JP7735232B2 - 燃料貯留容器 - Google Patents

燃料貯留容器

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Description

本発明は、アッパー部材とロア部材間に挟持されるフィルタ部材と、前記アッパー部材と前記ロア部材とを結合する結合機構とを備えており、前記アッパー部材と前記フィルタ部材とにより囲まれた領域に燃料を貯留可能な燃料貯留容器に関する。
上記した燃料貯留容器に関する技術が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の燃料貯留容器103は、車両の燃料供給装置100において使用されている。燃料供給装置100は、図8に示すように、車両の燃料タンク110内に設置されており、燃料タンク110内に貯留されている燃料を燃料ポンプ(図示省略)により車両のエンジン(図示省略)に圧送できるように構成されている。
燃料貯留容器103は、図9に示すように、下面開口104hを有する容器状のアッパー部材104と、そのアッパー部材104の下面開口104hを覆う蓋状のロア部材105と、アッパー部材104とロア部材105間に挟持される円板袋状のフィルタ部材107とを備えている。そして、アッパー部材104とロア部材105とがフィルタ部材107の外周縁を挟持した状態で結合機構120により周方向の複数個所で結合されている。
結合機構120は、図9に示すように、ロア部材105の外周縁から上方に張り出すように設けられた被係合部126と、アッパー部材104の外周縁から下方に張り出すように設けられ、撓み変形可能な構成でロア部材105の被係合部126と係合可能に構成された係合部123とを備えている。アッパー部材104の係合部123は、ロア部材105の被係合部126に対して径方向外側に配置されている。そして、アッパー部材104の係合部123は、そのアッパー部材104とロア部材105とが軸方向(上下方向)に相対移動することで、径方向外側に撓み変形しながらロア部材105の被係合部126に対して径方向外側から係合するようになる。
特開2021-011852号公報
特許文献1における燃料貯留容器103の結合機構120では、図9に示すように、アッパー部材104の外周縁から下方に張り出して撓み変形可能な係合部123がロア部材105の被係合部126に対して径方向外側に配置されている。このため、アッパー部材104の係合部123とロア部材105の被係合部126とが係合している状態では、アッパー部材104の係合部123の先端エッジ部(下端エッジ部)は、下向きの状態で露出している。したがって、例えば、燃料供給装置100を燃料タンク110の開口113(図8参照)から燃料タンク110内に挿入する際、燃料貯留容器103におけるアッパー部材104の係合部123の先端エッジ部が燃料タンク110の開口113縁に当接して引っ掛かることがある。これにより、図9の二点鎖線に示すように、アッパー部材104の係合部123が径方向外側に広がり、ロア部材105の被係合部126との係合が解除されることが考えられる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、燃料貯留容器を燃料タンクの開口から燃料タンク内に挿入する際、当接、あるいは引っ掛かり等により結合機構の結合が解除されないようにすることである。
上記した課題は、各発明によって解決される。第1の発明は、下側に開口を有する容器状のアッパー部材と、前記アッパー部材の開口を覆うロア部材と、前記開口を覆っており、前記アッパー部材と前記ロア部材間に挟持されるフィルタ部材と、前記アッパー部材と前記ロア部材とを結合する結合機構とを備え、前記アッパー部材と前記フィルタ部材とにより囲まれた領域に燃料を貯留可能な燃料貯留容器であって、前記結合機構は、前記アッパー部材の外周縁に設けられた複数の被係合部と、前記ロア部材の外周縁に複数設けられ、前記アッパー部材の複数の被係合部とそれぞれ係合可能に構成された係合部とを有しており、前記ロア部材の前記係合部は、前記アッパー部材の被係合部に対して径方向外側に配置されており、前記被係合部に対して径方向外側から係合可能に構成されている。
本発明によると、ロア部材の係合部は、アッパー部材の被係合部に対して径方向外側に配置されている。そして、係合部は、被係合部に対して径方向外側から係合可能に構成されている。即ち、ロア部材の係合部は、アッパー部材の被係合部に対して下側、及び径方向外側から被せられた状態で係合する。このため、ロア部材の係合部の先端エッジ部は上向きの状態で露出するようになる。これにより、例えば、燃料貯留容器を燃料タンクの開口から燃料タンク内に挿入する場合、ロア部材の係合部の下端等が燃料タンクの開口縁に当接しても、ロア部材の係合部とアッパー部材の被係合部との係合状態に影響がなく、両者の係合が解除されるような不具合がない。
第2の発明によると、ロア部材の係合部は撓み変形可能な構成であり、前記係合部は、アッパー部材とロア部材とが軸方向に相対移動することで、径方向外側に撓み変形しながら被係合部と係合可能に構成されている。
第3の発明によると、ロア部材の係合部は、ロア部材の外周縁から軸方向に張り出す板部と、その板部の先端で径方向内側に突出する爪部とを備えており、アッパー部材の被係合部は、前記ロア部材の係合部の板部が径方向外側から重なるように形成された受け部と、前記ロア部材の係合部の爪部が係合可能なように、前記受け部に形成された爪用開口とから構成されている。
即ち、ロア部材の係合部の板部は、アッパー部材の被係合部の受け部の径方向外側に配置され、ロア部材の係合部の爪部は、板部の先端で径方向内側に突出するように形成されている。このため、ロア部材の係合部の板部の位置がロア部材の外周縁とともに燃料貯留容器における最大外径部位となる。ここで、燃料貯留容器の最大外径部位の外径寸法は、一般的に燃料タンクの開口を通過可能な最大寸法に設定される。そして、ロア部材の複数の係合部の板部等の内側には、フィルタ部材がセットされる。このため、フィルタ部材の外径寸法は複数の板部等の内径寸法とほぼ等しい値に設定される。このように、フィルタ部材の外径寸法を制約寸法内で極力大きくでき、この結果、フィルタ部材のろ過面積も極力大きくできる。
第4の発明によると、フィルタ部材は、燃料をろ過するフィルタ本体部と、そのフィルタ本体部を囲む環状に形成されて、アッパー部材とロア部材間に挟持される被挟持部と、その被挟持部よりも径方向外側に位置しているフィルタ外周縁とを備えており、前記ロア部材の係合部の爪部と前記アッパー部材の被係合部の爪用開口との係合部分は、前記フィルタ部材に対して軸方向に位置ずれしており、さらに、前記係合部分は、前記フィルタ部材の前記フィルタ外周縁と平面視において重なる位置に設けられている。
第5の発明によると、ロア部材における複数の係合部の板部の内径寸法は、フィルタ部材の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている。
第6の発明によると、アッパー部材の被係合部には、ロア部材の係合部の爪部がそのアッパー部材の被係合部の爪用開口と係合した状態で、前記ロア部材の係合部の板部の先端を軸方向から覆う凸部が設けられている。このため、例えば、燃料貯留容器を燃料タンクの開口から燃料タンク外に取り出す場合等、凸部の働きで、上向きの状態で露出しているロア部材の係合部の先端エッジ部が燃料タンクの開口縁に直接当接することがない。したがって、燃料貯留容器を燃料タンクの開口から燃料タンク外に取り出す際、結合機構の結合が解除されるような不具合がない。
本発明によると、燃料貯留容器を燃料タンクの開口から燃料タンク内に挿入する際、接触等により、結合機構の結合が解除されるようなことがない。
本発明の実施形態1に係る燃料貯留容器(サブタンク)を備える燃料供給装置の背面図である。 前記燃料供給装置のポンプユニットの縦断面図である。 図2のIII部拡大図である。 前記サブタンクを分解して示す斜視図である。 前記サブタンクの結合機構を表す斜視図である。 前記サブタンクの結合機構の縦断面図である(図2のVI矢視縦断面図)。 前記燃料供給装置とエンジンの燃料噴射装置との関係を表す配管系統図である。 従来の燃料供給装置の背面図である。 従来の燃料貯留容器(サブタンク)の結合機構を表す縦断面図である。
〔実施形態1〕
以下、図1~図7に基づいて、本発明の実施形態1に係る燃料貯留容器について説明する。本実施形態に係る燃料貯留容器は、車両の燃料タンクT内に設置される燃料供給装置10に使用されている。ここで、図1中に示す上下左右は、燃料タンクTにおける上下左右に対応している。
<燃料供給装置10の概要について>
燃料供給装置10は、図7の配管系統図に示すように、燃料タンクT内の燃料をエンジンの燃料噴射装置18に圧送する装置である。燃料供給装置10とエンジンの燃料噴射装置18とは、燃料供給配管13により接続されている。燃料供給装置10は、図1に示すように、燃料タンクTの上部開口Thを塞ぐ蓋部材20と、燃料タンクTの底部に設置されるポンプユニット30とから構成されている。そして、ポンプユニット30のハウジングが燃料を貯留可能な燃料貯留容器300(以下、サブタンク300という)となっている。
<燃料供給装置10の蓋部材20について>
蓋部材20は、図1に示すように、円板状の蓋板22を備えており、その蓋板22の上面側に燃料吐出ポート23が設けられている。そして、燃料吐出ポート23に対し、図7に示す燃料供給配管13の一端が接続されている。また、蓋板22の上面側には、電気用コネクタ24と、キャニスタ(蒸発燃料処理装置)用の配管接続ポート25と、空気抜き用のブリーザパイプ(図示省略)等とが設けられている。
蓋部材20の蓋板22の下面側には、図1に示すように、バネ力によりポンプユニット30を下方に押圧し、ポンプユニット30を所定位置で燃料タンクTの底面に接触させた状態に保持するスタンドオフ部28が設けられている。スタンドオフ部28は、上下方向に延びる垂下筒部28t(図1の点線参照)と、その垂下筒部28tを側面側から覆って補強する略三角板状の湾曲壁部28wとを備えている。そして、スタンドオフ部28の垂下筒部28tに対してポンプユニット30に設けられた筒柱部31が上下方向に相対移動可能な状態で挿入されている。
<燃料供給装置10のポンプユニット30について>
ポンプユニット30は、燃料を圧送する部分であり、図2等に示すように、ポンプユニット30のハウジングを構成するサブタンク300と、サブタンク300内に収納される燃料ポンプ32、圧力調整弁40、燃料フィルタ340を備えている。さらに、サブタンク300の外側には、燃料タンクT内の燃料レベルを検出する燃料レベルゲージ(図示省略)が設けられている。燃料ポンプ32は、図2に示すように、モータ部32mとポンプ部32pとを備えており、ポンプ部32pの燃料入口(図示省略)から吸引した燃料をモータ部32mの上端の吐出ポート32zから吐出できるように構成されている。圧力調整弁40は、燃料ポンプ32の吐出ポート32zから吐出された燃料圧力を調整できるように構成されている。
<ポンプユニット30のサブタンク300について>
サブタンク300は、燃料貯留容器であり、図2~図4に示すように、下側に開口313を有するサブタンク本体310と、そのサブタンク本体310の開口313を覆えるように構成されたロアカバー350とを備えている。そして、図2に示すように、燃料フィルタ340がサブタンク本体310の開口313を覆った状態で、その燃料フィルタ340の外周縁がサブタンク本体310とロアカバー350との間で挟持されている。即ち、サブタンク本体310と燃料フィルタ340とに囲まれた領域に燃料が貯留されるようになる。また、サブタンク300には、燃料フィルタ340を挟持した状態のサブタンク本体310の外周縁とロアカバー350の外周縁とを結合させる結合機構370が周方向に等間隔で4セット設けられている。
<サブタンク本体310について>
サブタンク本体310は、図2に示すように、タンク形成部312とポンプケース部322とレギュレータケース部324と燃料供給通路230とを備えている。タンク形成部312は、有天円筒状に形成されている。タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、径方向外側に張り出すフランジ部314が設けられており、そのフランジ部314が、図3、図4に示すように、段付部314yと脚壁部314wとにより断面逆L字形に形成されている。ここで、フランジ部314の脚壁部314wの内径寸法は、図2等に示すように、燃料フィルタ340の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている。ここで、タンク形成部312のフランジ部314(脚壁部314w)の外径寸法は、燃料タンクTの上部開口Thを通過できる最大径寸法に設定されている。また、タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、図3、図4に示すように、フランジ部314の径方向内側端から下方に突出するフィルタ挟持壁部315が環状に形成されている。さらに、タンク形成部312の下側の開口313の周縁には、図4に示すように、結合機構370の被係合部370u(後記する)が周方向に等間隔で4か所に設けられている。
サブタンク本体310のポンプケース部322は、図2に示すように、燃料ポンプ32のモータ部32mを収納する部分であり、有天円筒状に形成されている。そして、ポンプケース部322の上部がタンク形成部312から上方に突出しており、ポンプケース部322の下端開口(図番省略)がタンク形成部312の内部空間内に位置している。ポンプケース部322には、下方から燃料ポンプ32のモータ部32mが挿入されており、燃料ポンプ32のポンプ部32pはポンプケース部322から下方に突出している。そして、燃料ポンプ32のポンプ部32pが燃料フィルタ340の中央接続部材342(図4参照)を介して袋状の燃料フィルタ340のフィルタ本体部341に接続されている。
サブタンク本体310のレギュレータケース部324は、図2に示すように、ポンプケース部322と横並び状態で配置されている。レギュレータケース部324は略円筒状に形成されており、そのレギュレータケース部324に圧力調整弁40が収納されている。
サブタンク本体310の上部には、図2に示すように、燃料供給通路230が形成されている。燃料供給通路230の入口部231は、下側に折り曲げられた状態でポンプケース部322の上端位置に設けられている。そして、燃料供給通路230の入口部231に対して燃料ポンプ32(モータ部32m)の上端に形成された吐出ポート32zが接続されている。燃料供給通路230の入口部231の下流側(上側)には、逆流防止部材231vが設けられている。燃料供給通路230の逆流防止部材231vの下流側は、横通路と縦通路とにより側面略逆L字形に形成されている。そして、燃料供給通路230の縦通路の部分にレギュレータケース部324と連通する連通路233が接続されている。また、燃料供給通路230の縦通路の側面に出口部232が横向きに形成されている。燃料供給通路230の出口部232には、連結チューブ(図示省略 図1の2点鎖線参照)の一端が接続されており、前記連結チューブの他端が蓋部材20の燃料吐出ポート23に接続されている。
<ロアカバー350について>
ロアカバー350は、図2~図4に示すように、燃料フィルタ340を下方から支える蓋状部材であり、格子状の底板部351を有する円形浅皿状に形成されている。ロアカバー350の底板部351の周縁には、図3、図4に示すように、サブタンク本体310(タンク形成部312)のフィルタ挟持壁部315に対応する位置に環状のフィルタ挟持壁部353が上方に突出するように形成されている。さらに、ロアカバー350のフィルタ挟持壁部353の径方向外側には、上方に向かって拡開するように形成されたテーパ部355が設けられている。テーパ部355は、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346を下方から覆うとともに、そのテーパ部355の外周縁がサブタンク本体310のフランジ部314の脚壁部314wに下方から合わせられる。即ち、ロアカバー350のテーパ部355の外径寸法がサブタンク本体310のフランジ部314の外径寸法と等しい値に設定されている。また、ロアカバー350の周縁には、サブタンク本体310(タンク形成部312)の被係合部370uに対応する位置に結合機構370の係合部370k(後記する)が周方向に等間隔で4か所に設けられている。
<燃料フィルタ340について>
燃料フィルタ340は、図4に示すように、外形が略円盤状に形成されており、燃料をろ過するフィルタ本体部341と、そのフィルタ本体部341よりも径方向外側に位置する被挟持部344と、その被挟持部344よりも径方向外側に位置するフィルタ外周縁346とから構成されている。そして、燃料フィルタ340の外径寸法が、図2等に示すように、サブタンク本体310のフランジ部314の脚壁部314w、及びロアカバー350のテーパ部355の外周縁の内径寸法とほぼ等しい値に設定されている。
燃料フィルタ340のフィルタ本体部341は、中空袋状に形成されており、そのフィルタ本体部341の上面側に燃料ポンプ32のポンプ部32pが接続される中央接続部材342が設けられている。即ち、燃料ポンプ32のポンプ部32pがフィルタ本体部341の中央接続部材342に接続されることで、ポンプ部32pの燃料入口がフィルタ本体部341の袋内空間と連通するようになる。これにより、燃料ポンプ32のポンプ部32pは、燃料フィルタ340を通過した燃料タンクT内の燃料とサブタンク300内の燃料とを吸引できるようになる。
燃料フィルタ340の被挟持部344は、図2、図3に示すように、サブタンク本体310(タンク形成部312)のフィルタ挟持壁部315とロアカバー350のフィルタ挟持壁部353とに上下から挟持される部分である。被挟持部344は、フィルタ本体部341を囲む環状に形成されている。燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346は、サブタンク本体310とロアカバー350とに水平に支持されることで、被挟持部344の挟持安定性を図っている。
<結合機構370について>
結合機構370は、上記したように、燃料フィルタ340を挟持した状態のサブタンク本体310とロアカバー350とを結合させる機構である。結合機構370は、サブタンク本体310側の被係合部370uとロアカバー350側の係合部370kとから構成されている。サブタンク本体310のフランジ部314には、図4、図5等に示すように、周方向に一定寸法だけ切り欠かれた切り欠き凹部314cが周方向に4ケ所形成されている。結合機構370の被係合部370uは、切り欠き凹部314cに対応する位置に形成されている。
サブタンク本体310の被係合部370uは、図4、図5等に示すように、切り欠き凹部314cよりも若干高い位置でサブタンク本体310(タンク形成部312)の外周面から径方向外側に突出する箱形ブロック状の受け部372を備えている。受け部372は、図6に示すように、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346の真上位置に配置されている。受け部372の外周面は、ロアカバー350側の係合部370kが重なる受け面372fとなっており、その受け面372fの外径寸法が燃料フィルタ340の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている。
受け部372の受け面372fには、図4、及び図6に示すように、中央位置にロアカバー350の係合部370kの爪部377が係合可能に構成された爪用開口372hが形成されている。さらに、受け部372の爪用開口372hの下辺位置には、係合部370kの爪部377を下側から受ける爪受け突起373が形成されている。また、受け部372の受け面372fの上端位置には、図5等に示すように、係合部370kの上端(前端)を上方から覆う一対の凸部374が形成されている。
ロアカバー350の係合部370kは、図4~図6に示すように、ロアカバー350のテーパ部355の外周縁から軸方向(上方向)に張り出す板部375と、その板部375の先端で径方向内側に突出する爪部377とを備えている。このように、係合部370kの板部375は、ロアカバー350のテーパ部355の外周縁から軸方向(上方向)に張り出しているため、係合部370kの板部375の外径寸法は、ロアカバー350のテーパ部355の外径寸法と等しい値になる。ロアカバー350の係合部370kは、サブタンク本体310の被係合部370uに対して径方向外側に配置されており、対応する被係合部370uに対して径方向外側から係合するように構成されている。そして、ロアカバー350の係合部370kがサブタンク本体310の被係合部370uと係合した状態で、図6に示すように、係合部370kの板部375は被係合部370uの受け部372の受け面372fに対して径方向外側から重なるようになる。
ロアカバー350の係合部370kの板部375は可撓性を有する帯板状に形成されており、中央位置にサブタンク本体310の被係合部370uの爪受け突起373が挿入可能な角形開口部375hが形成されている。ここで、ロアカバー350の係合部370kの板部375の内径寸法は、被係合部370uの受け面372fの外径寸法、及び燃料フィルタ340の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている。したがって、ロアカバー350の係合部370kとサブタンク本体310の被係合部370uとが係合した状態で、爪部377と爪用開口372hの爪受け突起373とは燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346の上方に配置される。そして、爪部377と爪用開口372hの爪受け突起373との係合部分は、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346と平面的に重なるようになる。
<サブタンク300の組付けについて>
サブタンク300の組付けでは、サブタンク本体310のポンプケース部322に収納された燃料ポンプ32のポンプ部32pに対して燃料フィルタ340の中央接続部材342が接続される。この状態で、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346はサブタンク本体310のフランジ部314に収容され、サブタンク本体310の開口313は燃料フィルタ340によって覆われる。次に、サブタンク本体310の開口313、及び燃料フィルタ340を覆うようにロアカバー350をサブタンク本体310等と同軸に配置し、サブタンク本体310の被係合部370uとロアカバー350の係合部370kとを周方向において同位置に位置決めする。この状態で、サブタンク本体310とロアカバー350とを軸方向(上下方向)に相対移動させることで、ロアカバー350の係合部370kをサブタンク本体310の被係合部370uに係合させる。
即ち、サブタンク本体310とロアカバー350とを軸方向(上下方向)に相対移動させることで、係合部370k(板部375)の爪部377の上傾斜面377s(図6参照)が被係合部370u(受け部372)の爪受け突起373の下傾斜面373sに下方から当接して上摺動する。これにより、爪部377を支える板部375が径方向外側に弾性変形して、爪部377が受け部372の爪受け突起373を乗り超えて上方に移動する。そして、図6に示すように、爪部377が板部375の弾性力により受け部372の爪用開口372hと係合するようになる。この状態で、ロアカバー350の係合部370kがサブタンク本体310の被係合部370uに係合されて、ロアカバー350がサブタンク本体310に結合される。即ち、サブタンク300の組付けが完了する。
ロアカバー350がサブタンク本体310に結合されると、図3、図6に示すように、燃料フィルタ340の被挟持部344がサブタンク本体310のフィルタ挟持壁部315とロアカバー350のフィルタ挟持壁部353とによって上下から挟持される。これにより、燃料フィルタ340のフィルタ本体部341の外周部がシールされる。そして、燃料フィルタ340のフィルタ外周縁346が、図3に示すように、サブタンク本体310のフランジ部314とロアカバー350のテーパ部355とにより形成される空間内に保持される。ここで、サブタンク300の最大外径部分であるサブタンク本体310のフランジ部314と、ロアカバー350のテーパ部355、及び係合部370kの板部375の外径寸法は、燃料タンクTの上部開口Thを通過できる最大径寸法に設定されている。このため、サブタンク本体310のフランジ部314と、ロアカバー350のテーパ部355、及び係合部370kの板部375により形成される空間内に保持される燃料フィルタ340の外径寸法を制約寸法内で極力大きくできる。このため、燃料フィルタ340のろ過面積を効率的に増加させられる。
<実施形態1に係る用語と本発明に係る用語との対応>
本実施形態に係るサブタンク300が本発明の燃料貯留容器に相当する。また、本実施形態に係るサブタンク本体310が本発明のアッパー部材に相当し、ロアカバー350が本発明のロア部材に相当する。また、本発明の燃料フィルタ340が本発明のフィルタ部材に相当する。
<本実施形態に係るサブタンク300の長所について>
本実施形態に係るサブタンク300(燃料貯留容器)によると、ロアカバー350(ロア部材)の係合部370kは、サブタンク本体310(アッパー部材)の被係合部370uに対して径方向外側に配置されている。そして、係合部370kは、被係合部370uに対して径方向外側から係合可能に構成されている。即ち、ロアカバー350の係合部370kは、サブタンク本体310の被係合部370uに対して下側、及び径方向外側から被せられた状態で係合する。このため、ロアカバー350の係合部370kの先端エッジ部は上向きの状態で露出するようになる。これにより、例えば、サブタンク300を燃料タンクTの上部開口Thから燃料タンクT内に挿入する場合、ロアカバー350の係合部370kの下端等が燃料タンクTの開口縁に当接しても、ロアカバー350の係合部370kとサブタンク本体310の被係合部370uとの係合状態に影響がなく、両者の係合が解除されるような不具合がない。
また、ロアカバー350の係合部370kの板部375は、サブタンク本体310の被係合部370uの受け部372の径方向外側に配置され、ロアカバー350の係合部370kの爪部377は、板部375の先端で径方向内側に突出するように形成されている。このため、ロアカバー350の係合部370kの板部375の位置がロアカバー350の外周縁とともにサブタンク300における最大外径部位となる。ここで、サブタンク300の最大外径部位の外径寸法は、燃料タンクTの上部開口Thを通過可能な最大寸法に設定される。そして、ロアカバー350の複数の係合部370kの板部375等の内側には、燃料フィルタ340(フィルタ部材)がセットされる。このため、燃料フィルタ340の外径寸法は複数の板部375等の内径寸法とほぼ等しい値に設定される。このように、燃料フィルタ340の外径寸法を制約寸法内で極力大きくでき、この結果、燃料フィルタ340のろ過面積も極力大きくできる。
また、サブタンク本体310の被係合部370uには、ロアカバー350の係合部370kの爪部377がその被係合部370uの爪用開口372hと係合した状態で、ロアカバー350の係合部370kの板部375の先端を上方(軸方向)から覆う凸部374が設けられている。このため、例えば、サブタンク300を燃料タンクTの上部開口Thから外に取り出す場合等、凸部374の働きで、上向きの状態で露出している係合部370kの板部375の先端エッジ部が燃料タンクTの開口縁に直接当接することがない。したがって、サブタンク300を燃料タンクTの上部開口Thから外に取り出す際、結合機構370の結合が解除されるような不具合がない。
ここで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、ロアカバー350の係合部370kの板部375を径方向外側に変形可能な構成とし、サブタンク本体310の被係合部370uの受け部372を箱形ブロック状に形成する例を示した。しかし、ロアカバー350の係合部370kの板部375を変形不能な構成とし、サブタンク本体310の被係合部370uの受け部372を径方向内側に弾性変形可能な構成とすることも可能である。また、本実施形態では、サブタンク本体310とロアカバー350との結合機構370を周方向に等間隔で4か所に設ける例を示したが、結合機構370の数はサブタンク300の径寸法に応じて宜変更可能である。
また、本実施形態では、サブタンク本体310とロアカバー350が軸方向(上下方向)に相対移動することで、係合部370kの板部375が径方向外側に撓み変形しつつ、板部375の先端の爪部377が被係合部370uの爪用開口372hと係合する例を示した。しかし、サブタンク本体310とロアカバー350とが軸心回りに一定角度回動することにより、係合部370kと被係合部370uとが係合する構成でも可能である。また、本実施形態では、燃料貯留容器の一例としてサブタンク300を例示したが、サブタンク300以外の燃料容器に本発明を適用することも可能である。
10・・・・燃料供給装置
300・・・サブタンク(燃料貯留容器)
310・・・サブタンク本体(アッパー部材)
313・・・開口
315・・・フィルタ挟持壁部
340・・・燃料フィルタ(フィルタ部材)
341・・・フィルタ本体部
344・・・被挟持部
346・・・フィルタ外周縁
350・・・ロアカバー(ロア部材)
353・・・フィルタ挟持壁部
370・・・結合機構
370k・・係合部
370u・・被係合部
372・・・受け部
372h・・爪用開口
374・・・凸部
375・・・板部
377・・・爪部

Claims (5)

  1. 下側に開口を有する容器状のアッパー部材と、前記アッパー部材の開口を覆うロア部材と、前記開口を覆っており、前記アッパー部材と前記ロア部材間に挟持されるフィルタ部材と、前記アッパー部材と前記ロア部材とを結合する結合機構とを備え、前記アッパー部材と前記フィルタ部材とにより囲まれた領域に燃料を貯留可能な燃料貯留容器であって、
    前記結合機構は、
    前記アッパー部材の外周縁に設けられた複数の被係合部と、
    前記ロア部材の外周縁に複数設けられ、前記アッパー部材の複数の被係合部とそれぞれ係合可能に構成された係合部と、
    を有しており、
    前記ロア部材の前記係合部は、前記アッパー部材の被係合部に対して径方向外側に配置されており、前記被係合部に対して径方向外側から係合可能に構成されており、前記ロア部材の外周縁から軸方向に張り出す板部と、その板部の先端で径方向内側に突出する爪部とを備えており、
    前記アッパー部材の被係合部は、前記ロア部材の係合部の板部が径方向外側から重なるように形成された受け部と、前記ロア部材の係合部の爪部が係合可能なように、前記受け部に形成された爪用開口とから構成されている燃料貯留容器。
  2. 請求項1に記載された燃料貯留容器であって、
    前記ロア部材の係合部は撓み変形可能な構成であり、
    前記係合部は、前記アッパー部材と前記ロア部材とが軸方向に相対移動することで、径方向外側に撓み変形しながら前記被係合部と係合可能に構成されている燃料貯留容器。
  3. 請求項1に記載された燃料貯留容器であって、
    前記フィルタ部材は、燃料をろ過するフィルタ本体部と、そのフィルタ本体部を囲む環状に形成されて、前記アッパー部材と前記ロア部材間に挟持される被挟持部と、その被挟持部よりも径方向外側に位置しているフィルタ外周縁とを備えており、
    前記ロア部材の係合部の爪部と前記アッパー部材の被係合部の爪用開口との係合部分は、前記フィルタ部材に対して軸方向に位置ずれしており、さらに、前記係合部分は、前記フィルタ部材の前記フィルタ外周縁と平面視において重なる位置に設けられている燃料貯留容器。
  4. 請求項3に記載された燃料貯留容器であって、
    前記ロア部材における複数の係合部の板部の内径寸法は、前記フィルタ部材の外径寸法とほぼ等しい値に設定されている燃料貯留容器。
  5. 請求項4に記載された燃料貯留容器であって、
    前記アッパー部材の被係合部には、前記ロア部材の係合部の爪部がそのアッパー部材の被係合部の爪用開口と係合した状態で、前記ロア部材の係合部の板部の先端を軸方向から覆う凸部が設けられている燃料貯留容器。
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