JP2023518978A - 組織把持デバイスおよび関連する方法 - Google Patents

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Abstract

心臓弁または静脈弁の尖を不動化するためのクリップは、ハブの下側端部に結合される難もつれ性のばね付勢された外側アームの対と、外側アームに隣接し、ハブの上側端部に結合される難もつれ性のばね付勢された内側アームの対とを有するハブを含む。補剛部材を伴う送達カテーテルは、標的弁に隣接して弁クリップを位置付けるように構成され、一方、外側アームおよび内側アームは、相互に対して開放された位置に付勢される。送達カテーテルまたはクリップは、ベイルアウトを補助する縫合糸を備える。弁尖が開放された外側アームと内側アームとの間に位置した後、付勢力が、解放され、クリップが弁尖を覆ってクリップを自己閉鎖し、尖を非外傷性に、かつ効果的に締結し、接合することを可能にし得る。拡張可能なスペーサが、尖間における任意の間隙を充填するように構成される。補綴弁が、そのような尖把持アームおよびスペーサのいずれかまたは両方を含み得る。

Description

関連出願の相互参照
本願は、その全開示が、参照することによって本明細書に組み込まれる、2020年3月25日に出願された、仮出願第62/994,575号、2020年7月14日に出願された、仮出願第63/051,737号、および2020年12月18日に出願された、仮出願第63/127,935号の利益を主張する。
本開示は、本明細書と共通の発明者要件を有する、以下の特許刊行物、すなわち、本明細書では共同所有の先行特許出願と称される、その全開示が、参照することによって本明細書に組み込まれる、2019年1月14日に出願された、米国出願第2019/0142589号、2019年1月16日に出願された、PCT公開第WO2019143726A1号、2018年7月6日に出願された、PCT公開第WO/2019/010370A1号、2019年1月16日に出願された、PCT公開第WO/2019/143726A1号、2017年7月13日に出願された、PCT出願第PCT/US2017/042003号、および2019年4月23に出願された、PCT公開第WO2019209871A1号、2017年7月13日に出願された、PCT公開第WO201801856A1号の開示に関する。
本発明は、概して、医療方法、デバイス、およびシステムに関する。具体的には、本発明は、組織接近または弁修復等の身体組織の構造的心臓、血管内、経皮的、もしくは低侵襲性の外科手術治療のための方法、デバイス、およびシステムに関する。より具体的には、本発明は、低侵襲性および他の手技を通した僧帽弁および三尖心臓弁、静脈弁、ならびに他の組織構造の修復のための方法およびデバイスに関する。
本発明は、治療部位における組織接近および修復のためのデバイス、システム、ならびに方法を提供する。本発明のデバイス、システム、および方法は、構造的心臓、血管内、低侵襲性、ならびに観血外科手術手技を含む、種々の療法手技における使用を見出し、腹部、胸部、心血管系、心臓、腸管、胃、尿路、膀胱、肺、および他の器官、脈管、ならびに組織を含む、種々の解剖学的領域において使用されることができる。本発明は、遠隔の組織場所への低侵襲性または血管内アクセスを要求するそれらの手技、特に、利用される器具が、治療部位までの長く、狭小、かつ蛇行性の経路を通り抜けなければならないものにおいて特に有用である。加えて、本発明のデバイスおよびシステムの多くのものが、可逆性であり、かつ内部組織との干渉またはそれへの外傷を伴うことなく任意の点において患者から除去可能であるように適合される。
本発明は、逆流を低減させるために、「切端」または「ボウタイ」技法を使用して2つまたはそれより多くの弁尖が接合されることを可能にするが、従来のアプローチにおけるように胸部および心臓壁を通した観血術を要求しない。加えて、尖の位置は、石灰化、脱出、または動揺等の疾患のタイプおよび程度に応じて、罹患した僧帽弁において変動し得る。これらのタイプの疾患は、一方の尖が他方よりも可動性(例えば、捕捉することがより困難)であり、したがって、他方の尖と同一の把持において対称的に把持することがより困難であることをもたらし得る。本発明の特徴は、固定デバイスが、予測不可能な標的組織幾何学形状の課題を満たすように適合され、かついったんこれが捕捉されると、組織に対してよりロバストな把持を提供することを可能にする。加えて、本発明は、随意に、可視化技法を組み込み、デバイス留置手技が全身麻酔の使用を伴わずに実施されることを可能にする。
尖の接合、弁輪の締結、および血栓塞栓化。
最も優勢な切端修復デバイスは、Abbott Vascular(Santa Clara, California, USA)によって販売される、MitraClip(登録商標)である。切端デバイスとして市販されているが、MitraClip(登録商標)の設計は、対向するアーム間に広い間隙を有する。故に、本デバイスは、先端において尖を完全に接合せず、それによって、弁輪を完全に締結しない。尖の不完全な接合は、僧帽弁逆流(MR)を低減させることの準最適な有効性をもたらす。他方では、弁輪の準最適な締結は、心臓の準最適な逆リモデリングをもたらす。
さらに、MitraClip(登録商標)IFUによると、MitraClip(登録商標)デバイスは、典型的には、V字形状のみに閉鎖される。これは、先端において尖間にさらなる分離を引き起こす。
MitraClip(登録商標)デバイスは、アーム間に剥き出しの金属構成要素を有するため、広い間隙が、それらを循環血液に対して暴露し、それによって、血栓塞栓化のリスクをもたらす。
要約すると、MitraClip(登録商標)デバイスの重要となる欠点は、アーム先端間の広い間隙に起因する準最適な接合と、広い間隙およびアームのV字形状閉鎖に起因する弁輪の準最適な締結と、暴露された剥き出しの金属構成要素に起因する血栓塞栓化リスクとを含む。
Edwards Lifesciences Corp.(Irvine, California, USA)によって販売される1つの別のデバイスである、PASCALは、本質的には、切端技法およびスペーサ技法のハイブリッドである。本スペーサベースの設計は、尖間の広い間隙を充填し、故に、血栓塞栓化リスクを軽減させるが、これは、パドル間の広い間隙に起因する、準最適な接合を被る。本準最適な接合は、準最適な弁輪の締結をもたらす、または全く締結されない状態をもたらし、それによって、心臓の準最適な逆リモデリングをもたらす、もしくは全く逆リモデリングされない状態をもたらす。
本発明の1つの特定の利点は、自己尖の完全な接合をもたらす、ロバストな接合力である。
本発明の1つの特定の利点は、心臓の最適な逆リモデリングをもたらす、ロバストな締結力である。
本発明の1つの特定の利点は、自己尖の完全な接合をもたらす、ロバストな接合である。
本発明の1つの特定の利点は、心臓の最適な逆リモデリングをもたらす、ロバストな締結である。
本発明の1つの特定の利点は、循環血液に対して暴露された剥き出しの金属構成要素が最小限または全くなく、潜在的血栓塞栓化リスクを軽減させることである。
弁輪の動的および/または漸次的締結
弁輪を急性に締結することが尖の引裂をもたらし得る、患者の疾患病状が、存在し得る。本発明の1つの利点は、尖を漸次接合し、それによって、弁輪をある時間周期にわたって漸次(慢性的に)締結する、2つのグリッパーの間の調節可能または動的スペーサ690の組み込みである。
ベイルアウト縫合糸およびより広い尖把持
第WO201801856A1号および第WO/2019/143726A1号等の前述において参照され、共同所有された出願において、縫合糸を使用したベイルアウトが、説明された。縫合糸を使用したベイルアウトは、複雑なインプラント設計を有するリスクを軽減させる。
本発明では、ベイルアウト縫合糸を使用したベイルアウトの付加的な方法が、説明される。
本発明の1つの例示的実施形態は、送達カテーテル構成要素のみと相互作用し、インプラントへの直接的な取付を有していない、ベイルアウト縫合糸の方法である。
本発明の1つの代替的例示的実施形態は、送達カテーテル構成要素およびインプラントの両方と相互作用する、ベイルアウト縫合糸の方法である。
本発明の1つの代替的例示的実施形態は、ベイルアウト縫合糸が、インプラントの一部である、簡略化されたベイルアウトシステムである。
カテーテルの遠隔制御された操舵性およびインプラントの作動
本発明の例示的実施形態は、手技前、手技中、および/または手技後の、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式のインプラントならびに/もしくはカテーテルの作動を含む。
本発明の例示的実施形態は、手技前、手技中、および/または手技後の、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式の送達システムもしくはカテーテルの操舵を含む。
本発明の例示的実施形態は、ニチノールモータまたは類似のアクチュエータを使用した、手技前、手技中、ならびに/もしくは手技後の、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式のインプラントおよび/またはカテーテルの作動を含む。
本発明の例示的実施形態は、大腿静脈および/または頸静脈アクセスを介して僧帽弁逆流を治療するための、経カテーテル切端修復(TEER)システムを備える。
本発明の例示的実施形態は、大腿静脈および/または頸静脈アクセスを介して三尖弁逆流を治療するための、TEERシステムを備える。
調節可能、静的、動的スペーサ
本発明の例示的実施形態は、自己シール型シールおよび除去可能な繋留体を使用した、手技前、手技中、ならびに/もしくは手技後の、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式、手動式のスペーサの伸張または萎縮を含む。
本発明の例示的実施形態は、外部ポンプおよび/または埋込式ポンプを使用した、手技前、手技中、ならびに/もしくは手技後の、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式、手動式の動的スペーサの伸張または萎縮を含む。
本発明の例示的実施形態は、自動、遠隔、電気的、マイクロプロセッサベース、電子的、ソフトウェア制御式、遠隔制御式、手動式の外部ポンプおよび/または埋込式ポンプを使用した、手技前、手技中、ならびに/もしくは手技後の動的スペーサの伸張または萎縮を含む。
本発明の例示的実施形態は、血栓塞栓化リスクを軽減させるように構成される、スペーサの種々の方法を含む。
本発明の例示的実施形態は、弁逆流を軽減させるように構成される、スペーサの種々の方法を含む。
本発明の例示的実施形態は、両方の尖に取り付けられたとき、弁逆流を軽減させるように構成される、スペーサの種々の方法を含む。
本発明の例示的実施形態は、単一の尖に取り付けられたとき、弁逆流を軽減させるように構成される、スペーサの種々の方法を含む。
非外傷性の返し、摩擦要素、グリッパー
本発明の例示的実施形態は、尖の外傷および/または引裂リスクを軽減させるように構成される、返しの種々の設計を備える。
本発明の例示的実施形態は、索状体の外傷、引裂、断裂、および/または絡合リスクを軽減させるように構成される、返しの種々の設計を備える。
尖把持アームを伴う弁置換デバイスおよび/またはベイルアウトを伴うグリッパー
弁置換システムのための最新の解決策は、動的または手動で作動可能な尖把持特徴を有していない。典型的には、それらは、受動型の返し、またはある時は、尖と係合もしくは係脱するように能動的に制御され得る、伸長型の返しのいずれかである。故に、いったん係合されると、それらは、本デバイスをベイルアウトまたは後退させるように容易に係脱されることはできない。これは、
・係脱させる必要性が、多くの場合、デバイス全体がカテーテル内に後退されることを要求すること、
・埋込手技における、はるかに早期の「帰還不能点」が、準最適な展開を余儀なくさせること、
等の問題につながる。
本発明の例示的実施形態は、弁置換デバイスに、TEERデバイスに類似する、尖把持アームおよび/またはグリッパーの実績のある方法を組み込むことを含む。
本ハイブリッドシステムの1つの特定の利点は、補綴弁埋込の間の複数の把持または尖係合試行を可能にする、ロバストな「帰還不能点」である。
本ハイブリッドシステムの1つの特定の利点は、弁置換デバイスの遊走を軽減させるようなロバストな把持または尖係合である。
本ハイブリッドシステムの1つの特定の利点は、より小さいまたはあまり妨害的ではない弁置換デバイス設計をもたらす、ロバストな把持または尖係合である。
人間工学的な、単一ユーザ向けかつ小型外形の2カテーテルまたは3カテーテル送達システム
MitraClip(登録商標)は、非人間工学的かつ使用が困難であり、長い学習曲線を有する、25フレンチの3カテーテルシステムを介して送達される。同様に、Pascalも、22フレンチの3カテーテルシステムを介して送達される。文献によると、22フレンチカテーテルは、医原性心房中隔欠損(iASD)の約50%の持続率を有する。外形サイズ14~20フレンチは、約23%のiASD率を有し、12フレンチは、約6.8%の率を有する。
本発明の1つの特定の利点は、大腿静脈または頸静脈を介してTEERデバイスを送達するための、単純で直観的な、使用が容易な12または14フレンチの2カテーテルシステムである。
本発明の1つの特定の利点は、単一のユーザ/オペレータによって埋め込まれ得る、TEER送達システムである。
一例示的実施形態では、複雑な多平面湾曲部が、補剛部材およびワイヤの組み合わせを使用して達成される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC内の近位カーブが、面内の撓曲を可能にしながら、面外の屈曲を防止する補剛部材を使用することによって、単一の平面に限定される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC内の近位カーブは、厚さを中心として容易に屈曲するが、しかしながら、慣性の異方性モーメントに起因して、幅を中心とした屈曲に抵抗する、長方形の平坦なワイヤから作製され得る補剛部材を使用することによって、単一の平面に限定される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC内の近位カーブは、厚さを中心として容易に屈曲するが、しかしながら、慣性の異方性モーメントに起因して、幅を中心とした屈曲に抵抗する、長方形の平坦なワイヤから作製され得る補剛部材を使用することによって、単一の平面に限定される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC内の近位カーブは、補剛部材としての操舵ならびに機能の両方を提供するように、平坦な長方形ワイヤを使用して操舵される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC内の近位カーブは、補剛部材としての操舵ならびに機能の両方を提供するように、平坦な長方形ワイヤを使用して操舵される。
一例示的実施形態では、右心房/SVC(近位操舵可能区分)内での1方向または2方向面内操舵が、補剛部材としての操舵ならびに機能の両方を提供するように、平坦な長方形ワイヤを使用して達成される一方、直交する平面における3方向もしくは4方向操舵が、左心房(遠位操舵可能区分)内で丸みを帯びたワイヤを使用して達成される。
本発明の1つの利点は、インプラントの平坦な平面と合致する送達カテーテルハンドルの平坦な平面であり、アクチュエータロッドアーム597およびアクチュエータロッドグリッパー598の各々の対が、インプラントアームならびにグリッパーのそれらの対応する対と直観的に整合する。
回収、ベイルアウト、漏斗、コイル、ファン、ガイド
MitraClip(登録商標)等の大型デバイスの1つの問題は、ベイルアウトの間のガイドカテーテル内への本デバイスの後退が、多くの場合、容易ではないことである。本発明の1つの利点は、本デバイスをガイドカテーテルの内側に指向することに役立つ、拡張可能な漏斗である。
一例示的実施形態では、拡張可能な漏斗は、ガイドカテーテルの一部である。
一例示的実施形態では、拡張可能な漏斗は、送達カテーテルの一部である。
一例示的実施形態では、拡張可能な漏斗は、救助カテーテルの一部である。
いくつかの例示的実施形態のように、ベイルアウトの間にインプラントを身体から安全に後退させ、除去するための指向する機能が、カテーテルの遠位先端における漏斗、コイル、ファン、および/またはバルーン特徴ならびに/もしくはインプラントのすぐ近傍のバルーン特徴を使用することによって達成される。
本発明の1つの利点は、拡張可能なインプラント後退特徴が、尖または障害物を横断した本デバイスの容易な挿入/通過のための制限されない遠位送達カテーテル区分615を可能にすることである。
以下の付番された付記は、本明細書に説明される発明の他の実施例、側面、および実施形態を説明する。
1.尖の接合、弁輪の締結、および血栓塞栓化付記
2.解剖学的弁をクリップ留めするための方法であって、
複数の拡張可能なスペーサと、外側アームの対と、内側アームの対とを有する弁クリップを、解剖学的弁に隣接する場所まで前進させることと、
(1)外側アームの対および(2)内側アームの対のうちの少なくとも一方を、隣接する外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間を開放するように付勢することと、
1つの弁尖が、左の外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間内に位置付けられ、別の弁尖が、右の外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間内に位置付けられるように、弁クリップを位置付けることと、
左の外側アームおよび内側アームならびに右の外側アームおよび内側アームが、弁尖を覆って自己閉鎖し、それらを固着させるように、外側アームまたは内側アームの少なくとも1つの対上の付勢を解放し、スペーサを拡張させることと
を含む方法。
3.スペーサは、尖、デバイス、および/または組織の間の間隙内で拡張される、付記2に記載の方法。
4.スペーサ体積は、電気機械式ポンプによって動的に制御され得る、付記2に記載の方法。
5.スペーサ体積は、手技中または手技後、取外可能な繋留体を使用して調節可能であり得る、付記2に記載の方法。
6.スペーサは、拡張され、間隙を充填し、血栓塞栓症を防止する、付記2~5に記載の方法。
7.スペーサは、拡張され、尖を支持する、付記2~5に記載の方法。
8.スペーサは、拡張され、尖間の逆流間隙を充填する、付記2~5に記載の方法。
9.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において傾斜または屈曲され、最小限の間隙を伴って、もしくはそれを伴わず、尖を接合する、付記2~8に記載の方法。
10.外側アームは、例示的な図56におけるように、先端において弾性的に可撓であり、ロバストな力を用いて尖を接合する、付記2~9に記載の方法。
11.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において屈曲され、ロバストな力を用いて尖を接合する、付記2~9に記載の方法。
12.尖間の間隙は、好ましくは、<1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...、19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
13.尖間のロバストな接合力は、好ましくは、<0.5重量ポンドまたは0~0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、1.75、2、2.25、2.5、2.75、3、3.25、3.5、3.75、...、49.75、および/または50重量ポンドである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
14.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
15.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
16.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
17.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
18.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載の方法。
19.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、血管内心臓弁修復システム。
20.内側アームおよび外側アームの単一の対と、対応する単一の反転具とを備える、付記19に記載のデバイス。
21.拡張可能/圧縮可能なスペーサを備える、付記19および20に記載のデバイス。
22.間隙を充填する、および/または尖に支持を提供するように構成される、付記19ならびに20に記載のデバイス。
23.スペーサは、尖、デバイス、および/または組織の間の間隙内で拡張される、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
24.スペーサ体積は、電気機械式ポンプによって動的に制御され得る、上記または下記の付記に記載のデバイス。
25.スペーサ体積は、手技中または手技の後、取外可能な繋留体を使用して調節可能であり得る、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
26.スペーサは、拡張され、間隙を充填し、血栓塞栓症を防止する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
27.スペーサは、拡張され、尖を支持する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
28.スペーサは、拡張され、尖間の逆流間隙を充填する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
29.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において傾斜または屈曲され、最小限の間隙を伴って、もしくはそれを伴わず、尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
30.外側アームは、例示的な図56におけるように、先端において弾性的に可撓であり、ロバストな力を用いて尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
31.外側アームは、例示的な図54および55におけるように、先端において屈曲され、ロバストな力を用いて尖を接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
32.尖間の間隙は、好ましくは、<1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
33.尖間のロバストな接合力は、好ましくは、<0.5重量ポンドまたは0~0.25、0.5、0.75、1、1.25、1.5、1.75、2、2.25、2.5、2.75、3、3.25、3.5、3.75、...49.75、および/または重量50ポンドである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
34.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
35.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
36.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
37.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
38.内側アームまたは外側アームの幅は、好ましくは、約3mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmだけ、尖捕捉部の幅を増加させるように拡張する、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
39.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
40.外側アームおよび内側アームの単一の対を備え、単一の尖が、アームの間で捕捉される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
41.外側アームのみの少なくとも1つの対を備え(内側アームはなし)、外側アームの対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、尖が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、尖を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
42.外側アームのみの少なくとも1つの対を備え(内側アームはなし)、外側アームの対は、離れるように付勢され、それらの間に尖捕捉空間を生成し、尖が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、少なくとも2つの尖を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、上記または下記の付記に記載のデバイスの変形例。
43.本デバイスは、対向する生体内力より大きい力で尖をロバストに接合する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
44.本デバイスは、弁輪を締結する、上記または下記の付記に記載のデバイス。
45.本デバイスは、好ましくは、1mm~6mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...、59.5、および/または60mm、弁輪を締結する、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
46.弁置換
47.拡張可能な弁置換デバイスであって、
本デバイスに結合される第1の内側アームおよび第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、
本デバイスに結合される第2の内側アームおよび第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対と、
補綴弁を備えるスキャフォールドであって、クリンプされた構成から拡張された構成に拡張するように構成される、スキャフォールドと、
を備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成され、該スキャフォールドは、組織が各々のアームの対によって捕捉された後、拡張される、拡張可能な弁置換デバイス。
48.血管内心臓弁置換システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉位置に引き込ませ、さらに、近位方向に引き寄せることが、アームの外側区分を反転位置に引き込むように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、血管内心臓弁置換システム。
49.解剖学的弁と補綴弁を置換するための方法であって、
外側アームの少なくとも1つの対と、内側アームの対とを有する、補綴弁デバイスを、解剖学的弁に隣接する場所まで前進させることと、
(1)外側アームの対および(2)内側アームの対のうちの少なくとも一方を、隣接する外側アームと内側アームとの間の弁尖捕捉空間を開放するように付勢することと、
1つの弁尖が、第1の外側アームおよび内側アームの対の間の弁尖捕捉空間内に位置付けられ、別の弁尖が、第2の外側アームおよび内側アームの対の間の弁尖捕捉空間内に位置付けられるように、弁クリップを位置付けることと、
第1の外側アームおよび内側アームの対ならびに第2の外側アームおよび内側アームの対が、自己弁尖を覆って自己閉鎖し、それらを固着させるように、外側アームまたは内側アームの少なくとも1つの対上の付勢を解放することと、
必要とされる場合、自己弁尖捕捉シーケンスを繰り返すことと、
尖が捕捉された後、補綴弁デバイスを拡張させることと
を含む、方法。
50.内側アームおよび外側アームの単一の対を備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスならびに方法付記に記載の変形例。
51.内側アームおよび外側アームの複数の対を備え、より多い尖のものを捕捉する、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスならびに方法付記に記載の変形例。
52.少なくとも1つの外側アームを備え、組織/尖は、アームと補綴弁デバイスとの間の空間内で捕捉される、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
53.弁周囲の漏出を防止するための少なくとも1つの拡張可能なスペーサを備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
54.調節可能な体積を伴う少なくとも1つのスペーサを備える、弁置換デバイスの上記または下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
55.動的、遠隔、電子的、手動、または自動的に調節され得る、少なくとも1つのスペーサを備える、弁置換デバイスの上記もしくは下記のデバイスおよび方法付記に記載の変形例。
56.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
57.内側アームの厚さは、好ましくは、約0.20mmまたは0.01~0.1、0.12、0.14、0.16、0.18、0.2、0.22、0.24、0.26、0.28、0.3、0.32、0.34、0.36、0.38、0.4、0.42、...、9.8、および/または10mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
58.外側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
59.内側アームの幅は、好ましくは、約2.1mmまたは0~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...19.5、および/または20mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
60.外側アームおよび内側アームの対の間で捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
61.アームによって捕捉される尖の最大長は、好ましくは、5mm~20mmまたは0.25~0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、...59.5、および/または60mmである、上記もしくは下記の付記に記載のデバイス。
62.一般的付記
63.デバイスまたは方法であって、本願の図のうちのいずれかに示されるような、デバイスまたは方法。
64.デバイスまたは方法であって、本願の図のうちのいずれかの組み合わせから導出され得る、デバイスまたは方法。
65.デバイスまたは方法であって、本願に説明もしくは解説されるような、デバイスまたは方法。
66.デバイスまたは方法であって、本願の説明もしくは解説のうちのいずれかの組み合わせから導出され得る、デバイスまたは方法。
67.拡張可能なアームであって、図1A~7Bのうちのいずれかに示される、またはそれから導出されるような、拡張可能なアーム。
68.解放バーであって、図8A~8Bのうちのいずれかに示される、またはそれから導出されるような、解放バー。
69.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図9A~12Gのうちのいずれかに示される、もしくはそれから導出されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
70.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図9Bに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
71.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図10Bに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
72.ベイルアウトシステムまたは方法であって、図12Dに示されるような、ベイルアウトシステムまたは方法。
73.スペーサデバイスまたは方法であって、図27に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
74.スペーサデバイスまたは方法であって、図28に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
75.スペーサデバイスまたは方法であって、図29に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
76.スペーサデバイスまたは方法であって、図30に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
77.スペーサデバイスまたは方法であって、図31に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
78.スペーサデバイスまたは方法であって、図32、33、34、35、36、ならびに/もしくは37に示されるような、スペーサデバイスまたは方法。
79.スペーサデバイスまたは方法であって、図27~27のうちのいずれかに示される、もしくはそれから導出されるような、スペーサデバイスまたは方法。
80.デバイスまたは方法であって、ロバストな組織接合ならびに/もしくは弁輪締結を提供するように構成される、図38に示されるような、デバイスまたは方法。
81.デバイスまたは方法であって、図38、39、40、41、42、43、ならびに/もしくは44に示されるような、デバイスまたは方法。
82.尖把持デバイスまたは方法であって、図53に示されるように、スペーサを備える、尖把持デバイスまたは方法。
83.組織把持デバイスまたは方法であって、図54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、ならびに/もしくは65に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
84.組織把持デバイスまたは方法であって、図66、67、68、69、70、ならびに/もしくは71に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
85.組織把持デバイスまたは方法であって、図72、74、75、ならびに/もしくは76に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
86.組織把持デバイスまたは方法であって、図78ならびに/もしくは79に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
87.組織把持デバイスであって、図81、82、ならびに/もしくは83に示されるような、非外傷性の返しを伴う尖把持アームを備える、組織把持デバイス。
88.組織把持デバイスまたは方法であって、図84ならびに/もしくは85に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
89.解放バーであって、図86に示されるような、解放バー。
90.組織把持デバイスまたは方法であって、図87、88、89、90、91、92、93、94、95、ならびに/もしくは96に示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
91.組織把持システムまたは方法であって、図97、98、ならびに/もしくは99に示されるような、組織把持システムまたは方法。
92.解放バーであって、図100に示されるような、解放バー。
93.弁置換デバイスまたは方法であって、図102、103、104、105、106、107、ならびに/もしくは108に示されるような、弁置換デバイスまたは方法。
94.弁置換デバイスまたは方法であって、弁傍漏出をシールするように構成される拡張可能なスペーサを備える、図102、103、104、105、106、107、ならびに/もしくは108に示されるような、弁置換デバイスまたは方法。
95.弁修復または置換デバイスもしくは方法のためのカテーテル送達システムであって、図109A、109B、109C、および/または109Dに示されるような、カテーテル送達システム。
96.弁修復または置換デバイスもしくは方法のための操舵可能ガイドカテーテルであって、図110、111、112、113、および/または114に示されるような、補剛部材もしくは補剛引動ワイヤを備える、操舵可能ガイドカテーテル。
97.弁修復または置換デバイスもしくは方法のための送達カテーテルハンドルであって、図115、116、117、118、および/または119に示されるような、送達カテーテルハンドル。
98.弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法であって、図120、121、123、124、および/または125に示されるような、弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法。
99.弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法であって、図126および/または127に示されるような、弁修復または置換インプラント後退もしくは回収特徴/構成要素または方法。
100.送達カテーテルであって、図128に示されるように、遠位区分内に、ガイドカテーテルから外に前進されると、摩擦を低減させ、直線度を維持するように構成される、外部ばね625を備える、送達カテーテル。
101.救助カテーテルまたは方法であって、図129A、129B、129C、ならびに/もしくは129Dに示されるような、救助カテーテルまたは方法。
102.組織把持デバイスまたは方法であって、図130Aならびに/もしくは130Bに示されるような、組織把持デバイスまたは方法。
103.仮出願第62/994,575号付記
104.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。展開シャフトまたは組織把持デバイスは、尖を追い出し、ベイルアウトを可能にするように構成される、作動可能特徴を有する。
105.ハブは、金属管であり、作動可能特徴は、埋込可能および/または除去可能な縫合糸(ワイヤ、板ばね、布、ならびに/もしくはロープ)から成り、作動は、手動式、電気式、熱式、化学式、および/または機械式を含む、付記1に記載の組織把持デバイス。
106.外側アームおよび内側アームは、金属ワイヤから成る、付記1に記載の組織把持デバイス。
107.組織把持アームの対は、内側アームが外側アームの一部であるように、単一の構成要素である、付記1に記載の組織把持デバイス。
108.組織把持アームは、人体内への埋込のために好適な金属細片、金属管、板金、および/または任意の他の可撓材料から生産される、付記4に記載の組織把持デバイス。
109.内側アームは、外側アームから離れるように付勢されるように構成される、付記4に記載の組織把持デバイス。
110.外側アームは、270度屈曲するように構成される、付記4に記載の組織把持デバイス。
111.内側アームの幅は、金属管の円周の範囲内で修正され得る、付記5に記載の組織把持デバイス。
112.内側アームは、折畳ファン様設計を形成するような強度パターンを伴う、薄い拡張可能な金属シートから成る、付記8に記載の組織把持デバイス。
113.ハブは、ピーク/谷部間型、中間支柱コネクタ型、ピーク間型、および/またはオフセットピーク間型等のステントパターン、ならびに/もしくは直線状、グリッド状、三角形、小刻み状、高速ハニカム状、および/またはフルハニカム状等の強度パターンから成り得る、付記8に記載の組織把持デバイス。
114.内側アームおよび/または外側アームは、ピーク/谷部間型、中間支柱コネクタ型、ピーク間型ならびに/もしくはオフセットピーク間型等のステントパターン、および/または直線状、グリッド状、三角形、小刻み状、高速ハニカム状、ならびに/もしくはフルハニカム状等の強度パターンを有し得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
115.内側アームは、任意の好適な方法において製織、編組、または形成される、メッシュ等の金属布であり得る可撓材料、もしくはレーザ切断または別様に切断された可撓材料から形成され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。可撓材料は、人体内の埋込のために好適である、布地、形状設定能力を提供するような形状記憶合金ワイヤ、または任意の他の可撓材料であってもよい。
116.内側アームは、内向きに付勢され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
117.内側アームは、外向きに付勢され得る、付記9に記載の組織把持デバイス。
118.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、ハブに結合される第1の可動外側アームに接続される、第1の固定内側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、ハブに結合される第2の可動外側アームに接続される、第2の固定内側アームを備える、第2の組織把持アームの対とをさらに備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成され、可動外側アームは、固定内側アームに対して開放位置と閉鎖位置との間で移動可能である、組織把持デバイス。
119.外側アームは、反転を伴わずに僧帽弁尖を解放する、尖排出特徴を有するように構成される、付記15に記載の組織把持デバイス。
120.外側アームは、金属ワイヤおよび/または縫合糸によってばね荷重された基部に結合される、付記15に記載の組織把持デバイス。
121.縫合糸は、カテーテルから延在され、小孔を通して、可動外側アームの周界に沿って取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
122.縫合糸は、カテーテルから延在され、外側アームの周界に沿って繋留ラインに取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
123.縫合糸は、カテーテルから延在され、可動外側アームの基部に結合される、引動/押動機構に取り付けられる、付記17に記載の組織把持デバイス。
124.ばね荷重された基部は、金属ワイヤ/マンドレルおよび/または縫合糸によって作動され、外側アームを上方に後退させ、僧帽弁尖を解放し得る、付記17に記載の組織把持デバイス。
125.縫合糸は、インプラントの一部または送達システムの一部であり得る、付記17に記載の組織把持デバイス。
126.基部は、ばね荷重されされる必要がない、付記15に記載の組織把持デバイス。
127.固定アームは、複数の返しから成る、付記15に記載の組織把持デバイス。
128.返しは、固定内側アームに対して10度~75度の角度であり得る、付記24に記載の組織把持デバイス。
129.返しは、可動外側アームから離れるように角度付けられ、尖上の過度の狭持力またはクリップ留め力を防止する、付記24に記載の組織把持デバイス。
130.固定内側アームは、可動外側アームから10度~350度の角度で内向きに付勢され得る、付記15に記載の組織把持デバイス。
131.可動外側アームは、可動外側アームから10度~350度の角度で外向きに付勢され得る、付記15に記載の組織把持デバイス。
132.ベイルアウトのために患者の僧帽弁尖を解放し、反転を伴わずに再度位置付けるための方法であって、引動運動において張力を解放縫合糸に印加し、可動外側アームを上向きに後退させ、それによって、固定内側アームを移動させることと、僧帽弁尖から返しを解放することと、送達システムを後退させることと、解放縫合糸を作動させ、外側アームを開放位置または閉鎖位置に移動させることとを含む、方法。
133.解放縫合糸は、金属ワイヤ、金属シャフト、金属ロッド、ポリマー縫合糸等であり得る、付記29に記載の方法。
134.解放縫合糸は、ハブに結合される、付記29に記載の方法。
135.解放縫合糸は、ハブに結合されない、付記29に記載の方法。
136.解放縫合糸は、可動外側アームに結合される、付記29に記載の方法。
137.解放縫合糸は、可動外側アームに結合されない、付記29に記載の方法。
138.解放縫合糸は、可動外側アームの基部に取り付けられる、引動/押動機構に結合される、付記29に記載の方法。
139.解放縫合糸は、可動外側アームの基部に取り付けられる、引動/押動機構に結合されない、付記29に記載の方法。
140.引動運動において張力を解放縫合糸に印加することは、可動外側アームを後退させ、固定内側アームを移動させ、それによって、弁尖から返しを解放するであろう、付記29に記載の方法。
141.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、ハブに結合される第1の可動外側アームに接続される、第1の固定内側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、ハブに結合される第2の可動外側アームに接続される、第2の固定内側アームを備える、第2の組織把持アームの対とをさらに備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、自動ベイルアウト特徴を含有するように構成される、組織把持デバイス。
142.自動ベイルアウト特徴は、内側アームおよび外側アームを通してループにされ、かつ/または螺送され、それによって、外側アームが尖捕捉の間に反転され、任意の捕獲された組織および/または索状体を抹消しているとき、緊張状態に引動されたアーム間に縫合糸を生成する、付記38に記載の組織把持デバイス。
143.ベイルアウト縫合糸は、ポリエステル糸、弾性材料、および/またはワイヤから成る、付記39に記載の組織把持デバイス。
144.心臓または静脈弁まで組織把持デバイスを送達するためのシステムであって、該デバイスは、組織把持デバイスと、組織把持デバイスのハブに除去可能に取り付けられるように構成される、展開シャフトとを備える、システム。
145.展開シャフトは、ベイルアウト特徴から成る、付記41に記載のシステム。
146.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸と、二次縫合糸とから成る、付記42に記載のシステム。
147.ベイルアウト特徴は、二次縫合糸の後退が、ベイルアウト縫合糸を弛緩させ、それによって、尖捕捉を可能にするように設計される、付記42に記載のシステム。
148.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸の後退が、二次縫合糸を弛緩させ、それによって、組織把持アームから捉えられた組織および/または索状体を抹消するように設計される、付記42に記載のシステム。
149.ベイルアウト特徴は、ベイルアウト縫合糸の後退が、二次縫合糸を弛緩させ、それによって、外側アームを反転させることなく組織把持アームから尖を解放するように設計される、付記42に記載のシステム。
150.ベイルアウト縫合糸および二次縫合糸は、ポリエステル糸、弾性材料、ならびに/もしくはワイヤから作製される、付記42に記載のシステム。
151.ベイルアウト縫合糸は、反転具に位置付けられた縫合糸ループおよび/または解放バーの第1の開口部に位置付けられた縫合糸ループを通して螺送される、付記43に記載のシステム。
152.二次縫合糸は、解放バー上の開口部のうちのいずれかおよび/または全てを通してループにするように構成される、付記43に記載のシステム。
153.該デバイスは、ポリマーでコーティングされる、ポリエステル布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
154.該デバイスは、ポリマーでコーティングされていない、ポリエステル布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
155.該デバイスは、人体内の埋込のために好適なポリエステルまたは任意の生体適合性材料であり得る、布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
156.該デバイスは、製織、編組、および/または製編され得る、布から成る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
157.該デバイスは、機械的強度を増加させる目的のための、リング、ループ、板ばね、センサ、およびアクチュエータ、ならびに/もしくはワイヤ等の、内側アームおよび/または外側アーム上への外部取付部から成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
158.該デバイスは、手動で、電気的に、化学的に、および/または機械的に作動され得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
159.該送達システムは、手動で、電気的に、化学的に、および/または機械的に作動され得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
160.該デバイスは、単一のユニットまたは複数のユニットから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
161.該デバイスは、送達カテーテルに接続される伸張管によって伸張される、単一または複数の静的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
162.該デバイスは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、センサ、および/またはアクチュエータによって制御される伸張ポートによって伸張される、単一もしくは複数の静的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
163.該デバイスは、送達カテーテルに接続される伸張管によって伸張される、単一または複数の動的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
164.該デバイスは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、センサ、および/またはアクチュエータによって制御される伸張ポートによって伸張される、単一もしくは複数の動的に拡張可能なバルーンから成り得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
165.該第1の外側アームは、第2の外側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
166.該第1の内側アームは、第2の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
167.該第1の外側アームは、第1の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
168.該第2の外側アームは、第2の内側アームより0.25mm、0.5mm、0.75mm、1mm、1.25mm等長くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
169.該第1の外側アームは、第2の外側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
170.該第1の内側アームは、第2の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
171.該第1の外側アームは、第1の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
172.該第2の外側アームは、第2の内側アームより0.25%、0.5%、0.75%、1%、5%、10%等厚くあり得る、付記1~49に記載の組織把持デバイス。
173.カテーテルハンドルであって、後退可能ロッドと、oリングと、縫合糸と、縫合糸架張器とを備え、後退可能ロッドは、圧縮されたoリングにわたって摺動可能であり、ロッドが、縫合糸に取り付けられる、および/または縫合糸架張器に加えて、縫合糸とともに取り付けられる、カテーテルハンドル。
174.ロッドは、手動で、またはロボットによって作動される、付記70に記載のハンドル。
175.縫合糸は、手動で、電気的に、機械的に、化学的に、および/またはロボットによって作動される、付記70に記載のハンドル。
176.カテーテルであって、ASAHI INTECC USA INC.製のもの等、可撓かつトルク付与可能である、ケーブルと、シャフトとを備える、カテーテル。
177.弁修復システムであって、オーディオ、視覚、触覚、rf、無線フィードバックを備える、弁修復システム。
178.仮出願第63/051,737号付記
179.組織把持デバイスであって、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後に付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。アームが平行であるとき、完全に閉鎖されたMitraClip(登録商標)インプラントは、アームの先端間に固有の空隙を有する。固有の間隙を有することは、血液要素を本区域内で捕獲させ、高剪断応力を長い周期にわたって被ることは、血栓形成および血栓塞栓をもたらす。固有の間隙は、スペーサで充填され、血栓形成のリスクを低減させることができる。
180.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性スポンジで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
181.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性の拡張可能メッシュで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
182.アームの先端間の固有の間隙は、生体適合性バルーンで充填され、これは、血液再循環区域を縮小し、血栓形成のリスクの低減をもたらす、付記1に記載の組織把持デバイス。
183.付記2に記載のスポンジは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
184.付記3に記載の拡張可能メッシュは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
185.付記4に記載のバルーンは、アームを閉鎖した後に形成される、固有の間隙を充填するために、アーム間に取り付けられる。
186.Medfreeシステムにおいて、付記5、6、および7に記載される固有の間隙の充填は、1mm未満の間隙を形成することができ、インプラントとスペーサとの間に形成される組織ブリッジは、血栓形成のリスクをなくす。
187.付記2に記載のスポンジは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
188.付記3に記載の拡張可能メッシュは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
189.付記4に記載のバルーンは、外側アームの心房側に取り付けられ、真下からの尖支持を増加させる。
190.アームの先端間の固有の間隙52は、縫合糸、接着、溶接、糊、および/または留め具を使用して1つのグリッパーの心房側に留められる、付記1に記載の組織把持デバイス。
191.固有のパケットは、図13および図17に示されるように、各スペーサが、一方のアームに留められ、間隙12を減少させる、2つの小さいスペーサ68で充填される、付記1に記載の組織把持デバイス。
192.一方のアームが、把持位置を取得するように降下(偏向)されると、第2のアームもまた、作動側に向かって移動する傾向がある。
193.解放バー上の中心柱が、アームを中心に保ち、アームのうちの一方の、他方のアームの作動の間の反対方向への通過を防止する、付記12に記載の把持の間の他方のアームの移動。
194.アームは、アーム内に種々の自由度を提供する、余剰枢動を有する、付記1に記載の組織把持デバイス。
195.アームの剛性は、ピンの数を増加させることによって、向上され、より良好な握持を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
196.可撓アームは、より良好な保持および可撓性を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
197.可撓アームは、一定の弾性ばね力を提供する、付記12に記載の余剰枢動。
198.グリッパー設計は、正中に設置される、一意の鈍的形状の摩擦要素(FE)を組み込む。
199.鈍的なレーザ平坦パターンが、尖組織の引裂を減少させる、付記16に記載の鈍的な返し。
200.付記17に記載のレーザ平坦パターンの返しは、W字形状である、またはV字形状である、もしくは湾曲されることができる。
201.付記18に記載のグリッパー設計は、いかなる尖の引裂、穿孔、および把持の損失も提供しない。
202.枢動部と保持ピンとの間の短い距離に起因する、限定された移動が、存在する、付記12に記載の枢動アーム。
203.U字ばねが、中立位置に取り付けられ、運動のより広い範囲にわたってねじのより高い移動度を提供する、付記12に記載の余剰枢動アーム。
204.ばね保持ピンのより高い比率が、アームにわたる、より緊密な握持をもたらす、付記12に記載の余剰枢動アーム。
205.240を含有する、付記1に記載の組織把持デバイス。
206.付記24に記載の送達システムの除去可能部分は、除去されると、固有の間隙を生成することができる。
207.付記25に記載の固有の間隙は、付記5、6、および7におけるように、スポンジ、拡張可能メッシュ、ならびにバルーンで充填されることができる。
208.付記26に記載の充填スペーサは、図24および図25におけるように、恒久的に広がる固有の間隙241と置換され、アーム間の固有の間隙を充填することができる。
209.外側アーム間の角度は、-90、-60、-45、-30、-15、-10、-5、0、5、10、15、20、25、30、45、60、および/または90度であり得る、付記1に記載の組織把持デバイス。
210.好ましい角度は、-10~30度であり得る、付記28に記載の外側アーム角度。
211.基部幅>上部幅である、付記1に記載の組織把持デバイス。
212.また、基部幅=上部幅でもあり得る、付記30に記載の基部幅および上部幅。
213.また、基部幅<上部幅でもあり得る、付記30に記載の基部幅および上部幅。
214.基部幅は、.1%、1%、10%、25%、50%、75%、100%、150%、200%、500%、1,000%、および/または10,000%を上回る、付記30、31、ならびに32に記載の基部幅。
215.基部幅および/または上部幅は、0.01mm、0.1mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、10mm、20mm、30mm、50mm、100mm、および/または300mmである、付記30に記載の基部幅ならびに上部幅。
216.経血管送達のため、および僧帽弁の治療の間の僧帽弁組織を継合することにおける使用のために構成される、組織固定システムであって、
本体と、
それぞれが、
本体に枢動可能に接続され、第2の端部まで延在する、第1の端部と、
第1の端部と第2の端部との間の組織係合面であって、僧帽弁の尖の一部に近似し、係合するように構成される、組織係合面と、
を含む、材料から形成される、第1の遠位要素および第2の遠位要素と、
基部区画を含む、形状記憶材料から形成される、組織握持デバイスと、
第1のアームおよび第2のアームであって、各アームは、アーム屈曲特徴によって基部区画に結合される、遠位端と、基部区画から側方に延在する、近位端と、アーム屈曲特徴内に第1の半径を伴って形成される、丸みを帯びた末端遠位端を伴う開口部を有する、2つに分岐した区画と、第1のアーム内に第2の半径を伴って形成される、テーパ状の末端近位端とを有し、第2の半径は、第1の半径より小さく、中間部分は、末端遠位端ならびにテーパ状の末端近位端の両方より大きい断面を有し、第1のアームおよび第2のアームは、相互と反対に配置され、各アームは、第1の遠位要素または第2の遠位要素のうちの一方と協働し、それらの間に僧帽弁組織の一部を受容し、保持するための空間を形成するように構成される、第1のアームおよび第2のアームと、
を備える、システム。
217.第1の遠位要素および第2の遠位要素は、埋め込まれ得る、グレード1、グレード2、グレード3、グレード4、グレード5、グレード6、グレード23、Ti-6Al-7Nb、Ti-3Al-2.5V、Ti Beta 3/Ti 11.5Mo-6Zr-4.5Sn、Ti Beta C/Ti-3Al-8V-6Cr-4Zr-4Mo、または任意の他のチタン合金等のCPチタン材料もしくはチタン材料の合金のいずれかから作製される、付記38に記載の組織固定システム。
218.第1の遠位要素および第2の遠位要素は、埋め込まれ得る、チタンまたはチタン合金もしくは任意の他の非強磁性生体材料(金属、ポリマー、および/またはセラミック)等の非強磁性材料のうちのいずれかから作製される、付記38に記載の組織固定システム。
219.経血管送達のため、および僧帽弁の治療の間の僧帽弁組織を継合することにおける使用のために構成される、組織固定システムであって、
本体と、
基部と、
それぞれが、
本体に結合され、第2の端部まで延在する、第1の端部と、
第1の端部と第2の端部との間の組織係合面であって、僧帽弁の尖の一部に近似し、係合するように構成される、組織係合面と、
を含む、形状記憶材料から形成される、第1の遠位要素および第2の遠位要素と、
複数の摩擦要素と、
基部区画と、
を備える、形状記憶材料から形成される、組織握持デバイスと、
を備え、遠位要素は、グリッパーに向かって自己付勢され、逆もまた同様であり、付勢力に対して撓曲され、外力が除去されると、空間を自己閉鎖することによってそれらの間に尖の一部を受容し、尖の一部を保持するための空間を形成するように構成される、組織固定システム。
220.遠位要素の組織係合面は、開放構成に位置付けられると、約90度またはそれを上回って離れるように角度付けられ、組織握持デバイスの第1のアームおよび第2のアームは、組織係合面に向かって移動することによって、展開前構成から展開構成に向かって移行するように構成され、第1のアームおよび第2のアームは、展開構成に位置付けられると、約90度またはそれを上回って離れるように角度付けられる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
221.遠位要素の組織係合面は、開放前構成に位置付けられると、約120度またはそれを上回って離れるように角度付けられ、組織握持デバイスの第1のアームおよび第2のアームは、組織係合面に向かって移動することによって、展開前構成から展開構成に向かって移行するように構成され、第1のアームおよび第2のアームは、展開構成に位置付けられると、約120度またはそれを上回って離れるように角度付けられる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
222.組織握持デバイスの形状記憶材料は、ニッケルチタン合金である、付記38および41に記載の組織固定システム。
223.組織握持デバイスのニッケルチタン合金は、摂氏-40、-30、-20、-10、-5~約37度の変態温度を有する、付記38および41に記載の組織固定システム。
224.組織握持デバイスのニッケルチタン合金は、摂氏約-10~約10度の変態温度を有する、付記38および41に記載の組織固定システム。
225.組織握持デバイスは、僧帽弁の尖に対して展開状態に位置付けられることに応じて、組織握持デバイスのアームが、尖に対して約0.10、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.20、0.25、0.35、0.4、0.45、0.5、0.75、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、6.0、7.0、8.0、9.0、10、12、15、20、30、50、および/または100ポンドの力を付与するように構成される、付記38および41に記載の組織固定システム。
226.組織握持デバイスのアームは、展開前構成から展開構成に移行することに応じて、遠位要素が、遠位要素のいかなる近位移動も伴うことなく開放構成にある間、展開し、遠位要素の組織係合面に対して僧帽弁組織を係合させる、付記38および41に記載の組織固定システム。
227.組織握持デバイスのアームの全長は、展開前構成から展開構成に移行することに応じて、遠位要素が開放構成にある間、遠位要素の組織係合面に対して僧帽弁組織を係合させる、付記38および41に記載の組織固定システム。
228.形状記憶材料から形成される組織握持デバイスは、幅および/または厚さが拡張可能である、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
229.組織握持デバイスは、0.006インチを上回る、好ましくは、0.0063インチ~0.201インチの厚さの材料から成形される、付記38および41に記載の組織固定システム。
230.組織握持デバイスは、僧帽弁の尖に対して展開状態に位置付けられることに応じて、組織握持デバイスのアームが、尖に対して0.10ポンドを上回る、好ましくは、約0.11~約30ポンドの力を付与するように構成される、付記38および41に記載の組織固定システム。
231.遠位要素の自己付勢力は、尖に対して約0.10、0.11、0.12、0.13、0.14、0.15、0.20、0.25、0.35、0.4、0.45、0.5、0.75、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、3.5、4.0、4.5、5.0、6.0、7.0、8.0、9.0、10、12、15、20、30、50、および/または100ポンドだけ、近位グリッパー要素の自己付勢力を上回る、付記41に記載の組織固定システム。
232.遠位アームは、それらの間の間隙を低減させるために近接し、間隙は、0.1、0.15、0.2、0.25、0.3、0.4、0.5、1、2、3、4、5、6、10、15、20、30、50、および/または100mm未満である、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
233.遠位アームは、それらの間の間隙を低減させるために近接し、遠位アーム、グリッパー、およびそれらの間の尖は、図32に示されるように、近並置している、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
234.遠位アームは、緊密に閉鎖されると、撓曲する、付記38および41に記載の組織固定システム。
235.遠位アームは、緊密に閉鎖されると、撓曲し、尖上に弾性閉鎖力を印加する、付記38および41に記載の組織固定システム。
236.閉鎖されると撓曲する、遠位アームは、先端における尖またはグリッパー間にポケット状部を生成する、任意の実質的間隙を有していない、付記38および41に記載の組織固定システム。
237.基部は、遠位要素および近位要素とともに留められる、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
238.基部は、ねじ、リベット、クランプ、および/またはロープを使用して、遠位要素ならびに近位要素とともに留められる、付記38および41に記載の組織固定システム。
239.基部は、遠位要素および近位要素とともに、それらの間に接着される、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
240.基部は、遠位要素および近位要素とともに、それらの間に溶接される、付記38ならびに41に記載の組織固定システム。
241.全ての構成要素材料は、非強磁性である、付記38および41に記載の組織固定システム。
242.遠位要素は、拘束されていないとき、側方および/または半径方向に自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
243.近位グリッパー要素は、拘束されていないとき、側方および/または半径方向に自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
244.拡張可能要素は、遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように自己拡張する、これらの付記に記載の組織固定システム。
245.拡張可能要素は、遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように自己拡張するように遠隔で構成され得る、これらの付記に記載の組織固定システム。
246.遠位アーム、グリッパー、および/または尖間の任意のポケット状部を完全もしくは部分的に充填するように拡張可能要素を受容するように構成される、これらの付記に記載の組織固定システム。
247.尖内の任意の隣接する間隙を完全または部分的に充填するように可変的拡張可能要素を受容するように構成される、これらの付記に記載の組織固定システム。
248.拡張可能部材は、尖内の任意の隣接する間隙を完全または部分的に充填するように可変的拡張可能要素を受容するように遠隔で構成され得る、付記69に記載の組織固定システム。
249.20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、および/または0.1フレンチの管腔ガイド/導入器カテーテルシステムを使用して送達され得る、上記もしくは下記の付記のいずれかに記載の組織固定システム。好ましくは、ガイド/導入器管腔カテーテルシステムは、18フレンチ~9フレンチ、および/または好ましくは、12フレンチである。
250.組織把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、およびハブに結合される第1の外側アームを備える、第1の組織把持アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える、第2の組織把持アームの対とを備え、外側アームおよび内側アームの各々の対は、離れるように付勢され、それらの間に組織捕捉空間を生成し、組織が捕捉/把持された後、付勢されていないとき、組織を覆って弾力的に自己閉鎖するように構成される、組織把持デバイス。展開シャフトまたは組織把持デバイスは、ベイルアウトを可能にするように尖を追い出すように構成される、縫合糸を備える。補剛部材を伴うカテーテルが、所望の方向に操舵するように構成される。拡張可能要素が、尖間の任意の間隙を充填するように構成される。
251.操舵可能カテーテルシャフトであって、特定のカーブまたは方向における具体的な操舵性を可能にするように、カテーテル内、もしくはそれにわたって組み込まれる1つまたはそれより多くの補剛部材を備える、操舵可能カテーテルシャフト。
252.レーザ切断管類、小さい区分、レーザ切断細片、ワイヤ、縫合糸、ファイバ、ポリマー、セラミック、金属、および/または複合物から作製される、上記もしくは下記の付記に記載のカテーテルの補剛部材。
253.シャフトの長さに連続的または断続的に沿った、補剛部材を備える、上記もしくは下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
254.指向性操舵を補助するための、所与のパターンにおいて材料を添加または除去することによって形成される、補剛部材を備える、上記もしくは下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
255.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%近位において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
256.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%遠位において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
257.シャフトの90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、10%、5%、1%中心において、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
258.大腿静脈およびIVCから心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
259.頸静脈およびSVCから心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
260.大腿動脈から大動脈を介して心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記または下記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
261.頸動脈から大動脈を介して心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
262.心臓弁にアクセスするための好ましい操舵性を可能にするように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
263.向上された追跡性、トルク付与性、操舵性、引動性、および/または押動性を提供するように構成される、補剛部材を備える、上記の付記に記載の操舵可能カテーテルシャフト。
264.仮出願第63/127,935号付記
265.自己弁輪と、自己尖とを有する自己僧帽弁を治療するための補綴治療装置であって、
左心室に向かって位置付けられるように構成される、下流端部と、左心房に向かって位置付けられるように構成される、上流端部と、内部とを有する、拡張可能な支持部と、
拡張可能な支持部に搭載され、下流方向における血流を可能にし、上流方向における血流を遮断するように適合される、少なくとも1つの尖アセンブリを有する、補綴弁であって、支持部の流部分および少なくとも1つの伸長部材または複数の伸長部材は、支持部から外向きに、上流方向において延在し、伸長部材は、支持部に対して内向きもしくは外向きに偏向し、自己弁輪の拡張または歪曲に適応するために十分な可撓性を有し、伸長部材は、左心房に向かった支持部の移動を阻害するように構成される補綴弁と、
支持部の下流部分に結合され、支持部の周囲に延在する、少なくとも1つのスカートであって、スカートは、補綴治療デバイスと自己弁との間の血流を阻害するように、本デバイス上で向けられる、少なくとも1つのスカートと、
下流の伸長部材および特徴に結合され、縫合糸を引張する、または弛緩させることによって伸長部材を偏向させるように構成される、少なくとも1つの縫合糸もしくは複数の縫合糸であって、伸長部材の偏向は、自己尖の繰り返される、安定化、把持、および/または解放を可能にする種々の位置に対して構成され得る、少なくとも1つの縫合糸もしくは複数の縫合糸と、
を備える、補綴治療装置。
266.自己弁輪と、自己尖とを有する自己僧帽弁を治療するための補綴治療装置であって、
左心室に向かって位置付けられるように構成される、下流端部と、左心房に向かって位置付けられるように構成される、上流端部と、内部とを有する、拡張可能な支持部と、
拡張可能な支持部に搭載され、下流方向における血流を可能にし、上流方向における血流を遮断するように適合される、少なくとも1つの尖アセンブリを有する、補綴弁であって、支持部の流部分および少なくとも1つの伸長部材または複数の伸長部材は、支持部から外向きに、上流方向において延在し、伸長部材は、支持部に対して内向きもしくは外向きに偏向し、自己弁輪の拡張または歪曲に適応するために十分な可撓性を有し、伸長部材は、心房側および心室側から自己尖を把持し、左心房に向かった支持部の移動を阻害するように構成される補綴弁と、
支持部の下流部分に結合され、支持部の周囲に延在する、少なくとも1つのスカートであって、スカートは、補綴治療デバイスと自己弁との間の血流を阻害するように、本デバイス上で向けられる、少なくとも1つのスカートと、
を備える、補綴治療装置。
267.少なくとも1つの縫合糸または複数の伸長部材に結合され、縫合糸を引張する、もしくは弛緩させることによって伸長部材を偏向させるように構成される、少なくとも1つの縫合糸または複数の縫合糸であって、伸長部材の偏向は、自己尖の繰り返される、安定化、把持、ならびに/もしくは解放を可能にする、種々の位置に対して構成され得る、少なくとも1つの縫合糸または複数の縫合糸。
268.伸長部材は、弾性、超弾性、形状記憶性、ニチノール、金属、合金、プラスチック、および/またはセラミックから作製される、付記1ならびに2に記載のデバイス。
269.心房側伸長部材は、自己尖を非外傷性に把持または解放するように設計される、付記1および2に記載のデバイス。
270.少なくともいくつかの伸長部材は、非外傷性の返しを備える、付記1および2に記載のデバイス。
271.心室側伸長部材は、自己尖を非外傷性に把持または解放するように設計される、付記1および2に記載のデバイス。
272.少なくとも1つの伸長部材は、組織カプセル化を可能にする、または助長する、布、メッシュ、コーティング、ならびに/もしくは表面特徴で被覆される、付記1および2に記載のデバイス。
273.少なくとも1つの伸長部材は、縫合糸に解放可能に取り付けられる、付記1および2に記載のデバイス。
274.少なくとも1つの縫合糸は、自己尖を伸長部材から持ち上げるように構成される、付記1および2に記載のデバイス。
275.少なくとも1つの縫合糸は、反転具を伴って構成される、付記1および2に記載のデバイス。
276.先行の共同所有される特許出願第US20200383782A1号、第PCT/US2017/042003号、および/または第PCT/0S2019/013853号におけるように、伸長部材は、心室側における内側アームならびに外側アームの対である、および/または伸長部材は、心房側におけるグリッパーである、付記1および2に記載のデバイス。
277.心臓弁の尖の固定のための捕捉デバイスであって、
捕捉デバイスが心臓の心臓弁の近傍の場所まで前進された後、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように適合される、少なくとも1つの遠位要素であって、心臓弁の少なくとも1つの尖に対して非外傷性に位置付けられるように構成され、縫合糸が、引張条件に向かって引張され、事前に少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間に捕捉された少なくとも1つの尖の解放を可能にすると、捕捉デバイスの中心から外向きに拡張し、随意に、反転するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの遠位要素と、
引張条件における縫合糸によって、近位に上向きに保持される、少なくとも1つの近位要素であって、縫合糸が弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの近位要素と、
を備える、捕捉デバイス。
278.心臓弁の尖の固定のための捕捉デバイスであって、
引張条件における縫合糸によって外向き拡張または反転構成において遠位に保持される、少なくとも1つの遠位要素であって、縫合糸が、弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心に向かって半径方向に内向きに小さくなるように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの遠位要素と、
引張条件における縫合糸によって、近位に上向きに保持される、少なくとも1つの近位要素であって、縫合糸が弛緩条件に向かって弛緩され、少なくとも1つの近位要素と少なくとも1つの遠位要素との間の少なくとも1つの尖の捕捉を可能にすると、捕捉デバイスの中心から半径方向に外向きに延在するように構成される、付勢部を有する、少なくとも1つの近位要素と、
を備える、捕捉デバイス。
279.近位要素の外向きの付勢は、遠位要素の内向きの付勢より弾力性が低い、付記11および12に記載のデバイス。
280.少なくとも1つの遠位要素は、遠位要素の対を含み、少なくとも1つの近位要素は、近位要素の対を含む、付記11および12に記載のデバイス。
281.少なくとも1つの遠位要素は、ループを備える、付記11および12に記載のデバイス。
282.少なくとも1つの遠位要素は、ワイヤを備える、付記11および12に記載のデバイス。
283.少なくとも1つの遠位要素は、花弁形状を備える、付記11および12に記載のデバイス。
284.少なくとも1つの近位要素は、少なくとも1つの遠位要素に向かって付勢される、付記11および12に記載のデバイス。
285.少なくとも1つの近位要素は、ニチノールを含む、付記11および12に記載のデバイス。
286.少なくとも1つの近位要素は、そこから延在する少なくとも1つの摩擦付属品を備える、付記11および12に記載のデバイス。
287.少なくとも1つの摩擦付属品は、少なくとも1つの返しを備える、付記11および12に記載のデバイス。
288.少なくとも1つの摩擦付属品は、複数の返しを備える、付記11および12に記載のデバイス。
289.少なくとも1つの摩擦付属品は、返しの中に組織穿通深度限定特徴を備える、付記11および12に記載のデバイス。
290.少なくとも1つの摩擦付属品は、返しの中に組織穿通深度限定特徴を備える、付記11および12に記載のデバイス。
291.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さがより短い、付記11および12に記載のデバイス。
292.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さがより長い、付記11および12に記載のデバイス。
293.少なくとも1つの近位要素は、遠位要素に対して長さが等しい、付記11および12に記載のデバイス。
294.少なくとも1つの近位要素は、近位要素の長さを0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm上回る、付記23、24、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
295.少なくとも1つの近位要素は、近位要素の長さを0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm下回る、付記23、24、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
296.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素および遠位要素の隣の対の長さより0、0.1、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100mm長い、付記11ならびに12に記載のデバイス。
297.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対を有意に下回る、付記11ならびに12に記載のデバイス。
298.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対を有意に上回る、付記11ならびに12に記載のデバイス。
299.近位要素および遠位要素の少なくとも1つの対は、尖を補足するように構成され、近位要素の付勢力は、近位要素および遠位要素の隣の対とほぼ同一である、付記11ならびに12に記載のデバイス。
300.遠位要素は、近位要素を上回る付勢力を伴って構成される、付記11、12、および/または図23、24、ならびに25に記載のデバイス。
301.遠位要素は、近位要素の付勢力を0、0.14、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100重量ポンド上回る、付勢力を伴って構成される、付記11、12、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
302.遠位要素は、近位要素の付勢力を0、0.14、0.3、0.6、0.9、1.2、1.5、1.8、2.1、2.4、5、10、20、30、および/または100重量ポンド下回る、付勢力を伴って構成される、付記11、12、ならびに/もしくは図23、24、および25に記載のデバイス。
303.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される、遠位端を有する送達カテーテルであって、反転具の対を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、内側アーム、およびハブに結合される外側アームとを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、およびハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の第1のセットと、
送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、繋留体の第2のセットと、
を備え、
制御繋留体の第1のセットは、制御繋留体の第1のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送され、
制御繋留体の第2のセットは、制御繋留体の第2のセットの近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の第1のセットの遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送される、
血管内心臓弁修復システム。
304.血管内心臓弁修復システムであって、
接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される、遠位端を有する送達カテーテルであって、少なくとも1つの反転具を有する解放バーを含む、送達カテーテルと、
送達カテーテルの解放バーに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、内側アーム、およびハブに結合される外側アームを備える尖捕捉アームの少なくとも1つの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
制御繋留体の少なくとも1つの対であって、第1の繋留体は、送達カテーテル上に、またはそれを通して位置付けられ、外側アームに結合され、外側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成され、第2の繋留体は、送達カテーテル上に、もしくはそれを通して位置付けられ、内側アームに結合され、内側アームを弁尖捕捉位置に選択的に付勢するように構成される、制御繋留体の少なくとも1つの対と、
を備え、
制御繋留体の少なくとも1つの対は、制御繋留体の近位部分を近位方向に引き寄せることが、制御繋留体の遠位部分に外側アームの外側区分を遠位方向に、弁尖捕捉、安定化、または解放位置に引き込ませるように、反転具上の側方に離間された場所を通して螺送され、
制御繋留体の少なくとも1つのセットは、制御繋留体の近位部分を引き寄せることが、繋留体に、尖解放構成にある内側アームおよび外側アームの間隙の間で捕捉される任意の尖の解放ならびに/もしくは除去によってベイルアウトを補助させるように、反転具および解放バー上の側方に離間された場所を通して、および/または本デバイスを通して螺送される、
血管内心臓弁修復システム。
305.血液/流体の逆流動を防止するように構成される、拡張可能なスペーサを備える、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
306.反転具の対は、送達カテーテルの遠位先端から第1の方向において側方に延在する、第1の反転具と、送達カテーテルの遠位先端から第2の方向において側方に延在する、第2の反転具とを備える、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
307.第1の方向および第2の方向は、相互に対向する、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
308.第1の反転具および第2の反転具はそれぞれ、送達カテーテルの遠位先端に枢動可能に取り付けられる、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
309.枢動式の取付は、第1の繋留体が近位に引動され、開放力を反転具に印加すると、反転具が、側方に展開するが、開放力がない状態では、送達カテーテルと整合して軸方向に圧潰することが可能であるように構成される、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
310.繋留体の第1のセットは、解放バーの遠位端から通過し、反転具および外側アームのそれぞれに摺動可能に結合され、解放バーに固定して取り付けられる、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
311.繋留体の第2のセットは、送達カテーテルの遠位端から通過し、内側アームのそれぞれに摺動可能に結合され、解放バーに固定して取り付けられる、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
312.内側アームおよび外側アームは、内側板ばねと、外側板ばねとを備える、付記36ならびに37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
313.内側板ばねは、側方かつ外向きに、解放バーから離れるように開放するように付勢され、外側板ばねは、側方かつ内向きに、解放バーに向かって閉鎖するように付勢され、それによって、板ばねが付勢されていないとき、尖がそれらの間で捕捉され得る、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
314.内側板ばねの外向きの開放する付勢は、外側板ばねの内向きに閉鎖する付勢未満である、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
315.全ての板ばねが、付勢がない状態であるとき、外側板ばねが、内側板ばねを側方に閉鎖するであろうように、外側板ばねは、略直線であり、付勢されていないとき、解放バーにわたって接近して置かれる、付記36および37に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
316.弁修復尖把持デバイスであって、展開シャフトに除去可能に取り付けられる、ハブと、離れるように付勢され、尖捕捉空間を生成するように構成される外側アームおよび内側アームの2つの対と、スペーサ拡張可能部材、典型的には、スペーサとして作用するような、伸張可能なバルーンまたはメッシュと、不正確に把持された尖を把持解除するための反転具と、非滑性把持のための、内側アーム内の返しと、該スペーサを伸張もしくは萎縮させるための取外可能な繋留体とを備える弁修復尖把持デバイス。
317.該反転具は、尖から該遠位アームを把持解除し、該遠位アームを再度位置付ける、付記49に記載の尖把持デバイス。左心室内の該アームの能動的移動が、該アームが展開され、尖を把持した後、該心室縫合糸および該反転具の助けを借りて達成される。
318.心室側におけるアームに加えて、心房側において使用され、心臓弁の上部平面および底部平面から尖をより良好に位置付ける、係合させる、再度位置付ける、ならびに操作することを促進し得る、グリッパーをさらに備える、付記49に記載の実施形態。
319.操作されると、該心房縫合糸は、反転具を用いることなく尖からアームを把持解除する、付記49に記載の尖把持デバイス。
320.該スペーサは、一方の尖に係合する一方、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットは、他方の尖に係合する、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
321.弁修復尖把持デバイスであって、該拡張可能部材またはバルーンは、より低い応柔性を有し、他方の尖が、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットによって係合される間、一方の尖に係合するように堅性である、弁修復尖把持デバイス。
322.該拡張可能部材またはバルーンは、より高い応柔性を有し、他方の尖が、該内側アームおよび該外側アームの1つのセットによって係合される間、該拡張可能部材を、該拡張可能部材上に付与される圧力に基づいて一方の尖に共形化させる、付記49に記載の弁修復尖把持デバイスのための方法。
323.Obalonの第US20180185185号におけるような、該取外可能な繋留体管は、手技の間および埋込後に空間のサイズならびに形状に対して該拡張可能部材を調節するために採用され得る、付記49に記載の弁修復尖把持デバイスのための方法。
324.該返しは、該内側アームに取り付けられ、いったん把持されると、尖の緊密な非滑性握持を可能にする、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
325.該内側アームの対は、外側アームより長く、把持された後、尖間に1mm未満の距離を伴う、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。
326.該内側アームの対は、外側アームと共面であり、把持された後、尖間に1mm未満の距離を伴う、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。該内側アームおよび該外側アームは、同一の高さである。
327.外側アームより短い内側アームの対を備える、付記49に記載の弁修復尖把持デバイス。これは、尖の間に空間が存在しないため、尖が、相互に接触し、それらの間に組織を形成することを可能にする。
328.拡張可能部材であって、インプラントを部分的または完全のいずれかになるように包含するためにガイドカテーテルから外に押動されると、漏斗の形状を弾性的かつ弾力的にとり、ガイドカテーテル内に戻るようにインプラントを後退させると、管の形状をとり、送達カテーテル内側に完全に嵌合する、漏斗形状の拡張可能メッシュをさらに備える、拡張可能部材。
329.315によって示される距離は、0~1、2、3、4、...、24、および/または25cmであり、313によって示される距離は、0~1、2、3、...、99および/または100cmである、図31におけるような、付記49に記載の方法。
330.後退器デバイスであって、以前に展開されたインプラントを捕捉する、部材と、操舵可能ガイドカテーテルと、送達カテーテルとを備える、後退器デバイス。
331.該部材は、押動されるとコイル解除し、インプラントを捕捉し、インプラントを包含する、コイル状の板ばねである、付記64に記載の特徴。該部材は、ガイドカテーテルによってカプセル化され、単一のアームを用いてインプラントをベイルアウトする。
332.該部材は、押動されるとコイル解除し、インプラントを捕捉し、該ガイドカテーテルによって包含され、2つのアームを用いてインプラントをベイルアウトする、2つのコイル状の板ばねを有する、付記64に記載の特徴。
333.該部材は、インプラントを捕捉し、該ガイドカテーテルによって包含され、あるインプラントをベイルアウトする、ファン形状構造である、付記64に記載の特徴。
334.該送達カテーテルをカプセル化し、鋭的カーブにおける容易な操縦を可能にする、レーザ切断されたニチノール管から作製される、ばねコイルをさらに備える、付記64に記載の実施形態。該ばねコイルはまた、該カテーテルを常時、直線様式において位置付ける。
335.救助カテーテルであって、シャフトと、該送達カテーテルおよびインプラントの回収のためのスリットを伴う、遠位端とを備える、救助カテーテル。
336.該救助カテーテルは、送達カテーテルに加えて、インプラントを捕捉し、それを完全に包含し、該ガイドカテーテルを介したインプラントのベイルアウトを可能にする、付記69に記載の方法。
337.該救助カテーテルは、ガイドカテーテルにわたって挿入される、付記69に記載の方法。
338.インプラント捕捉救助カテーテルであって、
339.インプラント送達カテーテルと、
340.ガイドカテーテルと、
341.を備え、救助カテーテルは、スリットおよび/または「c」字形状断面を伴う、円筒形断面と、送達カテーテルならびに/もしくはガイドカテーテルの長さに延設され、近位に延在する、長いシャフトとを有する、インプラント捕捉救助カテーテル。
342.救助カテーテルは、ガイドカテーテル内に、かつ送達カテーテルにわたって挿入されるように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
343.円筒形断面は、拡張可能であり、ガイドカテーテルの遠位先端を越えて延在されるとき、拡張し、後退されたとき、ガイドカテーテル内にインプラント送達カテーテルを後退させることに役立つように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
344.円筒形断面は、非外傷性に、ガイドカテーテルにわたって摺動するように構成される、付記72に記載の救助カテーテル。
345.外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmである、例示的な図42におけるように説明されるデバイス。
346.外側アームの厚さは、0.12、0.16、0.20、....、3.12、および/または3.15mmである、例示的な図42におけるように説明されるデバイス。
347.グリッパーの厚さは、好ましくは、約0.20mmである、例示的な図42および/または図46~50におけるように説明されるデバイス。
348.グリッパーの厚さは、0.12~0.16、0.20、....、3.12、および/または3.15mmである、例示的な図42ならびに/もしくは図46~50におけるように説明されるデバイス。
349.外側アームの屈曲領域における断面は、0、1、2、3、...、999、および/または1,000%だけ、グリッパー屈曲断面を上回る、例示的な図42ならびに/もしくは図46~50におけるように説明されるデバイス。
350.FCoaptは、0~0.1、0.2、0.3、...、19.9、および/または20重量ポンドである、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
351.本デバイスの先端における尖間の距離は、約0、0.1、0.2、0.3、...、4.9、および/または5.0mm、または0~0.1、0.2、0.3、...、4.9、および/または5.0mm、好ましくは、1mm未満である、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
352.アームおよび/またはグリッパーは、約0、0.1、0.2、0.3、...、19.9、および/または20%、好ましくは、1%~6%の自己付勢歪みを有するように構成され得る、例示的な図42ならびに/もしくは図50におけるように説明されるデバイス。
353.外側アームは、図49におけるように、尖接合を最大化する構成において、先端で屈曲される、例示的な図42および/または図50におけるように説明されるデバイス。
図1Aは、圧縮性ワイヤから成る、スリットを伴う圧縮可能なばねベースの単一のリングおよび/またはループを伴う、組織固定デバイスの外側アーム構成要素の例示的実施形態を示し、リングの近位部分は、外側アーム上に固定される。
図1Bは、連続的リングおよび/またはループを伴う、同一の外側アームを示し、リングの近位部分は、1つまたは2つおよび/またはそれより多くの端部において外側アーム上に固定される。
図1Cは、固定された近位部分および独立している遠位部分を伴う、連続的リングならびに/もしくはループを伴う、同一のアームを示す。リングは、円形、楕円形、長方形、z字形状、s字形状、v字形状、u字形状、w字形状、ジグザグ形状、および/または任意の圧縮可能な形状であってもよい。
図2は、拡張可能な歯部から成る、外側アームの例示的実施形態を示す。
図3は、半径方向および/または側方に拡張するにつれて長さが短縮する、拡張可能なステント材料から成る、外側アームの例示的実施形態を示す。
図4Aは、複合幾何学形状の伸長スロットから成る、外側アームの例示的実施形態を示す。
図4Bは、側方に、菱形形状構成まで拡張する際の外側アームを示す。
図5Aは、分割された外側アームの例示的実施形態を示す。
図5Bは、側方に、V字形状構成まで拡張される、図5Aの外側アームを示す。
図6Aは、拡張可能なステントパターンを備える、外側アームの例示的実施形態を示す。
図6Bは、外側アームに取り付けられ得る、例示的な拡張可能ワイヤ外形を図示する。
図7Aは、組織固定デバイスの外側アーム構成要素が、折畳(日本風)ファン様設計に拡張する、組織固定デバイスの例示的実施形態の側面図を図示する。
図7Bは、該図7Aデバイスの代替図を示す。
図8Aは、作動縫合糸/ワイヤのための複数の小さい開口部60と、ガイドワイヤ/解放マンドレルのための複数のより小さい開口部62とを備える、解放バーの近位部分の上下図を示す。
図8Bは、縫合糸ループを係留するための複数の開口部を伴う、解放バーを示す。
図8Cは、縫合糸ループを構成するために使用され得る、解放バー上の開口部78を示す。
図8Dは、図8Cに示される開口部を通してループにされる、例示的ベイルアウト縫合糸93を示す。
図9Aは、ベイルアウト縫合糸が展開されていない、送達カテーテルの一部としてベイルアウト縫合糸の概略図を示す。
図9Bは、ベイルアウト縫合糸が展開されている、図9Aの概略図を図示する。
図10Aおよび10Bは、付加的な拘束縫合糸ループ120、122を使用する、ベイルアウト縫合糸の代替構成を示す。
図11Aおよび11Bは、インプラントの一部として自動ベイルアウト特徴を伴う、例示的実施形態を図示する。
図12A~12Dは、インプラントの一部であり、外側アームおよび内側アームの両方と相互作用する、手動で作動可能なベイルアウト縫合糸を備える、例示的実施形態を図示する。
図12E~12Gは、インプラントの一部であり、外側アームと相互作用する、手動で作動可能なベイルアウト縫合糸を備える、例示的実施形態を図示する。
図13A~13Cは、ニチノール(または形状記憶もしくは超弾性材料)ベースのモータおよびアクチュエータを使用した例示的方法を図示する。 図13A~13Cは、ニチノール(または形状記憶もしくは超弾性材料)ベースのモータおよびアクチュエータを使用した例示的方法を図示する。 図13A~13Cは、ニチノール(または形状記憶もしくは超弾性材料)ベースのモータおよびアクチュエータを使用した例示的方法を図示する。
図14Aおよび14Bは、外側アームが、ニチノールワイヤ、細片、板金、ならびに/もしくは縫合糸を介して電気的に作動される、組織固定デバイスの例示的実施形態を図示する。
図15Aおよび15Bは、本発明の原理に従って構築されるデバイスの代替実施形態を図示する。
図16A~16Cは、操舵するためのカテーテルシャフト内で種々の構成のアクチュエータワイヤを使用する、電気的に作動される操舵可能なカテーテルの例示的概略図を示す。
図17Aは、拡張するバルーンを伴う本デバイスの例示的実施形態を使用して、二重オリフィス内に固定される僧帽弁を図示する。バルーンは、手技の間に可変的に拡張されるか、または手技後に遠隔で調節されるかのいずれであってもよい。
図17Bは、解剖学的欠陥を伴う僧帽弁上に固定される、動的に(患者の活動または心拍数、もしくは血圧等の他の極めて重要な兆候に基づく体積調節)拡張するバルーンを伴う、本デバイスの例示的実施形態を示す。1つまたはそれより多くのバルーンが、使用されてもよい。バルーンは、遠隔で繋留/伸張されてもよい。種々の数のバルーンを伴うインプラントに対する可変のバルーン取付位置が、疾患または標的僧帽弁に基づいて(もしくは三尖弁のために)構成されてもよい。
図18~21は、MitraClip(登録商標)デバイス内の対向する尖間の広い間隙を示す。 図18~21は、MitraClip(登録商標)デバイス内の対向する尖間の広い間隙を示す。 図18~21は、MitraClip(登録商標)デバイス内の対向する尖間の広い間隙を示す。 図18~21は、MitraClip(登録商標)デバイス内の対向する尖間の広い間隙を示す。
図22は、埋込後の例示的な直線デバイス255のX線画像を示す。
図23は、直線デバイス255が、埋込後に平滑かつ連続的な組織ブリッジ257を有することを示す。
図24は、湾曲デバイス260およびその狭い間隙263である。
図25および26は、スペーサで充填される並置する尖間における、スペーサで充填される広い間隙を伴う、例示的デバイスを示す。 図25および26は、スペーサで充填される並置する尖間における、スペーサで充填される広い間隙を伴う、例示的デバイスを示す。
図27~30は、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図27~30は、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図27~30は、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図27~30は、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。
図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。 図31~37は、例示的デバイス内の、支持部、および並置する尖間の間隙を充填するためのスペーサの種々の実施形態を示す。
図38~41は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において以前に説明される、例示的デバイスを示す。これらの図は、組み立てられたときの板ばねの自己付勢および接合/締結力を強調している。 図38~41は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において以前に説明される、例示的デバイスを示す。これらの図は、組み立てられたときの板ばねの自己付勢および接合/締結力を強調している。 図38~41は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において以前に説明される、例示的デバイスを示す。これらの図は、組み立てられたときの板ばねの自己付勢および接合/締結力を強調している。 図38~41は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において以前に説明される、例示的デバイスを示す。これらの図は、組み立てられたときの板ばねの自己付勢および接合/締結力を強調している。
図42A~44Cは、本デバイスの先端における内側アーム対外側アームのサイズ変動を描写する、種々の例示的実施形態を示す。 図42A~44Cは、本デバイスの先端における内側アーム対外側アームのサイズ変動を描写する、種々の例示的実施形態を示す。 図42A~44Cは、本デバイスの先端における内側アーム対外側アームのサイズ変動を描写する、種々の例示的実施形態を示す。
図45は、収縮期にある正常な僧帽弁の概略図を示す。
図46は、MRを表すような、収縮期にある、間隔を伴う僧帽弁の例示的概略図を示す。
図47は、例示的なV字形状のデバイスを伴う、より長い環状距離を示す。
図48は、不十分な締結を引き起こし、残留間隙をもたらし、それによって、MRの準最適な低減を引き起こす、環状距離の長さを示す。
図49は、弁輪を、図47のV字形状のデバイスより良好に接合および締結する、例示的デバイスを示す。
図50は、優れた締結が、MRの最適な低減をもたらすことを示す。
図51は、重度のMRを表すような、収縮期にある、非常に広い間隙を伴う僧帽弁の例示的概略図を示す。
図52は、例示的な組織接合デバイスを用いた、MRの低減を示す。
図53は、側面拡張スペーサを伴う例示的な組織接合デバイスを用いた、MRの低減を示す。
図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。 図54~65は、尖の接合および締結を改良するための代替実施形態を示す。
図66Aおよび66Bは、付加的な機械的強度のために、複数の層を伴う異なるサイズにされた板ばねから成る外側アームを伴う、組織把持デバイスの例示的実施形態を示す。
図67Aおよび67Bは、該外側アームの一部として内側アームを伴う、外側アームの例示的実施形態を図示する。
図68Aおよび68Bは、内側アームならびに外側アームが一体部品として構成される、組織固定デバイスの例示的実施形態の概略図を図示する。
図69Aおよび69Bは、ワイヤまたは縫合糸を使用して作動される、ばね付勢される外側アームを伴う、組織固定デバイスの例示的実施形態を図示する。
図70A~70Cは、一般的な傘型設計に基づく、外側アームに取り付けられる離散内側アームを備える、組織固定デバイスの例示的実施形態を図示する。
図71Aは、同軸の金属管から構成される、組織固定デバイスの例示的実施形態の上視概略図を示す。
図71Bは、同一のデバイスの側面図を示す。
図71Cは、外向きに付勢される外側アームを伴う、図71Bに示されるような、本デバイスの代替構成を示す。
図72~76は、代替的な、自己閉鎖型の自己付勢した弁修復システムの例示的実施形態を示す。 図72~76は、代替的な、自己閉鎖型の自己付勢した弁修復システムの例示的実施形態を示す。 図72~76は、代替的な、自己閉鎖型の自己付勢した弁修復システムの例示的実施形態を示す。 図72~76は、代替的な、自己閉鎖型の自己付勢した弁修復システムの例示的実施形態を示す。 図72~76は、代替的な、自己閉鎖型の自己付勢した弁修復システムの例示的実施形態を示す。
図77は、MitraClip(登録商標)デバイスのグリッパーの例示的等角図を示す。
図78は、例示的実施形態の基部および先端における、アーム角度を示す。
図79は、例示的実施形態の先端におけるアーム間の距離およびアーム間の最も広い距離である。
図80は、鋭的点523を伴う本MitraClip(登録商標)返し設計である。
図81~83は、例示的な鈍的点または丸みを帯びた返し点の種々の実施形態を示す。 図81~83は、例示的な鈍的点または丸みを帯びた返し点の種々の実施形態を示す。 図81~83は、例示的な鈍的点または丸みを帯びた返し点の種々の実施形態を示す。
図84は、尖間に位置付けられるスペーサとして作用する、拡張可能なステント、メッシュ、および/またはバルーンを伴う、例示的デバイスを図示する。
図85は、(第PCT/0S2019/013853号の図87において参照される)完全に尖間の間隙を充填するように設計された、尖間に位置付けられるスペーサとして作用する、3つの別個の膨張可能または自己拡張可能なステント、メッシュ、ならびに/もしくはバルーンを伴う、代替構成を図示する。
図86は、解放バーとともに取り付けられる1つの反転具を伴う、共同所有の米国出願第US20200383782A1号に解説されるような、例示的送達カテーテルインターフェースである。
図87は、図86に示される、送達システム上に搭載されるインプラントの例示的実施形態を示す。
図88は、グリッパーおよび外側アームの単一の対を伴う、インプラントの例示的実施形態である。
図89は、ある把持角度に向かって付勢される、インプラントの外側アームである。
図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。 図90~97は、種々の構成の拡張可能なスペーサを伴う、グリッパーおよびアームの単一の対の例示的実施形態を示す。
図97は、右心房(RA)および右心室(RV)を示す、心臓の解剖学的断面を図示する。
図98は、大腿静脈アクセスを介して下大静脈(IVC)を通して挿入されるカテーテルを伴う、図97の心臓を図示する。三尖弁に到達するためにカテーテルが行う必要がある、鋭的なUターンに留意されたい。
図99は、頸静脈アクセスを介して上大静脈(SVC)を通して挿入されるカテーテルを伴う、図97の心臓を図示する。
図100および101は、中心柱を伴う解放バーの例示的実施形態を示す。 図100および101は、中心柱を伴う解放バーの例示的実施形態を示す。
図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。 図102~108は、優れた係留のために作動可能なグリッパーおよび/またはアームを伴う、僧帽弁置換デバイスの例示的実施形態を示す。
図109Aは、スタビライザー上に搭載された、例示的な操舵可能ガイドカテーテルを示す。
図109Bは、図28Aに示される操舵可能なガイド部およびスタビライザーに加えて共搭載される、デバイス送達カテーテルを示す。
図109Cは、操舵可能なガイドシャフトおよびデバイス送達カテーテルの例示的遠位区画を示す。
図109Dは、送液ポート(および/または手動のベイルアウト作動ロッド)を伴う、例示的デバイス送達カテーテルを示す。
図110は、補剛材を組み込む、例示的な操舵可能ガイドカテーテル設計を示す。
図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。 図111~119Dは、組織把持デバイスの例示的送達システムを示す。
図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。 図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。 図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。 図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。 図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。 図120~125は、インプラントおよびインプラントを送達カテーテル内に後退させるための漏斗形状のメッシュに加えて、送達システムの種々の例示的実施形態構成を示す。
図126A~126Dは、本デバイスを送達カテーテル内に後退させることに役立つ、送達カテーテルわたる、後退可能な鋼鉄またはプラスチックコイル特徴を伴う、例示的実施形態を示す。
図127Aおよび127Bは、本デバイスを送達カテーテル内に後退させることに役立つ、後退可能なファンまたは円錐形状の特徴を備える、例示的実施形態を示す。 送達カテーテルは、図128に示されるように、遠位区分内に、ガイドカテーテルから外に前進されると、摩擦を低減させ、直線度を維持するように構成される、外部ばね625を備える。
図129Aおよび129Bは、ガイドカテーテル内への本デバイスの後退を補助するスリットを伴う、救助カテーテルの例示的実施形態を示す。図129Cおよび129Dは、そのシャフト650の近位部分上にスリット670を有する、救助カテーテルを示す。
図130Aは、尖の間の本デバイスの2つの内側アーム間に設置される、バルーンスペーサの断面図を示す。
図130Bは、2つの内側アーム間に設置される、バルーンの代替的断面図を示す。調節可能なスペーサバルーンが、尖を把持した後、伸張および/または萎縮されることができる。
以下は、本願において使用される参照番号の一覧である。
Figure 2023518978000002
Figure 2023518978000003
Figure 2023518978000004
Figure 2023518978000005
Figure 2023518978000006
Figure 2023518978000007
Figure 2023518978000008
Figure 2023518978000009
発明の詳細な説明
図1A~1Cは、外側アームの背後に位置する、リング5に作り上げられたニチノールワイヤを備える、外側アーム1の例示的実施形態を示す。リング5は、ねじ3を介して外側アーム1に取り付けられるが、しかしながら、リング5はまた、外側アーム1に、縫合糸によって取り付けられる、または溶接されてもよい。リングは、送達カテーテル内にある間、圧縮されることができる。送達カテーテルの外側にあるとき、拡張されたリングは、把持および/または機械的強度のための付加的表面積を提供する。リングは、リング7、9等の単一の円形ワイヤであることができ、区分が、外側アームの近位端上に固定され、独立している区分が、外側アームの遠位端上に固定される。リング7、9はまた、複数のコイル、パターン、および形状から作製されることができる。
図2は、歯部13、15、19を伴う、外側アーム11の代替構成を図示する。歯部13、15、19は、対で、または単体で等、複数の組み合わせにおいて、もしくは異なる方向および向きにおいて、(ニチノール等の超弾性材料を使用して)弾性的に自己拡張し、付加的な支持ならびに強度を提供するように作動および/または構成されることができる。
図3は、ステントパターンおよび性質を伴う、外側アーム21の代替構成を示す。ニチノールステントのように、外側アーム21は、矢印23、27によって示されるように、ガイドカテーテルから退出するにつれて、自己拡張し、したがって、長さが短縮する(矢印25)ように構成されることができる。ステント様の外側アームは、開放および/または独立気泡設計を有することができ、同様に、内側アームにも適用されることができる。
同様に、図4Aは、側方に拡張する伸長スロットを伴う、外側アーム30を図示する。図4Bは、外側アームが自己拡張している例示的方向(矢印32、34)を示す。(外側アーム30の)側方の拡張は、尖を把持する表面積を拡大させ、付加的な機械的支持を提供する。
図5Aは、側方に自己拡張し、把持される組織の量を増加させるように構成され得る、分割された外側アーム36を示す。図5Bは、外側アームが自己拡張する方向(矢印38、40)を示す。
図6Aは、ステントパターン、例えば、ハニカムパターン44を備える、外側アーム46の例示的実施形態を示す。ステントパターンは、平面状、3D、直線状、グリッド状、三角形、S字形状、Z字形状、V字形状、W字形状、部分的ハニカム、および/またはフルハニカムであってもよい。ステントパターン44の追加は、付加的な面積が尖を把持することを可能にする。さらに、これらのパターンは、細片金属、板金、管、および/またはワイヤ材料から製造され得る、側方ならびに/もしくは半径方向に拡張するアームを可能にする。ステントパターンはまた、内側アームにも適用され得る。図6Bは、外側アーム42に追加され、ワイヤ、薬物溶出ポリマー、センサ、および/またはアクチュエータ、ステントパターン様特徴44等、その機械的、化学的、生物学的、ならびに/もしくは電気的性質を向上させ得る、付加的な特徴/コーティングを示す。例えば、ばねワイヤ48が、外側アーム46に取り付けられ、機械的性質および表面積を増加させる。したがって、外側アーム42、46は、ステントパターン、構成要素、および複数の外側アーム層ならびに/もしくは内側アーム層の種々の組み合わせから構成されてもよい。
例えば、図7Aは、外側アーム42、46もまた、使用され得る、折畳ファン様(ヒンジ式の日本風ファン)構成における、外側基部52、50と、内側アーム54とを備える、本デバイスの代替実施形態を示す。代替的な例示的なスタックされた板ばね構成は、トラック板ばねに類似し得る。図7Bは、図7Aの該デバイスの正面図を示す。
図8Aは、作動縫合糸/ワイヤの挿入のための複数の開口部60と、ガイドワイヤ/解放マンドレルの挿入のための複数の開口部62とを備える、解放バー86の近位部分64の上面図を示す。したがって、ベイルアウト縫合糸118(図示せず)および/または二次縫合糸93(図示せず)は、アクセスを容易にし、内側アームならびに外側アームを作動させる縫合糸に印加される張力および歪みの低減を容易にするために、特徴60の2つの中間の開口部を利用する。図8Bは、解放バー86上の複数の開口部66~84を示し、縫合糸ループは、開口部のうちのいずれかに係留されることができる。図8Cは、それを通して二次縫合糸93(図示せず)がループにされる、開口部80、68を記載する、解放バー86の概略図を図示する。図8Dを参照すると、概略図が、図8Cに示される開口部を通してループにされた二次縫合糸93、および例示的デバイス5の設置を示す。したがって、二次縫合糸93は、尖捕捉の間に埋込デバイスに干渉しない。二次縫合糸93は、解放バー上の開口部のうちのいずれかを通して挿入されることができる。図8Dは、第3の開口部78を通した二次縫合糸93を実証する。
図9Aは、送達システムの一部として、例示的ベイルアウト特徴の概略図を示す。ベイルアウト縫合糸118(図示せず)は、それぞれ、反転具110、112の縫合糸ループ108、114を通して螺送される。二次縫合糸93は、解放バー86を通して螺送され、ベイルアウト縫合糸118の周囲でループにされる。二次縫合糸93が、矢印91によって実証されるように後退されると、縫合糸118のベイルアウト縫合糸区分(106、97、104、95)が、解放バー86に向かって引動/締結され、したがって、ベイルアウト縫合糸118の縫合糸区分97、95を埋込デバイスから離れるように移動させ、尖捕捉の間のベイルアウト縫合糸からの干渉を防止する。非常に小さい張力が、縫合糸118上に付与され、組織および/または索状体の偶発的な捕捉を防止し得る。しかしながら、図9Bでは、ベイルアウト縫合糸118が、矢印126によって実証されるように後退されながら、同時に、二次ベイルアウト縫合糸93が緩むことを可能にすると、ベイルアウト縫合糸118の縫合糸区分97、106、116、104、95が、緊張状態に引動され、尖捕捉の間に、埋込デバイスのアーム/グリッパー間で、または埋込デバイスと反転具110、112との間で捕獲された、任意の組織ならびに/もしくは索状体を抹消する。明白なこととして、本アクションは、内側アーム(グリッパー)を上昇させ、外側アームを降下(開放)または反転させることと対にされるべきである。
図10Aに示される異なる構成では、縫合糸区分116、124が、埋込デバイスとベイルアウト縫合糸との間に付加的なクリアランス距離を提供するために、縫合糸ループ120、122を介して解放バー86に取り付けられてもよい。したがって、図10Bは、ベイルアウト縫合糸118の後退が、縫合糸ループ120、122に、ベイルアウト縫合糸118の縫合糸区分116、124を下側位置に維持させ、さらに、埋込デバイスへの干渉を防止することを図示する。
ベイルアウト縫合糸118および二次縫合糸93は、引動ロッドを介してベイルアウト縫合糸118を作動させることが、二次引動ロッドの必要性を伴わず、ばねを伸展させ、二次縫合糸93を緩ませるであろうように、ばねシステムと結合されてもよい。
図11Aは、埋込デバイスの一部として、自動ベイルアウト特徴の概略図を図示する。ベイルアウト縫合糸132は、内側アーム128および外側アーム136を通してループにされる一方、ベイルアウト縫合糸134は、埋込デバイスの内側アーム130および外側アーム138を通してループにされる。内側アーム128、130ならびに外側アーム136、138が、把持位置にあるとき、ベイルアウト縫合糸132、134は、弛緩し、したがって、尖は、ベイルアウト縫合糸からの干渉を伴わず、捕捉されることができる。図11Bを参照すると、外側アーム138が、矢印144によって示されるように、反転位置140まで降下されると、ベイルアウト縫合糸134は、自動的に位置142まで、緊張状態に引動される。したがって、内側アーム130と外側アーム138との間で捕獲される任意の組織および/または索状体が、抹消されるであろう。加えて、反転および/または再位置付けが必要とされる場合、尖は、ベイルアウト縫合糸に起因して、容易に解放され得る。図12A~12Dは、捕捉および/またはベイルアウトを行うための代替的な例示的ステップを示す。
図12Eは、インプラントの一部として、自動ベイルアウト縫合糸の例示的実施形態を図示する。ベイルアウト縫合糸区分148、154、156は、内側アームおよび外側アームの布を通して螺送される、ならびに/もしくはそれを通過し、作動縫合糸146が後退されない限り、弛緩したままであるように構成される、連続的縫合糸である。作動縫合糸146は、送達システムの一部であるように設計され、これは、ベイルアウト縫合糸区分148の頂点の周囲でループにするように構成される。埋込デバイスの外側アームが、反転され、作動縫合糸146が、後退されると、ベイルアウト縫合糸区分148、154、156が、捉えられた索状体および/または組織が内側アームと外側アームとの間から追い出されるように、三角形形成物内に緊張した状態に引動される(図12F)。図12Gは、ベイルアウト縫合糸146が、外側アームをともに引き寄せるまで、大幅に後退される、例示的構成を示す。注記:内側アーム/グリッパーは、単純化のために、図12E~12Gの全てに示されているわけではない。
図13A~13Cは、ニチノールアクチュエータまたはモータを使用する、一般的な方法を示す。
図14Aは、ニチノール外側アーム173、175が、ニチノールモータ/アクチュエータ細片および/またはワイヤ181を用いて作動される、組織固定デバイスの例示的実施形態を示す。電流または熱が、ワイヤ181に印加されると、これは、短くなり、自己閉鎖するニチノール外側アーム173、175が、図14Bに示されるように、把持位置まで引動される。同様に、ワイヤ181は、冷却することが可能にされると、長くなり、外側アーム173、175にその元の閉鎖形状に戻るように再度位置付けさせる。
電気的に作動されるデバイスの別の構成では、図15Aは、基部183に位置付けられ、ワイヤおよび/または縫合糸181を介してニチノール外側アーム173、175に繋留される、ニチノール板ばね187、189の対を伴う、デバイスを実証する。板ばね187、189は、ニチノール等の任意の超弾性または形状記憶材料で製造されることができる。板ばね187、189を通して電流または熱を印加することは、図15Bに示されるように、それらを屈曲させ、したがって、外側アームを把持位置に引き込むであろう。ストロークの程度は、種々の構成(すなわち、把持位置およびベイルアウト)に板ばねを精密に位置付けるために付与される、熱に依存するであろう。
図16Aは、曲がり調節構造内の可撓な非圧縮性材料197内に埋設される、電気的に動作されるアクチュエータワイヤ195の略図を示す。アクチュエータワイヤ195は、0~110%のストロークを有することができる。アクチュエータワイヤは、冷却されると、加熱および緩みに伴って収縮することによって、機能する。図16Bは、電気的に駆動されるカテーテル209内に埋設された、複数のアクチュエータワイヤ213、211、223、205、217、203、201、215の正面図を図示する。カテーテル209の機能に応じて、アクチュエータワイヤ195は、サイズ、幾何学形状、および複数性が変動し得る。加えて、アクチュエータワイヤ195は、カテーテルおよび/またはカテーテル管腔の内径ならびに/もしくは外径内の任意の場所に埋設および/または位置付けられることができる。具体的なアクチュエータワイヤを電気的に加熱することは、ワイヤを具体的な位置まで移動させるであろう。例えば、アクチュエータワイヤ223および205またはアクチュエータワイヤ201ならびに215を電気的に刺激することは、カテーテル209を横方向に(それぞれ、矢印207および219)移動させるであろう。同様に、アクチュエータワイヤ213および211またはアクチュエータワイヤ217ならびに203を電気的に加熱することは、カテーテルを垂直もしくは下向きの方向(それぞれ、矢印225および221)に移動させるであろう。したがって、アクチュエータワイヤのある組み合わせを加熱することは、カテーテルをワイヤの個別の平面内に移動させるであろう。したがって、単純な回路が、カテーテルを収縮させ、所望の位置を維持するために使用される。アクチュエータワイヤは、動作の間のワイヤの高い温度および高い力を克服するために、シリコーンゴム、ptfe、fpa、ポリイミド、ならびに/もしくはpeek等の非伝導性かつ温度耐久性材料と併せて使用される。
図16Cは、平行構成におけるアクチュエータワイヤ195を伴う、カテーテル209の長手方向図を示す。図16Bにおいて議論されるように、具体的なワイヤの作動は、ワイヤの個別の平面に沿った、カテーテル内の運動を引き起こすであろう。図16Cは、カテーテル209を、アクティブ化された作動ワイヤを用いて捻転および屈曲させる、十字構成におけるアクチュエータワイヤ195ならびにアクチュエータワイヤ227を示す。例えば、アクチュエータワイヤは、約45℃~約50℃のオーステナイト仕上げ(Af)温度において収縮し、37℃~40℃において長くなるであろう。カテーテル209は、単独で、平行アクチュエータワイヤ、十字ワイヤ、または任意の順列および設計における両方の構成の組み合わせから成ることができる。加えて、ワイヤは、任意のサイズ、幾何学形状、および複数であることができる。マイクロプロセッサコントローラを使用することによって、ニチノールモータベースのカテーテルは、米国特許第10,500,373号(およびその特許の譲渡人からの全ての特許出願を含む、関連する特許群)(参照されることによって、その全体として組み込まれる)に説明される流体カテーテルと同様に動作されることができる。
アクチュエータワイヤは、送達システムまたはインプラントの反転具を移動させるために利用されることができる。板ばね付勢機構を使用することは、付勢力に応じて、約7%またはそれを上回るストロークを用いて内側アームおよび外側アームを作動させることができる。反転具に関して、単純レバーまたは二つ折り機構が、それぞれ、約120%または約90%のストロークをもたらすことができる。これらの機構のストロークは、逆付勢力を有する設計を用いて改良されることができる。
図17Aは、二重オリフィスを形成するように、尖上に固定されるクリップを伴う、僧帽弁を図示する。クリップは、取外可能かつ伸張可能である、1つまたはそれより多くの、例えば、2つのバルーン特徴235、237を有する。バルーン235、237は、送達カテーテルによって接続および制御される、管を介して伸張される。いったんバルーン235、237が、それらの推奨される体積まで伸張されると、伸張管は、送達カテーテルから取り外され、バルーン235、237からそれ自体を徐々に取り外すであろう。また、送達カテーテルは、手動で、個々および/または同時にバルーンを伸張もしくは萎縮させることができる。図16Aの場合には、バルーン235、237は、静的であり、すなわち、それらは、伸張管が取り外された後、その体積を維持する。しかしながら、図17Bは、動的バルーン239、241を伴う類似のクリップを図示し、バルーンは、機械的および/または電気的刺激(すなわち、心拍)もしくは遠隔制御(すなわち、スマートフォン)を介して制御されることができる。理想的には、本システムは、僧帽弁が完全に閉鎖しない、僧帽弁変形を患う高リスクの患者のために使用されるであろう。これらの患者の場合には、現行の慣例は、複数のクリップの使用を伴い、これは、推奨されない場合がある。したがって、バルーン239、241は、アクチュエータおよび/またはセンサ243、245を使用し、収縮期の間、伸張し、拡張期の間、萎縮する、すなわち、心拍と同期するであろう。代替として、伸張および萎縮の範囲は、例えば、睡眠、歩行、休憩、労作の間、患者のリアルタイムのニーズに合わせて可変であり、調整されることができる。データが、マイクロ電子機器、アクチュエータおよび/またはセンサ243、245を介してクリップ上で記録され、外部ソース(すなわち、スマート電子機器)に中継されるであろう。図17Aのクリップとは異なり、本クリップは、クリップの外部上の任意の場所に位置する、埋設された伸張機構を有することができる。これらのバルーンの伸張および/または萎縮は、僧帽弁移動、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ等によって引き起こされることができる。バルーン235、237およびバルーン239、241は、クリップの基部の近位部分またはクリップに沿った任意の場所に位置付けられることができる。本クリップおよびその特徴の全ての実施形態が、参照された出願第PCT/US2018/041016号ならびに第PCT/US2017/042003号から請求および拡張される。加えて、バルーン特徴は、第US7854745B2号、第US9173758B2号、および/または第US9351862B2号等の特許内に列挙された特徴を含んでもよい。
図18は、アームと暴露された剥き出しの金属構成要素247との間の広い固有の間隙249を示す、MitraClip(登録商標)デバイス251の組織病理学的断面を図示する。図19および図20は、広い固有の間隙249ならびに暴露された剥き出しの金属構成要素247を示す、完全に閉鎖されたMitraClip(登録商標)デバイスの写真を示す。血液が、図21に示されるように、ポケット状部内で、金属構成要素247にわたって凝固し得る(253)。他方では、インプラント255は、図22および23に示されるように、先端において尖をぴったりと接合する、アーム間に非常に狭い(<1mm)間隙を有する、またはほぼそれを有しておらず、良好に内皮下され、平滑な組織ブリッジの形成257を可能にする。
図24は、湾曲したグリッパー262間にポケット状部263を伴う、例示的な湾曲インプラント260を示す。
図25および26は、本質的には、切端技法ではなく、スペーサ概念である、低速のPascalインプラントを示す。MitraClip(登録商標)と異なり、スペーサは、図25および26に見られるように、尖間の広い間隙を充填し、血栓塞栓症リスクを軽減させる。しかしながら、MitraClip(登録商標)のように、設計上、尖の準最適な締結と、接合とが、存在する。故に、心臓の積極的な逆リモデリングに関する、長期間の利益が、評価されていないままである。これは、尖を効果的に締結することが、心臓の長期間の積極的逆リモデリングのための主寄与要因であることが公知であるためである。
図27、28、および29は、スペーサ264、268、270、272、274、276を使用して、グリッパー間のポケット状部を縮小するための本特許の種々の例示的実施形態を図示する。グリッパーは、ハブにわたって継合する、裂隙または間隙をともに形成し、裂隙は、凝固および血栓形成を受けやすい。スペーサ264、268、270、272、274、276は、当業者に明白であるように、拡張可能ならびに/もしくは圧縮可能なスポンジ、メッシュ、バルーン、非血栓形成性布等であることができる。これらのスペーサは、アーム間にブリッジ縫合糸を取得するように、グリッパーの心房側またはアームの心室側に取り付けられることができる。アーム間にスペーサを有することは、血液要素が本区域内で捕獲され、長い周期にわたって高剪断応力を被り、血栓形成および血栓塞栓症をもたらし得る、再循環区域を減少させることによって、血栓形成のリスクを低下させる。
図31~36は、アーム282の先端間の固有の間隙を縮小するための、本特許の例示的実施形態を描写する。図31、33、および35では、大きい例示的スペーサ264が、縫合糸、接着、溶接、糊、ならびに/もしくは留め具を使用して、中心柱またはグリッパーの心房側に留められる。図32および36は、各スペーサが個々のグリッパーに留められ、間隙249を減少させる、2つの小さいスペーサ270で充填される、固有のポケット状部を示す。図34および37は、心房側尖支持スペーサ264ならびに心室側尖支持スペーサ272、274を伴う、例示的実施形態を示す。図37は、中心スペーサを置換し得るスペーサ264を伴う、例示的実施形態を示す。加えて、実施形態は、心室スペーサを示す。
本競合的デバイスの問題のうちの1つは、尖が適切に接合されないことである。さらに、それらのうちのいくつかは、さらに、尖間に、尖を離れるように保つ、スペーサまたは空間を有するように構成される。これは、外科手術のAlfieri技法の原理と対照的である。加えて、尖の締結は、心臓の積極的なリモデリングに寄与する。図38は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において説明される、デバイスの例示的実施形態を示す。すなわち、外側アーム307によって付与される接合力FCoaptが、尖および弁輪によって付与される、生体内力Fin-vivoならびにグリッパー力FGripper.を有意に克服しなければならない。これは、外側アーム307を、屈曲することにおいて、グリッパー309と比較して外側アーム307の厚さおよび/または断面のいずれかを拡大することによって、グリッパー309よりはるかに強力にすることによって、達成される。さらに、高付勢が、図39、40、および41に示されるように、外側アーム307ならびにグリッパー309の両方を過剰湾曲させることによって、達成される。いくつかの実施形態では、外側アームの厚さは、好ましくは、約0.33mmである。いくつかの実施形態では、外側アームの厚さは、0.03~0.06、0.12、0.16、0.20、...、3.12、および/または10mmである。いくつかの実施形態では、グリッパーの厚さは、好ましくは、約0.20mmである。いくつかの実施形態では、グリッパーの厚さは、0.003、0.06、0.12、0.16、0.20、...、3.12、...、および/または10mmである。いくつかの実施形態では、外側アームの屈曲領域における断面は、0、1、2、3、...、999、および/または1,000%だけ、グリッパー屈曲断面を上回る。いくつかの実施形態では、FCoaptは、好ましくは、約0.15重量ポンドである。いくつかの実施形態では、FCoaptは、0~0.1、0.2、0.3、...、19.9、...、および/または60重量ポンドである。いくつかの実施形態では、本デバイスの先端における尖間の距離は、約0、0.1、0.2、0.3、...、4.9、...、9.9、および/または10.0mm、または0~0.1、0.2、0.3、...、4.9、...、9.9、および/または10.0mm、好ましくは、1mm未満である。いくつかの実施形態では、組み立てられると、アームおよび/またはグリッパーは、約0、0.1、0.2、0.3、...、19.9、および/または20%、好ましくは、1%~6%の自己付勢歪みを有するように構成されてもよい。いくつかの例示的実施形態では、外側アームは、図55におけるように、尖接合を最大限化する構成において、先端において屈曲される。
図42A~44Cは、尖の所望の接合構成を達成するために使用され得る、内側アーム309対外側アーム307の異なる長さを伴う、組織把持デバイスの種々の例示的実施形態を示す。
図42Aでは、内側アームは、2つの尖間の小さい空間を促進する、外側アームよりわずかに長い。
図42Bは、2つの内側アームによって画定される尖間の空間を描写する。尖間の空間は、尖自体の厚さ以下である。
図42Cは、尖および内側アームが共面であり、ポケット状部を伴わない、尖間の拡大された領域を示す。
図43Aでは、内側アームおよび外側アームは、同一の高さである。
図43Bは、尖間の空間を描写する。尖によって形成される角度は、内側アームおよび外側アームの同一の高さの結果である。尖間の空間は、尖自体の厚さ以下である。
図43Cは、尖間の拡大された領域を示す。尖の完全な締結が、非常に小さいポケット状部を伴って達成される。組織のカプセル化が、尖間で起こり得る。
図44Aでは、内側アームは、外側アームより低い。外側アームは、本構成では、相互に触れている。
図44Bでは、把持された尖の両方は、それらを分離する内側アームが先端に存在しないため、相互と接触している。
図44Cでは、尖の完全な締結が、達成されている。尖間に、ゼロの間隙が、存在する。尖は、相互に触れている。組織増殖および癒傷組織形成が、尖間で起こることができる。
いくつかの実施形態では、尖間の間隔は、好ましくは、<1mmである。いくつかの実施形態では、間隙幅は、0.0、0.01、0.06、0.12、0.16、0.20、...、3.12、...、および/または10mmである。
いくつかの実施形態では、尖間のディップ/ポット孔/溝は、好ましくは、<1mmである。いくつかの実施形態では、ディップ/ポット孔/溝深度は、0.0、0.003、0.06、0.12、0.16、0.20、...、3.12、...、および/または10mmである。
図45は、収縮期における正常な僧帽弁の概略図を示す一方、図46は、逆流を患う僧帽弁を示す。図47は、典型的なV字形状に閉鎖及び展開され、それによって、尖の準最適な締結および接合に起因する、より長い直径方向の環状距離346を有する、MitraClip(登録商標)の代表的な概略図を示す。図48は、準最適な締結および接合が、間隙348によって描写されるように、効果的ではない接合に起因して、MRのもたらす準最適な縮小をもたらすことを示す。
対照的に、図49は、より短い直径方向の環状距離354を伴う、完全に閉鎖されたクリップ350を伴う、インプラントを示す。図50は、僧帽弁の全体を通して尖の優れた並置をもたらす、尖の優れた締結および接合を描写する。それによって、MRの改良された縮小またはMitraClip(登録商標)デバイスに優る改良された有効性が、もたらされる。
図51は、尖間に広い間隙342を伴う、僧帽弁逆流の概略図を示す。
図52は、完全に締結および接合された尖にもかかわらず、ある間隙348が存在する、例示的シナリオを示す。図53は、付加的な側方または横に突出するスペーサ352が、展開され、間隙348を充填し、それによって、MRを縮小する、本発明の軽減的例示的構成を示す。本場合には、スペーサのサイズは、インプラントの幅に限定されない。スペーサ352は、当業者(POSA)にとって利用可能な工学設計解決策を使用して、MRを縮小するために、展開後に拡張可能、圧縮可能、可撓、遠隔で調節可能であることができる。
図54は、完全に閉鎖されると、アーム先端360間のより狭い間隙を達成するように角度付けられ、構成される、例示的インプラント280を図示する。図55および56は、連続的堅性システム内のアーム内に二次屈曲部を有する、またはばね/弾性ヒンジ372を使用することによって、間隙を縮小するため、本発明の2つの例示的実施形態を示す。ばねまたは弾性アーム362を伴うヒンジを使用することは、閉鎖されると、展開後の潜在的な尖リモデリングに起因して、経時的に尖を急性もしくは漸次接合する、接合ばね力を発生させるであろう。図57A~Cは、板金から作製される、弾性または超弾性可撓アーム362の概略図を描写する。アーム全体が、可撓であるように構成されることができる、またはアームの遠位端および近位端が、半堅性もしくはU字形状のチャネルを有することができ、中心のみが、可撓であることができる。
図58では、送達システム364の除去可能部分が除去されると、固有の間隙が、生成される。本構成では、U字ばね370が、アーム360上に一定の弾性接合/締結力を印加し、先端において尖を締結および接合する。図59および60では、固有のポケット状部が、作動ロッド368の埋込可能部分で完全または部分的に充填されることができる。図58、59、および60は、アーム360、366、362を伴う、U字ばね370の異なる構成を示す。各比率の変動は、ある機械的利点を有し、本比率の任意の組み合わせが、アームをともに保つために使用されることができる。さらに任意の残留ポケット状部が、前述に説明されるように、圧縮可能/拡張可能なスペーサで充填されることができる。加えて、これらの構成はそれぞれ、異なるレバーアーム371、369、367を有する。
図61、62、および63は、図58、59、ならびに60の中で取り上げられるように、単一のU字ばねの代わりに、2つの板ばねの異なる構成を示す。単一のU字ばねの問題は、物理的設計によって、ばねの先端が、両方の先端が接触する、中心線または点を越えて形成され得ないことである。図64および65に示されるように、ばねの個々/別個の半体は、本限界を有しておらず、故に、より強い歪み/力で付勢されることができ、これが、本発明の特定の利点である。
図66Aは、種々の長さの入れ子状の板ばね384、382、390、392を伴う、組織固定デバイスの例示的実施形態を示す。板ばねの入れ子状設計は、付加的な強度/力構成を提供し、高歪み値を軽減させる。板ばねは、作動/屈曲されるにつれて摩擦を低減させるために、当業者に明白である、テフロン(登録商標)または潤滑剤、もしくは現行の典型的技術でコーティングされてもよい。長さ方向に、板ばねは、A=B、A<BまたはA>B、およびC=D、C<DまたはC>D、ならびにA=C、A<CまたはA>C、および任意の他の順列であることができる。板ばねの厚さも、外側アーム384、382、390、392間で同様に変動することができる。同様に、内側アームもまた、種々の長さおよび/または厚さの複数の板ばねを有することができる。図66Bは、指向的な矢印394によって実証されるように、把持位置に作動される、板ばね384、382を図示する。推論され得るように、板ばね382は、板ばね384に対して押動し、付加的な強度を提供し、ユニット外側アームとして機能し、ここで前述に議論されるような、かつ、参照される共有所有される特許におけるような、機能が類似する、グリッパー386に対して協働する。故に、本発明の1つの特定の利点は、個々の板ばねが、所望の接合力を達成するために、種々の長さ、厚さ、およびカーブを伴って構成され得ることである。
図67Aは、該外側アームの一部として、正中の返しを伴う内側アーム396を伴う、外側アーム400の例示的実施形態を図示する。内側アーム396は、閉鎖位置または開放位置において作動させるための縫合糸の使用を伴わずに僧帽弁尖を把持するように、外側アーム400から離れるように付勢されるように製造される。内側アーム396は、外側アーム400の方向に構成される、複数の返しを有する。返しは、外側アーム400および内側アーム396の空間内で僧帽弁尖を把持するように構成される。図67Bは、内側アーム396上に複数の正中の返し398を伴う、閉鎖位置における、外側アーム400の側面図を図示する。内側アーム396は、外側アーム400から離れるように付勢され、非外傷性かつさらにロバストな把持力を用いた尖の捕捉を可能にする。返し398は、組織の把持を可能にするが、再把持の試行またはベイルアウトの間の尖の解放を可能にする、内側アーム396表面からの15度~150度(好ましくは、60度)の角度を有する。
図68Aは、内側アーム396および外側アーム400が一体部品として構成され、相互に向かって弾性的に付勢される、組織固定デバイスの例示的実施形態の概略図を図示する。外側アーム400、408は、外側基部380に結合される。図68Bは、開放位置402に作動される(410)外側アーム400を伴う、本デバイスを図示する。外側アーム400が閉鎖位置に作動されると、内側アーム396を圧迫し、尖を把持するように定常状態のままである、内側アーム396の位置に留意されたい。代替として、内側アームまたはグリッパーおよび外側アームもしくはアームは、参照され、共有所有される特許の実施形態と同様に機能することができる。
図69Aは、基部420が、ばね荷重され、尖を把持するために必要とされる圧縮力を提供する、組織固定デバイスの例示的実施形態を図示する。外側アーム414、428は、外側アームの円弧に構成される小孔416、424から基部420まで延在する、縫合糸418、422を介して作動される。縫合糸418、422は、1つの連続的または複数の縫合糸もしくは金属ワイヤであることができる。外側アーム414および428は、基部において連続的、ヒンジ式、溶接、ならびに/もしくは留められる1つまたはそれより多くの構成要素であることができる。縫合糸418、422は、小孔416、424に拘束されるだけではなく、これは、外側アームの長さに沿った任意の位置に取り付けられることもできる。尖解放ロッド430を後退方向に引動することは、外側アーム414、428を上昇させ、それによって、返しから尖を解放するであろう。対照的に、尖解放ロッド100を前進させることは、内側アームを降下させるであろう。加えて、基部はまた、プーリ機構であることができ、縫合糸418および422を同時に、または独立して/個々にのいずれかで引動する、もしくは弛緩させることは、図69B(参照される特許に説明される構成に類似する)に示されるように、対応する外側アームを上昇または降下もしくは反転させることができる。
図70Aは、グリッパー439、441および外側アーム443、445が一体部品である、組織把持デバイスの例示的実施形態を示す。グリッパー439、441は、螺合、溶接、または外側アームから切断され、参照される特許におけるように作動されることができる。外側アームは、一般的な傘のものと同様に、縫合糸435、マンドレル、またはワイヤを介して作動される。縫合糸/マンドレル/ワイヤ435の前進(矢印455)または後退(矢印451)が、送達シャフト437を通して行われる。二次支柱(または梁もしくは縫合糸)447、449が、恒久的または取外可能に外側アーム443、445および作動縫合糸/マンドレル/ワイヤ435に接続し、グリッパーならびに外側アームの位置付けを可能にする。縫合糸/マンドレル/ワイヤを後退させることは、外側アームを閉鎖位置(図70B)に圧潰させ、縫合糸/マンドレル/ワイヤを前進させることは、グリッパーおよび外側アームを把持位置(図70C)まで移動させる。示されていないが、前述に参照され、共有所有される特許から、グリッパーを上昇または降下させるための機構が、推論され得ることに留意されたい。
図71Aは、また、外側基部482としても寄与する、2つまたはそれより多くの同軸の金属管から構成される、組織固定デバイスの例示的実施形態の上視概略図を示す。外側(452、456)が、本デバイスが1つの連続的デバイスであるように、同一の管から切断される。図71Bは、本デバイスの側面図を示す。内側アーム(475、479)も、同様に、より細いOD管から形成される。図71Cは、内側アームおよび外側アームが外向きに付勢されている、同一のデバイスの代替構成を示す。
図72~76は、組織把持弁修復デバイスの代替的な例示的実施形態を示す。外側アーム505、507は、マンドレル494に取外可能に取り付けられる、基部マンドレル509に留められるか、または接着される。外側アーム505、507の先端が、縫合糸または布もしくは任意のヒンジ構成を介して押動器ロッド501の先端に接続される。押動器ロッドの他端において、グリッパーが、留められるまたは接着されるもしくはリベット留めされてもよい。さらに、押動器ロッドおよびグリッパーのサブアセンブリ全体が、縫合糸または布もしくはヒンジを使用して、摺動カラー492に接続される。摺動カラー492は、マンドレル494にわたって、送達シャフト496に取外可能に取り付けられる。
図122~125の前述の実施形態におけるように、外側アーム505、507は、尖を覆って有意な接合力を付与するように構成される。図76に示されるように、外側アーム505、507によって付与される接合力FCoaptは、内側アームによる力、および前述の実施形態において説明されるように、弁輪の締結を含む、尖によって付与される生体内力Fin-vivoを有意に克服しなければならない。これは、外側アーム505、507を屈曲することにおいて、はるかにより強力にすることによって、達成される。
PASCALデバイスの1つの問題は、これが、本質的には、スペーサであり、パドルが、弱いことである。これは、尖を接合または締結するために設計されていない。本発明の1つの利点は、近接する接合(好ましくは、<1mmの間隙)に加えた、尖の優れた締結である。
送達カテーテル496に対してマンドレル494を後退させることによって、外側アーム505、507は、図72に示されるように、尖把持位置まで離れるように広がることができる。付加的な構成が、図73~76に示される。
例えば、図74に示されるように、本デバイスは、基部マンドレル509を使用して、解放バー上に装填されてもよく、反転具524が、外側アーム505、507を広げるために使用されてもよく、グリッパー498が、ここで完全に参照される、共同所有される特許出願第US20200383782A1号において説明されるような、縫合糸を使用した類似の機構において上昇または降下される(513)ことができる。
デバイス490は、送達カテーテル496、マンドレル494、および基部マンドレル509に対して同軸に装填されてもよい。代替として、デバイス450は、共同所有される特許出願第US20200383782A1号におけるように、解放バー520上に、側面搭載されてもよい。
図77は、尖の引裂、穿孔、および/またはSLDAを受けやすい、鋭的かつ暴露された返し523を伴う、MitraClip(登録商標)グリッパー287を示す。図80~83の例示的実施形態は、尖外傷を緩和するための鈍的点523、533、535、537を備える、非外傷性設計の種々のバージョンを示す。これらの革新的な返し設計は、組織穿通限定特徴等、POSAに明白である、他の尖の外傷軽減物を備え、尖の引裂、穿孔、および/または単一尖デバイス取付(SLDA)を防止し得る。
図78は、本デバイスの基部527および先端525における外側アーム間の角度を図示する。これは、先端における尖のポケット状部のない、平滑な接合を確実にするために必要とされる。
図79は、クリップの基部531および上部529における幅を示す。より広い基部幅が、より厚い尖縁に適応するために必要とされ、より狭い幅が、先端における尖のポケット状部のない、平滑な接合を確実にするために必要とされる。
以下は、本発明の種々の例示的構成を列挙する。ここでは、図78および79におけるように、アーム角度ならびに幅の潜在的な構成変形例が、存在する。
外側アームの先端間の角度は、-90、-60、-45、-30、-15、-10、-5、0、5、10、15、20、25、30、45、60、および/または90度である。好ましい角度は、-10~30度である。
外側アームの基部における角度は、-90、-60、-45、-30、-15、-10、-5、0、5、10、15、20、25、30、45、60、および/または90度である。好ましい角度は、-10~30度である。
基部(またはアームならびに/もしくはグリッパー)幅は、上部幅以上であり、基部幅=上部幅であり、基部幅は、上部幅以下である。
基部(またはアームならびに/もしくはグリッパー)幅は、0.0、0.1%、1%、10%、25%、50%、75%、100%、150%、200%、500%、1,000%、および/または10,000%だけ、上部幅以上、またはそれ以下である。
基部(またはアームならびに/もしくはグリッパー)幅および/または上部幅は、0.0、0.01mm、0.1mm、1mm、1.5mm、2mm、2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、10mm、20mm、30mm、50mm、100mm、および/または300mmである。
図84に見られるような拡張可能部材544は、尖間の間隙を充填し、間隙をシールし、逆流軽減させる。
代替実施形態では、3つまたはそれより多くのスペーサもしくは拡張可能なバルーン550、552、548が、図85に描写されるように、尖(LF)間の空間542内に嵌合されることができる。
共同所有され、参照される出願(第PCT/US2017/042003号)において解説されるように、固定デバイスが、展開のために逆方向構成および順方向構成の両方に適応可能である。
図86は、反転具524を伴う開放バーの例示的実施形態である(参照される共有所有される特許および第PCT/0S2019/013853号の図23)。反転具は、解放バーにヒンジ連結され、したがって、アームを操作するために使用され得る構成の組み合わせに加えて、通路を通した操縦のし易さを可能にするように旋回することができる。
基部311に留められる内側アーム309および外側アーム307に加えて、解放バーアセンブリ520上に搭載される、例示的な拡張可能部材544が、図87に示される。インプラント自体が、図88に示される。本例示的実施形態では、内側アーム309は、非外傷性の返し305を備える。図90~105Cの把持尖の機構は、共有所有される特許第US20200383782A1号に解説されるものに類似する。
図89は、把持角度における、外側アーム307を示す。尖は、図90では、外側アームと内側アームとの間に把持されている。図91では、内側アーム309は、尖を把持しており、尖は、アーム307および309の両方によって係合されている。
拡張可能部材544が、図92において伸張される。例示的実施形態では、図92の拡張可能部材は、堅性であり、あまり応柔性ではない。代替的な例示的実施形態では、図93は、本質的により応柔性かつ弾性の拡張可能部材544を示す。この形状は、対向する尖に適応および係合するように動的に変化する。
図94は、ポート535を介してバルーンまたは拡張可能部材544に接続される、取外可能な繋留体を図示する。いったん尖が把持され、インプラントが埋め込まれると、管532が、インプラントに取り付けられたままになり、外部から/遠隔で拡張可能部材544を伸張させるために使用されることができる。バルーンの伸張が、図95に示されるように、MRの縮小を最適化するために、増加または減少されることができる。いったん最適化されると、管532は、図96に示されるように、自己シール型ポート535から取り外されることができる。第US20180185185号(参照することによって完全に本明細書に組み込まれる)は、例示的な自己シール型ポート設計および本繋留体が取り外され得る方法を解説する。
図97は、右心房(RA)および右心室(RV)を示す、心臓の解剖学的断面を図示する。図98は、大腿静脈アクセスを介して下大静脈(IVC)を通して挿入されるカテーテルを伴う、図97の心臓を図示する。三尖弁に到達するためにカテーテルが行う必要がある、鋭的なUターンに留意されたい。図99は、頸静脈アクセスを介して上大静脈(SVC)を通して挿入されるカテーテルを伴う、図97の心臓を図示する。SVCから三尖弁までの、直接的かつあまり蛇行性ではない通路に留意されたい。
本発明における例示的実施形態は、頸静脈アクセスを使用して、SVCを介して本デバイスを送達するように構成されることができる。
本発明における例示的実施形態は、大腿部アクセスを使用して、IVCを介して本デバイスを送達するように構成されることができる。
図100は、中心柱550を伴う解放バーの例示的実施形態を示す。
図101は、グリッパー262およびアーム266の対のそれぞれを、柱のそれらの個別の側面上でパーティション化することを補助する、柱550を備える、送達システムの解放バー構成要素の例示的実施形態を示す。
図102~108は、本特許および参照される共有所有される特許において説明される、260、350等のデバイスに類似する、作動可能アーム565、567ならびに/もしくはグリッパー(図示せず)の特徴を伴う、心臓弁置換デバイス564の例示的実施形態を示す。
1つの例示的方法では、心臓弁置換デバイス564は、心房性スペクトルにおける穿刺を通して、右心房から左心房LA内に通過される、ガイドカテーテル557を用いてヒトの心臓内に挿入される。図102に示されるように、操舵可能ガイドカテーテル557は、操舵可能ガイドカテーテル557を介して心房中隔に穿通し、左心房LAに進入している。送達カテーテル561は、図103に示されるように、心臓弁置換デバイス564を、弁尖LFを通して左心室の上側領域内に位置付ける。
デバイスカバー563を遠位に前進させることは、図103では、ステントの側方位置からデバイスアーム567および565を露出させる。アームは、半径方向に自己拡張または自己閉鎖するように構成されることができる。アームの数は、心臓弁内の尖の数および/または単一の尖(LF)に係合するために要求される、アームの数に依存する。
心臓弁置換デバイス564は、デバイスアーム567および565を僧帽弁平面の下方に位置付けるように降下される。アーム567および565は、次いで、図104に描写されるように、縫合糸569によって、把持角度まで引き寄せられる。
尖LFは、最初に、図105に示されるように、アーム567および565によって安定され、次いで、図106に示されるように、アームが閉鎖されると、捕捉または把持される。
必要である場合、尖LFは、図107に示されるように、係脱されてもよい。左の尖は、縫合糸573および左心室縫合糸563の助力を借りて、アーム565から係脱される。代替実施形態では、右アーム567は、反転具112に取り付けられた心室縫合糸の助力を借りて、反転される。
いったん尖捕捉が、達成されると、図108に示されるように、アーム565および567が、本デバイスを定位置に係留した状態で、心臓弁置換デバイス564の拡張可能部材が、僧帽弁輪内で開放されてもよい。POSAが理解するであろうように、弁置換デバイスは、血流に対する閉塞を最小限化するように構成されてもよい。
本発明の1つの特定の利点は、図102~108に示される、例示的な弁置換デバイス実施形態において尖を把持する方法が、第US20200383782A1号に解説されるものに類似し得ることである。さらに、図示されないが、その尖把持機構のさらに別の代替実施形態は、第US20200383782A1号におけるように、かつ任意の当業者(POSA)に明白であろうように、アームに加えて、グリッパーを備えてもよい。
図109A~109Dは、第WO2019143726A号を含む、共同所有され、参照される特許に基づいて構築される、スタビライザーと、操舵可能ガイドカテーテルと、デバイスと、デバイス送達カテーテルとを備える、弁修復システムの例示的実施形態を示す。図109Dの例示的なハンドルは、アームに加えて、送液ポートのみを示すが、グリッパーアクチュエータロッド、すなわち、ベイルアウトに専用の別個のアクチュエータロッドが、容易に組み込まれ得る。さらに、アクチュエータロッドはそれぞれ、手動で、半自動的に、自動的に、および/またはロボットによって、1つを上回る機能を実施してもよい。
図110は、操舵可能ガイドカテーテルの例示的実施形態を示す。特に、これは、正反対の端部に設置され、それによって、その直交する平面においてカテーテルを補剛しながら、カテーテルが、引動ワイヤによって制御されるように、その平面に沿って屈曲することを可能にする、例示的な直線の補剛部材を示す。直線の補剛部材が、本実施例において示されているが、カテーテルの所与の断面または長さにおいて所望の操舵もしくは屈曲特性を達成するために、補剛部材が、湾曲した、または螺旋状の、もしくは任意の他のパターン、直接、並列、断続的、または連続的なステント様のパターン化された、管内の切断部内に設置され得ることが、POSAに非常に明白となるであろう。さらに、同一または種々の剛度の補剛部材が、金属、ポリマー、セラミック、複合物、ファイバから形成されてもよい、ならびに/もしくは単にシャフト壁に材料を添加する、またはそれから材料を除去することによるものであってもよい。引動ワイヤは、POSAに公知である、長方形、正方形、丸みを帯びた形状、または任意の他の形状であることができる。
図111に示されるような一例示的実施形態では、近位カーブ領域内の引動ワイヤは、補剛材としての役割も果たし得るように、長方形補剛材/細片585を備える。
図111に示されるような一例示的実施形態では、近位カーブ領域内の引動ワイヤは、補剛材としての役割も果たし得るように、長方形補剛材/細片585を備える。
図112に示されるような一例示的実施形態では、遠位曲線領域内の引動ワイヤは、4方向操舵を可能にするように、4方向の全てにおいて円形の引動ワイヤ581を備える。
図113は、例示的スタビライザー上に搭載される、操舵可能ガイドカテーテル(SGC)590の例示的実施形態を示す。近位ノブ594が、図111におけるように、長方形引動ワイヤを使用した、近位カーブ区分の2方向操舵を提供するように構成される。図112に示されるように、中間ノブ595が、前方向/後方向における2方向操舵を提供するように構成される一方、遠位ノブ596は、正中/横方向における2方向操舵を提供する。
図114は、スタビライザー上に搭載される、SGC593と、送達カテーテル(DC)592とを備える、弁修復システムの例示的構成を示す。
図115は、DCハンドルの例示的実施形態を示す。図109Dに見られ得るように、インプラントの平面が、ハンドルの平面に合致する。さらに、送達カテーテルの捻転剛性のために、アクチュエータロッドアーム597およびアクチュエータロッドグリッパー598の各々の対が、直観的な動作ならびに使用し易さのために、それらの個別のインプラントアームおよびグリッパーの対に合致する。
図116A~116Hは、アクチュエータロッド、送液ポート、または解放ノブを伴わない、DCハンドルの種々の図を示す。
図117A~117Dは、アクチュエータロッドアーム597の種々の図を示す。
図118A~117Cは、アクチュエータロッドグリッパー597の種々の図を示す。
図119A~119Dは、DCハンドルの種々の図を示す。作動縫合糸が、参照され、共有所有される特許内に提供される説明と同様に、それらの対応するアクチュエータロッドに接続される一方、解放ノブは、解放マンドレルに取り付けられる。
図120に示されるような例示的実施形態では、漏斗形状のメッシュ605が、ニチノールワイヤまたはレーザ切断管から作製される。これは、突出するガイドカテーテル603より大きい直径を有する、漏斗または任意の他の形状に拡張するように構成される。より大きい直径は、ガイドカテーテル603の中へのインプラントアームの捕捉を補助する。したがって、これは、インプラントの完全な回収を可能にし、MitraClip(登録商標)等の競合的デバイスの一般的な問題である、インプラントのアームがガイドカテーテル603の遠位先端内で膠着する問題を軽減させる。メッシュ609は、インプラントの近位の部位607において、送達カテーテル611に接着される。
図121は、カテーテル603の完全に外側にある構成における、漏斗形状のメッシュの側面図を示す。漏斗形状のメッシュは、ガイドカテーテル603の外側に押動されるにつれて、拡張し、ガイドカテーテル603内に引き込まれるにつれて、収縮する。漏斗形状のメッシュは、インプラントの近位に存在するために拡張し、短縮し、弁尖およびインプラントへの干渉を回避するように構成される。
図122は、インプラント609を捕捉する、漏斗形状のメッシュ605を図示する。
図123は、ガイドカテーテル603の内側にありながら、インプラントを完全に被覆する、漏斗形状のメッシュを示し、図124は、インプラントを部分的に被覆する、漏斗形状のメッシュを示す。インプラントは、メッシュ605によって完全に被覆される、または部分的に被覆されるのいずれでもあり得るが、いずれの方法においても、メッシュ605は、最低でも、インプラントのアームを包含する。すなわち、インプラントの最も広義の自由側面において、インプラントのアームの先端は、被覆部605によって完全にカプセル化される。
図125において615として示される距離は、インプラントと完全に拡張された漏斗605との間の可能性として考えられる距離を表す。距離615は、好ましくは、7.5cmであり、0、1、2、3、4、5、6、...、199、および/または200cmであるように構成されることができる。距離613は、インプラント609と、漏斗605および送達カテーテル611間の接着点607との間の可能性として考えられる距離を表す。これは、約0、1、2、3、4、5、6、...、198、199、および/または200cmであるように構成され得る。
図126Aは、図120~125に説明される漏斗形状のメッシュの代わりに、コイル状の板ばねを備える、本発明の例示的実施形態を図示する。360度の漏斗は、2つのみの側方に設置されたアームを伴うインプラントのためには要求されないであろう。621の主な機能は、漏斗605と同一であり、これは、完全な回収およびベイルアウトのために突出したアームをガイドカテーテル内に戻るように誘導することである。コイルに巻回される、弾性または超弾性細片が、そのような場合、漏斗の代わりに使用されることができる。距離623は、インプラントとコイル状の板ばねとの間の距離を表す。これは、約0、1、2、3、4、5、6、...、199、および/または200cm(好ましくは、7.5cm)であり得る。図126Bは、1つのみのコイル状の板ばね621を伴う、図126Aの直交断面図を図示する。インプラントが、1つのみのアームを有する場合、単一のコイル状の板ばねが、本デバイスを外に引き出すために十分である。図126Cは、コイル状の板ばねの両方を伴う、図126Aの直交断面図を図示する。インプラントが、2つのアームを有する場合、2つのコイル状の板ばねが、本デバイスを外に引き出すために要求されるであろう。
図126Dは、ほぼ完全に非コイル状であり、インプラント609を把持する準備ができている、コイル状の板ばね621を示す。いったんインプラントが、把持されると、これは、ガイドカテーテル内に引き込まれ、完全に回収されることができる。図127Aは、インプラント回収のための、漏斗605の代わりに、ファン形状のメッシュ606を示す。完全な360度のファン605は、インプラントのタイプに応じても使用され得る、円錐体に類似する。図127Bは、漏斗形状のメッシュ605が完全に拡張され、インプラント609が中間にある状態の、図121の直交図を示す。
例示的な拡張型の漏斗、コイル、および/またはファン特徴の1つの利点は、ガイドカテーテルの経中隔交差後にいったん拡張されると、それらが、ガイドカテーテルの偶発的な引き出しに対する安全保護を提供することである。
送達カテーテルは、図128に示されるように、インプラント取付の直接近傍に、遠位区分においてそれに取り付けられる、コイル状のばねを有する。コイル状のばねは、鋭的カーブを通したインプラント609の容易な操縦を促進し、かつガイドカテーテルから外に退出する際の、シャフトの直線度を維持することを補助し、使用し易さを改良する。コイルばねは、ワイヤまたはレーザ切断管から製造されることができる。
図129Aは、スリット670を伴う、例示的救助カテーテル700を示す。救助カテーテルは、共同所有される出願において前述で説明されるように、インプラントを捕捉するために使用されることができる。
図129Bは、例示的救助カテーテル700の断面図の代替実施形態を示す。
図129Cでは、640のスリット端部が、相互の上に重複し、ガイドカテーテルにわたってぴったりと乗設されるように構成される。
代替として、救助カテーテルは、送達カテーテルにわたって、かつガイドの内側に乗設されるように構成されることができる。さらに、これは、インプラントを捕捉するためにガイドカテーテルから退出することに応じて、拡張するように構成される。
図130Aは、内側アームおよび外側アームの対と、2つの内側アーム間の拡張可能な特徴690とを備える、図130Bに示されるような、例示的インプラントを伴う、僧帽弁概略の心房図を示す。拡張可能な特徴690は、2つの内側アーム間に設置される、バルーンであってもよく、内側アームまたは外側基部の一方もしくは両方に接続されてもよい。バルーンは、逆流を軽減させるためのスペーサとして構成されてもよい。さらに、スペーサバルーンサイズは、図94、95、および96において前述において解説されるように、取外可能な管532を使用して、遠隔で、制御される伸張または萎縮を介して調節可能であってもよい。ある時間周期にわたって、バルーンが尖に係合した後、バルーンは、緩徐に萎縮するように構成されてもよい。ある時間周期にわたる、本緩徐かつ漸次的な締結は、積極的な急性の尖締結が、競合的なMitraClip(登録商標)デバイスにおける問題である、尖の引裂を引き起こし得るため、有利である。ある時間にわたる、制御された締結のための緩徐な萎縮スペーサは、拡散、劣化、変位を介して、および取外可能な管532を介して遠隔で達成され得る。さらに、拡張可能な特徴690全体が、インプラントに取外可能に取り付けられてもよい。

Claims (20)

  1. 血管内心臓弁修復システムであって、
    接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルと、
    前記送達カテーテルの遠位領域に取り付けられる弁修復尖把持デバイスであって、第1の内側アームおよび第1の外側アームを含む第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アームおよび第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備える弁修復尖把持デバイスと、
    前記送達カテーテル上の、前記弁修復尖デバイスの遠位に位置付けられる反転具バーであって、前記送達カテーテルの長手方向軸を横切るように向けられる反転具バーと、
    ベイルアウト縫合糸であって、前記送達カテーテルの前記遠位領域の外部を通過し、前記反転具バーの反対側方端部を通してループにされ、それによって、前記ベイルアウト縫合糸の2つの端部は、前記弁修復尖把持デバイスから弁尖を排除するための三角形ケージを生成するように近位に引き寄せられ得る、ベイルアウト縫合糸と
    を備える血管内心臓弁修復システム。
  2. 前記ベイルアウト縫合糸ループを経由して位置付けられる二次縫合糸ループをさらに備え、前記二次縫合糸ループは、近位に引き寄せられ、前記ベイルアウト縫合糸を前記送達カテーテルに向けて締結し、前記弁修復尖把持デバイスが前記弁尖を把持することを可能にするように構成される、請求項1に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  3. 前記二次縫合糸は、二次構造内に拘束され、自由ループ端が、前記二次構造から外に通過し、前記ベイルアウトループの遠位ループ区分を捕捉する、請求項3に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  4. 弁修復尖把持デバイスから弁尖を追い出すための方法であって、第1の尖捕捉アームの対の第1の内側アームおよび第1の外側アームを横断して、ベイルアウト縫合糸の第1の長さを展開し、第2の尖捕捉アームの対の第2の内側アームおよび第2の外側アームを横断して、ベイルアウト縫合糸の第2の長さを展開することを含み、前記縫合糸長さは、各々のアームの対の間の空間から前記尖を排除する、方法。
  5. 前記第1および第2の尖捕捉アームの対のうちの少なくとも一方が尖を捕捉することが可能であるように二次縫合糸ループを展開し、半径方向において前記ベイルアウト縫合糸を拘束することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記二次縫合糸ループを展開することは、前記第1および第2の尖捕捉アームの対の両方が尖を捕捉することが可能であるように、半径方向において前記ベイルアウト縫合糸を拘束する、請求項5に記載の方法。
  7. 血管内心臓弁修復システムであって、
    接合している心臓弁尖の対に隣接する心腔内に導入されるように構成される遠位端を有する送達カテーテルと、
    弁修復尖把持デバイスであって、前記送達カテーテルに除去可能に取り付けられるように構成されるハブと、第1の内側アーム、および前記ハブに結合される第1の外側アームを備える第1の尖捕捉アームの対と、第2の内側アーム、および前記ハブに結合される第2の外側アームを備える第2の尖捕捉アームの対とを備え、前記第1および第2の尖捕捉アームの対は、前記ハブの上方のそれらの心房側に裂隙をともに形成する、弁修復尖把持デバイスと、
    前記裂隙を覆って配置され、血栓形成を阻害するスペーサと
    を備える血管内心臓弁修復システム。
  8. 前記スペーサは、拡張可能なスポンジ、圧縮可能なスポンジ、メッシュ、バルーン、または非血栓形成性布のうちの1つまたはそれより多くを備える、請求項7に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  9. 前記スペーサは、縫合糸、接着、溶接、糊、留め具を使用して前記ハブおよび/または前記尖捕捉アームの対の心房側に留められる、請求項7または8に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  10. 2つのスペーサを備え、各スペーサは、尖捕捉アームの対に留められる、請求項7~9に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  11. 各々の尖捕捉アームの対の心室側に取り付けられるスペーサをさらに備える、請求項7~10に記載の血管内心臓弁修復デバイス。
  12. 血管内心臓弁補綴物であって、
    患者の自己心臓弁の弁輪内で拡張されるように構成される周辺スキャフォールドと、
    前記周辺スキャフォールドの外周面上に配置される1つまたはそれより多くのアームであって、前記アームは、前記患者の心臓弁の弁尖の自由端を覆ってクリップ留めされるように構成される、1つまたはそれより多くのアームと、
    前記周辺スキャフォールドの内面に結合される補綴弁尖と
    を備える血管内心臓弁補綴物。
  13. 患者の僧帽弁上の前尖および後尖に係合するように前記周辺スキャフォールド上に位置付けられる少なくとも2つのアームを備える、請求項12に記載の血管内心臓弁補綴物。
  14. 前記アームのうちの少なくともいくつかは、尖の心房側に係合するように構成される内側アームと、尖の心室側に係合するように構成される外側アームとを含む尖捕捉アームの対を備える、請求項12または13に記載の血管内心臓弁補綴物。
  15. 前記周辺スキャフォールドは、自己拡張型である、請求項12~14に記載の血管内心臓弁補綴物。
  16. 前記周辺スキャフォールドは、バルーン拡張式である、請求項12~15に記載の血管内心臓弁補綴物。
  17. 患者の自己心臓弁輪内に血管内心臓弁を展開するための方法であって、
    半径方向に圧潰された構成における前記患者の自己心臓弁の前記弁輪内に周辺スキャフォールドを位置付けることと、
    前記患者の心臓弁の1つまたはそれより多くの弁尖の自由端を覆って、前記周辺スキャフォールドの外周面上に配置される1つまたはそれより多くのアームを取り付けることと、
    前記患者の自己心臓弁の前記弁輪内の前記周辺スキャフォールドを半径方向に拡張された構成に拡張させることと
    を含む方法。
  18. 位置付けることは、送達カテーテルを前記患者の左心房内に経中隔前進させ、前記尖を通して前記患者の心室に向かって前記血管内心臓弁を前進させることを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 1つまたはそれより多くのアームを取り付けることは、前記周辺スキャフォールド上の1つまたはそれより多くの弾力的に搭載されたアームを開放し、前記アームが自己閉鎖し、前記弁尖を捕捉することを可能にすることを含む、請求項17および18に記載の方法。
  20. 前記アームのうちの少なくともいくつかは、尖の心房側に係合するように構成される内側アームと、尖の心室側に係合するように構成される外側アームとを含む尖捕捉アームの対を備え、前記内側アームおよび前記外側アームは、前記弁尖を覆って別個に開放および閉鎖される、請求項19に記載の方法。
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