JP7769484B2 - 粘着剤組成物、粘着シート、光学積層体及び画像表示装置、並びに粘着シートの製造方法 - Google Patents
粘着剤組成物、粘着シート、光学積層体及び画像表示装置、並びに粘着シートの製造方法Info
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Description
(メタ)アクリル系ポリマー(A)を主成分として含み、
水酸基との反応性を有する官能基を有する架橋剤(B)、及び多官能アルコール(C)を更に含み、
前記多官能アルコール(C)の分子量は、240以下であり、
前記多官能アルコール(C)の配合量は、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して0.5重量部以上20重量部以下である、粘着剤組成物、
を提供する。
上記本発明の粘着剤組成物から形成された粘着シート、
を提供する。
上記本発明の粘着シートと、光学フィルムと、を含む、光学積層体、
を提供する。
上記本発明の光学積層体を備える画像表示装置、
を提供する。
上記本発明の粘着剤組成物を基材に塗布し、塗布膜を形成することと、
前記塗布膜を乾燥させることと、
を含む、粘着シートの製造方法、
を提供する。
本実施形態の粘着剤組成物(I)は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)、水酸基との反応性を有する官能基を有する架橋剤(B)及び多官能アルコール(C)を含む。(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、主成分として粘着剤組成物(I)に含まれる。換言すれば、粘着剤組成物(I)は、アクリル系粘着剤組成物である。多官能アルコール(C)の分子量は240以下である。分子量を240以下とすることで、粘着剤組成物(I)中での拡散能が向上し、架橋剤(B)との十分な反応性が確保されると考えられる。粘着剤組成物(I)における多官能アルコール(C)の配合量は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して0.5重量部以上20重量部以下である。上記配合量によれば、雰囲気中の水分量に依存することなく反応の均一性を高める作用が確実になると共に、形成された粘着シートにおける多官能アルコール(C)の析出(典型的には偏析)を抑制できる。析出も、粘着シートの耐久性が低下する要因となりうる。
(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、炭素数1~30のアルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル系単量体(A1)に由来する構成単位を主たる単位として有することが好ましい。アルキル基は、直鎖状であっても分岐を有していてもよい。(メタ)アクリル系ポリマー(A)は、(メタ)アクリル系単量体(A1)に由来する構成単位を1種又は2種以上有していてもよい。(メタ)アクリル系単量体(A1)の例は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、s-ブチル(メタ)アクリレート、t-ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n-ペンチル(メタ)アクリレート、イソペンチル(メタ)アクリレート、n-へキシル(メタ)アクリレート、イソヘキシル(メタ)アクリレート、イソヘプチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、n-ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、n-デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、n-ドデシル(メタ)アクリレート(ラウリル(メタ)アクリレート)、n-トリデシル(メタ)アクリレート及びn-テトラデシル(メタ)アクリレートである。本明細書において「主たる単位」とは、ポリマーが有する全構成単位のうち、例えば50重量%以上、好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重量%以上、更に好ましくは80重量%以上を占める単位を意味する。
架橋剤(B)は、水酸基との反応性を有する官能基を有する。官能基は、典型的には、イソシアネート基である。イソシアネート基は、多官能アルコール(C)との反応性に優れると共に、反応の均一性の向上に特に適している。
多官能アルコール(C)の分子量は240以下である。分子量は、230以下、220以下、210以下、200以下、190以下、180以下、170以下、160以下、更には150以下であってもよい。分子量の下限は、例えば60以上であり、80以上、90以上、更には100以上であってもよい。
粘着剤組成物(I)は、(メタ)アクリル系オリゴマー(D)を更に含んでいてもよい。
粘着剤組成物(I)は、その他の添加剤を含んでいてもよい。添加剤の例は、シランカップリング剤、顔料及び染料等の着色剤、界面活性剤、可塑剤、粘着性付与剤、表面潤滑剤、レベリング剤、軟化剤、酸化防止剤、老化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、帯電防止剤(イオン性化合物であるアルカリ金属塩、イオン液体、イオン固体等)、無機充填材、有機充填材、金属粉等の粉体、粒子、箔状物である。
本実施形態の粘着シートの一例を図1に示す。図1の粘着シート1は、粘着剤組成物(I)から形成されたものである。粘着シート1は、例えば、(メタ)アクリル系ポリマー(A)の架橋物を含む。粘着シート1は、粘着剤組成物(I)から、以下のように形成できる。
・測定条件
周波数:1Hz
変形モード:ねじり
測定温度:-70℃~150℃
昇温速度:5℃/分
本実施形態の光学積層体の一例を図2に示す。図2の光学積層体10Aは、粘着シート1と光学フィルム2とを含む。粘着シート1と光学フィルム2とは互いに積層されている。光学積層体10Aは、粘着シート付き光学フィルムとして使用できる。
本実施形態の画像表示装置の一例を図6に示す。図6の画像表示装置11は、基板7、画像形成層(例えば有機EL層又は液晶層)6、粘着シート1、位相差フィルム2A、層間粘着剤4、偏光板2B及び保護フィルム5がこの順に積層された積層構造を有している。画像表示装置11は、図2~4の光学積層体10B,10C,10Dを有している(ただし、セパレータ3を除く)。基板7及び画像形成層6は、公知の画像表示装置が備える基板及び画像形成層と、それぞれ同様の構成を有していればよい。
(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量(Mw)は、GPCにより、以下の条件にて評価した。
・分析装置:Waters製、Acquity APC
・カラム:東ソー製、G7000HXL+GMHXL+GMHXL
・カラム温度:40℃
・溶離液:テトラヒドロフラン(酸添加)
・流速:0.8mL/分
・注入量:100μL
・検出器:示差屈折計(RI)
・標準試料:Agilent製、ポリスチレン(PS)
粘着シートの加湿耐久性(耐久性の加速試験に相当)は、以下の方法により評価した。最初に、実施例及び比較例で作製した各粘着シートを一方の露出面に備える粘着シート付き円偏光板を形成した。次に、上記粘着シートを介して、ガラス板(コーニング製、イーグルXG)の表面に円偏光板を固定した。円偏光板の固定は、23℃及び50%RHの雰囲気で実施した。次に、50℃及び5気圧(絶対圧)のオートクレーブにて15分処理した後、23℃に冷えるまで放置して、ガラス板への円偏光板の接合を安定させた後、60℃及び95%RHの加熱加湿雰囲気に500時間放置した。放置後、23℃及び50%RHの雰囲気に戻し、ガラス板からの円偏光板の剥がれや、ガラス板と円偏光板との間に発泡が生じていないかを目視により確認して、以下のように、加湿耐久性を評価した。
A:発泡や剥がれ等の外観上の変化がみられない。
B:端部においてわずかに剥がれ又は発泡がみられるが、実用上、問題ない範囲にある。
C:端部に剥がれ又は発泡がみられ、実用上も問題がある。
D:端部に著しい剥がれがみられ、実用上、問題がある。
(偏光子の作製)
長尺状のポリビニルアルコール(PVA)系樹脂フィルム(クラレ製、製品名「PE3000」、厚さ30μm)を、ロール延伸機を用いて長手方向に一軸延伸(総延伸倍率5.9倍)すると同時に、上記樹脂フィルムに対して膨潤、染色、架橋、洗浄及び乾燥の各処理を順に施して、厚さ12μmの偏光子を作製した。膨潤処理では、上記樹脂フィルムを20℃の純水で処理しながら2.2倍延伸した。染色処理では、ヨウ素及びヨウ化カリウムを重量比1:7で含有する30℃の水溶液で処理しながら、上記樹脂フィルムを1.4倍延伸した。水溶液中のヨウ素濃度は、作製する偏光子の単体透過率が45.0%となるように調整された。架橋処理には、2段階処理を採用した。1段階目の架橋処理では、ホウ酸及びヨウ化カリウムを溶解させた40℃の水溶液で処理しながら、上記樹脂フィルムを1.2倍延伸した。1段階目の架橋処理に用いた水溶液におけるホウ酸の含有率は5.0重量%、ヨウ化カリウムの含有率は3.0重量%とした。2段階目の架橋処理では、ホウ酸及びヨウ化カリウムを溶解させた65℃の水溶液で処理しながら、上記樹脂フィルムを1.6倍延伸した。2段階目の架橋処理に用いた水溶液におけるホウ酸の含有率は4.3重量%、ヨウ化カリウムの含有率は5.0重量%とした。洗浄処理には、20℃のヨウ化カリウム水溶液を用いた。洗浄処理に用いた水溶液におけるヨウ化カリウムの含有率は2.6重量%とした。乾燥処理は、70℃及び5分間の乾燥条件で実施した。
上記作製した偏光子の各主面に、それぞれ、トリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ製、製品名「KC2UA」、厚さ25μm)をポリビニルアルコール系接着剤により貼り合わせた。ただし、一方の主面に貼り合わせたTACフィルムには、偏光子側とは反対側の主面にハードコート(厚さ7μm)が形成されていた。このようにして、ハードコート付き保護層/偏光子/保護層(ハードコートなし)の構成を有する偏光板P1を得た。
(第1の位相差フィルムの作製)
イソソルビド(ISB)26.2重量部、9,9-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン(BHEPF)100.5重量部、1,4-シクロヘキサンジメタノール(1,4-CHDM)10.7重量部、ジフェニルカーボネート(DPC)105.1重量部、及び触媒として炭酸セシウム(0.2重量%水溶液)0.591重量部を反応容器に投入し、窒素雰囲気下にて溶解させた(約15分)。このとき、反応容器の熱媒温度は150℃とし、必要に応じて撹拌を実施した。次に、反応容器内の圧力を13.3kPaに減圧すると共に、熱媒温度を190℃まで1時間で上昇させた。熱媒温度の上昇に伴って発生するフェノールは、反応容器外へ抜き出した(以下、同じ)。次に、反応容器内の温度を190℃で15分保持した後、反応容器内の圧力を6.67kPaに変更すると共に、熱媒温度を230℃まで15分で上昇させた。反応容器が備える撹拌機の撹拌トルクが上昇してきた時点で、熱媒温度を250℃まで8分で上昇させ、更に、反応容器内の圧力を0.200kPa以下とした。所定の撹拌トルクに到達後、反応を終了させ、生成した反応物を水中に押し出してペレット化した。このようにして、BHEPF/ISB/1,4-CHDM=47.4モル%/37.1モル%/15.5モル%の組成を有するポリカーボネート樹脂を得た。得られたポリカーボネート樹脂のガラス転移温度は136.6℃であり、還元粘度は0.395dL/gであった。
下記化学式(I)(式中、65及び35は、各構成単位のモル%)により示される側鎖型液晶ポリマー(重量平均分子量5000)20重量部、ネマチック液晶相を示す重合性液晶(BASF製、商品名「PaliocolorLC242」)80重量部、及び光重合開始剤(チバスペシャリティーケミカルズ製、商品名「イルガキュア907」)5重量部をシクロペンタノン200重量部に溶解して、液晶塗工液を調製した。次に、基材フィルムであるノルボルネン系樹脂フィルム(日本ゼオン製、商品名「ゼオネックス」)の表面に、調製した液晶塗工液をバーコーターにより塗工した後、80℃で4分間、加熱及び乾燥させて、塗布膜に含まれる液晶を配向させた。次に、紫外線の照射により塗布膜を硬化させて、第2の位相差フィルムである液晶固化層(厚さ0.58μm)を基材フィルム上に形成した。波長550nmの光に対する液晶固化層の面内位相差Reは0nm、厚さ方向の位相差Rthは-71nmであり(nx=1.5326、ny=1.5326、nz=1.6550)、液晶固化層は、nz>nx=nyの屈折率特性を示した。
上記作製した第1の位相差フィルムの一方の面と、第2の位相差フィルムの液晶固化層とを接着剤を介して貼合せて、位相差フィルムR1を作製した。
(層間粘着剤の作製)
撹拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、及び冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート79.9重量部、ベンジルアクリレート15重量部、アクリル酸5重量部及び4-ヒドロキシブチルアクリレート0.1重量部を含有する単量体混合物を仕込んだ。次に、単量体混合物100重量部に対して、重合開始剤として2,2’-アゾイソブチロニトリル0.1重量部を酢酸エチルと共に加え、緩やかに撹拌しながら窒素ガスを導入してフラスコ内を窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って重合反応を7時間進行させた。次に、得られた反応液に酢酸エチルを加えて固形分濃度30重量%に調整して、層間粘着剤に使用する(メタ)アクリル系ポリマーの溶液を得た。得られたポリマーの重量平均分子量は、220万であった。
上記作製した粘着剤組成物PSA1を、剥離面にシリコーン処理が施された剥離フィルムである、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(三菱化学ポリエステルフィルム製、MRF38)の剥離面に対して、乾燥後の層の厚さが12μmとなるように塗布し、155℃で1分間乾燥処理して、層間粘着剤層を形成した。次に、形成した層間粘着剤層を偏光板P1における保護層(ハードコートなし)側に転写して、層間粘着剤層付き偏光板を得た。
位相差フィルムR1における第2の位相差フィルム側(第2の位相差フィルムを作製する際に基材フィルムとして用いたノルボルネン系樹脂フィルムは剥離)に、実施例及び比較例で作製した各粘着シートを剥離フィルムから転写して貼りつけた。次に、位相差フィルムR1における第1の位相差フィルム側に、上記作製した層間粘着剤層付き偏光板を、層間粘着剤層を介して貼りつけて、粘着シート付き円偏光板を得た。位相差フィルムR1と層間粘着剤層付き偏光板との貼りつけは、第1の位相差フィルムの側から見て、第1の位相差フィルムの遅相軸と偏光子の吸収軸との成す角度が反時計回りに45度となるように実施した。
粘着シートの25℃における貯蔵弾性率G’の評価は、上述の方法により実施した。動的粘弾性測定は、TA Instruments製、ARES-G2を用いて行った。
BA:n-ブチルアクリルレート
BzA:ベンジルアクリレート
AA:アクリル酸
HBA:4-ヒドロキシブチルアクリレート
HEA:2-ヒドロキシエチルアクリレート
AIBN:2,2’-アゾビスイソブチロニトリル
C/L:トリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート3量体付加物(日本ポリウレタン工業製、コロネートL)
TMP:トリメチロールプロパン
PP200:ポリオキシプロピレングリコール(三洋化成製、サンニックスPP200)
GP250:ポリオキシプロピレントリオール(三洋化成製、サンニックスGP250)
GP400:ポリオキシプロピレントリオール(三洋化成製、サンニックスGP400)
GP1000:ポリオキシプロピレントリオール(三洋化成製、サンニックスGP1000)
プラクセル303:ポリカプロラクトントリオール(ダイセル製、プラクセル303)
PEG300:ポリエチレングリコール(分子量300)
(合成例1)
撹拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、及び冷却器を備えた4つ口フラスコに、BA81.9重量部、BzA13.2重量部、AA4.8重量部及びHBA0.1重量部を仕込んだ。次に、BA、BzA、AA及びHBAの混合物100重量部に対して、重合開始剤としてAIBN0.1重量部を加え、緩やかに撹拌しながら窒素ガスを導入してフラスコ内を窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って重合反応を7時間進行させた。次に、得られた反応液に酢酸エチルを加えて固形分濃度12重量%に調整して、(メタ)アクリル系ポリマー(A-1)の溶液を得た。(メタ)アクリル系ポリマー(A-1)の重量平均分子量(Mw)は220万であった。
使用する単量体をBA77.0重量部、BzA20.0重量部及びAA3.0重量部に変更した以外は、合成例1と同様にして、(メタ)アクリル系ポリマー(A-2)の溶液を得た。(メタ)アクリル系ポリマー(A-2)の重量平均分子量(Mw)は220万であった。
使用する単量体をBA85.0重量部、AA15.0重量部及びHEA0.15重量部に変更した以外は、合成例1と同様にして、(メタ)アクリル系ポリマー(A-3)の溶液を得た。(メタ)アクリル系ポリマー(A-3)の重量平均分子量(Mw)は220万であった。
(実施例1~4、比較例1~6、参考例1,2)
以下の表3に示す組成となるように(メタ)アクリル系ポリマー(A)、架橋剤(B)及び多官能アルコールを混合して、溶剤型の粘着剤組成物を得た。なお、参考例では、多官能アルコールを配合しなかった。
2 光学フィルム
10A,10B,10C,10D 光学積層体
11 画像表示装置
Claims (2)
- 粘着剤組成物から形成された粘着シートと、光学フィルムと、を含む、光学積層体であって、
前記粘着剤組成物は、
芳香環含有(メタ)アクリル系単量体に由来する構成単位を含む(メタ)アクリル系ポリマー(A)を主成分として含み、
水酸基との反応性を有する官能基を有する架橋剤(B)、及び多官能アルコール(C)を更に含み、
前記粘着剤組成物中の前記架橋剤(B)の配合量は、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して10重量部超であり、
前記多官能アルコール(C)の分子量は、240以下であり、
前記粘着剤組成物中の前記多官能アルコール(C)の配合量は、前記(メタ)アクリル系ポリマー(A)100重量部に対して0.5重量部以上20重量部以下である、
光学積層体。
ただし、前記粘着剤組成物は、糖成分を含む粘着剤組成物を除く。 - 請求項1に記載の光学積層体を備える画像表示装置。
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