JP7516356B2 - ロータブレード挟持器具 - Google Patents

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Description

本発明は、風力タービンロータブレードを持ち上げるためのロータブレード挟持器具であって、ロータブレードの第1の側に配置されるようになっている第1挟持要素と、ロータブレードの第2の側に配置されるようになっている第2挟持要素と、第1挟持要素と第2挟持要素とを接続して、第1挟持要素と第2挟持要素との間にロータブレードを挿入するように挟持器具を開き、第1挟持要素と第2挟持要素との間にロータブレードを挟持するように挟持器具を閉じるようになっている挟持機構とを含み、第1及び第2挟持要素の少なくとも1つが、第1平衡レバーと第2平衡レバーとを含み、各平衡レバーが、旋回軸線を中心に枢動可能に配置されて、対応する第1ロータブレード接触面と柔軟に接触する第1端部と、対応する第2ロータブレード接触面と柔軟に接触する第2端部とを有する、挟持器具に関する。
特許文献1(Liftra)には、風力タービンロータブレードを掴持する(handling)ための器具が開示されている。この器具は、器具及び器具によって保持されたロータブレードを巻き上げるためのクレーン又は巻上機に接続されたワイヤに接続するための手段を有する接続構造を備える。器具は、ブレード面の係合のための把持手段を更に備え、把持手段は、アクチュエータによって駆動する、連動する鉤爪形状の把持部(gripping organs)を2セット有し、把持部品の各セットは、係合位置においてブレードの全周囲におけるブレード面を共に取り囲む、第1鉤爪形状部(first claw shaped organ)と第2鉤爪形状部(second claw shaped organ)とを備える。しかしながら、クレードル支持部が、ロータブレードの構造中核部を越えて、その後縁部付近のより脆弱な領域内へと延在することから、掴持の誤りによるブレードの損傷を招きやすい。
特許文献2(Liftra)には、ロータブレードの第1の側に配置されるようになっている第1挟持要素と、ロータブレードの第2の側に配置されるようになっている第2挟持要素とを有するロータブレード挟持器具が開示されている。第1及び第2挟持要素のそれぞれは、第1平衡レバーと第2平衡レバーとを含み、各平衡レバーは、旋回軸線を中心に枢動可能に配置され、対応する第1ロータブレード接触面と柔軟に接触する第1端部と、対応する第2ロータブレード接触面と柔軟に接触する第2端部とを有し、第1及び第2ロータブレード接触面は、端から端まで配置されて、長方形状の細長い共通のロータ接触面を形成する。各挟持要素の第1及び第2平衡レバーは、並列配置で隣り合って配置されるが、その長手方向軸線を中心にして互いに僅かに角度が付けられて、第1及び第2平衡レバーそれぞれの長方形状の細長い共通のロータ接触面が、翼弦線に沿った異なる位置において、ロータブレード面の各面と接触し、その特定の位置において表面の角度と一致しうるようになっている。
特許文献3には、風力タービン用のブレードを挟持するためのクランプが開示されている。クランプは、ブレードの裏面の一部と接触するようになっている第1接触面と、ブレードの表面の一部と接触するようになっている第2接触面とを備える。クランプの第1及び第2接触面は、その間にブレードを取り外し可能に受け入れることができるように、互いに対して変位させることができる。第1及び第2接触面は細長い長方形状を有し、くさび状の形状を有する水平化部品上にそれぞれ形成されて、接触面がロータブレードのテーパー形状に一致しうるようになっている。しかしながら、水平化部品のくさび状の形状を、対象のロータブレードの特定の形状と適合させる必要がある点が、欠点となりうる。多くの異なる形状のロータブレードが存在することから、多くの異なる水平化部品を製造しなければならない可能性がある。
特許文献4には、横部材又は懸架要素に配置するためのCグリッパと、そのようなCグリッパを少なくとも1つ有する、貨物を運搬するための横部材とが開示されている。Cグリッパの高さは調節可能である。
国際公開第2012/095112号 国際公開第2018/054440号 欧州特許第2345811号明細書 欧州特許第3372549号明細書
本発明は、多くの異なる形状の重たいロータブレードを掴持するのにより適した、ロータブレード挟持器具を提供することを目的とする。
この目的を踏まえて、第1及び第2挟持要素の少なくとも1つが、主要旋回軸線を中心に枢動可能に配置されて、対応する第1平衡レバーが対応する第1旋回軸線を中心に枢動可能に配置される第1端部と、対応する第2平衡レバーが対応する第2旋回軸線を中心に枢動可能に配置される第2端部とを有する主要平衡レバーを含み、同じ主要平衡レバー上に配置される第1及び第2平衡レバーが、その長手方向に一直線上に配置される。
このように、長さ方向に連続して配置される4つの個別のロータブレード接触面によって、ロータブレードのみをブレードの長さ方向に挟持すること及び、各単一のロータブレード接触面の角度を、それぞれの特定の位置にあるロータブレード面の角度と自動的に一致させることにより、挟持器具は、ロータブレードをけたキャップ/シヤウェブ上で直接的に支えることで、より脆弱な領域がロータブレードの構造中核部から離れてしまうのを回避できる。これによって、異なる形状の極めて重たいロータブレードを、挟持器具によって掴持することができる。
一実施例では、第1及び第2挟持要素の4つの個別のロータブレード接触面の少なくとも1つが、ロータブレードの長さ方向に連続して配置されるようになっている。
一実施例では、挟持器具には、巻き上げの際に、第1挟持要素が概してロータブレードの上方側に配置されるように、且つ第2挟持要素が概してロータブレードの下方側に配置されるように配置される、巻上取付具が設けられ、第2挟持要素の主要平衡レバーの第1旋回軸線と第2旋回軸線との間の距離が、第1挟持要素の主要平衡レバーの第1旋回軸線と第2旋回軸線との間の距離よりも、好ましくは少なくとも1.5倍、より好ましくは少なくとも2倍、最も好ましくは約2.5倍だけ長い。これによって、ロータブレードの下側における支持を、ロータブレードのより長い部分にわたって分散させることができるため、ロータブレードをより安定して支持することができる。
一実施例では、第1挟持要素は、主要旋回軸線を中心に枢動可能に配置される主要平衡レバーを含み、第2挟持要素は、挟持機構上に配置されて、対応する第1平衡レバーが対応する第1旋回軸線を中心に枢動可能に配置される第1端部及び、対応する第2平衡レバーが対応する第2旋回軸線を中心に枢動可能に配置される第2端部を有する、クロスバーと、クロスバー上に、その長手方向に一直線上に配置される、第1及び第2平衡レバーとを含み、クロスバーは、第1挟持要素の主要旋回軸線に対して少なくとも略平行に延在する任意の軸線を中心とした、挟持機構に対する回転に対して固定される。クロスバーが、第1挟持要素の主要旋回軸線に対して凡そ平行な任意の軸線を中心とした、挟持機構に対する回転に対して固定されることから、風力タービンブレードを、ロータブレード挟持器具に対して固定された配向に保持できる。これによって、挟持器具による風力タービンブレードの掴持を容易にできる。
一実施例では、挟持器具には、巻き上げの際に、第1挟持要素が概してロータブレードの上方側に配置されるように、且つ第2挟持要素が概してロータブレードの下方側に配置されるように配置される、巻上取付具が設けられる。
一実施例では、各平衡レバーの第1ロータブレード接触面及び第2ロータブレード接触面は、それぞれ、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、その長手方向に一直線上に少なくとも略端から端まで配置される、長手方向接触要素の形態をもち、これによって、平衡レバーそれぞれの全ロータブレード接触面が形成される。
一実施例では、第1挟持要素において、第1平衡レバーの全ロータブレード接触面及び第2平衡レバーの全ロータブレード接触面は、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、少なくとも略端から端まで配置され、第2挟持要素において、第1平衡レバーの全ロータブレード接触面と、第2平衡レバーの全ロータブレード接触面とは、第1挟持要素の第1又は第2平衡レバーの全ロータブレード接触面の長さよりも大きく、且つ、第1挟持要素における第1平衡レバーの全ロータブレード接触面と第2平衡レバーの全ロータブレード接触面との合計の長さの好ましくは65パーセントよりも大きく、より好ましくは70パーセントよりも大きく、最も好ましくは75パーセントよりも大きな距離だけ離間する。これによって、ロータブレードの下側における支持を、ロータブレードのより長い部分にわたって分散させることができるため、ロータブレードをより安定して支持することができる。
構造上特に有利な実施例では、第1挟持要素の主要平衡レバーは、離間して並列配置で配置されて上板及び底板によって互いに固定されている、第1及び第2レバー壁部を含み、対応する第1及び第2平衡レバーは、第1レバー壁部と第2レバー壁部との間に少なくとも部分的に延在する。
他の実施例では、第1及び第2挟持要素の各主要平衡レバーは、離間して並列配置で配置されて上板及び底板によって互いに固定されている、第1及び第2レバー壁部を含み、対応する第1及び第2平衡レバーは、第1レバー壁部と第2レバー壁部との間に少なくとも部分的に延在する。
一実施例では、第1挟持要素と第2挟持要素とを接続する挟持機構は、第1レッグと第2レッグとを有する硬質C字型ブラケットを含み、第1挟持要素の主要平衡レバー用の主要軸受ブラケットが、C字型ブラケットの第1レッグに蝶着されて、挟持アクチュエータによって、第1レッグに対して枢動可能であり、第2挟持要素の主要平衡レバー用の主要軸受が、C字型ブラケットの第2レッグ上に直接配置される。これによって、第1挟持要素と第2挟持要素との間の挟持力を、ロータブレードに基づいて決まる最大負荷を支えられるように設計できる単一の硬質C字型ブラケットによって、支持することができる。このように、ロータブレードの掴持手法によって変動しうる最大負荷に対してそれぞれ設計する必要があるために、比較的高く設置する必要がありうる異なるブラケットにわたって、負荷が分散することを回避できる。
一実施例では、第1挟持要素と第2挟持要素とを接続する挟持機構は、第1レッグと第2レッグとを有する硬質C字型ブラケットを含み、第1挟持要素の主要平衡レバー用の主要軸受ブラケットが、C字型ブラケットの第1レッグに蝶着されて、挟持アクチュエータによって、第1レッグに対して枢動可能であり、第2挟持要素のクロスバーが、クロスバーにボルト留めされる交換可能アダプタ部品によって、C字型ブラケットの第2レッグ上に配置され、クロスバーの長手方向と、硬質C字型ブラケットの第1レッグと第2レッグとを接続する硬質C字型ブラケットの中間部との間の、所定の角度を維持するように配置される。これによって、上述した実施例のように、第1挟持要素と第2挟持要素との間の挟持力を、ロータブレードに基づいて決まる最大負荷を支えられるように設計できる単一の硬質C字型ブラケットによって、支持することができる。このように、ロータブレードの掴持手法によって変動しうる最大負荷に対してそれぞれ設計する必要があるために、比較的高く設置する必要がありうる異なるブラケットにわたって、負荷が分散することを回避できる。また、クロスバーにボルト留めされる交換可能アダプタ部品によって、クロスバーの長手方向と、硬質C字型ブラケットの中間部との間に、掴持される特定の風力タービンブレードに適した角度を得ることができる。これによって、硬質C字型ブラケットを、例えば、少なくとも略鉛直方向に延在するその中間部で掴持することができる。これによって、風力タービンブレードの掴持を容易にできる。
一実施例では、交換可能アダプタ部品は、第2挟持要素が、第1挟持要素と第2挟持要素との間にロータブレードを挿入するための挿入位置と、第1挟持要素と第2挟持要素との間にロータブレードを挟持するのに適した挟持位置との間で揺動可能となるように、クロスバーの長手方向に延在するヒンジ軸線を有する、ヒンジによって、C字型ブラケットの第2レッグに接続される。これによって、第1挟持要素と第2挟持要素との間へのロータブレードの挿入を容易にできる。
一実施例では、第2挟持要素は、油圧アクチュエータによって、挿入位置と挟持位置との間で揺動可能である。これによって、ロータブレード挟持器具の操作を容易にできる。
一実施例では、交換可能アダプタ部品は、交換可能アダプタ部品をC字型ブラケットの第2レッグに接続するロック構造によって、挟持位置内にロックされるようになっている。これによって、第2挟持要素を挿入位置と挟持位置との間で揺動させる油圧アクチュエータを省略してもよいし、又は、そのような油圧アクチュエータを、ロータブレード挟持器具の挟持力を支えるような寸法とする必要をなくすことができる。
一実施例では、硬質C字型ブラケットの中間部には、ロータブレード挟持器具によって保持される風力タービンブレードの前縁部又は後縁部を支持するようになっている支持部品がそれぞれ設けられている対向する端部を有するトラバースバーが設けられる。これによって、挟持器具によってロータブレードを安定した位置に保持することをより確実なものにできる。
一実施例では、挟持器具には、旋回要素によって挟持機構に接続されている第1端部と、巻上クレーン等のケーブルに接続するようになっている第2端部とを有する、巻上アームの形態の巻上取付具が設けられ、旋回要素によって、互いに対して直角な2本の異なる軸線を中心とした、挟持器具に対する巻上アームの旋回動作が可能であり、巻上アームは、第1及び第2巻上機アクチュエータのそれぞれによって、上記軸線を中心に旋回可能である。これによって、挟持器具の角度、延いては、器具によって支えられるロータブレードの角度を、ロータブレードを掴持している際に変動させることができるため、例えば、ブレードを装着する際に、ブレードを風力タービンハブに対して正しく位置付けることができるようになっている。
構造上特に有利な実施例では、C字型ブラケットの第1レッグは、第1挟持要素がC字型ブラケットの第1レッグに蝶着されるヒンジ軸線をその間で支える、第1レッグと第2レッグとを有する、フォーク要素を形成し、巻上アームの第1端部は、旋回要素によって、フォーク要素の第1レッグに接続され、第1巻上機アクチュエータは、フォーク要素の第2レッグと巻上アームとの間に配置され、第2巻上機アクチュエータは、C字型ブラケットの第1レッグ又はフォーク要素の中央部と巻上アームとの間に配置される。
本発明は、極めて概略的な図面を参照し、実施例の例を用いて、以下により詳細に説明されよう。
図1は、本発明に係るロータブレード挟持器具の斜視図である。 図2は、異なる角度から見た、図1のロータブレード挟持器具の斜視図である。 図3は、器具のC字型ブラケットの両方のレッグを通って延在する平面に沿った、図1のロータブレード挟持器具の断面である。 図4は、第1及び第2挟持要素両方の主要平衡レバーを通って延在する平面に沿った、図1のロータブレード挟持器具の断面である。 図5は、図1のロータブレード挟持器具の第1挟持要素の側面図である。 図6は、図5の第1挟持要素を通る長手方向断面である。 図7は、斜めから見た、図5の第1挟持要素の一部を通る長手方向断面である。 図8は、図5の第1挟持要素のロータブレード接触要素の上面図である。 図9は、図8のロータブレード接触要素の斜視断面図である。 図10は、図8のロータブレード接触要素を通る断面図である。 図11は、ロータブレードを支える、図1のロータブレード挟持器具の斜視図である。 図12は、ロータブレードを支える、本発明に係るロータブレード挟持器具の他の実施例の斜視図である。 図13は、第2挟持要素が挟持位置にある、本発明に係るロータブレード挟持器具の更に他の実施例の斜視図である。 図14は、第2挟持要素が挟持位置にある、図13のロータブレード挟持器具の側面図である。 図15は、第2挟持要素が挿入位置にある、図13のロータブレード挟持器具の斜視図である。 図16は、第2挟持要素が挿入位置にある、図13のロータブレード挟持器具の側面図である。 図17は、第2挟持要素が挟持位置にある、図13のロータブレード挟持器具の端面図である。 図18は、第2挟持要素が挿入位置にある、図13のロータブレード挟持器具の端面図である。 図19は、第2挟持要素が挟持位置にある、図14の線XIX‐XIXに沿ったロータブレード挟持器具の断面図である。 図20は、第2挟持要素が挿入位置にある、図16の線XX‐XXに沿ったロータブレード挟持器具の断面図である。 図21は、交換可能アダプタ部品の斜視図である。 図22は、図21の交換可能アダプタ部品の端面図である。 図23は、図21の交換可能アダプタ部品の側面図である。
図1及び図2は、風力タービンロータブレード2を持ち上げるための、本発明に係るロータブレード挟持器具1の一実施例を示す。図13~図20は、本発明に係るロータブレード挟持器具1の他の実施例を示す。挟持器具は、図11に示すように、ロータブレード2の第1の側5に配置されるようになっている第1挟持要素3と、ロータブレードの第2の側6に配置されるようになっている第2挟持要素4とを含む。挟持機構7が、第1挟持要素3と第2挟持要素4とを接続して、第1挟持要素3と第2挟持要素4との間にロータブレード2を挿入するように挟持器具1を開き、第1挟持要素3と第2挟持要素4との間にロータブレード2を挟持するように挟持器具1を閉じるようになっている。
この実施例では、第1及び第2挟持要素3,4のそれぞれが、主要旋回軸線18,19を中心に枢動可能に配置されて、対応する第1平衡レバー8が対応する第1旋回軸線10を中心に枢動可能に配置される第1端部20と、対応する第2平衡レバー9が対応する第2旋回軸線11を中心に枢動可能に配置される第2端部21とを有する、主要平衡レバー16,17を含む。各平衡レバー8,9は、対応する第1ロータブレード接触面14と柔軟に接続する第1端部12と、対応する第2ロータブレード接触面15と柔軟に接続する第2端部13とを有する。図示のように、同じ主要平衡レバー16,17上に配置されるこれらの第1及び第2平衡レバー8,9は、その長手方向に一直線上に配置される。
図7、図9及び図10に示すように、平衡レバー8,9の各端部12,13と、対応するロータブレード接触面14,15との柔軟な接続が、動作が限定されたボールジョイント51の形態をもつ。ボールジョイント51は、円錐状底部55を有する円筒状孔部54内に配置される部分的に球状のヘッド53を有する接続要素52によって形成される。接続要素52のシャフト56が、対応する平衡レバー8,9の対応する端部12,13内に形成される円筒状孔部57内に配置され、接続要素52の部分的に球状のヘッド53が配置される円筒状孔部54は、対応するロータブレード接触面14,15を形成する対応する第1又は第2長手方向接触要素22,23上に形成される。接続要素52のシャフト56は、接続要素52のシャフト56の端部におけるねじ孔58内へと挿入される不図示のねじによって、対応する平衡レバー8,9の円筒状孔部57の長手方向に調節可能である。また、円筒状孔部57内での接続要素52のシャフト56の回転が、接続要素52のシャフト56及び円筒状孔部57の対応するキー溝に嵌合するキー59によって防止される。部分的に球状のヘッド53は、円筒状孔部54内で、ヘッド53の上に配置されるゴムリング60によって、円錐状底部55に対して柔軟に維持される。また、ボールジョイント51の動作は、部分的に球状のヘッド53を通って延在する対応する孔を通して挿入されるピン64によって限定される。ピン64の端部は、対応する第1又は第2長手方向接触要素22,23内に形成される円筒状孔部54の壁部に長手方向に形成される、対応する対向する溝65内に配置されて、ピン64が、概して、対応する長手方向接触要素22,23の長手方向に延在するようになっている。このように、ボールジョイント51の回転は、シャフト56の長手方向軸線を中心とし、且つシャフト56の長手方向軸線に対して直角に延在して、対応する長手方向接触要素22,23の長手方向に対して直角に延在する軸線を中心とした、所定の角度の回転に限定される。
図1~図4、図11及び図13~図20から分かるように、挟持器具1には、巻き上げの際に、第1挟持要素3が概してロータブレード2の上方側5に配置されるように、且つ第2挟持要素4が概してロータブレード2の下方側6に配置されるように配置される、巻上取付具36が設けられる。概して、本発明によれば、第1及び第2挟持要素3,4の4つの個別のロータブレード接触面14,15が、ロータブレードの長さ方向に連続して配置されるようになっている。図1~図4及び図11に示す実施例から分かるように、第2挟持要素4の主要平衡レバー17の第1旋回軸線10と第2旋回軸線11との間の距離が、第1挟持要素3の主要平衡レバー16の第1旋回軸線10と第2旋回軸線11との間の距離よりも長い。好ましくは、第2挟持要素4の主要平衡レバー17の第1旋回軸線10と第2旋回軸線11との間の距離は、第1挟持要素3の主要平衡レバー16の第1旋回軸線10と第2旋回軸線11との間の距離よりも、少なくとも1.5倍、より好ましくは少なくとも2倍、最も好ましくは約2.5倍だけ長い。
図5~図8から分かるように、各平衡レバー8,9の第1ロータブレード接触面14及び第2ロータブレード接触面15は、それぞれ、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、その長手方向に一直線上に略端から端まで配置される、長手方向接触要素22,23の形態をもち、これによって、平衡レバー8,9それぞれの全ロータブレード接触面24,25が形成される。各長手方向接触要素22,23には、長手方向接触要素22,23とロータブレードの表面との間に適切な高い摩擦を実現するために、ゴム等といった適切な材料によって形成された接触面が設けられる。或いは、接触面は、実際には、主要平衡レバー16,17それぞれに属する接触要素22,23の全体にわたって延在する一体の柔軟な材料によって形成されてもよい。上記接触面は、より握りやすくなるように、リブ及び/又は溝等を含んで適切に形成されてもよい。
図13~図16に示す実施例では、第1挟持要素3は、図1~図4に示す実施例と同様に、主要旋回軸線18を中心に枢動可能に配置される主要平衡レバー16を含む。しかしながら、図13~図16に示す実施例では、第2挟持要素4は、挟持機構7上に配置されて、対応する第1平衡レバー8が対応する第1旋回軸線10を中心に枢動可能に配置される第1端部67と、対応する第2平衡レバー9が対応する第2旋回軸線11を中心に枢動可能に配置される第2端部68とを有する、クロスバー66を含む。クロスバー66上に配置される第1及び第2平衡レバー8,9は、その長手方向に一直線上に配置される。また、クロスバー66は、第1挟持要素3の主要旋回軸線18に対して少なくとも略平行に延在する任意の軸線を中心とした、挟持機構7に対する回転に対して固定される。クロスバー66が、第1挟持要素3の主要旋回軸線18に対して凡そ平行な任意の軸線を中心とした、挟持機構7に対する回転に対して固定されることから、風力タービンブレードを、ロータブレード挟持器具1に対して固定された配向に保持できる。これによって、挟持器具1による風力タービンブレードの掴持を容易にできる。
図13~図16に示す挟持器具1には、巻き上げの際に、第1挟持要素3が概してロータブレード2の上方側5に配置されるように、且つ第2挟持要素4が概してロータブレード2の下方側6に配置されるように配置される、巻上取付具36が設けられる。
また、図1、図2、図4及び図13~図16から分かるように、第1挟持要素3において、第1平衡レバー8の全ロータブレード接触面24及び第2平衡9レバーの全ロータブレード接触面25は、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、略端から端まで配置されるが、一方で、第2挟持要素4において、第1平衡レバー8の全ロータブレード接触面24と、第2平衡レバー9の全ロータブレード接触面25とは、図4に示す距離Dだけ離間する。具体的には、第1挟持要素3の第1又は第2平衡レバー8,9の全ロータブレード接触面24,25は、長さLを有する。図示の実施例では、Dは、約5/3×Lである。また、図示のように、第1挟持要素3における第1平衡レバー8の全ロータブレード接触面24と第2平衡レバー9の全ロータブレード接触面25との合計の長さが、2Lよりも僅かに大きい。本発明によれば、好ましくは、Dは、上記の合計の長さ2Lの65パーセントよりも大きく、より好ましくは70パーセントよりも大きく、最も好ましくは75パーセントよりも大きい。
図5~図7から分かるように、第1挟持要素3の主要平衡レバー16は、離間して並列配置で配置されて上板28及び底板29によって互いに固定されている、第1及び第2レバー壁部26,27を含み、対応する第1及び第2平衡レバー8,9は、第1レバー壁部26と第2レバー壁部27との間に少なくとも部分的に延在する。
図1~図4から分かるように、第1挟持要素3と第2挟持要素4とを接続する挟持機構7は、第1レッグ31と第2レッグ32とを有する硬質C字型ブラケット30を含む。第1挟持要素3の主要平衡レバー16用の主要軸受ブラケット33が、C字型ブラケット30の第1レッグ31に蝶着されて、挟持アクチュエータ35によって、第1レッグ31に対して枢動可能である。第2挟持要素4の主要平衡レバー17用の主要軸受34が、C字型ブラケット30の第2レッグ32上に直接配置される。
図13~図16に示す実施例では、第1挟持要素3と第2挟持要素4とを接続する挟持機構7は、第1レッグ31と第2レッグ32とを有する硬質C字型ブラケット30を含む。第1挟持要素3の主要平衡レバー16用の主要軸受ブラケット33は、C字型ブラケット30の第1レッグ31に蝶着されて、挟持アクチュエータ35によって、第1レッグ31に対して枢動可能である。第2挟持要素4のクロスバー66は、クロスバー66にボルト留めされる交換可能アダプタ部品69によって、C字型ブラケット30の第2レッグ32上に配置され、クロスバー66の長手方向と、硬質C字型ブラケット30の第1レッグ31と第2レッグ32とを接続する硬質C字型ブラケット30の中間部70との間の、所定の角度を維持するように配置される。交換可能アダプタ部品69には、クロスバー66のボルト孔83に対応する交換可能アダプタ部品69のフランジ84において、多数のボルト孔82が設けられて、交換可能アダプタ部品69がクロスバー66にボルト留めされる。フランジ84には、クロスバー66における対応する不図示の凹部と合致する、凸部85が更に設けられる。
交換可能アダプタ部品69は、第2挟持要素4が、図15、図16、図18及び図20に示すような、第1挟持要素3と第2挟持要素4との間にロータブレード2を挿入するための挿入位置と、図13、図14、図17及び図19に示すような、第1挟持要素3と第2挟持要素4との間にロータブレード2を挟持するのに適した挟持位置との間で揺動可能となるように、クロスバー66の長手方向に延在するヒンジ軸線を有する、ヒンジ71によって、C字型ブラケット30の第2レッグ32に接続される。ヒンジ71は、C字型ブラケット30の第2レッグ32及び交換可能アダプタ部品69それぞれのヒンジ孔80に、ヒンジピン79を挿入することで形成される。
図21~図23に、交換可能アダプタ部品69をより詳細に示す。
不図示の実施例では、第2挟持要素4は、油圧アクチュエータによって、挿入位置と挟持位置との間で揺動可能である。
図13~図20に示す実施例では、交換可能アダプタ部品69は、交換可能アダプタ部品のロック孔78及びC字型ブラケット30の第2レッグ32の対応するロック孔81内へと挿入可能なロックピン77の形態をもつことで、交換可能アダプタ部品69をC字型ブラケット30の第2レッグ32に接続する、ロック構造72によって、挟持位置にロックされるようになっている。
図13~図20に示す実施例では、硬質C字型ブラケット30の中間部70には、ロータブレード挟持器具1によって保持される風力タービンブレードの前縁部又は後縁部を支持するようになっている支持部品76がそれぞれに設けられている対向する端部75を有するトラバースバー74が設けられる。
クロスバー66にボルト留めされる交換可能アダプタ部品69によって、掴持される特定の風力タービンブレードに適した角度を、クロスバー66の長手方向と、硬質C字型ブラケット30の中間部70との間に得ることができる。これによって、硬質C字型ブラケット30を、例えば、図14及び図16に最もよく示される、少なくとも略鉛直方向に延在するその中間部70によって、掴持することができる。これによって、風力タービンブレードの掴持を容易にできる。
図1~図11及び図13~図16に示す実施例では、挟持器具1には、旋回要素40によって挟持機構7に接続されている第1端部38と、アイボルト50によって巻上クレーン等のケーブルに接続するようになっている第2端部39とを有する巻上アーム37の形態の巻上取付具36が設けられる。旋回要素40によって、互いに対して直角な2本の異なる軸線41,42を中心とした、挟持器具1に対する巻上アーム37の旋回動作が可能であり、巻上アーム37は、第1及び第2巻上機アクチュエータ43,44のそれぞれによって、上記軸線を中心に旋回可能である。これによって、挟持器具1の角度、延いては、器具1によって支えられるロータブレード2の角度を、ロータブレードを掴持している際に変動させることができるため、例えば、ブレード2を装着する際に、ブレードを風力タービンハブに対して正しく位置付けることができるようになっている。
C字型ブラケット30の第1レッグ31は、第1挟持要素3がC字型ブラケット30の第1レッグ31に蝶着されるヒンジ軸線48をその間にもつ第1レッグ46と第2レッグ47とを有する、フォーク要素45を形成する。巻上アーム37の第1端部38は、旋回要素40によって、フォーク要素45の第1レッグ46に接続され、第1巻上機アクチュエータ43は、フォーク要素45の第2レッグ47と巻上アーム37との間に配置され、第2巻上機アクチュエータ44は、フォーク要素30の中央部49と巻上アーム37との間に配置される。
図1~図11及び図13~図16に示す挟持器具1の代替実施例では、挟持器具1は、風力タービンのハブに対するロータブレードの設置及び/又は取り外しのための、不図示のロータブレード巻上システムにおいて使用されるようになっていてもよく、ロータブレード巻上システムは、風力タービンの上端部上に装着されるようになっている上方ケーブル支持システムと、風力タービンから距離を置いて、風力タービンの下方端部に配置されるようになっている下方ケーブル支持システムと、いずれも、上方ケーブル支持システムと下方ケーブル支持システムとの間に離間した関係をもって延在するようになっている、少なくとも左右のケーブルとを含む。この、本発明に係る挟持器具1の代替実施例では、挟持器具1は、C字型ブラケット30の中央部を、ロータブレード2の上に、C字型ブラケットの第1レッグ31を、ロータブレードの第1正圧又は負圧側である左に、そしてC字型ブラケットの第2レッグ32を、ロータブレードの第2正圧又は負圧側である右にして、配置されるようになっていてもよい。従って、巻上取付具36は、C字型ブラケットの第1レッグ31上に配置されて、左ケーブルを昇るようになっている左上昇システム及び、C字型ブラケットの第2レッグ32上に配置されて、右ケーブルを昇るようになっている右上昇システムによって、置き替えられてもよく、左右の上昇システムのそれぞれは、少なくとも第1及び第2ローラを含み、第1及び第2ローラは、それぞれのケーブル上を転がるようになっており、挟持システムがロータブレードを挟持した際に、第1ローラが第2ローラよりもロータブレードの基端部に近く設置されるように、ロータブレードの長手方向に離間するようになっており、左右の上昇システムそれぞれの第1及び第2ローラの少なくとも1つは、モータ駆動ローラである。この、挟持器具1の代替実施例では、第1及び第2挟持要素3,4の両方において、第1平衡レバー8の全ロータブレード接触面24と第2平衡レバー9の全ロータブレード接触面25とは、図4に示す距離Dだけ離間することが好ましいだろう。
ロータブレード2を支える、本発明に係るロータブレード挟持器具1の代替実施例を図12に示す。この実施例によれば、挟持器具1は、巻上クレーン等のケーブルに接続するようになっている上方端部を有し、傾斜アクチュエータ62によってロータブレード2の長手方向に対して略平行な軸線を中心としてC字型ブラケット30上に配置されるアクチュエータボックス63に対して傾斜可能となっている、下方端部を有する、V字型ブラケット61の形態の異なる巻上取付具36によって、支えられる。アクチュエータボックス63は、C字型ブラケット30上の不図示のアクチュエータによって、ロータブレード2の長手方向に対して略直角であり且つ図示において略水平である軸線を中心として、回転可能に配置される。
D 第2挟持要素の第1及び第2平衡レバーの全ロータブレード接触面間の距離
L 第1挟持要素の第1又は第2平衡レバーの全ロータブレード接触面の長さ
1 ロータブレード挟持器具
2 風力タービンロータブレード
3 第1挟持要素
4 第2挟持要素
5 ロータブレードの第1の側
6 ロータブレードの第2の側
7 挟持機構
8 第1平衡レバー
9 第2平衡レバー
10 第1旋回軸線
11 第2旋回軸線
12 平衡レバーの第1端部
13 平衡レバーの第2端部
14 第1ロータブレード接触面
15 第2ロータブレード接触面
16 第1主要平衡レバー
17 第2主要平衡レバー
18 第1主要旋回軸線
19 第2主要旋回軸線
20 主要平衡レバーの第1端部
21 主要平衡レバーの第2端部
22 第1長手方向接触要素
23 第2長手方向接触要素
24 第1全ロータブレード接触面
25 第2全ロータブレード接触面
26 第1主要平衡レバーの第1レバー壁部
27 第1主要平衡レバーの第2レバー壁部
28 第1主要平衡レバーの上板
29 第1主要平衡レバーの底板
30 C字型ブラケット
31 C字型ブラケットの第1レッグ
32 C字型ブラケットの第2レッグ
33 第1主要平衡レバー用の主要軸受ブラケット
34 第2主要平衡レバー用の主要軸受
35 挟持アクチュエータ
36 巻上取付具
37 巻上アーム
38 巻上アームの第1端部
39 巻上アームの第2端部
40 旋回要素
41 旋回要素の第1軸線
42 旋回要素の第2軸線
43 第1巻上機アクチュエータ
44 第2巻上機アクチュエータ
45 フォーク要素
46 フォーク要素の第1レッグ
47 フォーク要素の第2レッグ
48 フォーク要素のヒンジ軸線
49 フォーク要素の中央部
50 アイボルト
51 ボールジョイント
52 接続要素
53 部分的に球状のヘッド
54 長手方向接触要素における円筒状孔部
55 円錐状底部
56 接続要素のシャフト
57 平衡レバーにおける円筒状孔部
58 接続要素におけるねじ孔
59 キー
60 ゴムリング
61 V字型ブラケット
62 傾斜アクチュエータ
63 アクチュエータボックス
64 ピン
65 円筒状孔部の壁部における溝
66 クロスバー
67 クロスバーの第1端部
68 クロスバーの第2端部
69 交換可能アダプタ部品
70 硬質C字型ブラケットの中間部
71 ヒンジ
72 ロック構造
73 風力タービンブレードの断面外形
74 トラバースバー
75 トラバースバーの端部
76 支持部品
77 ロックピン
78 交換可能アダプタ部品のロック孔
79 ヒンジピン
80 ヒンジ孔
81 第2レッグのロック孔
82 交換可能アダプタ部品のボルト孔
83 クロスバーのボルト孔
84 交換可能アダプタ部品のフランジ
85 交換可能アダプタ部品の合致凸部

Claims (15)

  1. 風力タービンロータブレード(2)を持ち上げるためのロータブレード挟持器具(1)であって、
    前記ロータブレード(2)の第1の側(5)に配置されるようになっている第1挟持要素(3)と、前記ロータブレードの第2の側(6)に配置されるようになっている第2挟持要素(4)と、前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)とを接続して、前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)との間に前記ロータブレード(2)を挿入するように前記挟持器具(1)を開き、前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)との間に前記ロータブレード(2)を挟持するように前記挟持器具(1)を閉じるようになっている挟持機構(7)とからなり
    前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)とを接続する前記挟持機構(7)が、第1レッグ(31)と第2レッグ(32)とを有する硬質C字型ブラケット(30)を含み、前記第1及び第2挟持要素(3,4)の少なくとも1つが、第1平衡レバー(8)と第2平衡レバー(9)とを含み、前記各平衡レバーが、旋回軸線(10,11)を中心に枢動可能に配置されて、対応する第1ロータブレード接触面(14)と柔軟に接続する第1端部(12)と、対応する第2ロータブレード接触面(15)と柔軟に接続する第2端部(13)とを有し、
    前記第1及び第2挟持要素(3,4)の少なくとも1つが、主要旋回軸線(18,19)を中心に枢動可能に配置されて、対応する前記第1平衡レバー(8)が対応する第1旋回軸線(10)を中心に枢動可能に配置される第1端部(20)と、対応する前記第2平衡レバー(9)が対応する第2旋回軸線(11)を中心に枢動可能に配置される第2端部(21)とを有する主要平衡レバー(16,17)を含み、
    同じ前記主要平衡レバー(16,17)上に配置される前記第1及び第2平衡レバー(8,9)が、その長手方向に一直線上に配置され、前記第1及び第2挟持要素(3,4)の少なくとも1つの4つの個別の前記ロータブレード接触面(14,15)が、前記ロータブレードの長さ方向に連続して配置されるようになっているロータブレード挟持器具。
  2. 前記挟持器具(1)には、巻き上げの際に、前記第1挟持要素(3)が概して前記ロータブレード(2)の上方側(5)に配置されるように、且つ前記第2挟持要素(4)が概して前記ロータブレード(2)の下方側(6)に配置されるように配置される、巻上取付具(36)が設けられ、
    前記第2挟持要素(4)の前記主要平衡レバー(17)の前記第1旋回軸線(10)と前記第2旋回軸線(11)との間の距離が、前記第1挟持要素(3)の前記主要平衡レバー(16)の前記第1旋回軸線(10)と前記第2旋回軸線(11)との間の距離よりも、好ましくは少なくとも1.5倍、より好ましくは少なくとも2倍、最も好ましくは約2.5倍だけ長い、請求項1に記載のロータブレード挟持器具。
  3. 前記第1挟持要素(3)が、前記主要旋回軸線(18)を中心に枢動可能に配置される前記主要平衡レバー(16)を含み、
    前記第2挟持要素(4)が、前記挟持機構(7)上に配置されて、対応する前記第1平衡レバー(8)が対応する前記第1旋回軸線(10)を中心に枢動可能に配置される第1端部(67)と、対応する前記第2平衡レバー(9)が対応する前記第2旋回軸線(11)を中心に枢動可能に配置される第2端部(68)とを有する、クロスバー(66)を含み、
    前記クロスバー(66)上に配置される前記第1及び第2平衡レバー(8,9)が、その長手方向に一直線上に配置され、
    前記クロスバー(66)が、前記第1挟持要素(3)の前記主要旋回軸線(18)に対して少なくとも略平行に延在する任意の軸線を中心とした、前記挟持機構(7)に対する回転に対して固定される、請求項1に記載のロータブレード挟持器具。
  4. 前記挟持器具(1)には、巻き上げの際に、前記第1挟持要素(3)が概して前記ロータブレード(2)の上方側(5)に配置されるように、且つ前記第2挟持要素(4)が概して前記ロータブレード(2)の下方側(6)に配置されるように配置される、巻上取付具(36)が設けられる、請求項1又は3に記載のロータブレード挟持器具。
  5. 各平衡レバー(8,9)の前記第1ロータブレード接触面(14)及び前記第2ロータブレード接触面(15)が、それぞれ、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、その長手方向に一直線上に少なくとも略端から端まで配置される、長手方向接触要素(22,23)の形態をもち、これによって、前記平衡レバー(8,9)それぞれの全ロータブレード接触面(24,25)が形成される、請求項1~4のいずれか一項に記載のロータブレード挟持器具。
  6. 前記第1挟持要素(3)において、前記第1平衡レバー(8)の前記全ロータブレード接触面(24)及び前記第2平衡(9)レバーの前記全ロータブレード接触面(25)が、相互動作を許容するのに十分な隙間を含んだ状態で、少なくとも略端から端まで配置され、
    前記第2挟持要素(4)において、前記第1平衡レバー(8)の前記全ロータブレード接触面(24)と、前記第2平衡レバー(9)の前記全ロータブレード接触面(25)とが、前記第1挟持要素(3)の前記第1又は第2平衡レバー(8,9)の前記全ロータブレード接触面(24,25)の長さ(L)よりも大きく、且つ、前記第1挟持要素(3)における前記第1平衡レバー(8)の前記全ロータブレード接触面(24)と前記第2平衡レバー(9)の前記全ロータブレード接触面(25)との合計の長さの好ましくは65パーセントよりも大きく、より好ましくは70パーセントよりも大きく、最も好ましくは75パーセントよりも大きい距離(D)だけ離間する、請求項5に記載のロータブレード挟持器具。
  7. 前記第1挟持要素(3)の前記主要平衡レバー(16)が、離間して並列配置で配置されて上板(28)及び底板(29)によって互いに固定されている、第1及び第2レバー壁部(26,27)を含み、
    対応する前記第1及び第2平衡レバー(8,9)が、前記第1レバー壁部(26)と前記第2レバー壁部(27)との間に少なくとも部分的に延在する、請求項1~6のいずれか一項に記載のロータブレード挟持器具。
  8. 記第1挟持要素(3)の前記主要平衡レバー(16)用の主要軸受ブラケット(33)が、前記C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)に蝶着されて、挟持アクチュエータ(35)によって、前記第1レッグ(31)に対して枢動可能であり、
    前記第2挟持要素(4)の前記主要平衡レバー(17)用の主要軸受(34)が、前記C字型ブラケット(30)の前記第2レッグ(32)上に直接配置される、請求項1又は2に記載のロータブレード挟持器具。
  9. 記第1挟持要素(3)の前記主要平衡レバー(16)用の主要軸受ブラケット(33)が、前記C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)に蝶着されて、挟持アクチュエータ(35)によって、前記第1レッグ(31)に対して枢動可能であり、
    前記第2挟持要素(4)の前記クロスバー(66)が、前記クロスバー(66)の長手方向と、前記硬質C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)と前記第2レッグ(32)とを接続する前記硬質C字型ブラケット(30)の中間部(70)の長手方向との間の所定の角度を維持するように配置され且つ前記クロスバー(66)にボルト留めされた交換可能アダプタ部品(69)によって、前記C字型ブラケット(30)の前記第2レッグ(32)上に配置される、請求項3に記載のロータブレード挟持器具。
  10. 前記交換可能アダプタ部品(69)が、前記第2挟持要素(4)が、前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)との間に前記ロータブレード(2)を挿入するための挿入位置と、前記第1挟持要素(3)と前記第2挟持要素(4)との間に前記ロータブレード(2)を挟持するのに適した挟持位置との間で揺動可能となるように、前記クロスバー(66)の長手方向に延在するヒンジ軸線を有するヒンジ(71)によって、前記C字型ブラケット(30)の前記第2レッグ(32)に接続される、請求項9に記載のロータブレード挟持器具。
  11. 前記第2挟持要素(4)が、油圧アクチュエータによって、前記挿入位置と前記挟持位置との間で揺動可能である、請求項10に記載のロータブレード挟持器具。
  12. 前記交換可能アダプタ部品(69)が、前記交換可能アダプタ部品(69)を前記C字型ブラケット(30)の前記第2レッグ(32)に接続する、ロック構造(72)によって、挟持位置にロックされるようになっている、請求項10又は11に記載のロータブレード挟持器具。
  13. 前記硬質C字型ブラケット(30)の前記中間部(70)には、前記ロータブレード挟持器具(1)によって保持される風力タービンブレードの前縁部又は後縁部を支持するようになっている支持部品(76)がそれぞれ設けられている対向する端部(75)を有するトラバースバー(74)が設けられる、請求項9~12のいずれか一項に記載のロータブレード挟持器具。
  14. 前記挟持器具(1)には、旋回要素(40)によって前記挟持機構(7)に接続されている第1端部(38)と、巻上クレーン等のケーブルに接続するようになっている第2端部(39)とを有する巻上アーム(37)の形態の巻上取付具(36)が設けられ、
    前記旋回要素(40)によって、互いに対して直角な2本の異なる軸線(41,42)を中心とした、前記挟持器具(1)に対する前記巻上アーム(37)の旋回動作が可能であり、
    前記巻上アーム(37)が、第1及び第2巻上機アクチュエータ(43,44)のそれぞれによって、上記軸線を中心に旋回可能である、請求項1~13のいずれか一項に記載のロータブレード挟持器具。
  15. 前記C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)が、前記第1挟持要素(3)が前記C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)に蝶着されるヒンジ軸線(48)をその間にもつ第1レッグ(46)と第2レッグ(47)とを有する、フォーク要素(45)を形成し、
    前記巻上アーム(37)の前記第1端部(38)が、前記旋回要素(40)によって、前記フォーク要素(45)の前記第1レッグ(46)に接続され、
    前記第1巻上機アクチュエータ(43)が、前記フォーク要素(45)の前記第2レッグ(47)と前記巻上アーム(37)との間に配置され、
    前記第2巻上機アクチュエータ(44)が、前記C字型ブラケット(30)の前記第1レッグ(31)又は前記フォーク要素(30)の中央部(49)と前記巻上アーム(37)との間に配置される、請求項8~12のいずれか一項及び請求項14に記載のロータブレード挟持器具。
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