JP7621159B2 - 遠心脱水機及び有機系固体を含有するスラリーの遠心脱水処理方法 - Google Patents
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Description
ボウルに掛かる遠心力は、約2000~4000G(Gは重力加速度)である。スクリューコンベアは、ボウルに対して毎分0.5~10回転の差速をもって回転している。
その脱水原理は、液体(水、水溶液、有機溶剤等)と粉状の固体との比重差により分離するものである。粒子の沈降速度は、ボウル内のスラリーに掛かる遠心力以外に、液体と固体粒子の比重差及び粒子サイズによって決まる。
遠心力により沈降した濃縮物(ケーキ)をスクリューコンベアによりボウル末端に備えたケーキ排出口に送る。また、固体が分籬された液体(分籬液)は、ケーキ排出口とは反対側に備えた排水口から排水する。
また。装置内の沈殿を促進するために、脱水処理前に凝集剤を添加する場合がある。無機物の固体粒子を含むスラリーを処理する場合は、液体と固体の比重差が大きく遠心力による沈殿が速やかに起きることから凝集剤添加をしない場合(無薬注)や添加しても少量であることが多い。
また、凝集剤液の水流が強すぎることからフロックを破壊する虞もあった。さらに、ノズル先端がスラリー水面よりも内側(空気中)にあることから、無機凝集剤がスラリーに入る前に空気を巻き込んで沈殿状態を攪乱する虞もあった。
また、第二の方法として、ケーキがテーパー部においてスクリューコンベア円筒面に接する部分に加え、更にケーキがまだスクリューコンベア円筒面に接しない直胴部分と、テーパー部分の接線部分の2箇所に添加する方法が記載されている。
ここでは、ケーキの水分が低下していると同時に、流動性もある程度維持できている。このため、無機凝集剤と固体粒子との接触効率が良好で、かつ内部での無機凝集剤の分散も良好である。
しかし、上記の従来技術での方法では、ケーキが十分に形成された部分に無機凝集剤を添加することで、接触効率を向上させる効果はあるものの、添加された時点でのケーキの含水率は、すでに本来の目標よりも低くなっている。
このため、ケーキの内部の流動性が低下しており、添加された無機凝集剤の分散が悪化していた。前述の2つの方法のうち、第一の方法においては、ケーキがスラリー水面よりもかなり上部にまで堆積しており、相当量の水分が脱水された状態である。このように、脱水されて集積状態がある程度以上に進んだケーキに無機凝集剤を添加するため、ケーキ内の無機凝集剤の拡散が不十分になる虞があった。
また、前段の添加位置においては、無機凝集剤の添加口からケーキ表面までの距離があるため、空中で無機凝集剤を含む水が霧散して、効果的にケーキ内に無機凝集剤が添加されない虞があった。
さらに、前段と後段の無機凝集剤の比率を制御できないことから、ケーキの脱水状態に応じて適正に無機凝集剤を添加できない虞もあった。この結果、この方法では、二液法の効果を最大限に発揮できなかった。
ここでは、スラリー水位は低く、ケーキが水面よりも大きく隆起している状態である。このようなスラリー水位とケーキの存在分布の関係から直胴式遠心脱水機の二液法であっても、スラリー水位よりも大きく隆起し、脱水がある程度進んだケーキに、無機凝集剤を添加していた。従って、流動性が乏しいケーキに無機凝集剤が添加されていたことから無機凝集剤の分散が悪い虞があった。
このため、ボウルの長さ方向において1箇所の凝集剤添加口を設けるだけでは、無機凝集剤の添加に最適な状態のケーキに無機凝集剤を添加することが困難であった。
そこで、特許文献2では、ボウルの長さ方向においてスクリューコンベア円筒に設置される凝集剤添加口を複数設けていた。ここでは、凝集剤添加口を複数個設置されていた。また、添加効率を高めるために、ノズルを設置していた。
しかしながら、このように多数の凝集剤供給口を設置する装置では、個々の凝集剤供給口における流量制御が困難であり、適正な場所に適正な量の凝集剤を添加することができなかった。ノズルについても、ただ単にノズルを経由して凝集剤を添加すればよいとの考えしかなく最適な位置やノズル長さについての検討が行われてこなかった。
また、ノズルから無機凝集剤を含む水を添加する場合においても、ノズル長さに十分な配慮がなかったために、ノズルが脱水室の幅(ボウル内面からスクリューコンベア円筒外面との間隔)に対して1/3程度と長いものになっていた。
この結果、ノズルが長すぎてしまい、スクリューコンベア円筒とノズル先端の間の部分のスラリーに凝集剤を添加することが困難である。また、ノズルの入口部と出口部の遠心力差が大きくなり、凝集剤がノズルから勢いよく流出してしまっていた。
このため、凝集剤が脱水室の中心側に少なく、ボウル内面付近に集中してしまうという凝集剤の偏在の虞があった。
更に、ノズル先端からスラリー水位までの距離が大きいために、スラリー水位よりもボウルの中心側にあるケーキの固形物濃度の高い部分に添加されている。このため、特に横方向の凝集剤の分散が悪化していた。しかし、ノズルを短くすると、水位とノズル先端が離れすぎてしまい、凝集剤が隆起したケーキ層を貫通できず、凝集が必要である水面下の比較的高含水率のケーキに十分に凝集剤を添加できない虞があった。
その数は中型機で4箇所程度であり、大型機では8箇所程度となることが一般的であり、このような多数の供給口から無機凝集剤を含む水を供給すると、個々の供給口での流量制御ができず、無機凝集剤の偏在が抑制できない虞があった。
本発明に係る有機系固体を含有するスラリーの遠心脱水処理方法では、有機物含有率(強熱減量VTS)が約50%以上のものが処理対象となる。また、下水汚泥、し尿汚泥、混合汚泥、生汚泥などのVTSが60%以上のスラリー水の場合に効果が大きい。また、VTSが65%以上では更に効果が大きい。なお、一般にスラリー中の固形物濃度は1~5質量%程度である。
主な構成部品は、処理水(以下においてスラリーと称する)を保持するボウル1と、ボウル1の内面に沈殿している凝集物(以下においてケーキと称する)を搬送するコンベア30であり、コンベア30はコンベア円筒部2とスクリューフライト3からなる。
遠心脱水機は、コンベア円筒部2の外面とボウル1の内面の間に、スラリー保持空間である脱水室4を形成し、ボウル1の回転軸心方向の相反する一側に分離水排出口15を有し、他側にケーキ排出隙間13を有する。
遠心脱水機は、ボウル1が高速回転することで遠心力を発生させる。ボウル1にかかる遠心力は2000~400OG程度である。このため、ボウル1やコンベア円筒部2を回転させるモーターやコンベア円筒部2とボウル1とに差速を付ける差速装置が設置されているが、本発明の装置の説明に直接関係がないため、図中では省略している。この差速装置により、ボウル1とコンベア円筒部2は、毎分0.5~20回転程度の差速で回転している。この回転数の差によりスクリューフライト3がケーキ18をケーキ排出隙間13の方向に移動させる。
遠心脱水機内の遠心力場では、脱水室4の機内スラリー16中の固形物がボウル1の内面側に沈殿してケーキ18を形成する。ケーキ18は、スクリューフライト3の回転によりケーキ排出隙間13に向けて搬送される。
搬送に伴って徐々に脱水が進んだケーキ18は、脱水室4の末端に設置されているケーキ排出部入口12からケーキ排出隙間13に入り、ケーキ排出口14から機外に排出される。
一方、固形物を除去された後の機内スラリー16の水分は、分離水排出口15から排出される。脱水室4のスラリー水位17は、分離水排出口15の越流頂の位置、つまりボウル1の直径方向においてボウル1の内面に最も近い越流頂の位置によって決まるものである。この位置は、図2中の点aで示されており、回転中心からの距離が線Aで示されている。
無機凝集剤を含む水(以下において凝集剤液と称する)は、スラリー供給口7とは別の経路で脱水室4に供給される。スラリー供給パイプ5とは別に、コンベア円筒部2の回転軸心方向に配置した凝集剤液供給パイプ8がコンベア円筒部2の内部に設けた凝集剤液供給室9に通じている。凝集剤液供給室9の凝集剤液は、コンベア円筒部2の外面に開口する凝集剤液供給口10を通して脱水室4に流入する。
なお、凝集剤液の供給経路は、必ずしも図1に記載の構造である必要はなく、凝集剤液を供給する配管がスラリー供給パイプ5と二重管になっている構造や、外部から続くパイプにディヒューザーが付いて凝集剤液を円周方向に分配する構造などの別の構造でも構わない。ただし、凝集剤液を一度コンベア円筒部2の内壁に当てることで凝集剤液の流勢を止めることがより望ましい。
脱水室4の内部において、機内スラリー16は遠心力によりボウル1の内面に張り付いた状態である。従って、スラリー水位17は、ボウル1の内面よりも回転中心側にある。
本実施の形態では、スラリー水位17とコンベア円筒部2の外面の間隔を20mm以下にする。凝集剤液供給口10からの凝集剤液を機内スラリー16に添加する。この添加位置は機内スラリー16の固形物がある程度凝集した部分である。ここで固形物がある程度凝集した部分とは、固形物濃度が10~20質量%程度の軽度に脱水された状態のものを云い、以下においてはこの部分を濃縮境界19と称する。
この結果、凝集剤液が空中に霧散することで凝集剤液が機内スラリー16に入り込まない問題や、流動性の悪い状態の低含水部分のケーキ18の表面部分のみに添加される問題があった。従来技術の方法でのスラリー水位17から隆起したケーキ18は、比較的固形物濃度が高い状態である。この部分に無機凝集剤が直接添加される場合は、ケーキ18の流動性が乏しく凝集邦N夜の分散が悪い問題があった。
この条件では、適度な水分の領域を安定して維持でき、かつボウル1の直径方向と長さ方向での固形物濃度の変化率が小さく、凝集剤添加に最適な固形物濃度の位置を広く取れる利点がある。
この結果、スラリーの脱水状態が変化するなどの理由で濃縮境界19の位置が移動しても、濃縮境界19が幅広いことから適正状態である濃縮境界19に凝集剤液を添加することが可能な利点がある。
そのために、本実施の形態では、スラリー水位17をコンベア円筒部2の外面からの離隔距離20mm以内の位置、またはコンベア円筒部2の外面が機内スラリー16に浸かっている状態にする。
また、スラリー水位17とコンベア円筒部2の外面との離隔距離を20mm以下にすることで、脱水室4に供給されるスラリーが機内スラリー16の水面に衝突する速度が低下し、高分子凝集剤によってできたフロックが破壊されない効果もある。また、凝集剤液が空中で霧散しない効果もある。
なお、スラリー水位17の位置は、図2中の点bで示し、回転中心からの距籬は、線Bによって示している。また、コンベア円筒部2の外面は、図2中の点cで示し、回転中心からの距離は線Cで示している。
この通常の越流堰における越流水位20は、ボウル1の直径方向におけるボウル1の内面に最も近い部分の越流頂より3~6mm程度回転中心に近い位置になる。この分籬水排出口15での越流水位20の高さも考慮して、越流堰の高さ、つまりボウル1の直径方向におけるボウル1の内面に最も近い部分の越流頂の位置を決める。
従って、コンベア円筒部2の外面に対してボウル1の直径方向に回転中心から外側に23mm出た位置よりも回転中心の側に越流堰の越流頂を設置することで、確実にスラリー水位17をコンベア円筒部2の外面からの離隔距離20mm以内に維持できる。
従って、分離水排出口15が特殊な形状をなす場合は、スラリー水位17がコンベア円筒部2の外面から最も離れた位置となる離隔距離20mmの条件に加えて、分離水排出口15のボウル1の内面に最も近い部分の越流頂から面積100平方mmに相当する仕切り線の位置を、コンベア円筒部2の外面からの離隔距離20mmにすることでスラリー水位17の位置を、本発明が定義する範囲内に設定できる。
その位置関係は、図3のケーキ隙間部の拡大概略図に示すように、回転軸心を含む断面においてケーキ排出隙間13でのボウル1の内面が直線状をなす場合は、ボウル1の内面に垂直な面(図3中に線Eで示す)の面積中心で示される。
ボウル排出部22の内面が真っ直ぐでなく局面である場合は、回転軸心を含む断面におけるボウル排出部22の内面上でのケーキ排出部入口9の位置と脱水ケーキ排出口11の位置を直線で結んだ線に垂直な面として、脱水ケーキ排出口11の面積中心を採用すると良い。
この結果、機内スラリー16の全体ヘの無機凝集剤液の混合が遅れて、凝集剤の添加効率が悪くなる。一方、ノズル11を設置すると、凝集剤液供給口10の位置とノズル11の先端の位置とにおいて、ボウル1の回転中心からの距離の差に応じて遠心力の差が生じるために、凝集剤液の流れに勢いが生じてボウル1の直径方向ヘの分散が改善する効果がある。
一方、ノズル11の長さが5mm以上であれば、ノズル11の根元と先端の遠心力差が大きくなり、凝集剤液の水流に適度な勢いがついてスラリー中に広がりやすい。しかし、ノズル11の長さが脱水室4の幅の0.25倍以上の場合、凝集剤液の流れの勢いが強すぎてしまい、凝集剤液がボウル1の内面周辺に偏在する問題が起きやすくなる。また、ノズル11の長さが脱水室4の0.2倍以下であると更に望ましい。
なお、濃縮境界19の位置変動は、スラリーの性状(固形物濃度、PH、VTS、電気伝導度、混在物などに影響される)やスラリー濃度の変化が原因である。
また、凝集剤液供給口10がスラリー供給口7から有効脱水長の0.44倍の距離を隔てた位置にあれば、濃縮境界19が凝集斉川夜供給口10から最も遠い有効脱水長の2倍の距離を隔てた位置にある場合でも、濃縮境界19の厚みの範囲内に凝集剤液を供給できる。
このように、スラリー水位17がコンベア円筒部2に近い、又はコンベア円筒部2の外面が機内スラリー16に浸漬している状態では、濃縮境界19の幅が大きいため、濃縮境界19の位置が変わっても安定して凝集剤の効果が十分に得られる。
以上に説明した効果を得るためには、図1に示す遠心脱水機以外に、図3に示すような、コンベア円筒部2が全長に渡って直胴の遠心脱水機でもコンベア円筒部2の外面とスラリー水位17の関係を、上記に記載の条件(スラリー水位17とコンベア円筒部2の距離が20mm以内)とすれば、同様の効果が得られる。
この脱水機は、図1に示した構造を有し、標準で毎時2m3のスラリーを処理する容量の遠心脱水機(遠心脱水機A)であり、2500Gの遠心力を作用させてスラリーを脱水させた。
この本発明の装置条件を備えた直胴型の遠心脱水機A(実施例)と本発明の装置条件を逸脱したデカンタ型の遠心脱水機(比較例)とで比較実験を行った。
また、図1に示した構造を有し、コンベア円筒部2の形状が違う毎時5m3のスラリーを処理する大型の直胴型の遠心脱水機Bでも性能確認実験を行った。これらの遠心脱水機の仕様を表1に示す。
VTSが76質量%の消化汚泥に対して一定量の高分子凝集剤及び無機凝集剤を添加して脱水処理した。
実施例1~7は、ノズル11を設置していない遠心脱水機Aと、遠心脱水機Bで行った。また、比較例1は、遠心脱水機Aにおいてスラリー水位17とコンベア円筒部2の距離を23mmとして行い、比較例3は、デカンタ型の遠心脱水機で脱水処理した。
実験2
実施例8~13は、ノズル11を設置した遠心脱水機Aとノズル11を設置していない遠心脱水機Aを用いて、73.6質量%の下水汚泥に対して一定量の高分子凝集剤及び無機凝集剤を添加して脱水処理した。また、比較例2は、ノズル11を設置した遠心脱水機Aにおいてスラリー水位17とコンベア円筒部2の距離を24mmとして行った。
実験3
実施例14は、ノズル11を設置していない遠心脱水機Aを用いて、VTSが61.2質量%の消化汚泥に対して一定量の高分子凝集剤及び無機凝集剤を添加して脱水処理した。また、比較例4は、デカンタ型の遠心脱水機で脱水処理した。
各実験における高分子凝集剤の添加率は、固形分に対して1.2質量%で、無機凝集剤の添加率は、鉄分換算で固形物に対して4質量%であった。
2 コンベア円筒部
3 スクリューフライト
4 脱水室
5 スラリー供給パイプ
6 スラリー供給室
7 スラリー供給口
8 凝集剤液供給パイプ
9 凝集剤液供給室
10 凝集剤液供給口
11 ノズル
12 ケーキ排出部入口
13 ケーキ排出隙間
14 ケーキ排出口
15 分離水排出口
16 機内スラリー
17 スラリー水位
18 ケーキ
19 濃縮境界
20 越流水位
21 隔壁
30 コンベア
A 回転中心から分離水排出口12のボウル2の内面に最も近い位置までの距離を示す垂直線
B スラリー水位17の回転中心からの距離を示す垂直線
C コンベア円筒部2の外面の回転中心からの距離を示す垂直線
D ケーキ排出口11の面積中心と回転中心との距離を示す垂直線
E ケーキ排出口11の面積を算出する際の基準面を示す線
a 分雛水排出口12のボウル2の内面に最も近い位置を示す点
b スラリー水位17の位置を示す点
c コンベア円筒部2の外面の位置を示す点
d ケーキ排出口11の面積中心の位置を示す点
Claims (5)
- 一方向に回転する直胴型のボウルと、前記ボウルと同回転軸心廻りに差速をもって回転するスクリューフライトを有するコンベアを備え、
前記コンベアのコンベア円筒部と前記ボウルの間に脱水室を有し、
前記コンベアは、高分子凝集剤を伴うスラリーを前記脱水室に供給するスラリー供給口と、無機凝集剤を含む凝集剤液を前記脱水室に供給する凝集剤液供給口を前記コンベア円筒部に有する構造をなす遠心脱水機であり、
前記ボウルは、分離水排出口とケーキ排出口を回転軸心方向の相反する側に有し、
前記凝集剤液供給口は、前記スラリー供給口の位置から前記ケーキ排出口の方向に、前記スラリー供給口の位置と前記ケーキ排出口の位置との距離の0.22~0.44倍の距離を隔てた位置にあって前記脱水室内の機内スラリーの濃縮境界に対応し、前記コンベア円筒部の円周方向で2~4箇所、かつ前記コンベア円筒部の長さ方向で2箇所以内に設置し、前記凝集剤液供給口に前記コンベア円筒部の外面から突出するノズルを有し、前記ノズルはノズル先端が前記スラリーに浸漬し、
前記脱水室内のスラリー水位が、前記ボウルの直径方向において前記コンベア円筒部の外面からの離隔距離が20mm以内の範囲に位置し、
または、前記コンベア円筒部の外面が前記脱水室内の前記スラリーに浸かる状態とすることを特徴とする遠心脱水機。 - 一方向に回転する直胴型のボウルと、前記ボウルと同回転軸心廻りに差速をもって回転するスクリューフライトを有するコンベアを備え、
前記コンベアのコンベア円筒部と前記ボウルの間に脱水室を有し、
前記コンベアは、高分子凝集剤を伴うスラリーを前記脱水室に供給するスラリー供給口と、無機凝集剤を含む凝集剤液を前記脱水室に供給する凝集剤液供給口を前記コンベア円筒部に有する構造をなす遠心脱水機であり、
前記ボウルは、分離水排出口とケーキ排出口を回転軸心方向の相反する側に有し、
前記凝集剤液供給口は、前記スラリー供給口の位置から前記ケーキ排出口の方向に、前記スラリー供給口の位置と前記ケーキ排出口の位置との距離の0.22~0.44倍の距離を隔てた位置にあって前記脱水室内の機内スラリーの濃縮境界に対応し、前記コンベア円筒部の円周方向で2~4箇所、かつ前記コンベア円筒部の長さ方向で2箇所以内に設置し、前記凝集剤液供給口に前記コンベア円筒部の外面から突出するノズルを有し、前記ノズルはノズル先端が前記スラリーに浸漬し、
前記分離水排出口の越流頂は、前記ボウルの直径方向において前記ボウルの内面に最も近い部分が、前記コンベア円筒部の外面からの離隔距離が23mm以内の範囲に位置することを特徴とする遠心脱水機。 - 前記ボウルは、脱水室内の脱水に有効な範囲の全長に渡って前記スラリーに浸漬していることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠心脱水機
- 一方向に回転する直胴型のボウルと、前記ボウルと同回転軸心廻りに差速をもって回転するスクリューフライトを有するコンベアを備え、
前記コンベアのコンベア円筒部と前記ボウルの間に脱水室を有し、
前記コンベアは、高分子凝集剤を伴うスラリーを前記脱水室に供給するスラリー供給口と、無機凝集剤を含む凝集剤液を前記脱水室に供給する凝集剤液供給口を前記コンベア円筒部に有する構造をなす遠心脱水機であり、
前記ボウルは、分離水排出口とケーキ排出口を回転軸心方向の相反する側に有し、
前記凝集剤液供給口は、前記スラリー供給口の位置から前記ケーキ排出口の方向に、前記スラリー供給口の位置と前記ケーキ排出口の位置との距離の0.22~0.44倍の距離を隔てた位置にあって前記脱水室内の機内スラリーの濃縮境界に対応し、前記コンベア円筒部の円周方向で2~4箇所、かつ前記コンベア円筒部の長さ方向で2箇所以内に設置し、前記凝集剤液供給口に前記コンベア円筒部の外面から突出するノズルを有し、前記ノズルはノズル先端が前記スラリーに浸漬することを特徴とする遠心脱水機。 - 前記ノズルの長さは、5mm以上、かつ前記ボウルの内面と前記コンベア円筒部の外面との距雜の0.25倍以下であることを特徴とする請求項4に記載の遠心脱水機。
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