JP7816396B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description
本発明は、電気接続箱に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、車載された電気部品の電気経路を中継する電気接続箱が周知である。電気接続箱は、例えば、リレー、ヒューズ、電流センサなど、種々の電気素子が搭載される。
近年、電気接続箱に流す電流の大電流化や、電気素子の増大に伴い、電気接続箱のケースが大型化する傾向にある。このため、ケースの製造し易さや取り扱い易さを目的に、ケースを分割構造にすることが検討されている。しかし、ケースを分割構造とした場合、ケースに曲げ荷重が加わったとき、分割ケースが組み付く分割面を境にケースが分離してしまう可能性があった。よって、ケースを分割構造とした場合、分割面の強度確保が課題であった。
本開示の目的は、ケースが分割構造であっても分割面の強度を向上できる電気接続箱を提供することにある。
前記課題を解決する電気接続箱は、電気経路の途中に介在される構成であって、第1ケースと、前記第1ケースとは別体に形成され、前記第1ケースを組付けることで前記第1ケースと一体化される第2ケースと、環状の耐ノイズ用のコアの内部に収容されるとともに、前記電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバーと、を備え、前記一対のバスバーは、前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置されている。
本開示は、ケースが分割構造であっても分割面の強度を向上できる。
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の電気接続箱は、電気経路の途中に介在される構成であって、第1ケースと、前記第1ケースとは別体に形成され、前記第1ケースを組付けることで前記第1ケースと一体化される第2ケースと、環状の耐ノイズ用のコアの内部に収容されるとともに、前記電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバーと、を備え、前記一対のバスバーは、前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置されている。
[1]本開示の電気接続箱は、電気経路の途中に介在される構成であって、第1ケースと、前記第1ケースとは別体に形成され、前記第1ケースを組付けることで前記第1ケースと一体化される第2ケースと、環状の耐ノイズ用のコアの内部に収容されるとともに、前記電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバーと、を備え、前記一対のバスバーは、前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置されている。
本構成によれば、第1ケースおよび第2ケースを有するケースに対して曲げ荷重が加えられても、第1ケースと第2ケースとに横断するように配置された一対のバスバーによって、曲げ荷重を支持することが可能となる。このため、曲げ荷重が第1ケースおよび第2ケースの分割面に直接加わることがない。よって、ケースが分割構造であっても分割面の強度を向上することが可能となる。
[2]上記[1]において、前記一対のバスバーは、一方がプラス電極のバスバーであり、他方がマイナス電極のバスバーである。この構成によれば、対で配置されるプラス電極のバスバーとマイナス電極のバスバーとを利用することにより、分割構造のケースにおいて分割面の強度を向上することが可能となる。
[3]上記[1]または[2]において、前記一対のバスバーは、板状に形成されるとともに、厚さ方向に重ねて配置されている。この構成によれば、一対の板状のバスバーが重ね配置されているので、曲げに対する高い強度を有する一対のバスバーによって、曲げ荷重を支持することが可能となる。よって、分割面の強度確保に一層寄与する。
[4]上記[1]から[3]のいずれかにおいて、電気接続箱は、前記第1ケースおよび前記第2ケースの一方に形成されたロック片を、これらの他方に形成された突出部に係合することにより、前記第1ケースおよび前記第2ケースを一体化する係合機構を備えた。この構成によれば、第1ケースと第2ケースとの分割面に係合機構が設けられているので、第1ケースと第2ケースとを強固に組付けることが可能となる。よって、分割面の強度確保に一層寄与する。
[5]上記[1]から[4]のいずれかにおいて、電気接続箱は、前記一対のバスバーを絶縁しつつ保持するホルダを備えた。この構成によれば、バスバーをホルダで保持するので、バスバーの位置決めのし易さや、規定の位置からのずれを生じ難くすることが可能となる。
[6]上記[1]から[5]のいずれかにおいて、電気接続箱は、前記電気経路に発生する熱を放熱するために設けられるとともに前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置された放熱板を備えた。この構成によれば、ケースに加えられる曲げ荷重を放熱板によっても支持することが可能となるので、分割面の強度の向上に一層寄与する。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
本開示の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率についても、実際とは異なる場合がある。
(電気接続箱1)
図1に示すように、電気接続箱1は、電気接続箱1の電気部品が取付けられるハウジング2を備える。ハウジング2は、ケース3(本例は、アッパケース)とロアケース4とを含む。ケース3とロアケース4とは、例えば、公知の取付構造により、一体に組み立てられる。この取付構造としては、例えば、爪嵌合構造、ネジ締結構造、ボルト締結構造などが挙げられる。電気接続箱1は、電気経路の途中に介在されることにより、例えば、電気経路の結合、中継、分岐、又は、これらの組合せを行う。
図1に示すように、電気接続箱1は、電気接続箱1の電気部品が取付けられるハウジング2を備える。ハウジング2は、ケース3(本例は、アッパケース)とロアケース4とを含む。ケース3とロアケース4とは、例えば、公知の取付構造により、一体に組み立てられる。この取付構造としては、例えば、爪嵌合構造、ネジ締結構造、ボルト締結構造などが挙げられる。電気接続箱1は、電気経路の途中に介在されることにより、例えば、電気経路の結合、中継、分岐、又は、これらの組合せを行う。
電気接続箱1は、例えば、車両の電池に使用されている。電気接続箱1は、例えば、電池パック(図示略)の内部に収容されている。車両は、例えば、電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車などが挙げられる。
(ケース3)
図2に示すように、ケース3は、第1ケース6と、第1ケース6に組付けられる第2ケース7と、を有する。第2ケース7は、第1ケース6とは別体に形成されるとともに、第1ケース6を組付けることで第1ケース6と一体化される。このように、ケース3は、ケース部分が分割された分割構造を有する。第1ケース6および第2ケース7は、第1ケース6および第2ケース7の間に設けられた係合機構8によって、一体に組付けられている。
図2に示すように、ケース3は、第1ケース6と、第1ケース6に組付けられる第2ケース7と、を有する。第2ケース7は、第1ケース6とは別体に形成されるとともに、第1ケース6を組付けることで第1ケース6と一体化される。このように、ケース3は、ケース部分が分割された分割構造を有する。第1ケース6および第2ケース7は、第1ケース6および第2ケース7の間に設けられた係合機構8によって、一体に組付けられている。
(係合機構8)
図2に示す通り、係合機構8は、第1ケース6に設けられた第1ロック部10と、第2ケース7に設けられた第2ロック部11と、を有する。第1ロック部10および第2ロック部11は、第1ケース6および第2ケース7の間に複数組(本例は、図示しないものも含めて3組)設けられている。第1ロック部10および第2ロック部11の複数組は、組付け時の第1ケース6と第2ケース7との当接面において、第1ケース6および第2ケース7が並ぶ方向(図2等のX軸方向:以降、ケース長手方向と記す)に対して直交する方向(図2等のY軸方向:以降、ケース短手方向と記す)に配置されている。
図2に示す通り、係合機構8は、第1ケース6に設けられた第1ロック部10と、第2ケース7に設けられた第2ロック部11と、を有する。第1ロック部10および第2ロック部11は、第1ケース6および第2ケース7の間に複数組(本例は、図示しないものも含めて3組)設けられている。第1ロック部10および第2ロック部11の複数組は、組付け時の第1ケース6と第2ケース7との当接面において、第1ケース6および第2ケース7が並ぶ方向(図2等のX軸方向:以降、ケース長手方向と記す)に対して直交する方向(図2等のY軸方向:以降、ケース短手方向と記す)に配置されている。
図3および図4に示すように、係合機構8は、爪部分を相手に係合させるロック構造を有する。図3に示す通り、第1ロック部10は、第2ケース7に向かって突出した突出部13と、突出部13のケース短手方向の両側に配置された一対の第1ケース側支持部14と、を有する。第1ケース側支持部14の各々は、第1ケース6の背面側に開口する孔15と、第1ケース6の高さ方向(図3等のZ軸方向)に延びて孔15に連通するスリット16と、スリット16のケース短手方向の両側に配置された一対の壁部17と、を有する。
図4に示す通り、第2ロック部11は、第1ロック部10の突出部13に係合するロック片18と、ロック片18のケース短手方向の両側に配置された一対の第2ケース側支持部19と、を有する。第2ケース側支持部19の各々は、第2ケース7の高さ方向(図4等のZ軸方向)に延びる形状に形成されるとともに、平面視で略T字状に形成されている。
(第1ケース6および第2ケース7の組付け)
図3および図4に示す通り、第1ケース6と第2ケース7とを組付ける場合には、第1ケース側支持部14の孔15に第2ケース側支持部19を挿入し、第1ケース側支持部14のスリット16に沿って第2ケース側支持部19を孔15の内部に挿入していく。
図3および図4に示す通り、第1ケース6と第2ケース7とを組付ける場合には、第1ケース側支持部14の孔15に第2ケース側支持部19を挿入し、第1ケース側支持部14のスリット16に沿って第2ケース側支持部19を孔15の内部に挿入していく。
図5(a)に示すように、孔15の内部に第2ケース側支持部19を挿入している途中、第1ロック部10の突出部13に押されて第2ロック部11のロック片18が撓むことにより、孔15に対する第2ケース側支持部19の挿入が継続される。図5(b)に示すように、第2ケース側支持部19が孔15の奥まで入り込むと、第1ロック部10の突出部13と第2ロック部11のロック片18とが係合する。
(バスバー22)
図6は、ケース3の内面の構造を示す斜視図である。電気接続箱1は、電気接続箱1において電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバー22を備える。本例の場合、バスバー22は、環状の耐ノイズ用のコア23の内部に収容されている。一対のバスバー22は、例えば、一方がプラス電極のバスバー22(第1バスバー24と記す)あり、他方がマイナス電極のバスバー22(第2バスバー25と記す)である。一対のバスバー22は、板状に形成されるとともに、厚さ方向に重ねて配置されている。
図6は、ケース3の内面の構造を示す斜視図である。電気接続箱1は、電気接続箱1において電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバー22を備える。本例の場合、バスバー22は、環状の耐ノイズ用のコア23の内部に収容されている。一対のバスバー22は、例えば、一方がプラス電極のバスバー22(第1バスバー24と記す)あり、他方がマイナス電極のバスバー22(第2バスバー25と記す)である。一対のバスバー22は、板状に形成されるとともに、厚さ方向に重ねて配置されている。
図7に示すように、第1バスバー24は、立体的な形状(3次元形状)を有する。具体的には、第1バスバー24は、第1ケース6および第2ケース7の並び方向(図7のX軸方向)に延びる第1片28と、第2ケース7に近い方の第1片28の端縁からケース3の高さ方向に略90度屈曲した第2片29と、第2片29の端縁(図下端)から第1片28に沿うように略90度屈曲した第3片30と、を有する。第1片28および第3片30は、例えば、ケース3において部品搭載面に沿った平面、具体的には、同図のX-Y軸平面上に配置されている。第2片29は、例えば、ケース3の高さ方向に沿った平面上に延在する。
第1バスバー24は、第1バスバー24をケース3に固定する締結部31の軸部を通す孔32を複数有する。孔32は、第1片28の一方の端部に配置された第1挿通孔32aと、第1片28の他方の端部に配置された第2挿通孔32bと、を含む。本例の場合、第2挿通孔32bは、第1片28の端部から側方に突出した突出片33に配置されている。
締結部31は、例えば、ネジである。締結部31は、第1挿通孔32aに挿通されるもの(締結部31a)が第1ケース6の被締結部34aに締結されるとともに、第2挿通孔32bに挿通されるもの(締結部31b)が第2ケース7の被締結部34bに締結される。被締結部34a、34bは、例えば、ネジを螺着する穴を有する座部である。
第2バスバー25は、立体的な形状(3次元形状)を有する。具体的には、第2バスバー25は、第1ケース6および第2ケース7の並び方向(図7のX軸方向)の延びる第1片35と、第1ケース6に近い方の第1片35の側端からケース3の高さ方向に略90度屈曲した第2片36と、第2片36の端縁(図下端)から第1片35に沿うように略90度屈曲した第3片37と、を有する。第1片35および第3片37は、例えば、ケース3において部品搭載面に沿った平面、具体的には、同図のX-Y軸平面上に配置されている。第2片36は、例えば、ケース3の高さ方向に沿った平面上に延在する。
第2バスバー25は、第2バスバー25をケース3に固定する締結部38の軸部を通す孔39を複数有する。本例の場合、孔39は、第1片35の一方の端部に配置された第1挿通孔39aと、第1片35の他方の端部に配置された第2挿通孔39bと、を含む。本例の場合、第1挿通孔39aは、第1片35の端部から側方に突出した突出片40に配置されている。
締結部38は、例えば、ネジである。締結部38は、第1挿通孔39aに挿通されるもの(締結部38a)が第1ケース6の被締結部34aに締結されるとともに、第2挿通孔39bに挿通されるもの(締結部38b)が第2ケース7の被締結部34bに締結される。
(コア23)
図7に示す通り、コア23は、環状のコア本体42と、コア本体42の表面を覆うカバー部材43と、を有する。コア本体42は、開口形成された孔42aにバスバー22を収容する。コア23は、例えば、フェライトコアである。
図7に示す通り、コア23は、環状のコア本体42と、コア本体42の表面を覆うカバー部材43と、を有する。コア本体42は、開口形成された孔42aにバスバー22を収容する。コア23は、例えば、フェライトコアである。
(ホルダ46)
図7および図8に示すように、電気接続箱1は、バスバー22およびコア23を保持するホルダ46を備える。ホルダ46は、一対のバスバー22を絶縁しながら保持する。ホルダ46は、例えば、樹脂製である。ホルダ46は、例えば、バスバー22の長手方向に延びる本体フレーム47と、本体フレーム47を周囲から囲むように形成された環状フレーム48と、を有する。本体フレーム47は、環状フレーム48の内部を二区画するように配置されている。環状フレーム48の外周には、コア23が取付けられる。環状フレーム48の端縁には、コア23の挿込方向への脱落を防止するフランジ49が形成されている。
図7および図8に示すように、電気接続箱1は、バスバー22およびコア23を保持するホルダ46を備える。ホルダ46は、一対のバスバー22を絶縁しながら保持する。ホルダ46は、例えば、樹脂製である。ホルダ46は、例えば、バスバー22の長手方向に延びる本体フレーム47と、本体フレーム47を周囲から囲むように形成された環状フレーム48と、を有する。本体フレーム47は、環状フレーム48の内部を二区画するように配置されている。環状フレーム48の外周には、コア23が取付けられる。環状フレーム48の端縁には、コア23の挿込方向への脱落を防止するフランジ49が形成されている。
図9に示すように、ホルダ46は、本体フレーム47の上面に第2バスバー25を配置している。ホルダ46は、環状フレーム48の下壁50の内面に第1バスバー24を配置している。第1バスバー24および第2バスバー25は、ホルダ46の本体フレーム47が間に介在されることにより、絶縁されている。このように、ホルダ46は、第1バスバー24と第2バスバー25とを絶縁する。
図8および図9に示す通り、ホルダ46は、コア23を抜け止めするコア抜止部51を有する。コア抜止部51は、例えば、可撓性の爪片である。コア抜止部51は、例えば、環状フレーム48においてフランジ49の反対側に配置されている。コア23は、軸方向の一方の端部がフランジ49に支持されるとともに軸方向の他方の端部がコア抜止部51によって支持されることにより、ホルダ46に位置決めされる。
図10に示すように、ホルダ46は、ホルダ46に取付けられた第1バスバー24に係合される第1バスバー係合部52を有する。第1バスバー係合部52は、例えば、可撓性の爪片であって、第1バスバー24を位置決めする。本例の場合、第1バスバー係合部52は、第1バスバー24に形成された切欠部53に係合される係合突52aと、第1バスバー24の端面に係合する係合突52bと、を含む。このように、第1バスバー係合部52は、ホルダ46の幅方向に一対配置されている。
図11に示すように、ホルダ46は、ホルダ46に取付けられた第2バスバー25に係合される第2バスバー係合部54を有する。第2バスバー係合部54は、例えば、可撓性の爪片であって、第2バスバー25を位置決めする。第2バスバー係合部54は、環状フレーム48の端縁からホルダ46の長手方向に延びる形状に形成されている。本例の場合、第2バスバー係合部54は、ホルダ46の幅方向に一対配置されている。第2バスバー係合部54は、第2バスバー25に形成された切欠部55に係合することにより、ホルダ46に第2バスバー25を位置決めする。
(バスバー22の配置)
図6および図7に示す通り、一対のバスバー22は、第1ケース6と第2ケース7との間を横断するように配置されている。本例の場合、第1バスバー24は、締結部31aによって第1ケース6に固定されるとともに、締結部31bによって第2ケース7に固定されている。また、第2バスバー25は、締結部38aによって第1ケース6に固定されるとともに、締結部38bによって第2ケース7に固定されている。
図6および図7に示す通り、一対のバスバー22は、第1ケース6と第2ケース7との間を横断するように配置されている。本例の場合、第1バスバー24は、締結部31aによって第1ケース6に固定されるとともに、締結部31bによって第2ケース7に固定されている。また、第2バスバー25は、締結部38aによって第1ケース6に固定されるとともに、締結部38bによって第2ケース7に固定されている。
図9に示す通り、第1バスバー24は、第1ケース6に固定される部位において、電気経路を構成する板状配線57と重なった状態で、締結部31aによって第1ケース6に固定されている。板状配線57は、過負荷時に電気経路を遮断するリレー58(図6等参照)に電気接続されている。第2バスバー25は、第2ケース7に固定される部位において、電気経路を構成する板状配線59と重なった状態で、締結部38bによって第1ケース6に固定されている。
(放熱板61)
図12に示すように、電気接続箱1は、電気接続箱1の内部の電気経路に発生する熱を放熱する放熱板61を備える。放熱板61は、第1ケース6と第2ケース7とを横断するように配置されている。放熱板61は、第1ケース6および第2ケース7を横断する本体片62と、本体片62の一端に配置された第1取付片63と、本体片62の他端に配置された第2取付片64と、を有する。放熱板61は、例えば、金属製である。本例の場合、放熱板61は、リレー58に電気接続された板状配線65に接触して取付けられることにより、板状配線65に発生する熱を放熱する。
図12に示すように、電気接続箱1は、電気接続箱1の内部の電気経路に発生する熱を放熱する放熱板61を備える。放熱板61は、第1ケース6と第2ケース7とを横断するように配置されている。放熱板61は、第1ケース6および第2ケース7を横断する本体片62と、本体片62の一端に配置された第1取付片63と、本体片62の他端に配置された第2取付片64と、を有する。放熱板61は、例えば、金属製である。本例の場合、放熱板61は、リレー58に電気接続された板状配線65に接触して取付けられることにより、板状配線65に発生する熱を放熱する。
放熱板61は、第1取付片63が締結部67aによって板状配線65とともに第1ケース6に固定されている。締結部67aは、第1取付片63に形成された挿通孔66aに挿通されるとともに、第1ケース6の被締結部68aに締結される。放熱板61は、第2取付片64が締結部67bによって第2ケース7に固定されている。締結部67bは、第2取付片64に形成された挿通孔66bに挿通されるとともに、第2ケース7の被締結部68bに締結される。なお、締結部67a、67bは、例えば、ネジである。
(実施形態の作用)
次に、本実施形態の電気接続箱1の作用について説明する。
図13に示すように、電気接続箱1のケース3は、大型化に伴って、第1ケース6と第2ケース7とに分割されている。ケース3が分割構造の場合、第1ケース6および第2ケース7の間に分割面が存在する。この場合、例えばケース3に対して、図13の矢印で示すような曲げ荷重が加わってしまうと、曲げ荷重が大きい場合には、第1ケース6と第2ケース7とが分割面を境界に2つに分離してしまう可能性がある。
次に、本実施形態の電気接続箱1の作用について説明する。
図13に示すように、電気接続箱1のケース3は、大型化に伴って、第1ケース6と第2ケース7とに分割されている。ケース3が分割構造の場合、第1ケース6および第2ケース7の間に分割面が存在する。この場合、例えばケース3に対して、図13の矢印で示すような曲げ荷重が加わってしまうと、曲げ荷重が大きい場合には、第1ケース6と第2ケース7とが分割面を境界に2つに分離してしまう可能性がある。
本例の場合、ケース3に取付けられる一対のバスバー22は、第1ケース6および第2ケース7を横断するように配置されている。このため、第1ケース6および第2ケース7に曲げ荷重が加わった場合であっても、曲げ荷重を一対のバスバー22で支持することが可能となる。よって、ケース3の曲げ荷重に対する強度が高くなるので、第1ケース6および第2ケース7の分離を生じ難くすることが可能となる。
(実施形態の効果)
上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電気接続箱1は、電気経路の途中に介在される。電気接続箱1は、第1ケース6、第2ケース7、および一対のバスバー22を備える。第2ケース7は、第1ケース6とは別体に形成され、第1ケース6を組付けることで第1ケース6と一体化される。一対のバスバー22は、環状の耐ノイズ用のコア23の内部に収容されるとともに、電気経路を電気的に繋ぐ。一対のバスバー22は、第1ケース6と第2ケース7とを横断するように配置されている。
上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電気接続箱1は、電気経路の途中に介在される。電気接続箱1は、第1ケース6、第2ケース7、および一対のバスバー22を備える。第2ケース7は、第1ケース6とは別体に形成され、第1ケース6を組付けることで第1ケース6と一体化される。一対のバスバー22は、環状の耐ノイズ用のコア23の内部に収容されるとともに、電気経路を電気的に繋ぐ。一対のバスバー22は、第1ケース6と第2ケース7とを横断するように配置されている。
本構成によれば、第1ケース6および第2ケース7を有するケース3に対して曲げ荷重が加えられても、第1ケース6と第2ケース7とに横断するように配置された一対のバスバー22によって、曲げ荷重を支持することが可能となる。このため、曲げ荷重が第1ケース6および第2ケース7の分割面に直接加わることがない。よって、ケース3が分割構造であっても分割面の強度を向上することができる。
(2)一対のバスバー22は、一方がプラス電極のバスバー22であり、他方がマイナス電極のバスバー22である。この構成によれば、対で配置されるプラス電極のバスバー22とマイナス電極のバスバー22とを利用することにより、分割構造のケース3において分割面の強度を向上することができる。
(3)一対のバスバー22は、板状に形成されるとともに、厚さ方向に重ねて配置されている。この構成によれば、一対の板状のバスバー22が重ね配置されているので、曲げに対する高い強度を有する一対のバスバー22によって、曲げ荷重を支持することが可能となる。よって、分割面の強度確保に一層寄与する。
(4)電気接続箱1に設けた係合機構8は、第1ケース6および第2ケース7の一方に形成されたロック片18を、これらの他方に形成された突出部13に係合することにより、第1ケース6および第2ケース7を一体化する。この構成によれば、第1ケース6と第2ケース7との分割面に係合機構8が設けられているので、第1ケース6と第2ケース7とを強固に組付けることが可能となる。よって、分割面の強度確保に一層寄与する。
(5)電気接続箱1は、一対のバスバー22を絶縁しつつ保持するホルダ46を備えた。この構成によれば、バスバー22をホルダ46で保持するので、バスバー22の位置決めのし易さや、規定の位置からのずれを生じ難くすることができる。
(6)電気接続箱1に設けた放熱板61は、電気経路に発生する熱を放熱するために設けられるとともに第1ケース6と第2ケース7とを横断するように配置されている。この構成によれば、ケース3に加えられる曲げ荷重を放熱板61によっても支持することが可能となるので、分割面の強度の向上に一層寄与する。
(他の実施形態)
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・一対のバスバー22は、重ねて配置されることに限らず、例えば横方向に並べて配置されてもよい。
・一対のバスバー22は、プラス電極とマイナス電極との組に限らず、電気信号を送受信するものであればよい。
・一対のバスバー22は、プラス電極とマイナス電極との組に限らず、電気信号を送受信するものであればよい。
・バスバー22は、3次元的な形状に限らず、例えば、平板形状としてもよい。
・バスバー22をケース3に固定する構造は、締結部31、38を用いた構造に限らず、例えば、ケース3に設けたロック部材などにバスバー22を固定する構造としてもよい。
・バスバー22をケース3に固定する構造は、締結部31、38を用いた構造に限らず、例えば、ケース3に設けたロック部材などにバスバー22を固定する構造としてもよい。
・電気接続箱1は、ケース3の内部に電気部品を配置する構成に限らず、例えば、ケース3の表面に電気部品が取付けられてもよい。
・ハウジング2は、3つ以上のケース部品から構成されてもよい。
・ハウジング2は、3つ以上のケース部品から構成されてもよい。
・係合機構8は、第1ロック部10が第2ケース7に設けられるとともに第2ロック部11が第1ケース6に設けられてもよい。
・係合機構8は、ケース3とロアケース4とを組付けられる構造であれば、どのような構造を用いてもよい。
・係合機構8は、ケース3とロアケース4とを組付けられる構造であれば、どのような構造を用いてもよい。
・電気接続箱1に搭載される電気部品は、リレー58、ヒューズ、センサなどが挙げられる。
・電気接続箱1は、係合機構8が省略されてもよい。
・電気接続箱1は、係合機構8が省略されてもよい。
・電気接続箱1は、放熱板61が省略されてもよい。
・電気接続箱1は、車両に限らず他の物品に使用されてもよい。
・本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
・電気接続箱1は、車両に限らず他の物品に使用されてもよい。
・本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
1 電気接続箱
2 ハウジング
3 ケース
4 ロアケース
6 第1ケース
7 第2ケース
8 係合機構
10 第1ロック部
11 第2ロック部
13 突出部
14 第1ケース側支持部
15 孔
16 スリット
17 壁部
18 ロック片
19 第2ケース側支持部
22 バスバー
23 コア
24 第1バスバー
25 第2バスバー
28 第1片
29 第2片
30 第3片
31 締結部
31a 締結部
31b 締結部
32 孔
32a 第1挿通孔
32b 第2挿通孔
33 突出片
34a 被締結部
34b 被締結部
35 第1片
36 第2片
37 第3片
38 締結部
38a 締結部
38b 締結部
39 孔
39a 第1挿通孔
39b 第2挿通孔
40 突出片
42 コア本体
42a 孔
43 カバー部材
46 ホルダ
47 本体フレーム
48 環状フレーム
49 フランジ
50 下壁
51 コア抜止部
52 第1バスバー係合部
52a 係合突
52b 係合突
53 切欠部
54 第2バスバー係合部
55 切欠部
57 板状配線
58 リレー
59 板状配線
61 放熱板
62 本体片
63 第1取付片
64 第2取付片
65 板状配線
66a 挿通孔
66b 挿通孔
67a 締結部
67b 締結部
68a 被締結部
68b 被締結部
2 ハウジング
3 ケース
4 ロアケース
6 第1ケース
7 第2ケース
8 係合機構
10 第1ロック部
11 第2ロック部
13 突出部
14 第1ケース側支持部
15 孔
16 スリット
17 壁部
18 ロック片
19 第2ケース側支持部
22 バスバー
23 コア
24 第1バスバー
25 第2バスバー
28 第1片
29 第2片
30 第3片
31 締結部
31a 締結部
31b 締結部
32 孔
32a 第1挿通孔
32b 第2挿通孔
33 突出片
34a 被締結部
34b 被締結部
35 第1片
36 第2片
37 第3片
38 締結部
38a 締結部
38b 締結部
39 孔
39a 第1挿通孔
39b 第2挿通孔
40 突出片
42 コア本体
42a 孔
43 カバー部材
46 ホルダ
47 本体フレーム
48 環状フレーム
49 フランジ
50 下壁
51 コア抜止部
52 第1バスバー係合部
52a 係合突
52b 係合突
53 切欠部
54 第2バスバー係合部
55 切欠部
57 板状配線
58 リレー
59 板状配線
61 放熱板
62 本体片
63 第1取付片
64 第2取付片
65 板状配線
66a 挿通孔
66b 挿通孔
67a 締結部
67b 締結部
68a 被締結部
68b 被締結部
Claims (6)
- 電気経路の途中に介在される電気接続箱であって、
第1ケースと、
前記第1ケースとは別体に形成され、前記第1ケースを組付けることで前記第1ケースと一体化される第2ケースと、
環状の耐ノイズ用のコアの内部に収容されるとともに、前記電気経路を電気的に繋ぐ一対のバスバーと、を備え、
前記一対のバスバーは、前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置されている、電気接続箱。 - 前記一対のバスバーは、一方がプラス電極のバスバーであり、他方がマイナス電極のバスバーである、請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記一対のバスバーは、板状に形成されるとともに、厚さ方向に重ねて配置されている、請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記第1ケースおよび前記第2ケースの一方に形成されたロック片を、これらの他方に形成された突出部に係合することにより、前記第1ケースおよび前記第2ケースを一体化する係合機構を備えた、請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記一対のバスバーを絶縁しつつ保持するホルダを備えた、請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記電気経路に発生する熱を放熱するために設けられるとともに前記第1ケースと前記第2ケースとを横断するように配置された放熱板を備えた、請求項1に記載の電気接続箱。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024016287A JP7816396B2 (ja) | 2024-02-06 | 電気接続箱 | |
| PCT/JP2025/003399 WO2025169873A1 (ja) | 2024-02-06 | 2025-02-03 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024016287A JP7816396B2 (ja) | 2024-02-06 | 電気接続箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2025121080A JP2025121080A (ja) | 2025-08-19 |
| JP7816396B2 true JP7816396B2 (ja) | 2026-02-18 |
Family
ID=
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