JP7736719B2 - バルーンカテーテル用バルーン - Google Patents

バルーンカテーテル用バルーン

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Description

本発明は、バルーンカテーテル用バルーンに関する。
血管内壁に石灰化等により硬化した狭窄部が形成されることによって、狭心症や心筋梗塞等の疾病が引き起こされる。これらの治療の一つとして、バルーンカテーテルを用いて狭窄部を拡張させる血管形成術がある。血管形成術は、バイパス手術のような開胸術を必要としない低侵襲療法であり、広く行われている。
血管形成術において、一般的なバルーンカテーテルでは石灰化等により硬化した狭窄部を拡張させにくいことがある。また、ステントと称される留置拡張器具を狭窄部に留置することによって狭窄部を拡張する方法も用いられているが、例えば、この治療後に血管の新生内膜が過剰に増殖して再び血管の狭窄が発生してしまうISR(In-Stent-Restenosis)病変等が起こる場合もある。ISR病変では新生内膜が柔らかく、また表面が滑りやすいため、一般的なバルーンカテーテルではバルーンの拡張時にバルーンの位置が病変部からずれてしまい血管を傷つけてしまうことがある。
このような石灰化病変やISR病変であっても狭窄部を拡張できるバルーンカテーテルとして、狭窄部に食い込ませるための突出部やブレード、スコアリングエレメントがバルーンに設けられているバルーンカテーテルが開発されている。例えば、特許文献1には、バルーン本体を形成する高分子材料よりも剛性の高い高分子材料から構成されているスコアリングエレメントを有しており、バルーンの一方端及び他方端においてスコアリングエレメントが平坦化されているバルーンカテーテルが開示されている。特許文献2には、スコアリングエレメントの高さがバルーンの先細形状に沿って減少するスコアリングバルーン構造が、特許文献3には、バルーンの直管部には外側突出部が設けられ、テーパー部には内側突出部が設けられているバルーンカテーテルが開示されている。上記特許文献1~3では、バルーンの両端部でスコアリングエレメントの高さが減少したり、外側突出部ではなく内側突出部が設けられたりしている。これに対し、バルーンの直管部に配置される突出部よりも遠位側テーパー部に配置される突出部の突出量のほうが大きい高突出部となっているバルーンカテーテルもある(特許文献4)。
米国特許出願公開第2016/0128718号明細書 特表2014-506140号公報 国際公開第2020/012851号パンフレット 国際公開第2020/012850号パンフレット
バルーンカテーテルは、収縮して折り畳まれた状態で体腔に挿入され治療部位まで送達される。そのため、上記特許文献1~3に開示されているバルーンカテーテルでは、体腔に挿入されやすいようにバルーンの先端部におけるスコアリングエレメントの高さを抑えることにより外径が大きくなることを抑制し、バルーンの通過性の向上を試みている。また、上記特許文献4に開示されているバルーンカテーテルでは、先端側コーン領域だけを病変部に導入しバルーンを拡張するにあたり、先端側コーン領域に設けられたエレメントで病変部に切り込みを入れながらバルーンを拡張できるように先端側テーパー部に配置される突出部の高さが高くなっている。しかし、これらいずれのバルーンにおいても、バルーンの収縮状態においてバルーンを前進或いは後退させながら、狭窄部を斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることは想定されていなかった。
上記の事情に鑑み本発明は、バルーンの送達中やバルーンが病変部に送達された際に、収縮状態において狭窄部を斜めに切開したり狭窄部を幅広く切開したりすることのできるバルーンカテーテル用バルーンを提供することを目的とする。
上記課題を解決し得た本発明のバルーンカテーテル用バルーンの一実施形態は、外面及び内面を有するバルーン本体を有しているバルーンカテーテル用バルーンであって、バルーン本体は、直管部と、直管部よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部と、直管部よりも近位側に位置している近位側テーパー部と、を有しており、遠位側テーパー部と直管部と近位側テーパー部は、バルーン本体の外面よりも径方向の外方に突出しておりバルーン本体の長手軸方向に延在している突出部を有しており、突出部は、バルーン本体の径方向の断面において先端部を有しており、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしている。
(1)バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、遠位側テーパー部の突出部の先端部は、遠位側テーパー部の近位端の先端部と遠位側テーパー部の遠位端の先端部とを結んだ直線Ldに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されており第2方向側には配されていないか、又は第2方向側に配されており第1方向側には配されていない。
(2)バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、近位側テーパー部の突出部の先端部は、近位側テーパー部の遠位端の先端部と近位側テーパー部の近位端の先端部とを結んだ直線Lpに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されており第2方向側には配されていないか、又は第2方向側に配されており第1方向側には配されていない。
バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、バルーンカテーテル用バルーンは折り畳まれていることが好ましい。
バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、バルーン本体の長手軸方向における遠位側テーパー部及び近位側テーパー部の直管部側の端を0%の位置、他端を100%の位置としたとき、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしていることが好ましい。
(1)遠位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における突出部の先端部は直線Ldに対して第1方向側又は第2方向側に配されており、遠位側テーパー部の90%の位置から100%の位置までの区間における突出部の先端部は直線Ldに対して第1方向側及び第2方向側に配されていない。
(2)近位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における突出部の先端部は直線Lpに対して第1方向側又は第2方向側に配されており、近位側テーパー部の90%の位置から100%の位置までの区間における突出部の先端部は直線Lpに対して第1方向側及び第2方向側に配されていない。
この場合さらに、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしていることが好ましい。
(1)遠位側テーパー部の40%の位置における突出部の先端部の直線Ldからの距離は、遠位側テーパー部の60%の位置における突出部の先端部の直線Ldからの距離の1.2倍以上である。
(2)近位側テーパー部の40%の位置における突出部の先端部の直線Lpからの距離は、近位側テーパー部の60%の位置における突出部の先端部の直線Lpからの距離の1.2倍以上である。
バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしていることが好ましい。
(1)遠位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における突出部の先端部は、直線Ldをバルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面に対してバルーン本体の径方向の内方か又は同じ位置に配されている。
(2)近位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における突出部の先端部は、直線Lpをバルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面に対してバルーン本体の径方向の内方か又は同じ位置に配されている。
バルーンカテーテル用バルーンの拡張状態において、遠位側テーパー部の突出部の先端部と直管部の突出部の先端部と近位側テーパー部の突出部の先端部は、バルーン本体の周方向の同じ位置に配されていることが好ましい。
バルーン本体は収縮状態において羽根を形成する羽根形成部を有しており、突出部は羽根形成部以外に配されていることが好ましい。
遠位側テーパー部の突出部と直管部の突出部と近位側テーパー部の突出部は、バルーン本体の長手軸方向に連続して延在していることが好ましい。
突出部は、バルーン本体と同一材料から構成されていることが好ましい。
本発明はまた、上記に記載のバルーンカテーテル用バルーンの製造方法をも提供する。本発明の一実施形態に係る製造方法は、それぞれ長手軸方向に延在する空間部を内部に有する第1の筒状物と第2の筒状物と第3の筒状物を準備する工程と、外面及び内面を有するバルーン本体を有しているバルーンカテーテル用バルーンであって、バルーン本体は、直管部と、直管部よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部と、直管部よりも近位側に位置している近位側テーパー部とを有しており、遠位側テーパー部と直管部と近位側テーパー部は、バルーン本体の外面よりも径方向の外方に突出しておりバルーン本体の長手軸方向に延在している突出部を有しているバルーンカテーテル用バルーンを準備する工程と、バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、第1の筒状物内に遠位側テーパー部を配置し、第2の筒状物内に近位側テーパー部を配置し、第3の筒状物内に直管部を配置する配置工程と、を有しており、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしている。
(1)配置工程において、第1の筒状物の内面と遠位側テーパー部の突出部の少なくとも一部が当接している。
(2)配置工程において、第2の筒状物の内面と近位側テーパー部の突出部の少なくとも一部が当接している。
上記バルーンカテーテル用バルーンによれば、バルーンの収縮状態において、遠位側テーパー部及び近位側テーパー部の少なくとも一方の突出部の先端部が、バルーンの周方向の第1方向側に配されており第2方向側には配されていないか、又は第2方向側に配されており第1方向側には配されていないため、バルーンの送達中やバルーンが病変部に送達された際に、収縮状態においてバルーンを前進或いは後退させながら狭窄部を斜めに切開したり幅広い領域を切開したりすることができる。
本発明の一実施形態に係るバルーンカテーテルの側面図を表す。 図1に示したバルーンカテーテルのバルーンの拡張状態における長手軸方向の断面図を表す。 図1のIII-III断面図を表す。 図2に示したバルーンの直管部の収縮状態における径方向の断面図を表す。 図2に示したバルーンのテーパー部の収縮状態における径方向の断面図を表す。 図2に示したバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明の他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 図2に示したバルーンの折り畳み状態における側面図を表す。 図14のXV-XV断面図を表す。 図14のXVI-XVI断面図を表す。 図14のXVII-XVII断面図を表す。 本発明の他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 本発明のさらに他の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。 図2に示したバルーンの収縮状態における部分的側面図を表す。 図2に示したバルーンの突出部側から見た平面図を表す。 本発明の一実施形態に係る膨張前のパリソンの斜視図を表す。 本発明の一実施形態に係る製造方法における第1の筒状物又は第2の筒状物の長手軸方向に垂直な断面図を表す。 本発明の一実施形態に係る製造方法において、第1の筒状物内に遠位側テーパー部を配置する工程、又は第2の筒状物内に近位側テーパー部を配置する工程における径方向の断面図を表す。 図24に示した第1の筒状物又は第2の筒状物の、長手軸方向の別の箇所における径方向の断面図を表す。 図24に示した第1の筒状物又は第2の筒状物の、長手軸方向のさらに別の箇所における径方向の断面図を表す。 本発明の一実施形態に係る製造方法における第3の筒状物の径方向の断面図を表す。
以下、実施の形態に基づき本発明を具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施の形態によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。なお、各図面において、便宜上、ハッチングや部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、明細書や他の図面を参照するものとする。また、図面における種々部材の寸法は、本発明の特徴の理解に資することを優先しているため、実際の寸法とは異なる場合がある。
本発明の一実施形態に係るバルーンカテーテル用バルーンは、外面及び内面を有するバルーン本体を有しており、バルーン本体は、直管部と、直管部よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部と、直管部よりも近位側に位置している近位側テーパー部と、を有しており、遠位側テーパー部と直管部と近位側テーパー部は、バルーン本体の外面よりも径方向の外方に突出しておりバルーン本体の長手軸方向に延在している突出部を有しており、突出部は、バルーン本体の径方向の断面において先端部を有しており、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしている。
(1)バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、遠位側テーパー部の突出部の先端部は、遠位側テーパー部の近位端の先端部と遠位側テーパー部の遠位端の先端部とを結んだ直線Ldに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されており第2方向側には配されていないか、又は第2方向側に配されており第1方向側には配されていない。
(2)バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、近位側テーパー部の突出部の先端部は、近位側テーパー部の遠位端の先端部と近位側テーパー部の近位端の先端部とを結んだ直線Lpに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されており第2方向側には配されていないか、又は第2方向側に配されており第1方向側には配されていない。
このように、バルーンの収縮状態において、遠位側テーパー部及び近位側テーパー部の少なくとも一方の突出部の先端部が、バルーン本体の周方向の第1方向側又は第2方向側に配されているため、バルーンの送達中やバルーンが病変部に送達された際に、収縮状態においてバルーンを前進又は後退させながら狭窄部を斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることができる。本明細書においては、バルーンカテーテル用バルーンを単に「バルーン」と称することがある。
図1~図21を参照しながら、バルーンカテーテル用バルーンについて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るバルーンカテーテルの側面図を表し、図2は図1に示したバルーンカテーテルのバルーンの拡張状態における長手軸方向の断面図を表し、図3は図1のIII-III断面図を表す。図4は図2に示したバルーンの直管部の収縮状態における径方向の断面図を表し、図5は図2に示したバルーンのテーパー部の収縮状態における径方向の断面図を表す。図6は図2に示したバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表し、図7~図13はそれぞれ異なる実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。図14は図2に示したバルーンの折り畳み状態における側面図を表し、図15、図16、及び図17は、それぞれ図14に示したバルーンのXV-XV断面図、XVI-XVI断面図、及びXVII-XVII断面図を表す。図18及び図19は、それぞれ別の実施形態に係るバルーンの収縮状態における突出部側から見た平面図を表す。図20は図2に示したバルーンの収縮状態における部分的側面図、すなわちバルーン本体に沿って1つの突出部が形成された部分を真横から見た図を表す。図21は、図2に示したバルーンの突出部側から見た平面図を表す。
本発明において、近位側とはバルーンカテーテル1の延在方向又はシャフト3の長手軸方向xに対して使用者又は術者の手元側の方向を指し、遠位側とは近位側の反対方向、すなわち処置対象者側の方向を指す。シャフト3のような長尺状の部材以外であっても、シャフト3と同じ長手軸方向xを有する。径方向yは、長手軸方向xに垂直な方向であって長手軸方向xに垂直な断面においてバルーン本体20の中心とバルーン本体20の外接円上の点とを結ぶ方向である。周方向zは、長手軸方向xに垂直な断面において拡張状態のバルーン本体20の外接円の円周に沿う方向である。
図1及び図2に示すように、バルーンカテーテル1は、シャフト3とシャフト3の外側に設けられたバルーン2とを有するものである。バルーンカテーテル1は遠位側と近位側を有し、シャフト3の遠位側にバルーン2が設けられる。バルーンカテーテル1は、シャフト3を通じてバルーン2の内部に流体が供給されるように構成され、インデフレーター(バルーン用加圧器)を用いてバルーン2の拡張及び収縮を制御することができる。流体は、ポンプ等によって加圧された加圧流体であってもよい。
シャフト3は、内部に流体の流路を有しており、さらにガイドワイヤの挿通路を有していることが好ましい。シャフト3が内部に流体の流路及びガイドワイヤの挿通路を有する構成とするには、例えば、シャフト3が外側チューブ31と内側チューブ32とを有しており、内側チューブ32がガイドワイヤの挿通路として機能し、内側チューブ32と外側チューブ31の間の空間が流体の流路として機能する構成とすることが挙げられる。このようにシャフト3が外側チューブ31と内側チューブ32とを有している構成の場合、内側チューブ32が外側チューブ31の遠位端から延出してバルーン2よりも遠位側に貫通し、バルーン2の遠位側が内側チューブ32に接合され、バルーン2の近位側が外側チューブ31と接合されることが好ましい。
図1~図13に示すように、バルーンカテーテル1用バルーン2は、外面及び内面を有するバルーン本体20を有しており、バルーン本体20は、直管部23と、直管部23よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部24と、直管部23よりも近位側に位置している近位側テーパー部22と、を有しており、遠位側テーパー部24と直管部23と近位側テーパー部22は、バルーン本体20の外面よりも径方向の外方に突出しておりバルーン本体20の長手軸方向xに延在している突出部60を有しており、突出部60は、バルーン本体20の径方向yの断面において先端部61を有しており、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしている。
(1)バルーンカテーテル1用バルーン2の収縮状態において、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61は、遠位側テーパー部24の近位端の先端部61と遠位側テーパー部24の遠位端の先端部61とを結んだ直線Ldに対してバルーン本体20の周方向zの第1方向C1側に配されており第2方向C2側には配されていないか、又は第2方向C2側に配されており第1方向C1側には配されていない。
(2)バルーンカテーテル1用バルーン2の収縮状態において、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は、近位側テーパー部22の遠位端の先端部61と近位側テーパー部22の近位端の先端部61とを結んだ直線Lpに対してバルーン本体20の周方向zの第1方向C1側に配されており第2方向C2側には配されていないか、又は第2方向C2側に配されており第1方向C1側には配されていない。
バルーン2の収縮状態において、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61が、バルーン本体20の周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側に配されているため、バルーン2の送達中やバルーン2が病変部に送達された際に、収縮状態においてバルーン2を前進又は後退させながら狭窄部を斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることができる。
図2に示すように、バルーン2は、遠位側テーパー部24よりも遠位側及び近位側テーパー部22よりも近位側に、それぞれ、拡張しない遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21を有していてもよい。遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21の少なくとも一部がシャフト3と固定される構成とすることができ、シャフト3が外側チューブ31及び内側チューブ32を有する構成の場合は、近位側スリーブ部21の少なくとも一部が外側チューブ31と固定され、遠位側スリーブ部25の少なくとも一部が内側チューブ32と固定される構成とすることができる。
遠位側テーパー部24と近位側テーパー部22は、直管部23から離れるにつれて縮径するように形成されていることが好ましい。バルーン本体20が拡張状態において最大径を有する直管部23を有していることにより、バルーン2を狭窄部において拡張させた際に直管部23が狭窄部と十分に接触して狭窄部の拡張乃至切開を行いやすくできる。また、後述するようにバルーン2を収縮させると羽根29が形成されるが、バルーン本体20が直管部23から離れるにつれて外径が小さくなる遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22を有していることにより、バルーン2を収縮させて羽根29をシャフト3に巻きつけた際に、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22において突出部60をバルーン2の羽根29から露出させることができ、この露出した突出部60により、バルーン2の収縮時においても狭窄部を切開することができる。
図2及び図3に示すように、バルーン2が有する突出部60とは、バルーン2の拡張状態においてバルーン本体20の外面よりも径方向yの外方に突出している部分である。径方向yの断面において突出部60がバルーン本体20の外面よりも径方向yの外方に突出している最大長さは、バルーン本体20の膜厚の1.2倍以上であることが好ましく、より好ましくは1.5倍以上、さらに好ましくは2倍以上であり、また100倍以下、50倍以下、30倍以下、或いは10倍以下であることも許容される。これにより、突出部60により狭窄部に適度な深さの切り込みを入れやすくなり、切開が容易となる。また、このような突出部60により、バルーン2の強度を向上したり加圧時のバルーン2の過拡張を抑制したりすることが可能となる。
バルーン2の周方向zにおける突出部60の数は、1つであってもよいし、図3に示すように複数であってもよい。バルーン2が周方向zに複数の突出部60を有している場合は、複数の突出部60が周方向zに離隔していることが好ましく、周方向zに等間隔に配されることがより好ましい。離隔距離は、突出部60の最大周長よりも長いことが好ましい。突出部60が周方向zに離隔して、好ましくは等間隔に配されることにより、バルーン2の固定や狭窄部の切開が行いやすくなる。
図3に示すように、突出部60は、バルーン本体20の径方向yの断面において先端部61を有している。先端部61により、狭窄部に切り込みを入れやすくなるため、血管内膜の解離を防ぎながら狭窄部を切開することができる。先端部61は、突出部60がバルーン本体20の外面よりも径方向yの外方に最も突出している部分であり、図3に示したような鋭角を有する形状を有していてもよいし、鈍角を有する形状、曲線からなる形状、又は平坦な形状を有していてもよい。切り込みの入れやすさの点からは、鋭角を有する形状を有していることが好ましい。突出部60の径方向yの断面における形状は任意であってよく、図3に示したような略三角形であってもよく、また、多角形、扇型、楔形、凸字形、紡錘形等であってもよい。
図4及び図5に示すように、バルーン2の収縮状態はバルーン2の内部から流体が排出された後又はバルーン2の内部に流体を供する前の状態であり、バルーン2の収縮状態においてはバルーン本体20の内面がシャフト3に近接する部分と羽根29とが形成されている。言い換えると、図3に示すように、拡張状態のバルーン2は、収縮状態において羽根29を形成する羽根形成部28を有していると言える。図4及び図5に示した態様は、シャフト3が外側チューブ31と内側チューブ32を有している態様であり、バルーン2は収縮状態においてバルーン本体20の内面が内側チューブ32に近接する部分を有している。収縮状態の直管部23の径方向yの断面図を表す図4とテーパー部(遠位側テーパー部24又は近位側テーパー部22)の径方向yの断面図を表す図5を比較するとわかるように、直管部23はバルーン2のうち拡張状態において最大径を有する部分でありテーパー部は縮径された部分であることから、径方向yの断面において直管部23の羽根29の径方向yの長さの方がテーパー部の羽根29の径方向yの長さよりも長い。遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22がそれぞれ遠位側及び近位側にいくに従って漸次縮径されている場合は、径方向yの断面における羽根29の径方向yの長さもそれぞれ遠位側及び近位側にいくに従って漸次短くなり、遠位側テーパー部24の遠位側部分及び近位側テーパー部22の近位側部分では羽根29が形成されないこともある。遠位側テーパー部24の遠位端部及び近位側テーパー部22の近位端部では、羽根29が形成されていないことが好ましい。遠位側テーパー部24の遠位端部分及び近位側テーパー部22の近位端部分において羽根29が形成されなければ、当該部分において突出部60が羽根29に阻害されることなく体腔壁に当接することができ、狭窄部の切開を行うことが可能となる。
図6~図13に示すように、バルーン2の収縮状態において、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61は、それぞれ直線Ld及び直線Lpに対して、それぞれ独立に、バルーン本体20の周方向zの第1方向C1側に配されており第2方向C2側には配されていないか、又は第2方向C2側に配されており第1方向C1側には配されていない。すなわち、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61は、直線Ld及び直線Lpを跨いで両側に配されることはない。また、図6~図13には遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方における遠位端から近位端にわたる全区間の突出部60の先端部61が第1方向C1側又は第2方向C2側に配される態様を示したが、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61は、第1方向C1側又は第2方向C2側に配される部分を少なくとも一部有していればよく、その他の部分は直線Ld又は直線Lp上に配されていてもよい。
図6及び図7に示すように、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の両方の突出部60の先端部61がともに直線Ld及び直線Lpに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されていてもよい。このような構成であれば、遠位側テーパー部24と近位側テーパー部22における突出部60の先端部61を周方向zの同じ側に配することができるため、バルーン2を体腔内で前進させる場合と後退させる場合の先端部61を周方向zの同じ側に配することができ、遠位側テーパー部24と近位側テーパー部22における突出部60の先端部61の両方を用いて体腔壁の周方向zの同じ側を斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることができる。
図8及び図9に示すように、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61は直線Ldに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されており、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は直線Lpに対して遠位側テーパー部24とは逆に第2方向C2側又は第1方向C1側に配されていてもよい。このような構成であれば、遠位側テーパー部24と近位側テーパー部22における突出部60の先端部61を周方向zのそれぞれ別の側に配することができるため、バルーン2を体腔内で前進させる場合と後退させる場合の先端部61を周方向zのそれぞれ別の側に配することができ、バルーン2の前進と後退で異なる箇所を斜めに切開したり一度の動作でより幅広い領域を切開したりすることができる。
図10及び図11に示すように、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は直線Lpに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されており、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61は直線Ldに対して第1方向C1側及び第2方向C2側のどちらにも配されていなくてもよい。このような構成であれば、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61のみを周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側に配することができ、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61は周方向zに湾曲していないため、遠位側テーパー部24の先端部61では真っ直ぐに切開しつつ、例えばバルーン2を後退させながら近位側テーパー部22の先端部61を用いて斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることができる。
図12及び図13に示すように、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61は直線Ldに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されており、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は直線Lpに対して第1方向C1側及び第2方向C2側のどちらにも配されていなくてもよい。このような構成であれば、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61のみを周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側に配することができ、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は周方向zに湾曲していないため、近位側テーパー部22の先端部61では真っ直ぐに切開しつつ、例えばバルーン2を前進させながら遠位側テーパー部24の先端部61を用いて斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることができる。
上述のように、例えば図6~図13に示したような様々な態様を適宜選択することで、処置対象部位の病変の治療に最も適したバルーン2とすることができる。図6~図13では直線Ld及び直線Lpが長手軸方向xに延在している態様を示しているが、直線Ld及び直線Lpは長手軸方向xに対して周方向zに角度を有するように延在していてもよい。
また、図6~図13では、遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21も突出部60を有している態様を示しているが、遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21は突出部60を有していなくてもよく、また、遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21は、バルーン本体20の内面よりも径方向yの内方に突出している内側突出部を有していてもよい。遠位側スリーブ部25及び近位側スリーブ部21が突出部60を有していなければ、バルーン2の体腔内への挿入や体腔内での前進や後退が容易となる。
径方向yの断面における突出部60の径方向yの長さは、遠位側テーパー部24又は近位側テーパー部22における突出部60の長さの方が直管部23における突出部60の長さよりも短いことが好ましい。また、拡張状態において遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22における突出部60の先端部61は、直線Ld及びLpに対して外方に配されていないことが好ましい。これにより、バルーン2の拡張状態において、病変部に作用する直管部23以外のテーパー部における突出部60の先端部61が治療対象ではない正常血管等の部位に接触するリスクを低減することができる。
図14~図17に示すように、バルーン2の収縮状態において、バルーン2は折り畳まれていることが好ましい。バルーン2の折り畳み状態においては、図4及び図5に示したバルーン2の収縮により形成された羽根29が、シャフト3を周回するように巻きつけられる。最大径を有する直管部23では羽根29の径方向yの長さが長いため、図15に示すように羽根29が巻きつく量が多くなる。その一方で縮径されている遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22では縮径により羽根29の径方向yの長さが短くなり、本発明の一実施形態においてその長さはより遠位側及びより近位側にいくに従って短くなる。本発明の一実施形態においては、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の直管部23寄りの部分では図16に示すように直管部23においてよりも短い羽根29がシャフト3(内側チューブ32)を周回するように巻きつき、より遠位側及びより近位側の部分では図17に示すようにさらに短い羽根29がシャフト3(内側チューブ32)を周回するように巻きついている。或いは、バルーン2の径や羽根29の数を調整することにより、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の直管部23寄りの部分においても羽根29の巻きつき量を図17に示すように少なくすることもでき、さらには羽根29がほとんど形成されないようにすることもできる。バルーン2が折り畳まれることで、バルーン2を容易に体腔内に挿通することができる。
図18に示すように、バルーン2の収縮状態において、バルーン本体20の長手軸方向xにおける遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の直管部23側の端を0%の位置D0、他端を100%の位置D100としたとき、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たすことが好ましい。
(1)遠位側テーパー部24の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間における突出部60の先端部61は直線Ldに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されており、遠位側テーパー部24の90%の位置D90から100%の位置D100までの区間における突出部60の先端部61は直線Ldに対して第1方向C1側及び第2方向C2側に配されていない。
(2)近位側テーパー部22の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間における突出部60の先端部61は直線Lpに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されており、近位側テーパー部22の90%の位置D90から100%の位置D100までの区間における突出部60の先端部61は直線Lpに対して第1方向C1側及び第2方向C2側に配されていない。
遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の直管部23から最遠となる90%の位置D90から100%の位置D100までの区間は、体腔内でバルーン2を前進又は後退させる際の先端側となる部分であることから、バルーン2の収縮状態において当該部分における遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61が直線Ld又は直線Lpに対して第1方向C1側及び第2方向C2側に配されていないことで、バルーン2の先端側において体腔壁に真っ直ぐに切り込みを入れることができる。このような構成に加えて、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間における突出部60の先端部61は直線Ld又は直線Lpに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されていることから、バルーン2の先端側で真っ直ぐに入れた切り込みを、バルーン2を前進又は後退させることで斜めに切開したり一度の動作で幅広い領域を切開したりすることが可能となる。
図18においては、上記(1)及び(2)の条件を両方満たしている態様を示しているが、遠位側テーパー部24又は近位側テーパー部22のどちらか一方が上記(1)又は(2)の条件を満たす態様であってもよい。バルーン2の両方の先端側で真っ直ぐに切り込みを入れる観点からは、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の両方が上記(1)及び(2)の条件を満たしていることが好ましい。これにより、バルーン2を前進させた場合も後退させた場合もバルーン2の先端側で真っ直ぐに切り込みを入れることができる。
図19に示すように、本発明の実施形態に係るバルーン2は、上記に示した態様において、さらに下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしていることが好ましい。
(1)遠位側テーパー部24の40%の位置D40における突出部60の先端部61の直線Ldからの距離は、遠位側テーパー部24の60%の位置D60における突出部60の先端部61の直線Ldからの距離の1.2倍以上である。
(2)近位側テーパー部22の40%の位置D40における突出部60の先端部61の直線Lpからの距離は、近位側テーパー部22の60%の位置D60における突出部60の先端部61の直線Lpからの距離の1.2倍以上である。
40%の位置D40における突出部60の先端部61の直線Ld又は直線Lpからの距離は、60%の位置D60における突出部60の先端部61の直線Ld又は直線Lpからの距離の1.5倍以上が好ましく、2倍以上がより好ましい。また、40%の位置D40における突出部60の先端部61の直線Ld又は直線Lpからの距離は、60%の位置D60における突出部60の先端部61の直線Ld又は直線Lpからの距離の10倍以下が好ましく、8倍以下がより好ましく、5倍以下がさらに好ましい。上記構成を有することで、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61は、直線Ld又は直線Lpに対して第1方向C1側又は第2方向C2側に配されている20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間においてより湾曲している部分を形成することができ、バルーン2を前進又は後退させながらより斜めに切開したり一度の動作でより広い領域を切開したりすることが可能となる。
図20に示すように、バルーン2の収縮状態において、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしていることが好ましい。
(1)遠位側テーパー部24の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間における突出部60の先端部61は、直線Ldをバルーン本体20の中心軸20Cの周りに回転させて得られる仮想曲面Cdに対してバルーン本体20の径方向yの内方か又は同じ位置に配されている。
(2)近位側テーパー部22の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間における突出部60の先端部61は、直線Lpをバルーン本体20の中心軸20Cの周りに回転させて得られる仮想曲面Cpに対してバルーン本体20の径方向yの内方か又は同じ位置に配されている。
バルーン2の収縮状態において、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61が、仮想曲面Cd又は仮想曲面Cpに対してバルーン本体20の径方向yの内方か又は同じ位置に配されているため、当該部分の径を抑えることができ、バルーン2を体腔内で前進又は後退させる際に容易に挿通させることができる。
図20に示すように、直線Ld又は直線Lpは、バルーン本体20の中心軸20C(すなわち長手軸方向x)に対して径方向yに角度を有していてもよい。直線Ld又は直線Lpがバルーン本体20の中心軸20Cに対して径方向yに角度を有している態様においての仮想曲面Cd及び仮想曲面Cpは、図20に示すように円錐台の側面となる。バルーン2の径が大きい場合や、径方向yの断面における遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22での突出部60の径方向yの長さよりも直管部23での突出部60の径方向yの長さの方が長い場合等に、直線Ld又は直線Lpはバルーン本体20の中心軸20Cに対して径方向yに角度を有し、仮想曲面Cd及び仮想曲面Cpは直管部23側が底面となる円錐台の側面になる。このような態様においては、収縮時に遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22のそれぞれ遠位側部分及び近位側部分の径を小さく抑えることができ、バルーン2を体腔内に挿入して前進又は後退させる際の先端側となる部分の径が小さくなるため、バルーン2の体腔内での挿通が容易となる。
図示していないが、直線Ld又は直線Lpは、バルーン本体20の中心軸20C(すなわち長手軸方向x)と平行であってもよい。直線Ld又は直線Lpがバルーン本体20の中心軸20Cと平行な態様においての仮想曲面Cd及び仮想曲面Cpは、円柱の側面となる。直線Ld及び直線Lpがバルーン本体20の中心軸20Cと平行であれば、バルーン2の収縮時に直管部23の径を抑えることができ、バルーン2の収縮により形成された羽根29がシャフト3に巻き付けられた際にも直管部23の径を抑えられるため、体腔内での挿通が容易となる。
図20では、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22における仮想曲面Cd及び仮想曲面Cpがともに円錐台の側面となる態様を示したが、遠位側テーパー部24における仮想曲面Cdは円柱の側面であり近位側テーパー部22における仮想曲面Cpは円錐台の側面であってもよいし、又はその逆であってもよい。
図20では、両方のテーパー部の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間において上記(1)及び(2)の条件を満たしている態様を示しているが、本発明の実施形態に係るバルーン2は、遠位側テーパー部24又は近位側テーパー部22のどちらか一方が上記(1)又は(2)の条件を満たしている態様を含む。バルーン2を体腔内に挿入して病変部まで前進させる際の挿通性向上の観点からは、遠位側テーパー部24の20%の位置D20から70%の位置D70までの全区間において、突出部60の先端部61が仮想曲面Cdに対してバルーン本体20の径方向yの内方か又は同じ位置に配されていることが好ましい。これにより、バルーン2を体腔内に挿入して前進させる際の先端側となる部分の径を小さくすることができ、バルーン2の体腔内での挿通をより容易とすることができる。
上述のように、本発明の実施形態に係るバルーン2は、バルーン2の収縮状態において、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の少なくとも一方の突出部60の先端部61は、それぞれ直線Ld及び直線Lpに対して、それぞれ独立に、バルーン本体20の周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側に湾曲して配されるが、拡張状態においては、図21に示すように、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61と直管部23の突出部60の先端部61と近位側テーパー部22の突出部60の先端部61は、バルーン本体20の周方向zの同じ位置に配されていることが好ましい。これにより、送達後に病変部等でバルーン2を拡張させた際には真っ直ぐに切開できるバルーンでありながら、収縮状態では前進又は後退させながら狭窄部を斜めに切開したり一度の動作で広い領域を切開したりできるバルーンとすることができる。
図21に示すように、遠位側テーパー部24の突出部60と直管部23の突出部60と近位側テーパー部22の突出部60は、バルーン本体20の長手軸方向xに連続して延在していることが好ましい。バルーン本体20の長手軸方向xに連続して突出部60が延在していることで、バルーン2の強度をより向上したり加圧時のバルーン2の過拡張をより抑制したりすることが可能となる。
図3~図5、及び図15~図17に示すように、バルーン本体20は収縮状態において羽根29を形成する羽根形成部28を有しており、突出部60は羽根形成部28以外に配されていることが好ましい。突出部60が羽根形成部28以外に配されていれば、突出部60が羽根29の折り畳みを阻害することがないため、バルーン2を容易に折り畳むことができ、折り畳み状態のバルーン2の外径を抑えることができる。より好ましい態様においては、図4及び図5に示すように収縮状態において羽根29が複数形成され、突出部60は複数の羽根29の間に配されることが好ましい。これにより、バルーン2が折り畳まれた際に図15及び図16に示すように羽根29により突出部60を保護することができ、バルーン2を折り畳んで体腔内に挿通させる際に、突出部60の損傷を抑制したり、意図しない箇所で突出部60が体腔壁に作用したりすることを防止できる。また、バルーン2の径や羽根29の数を調整する等して羽根29の径方向yの長さを調整することにより、図16及び図17に示すように遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22において羽根29が突出部60を覆う範囲を調整できる。すなわち、羽根29が遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の直管部23よりの0%の位置D0に近い部分で突出部60を覆わないくらいに短ければ、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の殆どにおいて突出部60を羽根29から露出させることができ、この露出した突出部60によりバルーン2を前進或いは後退させながら狭窄部を切開することができる。或いは、羽根29が遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22の50%の位置を超えて突出部60を覆うくらいに長くすることもでき、この場合は突出部60の羽根29から露出する部分を小さくできるため、バルーン2を前進或いは後退させる際の突出部60の作用を抑えることができる。このように、羽根29が突出部60を覆う範囲を調整することで、様々な病変部への適用に対応することが可能となる。
図4、図5、及び図15~図17では、羽根29が3枚の態様を示しているが、バルーン2が折り畳める限り羽根29の数は特に制限されず、例えば2枚以上が好ましく、3枚以上がより好ましく、4枚以上或いは5枚以上であってもよい。羽根29の数の下限が上記範囲であれば、折り畳み時に突出部60を覆いつつバルーン2の径を小さくして体腔内の挿通を良好とすることができる。また、羽根29は例えば10枚以下が好ましく、8枚以下がより好ましく、6枚以下がさらに好ましい。羽根29の数の上限が上記範囲であれば、径の大きなバルーン2であっても容易に折り畳むことができる。羽根29の数の範囲を上記範囲とすることで、遠位側テーパー部24及び近位側テーパー部22において突出部60の羽根29に覆われる部分の大きさを調整することができる。
バルーン本体20を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルエラストマー等のポリエステル系樹脂、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー等のポリウレタン系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー等のポリアミド系樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、ラテックスゴム等の天然ゴム等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。中でも、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂が好適に用いられる。特に、バルーン本体20の薄膜化や柔軟性の点からエラストマー樹脂を用いることが好ましい。例えば、ポリアミド系樹脂の中では、ナイロン12、ナイロン11等がバルーン本体20を構成する樹脂として好適であり、ブロー成形する際に比較的容易に成形可能である点から、ナイロン12がより好適である。また、バルーン本体20の薄膜化や柔軟性の点から、ポリエーテルエステルアミドエラストマー、ポリアミドエーテルエラストマー等のポリアミドエラストマーが好ましく用いられる。中でも、降伏強度が高く、バルーン本体20の寸法安定性を良好とする点から、ポリエーテルエステルアミドエラストマーが好ましく用いられる。
突出部60は、バルーン本体20と同一材料から構成されていることが好ましい。突出部60がバルーン本体20と同一材料から構成されていれば、バルーン2の柔軟性を維持しながら、突出部60がバルーン本体20の外面を傷付けにくくすることができる。バルーン本体20と突出部60は、一体成形されていることが好ましい。これにより、バルーン本体20からの突出部60の脱落を防ぐことができる。
シャフト3を構成する材料としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、塩化ビニル系樹脂、シリコーン系樹脂、天然ゴム等が挙げられる。これらは1種のみを用いてもよく、2種以上を併用してもよい。中でも、シャフト3を構成する材料は、ポリアミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、及びフッ素系樹脂の少なくとも1つであることが好ましい。これにより、シャフト3の表面の滑り性を高め、バルーンカテーテル1の体腔内での挿通性を向上させることができる。
バルーン2とシャフト3との接合は、接着剤による接着、溶着、バルーン2の端部とシャフト3とが重なっている箇所にリング状部材を取り付けてかしめること等が挙げられる。中でも、バルーン2とシャフト3は、溶着によって接合されていることが好ましい。バルーン2とシャフト3が溶着されていることにより、バルーン2を繰り返し拡張及び収縮させてもバルーン2とシャフト3との接合が解除されにくく、バルーン2とシャフト3との接合強度を容易に高めることができる。
図1に示すように、バルーンカテーテル1において、シャフト3の近位側にはハブ4が設けられていてもよく、ハブ4には、バルーン2の内部に供給される流体の流路と練痛した流体注入部7が設けられていてもよい。また、ハブ4は、ガイドワイヤの挿通路と連通したガイドワイヤ挿入部5を有することが好ましい。バルーンカテーテル1が流体注入部7とガイドワイヤ挿入部5を備えるハブ4を有していることにより、バルーン2の内部に流体を供給してバルーン2を拡張及び収縮させる操作や、ガイドワイヤに沿ってバルーンカテーテル1を治療部位まで送達する操作を容易に行うことができる。図1に示したようにガイドワイヤがシャフト3の遠位側から近位側にわたって挿通される所謂オーバーザワイヤ型のバルーンカテーテルのみならず、本発明の実施形態に係るバルーン2は、シャフトの遠位側から近位側に至る途中までガイドワイヤを挿通する所謂ラピッドエクスチェンジ型のバルーンカテーテルにも適用することができる。
シャフト3とハブ4との接合は、例えば、接着剤による接着、溶着等が挙げられる。中でも、シャフト3とハブ4は、接着により接合されていることが好ましい。シャフト3とハブ4とが接着されていることにより、例えば、シャフト3は柔軟性の高い材料から構成され、ハブ4は剛性の高い材料から構成されている等、シャフト3を構成する材料とハブ4を構成する材料とが異なっている場合に、シャフト3とハブ4との接合強度を高めてバルーンカテーテル1の耐久性を高めることができる。
本発明はまた、本発明の実施形態に係るバルーンカテーテル1用バルーン2の製造方法をも提供する。本発明の実施形態に係るバルーン2の製造方法を図22~図27を参照しつつ説明する。図22は、本発明の一実施形態にかかる膨張前のパリソンの斜視図を表し、内腔と肉厚部を有する様子を示している。図23は本発明の一実施形態に係る製造方法における第1の筒状物又は第2の筒状物の径方向の断面図を表す。図24は本発明の一実施形態に係る製造方法において、第1の筒状物内に遠位側テーパー部を配置する工程、又は第2の筒状物内に近位側テーパー部を配置する工程における径方向の断面図を表し、第1の筒状物又は第2の筒状物内にそれぞれ遠位側テーパー部の近位端又は近位側テーパー部の遠位端が配置された箇所の径方向の断面図を表している。図25は図24に示した第1の筒状物又は第2の筒状物の長手軸方向の別の箇所における径方向の断面図を表し、遠位側テーパー部の突出部の先端部が直線Ldに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されている部分が配置される箇所、又は近位側テーパー部の突出部の先端部が直線Lpに対してバルーン本体の周方向の第1方向側に配されている部分が配置される箇所の径方向の断面図を表している。図26は図24に示した第1の筒状物又は第2の筒状物の長手軸方向のさらに別の箇所における径方向の断面図を表し、遠位側テーパー部の突出部の先端部が直線Ldに対してバルーン本体の周方向のさらに第1方向側に配されている部分が配置される箇所、又は近位側テーパー部の突出部の先端部が直線Lpに対してバルーン本体の周方向のさらに第1方向側に配されている部分が配置される箇所の径方向の断面図を表している。図24~図26における破線は、遠位側テーパー部の近位端における突出部の先端部の周方向での位置又は近位側テーパー部の遠位端における突出部の先端部の周方向での位置を表し、これらは直線Ld又はLpの基点に相当する。図27は本発明の一実施形態に係る製造方法における第3の筒状物の径方向の断面図を表す。
本発明の実施形態に係るバルーン2の製造方法は、それぞれ長手軸方向に延在する空間部を内部に有する第1の筒状物310と第2の筒状物320と第3の筒状物330を準備する工程と、外面及び内面を有するバルーン本体20を有しているバルーンカテーテル用バルーンであって、バルーン本体20は、直管部23と、直管部23よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部24と、直管部23よりも近位側に位置している近位側テーパー部22とを有しており、遠位側テーパー部24と直管部23と近位側テーパー部22はバルーン本体20の外面よりも径方向yの外方に突出しておりバルーン本体20の長手軸方向xに延在している突出部60を有しているバルーンカテーテル用バルーンを準備する工程と、バルーンの収縮状態において、第1の筒状物310内に遠位側テーパー部24を配置し、第2の筒状物320内に近位側テーパー部22を配置し、第3の筒状物330内に直管部23を配置する配置工程と、を有しており、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしている。
(1)配置工程において、第1の筒状物310の内面と遠位側テーパー部24の突出部60の少なくとも一部が当接している。
(2)配置工程において、第2の筒状物320の内面と近位側テーパー部22の突出部60の少なくとも一部が当接している。
第1の筒状物310の内面に遠位側テーパー部24の突出部60の少なくとも一部が当接するように配置することで、突出部60をバルーン本体20の周方向zへ移動させることができる。その結果、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側へ湾曲するように配することができる。
また、第2の筒状物320内面に近位側テーパー部22の突出部60の少なくとも一部が当接するように配置することで、突出部60をバルーン本体20の周方向zへ移動させることができる。その結果、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zの第1方向C1側又は第2方向C2側へ湾曲するように配することができる。
遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zへ移動させるためには、上記(1)の工程を実施すればよく、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zへ移動させるためには、上記(2)の工程を実施すればよく、遠位側テーパー部24と近位側テーパー部22の両方の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zへ移動させるためには、上記(1)及び(2)の両方の工程を実施すればよい。
バルーンを準備する工程においては、例えば図22に示すような樹脂から構成されている筒状のパリソン200を内腔に溝を有する金型に配置し、二軸延伸ブロー成形することによりバルーンを準備することができる。突出部60は、例えば、パリソン200を金型の内腔に挿入して金型の溝にパリソン200の肉厚部220を入り込ませ、パリソン200の内腔210に流体を導入してパリソン200を膨張させることで形成することができる。また、遠位側スリーブ部25や近位側スリーブ部21に突出部60を形成しない場合や内側突出部を形成する場合には、例えば、金型の溝がない部分にパリソン200の肉厚部220を押し当て、パリソン200の内腔210に流体を導入してパリソン200を膨張させてバルーン2を製造することができる。パリソン200を構成する材料は、上記バルーン本体20を構成する材料の説明を参照することができる。
本発明の一実施形態に係る製造方法の上記(1)の工程を実施する場合の第1の筒状物310は、図23に示すように、長手軸方向xに延在する空間部を内部に有しており、この空間部の径方向yの断面における形状は長手軸方向xにおいて異なっていることが好ましい。すなわち、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61を収縮状態においてバルーン本体20の周方向zへ移動させる際の移動距離に応じて上記空間部の形状が異なっていることが好ましい。これにより、第1の筒状物310の内面と遠位側テーパー部24の突出部60の少なくとも一部が当接する位置を変えることができ、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が収縮状態においてバルーン本体20の径方向yへ移動することを防止しつつ、バルーン本体20の周方向zへ移動する距離を調整することができる。
第1の筒状物310の空間部の径方向yの断面における形状の例について説明する。遠位側テーパー部24の遠位端及び近位端が配置される、すなわち直線Ldの基端及び先端における遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が配置される第1の筒状物310の空間部は、突出部60と当接しない形状の空間部を有していることが好ましく、例えば遠位側テーパー部24の近位端が配置される箇所における第1の筒状物310の空間部は、図24に示すような形状であってもよい。遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61のバルーン本体20の径方向yへの移動を抑制したい場合には、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が直線Ldに対してバルーン本体20の周方向zの第1方向C1側に配されている部分が配置される箇所における第1の筒状物310の空間部は、図25に示すような突出部60と少なくとも一部が当接する形状の空間部を有していることが好ましい。遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が直線Ldに対してさらに周方向の第1方向C1側に配されている部分が配置される箇所における第1の筒状物310の空間部は、図26に示すような突出部60と少なくとも一部が当接する形状の空間部を有していることが好ましい。このように、図24~図26に例を示したように空間部の形状が変化していることで、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が収縮状態においてバルーン本体20の径方向yへ移動することを防止しつつ、バルーン本体20の周方向zへ移動する距離を調整することができる。或いは、図示していないが、第1の筒状物310の空間部の径方向yの断面形状を調整することで、突出部60の先端部61のバルーン本体20の径方向yへの移動を許容しつつ第1の筒状物310の内面と突出部60の少なくとも一部を当接させて、突出部60の先端部61のバルーン本体20の径方向yへの移動を許容しつつバルーン本体20の周方向zへ移動させることもでき、長手軸方向xに沿って周方向zへの移動距離を調整することができる。第1の筒状物310の空間部の形状は図24~図26に示した形状に限定されず、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61が収縮状態においてバルーン本体20の径方向yへ移動することを抑制或いは許容しながら、バルーン本体20の周方向zへ移動する距離を調整することができれば任意の形状であってよい。
第1の筒状物310及び第2の筒状物320の径方向yの断面における形状は、長手軸方向xにおいて連続的に変化していることが好ましい。これにより、遠位側テーパー部24の突出部60の先端部61、及び近位側テーパー部22の突出部60の先端部61を、収縮状態において長手軸方向xに連続的にバルーン本体20の周方向zへ移動させることができる。
第3の筒状物330は、長手軸方向xに延在する空間部を内部に有している。第3の筒状物330の空間部の径方向yの断面における形状は、図27に示すように遠位側テーパー部24の近位端が配置される箇所における第1の筒状物310の空間部と同様の形状であってもよいし、又は異なっていてもよいが、径方向yの断面における第3の筒状物330の空間部の面積は第1の筒状物310の空間部の面積よりも大きいことが好ましい。これにより、第3の筒状物330の空間部に配置される直管部23の突出部60が第3の筒状物330の内面と当接することを防止でき、第3の筒状物330の内面が直管部23の突出部60に干渉しないようにすることができる。
上記(1)の工程に加えて(2)の工程も実施する場合は、第2の筒状物320も上記第1の筒状物310と同様の構成を有していることが好ましい。すなわち、近位側テーパー部22の遠位端が配置される箇所における第2の筒状物320の径方向yの断面における空間部の形状は図24に示したような形状であってもよく、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61が直線Ldに対して周方向の第1方向C1側に配されている部分が配置される箇所における第2の筒状物320の空間部の形状は図25に示したような形状であってもよく、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61が直線Ldに対してさらに周方向の第1方向C1側に配されている部分が配置される箇所における第2の筒状物320の空間部の形状は図26に示したような形状であってもよい。なお、第1の筒状物310と同様に、第2の筒状物320の径方向yの断面における空間部の形状はこれらに限定されない。上記の構成を有する第2の筒状物320であれば、第2の筒状物320の内面と近位側テーパー部22の突出部60の少なくとも一部が当接する位置を変えることができ、近位側テーパー部22の突出部60の先端部61が収縮状態においてバルーン本体20の径方向yへ移動することを抑制或いは許容しながらバルーン本体20の周方向zへ移動する距離を調整することができる。
上記(1)の工程のみを実施し、(2)の工程は実施しない場合は、第2の筒状物320は上記第3の筒状物330と同様の構成を有していることが好ましい。これにより、第2の筒状物320の空間部に配置される近位側テーパー部22の突出部60が第2の筒状物320の内面と当接することを防止でき、第2の筒状物320の内面が近位側テーパー部22の突出部60に干渉しないようにすることができる。
上記(2)の工程のみを実施し、(1)の工程は実施しない場合は、第1の筒状物310は上記第3の筒状物330と同様の構成を有していることが好ましい。これにより、第1の筒状物310の空間部に配置される遠位側テーパー部24の突出部60が第1の筒状物310の内面と当接することを防止でき、第1の筒状物310の内面が遠位側テーパー部24の突出部60に干渉しないようにすることができる。
第1の筒状物310の長手軸方向xの長さ、第2の筒状物320の長手軸方向xの長さ、及び第3の筒状物330の長手軸方向xの長さは、それぞれ遠位側テーパー部24の長手軸方向xの長さ、近位側テーパー部22の長手軸方向xの長さ、及び直管部23の長手軸方向xの長さとおよそ同じであることが好ましい。
上記配置工程においては、第1の筒状物310、第3の筒状物330、及び第2の筒状物320のそれぞれ径方向yの断面における空間部の中心が一致するようにこの順に長手軸方向xに並べて、第2の筒状物320側からバルーン2を空間部に挿入することが好ましい。これにより、第1の筒状物310内に遠位側テーパー部24を、第3の筒状物330内に直管部23を、第2の筒状物320内に近位側テーパー部22を配置することができる。
上記配置工程を行なって突出部60の先端部61の配置を決めることで、遠位側テーパー部24及び/又は近位側テーパー部22における突出部60の先端部61の配置を癖付けることができる。この後、手や各種折り畳み機等を使用してバルーン2を折り畳むことができる。突出部60が羽根形成部28以外に配されている場合は、羽根29が突出部60を覆うようにバルーン2が折り畳まれることが好ましい。折り畳み時に、癖付けられた突出部60の先端部61の配置を崩さないように折り畳むことで、折り畳み状態において突出部60の先端部61がバルーン本体20の周方向zに湾曲したバルーン2を得ることができる。
第1の筒状物310、第2の筒状物320、及び第3の筒状物330を構成する材料は、例えばポリカーボネート系樹脂、ポリアセタール系樹脂、フッ素系樹脂等の合成樹脂、鉄、銅、ステンレス等の金属等が挙げられる。
本願は、2020年12月24日に出願された日本国特許出願第2020-215754号に基づく優先権の利益を主張するものである。2020年12月24日に出願された日本国特許出願第2020-215754号の明細書の全内容が、本願に参考のため援用される。
1:バルーンカテーテル
2:バルーン
3:シャフト
4:ハブ
5:ガイドワイヤ挿入部
7:流体注入部
20:バルーン本体
20C:バルーン本体の中心軸
21:近位側スリーブ部
22:近位側テーパー部
23:直管部
24:遠位側テーパー部
25:遠位側スリーブ部
28:羽根形成部
29:羽根
31:外側チューブ
32:内側チューブ
60:突出部
61:先端部
200:パリソン
210:パリソンの内腔
220:パリソンの肉厚部
310:第1の筒状物
320:第2の筒状物
330:第3の筒状物
d:遠位側テーパー部のD0の先端部とD100の先端部とを結んだ直線
p:近位側テーパー部のD0の先端部とD100の先端部とを結んだ直線
1:第1方向
2:第2方向
0:0%の位置
20:20%の位置
40:40%の位置
60:60%の位置
70:70%の位置
90:90%の位置
100:100%の位置
d:Ldをバルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面
p:Lpをバルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面
x:長手軸方向
y:径方向
z:周方向

Claims (10)

  1. 外面及び内面を有するバルーン本体を有しているバルーンカテーテル用バルーンであって、
    前記バルーン本体は、直管部と、前記直管部よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部と、前記直管部よりも近位側に位置している近位側テーパー部と、を有しており、
    前記遠位側テーパー部と前記直管部と前記近位側テーパー部は、前記バルーン本体の外面よりも径方向の外方に突出しており前記バルーン本体の長手軸方向に延在している突出部を有しており、
    前記突出部は、前記バルーン本体の径方向の断面において先端部を有しており、
    前記バルーンカテーテル用バルーンの拡張状態において、前記遠位側テーパー部の前記突出部の前記先端部は、前記遠位側テーパー部の近位端の前記先端部と前記遠位側テーパー部の遠位端の前記先端部とを結んだ直線L に対して前記バルーン本体の周方向の第1方向側及び第2方向側に配されておらず、且つ、前記近位側テーパー部の前記突出部の前記先端部は、前記近位側テーパー部の遠位端の前記先端部と前記近位側テーパー部の近位端の前記先端部とを結んだ直線L に対して前記バルーン本体の周方向の第1方向側及び第2方向側に配されておらず、
    下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしているバルーンカテーテル用バルーン。
    (1)前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、前記遠位側テーパー部の前記突出部の前記先端部は、前記直線Lに対して前記第1方向側に配されており前記第2方向側には配されていないか、又は前記第2方向側に配されており前記第1方向側には配されていない。
    (2)前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、前記近位側テーパー部の前記突出部の前記先端部は、前記直線Lに対して前記第1方向側に配されており前記第2方向側には配されていないか、又は前記第2方向側に配されており前記第1方向側には配されていない。
  2. 前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、前記バルーンカテーテル用バルーンは折り畳まれている請求項1に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
  3. 前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、前記バルーン本体の長手軸方向における前記遠位側テーパー部及び前記近位側テーパー部の前記直管部側の端を0%の位置、他端を100%の位置としたとき、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たす請求項1又は2に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
    (1)前記遠位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における前記突出部の前記先端部は前記直線Lに対して前記第1方向側又は前記第2方向側に配されており、前記遠位側テーパー部の90%の位置から100%の位置までの区間における前記突出部の前記先端部は前記直線Lに対して前記第1方向側及び前記第2方向側に配されていない。
    (2)前記近位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における前記突出部の前記先端部は前記直線Lに対して前記第1方向側又は前記第2方向側に配されており、前記近位側テーパー部の90%の位置から100%の位置までの区間における前記突出部の前記先端部は前記直線Lに対して前記第1方向側及び前記第2方向側に配されていない。
  4. 下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たす請求項3に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
    (1)前記遠位側テーパー部の40%の位置における前記突出部の前記先端部の前記直線Lからの距離は、前記遠位側テーパー部の60%の位置における前記突出部の前記先端部の前記直線Lからの距離の1.2倍以上である。
    (2)前記近位側テーパー部の40%の位置における前記突出部の前記先端部の前記直線Lからの距離は、前記近位側テーパー部の60%の位置における前記突出部の前記先端部の前記直線Lからの距離の1.2倍以上である。
  5. 前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たす請求項1~4のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
    (1)前記遠位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における前記突出部の前記先端部は、前記直線Lを前記バルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面に対して前記バルーン本体の径方向の内方か又は同じ位置に配されている。
    (2)前記近位側テーパー部の20%の位置から70%の位置までの全区間における前記突出部の前記先端部は、前記直線Lを前記バルーン本体の中心軸の周りに回転させて得られる仮想曲面に対して前記バルーン本体の径方向の内方か又は同じ位置に配されている。
  6. 前記バルーンカテーテル用バルーンの拡張状態において、前記遠位側テーパー部の前記突出部の前記先端部と前記直管部の前記突出部の前記先端部と前記近位側テーパー部の前記突出部の前記先端部は、前記バルーン本体の周方向の同じ位置に配されている請求項1~5のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
  7. 前記バルーン本体は収縮状態において羽根を形成する羽根形成部を有しており、前記突出部は前記羽根形成部以外に配されている請求項1~6のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
  8. 前記遠位側テーパー部の前記突出部と前記直管部の前記突出部と前記近位側テーパー部の前記突出部は、前記バルーン本体の長手軸方向に連続して延在している請求項1~7のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
  9. 前記突出部は、前記バルーン本体と同一材料から構成されている請求項1~8のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーン。
  10. 請求項1~9のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル用バルーンの製造方法であって、
    それぞれ長手軸方向に延在する空間部を内部に有する第1の筒状物と第2の筒状物と第3の筒状物を準備する工程と、
    外面及び内面を有するバルーン本体を有しているバルーンカテーテル用バルーンであって、前記バルーン本体は、直管部と、前記直管部よりも遠位側に位置している遠位側テーパー部と、前記直管部よりも近位側に位置している近位側テーパー部とを有しており、前記遠位側テーパー部と前記直管部と前記近位側テーパー部は、前記バルーン本体の外面よりも径方向の外方に突出しており前記バルーン本体の長手軸方向に延在している突出部を有しているバルーンカテーテル用バルーンを準備する工程と、
    前記バルーンカテーテル用バルーンの収縮状態において、前記第1の筒状物内に前記遠位側テーパー部を配置し、前記第2の筒状物内に前記近位側テーパー部を配置し、前記第3の筒状物内に前記直管部を配置する配置工程と、を有しており、
    下記(1)及び(2)の少なくとも一方を満たしているバルーンカテーテル用バルーンの製造方法。
    (1)前記配置工程において、前記第1の筒状物の内面と前記遠位側テーパー部の前記突出部の少なくとも一部が当接している。
    (2)前記配置工程において、前記第2の筒状物の内面と前記近位側テーパー部の前記突出部の少なくとも一部が当接している。
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