)に溶解させ-20℃に冷却し、TMSOTf(7.0μL, 36.2μmol)を加えて1.5時間撹拌した。反応溶液に飽和重曹水を加え、セライトろ過を行った。常法による後処理を行い、ゲル濾過クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=1:1)で精製し37(46.3 mg)を収率42%で得た。
1H-NMR δH (CDCl3): 7.87-7.84(m, 4H, Ar-H), 7.77-7.75(m, 2H, Ar-H), 7.66-7.47(m, 18H, Ar-H), 7.37-7.33(m, 3H, Ar-H), 7.32-7.26(m, 7H, Ar-H), 7.23-7.19(m, 4H, Ar-H), 7.16-7.08(m, 9H, Ar-H), 7.04-7.00(m, 3H, Ar-H), 6.85-6.82(m, 2H, Ar-H), 6.73-6.71(m, 2H, Ar-H), 5.42-5.34(m, 3H, Xyl3-3, GlcA1-4, GlcA3-4), 5.32-5.25(m, 3H, GlcA1-2, GlcA2-4, Xyl2-1), 5.22(d, 1H, J1,2 = 4.0 Hz, Xyl3-1), 5.19(d, 1H, J1,2 = 3.7Hz, Xyl1-1), 5.17-5.12(m, 2H, GlcA2-2, GlcA3-2), 4.89(d, 1H, J1,2 = 8.1 Hz, GlcA3-1), 4.86(d, 1H, J1,2= 8.0 Hz, GlcA2-1), 4.78-4.73(m, 3H, GlcA1-1, Xyl3-2,4),4.72-4.67(m, 1H, Xyl2-4), 4.64(dd, 1H, J1,2= 3.8 Hz, J2,3 = 9.7Hz, Xyl2-2) 4.36(brt, 1H, Xyl2-3), 4.26(brt, 1H, GlcA1-3), 4.20(brt, 1H, Xyl1-3), 4.13(d, 2H, CH 2 -C≡CH), 4.08(brt, 1H, GlcA3-3), 4.05-3.99(m, 4H, GlcA2-3, GlcA1-5, GlcA2-5, GlcA3-5), 3.92-3.89(m, 1H, CH2), 3.72-3.68(m, 1H, CH2), 3.61-3.49(m, 4H, Xyl2-5a, CH2), 3.47(s, 6H, OCH2), 3.45(s, 3H, OCH2), 3.42-3.38(m, 2H, Xyl2-5b, CH2), 3.35-3.32(m, 1H, CH2), 3.31-3.24(m, 2H, Xyl1-5a, Xyl3-5a), 3.18-3.15(m, 1H, Xyl3-5b,), 3.06(brt, 1H, Xyl1-5b), 2.48(s, 3H, CH3), 2.46(s, 3H, CH3), 2.43(s, 3H, CH3), 2.42(s, 3H, CH3), 2.40(C≡CH), 2.35(s, 3H, CH3), 2.31-2.27(m, 2H, CH2), 2.21-2.09(m, 2H, CH2), 1.82(s, 3H, CH3), 13C NMR δC (CDCl3): 205.54, 171.14, 167.50, 166.82, 166.78, 165.69, 165.64, 165.44, 165.28, 165.08, 164.82, 164.72, 164.68, 164.62, 164.55, 164.44(C=O), 144.15, 143.99, 143.96, 143.84, 143.58, 143.48, 133.32, 133.26, 133.15, 132.69, 132.65, 130.36, 130.35, 130.12, 129.93, 129.87, 129.78, 129.67, 129.59, 129.54, 129.51, 129.33, 129.30, 129.26, 129.08, 129.02, 128.94, 128.88, 128.85, 128.70, 128.60, 128.57, 128.46, 128.29, 128.28, 128.23, 128.22, 127.92, 126.99, 126.62, 126.54, 126.12, 125.97, 125.84, 125.63(Ar), 100.99(GlcA1-1), 100.61(GlcA2-1), 100.48(GlcA3-1), 97.09(Xyl3-1), 96.04(Xyl2-1), 79.67(C≡CH), 77.99(Xyl1-1), 76.49(GlcA3-3), 75.92(GlcA1-3), 74.54(GlcA2-3), 73.36(C≡CH), 73.13(Xyl2-3), 73.07(Xyl1-3), 73.05, 72.96, 72.66, 72.50, 72.44, 72.38, 72.30, 72.18, 72.16, 71.97(Xyl1-2, Xyl2-2, GlcA1-2,4,5, GlcA2-4,5, GlcA3-4,5), 71.67(GlcA2-2, GlcA3-2), 70.58, 70.52, 70.40, 70.36, 70.22(Xyl2-3, CH2), 69.66(Xyl2-4), 69.55(Xyl1-4), 69.26(Xyl3-4), 69.18(CH2), 69.00(Xyl3-3), 59.33(Xyl2-5), 59.16(Xyl2-5), 58.95(Xyl1-5), 58.32(CH 2 -C≡CH), 52.60(OCH3), 52.42(OCH3), 37.79(CH2), 29.32(CH2), 27.82(CH3), 21.86, 21.84, 21.73, 21.70, 21.67(CH3). ESI-HRMS m/z: calcd for C140H136NaO48 [M + Na+], 2607.8099; found, 2607.8176.
化合物(37,21.9 mg, 8.47μmol)をTHF(3.0 mL)に溶解させ、1.25 M LiOH水溶液(60μL, 48μmol)を加えて、0oCで一晩攪拌した。減圧留去後0 ℃に冷却し2-プロパノール(1.0 mL)とH2O(1.0 mL)を加え、0.1 M NaOH(400μL)を加えて一晩撹拌した。反応液にさらに0.1 M NaOH(800μL)を加えて11日間攪拌した。50%酢酸(1滴)、 飽和重曹水(2滴)を加えて減圧留去し、得られた残渣をゲル濾過クロマトグラフィー(LH-20, 1%酢酸)で精製し、38(5.5 mg)を収率55%で得た。
1H-NMR (selected) δH (D2O), 60oC: 5,65-5.63(m, 3H, Xyl1-1, Xyl2-1, Xyl3-1), 5.11(d, 2H, GlcA2-1, GlcA3-1), 4.87(d, 1H, GlcA1-1), 4.57(s, 2H, CH 2 -C≡CH), 3.26(s, 1H, C≡CH). ESI-HRMS m/z: calcd for C42H62O34 [(M-2H)2-], 555.1561; found, 555.1571.
Claims (1)
- 下記式で表される二糖化合物16αおよび16βの混合物をジクロロメタン溶媒と組み合わせる工程と、前記ジクロロメタン溶媒に溶解しない不溶物として16αを、前記ジクロロメタン溶媒に溶解した16βから分離する工程とを含み、
ここで、Bzはベンゾイル基、MPはメトキシフェニル基、Meはメチル基を表す、
立体選択的な糖鎖の製造方法。
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-
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