JP7521333B2 - 自動精算装置、自動精算方法、プログラムおよび自動精算システム - Google Patents

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Description

本発明は、自動精算装置、自動精算方法、プログラムおよび自動精算システムに関する。
近年、各種の駐車場管理システムが知られている。例えば、駐車場への車両の入庫時に車両の搭乗者の顔画像を撮像し、搭乗者の顔画像から得られた搭乗者の顔データと入庫時刻とを対応付けて入庫情報としてデータベースに登録する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。かかる技術は、駐車場からの車両の出庫時に精算者の顔画像を撮像し、精算者の顔画像から得られた精算者の顔データをもとに入庫情報を検索する。かかる技術では、精算者の顔データと一致する搭乗者の顔データに対応付けられた入庫時刻に基づいて駐車料金が自動的に算出される。
そして、この駐車料金の精算が完了すれば、この搭乗者の顔データに精算済みが対応付けられる。そのため、駐車場からの車両の出庫時に車両の搭乗者の顔画像が撮像され、撮像された搭乗者の顔画像から得られる顔データに精算済みが対応付けられていると判断されれば、その車両が出庫され得る。かかる技術によれば、駐車券の発券が行われなくても、車両の搭乗者の顔データに基づいて自動的に駐車料金の精算が可能となる。
特開2006-338479号公報
しかし、駐車時間だけに基づいて駐車料金が決まる場合だけではなく、店舗などにおける買い物によって生じた会計金額も加味されて駐車料金が決まる場合もあり得る。かかる場合には、上記したような一般的な駐車管理システムが適用されたとしても、会計時に受け取ったレシートまたは店舗によって発行された割引券などを精算機に読み取らせる手間が必要となってしまう。
したがって、駐車場からの出庫時の精算に必要な手間を低減する観点からは改善の余地がある。そこで、駐車場からの出庫時の精算に必要な手間を低減することが可能な技術が提供されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、自動精算装置が提供される。
前記精算部は、前記第1の会計金額と前記第1の車両の入庫時刻と現在時刻とに基づいて、前記駐車料金を算出してもよい。
前記車番認識部は、第3の撮像部によって撮像された第3の画像データに基づいて前記駐車場から出庫する第2の車両の車番を認識し、前記精算部は、前記第2の車両の車番と前記第1の車両の車番とが一致する場合に、前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて、前記駐車料金を算出してもよい。
また、本発明の別の観点によれば、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、
前記認証部は、前記第2の画像データに基づいて、前記第1の会計時に撮像された第1の人物および第2の人物それぞれの認証データを得た場合、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属するかを判断し、前記精算部は、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断された場合、かつ、前記第1の人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致し、前記第2の人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致しない場合に、前記第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付けるとともに、前記第2の人物の認証データを前記第1の車両の搭乗者の関係者の認証データとして前記第1の車両の車番に対応付ける、自動精算装置が提供される。
前記第2の人物は、前記第1の車両の前記駐車場への入庫時に前記第1の車両に乗っていたが、前記第1の画像データに基づいて認証データが得られなかった者を含んでもよい。
前記第2の人物は、前記第1の車両の前記駐車場への入庫後に前記第1の車両の搭乗者と行動を共にする者を含んでもよい。
前記精算部は、前記第1の会計とは異なる第2の会計時に撮像された人物の認証データと前記関係者の認証データとが一致する場合に、前記第2の会計に係る金額である第2の会計金額と前記第1の会計金額との合計金額を前記第1の車両の車番に対応付け、前記第1の車両の駐車料金を前記第1の車両の車番に対応付けられた前記合計金額に基づいて算出してもよい。
前記車番認識部は、第3の撮像部によって撮像された第3の画像データに基づいて、前記駐車場から出庫する第2の車両の車番を認識し、前記認証部は、前記第3の画像データに基づいて前記第2の車両の搭乗者の認証データを取得し、前記精算部は、前記第2の車両の車番と前記第1の車両の車番とが一致する場合、かつ、前記第2の車両の搭乗者の認証データが前記第1の車両の搭乗者の認証データおよび前記関係者の認証データのいずれとも一致しない場合、所定の警告情報を出力してもよい。
前記認証部は、前記第2の画像データから認識される前記第1の人物および前記第2の人物の状態が所定の条件を満たす場合に、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断してもよい。
前記所定の条件は、前記第1の人物および前記第2の人物が前記レジスタ端末での会計待ちの人物が並ぶ方向とは異なる方向に並んでいるという第1の条件、前記第1の人物および前記第2の人物のうち商品を店員に渡した者と店員に現金を渡した者とが異なるという第2の条件、前記第1の人物および前記第2の人物が前記レジスタ端末の前に同時に立ち前記レジスタ端末の前から同時に離れるという第3の条件、前記レジスタ端末の前で前記第1の人物および前記第2の人物が会話をしているという第4の条件、および、前記第1の人物と前記第2の人物との間で商品の受け渡しをしているという第5の条件の少なくともいずれか一つの条件が満たされるという条件であってもよい。
前記認証部は、所定のセンサによって検出されたセンサデータに基づいて、前記第1の人物および前記第2の人物を所定のエリア内に検出した場合に、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断してもよい。
また、本発明の別の観点によれば、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける、自動精算装置が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識することと、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得ることと、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付けることと、を含む自動精算方法であって、前記自動精算方法は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の前記第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出することを含む、自動精算方法が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、自動精算装置として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明の別の観点によれば、第1の画像データを撮像する第1の撮像部と、第2の画像データを撮像する第2の撮像部と、前記第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、前記第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計に関する人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計に関する人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、自動精算装置と、を含む、自動精算システムが提供される。
また、本発明の別の観点によれば、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識することと、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得ることと、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付けることと、を備え、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出することと、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得することと、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付けることと、を含む、自動精算方法が提供される。
また、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける、自動精算装置として機能させるプログラムが提供される。
また、本発明の別の観点によれば、第1の画像データを撮像する第1の撮像部と、第2の画像データを撮像する第2の撮像部と、前記第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、前記第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計に関する人物の認証データを得る認証部と、前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、前記精算部は、前記第1の会計に関する人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける、自動精算装置と、を含む、自動精算システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、駐車場からの出庫時の精算に必要な手間を低減することが可能な技術が提供される。
本発明の第1の実施形態に係る自動精算システムの構成例を示す図である。 駐車場への車両の入庫時における自動精算システムの処理例を示すフローチャートである。 顔認証DBの構成例を示す図である。 同実施形態に係る精算データDBの構成例を示す図である。 同実施形態に係る自動精算システムの会計時の処理例を示すフローチャートである。 駐車場からの車両の出庫時における自動精算システムの処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る精算データDBの構成例を示す図である。 同実施形態に係る自動精算システムの会計時の処理例を示すフローチャートである。 グループ判断の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動精算装置の例としての情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、異なる実施形態の類似する構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<1.第1の実施形態>
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
(1-1.システムの構成)
本発明の第1の実施形態に係る自動精算システムの構成例について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システムの構成例を示す図である。なお、本明細書では、レジスタ端末を単に「レジ」とも表現する。図1に示されるように、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1は、自動精算装置10と、入口カメラ20と、出口カメラ30と、レジカメラ40-1~40-n(nは1以上の整数)と、レジ50-1~50-nと、ゲート開閉機60と、入口ゲート70と、出口ゲート80とを含む。
(入口カメラ20)
入口カメラ20は、第1の撮像部の例として機能し、駐車場の入口に設置される。より詳細に、入口カメラ20は、駐車場に入庫する車両(換言すると、駐車場の外側から入口ゲート70に到達した車両)を撮像可能な位置および姿勢に設置されている。
本発明の第1の実施形態では、入口カメラ20が、駐車場に入庫する車両(以下、「入庫車」とも言う。)を前方から撮像可能な位置および姿勢に設置されている場合を想定する。そのため、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像(第1の画像データ)には、入庫車の搭乗者のうち、運転席の人物および助手席の人物の少なくともいずれか一方が写るとともに、入庫車の前面のナンバープレートが写る場合が主に想定される。しかし、入口カメラ20が設置される位置および姿勢は特に限定されない。
入口カメラ20は、自動精算装置10と有線または無線によって接続されており、時系列に沿って連続的にカメラ画像(第1の画像データ)を撮像し、撮像したカメラ画像を自動精算装置10に提供する。本発明の第1の実施形態では、入口カメラ20が、ネットワークを介して自動精算装置10と接続されている場合を主に想定するが、入口カメラ20は、ネットワークを介さずに直接的に自動精算装置10と接続されていてもよい。
(レジ50)
レジ50は、会計処理を行うレジスタ端末である。例えば、レジ50は、店舗内に設置され、商品の購入に際して会計処理を行う。本発明の第1の実施形態では、レジ50が店員によって操作される場合を主に想定する。しかし、レジ50は、必ずしも店員によって操作されなくてもよい。例えば、レジ50は、商品に付されたバーコードの読み取りから会計までの操作全部が支払者によって行われるフルセルフレジであってもよいし、バーコードの読み取りの操作は店員によって行われ、会計の操作が支払者によって行われるセミセルフレジであってもよい。
レジ50は、自動精算装置10と有線または無線によって接続されており、会計処理を開始すると、会計処理の開始を自動精算装置10に通知する。また、レジ50は、会計処理が終了すると、その会計に係る金額(会計金額)を自動精算装置10に提供する。本発明の第1の実施形態では、レジ50が、ネットワークを介して自動精算装置10と接続されている場合を主に想定するが、レジ50は、ネットワークを介さずに直接的に自動精算装置10と接続されていてもよい。
(レジカメラ40)
レジカメラ40は、第2の撮像部の例として機能し、レジ50に設置される。より詳細に、レジカメラ40は、レジ50における会計における支払者を前方から撮像可能な位置および姿勢に設置されている場合を想定する。そのため、レジカメラ40によって撮像されたカメラ画像(第2の画像データ)には、少なくとも支払者(一例として、レジ50の前に立つ支払者)が写る場合が主に想定される。しかし、レジカメラ40が設置される位置および姿勢は特に限定されない。
レジカメラ40は、自動精算装置10と有線または無線によって接続されており、自動精算装置10から対応するレジ50での会計処理の開始が通知されると、少なくとも支払者が写るカメラ画像を撮像し、撮像したカメラ画像を自動精算装置10に提供する。本発明の第1の実施形態では、レジカメラ40が、ネットワークを介して自動精算装置10と接続されている場合を主に想定するが、レジカメラ40は、ネットワークを介さずに直接的に自動精算装置10と接続されていてもよい。
なお、本発明の第1の実施形態では、レジ50ごとにレジカメラ40が設置される場合を主に想定する。しかし、複数のレジ50における支払者を一括して撮像可能なレジカメラ40が存在してもよい。
(出口カメラ30)
出口カメラ30は、第3の撮像部の例として機能し、駐車場の出口に設置される。より詳細に、出口カメラ30は、駐車場から出庫する車両(換言すると、駐車場の内側から出口ゲート80に到達した車両)を撮像可能な位置および姿勢に設置されている。
本発明の第1の実施形態では、出口カメラ30が、駐車場から出庫する車両(以下、「出庫車」とも言う。)を前方から撮像可能な位置および姿勢に設置されている場合を想定する。そのため、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像(第3の画像データ)には、出庫車の搭乗者のうち、運転席の人物および助手席の人物の少なくともいずれか一方が写るとともに、出庫車の前面のナンバープレートが写る場合が主に想定される。しかし、出口カメラ30が設置される位置および姿勢は特に限定されない。
出口カメラ30は、自動精算装置10と有線または無線によって接続されており、時系列に沿って連続的にカメラ画像(第3の画像データ)を撮像し、撮像したカメラ画像を自動精算装置10に提供する。本発明の第1の実施形態では、出口カメラ30が、ネットワークを介して自動精算装置10と接続されている場合を主に想定するが、出口カメラ30は、ネットワークを介さずに直接的に自動精算装置10と接続されていてもよい。
(入口ゲート70)
入口ゲート70は、駐車場の入口に設けられており、入口ゲート70が閉まっている状態においては、駐車場の外側から駐車場の内側に入庫車が入ることができない。一方、入口ゲート70が開いている状態においては、駐車場の外側から駐車場の内側に入庫車が入ることができる。入口ゲート70には、所定のセンサによって入庫車を検知すると、入庫車の検知を自動精算装置10に通知する。センサは、赤外線センサであってもよいし、超音波センサであってもよいし、他のセンサであってもよい。入口ゲート70の形状も特に限定されない。
(出口ゲート80)
出口ゲート80は、駐車場の出口に設けられており、出口ゲート80が閉まっている状態においては、駐車場の内側から駐車場の外側に出庫車が出ることができない。一方、出口ゲート80が開いている状態においては、駐車場の内側から駐車場の外側に出庫車が出ることができる。出口ゲート80には、所定のセンサによって出庫車を検知すると、出庫車の検知を自動精算装置10に通知する。センサは、赤外線センサであってもよいし、超音波センサであってもよいし、他のセンサであってもよい。出口ゲート80の形状も特に限定されない。
(ゲート開閉機60)
ゲート開閉機60は、自動精算装置10と接続されている。また、ゲート開閉機60は、入口ゲート70および出口ゲート80それぞれと接続されている。ゲート開閉機60は、自動精算装置10からの入口ゲート70を開くための制御信号に従って、入口ゲート70を開ける。また、ゲート開閉機60は、入庫車が入口ゲート70を通過すると、入口ゲート70を閉める。同様に、ゲート開閉機60は、自動精算装置10から入力される出口ゲート80を開くための制御信号に従って、出口ゲート80を開ける。また、ゲート開閉機60は、出庫車が出口ゲート80を通過すると、出口ゲート80を閉める。
(自動精算装置10)
自動精算装置10は、顔認証部110と、車番認識部120と、精算部130と、顔認証DB(データベース)140と、精算データDB150とを備える。顔認証部110、車番認識部120、精算部130、顔認証DB140および精算データDB150それぞれが備える具体的な特徴については、(1-2.システムの動作)の項において詳細に説明する。例えば、自動精算装置10は、コンピュータによって実現され得る。
顔認証部110、車番認識部120、および、精算部130は、CPU(Central Processing Unit)などを含み、図示しない記憶部により記憶されているプログラムがCPUによりRAM(Random Access Memory)に展開されて実行されることにより、その機能が実現され得る。このとき、当該プログラムを記録した、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も提供され得る。あるいは、これらのブロックは、専用のハードウェアにより構成されていてもよいし、複数のハードウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
顔認証DB140、および、精算データDB150は、データを記憶することが可能なメモリによって記憶される。本発明の第1の実施形態では、これらのデータベースが記憶されるメモリが、不揮発性のメモリである場合を主に想定する。しかし、これらのデータベースが記憶されるメモリは、揮発性のメモリであってもよい。
以上、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1の構成例について説明した。
(1-2.システムの動作)
続いて、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1の動作例について説明する。以下、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1の動作例を(入庫時の処理)、(会計時の処理)および(出庫時の処理)の順に説明する。
(入庫時の処理)
以下では、駐車場への車両の入庫時における自動精算システム1の処理例について説明する。
図2は、駐車場への車両の入庫時における自動精算システム1の処理例を示すフローチャートである。図2に示されるように、精算部130は、入口ゲート70による車両(第1の車両)の検知の通知を受けると(S11)、入口ゲート70による車両の検知を車番認識部120および顔認証部110それぞれに通知する。車番認識部120は、精算部130から入口ゲート70による車両の検知の通知を受けると、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像を取得し(S21)、取得したカメラ画像に基づいて、その車両の車番を認識する(S23)。
ここで、車番はどのように認識されてもよい。一例として、車番認識部120は、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像に基づいて、画像解析技術によりカメラ画像に写る車両のナンバープレート領域を抽出し、抽出したナンバープレート領域の範囲内の文字情報を車番として認識する。車番認識部120は、認識した車番を精算部130に通知する(S23)。
一方、顔認証部110は、精算部130から入口ゲート70による車両の検知の通知を受けると、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像を取得し(S31)、取得したカメラ画像に基づいて、その車両の搭乗者の認証データを得る。入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像には、運転席の人物および助手席の人物の少なくともいずれか一方が写っており、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像に基づいて、運転席の人物および助手席の人物の少なくともいずれか一方の認証データが得られる場合を想定する。
以下では、顔認証部110が、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像から搭乗者の顔画像を検知し(S32)、搭乗者の顔画像から抽出される特徴データを搭乗者の認証データとして得る場合を主に説明する。しかし、搭乗者の認証データは、搭乗者の顔画像自体を含んでもよいし、搭乗者の顔以外の部位または当該部位の特徴データを含んでもよい。
顔認証部110は、搭乗者の認証データを得ると、搭乗者の認証データに対して、搭乗者の認証データを一意に識別可能な認証ID(以下、「顔認証ID」と言う。)を対応付けるとともに、登録時刻として現在時刻を対応付け、顔認証IDと搭乗者の認証データと登録時刻とが対応付けられた情報を顔認証DB140に登録する(S33)。顔認証部110は、搭乗者の認証データに対応付けられた顔認証IDを精算部130に通知する(S34)。ここで、図2を参照しながら、顔認証DB140の構成例について説明する。
図3は、顔認証DB140の構成例を示す図である。図3に示されるように、顔認証DB140は、顔認証IDと登録時刻と認証データとが対応付けられた顔認証データが登録されるデータベースである。なお、図3に示された例は、顔認証DB140の構成の一例である。したがって、顔認証DB140の構成は、図3に示された例に限定されない。例えば、顔認証DB140には、登録時刻が存在しなくてもよい。図2に戻って説明を続ける。
精算部130は、車番認識部120によって認識された車番(入庫車の車番)と顔認証部110によって得られた搭乗者の認証データとを対応付ける。より詳細に、精算部130は、車番認識部120によって認識された車番と、グループを一意に識別可能なグループ番号(以下、「グループNo.」とも言う。)と、を対応付けて精算データDB150に登録し(S12)、精算データDB150に登録した車番に対応する「搭乗者」に、顔認証部110から通知された顔認証IDを登録する(S13)。搭乗者として、運転席の人物の他に同乗者(助手席の人物)がいる場合には、2名の搭乗者が同じグループとして登録される。ここで、図4を参照しながら、精算データDB150の構成例について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る精算データDB150の構成例を示す図である。図4に示されるように、精算データDB150は、「グループNo.」と「車番」と「搭乗者」と「合計金額」と「駐車可能時間」と「入庫時刻」と「出庫時刻」と「駐車料金」と「有効/無効」とが対応付けられた精算データが登録されるデータベースである。「搭乗者」には、搭乗者の顔認証IDが登録される。「合計金額」には初期値として「0」が設定されている。「有効/無効」は、駐車場への車両の駐車が許容されているか否かを示す。
なお、図4に示された例は、精算データDB150の構成の一例である。したがって、精算データDB150の構成は、図4に示された例に限定されない。例えば、精算データDB150には、「有効/無効」が存在しなくてもよい。このとき、「入庫時刻」が登録済みであり、「出庫時刻」が未登録であれば、駐車場への車両の駐車が許容されていると判断され、「入庫時刻」と「出庫時刻」の双方が登録済みであれば、駐車場への車両の駐車が許容されていないと判断されてもよい。図2に戻って説明を続ける。
精算部130は、精算データDB150に「車番」および「搭乗者」を登録すると、入口ゲート70が開くようにゲート開閉機60を制御する(S14)。ゲート開閉機60は、精算部130からの制御に従って、入口ゲート70を開ける。その後、精算部130は、精算データDB150において「車番」を登録した精算データの「入庫時刻」に現在時刻を登録し(S15)、精算データDB150において「車番」を登録した精算データの「有効/無効」に「有効(1)」を登録する。
(会計時の処理)
続いて、レジにおいて会計が行われるときの自動精算システム1の処理例について説明する。レジ50-1~50-nにおける会計が行われるときの自動精算システム1の処理は、同様であるため、一例としてレジ50-1において会計が行われるときの自動精算システム1の処理例について説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1の会計時の処理例を示すフローチャートである。レジ50-1において会計処理が開始し、会計開始が精算部130に通知されると(S41)、精算部130は、会計開始をレジ50-1に対応するレジカメラ40-1に通知する。レジカメラ40-1は、精算部130から会計開始が通知されると、会計時(第1の会計時)におけるカメラ画像を撮像し、撮像したカメラ画像を顔認証部110に提供する。
顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像を取得し(S51)、カメラ画像に基づいて会計時に撮像された人物の認証データを得る。ここでは、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に、支払者が写っており、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に基づいて支払者の認証データが得られる場合を想定する。
以下では、顔認証部110が、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像から支払者の顔画像を検知し、支払者の顔画像から抽出される特徴データを支払者の認証データとして得る場合を主に説明する。しかし、支払者の認証データは、支払者の顔画像自体を含んでもよいし、支払者の顔以外の部位または当該部位の特徴データを含んでもよい。
顔認証部110は、支払者の認証データと顔認証DB140に登録されている認証データとが一致するかを判断することによって、顔認証を行う(S52)。顔認証部110は、支払者の認証データと一致する認証データが顔認証DB140に登録済みである場合には(S53)、登録済みの認証データに対応付けられた顔認証IDを精算部130に通知する(S54)。一方、顔認証部110は、支払者の認証データと一致する認証データが顔認証DB140に登録されていない場合には(S55)、顔認証IDが顔認証DB140に登録されていないことを精算部130に通知する(S56)。
なお、本明細書において、認証データ同士が一致する場合には、認証データ同士が完全に同一である場合が含まれるだけではなく、認証データ同士にあらかじめ設定された許容範囲内の差分がある場合も含まれ得る。
レジ50-1において会計処理が終了し、会計終了が精算部130に通知されると(S42)、精算部130は、顔認証部110から顔認証IDが通知されたかを判断する(S43)。精算部130は、顔認証部110から顔認証IDが顔認証DB140に登録されていないことが通知された場合には(S43において「NO」)、支払者が車両を使わずに店舗を訪れたと考えられるため、次の会計処理の開始を待つ(S47)。
一方、精算部130は、顔認証部110から顔認証IDが通知された場合には(S43において「YES」)、支払者が車両を使って店舗を訪れたと考えられるため、顔認証部110から通知された顔認証IDと「搭乗者」の少なくとも一部が一致する精算データを精算データDB150から検索する(S44)。精算部130は、顔認証部110から通知された顔認証IDと「搭乗者」の少なくとも一部が一致する精算データの「合計金額」に、この会計に係る金額である会計金額(第1の会計金額)を追加する(S45)。
これによって、支払者が搭乗していた車両の車番と支払者による会計金額とが対応付けられる。そして、精算部130は、次の会計処理の開始を待つ(S47)。例えば、以上のように会計を済ませた支払者が、レジ50-1~50-nのいずれかにおいて、再度会計を行う場合を想定する。かかる場合には、先の会計時に精算データDB150の「合計金額」に追加された会計金額に対して、後の会計に係る金額である会計金額がさらに追加される(加算される)ことになる。
(出庫時の処理)
続いて、駐車場からの車両の出庫時における自動精算システム1の処理例について説明する。
図6は、駐車場からの車両の出庫時における自動精算システム1の処理例を示すフローチャートである。図6に示されるように、精算部130は、出口ゲート80による車両(第2の車両)の検知の通知を受けると(S91)、出口ゲート80による車両の検知を車番認識部120および顔認証部110それぞれに通知する。車番認識部120は、精算部130から出口ゲート80による車両の検知の通知を受けると、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像を取得し(S101)、取得したカメラ画像に基づいて、その車両の車番を認識する(S102)。
なお、ここでの車番の認識は、入庫時の処理における車番の認識と同様に行われてよい。車番認識部120は、認識した車番を精算部130に通知する(S103)。
一方、顔認証部110は、精算部130から出口ゲート80による車両の検知の通知を受けると、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像を取得し(S111)、取得したカメラ画像に基づいて、その車両の搭乗者の認証データを得る。入庫時の処理と同様に、以下では、顔認証部110が、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像から搭乗者の顔画像を検知し、搭乗者の顔画像から抽出される特徴データを搭乗者の認証データとして得る場合を主に説明する。しかし、搭乗者の認証データは、搭乗者の顔画像自体を含んでもよいし、搭乗者の顔以外の部位または当該部位の特徴データを含んでもよい。顔認証部110によって認証データが得られる搭乗者には、運転席の人物および助手席の人物の少なくともいずれか一方が主に含まれる。
顔認証部110は、搭乗者の認証データを得ると、搭乗者の認証データに対応付けられた顔認証IDを顔認証DB140から検索する(S112)。顔認証部110は、顔認証DB140から搭乗者の認証データに対応付けられた顔認証IDを取得し、取得した顔認証IDを精算部130に通知する(S113)。精算部130は、車番認識部120から通知された車番と「車番」が一致する精算データを精算データDB150から検索する。
精算部130は、車番認識部120から通知された車番と「車番」が一致する精算データの「合計金額」に基づいて駐車料金を算出する。より詳細に、精算部130は、車番認識部120から通知された車番と「車番」が一致する精算データの「合計金額」と「入庫時刻」と現在時刻とに基づいて、駐車料金を算出する。
さらに詳細に、精算部130は、精算データの「合計金額」に基づいて駐車可能時間を算出し、精算データDB150における当該精算データの「駐車可能時間」に登録する。さらに、精算部130は、現在時刻から「入庫時刻」を差し引いた時間を駐車時間として算出する。精算部130は、算出した駐車時間と「駐車可能時間」とに基づいて、駐車料金を算出し、精算データDB150における当該精算データの「駐車料金」に登録する。
ここで、合計金額と駐車可能時間との関係は限定されない。例えば、合計金額が高いほど駐車可能時間が長くなる。一例として、合計金額が1,000円未満である場合には、駐車可能時間は1時間として算出され、合計金額が1,000円から9,999円までのいずれかである場合には、駐車可能時間は2時間として算出され、合計金額が10,000円以上である場合には、駐車可能時間は3時間として算出され得る。
さらに、駐車可能時間と駐車時間と駐車料金との関係も限定されない。例えば、駐車時間から駐車可能時間を差し引いた超過時間が長いほど、駐車料金が高くなる。一例として、超過時間が0以下である場合には、駐車料金は無料として算出され、超過時間が0より大きく1時間以下の場合には、駐車料金は500円として算出され、超過時間が1時間より大きく2時間以下の場合には、駐車料金は1,000円として算出され、その後も超過時間が1時間増すごとに500円が駐車料金として加算されてもよい。
精算部130は、図示しない精算機に駐車料金を通知し、図示しない精算機において駐車料金の精算が完了すると、出口ゲート80が開くようにゲート開閉機60を制御する(S94)。ただし、精算部130は、駐車料金が無料の場合には、精算を待つことなく出口ゲート80を開くようにゲート開閉機60を制御する。ゲート開閉機60は、精算部130からの制御に従って、出口ゲート80を開ける。その後、精算部130は、精算データDB150において車番認識部120から通知された車番と「車番」が一致する精算データの「出庫時刻」に現在時刻を登録し、当該精算データの「有効/無効」に「無効(0)」を登録する(S95)。
以上、本発明の第1の実施形態に係る自動精算システム1の動作例について説明した。
(1-3.第1の実施形態のまとめ)
以上に説明したように、本発明の第1の実施形態に係る自動精算装置10は、車番認識部120と、顔認証部110と、精算部130とを備える。車番認識部120は、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像(第1の画像データ)に基づいて駐車場に入庫する車両(第1の車両)の車番を認識する。顔認証部110は、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像に基づいて車両の搭乗者の認証データを得るとともに、レジカメラ40によって撮像されたカメラ画像(第2の画像データ)に基づいてレジ50における会計(第1の会計)時に撮像された人物の認証データを得る。精算部130は、車両の車番と車両の搭乗者の認証データとを対応付ける。
そして、精算部130は、会計時に撮像された人物の認証データと車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、会計に係る金額である会計金額(第1の会計金額)と車両の車番とを対応付け、車両の駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を車両の車番と対応付けられた会計金額に基づいて算出する。
かかる構成によれば、店舗などにおける買い物によって生じた会計金額も加味された駐車料金が自動精算装置10によって自動的に算出され得る。したがって、会計時に受け取ったレシートまたは店舗によって発行された割引券などを精算機に読み取らせる手間が必要なく、駐車料金が算出されるため、駐車場からの出庫時の精算に必要な手間を低減することが可能となる。さらに、かかる構成によれば、駐車場の運用コストが低減され、精算に掛かる時間が短縮され得る。
以上、本発明の第1の実施形態について説明した。
<2.第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態と本発明の第1の実施形態とでは、精算データDB150の構成と、自動精算システム1によって実行される会計時の処理とが異なる。したがって、以下では、本発明の第2の実施形態に係る精算データDB150の構成と、自動精算システム1によって実行される会計時の処理とについて詳細に説明し、その他の詳細な説明は省略する。
(精算データDB)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る精算データDB150の構成例を示す図である。図7に示されるように、本発明の第2の実施形態に係る精算データDB150は、本発明の第1の実施形態に係る精算データDB150(図4)と比較して、「車番」に「関係者」がさらに対応付けられている。「関係者」には、搭乗者に関係する人物である関係者の顔認証IDが登録される。
なお、関係者の例としては、自身と同一のグループに属する人物が入庫時に搭乗していた車両に自身も同乗していたが、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像に基づいて認証データが得られなかった者(例えば、車両の後部座席にいた人物)が挙げられる。また、関係者の他の例としては、自身と同一のグループに属する人物が搭乗する車両が駐車場に入庫された後に、当該人物と行動を共にするようになった者(以下、「合流者」とも言う。)が挙げられる。
(会計時の処理)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る自動精算システム1の会計時の処理例を示すフローチャートである。本発明の第1の実施形態と同様に、レジ50-1において会計処理が開始し、会計開始が精算部130に通知されると(S41)、精算部130は、会計開始をレジ50-1に対応するレジカメラ40-1に通知する。レジカメラ40-1は、精算部130から会計開始が通知されると、会計時(第1の会計時)におけるカメラ画像を撮像し、撮像したカメラ画像を顔認証部110に提供する。
顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像を取得し(S51)、カメラ画像に基づいて会計時に撮像された人物の認証データを得る。本発明の第2の実施形態においては、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に、少なくとも支払者が写っており、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に基づいて支払者の認証データが得られる場合を想定する。一例として、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に最も大きく写る人物(すなわち、レジカメラ40-1に最も近い人物)が支払者として認識されてもよい。
顔認証部110は、支払者の認証データと顔認証DB140に登録されている認証データとが一致するかを判断することによって、顔認証を行う(S52)。顔認証部110は、支払者の認証データと一致する認証データが顔認証DB140に登録済みである場合には(S53)、以降に実行される処理は、本発明の第1の実施形態における処理と同様である。
一方、支払者の認証データと一致する認証データが顔認証DB140に登録されていない場合には(S55)、支払者は、入庫時において顔認証を受けていない。そこで、顔認証部110は、支払者の認証データに対して、支払者の認証データを一意に識別可能な顔認証IDを対応付けるとともに、登録時刻として現在時刻を対応付け、顔認証IDと支払者の認証データと登録時刻とが対応付けられた情報を顔認証DB140に登録する(S71)。そして、顔認証部110は、支払者がグループに属しているか否かを判断するグループ判断を行う(S72)。
図9は、グループ判断の例を示すフローチャートである。図9に示されるように、顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像を取得し(S81)、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像の所定の範囲内に複数の人物(例えば、第1の人物および第2の人物を含む複数の人物)が写っているか否かを判断する(S82)。一例として、所定の範囲は、レジから所定の距離(例えば、3mなど)以内に該当するレジ前のエリアであってもよい。顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に一人の人物だけが写っていると判断した場合(S82において「NO」)、カメラ画像に写っている人物(支払者)は単独であると判断する(S85)。
一方、顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に複数の人物だけが写っていると判断した場合(S82において「YES」)、カメラ画像に写っている複数の人物が同一のグループに属しているか否かを判断する。例えば、顔認証部110は、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像から認識される複数の人物の状態が所定の条件を満たす場合に、当該複数の人物が同一のグループに属すると判断する。
ここでは、顔認証部110が、所定の条件の例として、以下の(条件1)~(条件5)の少なくともいずれか一つが満たされるか否かによって、複数の人物が同一のグループに属するか否かを判断する場合を想定する(S83)。
(条件1)複数の人物がレジでの会計待ちの複数の人物が並ぶ方向(すなわち、行列方向)とは異なる方向に並んでいる(例えば、行列方向はあらかじめ設定される)。
(条件2)複数の人物のうち商品を店員に渡した者と店員に現金を渡した者とが異なる。
(条件3)複数の人物がレジの前に同時に立ちレジの前から同時に離れる。
(条件4)レジの前で複数の人物同士が会話をしている。
(条件5)レジの前で複数の人物の間で商品の受け渡しをしている。
しかし、複数の人物が同一のグループに属するか否かを判断する手法は、かかる例に限定されない。例えば、顔認証部110は、所定のセンサによって検出されたセンサデータに基づいて、複数の人物を所定のエリア内に検出した場合に、複数の人物が同一のグループに属すると判断してもよい。例えば、所定のエリアは、レジの前に立つ支払者がセンサによる検出範囲に少なくとも含まれるようにあらかじめ設定されたエリアであってよい。センサは、赤外線センサであってもよいし、超音波センサであってもよいし、他のセンサであってもよい。
あるいは、顔認証部110は、AI(Artificial Intelligence)技術を用いて、同一のグループに属する複数の人物が写るカメラ画像を用いた学習済みのモデルを用いて、複数の人物が同一のグループに属するか否かを判断してもよい。あるいは、顔認証部110は、レジのチェッカー自身がレジでの会計に際して複数の人物が同一のグループに属するか否かを判断し、判断した結果を(例えば、レジへの操作によって)精算部130に入力することが可能であってもよい。
図8に戻って説明を続ける。顔認証部110が、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に写る複数の人物が同一のグループに属すると判断した場合を想定する(S73)。かかる場合には、顔認証部110は、当該複数の人物のうち、支払者以外の人物の中に認証データが顔認証DB140に登録されていない人物がいれば、その人物の認証データに対して、その人物の認証データを一意に識別可能な顔認証IDを対応付けるとともに、登録時刻として現在時刻を対応付け、顔認証IDと人物の認証データと登録時刻とが対応付けられた情報を顔認証DB140に登録する。そして、顔認証部110は、同一のグループに属する複数の人物(全員)の顔認証IDを精算部130に通知する。
一方、顔認証部110が、レジカメラ40-1によって撮像されたカメラ画像に写る人物(支払者)が単独であると判断した場合を想定する(S74)。かかる場合には、顔認証部110は、(支払者以外の人物の顔認証IDを精算部130に通知せずに)S71において支払者の認証データに新規に対応付けた顔認証IDを精算部130に通知する。
レジ50-1において会計処理が終了し、会計終了が精算部130に通知されると(S42)、精算部130は、顔認証部110から通知された1または複数の顔認証IDの少なくともいずれか一つが、「搭乗者」の少なくとも一部または「関係者」の少なくとも一部と一致する精算データを精算データDB150から検索する(S61)。
精算部130が、顔認証部110から通知された1または複数の顔認証IDのいずれもが、精算データDB150における精算データの「搭乗者」の少なくとも一部または「関係者」の少なくとも一部と一致しないと判断した場合には(S63)、通知された顔認証IDに対応する1または複数の人物が車両を使わずに店舗を訪れたと考えられる。そこで、精算部130は、かかる判断をした場合には、次の会計処理の開始を待つ(S47)。
一方、精算部130は、顔認証部110から通知された1または複数の顔認証IDの少なくともいずれか一つが、精算データDB150における精算データの「搭乗者」の少なくとも一部または「関係者」の少なくとも一部と一致すると判断した場合には(S62)、当該精算データの「合計金額」に、この会計(第1の会計)に係る金額である会計金額(第1の会計金額)を追加する。
一例として、精算部130は、顔認証部110から通知された複数の顔認証IDの一つ(支払者と同一のグループに属する人物の顔認証ID)が、精算データDB150における精算データの「搭乗者」の少なくとも一部と一致すると判断した場合には、当該精算データの「合計金額」に、この会計に係る金額である会計金額(第1の会計金額)を追加する。これによって、支払者と同一のグループに属する人物(第1の人物)が入庫時に搭乗していた車両の車番と支払者による会計金額とが対応付けられる。
そして、精算部130は、顔認証部110から通知された複数の顔認証IDの他の一つ(支払者の顔認証ID)が、当該精算データの「搭乗者」の少なくとも一部とも「関係者」の少なくとも一部とも一致しないと判断した場合には、当該精算データの「関係者」に、支払者(第2の人物)の顔認証IDを登録する。これによって、支払者の認証データが関係者の認証データとして、支払者と同一のグループに属する人物(第1の人物)が搭乗していた車両(第1の車両)の車番に対応付けられる。そして、精算部130は、次の会計処理の開始を待つ(S47)。
このように、支払者と同一のグループに属する人物が入庫時に顔認証を受けていれば、当該人物の顔認証IDが既に「搭乗者」として精算データDB150に登録されている。そのため、支払者自身が入庫時において顔認証を受けていなくても、支払者による会計金額と、支払者と同一のグループに属する人物が入庫時に搭乗していた車両の車番とが対応付けられる。したがって、顔認証を受けていない支払者に係る会計金額も加味された駐車料金が自動的に算出されるようになる。
さらに、支払者がその後にグループではなく単独で買い物をする場合も想定される。このとき、支払者の認証データが関係者の認証データとして車番に対応付けられていれば、その買い物での会計に係る金額(第2の会計金額)が、支払者と同一のグループに属する人物が入庫時に搭乗していた車両に対応付けられた合計金額に自動的に追加されるようになる。
すなわち、先の会計(第1の会計)とは異なる後の会計(第2の会計)時に、いずれかのレジカメラによって人物が撮像され、顔認証部110によってその人物の認証データに対応する顔認証IDが得られた場合を想定する。かかる場合に、精算部130は、その顔認証IDと「関係者」の少なくとも一部が一致する精算データを精算データDB150から検索する。そして、精算部130は、その精算データの「合計金額」に既に登録されている先の会計(第1の会計)に係る金額(第1の会計金額)に、当該後の会計に係る金額(第2の金額)を加算して「合計金額」を更新する。
そして、精算部130は、出庫時の処理において、支払者と同一のグループに属する人物が入庫時に搭乗していた車両(第1の車両)の駐車料金を、精算データDB150において当該車両の車番に対応付けられた「合計金額」に基づいて算出する。例えば、精算部130は、上記したように、合計金額と入庫時刻と現在時刻とに基づいて、駐車料金を算出し得る。
(第2の実施形態のまとめ)
以上に説明したように、本発明の第2の実施形態において、顔認証部110は、レジカメラ40によって撮像されたカメラ画像(第2の画像データ)に基づいて、会計(第1の会計)時に撮像された第1の人物および第2の人物それぞれの認証データを得た場合、第1の人物および第2の人物が同一のグループに属するかを判断する。
精算部130は、第1の人物および第2の人物が同一のグループに属すると判断された場合、かつ、第1の人物の認証データと車両(第1の車両)の搭乗者の認証データとが一致し、第2の人物の認証データと車両の搭乗者の認証データとが一致しない場合に、会計に係る金額(第1の会計金額)と車両の車番とを対応付けるとともに、第2の人物の認証データを車両の搭乗者の関係者の認証データとして車両の車番に対応付ける。上記したように、関係者の例としては、車両の後部座席にいた人物または合流者が挙げられる。
かかる構成によれば、支払者が後部座席にいた人物または合流者などであっても、運転席の人物または助手席の人物が支払者と同一のグループに属すると判断されれば、支払者に係る会計金額が加味された駐車料金が自動的に算出されるようになる。さらに、かかる構成によれば、後部座席にいた人物または合流者が支払者としてその後に単独で買い物をする場合に、買い物での会計に係る金額(第2の会計金額)によって、車両に対応付けられた合計金額が自動的に更新されるようになる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明した。
<3.ハードウェア構成例>
続いて、本発明の実施形態に係る自動精算装置10のハードウェア構成例について説明する。以下では、本発明の実施形態に係る自動精算装置10のハードウェア構成例として、情報処理装置900のハードウェア構成例について説明する。
なお、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成例は、自動精算装置10のハードウェア構成の一例に過ぎない。したがって、自動精算装置10のハードウェア構成は、以下に説明する情報処理装置900のハードウェア構成から不要な構成が削除されてもよいし、新たな構成が追加されてもよい。
図10は、本発明の実施形態に係る自動精算装置10の例としての情報処理装置900のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力装置908と、出力装置909と、ストレージ装置910と、通信装置911と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイクロフォン、スイッチおよびレバー等ユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作するユーザは、この入力装置908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。
ストレージ装置910は、データ格納用の装置である。ストレージ装置910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。ストレージ装置910は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置910は、ハードディスクを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
通信装置911は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置911は、無線通信または有線通信のどちらに対応してもよい。
以上、本発明の実施形態に係る自動精算装置10のハードウェア構成例について説明した。
<4.まとめ>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明の第1の実施形態および本発明の第2の実施形態において、顔認証部110は、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像(第1の画像データ)に基づいて、駐車場に入庫する車両(第1の車両)の搭乗者の認証データを得る場合を説明した。しかし、顔認証部110は、入口カメラ20によって撮像されたカメラ画像に基づいて、搭乗者の属性情報(例えば、性別または年齢層など)を追加的に得てもよい。
このとき、精算部130は、車両の車番に搭乗者の属性情報をさらに対応付けて、精算データDB150に登録してもよい。かかる構成によれば、車番に対応付けられた搭乗者の属性情報が、属性ごとの店舗の滞在時間または車両での来場者の属性比率などといったマーケティングデータとして利用され得る。
また、本発明の第2の実施形態において、車番認識部120は、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像(第3の画像データ)に基づいて、駐車場から出庫する車両(第2の車両)の車番を認識し、顔認証部110は、出口カメラ30によって撮像されたカメラ画像に基づいて駐車場から出庫する車両の搭乗者の認証データを取得してもよい。
このとき、駐車場から出庫する車両(第2の車両)の車番と駐車場に入庫した車両(第1の車両)の車番とが一致するものの(すなわち、入庫車と出庫車とが同一であるものの)、駐車場から出庫する車両の搭乗者の認証データが、駐車場に入庫する車両の搭乗者の認証データおよび関係者の認証データのいずれとも一致しない場合が想定される。かかる場合に、精算部130は、所定の警告情報(アラーム)を出力してもよい。これによって、車両の盗難の予防が可能となる。
なお、警告情報は、警告を示す所定の音声情報であってもよい。かかる場合には、警備室にいる警備員に車両の盗難の可能性が聴覚的に知覚されるように、警告情報は、警備室のスピーカなどに出力されてもよい。あるいは、警告情報は、警告を示す所定の表示情報であってもよい。かかる場合には、警備室にいる警備員に車両の盗難の可能性が視覚的に知覚されるように、警告情報は、警備室のディスプレイなどに出力されてもよい。
また、精算データDB150の「有効/無効」が「有効(1)」が設定されたまま所定の期間が経過してしまっている車両が存在する場合も想定される。このような車両は、放置車両である可能性もあれば、長期駐車されている車両である可能性もある。したがって、かかる場合にも、精算部130は、同様に所定の警告情報(アラーム)を出力してもよい。これによって、警備員などが目視によって車両の確認をしなくても、効率よく車両の管理を行うことが可能となる。
1 自動精算システム
10 自動精算装置
110 顔認証部
120 車番認識部
130 精算部
140 顔認証DB
150 精算データDB
20 入口カメラ
30 出口カメラ
40 レジカメラ
50 レジ
60 ゲート開閉機
70 入口ゲート
80 出口ゲート

Claims (18)

  1. 第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、
    自動精算装置。
  2. 前記精算部は、前記第1の会計金額と前記第1の車両の入庫時刻と現在時刻とに基づいて、前記駐車料金を算出する、
    請求項1に記載の自動精算装置。
  3. 前記車番認識部は、第3の撮像部によって撮像された第3の画像データに基づいて前記駐車場から出庫する第2の車両の車番を認識し、
    前記精算部は、前記第2の車両の車番と前記第1の車両の車番とが一致する場合に、前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて、前記駐車料金を算出する、
    請求項1または2に記載の自動精算装置。
  4. 第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、
    前記認証部は、前記第2の画像データに基づいて、前記第1の会計時に撮像された第1の人物および第2の人物それぞれの認証データを得た場合、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属するかを判断し、
    前記精算部は、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断された場合、かつ、前記第1の人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致し、前記第2の人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致しない場合に、前記第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付けるとともに、前記第2の人物の認証データを前記第1の車両の搭乗者の関係者の認証データとして前記第1の車両の車番に対応付ける
    動精算装置。
  5. 前記第2の人物は、前記第1の車両の前記駐車場への入庫時に前記第1の車両に乗っていたが、前記第1の画像データに基づいて認証データが得られなかった者を含む、
    請求項4に記載の自動精算装置。
  6. 前記第2の人物は、前記第1の車両の前記駐車場への入庫後に前記第1の車両の搭乗者と行動を共にする者を含む、
    請求項4に記載の自動精算装置。
  7. 前記精算部は、前記第1の会計とは異なる第2の会計時に撮像された人物の認証データと前記関係者の認証データとが一致する場合に、前記第2の会計に係る金額である第2の会計金額と前記第1の会計金額との合計金額を前記第1の車両の車番に対応付け、前記第1の車両の駐車料金を前記第1の車両の車番に対応付けられた前記合計金額に基づいて算出する、
    請求項4~6のいずれか一項に記載の自動精算装置。
  8. 前記車番認識部は、第3の撮像部によって撮像された第3の画像データに基づいて、前記駐車場から出庫する第2の車両の車番を認識し、
    前記認証部は、前記第3の画像データに基づいて前記第2の車両の搭乗者の認証データを取得し、
    前記精算部は、前記第2の車両の車番と前記第1の車両の車番とが一致する場合、かつ、前記第2の車両の搭乗者の認証データが前記第1の車両の搭乗者の認証データおよび前記関係者の認証データのいずれとも一致しない場合、所定の警告情報を出力する、
    請求項4~7のいずれか一項に記載の自動精算装置。
  9. 前記認証部は、前記第2の画像データから認識される前記第1の人物および前記第2の人物の状態が所定の条件を満たす場合に、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断する、
    請求項4~8のいずれか一項に記載の自動精算装置。
  10. 前記所定の条件は、
    前記第1の人物および前記第2の人物が前記レジスタ端末での会計待ちの人物が並ぶ方向とは異なる方向に並んでいるという第1の条件、
    前記第1の人物および前記第2の人物のうち商品を店員に渡した者と店員に現金を渡した者とが異なるという第2の条件、
    前記第1の人物および前記第2の人物が前記レジスタ端末の前に同時に立ち前記レジスタ端末の前から同時に離れるという第3の条件、
    前記レジスタ端末の前で前記第1の人物および前記第2の人物が会話をしているという第4の条件、および、
    前記第1の人物と前記第2の人物との間で商品の受け渡しをしているという第5の条件の少なくともいずれか一つの条件が満たされるという条件である、
    請求項9に記載の自動精算装置。
  11. 前記認証部は、所定のセンサによって検出されたセンサデータに基づいて、前記第1の人物および前記第2の人物を所定のエリア内に検出した場合に、前記第1の人物および前記第2の人物が同一のグループに属すると判断する、
    請求項4~8のいずれか一項に記載の自動精算装置。
  12. 第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、
    前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、
    前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける
    動精算装置。
  13. 第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識することと、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得ることと、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付けることと、を含む自動精算方法であって、
    前記自動精算方法は、
    前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の前記第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出することを含む、自動精算方法。
  14. コンピュータを、
    第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、
    自動精算装置として機能させるプログラム。
  15. 第1の画像データを撮像する第1の撮像部と、
    第2の画像データを撮像する第2の撮像部と、
    前記第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データを得るとともに、前記第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計に関する人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の第1の搭乗者の第1の認証データおよび前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計に関する人物の認証データと前記第1の車両の前記第1の搭乗者の第1の認証データまたは前記第1の車両の第2の搭乗者の第2の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出する、
    自動精算装置と、
    を含む、自動精算システム。
  16. 第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識することと、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得ることと、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付けることと、を備え、
    前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出することと、
    前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得することと、
    前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付けることと、
    を含む、自動精算方法。
  17. コンピュータを、
    第1の撮像部によって撮像された第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、第2の撮像部によって撮像された第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計時に撮像された人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計時に撮像された人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、
    前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、
    前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける、
    自動精算装置として機能させるプログラム。
  18. 第1の画像データを撮像する第1の撮像部と、
    第2の画像データを撮像する第2の撮像部と、
    前記第1の画像データに基づいて駐車場に入庫する第1の車両の車番を認識する車番認識部と、
    前記第1の画像データに基づいて前記第1の車両の搭乗者の認証データを得るとともに、前記第2の画像データに基づいてレジスタ端末における第1の会計に関する人物の認証データを得る認証部と、
    前記第1の車両の車番と前記第1の車両の搭乗者の認証データとを対応付ける精算部と、を備え、
    前記精算部は、前記第1の会計に関する人物の認証データと前記第1の車両の搭乗者の認証データとが一致する場合に、前記第1の会計に係る金額である第1の会計金額と前記第1の車両の車番とを対応付け、前記第1の車両の前記駐車場からの出庫に際して掛かる駐車料金を前記第1の車両の車番と対応付けられた前記第1の会計金額に基づいて算出し、
    前記認証部は、前記第1の画像データに基づいて前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを取得し、
    前記精算部は、前記第1の車両の車番と前記搭乗者の認証データと前記搭乗者の属性情報とを対応付ける、
    自動精算装置と、
    を含む、自動精算システム。
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