JP7485875B2 - 乾燥装置 - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 (1)電子メールの送信日:令和1年5月11日,電子メールの送信先:株式会社天乃屋(岩手県奥州市前沢古城字外ヶ沢65-5 岩手工場),(2)電子メールの送信日:令和1年5月14日,電子メールの送信先:株式会社天乃屋(岩手県奥州市前沢古城字外ヶ沢65-5 岩手工場),(3)納品日:令和1年8月31日,販売した場所:株式会社天乃屋(福島県西白河郡矢吹町中畑南55-1 矢吹工場)
本発明は、煎餅などの米菓を製造する際に生地の水分量を調整する乾燥装置の構造に関する。
煎餅などの米菓は、例えば材料シートから所定の形状に型抜きして得た生地を、所定の水分量に調整した後に焼き、その後味付けして製造する。水分を調整する際に、所定の温度の加熱空間を有する乾燥装置を利用する。
従来、乾燥装置は、所定量の生地を入れる複数の収容部と、収容部を保持し回転軸を水平にして回転する回転部と、周囲の空気を加熱する加熱部と、これらを内部の空間に収容する本体部と、を備えている。
収容部は、口を設けた収容本体部と、収容本体部に取り付けられて口を開閉する蓋部と、を備えて、金網や複数の貫通穴を持ったパネルで構成されている。収容本体部に入れた生地が加熱された空気に所定時間曝される。
乾燥装置では、回転体に保持された複数の収容部それぞれにおいて乾燥前の生地を入れる共通の搬入位置が決められている。搬入位置として、側面で高い位置に設けられた入口の近くが選定されており、空の収容部を高い位置に保持して蓋を開けた状態で乾燥前の生地が入れられ、投入後に蓋を閉めて回転体と共に回って乾燥の処理が施される。
また、乾燥装置では、乾燥した生地を装置外へ排出するための位置も決められている。搬出位置として、所定の水分量に調整した生地を入れた収容部を低い位置、例えば蓋部が最下部に位置した状態で蓋を開けて、生地を収容部の外へ出す。収容部から出た乾燥生地はシュートを下ってコンベアベルトに移り、このような排出機構によって装置外へ搬送される。排出機構を備えた乾燥装置が特許文献1に開示されている。
特許第3883520号公報
特許文献1の乾燥装置では、本体部が回転体の下に配置される構成部材として、乾燥した生地を装置外へ移す搬送機構が設けられて、縦の寸法が大きく設定されている。乾燥装置を設置する場所などを考慮すると、本体部が高くなることを抑えて装置を構成することが望ましい場合がある。
本発明は、小型に構成することができる乾燥装置を提供することを目的とする。
本発明は、米菓製造用の生地を所望の水分量に乾燥する乾燥装置である。この乾燥装置は、底面部とこの底面部の周縁から立ち上がる側面部と上記底面部の上方に設けられる天面部とを備えた本体部と、上記本体部の中で上記底面部から立ち上がるように設けられた支持部と、回転の中心として設けられていて上記支持部によって水平に延びた軸部と上記軸部の一方の端部側と他方の端部側とに設けられていて上記軸部から張り出すフランジ部とを備えた回転部と、二つの上記フランジ部の間で上記軸部のまわりに離れて設けられており、通気性を有して上記生地を入れる複数の生地収容部と、上記本体部の中に設けられた加熱部と、上記回転部を回転する駆動部と、上記軸部よりも高い位置で上記側面部に設けられていて上記生地を上記本体部の外から上記本体部の中へ入れる入口装置と、上記軸部よりも低い位置で上記側面部に設けられていて上記生地を上記本体部の中から上記本体部の外へ出す出口装置と、を備えている。上記乾燥装置は、複数の上記生地収容部の蓋部をそれぞれ個別に開閉するように上記回転部に取り付けられた複数のエアシリンダーと、上記本体部の上記側面部に設けられたジョイント収容部と、上記ジョイント収容部の中に設けられていて外部装置側の第1チューブを上記エアシリンダー側の第2チューブにつなぐロータリージョイントと、をさらに備えている。上記ジョイント収容部は、上記本体部の上記側面部から上記本体部の中へ張り出した仕切部と、上記仕切部の口を閉じる外蓋部と、を備えている。上記ロータリージョイントは、上記ジョイント収容部の中のブラケットに取り付けられ上記第1チューブにつながる固定側と、上記仕切部の穴を通って上記ジョイント収容部の中に入った上記軸部の上記一方の端部に取り付けられ上記第2チューブにつながる回転側と、を備えている。
本発明の乾燥装置は、好ましくは、上記本体部の上記側面部を貫通する穴に設けられ、ダクトを介して上記ジョイント収容部に給気する送風装置を備えている。
本発明の乾燥装置は、好ましくは、上記エアシリンダーが上記一方のフランジ部の外側と上記他方のフランジ部の外側とに設けられており、上記軸部は、円筒状に形成され、さらに外周面に内側から外側に通じる上記第2チューブ用の軸貫通穴を上記一方のフランジ部の内側に寄せて設けていると共に上記他方のフランジ部に寄せて設けており、上記一方のフランジ部と上記他方のフランジ部とが内側から外側へ通じる上記第2チューブ用のフランジ貫通穴を設けており、上記第2チューブは、上記軸部の中で分岐して、上記軸貫通穴と上記フランジ貫通穴とを通って上記エアシリンダーまで延びている。
本発明の乾燥装置は、好ましくは、上記本体部の上記側面部にギヤ収容部を備えている。上記ギヤ収容部は、上記本体部の上記側面部から上記本体部の中へ張り出した他の仕切部と、この他の仕切部の口を閉じる他の外蓋部と、を備えている。上記駆動部は、上記本体部の上記天面部の上に設けた原動機部と、上記原動機部から上記ギヤ収容部の中まで延びていて、上記ウォームギヤのウォームを構成するシャフトと、上記ギヤ収容部の上記他の仕切部の穴を通って上記ギヤ収容部の中に入った上記軸部の上記他方の端部に設けられた上記ウォームギヤのウォームホイールと、を備えている。
本発明の乾燥装置は、好ましくは、上記本体部の上記天面部の上に設けた循環用送風装置と、上記本体部の中から上記循環用送風装置まで延びた上流ダクトと、上記循環用送風装置から上記本体部の中まで延びた下流ダクトと、を備えている。上記支持部は、対向するように設けられていて上記軸部の上記一方の端部と上記他方の端部とを支える二つの起立部を備えている。上記回転部は一部を二つの上記起立部の間に入れられている。上記加熱部は、上記回転部の下方で更に二つの上記起立部の間に設けられた下方加熱部を備えている。上記上流ダクトは上記回転部の上に排気口を設けている。上記下流ダクトは上記循環用送風装置から上記下方加熱部の横まで延び、さらに上記本体部の中に戻る空気が上記下方加熱部に当たるように送出する送出口を設けている。
本発明によれば、高くなることを抑えて装置を構成することができる。
(a)は本発明の実施形態の乾燥装置を示す正面図であり、(b)は本発明の実施形態の乾燥装置を示す右側面図である。 図1(a)のS1-S1線に沿った乾燥装置の断面図である。 図1(b)のS2-S2線に沿った乾燥装置の断面図である。 (a)は本発明の実施形態の乾燥装置の回転部を示す正面図であり、(b)は本発明の実施形態の乾燥装置の回転部を示す右側面図である。 (a)は図3のS3-S3線に沿った乾燥装置の部分断面図であり、(b)はギヤ収容部の分解斜視図である。 (a)は図1(a)の乾燥装置の回転部を示す部分斜視図であり、(b)は図1(a)の乾燥装置の回転部を示す部分右側面図である。 (a)は本発明の実施形態の生地収容部の左側面図であり、(b)は(a)の生地収容部の正面図であり、(c)は(a)の生地収容部が口を開けた状態の左側面図であり、(d)は(a)の生地収容部が口を開けた状態の正面図である。 (a)は図3のS4-S4線に沿った乾燥装置の部分断面図であり、(b)は図3のS4″-S4″線に沿った乾燥装置の部分断面図である。 (a)と(b)は図3のS5-S5線に沿った入口装置周辺の断面図であり、(c)は(a)の入口シュート部の平面図である。 (a)と(b)は図3のS5-S5線に沿った出口装置周辺の断面図である。 は図1(a)のS6-S6線に沿ったサンプル取出部周辺の断面図である。
図1は本発明の実施形態の乾燥装置1を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。乾燥装置1は、中に空間を有する本体部10を備えており、本体部10の外から本体部10の中へ煎餅などの米菓の生地を入れて、生地を加熱された空気の中に保持し、所定の水分量に乾燥させた後に生地を外へ出すように構成されている。
図2は図1(a)のS1-S1線に沿った乾燥装置1の断面図であり、図3は図1(b)のS2-S2線に沿った乾燥装置1の断面図である。乾燥装置1は、本体部10の中に、支持部20と、支持部20に回転自在に支えられる回転部30と、回転部30を駆動する駆動部40と、回転部30に取り付けられていて生地を入れる複数の生地収容部50と、生地収容部50の蓋を開閉する蓋開閉部60と、周囲の空気を加熱する加熱部と、を備えている。なお、図3では支持部20を一点鎖線で表し、生地収容部50と蓋開閉部60とを省いて表している。
(本体部10)
本体部10は、底面部11と、底面部11の周縁から立ち上がる側面部12と、底面部11の上方に設けられる天面部13と、を備えていて、生地を収容して加熱するための空間を内部に構成している。例えば、本体部10は、骨格部材に断熱性のパネル材などを取り付けて構成されている。図示例では、底面部11と天面部13とは周縁の形を矩形型に形成されていて、これらの縁をつなぐように第1側面部121,第2側面部122,第3側面部123及び第4側面部124を設けて、本体部10が概略六面体型に構成されている。なお、底面部11と天面部13の形や本体部10の全体の形は図示例に限るものではない。
(支持部20)
支持部20は、空間の底から立ち上がっていて、回転部30を回転自在に支えている。
(回転部30)
図4は乾燥装置1の回転部30を示しており、(a)は正面図であり、(b)は右側面図である。回転部30は、回転の中心として設けられていて棒状に形成された軸部31と、軸部31の一端側と他端側とにそれぞれ設けられていて軸部31から張り出すフランジ部32A,32Bと、を備えて、鉄で構成されている。軸部31は、一端側と他端側とにフランジ部32A,32Bより外側へ延びた端部31A,31Bを備えている。軸部31は、両側の端部31A,31Bがそれらの間の大径部31Cより小径に形成されていて、両側の端部31A,31Bがそれぞれベアリングなどを介して支持部20に支えられて、軸部31が水平に保持されている。つまり、乾燥装置1では、軸部31が棒状に延びる軸方向が水平に設定されている。
なお、図4では支持部20を一点鎖線で表しており、支持部20は、軸部31の一端側と他端側とをそれぞれを支えるよう底から立ち上がる二つの起立部21A,21Bと、起立部21A,21Bそれぞれの上に設けられた軸受部22A、22Bと、対向している一方の起立部21Aと他方の起立部21Bとをつなぐ連結部23と、を備えて、鉄で構成されている。支持部20では、回転部30が一方の起立部21Aと他方の起立部21Bとの間に一部、つまり軸部31より低い位置に配置される部分を入れた状態で回転自在に支えられている。例えば、回転部30の両側に設けられる起立部21A,21Bは、それぞれ軸方向と直交する方向へ延びる部材、つまり鉛直方向へ延びた縦部材211と直線状に水平に延びた横部材212とを組み合わせて構成されている。
フランジ部32A,32Bは、円板状に形成されていて、軸部31のまわり全体から突き出るように設けられている。軸方向から見ると、最外の縁が形成する輪郭は軸部31と同心円を形成している。
(駆動部)
図4(a)では、軸部31の他端側が駆動部40につながっている構成を示している。駆動部40は、モーターなどの原動機部41と、原動機部41で生じる動力を伝えるギヤやチェーンなどの動力伝達部42とを備えている。
図5(a)は図3のS3-S3線に沿った乾燥装置1の断面図であり、駆動部40のまわりを表している。図示例では、軸部31の他端側にウォームギヤ421を設けていて、ウォームギヤ421はギヤ収容部14の中に設けられている。図5(b)はギヤ収容部14を示す分解斜視図であり、ギヤ収容部14は、第2側面部122から本体部10の中へ張り出して、本体部10の中で生地を収容する空間とギヤを収容する空間とを区切る仕切部141と、第2側面部122で開いた仕切部141の口を閉じる外蓋部142と、を備えている。ウォームギヤ421は、仕切部141の穴141Aから中に入った軸部31の他方の端部31Bに設けられている。回転部30側のウォームギヤ421と直交軸型の原動機部41が、シャフト422を介してつながっている。シャフト422は、仕切部141に設けた穴141Bと天面部13に設けた穴131を通って鉛直方向へ延びていて、本体部10の中では、生地を収容する空間内の空気に曝されているが、二点鎖線で示す筒状のカバー部143を設けて仕切られた別の空間にシャフト422を設けてもよい。なお、図5(a)では、ウォームギヤ421を構成するウォームホイール421Aとウォーム421Bとを細部を省いて一点鎖線で表している。
駆動部40によって回転部30が回転して、生地収容部50が回転部30と共に動き、また本体部10の中で回転の中心に対する回転位置を変える。生地の入出の際には、生地収容部50が所望の回転位置に移動する。
回転部30では、複数の生地収容部50が二つのフランジ部32A,32Bの間に設けられている。複数の生地収容部50は軸部31のまわりで、例えば一定の角度の間隔で配置されている。図示例では、8つの生地収容部50が回転部30に取り付けられており、生地収容部50それぞれを区別するように符号No.1からNo.8を図2(a)に加えている。
図6(a)は一方のフランジ部32Aでの一つの生地収容部50の取付を説明するための斜視図である。フランジ部32Aは、反対側のフランジ部32Bと対向する面に、生地収容部50を取り付けるためのブラケットを設けている。フランジ部32Aは一つの生地収容部50を取り付けるために第1ブラケット33Aと第2ブラケット34Aとを設けている。第1ブラケット33Aは、円形のフランジ部32Aの内側の面で軸部31から径方向へ延びる第1仮想線L1に沿って設けられ、第2ブラケット34Aは、軸部31から径方向へ延びる第2仮想線L2に沿って設けられている。第2仮想線L2は第1仮想線L1から軸部31まわりに所定の回転角度離れている。フランジ部32Aは、第1ブラケット33Aと第2ブラケット34Aとの間に、回転部30の軸方向へ貫通する開口部321を設けている。他方のフランジ部32Bも、同様に第1ブラケット33Bと第2ブラケット34Bとを設けている。例えば、第1ブラケット33A,33Bと第2ブラケット34A,34Bとは、フランジ面に当たる固定部と固定部の縁から立ち上がり生地収容部50を取り付ける取付部と、から構成されていて全体に亘って断面がL字型に形成されていてネジ通し用の長穴が取付部に長い縁に沿って複数設けられたアングルを用いることができ、長い縁を第1仮想線L1と第2仮想線L2に沿わせる。
回転部30では、一つの生地収容部50を回転部30に取り付けるために、二つのフランジ部32A,32Bが、それらの内側で相対する位置に第1ブラケット33A,33Bを設けていると共に、同様に相対する位置に第2ブラケット34A,34Bを設けている。
(生地収容部50)
図7(a)は生地収容部50を示す左側面図であり、(b)が正面図である。生地収容部50は、生地の出し入れに用いる口部515を持った収容本体部51と、口部515を閉じる蓋部52と、を備えて、ステンレス鋼で構成されている。収容本体部51は、複数のプレート51Aを溶接して箱型に形成されて所定量の生地を入れることができると共に、通気性を有するように金網51Bがプレート51Aに設けた穴に張られている。蓋部52もプレート52Aの穴にパンチングメタル52Bを張って通気性を有する。また、蓋部52は、生地を取り出すための取出口部521と、ヒンジでプレート52Aに設けられると共に錠で閉状態に保持される扉部522とを備えている。
生地収容部50は、ボルト締結あるいは溶接などの固定手段によって第1ブラケット33A,33Bや第2ブラケット34A,34Bに取り付けられる。図6(a)では生地収容部50を一点鎖線で表している。収容本体部51は、二つの取付面対向部510A,510Bと、第1架設面部511と第2架設面部512と軸対向部513と側面対向部514とを備えている。
二つの取付面対向部510A,510Bはそれぞれフランジ部32A,32Bに近接して設けられる。図6(a)では、ハッチングを付して取付面対向部510A,510Bを表しており、一方の取付面対向部510Aは、第1ブラケット33Aと第2ブラケット34Aとの間に設けられるように構成されている。取付面対向部510Aの周縁は、五角形型に形成されており、生地収容部50がフランジ部32Aに取り付けられた状態で、第1仮想線L1に沿って延びる第1縁部E1と、第2仮想線L2に沿って延びる第2縁部E2と、第1縁部E1と第2縁部E2とが近寄るそれぞれの一方の端をつなぐ第3縁部E3と、第1縁部E1の他方の端から第2縁部E2の他方の端側へ延びる第4縁部E4と、第2縁部E2の他方の端から第4縁部E4の端へ延びる第5縁部E5と、を含んでいる。
図6(a)に示すように、第1縁部E1と第2縁部E2とはそれらの間隔が広がるように形成されていて、第1ブラケット33Aと第2ブラケット34Bによって収容本体部51をフランジ部32Aに取り付けた際に、両者の間隔が狭い端側が軸部31寄りに保持され、両者の間隔が広い端側がフランジ部32Aの縁側に保持される。他方の取付面対向部510Bは、一方の取付面対向部510Aと対称に形成されている。
第1架設面部511と第2架設面部512と軸対向部513と側面対向部514とは、対向して設けられる二つの取付面対向部510A,510Bの縁を、一部を除いて結ぶように設けられている。図6(b)は一つの生地収容部50を一方のフランジ部32Aに取り付けた状態を示す図であり、取付面対向部510A,510Bを省略して、本体収容部51を表している。本体収容部51は、二つのフランジ部32A,32Bに架け渡すように4つの架設面部を備えている。実施形態の説明では、これらの内、上記の第1仮想線L1に沿うものを第1架設面部511と呼び、上記の第2仮想線L2に沿うものを第2架設面部512と呼び、その他で軸部31に対向するものを軸対向部513,側面部12の内側の面に対向するものを側面対向部514と呼んでいる。なお、第1架設面部511では、軸方向と直交する面での断面が第1仮想線L1に沿うように形成されており、第2架設面部512では軸方向と直交する面での断面が第2仮想線L2に沿うように形成されている。
第1架設面部511は二つの取付面対向部510A,510Bの第1縁部E1をつなぐように二つのフランジ部32A,32Bに架設されており、第2架設面部512は二つの取付面対向部510A,510Bの第2縁部E2をつなぐように二つのフランジ部32A,32Bに架設されている。第1架設面部511と第2架設面部512とは、一方の縁部511A,512Aを軸部31側に設けると共に他方の縁部511B,512Bをフランジ部32A,32Bの縁側に設けて、軸部31側からフランジ部32A,32Bの縁を越えた位置までそれぞれ広がっている。さらに第1架設面部511と第2架設面部512との間隔は、他方の縁部511B,512B側(WB)が一方の縁部511A,512A側(WA)と比べて広くなっている。
軸対向部513は、二つの取付面対向部510A,510Bの第3縁部E3と、第1架設面部511と第2架設面部512のそれぞれの軸部31側の一方の縁部511A,512Aとの間で広がっている。側面対向部514は、二つの取付面対向部510A,510Bの第5縁部E5と、第2架設面部512の他方の縁部512Aとの間で広がっている。なお、二つの取付面対向部510A,510Bの第4縁部E4は、面でつながらず、第1架設面部511の他方の縁部511Bと側面対向部514の縁部と共に、開いた口を構成する。図7の(c)と(d)は口を開けた状態の生地収容部50を示す左側面図と正面図であり、口部515が一方の取付面対向部510Aの縁部から他方の取付面対向部510Bの縁部に亘って(幅W1)、横長の矩形型に開いている。生地収容部50を回転部30に取り付けた状態で、収容本体部51の一部が図6(a)に示すようにフランジ部32A,32Bから張り出していて、口部515は張り出した一部に設けられている。
(蓋部52)
蓋部52は、板状で口部515より大きく形成されている。口部515を閉じた状態で一部が突出縁部523としてフランジ部32A,32B側へ張り出している。蓋部52は蓋開閉用の軸53を介して収容本体部51とつながっている。生地収容部50では蓋開閉用の軸53が口部515から第2架設面部512の他方の縁部へずれた位置に設けられており、この軸53は回転部30の軸方向と平行に延びている。
(蓋開閉部60)
蓋開閉部60が回転部30のフランジ部32A,32Bにそれぞれ設けられていて生地収容部50の蓋部52を開閉する。図4(b)では、フランジ部32Bに一つの蓋開閉部60を取り付けた状態を示しており、図示を省略するフランジ部32A側の蓋開閉部60と共働して、蓋の開閉を行う。両側の蓋開閉部60は、それぞれ、フランジ部32A,32Bに取り付けられる開閉本体部61と、開閉本体部61から離れた先端部を設けていて先端部が開閉本体部61に対して変位する可動部62と、を備えている。第3ブラケット35A,35Bが開閉本体部61を取り付けるためにフランジ部32A,32Bの外側の面にそれぞれ設けられている。開閉本体部61は、回転部30の軸方向と平行に設けられた軸61Aを介して第3ブラケット35A,35Bに取り付けられる。可動部62の先端部と蓋部52の突出縁部523とは、回転部30の軸方向と平行に設けられた軸62Aを介してつながっていて、先端部に対して蓋部52の傾きを変えることができる。
例えば、第3ブラケット35A,35Bは、フランジ面に当たる固定部と固定部の縁から立ち上がる起立部と、起立部の縁から折れ曲がるように延びて固定部の上方に配置され開閉本体部61を取り付けるための穴を設けた取付部とから構成されていて全体に亘って断面がコ字型に形成されたものを利用することができ、長いものであれば長縁を第1仮想線L1に沿わせる。図示例では蓋開閉部60としてエアシリンダーを用いていて、エアシリンダーがフランジ部32A,32Bの外側の面に設けられている。棒状のシリンダー本体が、一端側をフランジ部32A,32Bに軸支されていて、シリンダー本体から延びるロッドの端部が蓋部52の突出縁部523に軸支されている。
エアシリンダーがシリンダー本体内へ空気を入れると共に外へ排出するためのポートを二つ設けていて、これらにつながるチューブ63,64(第2チューブ)が回転部30に設けられている。回転部30の軸部31は円筒状に形成されていて、図4(a)に示すように内側から外側へ通じるチューブ用の軸貫通穴311を複数、軸部31の一端側と他端側とで、フランジ部32A,32Bで生地収容部50を設置する内側の面に寄せて設けている。フランジ部32A,32Bは、図4(b)に示すように生地収容部50を設置するフランジ部32A,32Bの内側から外側へ通じるチューブ用のフランジ貫通穴322を複数備えている。チューブ用のフランジ貫通穴322は、フランジ部32A,32Bで軸部31寄りに設けられている。チューブ63,64が軸部31の中から軸貫通穴311とフランジ貫通穴322とを経てシリンダー本体まで延びている。
シリンダー本体に対する空気の送排出を行う装置が本体部10の外に設けられている。乾燥装置1は複数の生地収容部50をそれぞれ個別に蓋を開閉するように複数の蓋開閉部60を設けており、各蓋開閉部60用の回転部30側のチューブ63,64と、外部装置側のチューブ65(第1チューブ)とが、図4(a)に示すように軸部31の一方の端部31Aに設けたロータリージョイント66を介してつながっている。図8の(a)は図3のS4-S4線に沿った乾燥装置1の断面図であり、(b)は図3のS4″-S4″線に沿った乾燥装置1の断面図である。ロータリージョイント66は、ジョイント収容部16の中に設けられている。ジョイント収容部16は、第4側面部124から本体部10の中へ張り出して、本体部10の中で生地を収容する空間とロータリージョイント66を収容する空間とを区切る仕切部161と、第4側面部124で開いた仕切部161の口を閉じる外蓋部162と、を備えている。ジョイント収容部16の中では、ロータリージョイント66の固定側66Aがブラケット163に取り付けられ、回転側66Bが仕切部161の穴161Aを通って中に入った軸部31の一方の端部31Aに取り付けられている。図8(b)ではNo.1の生地収容部50用に設けられた蓋開閉部60へのチューブ63,64,65の配策例を示している。蓋開用のチューブ63が蓋開閉部60からロータリージョイント66の回転側66Bのポートまで延び、本体部10の外から固定側66Aのポートへ延びたチューブ651とつながっている。蓋閉用のチューブ64が蓋開閉部60からロータリージョイント66の回転側66Bのポートまで延び、本体部10の外から固定側66Aのポートへ延びたチューブ652とつながっている。ロータリージョイント66を境に耐熱温度が異なるチューブを使用し、例えばジョイント収容部16側のチューブ651,652としてポリウレタン製のチューブを使用し、回転部30側のチューブ63,64として耐熱温度120度のナイロンチューブを使用する。回転部30側では、チューブ63,64が軸部31の中で分岐して、一方のフランジ部32A側の蓋開閉部60へ延びると共に他方のフランジ部32B側の蓋開閉部60へ延びている。さらに送風装置164が第3側面部123を貫通する穴に設けられていて、ダクト164を介してジョイント収容部16につながっている。装置外の空気が送風装置164によってジョイント収容部16へ給気される。
(加熱部)
乾燥装置1は、加熱部として、図2と図3とに示すように、回転部30の下方に設けられる下方加熱部71と回転部30の横に設けられる二つの横加熱部72A,72Bとを備えている。下方加熱部71は、フランジ部32A,32Bの間に設けられる複数の生地収容部50の内、回転部30の軸部31より低い位置に配置される複数の生地収容部50と対向するように、例えば支持部20の一方の起立部21Aと他方の起立部21Bとの間に設けられていてクリアランスを介して底に寄せて設けられている。
二つの横加熱部72A,72Bが対向するように設けられていて、回転部30が二つの横加熱部72A,72Bの間に配置されている。横加熱部72A,72Bそれぞれは軸部31より低い位置で、回転部30のフランジ部32A,32Bの外側の面と対向するよう、支持部20の一方の起立部21Aと他方の起立部21Bの外側に設けられている。二つの横加熱部72A,72Bは、クリアランスを介して本体部10の側面部12に寄せて設けられている。なお、横加熱部72A,72Bは平面視した場合に位置が回転部30や生地収容部50と重ならないようずらして設けられている。
下方加熱部71と横加熱部72A,72Bとして、例えばエロフィンヒーターを用いることができ、本体部10の外に設けられたボイラーとの間を配管でつないで蒸気を循環させながら、ボイラーからの蒸気と周囲の空気との間で熱交換を行う。下方加熱部71と横加熱部72A,72Bとは、蒸気を通す筒状の熱交換部711,721を複数備えていて、各熱交換部711,721は外周面が回転部30を臨むように水平に倒した姿勢で用いられている。例えば、各熱交換部711,721は回転部30の軸方向と直交する方向へ長く延びていて、下方加熱部71では複数の熱交換部711が軸方向に沿って横に並んでいて、横加熱部72A,72Bでは複数の熱交換部721が軸方向と直交する高さの方向に沿って上下に並んでいる。
(欠片受部75)
乾燥装置1は、図2(a)に示すように、生地収容部50から落ちる生地の欠片を受けるように回転部30及び生地収容部50の下方に欠片受部75を備えている。欠片受部75は、平板状に形成されていて、支持部20や下方加熱部71に取り付けられて、下方加熱部71を覆う。図示例では、欠片受部75は、ブラケットを介して下方加熱部71の上に取り付けられていて、斜面を成すように傾いた状態に保持されている。欠片受部75には、複数の貫通孔が設けられており、この貫通孔は例えば収容本体部51を構成する金網の目などの通気用の孔より小さく形成されている。
(送風装置77)
乾燥装置1は、送風装置77(循環用送風装置)を設けていて、空間の天井側から空気を本体部10の外へ出し、外に出た空気を空間の底側から再び本体部10の中へ戻して、空気の循環を行う。図示例では、送風装置77が本体部10の天面部13上に設けられていて、上流ダクト771が回転部30の上方に排気口771Aを設けて天面部13で開いた穴を経て送風装置77まで延びており、下流ダクト772が送風装置77から下方加熱部71の横まで延びている。本体部10の中に戻る空気は、下流ダクト772の送出口から下方加熱部71に当たるように、送出される。なお、図2と図3では、下流ダクト772を破線で表している。
(入口装置80と出口装置90)
乾燥装置1は、乾燥前の生地を本体部10の外から本体部10の中へ入れる入口装置80と、乾燥後の生地を本体部10の中から本体部10の外へ出す出口装置90とを、備えている。入口装置80と出口装置90とは、本体部10の一側面部で、上下に並ぶように設けられている。ここで、一側面部とは、本体部10の第1側面部121から第4側面部124の内、内面が軸部31の外周面と対向するものであり、敷衍して言えば、内面から垂直に立ち上がる仮想の法線を想定した場合、これが回転部30の軸方向と直交するように形成されたものである。なお、実施例では、搬入位置P1と搬出位置P2との関係で、入口装置80と出口装置90とが、回転部30の横で立ち上がる第3側面部123に設けられている。第3側面部123では、入口装置80が軸部31よりも高い位置に設けられ、出口装置90が軸部31よりも低い位置に設けられている。
(入口装置80)
図9の(a)と(b)は図3のS5-S5線に沿った入口装置80周辺の断面図である。入口装置80は、本体部10の外から本体部10の中へ通じる入口部81と、本体部10の外から本体部10の中へ向けて乾燥前の生地の移動を案内する入口シュート部82と、入口シュート部82を動かして入口部81を開閉する入口開閉部83と、を備えている。
(出口装置90)
図10の(a)と(b)は図3のS5-S5線に沿った出口装置90周辺の断面図である。出口装置90は、本体部10の中から本体部10の外へ通じる出口部91と、本体部10の中から本体部10の外へ向けて乾燥後の生地の移動を案内する出口シュート部92と、出口シュート部92を動かして出口部91を開閉する出口開閉部93と、を備えている。
入口シュート部82と出口シュート部92とは、平たく形成されていて生地を滑らせる滑面部821,921と、滑面部821,921での生地の移動方向に沿った縁それぞれから立ち上がる起立縁部822,922と、を備えている。滑面部821,921が本体部10の内面と軸821A,921Aを介してつながっていて、入口シュート部82と出口シュート部92とは軸821A,921Aまわりに動いて、滑面部821,921の傾きを変えることができる。また、入口シュート部82は図9(c)に示すように、滑面部821から立ち上がっていると共に生地の受け入れ側から生地を出す側へ延びた複数の拡散板823を備えている。図示例では4枚設けており、一方の起立縁部822側に設けた拡散板823Aは一方の起立縁部822との間隔が生地の受け入れ側から生地を出す側へ狭くなるように設定されている。拡散板823Bは拡散板823Aの横で、拡散板823Aと平行に設けられている。他の二枚の拡散板823C,Dは平行に設けられていて、最も外側のものは他方の起立縁部822Dとの間隔が生地の受け入れ側から生地を出す側へ狭くなるように設定されている。なお、軸821A,921Aは、それぞれ回転部30の軸方向と平行に設けられている。
入口装置80と出口装置90は、生地の入出を行わない場合には滑面部821,921を起こして入口部81や出口部91を入口シュート部82と出口シュート部92で閉じ、生地の入出を行う場合には入口部81や出口部91を閉じている入口シュート部82と出口シュート部92とを動かして、滑面部821,921を所望の傾きに変えて入口部81や出口部91を開ける。
入口装置80は、乾燥前の生地を本体部10の中へ入れる際に、入口シュート部82の滑面部821が、図9(b)に示すように、本体部10の外に突き出てコンベアベルト150から生地を受け入れる端側を、本体部10の中に突き出て生地収容部50へ生地を送り出す端側より高くして、本体部10の外から本体部10の中へ下る斜面を成すよう傾けて使用する。なお、図3に示す入口シュート部82の横の寸法W2、つまり起立縁部822の間隔が図7(d)に示す生地収容部50の口部515の横の寸法W1より小さく設定されていて、後述するように生地を送り出す側の一部が生地収容部50の口部515より中に入ることができるように構成されている。
出口装置90は、乾燥後の生地を本体部10の外へ出す際に、出口シュート部92の滑面部921が、図10(b)に示すように、本体部10の中に突き出て生地収容部50から生地を受け入れる端側を、本体部10の外に突き出て他の搬送手段へ生地を送り出す端側より高くして、本体部10の中から本体部10の外へ下る斜面を成すよう傾けて使用する。なお、図3に示す出口シュート部92の横の寸法W3、つまり起立縁部922の間隔が図7(d)に示す生地収容部50の横の寸法W1より大きく幅広に設定されている。
入口開閉部83と出口開閉部93とは、入口シュート部82と出口シュート部92の起立縁部822,922につながっていて、入口シュート部82と出口シュート部92とを軸821A,921Aまわりに動かして、入口部81と出口部91とを開閉する。入口開閉部83と出口開閉部93とは、上記の蓋開閉部60と同様に、本体部10に取り付けられる開閉本体部831,931と、開閉本体部831,931から離れた先端部を設けていて先端部が開閉本体部831,931に対して変位する可動部832,932と、を備えている。開閉本体部831,931は、回転部30の軸方向と平行に設けられた軸831A,931Aを介してブラケット85A,85Bに取り付けられる。可動部832,932の先端部と、入口シュート部82や出口シュート部92の起立縁部822,922とは、回転部30の軸方向と平行に設けられた軸832A,932Aを介してつながっていて、先端部に対して入口シュート部82や出口シュート部92の傾きを変えることができる。
入口開閉部83と出口開閉部93として例えばエアシリンダーを用いることができ、開閉本体部831,931としてのシリンダー本体がブラケットを介して端を本体部10に軸支されていて、可動部832,932としてシリンダー本体から延びるロッドが先端部を入口シュート部82と出口シュート部92の起立縁部822,922に軸支されている。入口シュート部82では滑面部821の上方に開閉本体部831が設けられており、出口シュート部92では滑面部921の下方に開閉本体部931が設けられており、それぞれ開閉本体部831,931から起立縁部822,922までのびるロッドの長さを変えて、滑面部821,921を軸まわりに動かしている。
(生地サンプルの取り出し)
乾燥装置1の本体部10は、外から生地収容部50に入れられた生地を取り出すためのサンプル取出部15を備えている。図11は図1(a)のS6-S6線に沿ったサンプル取出部周辺の断面図である。サンプル取出部15は、回転部30の横で立ち上がった対向側面部として、入口開閉部83と出口開閉部93を設けた第3側面部123と対向する第1側面部121に、設けられている。サンプル取出部15は、本体部10の外から本体部10の中へ通じるよう第1側面部121に設けられる取出口部151と、取出口部151を開閉するようにヒンジを介して第1側面部121に設けられた扉部152と、を備えている。実施例では、取出口部151が回転部30の軸部31と同じ高さに設けられている。管理者が腕を取出口部151に入れて、生地収容部50から乾燥中の生地を取り出すことができる。
(制御部)
乾燥装置1は、管理者が操作する制御部100を本体部10の第1側面部121に設けている。制御部100は、駆動部40、蓋開閉部60、下方加熱部71、横加熱部72、入口装置80、出口装置90などへの制御を行う。また、制御部100は、管理者が操作する入力装置と乾燥処理の情報を示す表示装置とを備えていて、例えば管理者がタッチパネルを操作することで、乾燥処理の開始と終了、回転部30の回転や停止、入口装置80の入口部81の開閉、出口装置90の出口部91の開閉、生地収容部50の蓋部52の開閉などを行うことができる。
制御部100は、図2に示すNo.1の生地収容部50へ乾燥前の生地を入れる場合には、No.1の生地収容部50を図9(a)に示すように搬入位置P1に移動させて、入口装置80に寄せる。搬入位置P1では、生地収容部50は、第1架設面部511で生地を載せる面が上を向き、また口部515より高い位置に側面対向部514が配置される。また、第1架設面部511では、口部515側の他方の縁部511Bが軸部31側の一方の縁部511Aより高い位置に保持されて、軸部31側へ向けて下るように傾いている。換言すると、搬入位置P1で、第1架設面部511は入口部81へ向けて上るように延びている。また、搬入位置P1では、第1架設面部511を軸方向と直交する面で切った場合に、切断箇所での第1架設面部511と図9(a)に破線で示す水平の線との角度がθ1、例えば35度に設定されている。
搬入位置P1では、蓋部52の開き状態を検出する検出部86を備えている。検出器86として、例えばリミットスイッチを用いることができ、スイッチ本体861を天井部13上に配置し、スイッチ本体861のアクチュエータを動かすロッド862を本体部10の天井部13に設けた穴132から本体部10の中に入れて、このロッド862の先端側を蓋部52の移動軌跡上に配置している。ロッド862は、スイッチ本体861に軸861Aを介して取り付けられていて、この軸861Aが回転部30の軸方向と平行に設けられており、さらにばねによって非接触の当初の位置に戻るようにバイアスが付与されている。ロッド862の周辺には蓋の移動を抑えるストッパー88が設けられている。例えば、制御部100は、検出部86で蓋部52の開き状態が検出されると入口装置80の入口開閉部83を制御して入口シュート部82を動かし入口部81を開け、これとは逆に検出部86で蓋部52の開き状態が検出されないと入口部81を閉じる。
制御部100は、図2に示すNo.1の生地収容部50から乾燥後の生地を本体部10の外へ出す場合には、No.1の生地収容部50を図10(a)に示す搬出位置P2に移動させて、出口装置90に寄せる。搬出位置P2では、生地収容部50は、第1架設面部511で生地を載せる面が上を向き、また口部515より高い位置に側面対向部514が配置される。さらに、第1架設面部511では、口部515側の他方の縁部511Bが軸部31側の一方の縁部511Aより低い位置に保持されて、本体部10の外へ向けて下るように傾いている。換言すると、搬出位置P2で、第1架設面部511は出口部91へ向けて延びている。また、搬出位置P2では、第1架設面部511を軸方向と直交する面で切った場合に、切断箇所での第1架設面部511と図10(a)に破線で示す水平の線との角度がθ2、例えば30度に設定されている。なお、搬出位置P2での第1架設面部511は、搬入位置P1での第1架設面部511と比べると緩斜面を成す。
搬出位置P2では、蓋部52の開き状態を検出する検出部96を備えている。検出器96は、搬入位置P1側のものと同様にリミットスイッチを用いることができ、スイッチ本体961を第3側面部123の外の面に配置し、スイッチ本体961のアクチュエータを動かすロッド962を本体部10の第3側面部123に設けた穴123Aから本体部10の中に入れて、このロッド962の先端側を蓋部52の移動軌跡上に配置している。ロッド962は、スイッチ本体961に軸961Aを介して取り付けられていて、この軸961Aが回転部30の軸方向と平行に設けられており、さらにばねによって非接触の当初の位置に戻るようにバイアスが付与されている。ロッド962の周辺には蓋の移動を抑えるストッパー98が設けられている。例えば、制御部100は、検出部96で蓋部52の開き状態が検出されると出口装置90の出口開閉部93を制御して出口シュート部92を動かし出入口部91を閉じる。
制御部100は、乾燥過程でNo.1の生地収容部50から生地のサンプルを取り出したい場合は、No.1の生地収容部50を図11に示すサンプル取出位置P3に移動させて、サンプル取出部15に寄せる。サンプル取出位置P3では、生地収容部50は、第1架設面部511の生地を載せる面が下を向いて、また口部515より低い位置に側面対向部514が配置される。図示例では、口部515側の他方の縁部511Bが軸部31側の一方の縁部511Aより低い位置に保持されている。例えばサンプル取出位置P3で、第1架設面部511は取出口部151へ向けて延びている。また、サンプル取出位置P3では、第1架設面部511を軸方向と直交する面で切った場合に、切断箇所での第1架設面部511と図11に破線で示す水平の線との角度がθ3に設定されている。
以下、乾燥装置1の使用方法について説明する。
(生地の受け入れ)
空の生地収容部50(例えばNo.1)へ乾燥前の生地を入れる場合には、回転部30を制御して生地収容部50を搬入位置P1に移動させる。図9(b)に示すように、生地収容部50の蓋部52を蓋開閉部60によって開け、口部515が開いた状態で入口シュート部82を入口開閉部83によって所定の傾きに変える。滑面部821の先端が生地収容部50の口部515から内側に入り、第1架設面部511に当接或いはクリアランス(間隙)を介して近接する。また、滑面部821と第1架設面部511とは、好ましくは同じ傾きの角度θ1、例えば35度に設定される。
このように、本体部10の外から生地収容部50へ向けて生地が移動する斜面が構成された状態で、本体部10の外のコンベアベルト150などの搬送手段によって、生地が入口シュート部82に入り、滑面部821を下って生地収容部50の内側へ移動する。所定量の生地が生地収容部50の内側に入ると、蓋開閉部60が蓋部52をその軸53まわりに動かして生地収容部50の口を再び閉じると共に、入口開閉部83が入口シュート部82をその軸821Aまわりに動かして入口部81を再び閉じて、生地の本体部10の中への受け入れの工程が完了する。このような生地の受け入れを他の生地収容部50に対しても同様に行う。
(生地の乾燥)
乾燥装置1では、入口部81と出口部91とを閉じた状態で回転部30が回りながら生地の乾燥を行う。生地は、生地収容部50に入れられた状態で、所望の水分量になるように加熱された空気に所定の時間(例えば8時間から9時間)曝される。本体部10の温度は、下方加熱部71や横加熱部72によって所望の温度(例えば80℃から85℃)に調整される。
生地収容部50から乾燥中の生地をサンプルとして取り出す場合には、例えば管理者が制御部100のタッチパネルを操作して、対象の生地収容部50を指定する。これにより回転部30を制御して生地収容部50(例えばNo.1)をサンプル取出位置P3に移動させる。管理者は、図11に示すように本体部10の外から扉部152を開け、さらに蓋部52の扉部522を開けて、生地収容部50の中の生地を取り出す。サンプル取出後は、生地収容部50側と本体部10側の各扉部152,522で取出口部151,521が閉じられた状態で、管理者がタッチパネルを操作することで、回転部30が回り始める。
(乾燥生地の送り出し)
生地収容部50(例えばNo.1)から乾燥後の生地を本体部10の外に出す場合には、回転部30を制御して生地収容部50を搬出位置P2に移動させ、図10(b)に示すように、出口シュート部92を出口開閉部93によって所定の傾きに変える。生地収容部50から生地を受ける滑面部921の先端側が生地収容部50の下に移動する。例えば口部515から滑面部921までの落差ΔHが100mm未満に設定することが望ましい。
このように、生地収容部50側から本体部10の外へ向けて生地が移動する斜面が構成された状態で、蓋開閉部60が蓋部52を開ける。蓋開閉部60は、多段階に開きが大きくなるように蓋部52を軸53まわりに動かす。例えば、蓋部52が口部515を閉じた状態で蓋部52の回転角度を0度とすると、閉じた状態(0度)から蓋部52と口部515との開きを先ずX1度(X1>0)にして小さく開け、この状態を経てから次に開きをX2度(X2>X1)にして半開きにし、さらにX3度(X3>X2)の全開になる大きさに変える。
多段階の蓋開動作の過程で生地が生地収容部50から出口シュート部92に移り、その斜面を下って本体部10の外へ移動する。例えば本体部10の外で乾燥後の生地は、別途設けられたシュート161やコンベアベルト162などの搬送手段によって所定の製造セクションへ送られる。蓋開閉部60が蓋部52をその軸53まわりに動かして生地収容部50の口を再び閉じると共に、出口開閉部93が出口シュート部92をその軸921Aまわりに動かして出口部91を再び閉じて、生地の本体部10の外への送り出しの工程が完了する。このような生地の送り出しを他の生地収容部50でも同様に行う。
乾燥装置1によれば、入口装置80と出口装置90とが、回転部30や生地収容部50の上方や下方に設けられていないため、回転部30や生地収容部50を収容する本体部10の高さを低くなるように設定することができる。
生地収容部50の口を開閉するための蓋開閉部60を回転部30に設けているため、空間を構成する側面部に設ける場合と比べて、本体部10の構成を簡素にして、サイズの縮小化をさらに図ることができる。乾燥中の生地を取り出す際、サンプル取出位置P3に配置された生地収容部50において、蓋開閉部60が蓋部52を動かして口部515を開けるので、管理者は本体部10の外から取出口部152に腕を入れて、容易に乾燥中の生地を取り出すことができる。
搬入位置P1と搬出位置P2とで、生地収容部50の第1架設面部511が軸部31側からフランジ部32A,32Bの縁を越えた位置まで広がっていて、生地を出し入れするための口部515がフランジ部32A,32Bから張り出す他方の縁部511Bに寄せて設けられている。さらに、搬入位置P1では、入口シュート部82の滑面部821の先端が収容本体部51の中に入り、しかも第1架設面部511の内側の面に近接するように配置されることから、生地に余分な力が加わって割れたり、亀裂が生じたりすることなどを抑えることができる。搬出位置P2でも、出口シュート部92の滑面部921の先端が第1架設面部511の下に配置されて、落差ΔHを小さく設定されていることから、同様に乾燥後の生地に余分な力が加わることを抑えることができる。なお、搬出位置P2では、蓋開閉部60が口部515の開きを段階的に大きくなるように蓋部52を動かすため、一度に大量の生地が流れ出ることを防止できる。
乾燥装置1では、生地の入出を行う第3側面部123は、入口シュート部82と出口シュート部92を生地収容部50側へ傾けた状態で生地収容部50と近接或いは平面視でオーバーラップする距離に設けられている。軸方向へ面を向けた他の側面部としての第2側面部122と第4側面部124とは、軸部31を支える支持部20の起立部21A,21Bとの間に所定のスペースを介在させていて、このスペースに横加熱部72A,72Bを設けている。軸部31の外周面と対向する第1側面部121も管理者がサンプル取出部15から生地収容部50へ手の届く範囲を考慮したスペースを介在させている。底部11側では、軸部31を支える支持部20の起立部21A,21Bの間には、回転部30の下方に所定のスペースを介在させていて、このスペースに下方加熱部71を設けている。これらのことからも、装置全体の小型化を図ることができる。例えばトラックの荷台に載せることができる幅に構成し、さらに図1(a)に示すように本体部10の下に車輪110を設けてレール上を走行するよう可搬に構成することもできる。
本発明は、上記の説明や図示例に限らず、構成を変えて実施をすることができる。
第1架設面部や第2架設面部は、上記の第1仮想線L1や第2仮想線L2に代えて、図6(a)の中心cからずれた位置o′を基点としてフランジ部の縁側へ延びる仮想線に沿うように、第1架設面部及び第2架設面部の何れか、或いは両方を設けたりして、生地収容部の形状や取付位置などを変えて構成することもできる。
乾燥装置は、上記の構成、例えばサンプル取出部、底部の下の車輪、欠片受部、下方加熱部、横加熱部などの一部を省略して構成してもよい。また、乾燥装置では、エロフィンヒーターに代えて電熱線のヒーターを用いたり、蓋開閉部の取付位置をフランジ部の内側の面に設定してもよい。
1 乾燥装置
10 本体部
11 底面部
12 側面部
121 第1側面部
122 第2側面部
123 第3側面部
124 第4側面部
13 天面部
14 ギア収容部
15 サンプル取出部
151 取出口部
152 扉部
20 支持部
21A,21B 起立部
30 回転部
31 軸部
31A,31B 端部
311 軸貫通穴
32A,32B フランジ部
321 開口部
322 フランジ貫通穴
33A,33B 第1ブラケット
34A,34B 第2ブラケット
35A,35B 第3ブラケット
40 駆動部
50 生地収容部
51 収容本体部
510L,510R 取付面対向部
511 第1架設面部
512 第2架設面部
513 軸対向部
514 側面対向部
515 口部
52 蓋部
523 突出縁部
60 蓋開閉部
71 下方加熱部
72A,72B 横加熱部
75 欠片受部
77 送風装置
80 入口装置
81 入口部
82 入口シュート部
83 入口開閉部
90 出口装置
91 出口部
92 出口シュート部
93 出口開閉部
100 制御装置

Claims (5)

  1. 底面部とこの底面部の周縁から立ち上がる側面部と上記底面部の上方に設けられる天面部とを備えた本体部と、
    上記本体部の中で上記底面部から立ち上がるように設けられた支持部と、
    回転の中心として設けられていて上記支持部によって水平に延びた軸部と、上記軸部の一方の端部側と他方の端部側とに設けられていて上記軸部から張り出すフランジ部と、を備えた回転部と、
    二つの上記フランジ部の間で上記軸部のまわりに離れて設けられており、通気性を有して米菓製造用の生地を入れる複数の生地収容部と、
    上記本体部の中に設けられた加熱部と、
    上記回転部を回転する駆動部と、
    上記軸部よりも高い位置で上記側面部に設けられていて上記生地を上記本体部の外から上記本体部の中へ入れる入口装置と、
    上記軸部よりも低い位置で上記側面部に設けられていて上記生地を上記本体部の中から上記本体部の外へ出す出口装置と、を備えて、
    上記生地を所望の水分量に乾燥する乾燥装置であって、
    複数の上記生地収容部の蓋部をそれぞれ個別に開閉するように上記回転部に取り付けられた複数のエアシリンダーと、
    上記本体部の上記側面部に設けられたジョイント収容部と、
    上記ジョイント収容部の中に設けられていて、外部装置側の第1チューブを上記エアシリンダー側の第2チューブにつなぐロータリージョイントと、を備え、
    上記ジョイント収容部は、
    上記本体部の上記側面部から上記本体部の中へ張り出した仕切部と、
    上記仕切部の口を閉じる外蓋部と、を備え、
    上記ロータリージョイントは、
    上記ジョイント収容部の中のブラケットに取り付けられ上記第1チューブにつながる固定側と、
    上記仕切部の穴を通って上記ジョイント収容部の中に入った上記軸部の上記一方の端部に取り付けられ上記第2チューブにつながる回転側と、を備えていることを特徴とする、乾燥装置。
  2. 上記本体部の上記側面部を貫通する穴に設けられ、ダクトを介して上記ジョイント収容部に給気する送風装置を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 上記エアシリンダーは、上記一方のフランジ部の外側と上記他方のフランジ部の外側とに設けられており、
    上記軸部は、円筒状に形成され、さらに外周面に内側から外側に通じる上記第2チューブ用の軸貫通穴を上記一方のフランジ部の内側に寄せて設けていると共に上記他方のフランジ部に寄せて設けており、
    上記一方のフランジ部と上記他方のフランジ部とは内側から外側へ通じる上記第2チューブ用のフランジ貫通穴を設けており、
    上記第2チューブは、上記軸部の中で分岐して、上記軸貫通穴と上記フランジ貫通穴とを通って上記エアシリンダーまで延びていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 上記本体部の上記側面部にギヤ収容部を備え、
    上記ギヤ収容部は、
    上記本体部の上記側面部から上記本体部の中へ張り出した他の仕切部と、
    上記他の仕切部の口を閉じる他の外蓋部と、を備え、
    上記駆動部は、
    上記本体部の上記天面部の上に設けた原動機部と、
    上記原動機部から上記ギヤ収容部の中まで延びていて、上記ウォームギヤのウォームを構成するシャフトと、
    上記ギヤ収容部の上記他の仕切部の穴を通って上記ギヤ収容部の中に入った上記軸部の上記他方の端部に設けられた上記ウォームギヤのウォームホイールと、を備えていることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の乾燥装置。
  5. 上記本体部の上記天面部の上に設けた循環用送風装置と、
    上記本体部の中から上記循環用送風装置まで延びた上流ダクトと、
    上記循環用送風装置から上記本体部の中まで延びた下流ダクトと、を備え、
    上記支持部は、対向するように設けられていて上記軸部の上記一方の端部と上記他方の端部とを支える二つの起立部を備えていて、
    上記回転部は一部を二つの上記起立部の間に入れられており、
    上記加熱部は、上記回転部の下方で更に二つの上記起立部の間に設けられた下方加熱部を備え、
    上記上流ダクトは上記回転部の上に排気口を設けており、
    上記下流ダクトは上記循環用送風装置から上記下方加熱部の横まで延び、さらに上記本体部の中に戻る空気が上記下方加熱部に当たるように送出する送出口を設けていることを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の乾燥装置。

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