JP7495573B2 - 通知システム、サーバ、携帯装置、及び鞍乗り型車両 - Google Patents

通知システム、サーバ、携帯装置、及び鞍乗り型車両 Download PDF

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Description

本発明は、通知システム、サーバ、携帯装置、及び鞍乗り型車両に関する。
自動二輪車などの鞍乗り型車両には、レーダー、Lidarセンサー、超音波センサー、及びカメラなどのセンサーを備え、センサーを利用して周囲の車両などを認識すると、警報動作を行う機能を有するものがある(例えば特許文献1)。センサーによっては、路上に駐車された駐車車両を検知することも可能である。
特開2020-090202号公報
しかし、従来の構成は、警報動作を行う鞍乗り型車両(以下、対象車両と言う)に、センサーを設ける必要があるので、部品点数の増大や車両重量の増加を招いてしまう。このため、低価格化や軽量化が要求される鞍乗り型車両には、上記センサーを配置することが難しい場合がある。特に自動二輪車は、上記センサーの配置スペースを確保することも困難である。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、センサーを対象車両に配置せずに、対象車両の乗員に、対象車両が接近する駐車車両の存在を通知可能にすることを目的とする。
この明細書には、2021年3月18日に出願された日本国特許出願・特願2021-044781号の全ての内容が含まれる。
上記目的を達成するために、対象車両の乗員に情報を通知するための通知システムにおいて、前記対象車両外に設けられ、駐車車両の位置を含む駐車情報を、通信により取得する情報取得部と、前記対象車両外に設けられ、前記駐車情報と、前記対象車両の位置を含む対象車両情報とに基づいて、前記対象車両が接近する駐車車両を特定する特定部と、前記特定部の特定結果に基づき、前記対象車両の乗員に前記駐車車両の存在を警報する警報処理を行う処理実行部とを備えることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記情報取得部は、前記駐車情報で特定される駐車車両が、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報を、通信により取得し、前記特定部によって、前記対象車両が接近する駐車車両に対する前記駐車終了情報が取得された場合、前記処理実行部は、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。
また、上述の構成において、前記特定部は、前記対象車両情報に基づいて前記対象車両の進行方向を特定すると共に、前記駐車情報に基づいて前記駐車車両の駐車直前の進行方向を特定し、これらの特定結果に基づいて、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置するか否かを判定し、前記処理実行部は、前記特定部によって、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置し、かつ、前記対象車両が前記駐車車両に接近すると判定された場合、前記警報処理を実行し、同じ車線に位置しないと判定された場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。
また、上述の構成において、前記特定部は、前記駐車車両が駐車許可エリア内か否かを判定し、前記駐車許可エリア外の駐車車両の中から、前記対象車両が接近する駐車車両を特定してもよい。また、上述の構成において、前記駐車許可エリアは、道路上に設定された路上駐車許可エリアを含んでもよい。
また、上述の構成において、前記処理実行部は、前記対象車両の移動速度が設定速度を超えるか否かを判定し、前記対象車両の移動速度が前記設定速度を超える場合、前記警報処理を実行し、前記移動速度が前記設定速度を超えない場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。
また、上述の構成において、前記特定部、又は前記処理実行部は、時間帯及び天気の少なくともいずれかが、駐車車両と対象車両の接触リスクが相対的に高い条件を満たすか否かを判定し、前記処理実行部は、前記条件を満たすと判定された場合、前記警報処理を実行し、前記条件を満たさないと判定された場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。
また、前記通知システムに利用され、通信ネットワークに接続されるサーバであって、前記情報取得部と、前記特定部とを備え、前記特定部は、前記対象車両に対応づけられた前記処理実行部に、前記対象車両が接近する駐車車両に関する注意車両情報を送信することを特徴とする。
また、前記対象車両の乗員が携帯する携帯装置であって、前記サーバと通信可能な携帯通信部と、前記携帯通信部によって前記サーバから前記注意車両情報を受信すると、前記警報処理を行う携帯制御部を備えることを特徴とする。
また、上述の構成において、前記携帯制御部は、前記警報処理として、表示、音声及び振動の少なくともいずれかを用いて、前記駐車車両の存在を警報する処理を行ってもよい。
また、上述の構成において、前記携帯制御部は、前記警報処理として、前記対象車両が有するロービームとハイビームとを照射可能な前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する外部コントロール情報を前記対象車両に送信してもよい。
また、前記携帯装置と通信可能な車両通信部を備え、前記対象車両の候補となる鞍乗り型車両であって、ロービームとハイビームとを照射可能な前照灯と、前記携帯装置から、前記警報処理として、前記外部コントロール情報を受信すると、前記前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する車両制御部とを備えることを特徴とする。
対象車両の乗員に情報を通知するための通知システムにおいて、前記対象車両外に設けられ、駐車車両の位置を含む駐車情報を、通信により取得する情報取得部と、前記対象車両外に設けられ、前記駐車情報と、前記対象車両の位置を含む対象車両情報とに基づいて、前記対象車両が接近する駐車車両を特定する特定部と、前記特定部の特定結果に基づき、前記対象車両の乗員に前記駐車車両の存在を警報する警報処理を行う処理実行部とを備える。この構成によれば、対象車両に、周囲の車両を認識するためのセンサーを配置せずに、対象車両の乗員に、対象車両に接近する駐車車両の存在を通知可能になる。
また、上述の構成において、前記情報取得部は、前記駐車情報で特定される駐車車両が、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報を、通信により取得し、前記特定部によって、前記対象車両が接近する駐車車両に対する前記駐車終了情報が取得された場合、前記処理実行部は、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。この構成によれば、駐車車両が非駐車状態に変わると、その車両の存在を警報する警報処理を行わないようにすることができる。
また、上述の構成において、前記特定部は、前記対象車両情報に基づいて前記対象車両の進行方向を特定すると共に、前記駐車情報に基づいて前記駐車車両の駐車直前の進行方向を特定し、これらの特定結果に基づいて、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置するか否かを判定し、前記処理実行部は、前記特定部によって、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置し、かつ、前記対象車両が前記駐車車両に接近すると判定された場合、前記警報処理を実行し、同じ車線に位置しないと判定された場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。この構成によれば、接触リスクが相対的に高い駐車車両の存在を警報し、接触リスクが相対的に低い駐車車両の存在を警報しないようにできる。
また、上述の構成において、前記特定部は、前記駐車車両が駐車許可エリア内か否かを判定し、前記駐車許可エリア外の駐車車両の中から、前記対象車両が接近する駐車車両を特定してもよい。この構成によれば、駐車許可エリア内の駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、上述の構成において、前記駐車許可エリアは、道路上に設定された路上駐車許可エリアを含んでもよい。この構成によれば、路上駐車許可エリアの駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、上述の構成において、前記処理実行部は、前記対象車両の移動速度が設定速度を超えるか否かを判定し、前記対象車両の移動速度が前記設定速度を超える場合、前記警報処理を実行し、前記移動速度が前記設定速度を超えない場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。この構成によれば、接触リスクが相対的に低くなる低速度で走行中に、駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、上述の構成において、前記特定部、又は前記処理実行部は、時間帯及び天気の少なくともいずれかが、駐車車両と対象車両の接触リスクが相対的に高い条件を満たすか否かを判定し、前記処理実行部は、前記条件を満たすと判定された場合、前記警報処理を実行し、前記条件を満たさないと判定された場合、前記警報処理を実行しないようにしてもよい。この構成によれば、接触リスクが相対的に高い時間帯及び天気のいずれかの場合に、駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、前記通知システムに利用され、通信ネットワークに接続されるサーバであって、前記情報取得部と、前記特定部とを備え、前記特定部は、前記対象車両に対応づけられた前記処理実行部に、前記対象車両が接近する駐車車両に関する注意車両情報を送信することを特徴とする。この構成によれば、サーバを利用することによって、対象車両に、周囲の車両を認識するためのセンサーを配置せずに、対象車両の乗員に、対象車両に接近する駐車車両の存在を通知し易くなる。
また、前記対象車両の乗員が携帯する携帯装置であって、前記サーバと通信可能な携帯通信部と、前記携帯通信部によって前記サーバから前記注意車両情報を受信すると、前記警報処理を行う携帯制御部を備えることを特徴とする。この構成によれば、携帯装置を利用して、対象車両に、周囲の車両を認識するためのセンサーを配置せずに、対象車両の乗員に、対象車両に接近する駐車車両の存在を通知し易くなる。
また、上述の構成において、前記携帯制御部は、前記警報処理として、表示、音声及び振動の少なくともいずれかを用いて、前記駐車車両の存在を警報する処理を行ってもよい。この構成によれば、対象車両の乗員が、駐車車両の存在に気づき易くなる。
また、上述の構成において、前記携帯制御部は、前記警報処理として、前記対象車両が有するロービームとハイビームとを照射可能な前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する外部コントロール情報を前記対象車両に送信してもよい。この構成によれば、対象車両の乗員が視覚で駐車車両に気づき易くなる。
また、前記携帯装置と通信可能な車両通信部を備え、前記対象車両の候補となる鞍乗り型車両であって、ロービームとハイビームとを照射可能な前照灯と、前記携帯装置から、前記警報処理として、前記外部コントロール情報を受信すると、前記前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する車両制御部とを備えることを特徴とする。この構成によれば、鞍乗り型車両の乗員が視覚で駐車車両に気づき易くなる。
図1は、本発明の実施形態に係る通知システムの構成図である。 図2は、通知システムの構成要素のブロック図である。 図3は、路上駐車した四輪車と、自動二輪車と、サーバとを模式的に示した図である。 図4は、通知システム内の携帯装置及びサーバなどの処理内容を示した図である。 図5は、通知システムの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通知システム1の構成図である。通知システム1は、駐車車両に接近する対象車両に対し、駐車車両の存在を通知するサービスを提供する。対象車両は、自動二輪車であるが、道路を走行する他の車両でもよく、例えば、自転車でもよい。また、駐車車両は、トラック、バス、及び乗用車などの四輪車であるが、道路に駐車する可能性のある他の車両でもよい。
図1には、対象車両となり得る車両の一部として、3台の自動二輪車10A,10B,10Cを例示し、駐車車両の一部として、3台の四輪車20A,20B,20Cを例示し、これら車両を適宜に用いて本システム1を説明する。また、自動二輪車10A,10B,10C、及び四輪車20A,20B,20Cを区別して表記する必要が無い場合、自動二輪車10、及び四輪車20とそれぞれ表記する。
通知システム1は、自動二輪車10のユーザ11が携帯する携帯装置11M、及び、四輪車20のユーザ21が携帯する携帯装置21Mのそれぞれと通信ネットワーク30を介して無線通信可能なサーバ31を備えている。携帯装置11M,21Mは、スマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータなどの通信機能を有する携帯デバイスである。本実施形態では、携帯装置11M,21Mがスマートフォンの場合を例に説明する。なお、以下、説明の便宜上、ユーザ11を「ライダー11」と適宜に表記し、ユーザ21を「ドライバー21」と適宜に表記する。
四輪車20のドライバー21が携帯する携帯装置21Mは、車両メーカーが提供する所定のアプリケーションプログラムがインストールされることによって、四輪車20の施錠/開錠などの遠隔操作が可能なデジタルキーとして機能する。また、携帯装置11M,21Mには、通知システム1に対応するアプリケーションプログラムもインストールされている。
サーバ31は、サーバ通信部32と、サーバ制御部33と、サーバ記憶部34とを備える。サーバ通信部32は、通信ネットワーク30を介して、携帯装置11M,21Mなどとの間で無線通信が可能であり、また、インターネット通信網にもアクセス可能である。
この通知システム1において、サーバ通信部32は、自動二輪車10が少なくとも走行中の場合、その自動二輪車10のライダー11が携帯する携帯装置11Mと無線通信を行う。また、サーバ通信部32は、四輪車20が少なくとも駐車中の場合、その四輪車20のドライバー21が携帯する携帯装置21Mと無線通信を行う。自動二輪車10が走行中か否かの判断は、移動速度を利用することによって検出でき、その判断の主体は、携帯装置11Mでもよいし、サーバ制御部33でもよい。四輪車20が駐車中か否かの判断は、四輪車20の車外から携帯装置21Mを利用して四輪車20が施錠された場合に、四輪車20が駐車中とみなすことによって行われる。
携帯装置21Mは、ドライバー21の操作によって四輪車20の車外から四輪車20を施錠した場合に、駐車開始を特定可能な駐車情報DSをサーバ31に送信する。その後、ドライバー21の操作によって四輪車20を開錠した場合、又は四輪車20が解除後、イグニッションオンされたり、走行を開始したりした場合に、携帯装置21Mは、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報DEを送信する。これによって、サーバ31及び携帯装置21Mの双方で、四輪車20が駐車中か否かを特定できる。
ライダー11が携帯する携帯装置11Mは、自動二輪車10が走行中の間、自動二輪車10の位置を含む対象車両情報DMをサーバ31に送信する。また、携帯装置11Mは、サーバ31から、自動二輪車10に接近する駐車車両の位置などに関する注意車両情報DKを受信すると、自動二輪車10のライダー11に駐車車両の存在を警報する警報処理を行う。警報処理は、携帯装置11Mが、音声、表示、及び振動の少なくともいずれかを利用して、ライダー11に駐車車両の存在を警報する処理と、自動二輪車10を所定状態に制御する外部コントロール情報を自動二輪車10に送信する処理である。
図2は、通知システム1の構成要素のブロック図である。なお、本実施形態において、サーバ通信部32は、四輪車20に関する情報を、携帯装置21Mを介して受信し、自動二輪車10に関する情報を、携帯装置11Mを介して受信する。但し、四輪車20、及び自動二輪車10がサーバ31と通信可能な場合、サーバ通信部32が、四輪車20に関する情報の全て、又は一部を、四輪車20との直接の通信により取得してもよいし、自動二輪車10に関する情報の全て、又は一部を、自動二輪車10との直接の通信により取得してもよい。
サーバ制御部33は、CPU及び周辺回路からなるコンピュータの構成を有し、サーバ記憶部34に記憶された制御プログラム34Aを実行することによって、情報取得部33A、及び特定部33Bとして機能する。なお、サーバ制御部33は、現在時刻の計時機能などの一般的なサーバが有する機能を有している。
情報取得部33Aは、サーバ通信部32を介して取得した情報をサーバ記憶部34に記憶する。この情報は、携帯装置11Mを介して取得した自動二輪車10に関する情報である対象車両情報DMと、携帯装置21Mを介して取得した四輪車20に関する情報である駐車情報DS及び駐車終了情報DEとを含んでいる。
対象車両情報DMは、自動二輪車10の位置を特定可能な情報であり、駐車情報DSは、駐車中の四輪車20の位置を特定可能な情報である。特定部33Bは、対象車両情報DM及び駐車情報DSを利用することによって、駐車中の四輪車20に接近する自動二輪車10を特定する処理(以下、対象車両特定処理と適宜に表記する)を行う。
また、サーバ制御部33は、特定部33Bによって特定された自動二輪車10のライダー11が携帯する携帯装置11Mに、その自動二輪車10が接近する駐車車両の位置などに関する注意車両情報DKを送信する処理も行う。注意車両情報DKは、自動二輪車10が接近する駐車車両の位置を少なくとも特定可能な情報である。
サーバ記憶部34は、制御プログラム34A、駐車車両データベース(以下、「データベース」を「DB」と言う)34B、対象車両DB34C、地図DB34D、及び駐車許可エリアDB34Eを記憶している。
駐車車両DB34Bは、携帯装置21Mから送信された駐車情報DSに基づいて、駐車車両である四輪車20に関する情報を格納している。
具体的には、駐車車両DB34Bは、四輪車20を識別する識別ID、四輪車20の位置(駐車位置に相当)、駐車直前の進行方向、駐車開始時刻、その四輪車20のドライバー21が携帯する携帯装置21Mに関する情報(例えば、携帯装置21Mの通信先の情報)などを格納する。つまり、駐車情報DSは、四輪車20を識別する識別ID、四輪車20の位置(駐車位置に相当)、駐車直前の進行方向、駐車開始時刻、その四輪車20のドライバー21が携帯する携帯装置21Mに関する情報(例えば、携帯装置21Mの通信先の情報)を含む情報である。
駐車終了情報DEは、駐車状態から非駐車状態に変わった四輪車20を特定可能な情報である。
サーバ31は、駐車終了情報DEを受信した場合、その駐車終了情報DEに対応する四輪車20が非駐車状態であることを反映するように駐車車両DB34Bを更新する。例えば、サーバ31は、駐車車両DB34Bから、非駐車状態となった四輪車20に関する情報を削除するか、駐車車両DB34Bに、その四輪車20が非駐車状態であることを記述する。これらにより、サーバ31は、駐車車両DB34Bを参照することによって、現在駐車中の四輪車20の位置などを特定可能である。
対象車両DB34Cは、携帯装置11Mから送信された対象車両情報DMに基づいて、対象車両である自動二輪車10に関する情報を格納している。具体的には、対象車両DB34Cは、自動二輪車10を識別する識別ID、自動二輪車10の位置(走行位置に相当)、自動二輪車10の進行方向、対象車両情報DMの受信時刻、その自動二輪者10のライダー11が携帯する携帯装置11Mに関する情報(例えば、携帯装置11Mの通信先の情報)などを格納する。つまり、対象車両情報DMは、対象車両DB34Cに格納された各情報を含む情報である。サーバ31は、対象車両DB34Cを参照することによって、走行中の自動二輪車10の位置などを特定可能になる。
地図DB34Dは、道路の位置や形状を特定可能な地図データを格納している。この地図データには、一般的なカーナビゲーション装置が使用する公知の地図データを適用してもよいし、より高精度な地図データである高精度地図データ(例えば、自動運転に使用される地図データ)を適用してもよい。
駐車許可エリアDB34Eは、駐車が許可されたエリア(以下、駐車許可エリアと言う)の位置を特定可能な情報を格納している。駐車許可エリアは、一般公共の用に供する駐車場、及び、一般公共の用に供さない駐車場のエリアを含み、道路上に設定された路上駐車許可エリアも含んでいる。
図2に示すように、四輪車20は、車両通信部22、車両制御部23、位置取得部24、及び車両記憶部25を備える。車両通信部22は、近距離無線通信用の通信モジュールを有し、通信範囲内に存在する携帯装置21Mと通信可能である。なお、通信範囲は、車内に加え、四輪車20周囲に相当する車外も含んでいる。
車両制御部23は、車両記憶部25に記憶された制御プログラムに従って四輪車20の各部を制御する。この車両制御部23は、携帯装置21Mからの信号に基づいて四輪車20に関する情報を取得し、携帯装置21Mに送信する。位置取得部24は、GNSS(全球測位衛星システム)からの信号を利用して四輪車20の現在位置、及び進行方向を特定する。位置取得部24は、例えば、四輪車20が有するカーナビゲーション装置が利用するGPSユニットである。なお、車両制御部23は、現在時刻の計時機能を有し、この計時機能によって計時された時刻、或いは、位置取得部24によって取得された現在時刻に基づいて、駐車開始の正確な時刻を携帯装置21Mに送信する。
車両制御部23は、四輪車20のドアを施錠/開錠するドアロック部23Aと、四輪車20の情報を取得する車両情報取得部23Bとを備える。車両情報取得部23Bが取得する情報は、四輪車20が駐車状態か否かを特定可能な情報(例えば、イグニッションオフ、パーキング位置、ドアが施錠された条件を満たす)と、位置取得部24によって取得された現在位置、及び進行方向を含む。
携帯装置21Mは、携帯通信部26、指示入力部27、携帯制御部28、及び携帯記憶部29を備える。
携帯通信部26は、四輪車20と近距離無線通信する機能、及びサーバ31と無線通信する機能を備える。指示入力部27は、タッチパネルや操作ボタンを介してドライバー21からの各種指示を入力する。携帯制御部28は、携帯記憶部29に記憶された制御プログラムに従って携帯装置21Mの各部を制御する。携帯記憶部29には、デジタルキーとして機能するためのアプリケーションプログラム、及び、通知システム1に対応するアプリケーションプログラムが記憶されている。
携帯制御部28は、デジタルキーとして機能することにより、ドライバー21からの指示に基づいて、ドアを施錠/解除するための信号を携帯通信部26を利用して四輪車20に送信する。また、携帯制御部28は、通知システム1に対応するためのアプリケーションプログラムを実行することによって、通信を利用して四輪車20から、四輪車20に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、駐車情報DS、及び駐車終了情報DEをサーバ31に送信する。
自動二輪車10は、車両通信部42、車両制御部43、及び車両記憶部44を備える。車両通信部42は、近距離無線通信用の通信モジュールを有し、通信範囲内に存在する携帯装置11Mと通信可能である。
車両制御部43は、車両記憶部44に記憶された制御プログラムに従って自動二輪車10の各部を制御する。この車両制御部43は、自動二輪車10に設けられた前照灯(ヘッドライトとも称する)を含む灯火器、及び、HMI(Human Machine Interface)を構成するデバイス(以下、HMIデバイスと言う)などを駆動する車両駆動部43Aを備える。
HMIデバイスは、表示、音声などの少なくともいずれかを利用してライダー11に情報を通知可能なデバイスであり、例えば、自動二輪車10のメーターユニットなどに設けられた警告灯や表示パネルや音声出力デバイスの少なくともいずれかを有している。
車両制御部23は、携帯装置11Mから送信された外部コントロール情報に基づいて、前照灯を、ハイビームを照射した状態に切り換えたり、HMIデバイスを利用して、表示、及び音声の少なくともいずれかによって各種の警告を行ったりすることが可能である。
ライダー11が携帯する携帯装置11Mは、携帯通信部46、指示入力部47、携帯制御部48、携帯記憶部49、及び位置取得部50を備える。
携帯通信部46は、自動二輪車10と近距離無線通信する機能、及びサーバ31と無線通信する機能を備える。指示入力部47は、タッチパネルや操作ボタンを介してライダー11からの各種指示を入力する。位置取得部50は、GNSSからの信号を利用して自動二輪車10の現在位置、進行方向及び移動速度などを特定する。
携帯制御部48は、CPU及び周辺回路からなるコンピュータの構成を有し、携帯記憶部49に記憶された制御プログラム及びアプリケーションプログラムを実行することによって、対象車両情報取得部48A、及び処理実行部48Bとして機能する。対象車両情報取得部48Aは、位置取得部50によって取得した携帯装置11Mの現在位置、及び、進行方向の情報を、自動二輪車10の現在位置、及び進行方向の情報とみなし、自動二輪車10の識別IDと対応づけて、自動二輪車10に関する対象車両情報DMとして、サーバ31に送信する。
なお、自動二輪車10が、現在位置、及び進行方向の情報を取得可能な構成を有する場合、対象車両情報取得部48Aは、自動二輪車10から上記情報を取得し、対象車両情報DMとして、サーバ31に送信するようにしてもよい。
処理実行部48Bは、サーバ31から注意車両情報DKを受信すると、注意車両情報DKに基づいて警報処理を行う。この処理実行部48Bは、警報処理として、携帯装置11Mが有する表示デバイス、音声デバイス、及び振動デバイスの少なくともいずれかを利用して、自動二輪車10のライダー11に対し、駐車車両の存在を警報する処理を行うと共に、自動二輪車10に対し、自動二輪車10を制御する外部コントロール情報を送信する処理を行う。
また、携帯記憶部49は、環境DB49Aを記憶している。環境DB49Aは、月日によって変動する日の入りの時刻、及び、日の出の時刻を特定可能な情報を格納する。環境DB49Aに格納される情報は、例えばインターネット通信網を介して取得した情報である。
なお、携帯制御部48は、現在時刻の計時機能を有し、この計時機能によって計時された時刻、或いは、位置取得部50によって取得された現在時刻に基づいて、現在時刻が、日の入りの時刻と日の出の時刻の間の時間帯、つまり、夜間の時間帯か否かを判定できる。
図3は、道路61に路上駐車した四輪車20と、道路61を走行する自動二輪車10と、サーバ31とを模式的に示した図である。
図3に示すように、四輪車20からドライバー21が降車した後に、携帯装置11Mを利用して四輪車20のドアが施錠されると、携帯装置11Mから駐車情報DSがサーバ31に送信される。駐車情報DSは、四輪車20の駐車位置、及び駐車直前の進行方向を含んでいる。
また、ドライバー21が携帯装置11Mを利用して四輪車20のドアを解除すると、或いは、ドライバー21が四輪車20に乗車してイグニッションオンにすると、携帯装置11Mから、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報DEがサーバ31に送信される。
ライダー11が携帯する携帯装置11Mは、走行中の自動二輪車10の位置、及び進行方向を含む対象車両情報DMを、サーバ31に所定の周期(例えば一秒)で送信する。このようにして、サーバ31には、駐車中の四輪車20に関する情報、及び走行中の自動二輪車10に関する情報が取得され、サーバ記憶部34に格納される。
また、サーバ31は、携帯装置11Mから送信された対象車両情報DMを、この自動二輪車10に接近する駐車車両の情報提供リクエストとして受け取り、駐車車両の検索を開始する。サーバ31は、自動二輪車10に接近する駐車車両が検索された場合、検索された駐車車両の位置を少なくとも特定可能な注意車両情報DKを、携帯装置11Mに送信する。
図4は、通知システム1内の携帯装置11M及びサーバ31などの処理内容を示した図である。
図4には、片側一車線の道路61の各車線61L,61Rに四輪車20A,20Bがそれぞれ路上駐車され、一方の車線61Lには、駐車した四輪車20Aに向かって自動二輪車10Aが走行している場合を例示している。
四輪車20Aのドライバー21が携帯する携帯装置21Mは、上述したように、四輪車20Aの車外から四輪車20Aのドアを施錠した場合に、四輪車20Aが駐車されたと判定し、駐車情報DSをサーバ31に送信する。
また、四輪車20Bのドライバー21が携帯する携帯装置21Mは、四輪車20Bの車外から四輪車20Bのドアを施錠した場合に、四輪車20Bが駐車されたと判定し、駐車情報DSをサーバ31に送信する。
また、各携帯装置21Mのそれぞれは、四輪車20A,20Bの駐車が終了すると、駐車終了情報DEをそれぞれサーバ31に送信する。
図4に示すように、自動二輪車10Aのライダー11が携帯する携帯装置11Mは、走行中の自動二輪車10に関する対象車両情報DMを所定の周期でサーバ31に継続的に送信する。また、携帯装置11Mは、サーバ31から注意車両情報DKを受信すると、警報処理として、携帯装置11Mから音声、表示、及び振動の少なくともいずれを利用してライダー11に駐車車両の存在を警報する処理を行う。さらに、携帯装置11Mは、警報処理として、外部コントロール情報を自動二輪車10Aに送信する処理を行う。本実施形態の外部コントロール情報は、自動二輪車10Aの前照灯を、ハイビームを照射した状態に切り換え、かつ、自動二輪車10AのHMIデバイスによって駐車車両の存在をライダー11に警報させる情報を含んでいる。
サーバ31は、携帯装置21M,11Mから受信した駐車情報DS、及び対象車両情報DMに基づいて、駐車車両DB34B、及び対象車両DB34Cを更新する。さらに、サーバ31は、外部から取得した情報に基づいて、地図DB34D、及び、駐車許可エリアDB34Eを最新の情報に更新する。
さらに、サーバ31は、駐車許可エリア外の駐車車両に接近中の対象車両(自動二輪車10)を検索する処理を行う。この場合、サーバ31は、まず、駐車許可エリア外の各駐車車両(四輪車20)の位置と、各自動二輪車10の位置とに基づいて、駐車許可エリア外の駐車車両に接近している自動二輪車10を検索する。図4に示す状態では、路上駐車中の四輪車20A,20Bに接近している自動二輪車10Aが検索される。
次に、サーバ31は、検索された自動二輪車10の進行方向(図4中の自動二輪車10Aの進行方向Sに相当)を特定すると共に、その自動二輪車10が接近している駐車車両の駐車直前の進行方向(図4中の四輪車20A,20Bの進行方向Sに相当)を特定する。これらの特定結果に基づいて、サーバ31は、検索された自動二輪車10と駐車車両とが同じ車線に位置するか否かを判定する判定処理を行う。つまり、駐車直前の進行方向Sと、自動二輪車10の進行方向が同方向であれば、自動二輪車10と駐車車両とが同じ車線に位置すると判定する。この判定において、地図DB34Dの地図データを参照し、自動二輪車10と駐車車両の各位置及び進行方向を地図データ上の道路に当てはめ、自動二輪車10と駐車車両とが同じ車線に位置するか否かをより高精度に判定するようにしてもよい。
自動二輪車10と駐車車両とが同じ道路で、かつ、同じ車線に位置する場合、自動二輪車10が駐車車両に接触するリスクがあるとみなすことができる。これに対し、自動二輪車10と駐車車両とが同じ道路でも車線が異なれば、自動二輪車10が駐車車両に接触するリスクは低いものとみなすことができる。
自動二輪車10と駐車車両とが同じ車線に位置し、かつ、自動二輪車10が駐車車両に接近中の場合に、サーバ31は、その自動二輪車10に対応する携帯装置11Mに対し、駐車車両の位置を特定可能な注意車両情報DKを送信する。
図4に示す状態では、四輪車20Aと自動二輪車10Aとが同じ車線に位置し、自動二輪車10Aが四輪車20Aに接近中であるので、自動二輪車10Aの携帯装置11Mに、四輪車20Aの位置を特定可能な注意車両情報DKが送信される。
また、サーバ31は、駐車車両DB34Bを参照し、駐車開始時刻から所定時間(例えば24時間)が経過した駐車車両については、路上駐車していないとみなし、注意車両情報DKの通知対象から外す。したがって、非駐車状態になっても駐車終了情報DEがサーバ31に送信されない不測の事態が発生しても、その非駐車状態になった四輪車20を、路上駐車車両として携帯装置11Mに通知する事態を避け易くなる。
図5は、ライダー11に駐車車両の存在を警報する警報処理に至る通知システム1の動作を示すフローチャートである。
ステップS1において、サーバ31のサーバ制御部33は、特定部33Bにより、駐車許可エリアDB34E、及び駐車車両DB34Bに格納された情報に基づいて、駐車許可エリア外に駐車される駐車車両(四輪車20)が存在するか否かを判定する。図4に示す四輪車20A,20B、自動二輪車10Aが存在した場合、駐車許可エリア外に駐車される駐車車両として、四輪車20A,20Bが検索される。駐車許可エリア外に駐車される駐車車両(四輪車20)が存在する場合、ステップS2の処理に移行する。
ステップS2において、サーバ制御部33は、特定部33Bにより、対象車両DB34Cに格納される情報に基づいて、その駐車車両に接近する対象車両(自動二輪車10)が存在するか否かを判定する。図4に示す四輪車20A,20B、自動二輪車10Aが存在した場合、対象車両として、四輪車20A,20Bに接近する自動二輪車10Aが検索される。
駐車車両である四輪車20A,20Bに接近する対象車両として自動二輪車10Aが存在した場合、特定部33Bは、対象車両DB34Cに格納される情報に基づいて、四輪車20A,20Bの進行方向Sを特定すると共に、対象車両DB34Cに格納される情報に基づいて、自動二輪車10Aの進行方向Sを特定し、これらの特定結果に基づいて、四輪車20A,20Bと自動二輪車10Aとが同じ車線に位置するか否かを判定する。
これによって、四輪車20Aと自動二輪車10Aとが同じ車線に位置し、自動二輪車10Aと四輪車20Aに接近中であることが特定される。この場合、サーバ制御部33は、サーバ通信部32により、自動二輪車10Aが接近する駐車車両である四輪車20Aの位置を含む注意車両情報DKを、自動二輪車10Aのライダー11が携帯する携帯装置11Mに送信する。注意車両情報DKを送信した場合、ステップS2が肯定結果となる。
ステップS3において、注意車両情報DKを受信した携帯装置11Mの携帯制御部48は、処理実行部48Bにより、現在時刻が夜間の時間帯か否かを判定する。夜間の時間帯は、環境DB49Aに格納される日の入りの時刻と日の出の時刻の間の時間帯とされる。これにより、時期によって異なる夜間の時間帯を適切に特定できる。現在時刻が夜間の時間帯の場合、ステップS3が肯定結果となる。
ステップS4において、携帯装置11Mの携帯制御部48は、処理実行部48Bにより、注意車両情報DKから特定される駐車車両(図4の場合、四輪車20A)の位置と、自動二輪車10Aの現在位置とに基づいて、駐車車両と自動二輪車10Aとの離間距離を特定し、特定した離間距離が設定距離を下回るか否かを判定する。設定距離は、対象車両が駐車車両を避けることが可能な距離に設定すればよく、例えば200mに設定される。離間距離が設定距離を下回る場合、ステップS4が肯定結果となる。
ステップS5において、携帯装置11Mの携帯制御部48は、処理実行部48Bにより、対象車両である自動二輪車10Aの移動速度が設定速度を超えるか否かを判定する。設定速度は、駐車車両への接近をライダー11に警報するのが好適な速度に設定され、例えば、100kmに設定される。対象車両の移動速度が設定速度を超える場合、ステップS4が肯定結果となる。
ステップS6において、携帯装置11Mの携帯制御部48は、処理実行部48Bにより、警報処理を行う。これにより、携帯装置11Mが、音声、表示、及び振動の少なくともいずれかを利用して、ライダー11に駐車車両の存在を警報する処理と、自動二輪車10を所定状態に制御する外部コントロール情報を自動二輪車10に送信する。したがって、ライダー11は、路上駐車する四輪車20Aに気づくことができ、回避行動を取りやすくなる。
なお、上記ステップS1~S6のいずれかが否定結果となった場合、携帯装置11Mの携帯制御部48は、処理実行部48Bによる警報処理を実行しない。
以上説明したように、本実施形態の通知システム1は、自動二輪車10外に設けられる情報取得部33A、特定部33B、及び処理実行部48Bを備えている。情報取得部33Aは、駐車車両の位置を含む駐車情報DSを、通信により取得する。また、特定部33Bは、駐車情報DSと、自動二輪車10の位置を含む対象車両情報DMとに基づいて、自動二輪車10が接近する駐車車両を特定する。また、処理実行部48Bは、特定部33Bの特定結果に基づいて、自動二輪車10の乗員であるライダー11に、特定した駐車車両の存在を警報する警報処理を行う。この構成によれば、自動二輪車10に、周囲の車両を認識するためのセンサーを配置せずに、自動二輪車10のライダー11に、自動二輪車10に接近する駐車車両の存在を通知することができる。
なお、処理実行部48Bに対応する構成を自動二輪車10に設けるようにしてもよい。この場合、自動二輪車10の演算処理ユニットの処理能力向上が必要になるものの、部品点数の増大を抑制でき、また、センサーを配置する場合に比べて演算処理ユニットの配置スペースも確保し易い。したがって、自動二輪車に要求される低価格化や軽量化を維持し易くなる。
また、自動二輪車10が携帯装置11Mと通信する機能を備えないようにしてもよい。この場合、自動二輪車10のハイビームへの切り換え制御はできなくなるものの、携帯装置11Mによって、ライダー11に、自動二輪車10に接近する駐車車両の存在を通知可能である。
また、情報取得部33Aは、駐車情報DSで特定される駐車車両が、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報DEを、通信により取得し、特定部33Bによって、対象車両である自動二輪車10が接近する駐車車両に対する駐車終了情報DEが取得された場合、処理実行部48Bは、警報処理を実行しない。この構成によれば、駐車車両が非駐車状態に変わると、その車両の存在を警報する警報処理を行わないようにすることができる。したがって、駐車車両が接触するリスク(以下、接触リスクと言う)が相対的に低い車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、特定部33Bは、対象車両情報DMに基づいて対象車両の進行方向を特定すると共に、駐車情報に基づいて駐車車両の駐車直前の進行方向を特定し、これらの特定結果に基づいて、対象車両と駐車車両とが同じ車線に位置するか否かを判定する判定処理を行う。そして、処理実行部48Bは、特定部33Bによって、対象車両と駐車車両とが同じ車線に位置し、かつ、対象車両が駐車車両に接近すると判定された場合、警報処理を実行し、同じ車線に位置しないと判定された場合、警報処理を実行しない。対象車両と駐車車両とが異なる車線の場合、接触リスクが相対的に低いと考えられる。したがって、接触リスクが相対的に低い駐車車両の存在を、警報する事態を避けることができる。
また、特定部33Bは、駐車車両が駐車許可エリア内か否かを判定し、駐車許可エリア外の駐車車両の中から、対象車両が接近する駐車車両を特定する。駐車車両が駐車許可エリア内の場合、接触リスクは相対的に低いと考えられる。したがって、接触リスクが相対的に低い駐車車両の存在を、警報する事態を避けることができる。
また、本構成では、駐車許可エリアに、道路上に設定された路上駐車許可エリアを含めている。路上駐車許可エリアは、接触リスクが相対的に低いエリアに設定されることが予想される。本構成では、路上駐車許可エリアの駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。なお、接触リスクが相対的に高い路上駐車許可エリアが存在する場合、その路上駐車許可エリアを駐車許可エリアから除くことが好ましい。
また、処理実行部48Bは、対象車両の移動速度が設定速度を超えるか否かを判定し、対象車両の移動速度が設定速度を超える場合、警報処理を実行し、移動速度が設定速度を超えない場合、警報処理を実行しない。対象車両の移動速度が設定速度を超えない場合、接触リスクが相対的に低いと考えられる。したがって、接触リスクが相対的に低い駐車車両の存在を警報する事態をより避けることができる。
また、処理実行部48Bは、時間帯が夜間が否かを判定し、つまり、時間帯が、駐車車両と対象車両の接触リスクが相対的に高い条件を満たすか否かを判定する。次いで、処理実行部48Bは、上記条件を満たすと判定した場合、警報処理を実行し、前記条件を満たさないと判定された場合、警報処理を実行しない。これにより、接触リスクが相対的に低い時間帯に駐車車両の存在を警報する事態を避けることができる。
また、本構成では、警報処理として、表示、音声及び振動の少なくともいずれかを用いて、駐車車両の存在を警報する処理を行うので、ライダー11が気づき易くなる。また、警報処理として、さらに、自動二輪車10が有するロービームとハイビームとを照射可能な前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御するので、ライダー11の視覚で駐車車両に気づき易くなる。
上述の実施形態は、あくまでも本発明の一態様の例示であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、図2などに示す各部の構成は、ハードウェアで実現してもよいし、ハードウェアとソフトウェアの協働により実現される構成としてもよい。また、図5に示すフローチャートの処理単位の分割の仕方や処理順序は適宜に変更してもよい。
また、上述の実施形態において、携帯装置11Mが行う処理の一部を、サーバ31が行うようにしてもよいし、サーバ31が行う処理の一部を、携帯装置11Mが行うようにしてもよい。例えば、携帯装置11Mの処理実行部48Bが行う処理の一部を、サーバ31の特定部33Bが行うようにしてもよいし、特定部33Bが行う処理の一部を、処理実行部48Bが行うようにしてもよい。つまり、サーバ31と携帯装置11Mが行う処理の割り振りは適宜に変更可能である。
また、上述の実施形態では、時間帯が夜間の場合に警報処理を実行する場合を例示したが、夜間に限定しなくてもよい。例えば、環境DB49Aに、現在の天気、及び直近の天気を特定可能な天気情報を格納し、処理実行部48Bが、天気情報に基づいて接触リスクが相対的に高い条件の場合に警報処理を行うようにし、接触リスクが相対的に低い条件の場合に警報処理を実行しないようにしてもよい。例えば、自動二輪車10が位置するエリアが濃霧の場合に警報処理を行い、自動二輪車10が位置するエリアが晴天の場合に警報処理を実行しないようにしてもよい。
また、図1などに示す通知システム1に本発明を適用する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、通知システム1内のサーバ31を、通信ネットワーク30で接続された複数のコンピュータで作業を分担して行う分散システムで構成してもよいし、一台のコンピュータで構成してもよい。また、通知システム1の携帯装置21Mの一部又は全てに相当する構成が、四輪車20に内蔵されてもよいし、携帯装置11Mの一部又は全てに相当する構成が、自動二輪車10に内蔵されてもよい。
また、サーバ31、携帯装置11M及び21Mなどが使用する各プログラムは、外部の装置やデバイスに記憶され、通信ネットワーク30を介して取得されるものでもよい。また、各プログラムは、コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、各種の光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、画像表示装置が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、上述の実施形態では、対象車両を自動二輪車10とし、駐車車両の候補を四輪車20とする場合を例示したが、対象車両に、自動二輪車10以外の車両を含めてもよい。さらに、駐車車両の候補となる車両に、四輪車20以外の車両を含めてもよい。また、自動二輪車10を、三輪タイプ、四輪タイプも含む様々な鞍乗り型車両にしてもよい。
1 通知システム
10,10A,10B,10C 自動二輪車(対象車両、鞍乗り型車両)
11 ユーザ(ライダー、乗員)
11M,21M 携帯装置
20,20A,20B,20C 四輪車(駐車車両)
21 ユーザ(ドライバー、乗員)
30 通信ネットワーク
31 サーバ
32 サーバ通信部
33 サーバ制御部
33A 情報取得部
33B 特定部
34 サーバ記憶部
22,42 車両通信部
23,43 車両制御部
24,50 位置取得部
25,44 車両記憶部
26,46 携帯通信部
27,47 指示入力部
28,49 携帯制御部
29 携帯記憶部
48 携帯制御部
48B 処理実行部

Claims (13)

  1. 対象車両(10)の乗員に情報を通知するための通知システムにおいて、
    前記対象車両外に設けられ、駐車車両(20)の位置を含む駐車情報を、通信により取得する情報取得部(33A)と、
    前記対象車両外に設けられ、前記駐車情報と、前記対象車両(10)の位置を含む対象車両情報とに基づいて、前記対象車両(10)が接近する駐車車両(20)を特定する特定部(33B)と、
    前記特定部(33B)の特定結果に基づき、前記対象車両(10)の乗員に前記駐車車両(20)の存在を警報する警報処理を行う処理実行部(48B)とを備え、
    前記特定部(33B)は、前記駐車車両が駐車許可エリア内か否かを判定し、
    前記駐車許可エリア外の駐車車両の中から、前記対象車両が接近する駐車車両を特定することを特徴とする通知システム。
  2. 対象車両(10)の乗員に情報を通知するための通知システムにおいて、
    前記対象車両外に設けられ、駐車車両(20)の位置を含む駐車情報を、通信により取得する情報取得部(33A)と、
    前記対象車両外に設けられ、前記駐車情報と、前記対象車両(10)の位置を含む対象車両情報とに基づいて、前記対象車両(10)が接近する駐車車両(20)を特定する特定部(33B)と、
    前記特定部(33B)の特定結果に基づき、前記対象車両(10)の乗員に前記駐車車両(20)の存在を警報する警報処理を行う処理実行部(48B)とを備え、
    前記特定部(33B)、又は前記処理実行部(48B)は、時間帯及び天気の少なくともいずれかが、駐車車両と対象車両の接触リスクが相対的に高い条件を満たすか否かを判定し、
    前記処理実行部(48B)は、前記条件を満たすと判定された場合、前記警報処理を実行し、前記条件を満たさないと判定された場合、前記警報処理を実行しない
    を備えることを特徴とする通知システム。
  3. 前記情報取得部(33A)は、前記駐車情報で特定される駐車車両が、非駐車状態に変わったことを特定可能な駐車終了情報を、通信により取得し、
    前記特定部によって、前記対象車両が接近する駐車車両に対する前記駐車終了情報が取得された場合、前記処理実行部(48B)は、前記警報処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通知システム。
  4. 前記特定部(33B)は、前記対象車両情報に基づいて前記対象車両の進行方向を特定すると共に、前記駐車情報に基づいて前記駐車車両の駐車直前の進行方向を特定し、これらの特定結果に基づいて、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置するか否かを判定し、
    前記処理実行部(48B)は、前記特定部(33B)によって、前記対象車両と前記駐車車両とが同じ車線に位置し、かつ、前記対象車両が前記駐車車両に接近すると判定された場合、前記警報処理を実行し、同じ車線に位置しないと判定された場合、前記警報処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の通知システム。
  5. 前記特定部(33B)は、前記駐車車両が駐車許可エリア内か否かを判定し、
    前記駐車許可エリア外の駐車車両の中から、前記対象車両が接近する駐車車両を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の通知システム。
  6. 前記駐車許可エリアは、道路上に設定された路上駐車許可エリアを含む
    ことを特徴とする請求項1又は5に記載の通知システム
  7. 前記処理実行部(48B)は、前記対象車両の移動速度が設定速度を超えるか否かを判定し、前記対象車両の移動速度が前記設定速度を超える場合、前記警報処理を実行し、前記移動速度が前記設定速度を超えない場合、前記警報処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の通知システム。
  8. 前記特定部(33B)、又は前記処理実行部(48B)は、時間帯及び天気の少なくともいずれかが、駐車車両と対象車両の接触リスクが相対的に高い条件を満たすか否かを判定し、
    前記処理実行部(48B)は、前記条件を満たすと判定された場合、前記警報処理を実行し、前記条件を満たさないと判定された場合、前記警報処理を実行しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の通知システム。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の通知システムに利用され、通信ネットワークに接続されるサーバであって、
    前記情報取得部(33A)と、前記特定部(33B)とを備え、
    前記特定部(33B)は、前記対象車両に対応づけられた前記処理実行部(48B)に、前記対象車両が接近する駐車車両に関する注意車両情報を送信する
    ことを特徴とするサーバ。
  10. 前記対象車両の乗員が携帯する携帯装置であって、
    請求項9に記載のサーバ(31)と通信可能な携帯通信部(46)と、
    前記携帯通信部(46)によって前記サーバ(31)から前記注意車両情報を受信すると、前記警報処理を行う携帯制御部(48)を備えることを特徴とする携帯装置。
  11. 前記携帯制御部(46)は、前記警報処理として、表示、音声及び振動の少なくともいずれかを用いて、前記駐車車両の存在を警報する処理を行う
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯装置。
  12. 前記携帯制御部(48)は、前記警報処理として、前記対象車両が有するロービームとハイビームとを照射可能な前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する外部コントロール情報を前記対象車両に送信する
    ことを特徴とする請求項10又は11に記載の携帯装置。
  13. 請求項12に記載の携帯装置(11M)と通信可能な車両通信部(42)を備え、前記対象車両の候補となる鞍乗り型車両であって、
    ロービームとハイビームとを照射可能な前照灯と、
    前記携帯装置(11M)から、前記警報処理として、前記外部コントロール情報を受信すると、前記前照灯を、ハイビームを照射した状態に制御する車両制御部(43)と
    を備えることを特徴とする鞍乗り型車両。
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