JP7706156B2 - 弁装置 - Google Patents
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Description
弁室と第1の流路とを連通する第1の弁口と、前記弁室と第2の流路とを連通する第2の弁口とを備えた弁本体と、
前記第1の弁口に対して嵌入可能な第1の弁体と、前記第2の弁口に対して嵌入可能な第2の弁体とを備えた弁体アッセンブリと、を有し、
前記第1の弁体は、前記第1の弁体の移動方向に向かうにしたがって、前記第1の弁体の移動方向に直交する断面の面積が変化するテーパ部を備え、
前記第2の弁体は、前記第2の弁体の移動方向に直交する断面の面積が一様である円筒部を備え、
前記弁体アッセンブリを移動させることにより、各弁口に対して各弁体が同時に変位し、
少なくとも前記円筒部が前記第2の弁口内に位置するとき、前記テーパ部が前記第1の弁口内に位置する、ことを特徴とする。
図1は、第1の実施形態による電気的駆動弁10の概略構成を示す縦断面図である。図2は、図1に示す電気的駆動弁10の弁体アッセンブリの周辺を拡大して示す図である。図3は、弁体アッセンブリの平面図である。電気的駆動弁10の軸線をLとする。また、本明細書中、コイル側を上方とし、弁本体側を下方とするものとする。
弁体アッセンブリ13が、上方のストロークエンドに位置した状態(完全開弁位置)で、第1の弁口14gから第1の弁体13cが離間し、第2の弁口14hから第2の弁体13dが離間し、第3の弁口14iから第3の弁体13eが離間する。かかる状態では、第1の配管T1から弁室12に進入した流体は、第1の弁口14g、第2の弁口14h、及び第3の弁口14iの全てを介して、第2の配管T2に向かって排出されるため、大容量の流体送出を行える。
以下、電気的駆動弁10の流量制御の調整例について、具体的に説明する。図4は、電気的駆動弁10の流量制御特性を示す図であり、縦軸が流量、横軸が弁体アッセンブリ(または弁体)の軸線L方向における弁口に対する相対位置(ただし、完全閉弁位置を0とする)を示す。図5は、比較例にかかる弁体の弁口周辺を拡大した断面図である。図6~11は、弁体アッセンブリ13の軸線方向位置を変えて示す図である。
図4に示す破線は、比較例による流量制御特性を示す。比較例においては、弁体13’が円形弁口14’に対して軸線方向に上昇するにつれて、弁体13’と円形弁口14’との隙間から流体が流出し、弁体変位量に対する流体の流出量は、弁体13’が位置p5に到達するまでリニアな関係である。
一方、図4に示す実線は、本実施形態による流量制御特性を示す。完全閉弁位置から弁体アッセンブリ13が上昇するにつれて、まず第1の弁体13cと第1の弁口14gとの間に隙間が生じ、第1の弁口14gから流体の流出が開始される。このとき、第2の弁体13dの第20ストレート部13hは第2の弁口14h内に位置し、また第3の弁体13eの第30ストレート部13mも第3の弁口14i内に位置するため、第2の弁口14h及び第3の弁口14iからの流体の流出は阻止される。弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は位置p1までリニアな関係であり、第1の弁口14gの断面積が比較的小さいため、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p1に到達したとき、図6に示すように、第11テーパ部13fと第12テーパ部13gとの境界が、軸線方向において第1の弁口14gの上端位置に一致する。このとき、第2の弁体13dの第20ストレート部13hは第2の弁口14h内に位置し、また第3の弁体13eの第30ストレート部13mも第3の弁口14i内に位置したままであるため、第2の弁口14h及び第3の弁口14iからの流体の流出は阻止される。第11テーパ部13fのテーパ角よりも、第12テーパ部13gのテーパ角の方が大きいため、第1の弁体13cが第1の弁口14gから離間して軸線方向に上昇するにつれて、弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は、位置p1までよりも大きくなるが、弁体アッセンブリ13が位置p2に到達するまでリニアな関係であり、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p2に到達したとき、図7に示すように、第12テーパ部13gの先端が、軸線方向において第1の弁口14gの上端位置に一致し、また第2の弁体13dの第20ストレート部13hと第21テーパ部13iとの境界が、軸線方向において第2の弁口14hの上端位置に一致する。以降、第1の弁口14gを介して流れる流体に加え、第2の弁体13dと第2の弁口14hとの間に隙間が生じることにより、第2の弁口14hから流体の流出が開始される。このとき、第1の弁体13cが第1の弁口14gから大きく離間したため、第1の弁口14gから流出する流体の量は一定となり、また第3の弁体13eの第30ストレート部13mは第3の弁口14i内に位置するため、第3の弁口14iからの流体の流出は阻止される。このため、弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は、位置p1~位置p2の間よりも小さくなり、弁体アッセンブリ13が位置p3に到達するまでリニアな関係であって、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p3に到達したとき、図8に示すように、第21テーパ部13iと第22テーパ部13jとの境界が、軸線方向において第2の弁口14hの上端位置に一致する。このとき、第1の弁口14gから流出する流体の量は一定のままであり、第3の弁体13eの第30ストレート部13mは第3の弁口14i内に位置したままであるため、第3の弁口14iからの流体の流出は阻止される。第21テーパ部13iのテーパ角よりも、第22テーパ部13jのテーパ角の方が大きいため、第2の弁体13dが軸線方向に上昇するにつれて、弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は、位置p2~位置p3の間よりも大きくなるが、弁体アッセンブリ13が位置p4に到達するまでリニアな関係であり、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p4に到達したとき、図9に示すように、第22テーパ部13jの先端が、軸線方向において第2の弁口14hの上端位置に一致し、また第3の弁体13eの第30ストレート部13mと第31テーパ部13nとの境界が、軸線方向において第3の弁口14iの上端位置に一致する。このとき、第1の弁口14gから流出する流体の量は一定のままであることに加え、以降は第2の弁口14hから流出する流体の量も一定となる。それに加えて、第3の弁体13eと第3の弁口14iとの間に隙間が生じ、第3の弁口14iから流体の流出が開始される。このため、弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は、位置p3~位置p4の間よりも小さくなり、弁体アッセンブリ13が位置p6に到達するまでリニアな関係であって、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p6に到達したとき、図10に示すように、第31テーパ部13nと第32テーパ部13oとの境界が、軸線方向において第3の弁口14iの上端位置に一致する。このとき、第1の弁口14gから流出する流体の量、及び第2の弁口14hから流出する流体の量は一定である。第31テーパ部13nのテーパ角よりも、第32テーパ部13oのテーパ角の方が大きいため、第3の弁体13eが軸線方向に上昇するにつれて、弁体アッセンブリ13の変位量に対する流体の流出量は、位置p4~位置p6の間よりも大きくなるが、弁体アッセンブリ13が位置p7に到達するまでリニアな関係であり、同じ位置でも比較例よりも流出量を小さく抑えることができる。
弁体アッセンブリ13が位置p7に到達したとき、図11に示すように、第32テーパ部13oの先端が、軸線方向において第3の弁口14iの上端位置に一致する。このとき、第1の弁口14gから流出する流体の量、及び第2の弁口14hから流出する流体の量は一定であり、以降は第3の弁口14iから流出する流体の量も一定となる。
図12は、第1の実施形態の変形例1にかかる弁体アッセンブリ13Aの図3と同様な平面図である。上述した第1の実施形態では、弁体の中心が一列になるように弁体を配置しているが、本変形例では、第1の弁体13Ac,第2の弁体13Ad,及び第3の弁体13Aeの中心が、フランジ部13Aaの中心と同軸な円に沿って等間隔に配置されている。図示していないが、第1の弁体13Ac,第2の弁体13Ad,及び第3の弁体13Aeの中心に対応して、第1の弁口,第2の弁口,及び第3の弁口も、同様に弁体アッセンブリ13Aの中心と同軸な円に沿って等間隔に配置されている。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図13は、第1の実施形態の変形例2にかかる弁体アッセンブリ13Bの図3と同様な平面図である。上述した第1の実施形態では、軸部が矩形断面形状を有していたが、本変形例では、軸部13Bbは円筒形状を有し、且つ軸線L方向に沿って延在するV字溝(凹部)13Bsを有する。図示していないが、軸部13Bbが嵌合するガイド穴も全体的に円形であり、内周から突出する突起(凸部)を有する。ガイド穴に軸部13Bbを嵌合させたとき、該突起がV字溝に係合する。ガイド穴と軸部13Bbとが係合することで、軸線方向に摺動可能であるが、相対回転不能となるため、第1の弁口に対し第1の弁体13Bcを確実に進入させ、第2の弁口に対し第2の弁体13Bdを確実に進入させ、第3の弁口に対し第3の弁体13Beを確実に進入させることができる。なお、軸部に凸部を形成し、それに対応してガイド穴に凹部を形成してもよい。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図14は、第1の実施形態の変形例3にかかる弁体アッセンブリ13Cの図3と同様な平面図である。変形例1と同様に、第1の弁体13Cc,第2の弁体13Cd,及び第3の弁体13Ceの中心が、フランジ部13Caの中心と同軸な円に沿って等間隔に配置されている。また、変形例2と同様に、軸部13Cbは円筒形状を有し、且つ軸線L方向に沿って延在するV字溝(凹部)13Csを有する。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図15は、第1の実施形態の変形例4にかかる弁体アッセンブリ13Dの図3と同様な平面図である。上述した変形例3では、フランジ部13Caが円形であるが、本変形例では、フランジ部13Daを軸線方向に見た形状が、長辺と短辺とを交互に接続した六角形(非円形状)である。短辺の一つは、弁本体14Dの中本体部14Db(ハッチングで示す)の平面状内周面14Dsに当接し、相互に摺動可能となっている。中本体部14Dbとフランジ部13Daとが係合することで、軸線方向に摺動可能であるが、相対回転不能となるため、弁体アッセンブリ13Dと中本体部14Dbとの軸線回りの相対回転が阻止される。このため、第1の弁口に対し第1の弁体13Dcを確実に進入させ、第2の弁口に対し第2の弁体13Ddを確実に進入させ、第3の弁口に対し第3の弁体13Deを確実に進入させることができる。本変形例では、軸部13Dbは完全円筒形状である。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図16は、第1の実施形態の変形例5にかかる弁体アッセンブリ13Eの図3と同様な平面図である。上述した変形例4では、フランジ部13Daが六角形であるが、本変形例では、フランジ部13Eaを軸線方向に見た形状が、長辺と短辺とを備えた長方形であり、また、中本体部14Eb(ハッチングで示す)の軸線直交方向内周断面も、フランジ部13Eaに対応した長方形である。中本体部14Ebとフランジ部13Eaとの隙間は、誇張して示している。中本体部14Ebの内周とフランジ部13Eaの外周とが係合することで、軸線方向に摺動可能であるが、周方向に相対移動不能となるため、弁体アッセンブリ13Eと中本体部14Ebとの軸線回りの相対回転が阻止される。このため、第1の弁口に対し第1の弁体13Ecを確実に進入させ、第2の弁口に対し第2の弁体13Edを確実に進入させ、第3の弁口に対し第3の弁体13Eeを確実に進入させることができる。本変形例では、軸部13Ebは完全円筒形状である。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図17は、第1の実施形態の変形例6にかかる弁体アッセンブリ13Fの図3と同様な平面図である。上述した変形例4に対し、フランジ部13Faの形状は類似するが、中本体部14Fb(ハッチングで示す)の軸線直交方向内周面は、フランジ部13Faの外周コーナーに係合し、軸線方向に相対摺動可能である2つの凹溝14Fsを有する。凹溝14Fsとフランジ部13Faとの隙間は、誇張して示している。凹溝14Fsとフランジ部13Faのコーナーとが係合することで、軸線方向に摺動可能であるが、相対回転不能となるため、弁体アッセンブリ13Fと中本体部14Fbとの軸線回りの相対回転が阻止される。このため、第1の弁口に対し第1の弁体13Fcを確実に進入させ、第2の弁口に対し第2の弁体13Fdを確実に進入させ、第3の弁口に対し第3の弁体13Feを確実に進入させることができる。本変形例では、軸部13Fbは完全円筒形状である。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図18は、第1の実施形態の変形例7にかかる弁体アッセンブリ13Gの図3と同様な平面図である。上述した変形例1に対し、第1の弁体13Gc、第2の弁体13Gd、及び第3の弁体13Geの配置は共通し、またフランジ部13Gaの円形である点は共通するが、フランジ部13Gaの外周にV字状の切欠(凹部)13Gsを形成している点が異なる。一方、中本体部14Gb(ハッチングで示す)の軸線直交方向内周面は、切欠13Gsに係合する突起(凸部)14Gsを有する。切欠13Gsと突起14Gsとが係合することで、軸線方向に摺動可能であるが、周方向に相対移動不能となるため、弁体アッセンブリ13Gと中本体部14Gbとの軸線回りの相対回転が阻止される。このため、第1の弁口に対し第1の弁体13Gcを確実に進入させ、第2の弁口に対し第2の弁体13Gdを確実に進入させ、第3の弁口に対し第3の弁体13Geを確実に進入させることができる。本変形例では、軸部13Gbは完全円筒形状である。なお、フランジ部に凸部を形成し、それに対応して中本体部に凹部を形成してもよい。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図19は、第2の実施形態にかかる電気的駆動弁の流量制御特性を示す図であり、縦軸が流量、横軸が弁体アッセンブリの軸線方向における弁口に対する相対位置(ただし、完全閉弁位置を0とする)を示す。図20~23は、第2の実施形態にかかる弁体アッセンブリの軸線方向位置を変えて示す図である。本実施形態は、弁体アッセンブリ13H以外は第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図24は、第3の実施形態にかかる電気的駆動弁の流量制御特性を示す図であり、縦軸が流量、横軸が弁体アッセンブリの軸線方向における弁口に対する相対位置(ただし、完全閉弁位置を0とする)を示す。図25,26は、第3の実施形態にかかる弁体アッセンブリの軸線方向位置を変えて示す図である。本実施形態は、第1の実施形態に対して弁体アッセンブリ13I及び中本体部14Ibが異なる。
図27~30は、第4の実施形態にかかる弁体アッセンブリ13Kの位置を変えて示す図である。本実施形態は、第1の実施形態に対して弁体アッセンブリ13K及び弁本体14Kが異なる。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
以下、第4の実施形態にかかる電気的駆動弁の好ましい適用例について説明する。
図31~33は、冷房・暖房・暖房除湿が可能な一般的なヒートポンプ式空調機の冷媒の流れを示す概略図である。図31~33において、2つの膨張弁EXV1,EXV2が使用され、また2つの電磁弁SV1,SV2が使用されており、さらに実線は冷媒の流れが許容され、破線は冷媒の流れが遮断されることを示している。
図34は、膨張弁EXV1,EXV2と、電磁弁SV1,SV2の開閉状態(Open/Close)及び流量制御状態(Control)を示す表を示している。
冷房時には、図34に示すように、膨張弁EXV1,EXV2が開状態となり、電磁弁SV1,SV2が閉状態となる。図31に示すように、アキュームレータ100からの冷媒は、コンプレッサ101で圧縮される。圧縮され高温・高圧となった冷媒は、全開状態の膨張弁EXV1を通過し、コンデンサ103を通過することで冷媒の液化が促進され、膨張弁EXV2を通過する際に絞り制御が行われ、エバポレータ104を通過することで冷媒の気化が促進される。このときの熱交換を利用して、冷房が行われる。その後、アキュームレータ100で、冷媒の気液分離が行われ、気相状態の冷媒がコンプレッサ101に向かう。冷房温度の調整は、膨張弁EXV2を通過する冷媒の流量調整により行われる。
暖房時には、図34に示すように、膨張弁EXV1,電磁弁SV2が開状態となり、膨張弁EXV2、電磁弁SV1が閉状態となる。図32に示すように、アキュームレータ100からの冷媒は、コンプレッサ101で圧縮される。圧縮され高温・高圧となった冷媒は、ヒートポンプコンデンサ102で凝縮熱が放出され、中温・高圧の冷媒に変化する。このときの熱交換を利用して、暖房が行われる。その後、冷媒は膨張弁EXV1を通過した後、低温・低圧の冷媒となり、コンデンサ103を通過することで冷媒の気化が促進され、電磁弁SV2を通過し、アキュームレータ100において冷媒の気液分離が行われ、気相状態の冷媒がコンプレッサ101に向かう。暖房温度の調整は、膨張弁EXV1を通過する冷媒の流量調整により行われる。
暖房除湿時には、図34に示すように、膨張弁EXV1,EXV2,電磁弁SV1が開状態となり、電磁弁SV2が閉状態となる。図33に示すように、アキュームレータ100からの冷媒は、コンプレッサ101で圧縮される。圧縮され高温・高圧となった冷媒は、ヒートポンプコンデンサ102で凝縮熱が放出され、中温・高圧の冷媒に変化する。このときの熱交換を利用して、暖房が行われる。その後、冷媒は膨張弁EXV1を通過した後、コンデンサ103を通過することで冷媒の液化が促進され、膨張弁EXV2を通過した後、エバポレータ104を通過することで冷媒の気化が促進される。このときの熱交換を利用して、除湿が行われる。その後、アキュームレータ100で、冷媒の気液分離が行われ、気相状態の冷媒がコンプレッサ101に向かう。暖房温度の調整は、膨張弁EXV1を通過する冷媒の流量調整により行われ、除湿の調整は膨張弁EXV2を通過する冷媒の流量調整により行われる。
図35は、上述の実施形態の変形例を示す第2の弁口14Kh付近を拡大して示す断面図である。本変形例においては、第2の弁口14Khの内周に樹脂製の環状シール体21を配置している。環状シール体21の内周は、第20ストレート部13Khの外周面に当接しており、これにより第2の弁口14Khと第20ストレート部13Khとの間の隙間が密封され、冷媒の漏れが抑制される。なお、フランジ部と中本体部の底壁(弁口の周囲)との間に、平板状のシール部材を配置して、完全閉弁状態での流体漏れを抑制することもできる。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記の各実施例に種々の改変を施すことができることは言うまでもない。
13~13K 弁体アッセンブリ
13c~13Kc 第1の弁体
13d~13Kd 第2の弁体
13e~13He 第3の弁体
14、14D、14E、14K 弁本体
14g、14Ig、14Kg 第1の弁口
14h、14Ih、14Kh 第2の弁口
14i 第3の弁口
16 ロータ
18 ステータコイル
21 環状シール体
Claims (5)
- 弁室と第1の流路とを連通する第1の弁口と、前記弁室と第2の流路とを連通する第2の弁口とを備えた弁本体と、
前記第1の弁口に対して嵌入可能な第1の弁体と、前記第2の弁口に対して嵌入可能な第2の弁体とを備えた弁体アッセンブリと、を有し、
前記第1の弁体は、前記第1の弁体の移動方向に向かうにしたがって、前記第1の弁体の移動方向に直交する断面の面積が変化するテーパ部を備え、
前記第2の弁体は、前記第2の弁体の移動方向に直交する断面の面積が一様である円筒部を備え、
前記弁体アッセンブリを移動させることにより、各弁口に対して各弁体が同時に変位し、
少なくとも前記円筒部が前記第2の弁口内に位置するとき、前記テーパ部が前記第1の弁口内に位置する、
ことを特徴とする弁装置。 - 前記第1の弁体は、前記弁体アッセンブリの移動方向一方向に向かうに従って、移動方向に直交する方向の断面積が減少する正テーパ部と、移動方向に直交する方向の断面積が増大する負テーパ部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。 - 前記正テーパ部と前記負テーパ部との間に、円筒状のストレート部を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の弁装置。 - 前記弁体アッセンブリの軸線方向に沿った前記第1の弁体と前記第2の弁体の長さが互いに異なり、前記第1の弁体と前記第2の弁体は、前記弁口に対して順次、進入または離間する、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の弁装置。 - 前記第1の弁体が前記第1の弁口から退避する前に、前記第2の弁体が前記第2の弁口から退避する、
ことを特徴とする請求項4に記載の弁装置。
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