JP7482580B2 - 油圧ブレーカ - Google Patents

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Description

本発明は、油圧ブレーカに係り、特に、油圧ブレーカにおいて、ピストンと非同軸に設けられるバルブ機構に関する。
油圧ブレーカでは、ピストンの前進後退動作を制御するバルブ機構が、ピストンの軸線と非同軸に設けられることがある。バルブ機構のバルブは、自身に設けられた径差、すなわち受圧面積に圧油が作用することで推力が発生して自身軸方向に前後進動作をする。
その際、前進と後退を可能とするためには、前後方向に対向する形で異なる受圧面積をそれぞれ設定しなければならない。したがって、バルブと摺接する部材(以下、摺接部材という)側にも複雑な段差が形成されることになるので、摺接部材はライナ化するのが一般的である。
図4に非同軸式のバルブ機構の例を示す。
同図に示すように、このバルブ機構200は、バルブハウジング201内にバルブプラグ202を収容して弁室203を形成し、弁室203内に円筒状のバルブ204が自身軸方向に前進後退可能に摺嵌されている。
バルブプラグ202は、カバーフランジ205およびボルト206によってバルブハウジング201内部に軸方向後方から固設され、バルブハウジング201の前方(図4中左方)はプラグ207によって閉止されている。
バルブ機構200には、常時高圧が作用して前方への推力が発生するバルブ規制室209と、制御圧が作用すると後方への推力が発生するバルブ制御室208と、が設けられている。
バルブ制御室208は、バルブ204の外径とバルブハウジング201の内径とによって形成され、バルブ規制室209は、バルブ204の内径とバルブプラグ202の外形とによって形成されている。このように、摺接部材としてバルブプラグを採用するバルブ機構をバルブプラグ方式と呼ぶ(特許文献1)。
バルブプラグ方式のバルブ機構200は、バルブ204の内外径が、他の構成部材と同時に摺接するので、高度な加工精度が要求される。また、カバーフランジ205の一部が高圧通路を形成するので構成が複雑となる。
図5に非同軸式のバルブ機構の他の例を示す。
同図に示すように、このバルブ機構300は、バルブハウジング301内にバルブリテーナ302を収容して弁室303を形成し、弁室303には、円筒状のバルブ304が自身軸方向に前進後退可能に摺嵌されている。
バルブリテーナ302は、カバーフランジ305およびボルト306によってバルブハウジング301内部に固設され、バルブハウジング301の前方はプラグ307によって閉止されている。
弁室303には、常時高圧が作用しており、バルブ304は、バルブ304の中径部308と小径部310との受圧面積差により常時後方へと付勢される。バルブ304の大径部309と小径部310との境界に形成されたバルブ制御室312に制御圧が作用すると、バルブ304は前方へと付勢される。バルブ304が、バルブハウジング301およびバルブリテーナ302と摺接するのは外径のみである。
すなわち、バルブ304の外形には、高度な加工精度が要求されるのに対し、内径に関してはその必要はない。このように、摺接部材としてバルブリテーナを採用するバルブ機構をバルブリテーナ方式と呼ぶ(特許文献2、ただし同文献の図1等ではバルブリテーナは省略して図示されている)。
バルブリテーナ方式のバルブ機構300は、バルブプラグ方式のバルブ機構200に対して構成が簡素で好ましい。
バルブリテーナ302は、その内径がバルブ304と摺接する円筒部302aと、バルブ304の後端部が当接するとともに、カバーフランジ305のインロー部が当接する中実部302bからなるカップ形状を呈している。これにより、弁室303は、外部と遮断された閉空間として形成され、弁室303への異物の混入は防止されている。
特開2000-271878号公報 特開2017-127917号公報
バルブ機構300の構成部材のうち、部材同士が摺接する箇所は、高度な加工精度が求められることは前述の通りである。そして、油圧ブレーカ全体では、ピストンとシリンダについても、同様にそれぞれ高度な加工精度が要求される。
ここで、油圧ブレーカは、厳密な管理体制の中で加工~組付作業が行われるものの、例えば、作動油の温度によっては、動作が不安定となる場合や、何らかの理由で異物が混入して動作が停止する場合がある。
油圧ブレーカで作動不良が発生した場合には、速やかに原因箇所を特定する必要があるところ、バルブやピストンの摺動状態は、外部から直接視認することは不可能である。そのため、組付けられた構成部材を一旦取り外すことになる。
この確認作業は、図5に示したような、比較的構成部材が小さいバルブ機構300においては、バルブ機構300を油圧ブレーカ本体に組付けたままの状態で、必要最低限の部材を取り外すことで可能となることが好ましい。
しかしながら、従来のバルブリテーナ方式のバルブ機構300においては、弁室303は、バルブリテーナ302の中実部302bによって外部と遮断されており、バルブ304の動作を直接観察することはできなかった。
なお、プラグ307は、アキュムレータが近接して装着されているので、脱着することは困難であり、仮にプラグ307を取り外したとしても、この箇所から弁室303内部を観察することはアキュムレータが邪魔をして不可能である。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、油圧ブレーカ本体にバルブ機構を組付けたままの状態で、バルブの摺動状態を容易に観察し得る油圧ブレーカを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る油圧ブレーカは、ピストンと、前記ピストンの軸線とは非同軸に配設されて前記ピストンの前進後退動作を制御するバルブ機構と、を備える油圧ブレーカであって、前記バルブ機構は、前記ピストンを前進後退動作させるための圧油の給排を自身の前進後退動作に伴って切換える中空円筒状のバルブと、該バルブを自身内部のバルブ摺動室に摺嵌するバルブリテーナと、該バルブリテーナを自身内部のバルブリテーナ嵌着部に嵌着するバルブハウジングと、該バルブハウジングに形成された前記バルブリテーナ嵌着部の開口部を閉止するカバーと、を備え、前記バルブリテーナは、自身内周面に前記バルブ摺動室が形成された中空円筒状のリテーナボディと、前記リテーナボディの後方に同軸に嵌着されて前記バルブの後退ストロークエンドを規制するとともに前記バルブ摺動室と前記カバーとの間を隔絶する中実円筒状のエンドボディと、を有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る油圧ブレーカによれば、バルブリテーナは、バルブ摺動室が内周面に形成されたリテーナボディと、このリテーナボディの後方に同軸に嵌着されてバルブの後退ストロークエンドを規制するとともにバルブ摺動室とカバーとの間を隔絶するエンドボディとを有する構成とされているので、カバーを取り外した後にエンドボディを取り外すことにより、リテーナボディのバルブ摺動室に摺嵌された状態のバルブを直接観察することができる。
上述のように、本発明によれば、油圧ブレーカ本体にバルブ機構を組付けたままの状態でバルブの摺動状態を容易に観察できる。
本発明に係るバルブ機構を備えた油圧ブレーカの一実施形態の説明図である。 本発明に係るバルブ機構の詳細を示す説明図である。 本発明に係るバルブ機構が備えるバルブリテーナを構成するリテーナボディおよびエンドボディの詳細を示す説明図である。 従来のバルブ機構であって、バルブプラグによって弁室が形成された構成例の説明図である。 従来のバルブ機構であって、バルブリテーナによって弁室が形成された構成例の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
図1に示すように、本実施形態の油圧ブレーカ10は、シリンダライナ16およびシールリテーナ17によって円筒状のピストン12が軸方向に前進後退可能に摺嵌されたアウタボディ11を備える。アウタボディ11の後端には、内部にガス室が画成されたバックヘッド13が装着されている。
アウタボディ11の前部には、フロントブシュ18およびフロントホルダ19を介してチゼル14がピストン12と同軸上に支持されている。また、アウタボディ11の側部には、アキュムレータ15、および、本発明に係るバルブ機構100が備えられている。なお、本実施形態の油圧ブレーカ10における、打撃装置や個々の構成部材の作動機序は基本的には公知であるので詳細な説明は省略する。
以下、上記バルブ機構100について詳しく説明する。
バルブ機構100は、ピストン12とは非同軸に、かつ、アウタボディ11の側部に配設される。本実施形態のバルブ機構100は、図2に示すように、アウタボディ11の側部に固定される直方体状のバルブハウジング101を有する。
バルブハウジング101は、その直方体部材の内部に、軸方向に貫通するとともに多段の内径からなる円筒状の貫通孔により弁室空間105が画成されている。弁室空間105に対し、アウタボディ11の側部に装着される側には、高圧通路124、バルブ制御通路125、後室通路126、および低圧通路127が弁室空間105に連通するように接続される。
ここで、本実施形態のバルブ機構100はバルブリテーナ方式であり、弁室空間105において、後方(同図右側)が大径とされた開口部を有するバルブリテーナ嵌着部として形成され、また、弁室空間105の前方(同図左側)は小径とされてその端部にプラグ113が羅着されて閉止される。
そして、この閉空間内に、バルブリテーナ102とバルブ106が収容されている。つまり、弁室空間105のバルブリテーナ嵌着部に、バルブリテーナ102が後方の開口部から挿入されて嵌着される。バルブリテーナ嵌着部の開口部には、カバー111がボルト112によって装着されて閉止される。なお、カバー111にはシール123が装着可能となっている。
バルブリテーナ102の内部にはバルブ106が摺嵌される。バルブ106は、中空円筒形状を呈し、前方から後方へ向けて、中径部107、大径部108および小径部109を有する。小径部109の中程の外径側には連通溝110が形成されている。バルブリテーナ102は、リテーナボディ103およびエンドボディ104の2つの部材を有して構成される。
詳しくは、図3に示すように、リテーナボディ103は、自身内周面にバルブ摺動室が形成される中空円筒形状の部材である。リテーナボディ103は、径方向内外の外径部103aおよび内径小径部103b、並びに、軸方向前後の前端面103fおよび後端面103eを有する。
内径小径部103bの前部には、内径小径部103bよりも大径の内径大径部103cが形成されている。また、内径小径部103bの後部には、内径小径部103bよりも大径の嵌合部内径103dが形成され、その軸方向内側の端部が嵌合部端面103gとされている。
外径部103aの後部には、シール溝103hが形成され、嵌合部内径103dには、スナップリング溝103iが形成されている。シール溝103hには、シール121が装着可能となっており、スナップリング溝103iには、スナップリング119を装着可能となっている。
また、同図に示すように、エンドボディ104は、中実円筒形状を呈しており、軸方向前後に前端面104dおよび後端面104eを有し、前端面104dの中心部は凹部104iとされている。後端面104eの中心にはタップ穴120が形成され、タップ穴120にはアイボルト等の把持部材を羅着可能となっている。
エンドボディ104の径方向は、最大径部分の嵌合部外径104aと、嵌合部外径104aの前側に円環状段部として形成された外径大径部104bと、嵌合部外径104aの後側に円環状段部として形成された外径小径部104cと、が設けられている。
外径大径部104bの軸方向内側の端部が嵌合部端面104fとされ、外径小径部104cの軸方向内側の端部が当接面104gとされている。嵌合部外径104aの後部側にはシール溝104hが形成され、シール溝104hにはシール122を装着可能となっている。
図2に戻り、弁室空間105は、高圧通路124を介して常時高圧接続される。これにより、バルブ106は、中径部107と小径部109の受圧面積差によって後方へと付勢されてエンドボディ104の前端面104dに当接して後端位置で停止するようになっている。この状態では、連通溝110によって排液室115と低圧連通室116が連通するので、後室通路126は、低圧通路127と接続されてピストン後室11aは低圧接続される。
一方、バルブ制御通路125からバルブ制御室114に高圧油が供給されると、大径部108後方の受圧面積が加算され、バルブ106は前方へと付勢されて前端位置で停止するようになっている。この状態では、排液室115と低圧連通室116との連通が遮断されるとともに、高圧連通室117が弁室空間105と連通する。
これにより、後室通路126は高圧通路124と接続され、図1に示す、ピストン後室11aは高圧接続される。ピストン後室11aが低圧接続されるとピストン12は後退し、ピストン後室11aが高圧接続されるとピストン12は前進する。このようにして、バルブ機構100によって、バルブ106の前進後退動作に伴って油路が切換えられ、ピストン12を前進後退動作させるための圧油の給排により、ピストン12の前進後退動作が制御される。
以下、本実施形態のバルブ機構100における、バルブリテーナ102およびバルブ106を、バルブハウジング101に組付ける作業手順および作用効果について、図2および図3を適宜参照しつつ説明する。
組付け作業に際しては、まず、リテーナボディ103およびエンドボディ104に、図2に示すシール121、122をそれぞれ装着する。次いで、リテーナボディ103に対してその後方からエンドボディ104を挿入し、図3に示す嵌合部端面103gと嵌合部端面104fとを当接させ、係止手段としてスナップリング119をスナップリング溝103iに装着してバルブリテーナ102を構成する。
このバルブリテーナ102に対して軸方向前方からバルブ106を挿入し、これを予めプラグ113を羅着したバルブハウジング101に、弁室空間105の後方の開口部から軸方向に沿って挿入する。カバー111の前面のシール溝にシール123を装着してバルブハウジング101に当接させ、複数のボルト112で固定してバルブ機構100の組付作業は完了する。
リテーナボディ103の後端面103eとエンドボディ104の後端面104eとはカバー111によって軸方向の後方から前方に向けて押圧されるので、これにより、リテーナボディ103とエンドボディ104とはバルブリテーナ102として強固に一体化した状態に保持される。このとき、後端面103e、104eとカバー111との当接箇所における面圧分布は、後端面104eの方が高圧となるように各種寸法公差を調整するとよい。
次に、何らかの原因で油圧ブレーカ10の打撃動作が不安定となり、その原因箇所を特定するために、バルブ機構100の内部を観察する手順および作用効果について説明する。
バルブ機構100の内部を観察する際は、まず、ボルト112を緩めてバルブハウジング101からカバー111を取り外す。次いで、スナップリング119を取り外し、エンドボディ104のタップ穴120に把持部材を羅着し、軸方向後方に引き出す。リテーナボディ103からエンドボディ104を分離してエンドボディ104のみを抜き出す。
これにより、バルブハウジング101の後方側の開口部から、内部のバルブ106の摺動状態を観察することが可能となる。バルブ106の観察が済んだら、リテーナボディ103に軸方向後方からエンドボディ104を挿入して把持部材を取り外し、次いで、スナップリング119を装着し、さらにカバー111をボルト112により装着する。
バルブハウジング101からバルブリテーナ102およびバルブ106を分解する場合は、上記の内部観察の手順のうち、スナップリング119を取り外さずに装着したままにすると、エンドボディ104はリテーナボディ103から分離されないので、バルブリテーナ102およびバルブ106を、バルブハウジング101から一度に抜き出すことが可能である。
本実施形態のバルブ機構100によれば、バルブリテーナ方式のバルブ機構として備える作用効果、すなわち、バルブの加工工数の簡略化、および、外部からの弁室の遮断性の高さ、をそのまま受け継いでいる。さらに、上述したように、本実施形態のバルブ機構100によれば、非常に簡単な作業手順で弁室内部を外部から観察することが可能である。
以上説明したように、本実施形態の油圧ブレーカ10によれば、油圧ブレーカ本体にバルブ機構100を組付けたままの状態でバルブ106の摺動状態を容易に観察できる。なお、本発明に係る油圧ブレーカのバルブ機構は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、カバー111とエンドボディ104とを別個の部品として構成した例を示したが、これに限らず、例えば、カバー111側に弁室空間105の後端まで延出するインロー部を設けることでエンドボディ104の代用としてもよい。
また、例えば上記実施形態では、分解ないし組立て作業時における、リテーナボディ103からのエンドボディ104の挿抜動作について、挿抜動作を行えない規制状態と挿抜動作を行える許容状態とを切換える係止手段としてスナップリング119を用いた例を示したが、これに限らず、スナップリング119の代わりに、例えば、ボールロックピン機構をエンドボディに設けてもよい。
10 油圧ブレーカ
11 アウタボディ
12 ピストン
13 バックヘッド
14 チゼル
15 アキュムレータ
16 シリンダライナ
17 シールリテーナ
18 フロントブシュ
19 フロントホルダ
100 バルブ機構
101 バルブハウジング
102 バルブリテーナ
103 リテーナボディ
103a 外径部
103b 内径小径部
103c 内径大径部
103d 嵌合部内径
103e 後端面
103f 前端面
103g 嵌合部端面
103h シール溝
103i スナップリング溝
104 エンドボディ
104a 嵌合部外径
104b 外径大径部
104c 外径小径部
104d 前端面
104e 後端面
104f 嵌合部端面
104g 当接面
104h シール溝
104i 凹部
105 弁室空間
106 バルブ
107 中径部
108 大径部
109 小径部
110 連通溝
111 カバー
112 ボルト
113 プラグ
114 バルブ制御室
115 排液室
116 低圧連通室
117 高圧連通室
118 低圧室
119 スナップリング
120 タップ穴
121 シール
122 シール
123 シール
124 高圧通路
125 バルブ制御通路
126 後室通路
127 低圧通路

Claims (4)

  1. ピストンと、前記ピストンの軸線とは非同軸に配設されて前記ピストンの前進後退動作を制御するバルブ機構と、を備える油圧ブレーカであって、
    前記バルブ機構は、前記ピストンを前進後退動作させるための圧油の給排を自身の前進後退動作に伴って切換える中空円筒状のバルブと、該バルブを自身内部のバルブ摺動室に摺嵌するバルブリテーナと、該バルブリテーナを自身内部のバルブリテーナ嵌着部に嵌着するバルブハウジングと、該バルブハウジングに形成された前記バルブリテーナ嵌着部の開口部を閉止するカバーと、を備え、
    前記バルブリテーナは、自身内周面に前記バルブ摺動室が形成された中空円筒状のリテーナボディと、前記リテーナボディの後方に同軸に嵌着されて前記バルブの後退ストロークエンドを規制するとともに前記バルブ摺動室と前記カバーとの間を隔絶する中実円筒状のエンドボディと、を有し、
    前記バルブ摺動室は、前記リテーナボディのみによって形成されていることを特徴とする油圧ブレーカ。
  2. 前記リテーナボディおよび前記エンドボディは、前記バルブハウジング内に装着されているときは、前記カバーによって押圧されて一体化した状態に保持される請求項1に記載の油圧ブレーカ。
  3. 前記カバーを外したときに、前記リテーナボディの後方からの前記エンドボディの挿抜動作を行えない規制状態と挿抜動作を行える許容状態とを切換える係止手段を有する請求項1または2に記載の油圧ブレーカ。
  4. 前記係止手段は、前記リテーナボディの内径に着脱可能に装着されるスナップリングである請求項3に記載の油圧ブレーカ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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