JP7561588B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
吸収性物品には種々の形態が存在するものの、介護用には、アウターとしてのテープ止めタイプ、パンツタイプ等の紙おむつと、インナーとしての尿取りパッド等のパッド製品とを組み合わせて装着するのが主流である。そして、体液の排泄があったときは、アウターが汚れない限りインナーのみを交換し、アウターは1日から最大3日間ほど使用することが経済性から一般的となっている。従来から、このようなアウターとインナーとの組み合わせについて、種々の提案がなされている。
特許文献1には、アウターとしての吸収性物品と、インナーとしての補助吸収体とを併用したときに、装着者が排泄した尿等の体液を良好に受け止め、体液の横漏れを防止することを目的として、トップシートとバックシートとこれらの間の吸収体とを備えるインナー用吸収性物品において、吸収体肌側面の幅方向両側を長さ方向に延びて幅方向外方に傾斜する第1フラップと、第1フラップの幅方向外方を長さ方向に延びる第2フラップとを更に備え、第1フラップは、吸収体肌側面から立ち上がる起点である第1基部と、立ち上がった先端である第1自由端と、第1基部と第1自由端との間に長さ方向に配設された第1弾性部材とを有し、第2フラップは、吸収体肌側面から立ち上がる起点である第2基部と、立ち上がった先端である第2自由端と、第2基部と第2自由端との間に長さ方向に配設された第2弾性部材とを有し、幅方向一端側の第1基部と幅方向他端側の第1基部との間を長さ方向に配設された第3弾性部材を更に有し、吸収性物品が開示されている。
特許文献2には、別体のインナー用吸収性物品と組み合わせて一定期間使用できる耐久性と、単独でも使用できる吸収性能とを併せ持つアウター用吸収性物品の提供を目的として、トップシートと、バックシートと、これらの間に配置された吸収体とを備えるアウター用吸収性物品において、セカンドシートを更に備え、セカンドシートはトップシートと吸収体との間に配置され、ホットメルト接着剤で吸収体肌側面に固定され、熱エンボス加工でトップシート非肌側面に固定された吸収性物品が開示されている。
特開2016-209124号公報 特開2012-61237号公報
比較的重度な被介助者は寝て過ごす時間が多く、同一の体勢で長時間過ごすと褥瘡等の肌ダメージに繋がるため、これを防止するため介助つきの体勢変換を適時行っている。横向き寝の場合、長さ方向に長く幅方向に短い一般的な吸収性物品の形状では、吸収に用いられる吸収体の距離が短く面積が狭くなり、比較的早く脚周りに尿が到達し横モレやお尻脇モレに至る事例が後を絶たない。吸収性物品の吸収量を実使用で最大限活かすべく、長さ方向の体液拡散性を向上させるために縦長の吸収体スリットや立体的なトップシートの凹凸等、様々な提案がなされているが、未だ解決したとは言いがたい。
本発明者は、横向き寝をしたときに、前述のような横モレ、お尻脇モレ等のモレが発生する原因について鋭意研究を重ねた結果、アウター用吸収性物品にインナー用吸収体を装着するときに、主にインナー用吸収性物品の表面及び/又は表層に横方向(幅方向)や斜め方向に延びる折り目やシワが形成されやすくなり、このような折り目やシワを伝って体液が漏れ出すとの知見を得た。本発明者は、この知見に基づいて、アウター用吸収性物品にパッド製品等のインナー用吸収性物品を装着するときに、前述の横方向(幅方向)に延びる折り目やシワがインナー用吸収性物品の表面及び表層等に形成されるのを抑制する手法について更に研究を重ねた。
なお、特許文献1に記載のアウター用吸収性物品、及びインナー用吸収性物品は、横向き寝の、吸収に用いられる吸収体の距離が短く面積が狭くなるという点は十分に考慮されていない。このため、1日の大半を寝て過ごす比較的重度な被介助者の横モレやお尻脇モレを十分防止するには至っていない。また、体勢変換の振動による、インナー用吸収性物品のズレの発生も十分に抑制できない。一方、特許文献2では、アウター用吸収性物品の耐久性や吸収性能は向上するものの、横向き寝の吸収体の距離が短く面積が狭くなる点は考慮されていないため、横向き寝による横漏れやお尻脇モレの抑制には至っておらず、また、体勢変換によるインナー用吸収性物品のズレを十分に抑制することはできない。
本発明の目的は、幅方向よりも長さ方向の体液拡散性を高め、横向き寝をしても横モレ及びお尻脇モレが防止された吸収性物品を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、起毛面を有する親水性不織布と、該起毛面に固着担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートとを含む複数の吸収性シートを、親水性不織布の目付、高吸収性ポリマーの目付、幅方向寸法を同じに設定した上で、幅方向に略等間隔で並べて吸収体とすることにより、トップシート肌側面に所定の凹凸が形成され、該凹凸が横方向(幅方向)に延びる折り目やシワの発生を顕著に抑制し、所望の吸収性物品が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は下記の吸収性物品を提供する。
(1)液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、前記トップシート肌側面に幅方向に対になるように配置された立体ギャザーとを備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、幅方向に略同一の間隔をあけて並べて配置された、長さ方向に伸びる複数本の吸収性シートを含み、
前記吸収性シートは、肌側面を起毛した親水性不織布と、前記親水性不織布の起毛面に担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートと、を備え、
前記各吸収性シートは、前記親水性不織布の目付が60g/m以上150g/m以下であり、前記高吸収性ポリマーの目付が60g/m以上390g/m以下であり、幅方向寸法が15mm以上50mm以下であり、長さ方向寸法が300mm以上900mm以下であり、
前記親水性不織布は、単層のエアスルー不織布で又は複数層のエアスルー不織布を厚さ方向に重ねて構成され、
前記吸収性シートの幅方向寸法(W)と幅方向の間隔寸法(D)との比(D/W)が0.5以上2.0以下であり、
複数の前記吸収性シートは、前記親水性不織布の前記目付、前記高吸収性ポリマーの前記目付、前記幅方向寸法がそれぞれ同じである、吸収性物品。
(2)前記吸収体の長さ方向両端部のサイドパネル部の肌側面に接合され、前記吸収体とは別体として設けられ、ウエスト周りの締め付けを緩衝しつつ体液を吸収するクッション性のあるサイド緩衝域吸収性シートをさらに備え、
前記サイド緩衝域吸収性シートは、肌側面を起毛した親水性不織布と、前記親水性不織布の起毛面に担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートとを備える、上記(1)の吸収性物品。
(3)前記親水性不織布の目付が40g/m以上90g/m以下であり、高吸収ポリマーの目付が50g/m以下である、上記(2)の吸収性物品。
本発明によれば、幅方向よりも長さ方向の体液拡散性が高まり、横向き寝をしても横モレ及びお尻脇モレが防止された吸収性物品が提供される。
本発明の実施形態に係る吸収性物品の構成を示す模式図である。(a)は模式展開平面図、(b)は吸収体のみの模式断面図を示す。 図1に示す吸収性物品の幅方向の模式断面図である。(a)は図1に示すX-X切断線での幅方向の模式断面図、(b)は図1に示すX-X切断線での幅方向の模式断面図を示す。 吸収性シートの模式断面図である。(a)は幅方向の模式断面図、(b)は長さ方向の模式断面図を示す。 アウターとしての図1に示す吸収性物品と、インナーとしてのパッド型吸収性物品との組み合わせ例を示す模式図である。(a)は模式展開平面図、(b)は吸収性シートとパッド型吸収性物品の吸収体のみの積層構造を示す模式断面図、(c)は(a)のX-X切断線における幅方向模式断面図をそれぞれ示す。
本明細書において、吸収性物品の装着とは、体液の吸収前後を問わず、吸収性物品を身体に装着した状態をいう。吸収性物品において、長さ方向とは吸収性物品を身体に装着したときに装着者の股間部を介して身体の前後に亘る方向であり、幅方向とは長さ方向に対して直交する方向であり、厚さ方向とは各構成部材を積層する方向である。肌側面(又は肌面)とは、吸収性物品を装着したときに、装着者の肌に当接する表面及び肌を臨む表面であり、非肌側面(又は非肌面)とは、装着者の衣服に接触する表面又は衣服を臨む表面である。体液とは、尿や血液、軟便中の水分等の体内から体外に排出された液体をいう。
<吸収性物品>
以下、図面を参照しつつ、本実施形態の吸収性物品50について説明する。図1(a)は吸収性物品50を展開した肌側面の外観を示す模式平面図、図1(b)は吸収体20(吸収性シート90)のみを示す幅方向の模式断面図、及び吸収性物品50の要部の模式断面図である。これらの図面は吸収性物品50中の各構成部材の形状や寸法、大小関係等を規定するものではない。本実施形態の吸収性物品50は、アウターとして用いられるテープ止めタイプ紙おむつであり、図4に示すように、その肌側面にインナー用吸収性物品51が装着されることがある。吸収性物品50は、例えば、後述する外装部の肌側面で、トップシート10と、複数の吸収性シート90を含む吸収体20と、バックシート30と、1対の立体ギャザー40と、を備える吸収部を支持している。吸収性物品50の、長さ方向の寸法は、例えば、650mm以上1100mm以下の範囲である。
本実施形態によれば、所定の構造を有する吸収性シート90を幅方向に略等間隔で配置して吸収体20を構成することで、吸収体20の肌側に位置するトップシート10の肌側面に長さ方向に伸びる凹凸が形成される。この上に、パッド製品等のインナー用吸収性物品51を配置すると(図4)、本実施形態の凹凸がない通常の状態であれば自然装着により発生する横方向(幅方向)や斜め方向等への折り目、シワが長さ方向への体液拡散性を低下させ、横モレ、お尻脇モレ等のモレが発生し易くなる。しかしながら、本実施形態では、インナー吸収性物品51が前述の凹凸に沿う形で屈曲し、自然装着による斜め方向等の折り目、シワを長さ方向にいくらか矯正することで、横向き寝時の横方向へつたう体液を折り目、シワを通じて長さ方向へ拡散させ、横モレお尻脇モレ等を抑制することができる。
特に、体液吸収後は、高吸収性ポリマーの膨潤による不均一なシワが吸収性物品50やインナー用吸収性物品51に生じ、その不規則なシワの流れ方向による横方向の漏れやすい拡散の流れができる場合がある。しかしながら、本実施形態では設置したインナー用吸収性物品51に長さ方向へのシワが強制的に設けられやすいことで横方向への拡散を抑制し、長さ方向への拡散を促すことで広く吸収体20、25を活用しモレを抑えることができる。
さらに、サイドパネル64に設けたサイド緩衝域65(補助吸収性シート)により、起毛した不織布によるクッション性で締め付けの圧迫感を緩衝しながら、吸収体20、25で吸収し切れなかった体液を低密度配置した高吸収性ポリマーで吸収し、横モレを効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態では、後述するように、複数の吸収性シート90を吸収部の長さ方向一端部付近から他端部付近に延びて、幅方向に略等間隔に並ぶように配設することで、インナー用吸収性物品51等に、体液を幅方向(横方向)に導きやすい折り目やシワの発生を抑制することが可能な凹凸をトップシート10の表面に設けている。しかしながら、このような凹凸が前述の効果を示すことは、吸収性物品の研究に携わってきた本発明者にとっても予想外の結果であった。例えば、吸収性シート90の長さを、吸収部の長さ方向一端部付近から他端部付近までの長さの半分程度にした場合は、前述の折り目やシワの発生を十分に抑制することはできず、横モレやお尻脇モレ等が生じることがあった。
吸収性物品50は、吸収部と、吸収部を支持する外装部とを含む。外装部は、図1(a)に示すように、吸収性物品50の外形を構成するものであり、装着者の腹側部15に主に当接するように配される前身頃60と、装着者の背側部16に主に当接するように配される後身頃70と、前身頃60と後身頃70との間に介在して装着者の股間部17に主に当接するように配される股部80と、後身頃70の幅方向両端から外方に延出された一対のサイドフラップ62と、サイドフラップ62の幅方向途中部に固定され、幅方向両外方に延出された一対のサイドパネル64と、サイドパネル64の2股に分かれたつまみしろに配設された一対の締結手段64aと、前身頃60の長さ方向端部付近において幅方向中央付近に帯状に設けられ、吸収性物品50を装着するときに締結手段64aが固定されるターゲットテープ63と、を含む。吸収部は、主に股部80の肌側面に主に支持され、装着者の股間部17を身体の前後から覆う長さ方向に細長い形態を有している。本実施形態では、前身頃60から股部80を介して後身頃70に至る一体化した外装部により吸収性物品50を構成しているが、これに限定されず、前身頃60、及び後身頃70を別体とし、これらを吸収部により連結して一体化した吸収性物品50としてもよい。
前身頃60の幅方向の寸法は例えば380mm以上790mm以下の範囲であり、後身頃70の幅方向の寸法は例えば535mm以上1115mm以下の範囲であり、股部80の幅方向の寸法は例えば250mm以上320mm以下の範囲、又は270mm以上310mm以下の範囲である。前身頃60、後身頃70及び股部80の各寸法を上述の範囲に調整することで、インナー用吸収性物品の定着性を高め、かつ、圧迫感を抑制したテープ止めタイプの吸収性物品50が得られる。
以下、各構成部材について、前身頃60、後身頃70、股部80、サイドフラップ62、ターゲットテープ63、吸収部及びサイド緩衝域65の順で説明する。
<前身頃、後身頃及び股部>
前身頃60及び後身頃70は、吸収部の前側端部(腹側端部)及び後方端部(背側端部)に、それぞれ、不織布等を含む外装部素材により形成されたものである。また、股部80は、前身頃60と後身頃70との間に介在し、これらと同様に、不織布等を含む外装部素材により形成されたものである。
本実施形態では、前身頃60、後身頃70及び股部80は、それぞれ、着用者の非肌側に位置する外装不織布66と、着用者の肌側に位置するバックシートフィルム(不図示)と、を備える。外装不織布66及びバックシートフィルムからなる外装部素材を、吸収部が内側となるように吸収部の中心線で股部80を二つ折りにして、腹側部15及び背側部16の両側縁が接続される。これにより、外装不織布66は、伸縮性のウエスト開口部と、一対の脚開口部とを形成し、吸収性物品50を全体として着脱可能なパンツ状に構成する。そして、吸収性物品50を着用すると、腹側部15が着用者の腹側で腰部を覆い、背側部16が着用者の背側で腰部を覆う。
外装不織布66の内側には、例えば、バックシートフィルム(不図示)が積層されており、前身頃60、後身頃70及び股部80の強度を高めている。外装不織布66には、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる繊維を含む不織布を使用できる。該不織布の具体例としては、例えば、サーマルボンド不織布、エアスルー不織布、スパンボンド不織布等が挙げられる。これらの中でも、エアスルー不織布、スパンボンド不織布等が好ましい。不織布の坪量は、例えば、15g/m以上40g/m以下の範囲である。バックシートフィルムとしては樹脂フィルムを特に限定なく使用でき、例えば、ポリエチレンフィルム等が挙げられる。バックシートフィルムの坪量は、例えば、10g/m以上40g/m以下である。
<サイドフラップ及びターゲットテープ>
図1(a)に示すように、本実施形態の吸収性物品50は、バックシートの腹側部15及び背側部16の幅方向両側端部に形成された一対のサイドフラップ62と、背側部16の各サイドフラップ62の、幅方向の外側端部である、自由端側の幅方向側端部に設けられたサイドパネル64と、サイドパネル64の幅方向の外側端部である、自由端側の幅方向側端部に設けられた2つの締結手段64aとを有している。吸収性物品50は、サイドフラップ62、サイドパネル64及び締結手段64aを有しない実施形態をも包含する。また、サイドパネル64と締結手段64aとは、別々の部材により形成されたものでも、両者が一体となって形成されたものでもよい。また、本実施形態において、一のサイドパネル64上の2つの締結手段64aは、吸収性物品50の長さ方向に沿って離間して設けられていてもよい。締結手段64aとしては、腹側部15と背側部16とを締結するための面ファスナーを肌側面に構成するフック部材(フックテープ等)、メカニカルテープ等挙げられる。更に、各締結手段64aの幅方向の外側端部の先端部には、2股に分かれたつまみしろを設けてもよい。
一方、腹側部15の衣類側表面には、面ファスナーを構成するループ部材で形成されたターゲットテープ63を設けてもよい。吸収性物品50を装着者に装着するときは、各締結手段64aが、ループ部材で構成されたターゲットテープ63に固定される。これにより、本実施形態の吸収性物品50をテープ止めタイプ紙おむつの構成とすることができる。ただし、これに限定されず、ウエスト部において前身頃60と後身頃70とを幅方向端部で連結し、パンツ状に一体化した吸収性物品50としてもよい。
サイドフラップ62の基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等からなる不織布が挙げられ、これらの基材を単独で、又は複数組み合わせてもよい。また、サイドパネル64及び締結手段64aの基材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等からなる樹脂フィルムや不織布が挙げられ、これらの基材を単独で、又は複数組み合わせてもよい。また、フック部材とは、面ファスナーを構成する部材のうち、フック状突起からなる部材を指し、ループ部材とは、フック部材と対を成す部材であって、ループ状に密集して起毛された部材を指す。面ファスナーは、このフック部材とループ部材とが対となって構成されている。吸収性物品50は、例えば、背側部16を着用者の背部にあてた状態で、腹側部15を着用者の腹部側に持っていき、締結手段64aをターゲットテープ63に締結することで、装着できる。
<吸収部>
吸収部は、図1(b)及び図1(c)に示すように、肌側から非肌側に向けて積層した、トップシート10、吸収体20、及びバックシート30を基本単位とするものである。本実施形態の吸収部は、トップシート10の肌側面の幅方向両端付近に、長さ方向に延びる一対の立体ギャザー40を有している。吸収部には、前述の立体ギャザー40、トップシート10と吸収体20との間に配置される、親水性不織布等からなるトランスファーシート等の公知の種々の改変を施すことができる。以下、トップシート10、吸収体20、吸収性シート90、バックシート30、及び立体ギャザー40の順に各部材の構成をさらに詳しく説明する。
<トップシート>
トップシート10は、吸収性シート90を構成する吸収体20に向けて体液を速やかに通過させる液透過性のシート状基材である。トップシート10は、着用者の肌に当接してもよいように、柔らかな感触で、肌に刺激を与えない基材が好ましい。該基材としては、例えば、親水性シート、同種又は異種の親水性シートの積層体である複合不織布、開口ポリエチレンフィルム等の開口性フィルム、ポリエチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡フィルム等が挙げられる。親水性シートとしては、例えば、ポリプロピレンやポリエチレン等の合成樹脂からなる合成繊維、レーヨン等の再生繊維、綿等の天然繊維等を用いて作製された、エアスルー不織布、サーマルボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布等が挙げられる。これらの中でも不織布が好ましく、トップシート10肌側面の吸収性シート90による凹凸を形成する観点から、エアスルー不織布、スパンボンド不織布等が好ましい。
トップシート10には、液透過性を向上させる観点から、エンボス加工や穿孔加工を表面に施してもよい。トップシート10は、肌への刺激を低減させる観点から、ローション、酸化防止剤、抗炎症成分、pH調整剤、抗菌剤、保湿剤等の1種又は2種以上を含有してもよい。トップシート10の坪量は、強度、加工性及び液戻り量の観点から、例えば、15g/m以上40g/m以下の範囲である。トップシート10の形状は特に制限されず、漏れがないように体液を反応性吸収性シート90及び吸収体20へと誘導するために必要とされる、吸収体20の一部又は全部を覆う形状であればよい。
<吸収体>
吸収体20は、その長さ方向の寸法(最大長さ)が、例えば、100mm以上800mm以下の範囲、150mm以上500mm以下の範囲、又は270mm以上500mm以下の範囲である。吸収体20の幅方向の寸法(最大幅)は、例えば、50mm以上500mm以下の範囲、60mm以上400mm以下の範囲、又は70mm以上105mm以下の範囲である。また、吸収体20の平面視形状が砂時計型である場合は、長さ方向寸法が180mm以上800mm以下の範囲、着用者の腹部及び背部にそれぞれ当接する腹側部及び背側部の幅方向寸法がともに60mm以上400mm以下の範囲であり、着用者の股間部に当接する股部の幅方向寸法が90mm以上250mm以下の範囲である。吸収体20の全面又は一部にエンボス加工を施してもよい。吸収体20の平面視形状としては、例えば、砂時計型、Iの字状、長方形、4角が丸まった角丸四角形、長円等が挙げられる。
吸収体20は、長さ方向に延びる複数の吸収性シート90を、幅方向に略等間隔に並べて構成したものである。この構成によれば、トップシート10の肌側面に長さ方向に延びる凹凸が形成され、この凹凸によって主にインナー用吸収体51の表面に形成される横方向(幅方向)や斜め方向の折り目やシワの発生が抑制され、長時間に亘って横向き寝をしていても横モレやお尻脇モレ等のモレが抑制される。
(吸収性シート)
吸収性シート90は、図3に示すように、肌側面に複数の起毛繊維11xを立設した親水性不織布11と、親水性不織布11(以下「基体不織布11」ともいう)の起毛面11aの複数の起毛繊維11x間に担持された高吸収性ポリマー12と、これらを包む親水性シート13(以下「包装シート13」ともいう)と、を含み、フラッフパルプ等の吸収性繊維を含まないものである。吸収性シート90は、例えば、基体不織布11の非起毛面11bを包装シート13の幅方向中央部に載置し、必要に応じて接着(例えばホットメルト接着剤による接着)し、包装シート13の幅方向の両端部を折り曲げてC折りし、基体不織布11の高吸収性ポリマー12を固着担持させた起毛面11aの上方で重ね合わせることにより作製できる。包装シート13の重ね合わせた部分はホットメルト接着剤で接着してもよい。ここで、親水性不織布11は、単層のエアスルー不織布で構成されるか、又は複数層のエアスルー不織布を厚さ方向に重ねて構成される。吸収性シート90は、厚さ方向において、立体ギャザー40と重なる位置に配置されていてもよい。また、吸収性シート90の本数は特に限定はなく、吸収性シート90の幅方向寸法等に応じて適宜選択されるが、例えば、2本以上20本以下の範囲、又は3本以上10本以下の範囲である。
吸収性シート90において、基体不織布11の目付は60g/m以上150g/m以下の範囲又は70g/m以上90g/m以下の範囲であり、高吸収性ポリマー12の目付は60g/m以上390g/m以下の範囲又は80g/m以上320g/m以下の範囲であり、幅方向寸法は15mm以上50mm以下の範囲又は20mm以下又は40mmの範囲であり、長さ方向寸法は300mm以上900mm以下の範囲又は420mm以上830mm以下の範囲である。吸収性シート90の親水性不織布11及び高吸収性ポリマー12の各目付、幅方向寸法及び長さ方向寸法を前述の範囲に設定することにより、柔らかな肌触り、フィット感、装着感を維持しながら、アウター用の吸収性物品50やインナー用吸収性物品51の各肌側面に、幅方向(横方向)の体液の流れを促すようなシワや折れの発生を抑制し、長時間に亘って横向き寝をしていても横モレ、お尻脇モレ等の体液漏れを十分に防止でき、また、体勢変換するときの振動によるインナー用吸収性物品51のズレを防止できる。以上の効果をより確実に発揮させる観点から、本実施形態では、複数の吸収性シート90の基体不織布11の目付、高吸収性ポリマー12の目付、幅方向寸法をそれぞれ同じに設定している。
また、吸収性シート90の幅方向寸法(W)と、吸収性シート90間の幅方向の間隔寸法(D)との比(D/W比)は、0.5以上2.0以下の範囲又は0.8以上1.4以下の範囲である。D/W比が0.5未満であるか又は2.0を超えると、アウター用吸収性物品50にインナー用吸収性物品を装着したときに、幅方向(横方向)に延びて、体液の横モレ等を促す折り目やシワが発生し易くなる傾向がある。
以下、吸収性シート90を構成する各部材について説明する。
(基体不織布)
親水性不織布である基体不織布11は、装着者の肌を臨む肌側面が起毛面11aになり、非肌面が非起毛面11bになる。起毛面11aには複数の起毛繊維11xが立設され、複数の起毛繊維11x間には高吸収性ポリマー12が固着担持され、体液吸収層を形成する。起毛面11aに立設された複数の起毛繊維11xは、基体不織布11の表面に毛羽立ち加工等の起毛加工を施すことにより、形成される。基体不織布11の複数の起毛繊維11xにより、不織布本来の嵩高さに加えて、吸収性シート90に適度な厚さとやわらかさが付与され、良好なクッション性が発生し、着用時のフィット感が向上する。また、基体不織布11を起毛させると、起毛繊維11x間に高吸収性ポリマー12を分散させて固着担持させることができる。基体不織布11の片側表面11aを起毛させる方法としては、回転ノコ刃、ニードルパンチ等を用いる方法が挙げられ、インラインでの生産性やコストの観点から回転ノコ刃を用いる方法が好ましい。基体不織布11としては単層又は複層のエアスルー不織布が用いられる。
基体不織布11における起毛の程度は特に限定されず、目視で起毛を確認できればよいが、例えば、起毛の程度としての起毛率が5%以上90%以下の範囲、又は8%以上80%以下の範囲である。起毛率とは、起毛加工による基体不織布11の厚さの増加率を意味する。起毛前の基体不織布11の厚さをT1、起毛後の基体不織布11の厚さをT2としたとき、起毛率(%)=[(T2―T1)/T1]×100である。厚さT1、T2は、ハイトゲージ((株)ミツトヨ製)を用いて無荷重下で測定される。また、基体不織布11の非起毛面11bでも、繊維を起毛させてもよい。
基体不織布11の厚さは特に限定されないが、着用感及び吸収性能のバランスの観点から、0.3mm以上11.0mm以下の範囲、0.5mm以上5.0mm以下の範囲又は0.5mm以上2.0mm以下の範囲である。また、基体不織布11として用いられる(特に単層として用いられる)エアスルー不織布の坪量は、35g/m以上120g/m以下の範囲である。好ましい実施形態では、エアスルー不織布を構成する繊維の太さが1.6dtex以上14dtex以下の範囲、1.8dtex以上9.0dtex以下の範囲又は2.0dtex以上6.0dtex以下の範囲である。エアスルー不織布を構成する繊維の太さを上述の範囲に調整することにより、エアスルー不織布の起毛繊維11x間に高吸収性ポリマー12を分散させて固着担持させやすくなり、起毛面11aにおける高吸収性ポリマー12の均一分散性が向上する。
(高吸収性ポリマー)
吸収性シート90における高吸収性ポリマー12の目付は前述したとおりである。高吸収性ポリマー12としては、体液を吸収し、かつ、逆流を防止できるものであれば特に制限はなく、ポリアクリル酸塩、ポリアスパラギン酸塩、(デンプン-アクリル酸)グラフト共重合体、(アクリル酸-ビニルアルコール)共重合体、(イソブチレン-無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物等が挙げられる。これらの中でも、重量当たりの吸収量の観点から、ポリアクリル酸塩が好ましく、ポリアクリル酸アルカリ金属塩がより好ましく、ポリアクリル酸ナトリウムが更に好ましい。高吸収性ポリマーは、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
高吸収性ポリマー12は、例えば、粒子状、繊維状等の形態で用いられるが、取扱い易さ等の観点から好ましくは粒子状で用いられる。このとき、粉体としての流動性が悪い微粉末の高吸収性ポリマー12の使用を避け、中位粒子径を有する高吸収性ポリマー12を用いることにより、吸収に関する基本性能を高め、かつ、吸収体20が硬くなることにより発生するごつごつとした触感を低減することができる。高吸収性ポリマー12の中位粒子径は、例えば、50μm以上600μm以下の範囲又は100μm以上500μm以下の範囲である。
高吸収性ポリマー12を基体不織布11の起毛面11aに立設された複数の起毛繊維11x間に固着担持するには、例えば、ホットメルト接着剤が用いられる。ホットメルト接着剤としては、融点が100℃以上180℃以下のものを特に限定なく使用でき、例えば、スチレン-ブタジエン-スチレン系共重合体、スチレン-イソプレン-スチレン系共重合体等の合成ゴム系ホットメルト接着剤、エチレン-酢酸ビニル共重合体等のオレフィン系ホットメルト接着剤等が挙げられる。ホットメルト接着剤の塗布方法としては、ノズルから溶融状態のホットメルト接着剤を非接触式で塗布するカーテンコート法やスパイラル法、接触式で塗布するスロット法等、公知の方法が利用できる。ホットメルト接着剤の含有量は、高吸収性ポリマーの吸収性及び装着時の肌触りを損なわない観点から、例えば10g/m以下の範囲である。
(包装シート)
包装シート13は親水性シートであり、基体不織布11及び体液吸収層の全体を包む。
包装シート13は、例えば、体液吸収層全体に体液をほぼ均一に拡散させ、体液吸収層からの高吸収性ポリマー12の脱落を防止する。包装シート13を構成する親水性シートとしては、この分野で常用されるものをいずれも使用でき、例えば、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、エアレイド不織布、エアスルー不織布、パルプ含有不織布等の親水性不織布、ティシュペーパー、吸収紙等が挙げられる。親水性不織布の中でも、サーマルボンド不織布、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、パルプ含有不織布等の親水性不織布がより好ましく、エアスルー不織布、パルプ含有不織布、スパンボンド不織布等がさらに好ましい。また、包装シート13の厚さは0.10mm以上0.25mm以下の範囲、坪量は5g/m以上40g/m以下の範囲である。
<バックシート>
バックシート30は、吸収体20が保持する体液が衣類を濡らさないような液不透過性を備えた基材を用いて形成されればよく、該基材としては、例えば、樹脂フィルム、樹脂フィルムと不織布との積層体である複合シート等が挙げられる。複合シートに用いられる不織布としては、製法を特に限定せず、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等の単層不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布積層体、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布積層体等の複合不織布、これらの複合材料等が挙げられる。また、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンとポリプロピレンの複合フィルム等が挙げられる。
バックシート30の坪量は、強度及び加工性の点から、例えば15g/m以上60g/m以下の範囲である。また、着用時の蒸れを防止するため、バックシート30には、通気性を持たせることが好ましい。バックシート30に通気性を備えさせるためには、例えば、基材の樹脂フィルムにフィラーを配合したり、バックシート30にエンボス加工を施したりすればよい。なお、フィラーとしては炭酸カルシウムを挙げることができ、その配合方法は、公知の方法を制限なく行うことができる。
<立体ギャザー>
立体ギャザー40は、例えば、吸収性物品50の着用者が排泄した体液の横モレを防止するために、吸収性物品50の幅方向両端付近で吸収性物品50の長さ方向に沿ってトップシート10の肌側面に固定される。立体ギャザー40は、弾性伸縮部材40aと、撥水性及び/又は防水性のシート部材40bと、を含む。
弾性伸縮部材40aは、シート部材40bの自由端(他端)付近に長さ方向に沿って配設され、該自由端に起立性を付与し、シート部材40bの自由端及びその近傍領域を着用者の体型に合わせて変形可能にする。シート部材40bは、本実施形態では幅方向一端(固定端)がバックシート30の肌側面の幅方向両端付近に固定され、幅方向途中部がトップシート10の肌側面の幅方向両端付近に固定され、幅方向他端が起立性を有する自由端である。シート部材40bの固定端(幅方向一端)の固定位置は、本実施形態に限定されず、例えば、バックシート30の非肌側面、内部に吸収体20を収納したトップシート10とバックシート30との各縁辺の全部又は一部接合体の肌側面又は非肌側面の幅方向両端付近、トップシート10の肌側面の幅方向両端付近等が挙げられる。なお、本実施形態の吸収性物品50のように、バックシート30の非肌側に外装不織布66を有する場合は、外装不織布66の肌側面等にシート部材40bの幅方向一端を固定してもよい。
シート部材40bは撥水性及び/又は防水性を有するシートであり、例えば不織布から構成される。第1シート部材用不織布としては、疎水性繊維にて形成された撥水性及び/又は防水性(液不透過性)の不織布を特に限定なく使用でき、例えば、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布積層体である複合不織布(SMS不織布)等が挙げられる。シート部材40bの坪量は、例えば、13g/m以上20g/m以下の範囲である。弾性伸縮部材40aとしては、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン等からなる、糸状、紐状、帯状のものを適宜使用することができる。
<サイド緩衝域>
本実施形態の吸収性物品50は、吸収部の長さ方向両端部の更に外側(すなわち吸収性物品50の長さ方向両端部付近)のサイド部の肌側面に、吸収体20とは別体として接合され、一部が吸収体20と厚さ方向に重なることがある、吸収体20よりも幅広のサイド緩衝域65を有していてもよい。サイド緩衝域65は、例えば、後述する構造によりクッション性を有し、ウエスト周りの締め付けを緩衝するとともに、吸収性シート90とほほ同じ構造を有し、吸収体20から体液が漏れ出してもこの体液を吸収することができる。さらに、サイド緩衝域65は、吸収性物品50の腹側部15の長さ方向端部及び/又は背側部16の長さ方向端部の剛性を高め、これらの部位の掴みやすさや着脱操作を向上させ、介助者でも装着者自身でも、吸収性物品50の位置合わせや、使用後に新しいインナー用吸収性物品51や吸収性物品50の取替操作性が一層向上する。
サイド緩衝域65は腹側部15及び/又は背側部16の外装不織布66とバックシートフィルムとの間に配置してもよく、また、吸収部におけるトップシート10、立体ギャザー40のシート部材40b及びバックシート30の長さ方向各端部を延出し、これらの延出された領域間に配置してもよい。また、サイド緩衝域65の平面視形状は特に限定されないが、掴み易さ等の観点から、例えば、長方形状、長円形状、楕円形状、円形状等が挙げられる。
サイド緩衝域65は、吸収性シート90と同じ構造を有している。すなわち、サイド緩衝域は、一方の表面が起毛面である親水性不織布と、起毛面の複数の起毛繊維間に担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートとを含んで構成される。ここで高吸収性ポリマー及び親水性シートとしては、吸収性シート90と同じものを同じように使用できる。親水性不織布としては、エアスルー不織布に限定されず、例えば、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布等の不織布や、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布積層体、スパンボンド不織布/メルトブロー不織布/スパンボンド不織布積層体等の複合不織布等を使用できる。親水性不織布の目付は、吸収性シート90の親水性不織布(基体不織布)11よりも低目付に設定することが好ましく、例えば40g/m以上90g/m以下の範囲である。また、高吸収ポリマーの目付は、親水性不織布のクッション性を重視して、例えば50g/m以下の範囲である。
図4は、吸収性物品50をアウター用紙おむつとして用い、インナー用のパッド製品である吸収性物品51との併用例を示している。吸収性物品50の肌側面に配置された吸収部の表面(凹凸を有するトップシート10肌側面)と、吸収性物品51のバックシート31非肌側面とが接触するように両者を装着すると、トップシート10の長さ方向に延び、幅方向に交互に凹凸を有するトップシート10肌側面が、吸収性物品50、51に体液を横方向(幅方向)に導く折り目やシワの発生を抑制するので、結果として横モレ、お尻脇モレ等の発生が防止される。
また、吸収性物品51は、トップシート24と、バックシート31と、これらの間に配置された吸収体25と、トップシート24の幅方向両端を長さ方向に延びるように設けられた立体ギャザー41とを含み、吸収体25が肌側吸収体25aと非肌側吸収体25bとの2層構造のものである。肌側吸収体25a及び非肌側吸収体25bは、共に、フラッフパルプ等の吸収性繊維と高吸収性ポリマーとを含むものである。吸収性物品51を併用すると、通常は体液を横方向(幅方向)に導く、幅方向に延びる折り目やシワが発生し易い。しかしながら、本実施形態では、吸収性物品50のトップシート10肌側面の凹凸により、前述の折り目やシワの発生が抑制されることから、長時間に亘って横向き寝の姿勢をとっていても、横モレ、お尻脇モレ等のモレが顕著に防止され、さらに体勢変換するときの吸収性物品51のズレも防止され、装着者の体液は的確に吸収性物品51に吸収される。吸収性物品50の吸収部まで到達する体液量は少なく、吸収性物品50の体液による汚れも少ないことから、インナーである吸収性物品51のみを新品に変更すれば、吸収性物品50は比較的長い間使用可能な状態を保つことができる。
<吸収部の製造方法>
吸収部の製造方法としては、公知の製造方法を採用でき、例えば、バックシート30の肌側面の所定領域に、複数本の吸収性シート90を幅方向にほぼ等間隔に配置し、該肌側面に固着して吸収体20を構成する工程と、吸収体20の肌側面にトップシート10を載せ、トップシート10の肌側面をローラ等で複数回押圧して、トップシート10肌側面に長さ方向に延びる凹凸を形成する工程と、トップシート10の縁辺とバックシート30の縁辺とを一部又は全周に亘ってホットメルト接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等を用いて固定する工程と、外装不織布66、トップシート10及び/又はバックシート30の各所定位置に、必要に応じて立体ギャザー40を設置する工程と、を含む製造方法が挙げられる。インナー用吸収性物品51も、吸収性シート90に代えてフラッフ吸収体25を用いる以外は、吸収部と同様に製造できる。吸収部、及び吸収性物品51には、必要に応じて、レッグギャザー(本実施形態では弾性伸縮部材61)、ウエストギャザー、サイドフラップ等が適宜設けられる。
<吸収性物品の製造方法>
吸収性物品50の製造方法としては、特に制限はなく、従来公知の方法を採用でき、例えば、前側部15、後側部16、及び股間部17の所定の形状を有する外装不織布66及びバックシートフィルムを用意する工程と、外装不織布66とバッグシートフィルムとを含む外装部素材の肌側面に吸収部を配設する工程と、必要に応じて外装不織布66とバッグシートフィルムとの間の所定領域にサイド緩衝域65を配設する工程と、腹側部15のターゲットテープ63と背側部16の締結手段64aとを接合する工程と、を含む製造方法により、吸収性物品50が得られる。また、締結手段64aは、あらかじめ、サイドパネル64の基材表面に締結手段を接着し、所定の形状に切断してサイドパネル64とし、これをサイドフラップ62に接合してもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態や実施例に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下に実施例及び比較例を挙げ、本実施形態を更に具体的に説明する。
(実施例1~2及び比較例1~6)
アウター用吸収体としては、表1に記載の吸収性シート(実施例1~2、基体不織布の起毛後厚さ1.2mm、起毛率25%)又はフラッフ吸収体(比較例1~6)を用い、サイド緩衝域としては表2に記載の吸収性シート(基体不織布の起毛後厚さ1.2mm、起毛率25%)を用い、インナー用吸収体としては表3に記載の2層タイプのフラッフ吸収体を用い、トップシートとしてエアスルー不織布(坪量20g/m)を用い、バックシートとして通気性ポリエチレンシート(坪量32g/m)を用い、立体ギャザーとしてスパンボンド不織布/メルトブローン不織布/スパンボンド不織布積層体である複合不織布(坪量15g/m)を用い、外装不織布としてスパンボンド不織布(坪量17g/m)、バックシートフィルムとしてポリエチレンフィルム(坪量20g/m)を用い、弾性伸縮部材として紐状の天然ゴムを用い、吸収体の長さ方向端部から長さ方向外側の前身頃及び後身頃の外装不織布とバックシートフィルムとの間に配設置された表2に示すサイド緩衝域(基体不織布の起毛後厚さ1.2mm、起毛率25%)を用い、吸収部の寸法を長さ方向688.5mm、幅144.9mmとし、表1に記載の寸法を有する、実施例1~2及び比較例1~6のアウター用吸収性物品を作製した。また、表3に記載の、実施例1~2及び比較例1~6のインナー用吸収性物品(尿取りパッド)を作製した。なお、表2及び表3に記載のフラッフSAP吸収体において、装着者の下腹部に主に当接する領域を前側部、装着者の股間部に主に当接する領域を股部、装着者の臀部に主に当接する領域を後側部とする。
実施例1~2及び比較例1~6のアウター用吸収性物品とインナー用吸収性物品との組み合わせについて、次の評価を実施した。結果を表4に示す。
(モニターの装着感評価)
実施例1~2及び比較例1~6のアウター用テープタイプ紙おむつとインナー用尿取りパッドとの組み合わせについて、使用者モニター(被介助者モニター)及び介助者モニターの回答を得、装着感、着け心地及びモレの有無を評価した。使用者モニターは、日常を主にベッドで寝て過ごす8人とした。使用者モニターに、実施例1~2及び比較例1~6のアウター用テープタイプ紙おむつ及びインナー用尿取りパッドを着用してもらい1週間使用を継続し、日中及び夜間装着時の装着感、着け心地について、次の基準で評価してもらった。使用者モニターを介助する介助者モニターには、横モレ等のモレの有無について消化してもらった。
「違和感が少ない」の評価が6人以上8人以下のときを「〇」、「違和感が少ない」の評価が3人以上5人以下のときを「△」、「違和感が少ない」の評価が1人若しくは2人のとき又は「違和感が少ない」の評価が1人もいないときを「×」とした。
また、モレの有無については、介助者モニターが使用者モニターのモレの状態を確認し、「モレが少ない」の評価が6人以上8人以下のときを「〇」、「モレが少ない」の評価が3人以上5人以下のときを「△」、「モレが少ない」の評価が1人若しくは2人のとき又は「違和感が少ない」の評価が1人もいないときを「×」とした。
Figure 0007561588000001
Figure 0007561588000002
Figure 0007561588000003
<サイド緩衝域の役割について>
サイド緩衝域は、例えば、ウエスト締め付けの圧迫感低減、及び陰洗時等の補助吸収量確保のために設けられた部材であるが、サイド緩衝域をフラッフ吸収体で構成した比較例1及び比較例2では、締め付け感の低減効果は得られなかった。
<実施例1>
(総合評価)実施例1のアウターとしての吸収性物品は、吸収性シートの毛羽立ち不織布による適度なクッション性と、吸収性シートの幅方向等間隔間欠配置によるトップシート表面の凹凸により生じる、インナーが長さ方向に延びる折り目を形成しながら身体の変形に追随し、更に体液の長さ方向への拡散を促すことで、横モレを抑制できたものと考えられる。また、締め付け感も低減され着用感が良いとの評価であった。(装着感評価)寝返りの体勢変換の際(介助あり)でも締め付け感が少なく、快適に感じられた。
<実施例2>
(総合評価)吸収性シートの幅と間隔とを変更する以外は実施例1と同様に構成した実施例2の吸収性物品は、トップシート表面の凹凸の本数は減少したが、装着感に大きな差は感じられないとの評価であった。また、実施例2の吸収性物品は、インナーに折り目が形成され、装着試験において横モレも見られなかった。(装着感評価)寝返りの体勢変換の際(介助あり)でも締め付け感が少なく、快適に感じられた。
<比較例1>
(総合評価)比較例1の吸収性物品は、吸収性シートに代えて従来のフラッフ吸収体を用い、吸収性シートの等間隔間欠配置を再現せず、実施例1とほぼ同形状、同サイズの平坦な吸収体とした。このような比較例1の吸収性物品は、インナーを装着状態で、体勢変換後に斜めや幅方向等様々な方向に延びるシワが生じてしまい、横モレに至るケースが生じ、装着感もゴワゴワし圧迫感があるとの感想があった。(装着感評価)体勢により圧迫感が増し、締め付けられる感じがした。肌に赤みが生じた事例もみられた。
<比較例2>
(総合評価)吸収体にスリットを設けることで、実施例1の吸収性シートの等間隔間欠配置を近似的に再現する以外は比較例1と同様の吸収体を用いた、比較例2の吸収性物品は、装着感は良好との感想があったが、状況により体勢や吸収による負荷で吸収体形状が破損し、インナーをホールドできず、位置ズレによる違和感が生じた。(装着感評価)圧迫感は当初あまりなかったが、インナーがずれて違和感が生じるケースがあった。吸収体のスリット付近の耐久性が体勢と吸収による負荷で不足し吸収体が崩れた。
<比較例3>
(総合評価)吸収性シートの幅を拡げる以外は実施例1と同様に構成した比較例3の吸収性物品は、吸収性シートの毛羽立ち不織布による適度な伸縮性やクッション性により装着感が良いとの感想があったが、インナーを装着した個所は若干ごわついて装着感が不良であるとの感想もみられた。また、インナーの状態は比較例1と同等であり、横モレに至るケースが生じた。(装着感評価)締め付け感が少ないが、インナーを入れる箇所が若干ごわつくという感想がみられた。
<比較例4>
(総合評価)着用感は吸収性シートの毛羽立ち不織布による適度な伸縮性で良いとの感想があったが、インナーを装着した箇所は若干ごわつく
との感想もみられた。インナーの状態は比較例1と同等であり、横モレに至るケースが生じた。これは、比較例3と同等の傾向であり、吸収性シート間の間隔が不足したため、インナーの長さ方向への折り状態形成が不十分になったものと考えられる。(装着感評価)締め付け感は少ないが、インナーを装着する箇所が若干ごわつくという感想がみられた。
<比較例5>
(総合評価)吸収性シートの基体不織布の目付が低く、毛羽立ちによるクッション性と伸びが不十分で着用感が低下した。また、基体不織布内に高吸収ポリマーを担持できていない部分があり、固さが感じられた。アウターの伸縮性の低下により、インナーのホールド感が低下し、インナーのずれや横モレが生じた。(装着感評価)伸縮性が不十分で、体液吸収後の高吸収ポリマーの固さが感じられた。
<比較例6>
(総合評価)吸収性シートの基体不織布の目付が低く、毛羽立ちによるクッション性と伸びが不十分で着用感が低下した。また、アウターの伸縮性の低下によりインナーのホールド感が低下し、インナーのずれが生じた。(装着感評価)伸縮性と嵩高さとに由来するクッション性が十分でなく、インナーがずれて違和感が生じた。
10、24 トップシート
11 親水性不織布(基体不織布)
11a 起毛面
11b 非起毛面
11x 起毛繊維
12 高吸収性ポリマー
13 親水性シート(包装シート)
15 腹側部
16 背側部
17 股間部
20、21 吸収体
30 バックシート
40 立体ギャザー
40a 弾性伸縮部材
40b シート部材
50、51 吸収性物品
60 前身頃
61 弾性伸縮部材(レッグギャザー)
62 サイドフラップ
63 ターゲットテープ
64 サイドパネル
64a 締結手段
65 サイド緩衝域
66 外装不織布
70 後身頃
80 股部
90 吸収性シート

Claims (3)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体と、前記トップシート肌側面に幅方向に対になるように配置された立体ギャザーとを備える吸収性物品であって、
    前記吸収体は、幅方向に略同一の間隔をあけて並べて配置された、長さ方向に伸びる複数本の吸収性シートを含み、
    前記複数本の吸収性シートはそれぞれ、前記吸収性物品の長さ方向一端部から他端部に延びて配設され、
    前記吸収性シートは、肌側面を起毛した親水性不織布と、前記親水性不織布の起毛面に担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートと、を備え、
    前記各吸収性シートは、前記親水性不織布の目付が60g/m以上150g/m以下であり、前記高吸収性ポリマーの目付が60g/m以上390g/m以下であり、幅方向寸法が15mm以上50mm以下であり、長さ方向寸法が300mm以上900mm以下であり、
    前記親水性不織布は、単層のエアスルー不織布で又は複数層のエアスルー不織布を厚さ方向に重ねて構成され、
    前記吸収性シートの幅方向寸法(W)と幅方向の間隔寸法(D)との比(D/W)が0.5以上2.0以下であり、
    複数の前記吸収性シートは、前記親水性不織布の前記目付、前記高吸収性ポリマーの前記目付、前記幅方向寸法がそれぞれ同じである、吸収性物品。
  2. 前記吸収体の長さ方向両端部のサイドパネル部の肌側面に接合され、前記吸収体とは別体として設けられ、ウエスト周りの締め付けを緩衝しつつ体液を吸収するクッション性のあるサイド緩衝域吸収性シートをさらに備え、
    前記サイド緩衝域吸収性シートは、肌側面を起毛した親水性不織布と、前記親水性不織布の起毛面に担持された高吸収性ポリマーと、これらを包む親水性シートとを備える、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記親水性不織布の目付が40g/m以上90g/m以下であり、高吸収ポリマーの目付が50g/m以下である、請求項2に記載の吸収性物品。
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