JP7497661B2 - 搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来より、シリアルタイプでインクジェット方式の画像形成装置のなかには、画像形成後のロールタイプメディアを巻取り機構によって巻き取るものがある。ロールタイプメディアの巻取り方式としては、トルクリミッタを介して一定のトルクで巻き取るもの、巻取り部の上流側にテンションバーを配置して一定のテンションを付与するもの等がある。
また、巻取り軸のアライメントずれなどによるスキュー(ズレ巻き)を防止する目的で、下記の制御を行う画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置は、搬送部による搬送開始より遅れて、巻取り部による巻取りを開始させることによって、ロールタイプメディアを弛んだ状態で搬送する。
近年、メディアの種類や形状が多様化している。また、メディアの種類によって搬送時の挙動が異なる。そのため、従来のたわみ制御では、メディアの種類によって、テンションが不足したり、テンション過多になるという課題がある。
本発明は、媒体を搬送する搬送装置において、安定した搬送品質を確保する技術を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、前記搬送部より前記搬送方向の下流側で前記媒体を巻き取る巻取りローラ、及び前記巻取りローラを回転させる巻取りモータを含む巻取り部と、前記搬送部及び前記巻取り部の動作を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記搬送部と前記巻取り部との間で前記媒体を弛ませた状態で、前記搬送部及び前記巻取り部に所定の送り量だけ前記媒体を搬送させる処理と、前記搬送部を停止させた状態で、前記巻取りローラに巻回された前記媒体の巻取り外径に応じた所定のトルクで前記巻取りモータを正回転させることによって、前記搬送部と前記巻取り部との間の前記媒体に所定の張力を付与する処理と、前記巻取りモータを逆回転させることによって、前記所定の張力が付与された前記媒体を所定の弛み量だけ弛ませる処理と、を繰り返して前記媒体を間欠搬送し、前記コントローラは、前記搬送方向に交差する前記媒体の幅に応じて、前記所定の張力を決定することを特徴とする。
本発明によれば、媒体を搬送する搬送装置において、安定した搬送品質を確保することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す斜視図。 画像形成装置の内部構造を示す断面図。 搬送部の詳細構成を示す図。 画像形成部の詳細構成を示す平面図。 画像形成装置のブロック図。 画像形成処理のフローチャート。 搬送部と巻取り部との間の連帳紙の状態を示す図。 弛み量の特定方法を説明する図。 巻取りモータのTN線図。
[本発明の実施形態]
以下、図1~図5を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置1について説明する。図1は、画像形成装置1の構成を示す斜視図である。図2は、画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。図3は、搬送部20の詳細構成を示す図である。図4は、画像形成部30の詳細構成を示す平面図である。図5は、画像形成装置1のブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、連帳紙P(帯状の媒体)にインクを吐出することによって、当該連帳紙Pに画像を形成するインクジェット式画像形成装置である。但し、画像形成装置1の画像形成方式は、インクジェット方式に限定されず、電子写真方式などであってもよい。画像形成装置1は、給紙部10と、搬送部20と、画像形成部30と、巻取り部40と、コントローラ50とを主に備える。
給紙部10は、給紙部10と搬送部20との間の連帳紙Pに、所定の張力を付与する。給紙部10は、給紙ローラ11と、給紙モータ12と、トルクリミッタ13と、給紙残量エンコーダシート14と、給紙残量エンコーダセンサ15と、給紙モータエンコーダシート16と、給紙モータエンコーダセンサ17とを主に備える。
給紙ローラ11には、画像が形成される前の連帳紙Pが巻回される。給紙モータ12は、コントローラ50から駆動電圧が印加されることによって、給紙ローラ11を回転させる。トルクリミッタ13は、給紙モータ12から給紙ローラ11に伝達されるトルクの上限を管理する。
給紙残量エンコーダシート14は、給紙ローラ11と一体回転する。給紙残量エンコーダセンサ15は、給紙残量エンコーダシート14の回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。給紙モータエンコーダシート16は、給紙モータ12の出力軸と一体回転する。給紙モータエンコーダセンサ17は、給紙モータエンコーダシート16の回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。
給紙部10は、後述する搬送ローラ21及び加圧ローラ22に挟持された連帳紙Pを巻き取る向きに、給紙ローラ11を回転させる。これにより、画像形成装置1は、給紙部10と搬送部20との間の連帳紙Pに、トルクリミッタ13に設定されたトルクの上限値に対応する張力を付与する。
搬送部20は、給紙部10から給紙された連帳紙Pを、画像形成部30に対面する位置を通じて、巻取り部40まで搬送する。搬送部20は、搬送ローラ21と、加圧ローラ22と、搬送モータ23と、搬送エンコーダシート24と、搬送エンコーダセンサ25とを主に備える。
搬送ローラ21及び加圧ローラ22は、連帳紙Pを厚み方向の両側から挟持して回転する。また、図3に示すように、搬送ローラ21は、その両端部に、連帳紙Pの幅方向の端部に接するフランジ26(図3には左端のみを図示)を有する。搬送ローラ21及びフランジ26は、トルクリミッタを介して搬送モータ23の駆動力が伝達されることによって回転する。加圧ローラ22は、所定の圧力で搬送ローラ21に押圧されており、搬送ローラ21の回転に伴って従動する。
搬送エンコーダシート24は、搬送ローラ21及びフランジ26と一体回転する。搬送エンコーダセンサ25は、搬送エンコーダシート24の回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。
画像形成部30は、搬送部20より連帳紙Pの搬送方向の下流側に配置されている。画像形成部30は、搬送部20によって副走査方向Bに搬送された連帳紙Pにインクを吐出することによって、当該連帳紙Pに画像を形成する。図1、図2、及び図4に示すように、画像形成部30は、キャリッジ31と、主走査モータ32と、駆動力伝達機構33と、プラテン34と、主走査エンコーダシート35と、主走査エンコーダセンサ36と、メディアセンサ37とを主に備える。
図1及び図4に示すように、キャリッジ31は、副走査方向Bに直交する主走査方向Aに延びるガイドロッド38a及び副ガイドレール38bに沿って、主走査方向Aに往復移動する。また、キャリッジ31には、各色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを吐出する記録ヘッド31k、31c、31m、31yが搭載されている。記録ヘッド31k、31c、31m、31yは、インクカートリッジ39k、39c、39m、39yから供給されるインクを、プラテン34に支持された連帳紙Pに向けて吐出する。
駆動力伝達機構33は、主走査モータ32の駆動力をキャリッジ31に伝達することによって、キャリッジ31を主走査方向Aに移動させる。より詳細には、駆動力伝達機構33は、主走査方向Aに離間して配置された駆動プーリ33a及び加圧プーリ33bと、駆動プーリ33a及び加圧プーリ33bに掛け渡された無端環状のタイミングベルト33cとを有する。
駆動プーリ33aは、主走査モータ32の駆動力が伝達されて回転する。これにより、タイミングベルト33cが回転し、タイミングベルト33cに取り付けられたキャリッジ31が主走査方向Aに往復移動する。また、加圧プーリ33bは、タイミングベルト33cに所定のテンションを付与する。
プラテン34は、上下方向において、キャリッジ31に対面して配置されている。そして、プラテン34は、搬送部20によって搬送された連帳紙Pを支持する。また、プラテン34は、連帳紙Pより光の反反射率が低い色となっている。例えば、連帳紙Pが白であり、プラテン34が黒である。
主走査エンコーダシート35は、キャリッジ31と対面する位置において、主走査方向Aに延設されている。主走査エンコーダセンサ36は、キャリッジ31に搭載されている。そして、主走査エンコーダセンサ36は、主走査エンコーダシート35を読み取って、読み取り量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。
メディアセンサ37は、プラテン34またはプラテン34に支持された連帳紙Pに向けて光を照射し、プラテン34または連帳紙Pで反射した反射光を受光する。そして、メディアセンサ37は、受光した反射光の強度を示す強度信号を、コントローラ50に出力する。メディアセンサ37は、例えば、連帳紙Pの幅方向の端部を検出するために用いられる。
巻取り部40は、搬送部20及び画像形成部30より連帳紙Pの搬送方向の下流側に配置されている。巻取り部40は、画像形成部30によって画像が形成された連帳紙Pを巻き取る。巻取り部40は、巻取りローラ41と、巻取りモータ42と、トルクリミッタ43と、巻取り量エンコーダシート44と、巻取り量エンコーダセンサ45と、巻取りモータエンコーダシート46と、巻取りモータエンコーダセンサ47とを主に備える。
巻取りローラ41は、画像が形成された後の連帳紙Pを巻き取る。巻取りモータ42は、コントローラ50から駆動電圧が印加されることによって、巻取りローラ41を回転させる。トルクリミッタ43は、巻取りモータ42から巻取りローラ41に伝達されるトルクの上限を管理する。
巻取り量エンコーダシート44は、巻取りローラ41と一体回転する。巻取り量エンコーダセンサ45は、巻取り量エンコーダシート44の回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。巻取りモータエンコーダシート46は、巻取りモータ42の出力軸と一体回転する。巻取りモータエンコーダセンサ47は、巻取りモータエンコーダシート46の回転量を読み取って、読み取った回転量を示すパルス信号をコントローラ50に出力する。
コントローラ50は、画像形成装置1の動作を制御する。より詳細には、コントローラ50は、給紙部10、搬送部20、画像形成部30、巻取り部40、及び操作パネル(操作部)55の動作を制御することによって、連帳紙Pに画像を形成する。
図5に示すように、コントローラ50は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)51と、CPU52と、メモリ53と、モータドライバ54とを主に備える。CPU52は、メモリ53に記憶されたプログラムを読み出して実行する。これにより、画像形成装置1の種々の機能モジュールを含むソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、画像形成装置1に搭載されるハードウェア資源との組み合わせは、画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックを構成する。また、画像形成装置1には、PFGAを利用して、画像形成装置1毎にカスタマイズした機能を実装することもできる。
コントローラ50は、給紙モータ12、搬送モータ23、主走査モータ32、及び巻取りモータ42に、モータドライバ54を通じて駆動電圧を印加することによって、各モータを回転させる。また、コントローラ50は、記録ヘッド31k、31c、31m、31yに吐出信号を出力することによって、記録ヘッド31k、31c、31m、31yにインクを吐出させる。
また、コントローラ50は、給紙残量エンコーダセンサ15、給紙モータエンコーダセンサ17、搬送エンコーダセンサ25、主走査エンコーダセンサ36、巻取り量エンコーダセンサ45、及び巻取りモータエンコーダセンサ47からパルス信号を取得する。そして、コントローラ50は、取得したパルス信号をカウントし(以下、カウントしたパルス信号の数を「エンコーダ値」と表記する)、エンコーダ値に基づいて回転量や移動量を決定する。
さらに、コントローラ50は、キャリッジ31を主走査方向Aに移動させる過程において、メディアセンサ37から出力される強度信号の変化に基づいて、連帳紙Pの主走査方向A(幅方向)の端部位置を検知する。より詳細には、コントローラ50は、キャリッジ31を図4の左から右に移動させる過程で、強度信号が閾値未満から閾値以上に変化した位置を連帳紙Pの左端として検知する。また、コントローラ50は、キャリッジ31を図4の左から右に移動させる過程で、強度信号が閾値以上から閾値未満に変化した位置を連帳紙Pの右端として検知する。
操作パネル55は、例えば、画像を表示するディスプレイ、ディスプレイに表示されたボタンを押下するオペレータの操作を検知するタッチパネル、及びオペレータによって押下される押ボタンなどを含む。コントローラ50は、ディスプレイに画像を表示する。また、コントローラ50は、タッチパネルや押ボタンに対するオペレータの操作に対応する操作信号を操作パネル55から取得する。
次に、図6~図9を参照して、画像形成処理を説明する。図6は、画像形成処理のフローチャートである。図7は、画像形成処理の各ステップにおいて、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pの状態を示す図である。図8は、巻取り部40で連帳紙Pを弛ませる場合の弛み量の特定方法を説明する図である。図9は、メモリ53に記憶される巻取りモータ42のTN線図である。図9に示すTN線図は、巻取りモータ42の特性を示す図であって、画像形成装置1の組立工程で実際に計測された特性を示す。
なお、コントローラ50は、給紙ローラ11及び巻取りローラ41に連帳紙Pが取り付けられてからの搬送エンコーダセンサ25のエンコード値の積算値(以下、「積算搬送量」)を、メモリ53に記憶しているものとする。すなわち、コントローラ50は、ステップS13~S18の間の搬送エンコーダセンサ25のエンコード値を積算搬送量に加算し、連帳紙Pを交換するタイミングで積算搬送量をリセットする。
また、図7(A)に示すように、画像形成処理の開始時点において、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pは、所定の弛み量だけ弛んでいるものとする。また、コントローラ50は、ステップS15を実行するまで、巻取り量エンコーダセンサ45のエンコーダ値を監視して、連帳紙Pの弛み量の変化を補正する向きに、巻取りモータ42を回転させる(位置決め停止制御)。
まず、コントローラ50は、主走査エンコーダセンサ36のエンコーダ値と、メディアセンサ37の強度信号とに基づいて、連帳紙Pの主走査方向Aの長さ(すなわち、連帳紙Pの幅w)を計測する(S11)。なお、既に連帳紙Pの幅wが計測されている場合、コントローラ50は、ステップS11の処理を省略することができる。
具体的には、コントローラ50は、主走査モータ32を駆動することによってキャリッジ31を主走査方向Aに移動させ、連帳紙Pの左端及び右端を検知する。そして、コントローラ50は、連帳紙Pの左端を検知してから右端を検知するまでの主走査エンコーダセンサ36のエンコーダ値に基づいて、連帳紙Pの幅wを特定する。すなわち、コントローラ50は、主走査エンコーダセンサ36から出力されるパルス信号の間隔でキャリッジ31が移動する距離に、前述のエンコーダ値を乗じることによって、連帳紙Pの幅wを特定する。
次に、コントローラ50は、搬送部20及び巻取り部40を同期させて連帳紙Pを搬送するために、巻取りローラ41に巻回された連帳紙Pの外径(以下、「巻取り外径D」と表記する。)に応じた巻取り速度vを決定する(S12)。巻取り速度vは、搬送ローラ21に同期して回転する巻取りローラ41の回転速度である。
より詳細には、コントローラ50は、メモリ53に記憶された積算搬送量と、連帳紙Pの厚みと、巻取りローラ41の外径とに基づいて、現在の巻取り外径D[mm]を決定する。そして、コントローラ50は、下記式1を用いて、巻取り速度v[rpm]を決定する。定数kは、搬送部20による連帳紙Pの搬送速度などに基づいて予め設定された値であって、メモリ53に予め記憶されているものとする。
v=k/D ・・・(式1)
次に、コントローラ50は、巻取りモータ42を停止した状態で、予め定められた速度で搬送モータ23の駆動を開始する(S13)。そして、コントローラ50は、予め定められた待機時間が経過するまで、この状態を継続する(S14:No)。これにより、図7(B)に示すように、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙の弛み量は、時間の経過と共に大きくなる。また、待機時間は、例えば、100ms~500ms(典型的には、200ms)の間で予め設定されているものとする。
次に、コントローラ50は、搬送モータ23の駆動開始から待機時間が経過した時点で(S14:Yes)、ステップS12で決定した巻取り速度vで巻取りローラ41を回転させるために、巻取りモータ42の正回転を開始する(S15)。ここで、連帳紙Pを巻き取る向きに巻取りローラ41を回転させる巻取りモータ42の回転方向を「正回転」と定義し、正回転と逆向きの巻取りモータ42の回転方向を「逆回転」と定義する。
ここで、ステップS12で決定した巻取り速度vは、搬送部20による連帳紙Pの搬送量と、巻取り部40による連帳紙Pの巻取り量とを一致させる値である。しかしながら、現実には、巻取りローラ41の偏芯などによる誤差、巻取り外径Dの誤差などの影響を受けて、搬送部20による搬送量と、巻取り部40による巻取り量とが厳密に一致しない。
そこで、コントローラ50は、搬送部20による連帳紙Pの送り量が所定の送り量に達するまで(S17:No)、巻取り量エンコーダセンサ45のエンコーダ値に基づいて、巻取りモータ42の回転速度をフィードバック制御する(S16)。これにより、図7(C)に示すように、巻取りローラ41は、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pの弛み量を保持した状態で、連帳紙Pを巻き取る。
より詳細には、コントローラ50は、巻取り量エンコーダセンサ45のエンコーダ値に基づいて、決定した巻取り速度vに近づくように、巻取りモータ42に印加する駆動電圧を増減させればよい。また、コントローラ50は、フィードバック制御によって収束した駆動電圧V[V]をメモリ53に記憶させる。
次に、コントローラ50は、連帳紙Pを所定の送り量だけ搬送した時点で(S17:Yes)、搬送モータ23及び巻取りモータ42を停止する(S18)。このとき、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pの弛み量は、ステップS15の開始時点と同等になっている。次に、コントローラ50は、所定の張力F[N]、所定のトルクT[mmN]、誤差トルクΔT[mmN]、合計トルクT[mmN]、及び所定の弛み量[mm]を決定する(S19)。
所定の張力Fは、後述するステップS20、S21において、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pに付与する張力を指す。コントローラ50は、例えば、下記式2を用いて、所定の張力Fを決定する。なお、「決定」とは、例えば、予め定めた計算式に基づいて張力を算出することや、記憶部などに予め記憶された「媒体幅-張力テーブル」を参照して張力を決めること、などを含む。他の値の「決定」についても同様である。
基準幅w[mm]は、基準となる連帳紙Pの主走査方向Aの幅を指す。基準張力F[N]は、基準幅wの連帳紙Pに付与する予め定められた張力を指す。すなわち、コントローラ50は、連帳紙Pの幅に応じて、所定の張力Fを決定する。より詳細には、コントローラ50は、連帳紙Pの幅が大きいほど、所定の張力Fを大きくする。
=F×(w/w) ・・・(式2)
所定のトルクTは、連帳紙Pに所定の張力Fを付与するために、巻取りモータ42が発生させるべきトルクの理論値である。コントローラ50は、下記式3を用いて、所定のトルクTを決定する。すなわち、コントローラ50は、現在の巻取り外径Dに応じて、所定のトルクTを決定する。より詳細には、コントローラ50は、所定の張力F及び現在の巻取り外径Dに応じて、所定のトルクTを決定する。さらに詳細には、コントローラ50は、所定の張力Fが大きいほど所定のトルクTを大きくし、巻取り外径Dが大きいほど所定のトルクTを大きくする。
=F×(D/2) ・・・(式3)
誤差トルクΔTは、巻取り速度vを実現するために巻取りモータ42が発生させるトルクの理論値(理論トルクT)と、ステップS16で巻取りモータ42が実際に発生させたトルクの現実値(実トルクT)との差分である。理論トルクT[mmN]は、予めメモリ53に記憶されている。一方、コントローラ50は、例えば、式4を用いて実トルクT[mmN]を決定し、式5を用いて誤差トルクΔTを決定する。
式4に示すように、実トルクTは、搬送部20及び巻取り部40を同期して動作させるために、巻取りモータ42に実際に印加した駆動電圧Vに対応する値である。なお、式4において、拘束トルクa[mmN]は、メモリ53に記憶されたTN線図上の拘束トルク、すなわち、図9に示す横軸の値に相当する。また、式4において、無負荷時回転数b[rpm]は、メモリ53に記憶されたTN線図上の無負荷時回転数、すなわち、図9に示す縦軸の値に相当する。定数24[V]は、拘束トルクa及び無負荷時回転数bになるときの駆動電圧を指す。
={(b/24)×V-v}×a/b ・・・(式4)
ΔT=T-T ・・・(式5)
合計トルクTは、所定のトルクTと、誤差トルクΔTとを加算した値である。すなわち、合計トルクTは、誤差トルクΔTで補正された所定のトルクTである。換言すれば、合計トルクTは、連帳紙Pに所定の張力Fを付与するために、巻取りモータ42が発生させるべきトルクの現実値(画像形成装置1毎のばらつきを考慮した値)である。コントローラ50は、式6を用いて合計トルクTを決定する。
=T+ΔT ・・・(式6)
所定の弛み量は、後述するステップS22において、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pを弛ませる量である。コントローラ50は、連帳紙Pの幅に応じて、所定の弛み量を決定する。より詳細には、コントローラ50は、連帳紙Pの幅が小さいほど、所定の弛み量を大きくする。
次に、コントローラ50は、搬送モータ23を停止させた状態で、ステップS19で決定した合計トルクTで巻取りモータ42を正回転させる(S20)。そして、コントローラ50は、巻取り量エンコーダセンサ45のエンコーダ値に基づいて、巻取りローラ41の回転が停止するまで(S21:No)、巻取りモータ42の正回転を継続する。コントローラ50は、例えば、ステップS20で巻取りモータ42に付与する駆動電圧V[V]を、式7を用いて算出することができる。
=(24/a)×T ・・・(式7)
これにより、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pの弛みが徐々に減少する。そして、図7(D)に示すように、連帳紙Pの弛み量が0になると、搬送部20と巻取り部40とが連帳紙Pを引っ張り合う。さらに、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pに所定の張力Fが付与されると、巻取りモータ42がロックして巻取りローラ41の回転が停止する。コントローラ50は、例えば、巻取り量エンコーダセンサ45からパルス信号が所定の時間継続して出力されないことによって、巻取りローラ41が停止したと判定すればよい。
次に、コントローラ50は、巻取りローラ41の回転が停止した時点で(S21:Yes)、巻取りモータ42の正回転を停止する。そして、コントローラ50は、巻取りモータ42を逆回転させることによって、所定の張力Fが付与された連帳紙Pを所定の弛み量だけ弛ませる(S22)。これにより、図7(A)に示すように、搬送部20と巻取り部40との間の連帳紙Pが所定の弛み量だけ弛む。
図8に示すように、連帳紙Pの弛み量は、連帳紙Pを繰り出す向きの巻取りローラ41の回転量に対応する。そこで、コントローラ50は、現在の巻取り外径Dと、巻取り量エンコーダセンサ45のエンコーダ値とに基づいて、所定の弛み量に対応する回転量だけ巻取りローラ41が回転するまで、巻取りモータ42を逆回転させる。そして、コントローラ50は、連帳紙Pを所定の弛み量だけ弛ませたら、ステップS15の処理を再び実行するまで、位置決め停止制御を実行する。
次に、コントローラ50は、画像形成部30に対面する連帳紙Pの領域に、画像を形成する(S23)。より詳細には、コントローラ50は、主走査モータ32を駆動してキャリッジ31を主走査方向Aに移動させ、記録ヘッド31k、31c、31m、31yに所定のタイミングで吐出信号を出力する。吐出信号の出力タイミングは、連帳紙Pに記録する画像によって異なる。
次に、コントローラ50は、連帳紙Pに対する全ての画像形成が終了したか否かを判定する(S24)。コントローラ50は、未だ画像形成が終了していないと判定した場合に(S24:No)、ステップS11以降の処理を再び実行する。すなわち、コントローラ50は、ステップS11~S22の処理を繰り返し実行することによって、連帳紙Pを所定の送り量ずつ間欠搬送する。そして、コントローラ50は、全ての画像形成が終了したと判定した場合に(S24:Yes)、画像形成処理を終了する。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態に係るコントローラ50は、連帳紙Pを弛ませた状態で(S22)、搬送部20に連帳紙Pの搬送を開始させる(S13)。これにより、画像形成装置1は、搬送開始時のショックを防止できると共に、連帳紙Pの幅方向のテンションの差に起因するスキューを防止できる。その結果、安定した搬送品質が確保される。また、コントローラ50は、連帳紙Pに所定の張力Fを付与してから連帳紙Pを弛ませるので(S20&S21→S22)、適切な弛み量に設定することができる。
また、上記の実施形態に係るコントローラ50は、ステップS20で巻取りモータ42に付与する所定のトルクTを、巻取り外径Dに応じて決定する。これにより、巻取りローラ41の巻取り量に拘わらず、連帳紙Pに一定の張力が付与される。
なお、連帳紙Pの幅wが小さくなると、単位幅当たりの張力が大きくなる。そこで上記の実施形態のように、コントローラ50が連帳紙Pの幅wに応じて所定の張力Fを調整することによって、連帳紙Pの幅wに拘わらず、単位幅当たりの張力が一定になる。
また、連帳紙Pの幅wが小さい場合、幅wが大きい場合と比較して、連帳紙Pを弛ませても張力が残存する。そこで上記の実施形態のように、コントローラ50は、連帳紙Pの幅wに応じて所定の弛み量を調整することによって、連帳紙Pに張力が残存していない状態で、搬送部20に搬送を開始させることができる。
また、上記の実施形態に係るコントローラ50は、所定の弛み量だけ連帳紙Pを弛ませた後に、位置決め停止制御を実行する。これにより、搬送部20による搬送開始時の弛み量が一定になる。その結果、プラテン34上における連帳紙Pの位置ずれが防止できるので、画像形成装置1はステップS23で適切な位置に画像を形成することができる。
また、巻取りローラ41の偏芯などの画像形成装置1の個体差によって、所定のトルクTの理想値で巻取りモータ42を回転させても、連帳紙Pに付与される張力は画像形成装置1毎にばらつく。そこで上記の実施形態のように、コントローラ50は、理論トルクTと実トルクTとの差である誤差トルクΔTで所定のトルクTを補正する。これにより、画像形成装置1の個体差が吸収され、連帳紙Pに一定の張力が付与される。
また、上記の実施形態のように、コントローラ50は、画像形成装置1の製造工程で作成したTN線図に基づいて、ステップS19の各種処理を実行する。これにより、コントローラ50は、画像形成装置1の個体差が吸収された正確な値を算出することができる。
なお、上記の実施形態では、コントローラは50が所定の張力F及び所定の弛み量の両方を調整する例を説明したが、コントローラ50は所定の張力F及び所定の弛み量の少なくとも一方を調整するだけでもよい。一例として、コントローラ50は、上記の実施形態で所定の弛み量を固定値としてもよい。他の例として、トルクリミッタ43を介して連帳紙Pに付与する張力を一定にする場合に、コントローラ50は所定の弛み量のみを調整してもよい。
また、上記の実施形態では、コントローラ50が所定の張力F及び所定の弛み量を連帳紙Pの幅wに応じて決定する例を説明したが、コントローラ50は他のパラメータに基づいて所定の張力F及び所定の弛み量を決定してもよい。他の例として、コントローラ50は、連帳紙Pの剛性に応じて、所定の張力Fを決定してもよい。すなわち、コントローラ50は、連帳紙Pの剛性が高いほど、所定の張力F及び所定の弛み量を大きくしてもよい。連帳紙Pの幅w及び剛性は、「媒体の種類」の一例である。
また、上記の実施形態では、コントローラ50が所定の張力Fを決定する例を示したが、画像形成装置1のオペレータが調整してもよい。より詳細には、操作パネル55は、連帳紙Pに付与する張力を増減させるオペレータの操作を受け付けてもよい。そして、コントローラ50は、操作パネル55に対するオペレータの操作に従って、ステップS19で決定した所定の張力Fを増減させてもよい。
上記の変形例によれば、連帳紙Pに対する全ての画像形成が終了して、当該連帳紙Pを後工程に送る場合などに、連帳紙Pの巻締量が適切に設定される。
また、上記の実施形態では、本発明が画像形成装置1に適用される例を説明したが、本発明は連帳紙Pを搬送する搬送装置としても観念することができる。また、帯状の媒体は、連帳紙Pに限定されず、帯状であれば、布、樹脂フィルムなどであってもよい。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 画像形成装置
10 給紙部
11 給紙ローラ
12 給紙モータ
13 トルクリミッタ
14 給紙残量エンコーダシート
15 給紙残量エンコーダセンサ
16 給紙モータエンコーダシート
17 給紙モータエンコーダセンサ
20 搬送部
21 搬送ローラ
22 加圧ローラ
23 搬送モータ
24 搬送エンコーダシート
25 搬送エンコーダセンサ
26 フランジ
30 画像形成部
31 キャリッジ
31k,31c,31m,31y 記録ヘッド
32 主走査モータ
33 駆動力伝達機構
33a 駆動プーリ
33b 加圧プーリ
33c タイミングベルト
34 プラテン
35 主走査エンコーダシート
36 主走査エンコーダセンサ
37 メディアセンサ
38a ガイドロッド
38b 副ガイドレール
39k,39c,39m,39y 記録ヘッド
40 巻取り部
41 巻取りローラ
42 巻取りモータ
43 トルクリミッタ
44 巻取り量エンコーダシート
45 巻取り量エンコーダセンサ
46 巻取りモータエンコーダシート
47 巻取りモータエンコーダセンサ
50 コントローラ
51 FPGA
52 CPU
53 メモリ
54 モータドライバ
55 操作パネル
特開2015-227231号公報

Claims (8)

  1. 媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記搬送部より前記搬送方向の下流側で前記媒体を巻き取る巻取りローラ、及び前記巻取りローラを回転させる巻取りモータを含む巻取り部と、
    前記搬送部及び前記巻取り部の動作を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記搬送部と前記巻取り部との間で前記媒体を弛ませた状態で、前記搬送部及び前記巻取り部に所定の送り量だけ前記媒体を搬送させる処理と、
    前記搬送部を停止させた状態で、前記巻取りローラに巻回された前記媒体の巻取り外径に応じた所定のトルクで前記巻取りモータを正回転させることによって、前記搬送部と前記巻取り部との間の前記媒体に所定の張力を付与する処理と、
    前記巻取りモータを逆回転させることによって、前記所定の張力が付与された前記媒体を所定の弛み量だけ弛ませる処理と、を繰り返して前記媒体を間欠搬送し、
    前記コントローラは、前記搬送方向に交差する前記媒体の幅に応じて、前記所定の張力を決定することを特徴とする搬送装置。
  2. 前記コントローラは、前記媒体の幅が大きいほど、前記所定の張力を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記コントローラは、
    前記搬送部及び前記巻取り部を同期して動作させるために前記巻取りモータに実際に印加した駆動電圧に対応する実トルクと、予め定められた理論トルクとの差を誤差トルクに決定し、
    前記誤差トルクで補正された前記所定のトルクで前記巻取りモータを正回転させることによって、前記搬送部と前記巻取り部との間の前記媒体に前記所定の張力を付与することを特徴とする請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送装置に搭載された前記巻取りモータのTN線図を記憶するメモリを備え、
    前記コントローラは、
    前記TN線図に基づいて、前記実トルクを特定し、
    前記TN線図上において、前記誤差トルクで補正された前記所定のトルクに対応する駆動電圧を、前記巻取りモータに印加することを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記コントローラは、前記媒体の幅が小さいほど、前記所定の弛み量を大きくすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記媒体に付与する張力を増減させるオペレータの操作を受け付ける操作部を備え、
    前記コントローラは、前記操作部に対するオペレータに操作に応じて、前記所定の張力を増減させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の搬送装置。
  7. 媒体を搬送方向に搬送する搬送部と、
    前記搬送部より前記搬送方向の下流側で前記媒体を巻き取る巻取りローラ、及び前記巻取りローラを回転させる巻取りモータを含む巻取り部と、
    前記搬送部及び前記巻取り部の動作を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、
    前記搬送部と前記巻取り部との間で前記媒体を弛ませた状態で、前記搬送部及び前記巻取り部に所定の送り量だけ前記媒体を搬送させる処理と、
    前記搬送部を停止させた状態で前記巻取りモータを正回転させることによって、前記搬送部と前記巻取り部との間の前記媒体に所定の張力を付与する処理と、
    前記巻取りモータを逆回転させることによって、前記所定の張力が付与された前記媒体を所定の弛み量だけ弛ませる処理と、を繰り返して前記媒体を間欠搬送し、
    前記コントローラは、前記搬送方向に交差する前記媒体の幅に応じて、前記所定の弛み量を決定することを特徴とする搬送装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    前記搬送部及び前記巻取り部の間において、前記媒体に画像を形成する画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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