(本発明に係る一態様を発明するに至った経緯)
従来技術は、求人情報等をWebページ上で一画面にレイアウトした求人票データを提供する。しかし、従来技術を用いて求人票データが作成された場合、例えば、求人票データをプリンタによって紙媒体に出力したとき、または、所定サイズの一又は複数のページによって構成される所定のドキュメントアプリケーションを用いて求人票データを表示させたとき、複数の記載項目のうち相互に関連する記載項目同士が異なるページに表示される場合がある。係る場合、求職者が求人情報を一覧して把握することが困難である。
例えば、勤務時間に関する記載項目および休日に関する記載項目のように、相互に情報を参照することによって、勤務する必要性のある日時の情報などのように上位概念の情報を把握できるものは、相互に関連する記載項目であってもよい。係る場合において、例えば、勤務時間に関する記載項目および休日に関する記載項目が、求人票データにおいて異なるページに記載されるとき、求職者は、勤務する必要性のある日時の情報を一覧して把握することが容易ではない。
また、従来技術においては、勤務時間に関する情報および休日に関する情報のように、相互に関連させて把握することが有用である情報が、求人票データにおいて明示されていない。一方、相互に関連させて把握することが有用である複数の記載項目を求人票データにおいて明示した場合、当該複数の記載項目が異なるページに記載されたとき、当該複数の記載項目の求人情報を一覧して把握することが困難になるという課題が顕著になる。
そこで、本発明の発明者は、求人情報の項目である複数の記載項目を複数のサブカテゴリにあらかじめ分類し、ユーザーによって設定されたコンテンツ情報に基づき、各サブカテゴリに含まれる複数の記載項目のうち一部の記載項目と、その他の記載項目とが異なるページに記載可能である場合であっても、当該複数の記載項目の求人情報の全てを同一のページに掲載させた求人票データを生成することによって、関連付けられた複数の記載項目の求人情報を一覧して把握することが容易な求人票データを作成できる求人支援装置および求人支援方法を想起し、本発明に係る一態様を発明するに至った。
なお、本開示においては、以下のように用語が定義される。
(本サービス)
本開示における求人支援サーバが提供する求人支援サービスを本サービスという。本サービスは、例えば、関連付けられた複数の記載項目の求人情報を一覧して把握することが容易な求人票データを生成させることであってもよい。
(ユーザー)
本サービスの利用者をユーザーという。具体的には、ユーザーとは、例えば、本サービスに係るWebサイト上において、または、本サービスに係るアプリケーションソフトウェア上において本サービスの提供を受ける者であってもよい。ユーザーは、例えば、企業などの求人者であってもよい。
(求人票および求人票データ)
求職者の応募のために、求人者が求人情報を掲載するドキュメント等を求人票という。求人票のドキュメント等は、電子的なドキュメントまたは物理的なドキュメントであってもよい。すなわち、求人票は、任意の表示媒体上で閲覧できる電子データであってもよく、または、Webブラウザ等においてユーザーが閲覧した情報がプリンタによって紙媒体に印刷された印刷物であってもよい。本開示においては、本サービスに係るWebサイト上において、又は、本サービスに係るアプリケーションソフトウェア上において、表示装置に備わる表示媒体に表示された求人票は、求人票データと呼称される。
(記載項目)
求人票および求人票データに含まれる求人情報の各項目を記載項目という。求人票の記載項目の内容または名称は、本サービスの提供者によって予め設定されてもよい。求人票の記載項目には、職業安定法などの法律によって掲載が義務付けられている法定項目と、求人者が任意に掲載できる任意項目とが含まれる。法定項目とは、例えば、募集者の氏名または名称、業務内容、就業場所、就業時間などである。また、任意項目とは、例えば、企業の理念、従業員の男女比、エンジニア比率、担当プロダクト、制服着用義務の有無などである。
以上、本開示における用語の定義について説明した。定義された用語について、特別な意味が付される場合には、実施形態および変形例の説明において、さらに定義がなされる場合がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。実施形態において、同一機能を有する構成には同一符号を付し、重複する説明は省略する。以下に説明される実施形態は本開示の一具体例を示す。実施形態において示される構成、フロー図における処理または処理の順序などは一例であって、本開示の技術を限定しない。
(実施形態1)
本実施形態に係る求人支援システム1および求人支援装置100の構成について、図1および図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る求人支援システム1および求人支援装置100の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図2は、本発明の実施形態1に係る求人支援システム1および求人支援装置100の機能的な構成の他の例を示すブロック図である。
図1において、求人支援システム1は、求人支援装置100、記憶装置110、および表示装置200を備える。図1において、求人支援装置100は求人支援サーバ10とも呼称される。また、記憶装置110は記憶サーバ110と呼称されてもよい。
求人支援装置100は、通信部101および制御部102を備える。通信部101および制御部102は、互いに有線または無線によって接続される。表示装置200は、表示媒体201、入力部202、通信部203、メモリ204、および制御部205を備える。表示装置200に含まれる各要素は、設計仕様に基づき、他の要素の一部または全部と有線または無線によって接続される。
図1においては、求人支援装置100を求人支援サーバ10としているが、図2に示す求人支援システム1の構成例のように、求人支援装置100および記憶装置110を含む構成を求人支援サーバ10と呼称してもよい。
なお、求人支援サーバ10は、例えば、通信ネットワークを介して、表示媒体201において後述するコンテンツ情報を設定可能に表示させるために必要な情報を表示装置200に提供し、当該情報に基づくサービスを提供する機能を有するコンピュータまたは記録媒体であってもよい。求人支援サーバ10は、例えば、汎用コンピュータ、および、本実施形態において説明される各動作等を実施させるソフトウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
なお、図1に示す求人支援サーバ10および記憶装置110、ならびに、図2に示す求人支援サーバ10のそれぞれは複数あってもよく、それぞれに機能を分散させてもよい。
以下の説明において、求人支援サーバ10と呼称する場合、図1に示すシステム構成の場合も、図2に示すシステム構成の場合も含むものとする。すなわち、求人支援サーバ10に記憶装置110が含まれるか否かは、本発明を限定しない。また、求人支援サーバ10は、図1に示すシステムにおいては、求人支援装置100と読み替えることができる。
図1および図2において、求人支援装置100における通信部101は、表示装置200における通信部203と通信ネットワークによって接続され、情報を送受信する機能を有する。通信ネットワークは、電気通信回線によって構成されるネットワークを意味する。通信ネットワークは、有線通信ネットワークであっても、無線通信ネットワークであってもよい。通信ネットワークは、例えば、インターネット、専用回線、LAN(Local Area Network)などを含む。
表示装置200は、例えば、後述するように、入力部202を用いて設定可能なコンテンツ情報の設定画面、および、設定されたコンテンツ情報に基づいて生成される求人票データなどの情報を表示媒体201に表示させる機能を有する情報機器である。表示装置200は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、デスクトップパソコン、専用端末等である。
表示媒体201は、例えば、2次元ディスプレイでもよく、バーチャルリアリティー、ミックスドリアリティーなどにおける3次元ディスプレイであってもよい。2次元ディスプレイは、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であってもよく、ディスプレイの種類は本発明を限定しない。表示媒体201は、表示装置200の外付けディスプレイであってもよい。
入力部202は、表示媒体201における表示内容を選択する機能、および、文字を入力または編集する機能を有する。入力部202は、ユーザーによる入力を受け付ける。
具体的には、入力部202は、例えば、キーボード、マウス、ハードウェアボタン、タッチパネルを用いたタッチ操作、タッチパネルを用いたスタイラスペン、ユーザーの視線検知に基づく入力、および音声入力などのうち少なくとも1つであってもよい。キーボードは、外部接続された物理的キーボードであってもよく、タッチパネル上のソフトウェアキーボードであってもよい。また、表示媒体201がバーチャルリアリティー、ミックスドリアリティーなどにおける3次元ディスプレイの場合には、専用コントローラー、ユーザーのジェスチャーなどに基づく情報入力または情報選択であってもよい。
通信部203は、通信部101と通信ネットワークによって接続され、求人支援サーバ10から信号または情報を受け取る。通信部203が通信部101から受け取る信号または情報は、入力部202を用いて設定可能なコンテンツ情報を表示媒体201に表示するための情報、および、設定されたコンテンツ情報に基づいて生成される求人票データの情報を含む。通信部203は、例えば、無線通信のためのアンテナを含む通信モジュールでもよく、有線通信のための通信モジュールでもよい。
メモリ204は、通信部203が求人支援サーバ10から受け取った情報を保存してもよい。メモリ204は、通信部203が後述する各種アプリケーションソフトウェアを受け取った場合には、各種アプリケーションソフトウェアを保存してもよい。
制御部205は、表示装置200における各種制御を行う。制御部205は、例えば、通信部203が求人支援サーバ10から情報を受け取る機能を制御し、受け取った情報をメモリ204に保存させ、ユーザーによる入力を入力部202に受け取らせる。制御部205は、例えば、入力部202を用いて設定可能なコンテンツ情報を表示媒体201に表示するための情報および求人票データの情報、ならびに、各種アプリケーションまたは求人支援装置100からの指示に基づいて、表示媒体201に所定の情報を表示させる。
なお、制御部205が、コンテンツ情報の設定画面および求人票データなどの情報を表示媒体201に表示させる技術は公知であるため、詳細な説明は省略する。
制御部205は、電気信号によって各部を制御する制御回路(control circuitry)であってもよい。具体的には、制御部205は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路によって構成されてもよい。また、制御部205は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)などにより実現されてもよい。制御部205は、例えば、Webブラウザであってもよい。
なお、表示装置200が備える表示媒体201などの各要素は、表示装置200に対して外付けされる装置またはデバイス等であってもよい。
図1および図2において、記憶装置110は、例えば、求人票における複数の記載項目の情報、複数のサブカテゴリの情報、および求人票データを生成するために必要な所定の情報などを記憶してもよい。記憶装置110は、各種アプリケーションソフトウェアを記憶してもよい。各種アプリケーションソフトウェアは、例えば、求人支援サーバ10が提供するサービスを、ユーザーの要求に応じて、表示装置200においてスタンドアロンで実行させるものであってもよい。また、各種アプリケーションソフトウェアは、例えば、クライアントPCにインストールされたWebブラウザに読み込んで動作させるHTML、CSS、JavaScript(登録商標)等のソースコードであってもよい。
求人支援装置100は、通信部101および制御部102を備える。通信部101は、表示装置200における通信部203と通信する。通信部101は、記憶装置110から情報を受け取る機能を有する。求人支援装置100と記憶装置110との間の通信は、有線または無線を問わない。通信部101と記憶装置110は、互いに、通信ネットワークを介して接続されてもよい。
通信部101は、例えば、無線通信のためのアンテナを含む通信モジュールであってもよく、有線通信のための通信モジュールであってもよい。
制御部102は、記憶装置110が記憶する求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を用いて、表示媒体201において、求人票データに掲載させる求人情報を少なくとも含むコンテンツ情報を設定可能に表示させる。具体的には、制御部102は、例えば、表示装置200を用いたユーザーからの要求に基づき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目の情報を、通信部101を制御することにより、通信部203へ送信してもよい。係る場合、制御部102は、通信部101を制御することにより、各種アプリケーションソフトウェアを通信部203へ送信してもよい。
また、制御部102は、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データを表示媒体201に表示させてもよい。係る場合において、第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれるとき、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページに記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに続く第2ページに含まれて掲載されてもよい。制御部102の機能の詳細は後述する。
制御部102は、電気信号によって各部を制御する制御回路(control circuitry)であってもよい。具体的には、制御部102は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路によって構成されてもよい。また、制御部102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)などにより実現されてもよい。
以上、図1および図2を参照して、本実施形態に係る求人支援システム1および求人支援装置100の構成について説明した。
図3は、本発明の実施形態に係る求人支援サーバ10が提供するサービスを説明するための表示媒体201の表示画面の遷移図を示す。以下、図3を参照して、本発明の実施形態に係る求人支援サーバ10が提供するサービスのうち、基本的なサービスの内容について説明する。
本サービスは、例えば、ユーザーが本サービスに係るWebサイトにアクセスすることによって、または、ユーザーが本サービスに係るアプリケーションソフトウェアを表示端末200上において起動させることによって提供されてもよい。係る場合、本サービスは、図3に示すように、表示媒体201aにおいて、コンテンツ情報を設定可能な情報を表示させてもよい。なお、以下の説明において、コンテンツ情報を設定可能な情報が表示媒体201に表示された画面を、コンテンツ情報設定画面30と呼称してもよい。
コンテンツ情報とは、後述するように、求人票データに掲載させる一または複数の求人情報を少なくとも含む情報であってもよい。コンテンツ情報は、表示媒体201aに表示されるコンテンツ情報設定画面において、ユーザーが入力部202を用いることによって設定されてもよい。例えば、ユーザーが求人票データに掲載することを望む求人情報の内容である文字情報および画像情報のうち少なくとも一方が、コンテンツ情報設定画面において設定されてもよい。なお、本開示において、画像情報は静止画情報であってもよく、または、動画情報であってもよい。
なお、コンテンツ情報は、後述するように、例えば、記憶装置110に記憶された複数の記載項目のうち、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目をさらに含んでもよい。
表示媒体201において、ユーザーがコンテンツ情報を設定したことが検知されたとき、図3に示すように、一または複数のページを含む求人票データ31が表示媒体201bに表示されてもよい。表示媒体201bに表示された求人票データ31は、電子ファイルとして表示装置200にダウンロードされてもよく、または、表示装置200に外付けされたプリンタによって紙媒体に出力されてもよい。
なお、本実施の形態においては、一または複数のページのサイズ情報は、例えば、本サービスの提供者によって予め定められていてもよい。予め定められたページのサイズ情報は、例えば、複数のサイズ情報を含んでもよい。また、一または複数のページのサイズ情報は、例えば、ユーザーによって設定されてもよい。
本サービスにおいては、求人票に含まれる複数の記載項目は、予め複数のサブカテゴリに分類され、各サブカテゴリには一または複数の記載項目が含まれる。各サブカテゴリに含まれる一または複数の記載項目は、相互に関連する項目として本サービスの提供者またはユーザーによって設定され、求人票データ31において連続して掲載されてもよい。
このように、本サービスにおいては、複数の記載項目が予め複数のサブカテゴリによって分類されることにより、求人票データに掲載される一または複数の記載項目は、相互に関連する項目ごとに、まとめて連続して掲載される。さらに、本サービスにおいては、後述するように、各サブカテゴリにおいて連続して掲載される複数の記載項目の求人情報のそれぞれは、求人票データにおいて同一ページに掲載されるように情報処理が実行されてもよい。これにより、ユーザーは、求人票データを所定のページごとに閲覧した場合に、関連付けられた複数の記載項目の求人情報を一覧して把握することが容易な求人票データを作成できる。
なお、本サービスは、各サブカテゴリに含まれる相互に関連する記載項目の求人情報が、同一ページに連続して掲載される求人票データが生成されるものであればよく、サービスが提供される態様は、本開示の範囲を限定しない。
例えば、求人支援サーバ10がWebブラウザを用いないスタンドアロンで動作するアプリケーションソフトウェアを表示装置200に送信し、ダウンロードされた当該アプリケーションソフトウェアを用いて、表示媒体201上において各種サービスが提供されてもよい。
また、例えば、本サービスに係るアプリケーションソフトウェアがスマートフォンなどの表示端末200にインストールされ、インストールされたアプリケーションソフトウェアが起動されることによって、本サービスが提供されてもよい。
係る場合、本サービスに係るアプリケーションソフトウェアは、例えば、図示しない所定のアプリケーション配布システムから、通信ネットワークを介して表示装置200へダウンロードされてもよい。所定のアプリケーション配布システムは、例えば、一または複数のアプリケーションソフトウェアを表示装置200へ提供するシステムであってもよい。なお、アプリケーションソフトウェアは、情報処理プログラムを意味してもよい。
以上、本開示における求人支援方法、求人支援装置100、求人支援プログラム、および、求人支援プログラムを記録した記録媒体によって提供されるサービスの概要について説明した。
図4は、求人支援サーバ10と表示装置200との間の情報の送受信および基本的な情報処理の手順の一例を示すシーケンス図である。図5は、コンテンツ情報を設定可能な情報の一例を示す図である。図6および図7は、それぞれ、コンテンツ情報を設定可能な情報の他の例を示す図である。図8は、サブカテゴリとサブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目とを対応付ける第1テーブル情報の一例を示す図である。図9は、求人票データの概念を示す図である。
以下、図4から図9を参照して、求人支援サーバ10と表示装置200との間で行われる情報の送受信および基本的な情報処理について説明する。
なお、以下の説明において、求人支援サーバ10から表示装置200に対して送信された後にメモリ204に保存された各種プログラムによって、表示媒体201において、所定の文字情報または画像情報の表示が制御されることは、求人支援サーバ10が直接的または間接的に所定の文字情報または画像情報の表示を制御していることと等価である。
すなわち、本発明の実施形態においては、求人支援サーバ10から表示装置200へ提供された各種プログラムによる制御、および、求人支援サーバ10による制御を、求人支援サーバ10等による制御と呼称してもよい。単に、求人支援サーバ10による制御と呼称される場合であっても、求人支援サーバ10等による制御と同じ意味に解釈してもよい。
図4に示すように、本サービスの提供を受けるために、ユーザーが入力部202を用いることによって、コンテンツ情報を設定するための情報を表示装置200へ送信することを求人支援サーバ10に対して要求する(ステップS401)。当該要求は、例えば、本サービスのユーザーが、本サービスに係るWebサイト上の所定のページを表示する表示媒体201上において、所定のボタンを押下するものであってもよい。
コンテンツ情報とは、求人票データに掲載させる求人情報を少なくとも含む情報であってもよい。すなわち、コンテンツ情報を設定するための情報とは、ユーザーが求人票データに掲載させる一または複数の求人情報を設定するための情報を少なくとも含む情報であってもよい。
次に、表示装置200からの要求を受けた求人支援サーバ10は、コンテンツ情報を設定するための情報を表示装置200へ送信する(ステップS402)。コンテンツ情報を設定するための情報は、少なくとも、求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を含んでもよい。求人票データに掲載させる複数の求人情報は、複数の記載項目の情報に対応させて設定される情報だからである。
係る場合において、表示装置200は、求人支援サーバ10から受信した当該情報をメモリ204に保存してもよい。なお、以下の説明において、表示装置200は求人支援サーバ10から受け取った各情報をメモリ204に保存してもよい。
複数の記載項目の情報は、記憶装置110に記憶されていてもよい。図1に示すシステム態様の場合には、求人支援サーバ10が記憶装置110から当該情報を受け取って表示装置200へ送信してもよい。図2に示すシステム態様の場合には、求人支援サーバ10がサーバ内部に記憶される当該情報を表示装置200へ送信してもよい。
なお、求人支援サーバ10は、ステップS402において、コンテンツ情報を設定するための情報として、複数の記載項目のそれぞれに対応する求人情報を設定するための情報を表示装置200へ送信してもよい。なお、後述するように、コンテンツ情報が、さらに、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目の情報を含む場合には、求人支援サーバ10は、ステップS402において、コンテンツ情報を設定するための情報として、さらに、複数の記載項目のうち一部または全部の項目を選択するための情報を表示装置200へ送信してもよい。
次に、表示装置200は、求人支援サーバ10から受け取ったコンテンツ情報を設定するための情報に基づき、コンテンツ情報を設定可能な情報を含むコンテンツ情報設定画面を表示媒体201に表示する(ステップS403)。すなわち、求人支援サーバ10は、記憶装置110が記憶する求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を用いて、表示媒体201において、求人票データに掲載させる求人情報を少なくとも含むコンテンツ情報を設定可能に表示させる。
図5は、本発明の実施形態1に係るコンテンツ情報を設定可能な情報の一例を示す図である。図5に示すように、表示媒体201に表示されたコンテンツ情報設定可能画面30aは、例えば、複数の記載項目の名称情報50、および、複数の記載項目のそれぞれに対応し、ユーザーが求人票データに掲載させる求人情報を設定する領域51を含んでもよい。
ユーザーは、各記載項目の情報50のそれぞれに対応する領域51において、入力部202を用いて、任意に求人情報の内容を設定してもよい。なお、ユーザーは、複数の記載項目の情報50のうち、例えば、記載項目(1)を示す情報50aから記載項目(5)を示す情報50eのそれぞれに対応する領域51に対して求人情報を設定した場合、記載項目(1)から記載項目(5)を求人票データに掲載させ、記載項目(6)を求人票データに掲載させないことを設定できてもよい。
なお、図5において、求人票データに掲載させる一または複数の求人情報を設定するための情報として領域51が表示されると説明したが、この限りではない。例えば、コンテンツ情報設定画面30aにおいて、複数の記載項目の情報50が列挙して表示され、各記載項目の情報50のそれぞれに対応してプルダウンメニューが表示されていてもよい。係る場合、ユーザーは、プルダウンメニューから定型文を選択することによってコンテンツ情報を設定してもよい。
また、複数の記載項目の情報50のそれぞれに対してユーザーがキーワードを設定し、設定されたキーワードに基づき、所定の学習モデルを用いて求人情報が設定されてもよい。求人票データに掲載させる一または複数の求人情報を設定する方法または手段は、本開示の範囲を限定しない。
図6は、本発明の実施形態1に係るコンテンツ情報を設定可能な情報の他の例を示す図である。コンテンツ情報が、さらに求人票データに掲載させる一または複数の記載項目の情報を含み、コンテンツ情報設定画面において、記憶装置110に記憶される複数の記載項目のうち、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目を設定可能である場合、コンテンツ情報設定画面30bは、図6に示すように、表示媒体201に表示されてもよい。
図6において、コンテンツ情報設定画面30bは、例えば、複数の記載項目の情報50および求人情報を設定可能な領域51と、さらに、複数の記載項目の情報51のそれぞれに対応するチェックボックス60を含んでもよい。係る場合、ユーザーは、例えば、記載項目(1)を示す情報50aから記載項目(5)を示す情報50eを求人票データに掲載させる場合、チェックボックス60aからチェックボックス60eを、入力部202を用いて選択してもよい。
なお、図6において、チェックボックス60を選択することによって、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目を設定できるものと説明したが、この限りではない。例えば、コンテンツ情報設定画面30bにおいて、複数の記載項目の情報50が文字情報または画像情報として列挙して表示され、入力部202を用いて任意の記載項目の情報50を示す文字情報または画像情報がタッチパネルまたはマウスなどによって選択されることにより、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目が設定されてもよい。
また、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目は、例えば、プルダウンメニューによって設定されてもよい。求人票データに掲載させる一または複数の記載項目を設定する方法または手段は、本開示の範囲を限定しない。
なお、図6に示すように、コンテンツ情報設定画面30bにおいて、求人票データに掲載させる一または複数の求人情報、および、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目を併せて設定可能である場合について説明したが、この限りではない。
例えば、コンテンツ情報が、求人票データに掲載させる一または複数の求人情報と、さらに、求人票データに掲載させる一または複数の記載項目を含む場合、図5に示す求人情報の設定画面30aとは別に、図7に示す一または複数の記載項目の設定画面30cがユーザーに対して提供されてもよい。
係る場合、ユーザーは、図7に示すコンテンツ情報設定画面30cにおいて、求人票データに掲載させることを望む一または複数の記載項目の情報50を、チェックボックス60を用いて選択できてもよい。なお、図5に示すコンテンツ情報設定画面30aと、コンテンツ情報設定画面30cとがユーザーに対して提示される順番は、本開示の範囲を限定しない。図7において、図5および図6と重複する説明は省略する。
なお、図5から図7に示す記載項目の数は例示である。本サービスの提供において、各記載項目の情報50には具体的な記載項目が表示されてもよい。具体的な記載項目とは、例えば、企業理念、勤務時間、勤務体制、および休日などの情報であってもよい。また、図5から図7に示すコンテンツ情報設定画面30は、スクロールできてもよい。例えば、図5から図7において、図示しないスクロールバーまたはタッチパネルによる操作によって、さらに複数の記載項目の情報50などが表示されてもよい。
なお、複数の記載項目の求人票データにおける掲載順位は、本サービスの提供者が設定した仕様に基づいて設定されてもよい。または、図5から図7に示すコンテンツ情報の設定画面において、求人票データにおける各記載項目の掲載順位がユーザーによって設定可能であってもよい。
係る場合、後述するサブカテゴリの情報に基づき、同一サブカテゴリに分類される複数の記載項目は一体的に掲載順位が変更されてもよい。例えば、同一サブカテゴリに分類される複数の記載項目のうち一の記載項目の掲載優先順位が1位に設定された場合、当該複数の記載項目のうち他の記載項目の掲載優先順位は2位以下に順次設定されてもよい。
図4の説明に戻る。図4において、表示装置200は、表示媒体201においてコンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、検知結果に対応したコンテンツ情報を表示媒体201に表示する(ステップS404)。表示装置200は、設定されたコンテンツ情報を求人支援サーバ10へ送信する(ステップS405)。
表示装置200は、表示媒体201においてコンテンツ情報が設定されたことが検知されたことをトリガーにして、設定されたコンテンツ情報を求人支援サーバ10へ送信してもよい。また、表示装置200は、表示媒体201に表示された図示しない所定ボタンが入力部202を用いた操作によって押下されたことをトリガーにして、設定されたコンテンツ情報を求人支援サーバ10へ送信してもよい。設定されたコンテンツ情報が送信されるタイミングは、本開示の範囲を限定しない。
求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データを表示媒体201に表示させるための情報を生成する(ステップS406)。
複数のサブカテゴリの情報は、求人票における複数の記載項目を分類する情報である。具体的には、複数のサブカテゴリの情報は、例えば、記憶装置110に記憶される複数の記載項目のうち相互に内容が関連する記載項目同士を、同一サブカテゴリに属するものとして分類する情報であってもよい。
図8は、本発明の実施形態1に係るサブカテゴリとサブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目とを対応付ける第1テーブル情報の一例を示す図である。図8に示すように、複数のサブカテゴリの情報は、例えば、複数のサブカテゴリのそれぞれを示す情報と、各サブカテゴリに属する一または複数の記載項目を示す情報とを対応させて管理する第1テーブル情報800であってもよい。
なお、図8に示すサブカテゴリの数および名称、ならびに、各サブカテゴリに属する一または複数の記載項目の数および名称は例示である。サブカテゴリの数および名称、ならびに、各サブカテゴリに属する一または複数の記載項目の数および名称は、本サービスの提供者またはユーザーなどによって任意に取り決められてもよい。
例えば、図8に示すように、サブカテゴリ(1)に分類される記載項目が記載項目(1)のみである場合、記載項目(1)の名称とサブカテゴリ(1)の名称とは同一であってもよい。例えば、記載項目(1)が「企業理念」である場合、サブカテゴリ(1)の名称も同様に「企業理念」であってもよい。なお、係る場合において、記載項目の名称と異なる名称がサブカテゴリの名称として設定されてもよく、サブカテゴリの名称の付与方法は、本開示の範囲を限定しない。
また、例えば、図8に示すように、記載項目(2)、記載項目(3)、および記載項目(4)がサブカテゴリ(2)に分類される場合、サブカテゴリ(2)の名称は、記載項目(2)から記載項目(4)の上位概念の名称であってもよい。例えば、記載項目(2)が「勤務時間」であり、記載項目(3)が「勤務体制」であり、記載項目(4)が「休日」である場合、記載項目(2)から(4)は何れも「働き方」に関する記載項目として相互に関連して把握することが有用であると言えるため、サブカテゴリ(2)の名称は「働き方」に設定されてもよい。
また、例えば、図8に示すように、記載項目(5)、記載項目(6)、および記載項目(7)がサブカテゴリ(3)に分類される場合において、記載項目(5)が「賃金形態」であり、記載項目(6)が「年収」であり、記載項目(7)が「諸手当」であるとき、サブカテゴリ(3)の名称は例えば「給与」に設定されてもよい。
このように、サブカテゴリの情報は、複数の記載項目のうち相互に関連付けて把握することが有用な記載項目同士をサブカテゴリとして分類するための情報であってもよい。
なお、複数のサブカテゴリの情報は、複数の記載項目と、当該複数の記載項目のそれぞれが属するサブカテゴリとを対応付ける情報であればよく、複数のサブカテゴリの情報の形式は、図8に示す第1テーブル情報の形式に限定されず、本開示の範囲を限定しない。
以下の説明においては、サブカテゴリの情報は、図8に示す第1テーブル情報であるとして説明する。また、以下の説明においては、サブカテゴリ(1)からサブカテゴリ(3)の名称、および、記載項目(1)から記載項目(7)の名称は、上述した例示に基づいて説明する。但し、サブカテゴリの数および名称、各サブカテゴリに含まれる記載項目の内容、ならびに、記載項目の数および名称は、本サービスの提供者またはユーザーによって任意に、または、所定条件の下において設定されてもよく、本開示の範囲を限定しない。
求人支援サーバ10は、上述したサブカテゴリの情報を用いて、ユーザーによって設定されたコンテンツ情報に基づき、所定の求人票データを表示媒体201に表示させるための情報を生成する。所定の求人票データとは、例えば、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データである。
具体的には、所定の求人票データは、例えば、任意の第1サブカテゴリに含まれる一または複数の第1記載項目のうち全ての記載項目の求人情報が第1ページに収まって連続的に掲載され、第1サブカテゴリに続いて、任意の第2サブカテゴリに含まれる一または複数の記載項目が掲載された求人票データであってもよい。ユーザーによって設定されたコンテンツ情報に基づく求人票データの生成方法の詳細は後述する。
次に、求人支援サーバ10は、通信ネットワークを介して、上述した求人票データを表示媒体201に表示するための情報を表示装置200へ送信する(ステップS407)。表示装置200は、通信ネットワークを介して受信した当該情報に基づき、制御部205を用いて、表示媒体201に当該求人票データを表示する(ステップS408)。
図9は、本発明の実施形態1に係る求人票データの概念を示す図である。図9に示すように、求人票データ31は、第1ページ311および第2ページ312を含んでもよい。第1ページ311は、例えば、求人票データ31の最初のページであってもよく、または、第1ページ311の前に他のページが存在してもよい。
図9に示すように、求人票データ31において、任意の第1サブカテゴリ91に含まれる記載項目の全てが第1ページ311に含まれて掲載されてもよい。具体的には、例えば、第1サブカテゴリ91としてのサブカテゴリ(1)に分類される第1記載項目911としての記載項目(1)が第1ページ311に含まれて掲載されてもよい。
また、図9に示すように、求人票データ31において、当該第1サブカテゴリ91に続いて、任意の第2サブカテゴリ92が設定されてもよい。具体的には、例えば、第2サブカテゴリ92としてのサブカテゴリ(2)に分類される複数の第2記載項目が、第1サブカテゴリに含まれる記載項目のうち最後に掲載される記載項目(1)に続いて、求人票データにおいて連続して掲載される。図9に示すように、複数の第2記載項目は、第2記載項目921としての記載項目(2)、第2記載項目922としての記載項目(3)、および、第2記載項目923としての記載項目(4)であってもよい。
なお、図9においては、第1サブカテゴリ91の範囲および第2サブカテゴリ92の範囲は、実線および破線によって示されるが、説明の便宜のためであり、求人票データ31において各サブカテゴリの範囲はユーザーに対して明示されなくてもよい。または、各サブカテゴリに含まれる一または複数の記載項目の関連性を示すために、各サブカテゴリの範囲が所定の表示態様によって明示されてもよい。
当該所定の表示態様とは、例えば、各サブカテゴリの名称が示されてもよい。例えば、図9に示すように、第1サブカテゴリ91としてのサブカテゴリ(1)の名称である「企業理念」が第1記載項目911としての記載項目(1)の見出しとして求人票データ31に表示されてもよい。例えば、図9に示すように、求人票データ31において第2サブカテゴリ92としてのサブカテゴリ(2)に含まれる記載項目(2)「勤務時間」、記載項目(3)「勤務体制」、および記載項目(4)「休日」の全てが求人票データに掲載されるようにコンテンツ情報が設定された場合、第2サブカテゴリ92としてのサブカテゴリ(2)の名称である「働き方」が、複数の第2記載項目の見出しとして求人票データ31に表示されてもよい。
なお、各サブカテゴリの名称の表示態様は、本開示の範囲を限定しない。また、上述した所定の表示態様の他に、さらに、各サブカテゴリと各サブカテゴリに含まれる一または複数の記載項目がテーブル表示されてもよい。上述した所定の表示態様は、本サービスの提供者などによって任意に設定されてもよく、本開示の範囲を限定しない。
また、図9に示すように、任意の記載項目の求人情報は、例えば、文字情報および画像情報のうち少なくとも一方を含んでもよい。具体的には、例えば、図9に示すように、任意の第1記載項目911の求人情報は、文字情報912および画像情報913を含み、第2記載項目921から第2記載項目923のそれぞれに対応する求人情報は、文字情報のみを含んでもよい。求人票データ31に掲載される各記載項目の求人情報が、文字情報および画像情報を含むか否かは、ユーザーによって任意に設定されるコンテンツ情報に基づいて設定される。
なお、求人票データ31に掲載される一または複数の記載項目は、ユーザーによって設定されたコンテンツ情報に基づいて設定されてもよい。例えば、ユーザーがコンテンツ情報設定画面において記載項目(4)を求人票データ31に掲載させないように設定した場合においては、第2サブカテゴリ92に含まれる記載項目として、記載項目(2)および記載項目(3)のみが求人票データ31に掲載されてもよい。
なお、図9においては、第1サブカテゴリ91に一の第1記載項目が含まれる場合について説明したが、第1サブカテゴリ91として複数の第1記載項目が含まれてもよい。また、図9においては、第2サブカテゴリ92が第1ページ311に掲載される場合について説明したが、後述するように、第2サブカテゴリ92に含まれる一または複数の第2記載項目は第2ページに掲載されてもよい。
なお、図9においては、第1ページ311の冒頭に第1サブカテゴリ91が掲載される場合について説明したが、例えば、第1ページ311において、第1サブカテゴリ91の前に一または複数の他のサブカテゴリが掲載されてもよい。また、当該一または複数の他のサブカテゴリは、例えば、第1ページ311より前のページに掲載されてもよい。
なお、本サービスを表示装置200において実行させるための各種プログラムが、適宜、求人支援サーバ10から表示装置200へ送信されてもよい。本サービスを実行させるための各種プログラムが表示装置200へ送信されるタイミングは本発明を限定しない。例えば、本サービスがWebサイト上において提供される場合、サービスの提供開始時点において、基本機能を実現する各種プログラムの送信を完了してもよい。
以上のように、求人支援サーバ10は、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データを表示媒体201に表示させる。
係る場合において、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、求人票データ31に掲載させる任意のサブカテゴリに複数の記載項目が含まれるとき、当該複数の記載項目の全ての記載項目に対応する求人情報が求人票データ31において同一ページに連続して掲載されるように情報処理を実行してもよい。
具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、第2サブカテゴリに分類される全ての第2記載項目の内容が第1ページ311に含まれて記載可能であるか否かを判定し、全ての第2記載項目の内容が第1ページ311に含まれて記載可能であるとき、全ての第2記載項目の求人情報を第1ページに掲載させる。一方で、求人支援サーバ10は、全ての第2記載項目の内容が第1ページ311に含まれて記載可能でないとき、全ての第2記載項目の求人情報を第1ページに続く第2ページ312に掲載させる。当該情報処理の詳細は、後述のフロー図において説明する。
以上、図4から図9を参照して、求人支援サーバ10と表示装置200との間で行われる情報の送受信および基本的な情報処理について説明した。
図10は、求人支援サーバ10の動作の流れの一例を示すフロー図である。以下、図10を参照して、本実施形態に係る求人支援サーバ10の基本動作の処理手順について説明する。
なお、下記に説明される各フロー図は、本開示に係る求人支援サーバ10の動作の処理手順について説明するために必要なステップを例示として記載しているにすぎない。本発明の実施形態における機能が発揮される範囲において、各フロー図の各ステップの間に他の動作の処理に関するステップが適切に挿入されることを妨げるものではない。
また、サービス提供のためのシステムが構築される場合、ユーザーインターフェースは一般的にイベントドリブン型でプログラムが実行されるが、本発明の実施形態におけるフロー図においては、説明の便宜のために、必ずしもイベントドリブン型のフロー図に基づいて説明されるわけではない。さらに、一般的には、イベントは表示装置200で発生させるが、求人支援サーバ10で発生させてもよい。イベント処理は、表示装置200によって行われてもよく、また、求人支援サーバ10によって行われてもよい。すなわち、イベント発生またはイベント処理の主体は本発明を限定しない。以上のフロー図に関する説明は、下記で説明されるフロー図において適用されてもよい。
図10において、求人支援サーバ10は、記憶装置110が記憶する求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を用いて、表示媒体201において、求人票データに掲載させる求人情報を少なくとも含むコンテンツ情報を設定可能に表示させる(ステップS1001)。
具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、コンテンツ情報を設定するための情報を表示装置200へ送信し、ユーザーが入力部202を用いてコンテンツ情報を設定できるように、コンテンツ情報設定画面を表示媒体201に表示させる。コンテンツ情報を設定するための情報は、複数の記載項目の情報を含んでもよい。
次に、求人支援サーバ10は、コンテンツ情報が設定されたか否かを判定し(ステップS1002)、コンテンツ情報が設定されないときは(ステップS1002:NO)、待機状態となってもよい。
一方、求人支援サーバ10は、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき(ステップS1002:YES)、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データを表示媒体201に表示させる(ステップS1003)。
具体的には、例えば、図9において説明した通り、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、サブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリ91に含まれる第1記載項目911が第1ページ311に含まれ、第2サブカテゴリ92に含まれる複数の第2記載項目が第1サブカテゴリ91に続いて掲載された求人票データ31を表示媒体201に表示させてもよい。
ステップS1003における情報処理において、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、求人票データ31に掲載させる任意のサブカテゴリに複数の記載項目が含まれるとき、当該複数の記載項目が求人票データ31において同一ページに連続して掲載されるように情報処理を実行してもよい。
図11は、図10におけるステップS1003の詳細の一例を示す図である。図12は、表示媒体201に表示された求人票データ31の一例を示す図である。図13は、所定のサブカテゴリに含まれる複数の記載項目のうち一部のみが求人票データの任意のページに記載可能である場合における情報処理の説明の用に供する図である。図14および図15は、それぞれ、表示媒体201に表示された求人票データ31の他の例を示す図である。
以下、図11から図15を参照して、第2サブカテゴリ92に含まれる一または複数の記載項目を掲載させるページの決定方法に関する情報処理について説明する。
図11において、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、求人票データ31に掲載させる第2サブカテゴリ92に含まれる第2記載項目が複数であるか否かを判定する(ステップS1101)。
求人票データ31に掲載される第2記載項目が複数であるとき(ステップS1101:YES)、求人支援サーバ10は、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の全てが第1ページ311に含まれて掲載可能であるか否かを判定する(ステップS1102)。具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、第1ページ311における第1サブカテゴリ91に続く余白領域のサイズ情報と、第2サブカテゴリ92に関するコンテンツ情報とに基づいて、複数の第2記載項目の全てが第1ページ311の余白領域に収まって掲載可能であるか否かを判定する。
係る場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の全てが第1ページ311に含まれて記載可能であると判定された場合(ステップS1102:YES)、求人支援サーバ10は、図12に示すように、第1サブカテゴリ91に含まれる第1記載項目の求人情報、および、第2サブカテゴリ92に含まれる複数の第2記載項目の全ての求人情報が第1ページ311に含まれて掲載される求人票データ31aを表示媒体201に表示させる(ステップS1103)。
一方、求人票データ31に掲載させる第2記載項目が複数である場合において、コンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の全てが第1ページ311に含まれて記載可能ではないと判定されたとき(ステップS1102:NO)、求人支援サーバ10は、コンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目のうち一部の記載項目が第1ページ311に含まれて記載可能であるか否かを判定する(ステップS1104)。
具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、第1ページ311における第1サブカテゴリ91に続く余白領域のサイズ情報と、第2サブカテゴリ92に関するコンテンツ情報とに基づいて、複数の第2記載項目のうち一部の記載項目が第1ページ311の余白領域に収まって掲載可能であるか否かを判定する。
例えば、図13に示すように、前記第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれる場合において、前記設定されたコンテンツ情報に基づき前記複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが前記第1ページに記載可能であると判定されたとき(ステップS1104:YES)、求人支援サーバ10は、求人票データにおいて、複数の第2記載項目の求人情報は第1ページに続く第2ページに含まれて掲載させる(ステップS1105)。具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、図14に示すように、第1サブカテゴリ91に含まれる第1記載項目911の求人情報が第1ページ311に含まれて掲載され、第2サブカテゴリ92に含まれる複数の第2記載項目の全ての求人情報が第2ページ312に含まれて掲載される求人票データ31bを表示媒体に表示させてもよい。
具体的には、ステップS1104における情報処理において、例えば図13に示すように、設定されたコンテンツ情報に基づいて求人票データ31に掲載させる複数の第2記載項目のうち一部の記載項目である第2記載項目921および第2記載項目922が、第1ページ311において第1サブカテゴリ91に続けて掲載可能であると判定されたとしても、複数の第2記載項目の全てを求人票データ31の同一ページにおいて連続して掲載できない場合、求人支援サーバ10は、複数の第2記載項目の全ての記載項目に対応する求人情報を第2ページ312に含めて掲載させる。相互に関連する求人情報同士を一覧して容易に把握させるためである。
なお、図12および図14に示す第1記載項目911の求人情報のレイアウトを、以下、第1レイアウトと呼称する。
また、図12に示すように、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目の全てが第1ページに含まれて記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに含まれて掲載され、第1記載項目の求人情報は第1レイアウトに基づいて表示されてもよい。
一方、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の一部の記載項目のみが第1ページ311に含まれて記載可能であると判定されたことに応じて、前記複数の第2記載項目の求人情報が前記第2ページに含まれて掲載されるとき、前記第1記載項目の求人情報は第2レイアウトに基づいて表示されてもよい。
具体的には、例えば、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページ311に含まれて記載可能であると判定されたことに応じて、複数の第2記載項目の求人情報が第2ページ312に含まれて掲載される場合、図15に示すように、第1記載項目911cの求人情報は第1レイアウトとは異なる第2レイアウトに基づいて表示されてもよい。
図15に示すように、第1記載項目の求人情報のレイアウトが、第2サブカテゴリ92に含まれる複数の記載項目が掲載されるページの情報に基づいて設定されることによって、設定されたコンテンツ情報の内容を保持しつつ、相互に関連性のある複数の記載項目を同一ページに連続して掲載して一覧性を確保しながら、求人票データ31に含まれる複数ページ間のデザインの不一致を解消することができる。
なお、図14に示すように、第1記載項目911bの求人情報は、図12における第1記載項目911aの求人情報と同様の第1レイアウトに基づいて表示されてもよい。
第1レイアウトと第2レイアウトとは、余白情報、第1記載項目の求人情報に含まれる文字情報のフォントサイズ及び画像情報のサイズ、第1記載項目の求人情報の第1ページにおける記載箇所、並びに、第1記載項目の求人情報の掲載形式のうち少なくとも一の情報が異なってもよい。
余白情報とは、例えば、文字情報間の余白情報、文字情報の改行前後の余白情報、記載項目またはサブタイトルと求人情報との間の余白情報、および、画像情報と文字情報との間の余白情報など、求人情報のレイアウトに関する所定の余白情報であってもよい。また、掲載形式とは、例えば、求人情報のうち文字情報の箇条書き形式および書き下し形式など、任意の掲載形式であってもよい。
具体的には、例えば、図14に示す求人票データ31bにおける第1記載項目911bの求人情報に含まれる画像情報913bに対する、図15に示す画像情報913cのように、画像情報のサイズが変更されてもよい。また、図14に示す第1記載項目911bの求人情報に含まれる文字情報912bに対する、図15に示す文字情報912cのように、掲載形式が変更され、さらに、画像情報のサイズ変更に応じて余白情報が変更されてもよい。
レイアウト変更の内容は、例えば、記憶装置110に記憶されたアルゴリズムに基づく情報であってもよい。また、レイアウト変更の内容は、例えば、記憶装置110に記憶された所定のテーブル情報に基づく情報であってもよい。
なお、レイアウト変更の内容は、本サービスの提供者によって任意に決定されてもよく、または、所定の条件の下で変更可能に設定されたアルゴリズムに基づき、ユーザーによって設定可能であってもよい。レイアウト変更の内容、および、レイアウト変更を実行するアルゴリズムの内容は、本開示の範囲を限定しない。
図11に戻り、ステップS1104において、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の一部の記載項目が第1ページ311に含めて記載可能ではないと判定されたとき(ステップS1104:NO)、求人支援サーバ10は、第1記載項目911の求人情報が第1ページ311に含まれて掲載され、複数の第2記載項目の求人情報が第2ページ312に含まれて掲載される求人票データ31を表示媒体201に表示させる(ステップS1106)。
なお、ステップS1105において第1記載項目の求人情報のレイアウトが第1レイアウトから第2レイアウトに変更される制御は実行されてもよいが、ステップS1106において第1記載項目の求人情報のレイアウトが第1レイアウトから第2レイアウトに変更される制御は実行されなくてもよい。ステップS1106においては、第1ページ311における第1記載項目911の後の余白領域のサイズ情報が、第2サブカテゴリ92に含まれる複数の第2記載項目が掲載されるページの情報に影響されないからである。
但し、ステップS1106において表示媒体201に表示される求人票データ31に含まれる第1記載項目911のレイアウトが、所定の条件の下、第1レイアウトから第3レイアウトに変更される制御は実行されてもよい。
図11において、求人票データ31に掲載させる第2記載項目の数が単数であるとき(ステップS1101:NO)、求人支援サーバ10は、当該一の第2記載項目が第1ページ311に含まれて記載可能であるか否かを判定する(ステップS1107)。設定されたコンテンツ情報に基づいて当該一の第2記載項目が第1ページ311に含まれて記載可能であると判定された場合(ステップS1107:YES)、求人支援サーバ10は、第1記載項目の求人情報、および、当該一の第2記載項目の求人情報が第1ページ311に含まれて掲載される求人票データ31を表示媒体201に表示させる(ステップS1103)。
一方、設定されたコンテンツ情報に基づいて当該一の第2記載項目が第1ページ311に含まれて記載可能ではないと判定されたとき(ステップS1107:NO)、求人支援サーバ10は、第1記載項目911の求人情報が第1ページ311に含まれて掲載され、当該一の第2記載項目の求人情報が第2ページ312に含まれて掲載される求人票データ31を表示媒体201に表示させる(ステップS1106)。
以上、図11から図15を参照して、第2サブカテゴリ92に含まれる一または複数の記載項目を掲載させるページの決定方法に関する情報処理について説明した。
なお、上記説明においては、図11において、ステップS1102における判定処理に続いてステップS1104における判定処理が実行される場合について説明したが、例えば、ステップS1102を省略し、ステップS1101における判定処理に続いてステップS1104における判定処理が実行されてもよい。
なお、上記説明においては、図10におけるステップS1003の一例について図11を用いて説明したが、本開示においては、求人支援サーバ10は、第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれる場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページに記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに続く第2ページに含まれて掲載されるように制御すればよく、ステップS1003の詳細は他の例によって説明されてもよい。
具体的には、例えば、求人支援サーバ10は、第2サブカテゴリに関するコンテンツ情報に基づき、第1ページにおける第1記載項目の後に続く余白領域に複数の第2記載項目の全てが含まれて記載可能であるか否かを判定し、複数の第2記載項目の全てが第1ページの当該余白領域に含まれて記載可能であるとき、複数の第2記載項目の全ての求人情報は第1ページに含まれて掲載されてもよい。一方、複数の第2記載項目の全てが第1ページの当該余白領域に含まれて記載不可能である場合、複数の第2記載項目の全ての求人情報は第2ページに含まれて掲載されてもよい。
複数の第2記載項目の一部のみが第1ページに含まれて記載可能である場合は、複数の第2記載項目の全てが第1ページの当該余白領域に含まれて記載不可能である場合に含まれるため、同様に、複数の第2記載項目の全ての求人情報は第2ページに含まれて掲載されてもよい。
さらに具体的には、例えば、本開示においては、求人票データにおいて、第1サブカテゴリに含まれる一または複数の第1記載項目と、第2サブカテゴリに含まれる2つの記載項目が第1ページに含まれて掲載されている場合に、当該第1記載項目のコンテンツ情報、および、当該2つの記載項目のうち一方の記載項目のコンテンツ情報が固定された状態において、当該2つの記載項目のうち当該一方の記載項目に続いて掲載される他方の記載項目のコンテンツ情報が変更された結果、第2サブカテゴリに含まれる2つの記載項目が第1ページに含まれて掲載不可能となったとき、当該2つの記載項目の求人情報がまとめて第2ページに掲載されてもよい。
以上のように、本開示においては、事実として、第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれる場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページに記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに続く第2ページに含まれて掲載されればよく、ステップS1003の詳細な内容は、上述した例に限定されず、本開示の範囲を限定しない。
なお、上記説明において、設定されたコンテンツ情報に基づいて任意の記載項目が任意のページに含まれるか否かが判定される場合、当該任意の記載項目の少なくとも求人情報が当該任意のページに含まれるか否かが判定されてもよい。求人票データに各記載項目の名称、および、サブカテゴリの名称のうち少なくとも一方が掲載される場合においては、当該任意の記載項目の求人情報、ならびに、当該任意の記載項目の名称および当該任意の記載項目が属するサブカテゴリの名称のうち少なくとも一方が、当該任意のページに含まれるか否かが判定されてもよい。
以上、図10を参照して、本実施形態に係る求人支援サーバ10の基本動作の処理手順について説明した。
以上のように、本実施形態に係る求人支援サーバ10を用いた求人支援方法は、表示媒体201を有する表示装置200と通信ネットワークによって接続された求人支援サーバ10を備える求人支援システム1における求人支援方法であって、記憶装置110が記憶する求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を用いて、表示媒体201において、求人票データに掲載させる求人情報を少なくとも含むコンテンツ情報を設定可能に表示させ、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目の求人情報が第1ページに含まれ、第2サブカテゴリに含まれる一又は複数の記載項目が第1サブカテゴリに続いて掲載される求人票データを表示媒体201に表示させ、第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれる場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページに記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに続く第2ページに含まれて掲載される。
これにより、求人票データを所定のページごとに閲覧した場合に、関連付けられた複数の記載項目の求人情報を一覧して把握することが容易な求人票データを作成することに寄与することができる。
なお、上記説明においては、本サービスが提供するアプリケーションの画面のみが表示媒体201に表示されているとして説明したが、その限りではない。すなわち、表示媒体201に、本サービスのアプリケーション以外のアプリケーションが別のウィンドウによって表示されていてもよい。係る場合、本サービスのアプリケーションは、任意の一のウィンドウの表示領域内において表示されてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、各変形例について説明する。
(変形例1)
上記説明においては、複数の記載項目が複数のサブカテゴリに分類されるものとして説明したが、さらに、複数のカテゴリの情報を用いて、複数のサブカテゴリが複数のカテゴリに分類されてもよい。
複数のカテゴリの情報は、求人票における複数のサブカテゴリを分類する情報であってもよい。具体的には、複数のカテゴリの情報は、例えば、複数のサブカテゴリのうち相互に関連するサブカテゴリ同士を同一カテゴリに属するものとして分類する情報であってもよい。
図16は、変形例1に係る複数のカテゴリと複数のサブカテゴリとを対応付ける第2テーブル情報の一例を示す図である。複数のカテゴリの情報は、例えば、図16に示すような第2テーブル情報1600であってもよい。なお、複数のカテゴリの情報は、サブカテゴリと、当該サブカテゴリが属するカテゴリとを対応付ける情報であればよく、複数のカテゴリの情報の形式は、図16に示す第2テーブル情報の形式に限定されず、本開示の範囲を限定しない。
カテゴリの数、内容、および名称、ならびに、各カテゴリに属するサブカテゴリの数、内容、および名称は、本サービスの提供者などによって任意に取り決められてもよく、これらの情報の数、内容および名称は、本開示の範囲を限定しない。
例えば、図16に示すように、カテゴリ(1)に分類されるサブカテゴリはサブカテゴリ(1)のみであってもよい。第1テーブル情報800の一例においてはサブカテゴリ(1)に分類される記載項目は記載項目(1)のみであるため、カテゴリ(1)の名称とサブカテゴリ(1)の名称と記載項目(1)の名称とは同一であってもよい。なお、記載項目およびサブカテゴリの名称とは異なる名称がカテゴリの名称として設定されてもよく、カテゴリの名称の付与方法は、本開示の範囲を限定しない。
例えば、図16に示すように、カテゴリ(2)に分類されるサブカテゴリは、サブカテゴリ(2)、サブカテゴリ(3)、およびサブカテゴリ(4)であってもよい。例えば、第1テーブル情報800の一例のように、サブカテゴリ(2)が「働き方」であり、サブカテゴリ(3)が「給与」であり、サブカテゴリ(4)が例えば「待遇」である場合、サブカテゴリ(2)から(4)は、いずれも「条件および待遇」に関するサブカテゴリとして相互に関連して把握することが有用であると言えるため、例えば、カテゴリ(2)の名称は「条件および待遇」に設定されてもよい。
なお、カテゴリの名称は、本サービスの提供者またはユーザーによって任意に設定されてもよい。また、求人支援サーバ10は、第1テーブル情報800および第2テーブル情報1600を用いる代わりに、第1テーブル情報800に含まれる複数の記載項目と複数のサブカテゴリとの対応関係と、第2テーブル情報1600に含まれる複数のカテゴリと複数のサブカテゴリとの対応関係とを統合した一のテーブル情報を用いることによって、求人票データ31を表示媒体201に表示させてもよい。
このように、求人支援サーバ10は、さらに第2テーブル1600に例示するカテゴリの情報を用いて、コンテンツ情報に基づき、各サブカテゴリに属する一または複数の記載項目を連続して掲載し、且つ、各カテゴリに属する一または複数のサブカテゴリを連続して掲載する求人票データを表示媒体201に表示させてもよい。
すなわち、記憶装置110が複数のサブカテゴリを分類する複数のカテゴリの情報を記憶する場合において、複数のカテゴリのそれぞれに含まれる一又は複数のサブカテゴリは、求人票データにおいて連続して設定されてもよい。
なお、実施の形態においては、図12に示すように、設定されたコンテンツ情報に基づき第2記載項目の全ての記載項目が第1ページ311に含まれて記載可能であるとき、第2記載項目の求人情報は求人票データ31において第1ページ311に含まれて掲載され、第1記載項目911の求人情報は第1レイアウトに基づいて表示されるとして説明した。
本変形例1においては、さらに、カテゴリの情報を用いて求人票データを表示媒体201に表示させる場合においては、第1サブカテゴリが第1カテゴリに分類され、第2サブカテゴリが第2カテゴリに分類される場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目の全てが第1ページに含まれて記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに含まれて掲載され、第1カテゴリに含まれる一又は複数の記載項目の求人情報は第1レイアウトに基づいて表示されてもよい。
また、一方で、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目の一部の記載項目のみが第1ページ311に含まれて記載可能であると判定されたことに応じて、複数の第2記載項目の求人情報が第2ページに含まれて掲載されるとき、第1カテゴリに含まれる一又は複数の記載項目の求人情報は第2レイアウトに基づいて表示されてもよい。
図17は、変形例1に係る表示媒体に表示された求人票データの他の例を示す図である。図17に示すように、例えば、設定されたコンテンツ情報に基づき、複数の第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページ311に含まれて記載可能であると判定されたことに応じて、複数の第2記載項目の全ての記載項目に対応する求人情報が第2ページ312に含まれて掲載される場合、第1カテゴリに含まれる一又は複数の記載項目の求人情報は第2レイアウトに基づいて表示されてもよい。すなわち、求人情報912dおよび求人情報913dは、図15に示す求人情報912cおよび求人情報913cと同様に、第2レイアウトに基づいて表示されてもよい。
図17に示すように、第1テーブル情報800および第2テーブル情報1600に基づき、記載項目(1)の求人情報がサブカテゴリ(1)およびカテゴリ(1)に分類されるものとして第1ページ311に含まれて掲載される場合において、記載項目(1)、サブカテゴリ(1)、およびカテゴリ(1)の名称が何れも「企業理念」であるとき、カテゴリ(1)の見出しとして「企業理念」が掲載され、サブカテゴリ(1)および記載項目(1)の見出しは省略されてもよい。
また、図17に示すように、複数の第2記載項目がサブカテゴリ(2)に分類され、サブカテゴリ(2)がカテゴリ(2)に分類される場合、記載項目(2)から(4)、サブカテゴリ(2)、およびカテゴリ(2)のそれぞれの名称は異なるため、それぞれに対して固有の見出しが掲載されてもよい。
このように、さらに、任意のカテゴリに含まれる一または複数の記載項目の内容が同一レイアウトに基づいて求人票データ31に掲載されることによって、ユーザーによって設定されたコンテンツ情報の内容を保持しつつ、相互に関連性のある複数の記載項目の求人情報を同一ページに連続して掲載して一覧性を確保しながら、カテゴリ内におけるデザインの不一致を解消することができる。
なお、第1サブカテゴリが第1カテゴリに分類され、第2サブカテゴリが第2カテゴリに分類される場合において、複数のカテゴリの情報を用いて、求人票データの各ページにおいて求人票データに含まれる複数のカテゴリの目次情報を表示させ、設定されたコンテンツ情報に基づき複数の第2記載項目の全てが第1ページに含まれて記載可能であるとき、複数の第2記載項目の求人情報は求人票データにおいて第1ページに含まれて掲載され、第1ページにおいて第1カテゴリの第1目次情報及び第2カテゴリの第2目次情報は第1表示態様で表示され、複数の第2記載項目の求人情報が第2ページに含まれて掲載されるとき、第1ページにおいて第1目次情報は第1表示態様で表示され、第2ページにおいて第2目次情報は前記第1表示態様で表示されてもよい。
目次情報とは、求人票データの任意のページにおいて、当該任意のページに任意のカテゴリが掲載されているか否かを示す情報であってもよい。
例えば、図17に示すように、求人票データ31dの第1ページ311において、第1カテゴリ1701としてのカテゴリ(1)に分類される少なくとも一の記載項目が第1ページ311に掲載されている場合、第1ページ311において、カテゴリ(1)が掲載されていることが、第1目次情報1703が第1表示態様で表示されることによって示されてもよい。
例えば、図17に示すように、求人票データ31dの第2ページ312において、第2カテゴリ1702としてのカテゴリ(2)に分類される少なくとも一の記載項目が第2ページ312に掲載されている場合、第2ページ312において、カテゴリ(2)が掲載されていることが、第2目次情報1704が第1表示態様で表示されることによって示されてもよい。
また、例えば、図12に示すように、第2記載項目の全ての求人情報が第1ページ311に含まれて掲載される場合、第1ページ311において、カテゴリ(1)およびカテゴリ(2)が掲載されていることが、第1目次情報及び第2目次情報が第1表示態様で表示されることによって示されてもよい。
なお、図17に示すように、カテゴリ(2)が第1ページ311に掲載されていないことが、第2目次情報1706が第2表示態様で表示されることによって示されてもよい。同様に、カテゴリ(1)が第2ページ312に掲載されていないことが、第1目次情報1705が第2表示態様で表示されることによって示されてもよい。すなわち、複数の第2記載項目の求人情報が第2ページに含まれて掲載されるとき、第1ページにおいて第2目次情報は第2表示態様で表示されてもよい。
なお、上述した複数のカテゴリの掲載優先順位はユーザーによって設定可能であってもよい。図18は、カテゴリの掲載優先順位を設定可能な情報の一例を示す図である。
求人支援サーバ10は、例えば、図18における表示媒体201が示すように、Webブラウザ等において、複数のカテゴリの情報1801のそれぞれに対して求人票における掲載優先順位を設定可能な情報1800を表示させてもよい。
求人票における掲載優先順位とは、求人票を作成するユーザーが、求人票において求職者に訴求したいカテゴリの順位であってもよい。すなわち、掲載優先順位とは、ユーザーが求人において重視しているカテゴリの順位であってもよい。掲載優先順位を設定可能な情報1800とは、複数のカテゴリの掲載優先順位をユーザーが設定するための情報であり、例えば、図18に示すように複数のカテゴリ1801のそれぞれに一対一に対応して表示されるプルダウンメニューであってもよい。
なお、図18における掲載優先順位を設定可能な情報1800の表示態様は例示であり、本開示の範囲を限定しない。当該情報1800は、例えば、ユーザーが入力部202を用いて掲載優先順位を示す数字を入力可能な領域であってもよい。
また、図18の説明においては、表示媒体201に複数のカテゴリの掲載優先順位を設定可能な情報1800が表示される場合について説明したが、例えば、表示媒体201において複数のカテゴリの情報1801のみが表示され、ユーザーがタッチパネルを用いて表示媒体201に表示された複数のカテゴリ1801の並び順を変えることにより、複数のカテゴリ1801の掲載優先順位が設定可能であってもよい。係る場合、表示媒体201に表示される複数のカテゴリ1801は、掲載優先順位を設定可能な情報でもある。
そして、ユーザーが入力部202を用いて複数のカテゴリ1801の掲載優先順位を設定したことが検知された場合、求人支援サーバ10は、設定された掲載優先順位の情報に基づいて、求人票データ31を表示媒体201に表示させてもよい。
具体的には、例えば、図18において、カテゴリ(1)1801aの掲載優先順位の次にカテゴリ(2)1801bの掲載優先順位が設定された場合、図17に示すように、カテゴリ(1)に含まれる記載項目に続いて、カテゴリ(2)に含まれる記載項目が掲載される求人票データ31dが表示媒体201に表示されてもよい。
すなわち、記憶装置110が記憶する複数のサブカテゴリを分類する複数のカテゴリの情報を用いて、複数のカテゴリの掲載優先順位を設定可能な情報を表示媒体201に表示させる場合において、第2カテゴリの掲載優先順位が第1カテゴリの掲載優先順位に続いて設定されたことが検知されたとき、求人票データを表示媒体201に表示させてもよい。
なお、図18に示すカテゴリの掲載優先順位の設定画面がユーザーに対して提示されるタイミングは任意でもよい。例えば、図18の表示媒体201に表示されるカテゴリの掲載優先順位の設定画面がユーザーに提供された後に、図5から図7に例示するコンテンツ情報設定画面が提供されてもよい。
また、例えば、図5などに示すようにコンテンツ情報が設定されたことに応じて、表示媒体201に求人票データ31と、さらに、図18に示すカテゴリの掲載優先順位を設定可能な情報1800が表示されてもよい。係る場合、カテゴリの掲載優先順位がユーザーによって設定されたことが検知されることに応じて、求人票データ31に表示される各カテゴリの掲載順位等が変更されて表示媒体201に表示されてもよい。
また、例えば、図5などに示すようにコンテンツ情報が設定されたことに応じて、表示媒体201に求人票データ31が表示され、その後、所定の操作に応じて図18に示す掲載優先順位を設定可能な画面へ遷移し、掲載優先順位が設定されたことに応じて求人票データ31が表示媒体201に再表示されてもよい。
このように、複数のサブカテゴリを分類する複数のカテゴリが表示媒体201に表示され、複数のカテゴリの求人票における掲載優先順位がユーザーによって設定されることにより、ユーザーが求人において重視していることを強調する求人票データの作成が容易になる。
なお、上記において、複数のカテゴリ1801は4つであるとして説明したが、カテゴリの数は複数あればよく、その数は本開示の範囲を限定しない。また、ユーザーが本サービスのWebサイトにアクセスした当初は、例えば、複数のカテゴリ1801のそれぞれについて掲載優先順位の初期値が定められていてもよい。
本変形例1によれば、複数のカテゴリの情報を用いて求人票データ31を表示媒体201に表示させることにより、任意のカテゴリに含まれる一または複数の記載項目の求人情報が連続して掲載され、さらに、複数のカテゴリの求人票における掲載優先順位がユーザーによって設定されることにより、ユーザーが求人において重視していることを強調する求人票データの作成が容易になる。
なお、本変形例1の内容は、実施形態の内容だけでなく、他の変形例の各内容に適用させてもよい。
(変形例2)
実施形態の説明においては、求人票データ31に含まれる一または複数のページのサイズ情報は、本サービスの提供者によって予め定められていてもよいものとして説明したが、例えば、一または複数のページのサイズ情報は、ユーザーによって設定されてもよい。
すなわち、表示媒体201において、複数の出力媒体のうちから求人票データを出力する一の出力媒体を選択可能な情報が表示されている場合において、一の出力媒体が選択されたことが検知されたとき、求人票データのページのサイズ情報は、選択された出力媒体の情報に基づいて設定されてもよい。
出力媒体とは、例えば、SNS(Social Networking Service)に含まれる複数のサービス又はサイトであってもよい。SNSに含まれるサービス等は、相互に、配信するページサイズ等の表示形式が異なる。そのため、汎用的な求人票データを各SNSによって展開する場合、各SNSを用いて展開する前に、求人票データの表示態様をユーザーが加工または編集する必要が生じる場合がある。
本変形例2においては、ユーザーが選択した出力媒体の種類に応じたページサイズの情報に基づく求人票データ31を表示媒体に表示させることにより、ユーザーは、求人票データを各SNSによって展開する前に、求人票データを加工または編集する必要性を省くことができる。
具体的には、例えば、図示しない出力媒体の選択画面が表示媒体201に表示され、当該選択画面において、求人票データを出力する媒体である複数の出力媒体のうちから一の出力媒体を選択可能な情報が表示されていてもよい。
出力媒体を選択可能な情報は、例えば、複数の出力媒体をプルダウン方式によって選択できる画像情報であってもよい。ユーザーは、入力部202を用いて、複数の出力媒体から一の出力媒体を選択できてもよい。なお、出力媒体を選択可能な情報の表示態様は、本開示の範囲を限定しない。
ユーザーによって一の出力媒体が選択されたことが表示媒体201において検知され、且つ、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、求人支援サーバ10は、出力媒体の選択結果および設定されたコンテンツ情報に基づき、求人票データ31を表示媒体201に表示させてもよい。
これにより、求人支援サーバ10は、本サービスのユーザーが求人票データをインターネットにより展開する場合において、ユーザーが求人票データを展開する出力媒体のページサイズに適した求人票データをユーザーに提供できる。ユーザーは、本サービスにおいて作成した求人票データに対してページサイズなどのフォーマットを加工することなく、求人票データを所定の公衆へ送信できる。
なお、本変形例2の内容は、実施形態の内容だけでなく、他の変形例の各内容に適用させてもよい。
以上、本発明の各変形例について説明した。各変形例の内容は、適切な形式で相互に適用されても構わない。
(コンピュータのハードウェア構成の一例)
実施形態および各変形例における各部の機能は、プログラムにより実現されてもよい。
すなわち、本発明の一態様に係る求人支援プログラムは、表示媒体201を有する表示装置200と通信する通信処理と、記憶装置110が記憶する求人票における求人情報の項目である複数の記載項目の情報を用いて、表示媒体201において、求人票データに掲載させる一又は複数の記載項目及び求人情報のうち少なくとも一方を含むコンテンツ情報を設定可能に表示させ、コンテンツ情報が設定されたことが検知されたとき、記憶装置110が記憶する複数の記載項目を分類する複数のサブカテゴリの情報を用いて、第1サブカテゴリに含まれる一又は複数の第1記載項目が第1ページに含まれ、第1サブカテゴリに続いて第2サブカテゴリが設定された求人票データを表示媒体201に表示させる制御処理と、をコンピュータに実行させ、第2サブカテゴリに複数の第2記載項目が含まれる場合において、設定されたコンテンツ情報に基づき第2記載項目のうち一部の記載項目のみが第1ページに記載可能であるとき、第2記載項目は求人票データにおいて第1ページに続く第2ページに含まれて記載されてもよい。
係る場合におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を図19に示す。
図19に示すように、コンピュータ9000は、例えば、CPU(Central Processing Unit)9001、RAM(Random Access Memory)9002、ROM(Read Only Memory)9003、記憶装置9004、入出力インターフェース(I/F)9005、読取インターフェース(I/F)9006、通信インターフェース(I/F)9007を有する。上述した各部はバス9008を介して、直接的に、または、間接的に接続される。
記憶装置9004は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等である。コンピュータ9000は、入出力インターフェース9005を介して、入出力(I/O)装置9009と接続される。入出力装置9009は、磁気ディスク装置等の入力機能および出力機能を有する装置の他、入力機能が主機能である入力装置、出力機能が主機能である出力装置を含む。入力装置は、例えば、入力キー、マウス、タッチパネル、スキャナである。出力装置は、例えば、ディスプレイ、スピーカ、プリンタである。
読取インターフェース9006は、記録媒体9010に記録されたプログラムまたはデータを読み取る。記録媒体9010は、例えば、半導体メモリ、光学記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体等である。
通信インターフェース9007は、ネットワーク9011を介して、他の機器からデータを受信し、他の機器へデータを送信する。ネットワーク9011は、有線ネットワークであってもよく、無線ネットワークであってもよい。他の機器は、クライアント装置であってもよく、サーバ装置であってもよい。
例えば、ROM9003に記憶されたプログラム、記憶装置9004に記憶されたプログラム、記録媒体9010に記録されたプログラム、または、通信インターフェースが他の機器から受信したプログラムは、RAM9002にロードされる。上記の実施形態および各変形例において、例えば、CPU9001がRAM9002にロードされたプログラムを実行することにより、上記の実施形態等における各部の機能が実現される。
なお、コンピュータ9000における各部の機能は、クラウドコンピューティングによって実現されてもよい。
なお、求人支援システム1におけるコンピュータに実行させる求人支援プログラムまたは説明された機能は、非一時的な有形のコンピュータ可読記録媒体(A non-transitory, tangible computer-readable storage medium)に記録されてもよい。非一時的な有形のコンピュータ可読記録媒体は、コンピュータ、CPU、MPU(Micro Processing Unit)等によってアクセスされることが可能な任意の記録媒体である。任意の記録媒体は、例えば、ROM、RAM、フラッシュメモリ、磁気記憶装置、光ディスク等であって、例示したものに限定されない。
なお、以上の説明において、A、BおよびCのうち少なくとも1つ(at least one of)が含まれるとは、A、B、Cのうち1つまたは2つ以上(one or two or more of)の組み合わせでもよいという意味であってもよい。