JP7486340B2 - 電気機器収納箱 - Google Patents
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Description
この蝶着構造は、箱体の背面内側に蝶番部材の一方を組み付けると共に、配線覆い板に蝶番部材の他方を組み付けることで、配線覆い板を取り付ける際に蝶番を一体化して開閉を可能とした。
加えて、配線覆い板の着脱は、配線覆い板を開いた状態でなければ蝶着部の分離/連結ができないため、箱体の前方が狭い場所では更に作業が容易ではなかった。
前記配線覆い板は、左右端部のうち少なくとも一方の上下双方に、前記箱体との連結部を構成する軸棒、及び前記軸棒の突出量を調整して前記箱体との連結を解除する操作手段を有すると共に、前記操作手段の操作部が前記配線覆い板の前面に配置されて成り、
前記軸棒は、前記配線覆い板の端部から先端が上下双方から突出するよう縦に配置され、且つ前記配線覆い板に設けられた付勢部材により、突出する方向に付勢されて成る一方、
前記箱体側の前記連結部は、突出した前記軸棒を挿入する係止孔を有する係止部材を有し、前記配線覆い板を上下から挟む位置に設けられて成ると共に、
上下に配置された前記軸棒を操作する前記操作手段は、上下に対峙するように配置されて、互いの距離が15cm以下であり、
前記操作部が操作されると、前記軸棒の前記係止孔への係止が解除されることを特徴とする。
この構成によれば、配線覆い板に設けられた軸棒の係止部材への係止は、配線覆い板の前面に設けられた操作部を操作することで解除できる。よって、配線覆い板を開けることなく箱体から配線覆い板を分離でき、簡易な操作で配線覆い板の着脱ができる。
加えて、上下の操作部が互いに近い位置に配置されているため、片手での連結部の係止解除操作が可能であり、配線覆い板の着脱操作がし易い。
前記配線覆い板は、左右端部のうち少なくとも一方の上下双方に、前記箱体との連結部を構成する軸棒、及び前記軸棒の突出量を調整して前記箱体との連結を解除する操作手段を有すると共に、前記操作手段の操作部が前記配線覆い板の前面に配置されて成り、
前記軸棒は、前記配線覆い板の端部から先端が上下双方から突出するよう縦に配置され、且つ前記配線覆い板に設けられた付勢部材により、突出する方向に付勢されて成る一方、
前記箱体側の前記連結部は、突出した前記軸棒を挿入する係止孔を有する係止部材を有し、前記配線覆い板を上下から挟む位置に設けられて成ると共に、
下部に配置された前記係止部材は、前記配線覆い板の片下がりした端部を迫り上げて、前記軸棒を前記係止孔に案内する案内手段を有し、
前記操作部が操作されると、前記軸棒の前記係止孔への係止が解除されることを特徴とする。
この構成によれば、配線覆い板に設けられた軸棒の係止部材への係止は、配線覆い板の前面に設けられた操作部を操作することで解除できる。よって、配線覆い板を開けることなく箱体から配線覆い板を分離でき、簡易な操作で配線覆い板の着脱ができる。
加えて、配線覆い板に片下がりが発生しても、装着操作の際に片下がりを矯正して軸棒が係止孔に案内されるため、片下がりした配線覆い板であってもスムーズに取り付けできる。
前記操作手段の上下移動に連動して前記軸棒は上下動し、前記係止部材との間で係止/係止解除動作することを特徴とする。
この構成によれば、操作手段を上下移動させる簡易な操作で軸棒と係止部材との係止状態を解除できる。
この構成によれば、連結部が蝶番の作用を成すため、配線覆い板の開閉操作ができる。よって、完全に取り外さなくても電気機器のメンテナンスが可能となり作業がし易い。
この構成によれば、配線覆い板の右開き/左開きを部材を追加変更すること無く実施で
き、利便性が良い。また、配線覆い板の4隅が箱体に連結されるため、堅牢に固定できる。
この構成によれば、配線覆い板に片下がりが発生しても、装着操作の際に片下がりを矯正して軸棒が係止孔に案内されるため、片下がりした配線覆い板であってもスムーズに取り付けできる。
配線覆い板2は、箱体1の内部全体を覆うように配置され、4隅に箱体1との間で連結部3を構成する軸棒4を有し、4隅が箱体1に連結され固定される。尚、開設されている複数の窓2aは、組み付けられた電気機器の操作部を露出させる操作窓である。
図3はA部の拡大図で、(a)は配線覆い板2を箱体1に係止した状態、(b)は係止解除した状態を示している。図3に示すように、軸棒4は配線覆い板2に設けられた上下2つの支持孔2bに縦に支持されて、上下方向に一定量の摺動を可能としている。
そして、軸棒4の先端は配線覆い板2の下端(或いは上端)から突出するように配置されている。またコイルバネ6が外装されて、常時突出する方向に付勢されている。
そして操作手段7は、上下に摺動可能に取り付けられており、図1に示すように配線覆い板2の前面側に指を掛ける凹部を備えた操作部7aを有している。
図5に示すように、上下の操作部7aは、配線覆い板2の中央付近で近い位置(例えば、操作部7a間の距離をL1=8cm)に配置されている。そして、互いに更に近づく方向に摺動させる(距離をL2=6cmにする)ことで、上下の軸棒4の係止部材5への係止が解除される。
このように、上下の操作部7aが互いに近い位置に配置されているため、作業者は片手で上下の連結部3の係止解除操作をすることができ、配線覆い板2の着脱操作をし易くしている。
係止孔5aは奥部に形成され、その手前には係止孔5aへ軸棒4を案内するガイド枠5cが設けられている。更にガイド枠5cの天面には、片下がりした配線覆い板2を迫り上げて矯正するための迫り上げ面Sが形成されている。
図8に示すように、配線覆い板2に片下がりが発生して連結部3の連結操作がし難い状況が発生しても、片下がりした部位が配線覆い板2の閉塞操作により正しい位置まで迫り上げられるため、押し込み操作するだけで片下がりを矯正して閉じることができる。
また固定部5bとガイド枠5cとの間には、前方から横方向に切り欠いたスリット状の溝5fが形成されている。この溝5fは、箱体1の枠1aを挿入係合させて、固定部5bを枠1aの裏側に配置し、ガイド枠5cのみ露出されるよう形成されている。
同時に実施する場合は、左右双方の操作部7aの上下の組を同時に摘まんで、上下の操作手段7を互いに引き寄せる。こうすることで、4カ所の軸棒4の突出量が一斉に小さくなり、この状態で配線覆い板2を押し込み操作すれば、ガイド枠5cの作用で軸棒4が係止部材5の係止孔5aの位置にスムーズに移動する。後は、操作部7aの摘まみ操作を解除すれば、軸棒4が突出方向へ摺動してそれぞれの係止部材5の係止孔5aに入り込み係止される。こうして、配線覆い板2は固定位置に固定される。
配線覆い板2の取り外しは、上下双方の操作部7aを互いに引き寄せれば係止が解除されるため、その後は手前に引き出し操作すれば良い。
また、軸棒4と操作手段7とは連結棒8で連結されるため、簡易な構造で軸棒4を操作できる。そして、操作手段7を上下移動させる簡易な操作で軸棒4と係止部材5との係止状態を解除できる。
更に、上下に配置された1組の連結部3が蝶番の作用を成すため、配線覆い板2の開閉操作ができ、完全に取り外さなくても電気機器のメンテナンスが可能となり作業がし易い。
加えて、配線覆い板2の4隅に、軸棒4と係止部材5とから成る連結部3を備えることで、配線覆い板2の右開き/左開きを部材を追加変更すること無く実施でき、利便性が良い。また、配線覆い板2の4隅が箱体1に連結されるため、堅牢に固定できる。
更に、配線覆い板2に片下がりが発生しても、係止部材5に設けた迫り上げ面Sが、装着操作の際に片下がりを矯正して軸棒4が係止孔5aに案内されるため、配線覆い板2が片下がりしていてもスムーズに取り付けできる。
また、上下近い位置に配置された操作手段7は、操作部7a間の距離を8cmとしているが、15cm以下の距離であれば片手での操作が可能である。
Claims (6)
- 箱体内に組み付けられた電気機器への配線を隠すために、箱体内を覆う配線覆い板を備えた電気機器収納箱であって、
前記配線覆い板は、左右端部のうち少なくとも一方の上下双方に、前記箱体との連結部を構成する軸棒、及び前記軸棒の突出量を調整して前記箱体との連結を解除する操作手段を有すると共に、前記操作手段の操作部が前記配線覆い板の前面に配置されて成り、
前記軸棒は、前記配線覆い板の端部から先端が上下双方から突出するよう縦に配置され、且つ前記配線覆い板に設けられた付勢部材により、突出する方向に付勢されて成る一方、
前記箱体側の前記連結部は、突出した前記軸棒を挿入する係止孔を有する係止部材を有し、前記配線覆い板を上下から挟む位置に設けられて成ると共に、
上下に配置された前記軸棒を操作する前記操作手段は、上下に対峙するように配置されて、互いの距離が15cm以下であり、
前記操作部が操作されると、前記軸棒の前記係止孔への係止が解除されることを特徴とする電気機器収納箱。 - 箱体内に組み付けられた電気機器への配線を隠すために、箱体内を覆う配線覆い板を備えた電気機器収納箱であって、
前記配線覆い板は、左右端部のうち少なくとも一方の上下双方に、前記箱体との連結部を構成する軸棒、及び前記軸棒の突出量を調整して前記箱体との連結を解除する操作手段を有すると共に、前記操作手段の操作部が前記配線覆い板の前面に配置されて成り、
前記軸棒は、前記配線覆い板の端部から先端が上下双方から突出するよう縦に配置され、且つ前記配線覆い板に設けられた付勢部材により、突出する方向に付勢されて成る一方、
前記箱体側の前記連結部は、突出した前記軸棒を挿入する係止孔を有する係止部材を有し、前記配線覆い板を上下から挟む位置に設けられて成ると共に、
下部に配置された前記係止部材は、前記配線覆い板の片下がりした端部を迫り上げて、前記軸棒を前記係止孔に案内する案内手段を有し、
前記操作部が操作されると、前記軸棒の前記係止孔への係止が解除されることを特徴とする電気機器収納箱。 - 前記操作手段は前記軸棒の延長線上に配置されて、前記軸棒とは連結部材を介して連結されて成り、
前記操作手段の上下移動に連動して前記軸棒は上下動し、前記係止部材との間で係止/係止解除動作することを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器収納箱。 - 上下に配置された前記軸棒は同一直線上に配置され、上下の前記連結部は、連結された前記配線覆い板の開閉を可能とする蝶番を構成することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電気機器収納箱。
- 前記連結部及び前記操作手段は、前記配線覆い板の左右双方に設けられており、前記配線覆い板は左右何れにも開閉が可能であることを特徴とする請求項4記載の電気機器収納箱。
- 下部に配置された前記係止部材は、前記配線覆い板の片下がりした端部を迫り上げて、前記軸棒を前記係止孔に案内する案内手段を有することを特徴とする請求項1、3乃至5の何れかに記載の電気機器収納箱。
Priority Applications (1)
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JP2020077661A JP7486340B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 電気機器収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2020077661A JP7486340B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 電気機器収納箱 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
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JP2020077661A Active JP7486340B2 (ja) | 2020-04-24 | 2020-04-24 | 電気機器収納箱 |
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- 2020-04-24 JP JP2020077661A patent/JP7486340B2/ja active Active
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