JP7523043B2 - 制御システム、及び、制御方法 - Google Patents

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本発明は、制御システム、及び、制御方法に関する。
近年、住宅へのHEMS(Home Energy Management System)の導入が進んでいる。HEMSによれば、住宅で使う電気またはガスなどのエネルギーの使用量をモニタに表示する「見える化」が実現される。また、HEMSは、住宅内に設置された家電機器の制御を行う制御システムとしても利用できる。
家電機器の制御に関する技術として、例えば、特許文献1には、外出モード、帰宅モード、起床モードなどの家電機器を一括して制御することができるモードを有する機器制御装置が開示されている。
特開2012-175377号公報
上記のような家電機器の一括制御(以下、シーン制御とも記載される)を実行するには、ユーザインタフェースに対して多数回の入力が必要となることが一般的である。つまり、シーン制御が実行されるまでの手順は煩雑である。
本発明は、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる制御システム、及び、制御方法を提供する。
本発明の一態様に係る制御システムは、施設において利用される制御システムであって、ユーザの入力を受け付ける入力受付部と、前記施設において利用される、前記制御システム以外の他のシステムから前記他のシステムの状態変化を示す情報を取得する取得部と、前記情報が取得されたことを契機に、前記入力受付部を、前記施設に設置された複数の機器の少なくとも一部を制御対象とするシーン制御であって生活シーンに関連付けられたシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御部とを備える。
本発明の一態様に係る制御方法は、施設において使用される制御システムが実行する制御方法であって、前記制御システムは、ユーザの入力を受け付ける入力受付部を備え、前記制御方法は、前記施設において利用される、前記制御システム以外の他のシステムから前記他のシステムの状態変化を示す情報を取得する取得ステップと、前記情報が取得されたことを契機に、前記入力受付部を、前記施設に設置された複数の機器の少なくとも一部を制御対象とするシーン制御であって生活シーンに関連付けられたシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御ステップとを含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の制御システム、及び、制御方法は、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる。
図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、シーン制御を実行するための制御情報の一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る制御システムの、セキュリティシステムとの連動設定画面の一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る制御システムの動作例1のフローチャートである。 図5は、機器コントローラの表示部に表示される、シーン制御の実行画面の一例を示す図である。 図6は、他の画面に重畳表示される、実行画面の一例を示す図である。 図7は、携帯端末の表示部に表示される、シーン制御の実行画面の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る制御システムの動作例2のフローチャートである。 図9は、音声入力画面の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る制御システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。
図1には、制御システム10に加えて、セキュリティシステム20、及び、携帯端末30も図示されている。制御システム10は、例えば、機器制御サービスを提供する、家電機器メーカなどの事業者が運営するシステムであり、セキュリティシステム20は、例えば、ホームセキュリティサービスなどを提供する事業者が運営するシステムである。
図1に示される施設80は、例えば、集合住宅または戸建住宅などの住宅である。施設80内には、制御システム10の機器コントローラ40及び機器45、並びに、セキュリティシステム20のセキュリティコントローラ60及びセンサ65が設置されている。制御システム10の機器制御サーバ50、及び、セキュリティシステム20のセキュリティサーバ70は、クラウド(言い換えれば、クラウドサーバ)として実現される。
[制御システムの構成]
制御システム10は、施設80において使用されるシステムである。制御システム10は、具体的には、施設80に居住するユーザが施設80外から機器45を遠隔制御したり、施設80外から機器45の状態取得をしたりするためのシステムである。制御システム10は、機器コントローラ40と、機器45と、機器制御サーバ50とを備える。
ユーザは、具体的には、施設80外から携帯端末30を操作することで、機器45の制御を要求する要求情報、または、機器45の状態取得を要求する要求情報を携帯端末30から機器制御サーバ50に送信することができる。機器制御サーバ50は、受信した要求情報に応じて、機器コントローラ40を介して機器45を制御する、または、機器コントローラ40を介して機器45の状態取得を行うことができる。
なお、機器45の状態取得とは、例えば、機器45の動作状態を取得すること、及び、機器45の消費電力の状態を取得することなどを意味する。動作状態には、具体的には、電源オン状態、電源オフ状態、及び、設定状態(機器45が空調機器であれば設定温度、機器45が照明機器であれば明るさなど)などが含まれる。
以下、制御システム10が備える各構成要素について説明する。まず、機器コントローラ40について説明する。機器コントローラ40は、例えば、エネルギーマネジメント機能を有するHEMS(Home Energy Management System)コントローラであり、施設80内に設置され、施設80内に設置された機器45の消費電力を管理する。また、機器コントローラ40は、機器45の状態取得、及び、施設80内(あるいは、施設80の敷地内)に設置された機器45の制御などを行う。機器コントローラ40は、HEMSコントローラに限定されず、エネルギーマネジメント機能を有しない他のホームコントローラ、または、ゲートウェイ装置であってもよい。機器コントローラ40は、情報処理部41と、通信部42と、記憶部43と、入力受付部44とを備える。
情報処理部41は、機器コントローラ40の動作に関連する情報処理を行う。情報処理部41は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。情報処理部41は、具体的には、取得部41a及び制御部41bを有する。取得部41a及び制御部41bが実行する具体的な処理については後述する。
通信部42は、機器コントローラ40が、機器45、機器制御サーバ50、及び、セキュリティコントローラ60と通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。通信部42は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。通信部42が行う通信の通信規格については特に限定されない。なお、通信部42と機器45との間の通信は、例えば、ECHONET Lite(登録商標)に準拠する。
記憶部43は、情報処理部41が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部43は、例えば、半導体メモリによって実現される。
入力受付部44は、ユーザの手動入力またはユーザの音声入力を受け付ける。入力受付部44は、具体的には、表示部44a及びマイクロフォン44bを含む。
表示部44aは、画像の表示機能、及び、ユーザの手動入力を受け付ける機能を有する表示デバイスである。表示部44aは、タッチパネル、及び、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。タッチパネルは、例えば、静電容量方式のタッチパネルであるが、抵抗膜方式のタッチパネルであってもよい。
マイクロフォン44bは、ユーザの音声入力を受け付ける。マイクロフォン44bは、音声取得部の一例である。
次に、機器45について説明する。機器45は、機器コントローラ40の制御対象の機器である。機器45は、例えば、機器コントローラ40と通信を行うための通信回路(通信モジュール)を備え、機器コントローラ40から受信した制御信号にしたがって動作する。また、機器45は、通信部42から送信される制御信号に基づいて機器45の状態を示す情報を機器コントローラ40に送信する。機器45には、例えば、照明機器46、空調機器47、電気錠48、及び、電動シャッター49などが含まれる。
機器45には、これ以外の機器が含まれてもよい。例えば、機器45には、施設80における消費電力を計測する分電盤またはスマートメータなどの機器が含まれてもよく、このような機器によって計測された消費電力は、記憶部43に消費電力の履歴情報として記憶される。
照明機器46は、施設80の中(室内)を照明する。照明機器46は、例えば、シーリングライトであるが、照明機器46の具体的態様は、特に限定されない。照明機器46は、ダウンライト、ペンダントライト、スポットライト、または、ブラケットライトなどであってもよい。また、照明機器46は、施設80の外(室外)を照明する機器であってもよい。
空調機器47は、一般家庭用の空調機器である。空調機器47は、熱交換器(図示せず)などを有することにより、空調機器47から送出される風の温度の調整が可能な空調機器である。つまり、空調機器47は、温度調整機能(送風機能及び冷暖房機能)を有する。空調機器47は、一般家庭用の空調機器に限定されず、産業用の空調機器であってもよい。
電気錠48は、施設80が有するドア(または窓など)の開錠及び施錠を制御する防犯機器である。電気錠48は、例えば、カードキーなどから鍵情報を取得するRFIDリーダを備える。また、電気錠48は、指紋などの生体情報を鍵情報として取得する生体センサを備えてもよい。以下の実施の形態では、電気錠48は、玄関のドアに設けられた電気錠であるものとして説明される。
電動シャッター49は、施設80が有する窓の外側(または内側)に配置され、施設80内への外光の取り入れ量を調整する。電動シャッター49は、例えば、電動ブラインドなどであり、物理的に光の遮蔽物が開閉する構成を有する。電動シャッター49は、液晶パネルなどを備え、物性的に光の透過率が変化する構成であってもよい。
次に、機器制御サーバ50について説明する。機器制御サーバ50は、ユーザが施設80の外から機器45を遠隔制御する際などに使用されるクラウドサーバである。
以上説明したように、制御システム10によれば、ユーザは、施設80外からの機器45の遠隔制御、施設80外からの機器45の状態確認などを行うことができる。つまり、制御システム10は、ユーザの利便性を向上することができる。
[セキュリティシステムの構成]
セキュリティシステム20は、施設80において使用される、制御システム10以外の他のシステムの一例である。セキュリティシステム20は、施設80における異常の発生に対処するための所定の情報処理を行うためのシステムである。所定の情報処理は、例えば、異常の発生をユーザに通知するための情報処理、施設80への訪問者を手配するための情報処理などである。セキュリティシステム20は、セキュリティコントローラ60と、センサ65と、セキュリティサーバ70とを備える。
セキュリティシステム20は、例えば、防犯システムである。ユーザは、例えば、セキュリティコントローラ60へ専用のICスティックを挿入することにより、ICスティックが挿入されるごとに警戒モードの有効及び無効が切り替わる。警戒モードは、例えば、ユーザが施設80に不在である状態で設定される動作モードである。なお、警戒モードの有効及び無効の切り替えは、ICスティックに代えてICカードなどによって行われてもよいし、入力受付部44への手動入力または音声入力に基づいて行われてもよい。
セキュリティコントローラ60は、例えば、警戒モードが有効であるときにセンサ65を用いて施設80への侵入者を検知すると、施設80で異常が発生したとみなしてセキュリティサーバ70にその旨を通知する。つまり、防犯センサとして機能するセンサ65の検知結果に応じて施設80の外部のサーバに情報を出力する。そうすると、セキュリティシステム20を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が施設80に駆け付ける。また、オペレータは、必要に応じて警察署などへ通報を行う。実施の形態では、オペレータとは、コンピュータなどを操作する人間を意味する。
また、セキュリティシステム20は、防災システムであってもよい。この場合、セキュリティコントローラ60は、例えば、警戒モードが有効であるときにセンサ65を用いて施設80の火災の発生など検知すると、施設80で異常が発生したとみなしてセキュリティサーバ70にその旨を通知する。つまり、火災センサとして機能するセンサ65の検知結果に応じて施設80の外部のサーバに情報を出力する。そうすると、セキュリティシステム20を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が施設80に駆け付ける。また、オペレータは、必要に応じて消防署などへ通報を行う。
また、セキュリティシステム20は、見守りシステムであってもよい。この場合、セキュリティコントローラ60は、警戒モードが有効であるときにセンサ65を用いて施設80に高齢者が居住している高齢者の健康状態などを監視し、異常の発生を検知すると、セキュリティサーバ70にその旨を通知する。つまり、見守りセンサとして機能するセンサ65の検知結果に応じて施設80の外部のサーバに情報を出力する。そうすると、セキュリティシステム20を運営する事業者のオペレータが訪問者を手配し、訪問者が施設80に駆け付ける。また、オペレータは、当該高齢者の家族(例えば、遠方に離れて暮らす家族)に連絡を行う。
以下、セキュリティシステム20が備える各構成要素について説明する。まず、セキュリティコントローラ60について説明する。セキュリティコントローラ60は、施設80内に設置され、センサ65を用いて施設80で異常が発生したことを検知する。ここで、施設における異常の発生とは、施設80の敷地内における異常の発生を意味し、施設80内における異常の発生だけでなく、施設80の外における異常の発生を含む。
次に、センサ65について説明する。センサ65は、施設80での異常の発生を検知するためのセンサである。セキュリティシステム20が防犯システムである場合、センサ65は、窓もしく扉の開閉センサ、ガラス破壊センサ、または、人感センサなどの防犯センサである。セキュリティシステム20が防災システムである場合、センサ65は、熱センサまたは煙センサなどの火災センサ、または、ガス漏れセンサなどである。セキュリティシステム20が見守りシステムである場合、センサ65は、見守りセンサ、または、バイタルセンサなどである。セキュリティシステム20は、少なくとも1つのセンサ65を備えていればよいが、センサ65を複数備えてもよい。
次に、セキュリティサーバ70について説明する。セキュリティサーバ70は、セキュリティコントローラ60から受信した異常通知に基づく情報処理を行うクラウドサーバである。
以上説明したように、セキュリティシステム20によれば、ユーザは、オペレータ及び訪問者を通じて柔軟かつ確実な対応を受けることができる。なお、以下では、セキュリティシステム20は、防犯システムであるとして説明が行われるが、上述のように、セキュリティシステム20は、防災システムであってもよいし、見守りシステムであってもよい。また、以下の説明では、機器コントローラ40及びセキュリティコントローラ60が同一の施設80に設置されていること(つまり、対応関係にあること)が制御システム10及びセキュリティシステム20において共有されているものとする。
[携帯端末の構成]
携帯端末30は、制御システム10におけるユーザインタフェースとして機能する携帯型の情報端末であり、具体的には、スマートフォンまたはタブレット端末などである。図1では、携帯端末30は、施設80内に位置しているが、施設80外に位置する場合もある。携帯端末30は、入力受付部31を備える。
入力受付部31は、ユーザの手動入力またはユーザの音声入力を受け付ける。入力受付部31は、具体的には、表示部31a及びマイクロフォン31bを含む。
表示部31aは、画像の表示機能、及び、ユーザの手動入力を受け付ける機能を有する表示デバイスである。表示部31aは、タッチパネル、及び、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示パネルによって実現される。タッチパネルは、例えば、静電容量方式のタッチパネルであるが、抵抗膜方式のタッチパネルであってもよい。
マイクロフォン31bは、ユーザの音声入力を受け付ける。マイクロフォン31bは、音声取得部の一例である。
[シーン制御]
次に、機器コントローラ40によって行われるシーン制御について説明する。シーン制御は、施設80内を所定の室内環境に近づけるために、施設80内に配置された1つ、または、2以上の機器45を(一括して)動作させる制御である。図2は、シーン制御を実行するための制御情報の一例を示す図である。
シーン制御の制御情報においては、起床、外出、及び、就寝などの生活シーン(シーン名称)のそれぞれに対して、機器45の制御内容が紐づけられている。例えば、ユーザは、表示部44aに対して「起床」のシーン制御の実行を指示する操作(以下、実行入力とも記載される)を行うと、機器コントローラ40は、図2の制御情報を参照して機器45を制御する。この結果、照明機器46及び空調機器47があらかじめ登録された設定(明るさ、設定温度など)でオンし、電動シャッター49が開く。「起床」のシーン制御の実行が指示されたときに、どのような機器45がどのような動作を行うかは、ユーザがあらかじめ登録することができる。
[動作例1]
上述のように、ユーザは、セキュリティコントローラ60に専用のICスティックを挿入することなどにより、警戒モードの有効及び無効を切り替えることができる。セキュリティシステム20が防犯システムである場合、警戒モードが有効に設定された状態でセンサ65によって侵入者等が検知されると、ユーザは、当該ユーザの携帯端末30に異常が発生した旨の通知、及び、施設80への訪問者の派遣などのサービスを受けることができる。
ここで、制御システム10は、セキュリティシステム20からセキュリティシステム20の動作モードの変化(具体的には、警戒モードの設定変更)を示す情報を取得し、取得した情報を契機にシーン制御の実行画面(以下、単に実行画面とも記載される)を表示することができる。図3は、セキュリティシステム20との連動設定画面の一例を示す図である。
一般に、ユーザは外出先から施設80へ戻ると、警戒モードを有効から無効に設定変更する。そこで、図3に示されるように、例えば、警戒モードが有効から無効に切り替わった場合(図3の「解除時」)に、「帰宅」のシーン制御の実行画面を表示するようにあらかじめ設定しておく。この設定を示す設定情報は、記憶部43に記憶される。この設定は、例えば、機器コントローラ40の入力受付部44へのユーザの入力により行われる。
以下、このような設定が行われているときの制御システム10の動作について説明する。図4は、制御システム10の動作例1のフローチャートである。
まず、機器コントローラ40の取得部41aは、セキュリティシステム20の警戒モードが有効から無効に設定変更されたことを示す第一情報を、セキュリティシステム20から通信部42を介して取得する(S11)。第一情報は、例えば、セキュリティコントローラ60から施設80内の局所通信ネットワークを介して通信部42へ送信される。第一情報は、セキュリティコントローラ60からセキュリティサーバ70及び機器制御サーバ50を経由して通信部42へ送信されてもよく、第一情報の伝送経路は特に限定されない。
制御部41bは、第一情報が取得されたことを契機に記憶部43に記憶された設定情報を参照し、表示部44aに「帰宅」のシーン制御の実行画面を表示させる(S12)。図5は、「帰宅」のシーン制御の実行画面の一例を示す図である。
図5に示されるように、「帰宅」のシーン制御の実行画面(以下、単に実行画面とも記載される)は、「帰宅」のシーン制御を実行するためのオブジェクト(例えば、図5の「はい」のボタン)を含む。また、図5の例では、「帰宅」のシーン制御における機器45の制御内容も表示されている。なお、実行画面が表示されている状態は、言い換えれば、シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態である。
制御部41bは、表示部44aがスリープ状態であり、待機画面(例えば、黒画など)を表示している場合には、表示部44aを起動し、起動後の表示部44aに実行画面を表示させる。つまり、表示部44aは、待機画面を実行画面に切り替える。また、制御部41bは、表示部44aが待機画面以外の他の画面を表示している場合には、当該他の画面に代えて実行画面を表示させる(つまり、画面を遷移させる)が、当該他の画面に実行画面を重畳表示(言い換えれば、ポップアップ表示)させてもよい。図6は、他の画面に重畳表示される、実行画面の一例を示す図である。他の画面は、例えば、機器45を個別に制御するための制御画面などである。
実行画面が表示されている間、制御部41bは、表示部44aによって「帰宅」のシーン制御の実行入力(例えば、図5及び図6の「はい」のボタンへのタップ操作)が受け付けられたか否かを判定する(S13)。制御部41bは、「帰宅」のシーン制御の実行入力が受け付けられたと判定すると(S13でYes)、「帰宅」のシーン制御を実行する(S14)。制御部41bは、具体的には、記憶部43にあらかじめ記憶されたシーン制御の制御情報(図2)を参照し、通信部42に、「帰宅」のシーン制御において制御対象となる機器45へ制御信号を送信させる。図2の例では、制御対象となる機器45は、照明機器46、空調機器47、及び、電動シャッター49である。「帰宅」のシーン制御が実行されると、照明機器46及び空調機器47はオンし、電動シャッター49は開く。
制御部41bは、「帰宅」のシーン制御の実行入力が受け付けられていないと判定すると(S13でNo)、実行画面の表示が開始されてから所定期間が経過したか否かを判定する(S15)。所定期間は、例えば、30分程度の期間であるが、特に限定されない。所定期間の長さは、表示部44aへのユーザの入力に基づいて設定されてもよい。
制御部41bは、実行画面の表示が開始されてから所定期間が経過していないと判定した場合には(S15でNo)、表示部44aに実行画面の表示を継続させる(S12)。一方、制御部41bは、所定期間が経過したと判定した場合には(S15でYes)、ユーザが「帰宅」のシーン制御を実行する意思がないものとみなして、表示部44aに、実行画面の表示を解除させる(S16)。この場合、表示部44aは、例えば、実行画面を表示する前の画面(待機画面または他の画面)を表示する。
以上説明したように、制御システム10は、警戒モードが有効から無効に設定変更されたことを示す第一情報が取得されたことを契機に、入力受付部44を、シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする。シーン制御は、施設80に設置された複数の機器45の少なくとも一部を制御対象とする、生活シーンに関連付けられた制御である。実行画面は、ユーザがワンタッチでシーン制御を実行することができる画面であり、警戒モードが解除された後、ユーザが表示部44aへ何らかの入力(操作)を行う前に表示される。これにより、ユーザはシーン制御を速やかに実行することができる。
なお、ステップS12において、制御部41bは、機器コントローラ40の表示部44aに代えて、または、表示部44aに加えて、携帯端末30の表示部31aに「帰宅」のシーン制御の実行画面を表示させてもよい。言い換えれば、制御部41bは、携帯端末30の入力受付部31をシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にしてもよい。図7は、携帯端末30の表示部31aに表示されるシーン制御の実行画面の一例を示す図である。この場合、ステップS12において、制御部41bは、表示指令を通信部42に機器制御サーバ50へ送信させ、携帯端末30は、機器制御サーバ50から受信した表示指令に基づいて図7のような実行画面を表示する。これにより、ユーザはシーン制御を速やかに実行することができる。
[動作例2]
一般に、ユーザは施設80から外出するときに、警戒モードを無効から有効に設定変更する。そこで、上記図3に示されるように、例えば、警戒モードが無効から有効に切り替わった場合(図3の「設定時」)に、「外出」のシーン制御の実行画面を表示するようにあらかじめ設定しておく。この設定は、例えば、機器コントローラ40の入力受付部44へのユーザの入力により行われ、この設定を示す設定情報は、記憶部43に記憶される。
以下、このような設定が行われているときの制御システム10の動作について説明する。図8は、制御システム10の動作例1のフローチャートである。
まず、機器コントローラ40の取得部41aは、セキュリティシステム20の警戒モードが無効から有効に設定変更されたことを示す第二情報を、セキュリティシステム20から通信部42を介して取得する(S21)。第二情報は、例えば、セキュリティコントローラ60から施設80内の局所通信ネットワークを介して通信部42へ送信される。第二情報は、セキュリティコントローラ60からセキュリティサーバ70及び機器制御サーバ50を経由して通信部42へ送信されてもよく、第二情報の伝送経路は特に限定されない。
制御部41bは、第二情報が取得されたことを契機に記憶部43に記憶された設定情報を参照し、表示部44aに「外出」のシーン制御の実行画面を表示させる(S22)。
図示されないが、「外出」のシーン制御の実行画面(以下、単に実行画面とも記載される)は、図5と同様である。実行画面には、「外出」のシーン制御を実行するためのオブジェクトが含まれる。実行画面が表示されている状態は、言い換えれば、シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態である。
実行画面が表示されている間、制御部41bは、表示部44aによって「外出」のシーン制御の実行入力が受け付けられたか否かを判定する(S23)。制御部41bは、「外出」のシーン制御の実行入力が受け付けられたと判定すると(S23でYes)、「外出」のシーン制御を実行する(S24)。制御部41bは、具体的には、記憶部43にあらかじめ記憶されたシーン制御の制御情報(図2)を参照し、通信部42に、「外出」のシーン制御において制御対象となる機器45へ制御信号を送信させる。図2の例では、制御対象となる機器45は、照明機器46、空調機器47、及び、電動シャッター49である。「外出」のシーン制御が実行されると、照明機器46及び空調機器47はオフし、電動シャッター49は閉じる。
制御部41bは、「外出」のシーン制御の実行入力が受け付けられていないと判定すると(S23でNo)、実行画面の表示が開始されてから所定期間が経過したか否かを判定する(S15)。以降の処理(ステップS15及びステップS16の処理)は、動作例1と同様である。
以上説明したように、制御システム10は、警戒モードが無効から有効に設定変更されたことを示す第二情報が取得されたことを契機に、入力受付部44を、シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする。これにより、ユーザはシーン制御を速やかに実行することができる。
なお、ステップS22において、制御部41bは、機器コントローラ40の表示部44aに代えて、または、表示部44aに加えて、携帯端末30の表示部31aに「外出」のシーン制御の実行画面を表示させてもよい。言い換えれば、制御部41bは、携帯端末30の入力受付部31をシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にしてもよい。動作例2では、ユーザが外出する場面が想定されているため、施設80内の表示部44aは、ユーザに視認されない可能性がある。よって携帯端末30の表示部31aに実行画面が表示される構成が有用となる。
なお、制御システム10は、第一情報が取得された場合には機器コントローラ40の表示部44aに実行画面を表示し、第二情報が取得された場合には携帯端末30の表示部31aに実行画面を表示する、というように、セキュリティシステム20の警戒モードの状態変化に応じて実行画面が表示される機器を変更してもよい。
[変形例1]
動作例1及び動作例2では、シーン制御は、実行画面に含まれるオブジェクトへの手動入力によって実行されたが、シーン制御は、音声入力によって実行されてもよい。
この場合、動作例1のステップS12(または動作例2のステップS22)において、制御部41bは、マイクロフォン44bを起動し、かつ、表示部44aに音声入力画面を表示させる。つまり、制御部41bは、取得部41aによってセキュリティシステム20から第一情報(または第二情報)が取得されたことを契機に、マイクロフォン44bを起動し、かつ、表示部44aに音声入力画面を表示させる。図9は、音声入力画面の一例を示す図である。
マイクロフォン44bを起動するとは、マイクロフォン44bの電源をオンし、マイクロフォン44bを、音声を取得可能な状態にすることである。このとき、制御部41bは、マイクロフォン44bを通じて入力される音声の音声認識が可能なスタンバイ状態となる。制御部41bが音声認識処理を行うことが可能な状態は、言い換えれば、シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態である。
以上説明したように、制御システム10は、取得部41aによってセキュリティシステム20から第一情報(または第二情報)が取得されたことを契機に、マイクロフォン44bを起動することで入力受付部44を準備状態にしてもよい。同様に、制御システム10は、取得部41aによってセキュリティシステム20から第一情報(または第二情報)が取得されたことを契機に、携帯端末30のマイクロフォン31bを起動することで入力受付部31を準備状態にしてもよい。
[変形例2]
上記動作例1及び上記動作例2では、取得部41aは、セキュリティシステム20の警戒モードの設定状態の変化を示す情報(第一情報または第二情報)を取得したが、セキュリティシステム20の状態変化を示す情報を取得すればよい。つまり、警戒モードの設定状態の変化を示す情報が取得されることは必須ではない。例えば、取得部41aは、警戒モード以外の動作モードの設定状態の変化を示す情報を取得してもよいし、セキュリティシステム20が複数の動作モードのうちどの動作モードで動作中であるかを示す情報を取得してもよい。このような情報もセキュリティシステム20の状態変化を示す情報に含まれる。
また、例えば、センサ65が火災センサとして機能し、セキュリティシステム20が火災報知機能を有する場合、取得部41aは、セキュリティシステム20から非火災報知状態から火災報知状態に変化したことを示す第三情報を取得してもよい。この場合、ユーザが照明機器46をオンするシーン制御をあらかじめ登録しておき、図3のような設定画面を通じて第三情報の取得と対応付けておくことでセキュリティシステム20が火災報知状態になったことを契機に施設80内の照明機器46をオンさせ、避難を容易にすることができる。
[効果等]
以上説明したように、制御システム10は、施設80において利用される制御システムである。制御システム10は、ユーザの入力を受け付ける入力受付部44と、施設80において利用されるセキュリティシステム20からセキュリティシステム20の状態変化を示す情報を取得する取得部41aと、上記情報が取得されたことを契機に、入力受付部44(または入力受付部31)を、施設80に設置された複数の機器45の少なくとも一部を制御対象とするシーン制御であって生活シーンに関連付けられたシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御部41bとを備える。セキュリティシステム20は、制御システム10以外の他のシステムの一例である。
このような制御システム10は、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる。制御システム10によれば、ユーザは入力受付部44を準備状態にするための入力などを行う必要がないため、実行入力を速やかに行うことができる。つまり、制御システム10は、実行入力を速やかに行うことを支援することができる。また、このような
制御システム10は、ユーザが自身の手動入力等により入力受付部44を準備状態にするときに生じる処理(表示部44aによる手動入力の検出など)が省略できる。つまり、制御システム10は、情報処理量を低減することができる。
また、例えば、上記情報は、セキュリティシステム20の状態変化として、セキュリティシステム20の警戒モードの設定状態の変化を示し、警戒モードは、セキュリティシステム20が施設80内に設置されたセンサ65の検知結果に基づいて所定の情報処理を行う動作モードである。
このような制御システム10は、警戒モードの設定状態の変化に連動して、入力受付部44を準備状態にすることができる。
また、例えば、上記情報は、セキュリティシステム20の状態変化として、警戒モードが有効から無効に設定変更されたことを示す。
このような制御システム10は、警戒モードが有効から無効に切り替わったことに連動して、入力受付部44を準備状態にすることができる。
また、例えば、上記情報は、セキュリティシステム20の状態変化として、警戒モードが無効から有効に設定変更されたことを示す。
このような制御システム10は、警戒モードが無効から有効に切り替わったことに連動して、入力受付部44を準備状態にすることができる。
また、例えば、センサ65は、防犯センサであり、警戒モードは、セキュリティシステム20が防犯センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ70に情報を出力する動作モードである。セキュリティサーバ70は、外部サーバの一例である。
このような制御システム10は、防犯センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ70に情報を出力する警戒モードの設定状態の変化に連動して、入力受付部44を準備状態にすることができる。
また、例えば、センサ65は、火災センサであり、警戒モードは、他のシステムが火災センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ70に情報を出力する動作モードである。セキュリティサーバ70は、外部サーバの一例である。
このような制御システム10は、火災センサの検知結果に基づいてセキュリティサーバ70に情報を出力する警戒モードの設定状態の変化に連動して、入力受付部44を準備状態にすることができる。
また、例えば、入力受付部44は、画像の表示機能及びユーザの手動入力を受け付ける機能を有する表示部44aを含む。制御部41bは、シーン制御を実行するためのオブジェクトを表示部44aに表示させることで、入力受付部44を準備状態にする。
このような制御システム10は、シーン制御を実行するためのオブジェクトを表示することで、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる。
また、例えば、制御部41bは、表示部44aにより、表示部44aが表示しているオブジェクトへのユーザの手動入力が受け付けられると、シーン制御を実行する。
このような制御システム10は、表示部44aが表示しているオブジェクトへのユーザの手動入力に応じてシーン制御を実行することができる。
また、例えば、入力受付部44は、ユーザの音声入力を実行入力として受け付けるマイクロフォン44bを含む。制御部41bは、マイクロフォン44bを起動することで、入力受付部44を準備状態にする。
このような制御システム10は、シーン制御を実行するための音声入力を受け付けるマイクロフォン44bを起動することで、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる。
また、例えば、施設80において使用される制御システムが実行する制御方法である。制御システム10は、ユーザの入力を受け付ける入力受付部44を備える。制御方法は、施設80において利用されるセキュリティシステム20からセキュリティシステム20の状態変化を示す情報を取得する取得ステップ(S11またはS21)と、上記情報が取得されたことを契機に、入力受付部44(または入力受付部31)を、施設80に設置された複数の機器45の少なくとも一部を制御対象とするシーン制御であって生活シーンに関連付けられたシーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御ステップ(S12またはS22)とを含む。セキュリティシステム20は、制御システム10以外の他のシステムの一例である。
このような制御方法は、シーン制御が実行されるまでの手順を簡略化することができる。制御方法によれば、ユーザは入力受付部44を準備状態にするための入力などを行う必要がないため、実行入力を速やかに行うことができる。つまり、制御方法は、実行入力を速やかに行うことを支援することができる。また、このような制御方法は、ユーザが自身の手動入力等により入力受付部44を準備状態にするときに生じる処理(表示部44aによる手動入力の検出など)が省略できる。つまり、制御方法は、情報処理量を低減することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、ユーザは、シーン制御の実行画面が表示された状態において1回の操作でシーン制御を実行することが可能である。しかしながら、実行画面が表示された状態において、シーン制御を実行するために2回以上の操作が行われてもよい。実行画面が表示された状態においては、多くとも2回程度の操作でシーン制御が実行されるとよい。
また、上記実施の形態では、制御システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、制御システムは、機器コントローラに相当する単一の装置として実現されてもよいし、機器コントローラと同様の処理を行う携帯端末に相当する単一の装置として実現されてもよい。制御システムが複数の装置によって実現される場合、制御システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
例えば、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。また、装置間の通信においては、図示されない中継装置が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。また、上記実施の形態の動作例1、動作例2、変形例1、及び、変形例2は任意に組み合わされてよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、制御システムなどのコンピュータが実行する制御方法として実現されてもよいし、このような制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 制御システム
20 セキュリティシステム(他のシステム)
31、44 入力受付部
31a、44a 表示部
31b、44b マイクロフォン
41a 取得部
41b 制御部
45 機器
65 センサ
70 セキュリティサーバ(外部サーバ)

Claims (11)

  1. 施設において利用される制御システムであって、
    ユーザの入力を受け付ける第一入力受付部と、
    前記施設において利用される、前記制御システム以外の他のシステムから前記他のシステムの第一の状態変化を示す第一情報を取得する取得部と、
    前記第一情報が取得されたことを契機に、前記第一入力受付部を、前記施設に設置された複数の機器の少なくとも一部を制御対象とする第一シーン制御であって生活シーンに関連付けられた第一シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御部とを備え
    前記取得部は、前記他のシステムから前記他のシステムの前記第一の状態変化と異なる第二の状態変化を示す第二情報を取得し、
    前記制御部は、前記第二情報が取得されたことを契機に、前記第一入力受付部を備える機器と異なる機器に備えられる第二入力受付部を、前記複数の機器の少なくとも一部を制御対象とする第二シーン制御であって生活シーンに関連付けられた第二シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする、
    制御システム。
  2. 前記第一情報は、前記他のシステムの状態変化として、前記他のシステムの動作モードの設定状態の変化を示し、
    前記動作モードは、前記他のシステムが前記施設内に設置されたセンサの検知結果に基づいて所定の情報処理を行う動作モードである
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第一情報は、前記他のシステムの状態変化として、前記動作モードが有効から無効に設定変更されたことを示す
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記第一情報は、前記他のシステムの状態変化として、前記動作モードが無効から有効に設定変更されたことを示す
    請求項2に記載の制御システム。
  5. 前記センサは、防犯センサであり、
    前記動作モードは、前記他のシステムが前記防犯センサの検知結果に基づいて外部サーバに情報を出力する動作モードである
    請求項2~4のいずれか1項に記載の制御システム。
  6. 前記センサは、火災センサであり、
    前記動作モードは、前記他のシステムが前記火災センサの検知結果に基づいて外部サーバに情報を出力する動作モードである
    請求項2~4のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記第一入力受付部は、画像の表示機能及び前記ユーザの手動入力を受け付ける機能を有する表示部を含み、
    前記制御部は、前記第一シーン制御を実行するためのオブジェクトを前記表示部に表示させることで、前記第一入力受付部を前記準備状態にする
    請求項1~6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 前記制御部は、前記表示部により、前記表示部が表示している前記オブジェクトへの前記ユーザの手動入力が受け付けられると、前記第一シーン制御を実行する
    請求項7に記載の制御システム。
  9. 前記第一入力受付部は、前記ユーザの音声入力を前記実行入力として受け付けるマイクロフォンを含み、
    前記制御部は、前記マイクロフォンを起動することで、前記第一入力受付部を前記準備状態にする
    請求項1~6のいずれか1項に記載の制御システム。
  10. 施設において使用される制御システムが実行する制御方法であって、
    前記制御システムは、ユーザの入力を受け付ける第一入力受付部を備え、
    前記制御方法は、
    前記施設において利用される、前記制御システム以外の他のシステムから前記他のシステムの第一の状態変化を示す第一情報を取得する取得ステップと、
    前記第一情報が取得されたことを契機に、前記第一入力受付部を、前記施設に設置された複数の機器の少なくとも一部を制御対象とする第一シーン制御であって生活シーンに関連付けられた第一シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にする制御ステップと
    前記他のシステムから前記他のシステムの前記第一の状態変化と異なる第二の状態変化を示す第二情報を取得するステップと、
    前記第二情報が取得されたことを契機に、前記第一入力受付部を備える機器と異なる機器に備えられる第二入力受付部を、前記複数の機器の少なくとも一部を制御対象とする第二シーン制御であって生活シーンに関連付けられた第二シーン制御を実行するための実行入力を受け付け可能な準備状態にするステップとを含む
    制御方法。
  11. 請求項10に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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