JP7752630B2 - 組織把持デバイスおよび関連する方法 - Google Patents
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Description
本願は、その全開示が、参照することによって本明細書に組み込まれる、2020年3月25日に出願された、仮出願第62/994,575号、2020年7月14日に出願された、仮出願第63/051,737号、および2020年12月18日に出願された、仮出願第63/127,935号の利益を主張する。
最も優勢な切端修復デバイスは、Abbott Vascular(Santa Clara, California, USA)によって販売される、MitraClip(登録商標)である。切端デバイスとして市販されているが、MitraClip(登録商標)の設計は、対向するアーム間に広い間隙を有する。故に、本デバイスは、先端において尖を完全に接合せず、それによって、弁輪を完全に締結しない。尖の不完全な接合は、僧帽弁逆流(MR)を低減させることの準最適な有効性をもたらす。他方では、弁輪の準最適な締結は、心臓の準最適な逆リモデリングをもたらす。
・係脱させる必要性が、多くの場合、デバイス全体がカテーテル内に後退されることを要求すること、
・埋込手技における、はるかに早期の「帰還不能点」が、準最適な展開を余儀なくさせること、
等の問題につながる。
例えば、本発明は、以下を提供する。
(項目1)
血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルと、
前記送達カテーテルの遠位領域に取り付けられる弁修復尖把持デバイスであって、第1の内側アームおよび第1の外側アームを含む第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アームおよび第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
前記送達カテーテル上の、前記弁修復尖デバイスの遠位に位置付けられる反転具バーであって、前記送達カテーテルの長手方向軸を横切るように向けられる反転具バーと、
ベイルアウト縫合糸であって、前記送達カテーテルの前記遠位領域の外部を通過し、前記反転具バーの反対側方端部を通してループにされ、それによって、前記ベイルアウト縫合糸の2つの端部は、前記弁修復尖把持デバイスから弁尖を排除するための三角形ケージを生成するように近位に引き寄せられ得る、ベイルアウト縫合糸と
を備える血管内心臓弁修復システム。
(項目2)
前記ベイルアウト縫合糸ループを経由して位置付けられる二次縫合糸ループをさらに備え、前記二次縫合糸ループは、近位に引き寄せられ、前記ベイルアウト縫合糸を前記送達カテーテルに向けて締結し、前記弁修復尖把持デバイスが前記弁尖を把持することを可能にするように構成される、項目1に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目3)
前記二次縫合糸は、二次構造内に拘束され、自由ループ端が、前記二次構造から外に通過し、前記ベイルアウトループの遠位ループ区分を捕捉する、項目3に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目4)
弁修復尖把持デバイスから弁尖を追い出すための方法であって、第1の尖捕捉アームの対の第1の内側アームおよび第1の外側アームを横断して、ベイルアウト縫合糸の第1の長さを展開し、第2の尖捕捉アームの対の第2の内側アームおよび第2の外側アームを横断して、ベイルアウト縫合糸の第2の長さを展開することを含み、前記縫合糸長さは、各々のアームの対の間の空間から前記尖を排除する、方法。
(項目5)
前記第1および第2の尖捕捉アームの対のうちの少なくとも一方が尖を捕捉することが可能であるように二次縫合糸ループを展開し、半径方向において前記ベイルアウト縫合糸を拘束することをさらに含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記二次縫合糸ループを展開することは、前記第1および第2の尖捕捉アームの対の両方が尖を捕捉することが可能であるように、半径方向において前記ベイルアウト縫合糸を拘束する、項目5に記載の方法。
(項目7)
血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルと、
弁修復尖把持デバイスであって、前記送達カテーテルに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、および前記ハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、および前記ハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備え、前記第1および第2の尖捕捉アームの対は、前記ハブの上方のそれらの心房側に裂隙をともに形成する、弁修復尖把持デバイスと、
前記裂隙を覆って配置され、血栓形成を阻害するスペーサと
を備える血管内心臓弁修復システム。
(項目8)
前記スペーサは、拡張可能なスポンジ、圧縮可能なスポンジ、メッシュ、バルーン、または非血栓形成性布のうちの1つまたはそれより多くを備える、項目7に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目9)
前記スペーサは、縫合糸、接着、溶接、糊、留め具を使用して前記ハブおよび/または前記尖捕捉アームの対の心房側に留められる、項目7または8に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目10)
2つのスペーサを備え、各スペーサは、尖捕捉アームの対に留められる、項目7~9に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目11)
各々の尖捕捉アームの対の心室側に取り付けられるスペーサをさらに備える、項目7~10に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
(項目12)
血管内心臓弁補綴物であって、
患者の自己心臓弁の弁輪内で拡張されるように構成される周辺スキャフォールドと、
前記周辺スキャフォールドの外周面上に配置される1つまたはそれより多くのアームであって、前記アームは、前記患者の心臓弁の弁尖の自由端を覆ってクリップ留めされるように構成される、1つまたはそれより多くのアームと、
前記周辺スキャフォールドの内面に結合される補綴弁尖と
を備える血管内心臓弁補綴物。
(項目13)
患者の僧帽弁上の前尖および後尖に係合するように前記周辺スキャフォールド上に位置付けられる少なくとも2つのアームを備える、項目12に記載の血管内心臓弁補綴物。
(項目14)
前記アームのうちの少なくともいくつかは、尖の心房側に係合するように構成される内側アームと、尖の心室側に係合するように構成される外側アームとを含む尖捕捉アームの対を備える、項目12または13に記載の血管内心臓弁補綴物。
(項目15)
前記周辺スキャフォールドは、自己拡張型である、項目12~14に記載の血管内心臓弁補綴物。
(項目16)
前記周辺スキャフォールドは、バルーン拡張式である、項目12~15に記載の血管内心臓弁補綴物。
(項目17)
患者の自己心臓弁輪内に血管内心臓弁を展開するための方法であって、
半径方向に圧潰された構成における前記患者の自己心臓弁の前記弁輪内に周辺スキャフォールドを位置付けることと、
前記患者の心臓弁の1つまたはそれより多くの弁尖の自由端を覆って、前記周辺スキャフォールドの外周面上に配置される1つまたはそれより多くのアームを取り付けることと、
前記患者の自己心臓弁の前記弁輪内の前記周辺スキャフォールドを半径方向に拡張された構成に拡張させることと
を含む方法。
(項目18)
位置付けることは、送達カテーテルを前記患者の左心房内に経中隔前進させ、前記尖を通して前記患者の心室に向かって前記血管内心臓弁を前進させることを含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
1つまたはそれより多くのアームを取り付けることは、前記周辺スキャフォールド上の1つまたはそれより多くの弾力的に搭載されたアームを開放し、前記アームが自己閉鎖し、前記弁尖を捕捉することを可能にすることを含む、項目17および18に記載の方法。
(項目20)
前記アームのうちの少なくともいくつかは、尖の心房側に係合するように構成される内側アームと、尖の心室側に係合するように構成される外側アームとを含む尖捕捉アームの対を備え、前記内側アームおよび前記外側アームは、前記弁尖を覆って別個に開放および閉鎖される、項目19に記載の方法。
1.尖の接合、弁輪の締結、および血栓塞栓化付記
2.解剖学的弁をクリップ留めするための方法であって、
複数の拡張可能なスペーサと、外側アームの対と、内側アームの対とを有する弁クリップを、解剖学的弁に隣接する場所まで前進させることと、
(1)外側アームの対および(2)内側アームの対のうちの少なくとも一方を、隣接する外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間を開放するように付勢することと、
1つの弁尖が、左の外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間内に位置付けられ、別の弁尖が、右の外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間内に位置付けられるように、弁クリップを位置付けることと、
左の外側アームおよび内側アームならびに右の外側アームおよび内側アームが、弁尖を覆って自己閉鎖し、それらを固着させるように、外側アームまたは内側アームの少なくとも1つの対上の付勢を解放し、スペーサを拡張させることと
を含む方法。
3.スペーサは、尖、デバイス、および/または組織の間の間隙内で拡張される、付記2に記載の方法。
4.スペーサ体積は、電気機械式ポンプによって動的に制御され得る、付記2に記載の方法。
5.スペーサ体積は、手技中または手技後、取外可能な繋留体を使用して調節可能であり得る、付記2に記載の方法。
6.スペーサは、拡張され、間隙を充填し、血栓塞栓症を防止する、付記2~5に記載の方法。
7.スペーサは、拡張され、尖を支持する、付記2~5に記載の方法。
8.スペーサは、拡張され、尖間の逆流間隙を充填する、付記2~5に記載の方法。
9.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において傾斜または屈曲され、最小限の間隙を伴って、もしくはそれを伴わず、尖を接合する、付記2~8に記載の方法。
10.外側アームは、例示的な図56におけるように、先端において弾性的に可撓であり、ロバストな力を用いて尖を接合する、付記2~9に記載の方法。
11.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において屈曲され、ロバストな力を用いて尖を接合する、付記2~9に記載の方法。
12.尖間の間隙は、好ましくは、<1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...、19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
13.尖間のロバストな接合力は、好ましくは、<0.5重量ポンドまたは0~0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、1.75、2、2.25、2.5、2.75、3、3.25、3.5、3.75、...、49.75、および/または50重量ポンドである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
14.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
15.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
16.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
17.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
18.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
19.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、血管内心臓弁修復システム。
20.内側アームおよび外側アームの単一の対と、対応する単一の反転具とを備える、付記19に記載のデバイス。
21.拡張可能/圧縮可能なスペーサを備える、付記19および20に記載のデバイス。
22.間隙を充填する、および/または尖に支持を提供するように構成される、付記19ならびに20に記載のデバイス。
23.スペーサは、尖、デバイス、および/または組織の間の間隙内で拡張される、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
24.スペーサ体積は、電気機械式ポンプによって動的に制御され得る、上記または下記の付記に記載のデバイス。
25.スペーサ体積は、手技中または手技の後、取外可能な繋留体を使用して調節可能であり得る、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
26.スペーサは、拡張され、間隙を充填し、血栓塞栓症を防止する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
27.スペーサは、拡張され、尖を支持する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
28.スペーサは、拡張され、尖間の逆流間隙を充填する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
29.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において傾斜または屈曲され、最小限の間隙を伴って、もしくはそれを伴わず、尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
30.外側アームは、例示的な図56におけるように、先端において弾性的に可撓であり、ロバストな力を用いて尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
31.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において屈曲され、ロバストな力を用いて尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
32.尖間の間隙は、好ましくは、<1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
33.尖間のロバストな接合力は、好ましくは、<0.5重量ポンドまたは0~0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、1.75、2、2.25、2.5、2.75、3、3.25、3.5、3.75、...49.75、および/または重量50ポンドである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
34.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
35.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
36.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
37.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
38.内側アームまたは外側アームの幅は、好ましくは、約3mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmだけ、尖捕捉部の幅を増加させるように拡張する、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
39.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
40.外側アームおよび内側アームの単一の対を備え、単一の尖が、アームの間で捕捉される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
41.外側アームのみの少なくとも1つの対を備え(内側アームはなし)、外側アームの対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、尖が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、尖を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
42.外側アームのみの少なくとも1つの対を備え(内側アームはなし)、外側アームの対は、離れるように付勢され、それらの間に尖捕捉空間を生成し、尖が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、少なくとも2つの尖を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
43.本デバイスは、対向する生体内力より大きい力で尖をロバストに接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
44.本デバイスは、弁輪を締結する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
45.本デバイスは、好ましくは、1mm~6mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...、59.5、および/または60mm、弁輪を締結する、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
46.弁置換
47.拡張可能な弁置換デバイスであって、
本デバイスに結合される第1の内側アームおよび第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、
本デバイスに結合される第2の内側アームおよび第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対と、
補綴弁を備えるスキャフォールドであって、クリンプされた構成から拡張された構成に拡張するように構成される、スキャフォールドと、
を備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成され、該スキャフォールドは、組織が各々のアームの対によって捕捉された後、拡張される、拡張可能な弁置換デバイス。
48.血管内心臓弁置換システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉位置に引き込ませ、さらに、近位方向に引き寄せることが、アームの外側区分を反転位置に引き込むように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、血管内心臓弁置換システム。
49.解剖学的弁と補綴弁を置換するための方法であって、
外側アームの少なくとも1つの対と、内側アームの対とを有する、補綴弁デバイスを、解剖学的弁に隣接する場所まで前進させることと、
(1)外側アームの対および(2)内側アームの対のうちの少なくとも一方を、隣接する外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間を開放するように付勢することと、
1つの弁尖が、第1の外側アームおよび内側アームの対の間の弁尖捕捉空間内に位置付けられ、別の弁尖が、第2の外側アームおよび内側アームの対の間の弁尖捕捉空間内に位置付けられるように、弁クリップを位置付けることと、
第1の外側アームおよび内側アームの対ならびに第2の外側アームおよび内側アームの対が、自己弁尖を覆って自己閉鎖し、それらを固着させるように、外側アームまたは内側アームの少なくとも1つの対上の付勢を解放することと、
必要とされる場合、自己弁尖捕捉シーケンスを繰り返すことと、
尖が捕捉された後、補綴弁デバイスを拡張させることと
を含む、方法。
50.内側アームおよび外側アームの単一の対を備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスならびに方法付記に記載の変形例。
51.内側アームおよび外側アームの複数の対を備え、より多い尖のものを捕捉する、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスならびに方法付記に記載の変形例。
52.少なくとも1つの外側アームを備え、組織/尖は、アームと補綴弁デバイスとの間の空間内で捕捉される、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
53.弁周囲の漏出を防止するための少なくとも1つの拡張可能なスペーサを備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
54.調節可能な体積を伴う少なくとも1つのスペーサを備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
55.動的、遠隔、電子的、手動、または自動的に調節され得る、少なくとも1つのスペーサを備える、弁置換デバイスの上記もしくは下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
56.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
57.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
58.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
59.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
60.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
61.アームによって捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
62.一般的付記
63.デバイスまたは方法であって、本願の図のうちのいずれかに示されるような、デバイスまたは方法。
64.デバイスまたは方法であって、本願の図のうちのいずれかの組み合わせから導出され得る、デバイスまたは方法。
65.デバイスまたは方法であって、本願に説明もしくは解説されるような、デバイスまたは方法。
66.デバイスまたは方法であって、本願の説明もしくは解説のうちのいずれかの組み合わせから導出され得る、デバイスまたは方法。
67.拡張可能なアームであって、図1A~7Bのうちのいずれかに示される、またはそれから導出されるような、拡張可能なアーム。
68.解放バーであって、図8A~8Bのうちのいずれかに示される、またはそれから導出されるような、解放バー。
69.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図9A~12Gのうちのいずれかに示される、もしくはそれから導出されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
70.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図9Bに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
71.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図10Bに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
72.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図12Dに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
73.スペーサデバイスまたは方法であって、図27に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
74.スペーサデバイスまたは方法であって、図28に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
75.スペーサデバイスまたは方法であって、図29に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
76.スペーサデバイスまたは方法であって、図30に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
77.スペーサデバイスまたは方法であって、図31に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
78.スペーサデバイスまたは方法であって、図32、33、34、35、36、ならびに/もしくは37に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
79.スペーサデバイスまたは方法であって、図27~27のうちのいずれかに示される、もしくはそれから導出されるような、スペーサデバイスまたは方法。
80.デバイスまたは方法であって、ロバストな組織接合ならびに/もしくは弁輪締結を提供するように構成される、図38に示されるような、デバイスまたは方法。
81.デバイスまたは方法であって、図38、39、40、41、42、43、ならびに/もしくは44に示されるような、デバイスまたは方法。
82.尖把持デバイスまたは方法であって、図53に示されるように、スペーサを備える、尖把持デバイスまたは方法。
83.組織把持デバイスまたは方法であって、図54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、ならびに/もしくは65に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
84.組織把持デバイスまたは方法であって、図66、67、68、69、70、ならびに/もしくは71に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
85.組織把持デバイスまたは方法であって、図72、74、75、ならびに/もしくは76に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
86.組織把持デバイスまたは方法であって、図78ならびに/もしくは79に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
87.組織把持デバイスであって、図81、82、ならびに/もしくは83に示されるような、非外傷性の返しを伴う尖把持アームを備える、組織把持デバイス。
88.組織把持デバイスまたは方法であって、図84ならびに/もしくは85に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
89.解放バーであって、図86に示されるような、解放バー。
90.組織把持デバイスまたは方法であって、図87、88、89、90、91、92、93、94、95、ならびに/もしくは96に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
91.組織把持システムまたは方法であって、図97、98、ならびに/もしくは99に示されるような、組織把持システムまたは方法。
92.解放バーであって、図100に示されるような、解放バー。
93.弁置換デバイスまたは方法であって、図102、103、104、105、106、107、ならびに/もしくは108に示されるような、弁置換デバイスまたは方法。
94.弁置換デバイスまたは方法であって、弁傍漏出をシールするように構成される拡張可能なスペーサを備える、図102、103、104、105、106、107、ならびに/もしくは108に示されるような、弁置換デバイスまたは方法。
95.弁修復または置換デバイスもしくは方法のためのカテーテル送達システムであって、図109A、109B、109C、および/または109Dに示されるような、カテーテル送達システム。
96.弁修復または置換デバイスもしくは方法のための操舵可能ガイドカテーテルであって、図110、111、112、113、および/または114に示されるような、補剛部材もしくは補剛引動ワイヤを備える、操舵可能ガイドカテーテル。
97.弁修復または置換デバイスもしくは方法のための送達カテーテルハンドルであって、図115、116、117、118、および/または119に示されるような、送達カテーテルハンドル。
98.弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法であって、図120、121、123、124、および/または125に示されるような、弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法。
99.弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法であって、図126および/または127に示されるような、弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法。
100.送達カテーテルであって、図128に示されるように、遠位区分内に、ガイドカテーテルから外に前進されると、摩擦を低減させ、直線度を維持するように構成される、外部ばね625を備える、送達カテーテル。
101.救助カテーテルまたは方法であって、図129A、129B、129C、ならびに/もしくは129Dに示されるような、救助カテーテルまたは方法。
102.組織把持デバイスまたは方法であって、図130Aならびに/もしくは130Bに示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
103.仮出願第62/994,575号付記
104.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。展開シャフトまたは組織把持デバイスは、尖を追い出し、ベイルアウトを可能にするように構成される、作動可能特徴を有する。
105.ハブは、金属管であり、作動可能特徴は、埋込可能および/または除去可能な縫合糸(ワイヤ、板ばね、布、ならびに/もしくはロープ)から成り、作動は、手動式、電気式、熱式、化学式、および/または機械式を含む、付記1に記載の組織把持デバイス。
106.外側アームおよび内側アームは、金属ワイヤから成る、付記1に記載の組織把持デバイス。
107.組織把持アームの対は、内側アームが外側アームの一部であるように、単一の構成要素である、付記1に記載の組織把持デバイス。
108.組織把持アームは、人体内への埋込のために好適な金属細片、金属管、板金、および/または任意の他の可撓材料から生産される、付記4に記載の組織把持デバイス。
109.内側アームは、外側アームから離れるように付勢されるように構成される、付記4に記載の組織把持デバイス。
110.外側アームは、270度屈曲するように構成される、付記4に記載の組織把持デバイス。
111.内側アームの幅は、金属管の円周の範囲内で修正され得る、付記5に記載の組織把持デバイス。
112.内側アームは、折畳ファン様設計を形成するような強度パターンを伴う、薄い拡張可能な金属シートから成る、付記8に記載の組織把持デバイス。
113.ハブは、ピーク/谷部間型、中間支柱コネクタ型、ピーク間型、および/またはオフセットピーク間型等のステントパターン、ならびに/もしくは直線状、グリッド状、三角形、小刻み状、高速ハニカム状、および/またはフルハニカム状等の強度パターンから成り得る、付記8に記載の組織把持デバイス。
114.内側アームおよび/または外側アームは、ピーク/谷部間型、中間支柱コネクタ型、ピーク間型ならびに/もしくはオフセットピーク間型等のステントパターン、および/または直線状、グリッド状、三角形、小刻み状、高速ハニカム状、ならびに/もしくはフルハニカム状等の強度パターンを有し得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
115.内側アームは、任意の好適な方法において製織、編組、または形成される、メッシュ等の金属布であり得る可撓材料、もしくはレーザ切断または別様に切断された可撓材料から形成され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。可撓材料は、人体内の埋込のために好適である、布地、形状設定能力を提供するような形状記憶合金ワイヤ、または任意の他の可撓材料であってもよい。
116.内側アームは、内向きに付勢され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
117.内側アームは、外向きに付勢され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
118.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、ハブに結合される第1の可動外側アームに接続される、第1の固定内側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、ハブに結合される第2の可動外側アームに接続される、第2の固定内側アームを備える、第2の組織把持アームの対とをさらに備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成され、可動外側アームは、固定内側アームに対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能である、組織把持デバイス。
119.外側アームは、反転を伴わずに僧帽弁尖を解放する、尖排出特徴を有するように構成される、付記15に記載の組織把持デバイス。
120.外側アームは、金属ワイヤおよび/または縫合糸によってばね荷重された基部に結合される、付記15に記載の組織把持デバイス。
121.縫合糸は、カテーテルから延在され、小孔を通して、可動外側アームの周界に沿って取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
122.縫合糸は、カテーテルから延在され、外側アームの周界に沿って繋留ラインに取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
123.縫合糸は、カテーテルから延在され、可動外側アームの基部に結合される、引動/押動機構に取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
124.ばね荷重された基部は、金属ワイヤ/マンドレルおよび/または縫合糸によって作動され、外側アームを上方に後退させ、僧帽弁尖を解放し得る、付記17に記載の組織把持デバイス。
125.縫合糸は、インプラントの一部または送達システムの一部であり得る、付記17に記載の組織把持デバイス。
126.基部は、ばね荷重されされる必要がない、付記15に記載の組織把持デバイス。
127.固定アームは、複数の返しから成る、付記15に記載の組織把持デバイス。
128.返しは、固定内側アームに対して10度~75度の角度であり得る、付記24に記載の組織把持デバイス。
129.返しは、可動外側アームから離れるように角度付けられ、尖上の過度の狭持力またはクリップ留め力を防止する、付記24に記載の組織把持デバイス。
130.固定内側アームは、可動外側アームから10度~350度の角度で内向きに付勢され得る、付記15に記載の組織把持デバイス。
131.可動外側アームは、可動外側アームから10度~350度の角度で外向きに付勢され得る、付記15に記載の組織把持デバイス。
132.ベイルアウトのために患者の僧帽弁尖を解放し、反転を伴わずに再度位置付けるための方法であって、引動運動において張力を解放縫合糸に印加し、可動外側アームを上向きに後退させ、それによって、固定内側アームを移動させることと、僧帽弁尖から返しを解放することと、送達システムを後退させることと、解放縫合糸を作動させ、外側アームを開放位置または閉鎖位置に移動させることとを含む、方法。
133.解放縫合糸は、金属ワイヤ、金属シャフト、金属ロッド、ポリマー縫合糸等であり得る、付記29に記載の方法。
134.解放縫合糸は、ハブに結合される、付記29に記載の方法。
135.解放縫合糸は、ハブに結合されない、付記29に記載の方法。
136.解放縫合糸は、可動外側アームに結合される、付記29に記載の方法。
137.解放縫合糸は、可動外側アームに結合されない、付記29に記載の方法。
138.解放縫合糸は、可動外側アームの基部に取り付けられる、引動/押動機構に結合される、付記29に記載の方法。
139.解放縫合糸は、可動外側アームの基部に取り付けられる、引動/押動機構に結合されない、付記29に記載の方法。
140.引動運動において張力を解放縫合糸に印加することは、可動外側アームを後退させ、固定内側アームを移動させ、それによって、弁尖から返しを解放するであろう、付記29に記載の方法。
141.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、ハブに結合される第1の可動外側アームに接続される、第1の固定内側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、ハブに結合される第2の可動外側アームに接続される、第2の固定内側アームを備える、第2の組織把持アームの対とをさらに備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、自動ベイルアウト特徴を含有するように構成される、組織把持デバイス。
142.自動ベイルアウト特徴は、内側アームおよび外側アームを通してループにされ、かつ/または螺送され、それによって、外側アームが尖捕捉の間に反転され、任意の捕獲された組織および/または索状体を抹消しているとき、緊張状態に引動されたアーム間に縫合糸を生成する、付記38に記載の組織把持デバイス。
143.ベイルアウト縫合糸は、ポリエステル糸、弾性材料、および/またはワイヤから成る、付記39に記載の組織把持デバイス。
144.心臓または静脈弁まで組織把持デバイスを送達するためのシステムであって、該デバイスは、組織把持デバイスと、組織把持デバイスのハブに除去可能に取り付けられるように構成される、展開シャフトとを備える、システム。
145.展開シャフトは、ベイルアウト特徴から成る、付記41に記載のシステム。
146.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸と、二次縫合糸とから成る、付記42に記載のシステム。
147.ベイルアウト特徴は、二次縫合糸の後退が、ベイルアウト縫合糸を弛緩させ、それによって、尖捕捉を可能にするように設計される、付記42に記載のシステム。
148.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸の後退が、二次縫合糸を弛緩させ、それによって、組織把持アームから捉えられた組織および/または索状体を抹消するように設計される、付記42に記載のシステム。
149.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸の後退が、二次縫合糸を弛緩させ、それによって、外側アームを反転させることなく組織把持アームから尖を解放するように設計される、付記42に記載のシステム。
150.ベイルアウト縫合糸および二次縫合糸は、ポリエステル糸、弾性材料、ならびに/もしくはワイヤから作製される、付記42に記載のシステム。
151.ベイルアウト縫合糸は、反転具に位置付けられた縫合糸ループおよび/または解放バーの第1の開口部に位置付けられた縫合糸ループを通して螺送される、付記43に記載のシステム。
152.二次縫合糸は、解放バー上の開口部のうちのいずれかおよび/または全てを通してループにするように構成される、付記43に記載のシステム。
153.該デバイスは、ポリマーでコーティングされる、ポリエステル布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
154.該デバイスは、ポリマーでコーティングされていない、ポリエステル布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
155.該デバイスは、人体内の埋込のために好適なポリエステルまたは任意の生体適合性材料であり得る、布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
156.該デバイスは、製織、編組、および/または製編され得る、布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
157.該デバイスは、機械的強度を増加させる目的のための、リング、ループ、板ばね、センサ、およびアクチュエータ、ならびに/もしくはワイヤ等の、内側アームおよび/または外側アーム上への外部取付部から成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
158.該デバイスは、手動で、電気的に、化学的に、および/または機械的に作動され得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
159.該送達システムは、手動で、電気的に、化学的に、および/または機械的に作動され得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
160.該デバイスは、単一のユニットまたは複数のユニットから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
161.該デバイスは、送達カテーテルに接続される伸張管によって伸張される、単一または複数の静的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
162.該デバイスは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、センサ、および/またはアクチュエータによって制御される伸張ポートによって伸張される、単一もしくは複数の静的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
163.該デバイスは、送達カテーテルに接続される伸張管によって伸張される、単一または複数の動的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
164.該デバイスは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、センサ、および/またはアクチュエータによって制御される伸張ポートによって伸張される、単一もしくは複数の動的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
165.該第1の外側アームは、第2の外側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
166.該第1の内側アームは、第2の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
167.該第1の外側アームは、第1の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
168.該第2の外側アームは、第2の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
169.該第1の外側アームは、第2の外側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
170.該第1の内側アームは、第2の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
171.該第1の外側アームは、第1の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
172.該第2の外側アームは、第2の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
173.カテーテルハンドルであって、後退可能ロッドと、oリングと、縫合糸と、縫合糸架張器とを備え、後退可能ロッドは、圧縮されたoリングにわたって摺動可能であり、ロッドが、縫合糸に取り付けられる、および/または縫合糸架張器に加えて、縫合糸とともに取り付けられる、カテーテルハンドル。
174.ロッドは、手動で、またはロボットによって作動される、付記70に記載のハンドル。
175.縫合糸は、手動で、電気的に、機械的に、化学的に、および/またはロボットによって作動される、付記70に記載のハンドル。
176.カテーテルであって、ASAHI INTECC USA INC.製のもの等、可撓かつトルク付与可能である、ケーブルと、シャフトとを備える、カテーテル。
177.弁修復システムであって、オーディオ、視覚、触覚、rf、無線フィードバックを備える、弁修復システム。
178.仮出願第63/051,737号付記
179.組織把持デバイスであって、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。アームが平行であるとき、完全に閉鎖されたMitraClip(登録商標)インプラントは、アームの先端間に固有の空隙を有する。固有の間隙を有することは、血液要素を本区域内で捕獲させ、高剪断応力を長い周期にわたって被ることは、血栓形成および血栓塞栓をもたらす。固有の間隙は、スペーサで充填され、血栓形成のリスクを低減させることができる。
180.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性スポンジで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
181.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性の拡張可能メッシュで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
182.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性バルーンで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
183.付記2に記載のスポンジは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
184.付記3に記載の拡張可能メッシュは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
185.付記4に記載のバルーンは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
186.Medfreeシステムにおいて、付記5、6、および7に記載される固有の間隙の充填は、1mm未満の間隙を形成することができ、インプラントとスペーサとの間に形成される組織ブリッジは、血栓形成のリスクをなくす。
187.付記2に記載のスポンジは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
188.付記3に記載の拡張可能メッシュは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
189.付記4に記載のバルーンは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
190.アームの先端間の固有の間隙52は、縫合糸、接着、溶接、糊、および/または留め具を使用して1つのグリッパーの心房側に留められる、付記1に記載の組織把持デバイス。
191.固有のパケットは、図13および図17に示されるように、各スペーサが、一方のアームに留められ、間隙12を減少させる、2つの小さいスペーサ68で充填される、付記1に記載の組織把持デバイス。
192.一方のアームが、把持位置を取得するように降下(偏向)されると、第2のアームもまた、作動側に向かって移動する傾向がある。
193.解放バー上の中心柱が、アームを中心に保ち、アームのうちの一方の、他方のアームの作動の間の反対方向への通過を防止する、付記12に記載の把持の間の他方のアームの移動。
194.アームは、アーム内に種々の自由度を提供する、余剰枢動を有する、付記1に記載の組織把持デバイス。
195.アームの剛性は、ピンの数を増加させることによって、向上され、より良好な握持を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
196.可撓アームは、より良好な保持および可撓性を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
197.可撓アームは、一定の弾性ばね力を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
198.グリッパー設計は、正中に設置される、一意の鈍的形状の摩擦要素(FE)を組み込む。
199.鈍的なレーザ平坦パターンが、尖組織の引裂を減少させる、付記16に記載の鈍的な返し。
200.付記17に記載のレーザ平坦パターンの返しは、W字形状である、またはV字形状である、もしくは湾曲されることができる。
201.付記18に記載のグリッパー設計は、いかなる尖の引裂、穿孔、および把持の損失も提供しない。
202.枢動部と保持ピンとの間の短い距離に起因する、限定された移動が、存在する、付記12に記載の枢動アーム。
203.U字ばねが、中立位置に取り付けられ、運動のより広い範囲にわたってねじのより高い移動度を提供する、付記12に記載の余剰枢動アーム。
204.ばね保持ピンのより高い比率が、アームにわたる、より緊密な握持をもたらす、付記12に記載の余剰枢動アーム。
205.240を含有する、付記1に記載の組織把持デバイス。
206.付記24に記載の送達システムの除去可能部分は、除去されると、固有の間隙を生成することができる。
207.付記25に記載の固有の間隙は、付記5、6、および7におけるように、スポンジ、拡張可能メッシュ、ならびにバルーンで充填されることができる。
208.付記26に記載の充填スペーサは、図24および図25におけるように、恒久的に広がる固有の間隙241と置換され、アーム間の固有の間隙を充填することができる。
209.外側アーム間の角度は、-90、-60、-45、-30、-15、-10、-5、0、5、10、15、20、25、30、45、60、および/または90度であり得る、付記1に記載の組織把持デバイス。
210.好ましい角度は、-10~30度であり得る、付記28に記載の外側アーム角度。
211.基部幅>上部幅である、付記1に記載の組織把持デバイス。
212.また、基部幅=上部幅でもあり得る、付記30に記載の基部幅および上部幅。
213.また、基部幅<上部幅でもあり得る、付記30に記載の基部幅および上部幅。
214.基部幅は、.1%、1%、10%、25%、50%、75%、100%、150%、200%、500%、1,000%、および/または10,000%を上回る、付記30、31、ならびに32に記載の基部幅。
215.基部幅および/または上部幅は、0.01mm、0.1mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、10mm、20mm、30mm、50mm、100mm、および/または300mmである、付記30に記載の基部幅ならびに上部幅。
216.経血管送達のため、および僧帽弁の治療の間の僧帽弁組織を継合することにおける使用のために構成される、組織固定システムであって、
本体と、
それぞれが、
本体に枢動可能に接続され、第2の端部まで延在する、第1の端部と、
第1の端部と第2の端部との間の組織係合面であって、僧帽弁の尖の一部に近似し、係合するように構成される、組織係合面と、
を含む、材料から形成される、第1の遠位要素および第2の遠位要素と、
基部区画を含む、形状記憶材料から形成される、組織握持デバイスと、
第1のアームおよび第2のアームであって、各アームは、アーム屈曲特徴によって基部区画に結合される、遠位端と、基部区画から側方に延在する、近位端と、アーム屈曲特徴内に第1の半径を伴って形成される、丸みを帯びた末端遠位端を伴う開口部を有する、2つに分岐した区画と、第1のアーム内に第2の半径を伴って形成される、テーパ状の末端近位端とを有し、第2の半径は、第1の半径より小さく、中間部分は、末端遠位端ならびにテーパ状の末端近位端の両方より大きい断面を有し、第1のアームおよび第2のアームは、相互と反対に配置され、各アームは、第1の遠位要素または第2の遠位要素のうちの一方と協働し、それらの間に僧帽弁組織の一部を受容し、保持するための空間を形成するように構成される、第1のアームおよび第2のアームと、
を備える、システム。
217.第1の遠位要素および第2の遠位要素は、埋め込まれ得る、グレード1、グレード2、グレード3、グレード4、グレード5、グレード6、グレード23、Ti-6Al-7Nb、Ti-3Al-2.5V、Ti Beta 3/Ti 11.5Mo-6Zr-4.5Sn、Ti Beta C/Ti-3Al-8V-6Cr-4Zr-4Mo、または任意の他のチタン合金等のCPチタン材料もしくはチタン材料の合金のいずれかから作製される、付記38に記載の組織固定システム。
218.第1の遠位要素および第2の遠位要素は、埋め込まれ得る、チタンまたはチタン合金もしくは任意の他の非強磁性生体材料(金属、ポリマー、および/またはセラミック)等の非強磁性材料のうちのいずれかから作製される、付記38に記載の組織固定システム。
219.経血管送達のため、および僧帽弁の治療の間の僧帽弁組織を継合することにおける使用のために構成される、組織固定システムであって、
本体と、
基部と、
それぞれが、
本体に結合され、第2の端部まで延在する、第1の端部と、
第1の端部と第2の端部との間の組織係合面であって、僧帽弁の尖の一部に近似し、係合するように構成される、組織係合面と、
を含む、形状記憶材料から形成される、第1の遠位要素および第2の遠位要素と、
複数の摩擦要素と、
基部区画と、
を備える、形状記憶材料から形成される、組織握持デバイスと、
を備え、遠位要素は、グリッパーに向かって自己付勢され、逆もまた同様であり、付勢力に対して撓曲され、外力が除去されると、空間を自己閉鎖することによってそれらの間に尖の一部を受容し、尖の一部を保持するための空間を形成するように構成される、組織固定システム。
220.遠位要素の組織係合面は、開放構成に位置付けられると、約90度またはそれを上回って離れるように角度付けられ、組織握持デバイスの第1のアームおよび第2のアームは、組織係合面に向かって移動することによって、展開前構成から展開構成に向かって移行するように構成され、第1のアームおよび第2のアームは、展開構成に位置付けられると、約90度またはそれを上回って離れるように角度付けられる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
221.遠位要素の組織係合面は、開放前構成に位置付けられると、約120度またはそれを上回って離れるように角度付けられ、組織握持デバイスの第1のアームおよび第2のアームは、組織係合面に向かって移動することによって、展開前構成から展開構成に向かって移行するように構成され、第1のアームおよび第2のアームは、展開構成に位置付けられると、約120度またはそれを上回って離れるように角度付けられる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
222.組織握持デバイスの形状記憶材料は、ニッケルチタン合金である、付記38および41に記載の組織固定システム。
223.組織握持デバイスのニッケルチタン合金は、摂氏-40、-30、-20、-10、-5~約37度の変態温度を有する、付記38および41に記載の組織固定システム。
224.組織握持デバイスのニッケルチタン合金は、摂氏約-10~約10度の変態温度を有する、付記38および41に記載の組織固定システム。
225.組織握持デバイスは、僧帽弁の尖に対して展開状態に位置付けられることに応じて、組織握持デバイスのアームが、尖に対して約0.10、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.20、0.25、0.35、0.4、0.45、0.5、0.75、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、6.0、7.0、8.0、9.0、10、12、15、20、30、50、および/または100ポンドの力を付与するように構成される、付記38および41に記載の組織固定システム。
226.組織握持デバイスのアームは、展開前構成から展開構成に移行することに応じて、遠位要素が、遠位要素のいかなる近位移動も伴うことなく開放構成にある間、展開し、遠位要素の組織係合面に対して僧帽弁組織を係合させる、付記38および41に記載の組織固定システム。
227.組織握持デバイスのアームの全長は、展開前構成から展開構成に移行することに応じて、遠位要素が開放構成にある間、遠位要素の組織係合面に対して僧帽弁組織を係合させる、付記38および41に記載の組織固定システム。
228.形状記憶材料から形成される組織握持デバイスは、幅および/または厚さが拡張可能である、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
229.組織握持デバイスは、0.006インチを上回る、好ましくは、0.0063インチ~0.201インチの厚さの材料から成形される、付記38および41に記載の組織固定システム。
230.組織握持デバイスは、僧帽弁の尖に対して展開状態に位置付けられることに応じて、組織握持デバイスのアームが、尖に対して0.10ポンドを上回る、好ましくは、約0.11~約30ポンドの力を付与するように構成される、付記38および41に記載の組織固定システム。
231.遠位要素の自己付勢力は、尖に対して約0.10、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.20、0.25、0.35、0.4、0.45、0.5、0.75、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、6.0、7.0、8.0、9.0、10、12、15、20、30、50、および/または100ポンドだけ、近位グリッパー要素の自己付勢力を上回る、付記41に記載の組織固定システム。
232.遠位アームは、それらの間の間隙を低減させるために近接し、間隙は、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.4、0.5、1、2、3、4、5、6、10、15、20、30、50、および/または100mm未満である、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
233.遠位アームは、それらの間の間隙を低減させるために近接し、遠位アーム、グリッパー、およびそれらの間の尖は、図32に示されるように、近並置している、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
234.遠位アームは、緊密に閉鎖されると、撓曲する、付記38および41に記載の組織固定システム。
235.遠位アームは、緊密に閉鎖されると、撓曲し、尖上に弾性閉鎖力を印加する、付記38および41に記載の組織固定システム。
236.閉鎖されると撓曲する、遠位アームは、先端における尖またはグリッパー間にポケット状部を生成する、任意の実質的間隙を有していない、付記38および41に記載の組織固定システム。
237.基部は、遠位要素および近位要素とともに留められる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
238.基部は、ねじ、リベット、クランプ、および/またはロープを使用して、遠位要素ならびに近位要素とともに留められる、付記38および41に記載の組織固定システム。
239.基部は、遠位要素および近位要素とともに、それらの間に接着される、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
240.基部は、遠位要素および近位要素とともに、それらの間に溶接される、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
241.全ての構成要素材料は、非強磁性である、付記38および41に記載の組織固定システム。
242.遠位要素は、拘束されていないとき、側方および/または半径方向に自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
243.近位グリッパー要素は、拘束されていないとき、側方および/または半径方向に自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
244.拡張可能要素は、遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
245.拡張可能要素は、遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように自己拡張するように遠隔で構成され得る、これらの付記に記載の組織固定システム。
246.遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように拡張可能要素を受容するように構成される、これらの付記に記載の組織固定システム。
247.尖内の任意の隣接する間隙を完全または部分的に充填するように可変的拡張可能要素を受容するように構成される、これらの付記に記載の組織固定システム。
248.拡張可能部材は、尖内の任意の隣接する間隙を完全または部分的に充填するように可変的拡張可能要素を受容するように遠隔で構成され得る、付記69に記載の組織固定システム。
249.20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、および/または0.1フレンチの管腔ガイド/導入器カテーテルシステムを使用して送達され得る、上記もしくは下記の付記のいずれかに記載の組織固定システム。好ましくは、ガイド/導入器管腔カテーテルシステムは、18フレンチ~9フレンチ、および/または好ましくは、12フレンチである。
250.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後、付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。展開シャフトまたは組織把持デバイスは、ベイルアウトを可能にするように尖を追い出すように構成される、縫合糸を備える。補剛部材を伴うカテーテルが、所望の方向に操舵するように構成される。拡張可能要素が、尖間の任意の間隙を充填するように構成される。
251.操舵可能カテーテルシャフトであって、特定のカーブまたは方向における具体的な操舵性を可能にするように、カテーテル内、もしくはそれにわたって組み込まれる1つまたはそれより多くの補剛部材を備える、操舵可能カテーテルシャフト。
252.レーザ切断管類、小さい区分、レーザ切断細片、ワイヤ、縫合糸、ファイバ、ポリマー、セラミック、金属、および/または複合物から作製される、上記もしくは下記の付記に記載のカテーテルの補剛部材。
253.シャフトの長さに連続的または断続的に沿った、補剛部材を備える、上記もしくは下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
254.指向性操舵を補助するための、所与のパターンにおいて材料を添加または除去することによって形成される、補剛部材を備える、上記もしくは下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
255.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%近位において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
256.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%遠位において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
257.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%中心において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
258.大腿静脈およびIVCから心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
259.頸静脈およびSVCから心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
260.大腿動脈から大動脈を介して心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
261.頸動脈から大動脈を介して心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
262.心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
263.向上された追跡性、トルク付与性、操舵性、引動性、および/または押動性を提供するように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
264.仮出願第63/127,935号付記
265.自己弁輪と、自己尖とを有する自己僧帽弁を治療するための補綴治療装置であって、
左心室に向かって位置付けられるように構成される、下流端部と、左心房に向かって位置付けられるように構成される、上流端部と、内部とを有する、拡張可能な支持部と、
拡張可能な支持部に搭載され、下流方向における血流を可能にし、上流方向における血流を遮断するように適合される、少なくとも1つの尖アセンブリを有する、補綴弁であって、支持部の流部分および少なくとも1つの伸長部材または複数の伸長部材は、支持部から外向きに、上流方向において延在し、伸長部材は、支持部に対して内向きもしくは外向きに偏向し、自己弁輪の拡張または歪曲に適応するために十分な可撓性を有し、伸長部材は、左心房に向かった支持部の移動を阻害するように構成される補綴弁と、
支持部の下流部分に結合され、支持部の周囲に延在する、少なくとも1つのスカートであって、スカートは、補綴治療デバイスと自己弁との間の血流を阻害するように、本デバイス上で向けられる、少なくとも1つのスカートと、
下流の伸長部材および特徴に結合され、縫合糸を引張する、または弛緩させることによって伸長部材を偏向させるように構成される、少なくとも1つの縫合糸もしくは複数の縫合糸であって、伸長部材の偏向は、自己尖の繰り返される、安定化、把持、および/または解放を可能にする種々の位置に対して構成され得る、少なくとも1つの縫合糸もしくは複数の縫合糸と、
を備える、補綴治療装置。
266.自己弁輪と、自己尖とを有する自己僧帽弁を治療するための補綴治療装置であって、
左心室に向かって位置付けられるように構成される、下流端部と、左心房に向かって位置付けられるように構成される、上流端部と、内部とを有する、拡張可能な支持部と、
拡張可能な支持部に搭載され、下流方向における血流を可能にし、上流方向における血流を遮断するように適合される、少なくとも1つの尖アセンブリを有する、補綴弁であって、支持部の流部分および少なくとも1つの伸長部材または複数の伸長部材は、支持部から外向きに、上流方向において延在し、伸長部材は、支持部に対して内向きもしくは外向きに偏向し、自己弁輪の拡張または歪曲に適応するために十分な可撓性を有し、伸長部材は、心房側および心室側から自己尖を把持し、左心房に向かった支持部の移動を阻害するように構成される補綴弁と、
支持部の下流部分に結合され、支持部の周囲に延在する、少なくとも1つのスカートであって、スカートは、補綴治療デバイスと自己弁との間の血流を阻害するように、本デバイス上で向けられる、少なくとも1つのスカートと、
を備える、補綴治療装置。
267.少なくとも1つの縫合糸または複数の伸長部材に結合され、縫合糸を引張する、もしくは弛緩させることによって伸長部材を偏向させるように構成される、少なくとも1つの縫合糸または複数の縫合糸であって、伸長部材の偏向は、自己尖の繰り返される、安定化、把持、ならびに/もしくは解放を可能にする、種々の位置に対して構成され得る、少なくとも1つの縫合糸または複数の縫合糸。
268.伸長部材は、弾性、超弾性、形状記憶性、ニチノール、金属、合金、プラスチック、および/またはセラミックから作製される、付記1ならびに2に記載のデバイス。
269.心房側伸長部材は、自己尖を非外傷性に把持または解放するように設計される、付記1および2に記載のデバイス。
270.少なくともいくつかの伸長部材は、非外傷性の返しを備える、付記1および2に記載のデバイス。
271.心室側伸長部材は、自己尖を非外傷性に把持または解放するように設計される、付記1および2に記載のデバイス。
272.少なくとも1つの伸長部材は、組織カプセル化を可能にする、または助長する、布、メッシュ、コーティング、ならびに/もしくは表面特徴で被覆される、付記1および2に記載のデバイス。
273.少なくとも1つの伸長部材は、縫合糸に解放可能に取り付けられる、付記1および2に記載のデバイス。
274.少なくとも1つの縫合糸は、自己尖を伸長部材から持ち上げるように構成される、付記1および2に記載のデバイス。
275.少なくとも1つの縫合糸は、反転具を伴って構成される、付記1および2に記載のデバイス。
276.先行の共同所有される特許出願第US20200383782A1号、第PCT/US2017/042003号、および/または第PCT/0S2019/013853号におけるように、伸長部材は、心室側における内側アームならびに外側アームの対である、および/または伸長部材は、心房側におけるグリッパーである、付記1および2に記載のデバイス。
277.心臓弁の尖の固定のための捕捉デバイスであって、
捕捉デバイスが心臓の心臓弁の近傍の場所まで前進された後、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように適合される、少なくとも1つの遠位要素であって、心臓弁の少なくとも1つの尖に対して非外傷性に位置付けられるように構成され、縫合糸が、引張条件に向かって引張され、事前に少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間に捕捉された少なくとも1つの尖の解放を可能にすると、捕捉デバイスの中心から外向きに拡張し、随意に、反転するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの遠位要素と、
引張条件における縫合糸によって、近位に上向きに保持される、少なくとも1つの近位要素であって、縫合糸が弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの近位要素と、
を備える、捕捉デバイス。
278.心臓弁の尖の固定のための捕捉デバイスであって、
引張条件における縫合糸によって外向き拡張または反転構成において遠位に保持される、少なくとも1つの遠位要素であって、縫合糸が、弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心に向かって半径方向に内向きに小さくなるように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの遠位要素と、
引張条件における縫合糸によって、近位に上向きに保持される、少なくとも1つの近位要素であって、縫合糸が弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの近位要素と、
を備える、捕捉デバイス。
279.近位要素の外向きの付勢は、遠位要素の内向きの付勢より弾力性が低い、付記11および12に記載のデバイス。
280.少なくとも1つの遠位要素は、遠位要素の対を含み、少なくとも1つの近位要素は、近位要素の対を含む、付記11および12に記載のデバイス。
281.少なくとも1つの遠位要素は、ループを備える、付記11および12に記載のデバイス。
282.少なくとも1つの遠位要素は、ワイヤを備える、付記11および12に記載のデバイス。
283.少なくとも1つの遠位要素は、花弁形状を備える、付記11および12に記載のデバイス。
284.少なくとも1つの近位要素は、少なくとも1つの遠位要素に向かって付勢される、付記11および12に記載のデバイス。
285.少なくとも1つの近位要素は、ニチノールを含む、付記11および12に記載のデバイス。
286.少なくとも1つの近位要素は、そこから延在する少なくとも1つの摩擦付属品を備える、付記11および12に記載のデバイス。
287.少なくとも1つの摩擦付属品は、少なくとも1つの返しを備える、付記11および12に記載のデバイス。
288.少なくとも1つの摩擦付属品は、複数の返しを備える、付記11および12に記載のデバイス。
289.少なくとも1つの摩擦付属品は、返しの中に組織穿通深度限定特徴を備える、付記11および12に記載のデバイス。
290.少なくとも1つの摩擦付属品は、返しの中に組織穿通深度限定特徴を備える、付記11および12に記載のデバイス。
291.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さがより短い、付記11および12に記載のデバイス。
292.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さがより長い、付記11および12に記載のデバイス。
293.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さが等しい、付記11および12に記載のデバイス。
294.少なくとも1つの近位要素は、近位要素の長さを0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm上回る、付記23、24、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
295.少なくとも1つの近位要素は、近位要素の長さを0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm下回る、付記23、24、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
296.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素および遠位要素の隣の対の長さより0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm長い、付記11ならびに12に記載のデバイス。
297.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対を有意に下回る、付記11ならびに12に記載のデバイス。
298.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対を有意に上回る、付記11ならびに12に記載のデバイス。
299.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対とほぼ同一である、付記11ならびに12に記載のデバイス。
300.遠位要素は、近位要素を上回る付勢力を伴って構成される、付記11、12、および/または図23、24、ならびに25に記載のデバイス。
301.遠位要素は、近位要素の付勢力を0、0.14、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100重量ポンド上回る、付勢力を伴って構成される、付記11、12、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
302.遠位要素は、近位要素の付勢力を0、0.14、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100重量ポンド下回る、付勢力を伴って構成される、付記11、12、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
303.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される、遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、内側アーム、およびハブに結合される外側アームとを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、
制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送され、
制御繋留体の第2のセットは、制御繋留体の第2のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、
血管内心臓弁修復システム。
304.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される、遠位端を有する送達カテーテルであって、少なくとも1つの反転具を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、内側アーム、およびハブに結合される外側アームを備える尖捕捉アームの少なくとも1つの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
制御繋留体の少なくとも1つの対であって、第1の繋留体は、送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成され、第2の繋留体は、送達カテーテル上に、もしくはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の少なくとも1つの対と、
を備え、
制御繋留体の少なくとも1つの対は、制御繋留体の近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送され、
制御繋留体の少なくとも1つのセットは、制御繋留体の近位部分を引き寄せることが、繋留体に、尖解放構成にある内側アームおよび外側アームの間隙の間で捕捉される任意の尖の解放ならびに/もしくは除去によってベイルアウトを補助させるように、反転具および解放バー上の側方に離間された場所を通して、および/または本デバイスを通して螺送される、
血管内心臓弁修復システム。
305.血液/流体の逆流動を防止するように構成される、拡張可能なスペーサを備える、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
306.反転具の対は、送達カテーテルの遠位先端から第1の方向において側方に延在する、第1の反転具と、送達カテーテルの遠位先端から第2の方向において側方に延在する、第2の反転具とを備える、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
307.第1の方向および第2の方向は、相互に対向する、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
308.第1の反転具および第2の反転具はそれぞれ、送達カテーテルの遠位先端に枢動可能に取り付けられる、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
309.枢動式の取付は、第1の繋留体が近位に引動され、開放力を反転具に印加すると、反転具が、側方に展開するが、開放力がない状態では、送達カテーテルと整合して軸方向に圧潰することが可能であるように構成される、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
310.繋留体の第1のセットは、解放バーの遠位端から通過し、反転具および外側アームのそれぞれに摺動可能に結合され、解放バーに固定して取り付けられる、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
311.繋留体の第2のセットは、送達カテーテルの遠位端から通過し、内側アームのそれぞれに摺動可能に結合され、解放バーに固定して取り付けられる、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
312.内側アームおよび外側アームは、内側板ばねと、外側板ばねとを備える、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
313.内側板ばねは、側方かつ外向きに、解放バーから離れるように開放するように付勢され、外側板ばねは、側方かつ内向きに、解放バーに向かって閉鎖するように付勢され、それによって、板ばねが付勢されていないとき、尖がそれらの間で捕捉され得る、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
314.内側板ばねの外向きの開放する付勢は、外側板ばねの内向きに閉鎖する付勢未満である、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
315.全ての板ばねが、付勢がない状態であるとき、外側板ばねが、内側板ばねを側方に閉鎖するであろうように、外側板ばねは、略直線であり、付勢されていないとき、解放バーにわたって接近して置かれる、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
316.弁修復尖把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられる、ハブと、離れるように付勢され、尖捕捉空間を生成するように構成される外側アームおよび内側アームの2つの対と、スペーサ拡張可能部材、典型的には、スペーサとして作用するような、伸張可能なバルーンまたはメッシュと、不正確に把持された尖を把持解除するための反転具と、非滑性把持のための、内側アーム内の返しと、該スペーサを伸張もしくは萎縮させるための取外可能な繋留体とを備える弁修復尖把持デバイス。
317.該反転具は、尖から該遠位アームを把持解除し、該遠位アームを再度位置付ける、付記49に記載の尖把持デバイス。左心室内の該アームの能動的移動が、該アームが展開され、尖を把持した後、該心室縫合糸および該反転具の助けを借りて達成される。
318.心室側におけるアームに加えて、心房側において使用され、心臓弁の上部平面および底部平面から尖をより良好に位置付ける、係合させる、再度位置付ける、ならびに操作することを促進し得る、グリッパーをさらに備える、付記49に記載の実施形態。
319.操作されると、該心房縫合糸は、反転具を用いることなく尖からアームを把持解除する、付記49に記載の尖把持デバイス。
320.該スペーサは、一方の尖に係合する一方、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットは、他方の尖に係合する、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
321.弁修復尖把持デバイスであって、該拡張可能部材またはバルーンは、より低い応柔性を有し、他方の尖が、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットによって係合される間、一方の尖に係合するように堅性である、弁修復尖把持デバイス。
322.該拡張可能部材またはバルーンは、より高い応柔性を有し、他方の尖が、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットによって係合される間、該拡張可能部材を、該拡張可能部材上に付与される圧力に基づいて一方の尖に共形化させる、付記49に記載の弁修復尖把持デバイスのための方法。
323.Obalonの第US20180185185号におけるような、該取外可能な繋留体管は、手技の間および埋込後に空間のサイズならびに形状に対して該拡張可能部材を調節するために採用され得る、付記49に記載の弁修復尖把持デバイスのための方法。
324.該返しは、該内側アームに取り付けられ、いったん把持されると、尖の緊密な非滑性握持を可能にする、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
325.該内側アームの対は、外側アームより長く、把持された後、尖間に1mm未満の距離を伴う、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
326.該内側アームの対は、外側アームと共面であり、把持された後、尖間に1mm未満の距離を伴う、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。該内側アームおよび該外側アームは、同一の高さである。
327.外側アームより短い内側アームの対を備える、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。これは、尖の間に空間が存在しないため、尖が、相互に接触し、それらの間に組織を形成することを可能にする。
328.拡張可能部材であって、インプラントを部分的または完全のいずれかになるように包含するためにガイドカテーテルから外に押動されると、漏斗の形状を弾性的かつ弾力的にとり、ガイドカテーテル内に戻るようにインプラントを後退させると、管の形状をとり、送達カテーテル内側に完全に嵌合する、漏斗形状の拡張可能メッシュをさらに備える、拡張可能部材。
329.315によって示される距離は、0~1、2、3、4、...、24、および/または25cmであり、313によって示される距離は、0~1、2、3、...、99および/または100cmである、図31におけるような、付記49に記載の方法。
330.後退器デバイスであって、以前に展開されたインプラントを捕捉する、部材と、操舵可能ガイドカテーテルと、送達カテーテルとを備える、後退器デバイス。
331.該部材は、押動されるとコイル解除し、インプラントを捕捉し、インプラントを包含する、コイル状の板ばねである、付記64に記載の特徴。該部材は、ガイドカテーテルによってカプセル化され、単一のアームを用いてインプラントをベイルアウトする。
332.該部材は、押動されるとコイル解除し、インプラントを捕捉し、該ガイドカテーテルによって包含され、2つのアームを用いてインプラントをベイルアウトする、2つのコイル状の板ばねを有する、付記64に記載の特徴。
333.該部材は、インプラントを捕捉し、該ガイドカテーテルによって包含され、あるインプラントをベイルアウトする、ファン形状構造である、付記64に記載の特徴。
334.該送達カテーテルをカプセル化し、鋭的カーブにおける容易な操縦を可能にする、レーザ切断されたニチノール管から作製される、ばねコイルをさらに備える、付記64に記載の実施形態。該ばねコイルはまた、該カテーテルを常時、直線様式において位置付ける。
335.救助カテーテルであって、シャフトと、該送達カテーテルおよびインプラントの回収のためのスリットを伴う、遠位端とを備える、救助カテーテル。
336.該救助カテーテルは、送達カテーテルに加えて、インプラントを捕捉し、それを完全に包含し、該ガイドカテーテルを介したインプラントのベイルアウトを可能にする、付記69に記載の方法。
337.該救助カテーテルは、ガイドカテーテルにわたって挿入される、付記69に記載の方法。
338.インプラント捕捉救助カテーテルであって、
339.インプラント送達カテーテルと、
340.ガイドカテーテルと、
341.を備え、救助カテーテルは、スリットおよび/または「c」字形状断面を伴う、円筒形断面と、送達カテーテルならびに/もしくはガイドカテーテルの長さに延設され、近位に延在する、長いシャフトとを有する、インプラント捕捉救助カテーテル。
342.救助カテーテルは、ガイドカテーテル内に、かつ送達カテーテルにわたって挿入されるように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
343.円筒形断面は、拡張可能であり、ガイドカテーテルの遠位先端を越えて延在されるとき、拡張し、後退されたとき、ガイドカテーテル内にインプラント送達カテーテルを後退させることに役立つように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
344.円筒形断面は、非外傷性に、ガイドカテーテルにわたって摺動するように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
345.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmである、例示的な図42におけるように説明されるデバイス。
346.外側アームの厚さは、0.12、0.16、0.20、....、3.12、および/または3.15mmである、例示的な図42におけるように説明されるデバイス。
347.グリッパーの厚さは、好ましくは、約0.20mmである、例示的な図42および/または図46~50におけるように説明されるデバイス。
348.グリッパーの厚さは、0.12~0.16、0.20、....、3.12、および/または3.15mmである、例示的な図42ならびに/もしくは図46~50におけるように説明されるデバイス。
349.外側アームの屈曲領域における断面は、0、1、2、3、...、999、および/または1,000%だけ、グリッパー屈曲断面を上回る、例示的な図42ならびに/もしくは図46~50におけるように説明されるデバイス。
350.FCoaptは、0~0.1、0.2、0.3、...、19.9、および/または20重量ポンドである、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
351.本デバイスの先端における尖間の距離は、約0、0.1、0.2、0.3、...、4.9、および/または5.0mm、または0~0.1、0.2、0.3、...、4.9、および/または5.0mm、好ましくは、1mm未満である、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
352.アームおよび/またはグリッパーは、約0、0.1、0.2、0.3、...、19.9、および/または20%、好ましくは、1%~6%の自己付勢歪みを有するように構成され得る、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
353.外側アームは、図49におけるように、尖接合を最大化する構成において、先端で屈曲される、例示的な図42および/または図50におけるように説明されるデバイス。
図1A~1Cは、外側アームの背後に位置する、リング5に作り上げられたニチノールワイヤを備える、外側アーム1の例示的実施形態を示す。リング5は、ねじ3を介して外側アーム1に取り付けられるが、しかしながら、リング5はまた、外側アーム1に、縫合糸によって取り付けられる、または溶接されてもよい。リングは、送達カテーテル内にある間、圧縮されることができる。送達カテーテルの外側にあるとき、拡張されたリングは、把持および/または機械的強度のための付加的表面積を提供する。リングは、リング7、9等の単一の円形ワイヤであることができ、区分が、外側アームの近位端上に固定され、独立している区分が、外側アームの遠位端上に固定される。リング7、9はまた、複数のコイル、パターン、および形状から作製されることができる。
Claims (7)
- 血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成されている遠位端を有する送達カテーテルと、
前記送達カテーテルの遠位領域に取り付けられている弁修復尖把持デバイスであって、前記弁修復尖把持デバイスは、第1の内側アームおよび第1の外側アームを含む第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アームおよび第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える、弁修復尖把持デバイスと、
前記第1の外側アームおよび前記第2の外側アームを反転させるように構成されている反転具バーであって、前記反転具バーは、前記弁修復尖把持デバイスの遠位に前記送達カテーテル上に位置付けられており、前記反転具バーは、前記送達カテーテルの長手方向軸を横切るように向けられている、反転具バーと、
前記送達カテーテルの前記遠位領域の外部を通過するベイルアウト縫合糸であって、前記ベイルアウト縫合糸は、前記反転具バーの側方端部を通る縫合糸ループを通され、前記ベイルアウト縫合糸の2つの端部が近位に引き寄せられると、前記ベイルアウト縫合糸は、緊張状態となり、前記ベイルアウト縫合糸は、前記第1の内側アームと前記第1の外側アームとの間から、かつ、前記第2の内側アームと前記第2の外側アームとの間から、捕獲されていた心臓弁尖が追い出されるように、三角形の形成物内に構成されている、ベイルアウト縫合糸と
を備える血管内心臓弁修復システム。 - 前記血管内心臓弁修復システムは、前記ベイルアウト縫合糸の周囲でループされる二次縫合糸ループをさらに備える、請求項1に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
- 前記血管内心臓弁修復システムは、血栓形成を阻害するように、前記第1の尖捕捉アームの対と前記第2の尖捕捉アームの対によって形成される裂隙を覆って配置されているスペーサをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の血管内心臓弁修復システム。あ
- 前記スペーサは、縫合糸、接着、溶接、または、糊を使用して、前記尖捕捉アームのうちの少なくとも1つに留められている、請求項3に記載の血管内心臓弁修復システム。
- 前記スペーサは、前記弁尖の漸進的な締め付けのために構成されている膨張可能またはしぼませることが可能なバルーンである、請求項3または請求項4に記載の血管内心臓弁修復システム。
- 前記バルーンは、遠隔または埋込後の体積調節を許容するように着脱可能なテザーに接続されている、請求項5に記載の血管内心臓弁修復システム。
- 前記第1の尖捕捉アームの対および前記第2の尖捕捉アームの対は、拡張可能またはスタック可能であり、前記第1の尖捕捉アームの対および前記第2の尖捕捉アームの対は、リング、歯部、ステント、スロット、裂け目、ダイヤモンド形状、または、折り返しパターンのうちの1つ以上を含む、請求項1または請求項3に記載の血管内心臓弁修復システム。
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