JP7806627B2 - 内燃機関のピストン - Google Patents
内燃機関のピストンInfo
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Description
上記課題を解決する内燃機関のピストンは、内燃機関の燃焼室に面する冠部を備える。冠部の内部にはクーリングチャネル、第1通路、及び第2通路が形成されている。第1通路は、冠部の外周面からクーリングチャネルまで延び、そのクーリングチャネルに対して開口する。第2通路は、クーリングチャネルに対して開口するとともに内燃機関のクランク室に対して開口している。上記第2通路は、クーリングチャネルに開口する入口と、クランク室に開口する出口とを有している。上記第2通路の入口と出口との少なくとも一方は、クーリングチャネルに対する第1通路の開口よりも上にあるものとされる。
図1に示すように、内燃機関のピストン11は、内燃機関のシリンダ12内に配置されている。ピストン11は冠部13を備えている。冠部13は内燃機関の燃焼室14に面している。内燃機関は、燃焼室14内での燃料の燃焼によって駆動される。内燃機関の燃料としては、燃焼時に多くの水が生成されるもの、例えば水素が用いられる。内燃機関の駆動時には、ピストン11が内燃機関のシリンダ12内で往復動する。こうしたピストン11の往復動に伴い、内燃機関の吸気行程、圧縮行程、膨張行程、及び排気行程が繰り返される。内燃機関のクランク室15には、クランク室15側からピストン11の冠部13に向けて、矢印で示すようにオイルを吐出するオイルジェット26が設けられている。
図3は、図1のピストン11における一点鎖線で囲んだ箇所の断面を拡大して示している。図3から分かるように、ピストン11の冠部13の外周面には、燃焼室14側からクランク室15側に向けて複数のリング溝16~18が間隔をおいて形成されている。リング溝16にはトップリング19が収容されており、リング溝17にはセカンドリング20が収容されており、リング溝18にはオイルリング21が収容されている。トップリング19、セカンドリング20、及びオイルリング21は、内燃機関におけるシリンダ12の内周面に接するピストンリングとして機能する。これらピストンリングは、燃焼室14側からクランク室15に向けて、トップリング19、セカンドリング20、オイルリング21の順に位置している。
(1)ピストン11の冠部13における第2通路24の入口24aと出口24bとの両方がクーリングチャネル22に対する第1通路23の開口よりも上にある。このため、クーリングチャネル22内に流し込まれた水が、すぐに第2通路24を介して内燃機関のクランク室15に流れ出すことは抑制される。このようにクーリングチャネル22内に溜まった水は第2通路24を介してクランク室15に流れにくくなるため、その水をクーリングチャネル22内に保持することができる。水はオイルよりも比熱が大きいため、ピストン11を上記水によって効率よく冷却することができる。
・図5に示すように、第1通路23は、ピストン11の中心線の延びる方向においてリング溝17内の中央で開口していてもよい。これにより、第1通路23は、冠部13の外周面とシリンダ12の内周面との間であって、燃焼室14に最も近いピストンリングであるトップリング19と、同トップリング19の隣に位置するピストンリングであるセカンドリング20との間の箇所で開口する。
・第2通路24における出口24bのクランク室15に対する開口方向は、必ずしもオイルジェット26からのオイルの吐出方向に対し垂直になる方向である必要はない。
・第2通路24の入口24aと出口24bとのうち、出口24bのみがクーリングチャネル22に対する第1通路23の開口よりも上にあるようにしてもよい。
12…シリンダ
13…冠部
14…燃焼室
15…クランク室
16…リング溝
17…リング溝
18…リング溝
19…トップリング
20…セカンドリング
21…オイルリング
22…クーリングチャネル
23…第1通路
24…第2通路
24a…入口
24b…出口
26…オイルジェット
Claims (4)
- 内燃機関の燃焼室に面する冠部を備え、
前記冠部の内部にはクーリングチャネル、第1通路、及び第2通路が形成されており、
前記第1通路は、前記冠部の外周面から前記クーリングチャネルまで延び、そのクーリングチャネルに対して開口し、
前記第2通路は、前記クーリングチャネルに対して開口するとともに内燃機関のクランク室に対して開口している内燃機関のピストンにおいて、
前記第2通路は、前記クーリングチャネルに開口する入口と、前記クランク室に開口する出口とを有しており、
前記第2通路の入口と出口との少なくとも一方が、前記クーリングチャネルに対する前記第1通路の開口よりも上にあり、
前記冠部の外周面には前記燃焼室側から前記クランク室側に向けて複数のリング溝が間隔をおいて形成されており、
複数の前記リング溝にはそれぞれ内燃機関におけるシリンダの内周面に接するピストンリングが収容されており、
前記第1通路は、前記冠部の外周面と前記シリンダの内周面との間であって、前記燃焼室に最も近いピストンリングと同ピストンリングの隣に位置するピストンリングとの間の箇所で開口するものである内燃機関のピストン。 - 前記内燃機関は、前記クランク室から前記冠部に向けてオイルを吐出するオイルジェットを備えており、
前記第2通路における前記出口の前記クランク室に対する開口方向は、前記オイルジェットからのオイルの吐出方向とは対向しない方向とされている請求項1に記載の内燃機関のピストン。 - 前記第2通路における前記出口の前記クランク室に対する開口方向は、前記オイルジェットからのオイルの吐出方向に対し垂直になる方向とされている請求項2に記載の内燃機関のピストン。
- 前記内燃機関は、前記クランク室から前記冠部に向けてオイルを吐出するオイルジェットを備えており、
前記冠部における前記クーリングチャネルに対応する位置に、前記オイルジェットから吐出されたオイルが当たる請求項1に記載の内燃機関のピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022104847A JP7806627B2 (ja) | 2022-06-29 | 2022-06-29 | 内燃機関のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022104847A JP7806627B2 (ja) | 2022-06-29 | 2022-06-29 | 内燃機関のピストン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2024004937A JP2024004937A (ja) | 2024-01-17 |
| JP7806627B2 true JP7806627B2 (ja) | 2026-01-27 |
Family
ID=89539962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022104847A Active JP7806627B2 (ja) | 2022-06-29 | 2022-06-29 | 内燃機関のピストン |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP7806627B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018025196A (ja) | 2012-07-20 | 2018-02-15 | フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc | 油冷通路を有するピストンおよびその構成方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0710449U (ja) * | 1993-07-14 | 1995-02-14 | 株式会社小松製作所 | ディーゼルエンジン用ピストンの冷却構造 |
-
2022
- 2022-06-29 JP JP2022104847A patent/JP7806627B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018025196A (ja) | 2012-07-20 | 2018-02-15 | フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc | 油冷通路を有するピストンおよびその構成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2024004937A (ja) | 2024-01-17 |
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