JP7482814B2 - 付け替え二重容器 - Google Patents
付け替え二重容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7482814B2 JP7482814B2 JP2021031156A JP2021031156A JP7482814B2 JP 7482814 B2 JP7482814 B2 JP 7482814B2 JP 2021031156 A JP2021031156 A JP 2021031156A JP 2021031156 A JP2021031156 A JP 2021031156A JP 7482814 B2 JP7482814 B2 JP 7482814B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- inner container
- flange portion
- ring
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 10
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 26
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 23
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 9
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 8
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 4
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 3
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 3
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 229920000219 Ethylene vinyl alcohol Polymers 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- UBAZGMLMVVQSCD-UHFFFAOYSA-N carbon dioxide;molecular oxygen Chemical compound O=O.O=C=O UBAZGMLMVVQSCD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000010101 extrusion blow moulding Methods 0.000 description 1
- 239000003205 fragrance Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920003207 poly(ethylene-2,6-naphthalate) Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011112 polyethylene naphthalate Substances 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
環状蓋は、天壁から垂下する筒体部を備え、筒体部の内側には、内容器の首部に形成された環状突起の下端に係止される爪部が形成されている。これにより、環状突起の下端に環状蓋の爪部を係止させることで、内容器を環状蓋に対して吊り下げるように組み付けることが可能とされている。
例えば、内容物を使い切った内容器を取り外す場合には、固定リングを装着用口部から取り外す。これにより、規制部によるロック片の規制を解除することができ、解除位置へのロック片の変位を許容することができる。そのため、固定リングの挿通孔内から口部を引き抜くように、固定リングから内容器を取り外すことができ、空の内容器を廃棄等することができる。
以下、本発明に係る付け替え二重容器の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の二重容器(付け替え二重容器)1は、有底筒状の外容器2と、内部に図示しない内容物が収容され、且つ外容器2内に取出し可能に収容される有底筒状の内容器3と、外容器2に取り外し可能に装着されると共に外容器2内に内容器3を固定するための固定リング4と、を備えている。
ただし、外容器2は有底筒状に形成されている必要はなく、装着用口部12を有していれば、例えば外底壁10に、該外底壁10を上下に貫通する孔部やスリット孔等が形成されていても構わない。
装着用口部12は、内径が外周壁11の内径と同等とされ、且つ外径が外周壁11の外径よりも小さく形成されている。装着用口部12の外周面には、第1ねじ部(例えば雄ねじ部)13が形成されている。
内容器3を形成する合成樹脂材料としては、特定の材料に限定されるものではないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等や、これらのブレンド材料等が挙げられる。ただし、1種類の合成樹脂により形成される場合に限定されるものではなく、異種の合成樹脂を積層することで内容器3を形成しても構わない。
ただし、胴部22の肉厚としては、内容物が充填された状態で内容器3を自立させたときに、内容器3の外観形状を保てる程度の肉厚とされている。さらにこれに加えて、本実施形態では、内容器3が密封状態(例えば内容物が充填され、且つ後述する仮キャップ8が締められた状態)で自立し、外観形状は保っているが、胴部22を把持した場合には、胴部22が容易に変形するような剛性を具備する程度の肉厚とされている。
さらに、付け替え容器(レフィル容器)である内容器3の胴部22を、上述のような薄肉に形成することで、内容器3の形成に必要な合成樹脂量を減らすことができ、環境負荷低減に貢献することができる。特に、付け替え容器である内容器3は、使用後に廃棄されるため、内容器3の合成樹脂量を減らすことで廃棄量の低減に繋がり、環境負荷低減に貢献することができる。
具体的には、フランジ部30は、容器本体の口部20に上下方向に間隔をあけて2つ(複数)形成されている。2つのフランジ部30のうち、口部20の上端開口部側に位置するフランジ部30が第1フランジ部31として機能し、第1フランジ部31よりも胴部22及び肩部21側に位置するフランジ部30が第2フランジ部32として機能する。
なお、第1フランジ部31と第2フランジ部32との上下方向に沿った間隔は、例えば内容器3のサイズや、口部20の長さ等に応じて変更して構わない。
さらに、第1フランジ部31及び第2フランジ部32としては、径方向外側に向けて突出している突出幅が全周に亘って連続して続いている必要はなく、例えば周方向に間欠箇所を含んでいても構わない。つまり、フランジ部30(第1フランジ部31及び第2フランジ部32)は、口部20の全周に亘って間欠的に形成されていても構わない。
規制リブ33は、固定リング4側に形成された後述する規制溝47と協働することで、内容器3と固定リング4との容器軸O回りの相対回転を規制する機能を果たす。
さらに規制リブ33は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。図示の例では、規制リブ33は、周方向に等間隔をあけて4つ形成、すなわち容器軸O回りに90度の間隔をあけて形成されている。ただし、規制リブ33の数は4つに限定されるものではなく、適宜変更して構わない。
さらに内容器3の口部20のうち、第1フランジ部31よりも上方に位置する部分の外周面には、他部品を装着するための装着ねじ部(例えば雄ねじ部)34が形成されている。これにより、装着ねじ部34を利用した螺着によって二重容器1を構成する本キャップ7を口部20に装着することが可能とされている。
図1に示すように、固定リング4は、外容器2の装着用口部12に装着されることで、外容器2内に収容された内容器3を固定して、内容器3をセット位置P1に保持する役割を果たしている。図1及び図4に示すように、固定リング4は、リング本体40と、径方向に変位するロック片51を有する爪リング50と、ロック片51の径方向外側への変位を規制する押さえリング(規制部)60と備え、これらが組み合わされることで構成されている。
具体的には、天壁42は、内容器3の第1フランジ部31を径方向外側から囲む環状の第1天壁42aと、第1天壁42aの外周縁部から下方に向けて延びる連結筒42bと、連結筒42bの下端部から径方向外側に向けて延びると共に内容器3の第2フランジ部32を径方向外側から囲み、且つ外周縁部が装着筒43の上端部に連設された環状の第2天壁42cと、を備えている。
そのため、第1天壁42aは、規制リブ33のうち第1フランジ部31よりも径方向外側に突出した部分に対して上方から接触するように配置されている。なお、第1天壁42aの開口部が、内容器3の口部20を挿通させる挿通孔41として機能する。
規制筒46は、内容器3に形成された規制リブ33を径方向外側から囲む円筒状に形成され、その内周面に規制溝47が形成されている。規制溝47は、規制筒46の内周面から径方向外側に向けて凹むように形成されている共に、下方に向けて開口する縦長のスリット状に形成されている。規制溝47は、規制リブ33の数(4つ)よりも多い個数で、周方向に等間隔をあけて複数形成されている。
爪リング50は、リング本体40における規制筒46を径方向外側から囲むと共に、規制筒46と連結筒42bとの間に嵌合される第1リング52と、内容器3の口部20を径方向外側から囲むと共にリング本体40における第2天壁42cに対して下方から接触する第2リング53と、第1リング52と第2リング53とを連結する複数の連結片54とを備えている。
各連結片54は、周方向に延びる板片状にそれぞれ形成されていると共に、上端部が第1リング52の下端面に一体に形成され、且つ下端部が第2リング53の内周面に一体に形成されている。これにより、複数の連結片54は、リング本体40の連結筒42bの内面に接触した状態で第1リング52と第2リング53とを一体に接続している。
なお、ロック片51は径方向内側に向けて復元変位するように形成されている。つまり、ロック片51は、第2フランジ部32に対して径方向外側から押し当たるロック位置P2に向けて常時変位するように構成されている。
リング本体40における装着筒43の内周面には、先に述べたように環状の係合突起45が形成されているので、スライドリング61は、係合突起45を超えて下方に移動することが抑制されている(図4参照)。そのため、押さえリング60は、下方への脱落が抑制された状態でリング本体40及び爪リング50に対して組み合わされている。
その一方、押さえ突起63は、図4に示すように、スライドリング61が下方移動することに伴って第2リング53とロック片51との間から下方に離脱可能とされている。これにより、押さえ突起63は、ロック片51の径方向外側への変位を許容することが可能とされている。
上述のように構成された二重容器1を使用する場合について説明する。
内容物を使用する場合には、図1に示す状態から本キャップ7を容器軸O回りに回転させて、内容器3から本キャップ7を取り外す。これにより、二重容器1を傾倒させる等して、内容器3内の内容物を、吐出孔5を通じて外部に吐出することができ、内容物を使用することができる。
この場合には、図2に示す付け替え容器である新たな内容器3を準備する。またこれと同時、或いは前後して、内部が空になった内容器3を外容器2内から取り外す。この場合には、図1に示す状態から、外容器2に対して固定リング4を容器軸O回りに回転させて、装着用口部12から装着筒43を離脱させる。このとき、先に述べたように内容器3と固定リング4とは容器軸O回りに相対回転不能に組み合わされているため、固定リング4と共に内容器3を回転させることができる。従って、外容器2から固定リング4及び内容器3を一緒に取り外すことができる。
これにより、押さえ突起63によるロック片51の規制を解除できるので、ロック片51をロック位置P2から解除位置P3に変位させることが可能となる。従って、ロック片51を解除位置P3に変位させながら、固定リング4の挿通孔41内から口部20を下方に引き抜くことができ、固定リング4と内容器3とを上下方向に分離させることができる。
特に、固定リング4を利用して、外容器2内に内容器3を固定しているうえ、ロック片51の径方向外側への変位を規制してロック位置P2に位置決めしているので、例えば二重容器1に外部衝撃等が加わったとしても、意図せずに内容器3が上下方向に移動するような挙動を抑制することができる。とりわけ、外容器2に対する内容器3の脱落を効果的に防止することができる。
これらのことから、外容器2内で内容器3を安定して固定することができ、内容器3を付け替えたとしても、内容物を継続して安定に使用することができる。
さらに、内容器3は胴部22が薄肉に形成されているので、廃棄時に押潰して減容変形させることができる。従って、廃棄時に内容器3を折り畳む或いは潰す等することで、内容器3を小さくすることができ、容積を減らして環境負荷の低減を図ることができる。
これらのことから、外部からロック片51を見え難くすることができ、デザイン性、意匠性に優れた二重容器1とすることができる。
次に、本発明に係る付け替え二重容器の第2実施形態について図面を参照して説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
なお規制リブ33は、第1実施形態と同様に、周方向に間隔をあけて複数形成されている。従って、規制リブ33は、周方向に等間隔をあけて4つ形成、すなわち容器軸O回りに90度の間隔をあけて形成されている。ただし、規制リブ33の数は4つに限定されるものではなく、適宜変更して構わない。
本実施形態の固定リング71は、図15及び図16に示すように、リング本体40及び爪リング72を組み合わせた構成とされており、第1実施形態における押さえリング60を具備していない。
図15~図18に示すように、爪リング72は、リング本体40における規制筒46を径方向外側から囲むと共に、規制筒46と連結筒42bとの間に嵌合される爪リング本体80と、爪リング本体80に一体に形成され、リング本体40における第2天壁42cに対して下方から接触する複数の固定片81と、爪リング本体80に一体に形成された複数のロック片82と、を備えている。
複数の固定片81は、周方向に間隔をあけて配置されている。各固定片81は、爪リング本体80の下端面から下方に向けて延びた後、径方向外側に向けて延びる側面視L字形状に形成されている。これにより、複数の固定片81は、リング本体40に対して爪リング72を下方から組み合わせたときに、リング本体40の連結筒42bの内面に接触し、且つ第2天壁42cの下面に接触する。そのため、爪リング72の姿勢を安定に維持した状態で、リング本体40に組み合わせることが可能とされている。
ロック片82は、爪リング本体80の下端面から垂下するように形成され、固定片81よりも下方に向けて延びている。さらにロック片82は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。具体的には、複数のロック片82は、複数の固定片81の間に位置するように配置されている。これにより、ロック片82と固定片81とが周方向に交互に並ぶように配置されている。
なお、ロック片82は、径方向内側に向けて復元変位するように形成されている。つまり、ロック片82は、フランジ部30に対して径方向外側から押し当たるロック位置P2に向けて常時変位するように構成されている。
上述のように構成された二重容器70を使用する場合について説明する。
本実施形態の場合であっても、第1実施形態と同様に、外容器2内で内容器3を安定して固定することができ、内容器3を付け替えたとしても、内容物を継続して安定に使用することができる。
特に、本実施形態の二重容器70によれば、第1実施形態における押さえリング60を省略することができるので、構成の簡便化を図ることができると共に、部品点数の削減に伴う低コスト化等を図り易い。
この場合であっても、内容物を使用する際の使い方が異なるだけで、付け替えに関しては各実施形態と同様の作用効果を奏功することができる。
さらに、この場合において、例えば内容器を薄肉に形成した状態で、外気を内容器内に取り込む構造を採用しても構わない。さらには、内容器を薄肉にすることによって、内容物の減少に伴って内容器を減容変形させる構成としても構わない。この場合には、残量を軽減すること等も可能となる。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態において、二重容器を傾倒して内容物を手の平に吐出させるような使い方を行う場合には、二重容器を持ち上げて使用した後、二重容器を元の位置に戻したときに、外容器の外底壁側から内容器に衝撃が伝わることが想定される。具体的には、例えばテーブル等の載置面に二重容器を置いた場合等に、衝撃が伝わることが想定される。このような場合であっても、内容器の脱落を効果的に防止することができる。
さらには、二重容器を振り出し操作しながら内容物を吐出する場合には、上下方向の振り出し操作に起因する応力が内容器に作用することが想定される。このような場合であっても、内容器の脱落を効果的に防止することができる。
さらには、先に述べたように、内容器の口部に押下ヘッドを有するポンプ等を装着して使用した場合には、押下ヘッドの押下げ操作に起因する押下力が内容器に作用することが想定される。このような場合であっても、内容器の脱落を効果的に防止することが可能である。
さらに上記各実施形態では、フランジ部(第2フランジ部を含む)に対して径方向に変位するロック片を径方向外側から押し当てる構成を採用したが、フランジ部に対してロック片を押し当てることができれば、必ずしも径方向外側から押し当てる必要はない。例えば、解除位置からロック位置に向けてロック片を変位させ、ロック位置においてフランジ部に対して斜め下方(或いは真下から)ロック片を押し当てる構成としても構わない。
この場合には、例えば固定リングと内容器とを相対回転不能に組み合わせる必要がない。従って、互いに周方向に嵌合し合う規制リブ及び規制溝を省略することも可能となり、さらなる部品点数の削減化、構成の簡便化等を図ることも可能である。
P2…ロック位置
P3…解除位置
O…容器軸
1、70…(二重容器)付け替え二重容器
2…外容器
3…内容器
4、71…固定リング
12…装着用口部
20…内容器の口部
30…フランジ部
31…第1フランジ部
32…第2フランジ部
41…挿通孔
42…天壁
43…装着筒
55、83…係止突起
60…押さえリング(規制部)
85…規制部
Claims (5)
- 装着用口部を有する外容器と、
内部に内容物が収容され、前記外容器内に前記装着用口部側から取出し可能に収容される内容器と、
前記装着用口部に装着されると共に、前記外容器内に前記内容器を固定する固定リングと、を備え、
前記内容器は、前記外容器内に収容されたセット位置において、前記装着用口部よりも容器軸方向の外側に配置される口部と、前記口部から径方向外側に向けて突出すると共に前記口部の全周に亘って形成されたフランジ部と、を備え、
前記固定リングは、
前記口部を挿通させる挿通孔が形成され、前記口部を径方向外側から囲む天壁と、
前記天壁に連設されると共に前記装着用口部を径方向外側から囲み、前記装着用口部に対して装着される装着筒と、
前記天壁に組み合わされ、前記フランジ部に対して押し当たるロック位置と、前記フランジ部から離間した解除位置との間を径方向に変位するロック片と、を備え、
前記装着筒と前記ロック片との間には、前記固定リングが前記装着用口部に装着され、且つ前記内容器が前記セット位置に位置したときに、前記解除位置に向けた前記ロック片の変位を規制して、前記ロック片を前記ロック位置に位置決めする規制部が設けられていることを特徴とする付け替え二重容器。 - 請求項1に記載の付け替え二重容器において、
前記フランジ部は、容器軸方向に沿って間隔をあけて複数形成されている、付け替え二重容器。 - 請求項2に記載の付け替え二重容器において、
複数の前記フランジ部は、第1フランジ部と、前記第1フランジ部よりも容器軸方向の内側に位置する第2フランジ部と、を少なくとも備え、
前記ロック片は、前記第2フランジ部に対して押し当たる、付け替え二重容器。 - 請求項3に記載の付け替え二重容器において、
前記天壁の一部は、前記第1フランジ部を径方向外側から囲むと共に、前記第1フランジ部に対して容器軸方向に同じ位置となるように形成されている、付け替え二重容器。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の付け替え二重容器において、
前記ロック片は、前記ロック位置に位置したときに、前記フランジ部に対して容器軸方向の内側から係止される係止突起を有している、付け替え二重容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021031156A JP7482814B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 付け替え二重容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021031156A JP7482814B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 付け替え二重容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022131913A JP2022131913A (ja) | 2022-09-07 |
JP7482814B2 true JP7482814B2 (ja) | 2024-05-14 |
Family
ID=83152975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021031156A Active JP7482814B2 (ja) | 2021-02-26 | 2021-02-26 | 付け替え二重容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7482814B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004352326A (ja) | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二重容器 |
JP2014037250A (ja) | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Iwasaki Kogyo Kk | 二重ボトル構造 |
JP2015067332A (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器および二重容器の製造方法 |
JP2016193741A (ja) | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器 |
JP2020164202A (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器 |
JP2020196501A (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | 抜栓キャップ |
-
2021
- 2021-02-26 JP JP2021031156A patent/JP7482814B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004352326A (ja) | 2003-05-30 | 2004-12-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二重容器 |
JP2014037250A (ja) | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Iwasaki Kogyo Kk | 二重ボトル構造 |
JP2015067332A (ja) | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器および二重容器の製造方法 |
JP2016193741A (ja) | 2015-03-31 | 2016-11-17 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器 |
JP2020164202A (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社吉野工業所 | 二重容器 |
JP2020196501A (ja) | 2019-05-31 | 2020-12-10 | 株式会社吉野工業所 | 抜栓キャップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022131913A (ja) | 2022-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7249690B2 (en) | Independent off-bottle dispensing closure | |
JP6061921B2 (ja) | 容器の内容物に添加物を導入するための手段を有する容器閉鎖具 | |
CN110114283A (zh) | 适用于容纳单独重新填充容器的壳体容器 | |
JP2010536676A (ja) | いずれかが整合タブを有する支持可能な加圧式容器及びその基部カップ | |
JP2010536675A (ja) | ディップチューブを受容するための底部を有する支持可能な加圧式容器及びその基部カップ | |
US9327897B2 (en) | Combination container and device, and method of using same | |
JP2008114859A (ja) | 液体噴出容器 | |
JP7482814B2 (ja) | 付け替え二重容器 | |
JP6752530B2 (ja) | 二重容器 | |
JP6092066B2 (ja) | 二重容器および二重容器の製造方法 | |
JP5108657B2 (ja) | 繰り出し容器 | |
JP2001158456A (ja) | 液体収納容器及び該容器用リフィル容器 | |
JP6942419B2 (ja) | 詰替え用容器及びその製造方法 | |
JP6660765B2 (ja) | ディスペンサー付き薄肉容器 | |
JP2008184197A (ja) | 液体噴出器 | |
WO2023157736A1 (ja) | 二重容器、二重容器におけるレフィル装着方法、および接続用パーツ | |
US20230103213A1 (en) | Cosmetic product dispenser pot with a stacked base, refill and cover | |
JP7309273B2 (ja) | 繰出し容器 | |
JP7504553B2 (ja) | 詰め替え容器及び詰め替え容器セット | |
JP7218063B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP7257929B2 (ja) | 容器組立体 | |
JP7438635B2 (ja) | 繰り出し容器 | |
WO2022049649A1 (ja) | 容器、容器の製造方法、及び二重容器 | |
JP7471753B2 (ja) | オーバーキャップ付き容器 | |
JP5253266B2 (ja) | ブロー成形薄肉容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7482814 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |