JP7480557B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
地震や津波等の災害発生時において、住民の速やかな避難は極めて重要である。近年では、情報通信技術の発達により、災害発生時に避難誘導を行う様々なシステムが提案されている。
例えば、避難所を地域の地図上に明示するシステムが提示されているが、利用者によって最適な避難所は異なるため、下記特許文献1では、避難者の属性(若者、老人、子供連れなど)を登録し、避難時にはその属性に合わせた避難所を案内する技術が記載されている。なお、地図を用いた情報提示例としては、例えば下記特許文献2では、店舗を中心として商圏を設定した場合に周囲の住民数を色分けして表示する技術が記載されている。
また、下記特許文献3では、建物内に居る避難者の属性(性別、年齢、身体的ハンディなど)から優先度を設定し、優先度が高い避難者から順に、複数の避難経路のうち優先度が上位の避難経路を割り当て、個別に誘導する技術が記載されている。
また、下記特許文献4では、避難所の避難者に避難者の情報を入力させ、避難所ごとの避難人数を集計する技術が記載されている。また、下記特許文献5では、避難所ごとに定員を設け、満員もしくは満員に近い場合は推奨避難所から除外する技術が記載されている。また、下記特許文献6では、災害時に対策本部に設置される避難台帳データベースサーバと災害時に避難所に設置される1又は複数の端末機を用いて、災害時に住民の避難状況を把握することが可能な住民避難支援システムが開示されている。
特開2013―239828号公報 特開平11-296539号公報 特開2008―27208号公報 特開平10―334146号公報 特開2015―195030号公報 特開2002-092259号公報
しかし、特許文献1や特許文献3に記載されている避難所や避難経路の呈示では、予め登録された性別や年齢、身体的ハンディといった属性は用いられているが、個々の避難者が避難できる範囲については考慮されていない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、避難者の避難可能な範囲を考慮してより最適な避難所の情報を呈示することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、を備え、前記決定部は、前記避難可能範囲内に位置する収容可能な避難所のうち、前記避難者の位置に近い避難所より前記避難者の位置から最も遠い避難所を優先して、前記推奨する避難所として決定する、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、人の特徴を示す属性に対応する移動速度を記憶する記憶部と、を備え、前記算出部は、前記情報処理端末から前記移動速度が取得できない場合、前記避難者の属性を取得し、前記記憶部から前記避難者の属性に対応付けられる移動速度を取得し、前記避難可能範囲の算出に用いる、情報処理装置が提供される。
前記収容可能な避難所とは、収容することが可能な避難者の人数が1以上の避難所であってもよい。
前記避難所の収納可能人数の情報は、前記避難所に設置される避難所端末から送信されてもよい。
前記算出部は、災害発生地域または予想される災害発生地域を除外して前記避難可能範囲を算出してもよい。
前記所定時間とは、避難のために残された時間である避難猶予時間であってもよい。
前記避難猶予時間は、災害の種類または災害の規模に応じて設定された時間であってもよい。
前記避難可能範囲は、地図上において前記避難者の現在地を中心として円状に示されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、として機能させ、前記決定部は、前記避難可能範囲内に位置する収容可能な避難所のうち、前記避難者の位置に近い避難所より前記避難者の位置から最も遠い避難所を優先して、前記推奨する避難所として決定する、プログラムが提供される。

以上説明したように本発明によれば、避難者の避難可能な範囲を考慮してより最適な避難所の情報を呈示することを可能とする。
本発明の実施形態による避難情報呈示システムのシステム構成例を示す図である。 本実施形態による管理サーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態による管理サーバにより行われる避難情報呈示処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本実施形態による管理サーバにより行われる避難情報の生成例について説明する図である。 図4に示すユーザAよりも移動速度が遅いユーザBに呈示する避難情報の生成例について説明する図である。 本実施形態による避難可能範囲から災害予想地域を除外した場合の例について説明する図である。 本実施形態による避難可能範囲が時間経過により縮小した場合について説明する図である。 本実施形態による管理サーバを具現する情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.システム構成>
本発明の実施形態は、主に、津波や地震、火災、噴火、豪雨、洪水、地滑り、といった様々な災害(自然災害に限らず、人為的災害も含む)から避難する避難者に対して最適な避難所の場所を呈示する避難情報呈示システムに関する。以下では、本システムおよび各装置の構成を説明した後に、本発明の実施形態による動作処理について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態による避難情報呈示システム1のシステム構成例を示す図である。本実施形態による避難情報呈示システム1は、図1に示すように、防災情報システム10を構成する管理サーバ100およびデータベースサーバ101と、各役所に設置される防災行政無線卓200と、非常時に臨時に設置される各災害対策本部の災害対策本部端末300と、各避難所50の避難所端末500と、各避難者が所持する情報処理端末400と、を含む。
管理サーバ100は、気象庁や消防庁等から発信された災害の情報や、災害対策本部等から入力された避難所の情報、役所等から呈示された住民の情報など、防災に用いる様々な情報(防災情報)の管理を行い、各災害対策本部に設置された災害対策本部端末300や各役所に設置された防災行政無線卓200に対して防災情報を呈示する。防災情報は、データベースサーバ101に蓄積され得る。また、管理サーバ100は、各避難者が所持する情報処理端末400から、避難者の現在位置情報を取得し得る。
防災行政無線卓200は、各自治体の市庁舎などの役所に設置される、防災無線の操作卓である。操作卓は、防災情報システム10から受信した情報に基づいて、住民に対して災害情報や警報を伝達する機能を有する。また、防災行政無線卓200は、職員の操作により住民への避難指示を伝達する機能を有する。例えば、防災行政無線卓200は、住民への情報を拡声放送にて伝達する子局設備(不図示)から、警報や避難指示の放送を行うよう制御することが可能である。また、防災行政無線卓200は、対象となる区域の住民が所持する各情報処理端末400において避難指示を呈示するよう、管理サーバ100に指示することも可能である。
災害対策本部端末300は、災害が発生する、あるいは発生する恐れがある際に設置される各災害対策本部で利用されるPC等の情報処理装置である。災害対策本部端末300は、管理サーバ100から受信した防災情報を表示部に表示したり、災害本部職員により入力された情報(災害情報、安否情報、救助情報など)を管理サーバ100に送信したりする。災害本部職員が災害対策本部端末300を操作し、避難対象地域の住民に対して各情報処理端末400から避難指示を行うよう、管理サーバ100に指示することも可能である。
避難所50とは、災害の危険から逃れるための施設や場所であって、例えば予め行政により指定されている。避難所端末500は、各避難所50に設置されるPC等の情報処理装置である。避難所端末500は、管理サーバ100から受信した防災情報を表示部に表示したり、避難所職員により入力された避難所情報(避難者の情報、収容している人数、備蓄している物資の情報など)を管理サーバ100に送信したりする。
情報処理端末400は、各避難者が所持する通信端末であって、例えば、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレット端末等が想定される。情報処理端末400は、管理サーバ100から送信される避難所の場所の情報や災害情報といった防災情報を受信し、表示部に表示する。避難者は、情報処理端末400に表示される情報を確認して速やかな避難を行い得る。また、情報処理端末400は、管理サーバ100から送信される警報や避難指示を、表示や音声により出力する。
また、本実施形態による情報処理端末400は、GNSS(Global Navigation Satellite Systems)等により現在位置情報を取得する機能を有する。また、本実施形態による情報処理端末400は、避難者の(避難者に所持される情報処理端末400の)移動速度を取得する機能を有する。移動速度は、例えば加速度センサ、ジャイロセンサ、GNSS等から検知した情報に基づいて算出され得る。情報処理端末400が取得した現在位置情報および移動速度を管理サーバ100に送信することで、本実施形態による管理サーバ100は避難者の現在位置および移動速度を利用することが可能となる。具体的には、本実施形態による管理サーバ100は、情報処理端末400から送信された避難者の現在位置情報および移動速度を用いて、最適な避難所(推奨避難所)を決定し、避難者に呈示することが可能となる。
以上、本実施形態による避難情報呈示システムを構成する各装置とその機能について説明した。なお図1に示す例では、各施設に1つずつ設置されるものとして、災害対策本部端末300および避難所端末500を、一例としてそれぞれ2つ図示したが、これらは各施設に1つずつ設置されてもよいし、複数設置されてもよい。
<2.管理サーバ100の構成例>
続いて、管理サーバ100の構成例について説明する。図2は、本実施形態による管理サーバ100の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、管理サーバ100は、制御部110、通信部120、および記憶部130を有する。
(制御部110)
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等を中心に構成されており、管理サーバ100の動作全体を制御する機能を有する。例えば制御部110は、消防庁、気象庁、各避難所端末500、各災害対策本部端末300等から取得した情報をデータベースサーバ101に蓄積したり、利用する情報をデータベースサーバ101から適宜抽出したりする。また、制御部110は、消防庁や気象庁等から受信した警報や災害情報を、防災行政無線卓200に送信する制御を行う。
また、本実施形態による制御部110は、避難者への避難情報の呈示制御を行う。避難情報の呈示とは、例えば、避難者の現在位置周辺の避難所の場所の呈示等が挙げられる。制御部110は、例えば消防庁や気象庁等から災害情報が送信された場合や、送信された災害情報に付与された警戒レベル(例えば5段階の警戒レベルが付与される)に応じて、また、(自治体により発令される)避難指示が防災行政無線卓200や災害対策本部端末300からあった場合、若しくは、情報処理端末400からの要求に応じて、避難者に対して適切な避難情報の呈示を行い得る。具体的には、制御部110は、避難可能範囲算出部111、避難所検索部112、推奨避難所決定部113、および表示情報生成部114としても機能することで、避難者に対して適切な避難情報の呈示を行い得る。
避難可能範囲算出部111は、情報処理端末400から送信された避難者の現在位置情報および移動速度に基づいて、所定時間内に避難者が避難できる範囲(避難可能範囲)を算出する。移動速度は、現在の移動速度(具体的には、例えば避難者の歩行速度)であってもよいし、情報処理端末400により普段から計測していた避難者の歩行速度であってもよい。また、情報処理端末400から移動速度が取得できない場合、避難可能範囲算出部111は、避難者の属性(年代、性別、子連れか否か、怪我をしている、介助が必要、身体的ハンディ等)から、予め対応付けられた移動速度を記憶部130等から取得してもよい。避難者の属性は、例えばデータベースサーバ101から取得し得る。
また、所定時間とは、例えば噴火や山火事の規模や、地震の大きさ、雨量、津波が到達するまでの時間など災害の状況に応じて推定される、避難までに残された時間(以下、避難猶予時間と称する)であってもよい。避難猶予時間は、消防庁や気象庁等から通知されてもよいし、災害の種類や災害の規模に応じて予め設定されていてもよい。若しくは、予め定めた一定の時間を避難猶予時間としてもよい。
避難可能範囲算出部111は、避難者の移動速度を考慮して、現在地から避難猶予時間内にどこまで避難することが可能か(すなわち、移動することが可能か)を算出する。避難可能範囲算出部111は、避難者の現在位置を中心とした避難可能範囲として、例えば避難者の移動速度と避難猶予時間の乗算により算出される避難可能距離(直線距離)を半径とする円状の範囲を算出してもよい。
次いで、避難所検索部112は、避難可能範囲算出部111により算出された避難可能範囲内に位置する避難所を検索する。避難所検索部112は、災害対策本部端末300や避難所端末500から呈示されデータベースサーバ101に蓄積された避難所の情報のうち、特に避難所の位置情報、開放情報(開設有無)、および収容可能人数(収容情報の一例)を考慮して、避難者を収容可能な避難所を検索する。避難所の収容可能人数は、避難所職員等により避難所端末500から随時入力され、リアルタイムで更新されることを想定する。避難所検索部112は、収容可能人数が0人となった避難所は、避難先の検索対象から除外する。
次に、推奨避難所決定部113は、避難所検索部112により検索された避難所(収容可能な避難所)のうち、避難者に推奨する避難所を決定する。避難者の移動速度はそれぞれ異なるため、避難猶予時間で移動できる範囲(避難可能範囲)は異なる。したがって、例えば同じ場所(地区など)に居る複数の避難者のうち、避難可能範囲が狭い避難者は近くの避難所に優先的に避難させ、避難可能範囲が広い避難者には遠くの避難所に避難させるよう誘導することで、1つの避難所に避難者が殺到して定員オーバーとなることを回避、すなわち、避難者を各避難所に分散させることが可能となる。推奨避難所は1つであることが望ましいが、2つ以上であってもよい(例えば収容可能人数が多い避難所が多数あり、推奨避難所を2つ以上呈示しても避難者の分散が十分に行える場合等)。
表示情報生成部114は、情報処理端末400の表示部に表示する避難情報の表示画面を生成する。例えば、表示情報生成部114は、避難者の現在地を中心とした円状の避難可能範囲と、検索した収容可能な各避難所の場所、および、避難者に推奨する避難所の場所を、地図上に表示する表示画面を生成する。それぞれの情報を地図上に表示することで、避難者は、自分が居る場所と、避難猶予時間内で避難できる範囲と、推奨される避難所の場所を直感的に把握することが可能となる。
そして、制御部110は、表示情報生成部114により生成された表示情報を、通信部120を介して情報処理端末400に送信する。
(通信部120)
通信部120は、外部装置と通信接続して情報の送受信を行う通信インタフェースである。通信部120は、所定の通信網を介して、防災行政無線卓200、災害対策本部端末300、情報処理端末400、および避難所端末500と通信接続し、情報の送受信を行い得る。例えば、通信部120は、情報処理端末400から避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部として機能する。また、通信部120は、避難所端末500から避難所の位置情報、開放情報(開設有無)、収容可能人数、避難者情報等を取得する取得部としても機能する。また、通信部120は、気象庁や行政庁等(不図示)、防災行政無線卓200、災害対策本部端末300等から、災害情報、避難所の開設情報、避難者情報等を取得する取得部としても機能する。
(記憶部130)
記憶部130は、制御部110を動作させるための所定のプログラムやデータを記憶する。また、記憶部130は、制御部110の動作の過程で必要となる各種データを一時的に記憶してもよい。
以上、管理サーバ100の構成について具体的に説明したが、本実施形態による管理サーバ100の構成は図2に示す例に限定されない。例えば管理サーバ100の制御部110による各機能(避難可能範囲算出部111、避難所検索部112、推奨避難所決定部113、および表示情報生成部114)の少なくともいずれかが外部装置により行われてもよい。
<3.動作処理>
続いて、本実施形態による管理サーバ100による避難情報呈示処理の流れについて、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態による避難情報呈示処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、まず、管理サーバ100は、防災行政無線卓200から避難指示を受信する(ステップS103)。ここでは一例として自治体により避難指示が発令され、職員が防災行政無線卓200や災害対策本部端末300を操作して対象区域の住民への避難指示を入力した場合に(避難所の開放も併せて行われていることが想定される)、対象区域の住民に避難情報が呈示されるといった状況を想定する。しかしながら、本実施形態は避難指示の受信に限定されず、避難指示を受信せずとも、避難所の開設が行われたことを受信した場合や、または、気象庁等からの警報や災害情報の受信に応じて、対象区域の住民への避難情報の呈示を自動的に行うようにしてもよい。
次に、避難可能範囲算出部111は、避難者の現在位置および移動速度から、所定時間内の避難可能範囲を算出する(ステップS106)。避難者の現在位置および移動速度は、情報処理端末400から取得される。例えば情報処理端末400において、災害発生時や管理サーバ100から要求があった場合等には現在位置および移動速度を管理サーバ100に送信するよう予め設定されていてもよい。または、避難者が自ら情報処理端末400を操作して防災行政無線卓200に対して避難情報の要求を行った際に、情報処理端末400が現在位置および移動速度を送信するようにしてもよい。
次いで、避難所検索部112は、避難可能範囲内に位置する収容可能避難所を検索する(ステップS109)。
次に、推奨避難所決定部113は、検索した収容可能避難所のうち、避難者に推奨する推奨避難所を1つ決定する(ステップS112)。
次いで、表示情報生成部114は、避難可能範囲、(収容可能)避難所、および(1つの)推奨避難所を地図上に示す画像を生成する(ステップS115)。
そして、制御部110は、生成した画像を、避難者の情報処理端末400に送信する(ステップS118)。生成した画像(避難情報)の送信は、情報処理端末400からの要求に応じて送信してもよいし、警報や避難指示と共に送信して情報処理端末400上において強制的に表示させるようにしてもよい。
以上、本実施形態による避難情報呈示処理の流れについて説明したが、本実施形態による動作処理はこれに限定されない。例えば、避難者に呈示する避難情報には、(収容可能)避難所を呈示せず、推奨避難所のみを地図上に呈示するようにしてもよい。また、地図上に表示する避難可能範囲は、避難猶予時間と紐付けて表示するようにしてもよい。すなわち、例えば「津波到達時間までに避難可能な範囲です」といった表示を併せて行うようにしてもよい。また、制御部110は、所定時間経過毎に(例えば5分毎など)、避難可能範囲の算出と、避難所の再検索と、推奨避難所の再決定とを行い、表示情報を更新するようにしてもよい。避難可能範囲は、時間経過により徐々に縮小し、また、各避難所の収容可能人数も変化するため、継続的に最新情報を呈示するようにすることで、より最適な避難誘導を行うことが可能となる。また、時間経過により避難可能範囲が徐々に縮小するのを避難者が視覚的に把握することで、より速やかな避難を促すことができる。
<4.避難情報の生成処理>
次に、本実施形態による避難可能範囲および推奨避難所を含む避難情報の生成例について、図4~図7を参照して具体的に説明する。
(第1の例)
図4は、本実施形態による管理サーバ100により行われる避難情報の生成例について説明する図である。図4に示すように、ユーザAの現在位置を中心とする所定時間内の避難可能範囲601が、ユーザAの移動速度に基づいて算出され、次いで、避難可能範囲601内の収容可能な避難所50の検索が行われる。図4に示す例では、避難所50eは避難可能範囲601の外側にあるため検索対象とはならない。次に、検索した収納可能な避難所50a~50dから、避難者に推奨する避難所が決定される。推奨避難所は、例えばユーザAの現在地から最も遠い場所に位置する避難所50dに決定される。情報処理端末400では、例えば図4に示すような地図上にユーザAの現在位置を示すアイコンと、ユーザAの現在位置を中心とした円状の避難可能範囲601と、収容可能な避難所50a~50dと、収容可能な避難所のうち避難者に推奨する避難所50dを明示する表示と、を表示した表示画面が表示されるようにしてもよい。また、各避難所50の収納可能人数を表示するようにしてもよい。推奨する避難所50dを明示する表示は、所定の色で表示したり、点滅させたり、「この避難所に避難してください」等のテキストを表示したりすることで明示するようにしてもよい。
一方、例えばユーザAより移動速度が遅いユーザBの場合について、図5を参照して説明する。図5は、ユーザAよりも移動速度が遅いユーザBに呈示する避難情報の生成例について説明する図である。この場合、図5に示すように、ユーザBの所定時間内の避難可能範囲603は、ユーザAの避難可能範囲601よりも狭いものとなる。従って、避難可能範囲603内の収容可能な避難所の検索では、避難可能範囲603の外側にある避難所50dは検索対象とはならない(ユーザBの移動速度では所定時間内に避難所50dまで避難することができないため)。この場合、推奨避難所は、避難可能範囲603内の収容可能な避難所50a~50cのうち、ユーザBから最も遠い場所に位置する避難所50cに決定される。
このように、避難可能範囲とユーザからの距離を考慮して推奨避難所をそれぞれ決定することで、適切に避難先を分散させることが可能となる。
(第2の例)
本実施形態による避難可能範囲は、災害発生場所や、予想される災害発生場所を除外して算出されてもよい。災害発生場所および予想される災害発生場所の情報は、消防庁や気象庁等、防災行政無線卓200、災害対策本部端末300、避難所端末500等から管理サーバ100に提供される。災害予想範囲は、災害の発生場所や規模に応じて予想され得る。図6は、避難可能範囲から災害予想範囲を除外した場合の例について説明する図である。図6に示すように、例えば津波到達範囲等の災害予想範囲610を除外してユーザBの避難可能範囲605が算出された場合、避難可能範囲605内の収納可能な避難所としては、避難所50a、50bが検索される。そして、ユーザBから最も遠い場所に位置する避難所50bが、推奨避難所に決定される。
(第3の例)
本実施形態による避難可能範囲は、避難者の移動速度に基づいて所定時間内(避難猶予時間)における移動可能な範囲であり、時間経過と共に縮小する。また、避難可能範囲は避難者の現在位置を中心とした円状で表示されるため、避難者が移動して現在位置が変化すると、併せて避難可能範囲も移動する。ここで、例えば図4に示す避難可能範囲601が時間経過と共に縮小した場合について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態による避難可能範囲が時間経過により縮小した場合について説明する図である。
図7では、所定時間20分となった場合(例えば津波到達時間といった避難猶予時間が残り20分となった場合等)に算出される避難可能範囲607の一例を示す。避難可能範囲607の広さは、時間経過により図4に示す避難可能範囲601より縮小したものとなる。この場合、避難可能範囲607内に位置する収容可能な避難所は避難所50aのみであり、避難所50aが推奨避難所に決定される。
<5.ハードウェア構成例>
続いて、本実施形態に係る管理サーバ100のハードウェア構成について説明する。上記の動作は、ソフトウェアと、以下に説明する管理サーバ100のハードウェアとの協働により実現される。
図8は、本実施形態に係る管理サーバ100を具現する情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、ホストバス904と、ブリッジ905と、外部バス906と、インタフェース907と、入力機器908と、出力機器909と、ストレージ機器910と、ドライブ911と、通信機器913と、を備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM902は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM903は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス904により相互に接続されている。当該CPU901、ROM902およびRAM903の協働により、管理サーバ100の制御部110が実現される。
ホストバス904は、ブリッジ905を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス906に接続されている。なお、必ずしもホストバス904、ブリッジ905および外部バス906を分離構成する必要はなく、1つのバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力機器908は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチまたはマイクロフォン等ユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路等から構成されている。情報処理装置900を操作するユーザは、この入力機器908を操作することにより、情報処理装置900に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力機器909は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、ランプ等の表示装置およびスピーカ等の音声出力装置を含む。
ストレージ機器910は、データ格納用の機器である。ストレージ機器910は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置等を含んでもよい。当該ストレージ機器910により、管理サーバ100の記憶部130が実現される。
ドライブ911は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理装置900に外付けされる。ドライブ911は、装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体912に記録されている情報を読み出して、RAM903に出力する。また、ドライブ911は、リムーバブル記憶媒体912に情報を書き込むこともできる。
通信機器913は、通信を行うための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。当該通信機器913により、管理サーバ100の通信部120が実現される。
なお、情報処理装置900のハードウェア構成は、図8に示す構成に限られない。例えば、情報処理装置900は、接続されている外部の通信デバイスを介して通信を行う場合には、通信機器913を備えていなくてもよい。また、情報処理装置900は、例えば、入力機器908または出力機器909等を備えなくてもよい。また、例えば、図8に示す構成の一部または全部は、1または2以上のIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
<6.まとめ>
以上説明したように、本発明では、避難者の避難可能な範囲を考慮してより最適な避難所の情報を呈示することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した例では、避難可能範囲を円状で示したが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、避難可能範囲算出部111は、避難者の現在位置と移動速度に加えて、経路(道順)や階段、坂道等を考慮して、所定時間内に移動可能な範囲をより具体的に明示するようにしてもよい。
また、管理サーバ100に内蔵されるCPU、ROM、およびRAM等のハードウェアに、管理サーバ100の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
1 避難情報呈示システム
10 防災情報システム
100 管理サーバ
101 データベースサーバ
110 制御部
111 避難可能範囲算出部
112 避難所検索部
113 推奨避難所決定部
114 表示情報生成部
120 通信部
130 記憶部
200 防災行政無線卓
300 災害対策本部端末
400 情報処理端末
50 避難所
500 避難所端末

Claims (9)

  1. 避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、
    前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、
    前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、
    を備え
    前記決定部は、前記避難可能範囲内に位置する収容可能な避難所のうち、前記避難者の位置に近い避難所より前記避難者の位置から最も遠い避難所を優先して、前記推奨する避難所として決定する、
    情報処理装置。
  2. 避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、
    前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、
    前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、
    人の特徴を示す属性に対応する移動速度を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記算出部は、前記情報処理端末から前記移動速度が取得できない場合、前記避難者の属性を取得し、前記記憶部から前記避難者の属性に対応付けられる移動速度を取得し、前記避難可能範囲の算出に用いる、
    情報処理装置。
  3. 前記収容可能な避難所とは、収容することが可能な避難者の人数が1以上の避難所である、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記避難所の収納可能人数の情報は、前記避難所に設置される避難所端末から送信される、請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記算出部は、災害発生地域または予想される災害発生地域を除外して前記避難可能範囲を算出する、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定時間とは、避難のために残された時間である避難猶予時間である、請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記避難猶予時間は、災害の種類または災害の規模に応じて設定された時間である、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記避難可能範囲は、地図上において前記避難者の現在地を中心として円状に示される、請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    避難者が所有する情報処理端末から、前記避難者の位置情報と移動速度とを取得する取得部と、
    前記避難者の現在地および移動速度に基づいて、前記避難者が所定時間内に避難可能な避難可能範囲を算出する算出部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲内に位置し、かつ避難者を収容可能な避難所を検索する検索部と、
    前記検索部で検索した避難所のうち、前記避難者に推奨する避難所を決定する決定部と、
    前記算出部で算出した避難可能範囲および前記決定部で決定した推奨避難所を地図上に表示する情報を前記情報処理端末に送信する送信部と、
    として機能させ
    前記決定部は、前記避難可能範囲内に位置する収容可能な避難所のうち、前記避難者の位置に近い避難所より前記避難者の位置から最も遠い避難所を優先して、前記推奨する避難所として決定する、
    プログラム。
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