JP7600734B2 - フレーム、及び電気盤 - Google Patents

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Description

本開示は、フレーム、及び電気盤に関する。
例えば、配電盤などの電気機器を収容可能な筐体がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の筐体は、左右の側面板、床板、及び天板を備える。この筐体では、内側コーナー部に隅金具を組み付けて、側面板と床板とが接合されている。隅金具は、互いに直交する複数の接合面を有する。床板と接合される接合面を有する部分の板厚は、側面板と接合される接合面を有する部分の板厚より厚い。
国際公開第2015/170426号
特許文献1に記載の隅金具では、複数の板状部が重ねられて、板厚が厚い部分が形成されている。そのため、特許文献1に記載の隅金具では、材料に無駄が生じ、省資源を図ることができない。
本開示のフレームは、互いに直交する3方向を、第1方向、第2方向、及び第3方向とし、第1方向に延在する第1板及び第2板を有し、第1方向に交差する断面がL字状の第1強度部材と、第2方向に延在する第1板及び第2板を有し、第2方向に交差する断面がL字状の第2強度部材と、第3方向に延在する第1板及び第2板を有し、第3方向に交差する断面がL字状の第3強度部材と、第1強度部材の第1方向の端部と、第2強度部材の第2方向の端部と、第3強度部材の第3方向の端部とを連結するコーナー連結材と、を備え、コーナー連結材は、板厚方向が第1方向であり、第2強度部材と第3強度部材とに連結される第1板と、板厚方向が第2方向であり、第1強度部材と第3強度部材とに連結される第2板と、板厚方向が第3方向であり、第2強度部材と連結される第3板と、板厚方向が第3方向であり、第1強度部材と連結される第4板と、を有し、コーナー連結材の第3板と、第4板との間には、第2方向に延びるスリットが形成されている。
本開示の電気盤は、フレームと、フレームに固定された電気機器と、を備える。
第1実施形態に係るフレームを示す斜視図である。 フレームを示す正面図である。 柱及び梁が交差するコーナー部を示す斜視図である。 柱及び梁が交差するコーナー部の分解斜視図である。 コーナー連結材を示す斜視図である。 コーナー連結材の展開図である。 コーナー連結材の配置を示す概略図である。 柱及び梁が交差する連結部を示す分解斜視図である。 第1中間連結材を示す斜視図である。 第2中間連結材を示す斜視図である。 リベット締結部を示す断面図である。 第2実施形態に係るフレームの柱及び梁が交差するコーナー部を示す斜視図である。 第2実施形態に係るフレームの柱及び梁が交差するコーナー部を示す分解斜視図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法及び縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
以下の説明において、互いに交差する3方向をX軸方向、Y軸方向、Z軸方向として説明する場合がある。X軸方向は、互いに反対の方向であるX1方向及びX2方向を含む。X軸方向は、第1方向の一例である。Y軸方向は、互いに反対の方向であるY1方向及びY2方向を含む。Y軸方向は、第2方向の一例である。Z軸方向は、互いに反対の方向であるZ1方向及びZ2方向を含む。Z1方向は、下向きの方向であり、Z2方向は、上向きの方向である。Z1方向は、第3方向の一例である。また、本明細書において、「上」及び「下」を用いる。「上」及び「下」は、フレーム10の通常の使用状態における「上」及び「下」に対応する。
図1は、第1実施形態に係るフレーム10を示す斜視図である。図2は、フレーム10を示す正面図である。図1及び図2に示されるフレーム10は、例えば、電気盤1のフレームである。電気盤1は、フレーム10と、フレーム10に支持される電気機器2とを備える。電気盤1は、例えば、配電盤である。電気盤1は、配電盤に限定されず、その他の電気盤でもよい。
フレーム10は、複数の柱20,30、及び複数の梁40,50,60,70を備える。柱20,30は、Z軸方向に延在する強度部材である。梁40,50,60は、X軸方向に延在する強度部材である。梁70は、Y軸方向に延在する強度部材である。梁40は、第1強度部材の一例である。梁70は、第2強度部材の一例である。柱20は、第3強度部材の一例である。柱30は、第4強度部材の一例である。梁50は、第5強度部材の一例である。梁60は、第6強度部材の一例である。
フレーム10は、例えば4本の柱20を備える。柱20は、平面視において、フレーム10の4つのコーナー部C1の位置に対応して、それぞれ配置されている。柱20は、Y軸方向から見て、X軸方向に互いに離間する。柱20は、X軸方向から見て、Y軸方向に互いに離間する。
フレーム10は、例えば4本の梁40を備える。梁40は、Y軸方向から見て、柱20間で、X軸方向に延在する。梁40は、Y軸方向から見て、Z軸方向に互いに離間する。上側に配置された梁40は、柱20の上端部20aに連結されている。下側に配置された梁40は、柱20の下端部20bに連結されている。上端部20aは、Z2方向の端部であり、下端部20bは、Z1方向の端部である。Y軸方向から見て、柱20及び梁40は、矩形を成すように配置されている。Y軸方向において、梁40は、互いに離間するように配置されている。
フレーム10は、例えば6本の梁70を備える。梁70は、上側に3本、下側に3本配置されている。梁70は、平面視において、X軸方向に互いに離間する。梁70は、X軸方向から見て、Z軸方向に互いに離間する。上側に配置された梁70のうち、X軸方向における外側に配置された梁70は、柱20の上端部20aに連結されている。下側に配置された梁70のうち、X軸方向における外側に配置された梁70は、柱20の下端部20bに連結されている。柱20及び梁70は、X軸方向から見て矩形を成すように配置されている。梁40及び梁70は、平面視において、矩形を成すように配置されている。梁70の一部は、X軸方向における中央部に配置されている。
フレーム10は、例えば、4本の柱30を備える。柱30は、上側の梁40と、下側の梁40とに連結されている。柱30の一部は、X軸方向においてフレーム10の中央部に配置されている。柱30の一部は、X軸方向における中央部に配置された柱30のX2方向にそれぞれ配置されている。
フレーム10は、例えば、4本の梁50を備える。梁50は、X軸方向に離間する柱30に連結されている。梁50のうち上方に配置された2本の梁50は、上側の梁40に近い位置に配置されている。梁50のうち下方に配置された2本の梁50は、下側の梁40に近い位置に配置されている。
フレーム10は、例えば、8本の梁60を備える。梁60は、柱20と柱30とに連結される。柱30のX1方向に配置された梁60は、柱30のX2方向に配置された梁60より長い。梁60は、Z軸方向において異なる複数の位置に配置されている。
上側に配置された梁60は、フレーム10のZ軸方向における中央付近に配置されている。下側に配置された梁60は、X軸方向において、下側の梁40に近い位置に配置されている。
図3は、柱20及び梁40、70が交差するコーナー部C1を示す斜視図である。図4は、柱20及び梁40,70が交差するコーナー部C1を示す分解斜視図である。図3及び図4に示されるように、柱20は、Z軸方向に延在する第1板21及び第2板22を有する。第1板21の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第2板22の板厚方向は、X軸方向に沿う。第1板21及び第2板22は、Z軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、柱20が形成されている。第2板22は、第1板21からY1方向に張り出している。第1板21及び第2板22には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
梁40は、X軸方向に延在する第1板41及び第2板42を有する。第1板41の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板42の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第1板41及び第2板42は、X軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、梁40が形成されている。第2板42は、第1板41からZ1方向に張り出している。第1板41及び第2板42には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
梁70は、Y軸方向に延在する第1板71及び第2板72を有する。第1板71の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板72の板厚方向は、X軸方向に沿う。第1板71及び第2板72は、Y軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、梁70が形成されている。第2板72は、第1板71からZ1方向に張り出している。第1板71及び第2板72には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
フレーム10は、柱20及び梁40,70を連結する連結材100を備える。連結材110は、コーナー連結材の一例である。連結材100は、コーナー部C1に配置されている。図5は、連結材100を示す斜視図である。図4及び図5に示されるように、連結材100は、第1板101、第2板102、第3板103、及び第4板104を有する。これらの第1板101、第2板102、第3板103、及び第4板104には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
なお、図4及び図5に示される連結材100は、柱20の上端部20aと、梁40のX2方向の端部40aと、梁70のY2方向の端部70aと連結する場合の配置に対応している。連結材100は、適宜向きを変えて配置できる。
第1板101の板厚方向は、X軸方向に沿う。第1板101は、板厚方向から見てL字状を成している。第1板101は、柱20の第2板22と接合される第1部分101aと、梁70の第2板72と接合される第2部分101bとを含む。
第1部分101aのZ軸方向に沿う長さは、第1部分101aのY軸方向に沿う幅よりも長い。第2部分101bは、第1部分101aのY1方向に配置されている。第2部分101bは、第1部分101aからY1方向に張り出している。
第2板102の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第2板102は、板厚方向から見てL字状を成している。第2板102は、第1板101からX1方向に張り出している。第2板102は、柱30の第1板31と接合される第1部分102aと、梁40の第2板42と接合される第2部分102bとを含む。
第1部分102aのZ軸方向に沿う長さは、第1部分102aのX軸方向に沿う幅よりも長い。第2部分102bは、第1部分102aのX1方向に配置されている。第2部分102bは、第1部分102aからX1方向に張り出している。
第3板103の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第3板103は、板厚方向から見て矩形状を成している。第3板103は、第1板101からX1方向に張り出している。第3板103のY軸方向に沿う長さは、第3板103のX軸方向に沿う幅よりも長い。第3板103は、Y軸方向において、第2板102と近い方に配置される第1部分103aと、梁70の第1板71と接合される第2部分103bとを含む。第2部分103bは、第1部分103aのY1方向に配置される。
第4板104の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第4板104は、板厚方向から見て矩形状を成している。第4板104は、第2板102からY1方向に張り出している。第4板104のX軸方向に沿う長さは、Y軸方向に沿う幅と同じ程度の長さでもよい。第4板104は、梁40の第1板41と接合される。第4板104は、Z軸方向から見て、第3板103の第1部分103aのX1方向に配置されている。
第3板103の外面及び第4板104の外面は、Z軸方向において同じ位置に配置される。同じ位置とは、フレーム10の性能上、許容される範囲において、ほぼ同じ位置を含む。
Z軸方向において、第3板103と第4板104との間には、スリット105が形成されている。スリット105は、X軸方向において、第3板103の第1部分103aと、第4板104との間で、Y軸方向に延在している。Z軸方向から見た場合、第3板103と、第4板104とは重なっていない。
図6は、連結材100の展開図である。連結材100は、1枚の板材から折り曲げ加工によって形成できる。図6において、第1板101と第2板102との間には、第1折り曲げ線L1が示されている。第2板102は、第1折り曲げ線L1に沿って折り曲げられて形成されている。第1折り曲げ線L1は、図5に示す場合において、Z軸方向に沿う。
図6において、第1板101と第3板103との間には、第2折り曲げ線L2が示されている。第2折り曲げ線L2は、第1折り曲げ線L1と直交する。第3板103は、第2折り曲げ線L2沿って折り曲げられて形成されている。第2折り曲げ線L2は、図5に示す場合において、Y軸方向に沿う。
第2板102と第4板104との間には、第3折り曲げ線L3が示されている。第3折り曲げ線L3は、第2折り曲げ線L2の延長線上に存在する。第3折り曲げ線L3は、第1折り曲げ線L1と直交するように配置される。第4板104は、第3折り曲げ線L3に沿って折り曲げられて形成されている。第3折り曲げ線l3は、図5に示す場合において、
図7は、連結材100の配置を示す概略図である。図7は、フレーム10を上方から見た図である。柱30の上端部20aに連結される連結材100を上方から見た場合の図である。なお、図の簡略化のため、梁40,70は、直線で示されている。また、X軸方向の中央部に配置された梁70は図示されていない。
図7に示されるように連結材100は、配置によって向きが異なっている。例えばY2方向に配置された梁40とX2方向に配置された梁70とを連結する連結材100では、スリット105は、Y軸方向に延在する。
X2方向に配置された梁70とY1方向に配置された梁40とを連結する連結材100では、スリット105は、X軸方向に延在する。
Y1方向に配置された梁40とX1方向に配置された梁70とを連結する連結材100では、スリット105はY軸方向に延在する。
X1方向に配置された梁70とY2方向に配置された梁40とを連結する連結材100では、スリット105はX軸方向に延在する。なお、柱20の下端部20bにおいても、連結材100によって、柱20、及び梁40,70が連結されている。
図8は、柱30及び梁50,60が交差する連結部J1を示す分解斜視図である。連結部J1では、柱30の中間部M1と、梁50の端部50aとが連結される。連結部J2では、柱30の中間部M2と、梁60の端部60aとが連結される。図8は、図2中の要部Bを拡大して示す分解斜視図である。図8に示す状態では、梁50は、梁60より下方に配置されている。
柱30は、Z軸方向に延在する第1板31及び第2板32を有する。第1板31の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第2板32の板厚方向は、X軸方向に沿う。第1板31及び第2板32は、Z軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、柱30が形成されている。第2板32は、第1板31からY1方向に張り出している。第1板31及び第2板32には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
梁50は、X軸方向に延在する第1板51及び第2板52を有する。第1板51の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板52の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第1板51及び第2板52は、X軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、梁50が形成されている。第2板52は、第1板51からZ1方向に張り出している。第1板51及び第2板52には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
梁60は、X軸方向に延在する第1板61及び第2板62を有する。第1板61の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板62の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第1板61及び第2板62は、X軸方向から見てL字を成すように配置されている。1枚の板材が折り曲げ加工されて、梁60が形成されている。第2板62は、第1板61からZ1方向に張り出している。第1板61及び第2板62には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
フレーム10は、柱30及び梁50を連結する連結材110を備える。連結材110は、第1中間連結材の一例である。上述したように、柱30の第1板31は、第2板32からX1方向に張り出すように配置されている。梁50のX2方向の端部50aは、柱30の第1板31のX1方向に配置されている。
図9は、連結材110を示す斜視図である。図9では、図8における連結材110の配置に対応する向きで図示されている。連結材110の配置は、連結する柱30及び梁50の配置に対応して変更され得る。図8及び図9に示されるように、連結材110は、第1板111、第2板112、及び第3板113を有する。第1板111、第2板112、及び第3板113には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
第1板111の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第1板111は、板厚方向から見てL字状を成している。第1板111は、柱30の第1板31と接合される第1部分111aと、梁50の第2板52と接合される第2部分111bとを含む。
第1部分111aのZ軸方向に沿う長さは、第1部分111aのX軸方向に沿う幅よりも長い。第2部分111bは、第1部分111aのX1方向に配置されている。第2部分111bは、第1部分111aからX1方向に張り出している。
第2板112の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板112は、板厚方向から見て矩形状を成している。第2板112は、柱30の第1板31のY2方向に配置される第1部分112aと、梁50の第1板51と接合される第2部分112bとを含む。第2部分112bのZ2方向に、梁50の第1板51が配置される。
第2板112の第1部分112aは、第1板111の第1部分111aのY1方向に配置されている。第2板112の第2部分112bは、第1板111の第2部分111bのY1方向に配置されている。
第3板113の板厚方向は、X軸方向に沿う。第3板113は、板厚方向から見て矩形状を成している。第3板113のZ軸方向に沿う長さは、第3板103のY軸方向に沿う幅よりも長い。第3板113は、X軸方向において、柱30の第2板32のX1方向に配置されて、柱30の第2板32と接合される。
連結材110は、1枚の板材から折り曲げ加工によって成形できる。第2板112は、X軸方向に延在する折り曲げ線に沿って、第1板111から折り曲げられて形成されている。第3板113は、Z軸方向に延在する折り曲げ線に沿って、第1板111から折り曲げられて形成されている。
フレーム10は、柱30及び梁60を連結する連結材120を備える。連結材120は、第2中間連結材の一例である。梁60のX1方向の端部60aは、柱30の第2板32のX2方向に配置されている。
図10は、連結材120を示す斜視図である。連結材120の配置は、連結する柱30及び梁60の配置に対応して変形され得る。図8及び図10に示されるように、連結材120は、第1板121、第2板122、及び第3板123を有する。第1板121、第2板122、及び第3板123には、板厚方向に貫通するリベット用の貫通孔155が設けられている。
第1板121の板厚方向は、Y軸方向に沿う。第1板121は、板厚方向から見て矩形状を成している。第1板121は、梁60の第2板62のY1方向に配置されて、梁60の第2板62と接合される。第1板121のX軸方向における長さは、第1板121のZ軸方向に沿う幅より長い。
第2板122の板厚方向は、Z軸方向に沿う。第2板122は、板厚方向から見て矩形状を成している。第2板122は、梁60の第1板61のZ1方向に配置されて、梁60の第1板61と接合される。第2板122のX軸方向における長さは、第2板122のY軸方向に沿う幅より長い。第2板122は、第1板121からY1方向に張り出している。
第3板123の板厚方向は、X軸方向に沿う。第3板123は、板厚方向から見て矩形状を成している。第3板123は、柱30の第2板32のX2方向に配置されて、柱30の第2板32と接合される。第3板123は、第1板121からY1方向に張り出す。
連結材120は、1枚の板材から折り曲げ加工によって成形できる。第2板122は、X軸方向に延在する折り曲げ線に沿って、第1板121から折り曲げられて形成されている。第3板123は、Z軸方向に延在する折り曲げ線に沿って、第1板121から折り曲げられて形成されている。
図11は、リベット締結部150を示す断面図である。連結材100と、柱20及び梁40,70とは、例えばリベットによって締結されている。同様に、連結材110と、柱30及び梁50とは、リベットによって締結されている。連結材120と、柱30及び梁60とは、リベットによって締結されている。
図11に示されるように、リベット締結部150は、ピン151と、カラー152とを含む。ピン151の一端には、ヘッド153が設けられている。ピン151の側面にはおねじ部が形成されている。カラー152の一端にはフランジ部152aが形成されている。カラー152の開口の内面には、めねじ部が形成されている。
柱30の第1板31及び連結材100の第2板102には、貫通孔155が設けられている。ピン151は、貫通孔155に挿通されている。ヘッド153は、柱30の第1板31のY2方向に配置されている。カラー152は、第1板31及び第2板102を挟んで反対側に配置されている。カラー152は、第2板102のY2方向に配置されている。カラー152は、ピン151に取り付けられ、フランジ部152aは、第2板102に押し当てられる。このように、リベット締結部150によって、連結材100と柱30とを接合することができる。その他のコーナー部C1及び連結部J1,J2においても、リベット締結部150を用いて、連結材100,110,120と、柱及び/又は梁とが接合される。
図3及び図4に示される連結材100は、柱20の第1板21に対して、3つのリベット締結部150を用いて接合される。連結材100は、柱20の第2板22に対して、3つのリベット締結部150を用いて接合される。連結材100は、梁40の第2板42に対して2つのリベット締結部150を用いて接合される。連結材100は、梁40の第1板41に対して2つのリベット締結部150を用いて接合される。連結材100は、梁70の第2板72に対して2つのリベット締結部150を用いて接合される。連結材100は、梁70の第1板71に対して2つのリベット締結部150を用いて接合される。
換言すると、連結材100は、柱20に対して、6つのリベット締結部150によって、接合されている。連結材100は、梁40に対して、4つのリベット締結部150によって、接合されている。連結材100は、梁70に対して、4つのリベット締結部150によって、接合されている。連結材100と柱20との接合に用いられるリベット締結部150の数量は、連結材100と梁40との接合に用いられるリベット締結部150の数量より多い。同様に、連結材100と柱20との接合に用いられるリベット締結部150の数量は、連結材100と梁70との接合に用いられるリベット締結部150の数量より多い。
このようなフレーム10の連結材100は、第3板103と第4板104との間にスリット105が形成され、第3板103と第4板104とは重なっていない。このような連結材100では、第3板103と第4板104とが板厚方向に重なるように形成されておらず、材料に無駄が生じない。これにより、材料の無駄を無くし、省資源を図りつつ、フレーム10を製造できる。
また、連結材100は、1枚の板材から、折り曲げ加工によって、形成されている。これにより、同じ材質、同じ板厚を有する第1板101、第2板102、第3板103、及び第4板104を備えた連結材100が容易に実現される。また、構造が簡素な連結材100が製造できる。
連結材100は、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向に直交する面をそれぞれ備える。これにより、柱20、梁40、及び梁70が互いに直交するように、容易に連結できる。そのため、各強度部材間の位置精度を所定の範囲に収めることができるので、大きな位置ずれを防止できる。フレーム10における位置精度のばらつきを抑制できる。例えば、複数のフレーム10を並べて配置する際に、フレーム10同士の位置ずれが抑制される。
連結材100では、第3板103及び第4板104が板厚方向に重なっていないので、第3板103と接合される梁70の位置と、第4板104と接合される梁40の位置とを合わせ易い。Z軸方向における第3板103と、第4板104との位置ずれが抑制される。
フレーム10では、柱20,30、梁40,50,60,70、及び連結材100,110,120が同じ材質、同じ板厚の板材から形成できる。このように、材料の共通化を図ることで、材料の無駄を無くし、資源の有効活用を促進できる。
柱20,30、梁40,50,60,70、及び連結材100,110,120が同じ材質であると、フレーム10の腐食を防止できる。フレーム10は、アース接続される。フレーム10を構成する各部材間の材質が異なると、電位差が生じ腐食が発生するおそれがあるが、フレーム10では、各部材間の材質が同じであるので腐食の発生が防止される。
また、連結材100ではスリット105が設けられているので、スリット105が設けられていない場合と比較して、地震などの際にフレーム10の変形を許容することができる。連結材100では、スリット105がY軸方向に沿って配置されている。これにより、スリット105がZ軸方向に沿って配置されることを回避して、重力方向の負荷を好適に受けることができる。
フレーム10では、図7に示されるように、スリット105が延在する方向がそれぞれ異なっているので、バランスよく応力を分散させることができる。また、フレーム10では、Z軸方向と交差するY軸方向又はX軸方向に沿ってスリット105が配置されている。スリット105はZ軸方向に沿うように配置されていない。そのため、スリット105と交差する第2板102に対する応力集中が防止される。
また、フレーム10では、連結材100は、柱20及び梁40,70からはみ出さないように配置されている。連結材110は、柱30及び梁60からはみ出さないように配置されている。連結材120は、梁60からはみ出さないように配置されている。これにより、連結材100,110,120が邪魔にならない。連結材100,110,120は、柱及び梁などの強度部材からはみ出していると、配線や、電気機器2を設置する際に邪魔になるおそれがある。フレーム10では、連結材100,110,120がはみ出していないので、配線や、電気機器2を設置する際に邪魔にならない。
また、フレーム10では、連結材100,110,120と、柱20,30、及び/又は梁40,50,60,70とが、リベット締結部150によって接合されている。フレーム10では、溶接を用いずに各強度部材同士が接合されている。フレーム10では、溶接レスが実現され、作業者の技量によらず、位置精度を維持しながら、品質のばらつきが抑制される。フレーム10は、溶接レスで製造できるので、作業工数を削減して、製造コストの低減を図ることができる。
次に、図12及び図13を参照して第2実施形態に係るフレーム10Bについて説明する。図12は、第2実施形態に係るフレーム10Bの柱20及び梁40,70Bが交差するコーナー部C1を示す斜視図である。図12は、フレーム10Bの柱20及び梁40,70Bが交差するコーナー部C1を示す分解斜視図である。
図12及び図13に示される第2実施形態に係るフレーム10Bが第1実施形態に係るフレーム10と違う点は、梁70に代えて、第1板71Bの形状が異なる梁70Bを備える点である。なお、第2実施形態のフレーム10Bの説明において、第1実施形態のフレーム10と同様の説明は省略する。
梁70Bは、Y軸方向に延在する第1板71B及び第2板72を有する。第1板71Bは、第2板72よりもY2方向に張り出す延長部分73を含む。延長部分73は、連結材100の第3板103の第1部分103aを覆うように配置される。延長部分73のX1方向には梁40の第1板41が配置される。
延長部分73は、延長部分73のX1方向に配置された梁40の第1板41と密着していてもよい。延長部分73は、延長部分73のY2方向に配置された柱20の第1板21と密着していてもよい。延長部分73は、延長部分73のX2方向に配置された柱20の第2板22と密着していてもよい。Z2方向において、柱20の端面、梁40の第1板41、及び梁70Bの第1板71Bの位置は揃っていてもよい。
第2実施形態に係るフレーム10Bにおいても、第1実施形態に係るフレーム10と同様の作用効果を奏する。フレーム10Bでは、梁70Bの第1板71Bの延長部分73によって、連結材100が覆われている。このようなフレーム10Bによれば、柱20と連結材100との結合部の隙間を通じて、ほこりなどの異物が侵入することが防止される。なお、延長部分73は、梁40に設けられていてもよい。延長部分73が梁40の第1板41に設けられていると、連結材100のスリット105を覆うことができる。
なお、前述した実施例は、本開示の代表的な形態を示したに過ぎず、本開示は、前述した実施例に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、付加が可能である。
上記の実施形態では、同一の材質、同一の板厚の材料から、フレーム10を製造しているが、フレーム10の連結材、柱、及び梁は、異なる材質から形成してもよい。
また、上記の実施形態では、折り曲げ加工によって、柱、梁、連結材を形成しているが、これらの強度部材の製造方法は、これに限定されず、溶接、切削加工、鋳造、鍛造など、その他の方法を用いて、製造できる。
上記の実施形態では、フレーム10の各部材がリベット締結部150によって接合されているが、その他のリベットによって接合されていてもよい。また、各部材間の接合方法は、リベットによらず、例えばネジ止めしてもよく、その他の接合方法を採用してもよい。
また、上記の実施形態では、フレーム10に電気機器2を配置しているが、その他の機器を配置してもよい。上記の実施形態では、フレーム10を電気盤1に使用しているが、その他の機器を収納するフレームとして使用できる。また、柱、梁、及び連結材の配置は、適宜、変更して実施できる。また、フレーム10は、柱20及び梁40,70に対してパネル等が取り付けられていてもよい。
1…電気盤、10,10B…フレーム、20…柱(第3強度部材)、21…第1板、22…第2板、30…柱(第4強度部材)、31…第1板、32…第2板、40…梁(第1強度部材)、41…第1板、42…第2板、50…梁(第5強度部材)、51…第1板、52…第2板、60…梁(第6強度部材)、61…第1板、62…第2板、70,70B…梁(第2強度部材)、71,71B…第1板、72…第2板、100…連結材(コーナー連結材)、101…第1板、102…第2板、103…第3板、104…第4板、105…スリット、110…連結材(第1中間連結材)、111…第1板、112…第2板、113…第3板、120…連結材(第2中間連結材)、121…第1板、122…第2板、123…第3板、L1…第1折り曲げ線、L2…第2折り曲げ線、L3…第3折り曲げ線、X…X軸方向(第1方向、第4方向、第5方向)、Y…Y軸方向(第2方向、第4方向、第5方向)、Z…Z軸方向(第3方向)。

Claims (6)

  1. 互いに直交する3方向を、第1方向、第2方向、及び第3方向とし、
    前記第1方向に延在する第1板及び第2板を有し、前記第1方向に交差する断面がL字状の第1強度部材と、
    前記第2方向に延在する第1板及び第2板を有し、前記第2方向に交差する断面がL字状の第2強度部材と、
    前記第3方向に延在する第1板及び第2板を有し、前記第3方向に交差する断面がL字状の第3強度部材と、
    前記第1強度部材の前記第1方向の端部と、前記第2強度部材の前記第2方向の端部と、前記第3強度部材の前記第3方向の端部とを連結するコーナー連結材と、を備え、
    前記コーナー連結材は、
    板厚方向が前記第1方向であり、前記第2強度部材と前記第3強度部材とに連結される第1板と、
    板厚方向が前記第2方向であり、前記第1強度部材と前記第3強度部材とに連結される第2板と、
    板厚方向が前記第3方向であり、前記第2強度部材と連結される第3板と、
    板厚方向が前記第3方向であり、前記第1強度部材と連結される第4板と、を有し、
    前記コーナー連結材の前記第3板と、前記第4板との間には、前記第2方向に延びるスリットが形成されている、
    フレーム。
  2. 前記コーナー連結材は、板材から折り曲げられて形成されており、
    前記コーナー連結材の前記第2板は、前記第方向に沿う第1折り曲げ線に沿って、前記コーナー連結材の前記第1板から折り曲げられ、
    前記コーナー連結材の前記第3板は、前記第2方向に沿う第2折り曲げ線に沿って、前記コーナー連結材の前記第1板から折り曲げられ、
    前記コーナー連結材の前記第4板は、前記第方向に沿う第3折り曲げ線に沿って、前記コーナー連結材の前記第2板から折り曲げられて、形成されている、
    請求項1に記載のフレーム。
  3. 前記第1方向又は前記第2方向のうちの一方を第4方向とし、他方を第5方向とし、
    前記第3方向に延在する第1板及び第2板を有し、前記第3方向に交差する断面がL字状の第4強度部材と、
    前記第4方向に延在する第1板及び第2板を有し、前記第4方向に交差する断面がL字状の第5強度部材と、
    前記第4強度部材の前記第3方向における中間部と、前記第5強度部材の前記第4方向の端部とを連結する第1中間連結材と、を備え、
    前記第1中間連結材は、
    板厚方向が前記第5方向であり、前記第4強度部材と前記第5強度部材とに連結される第1板と、
    板厚方向が前記第3方向であり、前記第5強度部材と連結される第2板と、
    板厚方向が前記第4方向であり、前記第4強度部材に連結される第3板と、を有し、
    前記第1中間連結材の前記第2板は、前記第4方向に沿う第1折り曲げ線に沿って、前記第1中間連結材の前記第1板から折り曲げられ、
    前記第1中間連結材の前記第3板は、前記第3方向に沿う第2折り曲げ線に沿って、前記第1中間連結材の前記第1板から折り曲げられて、形成されている、
    請求項1又は2に記載のフレーム。
  4. 前記第4方向において、前記第4強度部材に対して、前記第5強度部材とは反対側に延在する第1板及び第2板を有し、前記第4方向に交差する断面がL字状の第6強度部材と、
    前記第4強度部材の前記第3方向における中間部と、前記第6強度部材の前記第4方向の端部とを連結する第2中間連結材と、を備え、
    前記第2中間連結材は、
    板厚方向が前記第5方向であり、前記第6強度部材に連結される第1板と、
    板厚方向が前記第3方向であり、前記第6強度部材に連結される第2板と、
    板厚方向が前記第4方向であり、前記第4強度部材に連結される第3板と、を有し、
    前記第2中間連結材の前記第2板は、前記第4方向に沿う第1折り曲げ線に沿って、前記第2中間連結材の前記第1板から折り曲げられ、
    前記第2中間連結材の前記第3板は、前記第3方向に沿う第2折り曲げ線に沿って、前記第2中間連結材の前記第1板から折り曲げられて、形成されている、
    請求項3に記載のフレーム。
  5. 前記第1強度部材の前記第1板及び前記第2板には、リベット用の複数の貫通孔が形成され、
    前記第2強度部材の前記第1板及び前記第2板には、リベット用の複数の貫通孔が形成され、
    前記第3強度部材の前記第1板及び前記第2板には、リベット用の複数の貫通孔が形成され、
    前記コーナー連結材の前記第1板、前記第2板、前記第3板、及び前記第4板には、リベット用の複数の貫通孔が形成され、
    前記コーナー連結材の前記第2板と前記第3強度部材の前記第1板とのリベット締結部の数量は、前記コーナー連結材の第2板と前記第1強度部材の前記第2板とのリベット締結部の数量より多く、
    前記コーナー連結材の前記第1板と前記第3強度部材の前記第2板とのリベット締結部の数量は、前記コーナー連結材の第1板と前記第2強度部材の前記第2板とのリベット締結部の数量より多い
    請求項1~4のいずれか一項に記載のフレーム。
  6. 請求項1~5のいずれか一項に記載のフレームと、
    前記フレームに固定された電気機器と、
    を備える、電気盤。
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