JP7482473B2 - Webサイト訪問ユーザの案内システム及びコンテンツ案内システム - Google Patents

Webサイト訪問ユーザの案内システム及びコンテンツ案内システム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツを閲覧するユーザの状況や考えに適したコンテンツ提案技術に関し、例えば、複数のWebページで構成されるWebサイトの訪問者(ユーザ)に、訪問者の状況や考えに適したWebサイト上のコンテンツ(Webページ)を提案する技術に関する。
ユーザは、購入、予約、応募、資料請求、問い合わせ、視聴・閲覧(知る・楽しむ)などの目的でWebサイトを訪問する。複数のWebページで構成されるWebサイトでは、Webサイト内に設けられたサイト内検索機能を使用し、ユーザは自ら検索条件を入力して所望のコンテンツを含むWebページ(各目的に応じたWebページ)を表示したりしている。
特許第5300648号 特開2009-104450号公報
Webサイトの訪問者には、それぞれの状況や考えが存在し、それが目的を実行・実現する物差しとなる。例えば、商品やサービスを購入する際、訪問者は自身の物差しで所望のコンテンツ(Webページ)を探し当てる比較検討(選別)を行う。
しかしながら、訪問者が持つ物差しは、訪問者自身が的確に表現できるとは限らず、かつ状況や考えに応じた物差し自体が、間違っている可能性もある。このため、前者の場合は、物差しを正しく検索条件として落とし込めずに、所望するコンテンツを閲覧できないことがある。特に、具体性や確実性を欠いた粒度の荒い検索条件では、検索結果の候補が絞り込めていないため、比較検討を行うことが難しくなる。一方、後者の場合は、そもそも状況や考えを正しく物差しに反映できていないため、本当に求めているコンテンツ(Webページ)を探し当てることができない。
例えば、特許文献1は、訪問者の行動履歴や操作履歴を用い、Webページ内の複数のリンク表示のうち、特定のWebページのリンクを強調表示し、訪問者の興味や嗜好に応じてWebページに訪問者を誘導している。しかしながら、行動履歴や操作履歴だけでは、サイト訪問者の目的を実行・実現するに至る物差しを把握することができない。つまり、訪問者の趣味や嗜好と、Webサイトを訪問して目的を実行・実現する際の訪問者の状況や考えは、イコールではない。言い換えれば、行動履歴等と物差しとは、訪問者によって異なり、かつ同じ訪問者であってもそのときの状況や考えによって異なるので、趣味や嗜好に合っても物差しに合わなければ、訪問者が本当に望むコンテンツに誘導できないことがある。
また、特許文献2は、Webチャットを通じた店員等との会話の内容に応じて訪問者の嗜好に合う商品をリアルタイムに変化させながら推薦する技術が提案されている。しかしながら、会話の内容のみでは、上述したように、訪問者が持つ物差しを訪問者自身が的確に表現できるとは限らず、わざわざWebサイトを訪れた訪問者の目的を、把握し難い側面がある。
このように従来は、Webサイトを訪問する訪問者の趣味や嗜好に合わせたWebページへの誘導や商品推薦が行われているが、Webサイトを訪問する訪問者の物差しを的確に捉え、訪問者の状況や考えを正しく特徴付けしてWebサイト内のコンテンツ(Webページ)に導く手段がなかった。
また、Webサイトに限らず、例えば、ショッピングアプリのように、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションを通じてコンテンツを閲覧する場合においても、同様に、そのアプリケーションを使用してコンテンツを閲覧する訪問者の状況や考えを的確に捉えて、アプリケーションで提供するコンテンツに導く手段がなかった。
そこで、本発明は、サイト訪問者の状況や考えを特徴付けし、Webサイト内のコンテンツ(Webページ)へ適切に導くことができる、Webサイト訪問者の案内システムを提供することを目的とする。
また、Webサイトに限らず、アプリケーションを通じてコンテンツを閲覧する訪問者の状況や考えに適したコンテンツ案内システムを提供することを目的とする。
(1)本発明の案内システムは、Webサーバに接続され、Webサイトの訪問者にWebサイト内のコンテンツを案内する。本案内システムは、Webサイト内の各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成された、各Webページを特徴付けたコンテンツ属性を記憶する第1記憶部と、Webサイトの訪問者のWebページ閲覧履歴に基づいて生成された、Webサイト内のユーザ行動を特徴付ける属性であって、訪問した各Webページが持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性を記憶する第2記憶部と、Webページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される回答内容を特徴付けた回答属性を記憶する第3記憶部を有する。
そして、前記行動属性及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、前記行動属性及び前記回答属性と前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成するコンテンツ提案部を有する。前記会話制御部は、複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出する。
(2)上記(1)において、Webサーバにアドインされるエージェントをさらに含むように構成することができる。前記エージェントは、訪問者端末のブラウザにおいて各Webページ上に前記所定の画面を重畳表示させて、閲覧中のWebページ上で前記会話制御部によって抽出された会話文を表示するとともに、訪問者によって入力又は選択された対話情報を受け付け、前記案内システムに送信するように構成される。
(3)上記(1)又は(2)において、上記案内システムは、Webサイト内の各Webページに対してWebスクレイピング処理を行い、前記コンテンツ属性を生成するコンテンツ属性制御部と、WebサーバからWebサイト訪問者のWebページ内の行動履歴を受け付けて訪問者別に行動を監視する監視部と、監視中のWebページ閲覧履歴に基づいて、訪問した各Webページが持つ前記コンテンツ属性を抽出して前記行動属性を生成する第1ユーザ属性制御部と、閲覧中のWebページ上の前記所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得された会話内容に基づいて、前記回答属性を生成する第2ユーザ属性制御部をさらに有するように構成することができる。
(4)上記(1)から(3)において、会話文は、問い掛け文または質問文を含むように構成することができ、回答属性は、訪問者への問い掛け文又は質問文に対して当該訪問者の回答内容から抽出されるように構成することができる。
(5)上記(1)から(4)において、前記コンテンツ提案部は、前記会話制御部によって訪問者への案内情報の提案が必要とされる会話文が抽出されたときに、前記案内情報を生成して前記会話制御部に出力し、前記会話制御部は、前記案内情報を有する会話文を前記Webサーバに送信するように制御することができる。
(6)本発明のプログラムは、Webサーバに接続され、Webサイトの訪問者に、Webサイト内のコンテンツを案内する処理を行うコンピュータによって実行される。本プログラムは、Webサイト内の各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成された、各Webページを特徴付けたコンテンツ属性、訪問者のWebサイト内の行動履歴に基づいて生成された、Webサイト内のユーザ行動を特徴付ける属性であって、訪問した各Webページが持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性、及びWebページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される回答内容を特徴付けた回答属性を記憶する第1機能と、前記行動属性及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する第2機能と、前記行動属性及び前記回答属性と前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成する第3機能を前記コンピュータに実現させる。前記第2機能は、複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出する
(7)本発明の案内システムは、複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者に、Webサーバが提供するWebサイト内のコンテンツを案内する。本案内システムは、訪問者のWebサイト内の行動履歴に基づいて生成されたWebサイト内のユーザ行動を特徴付ける属性であって、訪問した各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成される各Webページを特徴付けたコンテンツ属性を抽出して生成される行動属性及びWebページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される回答内容を特徴付けた回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成するコンテンツ提案部とを有する。前記会話制御部は、Webサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出する。
(8)本発明のコンテンツ案内システムは、コンテンツ閲覧端末で操作されるコンテンツ閲覧アプリケーション内の各画面に含まれるコンテンツに基づいて生成された、各画面を特徴付けたコンテンツ属性を記憶する第1記憶部と、コンテンツ閲覧アプリケーション内の行動履歴に基づいて生成された、コンテンツ閲覧アプリケーション内のユーザ行動を特徴付けた属性であって、閲覧した各画面が持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性を記憶する第2記憶部と、画面内に重畳表示される所定の画面を通じたユーザとの対話によって取得される回答内容を特徴付けた回答属性を記憶する第3記憶部と、前記行動属性又は/及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くコンテンツ閲覧アプリケーション内の画面への案内情報を生成するコンテンツ提案部を有する。前記会話制御部は、訪問者がコンテンツ閲覧アプリケーション内の各画面を回遊して現在閲覧している画面のコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧している画面よりも過去に閲覧した他の画面のコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中の画面に重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出する。
本発明によれば、Webサイト内でのユーザ行動履歴に応じたユーザ行動の特徴付け及び対話における会話内容に応じた特徴付けによって、訪問者の物差し、すなわち、Webサイトを訪れた際の訪問者の状況や考えを特徴付け(抽出)することができる。
特に、対話における会話文が、ユーザ行動又は/及び会話内容の特徴に応じてフィルタリングされ、ユーザ行動(行動属性)及び会話内容(回答属性)の変化、つまり、訪問者の特徴付けの変化に応じた会話制御が行われる。このため、Webサイトを訪問した目的や考えを的確に特徴付けすることができる。
このように把握された行動属性及び回答属性による訪問者の特徴を用いて、マッチングするコンテンツ属性(各Webページの特徴)を抽出し、Webサイト内のWebページへの案内情報を提供する。
したがって、単なる訪問者の嗜好や興味、Webサイト内の行動だけでは把握することができない、Webサイトを訪問した目的や考えに最適なコンテンツ提案を行うことができる。
第1実施形態のWebサイト訪問者であるユーザへの案内システムのネットワーク構成図である。 第1実施形態の管理装置及びWebサーバの各構成ブロック図である。 第1実施形態の行動属性と回答属性及びコンテンツ属性を用いたWebサイト内のコンテンツ提案を説明するための図である。 第1実施形態のユーザ端末のブラウザに重畳表示されるポップアップ画面を通じた対話の一例を示す図であり、ユーザへの問い掛けや質問を契機とした会話態様である。 第1実施形態のユーザ端末のブラウザに重畳表示されるポップアップ画面を通じた対話の一例を示す図であり、ユーザからの問合せや質問を契機とした会話態様である。 第1実施形態の行動属性をフィルタリング条件として、会話ライブラリの中からユーザとの対話のための会話文を抽出する一例を示す図である。 第1実施形態の行動属性及び回答属性をフィルタリング条件として、会話ライブラリの中からユーザとの対話のための会話文を抽出する一例を示す図である。 第1実施形態の提案コンテンツ生成処理を説明するための図であり、行動属性及び回答属性をフィルタリング条件として、ユーザに提案するWebサイト内のコンテンツリストを生成する一例である。 第1実施形態の案内システムの処理フローを示す図であり、ユーザへの問い掛けや質問を会話の契機とした態様を示す図である。 第1実施形態の変形例を示す図である。 第2実施形態のコンテンツ案内システムのネットワーク構成図である。 第2実施形態のコンテンツ閲覧端末及び管理装置の各構成ブロック図である。 第2実施形態のコンテンツ案内システムの処理フローを示す図である。
(第1実施形態)
図1から図10は、第1実施形態に係るWebサイト訪問者であるユーザへの案内システムを示す図であり、図1は、ネットワーク構成図である。本案内システムは、Webサイトを運営するWebサーバ100に対し、管理装置300が外部接続しており、Webサーバ100には、管理装置300との間でデータ通信を行うエージェント400がアドインされている。
Webサイトは、WWW上のドメイン名の下にある複数のWebページの集まりである。Webサーバ100は、ユーザ端末(訪問者端末)500からのhttpリクエスト又はhttpsリクエストに応じて指定又は選択されたURLに基づくWebページを提供する。Webサイトは、企業等が商品、サービス(役務)などを提供する情報の集合体であり、有償・無償を問わない。また、資料請求や問合せ先などの情報提供や予約や応募などの機能提供を行うサイト、動画配信サイトなども本案内システムを適用することができ、提供する機能や情報、またはこれらの組み合わせに限定されない。
ユーザ端末500は、例えば、デスクトップ型やノート型のコンピュータ装置、スマートフォンなどの多機能携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型端末などの持ち運び可能な携帯端末(モバイル端末)である。ユーザ端末500は、通信機能、演算機能及び入力機能を備え、IP(Internet protocol)網又は移動通信回線網(Mobile communication network)を通じて有線通信/無線通信でWebサーバ100に接続してデータ通信を行うことができる。
また、ユーザ端末500は、ブラウザ機能を備えており、Webサーバ100との間のhttp/httpsプロトコルに基づくデータ通信によってWebサーバ100から提供されるWebページの表示制御及びWebページへの入力選択制御を行う。
図1に示すように、訪問者であるユーザは、ユーザ端末500を通じてWebサーバ100にアクセスし、Webサイトを訪問する。ユーザは、Webサイト内の各Webページを閲覧する。ユーザは、Webサイトを訪れる際、自身の状況や考えに基づいて、Webサイト内を回遊し、複数の各Webページを閲覧する。
本実施形態の案内システムは、エージェント400を通じて、サイト内閲覧履歴を収集すると共に、ユーザ端末500に表示されるWebページ上に重畳表示されるポップアップ画面Pでの対話機能で、対話履歴を収集する。管理装置300は、ポップアップ画面Pを通じて、当該Webサイト内のコンテンツ提案情報、例えば、特定のサイト内Webページへの案内情報をユーザに提供する。なお、案内情報は、例えば、WebページのURL等のリンク情報である。
図2は、本実施形態のWebサーバ100及び管理装置300の機能ブロック図である。
Webサーバ100は、ユーザ端末500との間の通信制御を行う通信部110、ユーザ端末500における操作に基づいて、Webサイト内の各Webページ(コンテンツを含む)を送信するサイト制御部120、記憶部130を含んで構成されている。なお、Webサーバ100は、周知の技術を適用することができ、詳細については省略する。
サイト制御部120には、エージェント400がアドインされている。エージェント400は、Webページ上において最前面レイヤーにポップアップ画面Pを重畳表示する表示制御を行う。このとき、ポップアップ画面Pは、Webページ間の移動において、Webページ情報を読み込んで表示するブラウザの表示制御とは別に、常時ポップアップ画面Pが固定的に表示されるようにブラウザに対して表示制御を行ったり、各Webページが表示される際に、その都度ポップアップ画面Pが表示されるように制御したりすることができる。
また、エージェント400は、管理装置300から送信される会話文をポップアップ画面Pに表示したり、ユーザによって入力又は選択されたユーザ対話情報を受け付けたりする対話インターフェース機能を提供する。
本実施形態では、ポップアップ画面Pに、Webサイト内のWebページへのリンク情報が案内情報として表示される。このとき、エージェント400は、ポップアップ画面Pにおいてリンク情報が選択されると、選択されたWebページのリンク情報をサイト制御部120に出力し、サイト制御部120がユーザ端末500のブラウザに対して該当のWebページ情報を出力し、表示させるように制御する。
記憶部130は、ユーザ情報131、コンテンツデータ132、Webページ情報133などの各種情報を記憶している。コンテンツデータ132は、Webページを構成する文章、画像、動画などの各種コンテンツであり、ページ内容に応じて、Webページ情報133とコンテンツデータ132が紐付いている。複数のWebページは、例えば、画面IDやURLなどでユニークに管理されている。
ユーザ情報131は、Webサイトに登録されたユーザのメールアドレスなどの連絡先やユーザ個人を特定する情報や、ユーザがWebサイトで行った行動履歴を格納する。例えば、購入履歴、予約履歴、応募履歴、資料請求履歴、動画再生履歴などを含むことができる。
なお、Webサイトに登録しなくても、従来のCookie技術を適用し、Webサイトを訪問するユーザを一意に識別し、Webページの閲覧履歴や対話履歴などをユーザ別に収集・管理することができる。したがって、ユーザ情報131は、登録の有無に関係なく、ユーザを一意に識別できる情報が含まれ、個人情報等の有無は任意である。管理装置300は、ユーザがWebサイトを訪問したときにWebサーバ100が行うユーザ情報131に基づくユーザ識別結果を受信し、ユーザ別に本機能を提供する。
管理装置300は、制御装置310、記憶装置320、通信装置330を含んで構成されている。通信装置330は、Webサーバ100及びWebサーバ100にアドインされたエージェント400との間の通信制御を行う。
制御装置310は、ユーザ行動監視部311、会話制御部312、行動属性制御部(第1ユーザ属性制御部)313、回答属性制御部314(第2ユーザ属性制御部)、コンテンツ属性制御部315、及びコンテンツ提案部316を含む。
ユーザ行動監視部311は、エージェント400を通じて送信されるWebサイト内の行動履歴を受け付けてユーザ別に行動を監視し、行動履歴321に蓄積する。なお、行動履歴321は、Webサイト内の各Webページの閲覧履歴と共に、各Webページにおけるユーザアクション(例えば、特定のリンクやボタンのクリック操作、画面のスクロール操作といったアクションなど)の履歴が含まれるように構成することができる。
会話制御部312は、ポップアップ画面Pに表示する会話文を会話ライブラリ324から抽出すると共に、ポップアップ画面Pを通じて入力・選択されたユーザ対話情報を、エージェント400を通じて受け付けてユーザ別に対話履歴322として蓄積する。
会話ライブラリ324は、複数の会話テキスト(会話文)が格納されたライブラリであり、各会話テキストは、会話文ID別に管理され、会話文属性が紐付いている。会話文属性とは、例えば、挨拶、問い掛け(質問)、提案(アドバイス、注意喚起を含むことができる)などの文章カテゴリである。
会話ライブラリ324に蓄積される会話文は、文章内に挿入エリアを有しない会話文と挿入エリアを有する会話文とが含まれる。例えば、「最近の話題の<>は、<>です。」、「<>をお探しですか?」、「あなたがお探しの<>は、これでしょうか」といった会話文が会話ライブラリに格納されており、「<>」は、Webページに含まれるコンテンツの名称や回答内容が挿入される箇所を示す。会話制御部312は、コンテンツ名称等の挿入エリアを含む会話文であれば、挿入エリアに、後述する行動属性又は/及び回答属性を適宜挿入して会話文を生成することができる。
図3は、行動属性、回答属性及びコンテンツ属性を用いたWebサイト内のコンテンツ提案を説明するための図である。
コンテンツ属性は、Webページ特徴情報である。コンテンツ属性制御部315は、Webサイト内の各Webページに対してWebスクレイピング処理を行い、Webページに含まれるコンテンツに基づいて当該Webページを特徴付けた情報(コンテンツ属性)を生成する。Webスクレイピング処理は周知の手法を適用することができ、詳細な説明は省略する。
Webスクレイピング処理によって、Webページから、例えば、化粧品、マスカラ、春物新作などのコンテンツに関する情報(コンテンツ情報)を抽出することができる。抽出されたコンテンツ情報は、Webページを特徴付けるためのコンテンツ属性として、記憶装置320に蓄積される。なお、コンテンツ属性の生成処理は、任意のタイミングで行うことができ、また、Webページが追加、更新、削除等されたタイミングで逐次行うようにしてもよい。
行動属性は、Webサイトを訪問したユーザのWebサイト内での行動履歴に基づいて生成されるユーザ属性である。このとき、本実施形態では、Webサイト内のユーザ行動を特徴付けた属性として、訪問した各Webページが持つコンテンツ属性を行動属性として抽出する。行動属性は、行動属性制御部313によって生成される。
例えば、コンテンツ属性「化粧品、マスカラ、春物新作」のWebページAを訪問すると、行動属性「化粧品、マスカラ、春物新作」が蓄積され、ユーザ行動が特徴付けられる。また、コンテンツ属性「洋服、トップス、一点もの」のWebページBを訪問すると、行動属性「洋服、トップス、一点もの」が蓄積される。なお、行動属性として抽出されるコンテンツ属性は、Webページが持つコンテンツ属性のうち、少なくとも1つ以上が抽出されればよく、その数は任意である。
回答属性は、ユーザの対話履歴から抽出される会話属性の一つである。例えば、会話制御部312が抽出した会話文に対する回答内容に基づいて生成されるユーザ属性である。回答属性は、回答属性制御部314によって生成される。図4に示すように、会話制御部312からの問い掛けや質問に対する回答内容や、図5に示すように、ユーザ自らが質問や問合せを入力し、その後の会話制御部312との間の会話によって得られた会話内容などが含まれる。
例えば、行動属性によってフィルタリングして抽出された会話文「春物の洋服をお探しですか?」に対し、ユーザが「明るい色の新作パーカーが欲しい」と回答した場合、問い掛け文と回答内容が対話履歴として蓄積されると共に、回答内容から「明るい色、新作、パーカー」の回答属性を抽出し、ユーザ別に蓄積することができる。
また、回答属性は、会話制御部312による問い掛けや質問に対するユーザの回答だけではなく、ユーザを起点とする問い掛けや質問に対して会話制御部312が回答した際の、ユーザの問い掛け又は/及び会話制御部312がユーザに提示した回答を回答属性として含むように構成することができる。
例えば、ユーザが「予算が8万円で買える軽量腕時計はあるかな」という問い掛けに対して、会話制御部312が「ありますよ。8万円未満ですと、〇〇メーカーの評判が良いですね。」という回答をしたとする。ユーザがさらに「そうですか、〇〇メーカーって良いものが多いですよね。」と会話が進行したと仮定する。この場合、「軽量、腕時計、8万円、〇〇メーカー、評判」などの各回答属性を抽出することができる。つまり、ユーザに対して回答を得ることを意識した会話でなくても、ユーザが提示する情報を評価したり、補足や付加の情報を提供するなどの会話内容からも、回答属性(会話属性)を抽出したりすることができる。
本実施形態の案内サービスは、行動属性制御部313及び回答属性制御部314を備え、行動属性321は、監視中のWebサイト内でのユーザ行動履歴に基づいて、訪問した各Webページが持つコンテンツ属性を抽出して生成され、回答属性322は、閲覧中のWebページ上のポップアップ画面Pを通じたユーザとの対話によって取得された会話内容に基づいて生成される。行動属性321と回答属性322とを用いて、Webサイトを訪問したユーザの状況や考えの特徴付けを行う。
この特徴付け(ユーザ属性)は、従来のユーザの趣味や嗜好やWebチャット等での会話では実現することができなかった、Webサイトを訪問した状況とユーザの考えを的確に反映したコンテンツ提案を実現するものとなる。
ユーザを特徴付ける行動属性及び回答属性は、会話制御部312による会話文の抽出処理と、コンテンツ提案部316の提案コンテンツ生成処理に用いられる。
図6は、行動属性をフィルタリング条件として、会話ライブラリ324の中からユーザとの対話のための会話文を抽出する一例を示す図である。
行動属性は、例えば、新しい順に、Webサイト内で訪れたWebページの画面IDと対応するコンテンツ属性が格納される。会話制御部312は、例えば、現在から所定時間前までのWebページ閲覧行動を参照し、行動履歴としてコンテンツ属性を抽出する。そして、抽出したコンテンツ属性を用いて、該当する会話文を会話ライブラリ324から抽出する。なお、行動属性として抽出する行動履歴、すなわち、会話ライブラリ324に対するフィルタリング条件として用いる過去の行動属性は、任意に設定することができる。また、現在閲覧中の行動履歴に対応するコンテンツ属性と、それ以前の行動履歴に対応するコンテンツ属性とで、重み付けを変化させ、例えば、現在閲覧中のWebページの特徴付けを色濃く反映した会話文を抽出するように構成してもよい。
例えば、現在閲覧中のWebページのコンテンツ属性が、「シューズ、マラソン、耐久性」で、一つ前に閲覧していたWebページのコンテンツ属性が「シューズ、怪我予防」であるとき、「シューズ、マラソン、怪我予防」をフィルタリング条件として、「練習中にどこか痛めましたか?」といった会話文を抽出することができる。また、さらに、もう一つ前に閲覧していたWebページのコンテンツ属性が「〇〇選手のインタビュー、ユーザ評価」である場合は、「シューズ、怪我予防」をフィルタリング条件として、「怪我予防のシューズをお探しですか?」といった会話文を抽出することができる。
また、一つ前の閲覧していたWebページが異なり、そのコンテンツ属性が「スピード重視、市民ランナー」である場合、「シューズ、マラソン、スピード」をフィルタリング条件として、「マラソンのスピード練習は、シューズが重要ですよね」といった会話文を抽出することができる。
一方で、会話が進むと、ユーザから問い掛けに対する回答を得ることができ、回答属性が蓄積される。そこで、会話制御部312は、回答属性の蓄積を反映し、行動属性と回答属性の双方をフィルタリング条件として、会話ライブラリ324から会話文を抽出するようにしてもよい。
図7は、行動属性及び回答属性をフィルタリング条件として、会話ライブラリ324の中からユーザとの対話のための会話文を抽出する一例を示す図である。
回答属性は、例えば、会話ライブラリ324から抽出されたユーザに提示した会話文のIDと回答内容と紐付けて蓄積される。例えば、「練習中にどこか痛めましたか?」という会話制御部312からの会話文(質問文)に対し、「膝が痛い」と回答したとする。この場合、回答属性制御部314は、回答属性として「膝、痛い」を生成して蓄積し、会話制御部312は、行動属性の「シューズ、マラソン、怪我予防」と回答属性の「膝、痛い」とをフィルタリング条件として、会話ライブラリ324から会話文を抽出する。例えば、「膝が痛いときは、無理しないでくださいね。膝の負担を軽減するシューズは、こんなものが評判です」といった会話文(提案属性を有する)を抽出することができる。対話履歴は、時系列順にその会話文が入ってくるが、会話文から生成される回答属性の蓄積は、時系列順でなくてもよい。行動履歴についても同様である。
このように行動属性の変化及びそのときの回答属性の変化に応じて、ユーザの特徴付けが変化し、ユーザへ提供する会話文の内容が変化する。
図8は、提案コンテンツ生成処理を説明するための図であり、行動属性及び回答属性をフィルタリング条件として、ユーザに提案するWebサイト内のコンテンツリストを生成する。
本実施形態では、ポップアップ画面Pを通じてユーザにWebサイト内のコンテンツリストを提供する。このとき、行動属性及び回答属性を用いる。具体的には、行動属性及び回答属性と、コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングしたコンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成する。
例えば、行動属性が「自動車保険」であり、回答属性が「家族、土日」であった場合、これらのユーザ属性と、Webスクレイピング処理を通じて生成されたWebページのコンテンツ属性とをマッチングする。例えば、コンテンツ属性として「保険、自動車、家族割」を有するWebページを抽出し、抽出された1つ又は複数の各WebページのURL情報を含む案内情報を生成する。
なお、案内情報は、ポップアップ画面Pを通じた会話の流れの中でユーザに提供するように構成することができる。そこで、会話制御部312は、会話ライブラリ324から抽出した会話文に紐付けられた会話文属性を判別し、会話文属性が「提案」とあると判別されたとき、コンテンツ提案部316に対して案内情報の生成指示を出力する。コンテンツ提案部316は、案内情報の生成指示をトリガーに、行動属性及び回答属性を用いて案内情報を生成し、会話制御部312に出力する。会話制御部312は、生成された案内情報と提案属性を有する会話文とをエージェント400(Webサーバ100)に送信する。
なお、説明の便宜上、提案属性と称しているが、ユーザへのアドバイスや注意喚起なども、ユーザに対する提案と捉えることができる。したがって、ユーザに案内情報を提供するトリガーは、アドバイスや注意喚起などの会話文属性の場合も含むように構成することもできる。
本実施形態によれば、Webサイト内でのユーザ行動履歴に応じたユーザ行動の特徴付け及び対話における会話内容に応じた特徴付けによって、訪問者の背景、すなわち、Webサイトを訪れた際のユーザの状況や考えを特徴付け(抽出)することができる。
特に、対話における会話文が、ユーザ行動又は/及び会話内容の特徴に応じてフィルタリングされ、ユーザ行動(行動属性)及び会話内容(回答属性)の変化、つまり、ユーザの特徴付けの変化に応じた会話制御が行われる。このため、Webサイトを訪問した目的や考えを的確に特徴付けすることができる。
そして、このように把握された行動属性及び回答属性によるユーザの特徴を用いて、マッチングするコンテンツ属性(各Webページの特徴)を抽出し、Webサイト内のWebページへの案内情報を提供する。
このため、単なるユーザの嗜好や興味、Webサイト内の行動だけでは把握することができない、Webサイトを訪問した目的や考えに最適なコンテンツ提案をユーザに行うことができる。
図9は、本実施形態の案内システムの処理フローを示す図であり、ユーザへの問い掛けや質問を会話の契機とした態様を示す図である。
管理装置300は、Webサーバ100に接続し、Webサイトを構成する複数のWebページを解析するWebスクレイピング処理を行い(S301)、Webページ別にコンテンツ属性を生成し、記憶装置320に蓄積する(S302)。
ユーザがWebサイトを訪問すると(S501)、Webサーバ100は、ユーザ端末500に対するWeb画面の表示処理及びWeb画面上へのポップアップ画面Pの重畳表示処理を行う(S101)。ユーザは、ブラウザを操作し、Webサイト内を回遊して各Webページを閲覧する(S502)。
Webサーバ100のエージェント400は、Webサイト内のユーザ行動を監視し、監視結果(行動履歴)を逐一、管理装置300に送信する(S102)。管理装置300は、Webサイト内のユーザ行動履歴を格納し(S303)、行動属性生成処理を行う(S304)。管理装置300は、ユーザがWebサイト内で行動する度に更新される行動履歴に基づいてリアルタイムに行動属性の生成処理を行うことができる。
次に、管理装置300は、行動属性を用いて会話ライブラリ324から会話文を抽出又は生成する(S305)。会話文が抽出されたとき、エージェント400への会話文提供処理を行う(S307)。エージェント400は、受信した会話文をポップアップ画面Pに表示する(S103)。
ユーザは、ポップアップ画面Pに表示される会話文に対する回答アクションを行う(S503)。回答アクションは、回答の入力操作や会話文に含まれる選択肢に対する選択操作である。エージェント400は、ポップアップ画面Pに入力又は選択された回答内容を受け付けると、次の会話文リクエストと共に回答内容を管理装置300に送信する(S104)。管理装置300は、回答内容を対話履歴として格納すると共に回答属性生成処理を行う(S308,S309)。
行動属性及び回答属性の蓄積により、管理装置300は、これらのユーザ属性を用いて会話ライブラリ324から会話文を抽出・生成し(S310)、抽出・生成された会話文の属性が「提案」であるか否かを判別する(S311)。会話文の属性が「提案」ではない場合は、ステップS307以降と同様の処理となる。
一方、ステップS311において会話文の属性が「提案」であると判別された場合、管理装置300は、行動属性及び回答属性を用いて提案コンテンツリストを生成し(S312)、エージェント400に会話文と共に提供する(S313)。エージェント400は、受信した会話文及び提案コンテンツリストをポップアップ画面Pに表示する(S105)。
ユーザは、ポップアップ画面Pに表示される提案コンテンツリストに対するユーザアクションを行う(S504)。回答アクションは、提案コンテンツリスト内のWebページリンク情報の選択操作である。エージェント400は、リンク情報が選択されると、ユーザアクション結果(選択されたリンク情報)を管理装置300に送信する(S106)。管理装置300は、リンク情報に対する選択結果を、対話履歴として格納する(S314)。なお、提案コンテンツリストにおけるリンク情報の選択結果は、そのWebページのコンテンツ属性を行動属性や回答属性として抽出し、蓄積するように構成することができる。
エージェント400は、選択されたリンク情報をWebサーバ100のサイト制御部120に出力し、ユーザ端末500との間で該当のWebページの表示処理を行う(S107,S505)。
なお、図5の例で説明したように、ポップアップ画面Pを通じてユーザからの問合せや質問を契機とした会話制御を行うことができる。この場合、図9のステップS503,S104がユーザからの問合せや質問を受け付ける処理に置き換わり、その後の処理は同様となる。
図10は、本実施形態の案内システムの変形例を示す図である。本案内システムは、複数の異なるWebサイトそれぞれから得られた行動属性及び回答属性を、他方のWebサイトでのコンテンツ提案に利用することができる。
例えば、WebサイトAが、旅行サイトであり、WebサイトBがグッツ販売サイトであったとする。まず、ユーザがWebサイトAの旅行サイトにおいてエージェント400Aと会話を行っており、管理装置300にユーザの行動属性及び回答属性が蓄積されている状態となる。
次に、同一ユーザがWebサイトBのグッツ販売サイトに訪れたとする。WebサイトBにアドインされているエージェント400Bは、ユーザ認証を行い、管理装置300に問い合わせを行い、同一ユーザであるとの判別処理を行う。なお、同一ユーザの認証手法は、適宜周知技術を適用することができる。
判別処理の結果、同一ユーザである場合は、すでにエージェント400Aによって取得された行動属性及び回答属性に基づいて、管理装置300を通してエージェント400Bによる会話及びコンテンツ提案などの各種機能を提供することが可能となる。
これにより、WebサイトAの次にWebサイトBを訪問したユーザは、WebサイトA上のエージェント400Aに対し行った質問への回答を再度行う必要はなくなり、エージェント400Bに対しエージェント400Aに行った回答などの重複作業を省くことが可能になる。また、WebサイトAで取得された対話履歴、行動履歴のログも管理装置300を通して、WebサイトBのエージェント400Bでの提案に活用できるため、ユーザに対し、よりユーザの目的や考えに最適なコンテンツ提案を可能とするものとなる。
以上、本実施形態について説明したが、ポップアップ画面PをWebページ上に重畳表示させるタイミングは、行動属性又は及び回答属性の蓄積状況や、Webサイトの訪問時間などに応じて、任意に設定することができる。例えば、行動属性の蓄積が不十分だと、サイト訪問の状況や考えに対する特徴付けを十分に行えないと判断される場合は、所定数以上のWebページを閲覧したタイミングでポップアップ画面を表示させ、それまでは表示しないように制御してもよい。
また、本案内システムを実現するための各機能は、複数のサーバ装置で分散して実現することも可能である。例えば、行動属性制御部313、回答属性制御部314及びコンテンツ属性制御部315の各機能と、記憶装置320内の各種情報を管理する第1のサーバ装置と、会話制御部312とコンテンツ提案部316とを含む第2のサーバ装置とが連携したシステム構成であってもよい。なお、上記分散形態は一例であり、各機能及び各種情報をどのように分散して管理・運用するかは任意である。
また、本案内システムの各機能を、Webサーバ100が提供するWebシステムの一部の機能として一体的に組み込んだ構成とすることもできる。例えば、Webサーバ100内に、管理装置300の各機能及び各種情報を保持するように構成することができる。
(第2実施形態)
図11から図13は、第2実施形態に係るコンテンツ案内システムを示す図である。
上記第1実施形態の案内システムは、Webサイトを訪問したユーザに、サイト内のコンテンツを提案する一態様であったが、本実施形態は、ユーザが操作するコンテンツ閲覧端末500内のアプリケーションが、複数のアプリケーション画面(以下、アプリ画面と称する)を通じてユーザに各コンテンツを提供する態様において、エージェント410及び管理装置300Aによるコンテンツ案内機能を実現したものである。
なお、図11から図13において、上記第1実施形態で説明した各機能と対応関係にある機能については、符号の後ろに「A」付し、必要に応じて上記説明をもって代える。また、上記第1実施形態で説明した処理等についても適用可能である。
図11は、本実施形態のコンテンツ案内システムのネットワーク構成図である。コンテンツ閲覧端末500Aは、上記第1実施形態のユーザ端末500に相当し、コンテンツ閲覧アプリケーション(アプリケーションプログラム)がインストールされている。コンテンツ閲覧アプリケーションは、所定のサーバからダウンロードしたり、外部記憶媒体を通じてコンテンツ閲覧端末500Aに具備されていたりする。また、予めコンテンツ閲覧端末500Aに組み込まれていたりもする。
コンテンツ閲覧端末500Aは、インストールされたコンテンツ閲覧アプリケーションの各アプリ画面の画面表示制御と共に、アプリ画面に表示されるコンテンツの表示制御とを行う。アプリ画面の画面情報及びコンテンツデータは、コンテンツ閲覧端末500Aに一部又はすべてが格納されていたり、Webサーバ100Aがコンテンツデータ群600から該当のコンテンツデータや画面情報を抽出してコンテンツ閲覧端末500に提供したりすることができる。本実施形態のWebサーバ100Aは、上記第1実施形態のWebサーバ100とは異なり、コンテンツデータ群600からアプリ画面に表示される該当のコンテンツデータ等を提供する仲介役を担っている。コンテンツデータ群600は、情報格納領域であり、サーバ等の機器で構成されていたり、Webサーバ100Aと一体に構成されていてもよい。
一方、本実施形態のエージェント410は、コンテンツ閲覧アプリケーションの一部に組み込まれており、上記エージェント400と同様の機能を有し、管理装置300Aと接続される。エージェント410は、アプリ画面上において最前面にポップアップ画面Pを重畳表示する表示制御等を行う。また、エージェント410も、管理装置300Aから送信される会話文をポップアップ画面Pに表示したり、ユーザによって入力又は選択されたユーザ対話情報を受け付けたりする対話インターフェース機能を提供する。さらに、コンテンツ閲覧アプリケーション内の行動の履歴及びアプリ画面でのユーザアクションの履歴を行動履歴として収集して管理装置300Aに送信する。
図12は、本実施形態のコンテンツ閲覧端末500A及び管理装置300Aの各構成ブロック図である。
コンテンツ閲覧端末500Aは、通信部510、アプリケーション制御部520及び記憶部530を備える。アプリケーション制御部520は、ユーザ操作に基づく各アプリ画面の画面表示制御及びアプリ画面内のコンテンツ表示制御を行う。記憶部530には、各アプリ画面の画面情報531及びコンテンツデータ532が格納されている。これら画面情報531及びコンテンツデータ532は、リアルタイムに又は所定のタイミングで適宜Webサーバ100Aに接続して、最新の各種情報を取得することができる。エージェント410については上述の通りである。
管理装置300Aは、制御装置310A、記憶装置320B、通信装置330Aを含んで構成されている。通信装置330Aは、Webサーバ100A及びユーザが操作するコンテンツ閲覧端末500A内のエージェント410との間の通信制御を行う。
制御装置310Aは、ユーザ行動監視部311A、会話制御部312B、行動属性制御部(第1ユーザ属性制御部)313A、回答属性制御部(第2ユーザ属性制御部)314A、コンテンツ属性制御部315A、及びコンテンツ提案部316Aを含む。
ユーザ行動監視部311Aは、エージェント410を通じて送信されるアプリ画面の行動履歴を受け付けてユーザ別に行動を監視し、行動履歴321Aに蓄積する。会話制御部312Aは、アプリ内のポップアップ画面Pに表示する会話文を会話ライブラリ324Aから抽出すると共に、ポップアップ画面Pを通じて入力・選択されたユーザ対話情報を、エージェント410を通じて受け付けてユーザ別に対話履歴222Aとして蓄積する。会話ライブラリ324Aは、会話ライブラリ324と同じである。
本実施形態のコンテンツ属性は、アプリ画面特徴情報である。コンテンツ属性制御部315Aは、端末内の各アプリ画面に対して所定の解析処理を行い、アプリ画面に含まれるコンテンツに基づいて当該アプリ画面を特徴付けた情報(コンテンツ属性)を生成する。
例えば、調理、電子レンジ、新発売などのコンテンツに関する情報(コンテンツ情報)を抽出することができる。抽出されたコンテンツ情報は、アプリ画面を特徴付けるためのコンテンツ属性として、記憶装置320Aに蓄積される。なお、コンテンツ属性の生成処理は、任意のタイミングで行うことができ、また、アプリ画面が追加、更新、削除等されたタイミングで逐次行うようにしてもよい。
行動属性は、コンテンツ閲覧アプリケーション内のユーザ行動履歴に基づいて生成されるユーザ属性である。コンテンツ閲覧アプリケーション内のユーザ行動を特徴付けた属性として、本実施形態でも、閲覧した各アプリ画面が持つコンテンツ属性を行動属性として抽出する。行動属性は、行動属性制御部313Aによって生成される。
回答属性は、ユーザの対話履歴から抽出される会話属性の一つである。例えば、会話制御部312Aが抽出した会話文に対する回答内容に基づいて生成されるユーザ属性である。回答属性は、回答属性制御部314Aによって生成される。図4及び図5の例のように、会話制御部312Aからの問い掛け等に対する回答内容、ユーザ自らが質問や問合せを入力してその後の会話によって得られた会話内容が含まれる。また、会話文属性についても同様の構成である。
本実施形態のコンテンツ案内サービスは、行動属性制御部313A及び回答属性制御部314Aを備え、行動属性321Aは、監視中のアプリケーション内の行動履歴に基づいて、閲覧した各アプリ画面が持つコンテンツ属性を抽出して生成され、回答属性322Aは、閲覧中のアプリ画面上のポップアップ画面Pを通じたユーザとの対話によって取得された会話内容に基づいて生成される。行動属性321Aと回答属性322Aとを用いて、コンテンツ閲覧アプリケーションを操作するユーザの状況や考えの特徴付けを行う。
本実施形態においても、コンテンツ閲覧端末500Aでのアプリ画面閲覧履歴に基づくアプリ内行動履歴と、アプリ内でのエージェント410を通じた会話履歴とが蓄積され、行動属性及び回答属性を抽出される。そして、各アプリ画面は、コンテンツ属性によって特徴付けがなされている。
そして、ユーザを特徴付ける行動属性及び回答属性は、会話制御部312Aによる会話文の抽出処理と、コンテンツ提案部316Aの提案コンテンツ生成処理に用いられる。会話文の抽出処理及び提案コンテンツ生成処理について上記第1実施形態の説明をもって代える。
図13は、本実施形態のコンテンツ案内システムの処理フローを示す図であり、ユーザへの問い掛けや質問を会話の契機とした態様を示す図である。
管理装置300Aは、Webサーバ100Aに接続し、Webサーバ100Aを通じてコンテンツデータ群600の各コンテンツデータを取得し、コンテンツ閲覧アプリケーションを構成する複数のアプリ画面を解析する処理を行い(S3001)、アプリ画面別にコンテンツ属性を生成し、記憶装置320Aに蓄積する(S3002)。
コンテンツ閲覧端末500Aにおいて、コンテンツ閲覧アプリケーションが起動されると(S5001)、コンテンツ閲覧端末500Aは、画面情報531、コンテンツデータ532(必要に応じてコンテンツデータ群600)に基づくアプリ画面の表示処理及びアプリ画面上へのポップアップ画面Pの重畳表示処理を行う。ユーザは、アプリ画面を操作し、コンテンツ閲覧アプリケーション内の各アプリ画面を回遊して閲覧する(S5002,S101A)。
コンテンツ閲覧アプリケーション内のエージェント410は、アプリ内の行動を監視し、監視結果(行動履歴)を逐一、管理装置300Aに送信する(S5003)。管理装置300Aは、アプリ内の行動履歴を格納し(S3003)、行動属性生成処理を行う(S3004)。管理装置300Aは、ユーザがアプリ内を行動する度に更新される行動履歴に基づいてリアルタイムに行動属性の生成処理を行うことができる。
次に、管理装置300Aは、行動属性を用いて会話ライブラリ324Aから会話文を抽出又は生成する(S3005)。会話文が抽出されたとき、エージェント410への会話文提供処理を行う(S3007)。
エージェント410は、受信した会話文をポップアップ画面Pに表示する(S5004)。ユーザは、ポップアップ画面Pに表示される会話文に対する回答アクションを行う(S5005)。回答アクションは、回答の入力操作や会話文に含まれる選択肢に対する選択操作である。エージェント410は、ポップアップ画面Pに入力又は選択された回答内容を受け付けると、次の会話文リクエストと共に回答内容を管理装置300Aに送信する(S104)。管理装置300Aは、回答内容を対話履歴として格納すると共に回答属性生成処理を行う(S3008,S3009)。
行動属性及び回答属性の蓄積により、管理装置300Aは、これらのユーザ属性を用いて会話ライブラリ324Aから会話文を抽出・生成し(S3010)、抽出・生成された会話文の属性が「提案」であるか否かを判別する(S3011)。会話文の属性が「提案」ではない場合は、ステップS3007以降と同様の処理となる。
一方、ステップS3011において会話文の属性が「提案」であると判別された場合、管理装置300Aは、行動属性及び回答属性を用いて提案コンテンツリストを生成し(S3012)、エージェント400に会話文と共に提供する(S3013)。エージェント410は、受信した会話文及び提案コンテンツリストをポップアップ画面Pに表示する(S5007)。提案コンテンツリストは、行動属性及び回答属性と、コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングしたコンテンツ属性に紐付くアプリ画面への案内情報である。
ユーザは、アプリ内のポップアップ画面Pに表示される提案コンテンツリストに対するユーザアクションを行う(S5008)。回答アクションは、提案コンテンツリスト内のアプリ画面リンク情報の選択操作である。エージェント410は、リンク情報が選択されると、ユーザアクション結果(選択されたリンク情報)を管理装置300に送信する(S5009)。管理装置300は、リンク情報に対する選択結果を、対話履歴として格納する(S3014)。
エージェント410は、選択されたリンク情報に基づいて該当のアプリ画面を表示する処理を行う(S5010)。
なお、図5の例のように、本実施形態においてもポップアップ画面Pを通じてユーザからの問合せや質問を契機とした会話制御を行うことができる。
以上、本実施形態について説明したが、コンテンツ閲覧端末500Aは、例えば、カーナビゲーション装置、デジタルサイネージ装置、電子案内装置、電子受付装置などであってもよい。一例として、カーナビゲーション装置は、経路情報、ランドマーク情報、店情報などの多数のコンテンツを提供するコンテンツ閲覧アプリケーションであり、複数の各ナビゲーション画面でコンテンツを表示する。したがって、エージェント410をカーナビゲーション装置にインストールし、管理装置300Aと接続することで、ユーザの状況や考えに適したコンテンツを提案することができる。
また、上記第1実施形態の図10のように、異なる複数のコンテンツ閲覧アプリケーション間で、互いの行動属性や回答属性を使用した会話制御やコンテンツ提案を行うこともできる。また、Webサイトとコンテンツ閲覧アプリケーション間で、互いの行動属性及や回答属性を使用した会話制御やコンテンツ提案を行うこともできる。
なお、管理装置300の各機能は、プログラムによって実現可能であり、各機能を実現するために予め用意されたコンピュータプログラムが補助記憶装置に格納され、CPU等の制御部が補助記憶装置に格納されたプログラムを主記憶装置に読み出し、主記憶装置に読み出された該当プログラムを制御部が実行することで、各部の機能を動作させることができる。
また、上記プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された状態で、コンピュータに提供することも可能である。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD-ROM等の光ディスク、DVD-ROM等の相変化型光ディスク、MO(Magnet Optical)やMD(Mini Disk)などの光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスクやリムーバブルハードディスクなどの磁気ディスク、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア、SDメモリカード、メモリスティック等のメモリカードが挙げられる。また、本発明の目的のために特別に設計されて構成された集積回路(ICチップ等)等のハードウェア装置も記録媒体として含まれる。
100 Webサーバ
110 通信部
120 サイト制御部
130 記憶部
131 ユーザ情報
132 コンテンツデータ
133 Webページ情報
300,300A 管理装置
310,310A 制御装置
311,311A ユーザ行動監視部
312,312A 会話制御部
313,313A 行動属性制御部(第1ユーザ属性制御部)
314,314A 回答属性制御部(第2ユーザ属性制御部)
315,315A コンテンツ属性制御部
316,316A コンテンツ提案部
320,320A 記憶装置
321,321A 行動履歴(行動属性)
322,322A 対話履歴(回答属性)
323 Webページ特徴情報(コンテンツ属性)
323A アプリ画面特徴情報(コンテンツ属性)
324,324A 会話ライブラリ
330,330A 通信装置
400,410エージェント
500 ユーザ端末(訪問者端末)
500A コンテンツ閲覧端末
510 通信部
520 アプリケーション制御部
530 記憶部
531 画面情報
532 コンテンツデータ
600 コンテンツデータ群
P ポップアップ画面

Claims (8)

  1. Webサーバに接続され、Webサイトの訪問者に、Webサイト内のコンテンツを案内する案内システムであって、
    Webサイト内の各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成された、各Webページを特徴付けたコンテンツ属性を記憶する第1記憶部と、
    Webサイトの訪問者のWebページ閲覧履歴に基づいて生成された、Webサイト内のユーザ行動を特徴付ける属性であって、訪問した各Webページが持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性を記憶する第2記憶部と、
    Webページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される回答内容を特徴付けた回答属性を記憶する第3記憶部と、
    前記行動属性又は/及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、
    前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成するコンテンツ提案部と、を有し、
    前記会話制御部は、複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出することを特徴とする案内システム。
  2. Webサーバにアドインされるエージェントをさらに含み、
    前記エージェントは、
    訪問者端末のブラウザにおいて各Webページ上に前記所定の画面を重畳表示させて、閲覧中のWebページ上で前記会話制御部によって抽出された会話文を表示するとともに、訪問者によって入力又は選択された訪問者対話情報を受け付け、前記案内システムに送信することを特徴とする請求項1に記載の案内システム。
  3. Webサイト内の各Webページに対してWebスクレイピング処理を行い、前記コンテンツ属性を生成するコンテンツ属性制御部と、
    WebサーバからWebサイト訪問者のWebサイト内の行動履歴を受け付けて訪問者別に行動を監視する監視部と、
    監視中のWebサイト内の行動履歴に基づいて、訪問した各Webページの前記コンテンツ属性を抽出して前記行動属性を生成する第1ユーザ属性制御部と、
    閲覧中のWebページ上の前記所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得された会話内容に基づいて、前記回答属性を生成する第2ユーザ属性制御部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の案内システム。
  4. 前記会話文は、問い掛け文または質問文であり、
    前記回答属性は、訪問者への問い掛け文又は質問文に対して当該訪問者の回答内容から抽出されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の案内システム。
  5. 前記コンテンツ提案部は、前記会話制御部によって訪問者への案内情報の提案が必要とされる会話文が抽出されたときに、前記案内情報を生成して前記会話制御部に出力し、
    前記会話制御部は、前記案内情報を有する会話文を前記Webサーバに送信するように制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の案内システム。
  6. Webサーバに接続され、Webサイトの訪問者に、Webサイト内のコンテンツを案内する処理を行うコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    Webサイト内の各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成された、各Webページを特徴付けたコンテンツ属性、訪問者のWebサイト内の行動履歴に基づいて生成された、Webサイト内のユーザ行動を特徴付けた属性であって、訪問した各Webページが持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性、及びWebページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される会話内容を特徴付けた回答属性を記憶する第1機能と、
    前記行動属性又は/及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する第2機能と、
    前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成する第3機能と、を前記コンピュータに実現させ
    前記第2機能は、複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出することを特徴とするプログラム。
  7. 複数のWebページで構成されたWebサイトの訪問者に、Webサーバが提供するWebサイト内のコンテンツを案内する案内システムであって、
    訪問者のWebサイト内の行動履歴に基づいて生成されるWebサイト内のユーザ行動を特徴付けた属性であって、訪問した各Webページに含まれるコンテンツに基づいて生成される各Webページを特徴付けたコンテンツ属性を抽出して生成される行動属性又は/及びWebページ内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される会話内容を特徴付けた回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、
    前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くWebページへの案内情報を生成するコンテンツ提案部と、を有し、
    前記会話制御部は、Webサイトの訪問者が各Webページを回遊して現在閲覧しているWebページのコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧しているWebページよりも過去に閲覧した他のWebページのコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中のWebページに重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出することを特徴とする案内システム。
  8. コンテンツ案内システムであって、
    コンテンツ閲覧端末で操作されるコンテンツ閲覧アプリケーション内の各画面に含まれるコンテンツに基づいて生成された、各画面を特徴付けたコンテンツ属性を記憶する第1記憶部と、
    コンテンツ閲覧アプリケーション内の行動履歴に基づいて生成された、コンテンツ閲覧アプリケーション内のユーザ行動を特徴付けた属性であって、閲覧した各画面が持つ前記コンテンツ属性を抽出して生成される行動属性を記憶する第2記憶部と、
    画面内に重畳表示される所定の画面を通じた訪問者との対話によって取得される会話内容を特徴付けた回答属性を記憶する第3記憶部と、
    前記行動属性又は/及び前記回答属性を用いて、前記所定の画面に表示する会話文を所定の会話ライブラリからフィルタリングして抽出する会話制御部と、
    前記行動属性及び前記回答属性と、前記コンテンツ属性とをマッチングし、マッチングした前記コンテンツ属性に紐付くコンテンツ閲覧アプリケーション内の画面への案内情報を生成するコンテンツ提案部と、を有し、
    前記会話制御部は、訪問者がコンテンツ閲覧アプリケーション内の各画面を回遊して現在閲覧している画面のコンテンツ属性と、回遊中に現在閲覧している画面よりも過去に閲覧した他の画面のコンテンツ属性とを含む前記行動属性を用いてフィルタリングし、閲覧中の画面に重畳表示された前記所定の画面に表示する会話文を抽出することを特徴とするコンテンツ案内システム。
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