JP7580943B2 - 撮像装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
撮像素子101は、レンズ群108により集光された光束を受光して電気的な画像信号に変換する。撮像素子101は、電気的な画像信号に変換する感度(受光感度)を変更することができ、受光感度(ISO感度)によって光量を調節することができる。
シャッター106は、先幕、後幕の2種類のシャッターで構成されている。撮影開始時に先幕を走行させて撮像素子101を露光させ、撮影完了時に後幕を走行させて撮像素子101を遮光する。また、シャッター106は、走行速度(シャッタースピード)に応じて撮像素子101への光量を調節することができる。なお、シャッター106は、物理的な機構に限られず、撮像素子101を電子制御する構成であってもよい。
絞り駆動部111は、撮影レンズ制御部112により指示された絞り位置に絞り110を駆動させる。
撮影レンズ制御部112は、絞り駆動部111を制御することで絞り110の絞り量(絞り数値)を変更する。撮影レンズ制御部112は、光量と光束を調節することができる。また、撮影レンズ制御部112は、レンズ駆動部109を制御することでレンズ群108の位置を変更する。撮影レンズ制御部112は、被写体からの光束の収束状態を変更することができる。
記録部114は、信号処理部102から取得した画像信号を静止画または動画として記録する。
通信部116は、図示しない有線接続部や無線アンテナを介した他のカメラやネットワーク機器との通信処理を制御する。通信部116は、撮像装置制御部105の指示によって通信用のデータ変換や通信データの送受信等を行う。
発光装置制御部122は、発光部121の発光量や発光タイミング、発光に必要な充電等を制御する。発光装置制御部122は、撮像装置制御部105の指示やユーザ設定に基づいて撮影時に発光部121を制御する。
撮影システム200は、カメラ100と同じ構成のマスタカメラ201とクライアントカメラA~C(202~204)(以下、クライアントカメラ202~204という)を無線LANにより通信可能に接続することで構成される。なお、接続は有線LANであってもよく、その場合にはマスタカメラ201とクライアントカメラ202~204との間に図示しない中継器を設けて接続を行う。また、本実施形態ではクライアントカメラ202にのみストロボ120と同じ構成のストロボ205が装着され、マスタカメラ201およびクライアントカメラ203、クライアントカメラ204はストロボが装着されていない。また、マスタカメラ201およびクライアントカメラ202~204は通信可能であって、接続時にカメラ内時刻の同期を随時行う。
まず、第1の実施形態について説明する。本実施形態では、マスタカメラ201の操作部113から出力されるSW1信号を発光可否情報の取得・要求のトリガとし、操作部113から出力されるSW2信号を発光有無の通知のトリガとする。
S101では、撮像装置制御部105は、操作部113からのSW1信号を検出したか否かを判定する。SW1信号を検出した場合にはS102に進む。
S105では、撮像装置制御部105は、S102で取得したマスタカメラ201とクライアントカメラ202~204の露光タイムラグに基づき、露光開始時刻である露光タイミングを算出する。
S107では、撮像装置制御部105は、S103で判定した発光有無情報が発光有りであるか否かを判定する。発光有りの場合にはS108に進み、発光無しの場合にはS110に進む。
S110では、撮像装置制御部105は、露光準備を行い、S105で算出した露光タイミングに基づいて露光を開始する。
S201では、撮像装置制御部105は、マスタカメラ201からの要求を受信したか否かを判定する。S102で送信された要求を受信した場合にはS202に進む。
S204では、撮像装置制御部105は、マスタカメラ201から送信された同期撮影に関する情報に含まれる発光有無情報が、発光有りであるか否かを判定する。発光有りである場合にはS205に進み、発光無しである場合にはS207に進む。
S207では、撮像装置制御部105は、露光準備を行い、マスタカメラ201から送信された同期撮影に関する情報に含まれる露光タイミングに基づいて露光を開始する。
図5(a)は、シャッタースピードが同調速度と同じである場合を示す図である。この場合、ストロボはシャッター先幕が完全に開いてからシャッター後幕が閉じ始めるまでの時間(シャッター全開時間)に発光の開始・終了が可能である。したがって、シャッタースピードを変更する必要がない。
図5(c)は、シャッタースピードが同調速度よりも速い場合を示す図である。この場合、ストロボはシャッター全開時間内に発光の開始・終了が不可能であるために、撮影画像に露光ムラが生じる可能性がある。したがって、シャッター全開時間内にストロボの開始・終了が収まるようにシャッタースピードを同調速度に合わせて設定する。
また、本実施形態によれば、撮像装置制御部105は、既に設定されているシャッタースピードが同調速度よりも速い場合に、シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定する。したがって、露光ムラが発生するおそれがある場合にシャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定して、一律には設定しないことで処理を簡素化することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態では、マスタカメラ201の操作部113から出力されるSW1信号を発光可否情報の取得・要求のトリガとし、操作部113から出力されるSW2信号を発光・同調有無の通知のトリガとする。
S301では、撮像装置制御部105は、操作部113からのSW1信号を検出したか否かを判定する。SW1信号を検出した場合にはS302に進む。
S305では、撮像装置制御部105は、S302・S303で取得・判定したマスタカメラ201とクライアントカメラ202~204の上記各条件での露光タイムラグと同調有無情報に基づき、露光開始時刻である露光タイミングを算出する。具体的には、撮像装置制御部105は、同調有無情報が同調無しの場合にはシャッタースピードを既に設定されている設定値とした場合の露光タイムラグを算出する。一方、撮像装置制御部105は、同調有無情報が同調有りの場合にはシャッタースピードを同調速度に設定した場合の露光タイムラグに基づいて露光タイミングを算出する。
S307では、撮像装置制御部105は、S303で判定した同調有無情報が同調有りであるか否かを判定する。同調有りの場合にはS308に進み、同調無しの場合にはS311に進む。
S310では、撮像装置制御部105は、S309でのシャッタースピードの設定に伴い、絞りやISO感度といった露出制御量を再演算して再設定を行う。ここでは、露出がシャッタースピードを設定することにより変化しないように露出制御量を再演算することで露出調整を行う。この処理については、図8を参照して後述する。
S311では、撮像装置制御部105は、露光準備を行い、S305で算出した露光タイミングに基づいて露光を開始する。
S401では、撮像装置制御部105は、マスタカメラ201からの要求を受信したか否かを判定する。S302で送信された要求を受信した場合にはS402に進む。
S404では、撮像装置制御部105は、マスタカメラ201から送信された同期撮影に関する情報に含まれる同調有無情報が、同調有りであるか否かを判定する。同調有無情報が同調有りである場合には同調が必要でありS405に進み、同調無しである場合にはS408に進む。
S407では、撮像装置制御部105は、S406でのシャッタースピードの設定に伴い、絞りやISO感度といった露出制御量を再演算して再設定を行う。ここでは、露出がシャッタースピードの再設定により変化しないように露出制御量を再演算することで露出調整を行う。この処理については、図8を参照して後述する。
S408では、撮像装置制御部105は、露光準備を行い、S403でマスタカメラ201から受信した露光タイミングに基づいて露光を開始する。
なお、図8では、ISO感度を固定して絞り数値を演算する場合について説明したが、ISO感度および絞り数値の少なくとも何れかを露出制御量を変更するようにしてもよい。この場合でも、同様に露出調整を行い、露光タイムラグに影響を及ぼす可能性がある場合は上記露光タイムラグの取得を行う。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するプログラムをネットワークまたは各種記録媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、該プログラムおよび該プログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。
本実施形態ではS106において送信する同期撮影に関する情報は、撮影指示、露光タイミング、発光有無情報の少なくとも何れかの情報が含まれていればよく、含まれていない情報は異なるタイミングで送信してもよい。また、S306において送信する同期撮影に関する情報は、撮影指示、露光タイミング、発光有無情報、同調有無情報の少なくとも何れかの情報が含まれていればよく、含まれていない情報は異なるタイミングで送信してもよい。
本実施形態では、撮像装置が一眼レフタイプのデジタルカメラである場合について説明したが、この場合に限られず、撮像装置がコンパクトタイプのカメラやスマートフォン等であってもよい。
Claims (17)
- 他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影が可能な撮像装置であって、
前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合には、シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定する設定手段と、
前記設定手段によりシャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定する前に、絞り数値およびISO感度の少なくとも何れかの露出制御量を再設定した場合の露光タイムラグを予測して演算する演算手段と、を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記設定手段は、
前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合であって、かつ既に設定されているシャッタースピードが同調速度よりも速い場合に、シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記設定手段は、
前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合であっても、既に設定されているシャッタースピードが同調速度よりも速くない場合には、既に設定されているシャッタースピードを維持することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記設定手段は、
前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合であって、かつ既に設定されているシャッタースピードが同調速度よりも速い場合には、シャッタースピードを同調速度と同じ値に設定することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記設定手段は、
シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定した場合には、絞り数値およびISO感度の少なくとも何れかの露出制御量を再設定することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合に、前記他の撮像装置がシャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定するために、前記他の撮像装置に対してストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を送信する第1の送信手段を有することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記第1の送信手段は、
前記他の撮像装置から受信したストロボ発光が可能であるか否かを示す情報に基づいて、前記他の撮像装置に対してストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を送信することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。 - 前記第1の送信手段は、
前記他の撮像装置のうち少なくとも1つの撮像装置からストロボ発光が可能であることを示す情報を受信することにより前記他の撮像装置に対してストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を送信することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。 - 前記第1の送信手段は、
ユーザからの撮影指示に応じて、前記他の撮像装置に対してストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を送信することを特徴とする請求項6ないし8の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の送信手段は、
前記他の撮像装置に対して撮影指示の情報および露光タイミングの情報の少なくとも何れかの情報を送信することを特徴とする請求項6ないし9の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1の送信手段による送信の前に、前記他の撮像装置に対してストロボ発光が可能であるか否かを問い合わせる情報を送信する第2の送信手段を有することを特徴とする請求項6ないし10の何れか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2の送信手段は、
ユーザからの撮影準備指示に応じて、前記他の撮像装置に対してストロボ発光が可能であるか否かを問い合わせる情報を送信することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。 - 前記設定手段は、
前記他の撮像装置からストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を受信することに応じて、シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定することを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載の撮像装置。 - 前記他の撮像装置からストロボ発光による同期撮影をすることを示す情報を受信する前に、前記他の撮像装置に対して自身がストロボ発光が可能であるか否かを示す情報を送信する送信手段を有することを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
- 他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、
前記他の撮像装置との間でストロボ発光による同期撮影をする場合には、シャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定する設定ステップと、
前記設定ステップによりシャッタースピードをストロボ発光による同期撮影が可能な値に設定する前に、絞り数値およびISO感度の少なくとも何れかの露出制御量を再設定した場合の露光タイムラグを予測して演算する演算ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1ないし14の何れか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項1ないし14の何れか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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| JP2020092145A JP7580943B2 (ja) | 2020-05-27 | 2020-05-27 | 撮像装置、その制御方法およびプログラム |
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| JP2021190757A JP2021190757A (ja) | 2021-12-13 |
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| JP2004126288A (ja) | 2002-10-03 | 2004-04-22 | Casio Comput Co Ltd | カメラ、撮影方法及びプログラム |
| WO2005078529A1 (ja) | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Nikon Corporation | カメラシステム |
| JP2009033668A (ja) | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Panasonic Corp | 撮影装置、ストロボ装置及び撮影方法 |
| JP2016058995A (ja) | 2014-09-12 | 2016-04-21 | カシオ計算機株式会社 | 撮像装置、撮像制御方法及びプログラム |
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