JP7550679B2 - 二重容器 - Google Patents

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Description

本発明は、二重容器に関する。
特許文献1には、外容器(外層体)および内容器(内層体)を備えた二重容器が開示されている。内容器には液状の内容物が充填される。外容器がスクイズされると、内容器が減容変形するとともに、内容物が注出される。
特開2019-119476号公報
従来の二重容器においては、外容器をスクイズさせる操作だけでは、内容器の内容物の量が少なくなってきた際、押し出すことが難しい場合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、内容物の使い残しを少なくすることが可能な二重容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る二重容器は、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器と、前記内容器を収容し、底部、胴部、および口部を有する外容器と、注出孔を有するキャップと、を備え、前記外容器は、上部および下部のうち、一方が他方に進入可能に構成され、前記内容器における上端の前記口部に対する容器軸回りの回転が規制され、かつ、前記内容器における下端の前記底部に対する容器軸回りの回転が規制され、前記上部と前記下部とを相対回転させて前記内容器をねじることで、前記内容物が前記注出孔から注出される
上記態様によれば、外容器の上部を下部内に、あるいは下部を上部内に進入させながら、上部と下部とを容器軸回りに相対回転させることで、内容器をねじって内容物を絞り出すことができる。このように、内容器をねじることにより、内容物を従来よりも確実に使い切ることが可能となる。また、内容器がねじれることに伴って外容器を上下方向に縮めて、使用後の二重容器の上下方向におけるかさ張りを抑えて、廃棄物の体積を減少させるという効果も得られる。
ここで、前記上部と前記下部とが、一体に形成されるとともに、破断可能な弱化部によって接続されていてもよい。
この場合、上部と下部とを別体に形成する場合と比較して、部品点数を少なくして、二重容器の製造コストを抑えることができる。また、内容物の残量が少なくなるまで外容器をスクイズ変形させる際の操作性が良好になる。
また、前記下部の上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部が形成され、前記上部の下端部に、径方向外側に向けて突出して前記係止部に対して上下方向に対向するとともに、前記係止部を下方に乗り越え可能な突起が形成されていてもよい。
この場合、上部を下部内に進入させた後で上部が上昇しようとしても、突起が係止部に対して下方から当接することで、上部が上昇することを規制できる。したがって、外容器が上部と下部とに上下方向に分離してしまうことを抑制し、操作性をより向上させることができる。
また、前記下部の上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部が形成され、前記上部に、径方向外側に向けて突出して前記係止部に対して上下方向に対向するとともに、前記係止部を下方に乗り越え可能な複数の規制突起が、上下方向に間隔を空けて形成されていてもよい。
この場合、外容器の上部と下部とを相対回転させることで内容器をねじれ変形させた後、内容器に生じる復元力によって上部が下部に対して回転および上昇することを、規制突起および係止部によって規制できる。したがって、次回の操作において内容物を注出させるために必要な上部と下部との相対回転量が大きくなることを抑制できる。また、規制突起の数が1つである場合と比較して、規制突起が係止部に当接するまでに上部が上昇する量を小さくできる。これより、使用者が外容器から手を離した後、内容器のねじれが解消する方向に上部と下部が相対回転する量も小さくなり、操作性をより向上させることができる。
また、前記上部には、径方向外側に向けて突出するとともに上下方向に延びる複数の縦リブが、周方向に間隔を空けて形成され、前記下部には、前記上部が前記下部の内側に進入したときに、前記縦リブ同士の間に挟まれる係止突起が形成されていてもよい。
この場合、外容器の上部と下部とを相対回転させることで内容器をねじれ変形させた後、内容器に生じる復元力によって上部が下部に対して回転することを、係止突起および縦リブによって規制できる。したがって、次回の操作において内容物を注出させるために必要な上部と下部との相対回転量が大きくなることを抑制できる。
また、前記口部には、径方向内側に突出する複数の第1上側規制突起が形成され、前記底部には、径方向内側に突出する複数の第1下側規制突起が形成され、前記内容器には、前記第1上側規制突起同士の間に位置する第2上側規制突起と、前記第1下側規制突起同士の間に位置する第2下側規制突起と、が形成されていてもよい。
この場合、第2上側規制突起が第1上側規制突起同士の間に位置することで、二重容器の上端部における内容器と外容器の相対回転が規制される。また、第2下側規制突起が第1下側規制突起同士の間に位置することで、二重容器の下端部における内容器と外容器の相対回転が規制される。したがって、外容器の上部と下部とを相対回転させたときに、より確実に内容器を捻じり変形させて内容物を注出できる。
本発明の上記態様によれば、内容物の使い残しを少なくすることが可能な二重容器を提供できる。
第1実施形態に係る二重容器の半縦断面図である。 図1AのIB-IB断面矢視図である。 図1Aの弱化部を破断させた状態を示す半縦断面図である。 図2の外容器の上部を下部に進入させた状態を示す半縦断面図である。 図3の外容器の上部と下部とを相対回転させた状態を示す図である。 第2実施形態に係る二重容器において、外容器の上部を下部に進入させた状態の図である。 第3実施形態に係る二重容器において、外容器の上部を下部に進入させた状態の図である。 図6の二重容器において、係止突起が縦リブ同士の間に進入した状態の横断面図である。 第4実施形態に係る二重容器の半縦断面図である。 図8のIX-IX断面矢視図である。 図8のX-X断面矢視図である。 図8の外容器の上部と下部とを相対回転させた状態を示す図である。
(第1実施形態)
以下、本実施形態に係る二重容器の構成を、図面を参照しながら説明する。
図1Aに示すように、本実施形態の二重容器1Aは、外容器10と、内容器20と、中栓部30と、キャップ40と、を備える。内容器20は外容器10内に配置されている。内容器20には、図示しない液状の内容物が収容される。内容器20は、可撓性に富み、内容物の減少に伴い減容変形(しぼみ変形)する。本実施形態の二重容器1Aは、外容器10の内面に内容器20が剥離可能に積層された有底筒状の積層剥離容器(デラミボトル)である。ただし、二重容器1Aは積層剥離容器でなくてもよい。外容器10は、スクイズ変形可能(弾性変形可能)に形成されており、この外容器10をスクイズ変形させることで、内容器20が減容変形する。
(方向定義)
外容器10は、口部11、肩部12、胴部13、および底部14が、容器軸Oに沿ってこの順に連設されている。本実施形態では、容器軸Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向における口部11側を上方、底部14側を下方という。また、上下方向から見た平面視において、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。また、容器軸Oに沿う断面を縦断面といい、容器軸Oに直交する断面を横断面という。
外容器10および内容器20は、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリエチレンナフタレート樹脂等のポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ナイロン等のポリアミド樹脂、または、エチレンビニルアルコール共重合成樹脂等を用い、外容器10と内容器20とが剥離可能(相溶性が低い)となる組み合わせで形成してもよい。なお、二重容器1Aは、例えば、外容器10を形成する合成樹脂と、外容器10に対して相溶性が低い内容器20の合成樹脂を積層して形成した筒状のパリソンを用いた押出ブロー成形によって得ることや射出成型された外プリフォームの内側に射出成型された内プリフォームを組み込んだ状態でブロー成形することによって得ることも可能であり、これに限定されるものではない。
内容器20は、上筒部21と、フランジ部22と、本体部23と、を有する。本体部23は上端が開口する袋状であり、外容器10の内面に沿うように配置されている。上筒部21は本体部23の上端に位置しており、本体部23よりも厚肉に形成されている。フランジ部22は、上筒部21の上端から径方向外側に突出している。フランジ部22は外容器10の口部11における上面に接している。内容器20の上端は、外容器10の口部11に固定されている。内容器20の上端を口部11に固定する方法は、種々採用可能である。例えば、キャップ40と口部11との間で、フランジ部22および中栓部30を挟み込むことで、内容器20の上端を口部11に固定してもよい。あるいは、内容器20の上端を口部11に接着または溶着などをすることによって固定してもよい。第1実施形態の場合は、内容器20の上筒部21の上端部が外容器10から剥離しないように固定されていればよい。
中栓部30は、内容器20の上端部の内側に嵌合されている。
キャップ40は、装着筒部41と、キャップ本体42と、ヒンジ43と、を有する。装着筒部41は有頂筒状であり、口部11に装着されている。装着筒部41は口部11に螺着されていてもよいし、打栓によって固定されていてもよい。装着筒部41の頂壁には注出孔41aが形成されている。外容器10がスクイズ変形させられると、内容器20の内容物が、注出孔41aから注出される。キャップ本体42は有頂筒状であり、注出孔41aを閉塞するように構成されている。ヒンジ43は、キャップ本体42を装着筒部41に対して回転可能に連結している。
外容器10の底部14には、上方に向けてくぼんだ窪み15が形成されている。図2に示すように、窪み15の周壁には、径方向内側に向けて窪む複数の凹部15aと、径方向外側に向けて突出する複数の凸部15bと、が形成されている。凹部15aおよび凸部15bは、周方向において交互に配置されている。内容器20の底部は、これらの凹部15aおよび凸部15bの表面に沿って配置されている。
窪み15が凹部15aおよび凸部15bを有していることで、二重容器1Aの底部において、外容器10と内容器20とが容器軸O回りに相対回転する際の抵抗が増大する。例えば二重容器1Aが積層剥離容器である場合には、窪み15が凹部15aおよび凸部15bを有することで、内容器20が窪み15から剥離しにくくなり、上記抵抗が増大する。二重容器1Aが積層剥離容器でない場合も、上記相対回転するためには内容器20が周方向に凸部15bを乗り越えるように変形する必要が生じ、上記抵抗が増大する。このように、二重容器1Aの下端部において、内容器20と外容器10とが容器軸O回りに相対回転することが規制されている。
胴部13の上下方向における中間部には、破断可能な弱化部16が形成されている。本実施形態では、胴部13のうち、弱化部16よりも上方に位置する部位を上側胴部13aといい、弱化部16よりも下方に位置する部位を下側胴部13bという。上側胴部13aは下側胴部13bよりも径が小さい。弱化部16において外容器10を破断させることで、胴部13は、上側胴部13aと下側胴部13bとに分断される。弱化部16は、肉厚が他の部位よりも薄くされた部分(薄肉部)であってもよい。また、弱化部16は、薄肉部あるいは貫通孔が周方向に間欠的に配置された部分であってもよい。
弱化部16の上方には、周方向に間隔を空けて、複数の突起17が形成されている。各突起17は、周方向に沿って延びるとともに、径方向外側に向けて突出している。弱化部16の下方には、係止部18が形成されている。係止部18は、下側胴部13bの上端と上側胴部13aの下端とを接続している。係止部18は、下側胴部13bの上端から径方向内側に突出しており、周方向における外容器10の全周にわたって環状に形成されている。言い換えると、本実施形態の係止部18は、上方を向く面を有する段部である。係止部18と突起17とは上下方向において対向している。
本実施形態では、外容器10のうち、弱化部16よりも上方に位置する部位を上部10aといい、弱化部16よりも下方に位置する部位を下部10bという。上部10aには、口部11、肩部12、上側胴部13a、および突起17が含まれる。下部10bには、窪み15、底部14、下側胴部13b、および係止部18が含まれる。
次に、以上のように構成された二重容器1Aの作用(使用方法)について説明する。
内容物を注出させる際には、図2に示すように弱化部16を破断させることで、外容器10を上部10aと下部10bとに上下に分割する。例えば弱化部16が、周方向に間欠的に形成された貫通孔である場合には、上部10aおよび下部10bをそれぞれ両手で把持して周方向に相対回転させること、すなわち外容器10を捻じることで弱化部16を破断させてもよい。あるいは、他の方法によって弱化部16を破断させてもよい。
弱化部16を破断させた後、図3に示すように、上部10aを下方に押し込む。これにより、上部10aの突起17が下部10bの係止部18を下方に乗り越え、下部10bが下部10b内に進入する。そして、ヒンジ43回りにキャップ本体42を上方に回転させて、注出孔41aを開放する。この状態で、上部10aおよび下部10bをそれぞれ両手で把持し、容器軸O回りに相対的に回転させると、内容器20がねじれる。これは、内容器20の下端が外容器10の底部14に対して容器軸O回りに回転することが規制されており、かつ、内容器20の上端が外容器10の口部11に固定されているためである。
内容器20がねじれることに伴い、内容器20が減容変形するとともに、内容物が中栓部30を通って注出孔41aから注出される。このような注出方法によれば、特に外容器10をスクイズ変形させる場合と比較して、内容器20の内容物の量が少なくなった際に吐出し易く、より残量を少なくすることができる。また、図4に示すように、内容器20がねじれることに伴い、上下方向における内容器20の寸法が短くなるとともに、外容器10の上部10aが下部10b内をさらに下降する。言い換えると、外容器10が上下方向に縮み、二重容器1Aのかさ張りが抑えられる。
なお、上記の説明では外容器10の上部10aが下部10bに進入可能に構成されていた。しかしながら、下部10bの径を上部10aより小さくして、下部10bが上部10aの内側に進入可能に構成されてもよい。この場合も、上記と同様の作用効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態の二重容器1Aは、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器20と、内容器20を収容し、底部14、胴部13、および口部11を有する外容器10と、を備え、外容器10は、上部10aおよび下部10bのうち、一方が他方に進入可能に構成され、内容器20における上端の口部11に対する容器軸O回りの回転が規制され、かつ、内容器20における下端の底部14に対する容器軸回りの回転が規制されている。この構成によれば、上部10aを下部10b内に進入させながら、あるいは下部10bを上部10a内に進入させながら、上部10aと下部10bとを容器軸O回りに相対回転させることで、内容器20をねじって内容物を絞り出すことができる。このように、内容器20をねじることにより、内容物の残量を従来よりも少なくすることが可能となる。また、内容器20がねじれることに伴って外容器10を上下方向に縮めて、使用後の二重容器1Aの上下方向におけるかさ張りを抑えて、廃棄物の体積を減少させるというという効果も得られる。
また、本実施形態の外容器10では、上部10aと下部10bとが、一体に形成されるとともに、破断可能な弱化部16によって接続されている。この構成によれば、上部10aと下部10bとを別体に形成する場合と比較して、部品点数を少なくして、二重容器1Aの製造コストを抑えることができる。また、内容物の残量が少なくなるまで外容器10をスクイズ変形させる際の操作性が良好になる。
また、下部10bの上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部18が形成され、上部10aの下端部に、径方向外側に向けて突出して係止部18に対して上下方向に対向するとともに、係止部18を下方に乗り越え可能な突起17が形成されている。この構成によれば、上部10aを下部10b内に進入させた後で上部10aが上昇しようとしても、突起17が係止部18に対して下方から当接することで、上部10aが上昇することを規制できる。したがって、外容器10が上部10aと下部10bとに上下方向に分離してしまうことを抑制し、操作性をより向上させることができる。
なお、上記では、使用者が使用直前に外容器10を上部10aと下部10bとに分割する場合について説明した。しかしながら、例えば上部10aと下部10bとを一体に成形した後、二重容器1Aを出荷する前に、予め上部10aと下部10bとを分割してもよい。この場合、出荷する前に上部10aの下端部を下部10b内に押し込み、突起17が係止部18の下方に位置する状態としておくことで、例えば輸送中や保管中に上部10aと下部10bとが分離してしまうことを抑制できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図5は、本実施形態の二重容器1Bにおいて、外容器10の上部10aを下部10bに進入させた状態を示している。二重容器1Bも、使用前の状態では、第1実施形態と同様に上部10aと下部10bとが弱化部16によって接続されている。
図5に示すように、本実施形態の突起17は、周方向における外容器10の全周にわたって環状に形成されている。また、上側胴部13aには、複数の規制突起19が形成されている。各規制突起19は、上側胴部13aの外周面に周方向に沿って形成され、径方向外側に突出している。各規制突起19は上下方向において係止部18と対向している。各規制突起19の上下方向における位置は互いに異なっている。各規制突起19は、上下方向において略等間隔で配置されている。上下方向において隣り合う規制突起19同士の周方向における位置は異なっている。各規制突起19は、階段状(螺旋状)に配置されている、ということもできる。
次に、本実施形態の二重容器1Bの作用について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
外容器10の上部10aと下部10bとを相対回転させ、内容器20をねじれ変形させるとともに上部10aを下降させると、その下降量に応じて、下方に位置する規制突起19から順番に係止部18を乗り越える。
ここで、内容器20をねじれ変形させると、そのねじれを解消する方向に上部10aと下部10bとを相対回転させる向きの復元力が作用する。使用者が上部10aおよび下部10bの操作を停止したとき、この復元力によって上部10aが下部10bに対して回転すると、次回の使用の際に、内容物が注出されるまでに上部10aを下部10bに対して相対回転させる量が増大する。その結果、操作性が低下することが考えられる。
先述の復元力によって上部10aが回転するとき、上部10aは下部10bに対して上昇しようとする。この上部10aの上昇を規制することで、復元力によって上部10aが相対回転することも規制できる。そこで本実施形態では、上側胴部13aに規制突起19を設けている。規制突起19が係止部18を下方に乗り越えた後、復元力によって上部10aが上昇しようとすると、規制突起19が係止部18に対して下方から当接する。つまり、内容器20に作用する復元力によって上部10aが上昇することを、規制突起19および係止部18によって規制することができる。
また、複数の規制突起19が係止部18を下方に乗り越えている場合は、最も係止部18に近い規制突起19によって、上部10aの上昇が規制される。したがって、規制突起19を1つだけ設けた場合と比較して、規制突起19が係止部18に当接するまでの上部10aの上昇量が小さくなる。これにより、先述の復元力によって上部10aが回転してしまう量も小さくなり、操作性をより向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態の二重容器1Bでは、下部10bの上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部18が形成され、上部10aに、径方向外側に向けて突出して係止部18に対して上下方向に対向するとともに、係止部18を下方に乗り越え可能な複数の規制突起19が、上下方向に間隔を空けて形成されている。この構成によれば、外容器10の上部10aと下部10bとを相対回転させることで内容器20をねじれ変形させた後、内容器20に生じる復元力によって上部10aが下部10bに対して回転および上昇することを、規制突起19および係止部18によって規制できる。したがって、次回の操作において内容物を注出させるために必要な上部10aと下部10bとの相対回転量が大きくなることを抑制できる。また、規制突起19の数が1つである場合と比較して、規制突起19が係止部18に当接するまでに上部10aが上昇する量を小さくできる。これより、内容器20のねじれが解消する方向に上部10aと下部10bが相対回転する量も小さくなり、操作性をより向上させるこことができる。
なお、図5では複数の規制突起19が螺旋状に配置されているが、規制突起19は螺旋状に配置されていなくてもよい。例えば、周方向における同一の箇所に、複数の規制突起19が、上下に並べて配置されていてもよい。あるいは、各規制突起19が周方向における全周にわたってリング状に形成されていてもよい。これらの場合も、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6は、本実施形態の二重容器1Cにおいて、外容器10の上部10aを下部10bに進入させた状態を示している。二重容器1Cも、使用前の状態では、第1実施形態と同様に上部10aと下部10bとが弱化部16によって接続されている。
図6に示すように、本実施形態の突起17は、周方向における外容器10の全周にわたって環状に形成されている。また、上側胴部13aには、複数の縦リブ13cが形成されている。各縦リブ13cは、上下方向に沿って延びるとともに、周方向に間隔を空けて配置されている。図6および図7に示すように、係止部18には、複数の係止突起18aが形成されている。各係止突起18aは、径方向内側に突出するとともに、周方向に間隔を空けて配置されている。上部10aが下部10bに対して所定量下降したとき、各係止突起18aは、縦リブ13c同士の間に挟まれる。
ここで、係止突起18aおよび縦リブ13cの突出量や、係止突起18aの数は、使用者による操作力によって係止突起18aが縦リブ13cを周方向に乗り越え可能であり、かつ、内容器20の復元力によっては係止突起18aが縦リブ13cを乗り越えないように設定される。
次に、本実施形態の二重容器1Cの作用について、第1実施形態とは異なる点を中心に説明する。
本実施形態において、使用者が内容器20をねじれ変形させるために上部10aと下部10bとを相対回転させると、係止突起18aが縦リブ13cを周方向に乗り越える。内容器20がねじれ変形することに伴い、上部10aと下部10bとの間には、ねじれを解消する方向の復元力が作用する。ここで、係止突起18aが縦リブ13cを乗り越える際に必要な力は、内容器20のねじれ変形によって生じる復元力よりも大きい。このため、復元力によって上部10aと下部10bとが相対回転してしまうことを、係止突起18aおよび縦リブ13cによって抑制することができる。そして、縦リブ13cを周方向において密に形成しておくことで、周方向における任意の位置で、復元力による上部10aおよび下部10bの相対回転を抑制できる。
以上説明したように、本実施形態の二重容器1Cでは、外容器10の上部10aに、径方向外側に向けて突出するとともに上下方向に延びる複数の縦リブ13cが、周方向に間隔を空けて形成され、下部10bには、上部10aが下部10bの内側に進入したときに、縦リブ13c同士の間に挟まれる係止突起18aが形成されている。この構成により、上部10aと下部10bとを相対回転させることで内容器20をねじれ変形させた後、内容器20に生じる復元力によって上部10aが下部10bに対して回転することを、係止突起18aおよび縦リブ13cによって規制できる。したがって、次回の操作において内容物を注出させるために必要な上部10aと下部10bとの相対回転量が大きくなることを抑制できる。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態の二重容器1Dでは、外容器10の上部10aと下部10bとが、予め別体として形成されている。すなわち、二重容器1Dは積層剥離容器ではない。上部10aおよび下部10bは、それぞれが射出成型などによって個別に成形される。内容器20の上筒部21は、外容器10の上端開口部から上方に突出している。キャップ40は、上筒部21に螺着されている。
図9に示すように、外容器10の口部11には、周方向に間隔を空けて複数の第1上側規制突起11aが形成されている。第1上側規制突起11aは、口部11の内周面から径方向内側に突出し、周方向に沿って延びている。内容器20の上筒部21には、周方向に間隔を空けて複数の第2上側規制突起21aが形成されている。第2上側規制突起21aは、上筒部21の外周面から径方向外側に突出し、周方向に沿って延びている。
第1上側規制突起11aおよび第2上側規制突起21aは、上下方向において同じ位置に配置されている。また、第1上側規制突起11aおよび第2上側規制突起21aは、周方向に交互に配置されている。言い換えると、第1上側規制突起11a同士の間に第2上側規制突起21aが位置し、第2上側規制突起21a同士の間に第1上側規制突起11aが位置している。
図10に示すように、外容器10の底部14には、周方向に間隔を空けて複数の第1下側規制突起14aが形成されている。第1下側規制突起14aは、底部14の周壁の内周面から径方向内側に突出し、周方向に沿って延びている。内容器20の底部には、周方向に間隔を空けて複数の第2下側規制突起24が形成されている。第2下側規制突起24は、内容器20の底部の周壁の外周面から径方向外側に突出し、周方向に沿って延びている。
第1下側規制突起14aおよび第2下側規制突起24は、上下方向において同じ位置に配置されている。また、第1下側規制突起14aおよび第2下側規制突起24は、周方向に交互に配置されている。言い換えると、第1下側規制突起14a同士の間に第2下側規制突起24が位置し、第2下側規制突起24同士の間に第1下側規制突起14aが位置している。
図11に示すように、本実施形態においても、外容器10の上部10aと下部10bとを相対回転させることで、内容器20をねじり変形させて、内容物を絞り出すことができる。また、第1下側規制突起14a、第2下側規制突起24、第1上側規制突起11a、第2上側規制突起21aによって、外容器10と内容器20とが、上下の両端部において強固に固定されている。このため、外容器10から内容器20へと、より強い力を伝えることができる。そして、内容器20をより強くねじることで、内容物の残量を少なくすることができる。
以上説明したように、本実施形態の二重容器1Dにおいては、口部11には、径方向内側に突出する複数の第1上側規制突起11aが形成され、底部14には、径方向内側に突出する複数の第1下側規制突起14aが形成され、内容器20には、第1上側規制突起11a同士の間に位置する第2上側規制突起21aと、第1下側規制突起14a同士の間に位置する第2下側規制突起24と、が形成されている。この構成によれば、第2上側規制突起21aが第1上側規制突起11a同士の間に位置することで、二重容器1Dの上端部における内容器20と外容器10の相対回転が規制される。また、第2下側規制突起24が第1下側規制突起14a同士の間に位置することで、二重容器1Dの下端部における内容器20と外容器10の相対回転が規制される。したがって、外容器10の上部10aと下部10bとを相対回転させたときに、より確実に内容器20を捻じり変形させて内容物を注出できる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1~第3実施形態では、外容器10の窪み15が凹部15aおよび凸部15bを有することで、二重容器1A~1Cの底部において外容器10と内容器20とが相対回転することが規制されていた。しかしながら、このような凹部15a、凸部15bが無くてもよい。さらに、窪み15が無くてもよい。例えば内容器20の底部が外容器10の底部14に接着あるいは溶着によって固定されていれば、二重容器1A~1Cの底部における外容器10と内容器20との相対回転を規制できる。なお、外容器10が凹部15aおよび凸部15bを有し、さらに内容器20の底部が外容器10の底部14に接着あるいは溶着によって固定された構造を採用してもよい。
また、前記第1~第4実施形態では、内容器20の上端が口部11に固定されていた。しかしながら、内容器20における上端の口部11に対する容器軸O回りの回転が規制されていれば、内容器20が口部11に固定されていなくても、外容器10の上部10aと下部10bとを相対回転させることで内容器20をねじることが可能である。したがって、内容器20の上端は口部11に固定されていなくてもよい。同様の理由から、内容器20の上端および下端が、外容器10に対して上下方向に移動可能であってもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第4実施形態の二重容器1Dが、第1~第3実施形態で説明した構成(突起17、係止部18、規制突起19、縦リブ13c、係止突起18a等)を有してもよい。
1A~1D…二重容器 10…外容器 10a…上部 10b…下部 11…口部 11a…第1上側規制突起 13…胴部 13c…縦リブ 14…底部 14a…第1下側規制突起 16…弱化部 17…突起 18…係止部 18a…係止突起 19…規制突起 20…内容器 21a…第2上側規制突起 24…第2下側規制突起 O…容器軸

Claims (6)

  1. 収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器と、
    前記内容器を収容し、底部、胴部、および口部を有する外容器と、
    注出孔を有するキャップと、を備え、
    前記外容器は、上部および下部のうち、一方が他方に進入可能に構成され、
    前記内容器における上端の前記口部に対する容器軸回りの回転が規制され、かつ、前記内容器における下端の前記底部に対する容器軸回りの回転が規制され、
    前記上部と前記下部とを相対回転させて前記内容器をねじることで、前記内容物が前記注出孔から注出される、二重容器。
  2. 前記上部と前記下部とが、一体に形成されるとともに、破断可能な弱化部によって接続されている、請求項1に記載の二重容器。
  3. 前記下部の上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部が形成され、
    前記上部の下端部に、径方向外側に向けて突出して前記係止部に対して上下方向に対向するとともに、前記係止部を下方に乗り越え可能な突起が形成されている、請求項1または2に記載の二重容器。
  4. 前記下部の上端部に、径方向内側に向けて突出する係止部が形成され、
    前記上部に、径方向外側に向けて突出して前記係止部に対して上下方向に対向するとともに、前記係止部を下方に乗り越え可能な複数の規制突起が、上下方向に間隔を空けて形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の二重容器。
  5. 前記上部には、径方向外側に向けて突出するとともに上下方向に延びる複数の縦リブが、周方向に間隔を空けて形成され、
    前記下部には、前記上部が前記下部の内側に進入したときに、前記縦リブ同士の間に挟まれる係止突起が形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の二重容器。
  6. 前記口部には、径方向内側に突出する複数の第1上側規制突起が形成され、
    前記底部には、径方向内側に突出する複数の第1下側規制突起が形成され、
    前記内容器には、前記第1上側規制突起同士の間に位置する第2上側規制突起と、前記第1下側規制突起同士の間に位置する第2下側規制突起と、が形成されている、請求項1に記載の二重容器。
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