JP7708940B2 - スライドレール組立体 - Google Patents

スライドレール組立体

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Description

本発明は、スライドレール機構に関し、さらに詳細には、ユーザがスライドレールを容易に操作して移動させることを可能にするハンドルを有するスライドレール組立体に関する。
米国特許US10631639号は、第1レールと、第2レールと、ブロッキング部材と、操作部材とを備えているスライドレール組立体を開示している。第2レールと第1レールは、相互に対して長手方向に移動可能である。ブロッキング部材は、第1レールに結合されている。操作部材は、第2レールに対して所定の状態であるように構成されている。第2レールが第1レールに対してある位置にある場合に、所定状態にある操作部材は、ブロッキング部材によってブロッキングされ、第2レールがその位置から所定方向に移動することを防止する。操作部材が所定状態にない場合に、操作部材は、ブロッキング部材によってブロッキングされなくなり、これにより、第2レールが所定位置から所定方向に移動可能である。
しかし、さまざまな市場の要求に応じて、さまざまなスライドレール製品を開発することが重要である。
本発明は、ユーザがスライドレールを容易に操作して移動させることを可能にするハンドルを有するスライドレール組立体に関する。
本発明の実施形態によれば、スライドレール組立体は、第1レールと;第1レールに対して移動可能である第2レールと;第1状態又は第2状態になるように第2レールに対して移動可能であるハンドルと;第2レールに配置されている補助部材と;弾性特徴部とを備え;第2レールが第1レールに対して後退位置にある場合に、補助部材は、第2レールに対して第1補助位置にあるように第1レールに対して突き当たるように構成され、弾性特徴部は、所定の弾性力を蓄積するように構成され;ハンドルを移動させて第1状態から第2状態へ切り替えた場合に、第2レールは、後退位置から開放方向に所定の伸長位置へ移動可能であり;第2レールが第1レールに対して所定の伸長位置にある場合に、弾性特徴部は、補助部材に所定の弾性力を解放するように構成され、これにより、補助部材は、ハンドルを第2状態に保持するために、ハンドルと係合するように、第1補助位置から第2レールに対して第2補助位置へ移動するように駆動されるものである。
様々な図及び図面に示された好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明を読んだ後には、本発明のこれらの目的及び他の目的は、当業者に疑いなく明らかになる。
本発明の実施形態によるスライドレール組立体を示す図である。 本発明の実施形態によるスライドレール組立体の分解図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第1状態にある第2レールを示す図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第1状態にある第2レールを別の視角から示す図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第2状態にある第2レールを示す図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第2状態にある第2レールを別の視角から示す図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第1状態にある場合に後退状態にあるスライドレール組立体を示す図である。 図7の領域Aの拡大図である。 本発明の実施形態に係り、ハンドルが第2状態にある場合に後退状態にあるスライドレール組立体を示す図である。 図9の領域Aの拡大図である。 本発明の実施形態に係り、第2レールでの作業部材が第3レールによってブロッキングされていない場合に、伸長状態にあるスライドレール組立体を示す図である。 本発明の実施形態に係り、第2レールでの作業部材が第3レールによってブロッキングされた場合に、伸長状態にあるスライドレール組立体を示す図である。
図1及び図2に示すように、スライドレール組立体20は、第1レール22(外側レールなど)と、第2レール24(内側レールなど)と、ハンドル26とを備えている。好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、第1レール22と第2レール24との間に移動可能に取り付けられている第3レール28(中間レールなど)を備えている。第2レール24は、図1に示す第1レール22に対して後退位置Rにある。第2レール24と、第3レール28と、第1レール22とは、相互に対して長手方向に移動可能である。図中、X軸は長手方向(又はスライドレールの長さ方向、移動方向)であり、Y軸は横断方向(又はスライドレールの側方方向)であり、Z軸は縦方向(又はスライドレールの高さ方向)である。
第1レール22は、相互に反対側の第1端部22aと第2端部22b、例えば前端部と後端部とを有するが、本発明はこれに限定されない。第1レール22は、第1壁30aと、第2壁30bと、第1レール22の第1壁30aと第2壁30bとの間に接続されている長手方向壁32とを含む。好ましくは、第1レール22はさらに、ブロッキング部34を含む。本実施形態では、ブロッキング部34は、第1レール22の長手方向壁32での突出した突起であるが、本発明はこれに限定されない。ブロッキング部34は、第1レール22の第1端部22aに隣接して配置されている。ブロッキング部34は、相互に反対側のブロッキング区間36とガイド区間38とを有する。ブロッキング区間36は、ブロッキング部34の後端部に隣接して配置され、ガイド区間38は、ブロッキング部34の前端部に隣接して配置されている。ガイド区間38は、傾斜面又は円弧面を有する。
第3レール28は、相互に反対側の第1端部28aと第2端部28b、例えば前端部と後端部とを有するが、本発明はこれに限定されない。第3レール28は、第1壁40aと、第2壁40bと、第3レール28の第1壁40aと第2壁40bとの間に接続されている長手方向壁42とを含む。好ましくは、第3レール28はさらに、ブロッキング特徴部44を含む。本実施形態では、ブロッキング特徴部44は、第3レール28の長手方向壁42での突出した突起であるが、本発明はこれに限定されない。ブロッキング特徴部44は、第3レール28の第1端部28aに隣接して配置されている。ブロッキング特徴部44は、相互に反対側の第1ブロッキング壁46と第2ブロッキング壁48とを有する。例えば、第1ブロッキング壁46は、ブロッキング特徴部44の後端部に隣接して配置され、第2ブロッキング壁48は、ブロッキング特徴部44の前端部に隣接して配置されている。
第2レール24は、相互に反対側の第1端部24aと第2端部24b、例えば前端部と後端部とを有するが、本発明はこれに限定されない。第2レール24は、第1壁50aと、第2壁50bと、第2レール24の第1壁50aと第2壁50bとの間に接続されている長手方向壁52とを含む。好ましくは、ハウジング54が、第2レール24の一部として見ることができるように、第2レール24に接続(例えば、固定的に接続)されている。ハウジング54は、保護のためにハウジング54に配置された関連のコンポーネントの大部分を覆うように構成された、第1ハウジング部分54aと第2ハウジング部分54bとを含む。好ましくは、ハウジング54は第2レール24の第1端部24aに隣接する。
図3に示すように、図3ではハウジング54が省略されている。ハウジング54に配置される関連のコンポーネントは、ハンドル26と、補助部材56と、弾性特徴部58とである。好ましくは、ギヤラック60と、作業部材62と、シャフト部材64とはさらに、ハウジング54に配置されている。
ハンドル26は、シャフト部材64を介して第2レール24に対して枢軸接続されている。本実施形態では、シャフト部材64は、ハンドル26とハウジング54とを枢軸的に接続するように構成されているが、本発明はこれに限定されない。シャフト部材64は、第1レール22に対して、第2レール24の長さ方向又は移動方向(長手方向など)と実質的に同一の方向に配置されている。
図3及び図4に示すように、補助部材56は、第2レール24に配置されている。例えば、補助部材56は、第2レール24でのハウジング54に配置されている(図2をさらに参照)。好ましくは、シャフト部材64は、補助部材56を貫通するように構成され、これにより補助部材56は、(長手方向に)シャフト部材64に対して移動可能である。弾性特徴部58は、補助部材56に弾性力を与えるように構成されている。弾性特徴部58は、補助部材56とハウジング54との間に突き当たるように構成されている。
好ましくは、ギヤラック60は第2レール24に対して移動可能である。例えば、ギヤラック60は、第2レール24でハウジング54へ移動可能に取り付けられている。さらに、ギヤラック60は、第2レール24(又はハウジング54)に対して高さ方向に移動可能である。ハンドル26は、ギヤラック60と噛み合うように構成されたギヤ構造66を伴って構成されている。
好ましくは、作動部材62は、第2レール24に対して移動可能である。例えば、作動部材62は、シャフト部分68を介して第2レール24でのハウジング54に枢軸接続されている。シャフト部分68は、第2レール24の横断方向(又は側方方向)と実質的に同一の方向に配置されている。
好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、第2レール24に対して移動可能である駆動部材70を備えている。駆動部材70と第2レール24とは、第1制限特徴部72と第2制限特徴部74との相互作用によって、限られた範囲内で相対的に移動可能である。例えば、第1制限特徴部72は、長手方向に細長い孔(又は長手方向に細長いスロット)であり、第2制限特徴部74は、長手方向に細長い孔の一部を通過する接続部材(又は接続ピン)である。
好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、弾性部材76を備えている。本実施形態では、弾性部材76は、駆動部材70と第2レール24との間に接続されているが、本発明はこれに限定されない。さらに、弾性部材76の両端はそれぞれ、駆動部材70に設けられた取り付け区間78と、第2レール24に設けられた第2制限特徴部74とに、接続されている。
好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、第2レール24に移動可能に取り付けられたロック部材80を備えている。例えば、ロック部材80は、補助シャフト82を介して第2レール24で、少なくとも1つのラグ84に枢軸接続されている。補助シャフト82は、第2レール24の高さ方向と実質的に同一の方向に配置されている。
好ましくは、ロック部材80と駆動部材70とは、それぞれ、互いに相互作用するように構成されている第1対応特徴部86と第2対応特徴部88とを有する。第1対応特徴部86と第2対応特徴部88とのうちの少なくとも1つは、第1対応特徴部86と第2対応特徴部88との間の相対移動を容易にするために、傾斜面又は円弧面を有する。
好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、第2レール24に移動可能に取り付けられた第1作業部材90と、第2作業部材92と、操作部材94とを備えている。第1作業部材90と第2作業部材92とは、それぞれ第1取り付け軸96と第2取り付け軸98とを介して、第2レール24(第2レール24の長手方向壁52)に枢軸接続されている。スライドレール組立体20はさらに、少なくとも1つの補助弾性部99を備えている。第1作業部材90と第2作業部材92とは、補助弾性部99の第1弾性区間99aと第2弾性区間99bとの弾性力にそれぞれ応じて、第1作業状態S1に保持されるように構成されている。操作部材94は、第2作業部材92を駆動して移動させるように構成されている。さらに、操作部材94は、駆動区間100と、操作区間102と、駆動区間100と操作区間102との間に接続されている長手方向区間104とを含む。駆動区間100は、第2作業部材92に対応する。例えば、駆動区間100は、第2作業部材92に動作可能に接続され、第2作業部材92を駆動して移動させる。他方、操作区間102は、駆動部材70に接続され、これにより、操作部材94は、駆動部材70とともに移動するように構成されている。
図3及び図4に示すように、補助部材56は、突起部分や延長部分などの係合特徴部106を含むが、本発明はこれに限定されない。ハンドル26は、第2レール24に対して第1状態K1にある。他方、補助部材56に力Fが加えられた場合に、又は補助部材56が物品(第1レール22など)に突き当たった場合に、補助部材56は第2レール24に対して第1補助位置C1にあるように構成され、弾性特徴部58は所定の弾性力Jを蓄積するように構成されている。補助部材56が第1補助位置C1にある場合に、補助部材56の係合特徴部106は、第1状態K1でのハンドル26の所定空間M(図4に示す)に対応する位置にある。このように、ハンドル26は、第1状態K1でなくなるようにユーザによって移動させることができる。
図5及び図6に示すように、ハンドル26は、ユーザによって移動される(引っ張られるなど)ことにより、第1状態K1から第2状態K2へ切り替えられる(90度回転されるなどする)。他方、補助部材56に力Fが加えられなくなった場合に、又は補助部材56が物品(第1レール22など)から移動された場合に、弾性特徴部58は、補助部材56に加えようとする所定の弾性力Jを解放するように構成され、これにより、補助部材56は、第2レール24に対して第1補助位置C1から第2補助位置C2へ移動するように駆動される(例えば、補助部材56は、第2レール24の第2端部24bに向かう方向に第2補助位置C2へ移動されるが、本発明はこれに限定されない)。補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26の所定空間Mから移動されて、ハンドル26の所定部分108と係合される(又は、所定部分108によってブロッキングされる)。換言すれば、補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26が第2状態K2から第1状態K1へ復帰することを防止するように、ハンドル26の移動経路をブロッキングするように構成され、ハンドル26を第2状態K2に保持する。
さらに、図3及び図5を参照するものとする。ハンドル26が第1状態K1(図3に示す)から第2状態K2(図5に示す)へ切り替わるように移動されるプロセスの間に、ハンドル26は、ギヤラック60に噛み合うギヤ構造66を介して作動部材62を回転するために駆動するように構成され、作動部材62は、駆動部材70をさらに押して、第1駆動位置N1(図3に示す)から第2駆動位置N2(図5に示す)に長手方向(又は直線方向)に、かつ第2レール24の第2端部24bに向かう方向に、移動するように構成されている。これにより、駆動部材70は、第1対応特徴部86が第2対応特徴部88と相互作用することを通じて、ロック状態L1(図3に示す)からロック解除状態L2(図5に示す)へ切り替わるように、ロック部材80を駆動して移動(回転など)させるように構成されている。
さらに、駆動部材70が第1駆動位置N1から第2駆動位置N2へ移動されるプロセスの間に、第2作業部材92をさらに駆動して、第1作業状態S1(図3に示す)から第2作業状態(図5に示す)へ移動させるために、駆動部材70は、操作部材94を第2レール24に対して第1操作位置B1(図3に示す)から第2操作位置B2(図5に示す)へ移動させるために駆動するように構成されている。このような状態で、第2弾性区間99bは、(図5に示す)弾性力を蓄積するように構成されている。
さらに、ハンドル26、ギヤラック60、作動部材62、駆動部材70、ロック部材80、操作部材94、及び第2作業部材92は、互いに相互作用するように構成されている。補助部材56が第2補助位置C2にある場合に、補助部材56のロック特徴部106(係合特徴部106)がハンドル26の所定部分108と係合することにより、ハンドル26は第2状態K2(図6に示す)に保持される。このように、ギヤラック60、作動部材62、駆動部材70、ロック部材80、操作部材94、及び第2作業部材92の位置又は状態は、全て維持される。弾性部材76は、駆動部材70が第2駆動位置N2に保持されることに応じて、弾性力Qを蓄積する(図5に示すように、弾性部材76は、復帰する弾性力を蓄積する)ように構成されている。換言すれば、補助部材56が第2補助位置C2(図5に示す)から第1補助位置C1(図3に示す)へ復帰するように移動された場合に、補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26の所定部分108に係合されなくなり(例えば、補助部材56の係合特徴部106は再び、ハンドル26の所定空間Mに対応する位置になる)、これにより、弾性部材76は、弾性力Qを解放して、ハンドル26、ギヤラック60、作動部材62、駆動部材70、ロック部材80、操作部材94、及び第2作業部材92を、初期位置又は状態(図3に示す)へ復帰させるように駆動する。
図7及び図8を参照するものとする(図7及び図8ではハウジング54は省略されている)。好ましくは、スライドレール組立体20はさらに、補助弾性部材110を備え、ロック部材80は、補助弾性部材110の伸長区間112の弾性力(80)に応答してロック状態L1に保持されるように構成されている。スライドレール組立体20は、図7及び図8で、後退状態にある。第1レール22は、ラック(又はキャビネット)に取り付けられるように構成され、第2レール24は、搬送する物品を搬送するように構成されている。このような構成は当業者には周知であり、簡素化のため、これ以上の図示は省略する。
好ましくは、第2レール24が第1レール22に対して後退位置Rにある場合に、ロック状態L1(図3をさらに参照)のロック部材80のロック部90は、第1レール22(図2をさらに参照)のブロッキング部34のブロッキング区間36によってブロッキングされ、第2レール24が後退位置Rから開放方向D1に移動することを防止するように構成されている。また、補助部材56は、第1レール22の一部に突き当たって(例えば、第1レール22の第1端部22aに突き当たるが、本発明はこれに限定されない)、補助部材56に加えられる力Fとしての作用力を発生させ、弾性特徴部58は、所定の弾性力Jを蓄積する。
図7ないし図10に示すように、ハンドル26がユーザにより移動され、第1状態K1から第2状態K2へ切り替えられた場合に、第2レール24は、後退位置R(図7及び図8に示す)から開放方向D1に所定の伸長位置P1(図9及び図10に示す)へ移動可能である。第2レール24が第1レール22に対して所定の伸長位置P1にある場合に、弾性特徴部58は、補助部材56に所定の弾性力Jを解放するように構成されている。これにより、補助部材56は、第1補助位置C1(図8に示す)から第2補助位置D2(図10に示す)へ移動される。また、補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26を第2状態K2(図9及び図10に示す)に保持するために、ハンドル26(ハンドル26の所定部分108)に係合するように構成されている。
好ましくは、本実施形態では、ロック状態L1にあるロック部材80は、ブロッキング部34(ブロッキング部34のブロッキング区間36)によってブロッキングされるように構成されている。ユーザは、第2レール24を第1レール22に対して後退位置Rから移動させようとする場合に、ハンドル26を操作して(引くなどして)、第1状態K1(図7及び図8に示す)から第2状態K2(図9及び図10に示す)へ移動(又は回転)させることができる。ハンドル26が、第1状態K1から第2状態K2へ切り替わるように移動されるプロセスの間に、ハンドル26、ギヤラック60、作動部材62及び駆動部材70は、互いに相互作用するように構成されている(このような構成は、図3ないし図6及び関連する説明で開示され、簡素化のために、それ以上の図示は提供しない)。このように、駆動部材70は、補助弾性部材110の伸長区間112の弾性力に打ち勝つように、ロック部材80をさらに駆動するように構成され、ロック部材80をロック状態L1(図3、図7及び図8に示す)からロック解除状態L2(図5、図9及び図10に示す)へ切り替えるように移動させる。これにより、ロック部材80(ロック部材80のロック部90)は、ブロッキング部34(ブロッキング部34のブロッキング区間36)によってブロッキングされなくなる。例えば、第2レール24が第1レール22に対して後退位置Rから開放方向D1に移動すること、例えば所定の伸長位置P1へ移動することを許容するために、ロック部材80(ロック部材80のロック部90)は、ブロッキング部34(ブロッキング部34のブロッキング区間36)から横断方向(側方方向)にオフセットされている(図9及び図10に示す)。
さらに、第2レール24が第1レール22に対して所定の伸長位置P1にある場合に(図9及び図10に示す)、補助部材56は第1レール(第1レール22の第1端部22a)にもはや突き当たらなくなる。即ち、力Fが補助部材56にもはや加えられなくなり、これにより、補助部材56は、弾性特徴部58によって解放された所定の力Jに応じて、第1補助位置C1から第2補助位置C2へ移動される。補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26を第2状態K2(図9及び図10に示す)に保持するために、ハンドル26(ハンドル26の所定部分108)に係合するように構成されている。これにより、ギヤラック60、作動部材62、駆動部材70、ロック部材80、操作部材94、及び第2作業部材92の位置又は状態が維持される。例えば、駆動部材70は第2駆動位置N2に保持され、ロック部材80はロック解除状態L2に保持され、操作部材94は第2操作位置B2に保持され、第2作業部材92は第2作業状態S2に保持される(図9及び図10に示す)。一方、弾性部材76は、弾性力Qを蓄積するように構成されている(図5をさらに参照)。
図11に示すように、第3レール28は、第1レール22に対して所定の開位置Eにあり、これにより、第3レール28の第1端部28aは、所定距離をもって第1レール22の第1端部22aを越えて延びる。第3レール28は、位置決め機構によって第1レール22に対して所定の開位置Eに保持されるように構成されている(この構成は当業者に周知であり、簡素化のため、これ以上の図示は省略する)。
これに加えて、第2レール24がさらに、第3レール28(又は第1レール22)に対して開放方向D1に完全伸長位置P2へ移動された場合に、第2レール24が完全伸長位置P2から開放方向D1にさらに移動されることを防止するために、第1作業状態S1にある第1作業部材90とブロッキング特徴部44の第1ブロッキング壁46とは、相互にブロッキングするように構成されている。そして、第2レール24が完全伸長位置P2から後退方向D2に移動されることを可能にするために、第2作業状態S2にある第2作業部材92とブロッキング特徴部44の第2ブロッキング壁48とは、相互にブロッキングされない。第2レール24が第3レール28(又は第1レール22)に対して完全伸長位置P2にある場合に、第2レール24の第1端部24aは、所定距離をもって第3レール28の第1端部28aを越えて延びる。
図11及び図12に示すように、第2レール24が第3レール28に対して完全伸長位置P2にある場合に、かつユーザが、第2レール24を第3レール28に対して完全伸長位置P2に保持しようとする場合に、ユーザは、補助部材56を第2補助位置C2(図11に示す)から第1補助位置C1(図12に示す)へ逆に移動させるために、補助部材56に力Fを加えることができ(例えば、ユーザは補助部材56を押すことができ)、これにより、補助部材56は、ハンドル26ともはや係合されなくなる。例えば、補助部材56の係合特徴部106は、ハンドル26の所定空間M(図4及び関連する説明をさらに参照)に対応する位置にあり、これにより、ハンドル26は、弾性部材76によって解放された弾性力Qに応答して、第2状態K2(図11に示す)から第1状態K1(図12に示す)へ復帰するように構成されている。駆動部材70は、弾性部材76によって解放された弾性力Qに応答して、操作部材94を第2操作位置B2(図11に示す)から第1操作位置B1(図12に示す)へ復帰して移動するために駆動するように構成され、これにより、第2作業部材92を第2作業状態S2(図11に示す)から第1作業状態S1(図12に示す)へ切り替えるように移動させることを可能にする。好ましくは、第2作業部材92は、第2弾性区間99bによって解放される弾性力に応じて、第2作業状態S2から第1作業状態S1へ切り替わるために移動されるように構成されている。第1作業状態S1にある第2作業部材92とブロッキング特徴部44の第2ブロッキング壁48とは、第2レール24が完全伸長位置P2から後退方向D2(図12に示す)に移動されることを防止するために、相互にブロッキングするように構成されている。換言すれば、第1作業状態S1にある第1作業部材90と第1作業状態S1にある第2作業部材92とは、第2レール24が完全伸長位置P2(図12に示す)から移動されることを防止するために、ブロッキング特徴部44の第1ブロッキング壁46と第2ブロッキング壁48とによってそれぞれブロッキングされるように構成されている。
さらに、ユーザは、第2レールを完全伸長位置P2から遠ざけようとする場合に、操作部材94を操作して第2作業部材92を駆動し、第1作業状態S1(図12に示す)から第2作業状態S2(図11に示す)へ切り替えるように移動させることができ、第2レール24を完全伸長位置P2から後退方向D2に移動させることを可能にする。又は、ユーザは、別の操作部材95を操作して、第1作業部材90を駆動して、第1作業状態S1から第2作業状態S2へ切り替えるように移動させることができ、第2レール24を完全伸長位置P2から開放方向D1に移動させることを可能にし、さらに第3レール28から切り離す。
これに加えて、補助部材56に力Fが加えられずに、第2レール24が、伸長位置(図9及び図10に示す所定の伸長位置P1、又は完全伸長位置P2など)から後退方向D2に後退位置Rへ復帰するように移動された場合に、補助部材56は、第2補助位置C2(図9及び図10に示す)から第1補助位置C1(図7及び図8に示す)へ移動されて復帰するように、第1レール22に対して再び突き当たるように構成されている。これにより、弾性特徴部58は、所定の弾性力Jを再び蓄積するように構成され、補助部材56は、ハンドル26ともはや係合しなくなって、ハンドル26が第2状態K2から第1状態K1へ復帰することを可能にする。好ましくは、ハンドル26は、弾性部材76によって解放された弾性力Qに応答して、第2状態K2から第1状態K1へ復帰するように構成されている。ロック部材80は、第2レール24が後退位置R(図7及び図8に示す)から移動されることを防止するために、ブロッキング部34によって再びブロッキングされるように構成されている。
好ましくは、第2レールは、相互に反対側の外側面と内側面とを有する。第2レール24の外側面は、第1レール22に隣接又は対向する、ハンドル26は、第1端部27aと、第2端部27bと、第1端部27aと第2端部27bとの間に接続されている操作区間27cとを含む(図8又は図10に示す)。シャフト部材64は、第1端部27aに隣接して配置されている。ハンドル26が第2状態K2にある場合に、ハンドル26の操作区間27cは、所定距離W(図9及び図10に示す)をもって第2レール24の内側面を越えて延び、ユーザがハンドル26を持って、第2レール24を第1レール22に対して開放方向D1に引き出すことを容易に可能にする。
好ましくは、ハンドル26が第1状態K1(図7に示す)にある場合に、ハンドル26は、第2レール24の高さ方向(Z軸など)と実質的に同一の方向に配置されている。ハンドル26が第2状態K2(図9に示す)にある場合に、ハンドル26は、第2レール24の横断方向(Y軸など)と実質的に同一の方向に配置されている。
好ましくは、第1レール22に対する第2レール24の移動方向と、第2レール24の高さ方向と、第2レール24の横断方向とは、相互に垂直である。
従って、本発明の実施形態によるスライドレール組立体20は、以下の技術的特徴を有する。
1.第2レール24が第1レール22に対して後退位置Rにある場合に、補助部材56は、第1レール22に突き当たって第1補助位置C1にあるように構成されている。これにより、弾性特徴部58は、所定の弾性力Jを蓄積するように構成されている。ハンドル26が第1状態K1から第2状態K2へ切り替わるように移動された場合に、第2レール24は、後退位置Rから開放方向D1に所定の伸長位置P1へ移動可能である。第2レール24が第1レール22に対して所定の伸長位置(所定の伸長位置P1など)にある場合に、弾性特徴部58は、補助部材56に加えようとする所定の弾性力Jを解放するように構成されている。これにより、補助部材56を第1補助位置C1から第2補助位置C2へ移動させてハンドル26と係合させ、補助部材56を第2状態K2に保持する。
2.第2レール24が、伸長位置(所定の伸長位置P1又は完全伸長位置P2など)から後退方向D2に後退位置Rへ復帰するように移動された場合に、補助部材56は、第2補助位置C2から第1補助位置C1へ移動されて復帰するように、第1レール22に再び突き当たるように構成されている。これにより、弾性特徴部58は、所定の弾性力Jを蓄積するように構成され、補助部材56は、ハンドル26が第2状態K2から第1状態K1へ復帰することを可能にするように、ハンドル26ともはや係合しなくなる。好ましくは、ハンドル26は、弾性部材76の弾性力Qに応答して、第2状態K2から第1状態K1へ復帰するように構成されている。
3.第2レール24が第1レール22に対して後退位置Rにある場合に、ロック部材80は、ブロッキング部34によってブロッキングされ、第2レール24が後退位置Rから開放方向D1に移動することを防止するように構成されている。
4.第2レール24が第3レール28に対して完全伸長位置P2にある場合に、ユーザは、補助部材56を押圧する力Fを加えることができ、これにより、補助部材56は、第2補助位置C2から第1補助位置C1へ移動され、補助部材56は、ハンドル26に係合されなくなる。ハンドル26は、弾性部材76の弾性力Qに応答して、第2状態K2から第1状態K1へ復帰するように構成されている。第2作業部材92を第2作業状態S2から第1作業状態S1へ移動させることを可能にするために、駆動部材70は、弾性部材76の弾性力Qに応答して、操作部材94を第2操作位置B2から第1操作位置B1へ移動するために駆動するように構成されている。第1作業状態S1にある第2作業部材92とブロッキング特徴部44の第2ブロッキング壁48とは、第2レール24が後退方向D2に完全伸長位置P2から移動されることを防止するために、相互にブロッキングするように構成されている。
本発明の教示を保持しつつ、装置及び方法の多数の修正及び変更がなされてよいことを、当業者であれば容易に理解することである。従って、上記の開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈されるものとする。

Claims (10)

  1. 第1レールと、
    前記第1レールに対して移動可能である第2レールと、
    第1状態又は第2状態になるように前記第2レールに対して移動可能であるハンドルと、
    前記第2レールに配置されている補助部材と、
    弾性特徴部とを備え、
    前記第2レールが前記第1レールに対して後退位置にある場合に、前記補助部材は、前記第2レールに対して第1補助位置にあるように前記第1レールに対して突き当たるように構成され、前記弾性特徴部は、所定の弾性力を蓄積するように構成され、
    前記ハンドルを移動させて前記第1状態から前記第2状態へ切り替えた場合に、前記第2レールは、前記後退位置から開放方向に所定の伸長位置へ移動可能であり、
    前記第2レールが前記第1レールに対して所定の前記伸長位置にある場合に、前記弾性特徴部は、前記補助部材に所定の前記弾性力を解放するように構成され、これにより、前記補助部材は、前記ハンドルを前記第2状態に保持するために、前記ハンドルと係合するように、前記第2レールに対して前記第1補助位置から第2補助位置へ移動するように駆動される、
    スライドレール組立体。
  2. 前記第2レールが、所定の前記伸長位置から後退方向に前記後退位置へ復帰した場合に、前記補助部材は、前記第2レールに対して前記第2補助位置から前記第1補助位置へ移動されて復帰するように、前記第1レールに再び突き当たるように構成され、これにより、前記弾性特徴部は、所定の前記弾性力を蓄積するように構成され、
    前記補助部材は、前記ハンドルが前記第2状態から前記第1状態へ復帰することを可能にするように、前記ハンドルと係合しなくなり、
    スライドレール組立体はさらに、弾性部材を含み、前記ハンドルは、前記弾性部材の弾性力に応答して、前記第2状態から前記第1状態へ復帰するように構成されている、請求項1記載のスライドレール組立体。
  3. 前記第1レールはブロッキング部を含み、スライドレール組立体はさらに、前記第2レールに移動可能に取り付けられているロック部材を備え、
    前記第2レールが前記第1レールに対して前記後退位置にある場合に、前記ロック部材は、前記第2レールが前記後退位置から前記開放方向に移動されることを防止するために、前記ブロッキング部によってブロッキングされるように構成され、
    スライドレール組立体はさらに、前記第2レールに対して移動可能である作動部材を備え、
    前記ハンドルが前記第1状態から前記第2状態へ切り替えられるために移動されるプロセスの間に、前記第2レールが前記後退位置から前記開放方向に移動されることを可能にするために、前記ハンドルは、前記作動部材を駆動して移動させ、前記ロック部材を前記ブロッキング部によってブロッキングされなくなるように、さらに移動させるように構成されている、請求項2記載のスライドレール組立体。
  4. さらに、前記第2レールに対して移動可能である駆動部材を備え、
    前記ハンドルが前記第1状態から前記第2状態へ切り替えられるために移動される前記プロセスの間に、前記ハンドルは、前記作動部材を駆動して移動させるように構成され、
    前記作動部材は、前記駆動部材を介して移動するように前記ロック部材をさらに駆動するように構成され、これにより、前記第2レールが前記後退位置から前記開放方向に移動されることを可能にするために、前記ロック部材は前記ブロッキング部によってブロッキングされなくなる、請求項3記載のスライドレール組立体。
  5. さらに、前記第2レールに対して移動可能であるギヤラックを備え、前記ハンドルは、ギヤ構造を伴って構成され、
    前記ハンドルが前記第1状態から前記第2状態へ切り替えられるために移動される前記プロセスの間に、前記ハンドルは、前記ギヤラックと噛み合う前記ギヤ構造を介して移動するように前記作動部材を駆動するように構成され、
    前記作動部材は、前記ロック部材をさらに駆動して前記駆動部材を介して移動するように構成され、これにより、前記第2レールが前記後退位置から前記開放方向に移動されることを可能にするために、前記ロック部材は前記ブロッキング部によってブロッキングされなくなる、請求項4記載のスライドレール組立体。
  6. 前記第2レールが、所定の前記伸長位置から前記後退方向に前記後退位置へ復帰するように移動された場合に、前記補助部材は、前記第2レールに対して前記第2補助位置から前記第1補助位置へ移動されて復帰するように前記第1レールに再び突き当たるように構成され、
    これにより、前記弾性特徴部は、所定の前記弾性力を蓄積するように構成され、前記補助部材は前記ハンドルと係合されなくなり、前記ハンドルは、前記弾性部材の前記弾性力に応答して前記第2状態から前記第1状態へ復帰するように構成され、
    前記ロック部材は、前記第2レールが前記後退位置から移動されることを防止するために、前記ブロッキング部によって再びブロッキングされるように構成されている、請求項3記載のスライドレール組立体。
  7. 前記ハンドルは、シャフト部材を介して前記第2レールに相対的に枢軸接続され、前記第2レールは、相互に反対側の外側面と内側面とを有し、前記第2レールの前記外側面は、前記第1レールに対向し、
    前記ハンドルは、第1端部と、第2端部と、前記第1端部と前記第2端部との間に接続されている操作区間とを有し、前記シャフト部材は、前記第1端部に隣接して配置され、
    前記ハンドルが前記第2状態にある場合に、前記ハンドルの前記操作区間は、所定距離をもって前記第2レールの前記内側面を越えて延びる、請求項1記載のスライドレール組立体。
  8. 前記シャフト部材は、前記第1レールに対する前記第2レールの移動方向と実質的に同一の方向に配置され、
    前記ハンドルが前記第1状態にある場合に、前記ハンドルは、前記第2レールの高さ方向と実質的に同一の方向に配置され、前記ハンドルが前記第2状態にある場合に、前記ハンドルは、前記第2レールの横断方向と実質的に同一の方向に配置され、
    前記第1レールに対する前記第2レールの前記移動方向と、前記第2レールの前記高さ方向と、前記第2レールの前記横断方向とは、相互に垂直である、請求項7記載のスライドレール組立体。
  9. さらに、前記第1レールと前記第2レールとの間に移動可能に取り付けられている第3レールを備え、前記第3レールは、ブロッキング特徴部を伴って構成され、前記ブロッキング特徴部は、相互に反対側の第1ブロッキング壁と第2ブロッキング壁とを有し、
    スライドレール組立体はさらに、前記第2レールに移動可能に取り付けられている第1作業部材と、第2作業部材と、操作部材とを備え、前記第1作業部材と前記第2作業部材とは、第1作業状態と第2作業状態との一方であるように構成され、前記操作部材は、前記第2作業部材を駆動して移動させるように構成され、
    前記ハンドルが前記第1状態から前記第2状態へ切り替えるために移動されるプロセスの間に、前記第1作業状態から前記第2作業状態へ切り替えるために移動するように前記第2作業部材を駆動するために、前記駆動部材は駆動されて移動し、第1操作位置から第2操作位置へ移動するようにさらに前記操作部材を駆動し、
    前記第3レールが前記第1レールに対して所定の開位置にあり、かつ前記第2レールが前記第3レールに対して前記開放方向に完全伸長位置へ移動された場合に、前記第1作業状態にある前記第1作業部材と前記ブロッキング特徴部の前記第1ブロッキング壁とは、前記第2レールが前記完全伸長位置から前記開放方向にさらに移動されることを防止するために、相互にブロッキングするように構成され、
    前記第2作業状態にある前記第2作業部材と前記ブロッキング特徴部の前記第2ブロッキング壁とは、前記第2レールが前記完全伸長位置から前記後退方向に移動することを可能にするために、相互にブロッキングしないように構成されている、請求項4記載のスライドレール組立体。
  10. 前記第2レールが前記第3レールに対して前記完全伸長位置にあり、かつ前記補助部材を前記第2補助位置から前記第1補助位置へ逆に移動させるために、力が前記補助部材に加えられた場合に、前記補助部材は前記ハンドルと係合せず、これにより、前記ハンドルは、前記弾性部材の前記弾性力に応答して、前記第2状態から前記第1状態へ復帰するように構成され、
    前記駆動部材は、前記弾性部材の前記弾性力に応答して、前記操作部材を前記第2操作位置から前記第1操作位置へ移動して復帰するために駆動するように構成され、前記第2作業部材が、前記第2作業状態から前記第1作業状態へ切り替わるように移動されることを可能にし、
    前記第1作業状態にある前記第2作業部材と前記ブロッキング特徴部の前記第2ブロッキング壁とは、前記第2レールが前記完全伸長位置から前記後退方向に移動されることを防止するために、相互にブロッキングするように構成され、
    スライドレール組立体はさらに、少なくとも1つの補助弾性部を備え、前記第1作業部材と前記第2作業部材とは、少なくとも1つの前記補助弾性部の弾性力に応答して前記第1作業状態に保持されるように構成されている、請求項9記載のスライドレール組立体。
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