JP7645236B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本開示に係る技術(本技術)は、固体撮像装置に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに代表される半導体イメージセンサは、画素サイズを縮小し、同一イメージエリア内で画素数を多くする多画素化が常に要求されている。しかし、多画素化とともに信号量が小さくなり、同じS/N比を確保することが難しくなってきている。また、R(赤)、Gr(緑)、B(青)、Gb(緑)画素の感度の差異も大きくなっており、カラーバランスが崩れる原因となっている。特に、微細化に伴い、Gr、Gbの感度差分が均等に見え、画質に大きな影響を与えている。
そこで、従来では、画素サイズを変えることでGr、Gbの感度差分を抑制し、また、ゲート・ポリィのレイアウト対称性を確保する手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-129548号公報
しかし、上記特許文献1の技術では、レイアウトの自由度が下がってしまう。
本開示はこのような事情に鑑みてなされたもので、ゲート・ポリィのレイアウト非対称性を改善し、Gr(緑)、Gb(緑)の感度差分を改善できる固体撮像装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部とを備える固体撮像装置である。
本開示の他の態様は、異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、前記ゲート電極層に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長の光を吸収するピラー構造部とを備え、ゲート電極と前記ピラー構造部とが同一素材である固体撮像装置である。
さらに、本開示の他の態様は、接合に電気的に接続する配線が形成され、対向する前記接合面が接合されて積層される複数の回路チップと、前記複数の回路チップの少なくとも1つに設けられ、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される画素チップと、前記複数の回路チップの前記接合面の一部に配設されるダミー配線と、前記複数の回路チップの前記接合面の前記ダミー配線を除く他の部分に形成され、複数の棒状部を有するピラー構造部とを備える固体撮像装置である。
本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置1の全体を示す概略構成図である。 本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置の画素領域の平面図である。 図2の光電変換部を通る一点鎖線を垂直方向に切断した断面をA-A方向から見た断面図である。 比較例における光の感度を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態に係るピラー構造部の特性を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態における光の感度を説明するための図である。 本開示の第1の実施形態におけるピラー構造部の配置例を示す図である。 本開示の第1の実施形態におけるピラー構造部の他の配置例を示す図である。 本開示の第1の実施形態におけるピラー構造部のロッドの径を異ならせる例を示す図である。 本開示の第2の実施形態に係る画素の断面図である。 本開示の第2の実施形態において、ピラー構造部に対策を施さない例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態において、ピラー構造部をpウェルに配置する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態において、ピラー構造部のロッドにSCF膜を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態において、ピラー用ゲート電極を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板に不純物を注入する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板に酸化膜を形成し、溝を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、pウェル接続ありの場合に、溝にp型不純物を注入してピラー構造部を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、シリコン界面にSCF膜を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、SCF膜上に酸化膜を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、不要な酸化膜を除去する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、複数の溝にシリコンを注入して、ピラー構造部を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、ピラー構造部のうち1つのロッドを画素トランジスタとし、基板の表面側にゲート電極層を形成し、画素トランジスタ用のゲート電極と、ピラー用ゲート電極とを形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板の裏面側に画素分離層を積層し、エッチングにより画素分離層の基板の裏面側から深さ方向に溝部を形成する例を示す断面図である。 本開示の第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、素子分離部を形成し、カラーフィルタと、眉間膜と、オンチップレンズとを積層する例を示す断面図である。 本開示の第3の実施形態におけるピラー構造部の配置例を示す図である。 本開示の第3の実施形態におけるピラー構造部の他の配置例を示す図である。 本開示の第4の実施形態において、基板の深さ方向にポテンシャルを形成する例を示す断面図である。 本開示の第4の実施形態において、ポテンシャルの深さとポテンシャル形成方向との関係を説明するために示す図である。 本開示の第5の実施形態において、各色の画素にピラー構造部を形成する例を示す平面図である。 本開示の第5の実施形態における画素の断面図である。 本開示の第5の実施形態との比較例を示す図である。 本開示の第5の実施形態に係るピラー構造部の特性を説明するための図である。 本開示の第5の実施形態における効果を説明するための図である。 本開示の第6の実施形態に係る固体撮像装置における画素の断面図である。 本開示の第6の実施形態におけるピラー構造部の配置例を示す図である。 本開示の第6の実施形態におけるピラー構造部の他の配置例を示す図である。 本開示の第7の実施形態に係る固体撮像装置における画素の平面図及び断面図である。 本開示の第7の実施形態において、暗電流に対する対策なしの場合の断面図である。 本開示の第7の実施形態において、暗電流に対する対策を施した場合の断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板に不純物を注入する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板の表面側にシリコン膜を形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、シリコン膜の表面側にポリマを形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、エッチングによりシリコン膜を除去する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、ポリマを除去して、ピラー構造部を形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板の表面側にゲート電極層を形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、ピラー構造部のうち1つのロッドを画素トランジスタとし、ゲート電極層内に、画素トランジスタ用のゲート電極と、ピラー用ゲート電極とを形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、基板の裏面側に画素分離層を積層し、エッチングにより画素分離層の基板の裏面側から深さ方向に溝部を形成する例を示す断面図である。 本開示の第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法において、素子分離部を形成し、カラーフィルタと、眉間膜と、オンチップレンズとを積層する例を示す断面図である。 本開示の第8の実施形態に係る固体撮像装置における画素の断面図である。 本開示の第8の実施形態との比較例を示す断面図である。 本開示の第8の実施形態におけるピラー構造部の配置例を示す図である。 本開示の第9の実施形態に係る固体撮像装置における画素の断面図である。 本開示の第9の実施形態におけるピラー構造部の配置例を示す図である。 本開示の第10の実施形態に係る固体撮像装置における画素の断面図である。 本開示の第10の実施形態に係る固体撮像装置における画素の他の一例を示す断面図である。 本開示の第10の実施形態において、同色の画素間にピラー構造部を配置した場合の画素の断面図である。 本開示の第10の実施形態において、同色の画素間にピラー構造部を配置するパターンを示す平面図である。 本開示の第10の実施形態において、異色の画素間にピラー構造部を配置した場合の画素の断面図である。 本開示の第10の実施形態において、異色の画素間にピラー構造部を配置するパターンを示す平面図である。 本開示の第10の実施形態において、同色の画素間、異色の画素間にそれぞれピラー構造部を配置した場合の画素の断面図である。 本開示の第10の実施形態において、同色の画素間、異色の画素間にそれぞれピラー構造部を配置するパターンを示す平面図である。 本開示の第11の実施形態に係る縦分光構造の画素における断面図である。 本開示の第11の実施形態によるピラー構造部の形成方法を示す断面図である。 本開示の第12の実施形態に係る固体撮像装置における断面図である。 本開示の第12の実施形態との比較例を示す断面図である。 本開示の第13の実施形態に係る電子機器の一例である撮像装置の概略構成図である。
以下において、図面を参照して本開示の実施形態を説明する。以下の説明で参照する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略する。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各装置や各部材の厚みの比率等は現実のものと異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判定すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下の説明における上下等の方向の定義は、単に説明の便宜上の定義であって、本開示の技術的思想を限定するものではない。例えば、対象を90°回転して観察すれば上下は左右に変換して読まれ、180°回転して観察すれば上下は反転して読まれることは勿論である。
なお、本明細書中に記載される効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
<第1の実施形態>
<固体撮像装置の全体構成>
本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置1について説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係る固体撮像装置1の全体を示す概略構成図である。
図1の固体撮像装置1は、裏面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。固体撮像装置1は、光学レンズを介して被写体からの像光を取り込み、撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。
図1に示すように、第1の実施形態の固体撮像装置1は、基板2と、画素領域3と、垂直駆動回路4と、カラム信号処理回路5と、水平駆動回路6と、出力回路7と、制御回路8とを備えている。
画素領域3は、基板2上に、2次元アレイ状に規則的に配列された複数の画素9を有している。画素9は、図2に示した光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rと、複数の画素トランジスタ(不図示)とを有している。複数の画素トランジスタとしては、例えば、転送トランジスタ、リセットトランジスタ、選択トランジスタ、アンプトランジスタの4つのトランジスタを採用できる。また、例えば、選択トランジスタを除いた3つのトランジスタを採用してもよい。
垂直駆動回路4は、例えば、シフトレジスタによって構成され、所望の画素駆動配線10を選択し、選択した画素駆動配線10に画素9を駆動するためのパルスを供給し、各画素9を行単位で駆動する。即ち、垂直駆動回路4は、画素領域3の各画素9を行単位で順次垂直方向に選択走査し、各画素9の光電変換部20において受光量に応じて生成した信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線11を通してカラム信号処理回路5に供給する。
カラム信号処理回路5は、例えば、画素9の列毎に配置されており、1行分の画素9から出力される信号に対して画素列毎にノイズ除去等の信号処理を行う。例えばカラム信号処理回路5は画素固有の固定パターンノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling:相関2重サンプリング)及びAD(Analog Digital)変換等の信号処理を行う。
水平駆動回路6は、例えば、シフトレジスタによって構成され、水平走査パルスをカラム信号処理回路5に順次出して、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から、信号処理が行われた画素信号を水平信号線12に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線12を通して、順次に供給される画素信号に対し信号処理を行って出力する。信号処理としては、例えば、バファリング、黒レベル調整、列ばらつき補正、各種デジタル信号処理等を用いることができる。
制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号、及びマスタクロック信号に基づいて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等の動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成する。そして、制御回路8は、生成したクロック信号や制御信号を、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等に出力する。
図1に示した固体撮像装置1の画素領域3の平面図を図2に示す。図2に示すように、複数の光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rがモザイク状に配列されている。図2では模式的に、赤色用の光電変換部20Rに「R」、青色用の光電変換部20Bに「B」、青色に近い緑色用の光電変換部20Gbに「Gb」、赤色に近い緑色用の光電変換部20Grに「Gr」の文字をそれぞれ付している。なお、光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rの配列パターンは図3の場合に限定されず、種々の配列パターンが採用可能である。
図2では、光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rが行方向及び列方向に等ピッチで配列されている場合を例示する。光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rは、素子分離部31により電気的に素子分離されている。素子分離部31は、各光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rを取り囲むように格子状に形成されている。
図2の光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rを通る一点鎖線の曲線部分を垂直方向に切断した断面をA-A方向から見た断面図を図3に示す。なお、図3に示すように、光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rが実際に一列に配列されていてもよい。
図3では、固体撮像装置1として、裏面照射型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを例示する。以下、固体撮像装置1の各部材の光入射面側(図3の上側)の面を「裏面」と呼び、固体撮像装置1の各部材の光入射面側とは反対側(図3の下側)の面を「表面」と呼ぶ。
図3に示すように、固体撮像装置1は、基板2、画素分離層30、遮光膜32がこの順に積層されている。画素分離層30の裏面S1には、赤色用のカラーフィルタ50R、青色に近い緑色用のカラーフィルタ50Gb及び赤色に近い緑色用のカラーフィルタ50Grと、眉間膜27と、オンチップレンズ51とがこの順に積層される。さらに、基板2の表面S2には、ゲート電極層23及び配線層24がこの順に積層されている。
固体撮像装置1の基板2には、光電変換部20Gb,20B,20Gr,20R(図3では、光電変換部20Gb,20Gr,20Rのみ図示)が形成されている。図3では、赤色用の光電変換部20Rが緑色用の光電変換部20Gb,20Grに隣接する場合を例示している。
基板2としては、例えば、シリコン(Si)からなる半導体基板を使用できる。光電変換部20R,20Gb,20Grは、n型半導体領域と、基板2の表面S2側に設けられたp型半導体領域とを有しており、p型半導体領域とn型半導体領域とでフォトダイオードが構成されている。なお、光電変換部20R,20Gb,20Grのそれぞれにおいて、基板2の裏面側にもp型半導体領域を更に設けて、そのp型半導体領域とn型半導体領域とでフォトダイオードをそれぞれ構成してもよい。また、光電変換部20Rは、赤色の画素9を構成し、光電変換部20Gb,20Grは、緑色の画素9を構成する。さらに、光電変換部20Bは、青色の画素9を構成する。
光電変換部20R,20Gb,20Grでは、入射された光の光量に応じた信号電荷が生成され、生成された信号電荷がn型半導体領域に蓄積される。基板2の界面で発生する暗電流の原因となる電子は、基板2に形成されたp型半導体領域の多数キャリアである正孔に吸収されることで、暗電流が抑制される。基板2の表面S2側であって、光電変換部20R,20Gb,20Grの間には、電荷蓄積領域となるpウェル領域が形成されている。pウェル領域には、フローティングディフュージョン部(不図示)等が形成されている。
また、各光電変換部20R,20Gb,20Grは、p型半導体領域で構成された画素分離層30と、画素分離層30内に形成された素子分離部31とによって電気的に分離されている。素子分離部31は、図3に示すように、基板2の裏面S1側から深さ方向に形成された溝部31aを有している。すなわち、基板2の裏面S1側の、隣接する光電変換部20R,20Gb,20Grの間には、溝部31aが彫り込まれて形成されている。溝部31aは、画素分離層30と素子分離部31と同様に、図2に示すように、各光電変換部20Gb,20B,20Gr,20Rを取り囲むように格子状に形成されている。溝部31aには、赤色の光に対する遮光性能を高くするための絶縁膜が埋め込まれる。
また、画素分離層30は、入射された光の反射を防止する。遮光膜32は、画素分離層30の裏面S1側の一部(受光面側の一部)に、各光電変換部20R,20Gb,20Grのそれぞれの受光面を開口するように、格子状に形成されている。眉間膜27は、遮光膜32を含むカラーフィルタ50R,50Gb,50Grの裏面側全体を連続的に被覆している。眉間膜27の材料としては、例えば、樹脂等の有機材料を用いることができる。
オンチップレンズ51は、照射光を集光し、集光した光を、カラーフィルタ50R,50Gb,50Grを介して基板2内の光電変換部20R,20Gb,20Grに効率良く入射させる。オンチップレンズ51は、光吸収特性を有していない絶縁材料で構成することができる。光吸収特性を有していない絶縁材料としては、酸化シリコン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、有機SOG、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げられる。
カラーフィルタ50Rは、各画素9に受光させたい赤色光の波長に対応して形成されている。カラーフィルタ50Rは、赤色光の波長を透過させ、透過させた光を基板2内の光電変換部20Rに入射させる。カラーフィルタ50Gr,50Gbは、各画素9に受光させたい緑色光の波長に対応して形成されている。カラーフィルタ50Gr,50Gbは、緑色光の波長を透過させ、透過させた光を基板2内の光電変換部20Gr,20Gbに入射させる。
ゲート電極層23は、基板2の表面S2側に形成されており、画素トランジスタのゲート・ポリィ(ゲート電極)26を含んで構成されている。配線層24は、ゲート電極層23の表面側に形成されており、複数層に積層された配線25を含んで構成されている。配線層24に形成された複数層の配線25を介して、各画素9を構成する画素トランジスタが駆動される。
以上の構成を有する固体撮像装置1では、基板2の裏面側から光が照射され、照射された光がオンチップレンズ51及びカラーフィルタ50R,50Gb,50Grを透過し、透過した光が光電変換部20R,20Gb,20Grで光電変換されることで、信号電荷が生成される。そして、生成された信号電荷が、基板2内に形成された画素トランジスタを介して、配線25で形成された図1に示した垂直信号線11で画素信号として出力される。
<比較例>
図4は、比較例としての従来の固体撮像装置における感度の比較結果を説明する図であり、縦軸はスペクトラム、横軸は各色の光の波長を示す。図4において、太い実線は赤色の光(R)、一点鎖線は青色の光(B)、太い点線は赤色に近い緑色の光(Gr)、細い点線は青色に近い緑色の光(Gb)である。
図4において、赤色の光は、他の色の光に比べて、シリコン(Si)の基板2では吸収されにくく、Si受光面から深い奥行きに到達しやすい。このため、赤色の光の波長近辺で緑色の光(Gr),(Gb)の出力差分が発生する。比較例では、光電変換部20R内で回折、散乱が行われた赤色の光(R)が、配線25に対し斜めに入射し、緑色用の光電変換部20Gb,20Grに入って混色することになる。
<第1の実施形態による対策>
図3に戻って、本技術の第1の実施形態では、カラーフィルタ50R,50Gb,50Grとゲート電極層23との間、つまり基板2の光電変換部20R内に、複数の棒状部(ロッド)40aを有するピラー構造部40を形成するようにしている。ピラー構造部40は、図5に示すように、可視光の中で最長波長となる赤色の波長(650nm~750nm付近)を吸収するためのフィルタである。
従って、ピラー構造部40でゲート電極26に到達する赤色の光が抑制される。このため、図6に示すように、赤色の光の波長近辺で発生した緑色の光(Gr),(Gb)の出力差分が改善される。また、赤色の光電変換部20R内で回折、散乱があっても、ピラー構造部40は、斜めから入射される赤色の光をロッド40aにより吸収するため、隣接画素の混色も抑制できる。
<第1の実施形態による他の適用例>
(1-1)ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する例
(1-2)ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する例
(1-3)上記(1-1)と上記(1-2)とを組み合わせた例
(1-4)各画素のカラーフィルタに対応した波長光がゲート電極26へ入射する成分を抑制する例
<(1-1)の例>
図7(a)は、ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する場合のピラー構造部40の配置例を示している。図7(a)の例では、ピラー構造部40は、赤色の画素9、つまり光電変換部20R内に形成される。
<(1-2)の例>
図7(b)~図7(d)は、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合のピラー構造部40の配置例を示している。図7(b)の例では、ピラー構造部40は、緑色の画素9、つまり光電変換部20Gr内に形成される。また、図7(c)の例では、ピラー構造部40は、緑色の画素9、つまり光電変換部20Gb内に形成される。さらに、図7(d)の例では、ピラー構造部40は、青色の画素9、つまり光電変換部20B内に形成される。
<(1-3)の例>
図8(a)~図8(e)は、ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する場合と、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合とにおけるピラー構造部の配置例を示している。
図8(a)の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20Gr内にピラー構造部42が形成される。図8(b)の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20Gb内にピラー構造部42が形成される。図8(c)の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20Gr内にピラー構造部42が形成され、光電変換部20Gb内にピラー構造部43が形成される。
図8(d)の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20B内にピラー構造部42が形成される。図8(e)の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20Gr内にピラー構造部42が形成され、光電変換部20Gb内にピラー構造部43が形成され、光電変換部20B内にピラー構造部44が形成される。なお、ピラー構造部41~44は、それぞれのロッドの直径がほぼ同じである。
<(1-4)の例>
図9は、各画素のカラーフィルタに対応した波長光がゲート電極26へ入射する成分を抑制する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図9の例では、光電変換部20R内にピラー構造部41が形成され、光電変換部20Gr内にピラー構造部45が形成され、光電変換部20Gb内にピラー構造部46が形成され、光電変換部20B内にピラー構造部47が形成される。ピラー構造部41,45,46,47は、それぞれのロッドの直径が異なる。ロッドの直径は、青色、緑色、赤色の順に大きくなる。
赤色の波長は基板2の奥まで到達するが、緑色及び青色の波長は基板2内で吸収されやすいので、基板2の奥まで到達しにくい。
<第1の実施形態による作用効果>
以上のように第1の実施形態によれば、複数のロッド40aにより可視光の中で最長波長となる赤色の光を吸収するピラー構造部40を、カラーフィルタ50Rとゲート電極層23との間、つまり光電変換部20R内に形成するようにしているので、最長波長である赤色の光がゲート電極層23に到達しないようにすることができる。これにより、赤色の光がゲート電極26に当たって反射して赤色の画素9に隣接する画素9へ入り込むことを抑制し、混色の発生を抑制し、Gr(緑)、Gb(緑)の感度差分を改善できる。
また、ゲート電極26のレイアウト対称性を確保するために、ダミーポリィを配置する必要がなく、これによりゲート・レイアウトの自由度が向上する。
さらに、ピラー構造部40を、カラーフィルタ50Rとゲート電極層23との間に形成し、配線層24に赤色の光が到達しないようにすることで、配線反射を抑制できる。
また、第1の実施形態によれば、ピラー構造部41,45,46,47のロッドの直径を、各画素で受光する色の光の波長に対応させた3種類に設定しているので、赤色の画素9のゲート電極層23に赤色の光が入射する成分を抑制し、緑色の画素9のゲート電極層23に緑色の光が入射する成分を抑制し、青色の画素9のゲート電極層23に青色の光が入射する成分を抑制できる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、シリコン(Si)の基板2の歪による暗電流増の対策について説明する。
図10(a)は、第2の実施形態に係る固体撮像装置1における画素領域3の平面図であり、図10(b)は、図10(a)の一点鎖線A-Bを垂直方向に切断した断面図である。図10において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図10(b)に示すように、基板2の光電変換部20R内にピラー構造部40を形成すると、シリコンの歪により暗電流が増す場合がある。ピラー構造部40は、図11に示すように、光電変換部20R内に形成されている。図11において、ゲート電極26には、画素トランジスタTrが接続されている。この画素トランジスタTrは、光電変換部20R内に形成される。
本開示の第2の実施形態では、図12に示すように、基板2の表面S2側であって、光電変換部20R,20Gb,20Grの間に形成されるpウェル33に、ピラー構造部40を固定するようにしている。pウェル33には、光電変換部20Rで得られた電荷を蓄積するフローティングディフュージョン部が形成される。
第2の実施形態では、ピラー構造部40を、pウェル33に固定することにより、フローティングディフュージョン部の近傍での光電変換を抑制できるとともに、光電変換部20内にピラー構造部40を形成する構造よりも、暗電流を抑制できる。
また、本開示の第2の実施形態では、図13に示すように、負の固定電荷を発生するSCF膜35を、ピラー構造部40と基板2のシリコン界面に形成するようにしている。
さらに、本開示の第2の実施形態では、図14に示すように、ゲート電極層23にピラー用ゲート電極28を形成し、グランド電位(GND)または負電位を印加するようにしている。
<第2の実施形態によるピラー構造部の形成方法>
次に、第2の実施形態によるピラー構造部40の形成方法について説明する。図15から図24までは、ピラー構造部40が形成されるまでの工程を示す断面図である。まず、図15に示すように、(1)基板2に不純物を注入し、光電変換部20R,20Gb、20Grと画素分離層30とを形成する。続いて、図16に示すように、(2)基板2の表面側に酸化膜21を形成し、例えば、反応性イオンエッチング等のエッチングにより酸化膜21の光電変換部20Rの位置に、酸化膜21から光電変換部20Rまでに至る深さの複数の溝21aを形成する。
続いて、図17に示すように、(3)pウェル接続ありの場合に、複数の溝21aにp型不純物を注入してピラー構造部40を形成する。続いて、図18に示すように、(4)シリコン界面にSCF膜35を形成する。続いて、図19に示すように、(5)SCF膜35上に酸化膜36を形成する。その後、図20に示すように、(6)不要な酸化膜21,36を除去する。引き続き、図21に示すように、(7)複数の溝21aにシリコンを注入して、ピラー構造部40を形成する。
そして、図22に示すように、(8)ピラー構造部40のうち1つのロッドを画素トランジスタTrとし、基板2の表面側にゲート電極層23を形成し、ゲート電極層23内に、画素トランジスタTr用のゲート電極26と、ピラー用ゲート電極28とを形成する。続いて、図23に示すように、(9)基板2の裏面側に画素分離層30を積層し、エッチングにより画素分離層30の基板2の裏面側から深さ方向に溝部31aを形成する。さらに、図24に示すように、(10)画素分離層30の溝部31a内を絶縁膜で埋め込むことで、素子分離部31を形成すると共に、画素分離層30の裏面側に赤色用のカラーフィルタ50R、緑色用のカラーフィルタ50Gb,50Grと、眉間膜27と、オンチップレンズ51とをこの順に積層する。
<第2の実施形態による作用効果>
以上のように第2の実施形態によれば、ピラー構造部40を、pウェル33に固定することにより、フローティングディフュージョン部の近傍での光電変換を抑制できるとともに、光電変換部20内にピラー構造部40を形成する構造よりも、暗電流を抑制できる。
また、第2の実施形態によれば、ピラー構造部40及び基板2のシリコン界面に、固定電荷を発生するSCF膜35を形成することで、光電変換部20Rを含む基板2の界面で発生する暗電流を、SCF膜35により抑制できる。
さらに、第2の実施形態によれば、ピラー用ゲート電極28を形成し、ピラー用ゲート電極28をGNDまたは負電位とすることにより、光電変換部20Rを含む基板2のシリコン界面で発生する暗電流をピラー用ゲート電極28に流すことができ、これにより暗電流を抑制できる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、シリコン(Si)の基板2の歪による暗電流増の対策について説明する。図25及び図26は、第3の実施形態に係る固体撮像装置1における画素領域3の平面図である。
<第3の実施形態による他の適用例>
(3-1)ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する例。1画素周辺を囲む。
(3-2)ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する例。複数画素を囲む。
<(3-1)の例>
図25は、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合のピラー構造部61の配置例を示している。図25(a)の例では、ピラー構造部61は、赤色の画素9、つまり光電変換部20Rの周囲に形成される。図25(b)の例では、ピラー構造部61は、緑色の画素9、つまり光電変換部20Grの周囲に形成される。また、図25(c)の例では、ピラー構造部61は、緑色の画素9、つまり光電変換部20Gbの周囲に形成される。さらに、図25(d)の例では、ピラー構造部61は、青色の画素9、つまり光電変換部20Bの周囲に形成される。
<(3-2)の例>
図26は、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合のピラー構造部61~64の配置例を示している。図26(a)の例では、光電変換部20Rの周囲にピラー構造部61が形成され、光電変換部20Grの周囲にピラー構造部62が形成される。図26(b)の例では、光電変換部20Rの周囲にピラー構造部61が形成され、光電変換部20Gbの周囲にピラー構造部63が形成される。図26(c)の例では、光電変換部20Rの周囲にピラー構造部61が形成され、光電変換部20Grの周囲にピラー構造部62が形成され、光電変換部20Gbの周囲にピラー構造部63が形成される。図26(d)の例では、光電変換部20Rの周囲にピラー構造部61が形成され、光電変換部20Bの周囲にピラー構造部64が形成される。
図26(c)の例では、光電変換部20Rの周囲にピラー構造部61が形成され、光電変換部20Grの周囲にピラー構造部62が形成され、光電変換部20Gbの周囲にピラー構造部63が形成され、光電変換部20Bの周囲にピラー構造部64が形成される。
<第3の実施形態による作用効果>
以上のように第3の実施形態によれば、ピラー構造部61を画素9間に配置し、暗電流発生源をフォトダイオードから遠くすることで、暗電流を抑制できる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態の変形である。
図27は、第4の実施形態に係る固体撮像装置1におけるピラー構造部40の配置例を示す断面図である。基板2の内部にピラー構造部40を形成すると、ピラー構造部40の分だけ基板2のシリコン体積が減るため、光電変換部20Rの縮小により電荷が減る場合がある。
そこで、第4の実施形態では、図28の点線で示すように、基板2の界面、つまり基板2の表面S2から深い場所にポテンシャルを形成するようにしている。このため、光電変換部20Rの縮小により電荷が減ることを抑制できる。
<第5の実施形態>
次に、第5の実施形態について説明する。第5の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、長波長の光が配線層24に到達することを防ぐ対策について説明する。
図29は、第5の実施形態に係る固体撮像装置1における画素領域3の平面図であり、図30は、図29の画素領域3を垂直方向に切断した断面図である。図30において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図29において、ピラー構造部40は、光電変換部20R内、光電変換部20Gr内、光電変換部20Gb内、及び光電変換部20B内にそれぞれ形成される。なお、ピラー構造部40は、各画素9間でロッドの直径がほぼ同じである。
<比較例>
図31は、比較例としての従来の固体撮像装置におけるセンサ面の一例を説明する図である。
図31において、赤色の光は、他の色の光に比べて、シリコン(Si)の基板2では吸収されにくく、Si受光面から深い奥行きに到達しやすい。このため、赤色の光が配線25に到達し、反射によりセンサ面内に配線映り込みが発生することになる。
<第5の実施形態による対策>
図30に戻って、本技術の第5の実施形態では、各光電変換部20R,20Gr,20Gb,20Bとゲート電極層23との間にピラー構造部40を形成するようにしている。ピラー構造部40は、図32に示すように、可視光の中で最長波長となる赤色の波長(650nm~750nm付近)を吸収するためのフィルタであるため、配線25に到達する赤色の光が抑制される。このため、図33に示すように、配線反射映り込みを抑制できる。
<第6の実施形態>
次に、第6の実施形態について説明する。第6の実施形態は、第1の実施形態の変形である。
図34は、第6の実施形態に係る固体撮像装置1における画素9の断面図である。図34において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図34において、ピラー構造部40Aは、ゲート電極26と同一のゲート電極層23に形成される。また、ピラー構造部40Aは、ゲート電極26と同一のポリィ材料で形成される。
<第6の実施形態による他の適用例>
(6-1)ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する例
(6-2)ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する例
(6-3)上記(6-1)と上記(6-2)とを組み合わせた例
(6-4)各画素のカラーフィルタに対応した波長光がゲート電極26へ入射する成分を抑制する例
<(6-1)の例>
図35(a)は、ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する場合のピラー構造部の配置例を示している。ここでは、赤色の画素9にピラー構造部41Aが形成され、緑色の画素9にピラー構造部42A,43Aが形成され、青色の画素9にピラー構造部44Aが形成されるものとする。図35(a)の例では、ピラー構造部41Aは、赤色の画素9、つまり光電変換部20Rのゲート電極層23側に形成される。
<(6-2)の例>
図35(b)~図35(d)は、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合のピラー構造部の配置例を示している。図35(b)の例では、ピラー構造部42Aは、緑色の画素9、つまり光電変換部20Grのゲート電極層23側に形成される。また、図35(c)の例では、ピラー構造部43Aは、緑色の画素9、つまり光電変換部20Gbのゲート電極層23側に形成される。さらに、図7(d)の例では、ピラー構造部44Aは、青色の画素9、つまり光電変換部20Bのゲート電極層23側に形成される。
<(6-3)の例>
図36(a)~図36(e)は、ゲート電極26へ赤色の光を入射する成分を抑制する場合と、ゲート電極26の反射光が、赤色画素の隣接画素に漏れこむ成分を抑制する場合とにおけるピラー構造部の配置例を示している。
図36(a)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Grのゲート電極層23側にピラー構造部42Aが形成される。図36(b)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Gbのゲート電極層23側にピラー構造部42Aが形成される。図36(c)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Grのゲート電極層23側にピラー構造部42Aが形成され、光電変換部20Gbのゲート電極層23側にピラー構造部43Aが形成される。
図36(d)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Bのゲート電極層23側にピラー構造部44Aが形成される。図36(e)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Grのゲート電極層23側にピラー構造部42Aが形成され、光電変換部20Gbのゲート電極層23側にピラー構造部43Aが形成され、光電変換部20Bのゲート電極層23側にピラー構造部44Aが形成される。なお、ピラー構造部41A~44Aは、それぞれのロッドの直径がほぼ同じである。
<(6-4)の例>
図36(f)は、各画素のカラーフィルタに対応した波長光がゲート電極26へ入射する成分を抑制する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図36(f)の例では、光電変換部20Rのゲート電極層23側にピラー構造部41Aが形成され、光電変換部20Grのゲート電極層23側にピラー構造部45Aが形成され、光電変換部20Gbのゲート電極層23側にピラー構造部46Aが形成され、光電変換部20Bのゲート電極層23側にピラー構造部47Aが形成される。ピラー構造部41A,45A,46A,47Aは、それぞれのロッドの直径が異なる。ロッドの直径は、青色、緑色、赤色の順に大きくなる。
赤色の波長は基板2の奥まで到達するが、緑色及び青色の波長は基板2内で吸収されやすいので、基板2の奥まで到達しにくい。
<第6の実施形態による作用効果>
以上のように第6の実施形態によれば、ピラー構造部40Aをゲート電極層23内に形成したものであっても、上記第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
<第7の実施形態>
次に、第7の実施形態について説明する。第7の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、暗電流増の対策について説明する。
図37(a)は、第7の実施形態に係る固体撮像装置1における画素領域3の平面図であり、図37(b)は、図37(a)の一点鎖線A-Bを垂直方向に切断した断面図である。図37において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図37(b)に示すように、ゲート電極層23内にピラー構造部40を形成したとしても、そのままでは暗電流が増す場合がある。図11において、ゲート電極26には、図38に示すように、画素トランジスタTrが接続されている。この画素トランジスタTrは、ゲート電極層23内に形成される。
本開示の第7の実施形態では、図39に示すように、ゲート電極層23にピラー用ゲート電極28を形成し、グランド電位(GND)または負電位を印加するようにしている。
<第7の実施形態によるピラー構造部の形成方法>
次に、第7の実施形態によるピラー構造部40Aの形成方法について説明する。図40から図48までは、ピラー構造部40Aが形成されるまでの工程を示す断面図である。まず、図40に示すように、(1)基板2に不純物を注入し、光電変換部20R,20Gb、20Grと画素分離層30とを形成する。続いて、図41に示すように、(2)基板2の表面S2側にシリコン膜22を形成する。
続いて、図42に示すように、(3)シリコン膜22の表面側にポリマ29を形成する。続いて、図43に示すように、(4)エッチングによりシリコン膜22を除去する。この図43の工程では、シリコン膜22のポリマ29形成箇所は、残ることになる。その後、図44に示すように、(5)ポリマ29を除去することにより、ピラー構造部40Aを形成する。引き続き、図45に示すように、(6)基板2の表面側にゲート電極層23を形成する。
そして、図46に示すように、(7)ピラー構造部40Aのうち1つのロッドを画素トランジスタTrとし、ゲート電極層23内に、画素トランジスタTr用のゲート電極26と、ピラー用ゲート電極28とを形成する。続いて、図47に示すように、(8)基板2の裏面側に画素分離層30を積層し、エッチングにより画素分離層30の基板2の裏面側から深さ方向に溝部31aを形成する。さらに、図48に示すように、(9)画素分離層30の溝部31a内を絶縁膜で埋め込むことで、素子分離部31を形成すると共に、画素分離層30の裏面側に赤色用のカラーフィルタ50R、緑色用のカラーフィルタ50Gb,50Grと、眉間膜27と、オンチップレンズ51とをこの順に積層する。
<第7の実施形態による作用効果>
以上のように第7の実施形態によれば、ピラー用ゲート電極28を形成し、ピラー用ゲート電極28をGNDまたは負電位とすることにより、光電変換部20Rを含む基板2のシリコン界面で発生する暗電流をピラー構造部40Aを介してピラー用ゲート電極28に流すことができ、これにより暗電流を抑制できる。
<第8の実施形態>
次に、第8の実施形態について説明する。第8の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、裏面グローバルシャッタ構造の画素へ適用する場合について説明する。
図49は、第8の実施形態に係る固体撮像装置1における画素領域3を垂直方向に切断した断面図である。図10において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本開示の第8の実施形態では、図49に示すように、基板2の表面S2側であって、光電変換部20R,20Gb,20Grの間に、空乏層となるフローティングディフュージョン部(FD)33aが形成される。FD33aは、光電変換部20Rで得られた電荷を蓄積する。
裏面グローバルシャッタ構造の画素9は、画素信号の読み出しまで、FD33aで電荷が保持される。
<比較例>
図50は、比較例としての従来の固体撮像装置における裏面グローバルシャッタ構造の画素9の断面図である。図50において、上記図49と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
従来の裏面グローバルシャッタ構造の画素9では、FD33aへの光の透過・反射光成分による光電変換で、保持電荷量が変動するPLS(Parasitic Light Sensitivity)が発生する。
<第8の実施形態による対策>
図49に戻って、本開示の第8の実施形態では、光電変換部20Rとゲート電極層23との間の界面にピラー構造部70を配置することで、特に斜め方向からの光の漏れこみに対し、FD33aへのゲート・ポリィによる反射成分及び直接入射成分を抑制でき、これによりPLS成分を抑制することができる。
<第8の実施形態による他の適用例>
(8-1)画素共有なしMEM保持構造
(8-2)画素共有なしFD保持構造
(8-3)画素共有ありMEM保持構造
<(8-1)の例>
図51(a)は、画素共有なしMEM保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図51(a)の例では、各光電変換部20R,20Gb内にそれぞれFD33a及びメモリ部(MEM)が存在する場合に、光電変換部20R,20Gb内のFD33a及びMEMの周囲にピラー構造部71が配置される。そして、各光電変換部20Gr,20B内にそれぞれFD33a及びMEMが存在する場合に、光電変換部20Gr,20B内のFD33a及びMEMの周囲にピラー構造部72が配置される。
<(8-2)の例>
図51(b)は、画素共有なしFD保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図51(b)の例では、各光電変換部20R,20Gb内にそれぞれFD33aが存在する場合に、光電変換部20R,20Gb内のFD33aの周囲にピラー構造部71が配置される。そして、各光電変換部20Gr,20B内にそれぞれFD33aが存在する場合に、光電変換部20Gr,20B内のFD33aの周囲にピラー構造部72が配置される。
<(8-3)の例>
図51(c)は、画素共有ありMEM保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図51(c)の例では、光電変換部20R,20Gb間で1つのFD33a及びMEMを共有する場合に、FD33a及びMEMの周囲にピラー構造部71が配置される。そして、光電変換部20Gr,20B間で1つのFD33a及びMEMを共有する場合に、FD33a及びMEMの周囲にピラー構造部72が配置される。
<第8の実施形態による作用効果>
以上のように第8の実施形態によれば、裏面グローバルシャッタ構造の画素9において、光電変換部20Rとゲート電極層23との間の界面にピラー構造部70を配置することで、特に斜め方向からの光の漏れこみに対し、FD33aへのゲート・ポリィによる反射成分及び直接入射成分を抑制でき、FD33aこれによりPLS成分を抑制することができる。
<第9の実施形態>
次に、第9の実施形態について説明する。第9の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、表面グローバルシャッタ構造の画素へ適用する場合について説明する。
図52は、第9の実施形態に係る固体撮像装置1における画素9Aの断面図である。図52において、上記図49と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図52に示すように、画素9Aは表面グローバルシャッタ構造の画素である。画素9Aは、基板2と、ゲート電極層23と、配線層24と、赤色用のカラーフィルタ50R、青色に近い緑色用のカラーフィルタ50Gb及び赤色に近い緑色用のカラーフィルタ50Grと、眉間膜27と、オンチップレンズ51とがこの順に積層される。
基板2には、カラーフィルタ50R,50Gb,50Grにそれぞれ対応する位置に、光電変換部20R,20Gb,20Grが形成される。また、基板2には、配線層24側にFD33aが形成される。
本開示の第9の実施形態では、光電変換部20R,20Gb,20Grとゲート電極層23との間の界面、及びゲート電極26上にピラー構造部80を配置するようにしている。
<第9の実施形態による他の適用例>
(9-1)画素共有なしMEM保持構造
(9-2)画素共有なしFD保持構造
(9-3)画素共有ありMEM保持構造
<(9-1)の例>
図53(a)は、画素共有なしMEM保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図53(a)の例では、各光電変換部20R,20Gb内にそれぞれFD33a及びメモリ部(MEM)が存在する場合に、光電変換部20R,20Gb内のFD33a及びMEMの周囲、及びFD33a及びMEMの上にピラー構造部81が配置される。そして、各光電変換部20Gr,20B内にそれぞれFD33a及びMEMが存在する場合に、光電変換部20Gr,20B内のFD33a及びMEMの周囲、及びFD33a及びMEMの上にピラー構造部82が配置される。
<(9-2)の例>
図53(b)は、画素共有なしFD保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図53(b)の例では、各光電変換部20R,20Gb内にそれぞれFD33aが存在する場合に、光電変換部20R,20Gb内のFD33aの周囲、及びFD33aの上にピラー構造部81が配置される。そして、各光電変換部20Gr,20B内にそれぞれFD33aが存在する場合に、光電変換部20Gr,20B内のFD33aの周囲、及びFD33aの上にピラー構造部82が配置される。
<(9-3)の例>
図53(c)は、画素共有ありMEM保持構造におけるピラー構造部の配置例を示している。図53(c)の例では、光電変換部20R,20Gb間で1つのFD33a及びMEMを共有する場合に、FD33a及びMEMの周囲、及びMEMの上にピラー構造部81が配置される。そして、光電変換部20Gr,20B間で1つのFD33a及びMEMを共有する場合に、FD33a及びMEMの周囲、及びMEMの上にピラー構造部82が配置される。
<第9の実施形態の作用効果>
以上のように第9の実施形態によれば、表面グローバルシャッタ構造の画素9Aにおいて、光電変換部20R,20Gr、20Gbとゲート電極層23との間の界面、及びゲート電極26上にピラー構造部80を配置し、FD33aへ入射する光を吸収し、遮光することで、PLS成分を抑制することができる。
<第10の実施形態>
次に、第10の実施形態について説明する。第10の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、デュアルピクセル構造の画素へ適用する場合について説明する。
図54は、第10の実施形態に係る固体撮像装置1における画素9の断面図である。図54において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図54において、画素9は、例えば光電変換部20Rを素子分離部34のうち第1の素子分離部となる素子分離部34aにより2つの光電変換部20Ra,20Rbに分離し、隣接する光電変換部20Gr、20Gbとの間を素子分離部34b1,34b2により絶縁して分離するデュアルピクセル構造である。
デュアルピクセル構造の画素9では、同色画素間へ素子分離部34aを形成することで位相差特性が改善するが、素子分離部34界面からの散乱による混色悪化が課題となる。散乱抑制の対策としてカラーフィルタ等の吸収剤を用いることが可能だが、微細画素においては加工の技術的難易度が高く導入が困難である。
そこで、本開示の第10の実施形態では、図54(a)に示すように、入射光側の同色画素間の素子分離部34aの上にピラー構造部91を形成するようにしている。このようにすることで、素子分離部34a上の散乱成分をピラー構造部91で吸収できる。
また、本開示の第10の実施形態では、図54(b)に示すように、裏面側の異色間の素子分離部34b1,34b2の下にピラー構造部92を形成するようにしている。このようにすることで、光電変換部20Rb内の内部反射成分をピラー構造部92で吸収できる。
これらピラー構造部91,92は、微細加工でき、各画素9のカラーフィルタ50R,50Gb,50Grに対応してロッドの径を作り分けることで、異なる波長の吸収が可能となる。
さらに、本開示の第10の実施形態では、図54(c)に示すように、素子分離部34aの上にピラー構造部91を形成し、素子分離部34b1,34b2の下にピラー構造部92を形成することもできる。
<第10の実施形態による他の適用例>
(10-1)入射側の同色間ピラー構造部と異色間貫通DTIの組み合わせ
(10-2)入射側の同色間ピラー構造部と貫通DTIの組み合わせ
<(10-1)の例>
図55(a)は、入射側の同色間ピラー構造部と異色間貫通DTIの組み合わせにおけるピラー構造部の配置例を示している。図55(a)の例では、異色間の素子分離部34b1,34b2に代えて、貫通DTI35を形成するようにしている。この場合、入射光側の同色画素間の素子分離部34aの上にピラー構造部91を形成することで、素子分離部34a上の散乱成分をピラー構造部91で吸収できる。
<(10-2)の例>
図55(b)は、入射側の同色間ピラー構造部と貫通DTIの組み合わせにおけるピラー構造部の配置例を示している。図55(b)の例では、素子分離部34a,34b1,34b2に代えて、貫通DTI35を形成するようにしている。この場合も、入射光側の同色画素間の貫通DTI35の上にピラー構造部91を形成することで、素子分離部34a上の散乱成分をピラー構造部91で吸収できる。
<第10の実施形態によるピラー構造部の他の配置例>
図56に示すように、本開示の第10の実施形態では、入射光側の同色画素間の素子分離部34aの上にピラー構造部91を形成する場合、以下の配置例が考えられる。
(10-3)デュアルピクセル画素に適応
(10-4)2×2オンチップレンズ画素に適用
<(10-3)の例>
図57(a)は、デュアルピクセル画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図57(a)の例では、光電変換部20Rから光電変換部20Gbへ素子分離部34aが形成される場合に、ピラー構造部91-1は光電変換部20Rから光電変換部20Gbへの素子分離部34aの上に形成される。また、光電変換部20Grから光電変換部20Bへ素子分離部34aが形成される場合に、ピラー構造部91-2は光電変換部20Grから光電変換部20Bへの素子分離部34aの上に形成される。
<(10-4)の例>
図57(b)は、2×2オンチップレンズ画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図57(b)の例では、さらに、光電変換部20Rから光電変換部20Grへ素子分離部34aが形成される場合に、ピラー構造部91-3は光電変換部20Rから光電変換部20Grへの素子分離部34aの上に形成される。また、光電変換部20Gbから光電変換部20Bへ素子分離部34aが形成される場合に、ピラー構造部91-4は光電変換部20Gbから光電変換部20Bへの素子分離部34aの上に形成される。
図58に示すように、本開示の第10の実施形態では、裏面側の異色画素間の素子分離部34b1,34b2の下にピラー構造部92を形成する場合、以下の配置例が考えられる。
(10-5)デュアルピクセル画素に適用
(10-6)2×2オンチップレンズ画素に適用
<(10-5)の例>
図59(a)は、デュアルピクセル画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図59(a)の例では、光電変換部20R,20Gr、20Gb、20Bそれぞれの周囲にピラー構造部92-1~92-5が形成される。
図59(b)も、デュアルピクセル画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図59(a)の例では、光電変換部20R,20Gr、20Gb、20Bの混色成分が多い方向にのみピラー構造部92-1~92-3が形成される。
<(10-6)の例>
図59(c)は、2×2オンチップレンズ画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図59(c)の例では、図59(a)の例と同様、光電変換部20R,20Gr、20Gb、20Bそれぞれの周囲にピラー構造部92-1~92-5が形成される。
図60に示すように、本開示の第10の実施形態では、入射光側の同色画素間の素子分離部34aの上にピラー構造部91を形成し、裏面側の異色画素間の素子分離部34b1,34b2の下にピラー構造部92を形成する場合、以下の配置例が考えられる。
(10-7)デュアルピクセル画素に適用
(10-8)2×2オンチップレンズ画素に適用
<(10-7)の例>
図61(a),(b)は、デュアルピクセル画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図61(a)の例では、上記(10-3)の例及び上記(10-5)の例と同様に、ピラー構造部91-1,91-2及びピラー構造部92-1~92-5が形成される。図61(b)の例では、上記(10-3)の例及び上記(10-5)の例と同様に、ピラー構造部91-1,91-2及びピラー構造部92-1~92-3が形成される。
<(10-8)の例>
図61(c)は、2×2オンチップレンズ画素への適用する場合におけるピラー構造部の配置例を示している。図61(c)の例では、上記(10-4)の例及び上記(10-6)の例と同様に、ピラー構造部91-1~91-4及びピラー構造部92-1~92-5が形成される。
<第10の実施形態の作用効果>
以上のように第10の実施形態によれば、素子分離部34aの入射光側の同色画素間に、ピラー構造部91を形成し、散乱成分を吸収させることで隣接する画素間における混色を抑制できる。また、素子分離部34b1,34b2の裏面側の異色間に、ピラー構造部92を形成し、内部反射成分を吸収させることで隣接する画素間における混色を抑制できる。
従って、デュアルピクセル、2×2オンチップレンズ画素への同色間の素子分離部導入による位相差特性の改善と混色抑制の両立が可能となる。
<第11の実施形態>
次に、第11の実施形態について説明する。第11の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、縦分光構造の画素へ適用する場合について説明する。
図62は、第11の実施形態に係る縦分光構造の画素9Bにおける断面図である。図62において、上記図3と同一部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
画素9Bは、例えば、緑色用の光電変換部110と、青色用の光電変換部111と、赤色用の光電変換部112とを備える。例えば、青色用の光電変換部111及び赤色用の光電変換部112は、基板113内に設けられている。青色用の光電変換部111の方が、赤色用の光電変換部112よりも光入射側に位置する。緑色用の光電変換部110は、青色用の光電変換部111の上方に設けられている。
また、緑色用の光電変換部110は、第1電極101、光電変換層102、第2電極103が積層されて成る。第1電極101は、第3電極105に接続される。第3電極105は、電荷蓄積用の電極である。第1電極101及び第3電極105は、絶縁層104によって覆われている。絶縁層104上には光電変換層102が形成され、光電変換層102上には第2電極103が形成されている。第2電極103上には、絶縁層106、カラーフィルタ107、眉間膜108、オンチップレンズ51がこの順に積層される。
第1電極101、第2電極103及び第3電極105は、それぞれ透光性の導電膜で構成されている。光電変換層102は、少なくとも緑色の感度を有する有機光電変換材料を含む層で構成される。また、光電変換層102は、無機材料で構成されてもよい。絶縁層104,106、眉間膜108、基板113は、周知の絶縁材料(例えば、酸化シリコンや窒化シリコン)で構成されている。
基板113における光入射面を上方とし、反対側を下方とする。基板113の下方には、複数の配線115から成る配線層116が設けられている。基板113内には、縦型トランジスタから成る転送トランジスタ114を備えている。転送トランジスタ114のゲート電極は、青色の光電変換部111まで延びており、配線115に接続されている。青色の光電変換部111に蓄積された電荷は、転送トランジスタ114を介して配線115に出力される。
赤色の光電変換部112は、転送トランジスタ117のゲート電極に接続される。赤色の光電変換部112に蓄積された電荷は、転送トランジスタ114を介して配線115に出力される。
緑色用の光電変換部110に蓄積された電荷は、第1電極101を介して第3電極105に蓄積され、転送トランジスタ(図示せず)を介して配線115に出力される。
縦分光構造の画素9Bでは、積層されている光電変換部110,111,112の波長分光の分離性が課題となる。分離特性の対策として、各光電変換部110,111,112の縦方向のサイズなどを調整することはできるが、完全な分離は困難である。
そこで、本開示の第11の実施形態では、緑色用の光電変換部110と青色用の光電変換部111との間にピラー構造部121を形成し、青色用の光電変換部111と赤色用の光電変換部112との間にピラー構造部122を形成する。そして、赤色用の光電変換部112と配線層116との間に、ピラー構造部123を形成する。
ピラー構造部121は、緑色光を選択的に吸収する。ピラー構造部122は、青色光を吸収する。ピラー構造部123は、赤色光及びIR光を吸収する。
<第11の実施形態による画素9Bの形成方法>
次に、第11の実施形態による画素9Bの形成方法について説明する。図63は、画素9Bが形成されるまでの工程を示す断面図である。まず、図63(1)に示すように、基板113内に不純物を注入し、青色の光電変換部111及びピラー構造部122を形成する。続いて、図63(2)に示すように、シリコンを用いたラテラルエピタキシにより基板2を再成長させる。続いて、図63(3)に示すように、ピラー構造部122の形成位置に、赤/青分離部を形成する。この後、ラテラルエピタキシによる再成長箇所に、赤色の光電変換部111を形成し、青色の光電変換部111に接続される転送トランジスタ114のゲート電極を形成する。
<第11の実施形態による作用効果>
以上のように第11の実施形態によれば、有機センサを用いた縦分光構造を持つ画素9Bにおいて、各光電変換部110,111,112の間に、ピラー構造部121,122,123を形成することで、所望の波長領域のフィルタを形成でき、分光特性の向上が可能となる。
また、第11の実施形態では、既存の裏面プロセスの工程間でピラー構造部121,122,123を微細加工でき、各光電変換部110,111,112の間のフィルタに対応してロッドの径を作り分けることで、異なる波長の吸収が可能となる。
<第12の実施形態>
次に、第12の実施形態について説明する。第12の実施形態は、第1の実施形態の変形であり、CuCu接合へ適用する場合について説明する。
図64は、第12の実施形態に係る固体撮像装置1Cにおける断面図である。
図64において、固体撮像装置1Cは、上からレンズ層233、カラーフィルタ層232、遮光壁層221、光電変換層222、配線層211,212より構成されている。なお、レンズ層233、カラーフィルタ層232、遮光壁層221、光電変換層222は、画素チップを構成し、配線層211,212は、回路チップを構成する。
レンズ層233は、図中上方より入射される光である入射光を、光電変換層222において集光するように透過させる。カラーフィルタ層232は、画素9C単位でレンズ層233を透過した入射光のうち、特定の波長の光のみ透過させる。より詳細には、カラーフィルタ層232は、R,Gr,Gb,Bといった色の光に対応する波長の光を画素単位で抽出して透過させる。
遮光壁層221は、遮光壁2211が設けられる層であり、この遮光壁2211により、レンズ層233の凸部毎に形成される画素9C単位での光のみが、その直下の画素9Cに対応する光電変換層222のPDへ入射するように、隣接する画素9Cからの入射光を遮光する。
光電変換層222は、フォトダイオード(PD)が形成される層であり、光電変換により入射光の光量に応じた電荷を発生し、発生した電荷を配線層211に設けられた転送トランジスタ(図示せず)を介してFDに転送する。
配線層211は、リセットトランジスタ、転送トランジスタ、増幅トランジスタ、選択トランジスタ、FDを設けており、電荷に対応する画素信号を配線2221を介して、配線層212の配線2121に出力する。また、配線層211内には、銅製(Cu)のダミー配線2222が設けられており、配線層211,212の接合に伴う強度を補強する。
配線層212は、配線層211の配線2221を介して、配線層212の配線2121より入力される画素信号を処理するための回路が設けられている。また、配線層212には、配線層211のダミー配線2222と貼り合わせるための銅製(Cu)のダミー配線2122が設けられている。
<比較例>
図65は、第12の実施形態に対し比較例となる固体撮像装置の断面図である。図65において、上記図64と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図65の固体撮像装置において、レンズ層233を介して入射した光の長波長成分が配線層212まで到達し配線2121で反射し、再び光電変換層222へ戻ってきて、光電変換し混色信号成分となってしまう。また、回路チップでの回路動作による発光が発生し、画素チップへ映りこんでしまうことも課題である。
<第12の実施形態による対策>
図64に戻って、本開示の第12の実施形態では、配線層211,212の接合面Fのダミー配線2122,2222の無い箇所にピラー構造部240を形成するようにしている。ピラー構造部240は、可視光の中で最も長い波長成分を吸収し、配線層212内の配線2121まで到達しないようにすることができる。また、ピラー構造部240は、回路チップからの発光成分を吸収して光電変換層222へ行かないようにすることもできる。
<第12の実施形態による作用効果>
以上のように第12の実施形態によれば、配線層211,212の接合面Fのダミー配線2122,2222の無い箇所にピラー構造部240を形成することにより、例えば赤色の光といった長波長成分をピラー構造部240で吸収し、回路チップ側となる配線層212まで到達しないようにすることができる。また、ピラー構造部240は、回路チップからの発光成分を吸収して光電変換層222へ行かないようにすることもできる。
従って、回路チップまで到達する長波長成分反射に起因した混色を抑制でき、また回路チップからの発光が画素チップへ届かないようにすることもできる。
<その他の実施形態>
上記のように、本技術は第1から第12の実施形態及び変形例によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本技術を限定するものであると理解すべきではない。上記の第1から第12の実施形態が開示する技術内容の趣旨を理解すれば、当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が本技術に含まれ得ることが明らかとなろう。また、第1から第12の実施形態及び変形例がそれぞれ開示する構成を、矛盾の生じない範囲で適宜組み合わせることができる。例えば、複数の異なる実施形態がそれぞれ開示する構成を組み合わせてもよく、同一の実施形態の複数の異なる変形例がそれぞれ開示する構成を組み合わせてもよい。
<電子機器への応用例>
次に、本開示の第13の実施形態に係る電子機器について説明する。図66は、本開示の第13の実施形態に係る電子機器の一例である撮像装置300の概略構成図である。
図66に示すように、撮像装置300は、レンズ群301を含む光学系、固体撮像装置302、カメラ信号処理回路であるDSP回路303、フレームメモリ304、表示装置305、記録装置306、操作系307および電源系308等を有している。これらのうち、DSP回路303、フレームメモリ304、表示装置305、記録装置306、操作系307および電源系308がバスライン309を介して相互に接続された構成となっている。
レンズ群301は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで固体撮像装置302の撮像面上に結像する。固体撮像装置302は、レンズ群301によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この固体撮像装置302として、先述した本実施形態の固体撮像装置が用いられる。
表示装置305は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、固体撮像装置302で撮像された動画または静止画を表示する。記録装置306は、固体撮像装置302で撮像された動画または静止画を、不揮発性メモリやビデオテープ、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系307は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源系308は、DSP回路303、フレームメモリ304、表示装置305、記録装置306および操作系307の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置300は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールに適用される。この固体撮像装置302として先述した本実施形態に係る固体撮像装置を用いることで、色バランスの優れた撮像装置を提供できることになる。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
を備える固体撮像装置。
(2)
前記ピラー構造部は、前記可視光のうち赤色、青色及び緑色のうち少なくとも1種類以上の画素に配置される
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(3)
前記ピラー構造部の前記複数の棒状部それぞれの直径は、青色、緑色、赤色の順に大きい
前記(2)に記載の固体撮像装置。
(4)
前記ピラー構造部は、グランド電位または負電位とする
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(5)
前記ピラー構造部は、前記光電変換部で得られた電荷を蓄積する電荷蓄積領域に固定される
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(6)
前記ピラー構造部は、前記棒状部に、固定電荷を発生する処理膜を形成する
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(7)
前記画素は、前記光電変換部を第1の素子分離部により2つに分離し、隣接する複数の光電変換部の間を第2の素子分離部により絶縁して分離するデュアルピクセル構造である前記(1)に記載の固体撮像装置。
(8)
前記ピラー構造部は、前記第1の素子分離部の光入射側の同色間に配置される
前記(7)に記載の固体撮像装置。
(9)
前記ピラー構造部は、前記第2の素子分離部の裏面側の異色間に配置される
前記(7)に記載の固体撮像装置。
(10)
前記ピラー構造部は、前記第1の素子分離部の光入射側の同色間、及び前記第2の素子分離部の裏面側の異色間に配置される
前記(7)に記載の固体撮像装置。
(11)
前記画素は、異なる光の波長に対応する複数の光電変換部を配置する縦分光構造であり、
前記ピラー構造部は、隣接する複数の光電変換部の間に配置される
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(12)
前記画素は、グローバルシャッタ構造を有する
前記(1)に記載の固体撮像装置。
(13)
前記画素は、表面グローバルシャッタ構造を有し、
前記ピラー構造部は、前記光電変換部と前記ゲート電極層との間の界面、及び前記ゲート電極上に配置される
前記(12)に記載の固体撮像装置。
(14)
前記画素は、裏面グローバルシャッタ構造を有し、
前記ピラー構造部は、前記光電変換部と前記ゲート電極層との間の界面に配置される
前記(12)に記載の固体撮像装置。
(15)
異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
前記ゲート電極層に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
を備え、
ゲート電極と前記ピラー構造部とが同一素材である固体撮像装置。
(16)
前記ピラー構造部は、前記可視光のうち赤色、青色及び緑色のうち少なくとも1種類以上の画素に配置される
前記(15)に記載の固体撮像装置。
(17)
前記ピラー構造部の前記複数の棒状部それぞれの直径は、赤色、緑色、青色の順に大きい
前記(16)に記載の固体撮像装置。
(18)
接合面に電気的に接続する配線が形成され、対向する前記接合面が接合されて積層される複数の回路チップと、
前記複数の回路チップの少なくとも1つに設けられ、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される画素チップと、
前記複数の回路チップの前記接合面の一部に配設されるダミー配線と、
前記複数の回路チップの前記接合面の前記ダミー配線を除く他の部分に形成され、複数の棒状部を有するピラー構造部と
を備える固体撮像装置。
(19)
前記ピラー構造部は、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収する
前記(18)に記載の固体撮像装置。
1,1C…固体撮像装置、2…基板、3…画素領域、4…垂直駆動回路、5…カラム信号処理回路、6…水平駆動回路、7…出力回路、8…制御回路、9,9A,9B,9C…画素、10…画素駆動配線、11…垂直信号線、12…水平信号線、20,20B,20Gb,20Gr,20R,20Ra,20Rb…光電変換部、21…酸化膜、21a…溝、22…シリコン膜、23…ゲート電極層、24…配線層、25…配線、26…ゲート電極、27…眉間膜、28…ピラー用ゲート電極、29…ポリマ、30…画素分離層、31,34,34a,34b1,34b2…素子分離部、31a…溝部、32…遮光膜、33…pウェル、33a…FD、35…SCF膜、36…酸化膜、40,40A,41,41A,42,42A,43,43A,44,44A,45,45A,46,46A,47,47A,61,62,63,64,70,71,72,80,81,82,91,91-1,91-2,91-3,91-4,92,92-1,92-2,92-3,92-4,92-5,121,122,123,240…ピラー構造部、40a…棒状部(ロッド)、50Gb,50Gr,50R…カラーフィルタ、51…オンチップレンズ、101…第1電極、102…光電変換層、103…第2電極、104,106…絶縁層、105…第3電極、107…カラーフィルタ、108…眉間膜、110,111,112…光電変換部、113…基板、114…転送トランジスタ、115…配線、116…配線層、117…転送トランジスタ、211,212…配線層、221…遮光壁層、222…光電変換層、232…カラーフィルタ層、233…レンズ層、300…撮像装置、301…レンズ群、302…固体撮像装置、303…DSP回路、304…フレームメモリ、305…表示装置、306…記録装置、307…操作系、308…電源系、309…バスライン、2121,2221…配線、2122,2222…ダミー配線、2211…遮光壁

Claims (8)

  1. 異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
    前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
    前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
    前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
    を備え、
    前記ゲート電極層には、前記ピラー構造部に接続されるピラー用ゲート電極が形成され、前記ピラー用ゲート電極を、グランド電位または負電位とする
    固体撮像装置。
  2. 異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
    前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
    前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
    前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
    を備え、
    前記ピラー構造部は、前記光電変換部で得られた電荷を蓄積する電荷蓄積領域に固定される
    体撮像装置。
  3. 異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
    前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
    前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
    前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
    を備え、
    前記画素は、前記光電変換部を第1の素子分離部により2つに分離し、隣接する複数の光電変換部の間を第2の素子分離部により絶縁して分離するデュアルピクセル構造であり、
    前記ピラー構造部は、前記第2の素子分離部の裏面側の異色間に配置される
    体撮像装置。
  4. 異なる光の波長に対応し、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される複数の画素と、
    前記異なる光の波長に対応し、前記画素の光入射側に設けられるカラーフィルタと、
    前記画素から出力された電荷に対し信号処理を実行するトランジスタのゲート電極を有するゲート電極層と、
    前記カラーフィルタと前記ゲート電極層との間に形成され、複数の棒状部を有し、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収するピラー構造部と
    を備え、
    前記画素は、前記光電変換部を第1の素子分離部により2つに分離し、隣接する複数の光電変換部の間を第2の素子分離部により絶縁して分離するデュアルピクセル構造であり、
    前記ピラー構造部は、前記第1の素子分離部の光入射側の同色間、及び前記第2の素子分離部の裏面側の異色間に配置される
    体撮像装置。
  5. 前記ピラー構造部は、前記可視光のうち赤色、青色及び緑色のうち少なくとも1種類以上の画素に配置される
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記ピラー構造部の前記複数の棒状部それぞれの直径は、青色、緑色、赤色の順に大きい
    請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 接合面に電気的に接続する配線が形成され、対向する前記接合面が接合されて積層される複数の回路チップと、
    前記複数の回路チップの少なくとも1つに設けられ、入射した光を光電変換する少なくとも1つの光電変換部が配置される画素チップと、
    前記複数の回路チップの前記接合面の一部に配設されるダミー配線と、
    前記複数の回路チップの前記接合面の前記ダミー配線を除く他の部分に形成され、複数の棒状部を有するピラー構造部と
    を備える固体撮像装置。
  8. 前記ピラー構造部は、前記複数の棒状部により可視光の中で最長波長の光を吸収する
    請求項に記載の固体撮像装置。
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