JP7794597B2 - 薬剤容器及びこれを備えた揮散装置 - Google Patents
薬剤容器及びこれを備えた揮散装置Info
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Description
(1)薬剤容器
本実施形態に係る薬剤容器4は、図1に示すような薬剤1Yが収容された容器であり、例えば、後述の揮散装置1によって、周囲の空間に薬剤1Yを拡散することができる。揮散装置1としては、例えば、居住空間、自動車内、事務所、トイレ空間、クローゼット等種々の使用用途が挙げられる。
容器本体41は、薬剤容器4の主体を構成する部分である。容器本体41は、硬質な樹脂で構成されている。樹脂としては、特に制限はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル、ポリ塩化ビニル、あるいはこれらの積層体等が挙げられる。本実施形態では、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンとの積層体で構成されている。
蓋体44は、容器本体41の開口面を閉じるようにして、フランジ部43に接合される。フランジ部43に対する蓋体44の接合方法としては、例えば、溶着、接着等により実現されるが、ここでは、溶着によって接合されている。蓋体44は、可とう性を有している。蓋体44は、破断膜441と、揮散膜442と、を備える。蓋体44は、薬剤容器4の内側から外側に向かって、破断膜441、揮散膜442の順に配置されている。破断膜441と揮散膜442との間の隙間として許容できる寸法(すなわち、膜同士が近接する場合の寸法)は、1mm以下である。
板部材45は、蓋体44に対して、外力が加わった際に、蓋体44の伸びを部分的に阻止するための部材である。板部材45によって、外力が加わった際に、破断膜441がより破断し易くなる。板部材45は、図2に示すように、略矩形状に形成された板状に形成されている。板部材45の材料としては、特に制限はなく、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル、ポリ塩化ビニル、あるいはこれらの積層体等が挙げられる。
本実施形態に係る薬剤容器4は、例えば、図5に示すような製造方法によって製造される。まず容器本体41を成形するが、容器本体41を成形した後、容器本体41の板材収容部422に板部材45を配置する。その後、薬剤1Yを剤収容部421に充填する(図5(A)から(C))。
このような構成の薬剤容器4の使用方法の一例として、以下の揮散装置1に用いられた例を説明する。
本実施形態に係る揮散装置1は、内部に収容された薬剤容器4から薬剤1Yを揮散させ、揮散装置1が配置された空間に薬剤1Yを拡散する装置である。揮散装置1は、図6に示すように、薬剤容器4を収容する筐体2と、筐体2に対して移動する可動体3と、を備える。可動体3が筐体2に対して移動することで、薬剤容器4の破断膜441が破断し、薬剤容器4内の薬剤1Yが揮散膜442に流れ始める。
筐体2は、揮散装置1の外殻を構成する。筐体2は、本体部21と、脚部22と、を備える。本体部21の正面及び背面は、水平面に対して傾斜している。ここでは、本体部21の正面に直交する方向に沿って本体部21を見た場合(これを本体部21の「正面視」という)に、左右方向に平行な方向を「幅方向」とし、幅方向に直交する方向を「長さ方向」として定義する。また、幅方向と長さ方向に直交する方向(すなわち、本体部21の正面に直交する方向)を「厚さ方向」として定義する。以下の説明において、本体部21の長さ方向は、単に「長さ方向」と記載される。筐体2の幅方向は、単に「幅方向」と記載される。筐体2の厚さ方向は、単に「厚さ方向」と記載される。
フレーム23は、筐体2の骨格をなす部分である。フレーム23は、厚さ方向の正面側の面に開口面を有する容器状に形成されている。フレーム23は、背板部24と、側板部28と、を備える。
カバー29は、フレーム23の正面の開口面を閉じる部材である。カバー29は、図8に示すように、フレーム23内に、可動体3及び薬剤容器4を収容した状態で、フレーム23の開口面を閉じる。カバー29は、薬剤容器4内の薬剤1Yの残量を視認できる残量表示窓291を有する。残量表示窓291は、カバー29本体に形成された長さ方向に延びる貫通穴294と、貫通穴294を覆う透明板293と、で構成されている。貫通穴294は、筐体2の内部に収容された薬剤容器4に対応する位置に形成されている。
可動体3は、筐体2に対して、移動可能に設けられた部材である。可動体3は、図11に示すように、操作部31と、可動部32と、一対の弾性部33と、を備える。操作部31は、図10に示すように、厚さ方向に沿って移動し得る。操作部31は、初期の位置(可動部32が背板部24に当たる位置;図10(A)参照)と、可動部32が薬剤容器4を開封する位置(図10(B)参照)との間で移動可能に構成されている。本実施形態では、操作部31の移動範囲のうち、初期の位置を「第一位置」とし、可動部32が薬剤容器4を開封する位置を「第二位置」として定義する。
操作部31は、ユーザによって操作される部分である。操作部31は、上述した通り、筐体2の背板部24の操作部開口261を通って、筐体2から露出する。本実施形態に係る操作部31は、厚さ方向に沿って、第一位置から第二位置へ移動可能である。第一位置にある操作部31をユーザが筐体2に向かって押し込むことで、可動体3を移動させることができる。
可動部32は、可動体3の主体を構成する部分である。可動部32は、操作部31と一体に動く。可動部32は、長さ方向に平行な長軸(言い換えると「長手軸」)を有する長円形状に形成されている。可動部32は、図11(A)に示すように、長手軸に沿う方向に離れて形成された複数(ここでは二つ)の突入部321と、長手軸に直交する短手軸に沿って離れた一対の被ガイド部322と、を備える。
一対の弾性部33は、可動部32と筐体2とをつなぐ部分である。弾性部33は、図11(A)に示すように、円弧部331と、円弧部331の両端から延出した一対のアーム部332と、で構成されており、略U字状に形成されている。円弧部331は、図9(B)に示すように、筐体2の保持部262によって保持される部分である。アーム部332は、図11に示すように、円弧部331と可動部32とをつなぐ。円弧部331が、可動部32の長手軸方向の端縁に対して隙間を介して配置されている。一対のアーム部332が、可動部32の短手軸方向の端縁に対して隙間を介して配置されている。アーム部332の長手方向のうちの円弧部331とは反対側の端部は、可動部32の長手軸方向の中央部分に接続されている。
可動体3の被ガイド部322は、図9(B)に示すように、フレーム23に可動体3が取り付けられると、ガイド部263のガイド265と嵌まり合う。ガイド部263は、フレーム23に形成されており、可動部32の一部分(被ガイド部322)と嵌まり合って、可動部32の移動を案内する。これによって、可動部32は、操作部31が第一位置と第二位置との間を移動する際、平行移動することができる。複数のガイド部263は、図9(A)に示すように、幅方向に離れて配置されており、操作部開口261の両側に形成されている。各ガイド部263は、図13に示すように、起立壁264と、ガイド265と、ストッパ266と、を備える。
本実施形態では、上記のように、操作部31が第二位置へ移動した際、ストッパ266によって操作部31の移動が妨げられる。これに加え、音によって、可動体3が第二位置へ移動したことを認識させるような工夫がなされている。図10に示すように、可動体3に接触部324が形成されると共に筐体2に振動子272が形成されている。振動子272は、操作部31が第二位置へ移動すると、接触部324によって振動子272が振動することで、音が発生するように構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る薬剤容器4では、揮散膜442が、フランジ部43のうち、破断膜441の接合部分M1よりも外縁側の面に接合されているため、フランジ部43に対して、破断膜441と揮散膜442との両方を接合することができる。この結果、フランジ部43に対して、揮散膜441及び破断膜442の適切な接合強度が得られる。しかも、破断部441の厚さ方向の両側に対して、溶着層を設けるなどの工程が不要となり、製造性が向上させることができる。
上記実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
1Y 薬剤
2 筐体
3 可動体
31 操作部
321 突入部
4 薬剤容器
42 収容部
43 フランジ部
44 蓋体
441 破断膜(第1膜)
442 揮散膜(第2膜)
Claims (4)
- 一面に開口面を有し、薬剤が収容された収容部と、
前記収容部の前記開口面の外周に沿って設けられたフランジ部と、
前記開口面を閉じるように前記フランジ部に接合された破断膜である第1膜と、
前記第1膜の外側の面に配置された揮散膜である第2膜と、
を有し、
前記第2膜は、前記フランジ部のうち、前記第1膜の接合部分よりも外縁側の面に接合されており、
前記フランジ部の前記第1膜の接合部分と前記第2膜の接合部分とは同一平面上に位置している、
薬剤容器。 - 前記第1膜の接合部分と前記第2膜の接合部分との間に隙間が介在している、
請求項1記載の薬剤容器。 - 前記隙間が1mm以上3mm以下である、
請求項2記載の薬剤容器。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の薬剤容器と、
前記薬剤容器を収容可能な筐体と、
前記筐体に対して第一位置から第二位置まで移動可能に設けられた操作部を有する可動体と、
を備え、
前記可動体は、前記操作部が前記第二位置へ移動すると、前記第2膜を介して前記第1膜を破断させる突入部を有する、
揮散装置。
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| JP2021168815A JP7794597B2 (ja) | 2021-10-14 | 2021-10-14 | 薬剤容器及びこれを備えた揮散装置 |
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