JP2001239272A - 銀含有排水の処理方法及び処理装置 - Google Patents
銀含有排水の処理方法及び処理装置Info
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Abstract
中への銀成分の流出を十分に防止できる銀含有排水の処
理方法及び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の銀含有排水の処理方法は、銀含
有排水にカチオン系高分子凝集剤を添加し、カチオン系
高分子凝集剤を添加した排水を沈澱槽6内に配置される
フィード供給管8内に導入し、当該排水にアニオン系高
分子凝集剤を複数箇所から添加して攪拌し、その排水中
に生成されるフロックを、フィード供給管8から放射状
に延びるディストリビュータ24の複数の噴射口24a
を通して排出させ、沈殿槽6内の凝集フロック層46に
捕捉させることで銀含有排水中の銀成分を分離する。こ
の場合、フロックが凝集フロック層46で十分に捕捉さ
れるので、沈殿槽6内で上昇流速を大きくでき、またフ
ロックが銀成分を取り込むので銀成分の処理水への流出
も十分防止できる。
Description
ム等の感光材の製造時に発生する銀含有排水の処理方法
及び処理装置に関するものである。
塩化銀等の銀成分を含有する排水(以下「銀含有排水」
という)が発生するが、こうした銀含有排水を処理する
方法として、従来から種々の方法が知られている。例え
ば特開平11−80850号公報には、銀含有排水にN
−ビニルアクリルアミジン塩単位を含有するカチオン構
造の高分子凝集剤、アニオン性高分子凝集剤を順次添加
して、銀成分を取り込んだフロックを生成し、このフロ
ックを凝集沈澱槽で沈澱分離することにより銀含有排水
中の銀成分を分離する方法が開示されている。この方法
により銀含有排水の清澄化が図られている。
た従来の公報に記載の銀含有排水の処理方法によれば、
通常はN−ビニルアクリルアミジン塩単位含有高分子凝
集剤が添加される第1反応槽と、アニオン性高分子凝集
剤が添加される第2反応槽と、凝集沈澱槽の3つの槽が
必要となる。ここで、凝集沈殿槽においては、導入され
る銀含有排水中に形成されたフロックの沈降速度が十分
大きいとは言えない場合がある。このため凝集沈殿槽に
おける銀含有排水の処理量を確保するためには、凝集沈
澱槽を大きくする必要がある。従って、銀含有排水の処
理装置が全体として大型化し、広大な設置スペースが必
要となる。
凝集沈殿槽の小型化を図ろうとすると、第2反応槽にお
いて形成されたフロックの沈降速度が小さいため凝集沈
殿槽において銀成分が処理水中に流出するおそれがあ
る。
を小型化し且つ処理水中への銀成分の流出を十分に防止
できる銀含有排水の処理方法及び処理装置を提供するこ
とを目的とする。
め、本発明は、銀含有排水にカチオン系高分子凝集剤を
添加するカチオン添加工程と、カチオン系高分子凝集剤
を添加した排水を、沈澱槽内に配置されるフィード供給
管内に導入する導入工程と、当該排水にアニオン系高分
子凝集剤を複数箇所から添加するアニオン添加工程と、
フィード供給管内の排水を攪拌し、その排水中に生成さ
れるフロックを、フィード供給管から放射状に延びるデ
ィストリビュータの複数の噴射口を通して排出させ、沈
殿槽内の凝集フロック層に捕捉させることにより銀含有
排水中の銀成分を分離する分離工程とを含むことを特徴
とする。
系高分子凝集剤を添加し、その排水をフィード供給管内
に導入し、フィード供給管内の排水にアニオン系高分子
凝集剤を添加して攪拌すると、フィード供給管内に銀成
分を取り込んだフロックが成長する。このとき、アニオ
ン系高分子凝集剤が複数箇所から添加されるので、小型
のフィード供給管であってもフィード供給管内でフロッ
クが効率よく成長する。そして、成長したフロックはデ
ィストリビュータの複数の噴射口から噴射され、このフ
ロックは沈殿槽の内部の凝集フロック層に捕捉される。
このフロックは銀成分を取り込んでいるので、銀含有排
水から銀成分が十分に分離されることになる。しかも、
凝集フロック層は、均一性が高く、粗大で緻密な凝集フ
ロックからなるので、フロックが凝集フロック層で十分
に捕捉される。従って、沈殿槽内で上昇流速を大きくす
ることが可能となり、沈殿槽の大幅な小型化を図ること
ができる。
ン系高分子凝集剤として、ジシアンジアミドとホルムア
ルデヒドとの重縮合物を用いることが好ましい。
重縮合物は、緩やかな攪拌で効率よく銀成分を凝集させ
ることができるので、急速な攪拌を行う場合に比べて空
気の発生が少なく、そのため空気によるフロックの浮上
が防止され、また攪拌に攪拌装置を用いる場合にはその
動力も小さくて済む。
分子凝集剤を添加し、カチオン系高分子凝集剤を添加し
た排水にアニオン系高分子凝集剤を添加して銀含有排水
中の銀成分を分離する銀含有排水の処理装置であって、
沈澱槽と、沈殿槽内に配置され、カチオン系高分子凝集
剤を添加した排水を受容するフィード供給管と、カチオ
ン系高分子凝集剤を添加した排水をフィード供給管内に
供給する供給手段と、フィード供給管内の排水にアニオ
ン系高分子凝集剤を複数箇所から添加するアニオン添加
手段と、フィード供給管内の排水を攪拌するミキサと、
フィード供給管から放射状に延び且つ複数の噴射口を有
するディストリビュータとを備えることを特徴とする。
に実施することができる。
施形態について説明する。尚、図面において、同一又は
同等の構成要素については同一の符号を付すこととす
る。
(以下、「排水処理装置」という)の実施形態の要部を
示す概略断面図である。図1に示すように、排水処理装
置10は反応槽2を有し、反応槽2内にはラインL1を
通して、フィルム製造工場等から排出される銀含有排水
が流入されるようになっている。また排水処理装置10
は、カチオン系高分子凝集剤を排水中に分散させるのに
適した濃度に調整し貯留するタンク3を有し、このタン
ク3からカチオン系高分子凝集剤が反応槽2内の銀含有
排水に添加されるようになっている。更に反応槽2内に
は、フロックの生成を促進する観点から反応槽2内の排
水を攪拌する攪拌装置5が設けられている。
出される排水中の銀成分をフロックとして凝集沈殿させ
る凝集沈澱装置4を備えている。凝集沈殿装置4は円筒
状の沈殿槽6を有し、沈殿槽6の上部には溢流部7が設
けられている。沈殿槽6の中央には、フィード供給管8
が直立に設けられ、フィード供給管8は回転可能となっ
ている。そして、フィード供給管8には、ラインL2を
通して反応槽2から排出される排水が流入されるように
なっている。
2が同心状に設けられ、攪拌用回転軸12の外周には複
数の攪拌翼14が取りつけられている。そして、攪拌用
回転軸12の上端には、回転軸12を回転させる駆動部
16が接続されている。従って、駆動部16によって回
転軸12を回転させると、フィード供給管8内の排水が
攪拌翼14によって攪拌されることになる。
子凝集剤を複数箇所から添加するために、複数の注入口
18がフィード供給管8内に配置されている。この場
合、図1に示すように例えば複数本(図1では2本)の
供給管20をタンク22に接続し、各供給管20から分
岐管を延ばして複数の注入口18をフィード供給管8内
に配置すればよい。尚、供給管20及びタンク22によ
ってアニオン添加手段が構成されている。
ード供給管8から放射状に延びる複数の管状のディスト
リビュータ24が設けられ、各ディストリビュータ24
には、下方に向けて開口する複数の噴射口24aが形成
されている。
汚泥掻寄軸26が垂設され、この掻寄軸26の下端に
は、沈殿槽6の底部に溜まった汚泥を沈殿槽6の中央部
に掻き寄せるレーキアーム28が設けられている。中央
部に掻き寄せられた汚泥は、ポンプ30によって引き抜
かれて汚泥貯槽32に貯留され、貯留された汚泥は脱水
機34によって脱水される。
示すフロー図である。図2に示すように、排水処理装置
10において、反応槽2の上流側に減圧脱気槽36が設
置されることが好ましい。これにより銀含有排水が予め
脱気されるので、銀含有排水の処理過程においてフロッ
クが空気を取り込んだり、フロックが空気によって浮上
させられたりすることを防止することができる。更に、
減圧脱気槽36の上流側に生物脱窒装置38が設置され
ることが好ましい。この場合、銀含有排水が硝酸性窒
素、亜硝酸性窒素を含有するときに、銀含有排水中の有
機物を分解して窒素ガスとして放出させることができる
ので、銀含有排水の処理過程においてフロックが窒素ガ
スを取り込んだり、フロックが窒素ガスによって浮上さ
せられたりすることを防止することができる。生物脱窒
装置38は、例えば嫌気下で銀含有排水を攪拌する第1
貯留槽40と、第2貯留槽42と、第2貯留槽42内の
銀含有排水を第1貯留槽40に返送する返送ライン44
とで構成される。
銀含有排水の処理方法について説明する。
脱気槽36に順次導入して脱窒、脱気を行う。これによ
り銀含有排水中の窒素ガスおよび空気等のガスが十分に
除去される。従って、反応槽2又はフィード供給管8内
において、これらガスによるフロックの浮上が十分に防
止される。次いで、減圧脱気槽36から排出される銀含
有排水をラインL1を通して反応槽2内に導入する。そ
して、微細フロックを生成するため反応槽2内にタンク
3からカチオン系高分子凝集剤を添加する(カチオン添
加工程)。その後反応槽2内のカチオン系高分子凝集剤
を添加した排水を攪拌装置5を用いて攪拌する。これに
より反応槽2内に微細フロックが効率よく生成される。
排水中に分散している銀を含む微粒子の表面電荷を効率
よく中和する点から、強カチオン系高分子凝集剤が好ま
しく、こうした強カチオン系高分子凝集剤としては、例
えばポリジシアンジアミド系、ポリジアリルアミン系、
ポリアミン系等の共重合物及びジシアンジアミドとホル
ムアルデヒドとの重縮合物が用いられる。これらのうち
ジシアンジアミドとホルムアルデヒドとの重縮合物を用
いることが特に好ましい。これは、ジシアンジアミドと
ホルムアルデヒドとの重縮合物は、緩やかな攪拌で効率
よく銀成分を凝集させることができるので、急速に攪拌
する場合に比べて空気の発生が少なく、空気による微細
フロックの浮上が防止され、また攪拌装置5の動力も小
さくて済むからである。
ラインL2を通して凝集沈殿装置4のフィード供給管8
に導入する(導入工程)。そして、フィード供給管8内
の排水に複数の注入口18からアニオン系高分子凝集剤
を添加した後(アニオン添加工程)、攪拌用回転軸12
を回転させて攪拌翼14によって排水を攪拌する。上記
アニオン系高分子凝集剤としては、例えばアクリルアミ
ド、アクリル酸ソーダ共重合物等が用いられる。このと
き、複数の注入口18からアニオン系高分子凝集剤が添
加されるので、小型のフィード供給管8であってもフィ
ード供給管8内でフロックが効率よく成長する。
れた状態で各ディストリビュータ24に導かれ、各噴射
口24aから下方に向けて噴射される。ここで、フィー
ド供給管8に設けられたディストリビュータ24は沈殿
槽6内で回転するため、フロックは沈殿槽6の全面にわ
たり均一に噴射される。そして、噴射されたフロックは
相互に衝突し、均一性が高く、粗大で緻密な凝集フロッ
クからなる凝集フロック層46を形成する(図1参
照)。従って、ディストリビュータ24から噴射される
フロックは凝集フロック層46に十分に捕捉される。こ
のため、凝集沈殿装置4においては、上昇流速ないしは
表面積負荷を大きくすることができ、沈殿槽6自体の大
幅な小型化を図ることができる。よって排水処理装置1
0全体を小型化することができ、設置スペースを大幅に
省くことができる。また、凝集フロック層46で捕捉さ
れるフロックは銀成分を取り込んでいるので、銀含有排
水中の銀成分が十分に分離されることになる(分離工
程)。従って、凝集フロック層46の上には、フロック
が除去された清澄な処理水からなる清澄層48が形成さ
れ、銀成分の処理水への流出が十分に防止される。処理
水は、溢流部7にて流出される。
ロックは次第に成長してその自重により沈降し、濃縮汚
泥層50を形成する。そして、濃縮汚泥は、汚泥掻寄軸
26を介してレーキアーム28を回転させて沈殿槽6の
中央部に掻き寄せる。そして、この汚泥をポンプ30に
よって適宜引き抜き、汚泥貯槽32に貯留して脱水機3
4で脱水する。ポンプ30は凝集フロック層46の上面
の高さが適正な範囲、すなわちフロックが処理水中に流
出せず、濃縮汚泥濃度が十分高くなる範囲となるように
運転制御される。ここで、この汚泥は濃縮汚泥層50か
ら引き抜かれるものであるから汚泥濃度は高くなってい
る。従って汚泥は脱水機34により容易に脱水されると
ともに脱水機34の負担軽減にもなる。
れるものではない。例えば排水処理装置10は反応槽2
の上流側にpH調整装置を備えることが好ましい。この
ような排水処理装置は、第1に銀含有排水中に炭酸イオ
ンが多く含まれているときに有効である。すなわち銀含
有排水中に炭酸イオンが多く含まれているときにpH調
整装置を用いてpHを4程度まで下げて炭酸ガスとして
除去することができ、炭酸ガスによるフロックの浮上を
防止できる。この場合、pH調整装置の下流側に中和設
備が設けられることが好ましい。またpH調整装置を備
えた排水処理装置10は、銀含有排水が酸性又はアルカ
リ性であるときにも有効である。この場合にpH調整装
置を用いて銀含有排水を中性にすることができ、後処理
の活性汚泥処理装置や公共下水道に処理水を直接導くこ
とができる。
より引き抜いた汚泥の一部又は全部あるいは汚泥貯槽3
2の汚泥の一部又は全部を反応槽2又はフィード供給管
8に返送する返送手段を備えていてもよい。この場合、
銀含有排水中の銀成分及び懸濁物質濃度が低下するとい
うような水質変動があった場合でも、返送手段を用いて
汚泥を返送することで水質の変動を抑えることができ、
処理性能を安定化することができる。
36、生物脱窒装置38、pH調整装置は省略してもよ
い。
の処理方法及び処理装置によれば、フロックが凝集フロ
ック層で十分に捕捉されるので、沈殿槽内で上昇流速す
なわち表面積負荷を大きくすることが可能となり、沈殿
槽の小型化が可能となり、ひいては処理装置全体を小型
化することができる。また、銀成分を取り込んだフロッ
クが凝集フロック層で十分に捕捉されるため、銀含有排
水から処理水への銀成分の流出を十分に防止することが
できる。
要部を示す概略断面図である。
ー図である。
槽、8…フィード供給管、L2…ライン(供給手段)、
12…攪拌用回転軸(ミキサ)、14…攪拌翼(ミキ
サ)、16…駆動部(ミキサ)、18…注入口(アニオ
ン供給手段)、20…供給管(アニオン添加手段)、2
1…分岐管(アニオン添加手段)、22…タンク(アニ
オン添加手段)、24…ディストリビュータ、24a…
噴射口。
0)
示すフロー図である。図2に示すように、排水処理装置
10において、反応槽2の上流側に減圧脱気槽36が設
置されることが好ましい。これにより銀含有排水が予め
脱気されるので、銀含有排水の処理過程においてフロッ
クが空気を取り込んだり、フロックが空気によって浮上
させられたりすることを防止することができる。更に、
減圧脱気槽36の上流側に生物脱窒装置38が設置され
ることが好ましい。この場合、銀含有排水が硝酸性窒
素、亜硝酸性窒素を含有するときに、銀含有排水中の有
機物を分解して窒素ガスとして放出させることができる
ので、銀含有排水の処理過程においてフロックが窒素ガ
スを取り込んだり、フロックが窒素ガスによって浮上さ
せられたりすることを防止することができる。生物脱窒
装置38は、例えば嫌気下で銀含有排水を攪拌する第1
調整槽40と、第2調整槽42と、第2調整槽42内の
銀含有排水を第1調整槽40に返送する返送ライン44
とで構成される。
Claims (3)
- 【請求項1】 銀含有排水にカチオン系高分子凝集剤を
添加するカチオン添加工程と、 前記カチオン系高分子凝集剤を添加した排水を、沈澱槽
内に配置されるフィード供給管内に導入する導入工程
と、 当該排水にアニオン系高分子凝集剤を複数箇所から添加
するアニオン添加工程と、 前記フィード供給管内の排水を攪拌し、その排水中に生
成されるフロックを、前記フィード供給管から放射状に
延びるディストリビュータの複数の噴射口を通して排出
させ、前記沈殿槽内の凝集フロック層に捕捉させること
により前記銀含有排水中の銀成分を分離する分離工程
と、を含むことを特徴とする銀含有排水の処理方法。 - 【請求項2】 前記カチオン添加工程において、前記カ
チオン系高分子凝集剤として、ジシアンジアミドとホル
ムアルデヒドとの重縮合物を用いることを特徴とする請
求項1に記載の銀含有排水の処理方法。 - 【請求項3】 銀含有排水にカチオン系高分子凝集剤を
添加し、前記カチオン系高分子凝集剤を添加した排水に
アニオン系高分子凝集剤を添加して前記銀含有排水中の
銀成分を分離する銀含有排水の処理装置であって、 沈澱槽と、 前記沈殿槽内に配置され、前記カチオン系高分子凝集剤
を添加した排水を受容するフィード供給管と、 前記カチオン系高分子凝集剤を添加した排水を前記フィ
ード供給管内に供給する供給手段と、 前記フィード供給管内の排水に前記アニオン系高分子凝
集剤を複数箇所から添加するアニオン添加手段と、 前記フィード供給管内の排水を攪拌するミキサと、 前記フィード供給管から放射状に延び且つ複数の噴射口
を有するディストリビュータと、を備えることを特徴と
する銀含有排水の処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000057348A JP4334718B2 (ja) | 2000-03-02 | 2000-03-02 | 銀含有排水の処理方法及び処理装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP4334718B2 JP4334718B2 (ja) | 2009-09-30 |
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---|---|---|---|---|
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CN113060811A (zh) * | 2021-03-31 | 2021-07-02 | 内蒙古工业大学 | 一种化学实验室污水絮凝处理装置 |
-
2000
- 2000-03-02 JP JP2000057348A patent/JP4334718B2/ja not_active Expired - Fee Related
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