JP2022079997A - 情報処理システム、及び、情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】施設における生活シーンに応じて情報を出力することができる情報処理システムを提供する。【解決手段】情報処理システム10は、施設80の出入口に設置されたドアの電気錠34の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、施設80内に設置された人感センサ36の検知結果を示す第二情報を取得する取得部23aと、第一情報及び第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力部23cとを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、及び、情報処理方法に関する。
従来、住宅などの施設において、居住者の在宅及び不在を検出する技術が知られている。特許文献1には、簡易的に居住者の在宅及び不在を確認することができるインターホンシステムが開示されている。
特開2011-055030号公報
本発明は、施設における生活シーンに応じて情報を出力することができる情報処理システム等を提供する。
本発明の一態様に係る情報処理システムは、施設の出入口に設置されたドアの電気錠の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、前記施設内に設置された人感センサの検知結果を示す第二情報を取得する取得部と、前記第一情報及び前記第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータによって実行される情報処理方法であって、施設の出入口に設置されたドアの電気錠の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、前記施設内に設置された人感センサの検知結果を示す第二情報を取得する取得ステップと、前記第一情報及び前記第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力ステップとを含む。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様に係る情報処理システム等は、施設における生活シーンに応じて情報を出力することができる。
図1は、実施の形態に係る情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、帰宅シーンの一例を示す図である。 図3は、外出シーンの一例を示す図である。 図4は、設定情報の一例を示す図である。 図5は、シーン制御を実行するための制御情報の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る情報処理システムの動作例1のシーケンス図である。 図7は、帰宅シーンのシーン制御を実行したことを通知するための画像の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る情報処理システムの動作例2のシーケンス図である。 図9は、外出シーンのシーン制御が実行されたことを通知するための画像の一例を示す図である。 図10は、電気錠の状態を通知するための画像の一例を示す図である。 図11は、天気を通知するための画像の一例を示す図である。 図12は、スケジュールを通知するための画像の一例を示す図である。 図13は、実施の形態に係る情報処理システムの動作例3のシーケンス図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[概要]
まず、実施の形態に係る情報処理システムの概要について説明する。図1は、実施の形態に係る情報処理システムの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態に係る情報処理システム10は、制御装置20、複数の機器30、携帯端末40、機器制御サーバ50、及び、天気情報配信サーバ60を備える。制御装置20及び複数の機器30は、施設80に設置される。複数の機器30には、照明機器31、空調機器32、電動シャッタ33、電気錠34、宅配ボックス35、人感センサ36、開閉センサ37、及び、スピーカ38が含まれる。
情報処理システム10が適用される施設80は、例えば、戸建住宅である。情報処理システム10は、電気錠34の施錠及び解錠の状態、及び、人感センサ36の検知結果などに基づいて、生活シーンの判定を行うことができる。生活シーンには、ユーザが施設80に帰宅したシーンである帰宅シーン、及び、ユーザが外出したシーンである外出シーンなどが含まれる。図2は、帰宅シーンの一例を示す図であり、図3は、外出シーンの一例を示す図である。
情報処理システム10は、判定した生活シーンに基づいて、施設80に設置された複数の機器30の少なくとも一部を一括制御するシーン制御を行うことができる。また、情報処理システム10は、判定した生活シーンに基づいて、ユーザへの情報の通知(提示)を行うことができる。情報の通知は、帰宅シーン(図2)においては、制御装置20及びスピーカ38などを用いて行われ、外出シーン(図3)においては、携帯端末40などを用いて行われる。
[構成]
次に、情報処理システム10が備える各装置の構成について、引き続き図1~図3を参照しながら説明する。まず、制御装置20について説明する。
制御装置20は、例えば、エネルギーマネジメント機能を有するHEMS(Home Energy Management System)コントローラである。制御装置20は、施設80内に設置される。制御装置20は、例えば、施設80内の壁に固定設置される。
制御装置20は、施設80に設置された複数の機器30の電気使用量(言い換えれば、消費電力量)を管理する。また、制御装置20は、複数の機器30のそれぞれへ制御指令を送信することにより、複数の機器30を制御する。また、制御装置20は、複数の機器30のそれぞれから当該機器30の動作状態を示す情報を取得し、取得した情報を記憶部24に記憶することにより複数の機器30の動作状態を管理する。制御装置20は、HEMSコントローラに限定されず、エネルギーマネジメント機能を有しない他のホームコントローラ、または、ゲートウェイ装置であってもよい。
制御装置20は、具体的には、操作受付部21と、表示部22と、制御部23と、記憶部24と、第一通信部25と、第二通信部26とを備える。
操作受付部21は、ユーザの操作を受け付ける。操作受付部21は、例えば、タッチパネルによって実現されるが、ハードウェアキーなどによって実現されてもよい。
表示部22は、画像を表示する。表示部22は、例えば、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。
制御部23は、複数の機器30の制御に関連する情報処理、及び、複数の機器30の状態取得に関連する情報処理などを行う。制御部23は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。制御部23は、機能的な構成要素として、取得部23a、判定部23b、及び、出力部23cを有する。取得部23a、判定部23b、及び、出力部23cの機能は、例えば、制御部23を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサ等が記憶部24に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。取得部23a、判定部23b、及び、出力部23cの詳細な機能については後述する。
記憶部24は、機器30の動作状態を示す情報、及び、制御部23によって実行されるコンピュータプログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部24は、例えば、半導体メモリによって実現される。
第一通信部25は、制御装置20が、携帯端末40、機器制御サーバ50、及び、天気情報配信サーバ60などと広域通信ネットワーク70を介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。第一通信部25は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第一通信部25が行う通信の通信規格については特に限定されない。
第二通信部26は、制御装置20が、複数の機器30などと局所通信ネットワークを介して通信を行うための通信回路(通信モジュール)である。第二通信部26は、例えば、無線通信を行う無線通信回路であるが、有線通信を行う有線通信回路であってもよい。第二通信部26が行う通信の通信規格は、例えば、ECHONET Lite(登録商標)であるが、特に限定されない。第二通信部26は、通信相手の機器30に応じて異なる通信規格で通信を行ってもよい。
次に、複数の機器30について説明する。複数の機器30は、施設80に設置される。ここでの施設80に設置されるとは、施設80の敷地内に設置されることを意味し、施設80内に設置される場合と、施設80外での施設80の敷地内に設置される場合との両方を意味する。上述のように、複数の機器30のそれぞれは、局所通信ネットワークを介して制御装置20と通信することができる。
複数の機器30には、照明機器31、空調機器32、電動シャッタ33、電気錠34、宅配ボックス35、人感センサ36、開閉センサ37、及び、スピーカ38が含まれる。このうち、照明機器31、空調機器32、電動シャッタ33、電気錠34、及び、スピーカ38は、情報処理システム10における制御対象機器であり、制御対象機器は、制御装置20の第一通信部25から送信される制御指令によって制御される。
照明機器31は、施設80の中(室内)を照明する。照明機器31は、例えば、シーリングライトであるが、照明機器31の具体的態様は、特に限定されない。照明機器31は、ダウンライト、ペンダントライト、スポットライト、または、ブラケットライトなどであってもよい。また、照明機器31は、施設80の外(室外)を照明する機器であってもよい。
空調機器32は、一般家庭用の空調機器である。空調機器32は、熱交換器(図示せず)などを有することにより、空調機器32から送出される風の温度の調整が可能な空調機器である。つまり、空調機器32は、温度調整機能(送風機能及び冷暖房機能)を有する。空調機器32は、一般家庭用の空調機器に限定されず、産業用の空調機器であってもよい。
電動シャッタ33は、施設80が有する窓の外側(または内側)に配置され、施設80内への外光の取り入れ量を調整する。電動シャッタ33は、例えば、電動ブラインドなどであり、物理的に光の遮蔽物が開閉する構成を有する。電動シャッタ33は、液晶パネルなどを備え、物性的に光の透過率が変化する構成であってもよい。
電気錠34は、施設80の出入口(玄関82)に設けられたドア81に取り付けられ、ドア81の施錠及び解錠を行う防犯機器である。ユーザは、施設80外から電気錠34を施錠または解錠する場合、認証媒体を電気錠34に近づける。認証媒体は、携帯端末40またはカードキーなどである。電気錠34は、認証媒体と通信し認証媒体から認証情報を取得する近距離無線通信部34aを備え、取得した認証情報があらかじめ登録された認証情報と一致する場合に、ドア81を施錠または解錠する。一方、ユーザは、施設80内から電気錠34を施錠または解錠する場合には、電気錠34の施設80内側に設けられたサムターンまたは押しボタンなどを手動操作する。
また、電気錠34は、電気錠34の施錠及び解錠の状態を示す第一情報を制御装置20へ送信する。上述のように、電気錠34を施設80外から施錠または解錠する方法と、電気錠34を施設80内から施錠または解錠する方法は異なるため、電気錠34は、施設80外から施錠または解錠されたのか、施設80内から施錠または解錠されたのかを区別可能な第一情報を制御装置20へ送信することができる。制御装置20は、受信した第一情報に基づいて、電気錠34の状態(つまり、施錠及び解錠の状態)を示す電気錠情報を記憶部24に記憶することにより、電気錠34の状態を管理することができる。
なお、施設80外から電気錠34を施錠または解錠する方法は、近距離無線通信に限定されない。例えば、電気錠34は、当該電気錠34の施設80の外側にテンキーを備え、ユーザによってテンキーに入力された暗証番号に基づいて施錠または解錠されてもよい。また、電気錠34は、当該電気錠34の施設80の外側に設けられた生体センサを備え、生体センサによって取得された生体情報に基づいて施錠または解錠されてもよい。生体情報は、例えば、指紋情報などである。
宅配ボックス35は、施設80にユーザが不在である場合に配送事業者の配達員が荷物を預けることができるための装置であり、宅配ロッカーと呼ばれる場合もある。宅配ボックス35は、施設80の敷地内であって施設80の外(ドア81のすぐ外側など)に設置される。宅配ボックス35は、宅配ボックス35内に荷物が収容されているか否かを検知するためのセンサを備え、当該センサの検知結果(つまり、荷物の有無)を制御装置20に送信する。制御装置20は、受信した検知結果に基づいて、宅配ボックス35内に荷物があるか否かを示す着荷情報を記憶部24に記憶することにより、宅配ボックス35内の荷物の有無を管理することができる。
人感センサ36は、施設80内における人の存否を検知し、検知結果を第二情報として制御装置20へ送信する。人感センサ36は、例えば、人の体から発せられる赤外線をセンシングする焦電センサであるが、超音波式のセンサであってもよい。上記図2に示されるように、人感センサ36は、例えば、施設80の玄関82に設置される。
開閉センサ37は、施設80に設けられたドア81の開閉を検知し、検知結果をドア81の開閉状態を示す第三情報として制御装置20に送信する。開閉センサ37は、例えば、ドア81及びドア枠の一方に取り付けられた磁石と、ドア81及びドア枠の他方に取り付けられたマグネットセンサによって実現される、磁力式のセンサである。
スピーカ38は、帰宅シーンにおける情報の通知のために音を出力する。スピーカ38は、例えば、汎用のネットワークスピーカであるが、スマートスピーカであってもよい。上記図2に示されるように、スピーカ38は、例えば、施設80の玄関82に設置される。
次に、携帯端末40について説明する。携帯端末40は、ユーザが外出シーンにおいて情報の通知を受けるために使用する、携帯型の情報端末である。携帯端末40は、具体的には、スマートフォンまたはタブレット端末などである。携帯端末40は、画像を表示する表示部41を備える。表示部41は、例えば、液晶パネルまたは有機ELパネルなどの表示パネルによって実現される。
次に、機器制御サーバ50について説明する。機器制御サーバ50は、ユーザが携帯端末40を介して通知を受けるための情報処理を行うクラウドコンピュータである。上述のように生活シーンの判定は制御装置20によって行われるが、判定した生活シーンに応じた情報の通知は、制御装置20ではなく携帯端末40を介して行われる場合がある。この場合、制御装置20は、通知の対象となる情報を機器制御サーバ50を介して携帯端末40へ送信する。つまり、機器制御サーバ50は情報の中継を行う。
次に、天気情報配信サーバ60について説明する。天気情報配信サーバ60は、施設80外に設置され、制御装置20へ施設80の周辺の天気情報(言い換えれば、天気予報情報)の提供を行うクラウドコンピュータである。天気情報の提供は、例えば、定期的に行われ、制御装置20の記憶部24には、最新の天気情報が記憶される。
[設定情報]
ユーザは、生活シーンに応じたシーン制御の実行、及び、生活シーンに応じた情報の通知を受けるためにあらかじめ設定を行う。例えば、制御装置20の操作受付部21により、ユーザの設定操作が受け付けられると、設定操作に対応する設定情報が記憶部24に記憶される。図4は、設定情報の一例を示す図である。
図4に示されるように、設定情報においては、帰宅シーンであると判定された場合に、シーン制御を実行する否か、シーン制御に関する通知を行うか否か、及び、宅配ボックス35に関する通知を行うか否かが定められている。つまり、ユーザは、帰宅時に、シーン制御を実行するか否か、シーン制御に関する通知を受けるか否か、及び、宅配ボックス35に関する通知を受けるか否かを設定することができる。
また、設定情報においては、外出シーンであると判定された場合に、シーン制御を実行する否か、シーン制御に関する通知を行うか否か、電気錠34の状態の通知を行うか否か、天気情報の通知を行うか否か、及び、スケジュール情報の通知を行うか否かが定められる。つまり、ユーザは、外出時に、シーン制御を実行する否か、シーン制御に関する通知を受けるか否か、電気錠34の状態の通知を受けるか否か、天気の通知を受けるか否か、及び、スケジュールの通知を受けるか否かを設定することができる。
このような設定情報によれば、生活シーンと当該生活シーンであると判定された場合に出力すべき情報(例えば、制御指令または通知情報)とが関連付けられる。なお、図4の設定情報は一例である。例えば、設定情報においては、帰宅シーンと判定された場合に、次の日の天気または次の日のスケジュールの通知を行うか否かが定められてもよい。
ここで、シーン制御について補足する。シーン制御は、施設80内を所定の室内環境に近づけるために、施設80内に配置された1つまたは2以上の機器30を一括して動作させる制御である。図5は、シーン制御を実行するための制御情報の一例を示す図である。
シーン制御の制御情報においては、起床、外出、及び、就寝などの生活シーン(シーン名称)のそれぞれに対して、機器30の制御内容が紐づけられている。例えば、操作受付部21によってユーザの「起床」のシーン制御の実行を指示する操作が受け付けられると、制御装置20は、図5の制御情報を参照して機器30を制御する。この結果、照明機器31及び空調機器32があらかじめ登録された設定(明るさ、設定温度など)でオンし、電動シャッタ33が開く。「起床」のシーン制御の実行が指示されたときに、どのような機器30がどのような動作を行うかは、ユーザが任意に決定しあらかじめ制御装置20に登録しておく。
シーン制御は、基本的には、操作受付部21へのユーザの手動操作に基づいて行われるが、情報処理システム10においては、図4の設定情報においてシーン制御の制御実行が「オン」に設定されていれば、生活シーンの判定結果に応じて自動的にシーン制御が実行される。つまり、設定情報によれば、生活シーンと当該生活シーンであると判定された場合に実行すべきシーン制御の内容(言い換えれば、複数の機器30に送信すべき制御指令)とが関連付けられる。
[動作例1]
以下、情報処理システム10の動作例1について説明する。図6は、情報処理システム10の動作例1のシーケンス図である。動作例1は、現在の生活シーンが帰宅シーン(図2参照)であると判定される場合の情報処理システム10の動作例である。
ユーザが施設80に帰宅し、施設80の中に入るときには、(a1)電気錠34を施設80の外側から解錠し、(a2)ドア81を開け、(a3)ドア81から施設80の中に入ると考えられる。
情報処理システム10において、電気錠34は、例えば、施錠状態及び解錠状態が切り替わるときに施錠または解錠の状態を示す第一情報を制御装置20に送信する。そうすると、ユーザが上記(a1)の動作を行うと、電気錠34は、電気錠34が施設80の外側から解錠された(施錠状態から解錠状態に遷移した)ことを示す第一情報を制御装置20へ送信する(S11)。
制御装置20の第二通信部26は、第一情報を受信し、取得部23aは、受信された第一情報を取得する(S12)。
また、情報処理システム10において、開閉センサ37は、例えば、開状態及び閉状態が切り替わるときに開閉状態を示す第三情報を制御装置20に送信する。ユーザが上記(a1)に続いて上記(a2)の動作を行うと、開閉センサ37は、ドア81が開いた(閉状態から開状態に遷移した)ことを示す第三情報を制御装置20へ送信する(S13)。
制御装置20の第二通信部26は、第三情報を受信し、取得部23aは、受信された第三情報を取得する(S14)。
また、情報処理システム10において、人感センサ36は、例えば、人を検知したときに施設80内に人が存在することを示す第二情報を制御装置20に送信する。ユーザが上記(a1)、上記(a2)に続いて上記(a3)の動作を行うと、人感センサ36は、施設80内に人が存在する(未検知状態から検知状態に遷移した)ことを示す第二情報を制御装置20へ送信する(S15)。
制御装置20の第二通信部26は、第二情報を受信し、取得部23aは、受信された第二情報を取得する(S16)。
判定部23bは、第一情報、第二情報、及び、第三情報の取得状況に基づいて現在の生活シーンを判定する。判定部23bは、具体的には、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、施設80内に人が存在することを示す記第二情報がこの順に取得されたことを要件として、現在の生活シーンが帰宅シーンであると判定する(S17)。
出力部23cは、判定部23bの判定結果に基づいて、帰宅シーンに関連付けられた情報を出力する。例えば、上記通知設定において、帰宅シーンにおけるシーン制御の制御実行が「オン」に設定されている場合、出力部23cは、帰宅シーンに関連付けられた情報として、帰宅シーンのシーン制御を実行するための制御指令を出力する。出力部23cは、具体的には、記憶部24に記憶された図5の制御情報を参照し、照明機器31、空調機器32、及び、電動シャッタ33のそれぞれに対する、図5の帰宅シーンに対応する制御指令を出力する。ここでの制御指令は、シーン制御に関する情報の一例である。出力された制御指令は、第二通信部26によって照明機器31、空調機器32、及び、電動シャッタ33のそれぞれへ送信される。この結果、帰宅シーンのシーン制御が実行される(S18)。
また、上記通知設定において、帰宅シーンにおけるシーン制御の通知が「オン」に設定されている場合、出力部23cは、帰宅シーンに関連付けられた情報として、帰宅シーンのシーン制御を実行したことを通知するための通知情報を出力する。ここでの通知情報は、シーン制御に関する情報の一例である。表示部22は、出力された通知情報に基づいて、帰宅シーンのシーン制御を実行したことを通知するための画像を表示する(S19)。図7は、表示部22に表示される、帰宅シーンのシーン制御を実行したことを通知するための画像の一例を示す図である。なお、帰宅シーンのシーン制御を実行したことの通知は、携帯端末40への画像の表示等によって行われてもよいし、スピーカ38からの音の出力によって行われてもよい。
また、上記通知設定において、宅配ボックス35に関する通知が「オン」に設定されている場合、出力部23cは、記憶部24に記憶された着荷情報を参照することにより、宅配ボックス35内に荷物があるか否かを判定する。出力部23cは、宅配ボックス35内に荷物がある場合には、宅配ボックス35へ荷物が収容されていることを通知するための着荷通知情報を出力する。出力された着荷通知情報は、第二通信部26によってスピーカ38へ送信され、スピーカ38は、宅配ボックス35内に荷物があることを音(具体的には、音声メッセージ)により通知する(S20)。なお、宅配ボックス35内に荷物があることの通知は、制御装置20の表示部22への画像の表示によって行われてもよいし、携帯端末40への画像の表示等によって行われてもよい。玄関82に設置されたスピーカ38によって通知が行われれば、ユーザが玄関82において通知を受け、即座に施設80外の宅配ボックス35へ荷物を取りに行くことができる利点がある。
以上説明したように、情報処理システム10は、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、施設80内に人が存在することを示す第二情報がこの順に取得された場合に、帰宅シーンに関連付けられた情報処理を実行する。これにより、情報処理システム10は、現在の生活シーンが、ユーザが施設80に帰宅したばかりの帰宅シーンであると判定される場合に、帰宅シーンに適した情報処理を行うことができる。
なお、帰宅シーンであるか否かの判定にドア81が開いたことを示す第三情報が用いられることは必須ではない。帰宅シーンであるか否かの判定においては、少なくとも、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報が取得された後に、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されたことが要件とされればよい。
[動作例2]
以下、情報処理システム10の動作例2について説明する。図8は、情報処理システム10の動作例2のシーケンス図である。動作例2は、現在の生活シーンが外出シーン(図3参照)であると判定される場合の情報処理システム10の動作例である。
ユーザが施設80から外出するときには、(b1)電気錠34を施設80の内側から解錠し、(b2)ドア81を開け、(b3)ドア81を閉めると考えられる。また、その後(b4)人感センサ36は人を検知しなくなる、と考えられる。
ユーザが上記(b1)の動作を行うと、電気錠34は、電気錠34が施設80の内側から解錠された(施錠状態から解錠状態に遷移した)ことを示す第一情報を制御装置20へ送信する(S21)。
制御装置20の第二通信部26は、第一情報を受信し、取得部23aは、受信された第一情報を取得する(S22)。
また、ユーザが上記(b1)に続いて上記(b2)の動作を行うと、開閉センサ37は、ドア81が開いた(閉状態から開状態に遷移した)ことを示す第三情報を制御装置20へ送信する(S23)。
制御装置20の第二通信部26は、第三情報を受信し、取得部23aは、受信された第三情報を取得する(S24)。
また、ユーザが上記(b2)に続いて上記(b3)の動作を行うと、開閉センサ37は、ドア81が閉じた(開状態から閉状態に遷移した)ことを示す第三情報を制御装置20へ送信する(S25)。
制御装置20の第二通信部26は、第三情報を受信し、取得部23aは、受信された第三情報を取得する(S26)。
その後、ユーザが外出すると、上記(b4)のように、人感センサ36は、未検知状態のままとなり(S27)、第二情報を制御装置20へ送信しない。したがって、制御装置20の取得部23aは、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報を取得しない(S28)。
判定部23bは、施設80内から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、ドア81が閉じたことを示す第三情報がこの順に取得された後、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されないことを要件として、現在の生活シーンが外出シーンであると判定する(S29)。
出力部23cは、判定部23bの判定結果に基づいて、外出シーンに関連付けられた情報を出力する。例えば、上記通知設定において、外出シーンにおけるシーン制御の制御実行が「オン」に設定されている場合、出力部23cは、外出シーンに関連付けられた情報として、外出シーンのシーン制御を実行するための制御指令を出力する。出力部23cは、具体的には、記憶部24に記憶された図5の制御情報を参照し、照明機器31、空調機器32、及び、電動シャッタ33のそれぞれに対する、図5の外出シーンに対応する制御指令を出力する。ここでの制御指令は、シーン制御に関する情報の一例である。出力された制御指令は、第二通信部26によって照明機器31、空調機器32、及び、電動シャッタ33のそれぞれへ送信される。この結果、外出シーンのシーン制御が実行される(S30)。
また、上記通知設定において、外出シーンにおける、シーン制御の通知、電気錠34の状態の通知、天気の通知、及び、スケジュールの通知のいずれかが「オン」に設定されている場合、出力部23cは、外出シーンに関連付けられた情報として、通知情報を出力する(S31)。第一通信部25は、出力された通知情報を、機器制御サーバ50(図8で図示せず)を介して携帯端末40に送信する(S32)。
携帯端末40は、通知情報を受信すると、受信した通知情報に基づいて画像を表示する(S33)。例えば、通知情報が、シーン制御が実行されたことを通知するための情報である場合、携帯端末40の表示部41には、図9に示されるような画像が表示される。図9は、外出シーンのシーン制御が実行されたことを通知するための画像の一例を示す図である。なお、シーン制御が実行されたことを通知するための通知情報は、シーン制御に関する情報の一例である。
また、通知情報が電気錠34の状態を通知するための情報である場合、当該通知情報には、制御装置20が管理している電気錠情報に基づく現在の電気錠34の状態を示す情報が含まれる。このような情報に基づいて、携帯端末40の表示部41には、図10に示されるような画像が表示される。図10は、電気錠34の状態を通知するための画像の一例を示す図である。電気錠34の状態の通知は、電気錠34が解錠状態であるときにのみ行われてもよい。つまり、ユーザが電気錠34の施錠を忘れているときにのみ行われてもよい。
なお、情報処理システム10は、玄関82のドア81以外の他のドアに設けられる他の電気錠、及び、施設80の窓に設置される窓用の電気錠を備え、制御装置20が管理している電気錠情報は、他の電気錠の状態及び窓用の電気錠の状態を示してもよい。この場合、情報処理システム10は、他の電気錠及び窓用の電気錠の状態を通知することもできる。これらの電気錠の状態は、言い換えれば、施設80に設けられたドアまたは窓の施錠状態である。
また、通知情報が天気を通知するための情報である場合、当該通知情報には、制御装置20が管理している天気情報に基づく当日の天気を示す情報が含まれる。このような情報に基づいて、携帯端末40の表示部41には、図11に示されるような画像が表示される。図11は、天気を通知するための画像の一例を示す図である。
なお、携帯端末40が図11に示されるような画像を表示するために、通知情報に当日の天気を示す情報が含まれることは必須ではない。例えば、携帯端末40は、制御装置20から通知情報を受信したことを契機に天気情報配信サーバ60から当日の天気を示す情報を取得し、取得した情報に基づいて天気を通知するための画像を表示部41に表示してもよい。
また、通知情報がスケジュールを通知するための情報である場合、当該通知情報には、制御装置20が管理しているスケジュール情報に基づく当日のスケジュールを示す情報が含まれる。このような情報に基づいて、携帯端末40の表示部41には、図12に示されるような画像が表示される。図12は、スケジュールを通知するための画像の一例を示す図である。
なお、スケジュール情報は、例えば、操作受付部21へのユーザの操作等によって制御装置20の記憶部24にあらかじめ登録される。スケジュール情報は、ToDoリストなど、するべきことをまとめたメモのような情報であってもよい。
なお、携帯端末40が図12に示されるような画像を表示するために、通知情報に当日のスケジュールを示す情報が含まれることは必須ではない。例えば、携帯端末40にスケジュールを管理するためのアプリケーション(以下、スケジュールアプリとも記載される)がインストールされている場合が考えられる。このような場合、携帯端末40は、制御装置20から通知情報を受信したことを契機に、スケジュールアプリ(より詳細には、スケジュールアプリに対応するクラウドサーバ、または、携帯端末40自体)によって管理されているスケジュール情報から当日のスケジュールを示す情報を取得し、取得した情報に基づいてスケジュールを通知するための画像を表示部41に表示してもよい。
以上説明したように、情報処理システム10は、施設80内から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、ドア81が閉じたことを示す第三情報がこの順に取得された後、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されない場合に、外出シーンに関連付けられた情報処理を実行する。このような情報処理システム10は、現在の生活シーンが、ユーザが施設80から外出したばかりの外出シーンであると判定される場合に、外出シーンに適した情報処理を行うことができる。
なお、外出シーンであるか否かの判定にドア81が開いたことを示す第三情報、及び、ドア81が閉じたことを示す第三情報が用いられることは必須ではない。外出シーンであるか否かの判定においては、少なくとも、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報が取得された後、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されないことが要件とされればよい。
[動作例3]
情報処理システム10は、ユーザが鍵を所持せずに施設80から外出してしまい、施設80内へ入れなくなってしまう、いわゆる締め出しを抑制する通知を行うこともできる。以下、このような情報処理システム10の動作例3について説明する。図13は、情報処理システム10の動作例3のシーケンス図である。
なお、動作例3においては、上記鍵は、カードキー(ICカード)または携帯端末40などの認証媒体であって、電気錠34の近距離無線通信部34aと無線通信が可能な認証媒体である。つまり、ユーザは、電気錠34を施設80の外から電気錠34を施錠または解錠する場合、電気錠34の近距離無線通信部34aと認証媒体とを通信させる。近距離無線通信部34aは、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)などの通信規格に対応する通信モジュールである。近距離無線通信部34aは、RFID(Radio Frequency IDentification)に対応する通信モジュールであってもよい。
電気錠34は、電気錠34が施設80の内側から解錠されたことを検知すると(S41)、近距離無線通信部34aに認証媒体との通信を試行させる(S42)。近距離無線通信部34aが認証媒体との通信に失敗した場合(S43)、電気錠34の周辺に認証媒体が無いと考えられる。つまり、ユーザが認証媒体を持たずに内側から電気錠34を解錠したものと考えられる。
そこで、電気錠34は、ユーザが認証媒体を所持していないことを当該ユーザに通知するために、通知依頼情報を制御装置20に送信する(S44)。制御装置20の第二通信部26は、通知依頼情報を受信する。出力部23cは、受信された通知依頼情報に基づいて、ユーザが認証媒体を所持していないことを通知するため通知情報を出力する(S45)。
出力された通知情報は、第二通信部26によってスピーカ38へ送信され、スピーカ38は、ユーザが認証媒体を所持していないことを音(具体的には、音声メッセージ)により通知する(S46)。なお、ユーザが認証媒体を所持していないことの通知は、携帯端末40への画像の表示等によって行われてもよい。玄関82に設置されたスピーカ38によって通知が行われれば、ユーザが玄関82において通知を受け、施設80外へ出てしまう前に認証媒体を所持していないことを認識できる利点がある。
なお、ステップS42で近距離無線通信部34aが認証媒体との通信を試行した結果、通信に成功した場合には、ユーザは認証媒体を所持していると考えられる。このため、ステップS44以降の処理は行われない。
以上説明したように、情報処理システム10は、締め出しを抑制するための通知を行うことができる。
[効果等]
以上説明したように、情報処理システム10は、施設80の出入口に設置されたドア81の電気錠34の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、施設80内に設置された人感センサ36の検知結果を示す第二情報を取得する取得部23aと、第一情報及び第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力部23cとを備える。取得状況とは、取得された情報の内容、及び、情報が取得される順序等を含む概念である。
このような情報処理システム10は、施設80における生活シーンに応じて情報を出力することができる。情報処理システム10は、具体的には、生活シーンに応じた機器30の制御、及び、生活シーンに応じた情報の通知などを行うことができる。
また、例えば、出力部23cは、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報が取得された後、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得された場合に、生活シーンに関連付けられた情報として、帰宅シーンに関連付けられた情報を出力する。
このような情報処理システム10は、帰宅シーンに適した機器30の制御、及び、帰宅シーンに適した情報の通知を行うことができる。
また、例えば、取得部23aは、ドア81の開閉を検知する開閉センサ37の検知結果を示す第三情報をさらに取得する。出力部23cは、施設80外から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、施設80内に人が存在することを示す第二情報がこの順に取得された場合に、帰宅シーンに関連付けられた情報を出力する。
このような情報処理システム10は、第三情報をさらに用いることで、帰宅シーンの判定精度を向上することができる。
また、例えば、出力部23cは、施設80内から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報が取得された後、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されない場合に、生活シーンに関連付けられた情報として、外出シーンに関連付けられた情報を出力する。
このような情報処理システム10は、外出シーンに適した機器30の制御、及び、外出シーンに適した情報の通知を行うことができる。
また、例えば、取得部23aは、ドア81の開閉を検知する開閉センサ37の検知結果を示す第三情報をさらに取得する。出力部23cは、施設80内から電気錠34が解錠されたことを示す第一情報、ドア81が開いたことを示す第三情報、及び、ドア81が閉じたことを示す第三情報がこの順に取得された後、所定期間以上、施設80内に人が存在することを示す第二情報が取得されない場合に、外出シーンに関連付けられた情報を出力する。
このような情報処理システム10は、第三情報をさらに用いることで、外出シーンの判定精度を向上することができる。
また、例えば、出力部23cは、生活シーンに関連付けられた情報として、生活シーンに関連付けられたシーン制御に関する情報を出力する。シーン制御においては、施設80内に設置された複数の機器30の少なくとも一部が一括して制御される。
このような情報処理システム10は、生活シーンに応じて、シーン制御に関する情報を出力することができる。
また、例えば、出力部23cは、シーン制御に関する情報として、シーン制御を実行するための制御指令を出力する。
このような情報処理システム10は、生活シーンに応じて、シーン制御を実行することができる。
また、例えば、出力部23cは、シーン制御に関する情報として、シーン制御を実行したことを通知するための通知情報を出力する。
このような情報処理システム10は、生活シーンに応じて、シーン制御を実行したことの通知を行うことができる。
また、例えば、出力部23cは、帰宅シーンに関連付けられた情報として、施設80に設けられた宅配ボックス35へ荷物が収容されていることを通知するための着荷通知情報を出力する。
このような情報処理システム10は、帰宅シーンにおいて、宅配ボックス35へ荷物が収容されていることを通知することができる。
また、例えば、出力部23cは、外出シーンに関連付けられた情報として、施設80に設けられたドアまたは窓の施錠状態を通知するための第一通知情報を出力する。
このような情報処理システム10は、外出シーンにおいて、施設80に設けられたドアまたは窓の施錠状態を通知することができる。
また、例えば、出力部23cは、外出シーンに関連付けられた情報として、天気を通知するための第二通知情報を出力する。
このような情報処理システム10は、外出シーンにおいて、当日の天気を通知することができる。
また、例えば、出力部23cは、外出シーンに関連付けられた情報として、スケジュールを通知するための第三通知情報を出力する。
このような情報処理システム10は、外出シーンにおいて、当日のスケジュールを通知することができる。
また、情報処理システム10などのコンピュータによって実行される情報処理方法は、施設80の出入口に設置されたドア81の電気錠34の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、施設80内に設置された人感センサ36の検知結果を示す第二情報を取得する取得ステップ(S14、S16)と、第一情報及び前記第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力ステップ(S18~S20)とを含む。
このような情報処理方法は、施設80における生活シーンに応じて情報を出力することができる。情報処理方法は、具体的には、生活シーンに応じた機器30の制御、及び、生活シーンに応じた情報の通知などを行うことができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、施設は戸建住宅であると説明されたが、集合住宅またはオフィスビルなどであってもよい。施設が集合住宅である場合、施設の出入口は、専有部の出入口であってもよいし、共用部(共同玄関)の出入口であってもよい。
また、上記実施の形態では、情報処理システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置によって実現されてもよい。例えば、情報処理システムは、制御装置に相当する単一の装置として実現されてもよい。情報処理システムが複数の装置によって実現される場合、情報処理システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。
例えば、上記実施の形態において、制御装置が実行すると説明された処理の一部または全部は、機器制御サーバによって実行されてもよい。また、上記実施の形態で説明された複数の処理の順序は変更されてもよいし、上記実施の形態で説明された複数の処理は並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、制御装置として実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態の情報処理システムなどのコンピュータが実行する情報処理方法として実現されてもよい。本発明は、情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 情報処理システム
23a 取得部
23c 出力部
30 機器
34 電気錠
35 宅配ボックス
36 人感センサ
37 開閉センサ
40 携帯端末
80 施設
81 ドア
82 玄関

Claims (14)

  1. 施設の出入口に設置されたドアの電気錠の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、前記施設内に設置された人感センサの検知結果を示す第二情報を取得する取得部と、
    前記第一情報及び前記第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力部とを備える
    情報処理システム。
  2. 前記出力部は、前記施設外から前記電気錠が解錠されたことを示す前記第一情報が取得された後、前記施設内に人が存在することを示す前記第二情報が取得された場合に、前記生活シーンに関連付けられた情報として、帰宅シーンに関連付けられた情報を出力する
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得部は、前記ドアの開閉を検知する開閉センサの検知結果を示す第三情報をさらに取得し、
    前記出力部は、前記施設外から前記電気錠が解錠されたことを示す前記第一情報、前記ドアが開いたことを示す前記第三情報、及び、前記施設内に人が存在することを示す前記第二情報がこの順に取得された場合に、前記帰宅シーンに関連付けられた情報を出力する
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記出力部は、前記施設内から前記電気錠が解錠されたことを示す前記第一情報が取得された後、所定期間以上、前記施設内に人が存在することを示す前記第二情報が取得されない場合に、前記生活シーンに関連付けられた情報として、外出シーンに関連付けられた情報を出力する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記取得部は、前記ドアの開閉を検知する開閉センサの検知結果を示す第三情報をさらに取得し、
    前記出力部は、前記施設内から前記電気錠が解錠されたことを示す前記第一情報、前記ドアが開いたことを示す前記第三情報、及び、前記ドアが閉じたことを示す前記第三情報がこの順に取得された後、前記所定期間以上、前記施設内に人が存在することを示す前記第二情報が取得されない場合に、前記外出シーンに関連付けられた情報を出力する
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記出力部は、前記生活シーンに関連付けられた情報として、前記生活シーンに関連付けられたシーン制御に関する情報を出力する
    前記シーン制御においては、前記施設内に設置された複数の機器の少なくとも一部が一括して制御される
    請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記出力部は、前記シーン制御に関する情報として、前記シーン制御を実行するための制御指令を出力する
    請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記出力部は、前記シーン制御に関する情報として、前記シーン制御を実行したことを通知するための通知情報を出力する
    請求項6または7に記載の情報処理システム。
  9. 前記出力部は、前記帰宅シーンに関連付けられた情報として、前記施設に設けられた宅配ボックスへ荷物が収容されていることを通知するための着荷通知情報を出力する
    請求項2または3に記載の情報処理システム。
  10. 前記出力部は、前記外出シーンに関連付けられた情報として、前記施設に設けられたドアまたは窓の施錠状態を通知するための通知情報を出力する
    請求項4または5に記載の情報処理システム。
  11. 前記出力部は、前記外出シーンに関連付けられた情報として、天気を通知するための通知情報を出力する
    請求項4または5に記載の情報処理システム。
  12. 前記出力部は、前記外出シーンに関連付けられた情報として、スケジュールを通知するための通知情報を出力する
    請求項4または5に記載の情報処理システム。
  13. コンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    施設の出入口に設置されたドアの電気錠の施錠及び解錠の状態を示す第一情報、及び、前記施設内に設置された人感センサの検知結果を示す第二情報を取得する取得ステップと、
    前記第一情報及び前記第二情報の取得状況に基づいて判定される生活シーンに関連付けられた情報を出力する出力ステップとを含む
    情報処理方法。
  14. 請求項13に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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