JP7492792B1 - 建築用ルーバー材及びルーバー材ユニット - Google Patents
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Abstract
Description
同じ表面処理が全体に施されたルーバー材を天井面に複数並べて構成されたルーバーは、天井をシンプルで統一感のある空間に演出することができるが、より個性的な空間が創出されるように表面処理を部分的に異ならせたルーバー材を用いてルーバーを構成することの要望も多い。
このようなルーバー材の形態の多様化の要望に対応するため、ルーバー材を下地材などの支持部材に取り付けられるルーバー本体部材と、このルーバー本体部材の先端に取り付けられるルーバー先端部材との二部材から構成し、両部材の表面処理を異ならせることにより、ルーバー材の側面側と先端側とで異なる色や模様が見て取れるようにしたものが利用されてきている(例えば特許文献1参照)。
前記ルーバー本体部材はその両側面部の先端部間が開口しており、前記ルーバー先端部材は前記ルーバー本体部材の先端開口を覆う蓋面部を有するとともに、この蓋面部の両側端部の裏面側の領域にそれぞれ平坦部が配置された構成を有することを特徴とする。
また、平坦部は、蓋面部の両側端部にそれぞれ当該蓋面部の裏面側へ傾斜したテーパ面部を設け、このテーパ面部に連ねて蓋面部の両側部の裏面に設けることができる(同図(D)、(E)参照)。
ここで表面処理とは、ルーバー材の表面に施された装飾であり、塗装などにより表面に適宜な色や模様を直に付したり、色や模様が付された化粧シートを貼り付けたり、ローレット加工などにより表面に凹凸を形成したり、鏡面加工したりすることなどが含まれる。表面処理が部分的に異なるルーバー材を使用してルーバーを構成することで、ルーバーを設置した空間を個性的な装飾で演出することが可能となる。勿論、ルーバー本体部材と同じ表面処理がなされたルーバー先端部材をルーバー本体部材に一体に取り付けてルーバー材を構成してもよい。
この平坦部は、ルーバー先端部材の表面処理として化粧シートを貼り付ける際に化粧シートの側縁部の貼り合わせ代或いは糊代部となる部分であり、化粧シートの側縁部がぴったりと貼り付くように表面に凹凸がない或いは凹凸が少ない略平坦な面に形成された部分をいう。化粧シートの側縁部を確実に貼り付けることが可能であれば、前記平坦部の表面に微細な凹凸筋や小さな凹凸部が設けられていてもよく、また、前記平坦部が確保されていればその周囲に凹凸している部分があってもよい。
ルーバー先端部材の蓋面部の両側端部の裏面側の領域にそれぞれ平坦部が設けられていることにより、化粧シートをルーバー先端部材の表面に貼り付ける際に、化粧シートを蓋面部とその両側の平坦部に亘って重ね合わせ、化粧シートの両側縁部を前記両平坦部に巻き込むようにして貼り付けることで、化粧シートをルーバー先端部材の表面に強固に貼り付けることが可能である。
また、平坦部が蓋面部の両側端部に設けられた当該蓋面部の裏面側へ傾斜したテーパ面部に連なる蓋面部の両側部の裏面に設けられている態様では、前記と同様に、化粧シートの両側縁部を蓋面部の両側端部に沿って蓋面部の裏面側へそれぞれ折り返し、且つ前記テーパ面部とこれに連なる平坦部とに巻き込みようにして貼り付けることにより行われる。
いずれの態様も、化粧シートをルーバー先端部材の表面に貼り付ける際に、化粧シートの両側縁部を蓋面部の両側端部でその裏面側へ折り返し、蓋面部の両側端部の裏面側の領域に設けられた平坦部に貼り合わることで、化粧シートの側縁部が浮いたり部分的に剥がれたりしにくくなる。
平坦部が蓋面部の両側にそれぞれ当該蓋面部の裏面側へ屈曲した又は傾斜した面内に設けられている態様は前記蓋面部から屈曲した又は傾斜した付け根部から上記幅(SW)の平坦部、平坦部が蓋面部の両側端部に設けられた当該蓋面部の裏面側へ傾斜したテーパ面部に連なる蓋面部の両側部の裏面に設けられている態様ではテーパ面部の端部から上記幅(SW)の平坦部がそれぞれ設けられていることが好ましい。
ルーバー本体部材とルーバー先端部材の表面処理を異ならせるために両部材の何れか一方又は両方に化粧シートを貼り付けた場合に、両部材が互いに突き合う端部間に、ある程度の隙間が確保されていないと両部材の取り付けが不十分になったり両部材の端部間に挟まれた化粧シートに切れ目ができたりすることがある。
このような観点から、ルーバー材は、そのルーバー本体部材にルーバー先端部材を取り付けた状態で、ルーバー本体部材の両側面部の先端とルーバー先端部材の蓋面部の両側端部との取り合い部に、少なくとも化粧シートの厚み分の隙間(G)が確保されるように形成されていることが好ましい(図3参照)。
前記両部材の取り合い部に設ける隙間(G)は、一般にルーバー材の装飾に用いられる化粧シートの厚みは0.1mmから0.2mm程度であることから、ルーバー本体部材とルーバー先端部材のどちらか一方に化粧シートを貼り付ける態様の場合は、一枚の化粧シートの厚みに相当する0.1mmから0.2mm以上の幅、両方の部材に化粧シートを貼り付ける態様の場合は二枚の化粧シートの厚みに相当する0.2mmから0.4mm以上の大きさであることが好ましい。他方、隙間(G)が大きすぎるとルーバー材を構成する部材が分離しているように見えて意匠性を低下させることから、隙間(G)が目に付きにくいように1mm以下であることが好ましい。
これによれば、両部材の端部同士が突き合う角部の取り合い部を傾斜した面同士の取り合いに納めることで、両部材の角部の境目が目立たなくなり、ルーバー材の意匠性を向上させることができる。
ルーバー本体部材とルーバー先端部材のどちらか一方に嵌合部位、他方に被嵌合部位を設けて両部材を嵌合固定する他に、例えば両部材をボルトやナットで締め付けたりルーバー本体部材の内部に設けた孔部にルーバー本体部材に設けた軸部を押し込み、両部材をプレスしたりするなど、両部材を機械的に接合して固定する手段を用いてもよい。
また、天井面などの支持部材への前記構成のルーバー材の取り付けは、支持部材に通し材を取り付け、この通し材にルーバー本体部材の後端側を接続して行うことができる。通し材とルーバー本体部材の後端側の部分に互いに嵌合する部位をそれぞれ設けておき、通し材とルーバー本体部材の後端側が嵌合固定するように設けてよい。或いは前記支持部材にルーバー本体部材の後端側を留めネジで留め付けて固定されるようにしてもよい。
ルーバー本体部材の後端側にも開口を設け、この後端側開口にルーバー先端部材を取り付けてルーバー本体部材の前後両端を見付けとするときは、前記支持部材にルーバー本体部材の側面部を支持させることで、ルーバー材が取り付けられる。
これによれば、ルーバー本体部材の先端開口にルーバー先端部材の蓋面部を被せた状態でルーバー本体部材の背面側から前記桟部に留めネジをねじ込み、留めネジの先端をルーバー先端部材の前記軸受け部にねじ入れることで、ルーバー先端部材をルーバー本体部材に締着固定して取り付けることができる。ルーバー本体部材の背面側からルーバー先端部材を固定するための留めネジをねじ入れることで、留めネジがルーバー材の内部に納められてルーバー材の外側から目に付かず、ルーバー材の見た目を良好に維持することができる。
さらに、ルーバー本体部材をその桟部に軸受け部が突設した形状に設け、ルーバー材の端部に小口カバー板をあてがい、小口カバー板の表面から留めネジを二本ねじ込み、一方の留めネジの端部を前記ルーバー本体部材の桟部に設けられた軸受け部に、他方の留めネジの端部を前記ルーバー先端部材の蓋面部に設けられた軸受け部にそれぞれねじ入れることで、小口カバー板をルーバー材に締着固定することができる。
前記ルーバー本体部材はその先端の両側面部間が開口し、前記ルーバー先端部材は前記ルーバー本体部材の先端開口を覆う蓋面部を有しており、
当該ルーバー材ユニットは横断面形状が異なる複数のルーバー先端部材を備え、前記複数のルーバー先端部材から選択した一のルーバー先端部材を前記ルーバー本体部材に取り付けてルーバー材を構成することを特徴とする。
前記ルーバー先端部材の蓋面部はその両側端部にその裏面側の領域にそれぞれ平坦部が設けられた形状に設けることができる。
なお、本発明のルーバー材は長尺材であり、その端面を各図に示して構成を説明する。また、本発明の技術的思想は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
詳しくは、前記両折れ部33,33は、蓋面部31の両側端部から当該蓋面部31の裏面側内向きに略45°の傾斜角度で屈曲し、且つその中間部を外向きに略90°で折り返し、さらに前記蓋面部31の側端部よりも内側の位置で蓋面部31の後方へ折れて突出した形状に設けられているとともに、前記蓋面部31の両側端部から蓋面部31の裏面側の領域に屈曲した面内に平坦部32,32を配置して形成してある。平坦部32,32は、ルーバー先端部材3の表面を、化粧シートを貼り付けて装飾するときに化粧シートの両側縁が貼り合わさる部分であり、化粧シートの両側縁がしっかり貼り付くように、蓋面部31の両側端部の付け根部から適宜な幅(SW)、好ましくは3mm以上の幅に亘って平坦な表面に形成してある(図6(A)参照)。また、前記蓋面部31の裏面中央には、断面略U字形の軸受け部35を突設してある。
なお、後述するように、両部材は、ルーバー本体部材2にルーバー先端部材3を取り付けた状態で、ルーバー本体部材2の両側面部21,21の先端とルーバー先端部材2の折れ部33,33との間に適宜な幅の隙間(G)が確保され、また、ルーバー本体部材2の両側面部21,21の傾斜した先端部21a,21aと、ルーバー先端部材3の前記折れ部33,33の裏面側へ傾斜した面とが平行に対向して近接配置されるように形成してある。
通し材4は、天井面CFに基部41を重ね、基部41から留めネジSをねじ込んで天井面CFに沿って取り付けてある。
ルーバー先端部材3に貼り付けた化粧シートの縁部がルーバー材1の外側に露出しないので、ルーバー本体部材2とルーバー先端部材3の端部同士が接続した境界部分が綺麗に納められ、これを用いて構成したルーバーの見た目を良好に維持することが可能である。
なお、本形態では、ルーバー本体部材2の両側面部21,21の先端部21a,21aの傾斜と、ルーバー先端部材3の折れ部33,33の裏面側へ傾斜した面の傾斜をともに略45°の傾斜角度としたが、一方を30°の傾斜、他方を60°の傾斜のように、他の傾斜角度の組み合わせとしてもよい。
前記両形態のルーバー先端部材は、ともに蓋面部31の両側端部から裏面側へ屈曲した折れ部33,33を、その面内に前記蓋面部31の両側端部の付け根部から適宜な幅(SW)、好ましくは3mm以上の幅で表面が平坦な平坦部32,32が確保されるようにして形成し、ルーバー先端部材に化粧シート6を貼り付ける際に、蓋面部31の表面に重ねた化粧シート6の両側縁部を蓋面部31の裏面側へそれぞれ折り返し、且つ平坦部32,32に巻き込むようにして貼り合わせることで、化粧シート6の側縁部が浮いたり部分的に剥がれたりしにくいようにしたものである。また、化粧シート6の両側縁部が貼り合わさる平坦部32,32を、ルーバー先端部材の蓋面部31の両側端部の裏面側の領域にそれぞれ設けることで、ルーバー先端部材の表面に貼り付けられる化粧シート6の側縁部を外側に露出させないようにして、ルーバー本体部材にルーバー先端部材を取り付けたときに両部材の端部同士が接続した境界部分が綺麗に納められるようにしたものである。
或いは同図(D)、(E)に示されるように、蓋面部31の両側端部にそれぞれ当該蓋面部の裏面側へ傾斜したテーパ面部31aを設け、このテーパ面部31aに連ねて、蓋面部31の両側部の裏面に幅SWの平坦部32,32を設けるようにしてもよい。
いずれの態様も、化粧シートをルーバー先端部材の表面に貼り付ける際に、化粧シートの両側縁部を蓋面部31の両側端部でその裏面側へ折り返し、蓋面部31の両側端部の裏面側の領域に設けられた平坦部32,32に貼り合わることで、化粧シートの側縁部が浮いたり部分的に剥がれたりしにくくすることができる。また、ルーバー本体部材にルーバー先端部材を取り付けたときに前記化粧シートの貼り合わせた部分が外側に露出することもない。
同図(A)はルーバー先端部材3をルーバー本体部材2の先端開口に被せて嵌合させた後、ルーバー本体部材2の先端側側面に外側から留めネジSをねじ入れ、ルーバー本体部材2の側面部21とルーバー先端部材3の折れ部32とを留めネジSで締着して固定したものである。
同図(B)はルーバー本体部材2の後端開口側から桟部22の軸受け部25に向けて留めネジSをねじ込み、留めネジSの先端をルーバー先端部材3の軸受け部35にねじ入れることで、ルーバー先端部材3がルーバー本体部材2に締着固定されるようにしたものである。この場合、後述するルーバー材1の端部に一体に取り付けて固定する小口カバー板5(図8,図9参照)を用いれば、ルーバー先端部材3を固定する留めネジSをルーバー材1の表面に露出せずに、且つ小口カバー板5も留めネジSを用いずに固定することができる。
また、同図(C)は小口カバー板5とともにルーバー先端部材3が固定されるようにした態様であり、ルーバー材1の端部に小口カバー板5をあてがい、小口カバー板5の表面から留めネジSを二本ねじ込み、一方の留めネジSの端部をルーバー本体部材2の桟部22に設けられた軸受け部25にねじ入れ、他方の留めネジSの端部を前記ルーバー先端部材3の蓋面部31に設けられた軸受け部35にねじ入れて、ルーバー先端部材3と小口カバー板5とが締着固定されるようにしたものである。
また、図8に示されるように、ルーバー本体部材2の側面部21,21の両内面に弾圧嵌合する接続片51,51を小口カバー板5の内面に一体に設けておき、ルーバー材1内に前記接続片51,51を差し込んで小口カバー板5をルーバー材1の端部に装着し、接続片51,51がルーバー材1の内面に嵌合することで小口カバー板5が固定されるようにしてもよい。
或いは、図9に示されるように、小口カバー板5の内面に前記接続片51とともに差し込み片52を一体に設けておき、ルーバー材1内に前記接続片51を差し込んでルーバー材1の内面に嵌合させるとともに、前記差し込み片52をルーバー本体部材2の桟部52に重ねた状態でルーバー本体部材2の後端開口側から前記差し込み片52に向けて留めネジSをねじ込み、留めネジSの先端を軸受け部25にねじ入れることで、小口カバー板5がルーバー材1に締着固定されるようにしてもよい。
また、同図(B)はルーバー本体部材2の両側面部21,21の後端部に内方へ突出した折れ片21b,21bを設け、両折れ片21b,21bと後端側の桟材24との間に留めネジSのボルト頭を係合させて、前記と同様に支持部材7にルーバー材1が支持されるようにしたものである。
図示した態様は、ルーバー先端部材3を用いずに、ルーバー本体部材2の内部に照明機器Lを設置し、ルーバー本体部材2の前端開口からは放射される照明光で室内又は屋外の空間を照明するように構成したものである。なお、符番21cは照明光のグレア防止のために、ルーバー本体部材2の前端開口に面した先端内面に形成された軽微な凹凸(ローレット)である。
詳しくは、同図(A)はルーバー先端部材3の蓋面部31を矩形横断面形状としたもの、同図(B)は湾曲横断面形状としたもの、同図(C)は屋根形の横断面形状としたものである。蓋面部31の両側に裏面側へ屈曲した折れ部33,32を備え、両折れ部33,33の面内に平坦部32,32を有すること、ルーバー本体部材2とルーバー先端部材3の端部同士の取り合いが傾斜した端部が対向して配置されたものであることは前記と同様である。
また、同図(C)は、蓋面部31の両側に折れ部33,33を設けず、ルーバー材1を構成したときに、ルーバー本体部材2の両側面部21,21の端部が蓋面部31に当接するように形成したものである。
Claims (9)
- アルミ押出成形により形成されるルーバー材であって建物の天井面や壁面その他の空間に複数並べてルーバーを構成する建築用ルーバー材において、
ルーバー本体部材と、当該ルーバー材の見付けである前記ルーバー本体部材の先端に取り付けられるルーバー先端部材からなり、
前記ルーバー本体部材は、その先端の両側面部間が開口しているとともに、前記両側面部内面に内方へ突出した突起を含む凹凸部位からなる被嵌合部を有し、且つ前記両側面部の先端と前記両被嵌合部の間の両側面部内面は平坦に設けられ、
前記ルーバー先端部材は、前記ルーバー本体部材の先端側の開口を覆う幅を有する蓋面部と、この蓋面部の両側から当該蓋面部の裏面側内方へそれぞれ屈曲した折れ部と、両折れ部の先端から外方へ折れて前記蓋面部の後方へ突出した部分の先端にそれぞれ設けられた前記ルーバー本体部材の被嵌合部に嵌合する突起からなる嵌合部とを有するとともに、前記両折れ部の前記蓋面部の両側端部から屈曲した面内に平坦部がそれぞれ配置されてなり、
前記ルーバー本体部材に前記ルーバー先端部材を取り付けた状態で、前記ルーバー本体部材の両側面部の先端と前記ルーバー先端部材の両側端部との間に隙間が確保されるように構成されていることを特徴とする建築用ルーバー材。 - アルミ押出成形により形成されるルーバー材であって建物の天井面や壁面その他の空間に複数並べてルーバーを構成する建築用ルーバー材において、
ルーバー本体部材と、当該ルーバー材の見付けである前記ルーバー本体部材の先端に取り付けられるルーバー先端部材からなり、
前記ルーバー本体部材は、その先端の両側面部間が開口しているとともに、前記両側面部内面に内方へ突出した突起を含む凹凸部位からなる被嵌合部を有し、且つ前記両側面部の先端と前記両被嵌合部の間の両側面部内面は平坦に設けられ、
前記ルーバー先端部材は、前記ルーバー本体部材の先端側の開口を覆う幅を有する蓋面部と、この蓋面部の裏面中央から突設した部位の両側部分に設けられた、前記ルーバー本体部材の被嵌合部に嵌合する嵌合部をそれぞれ有するとともに、前記蓋面部の両側端部から当該蓋面部の裏面側へ屈曲した又は傾斜した面内した面内に平坦部がそれぞれ配置されてなり、
前記ルーバー本体部材に前記ルーバー先端部材を取り付けた状態で、前記ルーバー本体部材の両側面部の先端と前記ルーバー先端部材の蓋面部の両側端部との間に隙間が確保されるように構成されていることを特徴とする建築用ルーバー材。 - 平坦部は3mm以上の幅を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材。
- ルーバー本体部材の両側面部の先端とルーバー先端部材の両側端部との間の隙間が1mm以下である請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材。
- ルーバー本体部材の両側面部の先端の傾斜面とルーバー先端部材の両側端部の裏面側へ傾斜した面とが隙間を開けて対向するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材。
- ルーバー先端部材の蓋面部とその両側の平坦部に亘って化粧シートが貼り付けられてなる請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材。
- ルーバー本体部材はその内部両側面間に桟部が設けられ、ルーバー先端部材はその蓋面部の裏面に軸受け部が突設されてなる請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材。
- ルーバー本体部材と、ルーバー本体部材の先端に取り付けられるルーバー先端部材からなる請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材を用いてなるルーバー材ユニットであって、
当該ルーバー材ユニットは、前記ルーバー本体部材と横断面形状が異なる複数のルーバー先端部材の組み合わせからなっていて前記複数のルーバー先端部材から選択した一のルーバー先端部材を前記ルーバー本体部材に取り付けてルーバー材を構成することを特徴とするルーバー材ユニット。 - 請求項1又は2に記載の建築用ルーバー材を用いて構成されるルーバー。
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