JP7478866B1 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能にする。【解決手段】 本実施形態に係る情報処理装置は、近距離無線通信を介して電動車両から送信された第1時刻における電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得手段と、電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得手段と、第1時刻よりも後である第2時刻における電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力手段と、を有し、出力手段は、第2時刻において電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して電動車両から取得することができない場合に、第1時刻における電動車両のバッテリ充電状態と、第1時刻から第2時刻までの経過時間と、充電設備の出力に関する情報とに基づいて、第2時刻における電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、低炭素社会又は脱炭素社会の実現に向けた取り組みが活発化し、車両においてもCO2排出量の削減やエネルギー効率の改善のために、電動車に関する研究開発が行われている。
電動車のバッテリを充電する場合には、ユーザは電動車の近傍から離れる場合がある。この場合、電動車のバッテリの充電状態を確認するために電動車のそばに戻り、電動車の表示部に充電状態を表示させ、当該表示を確認するのはユーザにとって手間がかかる。このため、携帯端末と電動車に搭載されている携帯端末通信装置とが通信して、携帯端末の表示部にバッテリ残量情報を提示する技術が知られている(特許文献1)。
特開2011-166882号公報
ところで、電動車に関する技術においては、高い利便性の提供と電動車の低コスト化との両立が求められる。上述の特許文献1で提案される技術では、携帯端末と携帯端末通信装置がBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信によって通信可能な範囲まで近づかなければバッテリ残量などの充電状態を把握することができない。一方、携帯端末を保持するユーザが電動車から(上記通信可能な範囲より)離れた場所にいる場合であっても電動車両の充電状態を把握できるようにするためには、例えば携帯電話通信網を用いる通信ユニットを電動車に搭載することが考えられる。しかし、携帯電話通信網を用いる通信ユニットを電動車に搭載すれば、電動車のコストが高騰し得る課題がある。
本願は上記課題の解決のため、近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能にすることを目的としたものである。そして、延いてはエネルギー効率の改善に寄与するものである。
この課題を解決するため、例えば本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
近距離無線通信を介して電動車両から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得手段と、
前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得手段と、
前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力手段と、を有し、
前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力する。
本発明によれば、近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能になる。
本発明の実施形態1に係る情報処理システムの一例を示す図 実施形態1に係る電動車両の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る通信端末の機能構成例を示すブロック図 実施形態1に係る通信端末のソフトウェア構成例を示すブロック図 実施形態1に係る車両情報のデータ構造の一例を示す図 実施形態1に係る充電状態表示処理の一連の動作を示すフローチャート 実施形態1に係る、第1時刻の後における充電状態表示処理の一連の動作を示すフローチャート 他の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す図 他の実施形態に係る情報処理サーバの機能構成例を示すブロック図
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)
<情報処理システムの構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。本実施形態に係る情報処理システム100は、ユーザ102(利用者)によって使用される通信端末103と、ユーザ102が運転する電動車両101とを含む。
電動車両101は、例えば二輪の電動車両であるが、四輪などの他の車両であってもよい。電動車両101は、通信端末103と、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)などの近距離無線通信を介して通信することができる。通信端末103と電動車両101とは、予めペアリングされる。ユーザ102が通信端末103を携帯したまま電動車両101の近距離無線通信の通信可能エリアに入ると、通信端末103と電動車両101とは通信を開始することができる。電動車両101は、(例えば電源がオフされた後に)充電設備104に含まれる充電プラグが挿入されると、充電設備104からの給電を受けて、内部のバッテリの充電を行うことができる。
通信端末103は、ユーザ102が保有する、例えばスマートフォンであり、通信ネットワークを介して例えばインターネットに接続することができる。詳細を後述するように、通信端末103は、近距離無線通信を介して電動車両101と通信して、充電状態や充電設備の出力に関する情報を取得することができる。このため、通信端末103は、近距離無線通信で取得した充電状態をユーザ102に提示したり、取得した充電状態等の情報に基づいて推定した充電状態をユーザ102に提示したりすることができる。ユーザ102は、電動車両101の表示を確認しなくても、通信端末103を用いて電動車両101の充電状態を把握することができる。
<電動車両の機能構成例>
次に、電動車両101の機能構成例について説明する。図2は、電動車両101の機能構成例を示すブロック図である。制御部210は、1つ以上のプロセッサ211と、メモリ212とを含んで構成される。プロセッサ211は、記憶部213に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、電動車両における各種機能を実現する。メモリ212は、揮発性の記憶領域であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部210は、GPUやASIC、あるいは専用回路などを更に含んでよい。
記憶部213は、例えば半導体メモリなどの不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムや設定値、取得したデータなどが格納される。
以下に示す各ブロックは、例えば制御部210による制御に基づいて動作する。操作部214は、電動車両101に対する各種操作を受け付ける部位であり、例えば、スイッチやタッチパネルなどが含まれる。操作部214は、本実施形態では例えば、イグニッションОN/OFFを入力する操作を受け付ける。
通信部215は、他の装置と近距離無線通信を行うことができる通信ユニット(例えばBLEユニット)であり、通信端末103との間で後述する充電状態等の情報を通信する。
電源部216は、電動車両101の各部に電力を供給するブロックであり、充電可能なバッテリを含む。また、電源部216は、充電設備104に接続された充電プラグを挿入するコネクタを含む。電源部216は、充電設備104に接続された充電プラグがコネクタに挿入されると、バッテリへの充電を開始する。電源部216は、例えば、充電設備104から電力が給電されると、充電設備104の出力電力或いは充電電圧を検知してプロセッサ311に通知する。電源部216は、充電電圧を検知する場合、充電プラグが接続されてから電圧が安定するまでの所定時間(例えば数秒から1分)を経過した後に計測される充電電圧をプロセッサ311に通知する。電源部216から通知された充電設備104の出力電力或いは充電電圧は、プロセッサ311により、充電設備の出力に関する情報として、通信端末103に送信される。
表示部217は、操作メニュー、ナビゲーション用の地図データ、バッテリの充電状態などの各種情報を出力するためのブロックであり、ディスプレイなどが含まれる。表示部217と操作部214は、例えば、タッチパネルディスプレイとしてまとめて構成されてもよい。
駆動部221は、電動車両101を走行させるブロックであり、例えば、アクチュエーターやモーターなどが含まれていてよい。センサ部222は、例えば電動車両101の速度および加速度を取得するための各種センサや、電源部216に含まれるバッテリの充電状態を検知するセンサを含む。
<通信端末の機能構成例>
次に、情報処理装置の一例としての通信端末103の機能構成例について説明する。図3は、通信端末103の機能構成例を示すブロック図を示している。制御部310は、1つ以上のプロセッサ311と、メモリ312とを含んで構成される。プロセッサ311は、記憶部313に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、通信端末103における各種ブロックの機能を実現する。メモリ312は、揮発性の記憶媒体であり、例えば、ワークメモリなどとして利用される。なお、制御部310は、GPUやASIC、あるいは専用回路などを更に含んでもよい。
記憶部313は、例えば半導体メモリなどの不揮発性の記憶領域であり、各種処理に対応するプログラムや設定値、外部装置から取得されたデータなどが格納される。
更に、本実施形態に係る通信端末103は、通信端末103の動作に必要な電力などを提供する各種ブロックを備える。以下に示す各ブロックは、制御部310による制御に基づいて動作する。操作部314は、通信端末103に対する各種操作を受け付けるブロックであり、例えば、スイッチやタッチパネルなどが含まれる。操作部314は、本実施形態では、例えば、記憶部313に記録されたアプリケーションの起動や操作等を受け付ける。
通信部315は、BLEなどの近距離無線通信を介して電動車両101と通信を行うためのブロックである。電源部316は、通信端末103の各部位に電力を供給するブロックであり、例えばバッテリに相当する。表示部317は、アプリケーションの操作メニューなどの各種情報を出力するためのブロックであり、ディスプレイなどが含まれる。表示部317と操作部314は、例えば、タッチパネルディスプレイとしてまとめて構成されてもよい。
センサ部321は、自身の位置情報を検知するためのGPS(Global Positioning System)やカメラなどの各種センサを含む。
<通信端末のソフトウェア構成>
図4は、本実施形態に係る通信端末103のソフトウェア構成の例を示す図である。本実施形態において、各部はプロセッサ311が記憶部313等に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。データベース410の各テーブル411、412は、記憶部313に構成される。なお、ソフトウェア構成は本実施形態の実施に必要な構成例のみを示しており、ファームウェア、OS、ミドルウェア、アプリケーション用モジュールなどの各ソフトウェア構成は省略している。
充電状態取得部401は、近距離無線通信を介して電動車両101と通信した場合に、電動車両101から電動車両101のバッテリ充電状態を取得する。充電状態取得部401は、取得したバッテリ充電状態を車両情報411に書き込んで記憶させる。バッテリ充電状態は、例えば、電動車両101がバッテリ残量を取得したバッテリ残量の取得時刻と、バッテリ残量(例えばkW)とを含む。
設備情報取得部402は、電動車両101のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する。充電設備の出力に関する情報は、例えば、電動車両101のバッテリを充電するための充電電圧及び充電電流、又は電動車両のバッテリを充電するための出力電力を示す。充電設備の出力に関する情報は、更に、充電プラグのタイプ(普通充電か急速充電か、或いは直流タイプか交流タイプなど)、充電する際の電流量を取得してよい。設備情報取得部402は、近距離無線通信を介して電動車両101と通信した場合に、充電設備の出力に関する情報を電動車両101から取得してもよい。この場合、例えば、設備情報取得部402は、取得した充電設備の出力に関する情報を、上述の車両情報411にバッテリ充電状態と関連付けて記録する。また、設備情報取得部402は、充電設備の出力に関する情報を、操作部314に入力されたユーザ入力に従って取得してもよい。この場合、例えば、設備情報取得部402は、取得した充電設備の出力に関する情報を、充電設備情報412に記録する。
充電状態出力部403は、例えば、電動車両101の充電状態を表示させるアプリケーションの表示が要求されたことに応じて、電動車両101のバッテリ充電状態を、例えば表示部317に出力する。充電状態出力部403は、電動車両101の充電状態を表示させるアプリケーションの表示が要求されたときに、近距離無線通信を介して、電動車両101の充電状態を取得できた場合には、取得した充電状態を出力する。一方、電動車両101の充電状態を表示させるアプリケーションの表示が要求されたときに、電動車両101と通信して電動車両101の充電状態を取得することができない場合には、充電状態推定部404の推定結果を充電状態として出力する。
充電状態推定部404は、電動車両101の充電状態を表示させるアプリケーションの表示が要求されたとき(第2時刻)に、近距離無線通信を介して電動車両101の充電状態を取得することができない場合には、第1時刻に取得した情報から電動車両101の充電状態を推定する。具体的に、充電状態推定部404は、第1時刻における電動車両のバッテリ充電状態と、第1時刻から第2時刻までの経過時間と、充電設備の出力に関する情報とに基づいて、第2時刻における電動車両101のバッテリ充電状態を推定する。例えば、第2時刻におけるバッテリ充電状態(バッテリ残量Q2)は、以下のように算出される。
Q2 = Q1+Δt×W
但し、Q1は第1時刻における電動車両101のバッテリ残量、Δtは第1時刻から第2時刻までの経過時間、Wは出力電力(V(充電電圧)×I(充電電流)でもよい)を表す。
また、充電状態推定部404は、第2時刻の後の第3時刻において電動車両101と近距離無線通信を行うことができ、近距離無線通信を介して、第3時刻における電動車両のバッテリ充電状態を取得できた場合、充電状態の推定を第3時刻の情報を基準にする。すなわち、第3時刻より後である第4時刻における電動車両のバッテリ充電状態を推定する場合には、第3時刻における電動車両101のバッテリ充電状態と、第3時刻から第4時刻までの経過時間と、充電設備の出力に関する情報とを用いる。
なお、本実施形態では、バッテリ充電状態がバッテリ残量である場合を例に説明しているが、バッテリ充電状態は、電動車両101のバッテリを満充電にするための残り時間であったり、バッテリ容量に対する充電率であってもよい。
表示制御部405は、電動車両101の充電状態を表示させるアプリケーションの表示として、充電状態出力部403の出力を表示させる。
データベース410は、電動車両101の充電状態を推定するための各種データのテーブルを保持する。データベース410は、例えば、車両情報411と、充電設備情報412とを含む。
車両情報411は、例えば図5に示すような、電動車両101から取得したバッテリ充電状態等に関する情報を記録するデータである。車両情報411は、電動車両101から取得したデータを識別するための識別情報501と、バッテリ残量取得時間502と、バッテリ残量503と、出力電力504とを含む。バッテリ残量取得時間502は、電動車両101がバッテリ残量を取得(計測)した時刻である。例えば、充電プラグが接続された時刻であってもよいし、近距離無線通信によって通信端末103に充電状態を送信するためにバッテリ残量を計測した時刻であってもよい。バッテリ残量は例えば上述のQ1に対応し、出力電力504は上述のWに対応する。
充電設備情報412は、上述の、電動車両101のバッテリを充電するための充電電圧及び充電電流、又は電動車両のバッテリを充電するための出力電力に対応する。
<充電状態表示処理に係る一連の動作>
次に、図6を参照して、通信端末103において実行される充電状態表示処理に係る一連の動作について説明する。なお、充電状態表示処理に係る一連の動作は、プロセッサ311が記憶部313に格納されたプログラムを実行して、各機能ブロックを動作させることにより、実現される。また、本処理は、第1時刻に処理が開始され、後述する第2時刻における充電状態表示処理よりも前に行なわれる場合を例に説明するが、第1時刻を、例えば、充電プラグが電動車両に装着された時刻としてもよい。
S601において、プロセッサ311は、近距離無線通信を介して電動車両101と通信を開始する。S602において、充電状態取得部401は、電動車両101から第1時刻におけるバッテリ残量(充電状態)を取得する。充電状態取得部401は、取得したバッテリ残量を記憶部313に構成される車両情報411に記憶させる。S603において、設備情報取得部402は、電動車両101から充電設備の出力に関する情報を取得する。設備情報取得部402は、上述のように、当該情報を、近距離無線通信を介して電動車両101から取得してもよいし、ユーザ入力に従って取得してもよい。上述のように、設備情報取得部402は、車両101から充電設備の出力に関する情報を取得した場合、記憶部313に構成される充電設備情報411に記憶させ、ユーザ入力に従って取得した場合、充電設備の出力に関する情報を充電設備情報412に記憶させる。S604において、表示制御部405は、取得した第1時刻におけるバッテリ残量を用いて電動車両の充電状態を表示する。このとき、充電状態出力部403は、近距離無線通信を介して取得した第1時刻におけるバッテリ残量を表示制御部405に出力している。
<第1時刻より後に行なわる充電状態表示処理に係る一連の動作>
次に、図7を参照して、通信端末103において実行される、第1時刻より後に行なわれる充電状態表示処理に係る一連の動作について説明する。なお、充電状態表示処理に係る一連の動作は、プロセッサ311が記憶部313に格納されたプログラムを実行することにより、実現される。また、本処理は、後述する第2時刻における充電状態表示処理よりも前に行なわれる。
S701において、プロセッサ311は、電動車両101との近距離無線通信が可能であるかを判定する。プロセッサ311は、通信端末103と電動車両101とが近距離無線通信の通信可能な範囲内に存在して接続されており、電動車両101との近距離無線通信が可能であると判定した場合には処理をS702に進める。プロセッサ311は、そうでない場合には処理をS705に進める。
S702において、充電状態取得部401は、電動車両101から第2時刻におけるバッテリ残量(充電状態)を取得する。S703において、充電状態取得部401は、記憶部313に記憶されている車両情報411の対応する識別情報のデータについて、バッテリ残量を第2時刻のバッテリ残量で更新する。このとき、充電状態取得部401は、バッテリ残量の取得時刻も更新する。充電状態取得部401は、バッテリ残量を更新する代わりに、車両情報411に、第2時刻と第2時刻のバッテリ残量を追加的に記録してもよい。
S704において、充電状態出力部403は、更新されたバッテリ残量を用いて電動車両101の充電状態を出力する。
S705において、充電状態取得部401は、車両情報411を参照して、例えばS602で取得し、記憶させた第1時刻におけるバッテリ残量を記憶部313から取得する。S706において、設備情報取得部402は、例えば車両情報411を参照して、例えばS603で取得し、記憶させた充電設備の出力電力を記憶部313から取得する。S707において、充電状態推定部404は、第1時刻のバッテリ残量、第1時刻から第2時刻までの経過時間、及び出力電力を用いて第2時刻の充電状態を推定する。
S708において、表示制御部405は、充電状態出力部403又は充電状態推定部404の出力に基づいて、電動車両101の受電状態をアプリケーションに表示する。プロセッサ311は、その後、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、通信端末103は、近距離無線通信を介して電動車両101から送信された第1時刻における電動車両101のバッテリ充電状態を取得し、電動車両101のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を、電動車両101から取得するようにした。そして、通信端末103は、第1時刻よりも後である第2時刻における電動車両101のバッテリ充電状態を出力するようにした。このとき、通信端末103は、第2時刻において電動車両101のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して電動車両101から取得することができない場合に、第1時刻における電動車両101のバッテリ充電状態と、第1時刻から第2時刻までの経過時間と、充電設備の出力に関する情報とに基づいて、第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力するようにした。このようにすることで、近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能になる。
(他の実施形態)
次に、他の実施形態について説明する。上述の実施形態では、電動車両101の充電状態の推定を通信端末が行う場合を例に説明した。しかし、本実施形態は、通信端末が充電状態を推定する例に限定されず、通信端末と通信可能な情報処理サーバが充電状態を推定する場合にも適用可能である。この場合、通信端末と通信可能な情報処理サーバが充電状態を推定して推定結果を通信端末に送信し、通信端末が推定結果を表示する。
例えば、図8は、他の実施形態に係る情報処理システム800の一例を示している。本実施形態に係る情報処理システム800は、ユーザ102(利用者)によって使用される通信端末802と、ユーザ102が運転する電動車両101と、情報処理サーバ801とを含む。なお、電動車両101と充電設備104は実施形態1と同一である。同一の参照番号を付した構成は上述の実施形態と同様であるので重複した説明は省略する。
電動車両101は、通信端末802と、例えばBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)などの近距離無線通信を介して通信することができる。通信端末802と電動車両101とは、予めペアリングされる。ユーザ102が通信端末802を携帯したまま電動車両101の近距離無線通信の通信可能エリアに入ると、通信端末802と電動車両101とは通信を開始することができる。このとき、本実施形態の通信端末802は、例えば、電動車両101との近距離無線通信が開始されると、近距離無線通信を介して受信した情報を情報処理サーバ801に送信する。
通信端末802は、通信端末103と同様、ユーザ102が保有する、例えばスマートフォンであり、通信ネットワークを介して例えばインターネットに接続することができる。通信端末802は、近距離無線通信を介して電動車両101と通信して、充電状態や充電設備の出力に関する情報を受信すると、これらの情報を情報処理サーバ801に送信する。すなわち、情報処理サーバ801は、通信端末802を介して、電動車両101から充電状態や充電設備の出力に関する情報を取得することができ、その処理結果を通信端末802に送信して、表示させることができる。このため、通信端末802は、電動車両101が送信した充電状態をユーザ102に提示することができる。また、通信端末802は、通信端末802が電動車両101と通信可能な範囲外に位置する場合であっても、情報処理サーバ801が充電状態等の情報に基づいて推定した充電状態をユーザ102に提示することができる。つまり、ユーザ102は、実施形態1と同様に、電動車両101の表示を確認しなくても、通信端末802を用いて電動車両101の充電状態を把握することができる。
なお、情報処理サーバ801は、情報処理装置の一例であり、例えば、図9に示す機能構成例を有して良い。制御部900は、例えばCPUなどの1つ以上のプロセッサ901と、例えばRAMなどのメモリ902とを含む。プロセッサ901は、後述の記憶部903に格納されたコンピュータプログラム(単にプログラムという)を読み出して実行することにより、以下に示す各部の機能を実現する。なお、制御部900は、GPUやASIC、あるいは専用回路などを含んでもよい。
記憶部903は、例えば半導体メモリなどの不揮発性の記憶媒体を含み、各種データ、後述するデータテーブル、各種処理に対応するプログラムなどを格納したり読み出したりする。また、記憶部903は、上述の実施形態1における車両情報411及び充電設備情報412を記憶すればよい。電源部904は、情報処理サーバ801に外部からの電源を供給する。通信部905は、通信ネットワークを介して通信端末802等と通信を行うためのブロックであり、通信方式や通信プロトコルなどは特に限定されるものではない。
情報処理サーバ801は、上述の実施形態1において通信端末103が実行した、充電状態取得部401、設備情報取得部402、充電状態出力部403、および充電状態推定部404の機能及び動作を、プロセッサ901がプログラムを実行することにより実現することができる。情報処理サーバ801による動作は、電動車両101が送信した情報を通信端末802を介して取得する点を除き、実施形態1と実質的に同一であってよい。また、情報処理サーバ801は、通信端末802と電動車両101との間で近距離無線通信が可能であるか否かを、近距離無線通信が可能であるか否かを示す通知を通信端末802から随時受信することにより判定することができる。従って、上述の実施形態において図6及び図7を参照して説明した充電状態表示処理の一連の動作を、情報処理サーバ801のプロセッサ901がプログラムを実行することにより実現することができる。
このように、情報処理システム800を用いる場合、情報処理サーバ801は、近距離無線通信を介して電動車両101から送信された第1時刻における電動車両101のバッテリ充電状態を、通信端末802を介して取得する。また、情報処理サーバ801は、電動車両101のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を、通信端末802を介して取得する。そして、情報処理サーバ801は、第1時刻よりも後である第2時刻における電動車両101のバッテリ充電状態を通信端末802に出力する。このとき、情報処理サーバ801は、第2時刻において電動車両101のバッテリ充電状態を、通信端末802経由で近距離無線通信を介して電動車両101から取得することができない場合に、第1時刻における電動車両101のバッテリ充電状態と、第1時刻から第2時刻までの経過時間と、充電設備の出力に関する情報とに基づいて、第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定し、通信端末802に出力する。このようにしても、近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能になる。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態の情報処理装置(例えば、103、801)は、
近距離無線通信を介して電動車両(例えば、101)から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得手段(例えば、401)と、
前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得手段(例えば、402)と、
前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力手段(例えば、403、404)と、を有し、
前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定(例えば、404)して出力する。
この実施形態によれば、近距離無線通信を活用しつつ遠隔であっても電動車両の充電状態を把握可能になる。
2.上記実施形態の情報処理装置において、
前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を前記近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができる場合、前記電動車両から送信された前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する。
この実施形態によれば、近距離無線通信を行うことが可能である場合には、近距離無線通信によって電動車両から最新のバッテリ充電状態を取得して正確な出力を行うことができる。
3.上記実施形態の情報処理装置において、
第3時刻は前記第2時刻より後であり、
前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から送信された前記第3時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
前記出力手段は、前記第3時刻より後である第4時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定する場合に、前記第3時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第3時刻から前記第4時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とを用いる。
この実施形態によれば、バッテリ充電状態を推定する場合であっても、近距離無線通信によって電動車両から取得することができた最新のバッテリ充電状態を用いて推定を行うことにより、推定値をより正確にすることができる。
4.上記実施形態の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、前記近距離無線通信を用いて前記電動車両と通信可能な通信端末(例えば、103)である。
この実施形態によれば、電動車両の充電状態を通信端末によって推定、出力することができる。
5.上記実施形態の情報処理装置において、
前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
前記第2取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記充電設備の出力に関する情報を取得する。
この実施形態によれば、通信端末は、電動車両のバッテリ充電状態と充電設備の出力に関する情報との両方を電動車両から取得することができ、ユーザ入力の手間や入力の間違いを軽減することができる。
6.上記実施形態の情報処理装置において、
前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
前記第2取得手段は、前記通信端末に対するユーザ入力に従って、前記充電設備の出力に関する情報を取得する。
この実施形態によれば、充電設備の出力に関する情報をユーザ入力によって取得することにより、電動車両と通信端末の間のインタフェースをより簡便なものにすることができる。
7.上記実施形態の情報処理装置において、
前記情報処理装置は、前記近距離無線通信を用いて前記電動車両と通信可能な通信端末と通信するサーバ(例えば、801)である。
この実施形態によれば、電動車両の充電状態をサーバによって推定、出力することができ、通信端末の処理負荷を軽減することができる。
8.上記実施形態の情報処理装置において、
前記第1取得手段と前記第2取得手段はそれぞれ、前記通信端末が前記近距離無線通信を介して前記電動車両から取得した、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と前記充電設備の出力に関する情報とを、前記通信端末から取得する。
この実施形態によれば、サーバは、電動車両との通信を確立する必要が無く、通信端末を介して、必要な情報を取得することができる。
9.上記実施形態の情報処理装置において、
前記充電設備の出力に関する情報は、前記電動車両のバッテリを充電するための充電電圧及び充電電流、又は前記電動車両のバッテリを充電するための出力電力を示す。
この実施形態によれば、充電設備の出力に関する情報は、いくつかの態様によって実現可能である。
10.上記実施形態の情報処理装置において、
前記充電設備の出力に関する情報が前記近距離無線通信を介して取得される場合、前記電動車両を充電するための充電電圧は、前記電動車両に充電プラグが接続されてから所定時間を経過した後に計測される充電電圧である。
この実施形態によれば、電動車両に供給される充電電圧が安定した後の正確な充電電圧を取得することが可能になる。
11.上記実施形態の情報処理装置において、
前記電動車両のバッテリ充電状態は、前記電動車両のバッテリ残量を含む。
この実施形態によれば、電動車両が保持しているバッテリの残量に基づいて演算やユーザへの情報提示を行うことが可能になる。
12.上記実施形態の情報処理装置において、
前記電動車両のバッテリ充電状態は、前記電動車両のバッテリを満充電にするための残り時間を含む。
この実施形態によれば、電動車両のバッテリを満充電にするためにどれだけの時間を要するかに基づいて演算やユーザへの情報提示を行うことが可能になる。
13.上記実施形態の情報処理装置(例えば、103、801)の制御方法は、
情報処理装置の制御方法であって、
近距離無線通信を介して電動車両(例えば、101)から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得工程(例えば、S602)と、
前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得工程(例えば、S603)と、
前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力工程(例えば、S604)と、を有し、
前記出力工程では、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定(例えば、S707)して出力する。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
101…電動車両、103…通信端末、104…充電設備、215…近距離無線通信部、401…充電状態取得部、402…設備情報取得部、403…充電状態出力部、404…充電状態推定部、405…表示制御部

Claims (14)

  1. 近距離無線通信を介して電動車両から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得手段と、
    前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力手段と、を有し、
    前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力する、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を前記近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができる場合、前記電動車両から送信された前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 第3時刻は前記第2時刻より後であり、
    前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から送信された前記第3時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
    前記出力手段は、前記第3時刻より後である第4時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定する場合に、前記第3時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第3時刻から前記第4時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とを用いる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記情報処理装置は、前記近距離無線通信を用いて前記電動車両と通信可能な通信端末である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
    前記第2取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記充電設備の出力に関する情報を取得する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第1取得手段は、前記近距離無線通信を介して前記電動車両から、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得し、
    前記第2取得手段は、前記通信端末に対するユーザ入力に従って、前記充電設備の出力に関する情報を取得する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記情報処理装置は、前記近距離無線通信を用いて前記電動車両と通信可能な通信端末と通信するサーバである、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1取得手段と前記第2取得手段はそれぞれ、前記通信端末が前記近距離無線通信を介して前記電動車両から取得した、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と前記充電設備の出力に関する情報とを、前記通信端末から取得する、ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記充電設備の出力に関する情報は、前記電動車両のバッテリを充電するための充電電圧及び充電電流、又は前記電動車両のバッテリを充電するための出力電力を示す、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記充電設備の出力に関する情報が前記近距離無線通信を介して取得される場合、前記電動車両を充電するための充電電圧は、前記電動車両に充電プラグが接続されてから所定時間を経過した後に計測される充電電圧である、ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記電動車両のバッテリ充電状態は、前記電動車両のバッテリ残量を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記電動車両のバッテリ充電状態は、前記電動車両のバッテリを満充電にするための残り時間を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 情報処理装置の制御方法であって、
    近距離無線通信を介して電動車両から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得工程と、
    前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得工程と、
    前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力工程と、を有し、
    前記出力工程では、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力する、ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  14. コンピュータを、情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムであって、前記情報処理装置は、
    近距離無線通信を介して電動車両から送信された第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を取得する第1取得手段と、
    前記電動車両のバッテリを充電するための充電設備の出力に関する情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1時刻よりも後である第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を出力する出力手段と、を有し、
    前記出力手段は、前記第2時刻において前記電動車両のバッテリ充電状態を近距離無線通信を介して前記電動車両から取得することができない場合に、前記第1時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態と、前記第1時刻から前記第2時刻までの経過時間と、前記充電設備の出力に関する情報とに基づいて、前記第2時刻における前記電動車両のバッテリ充電状態を推定して出力する、ことを特徴とするプログラム。
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