JP7589667B2 - 電力取引システム - Google Patents

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Description

本開示は、電力取引システム、コンピュータ、及び電力取引方法に関する。
たとえば特開2020-9334号公報(特許文献1)には、各構成員が電力を売買することが可能な電力取引プラットフォームが開示されている。
特開2020-9334号公報
近年、ブロックチェーン技術を利用して電力の属性をトラッキングする電力取引システムが知られている。しかし、こうしたシステムでは、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合には、電力の属性がトラッキングされない。このため、取引に係る電力によっては、付加価値(たとえば、環境価値)が失われてしまうことになる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合において、電力の属性をトラッキングできる電力取引システム、コンピュータ、及び電力取引方法を提供することである。
本開示の第1の観点に係る電力取引システムは、電力取引コンピュータと、電力取引コンピュータに対して入札を行なう入札コンピュータとを含む。入札コンピュータは、入札部と、生成部とを含む。入札部は、所定フォーマットの入札データを電力取引コンピュータへ送ることにより電力取引の入札を行なうように構成される。生成部は、約定済み入札の入札データに含まれる所定情報を転記して、約定済み入札を打ち消すための打消し入札の入札データを生成するように構成される。上記所定情報は、取引に係る電力の属性を示す属性情報を含む。以下、上記所定情報を「転記情報」とも称する。
上記電力取引システムでは、約定済み入札の入札データに含まれる属性情報が打消し入札の入札データに転記される。このため、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合において、電力の属性をトラッキングできる。
上記所定フォーマットの入札データは、入札価格と、入札量とを含んでもよい。生成部は、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量を超えないように、打消し入札の入札データを生成するように構成されてもよい。
上記構成によれば、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量(すなわち、打消し可能な入札量の上限値)を超えることが抑制される。このため、打消し入札に関して適切な入札データを生成しやすくなる。
約定済み入札は買い入札であり、打消し入札は売り入札であってもよい。生成部は、打消し入札の入札価格が約定済み入札の入札価格よりも安くなるように、打消し入札の入札データを生成するように構成されてもよい。
上記構成によれば、購入時の価格よりも安い価格で転売が実行される。これにより、転売が成功しやすくなる。
約定済み入札は売り入札であり、打消し入札は買い入札であってもよい。生成部は、打消し入札の入札価格が約定済み入札の入札価格よりも高くなるように、打消し入札の入札データを生成するように構成されてもよい。
上記構成によれば、売却時の価格よりも高い価格で買戻しが実行される。これにより、買戻しが成功しやすくなる。
転記情報は、約定済み入札の識別情報と、入札者の識別情報と、電力の受渡し期間とをさらに含んでもよい。
属性情報に加えて上記情報が打消し入札の入札データに転記されることで、電力取引コンピュータが入札審査を適切に行ないやすくなる。
生成部は、同時同量のインバランスを解消するための打消し入札の入札データを生成するように構成されてもよい。こうした構成によれば、打消し入札によってインバランスを解消しやすくなる。同時同量のインバランスは、たとえば需給計画値と需給実績値(実需給)との差分に相当する。
電力取引コンピュータは、入札コンピュータから入札データを取得した場合に、入札を受け入れるか否かの審査を実行するように構成されてもよい。電力取引コンピュータは、打消し入札に関する審査において、取得した入札データが所定の要件を満たす場合に入札を受け入れるように構成されてもよい。上記所定の要件は、約定済み入札の入札者と打消し入札の入札者とが一致することを含む。以下、上記所定の要件を「入札要件」とも称する。
上記構成によれば、本人(約定済み入札の入札者)以外による不正な打消し入札(転売又は買戻し)を排除しやすくなる。
上記所定の要件は、約定済み入札と打消し入札とで電力の受渡し期間が一致することと、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量を超えないこととをさらに含む。
上記構成によれば、約定範囲を超える打消し入札(転売又は買戻し)を排除しやすくなる。
なお、入札要件は任意に設定できる。入札要件は、約定済み入札で打消し入札が禁止されていないことをさらに含んでもよい。
本開示の第2の観点に係るコンピュータは、電力取引の入札を行なうように構成される。コンピュータは入札部と生成部とを含む。入札部は、所定フォーマットの入札データを送ることにより電力取引の入札を行なうように構成される。生成部は、約定済み入札の入札データに含まれる所定情報を転記して、約定済み入札を打ち消すための打消し入札の入札データを生成するように構成される。上記所定情報は、取引に係る電力の属性を示す属性情報を含む。
上記コンピュータによっても、前述した電力取引システムと同様、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合において、電力の属性をトラッキングすることが可能になる。
本開示の第3の観点に係る電力取引方法は、データ生成と、打消し入札とを含む。データ生成では、約定済み入札の入札データに含まれる所定情報を転記して、約定済み入札を打ち消すための打消し入札の入札データを生成する。打消し入札では、打消し入札の入札データを送ることにより電力取引の入札を行なう。上記所定情報は、取引に係る電力の属性を示す属性情報を含む。
上記電力取引方法によっても、前述した電力取引システムと同様、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合において、電力の属性をトラッキングすることが可能になる。
本開示によれば、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なう場合において、電力の属性をトラッキングできる電力取引システム、コンピュータ、及び電力取引方法を提供することが可能になる。
本開示の実施の形態に係る電力取引システムの概要について説明するための図である。 買い入札のタグの一例を示す図である。 売り入札のタグの一例を示す図である。 図1に示したプロシューマの電力設備の一例を示す図である。 図1に示したコンシューマの電力設備の一例を示す図である。 本開示の実施の形態に係る車両エージェント(入札コンピュータ)の詳細構成を示す図である。 図6に示した車両エージェントによって実行される入札に係る処理を示すフローチャートである。 図7に示した打消し入札の詳細を示すフローチャートである。 図8に示した約定済み入札のタグ及び打消し入札のタグの第1変形例を示す図である。 図8に示した約定済み入札のタグ及び打消し入札のタグの第2変形例を示す図である。 本開示の実施の形態に係る電力取引プラットフォーム(電力取引コンピュータ)によって実行される電力取引に係る処理を示すフローチャートである。 図11に示した電力取引における打消し入札の審査に係る処理を示すフローチャートである。
本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に係る電力取引システムの概要について説明するための図である。図1を参照して、この実施の形態に係る電力取引プラットフォームPFは、P2P(Peer to Peer)電力取引プラットフォームである。たとえば、アグリゲータが電力取引プラットフォームPFを利用して電力取引市場を運営する。電力取引プラットフォームPFは、個人間での電力取引を可能にする。電力取引プラットフォームPFは、ブロックチェーン台帳と、入札審査メカニズムと、マッチングメカニズムと、スマートコントラクトとを備える。電力取引プラットフォームPFは、記憶装置に記憶されたプログラムと、プログラム(オペレーティングシステムなど)を稼働させるサーバと、サーバ及びコンピュータ群(ノード)を相互につなぐP2Pネットワークとによって具現化される。この実施の形態では、電力取引プラットフォームPFにおいてプログラムを稼働させるサーバが、本開示に係る「電力取引コンピュータ」の一例に相当する。
電力取引プラットフォームPFのユーザは、電力系統PGを通じて送配電される電力を売買する。電力系統PGは、各種建物に設置された発電設備及び蓄電設備(図示せず)のほか、各種電気事業者が保有する多くの発電設備及び蓄電設備(図示せず)と接続されている。電力系統PGの需給バランスは、同時同量(バランシング)が達成されるように調整される。アグリゲータは、BRP(Balance Responsible Party)に相当する。電力取引プラットフォームPFの各ユーザは、電力系統PGと電気的に接続可能なリソースを保有する。
電力取引プラットフォームPFのユーザは、予め電力取引プラットフォームPFに登録される。この実施の形態では、複数のプロシューマD1と、複数のコンシューマD2と、複数の発電事業者D3と、複数の小売電気事業者D4とが、電力取引プラットフォームPFに登録されている。電力取引プラットフォームPFに登録されたユーザの数は任意であり、5以上100未満であってもよいし、100以上であってもよい。
登録された各ユーザは、アセットと、エージェントとを保有する。この実施の形態では、各ユーザが保有するリソースが、アセットとして機能する。エージェントは、電力取引プラットフォームPFに入札する機能を有する。これにより、個人単位での電力の売買が可能になる。約定後において、リソースは、ユーザが売った電力を電力系統PGへ出力したり、ユーザが買った電力を電力系統PGから受電したりする。
電力系統PGとリソースとの間には電力メータが設けられる。電力メータは、リソースが電力系統PGへ出力した電力量(逆潮流量)と、電力系統PGからリソースが受電した電力量との少なくとも一方を計測する。電力メータは、計測値を電力取引プラットフォームPFへ逐次送る。電力メータの計測値は、EMS(Energy Management System)を介して、電力取引プラットフォームPFへ送られてもよい。電力メータは、日々の需要電力(ユーザが使った電力量)を計測するスマートメータであってもよいし、電力取引のために導入された専用端末であってもよい。リソースごとに電力メータが設けられてもよいし、複数のリソースに対して1つの電力メータ(共通の電力メータ)が設けられてもよい。プロシューマD1におけるEMSは、発電電力及び需要電力を管理するように構成されてもよい。
以下、プロシューマD1がコンシューマD2に電力を売る場合を例にとって、電力取引プラットフォームPFを通じて行なわれる電力取引について説明する。
まず、アグリゲータが、図示しない取引所からトークンを購入する。このトークンはスマートコントラクトを履行するための手数料として用いられる。そして、プロシューマD1のノード(エージェント)が売り入札(プライスオファー)を行ない、コンシューマD2のノード(エージェント)が買い入札(プライスリクエスト)を行なう。電力取引プラットフォームPFに対して双方の入札が行なわれると、入札審査メカニズムが、適切な入札か否かの審査(入札審査)を実行する。入札審査メカニズムは、所定のアルゴリズムに従って入札審査を実行する。そして、双方の入札が入札審査に合格すると、マッチングメカニズムが、資金確認(Funds validation)を行なった後、売り入札と買い入札とのマッチングを行なう。マッチングメカニズムは、所定のアルゴリズムに従ってマッチングを実行する。
ユーザ(入札者)のエージェントは、所定フォーマットの入札データ(以下、「タグ」と称する)を電力取引プラットフォームPF(電力取引コンピュータ)へ送ることにより電力取引の入札を行なう。タグは、価格及び電力量(kWh)を提示する。入札者は、タグによって付加情報を付けて入札を行なうことができる。
図2は、買い入札のタグの一例を示す図である。図2を参照して、このタグは、入札者ID(入札者の識別情報)と、電力の受渡し期間と、入札価格と、入札量(kWh)と、属性情報と、追加の入札情報(以下、「INFO」と称する)とを含む。
買い入札タグの属性情報は、買い入札に係る電力の属性を示す。買い入札者(たとえば、コンシューマD2)のエージェントは、入札者が購入を希望する電力の属性(発電方式、産地など)を買い入札のタグに記載することができる。発電方式の例としては、再生可能エネルギー全般、特定の再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、地熱発電、バイオマス発電など)、火力発電が挙げられる。電力産地は、都道府県の名称で指定されたエリアであってもよいし、経度及び緯度で指定されたエリアであってもよい。ユーザがポインティングデバイスを利用して任意に指定したマップ上のエリアが、タグに記載されてもよい。買い入札者のエージェントは、電力の属性に関する購入条件を買い入札のタグに記載することにより、入札者が希望する電力を購入することができる。発電方式で再生可能エネルギーを指定することで、環境価値の高い電力を購入できる。産地で地元を指定することで、地産地消が可能になる。
買い入札タグのINFOは、買い入札に関する特記事項を示す情報である。買い入札者のエージェントは、取引先に関する条件をINFOに記載することができる。取引先は、企業名又は個人IDで指定されてもよい。個人IDで託送元を指定することで、自己託送が可能になる。買い入札者のエージェントは、タグのINFOによって購入条件を細かく指定できる。
入札IDは、入札者のエージェントではなく、電力取引プラットフォームPFによって付与される。具体的には、入札審査メカニズムは、入札者から上記タグを取得すると、入札審査(入札を受け入れるか否かの審査)を実行する。そして、入札審査に合格した入札のタグには、入札審査メカニズムによって入札ID(入札の識別情報)が付与される。このことは、以下に説明する売り入札のタグについても同様である。
図3は、売り入札のタグの一例を示す図である。図3を参照して、このタグは、入札者ID(入札者の識別情報)と、電力の受渡し期間と、入札価格と、入札量(kWh)と、属性情報と、INFO(追加の入札情報)とを含む。
売り入札タグの属性情報は、売り入札に係る電力の属性を示す。売り入札者(たとえば、プロシューマD1)のエージェントは、売る電力の属性(発電方式、産地、証書など)を売り入札のタグに記載する。入札者が非化石証書付きの電力を売る場合には、非化石証書の種類(たとえば、再エネ指定ありのFIT非化石証書、再エネ指定ありの非FIT非化石証書、再エネ指定なしの非FIT非化石証書のいずれか)がタグに記載される。なお、再エネは、「再生可能エネルギー」を意味する。FITは、「Feed-in Tariff」を意味する。
売り入札タグのINFOは、売り入札に関する特記事項を示す情報である。売り入札者のエージェントは、取引先に関する条件をINFOに記載することができる。取引先は、企業名又は個人IDで指定されてもよい。個人IDで託送先を指定することで、自己託送が可能になる。また、売り入札者のエージェントは、販売条件として転売禁止をINFOに記載することができる。さらに、売り入札者のエージェントは、電力取引に付随して提供される特典を示す特典情報をINFOに記載することができる。特典の例としては、クーポンが挙げられる。特典情報は、クーポンの利用範囲(たとえば、地域又は店舗)及び利用価値(たとえば、金銭的価値又はサービス内容)を示す。クーポンは、電子クーポンであってもよい。売り入札者のエージェントは、タグのINFOによって販売条件及び特典情報を電力取引プラットフォームPFに知らせることができる。
再び図1を参照して、マッチングメカニズムは、入札価格、入札量、及び受渡し期間だけでなく、タグが示す付加情報(属性情報及びINFO)も考慮して、タグが示す購入条件及び販売条件を満たすようにマッチングを行なう。プロシューマD1とコンシューマD2とのマッチングが成功すると、コンシューマD2が、法定通貨(たとえば、JPY、USD、GBP、EURなど)によって電気料金をアグリゲータに支払う。その後、アグリゲータが電力取引プラットフォームPF上に上記トークンを預託する。プロシューマD1は、入札時に提示した電力量(kWh)を電力系統PGに供給する。コンシューマD2は、入札時に提示した電力量(kWh)を電力系統PGから受け取る。スマートコントラクトは、電力供給の確認(Proof of delivery)後、電力取引を実行する。具体的には、スマートコントラクトは、預託された上記トークンをアグリゲータに戻し、トランザクションを記録するブロックチェーン台帳(たとえば、ローカルネットワーク台帳)を更新する。トランザクションは、各ノードに記録される。
スマートコントラクトによって電力取引が実行されると、アグリゲータは、取引結果に対応する額の法定通貨をプロシューマD1に支払う。また、アグリゲータは、取引コスト(託送料金、プラットフォームコストなど)を精算する。
電力取引プラットフォームPFのブロックチェーン台帳の記録は、外部のプラットフォームの台帳(たとえば、イーサリアム台帳)に反映される。アグリゲータは、トークン流通量を制限するため、取引終了後、最初に購入したトークンを取引所で処分する。
上記のように、アグリゲータが中心となって、電力取引プラットフォームPF上でのトークン取引きと、電気料金の支払いと、託送料金の支払いとが行なわれる。なお、アグリゲータによる処理は、図示しないノード(たとえば、アグリゲータに帰属するサーバ)上で行なわれる。
図4は、プロシューマD1の電力設備の一例を示す図である。図1とともに図4を参照して、プロシューマD1の家屋100Aの屋根には、太陽光パネル110が設置されている。家屋100Aの屋内には、PCS(Power Conditioning System)120と、分電盤141と、電力負荷142とが設けられている。ユーザの自宅の敷地内(屋外)には、EVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)150Aが設置されている。さらに、電力系統PGと分電盤141との間にはスマートメータ143が設置されている。
太陽光パネル110は、太陽光を利用して発電を行なう。太陽光パネル110は、気象条件によって発電出力が変動する自然変動電源であり、発電した電力をPCS120へ出力する。PCS120は、発電電力を系統電力(電力系統PGの電力)に変換する機能を備える。PCS120は、DC/DCコンバータ121と、インバータ122と、制御装置125とを含む。制御装置125は、たとえば太陽光パネル110の発電電力と、ユーザの自宅における消費電力(需要電力)とに基づいて、DC/DCコンバータ121及びインバータ122の各々を制御するように構成される。
DC/DCコンバータ121は、太陽光パネル110が発電した直流電力を、系統電力に応じた電圧に変圧する。そして、インバータ122は、DC/DCコンバータ121から出力された直流電力を、系統電力に応じた交流電力に変換して分電盤141へ出力する。制御装置125は、DC/DCコンバータ121及びインバータ122の少なくとも一方を制御することにより、太陽光パネル110から分電盤141に入力される電力を調整できる。制御装置125は、ユーザからの指示に従い、太陽光パネル110の発電電力を、電力系統PGに対して逆潮流してもよい。
分電盤141には、電力系統PGと太陽光パネル110(PCS120)との各々から電力(たとえば、三相交流電力)が供給される。電力負荷142は、屋内で使用される電気機器であり、分電盤141から電力の供給を受ける。電力負荷142はコンセント(図示せず)を介して分電盤141と接続されてもよい。電力負荷142は、照明器具、空調設備、調理器具、情報機器、冷蔵庫、又は洗濯機のような家庭用電気機械器具であってもよい。
EVSE150Aは、車両に対して給電を行なう設備であり、分電盤141から電力の供給を受ける。EVSE150Aの本体につながる充電ケーブル152のコネクタ151が車両のインレットに接続(プラグイン)されることによって、車両と電力系統PGとが互いに電気的に接続される。以下、車両と電力系統PGとが互いに電気的に接続された状態を、「プラグイン状態」と称する。また、車両と電力系統PGとが互いに電気的に接続されていない状態を、「プラグアウト状態」と称する。走行中の車両はプラグアウト状態である。
車両200Aは、蓄電装置に蓄えられた電力を用いて走行可能なxEVである。xEVは、電力を動力源の全て又は一部として利用する車両である。具体的には、車両200Aは、インレット210と、充電器220と、バッテリ230と、モータ240と、ECU(Electronic Control Unit)250とを備える。バッテリ230は、走行用のエネルギー貯蔵装置である。バッテリ230は、公知の車両用蓄電装置(たとえば、液式二次電池、全固体二次電池、又は組電池)を採用できる。車両用二次電池の例としては、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池が挙げられる。車両200Aは、バッテリ230からモータ240に電力を供給して、モータ240によって生成される動力によって走行する。モータ240は、MG(Motor Generator)であってもよい。車両200Aは、たとえばBEV(電気自動車)である。しかしこれに限られず、プロシューマD1(図1)の電力設備に含まれる車両は、BEV以外のxEVであってもよい。
車両200Aは、EVSE150Aを介して電力系統PGと電気的に接続可能に構成される。インレット210は、EVSE150Aのコネクタ151と接続可能に構成される。充電器220は、インレット210とバッテリ230との間に位置し、ECU250によって制御される。充電器220は、たとえばインバータを含む。プラグイン状態において電力系統PGから車両200Aへ電力が供給される場合には、インレット210からバッテリ230に適切な電力が入力されるようにECU250が充電器220を制御する。
車両200Aは、V2H(Vehicle to Home)機能を有する。車両200Aは、プラグイン状態においてバッテリ230の電力をEVSE150Aを介して家屋100A(より特定的には、分電盤141)へ供給可能に構成される。さらに、車両200Aは、V2G機能(電力系統PGとの間で双方方向に電力をやり取りする機能)を有する。放電回路(放電のための電力変換回路)は、充電器220、インレット210、又はコネクタ151に内蔵されてもよいし、インレット210及びコネクタ151の両方に装着可能な放電コネクタに内蔵されてもよい。なお、プロシューマD1(図1)の電力設備に含まれる車両は、V1GタイプのxEV(電力系統PGから一方的に電力の供給を受けるタイプのxEV)であってもよい。充放電器の機能は、車両ではなくEVSEに搭載されてもよい。
ECU250は、車両200Aに搭載された図示しない無線通信機を介して、モバイル端末300Aと通信を行なう。モバイル端末300Aと車両200Aとは、たとえばNFC(Near Field Communication)又はBluetooth(登録商標)のような近距離通信(すなわち、車両周辺の範囲での直接通信)を行なう。モバイル端末300Aは、ユーザによって操作される。この実施の形態では、モバイル端末300Aとして、タッチパネルディスプレイを具備するスマートフォンを採用する。ただしこれに限られず、モバイル端末300Aとしては、任意のモバイル端末を採用可能であり、ラップトップ、タブレット端末、ウェアラブルデバイス(たとえば、スマートウォッチ又はスマートグラス)、又は電子キーなども採用可能である。
車両200Aは、車両200Aの状態を検出する各種センサ(図示せず)を具備する。車両200Aは、これらのセンサによって検出された車両200Aの状態をモバイル端末300Aへ送信する。車両200Aは、たとえば、現在位置(たとえば、経度及び緯度)、SOC(State Of Charge)、及び系統接続状態(プラグイン状態/プラグアウト状態)を、モバイル端末300Aを介して、車両エージェント500へ送信する。車両200AのSOCは、バッテリ230のSOCを意味する。SOCは、蓄電装置の蓄電残量を示し、たとえば満充電状態の蓄電量に対する現在の蓄電量の割合を0~100%で表わしたものである。この実施の形態では、車両200Aがプラグアウト状態からプラグイン状態に切り替わったときに、モバイル端末300Aがユーザに対して走行開始時刻の入力を要求する。そして、モバイル端末300Aは、入力された走行開始時刻を車両エージェント500へ送信する。
この実施の形態では、クラウドサーバが、車両エージェント500として機能する。車両エージェント500は、図示しないプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムとによって具現化される。クラウドコンピューティングによってクラウド上に車両エージェント500が提供される。車両エージェント500の構成については後述する(図6参照)。図4に示すプロシューマD1の電力設備において、太陽光パネル110(PCS120付き)、電力負荷142、及び車両200Aの各々は、リソースに相当する。
図5は、コンシューマD2の電力設備の一例を示す図である。図1とともに図5を参照して、家屋100Bは、太陽光パネル110及びPCS120を有しないこと以外は、図4に示した家屋100Aと同じ構成を有する。モバイル端末300Bは、図4に示したモバイル端末300Aと同じ構成を有する。車両200B、EVSE150Bも、それぞれ図4に示した車両200A、EVSE150Aと基本的には同じ構成を有する。ただし、車両200Bは、V1GタイプのBEVであり、V2H機能を有しない。
たとえば、車両を所有するユーザがアグリゲータと所定の契約を結んだ場合には、アグリゲータが、そのユーザを電力取引プラットフォームPFに登録し、さらに、そのユーザのための車両エージェント500をクラウド上に用意する。車両エージェント500は、アグリゲータと上記契約を結んだユーザごとに用意される。これらの車両エージェント500は、ユーザごとにユーザIDで区別されて管理される。また、アグリゲータは、クラウドコンピューティングによってクラウド上にデータベースを用意する。このデータベースにおいては、電力取引プラットフォームPFに登録された各ユーザの情報がユーザIDで区別されて管理される。ユーザは、クラウド環境で上記の車両エージェント500及びデータベースを利用できる。
図6は、車両エージェント500の詳細構成を示す図である。図6を参照して、この実施の形態に係る電力取引システムは、車両エージェント500として機能するクラウドサーバと、電力取引プラットフォームPFと、車両200と、モバイル端末300とを含む。車両エージェント500は、本開示に係る「入札コンピュータ」の一例に相当する。車両200は、電力取引プラットフォームPFに登録されたユーザが所有する車両であり、たとえば前述した車両200A(図4)と同じ構成を有する。モバイル端末300は、電力取引プラットフォームPFに登録されたユーザによって携帯される機器であり、たとえば前述したモバイル端末300A(図4)と同じ構成を有する。
モバイル端末300には、所定のアプリケーションソフトウェア(以下、単に「アプリ」と称する)がインストールされている。モバイル端末300は、上記アプリを通じて車両エージェント500と情報のやり取りを行なうことができる。ユーザは、たとえばモバイル端末300のタッチパネルディスプレイを通じて、上記アプリを操作できる。また、モバイル端末300のタッチパネルディスプレイは、ユーザに対して情報を報知する。
車両エージェント500は、クラウド上のデータベースにアクセスしながら処理を実行する。データベースは、ユーザに関する情報(たとえば、図4又は図5に示した電力設備の仕様)を含む。車両エージェント500は、情報収集エージェント510と、予測エージェント520と、入札エージェント530とを含む。
情報収集エージェント510は、車両200に関する車両情報と、ユーザに関するユーザ情報とを取得して保存するように構成される。
情報収集エージェント510は、前述した電力メータ(たとえば、図4又は図5に示したスマートメータ143)の計測値を逐次受信する。情報収集エージェント510は、ユーザの電力メータから、電力系統PGに関するユーザの需給状況を示すユーザ情報(以下、「需給情報」と称する)を取得する。また、情報収集エージェント510は、モバイル端末300から車両情報(たとえば、位置、SOC、系統接続状態、及び走行開始時刻)を取得する。
予測エージェント520は、価格予測部521と、電力予測部522とを含む。予測エージェント520は、1日(たとえば、翌日)を所定の時間単位で区切って、区切られた時間帯ごとに電力価格、蓄電余力、及び必要電力量を予測するように構成される。所定の時間単位は、30分程度であってもよいし、1時間以上3時間未満であってもよいし、3時間以上であってもよい。
価格予測部521は、気象情報(現在又は未来の気象条件を示す情報)と、市場価格情報(電力市場における電力価格を示す情報)と、電力取引プラットフォームPFにおける取引状況とに基づいて、電力取引プラットフォームPFにおける時間帯ごとの電力価格(電力の売買価格)を予測するように構成される。たとえば、価格予測部521は、気象予測データ(天気、気温、風など)に基づいてVRE(変動性再生可能エネルギー)発電量を予測することができる。VRE発電量が多くなるほど電力価格は安くなる傾向がある。
電力予測部522は、情報収集エージェント510が取得した需給情報に基づいて、時間帯ごとの必要電力量を予測するように構成される。具体的には、電力予測部522は、たとえば蓄積された需給履歴情報(過去の需給状況を示す情報)及び気象情報(たとえば、気象予報情報)に基づいて、時間帯ごとの需要量(消費電力量)及び発電量を予測し、得られた予測データから時間帯ごとの必要電力量を算出する。必要電力量は、たとえば需要量から発電量を減算することにより算出される。需要量が多くなるほど必要電力量が多くなる。発電量が需要量を上回る場合には、電力予測部522は、必要電力量の代わりに余剰電力量を予測する。余剰電力量は、たとえば発電量から需要量を減算することにより算出される。
電力予測部522は、情報収集エージェント510が取得した車両情報に基づいて、時間帯ごとの蓄電余力を予測するように構成される。車両200がプラグイン状態のときには、車両200がプラグアウト状態のときよりも蓄電余力が大きくなる。プラグイン状態の車両200は、電力系統PGから供給される電力をバッテリ230(図4)に蓄えることができる。プラグイン状態の車両200のSOCが低いほど蓄電余力は大きくなる。電力予測部522は、情報収集エージェント510が取得した走行開始時刻に基づいて、プラグイン状態の車両200がプラグアウト状態になるタイミング(以下、「系統離脱タイミング」と称する)を予測することができる。また、電力予測部522は、車両200の位置及びSOCに基づいて、プラグアウト状態の車両200がプラグイン状態になるタイミング(以下、「系統接続タイミング」と称する)を予測することができる。この実施の形態では、情報収集エージェント510が車両200の位置及びSOCを逐次取得する。なお、モバイル端末300は、系統接続タイミングを示す走行終了時刻の入力をユーザに要求し、入力された走行終了時刻を車両エージェント500へ送信してもよい。こうした形態では、電力予測部522が、走行終了時刻に基づいて系統接続タイミングを予測できる。
ユーザは、不足する電力(必要電力量)を電力取引プラットフォームPFで購入する。また、ユーザは、余った電力(余剰電力量)を電力取引プラットフォームPFで売却する。入札エージェント530は、ユーザの代わりに電力取引の自動入札を行なう。入札エージェント530は、所定の入札アルゴリズムに従って入札を行なう。ユーザは、入札アルゴリズムに入札条件を設定できる。具体的には、入札エージェント530は、予測エージェント520が予測した情報に基づいて、電力取引プラットフォームPFに対して入札を行なう。入札エージェント530は、時間帯ごとの電力価格と、時間帯ごとの蓄電余力とに基づいて、時間帯ごとの必要電力量を購入するための入札を行なう。また、入札エージェント530は、時間帯ごとの電力価格と、時間帯ごとの蓄電余力とに基づいて、時間帯ごとの余剰電力量を売却するための入札を行なう。
入札エージェント530は、基本的には、電力の売買による利益が大きくなるように(あるいは、電力コストを低減するように)入札を行なう。ただし、ユーザによって入札条件が設定されている場合には、入札エージェント530はその条件に従って入札を行なう。たとえば、目標再エネ率が設定されている場合には、入札エージェント530は目標再エネ率を達成するように入札を行なう。
蓄電余力は、電力供給タイミングと電力使用タイミングとのずれを許容(吸収)する。蓄電余力が大きいほど入札の自由度は高くなる。たとえば、入札エージェント530は、電力需要が多くなる時間帯に使用される電力を、前もって価格の安い時間帯に購入して蓄電しておくことができる。モバイル端末300は、車両エージェント500からの指示に従い、充放電パラメータ(充放電制御に関するパラメータ)を車両200へ送信してもよい。ECU250(図4)は、車両エージェント500からの指示に従ってバッテリ230の充放電制御を実行してもよい。
入札エージェント530が入札を行なった後、入札結果(電力取引の結果)が電力取引プラットフォームPFから情報収集エージェント510へ送られる。約定した入札に関しては、約定済み入札のタグ(後述する図8参照)が電力取引プラットフォームPFから情報収集エージェント510へ送られる。約定済み入札のタグは、クラウド上のデータベースに保存される。電力予測部522は、電力取引の結果に応じて必要電力量及び余剰電力量を更新する。たとえば、電力取引プラットフォームPFにおいて必要電力量の一部が落札された場合には、電力予測部522は、落札した電力量を必要電力量から減算することにより、必要電力量を更新する。
入札エージェント530は、判断部531と、生成部532と、入札部533とを含む。判断部531は、入札を行なうか否かを判断する。また、判断部531は、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なうか否かを判断する。生成部532は、判断部531によって入札を行なうと判断された場合に、前述したタグ(所定フォーマットの入札データ)を生成する。また、判断部531によって打消し入札を行なうと判断された場合には、生成部532が、約定済み入札のタグに含まれる所定情報(転記情報)を転記して、打消し入札のタグを生成する。この実施の形態では、入札ID(約定済み入札の識別情報)、入札者ID(入札者の識別情報)、電力の受渡し期間、及び電力の属性情報(取引に係る電力の属性を示す情報)を、転記情報とする。入札部533は、生成部532によって生成されたタグを電力取引プラットフォームPFへ送ることにより電力取引の入札を行なう。入札アルゴリズムに従って判断部531、生成部532、及び入札部533が動作することで、前述の態様で入札が実行される。
図7は、車両エージェント500によって実行される入札に係る処理を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、たとえば図2に示した電力設備を保有するプロシューマD1の車両エージェント500によって繰り返し実行される。この場合、図4に示した車両200A、モバイル端末300Aが、それぞれ図6に示した車両200、モバイル端末300として機能する。以下では、フローチャート中の各ステップを、単に「S」と表記する。
図6とともに図7を参照して、S11では、車両エージェント500が、電力系統PGに関する同時同量を監視する。具体的には、生成部532は、S11において、同時同量のインバランス(計画値と実需給との差分)が所定の許容範囲以内であるか否かを判断し、インバランスが許容範囲を超えた場合に(S11にてYES)、処理をS12に進める。この実施の形態では、電力予測部522が予測した時間帯ごとの需要量及び発電量が、時間帯ごとの計画値に相当する。また、情報収集エージェント510によって取得された需給情報が、実需給を示す。
S11の判断は、入札を行なうか否かの判断に相当する。S11においてYESと判断されたこと(すなわち、同時同量のインバランスが発生したこと)は、入札を行なうことを意味する。S11においてNOと判断されたことは、入札を行なわないことを意味する。S11においてNOと判断されている間は、S11の判断が繰り返し実行される。
S12では、判断部531が、約定済み入札を打ち消すための打消し入札を行なうか否かを判断する。たとえば、インバランスの発生に起因して約定済み入札を遂行できないと予測される場合には、S12においてYESと判断され、処理がS14に進む。他方、遂行できない約定済み入札が存在しない場合には、S12においてNOと判断され、処理がS13に進む。S13では、車両エージェント500が通常の入札(打消し入札ではない新規入札)を実行する。具体的には、生成部532が、同時同量のインバランスを解消するための入札のタグを生成し、入札部533が、そのタグを電力取引プラットフォームPFへ送る。
S14では、打消し入札が実行される。図8は、S14の詳細を示すフローチャートである。図6とともに図8を参照して、S141では、生成部532が、打ち消したい約定済み入札を選択する。たとえば、生成部532は、約定済み入札のうち遂行できないと予測されるものを選択する。S141で選択された約定済み入札が買い入札である場合には、打消し入札は売り入札になる。S141で選択された約定済み入札が売り入札である場合には、打消し入札は買い入札になる。一例では、図8に示すタグT11によって示される約定済み入札が、S141で選択される。タグT11は、買い入札タグである。
続くS142では、生成部532が打消し入札の入札量を決定する。生成部532は、S141で選択された約定済み入札の入札量の範囲内で、打消し入札の入札量を決定する。生成部532は、たとえば約定済み入札の入札量のうち遂行できない分を、打消し入札の入札量とする。ただしこれに限られず、生成部532は、遂行可能な分も含めて約定済み入札の入札量の全てを、打消し入札の入札量としてもよい。また、生成部532は、ユーザによって指定された入札量を、打消し入札の入札量としてもよい。たとえば、S142において生成部532がモバイル端末300に入札量を要求してもよい。そして、モバイル端末300は、生成部532からの要求に従い、ユーザに対して入札量の入力を要求し、入力された入札量を車両エージェント500へ送信してもよい。
続くS143では、生成部532が打消し入札の入札価格を決定する。生成部532は、たとえばS141で選択された約定済み入札の入札価格に基づいて、打消し入札の価格を決定する。打消し入札が売り入札である場合には、生成部532は、打消し入札の入札価格が約定済み入札の入札価格よりも安くなるように、打消し入札の入札価格を決定する。これにより、転売が成功しやすくなる。また、打消し入札が買い入札である場合には、生成部532は、打消し入札の入札価格が約定済み入札の入札価格よりも高くなるように、打消し入札の入札価格を決定する。これにより、買戻しが成功しやすくなる。
生成部532は、約定済み入札の入札価格に所定倍率を乗算した価格を、打消し入札の入札価格として決定してもよい。また、生成部532は、市場価格情報に基づいて、確実に約定できる価格を打消し入札の入札価格として決定してもよい。生成部532は、市場価格に所定倍率を乗算した価格を、打消し入札の入札価格として決定してもよい。また、生成部532は、ユーザによって指定された入札価格を、打消し入札の入札価格としてもよい。たとえば、S143において生成部532がモバイル端末300に入札価格を要求してもよい。そして、モバイル端末300は、生成部532からの要求に従い、ユーザに対して入札価格の入力を要求し、入力された入札価格を車両エージェント500へ送信してもよい。
続くS144では、生成部532が、上記S142及びS143で決定された入札量及び入札価格を記載するとともに、約定済み入札のタグに含まれる転記情報を転記して、打消し入札のタグを生成する。転記情報は、たとえば、入札ID、入札者ID、電力の受渡し期間、及び電力の属性情報である。一例では、図8に示す打消し入札のタグT21が、S144の処理によって生成される。タグT21は、売り入札タグである。図8に示されるように、タグT11とタグT21とでは、入札者ID、受渡し期間、及び属性情報が一致する。また、タグT11の入札IDが、転売される入札を特定する情報としてタグT21のINFOに転記される。
図9は、約定済み入札のタグ及び打消し入札のタグの第1変形例を示す図である。図9を参照して、タグT12は、INFOに特典情報(より特定的には、クーポン情報)を含む。クーポンの種類は、各種記号(文字、数字など)によって識別されてもよい。タグT12が約定済み入札のタグである場合には、入札IDと入札者IDと電力の受渡し期間と電力の属性情報と特典情報とが打消し入札のタグT22に転記される。入札ID及び特典情報は、タグT22のINFOに転記される。また、当該入札が打消し入札(より特定的には、転売のための入札)であることも、タグT22のINFOに記載される。
図10は、約定済み入札のタグ及び打消し入札のタグの第2変形例を示す図である。図10を参照して、タグT13は売り入札タグである。タグT13が約定済み入札のタグである場合にも、前述したタグT11(図8)が約定済み入札のタグである場合と同様、入札IDと入札者IDと電力の受渡し期間と電力の属性情報とが打消し入札のタグT23に転記される。そして、当該入札が打消し入札(より特定的には、買戻しのための入札)であることが、タグT23のINFOに記載される。
再び図6とともに図8を参照して、上記S144の処理後、入札部533は、S145において、打消し入札のタグ(S144で生成されたタグ)を電力取引プラットフォームPFへ送ることにより、打消し入札を行なう。これにより、打消し入札(図7のS14)が完了する。
以上説明したように、この実施の形態に係る電力取引方法は、データ生成(図8のS144)と、打消し入札(図8のS145)とを含む。データ生成では、約定済み入札の入札データに含まれる前述の転記情報を転記して、約定済み入札を打ち消すための打消し入札の入札データを生成する。打消し入札では、打消し入札の入札データを送ることにより電力取引の入札を行なう。上記の電力取引方法では、転記情報に属性情報が含まれることによって、打消し入札において電力の属性をトラッキングすることが可能になる。
この実施の形態に係る車両エージェント500(入札コンピュータ)では、生成部532が、同時同量のインバランスを解消するための打消し入札の入札データを生成するように構成される。これにより、打消し入札によってインバランスを解消しやすくなる。また、生成部532は、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量を超えないように、打消し入札の入札データを生成する。これにより、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量(すなわち、打消し可能な入札量の上限値)を超えることが抑制される。この実施の形態では、図7に示した処理が、電力取引プラットフォームPFに登録された各ユーザのエージェント(図1参照)によって実行される。
図11は、この実施の形態に係る電力取引プラットフォームPFによって実行される電力取引に係る処理を示すフローチャートである。図1とともに図11を参照して、この実施の形態に係る電力取引方法は、入札審査(S1)と、マッチング(S2)と、電力取引(S3)と、記録及び通知(S4)とを含む。S1~S4の各処理は、電力取引プラットフォームPF(電力取引コンピュータ)によって実行される。
S1では、電力取引プラットフォームPF(より特定的には、入札審査メカニズム)が入札審査を実行する。入札審査においては、タグ(入札データ)が所定フォーマットで作成されているか否かが審査される。また、打消し入札の審査においては、通常の入札の審査とは異なる要件について審査される。
図12は、打消し入札の審査に係る処理を示すフローチャートである。図1とともに図12を参照して、S21では、電力取引プラットフォームPFが、打消し入札のタグに記載された約定済み入札の識別情報(入札ID)に基づいて、打ち消される約定済み入札を特定する。
続けて、電力取引プラットフォームPFは、S22、S23、S24、S25において、それぞれ入札要件A、B、C、Dを満たすか否かを判断する。入札要件Aは、約定済み入札の入札者と打消し入札の入札者とが一致することである。入札要件Bは、約定済み入札と打消し入札とで電力の受渡し期間が一致することである。入札要件Cは、打消し入札の入札量が約定済み入札の入札量を超えないことである。入札要件Dは、約定済み入札で打消し入札が禁止されていないことである。
入札要件A~Dの全てを満たす場合には(S22~S25の全てでYES)、電力取引プラットフォームPFは、S261において、入札を受入れる旨判定する。他方、入札要件A~Dのいずれかが満たされない場合には(S22~S25のいずれかでNO)、電力取引プラットフォームPFは、S262において、入札を拒絶する旨判定する。
再び図1とともに図11を参照して、入札審査の結果は、ユーザ端末(たとえば、モバイル端末300)又はエージェント(たとえば、車両エージェント500)に通知される。審査不合格(入札拒絶)の通知を受けたユーザは、タグを修正して再度入札を行なってもよい。
入札審査に合格すると、処理がS2に進む。S2では、電力取引プラットフォームPF(より特定的には、マッチングメカニズム)が、審査に合格したタグに基づいてマッチングを行なう。そして、マッチングが成功すると、電力取引プラットフォームPF(より特定的には、スマートコントラクト)は、S3において、マッチングに成功した双方のタグに基づいて電力取引を実行する。その後、電力取引プラットフォームPFは、S4において取引の記録と通知を行なう。具体的には、タグに基づいて電力取引のトランザクションがブロックチェーン台帳に記録される。また、約定済み入札のタグが電力取引プラットフォームPFからユーザ端末(たとえば、モバイル端末300)及びエージェント(たとえば、車両エージェント500)の各々に通知される。
上記のように、電力取引プラットフォームPF(電力取引コンピュータ)は、ユーザのエージェント(入札コンピュータ)から入札データを取得した場合に、入札を受け入れるか否かの審査を実行する(図11のS1)。電力取引プラットフォームPFは、打消し入札に関する審査において、取得した入札データが所定の要件(入札要件A~D)を満たす場合に入札を受け入れる(図12参照)。打消し入札の審査では、本人(約定済み入札の入札者)以外による不正な打消し入札(転売又は買戻し)が拒絶される。また、約定範囲を超える打消し入札(転売又は買戻し)、及び約定済み入札で禁止された打消し入札も拒絶される。
上記所定の要件(入札を受け入れる要件)は、入札要件A~Dに限られず、適宜変更可能である。たとえば、入札要件D(図12のS25)が割愛されてもよい。また、転売のための打消し入札の審査において、打消し入札の入札価格が約定済み入札の入札価格以下であることが、入札要件として追加されてもよい。こうした要件によって、利益を得る目的での転売が禁止されてもよい。
図4に示したプロシューマD1では、太陽光パネル110(太陽光発電設備)で発電された電力を蓄電する蓄電装置として車載バッテリが用いられている。しかしこれに限られず、プロシューマD1(図1)は、太陽光発電設備で発電された電力を蓄電する蓄電装置として、定置式の蓄電装置を所有してもよい。
上記実施の形態では、車両と車両エージェントとが直接通信せず、モバイル端末を介して両者が通信する。しかし、こうした形態には限られない。車両は、移動体通信網(テレマティクス)にアクセス可能な無線通信機(たとえば、DCM(Data Communication Module))を備え、車両エージェントと直接的に無線通信してもよい。また、車両はEVSEを介して車両エージェントと通信してもよい。
上記実施の形態では、ユーザ端末としてモバイル端末を採用している。しかしこれに限られず、ユーザに帰属する任意の端末をユーザ端末として採用できる。たとえば、ユーザ端末は車載端末(たとえば、ナビゲーションシステム)であってもよい。
上記実施の形態では、個人が所有する車両(POV)について言及した。しかしこれに限られず、POVに代えてMaaS(Mobility as a Service)車両が採用されてもよい。MaaS車両は、MaaS事業者が管理する車両である。
車両は、内燃機関を備えないBEVに限られず、内燃機関を備えるPHEV(プラグインハイブリッド車)であってもよい。車両は、乗用車に限られず、バス又はトラックであってもよい。車両は、非接触充電可能に構成されてもよい。車両は、自動運転可能に構成されてもよいし、飛行機能を備えてもよい。車両は、無人で走行可能な車両(たとえば、ロボタクシー、無人搬送車(AGV)、又は農業機械)であってもよい。
上記実施の形態では、車両エージェントがクラウド上に設けられている。しかしこれに限られず、車両エージェントの機能の少なくとも一部は、オンプレミスサーバ、車両、又はモバイル端末に実装されてもよい。
電力系統PGは、大規模な交流グリッドに限られず、マイクログリッドであってもよいし、DC(直流)グリッドであってもよい。車両は、直流電力用の充電器又は充放電器を備えてもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100A,100B 家屋、110 太陽光パネル、141 分電盤、142 電力負荷、143 スマートメータ、150A,150B EVSE、152 充電ケーブル、200 車両、210 インレット、220 充電器、230 バッテリ、240 モータ、250 ECU、300 モバイル端末、500 車両エージェント、510 情報収集エージェント、520 予測エージェント、521 価格予測部、522 電力予測部、530 入札エージェント、531 判断部、532 生成部、533 入札部、PF 電力取引プラットフォーム、PG 電力系統、T11~T13,T21~T23 タグ。

Claims (10)

  1. 電力取引コンピュータと、前記電力取引コンピュータに対して入札を行なう入札コンピュータとを含む電力取引システムであって、
    前記電力取引コンピュータは、前記入札コンピュータによる入札が約定した場合に、約定済み入札の入札データを前記入札コンピュータへ送るように構成され、
    前記入札コンピュータは、
    所定フォーマットの入札データを前記電力取引コンピュータへ送ることにより電力取引の入札を行なう入札部と、
    前記約定済み入札の入札データに含まれる所定情報を転記して、前記約定済み入札を打ち消すための打消し入札の入札データを生成する生成部と、
    を含み、
    前記所定情報は、取引に係る電力の属性を示す属性情報を含み、
    前記電力取引コンピュータには、電力系統に電気的に接続可能なリソースを保有する複数のユーザが登録されており、
    前記入札コンピュータは、前記電力取引コンピュータに登録されたユーザごとに設けられ、
    前記電力取引は、前記電力系統を通じて送配電される電力の売買であり、
    前記生成部は、前記電力系統に関する同時同量のインバランスを解消するための前記打消し入札の入札データを生成するように構成され、
    前記電力取引の約定後、電力を売ったユーザの前記リソースは、当該ユーザが売った電力を前記電力系統へ出力し、電力を買ったユーザの前記リソースは、当該ユーザが買った電力を前記電力系統から受電する、電力取引システム。
  2. 前記所定フォーマットの入札データは、入札価格と、入札量とを含み、
    前記生成部は、前記打消し入札の入札量が前記約定済み入札の入札量を超えないように、前記打消し入札の入札データを生成する、請求項1に記載の電力取引システム。
  3. 前記約定済み入札は買い入札であり、前記打消し入札は売り入札である場合、前記生成部は、前記打消し入札の入札価格が前記約定済み入札の入札価格よりも安くなるように、前記打消し入札の入札データを生成する、請求項2に記載の電力取引システム。
  4. 前記約定済み入札は売り入札であり、前記打消し入札は買い入札である場合、前記生成部は、前記打消し入札の入札価格が前記約定済み入札の入札価格よりも高くなるように、前記打消し入札の入札データを生成する、請求項2に記載の電力取引システム。
  5. 前記属性情報は、取引に係る電力の発電方式を示し、
    前記入札コンピュータは、買い入札のための入札データにおいて、個人の識別情報を用いて託送元を指定するように構成され、
    前記入札コンピュータは、売り入札のための入札データにおいて、個人の識別情報を用いて託送先を指定するように構成される、請求項1~4のいずれか一項に記載の電力取引システム。
  6. 前記電力取引コンピュータは、前記入札コンピュータから入札データを取得した場合に、入札を受け入れるか否かの審査を実行するように構成され、
    前記電力取引コンピュータは、前記打消し入札に関する前記審査において、取得した前記入札データが所定の要件を満たす場合に入札を受け入れるように構成され、
    前記所定の要件は、前記約定済み入札の入札者と前記打消し入札の入札者とが一致することを含む、請求項1~のいずれか一項に記載の電力取引システム。
  7. 前記所定の要件は、
    前記約定済み入札と前記打消し入札とで電力の受渡し期間が一致することと、
    前記打消し入札の入札量が前記約定済み入札の入札量を超えないことと、
    をさらに含む、請求項に記載の電力取引システム。
  8. 前記電力取引コンピュータは、前記打消し入札を受け入れる旨判定した場合に、前記打消し入札の入札データに基づいて前記約定済み入札を打ち消す電力取引を実行し、その電力取引のトランザクションをブロックチェーン台帳に記録する、請求項6又は7に記載の電力取引システム。
  9. 前記入札コンピュータは、対応するユーザに関して、
    時間帯ごとの消費電力量及び発電量を予測し、
    予測された前記消費電力量及び前記発電量によって示される需給計画値と、需給実績値との差分が、所定の許容範囲以内であるか否かを判断し、
    前記差分が前記所定の許容範囲を超える場合には、前記打消し入札、又は前記打消し入札ではない新規入札を実行する
    ように構成される、請求項1~8のいずれか一項に記載の電力取引システム。
  10. 前記入札コンピュータは、前記打消し入札を行なうと判断した場合に、
    当該打消し入札によって打ち消す約定済み入札を選択し、
    当該打消し入札の入札量及び入札価格を決定し、
    決定された前記入札量及び前記入札価格を記載するとともに、選択された前記約定済み入札の入札データから前記所定情報を転記することにより、当該打消し入札の入札データを生成し、
    生成された前記打消し入札の入札データを前記電力取引コンピュータへ送る
    ように構成され、
    前記所定情報は、前記属性情報に加えて、前記約定済み入札の識別情報と、入札者の識別情報と、電力の受渡し期間とをさらに含む、請求項9に記載の電力取引システム。
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