JPH0727525Y2 - 蛍光灯の反射板 - Google Patents

蛍光灯の反射板

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JPH0727525Y2
JPH0727525Y2 JP12715990U JP12715990U JPH0727525Y2 JP H0727525 Y2 JPH0727525 Y2 JP H0727525Y2 JP 12715990 U JP12715990 U JP 12715990U JP 12715990 U JP12715990 U JP 12715990U JP H0727525 Y2 JPH0727525 Y2 JP H0727525Y2
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JP
Japan
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fluorescent lamp
reflector
reflector plate
side walls
assembled
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JP12715990U
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宏泰 長田
満 布目
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Iwasaki Denki KK
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Iwasaki Denki KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、天井に架設されたフレームに篏め込む蛍光
灯の反射板に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種蛍光灯の反射板は、鉄板等の金属板を折り
曲げたものが使用され、笠として組み立てるため、第11
図に示すように、蛍光灯と略等しい長さの反射板本体21
と、その両端のエンドプレート22、22からなり、反射板
本体が山形ないし丘形、或いはV字形に折り曲げ加工さ
れ、また、エンドプレートについては裏側にソケット26
が設けられるので、それには蛍光ランプをソケットに差
し込む通し孔23が設けられている。また、反射板本体お
よびエンドプレートには、反射面に塗装処理やメッキ処
理等が施され、その反射面は、凹凸のない均一な面とな
っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
高層建築においては、その建物全体では非常に多くの蛍
光灯が取り付けられることから、上記のような重量のあ
る金属製の反射板では、反射板の総重量は、建築の耐圧
構造において無視できない大きさになるため、構造建築
物の設計上から、少しでも反射板の軽量化ができれば、
さらに高層化に適することや、建築コストも軽減できる
ということが指摘できる。
また、天井のフレーム25に組み合わせて取り付けられる
が、フレームとの組み合わせの関係で、反射板本体21
と、その両端の側壁としてのエンドプレート22、22とが
別体であるため、製造コストが高くなり、工場において
生産された段階では嵩張っているため、現場までの輸送
コストが非常に高くなり、さらに、現場での運搬や取り
付けに手数を要し、また、ビス24に止める必要があり、
作業性が悪いという問題があった。
この考案は、上記のような事情に基づいて、軽量且つ安
価であり、運搬および取り付けが容易である蛍光灯の反
射板を提供することを目的とした。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するちための第1考案の蛍光灯の反射
板は、蛍光灯をその長手方向に沿って覆う反射板本体の
両端に側壁を連設し、一枚の段ボールにより組み立て可
能に形成したものである。
また、第2考案の蛍光灯の反射板は、蛍光灯をその長手
方向に沿って覆う反射板本体の両端に側壁を連設し、剛
性を有する一枚の紙により組み立て可能に形成したもの
である。
〔作用〕
上記の第1考案および第2考案によれば、一枚の段ボー
ルまたは紙により一体に組み立てるので、軽量であるこ
とは勿論、トムソン加工等により型抜きして製造できる
ので、大量生産に適し、また、現場で組み立てることが
できるため、展開した形態でコンパクトに積み重ねるこ
とができ、運搬や保管に有利である。また軽量で且つ曲
がり得る融通性があるため、フレームへ容易に嵌め込む
ことができ、取り付けも容易である。
段ボールが片面段ボールであって、その中芯の段面を反
射面とすれば、光の乱反射が得られる。
金属箔を貼着して反射面を形成すれば、段ボールが燃え
るという危険性を防止できる。また、金属板で反射板が
できているのと同様の外観を呈する。
反射面を構成する紙が白ライナーであるときには、明る
い軽快な照明となる。
反射面に難燃性のプラスチックフィルムを貼着すれば、
耐候性および光沢がよくなる。
なお、段ボールは、片面段ボールばかりではなく、両面
段ボール等の他の構造であってもよい。
〔実施例〕
次に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は一実施例を示したもので、その蛍光灯の反射板P
は、中芯1の片面にライナー2が貼着された一枚の片面
段ボールFで組み立てられて、中芯1には、ライナー2
の反対側の反射面14にアルミの金属箔3が貼着され、金
属箔3の上に透明なプラスチックフィルム4が貼着され
る。また、第1図および第2図に示すように、組み立て
た状態では、横に長い逆箱形ないし笠形である。
第3図は展開図を示したもので、横に長い矩形の天壁5
の幅方向の両端に傾斜壁6、6を連設することにより、
反射板本体10を構成し、長手方向の両端にエンドプレー
トに相当するものとして、側壁7、7を連設してある。
また、側壁7、7の先端に鍔片8、8を連設してある。
傾斜壁6、6と側壁7、7とは、付き合わせて組み立て
られるが、傾斜壁6、6の傾斜を確保するために、側壁
7、7を台形に形成してある。また、二灯用として、側
壁7、7には蛍光ランプLの通し孔9、9が一対づつ設
けられる。さらに、傾斜壁6、6を折り曲げる内折り線
11の延長に折れ線12、12が形成され、鍔片8、8には折
れ線12、12の延長線上に切れ目13、13を形成してある。
この折れ線12、12および切れ目13、13は、フレーム15に
納めやすくするためのものである。
フレーム15は、天井に架設される二本のバー16、16を基
材としてその間に反射板Pを納める凹部17を有し、両バ
ー16、16の間には、凹部17と凹部17との間に、化粧板18
が嵌め込まれ、各凹部17の両端にソケット19、19が取り
付けられる。20は安定器を示す。
反射板Pの納め方については、傾斜壁6、6の下端をバ
ー16、16の端縁に引っ掛け(第6図)、鍔片8、8が化
粧板18、18の上に差し込まれる(第7図)。そのため、
段ボールの切り口は外から見えないように隠される。
工場においては、第3図に示す展開図の形状に製造し、
積み重ね状態でコンパクトに運搬・保管される。
また、現場に持ち込んで取り付ける場合、第1図および
第2図に示す形態になるように傾斜壁6、6や側壁7、
7および鍔片8、8を折ることにより仮に組み立てなが
ら、フレーム15の凹部17に差し込む。そうすると、フレ
ーム15によって組み立てが安定して保持される。従っ
て、反射板本体10の両端に側壁7、7が一体化していて
も、反射板Pの取り付けが容易であり、しかも、組み立
てのために糊付けは全く不要である。
プラスチックフィルム4には、難燃性および耐候性に優
れたものが使用され、段状に貼着されている金属箔3が
透けて、恰も反射面14が複雑な金属面であるかの如く見
えるため、豪華さがあり、しかも、蛍光ランプLの光が
乱反射することにより、光が極めて均等に照射されるの
で、眼の疲れを有効に防止できる。
第8図は他の実施例を示したもので、中芯1の一面に普
通のライナー2を貼着し、他面に白ライナー2aを貼着
し、その面に透明フィルム4を貼着し、両面段ボールF
の一面に反射面14が構成される。
第9図は剛性を有する丈夫な一枚の紙Gにより前記実施
例と同様の反射板Pを構成したもので、反射面14には、
金属箔3および難燃性を有する透明フィルム4が貼着さ
れる。
第10図は他の実施例を示し、紙Gの一面に白く反射する
難燃性の不透明フィルム4aが貼着され、その面を反射面
14としてある。
フィルムについては、変色しないものが望ましく、それ
には、「ハイエスカル白」の商品名で日本カーバイト株
式会社で製造販売されているマーキング用フィルムを適
当なものとして挙げることができる。これは、塩化ビニ
ール系(またはフッ素系フィルム)に添加剤(顔料)が
混入されており、この添加剤により耐候性に優れてい
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、蛍光灯をその長手方
向に沿って覆う反射板本体の両端に、側壁を連設するこ
とにより、一枚の段ボールまたは剛性を有する丈夫な紙
により組み立て可能に形成したから、次のような効果を
顕著に発揮する。
1)従来の金属板製に比較して非常に軽量であるから、
高層建築物において使用される場合、その総量では非常
な重量を軽減でき、その建築物の安全性を高め得るし、
設計をコスト的に有利になし得る。
2)材料的に安価で、製造が容易であることは勿論、現
場まではコンパクトに積み重ねて有利に運搬・保管でき
るため、安価な提供が可能であり、仮設事務所における
使用にも適している。
3)反射板本体と側壁とが一体であるため、製造が容易
であるばかりでなく、組立てや取付けが極めて容易であ
る。
4)中芯により剛性を備えた段ボール製、または剛性を
有する丈夫な紙製であるため、型崩れするおそれがな
く、金属製に劣らなく体裁良く使用できる。
段ボールが片面段ボールであるときは、光の乱反射によ
り均等に光を反射することができ、金属箔を貼着して反
射面を形成すれば、完全な難燃性があり、金属板で反射
板ができているのと同様の外観を呈し、反射面を構成す
る紙が白ライナーであるときには、明るい軽快な照明と
なり、反射面に難燃性のプラスチックフィルムを貼着す
れば、耐候性および光沢がよくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施例を示し、第1図は組立て状態を裏側から
見た斜視図、第2図は表側から見た斜視図、第3図は展
開図、第4図は段ボールの拡大断面図、第5図は取付け
状態を示す斜視図、第6図は取付け状態を示す側面から
見た一部断面図、第7図は同じく正面から見た一部断面
図である。 第8図ないし第10図はそれぞれ他の実施例を示す第4図
に対応する断面図である。 第11図は従来例を示す斜視図である。 F……段ボール、G……紙、L……蛍光ランプ P……蛍光灯の反射板、1……中芯 2a……白ライナー、3……金属箔 4、4a……フィルム、10……反射板本体 14……反射面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光灯をその長手方向に沿って覆う反射板
    本体の両端に側壁を連設し、一枚の段ボールにより組み
    立て可能に形成したことを特徴とする蛍光灯の反射板。
  2. 【請求項2】段ボールが片面段ボールであって、中芯の
    段面を反射面としたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の蛍光灯の反射板。
  3. 【請求項3】蛍光灯をその長手方向に沿って覆う反射板
    本体の両端に側壁を連設し、剛性を有する一枚の紙によ
    り組み立て可能に形成したことを特徴とする蛍光灯の反
    射板。
  4. 【請求項4】金属箔を貼着して反射面を形成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項また
    は第3項記載の蛍光灯の反射板。
  5. 【請求項5】反射面を構成する紙が白ライナーであるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項
    または第3項記載の蛍光灯の反射板。
  6. 【請求項6】反射面に難燃性のプラスチックフィルムを
    貼着してあることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項、第2項、第3項、第4項または第5項記載の蛍
    光灯の反射板。
JP12715990U 1990-11-28 1990-11-28 蛍光灯の反射板 Expired - Lifetime JPH0727525Y2 (ja)

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JPH0481406U JPH0481406U (ja) 1992-07-15
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