JP7723397B2 - 口腔内抗菌用機能性食品組成物 - Google Patents

口腔内抗菌用機能性食品組成物

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Description

本発明は、マスティック成分を有効成分として含有する口腔内抗菌用機能性食品組成物に関する。
マスティック(マスティハ)は、ウルシ科カイノキ属コショウボク(現地名:Schinos。学名 Pistacia Lentiscus)に属し、その中でもギリシャ・ヒオス(キオス)島南部でのみ自生し、且つ栽培される。マスティックは、主にその樹液、その樹液を自然乾燥させて得たマスティック樹脂、該樹液若しくは樹脂を植物油や多価アルコール脂肪酸エステル等で希釈したマスティックオイル、該樹液若しくは該樹脂を水蒸気蒸留で得たマスティック精油、並びに該精油を製造する際の蒸留工程にて生成する水溶成分(マスティックウォータ)などに分離される。そしてヒオス島において、分離されたそれらの成分は、化粧品や食品などに添加される。
ここで、マスティックについては、先に述べた樹液や精油などに抗菌効果を有することが知られており、例えば近年では潰瘍などの胃の疾患をもたらすピロリ菌やカンピロバクター菌に対する抗菌効果や、う蝕関連菌や歯周病菌或いは日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する抗菌効果などが知られている。
これらの抗菌効果を期待して、マスティックの成分を含有させた機能性食品が、例えば特開2002-238496号公報(特許文献1)や特開2006-109751号公報(特許文献2)に開示されている。特許文献1は、スクアレンとマスティックに乳化剤や可塑剤を添加したカプセル剤を開示している。また、特許文献2は、小麦グルテン若しくはグリアジン分画物並びにマスティック抽出エキス(機能材)から成る咀嚼性食品を開示している。
しかしながら、特許文献1に記載の食品については、先に述べた抗菌効果についての記載はあるものの、あくまで記載のみであり、具体的に且つ選択的にどの菌に対して効果を示すかが開示されていない。また、特許文献2に記載の食品については、効果試験として当該咀嚼性食品の食前食後における呼気中のアンモニア濃度の増減を試験するのみで、特許文献1同様に具体的に且つ選択的にどの菌に対して効果を示すかが開示されていない。
ここで、マスティックのう蝕や歯周病の原因菌に対する抗菌効果については、例えば本出願人らの特開2012-97018号公報(特許文献3)や特開2017-75098号公報(特許文献4)に開示されている。特許文献3においては、縮合リン酸塩及びマスティック成分(精油、樹液等)を有効成分とした口腔組成物が、う蝕関連菌(例えばストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans))や口腔内常在菌(例えば肺炎桿菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、カンジダ菌等)に対する抗菌効果を示すことが記されている。また、特許文献4においては、マスティック成分を含む口腔用組成物が、犬や猫の歯周病菌であるポルフィロモナス・グラエ(Porphyromonas gulae)に対して抗菌効果を示すことが記されている。
特開2002-238496号公報 特開2006-109751号公報 特開2012-97018号公報 特開2017-75098号公報
先にも述べたように、特許文献1及び2においては、具体的に且つ選択的にどの菌に対して効果を示すかが開示されていない。ちなみに特許文献3及び4においては、口腔用組成物、即ち歯磨剤や洗口液といった医薬品若しくは医薬部外品としての用途を開示しているに過ぎない。
仮に、特許文献1乃至4に記載の技術を組み合わせたとしても、咀嚼して唾液の分泌を促すと共に、唾液及びマスティックに含まれる有効成分の相乗効果による抗菌性が期待できるかもしれないが、咀嚼力の弱い高齢者や子供にとっては所望の抗菌効果が出るかどうかは不明である。また、特許文献2においては食べ下すことが可能である旨が記載されているが、飲み込む力の弱い高齢者の場合、誤嚥や咀嚼不十分による窒息を起こしてしまう可能性があり、子供の場合は咀嚼不十分による窒息を起こしてしまう可能性が考えられる。また、犬や猫に使用する場合、ドッグフードに混ぜたりして使用しなくてはならないといったことや、老体の犬や猫の場合にはヒトの場合と同じような咀嚼不十分による窒息を起こしてしまう可能性が考えられる。
本発明は、上記の事情を鑑み、口腔内の歯周病やう蝕関連菌、日和見感染を起こす口腔内常在菌に対して抗菌力を有し、並びに咀嚼を伴って適度な唾液の分泌若しくは口腔内での滞留を可能にし、且つ食べ下し若しくは飲み下しても安全な口腔内抗菌用機能性食品組成物を提供することにある。
本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の上記目的は、マスティック成分を機能性関与成分として含有する、肺炎桿菌に対する抗菌のため口腔内抗菌用機能性食品組成物であって、前記マスティック成分が、マスティックパウダーであり、且つ前記マスティックパウダーの配合量は、前記口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して、0.1~50重量%であり、前記口腔内抗菌用機能性食品組成物は、更に0.005~10重量%のパパイアエキス及び0.005~10重量%のキトサンを含み、前記口腔内抗菌用機能性食品組成物は、口臭成分の主成分である揮発性硫黄化合物の濃度を抑制ることを特徴とすることによって達成される。
また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の上記目的は、前記口腔内抗菌用機能性食品組成物の形状は、タブレット、カプセル、ドロップ、ゲル状、顆粒、粉末、又は液体の形状を採ることにより、より効果的に達成される。

本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物によれば、マスティック成分を所望量含むことにより、口腔内の歯周病菌やう蝕細菌、日和見感染を起こす口腔内常在菌に対して優れた抗菌効果を示すことが可能になった。
また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物によれば、固形物やゲル(ゼリー)、タブレットやカプセル、粉末といった食品や、飲料の形態を採ることが可能であるため、咀嚼に伴う唾液の分泌を適度に促す或いは口内に滞留可能にさせるだけでなく、安全に食べ下す若しくは飲み下すことが可能になった。
試験例2において男性6人に対してプラセボを口腔内に摂取させたときの揮発性硫黄化合物(VSC)濃度の変化を示したグラフである。 試験例2において男性6人に対してマスティックタブレットを口腔内に摂取させたときの揮発性硫黄化合物(VSC)濃度の変化を示したグラフである。 試験例2において女性6人に対してプラセボを口腔内に摂取させたときの揮発性硫黄化合物(VSC)濃度の変化を示したグラフである。 試験例2において女性6人に対してマスティックタブレットを口腔内に摂取させたときの揮発性硫黄化合物(VSC)濃度の変化を示したグラフである。
以下、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物について、発明を実施するための形態について詳細を説明する。先ず、マスティック並びに各マスティック成分について概要を説明する。
先ず本願で言う「マスティック樹液」はウルシ科のカイノキ属コショウボクに属するマスティクス(Pistacia lentiscus)から採れる樹液を言い、その主成分としてはマスチカジエノン酸、イソマスチカジエノン酸、トリテルペン類、アルデヒド類、アルコール類、ポリβ‐ミルセン等である。「マスティックパウダー」とはマスティック樹液及び/又は当該樹液を自然乾燥させ凝固させたもの(これを「マスティック樹脂」という。)を更に粉末化させたものを言う。「マスティックオイル」とはマスティック樹液を植物油や多価アルコール脂肪酸エステル等で希釈したものをいう。「マスティック精油」とは、マスティック樹液又はマスティック樹脂を水蒸気蒸留法若しくは乾留により、揮発性の成分(主にテルペン類)を精油化したものをいう。「マスティックウォータ」とはマスティック精油の製造工程において、マスティック樹液(樹脂)の水溶性成分が水蒸気に溶解したものである。「マスティック成分」とは、「マスティックパウダー」、「マスティックオイル」、「マスティック精油」若しくは「マスティックウォータ」のいずれか又はそれらの総称を言う。また、「%」については、特段の記載が無い場合には、全て重量百分率とする。
次に各マスティック成分について説明する。
先ず、マスティックパウダーについて説明する。マスティックパウダーは、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物において、う蝕関連細菌(特にストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans))、歯周病関連細菌(特にポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis))又は日和見感染を起こす口腔内常在菌(例えばカンジダ菌)に対する抗菌作用を示す重要な構成要素の一形態である。マスティックパウダーは、上述のように、マスティック樹液及び/又はマスティック樹脂を粉末化させたものを使用する。なお、マスティック樹液及び/又はマスティック樹脂を粉末化としたのは、マスティック樹液及びマスティック樹脂については、水分が蒸発した以外は、含まれている成分がほとんど変わらないためであるのと、最終的には粉末になればよいためである。ちなみにその粉末化については、常法(例えばミルや凍結乾燥法等)によって可能であり、マスティック樹液若しくはマスティック樹脂の状態によって、任意の手段を取り得る。
マスティックパウダーの配合量であるが、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して、0.01%~80%、好ましくは0.1~50%でより有効性を発揮する。マスティックパウダーの配合量が、0.01%未満であると、う蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対してその殺菌効果が示されない。またマスティックパウダーの配合量が、80%より過剰であると、う蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果が十分であっても、口腔内の患部周辺の組織等が何らかの炎症やアレルギー反応を起こすといった懸念があり、且つ場合によってはこの濃度範囲内よりもう蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果が低下する可能性もある。また、マスティックパウダーの配合量が、80%より過剰であると、生体内で必要な常在菌を殺菌してしまう可能性がある。
ところで、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物において、当該食品の形態によっては、マスティックパウダーのような固体粉末を配合するよりも、オイル状で配合、即ちマスティックオイルとして配合した方が都合の良い場合がある。ここで、マスティックオイルについて説明する。マスティックオイルは上述したように、マスティック樹液(樹脂)を希釈剤に溶解させて使用する。希釈剤に溶解させる理由は、マスティック樹液(樹脂)自体が水に不溶であること、当該食品がジェルや液体等の種々の態様を採ったときに種々の材料との相溶性を検討した結果である。
マスティック樹液(樹脂)を溶解させるための希釈剤としては、グリセリン、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、脂肪酸トリグリセリド(脂肪酸由来部分については炭素数8~18程度で、中でも炭素数8~12のものが望ましい。)トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、脂肪酸モノグリセリド(脂肪酸由来部分については炭素数8~18程度で、中でも炭素数8~12のものが望ましい。)、モノカプリン酸グリセリル、脂肪酸エステル(脂肪酸由来部分については炭素数8~18程度で、中でも炭素数8~12のものが望ましい。)、ミリスチン酸イソプロピル、イソオクタン酸エチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、高級アルコール(炭素数8~22程度)、オレイルアルコール、ソルビタン脂肪酸エステル(脂肪酸由来部分については炭素数8~18程度で、中でも炭素数8~12のものが望ましい。)、ショ糖脂肪酸エステル(脂肪酸由来部分については炭素数8~18程度で、中でも炭素数8~12のものが望ましい。)といった多価アルコール脂肪酸エステル、並びに/又は天然油脂類、特にオリーブ油やヤシ油などの植物由来不飽和脂肪酸、パーム油などの飽和脂肪酸、ヤシ油、菜種油、綿実油、ヒマワリ油、エゴマ油、亜麻仁油、α-リノレン酸、DHA、EPA等といったものを使用することができる。
なお、マスティックオイルの濃度は、10~60%の溶液が望ましい。ちなみに、その濃度が10%未満であると、う蝕関連細菌、歯周病関連細菌に対する殺菌効果が低下する又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する抗菌効果が得られず、その濃度が60%より過剰であると、不均一系溶液になってしまい、且つ10%未満のときほどではないもののこれらの菌に対する殺菌効果も低下する。
マスティックオイルの調製方法については、上記濃度を順守すれば常法で構わない。そして、マスティック樹液(樹脂)の溶解温度は、溶剤の沸点等を考慮すれば適宜温度上昇させてよく、場合によっては常温で構わない。なお、マスティック樹液(樹脂)を溶剤に溶解させた後に、濾過をして、マスティックオイルとして使用するのが望ましい。
なお、マスティックオイルの配合量は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対し、0.01~80%、好ましくは0.1~30%でより有効性を発揮する。マスティックオイルの配合量が、0.01%未満であると、う蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果が低下する又はその殺菌効果が示されない。またマスティックオイルの配合量が、80%より過剰であると、これらの菌に対する殺菌効果が十分であっても、口腔内の患部周辺の組織等が何らかの炎症やアレルギー反応を起こすといった懸念があり、且つ場合によってはこの濃度範囲内よりもこれらの菌に対する殺菌効果が低下する可能性もある。
次に、マスティック精油について説明する。ちなみに、マスティック精油については、上述のように、マスティック樹液又は樹脂を水蒸気蒸留して揮発性成分(主にテルペン類)を精油化したものを使用すればよい。なお精油化については常法で良い。
マスティック精油の配合量は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対し、0.001%~3%、好ましくは0.01~1%でより有効性を発揮する。マスティック精油の配合量が、3%より過剰であると、マスティックオイルと同様に、口腔内の患部周辺の組織等が何らかの炎症やアレルギー反応を起こすといった懸念があり、且つ場合によってはう蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果が低下する可能性がある。ちなみに、マスティック精油については、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物に含有させなくても、即ちマスティックパウダーやマスティックオイルのみでもう蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果を示すが、含有させればより良い殺菌効果が得られる。また、マスティック精油を添加することにより、口臭予防の役割を果たす。なお、マスティック精油の含有量が0.001%未満であると、口臭予防効果を示さないためである。
次に、マスティックウォータについて説明する。ちなみに、マスティックウォータについては、上述のように、マスティック樹液又は樹脂を水蒸気蒸留して分離した揮発性成分(マスティック精油に用いる)と水溶性成分のうち、水溶性成分を用いる。
なお、マスティックウォータの配合量は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対し、0.1~100%、好ましくは1~50%でより有効性を発揮する。マスティックウォータの配合量が、0.1%未満であると、う蝕関連細菌、歯周病関連細菌又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する殺菌効果が低下する又はその殺菌効果が示されない。またマスティックオイルの配合量が、100%より過剰であると、これらの菌に対する殺菌効果が十分であっても、口腔内の患部周辺の組織等が何らかの炎症やアレルギー反応を起こすといった懸念があり、且つ場合によってはこの濃度範囲内よりもこれらの菌に対する殺菌効果が低下する可能性もある。
また、本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物は、食品の形状としては、タブレット、カプセル、ドロップ、ゲル(ゼリー)状、顆粒、粉末、又は液体の形状を採ることが可能である。更に具体的には、ソースやサラダドレッシングなどの調味料、クッキー、ビスケット、ケーキ、チョコレート、飴、タブレット型清涼菓子などといった菓子類、栄養補助用サプリメント、ドッグフードやキャットフードなどの犬猫用食品、添加型(例えば顆粒、粉末、濃縮液のポーションタイプ)、濃縮型、ストレート型飲料(清涼飲料)といった態様を採ることが可能である。なお、これらの食品形態においては、それぞれ既知の工法で製造中若しくは製造後にマスティック成分を添加すればよい。そしてまた、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物は、一般食品、健康機能食品又は動物用機能食品のいずれかにも応用が可能である。
そして、先に述べた食品の形状や態様を採るのに合わせて、マスティック成分としては、マスティックパウダー、マスティックオイル、マスティック精油、又はマスティックウォータのいずれかが選択でき、更には、マスティックパウダー、マスティックオイル、マスティック精油、又はマスティックウォータのうち2種類以上を選択できる。
また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物が抗菌の対象とする歯周病菌には、ヒト並びに犬若しくは猫に共通するポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)やプレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)があり、ヒトには常在せずに犬若しくは猫に常在するポルフィロモナス・グラエ(Porphyromonas gulae)、ポルフィロモナス・サリボサ(Porphyromonas salivosa)、若しくはオドリバクター・デンティカニス(Odoribacter denticanis)等がある。
また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物が抗菌の対象とするう蝕関連細菌としては、ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)、ストレプトコッカス・ソブリヌス(Streptococcus sobrinus)が対象である。また、歯周病菌としては、ポルフィルモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)、タンネレラ・フォルシセンシス(Tannerella forsythensis)、トレポネマ・デンティコラ(Treponema denticola)、プレボテラ・インターメディア(Prevotella intermedia)が対象である。
また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物が抗菌の対象とする日和見感染を起こす口腔内常在菌は、カンジダ菌、肺炎桿菌(クレブシエラ・ニューモニエ)、緑膿菌(例えばシュードモナス属)又は黄色ブドウ球菌(例えばスタフィロコッカス属)のいずれかを対象とする。
以上に述べた態様で、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物については実施可能であるが、種々の添加剤(添加物)を含有させても良い。その添加剤(添加物)について次に説明する。
本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物において、マスティック成分の抗菌作用を高める、即ち抗菌作用の相乗効果を高める助剤として、粒度分布における最頻値が1.0μm以下である乳酸菌、パパイアエキス、キトサンを配合させることが可能である。
ここで言う「粒度分布における最頻値」とは、菌の大きさ(体長)を表す指標となる値であって、菌体の粒子径(体長)を測定したときの粒度分布における相対頻度が最大となる粒子径をいう。言い換えると、「最頻値が1.0μm以下である」といった場合、菌体の体長が、0.1~5μmの範囲のものを指す。ちなみに、菌体の体長は、電子顕微鏡などの公知技術で測定可能である。最頻値が1.0μm以上であると、う蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対して、死活効果を示すには示すが、該細菌類に対する取り込み数が急激に減少するため、1.0μm以下にして使用するのが望ましい。なお、本発明で使用する乳酸菌については、公知技術(例えば国際特許公開第2009/157073号を参照のこと)にて調製すれば良い。
本発明に係る動物用の口腔内抗菌用機能性食品組成物にて使用する乳酸菌には、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトバチルス・ブレビス・サブスピーシス・コアギュランス(L. brevis subspecies coagulans)、ラクトバチルス・アシドフィルス(L. acidphilus)、ラクトバチルス・ガセリ(L. gasseri)、ラクトバチルス・マリ(L. mali)、ラクトバチルス・プランタラム(L. plantarum)、ラクトバチルス・ブヒネリ(L. buchneri)、ラクトバチルス・カゼイ(L. casei)、ラクトバチルス・ジョンソニー(L. johnsonii)、ラクトバチルス・ガリナラム(L. gallinarum)、ラクトバチルス・アミロボラス(L. amylovorus)、ラクトバチルス・ラムノーザス(L. rhamnosus)、ラクトバチルス・ケフィア(L. kefir)、ラクトバチルス・パラカゼイ(L. paracasei)、ラクトバチルス・クリスパタス(L. crispatus)等のラクトバチルス属細菌類、ラクトコッカス・ラクチス(Lactococcus lactis)等のラクトコッカス属細菌類、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(E. faecium)等のエンテロコッカス属細菌類、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)、ビフィドバクテリウム・ロンガム(B. longum)、ビフィドバクテリウム・アドレスセンティス(B. adolescentis)、ビフィドバクテリウム・インファンティス(B. infantis)、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(B. breve)、ビフィドバクテリウム・カテヌラータム(B. catenulatum)等のビフィドバクテリウム属細菌などが挙げられる。その中でもラクトバチルス属細菌類が好ましく、更にその中でもラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)が好ましい。なお、当該乳酸菌は死菌を使用するのが好ましい。これは、本発明で使用する乳酸菌として調製する際、その調製が容易だからであるのと、死菌でも十分に所望の殺菌効果を発揮するからである。また、これらの細菌に係る菌株は特に問わない。
また、前記乳酸菌は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物においては、該口腔内抗菌用機能性食品組成物の全量に対し、0.01~1.0%配合させることが好ましい。0.01%未満であると、乳酸菌が、う蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌を死活させる効果が発揮しない。また、1.0%より過剰であると、前記細菌類の取り込み数に影響が出る。
パパイアエキスは、天然パパイア果実由来のエキスであり、天然パパイアの果実を擦り潰し、エタノール等の溶媒に漬け込んで抽出したエキスであり、パパイアの果実については、熟したものであっても、まだ青い状態の未完熟のものであってもよい。このパパイアエキスは湿潤剤としての役割を果たしており、口腔内の潤いを保つことができるとともに、特に未完熟のパパイアはパパイン酵素が豊富に含まれている。このパパイン酵素が歯面上や歯と歯茎との間にある歯垢を取り除き易くする効果がある。このパパイアエキスの配合量は特に限定はないが、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の全量に対し、0.005%~10%が望ましい。0.005%未満であると上述の効果が発揮されず、10%より過剰になると本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物のう蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する効果が薄れてしまう可能性がある。
対してキトサンは、カニやエビ等の甲殻類の外骨格から得られるキチンを強アルカリ等の煮沸処理などで得られるものである。多糖類であるため、粘結剤として使用されることもあるが、抗菌剤や歯面のコーティング作用を示す効果もある。また、上述のパパイン酵素をより長時間歯面に留めることができる。これによりポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)を死活させる効果がより発揮される。このキトサンの配合量は特に限定はないが、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の全量に対し、0.005%~10%が望ましい。0.005%未満であると上述の効果が発揮されず、10%より過剰になると本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物のう蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する効果が薄れてしまう可能性がある。
さらに、キトサン及びパパイアエキスを同時に配合しても良い。これによりキトサンがパパイン酵素を歯面又は歯と歯茎との間に滞留させる時間を長くすることができ、キトサンによる殺菌効果も合わさり、う蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌を死活させる効果がより発揮される。この場合の配合量も特に限定はないが、キトサン及びパパイアエキスそれぞれ0.005%未満であると上述の効果が発揮されず、10%より過剰になると本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物のう蝕関連細菌、歯周病菌、又は日和見感染を起こす口腔内常在菌に対する効果が薄れてしまう可能性がある。
更に、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物において、マスティック成分の抗菌作用を高める、即ち抗菌作用の相乗効果を高める助剤として、卵黄油、リシン(アミノ酸)、含ポリフェノール天然物エキスを配合させることが可能である。
卵黄油について、説明する。卵黄油とは、鶏卵の卵黄を加熱して生成した固化成分と油脂分のうち、油脂分を一般的に卵黄油若しくは卵油と称している。一般的な卵黄油には、脂溶性ビタミンであるビタミンE(トコフェロール)、卵黄レシチン、コリン(及びフォスファチジルコリン)、フォスファチジルアミン、パルミチン酸(炭素数16。不飽和度0。)、ステアリン酸(炭素数18。不飽和度0。)、オレイン酸(炭素数18。不飽和度1。)、およびリノール酸(炭素数18。不飽和度2。)といった脂肪酸、前記脂肪酸から誘導されたリン脂質、トリグリセリド等が含まれる。なお、これらの成分は、鶏の種類、鶏に対する飼料、有精卵若しくは無精卵、又は飼育環境などの条件によって、成分比が多少変化することはあるが、成分自体は、このような条件の如何に関わらず、変わるものではない。
本発明において卵黄油を使用する場合、卵黄油の製法、餌や飼育場などの鶏の飼育環境の違い、有精卵か無精卵かといったことは特に制限がない。また、本発明においては、市販品を利用しても、用事調製のいずれでも構わない。また、用事調製の場合、製造方法は公知技術でよく、製造方法の条件(例えば加熱温度や容器の材質など)は特に制限はない。また、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物において、肺炎桿菌やカンジダ菌などの抗菌対象菌により抗体化された鶏卵から製造した卵黄油を使用してもよいが、その限りではなく、抗体化は特にしなくてもよい。なお、鶏卵の抗体化については常法による。
本発明において、卵黄油は、本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して1~30%が望ましい。1%未満であると、口臭予防や抗菌作用が十分に発揮できない。30%よりも多いと、口臭予防や抗菌作用といった効果がさほど出ないか、或いは粘性が強くなって口腔内に浸透しなかったり、或いはかえって細菌類の温床となる可能性がある。
次に、リシンについて説明する。本発明において使用するリシンを使用する場合、本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して0.005~40%が望ましい。0.005%未満であると、抗菌作用が十分に発揮できない。40%よりも多いと、口臭予防や抗菌作用といった効果がさほど出ないか、或いは粘性が強くなって口腔内に浸透しなかったり、或いはかえって細菌類の温床となる可能性がある。本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物にて使用するリシンは、α‐L-リシン、α‐L-リシン塩酸塩、又はε‐ポリ(L‐リシン)のいずれかから選択可能である。
次に、本発明において含ポリフェノール天然物エキスを使用する場合、藍抽出物エキス、茶(緑茶、ウーロン茶、紅茶)エキス、甜茶抽出物、抹茶粉末、桜葉(サクラバ)エキス、レモンエキス、シラカバエキス、ブドウ、リンゴ、ブルーベリー、キイチゴ、チョコレート、ココア、大豆、ビワ葉エキス、ワレモコウエキス、オトギリソウエキス、ハマメリス抽出液、オウゴンエキス、シラカバエキス、ノバラエキス、シソ種子抽出物、グアバ葉エキス、クワ葉エキス、ゲッケイジュ葉エキス、ブドウ種子抽出物、ワインエキス、ブドウ葉抽出物、リンゴ抽出物、リンゴタンニンなどといった、フラボノイドやカテキン、タンニン系のポリフェノール類を含むものから選択され、特に抗菌作用が期待できるものとしては、藍抽出物エキス、茶(緑茶)エキス、桜葉(サクラバ)エキス、レモンエキスが望ましい。
ちなみに、本発明で使用する含ポリフェノール天然物エキスは、リシン同様に本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して0.01~40%が望ましい。0.01%未満であると、抗菌作用が十分に発揮できない。40%よりも多いと、口臭予防や抗菌作用といった効果がさほど出ないか、或いは粘性が強くなって口腔内に浸透しなかったり、或いはかえって細菌類の温床となる可能性がある。なお、含ポリフェノール天然物エキスについては、一般的に当該エキスの抽出溶媒(例えばアルコール類や水)の溶液で市販化されている。その際、抽出溶媒たるアルコール類や水は、歯周病菌に対する抗菌効果を期待されるものではないため、濃度調整が必要な場合は、それらアルコール類や水を希釈に用いればよい。
次に一般的な食品添加物を本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物に添加してもよい。
無機系添加剤として第二リン酸カルシウム二水和物、第二リン酸カルシウム無水和物、ピロリン酸カルシウム、第三リン酸マグネシウム、第三リン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、などが挙げられる。これらのうち1種又は2種以上を併用して用いることができる。これらの無機系添加剤の配合量は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対して0.001~20%が一般的である。
湿潤剤としてグリセリン、濃グリセリン、ジグリセリン、ソルビット、マルチトール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、キシリトール、ポリエチレングリコールなどの多価アルコール、ローズマリーエキス、クマザサエキス、キク花エキス等の植物エキス、ソルビット液等の糖質類並びに乳由来のホエイが挙げられ、これらの1種又は2種以上を使用することができる。
粘結剤(増粘剤)として、カラギーナン類、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルシウム含有アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸アンモニウムなどアルギン酸及びその誘導体、キサンタンガム、グァーガム、ゼラチン、寒天、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、プルランや、ヤシ油、パーム油、菜種油、綿実油、ヒマワリ油、エゴマ油、亜麻仁油、α-リノレン酸、DHA、EPA、グリセリン脂肪酸エステルなどの天然油脂類などが挙げられ、これらのうち1種又は2種以上を併用して用いることができる。
また、保存剤としてヒノキチオール、丁子油やハッカ油などの天然香油及び精油類などがあげられ、これらの1種又は2種以上を併用することができる。
pH(水素イオン濃度)調整剤としてクエン酸、クエン酸(モノ若しくはジ)ナトリウム、リンゴ酸、リンゴ酸(モノ若しくはジ)ナトリウム、グルコン酸、グルコン酸(モノ若しくはジ)ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウム、乳酸、乳酸(モノ若しくはジ)ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムなどが挙げられ、これらの1種又は2種以上を併用することができる。
本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物の有効成分を滞留(持続)させるための滞留剤として、流動パラフィン、流動パラフィン及びポリエチレンの混合物であるゲル化炭化水素、植物油、ミツロウなどが使用でき、これらを1種又は2種以上を併用することができる。なお、前記ゲル化炭化水素は、ゲル化剤としての役割も果たす。
甘味剤としてサッカリンナトリウム、アスパルテーム、L-フェニルアラニン化合物、トレハロース、ステビオサイド、ステビアエキス、p-メトキシシンナムアルデヒド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、キシリトール、ソルビトール、エリスリトール、ハチミツ、オリゴ糖、デキストリンなどがある。なお、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールなどの糖アルコールは、抗菌作用助剤としての役割も果たす。
香料成分としてl-メントール、アネトール、メントン、シネオール、リモネン、カルボン、メチルサリシレート、エチルブチレート、オイゲノール、チモール、シンナムアルデヒド、トランス-2-ヘキセナールなどの中から1種又は2種以上を併用することができる。これらの成分は単品で配合してもよいが、これらを含有する精油などを用いてもよい。
ちなみに、上記に述べた添加剤の配合量は、特に限定はないが、口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対して0.001~20%の範囲が一般的である。
また、上記香料成分に加えて、脂肪族アルコールやそのエステル、テルペン系炭化水素若しくはテルペン系アルコール、フェノールエーテル、アルデヒド、ケトン、ラクトンなどの香料成分、精油(マスティック精油以外)を本発明の効果を妨げない範囲で配合してもよい。上記香料の配合量は、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対して0.001~20%の範囲が一般的である。
本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物には、上記のほか、更なる有効成分を配合してもよい。そのような有効成分としてアスコルビン酸(ビタミンC)、アスコルビン酸塩類、トコフェロール、塩化ナトリウム、デキストラナーゼなどが挙げられ、これらの1種又は2種以上を配合することができる。該有効成分については、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物全量に対して0.001~20%の範囲が一般的である。
本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物は、常法に準じて製造することができ、その製法は特に限定されるものではない。
以上に本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物についての実施態様を述べたが、上記の態様の限りではなく、特許請求の範囲及び本明細書の記載の事項を逸脱しない範囲であれば、種々の態様が採用可能であることは言うまでもない。
上記に述べた実施形態を更に詳細に説明するため、次に口腔内抗菌用機能性食品組成物の製造例や効果試験等の試験例を本願実施例として次に記す。
[試験例1]最小発育阻止濃度(MIC)測定試験
先ず、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の主成分、即ち機能性関与成分となるマスティック検体2種並びに比較例として当該食品組成物の副もしくは補助的成分となるポリフェノール検体(カテキン検体及びワインエキス検体)の2種の計4種類の成分について、細菌類に対する抗菌試験として最小発育阻止濃度(MIC)測定試験を行った。
MIC測定試験で用いた該細菌類としては、う蝕菌、歯周病菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌及びカンジダ菌を用いた。更に本試験例1における各細菌類においては、う蝕菌としてストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans。NBRC13955。)、歯周病菌としてポルフィルモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis。ATCC33277。)、黄色ブドウ球菌としてスタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus。NBRC13276。)、緑膿菌としてシュードモナス・エルギノーサ(Pseudomonas aeruginosa。NBRC13275。)、肺炎桿菌としてクレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae。NBRC13275。)、カンジダ菌としてカンジダ・アルビカンス(Candida albicans。NBRC1594。ただし酵母を用いた。)を用いた。
(1)試験(口腔内抗菌用機能性食品組成物の成分4種)試料の調製
本試験例1で使用したマスティック検体2種並びに比較例としての当該食品組成物の副もしくは補助的成分となるポリフェノール検体(カテキン検体及びワインエキス検体)について説明する。
先ず、溶剤をトリカプリン酸グリセリルとして、マスティックパウダーのみを50%溶液としたものを「マスティック検体1」とし、キトサン1%+パパイアエキス1%+マスティックパウダー50%の溶液を「マスティック検体2」とした。同様に、溶剤をトリカプリン酸グリセリルとして、カテキンの50%溶液としたものを「カテキン検体3」とし、ワインエキスの50%溶液としたものを「ワインエキス検体4」とした。
次に、各検体試料について説明する。後述する各細菌類に対する抗菌試験(MIC測定試験)について、寒天培地希釈法又は液体培地希釈法を用いた。
寒天培地法においては、マスティック検体1及び2、カテキン検体3並びにワインエキス検体4について、各検体それぞれ滅菌水を用いて0.02~10%濃度の2倍希釈系列10段階を調製した。これら調製した各検体の試験液を、寒天培地を用いて10倍希釈した後に固化したものを試験培地として用いた。
寒天培地としては、歯周病菌及びう蝕菌には変法GAM寒天培地、カンジダ菌にはサブローデキストロース寒天培地(SDA)、黄色ブドウ球菌、緑膿菌及び肺炎桿菌にはミューラーヒントン寒天培地(MHA)をそれぞれ使用した。また、各検体の代わりに滅菌水を用いて同様に調製したものをコントロール(比較対照用)とした。
一方、液体培地としては、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、及び肺炎桿菌に対してミューラーヒントン液体培地(MHB)を用い、カンジダ菌に対してはRPMI-1640液体培地を用いた。
(2)各試験菌液の調製
細菌のうち、肺炎桿菌、緑膿菌及び黄色ブドウ球菌は、普通寒天培地に接種し、32.5℃、24時間で培養後、生理食塩水を用いて、菌数が10/mLになるように調製したものを試験菌液とした。歯周病菌及びう蝕菌については、変法GAM寒天培地に接種し、37℃、3日~1週間嫌気条件で培養後、生理食塩水を用いて、菌数が10/mLになるように調製したものを試験菌液とした。カンジダ菌に関しては、ポテトデキストロース寒天培地に接種し、32.5℃、48時間で培養後、生理食塩水を用いて、菌数が10/mLになるように調製したものを試験菌液とした。
(3)各試験菌液の接種及び培養
各検体培地(マスティック検体1、マスティック検体2、カテキン検体3、ワインエキス検体4)に、それぞれ各試験菌液を接種し、肺炎桿菌、緑膿菌、黄色ブドウ球菌及びカンジダ菌に対しては、32.5℃で24時間、歯周病菌及びう蝕菌に対しては、37℃で3~4日、それぞれ嫌気条件で培養した。
(4)各試験菌のMIC判定
上記(3)にて各試験菌液を培養後、各試験菌の発育有無を肉眼で観察し、MICを判定した。
(5)結果
各試験菌におけるMICの判定結果、及び菌の発育の有無を表1乃至6に示す。
先ず、カテキン検体3及びワインエキス検体4は、全ての検体濃度で歯周病菌以外の各試験菌では発育が認められた。即ち抗菌作用が殆ど見られなかった。歯周病菌においても、検体濃度が5%まではわずかな発育を認めたものの、2.5%よりも薄い濃度の場合は、発育が見られた。
一方、マスティック検体1及び2では、黄色ブドウ球菌に対しては、全ての検体濃度で発育が認められなかった。即ち抗菌作用が見られた。また、肺炎桿菌、歯周病菌、う蝕菌に関しては、マスティック検体1及び2共に、検体濃度0.31%あたりまでは抗菌作用が確認されたが、それよりも薄い濃度では発育が認められた。緑膿菌に関しては、マスティック検体1及び2共に、検体濃度1.25%あたりまでは抗菌作用が確認されたが、検体濃度0.63%でマスティック検体2だけが菌の発育が認められず、更に検体濃度0.31%よりも薄いと、発育が認められた。カンジダに関しては、他の試験菌と異なり、マスティック検体1及び2共に、ある検体濃度2.5~0.31%の範囲でわずかな発育が認められたのち、検体濃度0.08%では両検体共に発育が認められた。
この試験例では、少なくともカテキンやワインエキスといったポリフェノール系検体よりも、マスティック検体の方が、口腔内細菌に対して抗菌作用を示すことが分かった。更に、マスティック成分単独(マスティック検体1)よりも、マスティック成分にプラスしてパパイアやキトサンといった抗菌作用を示す助剤を加えれば更に抗菌作用を示すという示唆が得られた。
[製造例]本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物の製造
次に、マスティック成分入りタブレットを3種類作製した。配合比については、下記表7乃至9に示すとおりである。ここで、表の番号順に、「配合例1」、「配合例2」、「配合例3」とする。
ちなみに、各配合例に係るタブレットの製造については、材料の配合比以外、全て常法により混練作製した。なお、タブレットの製造については、常法によるとしているが、既知の製造方法でよく、種々の製造方法を採ったところで後述する口臭試験においても口臭抑制について差が出るわけではないことを申し添える。
[試験例2]マスティック成分入りタブレットを使用した口臭測定評価試験
上記製造例で作製したマスティック成分入りタブレットについて、配合例2(表8参照)に係るタブレット(以下、「マスティックタブレット」と称する。)を典型例として、口臭測定評価試験を行った。ちなみに、このマスティックタブレットに対する比較対象例として、「プラセボ」を作製した。なお、プラセボの成分については、配合例2におけるマスティックパウダー(マスティック成分)、キトサン、パパイア粉末を除いた基剤成分のみであり、製法に関しては、製造例同様常法により混錬作製した。
次に、本試験例2における口臭測定評価試験について説明する。被験者としては、20代~60代の男性6人並びに20代~50代の女性6人の計12人を対象とした。更に男性の内訳は20代が1人、40代が3人、50代が1人、60代が1人である。一方女性の内訳は、20代が1人、30代が3人、50代が2人である。各被験者に対して、マスティックタブレット及びプラセボ共に、初回は口腔内に摂取せずに、口臭測定器のブレストロンII(株式会社ヨシダ製)を用いて、揮発性硫黄化合物(VSC)濃度(単位:ppb)を測定した。この初回に測定したVSC濃度を初期値とする。ちなみに、ここで言う揮発性硫黄化合物(VSC)は、口腔内の歯周菌や日和見感染を起こす細菌等が、食べカスや、歯垢、舌苔などのたんぱく質を分解した際に発生する口臭成分の主成分である。
初期値を測定の後、各被験者に対して、マスティックタブレット及びプラセボを口腔内に摂取させると共に、噛み下してもらい、噛み下し30分後の各被験者のVSC濃度を初期値の測定同様にブレストロンII(株式会社ヨシダ製)を用いて行った。この時を試料に応じて「マスティック1日目(若しくは単に1日目)」又は「プラセボ1日目(若しくは単に1日目)」とした。
次に、「マスティック1日目」又は「プラセボ1日目」の測定後、7日間インターバルを空けて、再度各被験者に対して、マスティックタブレット及びプラセボを口腔内に摂取させると共に、噛み下してもらい、噛み下し30分後の各被験者のVSC濃度についてブレストロンIIを用いて行った。この時を試料に応じて「マスティック2日目(若しくは単に2日目)」又は「プラセボ2日目(若しくは単に2日目)」とした。以下同様の測定条件で、「マスティック2日目」又は「プラセボ2日目」から7日間インターバルを空けた後のVSC濃度を「マスティック3日目(若しくは単に3日目)」又は「プラセボ3日目(若しくは単に3日目)」、更に7日間インターバルを空けた後のVSC濃度を「マスティック4日目(若しくは単に4日目)」又は「プラセボ4日目(若しくは単に4日目)」、そのまた更に7日間インターバルを空けた後のVSC濃度を「マスティック5日目(若しくは単に5日目)」又は「プラセボ5日目(若しくは単に5日目)」とした。
次に、マスティックタブレット及びプラセボに係るVSC濃度の結果を表10乃至表13並びに図1乃至図4に示す。
表10は、男性6人がプラセボを口腔内に摂取した時のVSC濃度の結果である。先ず、VSC濃度については、年代が上がるにつれて、高くなっているが、プラセボを摂取した場合、どの年代でも日にちに関わらず、ほぼ一定のVSC濃度であった。図1に表10の各人に対するVSC濃度をグラフ化している。
表11は、男性6人がマスティックタブレットを口腔内に摂取した時のVSC濃度の結果である。先ず、初期値については、どの年代もプラセボと同じであるが、VSC濃度については、マスティックタブレットを摂取した場合、どの年代でも日にちが経つにつれて、VSC濃度が下がるという結果であった。図2にて表11の各人に対するVSC濃度をグラフ化している。図2に示す通り、どの年代でも日にちが経つにつれてVSC濃度が下がる、即ち右肩下がりになっているという表11に示した結果を裏付けている。中でも、男性40代の3人については、初期値と5日目とを対比すると、VSC濃度が約3分の2~約半分程度にまで減少している。
表12は、女性6人がプラセボを口腔内に摂取した時のVSC濃度の結果である。先ず、VSC濃度については、男性同様年代が上がるにつれて、高くなっているが、プラセボを摂取した場合、どの年代でも、ほぼ一定のVSC濃度であった。図3に表12の各人に対するVSC濃度をグラフ化している。
表13は、女性6人がマスティックタブレットを口腔内に摂取した時のVSC濃度の結果である。先ず、初期値については、どの年代もプラセボと同じであるが、VSC濃度については、マスティックタブレットを摂取した場合、男性同様にどの年代でも日にちが経つにつれて、VSC濃度が下がるという結果であった。図4にて表13の各人に対するVSC濃度をグラフ化している。図4に示す通り、どの年代でも日にちが経つにつれてVSC濃度が下がる、即ち右肩下がりになっているという表13に示した結果を裏付けている。男性の時と比べ、女性6人については、年代の如何を問わず、初期値と5日目とを対比すると、VSC濃度が約3分の2~約半分程度にまで減少している。
なお、図示はしないが、上記製造例で製造した製造例1及び3に係るマスティック成分入りタブレットについてもまた、製造例2に係るマスティックタブレット同様に初期値から5日目までに、男性及び女性の性別や年代の如何問わずに、VSC濃度が右肩下がりの結果となった。
以上のことから、タブレット以外の機能性食品組成物、例えばソースやサラダドレッシングなどの調味料、クッキー、ビスケット、ケーキ、チョコレート、飴、ガムなどといった菓子類、栄養補助用サプリメント、ドッグフードやキャットフードなどの犬猫用食品、添加型(例えば顆粒、粉末、濃縮液のポーションタイプ)、濃縮型、ストレート型飲料(清涼飲料)といった態様では、まだ検討の余地はあるが、少なくとも上記製造例、試験例1及び2の結果から、マスティック成分については、タブレットにした場合、タブレットに係る甘味料や賦形化剤等の添加剤の有無にかかわらず、抗菌効果や口腔内細菌に由来する口臭抑制の効果を発揮することが確認できた。
上述の実施形態や実施例にて、本発明に係る口腔内抗菌用機能性食品組成物について言及したが、本発明の口腔内抗菌用機能性食品組成物においては、マスティック成分を粉末化、オイル化、精油化又は水溶液化し、且つ濃度(配合)範囲が広いため、食品材料だけではなく、食品添加物としての利用が可能である。また、主に実施例等ではヒト用の口腔内抗菌用機能性食品組成物について言及しているが、愛玩動物(主に犬、猫)用の口腔内抗菌用機能性食品組成物としての利用も可能である。

Claims (2)

  1. マスティック成分機能性関与成分として含有する、肺炎桿菌に対する抗菌のための口腔内抗菌用機能性食品組成物であって、
    前記マスティック成分が、マスティックパウダーであり、且つ前記マスティックパウダーの配合量は、前記口腔内抗菌用機能性食品組成物に対して、0.1~50重量%であり、
    前記口腔内抗菌用機能性食品組成物は、更に0.005~10重量%のパパイアエキス及び0.005~10重量%のキトサンを含み、
    前記口腔内抗菌用機能性食品組成物は、口臭成分の主成分である揮発性硫黄化合物の濃度を抑制することを特徴とする口腔内抗菌用機能性食品組成物。
  2. 前記口腔内抗菌用機能性食品組成物の形状は、タブレット、カプセル、ドロップ、ゲル状、顆粒、粉末、又は液体の形状を採る請求項1に記載の口腔内抗菌用機能性食品組成物。
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