JP7697201B2 - インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 - Google Patents
インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7697201B2 JP7697201B2 JP2020183005A JP2020183005A JP7697201B2 JP 7697201 B2 JP7697201 B2 JP 7697201B2 JP 2020183005 A JP2020183005 A JP 2020183005A JP 2020183005 A JP2020183005 A JP 2020183005A JP 7697201 B2 JP7697201 B2 JP 7697201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nucleic acid
- labeled
- base sequence
- labeled probe
- influenza
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
(A)配列番号1若しくは配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている。
[項2] 前記標識プローブが、(A)配列番号1で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む項1に記載の標識プローブであって、
(A-2)配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含み、且つ、(B-2)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている標識プローブと反応液中で共存させて用いられることを特徴とする、項1に記載の標識プローブ。
[項3] 前記標識プローブが、(A)配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む項1に記載の標識プローブであって、
(A-1)配列番号1で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含み、且つ、(B-1)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている標識プローブと反応液中で共存させて用いられることを特徴とする、項1に記載の標識プローブ。
[項4] 前記(A)に記載の少なくとも10塩基以上の塩基配列が、配列番号1若しくは配列番号2で示される塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列、或いはそれらの塩基配列において1又は数個の塩基が置換、欠失、若しくは付加した塩基配列からなる、項1~3のいずれかに記載の標識プローブ。
[項5] 前記(A)に記載の少なくとも10塩基以上の塩基配列が、配列番号3~32のいずれかで示される塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列からなる、項1~4のいずれかに記載の標識プローブ。
[項6] 前記標識が蛍光色素標識である、項1~5のいずれかに記載の標識プローブ。
[項7] 前記標識プローブが、該標識プローブの塩基配列に対して相補的な塩基配列と90%以上の同一性を示す塩基配列を含む核酸と結合した場合に消光する蛍光消光色素で標識されている、項1~6のいずれかに記載の標識プローブ。
[項8] グアニンとの相互作用により消光する蛍光消光色素で標識されている、項1~7のいずれかに記載の標識プローブ。
[項9] 前記(B)の標識が、フルオレセイン及びその誘導体、ローダミン及びその誘導体、並びにBODIPY及びその誘導体からなる群より選択される少なくとも1つの蛍光消光色素による標識である、項1~8のいずれかに記載の標識プローブ。
[項10] 前記(B)の標識が、4,4-ジフルオロ-5,7-ジメチル-4-ボラ-3a,4a-ジアザ-s-インダセン-3-プロピオン酸(BODIPY-FL)、カルボキシローダミン6G,TAMRA,ローダミン6G,テトラブロモスルホンフルオレセイン(TBSF)、及び2-オキソ-6,8-ジフルオロ-7-ジヒドロキシ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸(Pacific Blue)からなる群より選択される少なくとも1つの蛍光消光色素による標識である、項1~9のいずれかに記載の標識プローブ。
[項11] 前記(B)において、標識されている末端塩基がシトシンである項1~10のいずれかに記載の標識プローブ。
[項12] 核酸を精製する工程を経ていない生体由来の検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するために用いられる、項1~11のいずれかに記載の標識プローブ。
[項13] 少なくとも以下の第一の標識プローブ並びに第二の標識プローブを含む、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するために用いられる標識プローブセット:
(A-1)配列番号1で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-1)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第一の標識プローブ;並びに
(A-2)配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-2)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第二の標識プローブ。
[項14] 項1~12のいずれかに記載の標識プローブ又は項13に記載の標識プローブセットを用いて、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出する方法。
[項15] RT-PCR-融解曲線解析法で検出を行う、項14に記載のインフルエンザウイルスを検出する方法。
[項16] PCR反応に用いる核酸増幅酵素が、ファミリーBに属するDNAポリメラーゼである項15に記載の検出方法。
[項17] ファミリーBに属するDNAポリメラーゼが、KOD由来のDNAポリメラーゼ又はその変異体である、項16に記載の検出方法。
[項18] RT反応に用いる逆転写活性を有する酵素が、M-MLV(Moloney Murine Leukemia Virus)由来のリバーストランスクリプターゼ又はその変異体である、項14~17のいずれかに記載の検出方法。
[項19] 検体試料が、核酸を精製する工程を経ていない生体由来試料である、項14~18のいずれかに記載の検出方法。
[項20] 項1~12のいずれかに記載の標識プローブ又は項13に記載の標識プローブセットを含む、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するための試薬キット。
[項21] A型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスとの鑑別が可能である、項14~19のいずれかに記載の検出方法
本発明の実施態様の一つは、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを高感度に検出する方法である。本発明は、後述する特定塩基配列を有する標識プローブ(本明細書では、これを「核酸プローブ」ともいう)を使用することを特徴とする。特定の実施形態では、A型インフルエンザウイルス及びB型インフルエンザウイルスのゲノム配列にそれぞれ対応する本発明の標識プローブを2種以上組み合わせて使用することで、例えばRT-PCR-融解曲線解析法などにおいて、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスについて、A型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスとを鑑別しながら迅速、簡便、高感度に検出することができる。
特定の実施形態では、本発明の方法は、少なくとも以下の(1)~(3)の工程:
(1)検体試料中において、逆転写活性を有する酵素を用いてターゲットのRNAをcDNAに変換する工程;
(2)特定の塩基配列からなる1または複数の核酸プライマーセットを用いて核酸増幅反応を行い、前記工程(1)で得られたcDNAを鋳型に1または複数の核酸増幅産物を生成する工程;及び
(3)前記工程(2)で得られた1または複数の増幅産物を、特定の塩基配列からなる1または複数の本発明の標識プローブを用いた融解曲線解析法により検出する工程、
を包含することを特徴とする。即ち本発明はインフルエンザウイルスの検出において、高感度な判定結果を得るために、核酸増幅検出反応において1または複数の特定塩基配列の標識プローブを用いることを一つの特徴とする。
一つの実施態様において、本発明の方法は、核酸プライマー及び逆転写酵素(reverse transcriptase)を用いて逆転写(RT:reverse transcription)反応を行い、標的とするRNAからcDNAを生成させる。逆転写酵素としては、逆転写活性を有する酵素であれば特に限定されず、例えば、M-MLV(Moloney Murine Leukemia Virus:モロニーマウス白血病ウイルス)やAMV(トリ骨髄芽球症ウイルス)由来のリバーストランスクリプターゼ(RNA依存性DNAポリメラーゼ)やその変異体が挙げられる。変異体としては、例えば、野生型のアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加した変異体等が挙げられ、具体的には、cDNAの合成効率を上げるために、RNase H活性を欠失させた変異体などが挙げられる。また、特定の条件下ではTth DNAポリメラーゼとその変異体も逆転写活性があることが知られており、本発明において逆転写酵素として使用されることがある。
一つの実施態様において、本発明の方法は、核酸プライマーセットを用いて核酸増幅反応を行い、核酸増幅産物を生成させる。核酸増幅法は数コピーの標的核酸を可視化可能なレベル、すなわち数億コピー以上に増幅する技術であり、生命科学研究分野のみならず、臨床診断、食品衛生検査、環境検査等の分野においても広く用いられている。そのような核酸増幅法としては、PCR法、LAMP法、LCR法、TMA法、SDA法、RT-PCR法、RT-LAMP法、NASBA法、TRC法、TMA法等が挙げられる。これらの技術は既に当該技術分野において確立されており、目的に合わせて方法を選択することができる。本発明で行う核酸増幅法はPCR法(RT-PCR法を含む)が好ましいが、これに限定されない。
PCR反応は、主にDNAポリメラーゼによって触媒される反応であり、(1)熱処理によるDNA変性(2本鎖DNAから1本鎖DNAへの乖離)、(2)鋳型1本鎖DNAへのプライマーのアニーリング、(3)DNAポリメラーゼを用いた前記プライマーの伸長、という3ステップを1サイクルとし、このサイクルを繰り返すことによって標的核酸を増幅する。DNAポリメラーゼとしては、Taq、Tth、Bst、KOD、Pfu、Pwo、Tbr、Tfi、Tfl、Tma、Tne、Vent、DEEPVENTやその変異体が挙げられる。本発明では、迅速、高感度、かつ検体による増幅阻害耐性を有するという観点から、ファミリーBに属するDNAポリメラーゼを用いることが好ましい。また、融解曲線解析法を行う場合には、蛍光消光プローブを用いる観点からも、5’→3’エキソヌクレアーゼ活性を有しないファミリーBに属するDNAポリメラーゼを用いることが好ましい。
本発明で用いるDNAポリメラーゼは、ファミリーBに属するDNAポリメラーゼが好ましいが、これに限定されない。前記ファミリーBに属するDNAポリメラーゼは、特に制限されないが、好ましくは古細菌(Archea)由来のDNAポリメラーゼであり、より好ましくは、パイロコッカス(Pyrococcus)属およびサーモコッカス(Thermococcus)属の細菌に由来するDNAポリメラーゼが挙げられる。また、本発明には、ファミリーBに属する古細菌由来のDNAポリメラーゼ活性を失っていないその変異体も含まれる。DNAポリメラーゼの変異体には、ポリメラーゼ活性の増強、エキソヌクレアーゼ活性の欠損、基質特異性の調整等を目的とした変異体が挙げられるが、これらに限定されない。
パイロコッカス属由来のDNAポリメラーゼとしては、Pyrococcus furiosus、Pyrococcus sp.GB-D、Pyrococcus woesei、Pyrococcus abyssi、Pyrococcus horikoshiiから単離されたDNAポリメラーゼ、及びこれらに由来するDNAポリメラーゼ活性を失っていないその変異体を含むが、これらに限定されない。
サーモコッカス属に由来するDNAポリメラーゼとしては、Thermococcus kodakaraensis、Thermococcus gorgonarius、Thermococcus litoralis、Thermococcus sp.JDF-3、Thermococcus sp.9degrees North-7(Thermococcus sp.9°N-7)、Thermococcus siculiから単離されたDNAポリメラーゼ、及びこれらに由来するDNAポリメラーゼ活性を失っていないその変異体を含むが、これらに限定されない。好ましくは、Thermococcus kodakaraensis由来のDNAポリメラーゼ及びその変異体(例えば、3’→5’エキソヌクレアーゼ活性を欠失させたKOD由来DNAポリメラーゼ等)が、伸長性や熱安定性に優れているという観点から、本発明においてとりわけ好適に用いることができる。
これらのDNAポリメラーゼを用いたPCR酵素は市販されており、Pfu(Staragene社)、KOD(Toyobo社)、Pfx(Life Technologies社)、Vent(New England Biolabs社)、Deep Vent(New England Biolabs社)、Tgo(Roche社)、Pwo(Roche社)などが挙げられ、そのいずれもが本発明に用いられ得る。
本明細書において、KOD由来のDNAポリメラーゼ(KOD DNAポリメラーゼともいう)とは、Thermococcus kodakaraensis由来のDNAポリメラーゼ及びその変異体(例えば、天然由来のアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸を置換、欠失、及び/又は付加することにより3’→5’エキソヌクレアーゼ活性を欠失させたKOD由来DNAポリメラーゼ等)をいう。一つの好ましい実施形態において、本発明は、このようなKOD由来のDNAポリメラーゼを使用して核酸増幅反応を行う。KOD DNAポリメラーゼは、ファミリーAに属するDNAポリメラーゼであるTaq DNAポリメラーゼに比べて、正確性、増幅効率、伸長性、検体由来の阻害物質による増幅阻害耐性に優れている。本発明では、このようなKOD DNAポリメラーゼを使用することで、後述の実施例に示すように、簡便でありながら、迅速、高感度でインフルエンザウイルスを検出することが可能となる。
本発明においてインフルエンザウイルスを検出するために用いる、前記(2)に記載の核酸プライマーセットは、後述の標識プローブが複合体を形成できるインフルエンザウイルス由来の核酸断片を増幅し得るものであれば、特に限定されない。より高感度な判定結果が得られ易いという観点から、核酸プライマーセットは、配列番号1又は2で示されるインフルエンザウイルス ゲノムRNAの塩基配列の一部又は全部を含む塩基配列を増幅し得る核酸プライマーセットである。例えば、核酸プライマーセットは、配列番号33又は34で示される塩基配列からなる少なくとも1つの核酸プライマーと配列番号35又は36で示される塩基配列からなる少なくとも1つ核酸プライマーとから構成される核酸プライマーセット;配列番号37又は38で示される塩基配列からなる少なくとも1つの核酸プライマーと配列番号39又は40で示される塩基配列からなる少なくとも1つの核酸プライマーとから構成される核酸プライマーセット;配列番号41又は42で示される塩基配列からなる少なくとも1つの核酸プライマーと配列番号43又は44で示される塩基配列からなる少なくとも1つの核酸プライマーとから構成される核酸プライマーセットであり得るが、これらに限定されない。
本発明の前記方法では、工程(3)として、前記工程(1)~(2)で得られた増幅産物を検出する工程を包含する。この検出する工程の態様は特に限定されず、当該分野で公知の任意の方法で実施することができるが、本発明では、融解曲線解析法が好ましい。
(3-1)前記工程(2)によって得られた核酸増幅産物と核酸プローブとをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程;及び
(3-2)前記工程(3-1)で得られた複合体を検出する工程。
を包含することを特徴とする。好ましい本実施態様では、本発明はインフルエンザウイルスの検出において、高感度な判定結果を得るために、前記(1)(2)工程によって得られたインフルエンザウイルス由来の核酸増幅産物と特異的に反応して複合体を形成しうる標識プローブを用いることを一つの特徴とする。簡易的なRNA抽出しか行われていない場合でも高感度な検出を可能にするという観点から、前記(1)(2)工程によって得られたインフルエンザウイルス由来の1または複数の核酸増幅産物と特異的に反応して複合体を形成しうる1または複数の核酸標識プローブを用いることがなかでも好ましい。
一つの実施形態において、本発明は、前記のような核酸プライマーを含む核酸プライマーセットで増幅したインフルエンザウイルス由来の核酸増幅産物と特異的に反応して複合体を形成しうる核酸プローブである。インフルエンザウイルス由来の核酸増幅産物と特異的に反応させる本発明の標識プローブは、以下の特徴を有するインフルエンザウイルスを検出するための核酸プローブであり得る:
(A)配列番号1若しくは配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている。
このような特徴を有する核酸プローブを用いることで、例えば、融解曲線解析においても高感度にインフルエンザウイルスを検出することが可能になる。
このようなオリゴヌクレオチドプローブは、増幅産物にハイブリダイズした際に、増幅産物中のグアニン塩基と塩基対を形成して相互作用することで消光できるため、非常に簡便に反応液の蛍光強度の変化を測定することができる。
(A-2)配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-2)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている。
(A-1)配列番号1で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-1)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている。
(A-1)配列番号1で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-1)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第一の標識プローブ;並びに
(A-2)配列番号2で示される塩基配列と85%以上の同一性を示す塩基配列又はそれらに相補的な塩基配列において連続する少なくとも10塩基以上の塩基配列を含む;及び
(B-2)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第二の標識プローブ。
上記標識プローブセット(本明細書では、これを「核酸プローブセット」ともいう)における標識プローブの塩基配列、塩基長、蛍光標識などは、上記標識プローブにおいて詳述したものと同様である。本発明の標識プローブセットは、上記の本発明の標識プローブと同様にして使用され得る。
本発明の前記増幅産物を検出する工程において、核酸増幅産物と標識プローブとをハイブリダイズさせて形成せしめた複合体を検出する(3-2)の工程の態様は特に限定されず、当該分野で公知の任意の方法で実施することができる。
(3-a)得られるうる増幅産物に該核酸プローブをハイブリダイズさせ、該反応液の蛍光強度を測定することで、前記核酸増幅反応の進行をリアルタイムでモニターする工程。
(3-b)前記工程(2)の終了後に、得られうる増幅産物に該核酸プローブをハイブリダイズさせ、該反応液の蛍光強度を測定することで、前記核酸増幅反応の進行をエンドポイントでモニターする工程。
(3-c)前記工程(2)の終了後に、得られうる増幅産物に該核酸プローブをハイブリダイズさせ、該反応液の蛍光強度の温度依存性を測定する工程。
前記(3-a)~(3-c)のような工程によれば、簡便かつ高感度に、核酸増幅産物と核酸プローブとで形成される複合体の生成を検出することが可能となり得る。本発明の実施形態は、より迅速に核酸増幅産物の検出を行う観点から、(3-b)または(3-c)による検出工程が好ましい。特に(3-c)すなわち融解曲線解析法による方法が好ましい。
核酸増幅反応の進行をリアルタイムでモニターする方法である。所謂、リアルタイムPCR法は、既知濃度のコントロール物質と比較することにより、定量解析が可能である。一方で、PCRのサイクル毎に測光する必要があるため、核酸増幅反応に掛かる時間が長くなる傾向がある。
核酸増幅反応の進行をリアルタイムでモニターする方法もあるが、本発明においては、核酸増幅反応の進行をエンドポイントでモニターすることで、試料中に含まれる標的核酸を迅速に検出することができる。さらに、エンドポイントでの蛍光強度等を比較することで標的核酸量もおおおその推定も可能である。
例えば、蛍光消光色素で標識されたオリゴヌクレオチドプローブを含む反応液の蛍光強度を測定することで、核酸増幅反応の進行をエンドポイントでモニターする。核酸増幅反応終了後に、反応液の蛍光強度を測定する。反応後の反応液の蛍光強度を反応前の反応液の蛍光強度と比較することで、標的核酸の増幅の有無を確認できる。あるいは、反応後の反応液の蛍光強度をコントロール反応液の蛍光強度と比較することでも試料中に含まれる標的核酸の有無を確認することができる。コントロール反応液とは、測定したい試料の代わりに陰性と判明している試料あるいは陽性と判明している試料を加えた反応液である。
核酸増幅反応の進行は、一般的にリアルタイムでモニターする必要があるが、増幅検出工程をより迅速、簡便にする目的では、エンドポイントで測定することが好ましい。
蛍光強度の温度依存性を測定するとは、具体的には、反応液の温度を低温から高温に変化させながら、各温度における蛍光強度を測定することである。得られた蛍光強度について温度で一次微分することにより、使用するオリゴヌクレオチドプローブに固有の融解温度(Tm値)を求めることができる。また、蛍光強度は目的に合わせて蛍光消光率等に変換してもよい。
Tm値を用いた標的核酸の検出、分析等を融解曲線分析という。一般的に、Tm値は、オリゴヌクレオチドがその相補鎖と二本鎖を形成している割合と二本鎖を形成せず一本鎖である割合が等しいときの温度をいう。Tm値は、塩基配列に固有の値であるため、融解曲線分析は標的核酸の塩基配列多型を分析する手法として使用できる。ここでいう塩基配列多型とは、一塩基多型、塩基置換、塩基欠損、塩基挿入等を含む。
本発明において使用できる検体試料はインフルエンザウイルスを含む可能性のあるものであれば特に限定されない。例えば、インフルエンザウイルスへの感染が疑われる被験体から採取した、口腔内擦過物、咽頭拭い液、鼻咽頭拭い液、鼻腔拭い液、鼻腔吸引液、喀痰、気管支洗浄液、肺胞洗浄液、唾液などが挙げられるが、これらに限定されない。生体試料を測定対象の検体試料とする場合、各生体試料に応じて、特に制限はされないが、希釈や懸濁、遠心、酵素処理などの前処理もしくは核酸抽出を行ってもよい。
本発明の別の実施態様として、試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するための試薬が挙げられる。試薬には、前述で説明した本発明の核酸プローブ又は核酸プローブセットに加えて、逆転写反応(RT)、核酸増幅反応、検出に必要な成分が少なくとも含まれる。必要な成分は、それぞれ公知のものを用いることができる。例えば、逆転写用核酸プライマー、PCR用核酸プライマーセット、逆転写酵素、DNAポリメラーゼ、デオキシリボヌクレオシド三リン酸(dNTPs)、マグネシウム塩等の無機塩類を少なくとも含むことが好ましい。逆転写用核酸プライマーを兼ねたPCR用核酸プライマーセット及び検出用核酸プローブは、インフルエンザウイルスの複数領域を増幅させるために複数セットを含むことができる。各成分の濃度は適宜調整できるが、例えば、核酸プローブは0.01~1μMが好ましく、0.02~0.5μMがより好ましい。核酸プローブセットとして使用する場合は、該プローブセットに含まれる各核酸プローブがそれぞれ上記濃度の範囲内であることが好ましい。核酸プライマーは0.01~10μMが好ましい。逆転写酵素は0.01~10U/μLが好ましく、0.02~2U/μLがより好ましい。DNAポリメラーゼは0.01~1U/uLが好ましく、0.02~0.5U/uLがより好ましい。デオキシリボヌクレオシド三リン酸(dNTPs)は0.02~1mMが好ましく、0.1~0.5mMがより好ましい。マグネシウム塩等の無機塩類は0.1~10mMが好ましく、1~5mMがより好ましい。
本発明の別の実施態様として、試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するためのキットが挙げられる。本発明のキットは、前述で説明した本発明の核酸プローブ又は核酸プローブセット、及び/又はこれらを含む試薬を含み、インフルエンザウイルスを検出及び/又は鑑別できるように構成されていれば特に限定されない。例えば、本発明のキットは、被検出対象の存在を検出又は定量することができる遺伝子検査試薬及び/又は使用方法等を説明する使用説明書等を任意に含むことができる。例えば、前記核酸プローブを同じ容器に封入したもの又は別々の容器に封入したものを、例えば一つの包装体に梱包し、当該キットの使用方法に関する情報を含む態様で提供することができる。また、陽性コントロール液や陰性コントロール液を含めることもできる。
(1)試料の調製
A型 H1インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを滅菌水で段階希釈し、100コピー/テストとなるように調製し、試料とした。
(2)逆転写、核酸増幅、融解曲線解析、及び判定
上記試料をそれぞれ下記試薬に添加して、下記条件によりA型インフルエンザウイルスの検出を行った。逆転写、核酸増幅および融解曲線解析には東洋紡製GENECUBE(登録商標)を使用した。判定は、融解曲線解析にてピークが得られた場合に陽性と判定した。
配列番号7~8、11~20、23で示される各プローブの性能を評価するため、ジーンキューブ(登録商標)テストベーシック(東洋紡社製)及びReverTra Ace(登録商標)を使用して以下の溶液を調製した。
0.5μM 配列番号33で示されるプライマー
3.0μM 配列番号35で示されるプライマー
0.25μM 配列番号7~8、11~20、23で示される各プローブ(配列番号7~8、16~20は3’末端をBODIPY-FLで標識。配列番号11~15、23は5’末端をBODIPY-FLで標識、3’末端をリン酸化)
42℃・2分
97℃・15秒
(以上1サイクル)
97℃・1秒
58℃・3秒
63℃・5秒
(以上50サイクル)
94℃・30秒
39℃・30秒
40℃~75℃(0.09℃/秒で温度上昇)
図1は配列番号7で示される核酸プローブを用い、核酸増幅及び融解曲線解析によってA型インフルエンザウイルスRNAの検出を行った際に得られた検出グラフである。図1に示される通り該プローブでは58℃で検出ピークが得られている。同様に本実施例で用いた核酸プローブによる測定結果を表1にまとめた。本検討により、上記の各プローブはいずれもA型インフルエンザウイルスRNAを検出可能であることが明らかになった。
(1)試料の調製
B型インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを滅菌水で段階希釈し、100コピー/テストとなるように調製し、試料とした。
(2)逆転写、核酸増幅、融解曲線解析、及び判定
実施例1と同様にして、B型インフルエンザウイルスの検出を行った。
配列番号27、29~32で示される各プローブの性能を評価するため、ジーンキューブ(登録商標)テストベーシック(東洋紡社製)及びReverTra Ace(登録商標)を使用して以下の溶液を調製した。
0.5μM 配列番号41で示されるプライマー
3.0μM 配列番号44で示されるプライマー
0.25μM 配列番号27、29~32で示される各プローブ(配列番号27、29、31、32は3’末端をBODIPY-FLで標識。配列番号30は5’末端をBODIPY-FLで標識、3’末端をリン酸化)
実施例1と同様の条件で実施した。
図2は配列番号27で示される核酸プローブを用い、核酸増幅及び融解曲線解析によってB型インフルエンザウイルスRNAの検出を行った際に得られた検出グラフである。図2に示される通り該プローブでは51.3℃で検出ピークが得られている。同様に本実施例で用いた核酸プローブによる測定結果を表2にまとめた。本検討により、上記配列番号で示されるプローブはいずれもB型インフルエンザウイルスRNAを検出可能であることが示された。
(1)試料の調製
A型 H1N1インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを50コピー/テスト、B型インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを20コピー/テストとなるようにそれぞれ調製し、試料とした。
(2)逆転写、核酸増幅、融解曲線解析、及び判定
実施例1及び2と同様にして、A型及びB型インフルエンザウイルスの検出を行った。
実施例1及び実施例2で評価したプローブの組み合わせによるA型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの鑑別を検討するため、ジーンキューブ(登録商標)テストベーシック(東洋紡社製)及びReverTra Ace(登録商標)を使用して表3に記載したプライマー及びプローブを組み合わせた溶液を調製した。
下記溶液中のプライマー濃度はAFプライマーが0.5μM、ARプライマーが3.0μMとした。ただし、AFプライマー又はARプライマーを2本用いる場合は、各々のプライマーを合計して前記濃度とした。また、BFプライマー濃度が0.5μM、BRプライマー濃度3.0μMとした。プローブ濃度はいずれも0.25μMとした。プローブの標識は実施例1及び実施例2と同じように3’末端又は5’末端のいずれか一方のみを標識したものである。
逆転写、核酸増幅、融解曲線解析の各条件は実施例1と同様の条件で実施した。融解曲線解析を行い、各標識プローブの塩基配列から最近接塩基対法で算出したTm値に基づき、58℃以上で検出が認められた場合をA型インフルエンザウイルス陽性、54℃以下で検出が認められた場合をB型インフルエンザウイルス陽性とした。
下記の表4は、本実施例の結果をまとめた表である。いずれの溶液を用いても、A型H1N1インフルエンザウイルスRNA及びB型インフルエンザウイルスRNAの核酸検出が認められ、両者の結果は識別可能であった。本実施例より、本発明のプローブを組み合わせたセットを使用することでA型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの鑑別が可能であることが示された。
(1)試料の調製
鼻咽頭拭い液に対して、A型 H1N1インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを50コピー/テスト、B型インフルエンザウイルスから抽出されたRNAを20コピー/テストの濃度となるようにスパイクしたものを試料とする。本試料は、さらなる核酸の単離及び精製処理を行わないため、生体由来の夾雑物質を含む試料に相当する。
(2)逆転写、核酸増幅、融解曲線解析、及び判定
実施例3と同様にして、A型及びB型インフルエンザウイルスの検出を行う。
実施例1及び実施例2で評価したプローブの組み合わせによるA型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの鑑別を検討するため、ジーンキューブ(登録商標)テストベーシック(東洋紡社製)及びReverTra Ace(登録商標)を使用して表5に記載したプライマー及びプローブを組み合わせた溶液を調製する。
下記溶液中のプライマー濃度はAFプライマーが0.5μM、ARプライマーが3.0μMである。ただし、AFプライマー又はARプライマーを2本用いる場合は、各々のプライマーを合計して前記濃度とする。また、BFプライマー濃度が0.5μM、BRプライマー濃度3.0μMである。プローブ濃度はいずれも0.25μMである。プローブの標識は実施例1及び実施例2と同じである。
逆転写、核酸増幅、融解曲線解析の各条件は実施例1と同様の条件で実施する。各標識プローブの塩基配列から最近接塩基対法で算出したTm値に基づき、58℃以上で検出が認められた場合をA型インフルエンザウイルス陽性、54℃以下で検出が認められた場合をB型インフルエンザウイルス陽性と判定することができる。実施例1、2の結果に示されるように本発明の標識プローブを用いればA型インフルエンザウイルス及びB型インフルエンザウイルスを高感度に検出できている。本実施例により、生体由来成分などの夾雑物を含む検体においてもA型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスとを鑑別して検出できることが分かる。
Claims (16)
- 検体試料中に含まれ得るA型インフルエンザウイルス又はB型インフルエンザウイルスを検出するために用いられる、以下の特徴(A)及び(B)を有する標識プローブ:
(A)配列番号7、8、11~19、23、27、29~32のいずれかで示される塩基配列からなる;及び
(B)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されている。 - 前記標識が蛍光色素標識である、請求項1に記載の標識プローブ。
- 前記標識プローブが、該標識プローブの塩基配列に対して相補的な塩基配列と同一の塩基配列を含む核酸と結合した場合に消光する蛍光消光色素で標識されている、請求項1又は2に記載の標識プローブ。
- グアニンとの相互作用により消光する蛍光消光色素で標識されている、請求項1~3のいずれかに記載の標識プローブ。
- 前記(B)の標識が、4,4-ジフルオロ-5,7-ジメチル-4-ボラ-3a,4a-ジアザ-s-インダセン-3-プロピオン酸、カルボキシローダミン6G,TAMRA,ローダミン6G,テトラブロモスルホンフルオレセイン(TBSF)、及び2-オキソ-6,8-ジフルオロ-7-ジヒドロキシ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸からなる群より選択される少なくとも1つの蛍光消光色素による標識である、請求項1~4のいずれかに記載の標識プローブ。
- 前記(B)において、標識されている末端塩基がシトシンである請求項1~5のいずれかに記載の標識プローブ。
- 核酸を精製する工程を経ていない生体由来の検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するために用いられる、請求項1~6のいずれかに記載の標識プローブ。
- 少なくとも以下の第一の標識プローブ並びに第二の標識プローブを含む、検体試料中に含まれ得るA型インフルエンザウイルス及びB型インフルエンザウイルスを検出するために用いられる標識プローブセット:
(A-1)配列番号7、8、11~19、23のいずれかで示される塩基配列からなる;及び
(B-1)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第一の標識プローブ;並びに
(A-2)配列番号27、29~32のいずれかで示される塩基配列からなる;及び
(B-2)5’末端又は3’末端のいずれか一方のみが標識されていることを特徴とする、第二の標識プローブ。 - 請求項1~7のいずれかに記載の標識プローブ又は請求項8に記載の標識プローブセットを用いて、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出する方法。
- RT-PCR-融解曲線解析法で検出を行う、請求項9に記載のインフルエンザウイルスを検出する方法。
- PCR反応に用いる核酸増幅酵素が、ファミリーBに属するDNAポリメラーゼである請求項10に記載の方法。
- ファミリーBに属するDNAポリメラーゼが、KOD DNAポリメラーゼ由来のDNAポリメラーゼ又はその1~2個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加した変異体である、請求項11に記載の方法。
- RT反応に用いる逆転写活性を有する酵素が、M-MLV(Moloney Murine Leukemia Virus)由来のリバーストランスクリプターゼ又はその1~2個のアミノ酸が欠失、置換及び/又は付加した変異体である、請求項10~12のいずれかに記載の方法。
- 検体試料が、核酸を精製する工程を経ていない生体由来試料である、請求項10~13のいずれかに記載の方法。
- 請求項1~7のいずれかに記載の標識プローブ又は請求項8に記載の標識プローブセットを含む、検体試料中に含まれ得るインフルエンザウイルスを検出するための試薬キット。
- A型インフルエンザウイルスとB型インフルエンザウイルスの鑑別を行うことが可能である、請求項10~14のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020183005A JP7697201B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020183005A JP7697201B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2022073185A JP2022073185A (ja) | 2022-05-17 |
| JP7697201B2 true JP7697201B2 (ja) | 2025-06-24 |
Family
ID=81604788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2020183005A Active JP7697201B2 (ja) | 2020-10-30 | 2020-10-30 | インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7697201B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018151246A1 (ja) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | 東洋紡株式会社 | Rnaを検出する方法およびrnaを検出するための試薬 |
-
2020
- 2020-10-30 JP JP2020183005A patent/JP7697201B2/ja active Active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018151246A1 (ja) | 2017-02-16 | 2018-08-23 | 東洋紡株式会社 | Rnaを検出する方法およびrnaを検出するための試薬 |
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| Journal of Virological Methods,2010年,165,pp.254-260 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2022073185A (ja) | 2022-05-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7693035B2 (ja) | 水痘帯状疱疹ウイルスを増幅または検出するための組成物および方法 | |
| CA2892686A1 (en) | Molecular assay for the amplification and detection of kpc genes responsible for high-level resistance to carbapenem in gram negative bacteria | |
| US20120045747A1 (en) | Kit for detecting hepatitis b virus and method for detecting hepatitis b virus using the same | |
| KR101745132B1 (ko) | 성인성 질환 유발 세균 검출 키트 및 방법 | |
| JP6181742B2 (ja) | Hevアッセイ | |
| CN105705660B (zh) | 使用重叠引物和熔解探针检测单核苷酸多态性 | |
| JP7651826B2 (ja) | SARS-CoV-2検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP7697201B2 (ja) | インフルエンザウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP2025035298A (ja) | SARS-CoV-2検出用プローブセット及びその用途 | |
| JP2023097825A (ja) | Rsウイルス検出用プローブ及びその用途 | |
| WO2022092012A1 (ja) | 複数の標的核酸の同時検出方法 | |
| JP2024517835A (ja) | 二重標的アッセイによりデルタ型肝炎ウイルスを検出するための組成物及び方法 | |
| JP7589434B2 (ja) | Bordetella属菌の検出方法 | |
| JP2025145398A (ja) | ノロウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP7176266B2 (ja) | トキシンB遺伝子(tcdB)を検出するためのオリゴヌクレオチドプローブ | |
| JP7608724B2 (ja) | 病原性クラミジア属菌の検出方法 | |
| EP3929310A1 (en) | Methods and means for corona virus nucleic acid detection | |
| JP2025155417A (ja) | 結核菌群検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP5520449B2 (ja) | 核酸の検出方法 | |
| JP2025046038A (ja) | サル痘ウイルス及び水痘・帯状疱疹ウイルス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP2025004644A (ja) | 標的核酸を特異的に検出するオリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP2025004645A (ja) | 標的核酸を特異的に検出するオリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| JP2025046039A (ja) | マイコプラズマ・ホミニス検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 | |
| US9157128B2 (en) | Kit for detecting HIV-2 and method for detecting HIV-2 using the same | |
| JP2022021904A (ja) | SARS-CoV-2の検出用オリゴヌクレオチド及びその用途 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230818 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240522 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240611 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20240802 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20241007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20241112 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20241219 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250303 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250513 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250526 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7697201 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |