JP7735232B2 - 燃料貯留容器 - Google Patents
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Description
以下、図1~図7に基づいて、本発明の実施形態1に係る燃料貯留容器について説明する。本実施形態に係る燃料貯留容器は、車両の燃料タンクT内に設置される燃料供給装置10に使用されている。ここで、図1中に示す上下左右は、燃料タンクTにおける上下左右に対応している。
燃料供給装置10は、図7の配管系統図に示すように、燃料タンクT内の燃料をエンジンの燃料噴射装置18に圧送する装置である。燃料供給装置10とエンジンの燃料噴射装置18とは、燃料供給配管13により接続されている。燃料供給装置10は、図1に示すように、燃料タンクTの上部開口Thを塞ぐ蓋部材20と、燃料タンクTの底部に設置されるポンプユニット30とから構成されている。そして、ポンプユニット30のハウジングが燃料を貯留可能な燃料貯留容器300(以下、サブタンク300という)となっている。
蓋部材20は、図1に示すように、円板状の蓋板22を備えており、その蓋板22の上面側に燃料吐出ポート23が設けられている。そして、燃料吐出ポート23に対し、図7に示す燃料供給配管13の一端が接続されている。また、蓋板22の上面側には、電気用コネクタ24と、キャニスタ(蒸発燃料処理装置)用の配管接続ポート25と、空気抜き用のブリーザパイプ(図示省略)等とが設けられている。
ポンプユニット30は、燃料を圧送する部分であり、図2等に示すように、ポンプユニット30のハウジングを構成するサブタンク300と、サブタンク300内に収納される燃料ポンプ32、圧力調整弁40、燃料フィルタ340を備えている。さらに、サブタンク300の外側には、燃料タンクT内の燃料レベルを検出する燃料レベルゲージ(図示省略)が設けられている。燃料ポンプ32は、図2に示すように、モータ部32mとポンプ部32pとを備えており、ポンプ部32pの燃料入口(図示省略)から吸引した燃料をモータ部32mの上端の吐出ポート32zから吐出できるように構成されている。圧力調整弁40は、燃料ポンプ32の吐出ポート32zから吐出された燃料圧力を調整できるように構成されている。
サブタンク300は、燃料貯留容器であり、図2~図4に示すように、下側に開口313を有するサブタンク本体310と、そのサブタンク本体310の開口313を覆えるように構成されたロアカバー350とを備えている。そして、図2に示すように、燃料フィルタ340がサブタンク本体310の開口313を覆った状態で、その燃料フィルタ340の外周縁がサブタンク本体310とロアカバー350との間で挟持されている。即ち、サブタンク本体310と燃料フィルタ340とに囲まれた領域に燃料が貯留されるようになる。また、サブタンク300には、燃料フィルタ340を挟持した状態のサブタンク本体310の外周縁とロアカバー350の外周縁とを結合させる結合機構370が周方向に等間隔で4セット設けられている。
サブタンク本体310は、図2に示すように、タンク形成部312とポンプケース部322とレギュレータケース部324と燃料供給通路230とを備えている。タンク形成部312は、有天円筒状に形成されている。タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、径方向外側に張り出すフランジ部314が設けられており、そのフランジ部314が、図3、図4に示すように、段付部314yと脚壁部314wとにより断面逆L字形に形成されている。ここで、フランジ部314の脚壁部314wの内径寸法は、図2等に示すように、燃料フィルタ340の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている。ここで、タンク形成部312のフランジ部314(脚壁部314w)の外径寸法は、燃料タンクTの上部開口Thを通過できる最大径寸法に設定されている。また、タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、図3、図4に示すように、フランジ部314の径方向内側端から下方に突出するフィルタ挟持壁部315が環状に形成されている。さらに、タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、図4に示すように、結合機構370の被係合部370u(後記する)が周方向に等間隔で4か所に設けられている。
ロアカバー350は、図2~図4に示すように、燃料フィルタ340を下方から支える蓋状部材であり、格子状の底板部351を有する円形浅皿状に形成されている。ロアカバー350の底板部351の周縁には、図3、図4に示すように、サブタンク本体310(タンク形成部312)のフィルタ挟持壁部315に対応する位置に環状のフィルタ挟持壁部353が上方に突出するように形成されている。さらに、ロアカバー350のフィルタ挟持壁部353の径方向外側には、上方に向かって拡開するように形成されたテーパ部355が設けられている。テーパ部355は、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346を下方から覆うとともに、そのテーパ部355の外周縁がサブタンク本体310のフランジ部314の脚壁部314wに下方から合わせられる。即ち、ロアカバー350のテーパ部355の外径寸法がサブタンク本体310のフランジ部314の外径寸法と等しい値に設定されている。また、ロアカバー350の周縁には、サブタンク本体310(タンク形成部312)の被係合部370uに対応する位置に結合機構370の係合部370k(後記する)が周方向に等間隔で4か所に設けられている。
燃料フィルタ340は、図4に示すように、外形が略円盤状に形成されており、燃料をろ過するフィルタ本体部341と、そのフィルタ本体部341よりも径方向外側に位置する被挟持部344と、その被挟持部344よりも径方向外側に位置するフィルタ外周縁346とから構成されている。そして、燃料フィルタ340の外径寸法が、図2等に示すように、サブタンク本体310のフランジ部314の脚壁部314w、及びロアカバー350のテーパ部355の外周縁の内径寸法とほぼ等しい値に設定されている。
結合機構370は、上記したように、燃料フィルタ340を挟持した状態のサブタンク本体310とロアカバー350とを結合させる機構である。結合機構370は、サブタンク本体310側の被係合部370uとロアカバー350側の係合部370kとから構成されている。サブタンク本体310のフランジ部314には、図4、図5等に示すように、周方向に一定寸法だけ切り欠かれた切り欠き凹部314cが周方向に4ケ所形成されている。結合機構370の被係合部370uは、切り欠き凹部314cに対応する位置に形成されている。
サブタンク300の組付けでは、サブタンク本体310のポンプケース部322に収納された燃料ポンプ32のポンプ部32pに対して燃料フィルタ340の中央接続部材342が接続される。この状態で、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346はサブタンク本体310のフランジ部314に収容され、サブタンク本体310の開口313は燃料フィルタ340によって覆われる。次に、サブタンク本体310の開口313、及び燃料フィルタ340を覆うようにロアカバー350をサブタンク本体310等と同軸に配置し、サブタンク本体310の被係合部370uとロアカバー350の係合部370kとを周方向において同位置に位置決めする。この状態で、サブタンク本体310とロアカバー350とを軸方向(上下方向)に相対移動させることで、ロアカバー350の係合部370kをサブタンク本体310の被係合部370uに係合させる。
本実施形態に係るサブタンク300が本発明の燃料貯留容器に相当する。また、本実施形態に係るサブタンク本体310が本発明のアッパー部材に相当し、ロアカバー350が本発明のロア部材に相当する。また、本発明の燃料フィルタ340が本発明のフィルタ部材に相当する。
本実施形態に係るサブタンク300(燃料貯留容器)によると、ロアカバー350(ロア部材)の係合部370kは、サブタンク本体310(アッパー部材)の被係合部370uに対して径方向外側に配置されている。そして、係合部370kは、被係合部370uに対して径方向外側から係合可能に構成されている。即ち、ロアカバー350の係合部370kは、サブタンク本体310の被係合部370uに対して下側、及び径方向外側から被せられた状態で係合する。このため、ロアカバー350の係合部370kの先端エッジ部は上向きの状態で露出するようになる。これにより、例えば、サブタンク300を燃料タンクTの上部開口Thから燃料タンクT内に挿入する場合、ロアカバー350の係合部370kの下端等が燃料タンクTの開口縁に当接しても、ロアカバー350の係合部370kとサブタンク本体310の被係合部370uとの係合状態に影響がなく、両者の係合が解除されるような不具合がない。
300・・・サブタンク(燃料貯留容器)
310・・・サブタンク本体(アッパー部材)
313・・・開口
315・・・フィルタ挟持壁部
340・・・燃料フィルタ(フィルタ部材)
341・・・フィルタ本体部
344・・・被挟持部
346・・・フィルタ外周縁
350・・・ロアカバー(ロア部材)
353・・・フィルタ挟持壁部
370・・・結合機構
370k・・係合部
370u・・被係合部
372・・・受け部
372h・・爪用開口
374・・・凸部
375・・・板部
377・・・爪部
Claims (5)
- 下側に開口を有する容器状のアッパー部材と、前記アッパー部材の開口を覆うロア部材と、前記開口を覆っており、前記アッパー部材と前記ロア部材間に挟持されるフィルタ部材と、前記アッパー部材と前記ロア部材とを結合する結合機構とを備え、前記アッパー部材と前記フィルタ部材とにより囲まれた領域に燃料を貯留可能な燃料貯留容器であって、
前記結合機構は、
前記アッパー部材の外周縁に設けられた複数の被係合部と、
前記ロア部材の外周縁に複数設けられ、前記アッパー部材の複数の被係合部とそれぞれ係合可能に構成された係合部と、
を有しており、
前記ロア部材の前記係合部は、前記アッパー部材の被係合部に対して径方向外側に配置されており、前記被係合部に対して径方向外側から係合可能に構成されており、前記ロア部材の外周縁から軸方向に張り出す板部と、その板部の先端で径方向内側に突出する爪部とを備えており、
前記アッパー部材の被係合部は、前記ロア部材の係合部の板部が径方向外側から重なるように形成された受け部と、前記ロア部材の係合部の爪部が係合可能なように、前記受け部に形成された爪用開口とから構成されている燃料貯留容器。 - 請求項1に記載された燃料貯留容器であって、
前記ロア部材の係合部は撓み変形可能な構成であり、
前記係合部は、前記アッパー部材と前記ロア部材とが軸方向に相対移動することで、径方向外側に撓み変形しながら前記被係合部と係合可能に構成されている燃料貯留容器。 - 請求項1に記載された燃料貯留容器であって、
前記フィルタ部材は、燃料をろ過するフィルタ本体部と、そのフィルタ本体部を囲む環状に形成されて、前記アッパー部材と前記ロア部材間に挟持される被挟持部と、その被挟持部よりも径方向外側に位置しているフィルタ外周縁とを備えており、
前記ロア部材の係合部の爪部と前記アッパー部材の被係合部の爪用開口との係合部分は、前記フィルタ部材に対して軸方向に位置ずれしており、さらに、前記係合部分は、前記フィルタ部材の前記フィルタ外周縁と平面視において重なる位置に設けられている燃料貯留容器。 - 請求項3に記載された燃料貯留容器であって、
前記ロア部材における複数の係合部の板部の内径寸法は、前記フィルタ部材の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている燃料貯留容器。 - 請求項4に記載された燃料貯留容器であって、
前記アッパー部材の被係合部には、前記ロア部材の係合部の爪部がそのアッパー部材の被係合部の爪用開口と係合した状態で、前記ロア部材の係合部の板部の先端を軸方向から覆う凸部が設けられている燃料貯留容器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022111608A JP7735232B2 (ja) | 2022-07-12 | 2022-07-12 | 燃料貯留容器 |
| CN202321791914.5U CN220452068U (zh) | 2022-07-12 | 2023-07-10 | 燃料贮存容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022111608A JP7735232B2 (ja) | 2022-07-12 | 2022-07-12 | 燃料貯留容器 |
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|---|---|
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| JP7735232B2 true JP7735232B2 (ja) | 2025-09-08 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2022111608A Active JP7735232B2 (ja) | 2022-07-12 | 2022-07-12 | 燃料貯留容器 |
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|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP2009297714A (ja) | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Baldwin Filters Inc | 係止機構を有するフィルタエレメントおよびフィルタ組立体 |
| JP2011032898A (ja) | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Mitsuba Corp | 燃料供給装置 |
| JP2021038696A (ja) | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 愛三工業株式会社 | 燃料貯留装置 |
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2022
- 2022-07-12 JP JP2022111608A patent/JP7735232B2/ja active Active
-
2023
- 2023-07-10 CN CN202321791914.5U patent/CN220452068U/zh active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Publication date |
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