JP7487125B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関するものである。
キャパシタを搭載した車両においてキャパシタの端子間の電圧測定値を用いてキャパシタの充電状態を検知する技術がある(例えば、特許文献1)。
特開2010-242434号公報
ところで、燃料電池システムにおいては、燃料電池スタックは、キャパシタを介して負荷に電気的に接続されている。燃料電池スタックの電力で負荷の駆動及びキャパシタの充電が行われるとともにキャパシタに蓄えられた電力が車両に供給される。この場合、燃料電池スタックの発電量はキャパシタの充電状態(充電率(SOC:State of charge))で判断しているので、SOCが正確に検出できないと発電量もそれに応じて影響を受ける。
上記課題を解決するための燃料電池システムは、負荷に電気的に接続される燃料電池スタックと、前記負荷と並列に前記燃料電池スタックに電気的に接続されるキャパシタと、前記キャパシタの端子電圧を検出する端子電圧検出部と、前記キャパシタの充放電電流を検出する電流検出部と、前記端子電圧検出部により検出した前記キャパシタの端子電圧、及び、前記電流検出部により検出した前記キャパシタの充放電電流に基づいて前記キャパシタの充電状態を推定する充電状態推定手段と、を備え、前記充電状態推定手段は、起動直後における前記燃料電池スタックの発電による前記キャパシタの充電中の前記電流検出部による充電電流の時間積分値、及び、充電前後における前記端子電圧検出部による端子電圧の差に基づいて、前記キャパシタの静電容量を算出する静電容量算出部と、前記キャパシタの充電の終了の際の電流遮断時における前記端子電圧検出部による端子電圧の変化量、及び、電流遮断前の前記電流検出部による充電電流に基づいて、前記キャパシタの内部抵抗を算出する内部抵抗算出部と、初期の前記キャパシタの最大充電状態時の端子電圧を前記内部抵抗算出部で算出した内部抵抗の劣化度で補正した値と前記静電容量算出部で算出した静電容量との積である最大充電状態時電荷量、初期の前記キャパシタの最小充電状態時の端子電圧を前記内部抵抗算出部で算出した内部抵抗の劣化度で補正した値と前記静電容量算出部で算出した静電容量との積である最小充電状態時電荷量、及び、起動直後の開回路電圧と前記静電容量算出部で算出した静電容量と前記キャパシタの充放電開始から現在までの前記電流検出部による充放電電流の時間積分値による現在の電荷量に基づいて、現在の前記キャパシタの充電状態を算出するキャパシタ充電状態算出部と、を有することを要旨とする。
これによれば、起動時において燃料電池スタックの発電によるキャパシタの充電時に静電容量及び内部抵抗を都度算出することで、キャパシタの劣化後でも適切な充電状態を算出することができる。即ち、キャパシタの温度によらず、かつ、劣化度は逐次測っているので、温度によらず、かつ、劣化度で補正することで劣化度を考慮して充電状態を算出することができる。その結果、キャパシタの劣化やキャパシタ温度によらずキャパシタの充電状態を適切に推定することができる。
また、燃料電池システムにおいて、前記キャパシタ充電状態算出部における前記起動直後の開回路電圧は、前記起動直後に前記端子電圧検出部により検出された端子電圧であるとよい。
また、燃料電池システムにおいて、前記キャパシタ充電状態算出部における初期の前記キャパシタの最大充電状態時の端子電圧は、最大端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出し、初期の前記キャパシタの最小充電状態時の端子電圧は、最小端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出するとよい。
本発明によれば、キャパシタの劣化やキャパシタ温度によらずキャパシタの充電状態を適切に推定することができる。
実施形態における燃料電池フォークリフトの概略側面図。 燃料電池システム及び車両システムの概略構成図。 (a)~(e)は、SOC推定動作を説明するためのタイムチャート。 作用を説明するためのフローチャート。 SOC0%とSOC100%についての劣化の影響を示す図。 内部抵抗の温度の影響を示す特性図。
以下、本発明をフォークリフトに具体化した一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、燃料電池フォークリフト10の車体11の前側下部には駆動輪(前輪)12aが設けられ、車体11の後側下部には操舵輪(後輪)12bが設けられている。マスト13が車体11の前部に立設されている。マスト13は車体11に対して前後に傾動可能に支持された左右一対のアウタマスト13aと、これにスライドして昇降するインナマスト13bとからなる。各アウタマスト13aの後部にはリフトシリンダ14が配設されている。インナマスト13bの内側にはフォーク15を備えたリフトブラケット16が昇降可能に支持されている。そして、リフトシリンダ14の伸縮作動によりフォーク15がリフトブラケット16とともに昇降される。
左右一対のティルトシリンダ17は、その基端側が車体11に対して回動可能に連結されるとともに、先端側がアウタマスト13aの側面に回動可能に連結されている。マスト13はティルトシリンダ17が伸縮駆動されることで前後に傾動する。
運転室18の前側にリフトレバー19及びティルトレバー20が装備されている。リフトレバー19はフォーク15を昇降させるためのレバーであり、ティルトレバー20はマスト13を前後方向に傾動させるためのレバーである。運転室18の下部にはアクセルペダル21が設けられ、アクセルペダル21の操作量に応じた車速にされる。
車体11には燃料電池システム22、走行モータ23及び荷役モータ24が搭載されている。燃料電池システム22により走行モータ23を駆動させ、駆動輪12aが駆動されるようになっている。詳しくは、走行モータ23の出力軸が駆動輪12aの回転軸と減速機(図示略)を介して連結されており、走行モータ23の駆動により出力軸が回転するとその回転に伴って駆動輪12aの回転軸が回転して駆動輪12aが駆動される。
また、燃料電池システム22により荷役モータ24が駆動され、この荷役モータ24の駆動により荷役ポンプ(図示略)が駆動される。この荷役ポンプの駆動に基づいてリフトシリンダ14やティルトシリンダ17を伸縮動作してフォーク15の上下動やティルト動作を行うことができるようになっている。
このように、燃料電池システム22は、リフトシリンダ14及びティルトシリンダ17の油圧源となる荷役モータ24及び走行モータ23の電源として使用される。
次に、図2を用いて燃料電池システム22と車両システム30について説明する。
図2に示すように、燃料電池システム22は、燃料電池スタック31と水素タンク32とコンプレッサ33と電磁弁34とリレーコンタクト35と電子制御ユニット(以下、燃料電池システム側ECUという)36とDC/DCコンバータ37と蓄電装置としてのキャパシタ38と端子電圧検出器39と充放電電流検出器40を備える。車両システム30は、車両負荷41(走行モータ23、荷役モータ24等)と、電子制御ユニット(以下、車両側ECUという)42と、キースイッチ43等を有する。燃料電池スタック31は、車両負荷41に電気的に接続される。
燃料電池システム22における燃料電池スタック31は、複数のセルを積層して構成されており、各セルは電気的に直列接続されている。水素タンク32は、燃料電池スタック31に水素ガスを供給可能である。コンプレッサ33は燃料電池スタック31に酸素を含む空気を供給可能である。そして、水素タンク32から供給される水素とコンプレッサ33から供給される空気中の酸素とが燃料電池スタック31内で化学反応を起こすことによって、電気エネルギーが生成される。
燃料電池スタック31と水素タンク32を繋ぐ配管に電磁弁34が設けられている。電磁弁34により燃料電池スタック31に供給される水素ガス量が調整される。電磁弁34及びコンプレッサ33は燃料電池システム側ECU36によって制御される。
燃料電池スタック31の正極出力端子にはリレーコンタクト35を介してDC/DCコンバータ37が接続されている。リレーコンタクト35を閉じた状態で燃料電池スタック31の正極出力端子は、DC/DCコンバータ37を介してキャパシタ38が接続されている。キャパシタ38には車両負荷41が接続されている。つまり、燃料電池スタック31は、DC/DCコンバータ37、キャパシタ38を介して車両負荷41に電気的に接続されている。そして、燃料電池スタック31で発電された直流電力は、DC/DCコンバータ37によって所定の電圧まで降圧された後、キャパシタ38を介して車両負荷41に出力される。また、燃料電池スタック31は下流のDC/DCコンバータ37によりキャパシタ電圧に電圧変換されると同時に、燃料電池スタック31の出力電流を決定している。キャパシタ38はDC/DCコンバータ37の出力と並列に取り付けられ、車両システム30へ電力供給している。
本実施形態においてキャパシタ38には、リチウムイオンキャパシタで代表される内部起電力を保有する蓄電装置を用いている。つまり、キャパシタには、内部起電力を保有するリチウムイオンキャパシタや保有しない電気二重キャパシタが知られているが、リチウムイオンキャパシタで代表される内部起電力を保有する蓄電装置を用いたシステム構成としている。
キャパシタ38の基本特性は内部抵抗と静電容量で得られ、このうち内部抵抗は、図6に示す特性を有する。図6に示したようにキャパシタ38の内部抵抗はセル温度が低下するほど増大する。
図5にはセル温度と電荷量との関係における、初期のSOC0%の特性線と、初期のSOC100%の特性線と、現在のSOC0%の特性線と、現在のSOC100%の特性線と、を示す。初期のSOC0%の特性線と現在のSOC0%の特性線とを比較すると、劣化により、ずれが発生していることが分かる。特に、低温側ほど、ずれが大きくなる。初期のSOC100%の特性線と現在のSOC100%の特性線とを比較すると、劣化により、ずれが発生していることが分かる。特に、低温側ほど、ずれが大きくなる。
図2に示すように、車両負荷41は、操作部材としてのアクセルペダル21、リフトレバー19及びティルトレバー20の操作に基づいて駆動する走行モータ23及び荷役モータ24を含んでいる。即ち、車両負荷41は、荷役モータ24や車軸を駆動するための走行モータ23等であり、燃料電池システム22から供給される電力によって荷役モータ24や走行モータ23が駆動されることによって、車両の荷役動作や走行動作が行われる。
キャパシタ38は、車両負荷41(走行モータ23、荷役モータ24等)と並列に燃料電池スタック31に電気的に接続されており、キャパシタ38においては、燃料電池スタック31の発電電力が車両負荷41(走行モータ23、荷役モータ24等)の要求電力を上回る場合には、余剰の電力がキャパシタ38に充電される。一方、発電電力が要求電力を下回る場合には、不足分の電力がキャパシタ38から放電される。また、キャパシタ38には、端子電圧検出器39が取り付けられている。端子電圧検出器39により、キャパシタ38の端子電圧を検出することができる。キャパシタ38の充放電ラインには充放電電流検出器40が設けられている。充放電電流検出器40により、キャパシタ38の充放電電流を検出することができる。
燃料電池システム側ECU36は、マイクロコンピュータを中心に構成されている。燃料電池システム側ECU36は、端子電圧検出器39により検出したキャパシタ38の端子電圧、及び、充放電電流検出器40により検出したキャパシタ38の充放電電流に基づいてキャパシタ38のSOC(充電状態)を推定することができる。
車両システム30における車両側ECU42は、マイクロコンピュータを中心に構成され、走行モータ23や荷役モータ24等の車両システム30全体を制御している。キースイッチ43は、オペレータ(乗員)によって操作される。
燃料電池システム側ECU36と車両側ECU42とは接続されている。詳しくは、燃料電池システム側ECU36と車両側ECU42とはシリアル通信やCAN通信等の通信手段により通信できるようになっている。
車両側ECU42とキースイッチ43とが接続されている。キースイッチ43の操作に基づき起動信号が車両側ECU42を介して燃料電池システム側ECU36に送られる。
次に、このように構成した燃料電池フォークリフト10の作用について説明する。
図3(a)~(e)は、SOC推定動作を説明するためのタイムチャートである。図3(a)はキースイッチ43の操作状況を示す。図3(b)は燃料電池スタック31の発電電力の推移を示す。図3(c)は、キャパシタ38の充電電力の推移を示す。図3(d)は、キャパシタ38の充放電電流の推移を示す。図3(e)はキャパシタ38の端子電圧の推移を示す。
図3(a)においてt0のタイミングでキースイッチ43がオンされる。すると、図3(b)においてt1のタイミングで、燃料電池スタック31において一定電力で発電が行われる。これに伴って図3(c)において一定電力でキャパシタ38が充電される。キャパシタ38の充電時において図3(d)においてキャパシタ38に充電電流が流れるとともに図3(e)においてキャパシタ38の端子電圧が上昇していく。
そして、図3(b)においてt2のタイミングで、燃料電池スタック31における一定電力での発電が終了する。これに伴って図3(c)において一定電力でのキャパシタ38の充電が終了する。キャパシタ38の充電終了に伴い図3(d)においてキャパシタ38に充電電流が流れなくなるとともに図3(e)においてキャパシタ38の端子電圧が一定値となる。
燃料電池システム側ECU36は、図4に示すキャパシタ38のSOCの推定処理を実行する。
図4において、燃料電池システム側ECU36はステップS1において起動信号の入力により起動を開始してステップS2において燃料電池スタック31とDC/DCコンバータ37との間に設けたリレーコンタクト35を接続する(閉じる)前か否か判定する。燃料電池システム側ECU36はリレーコンタクト35を接続する(閉じる)前であると、ステップS3に移行する。燃料電池システム側ECU36はステップS3において、下記式(1)により、その時の端子電圧検出器39により検出した、起動直後のキャパシタ38の端子電圧V0(図3(a)~(e)におけるt0のタイミングでのキャパシタ端子電圧V0)を、初期のキャパシタ38の開回路電圧Vocとして取得する。
Voc=V0…(1)
具体的には、上記式(1)のように起動直後のキャパシタ38の端子電圧V0を測定し、初期のキャパシタ38の開回路電圧Vocとして内部バッファ36a(図2参照)へ保存する。
このように、起動直後の開回路電圧(Voc)は、起動直後に端子電圧検出器39により検出された端子電圧V0である。
燃料電池システム側ECU36はステップS2においてリレーコンタクト35を接続した後であると、ステップS4に移行して充放電電流検出器40により検出したキャパシタ38の充電電流Iの積算値を取得した後にステップS5に移行する。
燃料電池システム側ECU36はステップS5においてキャパシタ38が満充電か否か判定してキャパシタ38が満充電でないとステップS6に移行する。燃料電池システム側ECU36はステップS6においてキャパシタ38の充電を開始する。このタイミングが図3(a)~(e)のt1となり、キャパシタ38の充電は図3(a)~(e)に示すようにt2のタイミングまで行われることになる。燃料電池システム側ECU36はステップS7において下記式(2)によりキャパシタ38の静電容量Cの演算を行う。その後にステップS8に移行する。
C=∫Idt/(Ven-Vst)…(2)
上記式(2)において、C、∫Idt、Ven、Vstは、以下のとおりである。
C:キャパシタ38の静電容量
∫Idt:充電中の電流Iについての時間積分値
Ven:充電終了時の電圧(図3(a)~(e)におけるt2のタイミングでのキャパシタ端子電圧V2)
Vst:充電開始時の電圧(図3(a)~(e)におけるt1のタイミングでのキャパシタ端子電圧V1)
具体的には、キャパシタ38の静電容量Cを測定すべく、起動時にキャパシタ充電シーケンス時に燃料電池スタック31による定電力発電(一定の電力を発生し続けるように発電制御された状態)によるキャパシタ38の充電時において、上記式(2)のように充電側の電流及び端子電圧を測定する。つまり、図3(a)~(e)でのt1~t2の期間において、下記式(2a)において充電前後のキャパシタ38の電荷量の差ΔQは充電中の電流Iについての時間積分値に等しいことから、充電開始時の電圧Vstと充電終了時の電圧Venと、充電中の電流Iについての時間積分値∫Idtから、上記式(2)により静電容量Cを算出する。
ΔQ=∫Idt=C×(Ven-Vst)…(2a)
このとき、キャパシタ電流が60A以下となるような電力で発電させることが望ましく、なおかつキャパシタ端子電圧が中心電圧3.1~3.2V/セル程度の値を用いることが望ましい。キャパシタ電流を60A以下とすることが望ましいのは、燃料電池スタック31が一定の低電力出力にすることで精度良い測定が可能となるためである。
このように、燃料電池システム側ECU36は、起動直後における燃料電池スタック31の定電力発電によるキャパシタ38の充電中の電流検出器40による充電電流の時間積分値(∫Idt)、及び、充電前後における端子電圧検出器39による端子電圧の差(Ven-Vst)に基づいて、キャパシタ38の静電容量(C)を算出する。
燃料電池システム側ECU36はステップS8においてキャパシタ38の充電が完了したか否か判定してキャパシタ38の充電が完了するとステップS9に移行する。燃料電池システム側ECU36はステップS9において下記式(3)によりキャパシタ38の内部抵抗Rの演算を行う。
R=(Ven-Vaf)/Ien…(3)
上記式(3)において、R、Ven、Vaf、Ienは、以下のとおりである。
R:キャパシタ38の内部抵抗
Ven:遮断前の電圧(図3(a)~(e)におけるt2のタイミングでのキャパシタ端子電圧V2)
Vaf:遮断後の電圧(図3(a)~(e)におけるt2のタイミング以降のキャパシタ端子電圧V3)
Ien:充電終了前(遮断前)の電流(図3(a)~(e)におけるt2のタイミングでのキャパシタ電流I2)
具体的には、内部抵抗Rを測定すべく、上記キャパシタ充電シーケンス終了時の充電終了時(電流遮断時)の電圧変位、即ち、遮断前の電圧Venと遮断後の電圧Vafの差(Ven-Vaf)、及び、充電終了前(遮断前)の電流Ienから、下記式(3a)のようにオームの法則から内部抵抗Rを測定する。
Ven-Vaf=R×Ien…(3a)
そして、算出した内部抵抗Rを内部バッファ36aへ保存する。
このとき、内部抵抗には、図6に示したように、温度依存性があり、低温域では誤差が大きくなるため、内部抵抗の計測はセル温度が20°C以上の条件で行い、セル温度が20°C未満のときは内部バッファ36aへ保存された前回値を使用する。即ち、キャパシタの劣化が進むほど静電容量が小さくなるとともに内部抵抗が大きくなる。そのために、内部抵抗を安定して測定することができる20℃以上とすることにより、適切に劣化度を測定することが可能となる。
このように、燃料電池システム側ECU36は、キャパシタ38の充電の終了の際の電流遮断時における端子電圧検出器39による端子電圧の変化量(Ven-Vaf)、及び、電流遮断前の電流検出器40による充電電流(Ien)に基づいて、キャパシタ38の内部抵抗(R)を算出する。
燃料電池システム側ECU36は、図4のステップS10において、下記式(4a)及び下記式(4b)により、初期のSOC100%電圧V100s及び初期のSOC0%電圧V0sを演算する。
V100s=Vmax-ΔIRia…(4a)
上記式(4a)において、V100s、Vmax、ΔIRiaは、以下のとおりである。
V100s:初期のSOC100%電圧
Vmax:キャパシタ38の最大電圧
ΔIRia:初期の平均的なIRドロップ
V0s=Vmin+ΔIRia…(4b)
上記式(4b)において、V0s、Vmin、ΔIRiaは、以下のとおりである。
V0s:初期のSOC0%電圧
Vmin:キャパシタ38の最小電圧
ΔIRia:初期の平均的なIRドロップ
燃料電池システム側ECU36は、ステップS11において、下記式(4c)及び下記式(4d)により、現在のSOC100%電圧V100n及び現在のSOC0%電圧V0nを演算する。
V100n=V100s×α…(4c)
上記式(4c)において、V100n、V100s、αは、以下のとおりである。
V100n:現在のSOC100%電圧
V100s:初期のSOC100%電圧
α:内部抵抗劣化度
V0n=V0s×α…(4d)
上記式(4d)において、V0n、V0s、αは、以下のとおりである。
V0n:現在のSOC0%電圧
V0s:初期のSOC0%電圧
α:内部抵抗劣化度
ただし、内部抵抗劣化度αは、下記式(4e)により、算出する。
α=Rim/Rii…(4e)
上記式(4e)において、α、Rim、Riiは、以下のとおりである。
α:内部抵抗劣化度
Rim:測定した内部抵抗(上記式(3)で求めた値)
Rii:初期の内部抵抗(既知)
このように、キャパシタ38のSOCが100%のときの現在のキャパシタ38の端子電圧、及び、キャパシタ38のSOCが0%のときの現在のキャパシタ38の端子電圧を上記式(4a),(4b),(4c),(4d)により演算する。このとき、キャパシタ38の最大電圧Vmax、最小電圧Vmin、初期の温度別内部抵抗、平均的なIRドロップは予め決められており、既知である。また、V100s値、V100n値、V0s値、V0n値は、キャパシタのSOCに対応する電圧であり、最大のSOCの時の電圧と、最小のSOCの時の電圧である。
このようにして、初期のキャパシタ38の最大充電状態時の端子電圧(V100s)は、最大端子電圧(Vmax)と、初期の電流・抵抗による電圧降下分(ΔIRia)とから算出される。また、初期のキャパシタ38の最小充電状態時の端子電圧(V0s)は、最小端子電圧(Vmin)と、初期の電流・抵抗による電圧降下分(ΔIRia)とから算出される。
燃料電池システム側ECU36はステップS12において、上記式(1)で測定した初期のキャパシタ38の開回路電圧Vocに、上記式(2)で測定したキャパシタ38の静電容量Cを積算して下記式(5a)のように初期の電荷量Q0を算出する。
Q0=V0×C…(5a)
上記式(5a)において、Q0、V0、Cは、以下のとおりである。
Q0:初期の電荷量
V0:起動直後のキャパシタ38の端子電圧(上記式(1)で求めた開回路電圧Voc)
C:キャパシタ38の静電容量(上記式(2)で求めた値)
そして、燃料電池システム側ECU36は、これに対し電流の時間積分値を加算して下記式(5b)のように現在の電荷量Qnを算出する。
Qn=Q0+∫Idt…(5b)
上記式(5b)において、Qn、Q0、∫Idtは、以下のとおりである。
Qn:現在の電荷量
Q0:上記式(5a)で算出した初期の電荷量
∫Idt:充放電中の電流Iについての時間積分値
つまり、電荷量の変化量は、∫Idtなので、現在の電荷量Qnは、V0×C+∫Idtとなる。
燃料電池システム側ECU36は、ステップS13において、上記式(4c)及び上記式(4d)により算出した現在のSOC100%電圧V100n及び現在のSOC0%電圧V0nに上記式(2)で測定した静電容量Cを積算して下記式(6a),(6b)のようにSOC100%の電荷量Q100及びSOC0%の電荷量Q0を算出する。
Q100=V100n×C…(6a)
上記式(6a)において、Q100、V100n、Cは、以下のとおりである。
Q100:SOC100%の電荷量
V100n:上記式(4c)で算出した現在のSOC100%電圧
C:上記式(2)で測定した静電容量
Q0=V0n×C…(6b)
上記式(6b)において、Q0、V0n、Cは、以下のとおりである。
Q0:SOC0%の電荷量
V0n:上記式(4d)で算出した現在のSOC0%電圧
C:上記式(2)で測定した静電容量
このように、SOCの0%となる電荷量及びSOCの100%となる電荷量を決定する。詳しくは、上記式(4a)におけるキャパシタ38の最大端子電圧(スペック値)と電圧降下分(設計値)と、上記式(4c)におけるキャパシタ38の内部抵抗の劣化度から、キャパシタ38のSOCが100%のときの現在のキャパシタ38の端子電圧を決定する。電圧降下分(設計値)は、初期の温度別内部抵抗の値(スペック値)からサイクルパターン等で得られる平均的な初期の電流・抵抗による電圧降下分(設計値)である。また、上記式(4b)におけるキャパシタ38の最小端子電圧(スペック値)と電圧降下分(設計値)と、上記式(4d)におけるキャパシタ38の内部抵抗の劣化度から、キャパシタ38のSOCが0%のときの現在のキャパシタ38の端子電圧を決定する。電圧降下分(設計値)は、初期の温度別内部抵抗の値(スペック値)からサイクルパターン等で得られる平均的な初期の電流・抵抗による電圧降下分(設計値)である。
そして、燃料電池システム側ECU36は、下記式(6c)により、現在のSOCを演算する。
SOC=(Qn-Q0)/(Q100-Q0)…(6c)
上記式(6c)において、SOC、Qn、Q0、Q100は、以下のとおりである。
SOC:現在のSOC
Qn:現在の電荷量(上記式(5b)で求めた値)
Q0:SOC0%の電荷量(上記式(6b)で求めた値)
Q100:SOC100%の電荷量(上記式(6a)で求めた値)
このように、燃料電池システム側ECU36は、最大充電状態時電荷量(Q100)、最小充電状態時電荷量(Q0)、及び、現在の電荷量(Qn)に基づいて、現在のキャパシタ38の充電状態(SOC)を算出する。最大充電状態時電荷量(Q100)は、初期のキャパシタ38の最大充電状態時の端子電圧(V100s)を内部抵抗(R)の劣化度(α)で補正した値(V100n)と静電容量(C)との積である。最小充電状態時電荷量(Q0)は、初期のキャパシタ38の最小充電状態時の端子電圧(V0s)を内部抵抗(R)の劣化度(α)で補正した値(V0n)と静電容量(C)との積である。現在の電荷量(Qn)は、起動直後の開回路電圧(Voc)と静電容量(C)とキャパシタ38の充放電開始から現在までの電流検出器40による充放電電流の時間積分値(∫Idt)によるものである。
一方、燃料電池システム側ECU36は図4のステップS5においてキャパシタ38が満充電であると、ステップS14の処理及びステップS15の処理を行った後にステップS10に移行する。燃料電池システム側ECU36はステップS14においてキャパシタ38の静電容量前回値を使用するとともにステップS15で内部抵抗前回値を使用する。つまり、満充電のときは内部抵抗も静電容量も測定できないので前回値を使用する。
従来、燃料電池スタックの発電量はキャパシタの充電状態(SOC)で判断しているので、SOCが正確に検出できないと発電量もそれに応じて影響を受ける。特に、キャパシタの静電容量の計測及び低温時の内部抵抗の計測ができないため、劣化または低温時の蓄電装置の正確なSOC把握できない。
本実施形態では、1トリップまたは複数トリップに一度起動時において燃料電池スタック31の定電力発電によるキャパシタ38の充電時にリチウムイオンキャパシタの静電容量及び内部抵抗を都度算出することで、キャパシタ38の劣化後でも適切なSOCを算出することができる。具体的には、上記式(2)による静電容量C及び上記式(3)による内部抵抗Rを都度計測することで、キャパシタの温度によらず、かつ、劣化度は逐次測っていることにより、温度によらず、かつ、劣化度で補正することで静電容量と内部抵抗の劣化度を考慮してSOCを算出することができる。つまり、キャパシタの特性を代表する内部抵抗と静電容量を都度計測することで劣化やセル温度によらず、劣化(静電容量低下・内部抵抗増加)やセル温度(内部抵抗増加)に応じたSOCを適切に推定することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)燃料電池システムの構成として、負荷としての車両負荷41に電気的に接続される燃料電池スタック31と、車両負荷41と並列に燃料電池スタック31に電気的に接続されるキャパシタ38を備える。キャパシタ38の端子電圧を検出する端子電圧検出部としての端子電圧検出器39と、キャパシタ38の充放電電流を検出する電流検出部としての充放電電流検出器40を備える。端子電圧検出器39により検出したキャパシタ38の端子電圧、及び、電流検出器40により検出したキャパシタ38の充放電電流に基づいてキャパシタ38の充電状態を推定する充電状態推定手段としての燃料電池システム側ECU36を備える。静電容量算出部としての燃料電池システム側ECU36は、起動直後における燃料電池スタック31の定電力発電によるキャパシタ38の充電中の電流検出器40による充電電流の時間積分値、及び、充電前後における端子電圧検出器39による端子電圧の差に基づいて、キャパシタ38の静電容量を算出する。内部抵抗算出部としての燃料電池システム側ECU36は、キャパシタ38の充電の終了の際の電流遮断時における端子電圧検出器39による端子電圧の変化量、及び、電流遮断前の電流検出器40による充電電流に基づいて、キャパシタ38の内部抵抗を算出する。キャパシタ充電状態算出部としての燃料電池システム側ECU36は、最大充電状態時電荷量、最小充電状態時電荷量、及び、現在の電荷量に基づいて、現在のキャパシタ38の充電状態を算出する。最大充電状態時電荷量は、初期のキャパシタ38の最大充電状態時の端子電圧を内部抵抗の劣化度で補正した値と静電容量との積である。最小充電状態時電荷量は、初期のキャパシタ38の最小充電状態時の端子電圧を内部抵抗の劣化度で補正した値と静電容量との積である。現在の電荷量は、起動直後の開回路電圧と静電容量とキャパシタ38の充放電開始から現在までの電流検出器40による充放電電流の時間積分値によるものである。よって、キャパシタ38の劣化やキャパシタ温度によらずキャパシタ38の充電状態としてのSOCを適切に推定することができる。
(2)起動直後の開回路電圧は、起動直後に端子電圧検出器39により検出された端子電圧であるので、適切に開回路電圧を得ることができる。
(3)初期のキャパシタ38の最大充電状態時の端子電圧は、最大端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出し、初期のキャパシタ38の最小充電状態時の端子電圧は、最小端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出したので、実用的である。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○上記実施形態ではキャパシタ38には、リチウムイオンキャパシタで代表される内部起電力を保有する蓄電装置を用いたが、これに限定されない。内部起電力を保有しないキャパシタを使用してもよい。電気二重層キャパシタのように内部起電力を保有しないキャパシタを使用した場合、キャパシタ最小電圧=0Vとなってしまうため,上記式(4b)の最小電圧Vminを決定する際は下流の補機等の電圧の下限値を用いるとよい。つまり、キャパシタの取りうる範囲の内のキャパシタの下限電圧がシステムの最低電圧を下回ることがないのでシステム電圧下限値を用いてもよい。
具体的には、燃料電池スタックと電気二重層キャパシタとを搭載したハイブリッド型自動車である燃料電池複合型自動車に適用して、同様にSOC推定するようにしてもよい。
○燃料電池システムは燃料電池フォークリフトに適用したが、フォークリフト以外の産業車両に適用してもよいし、さらに、産業車両以外の車両に適用してもよい。
〇燃料電池システムは燃料電池車両以外にも、地上載置型の燃料電池機器、即ち、定位置発電機に適用してもよい。
〇上記実施形態では、燃料電池スタック31の定電力発電において、キャパシタ38の静電容量を算出したが、キャパシタ38の充電中の電流検出器40による充電電流の時間積分値、及び、充電前後における端子電圧検出器39による端子電圧の差が検出できれば、定電力発電に限定されない。
31…燃料電池スタック、36…燃料電池システム側ECU、38…キャパシタ、39…端子電圧検出器、40…充放電電流検出器、41…車両負荷。

Claims (3)

  1. 負荷に電気的に接続される燃料電池スタックと、
    前記負荷と並列に前記燃料電池スタックに電気的に接続されるキャパシタと、
    前記キャパシタの端子電圧を検出する端子電圧検出部と、
    前記キャパシタの充放電電流を検出する電流検出部と、
    前記端子電圧検出部により検出した前記キャパシタの端子電圧、及び、前記電流検出部により検出した前記キャパシタの充放電電流に基づいて前記キャパシタの充電状態を推定する充電状態推定手段と、
    を備え、
    前記充電状態推定手段は、
    起動直後における前記燃料電池スタックの発電による前記キャパシタの充電中の前記電流検出部による充電電流の時間積分値、及び、充電前後における前記端子電圧検出部による端子電圧の差に基づいて、前記キャパシタの静電容量を算出する静電容量算出部と、
    前記キャパシタの充電の終了の際の電流遮断時における前記端子電圧検出部による端子電圧の変化量、及び、電流遮断前の前記電流検出部による充電電流に基づいて、前記キャパシタの内部抵抗を算出する内部抵抗算出部と、
    初期の前記キャパシタの最大充電状態時の端子電圧を前記内部抵抗算出部で算出した内部抵抗の劣化度で補正した値と前記静電容量算出部で算出した静電容量との積である最大充電状態時電荷量、初期の前記キャパシタの最小充電状態時の端子電圧を前記内部抵抗算出部で算出した内部抵抗の劣化度で補正した値と前記静電容量算出部で算出した静電容量との積である最小充電状態時電荷量、及び、起動直後の開回路電圧と前記静電容量算出部で算出した静電容量と前記キャパシタの充放電開始から現在までの前記電流検出部による充放電電流の時間積分値による現在の電荷量に基づいて、現在の前記キャパシタの充電状態を算出するキャパシタ充電状態算出部と、
    を有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記キャパシタ充電状態算出部における前記起動直後の開回路電圧は、前記起動直後に前記端子電圧検出部により検出された端子電圧であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記キャパシタ充電状態算出部における初期の前記キャパシタの最大充電状態時の端子電圧は、最大端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出し、初期の前記キャパシタの最小充電状態時の端子電圧は、最小端子電圧と、初期の電流・抵抗による電圧降下分とから算出したことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
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