JP2006290209A - 車載情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来の充電装置では、電池の種別情報により充電電流を所定値に固定している為に残量が極端に少ない場合には充電時間がかなり必要となる怖れや、シガライターソケットから電流が供給される間はバッテリの残量が少し減っているだけで十分通信ができる状態であっても充電電流が流れてしまうために車両バッテリを無駄に消耗させる怖れがあった。
【解決手段】
通信装置が接続されたことを検出すると通信装置と通信装置のバッテリ残量情報を取得し、取得されたバッテリ残量情報と予め定めた所定バッテリ残量情報とを比較し、取得されたバッテリ残量が所定バッテリ残量より大きいと判断された場合に第1の所定充電電流を通信装置のバッテリに対して供給し、バッテリ残量が所定バッテリ残量より小さいと判断された場合に第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を通信装置のバッテリに対して供給するようにした。
【選択図】図7
従来の充電装置では、電池の種別情報により充電電流を所定値に固定している為に残量が極端に少ない場合には充電時間がかなり必要となる怖れや、シガライターソケットから電流が供給される間はバッテリの残量が少し減っているだけで十分通信ができる状態であっても充電電流が流れてしまうために車両バッテリを無駄に消耗させる怖れがあった。
【解決手段】
通信装置が接続されたことを検出すると通信装置と通信装置のバッテリ残量情報を取得し、取得されたバッテリ残量情報と予め定めた所定バッテリ残量情報とを比較し、取得されたバッテリ残量が所定バッテリ残量より大きいと判断された場合に第1の所定充電電流を通信装置のバッテリに対して供給し、バッテリ残量が所定バッテリ残量より小さいと判断された場合に第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を通信装置のバッテリに対して供給するようにした。
【選択図】図7
Description
本発明は例えば自動車に搭載されているナビゲーション装置のような車載情報処理装置に携帯電話等の通信装置を接続することができる車載情報処理装置に係り、特に車両バッテリを無駄に消費することなく通信装置の充電を短時間で行なうことができる新規な車載情報処理装置に関するものである。
近年、携帯電話等の通信装置を使って外部施設とデータ通信を行なって所望の情報を取得する情報処理装置が増えてきており、その1つとして外部施設に設けられた専用の地図サーバから所望する地図データあるいは現在地から目的地までの経路データを含む誘導データ等を取得して自動車を目的地までを誘導するナビゲーション装置のような車載情報処理装置がある。
こうした車載情報処理装置の場合、自動車が走行中に携帯電話に代表されるような通信装置(以下、代表して携帯電話という。)のバッテリが消耗されて通信ができなくなることは致命的であり、携帯電話を装着するホルダ及び接続ケーブル等を介して自動車の電源から携帯電話のバッテリを充電できることが望ましい。
そこで、自動車の電源である車両バッテリから携帯電話のバッテリを充電する技術として上述した公報にあるような技術が提案されている。
(1)特開平5−160774号公報(特許文献1)には、携帯電話内のマイコンから内蔵された電池の種別及び携帯電話の送信ON/OFF状態に関する情報を送信してもらい、その情報を基に充電電流を変えるという車載用充電装置が提案されている。
(2)特開2004−134841号公報(特許文献2)には、車両のシガライターソケットからバッテリ電源を取り込み、バッテリ電圧を携帯電話の定格電圧に降圧し供給するとともに携帯電話の動作状態に合わせて降圧されたバッテリ電圧を補正して充電電流値を変える携帯電話の車載充電器が提案されている。
(1)特開平5−160774号公報(特許文献1)には、携帯電話内のマイコンから内蔵された電池の種別及び携帯電話の送信ON/OFF状態に関する情報を送信してもらい、その情報を基に充電電流を変えるという車載用充電装置が提案されている。
(2)特開2004−134841号公報(特許文献2)には、車両のシガライターソケットからバッテリ電源を取り込み、バッテリ電圧を携帯電話の定格電圧に降圧し供給するとともに携帯電話の動作状態に合わせて降圧されたバッテリ電圧を補正して充電電流値を変える携帯電話の車載充電器が提案されている。
これらは充電器上で携帯電話の各種制御モードが設定でき、携帯電話が接続されると充電を行なうだけでなく、携帯電話へ制御信号を送信して設定されたモードへ変更できるようになっている。
ところが、特許文献1に記載の充電器の場合は電池の種別情報により充電電流を所定値に設定(固定)している為に残量が極端に少ない場合には充電時間がかなり必要となる怖れがあった。
また、特許文献2に記載の充電器の場合は携帯電話の動作状態に合わせて充電電流を可変にする為に携帯電話の電池残量が少ないほど電流が増えて充電時間は短縮されるが、シガライターソケットから電流が供給される間(つまり、アクセサリ電源がONの状態では)はバッテリの残量が少し減っているだけで十分通信ができる状態であっても充電電流が流れてしまうために車両バッテリを無駄に消耗させる怖れがある。
本発明の目的は車両バッテリを無駄に消費することなく、携帯電話の充電を短時間で行なうことができる車載情報処理装置及びその充電制御方法を提供することにある。
本発明になる車載情報処理装置は、
通信装置が接続されたことを検出する接続検出手段と、車両バッテリから所定量の充電電流を生成する充電電流生成部と、前記接続検出手段により前記通信装置が接続されたことを検出すると前記通信装置と通信を行って前記通信装置のバッテリ残量情報を取得するバッテリ残量取得手段と、前記通信装置のバッテリ残量情報と予め定めた所定バッテリ残量情報とを比較し、前記通信装置のバッテリ残量が前記所定バッテリ残量より大きいと判断された場合に前記充電電流生成部によって第1の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給し、前記通信装置の前記バッテリ残量が前記所定バッテリ残量より小さいと判断された場合に前記充電電流生成部によって前記第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給する充電制御手段とを備えたことを特徴としている。
通信装置が接続されたことを検出する接続検出手段と、車両バッテリから所定量の充電電流を生成する充電電流生成部と、前記接続検出手段により前記通信装置が接続されたことを検出すると前記通信装置と通信を行って前記通信装置のバッテリ残量情報を取得するバッテリ残量取得手段と、前記通信装置のバッテリ残量情報と予め定めた所定バッテリ残量情報とを比較し、前記通信装置のバッテリ残量が前記所定バッテリ残量より大きいと判断された場合に前記充電電流生成部によって第1の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給し、前記通信装置の前記バッテリ残量が前記所定バッテリ残量より小さいと判断された場合に前記充電電流生成部によって前記第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給する充電制御手段とを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、車両のバッテリを無駄に消費することなくバッテリ残量が極端に少なく、データ通信に支障をきたす恐れがある場合には短時間で携帯電話を充電することができる。
以下に本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明するが、以下に説明する実施例に限られることなく本発明は種々の変形、応用ができることは言うまでもない。
まず、図1に本発明が使用される情報処理装置の例として自動車に搭載する形式のナビゲーション装置1と第3世代の携帯電話2との接続例を示している。第3世代携帯電話2にはUSB(Universal Serial Bus)コネクタ端子4aが備えられており、先端にこのUSBコネクタ端子4aに接続されるプラグ4bを有したケーブル3によってナビゲーション装置1と接続される。
次に、このナビゲーション装置1の内部構成例について図2を用いて説明する。
図2において、ナビゲーション装置1は演算処理部10、外部記憶装置20、センサ部30、表示部40、外部情報受信部50、入出力部60等から構成されている。
図2において、ナビゲーション装置1は演算処理部10、外部記憶装置20、センサ部30、表示部40、外部情報受信部50、入出力部60等から構成されている。
演算処理部10はCPU(Central Processing Unit)11、Flash ROM(Read Only Memory) からなる記憶装置12、DRAM(Dynamic Random Access Memory)13から構成されている。もちろん演算処理部10を構成する要素はこれら以外にもあるが、本発明の説明に関連のない構成要素の図示は省略してある。
CPU11は後述するアプリケーションプログラムを実行するほか種々の演算をするために用いられる。 例えばセンサ部30からの信号を所定のロジックに従って演算したり、GPS(Global Positioning System)信号受信部51からの情報に基づいて車両の現在位置を算出し、算出した現在位置情報から表示に必要な地図情報を外部記憶装置20から読み出して現在位置としての自車位置マークと共に表示部40に表示する機能を有している。
また、CPU11はユーザにより任意に指定された2地点間の距離を後述のデータベースに格納された指定地点の座標値データから算出する処理も行なうことができる。
また、CPU11はユーザにより任意に指定された2地点間の距離を後述のデータベースに格納された指定地点の座標値データから算出する処理も行なうことができる。
記憶装置12はナビゲーション装置1の各種機能のアプリケーションプログラムやその演算に必要なデータなどを記憶しておくもので、ここではFlash ROM12を用いているがこれと同等の機能を有するEPROM等であってもよい。
DRAM13は処理中の作業エリアとして使用したり、地図データなどを一時記憶したりするために用いられるもので、地図情報や演算データ等を記憶したりするものである。
DRAM13は処理中の作業エリアとして使用したり、地図データなどを一時記憶したりするために用いられるもので、地図情報や演算データ等を記憶したりするものである。
外部記憶装置20は地図データ、道路種別、道路データを構成するノードやリンク構成情報等の経路計算用道路データ、座標値、電話番号、住所等の施設情報等のナビゲーション処理に必要な情報をデータベースとして構築している。
そして、外部記憶装置20は前述した情報を記憶しているDVD(Digital Versatile Disk)23が挿入されるDVDドライブ21及びハードディスク装置22の組み合わせで構成されている。
そして、外部記憶装置20は前述した情報を記憶しているDVD(Digital Versatile Disk)23が挿入されるDVDドライブ21及びハードディスク装置22の組み合わせで構成されている。
センサ部30は方位センサ31、ジャイロ32を備えており、方位センサ31は地球が有している磁場を検出して自動車の向きを検出し、また、ジャイロ32は光ファイバジャイロや振動ジャイロ等が用いられ、自動車が回転した角度を検出するものである。
これらの方位センサ31及びジャイロ32の検出信号はアナログーディジタル変換器(A/D)34によりデジタル信号に変換されて内部バス70を介して演算処理部10に送られる。
これらの方位センサ31及びジャイロ32の検出信号はアナログーディジタル変換器(A/D)34によりデジタル信号に変換されて内部バス70を介して演算処理部10に送られる。
また、センサ部30は車輪速センサ33を備えており、車輪速センサ33は車輪の回転に伴って出力されるパルス信号をカウンタ35により計数することにより自動車の走行距離信号を検出し、この走行距離信号は同様に内部バス70を介して演算処理部10に送られる。
GPS信号受信部51はGPSアンテナ54を介してGPS衛星からの信号を受信し、自動車と衛星との間の距離および距離の変化率を測定することにより、自動車の現在位置、進行方向および進行方位を測定するもので、これらの測定データはSCI(Serial Communication Interface)53から内部バス70を介して演算部10に送られる。
表示部40は表示ドライバ41、グラフィックコントローラ43、バッファ44等よりなる表示制御手段及び液晶パネル等からなる表示画面42から構成され、内部バス70を介して演算処理部10から送られてくるデータをバッファ44に格納し、これに基づいて表示画面42に地図、誘導ルート、自車位置などを表示させるものである。
また、グラフィックコントローラ43は表示画面42に設置されたタッチパネルに設けられた多数のタッチセンサーからの信号を受けてユーザの指等で押された位置を検出する処理も行っている。
入出力部60はユーザによる指示を受け付けるハードスイッチやジョグスイッチなどで構成されるKey PAD62、ユーザの操作するリモコン65からの光信号を受信するリモコン受光部61、演算処理部10が生成した操作者へのメッセージをスピーカ(SP)66で音声信号に変換すると共にマイク68を介して入力される音声信号を取り込んで信号変換するCODEC63等により構成されている。
これらはPIO(Port Input/Output)64及び内部バス70を介して演算処理部10とデータのやり取りを実行する。
これらはPIO(Port Input/Output)64及び内部バス70を介して演算処理部10とデータのやり取りを実行する。
携帯電話2と情報のやり取りを行うインタフェース部16はプラグ16Aを介して携帯電話2とつながるようになっており、これには車両バッテリからの充電電流も供給されるように構成されている。
以上のようなナビゲーション装置1が携帯電話2と接続されたインタフェースの状態を図3に示している。
インタフェース部16は携帯電話2へ送信すべきデータをUSBの規格に準じた信号に変換したり、携帯電話2からUSBケーブルを介して送れられてくるシリアル信号をCPUで処理するのに適した信号に変換したりする処理を主に行なう。
インタフェース部16は携帯電話2へ送信すべきデータをUSBの規格に準じた信号に変換したり、携帯電話2からUSBケーブルを介して送れられてくるシリアル信号をCPUで処理するのに適した信号に変換したりする処理を主に行なう。
携帯電話2とのインタフェース信号としては参照番号24から参照番号27で示すUSBケーブルを介して通信が行われ、これらは電源Vcc(+5V)、GND(接地)及び1対の差動信号(D+とD−)の4信号ラインがある。
また、インタフェース部16はナビゲーション装置1にUSBケーブルを介して携帯電話2が接続されると差動信号端子の電圧が変化するので、これにより携帯電話2が接続されたことを検出してCPU11に対して割り込みをかけるようになっている。
さらにインタフェース部16は図4に示すような構成の充電回路を内蔵しており、車両のバッテリ電源を引き込み、携帯電話2への電源ラインを介してCPU11からの信号によって設定された電流値の充電電流を供給できるようになっている。
さらにインタフェース部16は図4に示すような構成の充電回路を内蔵しており、車両のバッテリ電源を引き込み、携帯電話2への電源ラインを介してCPU11からの信号によって設定された電流値の充電電流を供給できるようになっている。
すなわち、上述した充電回路は定電圧回路71と、電流調整回路72及びD/A変換回路73で構成され、さらに電流調整回路72は2個のトランジスタTr1(PNPタイプ)、Tr2(NPNタイプ)と、2個の抵抗R1、R2で構成されている。
車両バッテリから供給される電源は、まず定電圧回路71にて所定電圧(ここでは約5.6V)まで降圧されて電流調整回路72へ送られ、トランジスタTr1を介して携帯電話へ供給される。
トランジスタTr1を流れる電流、つまり携帯電話2へ供給される充電電流はトランジスタTr1のベースに接続されているトランジスタTr2を介して流れる電流の量によって変化するようになっている。
トランジスタTr1を流れる電流、つまり携帯電話2へ供給される充電電流はトランジスタTr1のベースに接続されているトランジスタTr2を介して流れる電流の量によって変化するようになっている。
また、CPU11から送出されてきたデジタル信号である充電電流設定値はD/A変換回路73に送られ、そこでアナログ信号に変換されてトランジスタTr2のベースに供給されている。
このアナログ信号の大きさ(電流値)により前述のトランジスタTr1に流れる電流が変わってくるので、CPU11により携帯電話へ流れる電流(充電電流)を制御することができる。
このアナログ信号の大きさ(電流値)により前述のトランジスタTr1に流れる電流が変わってくるので、CPU11により携帯電話へ流れる電流(充電電流)を制御することができる。
次にナビゲーション装置1に携帯電話2が接続されてから携帯電話2に充電が行われるまでの処理について図5に示す機能ブロックを用いて説明する。
操作者により携帯電話2が接続部120に接続されると、接続検出機能部200の接続検出機能部110が携帯電話2の接続を検出し、この検出信号が制御機能部100に送られて携帯電話2の接続を検出する。
携帯電話2の接続を検出すると、制御機能部100の充電制御機能部102は通信制御機能部104を制御して接続された携帯電話2に対して接続要求を出し、接続された携帯電話の電話番号などの固有情報を取得する為の初期接続処理を行なう。
充電制御機能部102は通信制御機能部104を介して携帯電話2がバッテリ残量検知機能を有しているかどうかを問い合わせし、有していればその残量が所定値以上かどうかを問い合わせする。
充電制御機能部102は通信制御機能部104を介して携帯電話2がバッテリ残量検知機能を有しているかどうかを問い合わせし、有していればその残量が所定値以上かどうかを問い合わせする。
そして、充電制御機能部102は携帯電話2のバッテリ残量が所定値以上あれば充電電流設定値を0にして充電機能部130での充電を停止し、携帯電話2のバッテリ残量が所定値以下あればCPU11からの指示によって必要な充電電流値を充電機能部130にセットして充電を行うものである。
以上のような機能を図6のフローチャートに基づき更に詳細に説明すると、まず上述した初期接続処理終了後、CPU11の持つ内蔵タイマ(図示せず)により定期的にタイマ割り込みを発生させて図6に示すようなバッテリチェック処理を実行する。
充電制御機能部102は通信制御機能部104を制御して、ステップ102(以下ステップを“S”と略して表記する。)でバッテリ残量通知機能の有無を携帯電話2に要求し確認する。バッテリ残量は0〜5の6段階のレベルで表現され、0が最小レベルで5が最大レベルをあらわすようになっている。
次にS104に進んで充電制御機能部102は通信制御機能部104を制御して携帯電話2からの応答を待ち、応答ない場合は再び応答を待つように待機する。
一方、S104で携帯電話2から応答が返ってきたらS106に進みバッテリ残量通知機能有無の要求に対する応答信号にバッテリ残量通知機能を持っているかどうか判定する。
S106でバッテリ残量通知機能を持っていなかった場合(S106で“N”の場合)にはそのまま本処理を抜ける。
一方、S104で携帯電話2から応答が返ってきたらS106に進みバッテリ残量通知機能有無の要求に対する応答信号にバッテリ残量通知機能を持っているかどうか判定する。
S106でバッテリ残量通知機能を持っていなかった場合(S106で“N”の場合)にはそのまま本処理を抜ける。
また、S106でバッテリ残量通知機能を持っているとわかった場合(S106で“Y”の場合)にはS108に進み通信制御機能部104によって改めてバッテリ残量情報を要求する。ここで、充電制御機能部102はS110で携帯電話2からの応答を待ち、応答ない場合は再び応答を待つように待機する。
一方、S110で応答が返ってきたらS112に進みバッテリ残量レベルが所定レベル(ここではレベル2)以下かどうか判定する。この所定レベルは適宜定められもので、S112で所定レベル(レベル2)以上あると判断された場合(S112で“N”の場合)にはS114に進んで充電機能部130に充電電流設定値を0に設定して充電を中止し本処理を抜ける。逆にS112で所定レベル(レベル2)以下と判断された場合(S112で“Y”の場合)には後述の充電電流設定処理へ移行する。
次に、上記した充電電流設定処理について図7を元に説明する。
S112で現在のバッテリ残量が所定レベル(レベル2)以下と判断されると、充電制御機能部102はS122でバッテリ残量レベル情報からバッテリ残量レベルが最小レベル(レベル0)かどうか判断する。
S112で現在のバッテリ残量が所定レベル(レベル2)以下と判断されると、充電制御機能部102はS122でバッテリ残量レベル情報からバッテリ残量レベルが最小レベル(レベル0)かどうか判断する。
S122の判断の結果、最小レベルではなかった場合に(S122で“N”の場合)はS126に進んで標準の充電電流設定値Qtを充電機能部130へ送出し、逆に最小レベルだった場合(S122で“Y”の場合)にはS124に進んで充電電流を通常より増やす為に充電電流設定値Qtより大きな充電電流設定値Qsを充電機能部130に送出して充電を開始する(S128)。
尚、本処理実行中に接続検出機能部部110にて携帯電話2が外されたことを検出した場合には充電制御機能部102は直ちに充電停止の信号を充電機能部部130に送り充電を停止させるようにする。
本実施例の動作について図5に示す機能ブロックにおける構成で説明したが、図5に示す制御機能部100は図2におけるCPU11あるいはCPU11にROM12やDRAM13を加えた構成部分で実現され、図5における接続検出機能部110と充電機能部130あるいは通信制御機能部104を加えた部分でインタフェース部16は実現することができる。
また、本実施例では図6においてS106の判定で“N”の場合のように、バッテリ残量検出ができない、あるいは残量情報を返す仕様のない携帯電話2が接続された場合には特に何も行なわなかったが、バッテリ切れを回避する為に例えば、図8に示すように図5の制御機能部100内に充電時間計測機能部106を追加し、携帯電話2の接続直後に予め設定した時間だけ(時間設定してから設定時間終了通知を受けるまで)充電するようにしても良いものである。
この場合のフローチャートの取り扱いは図6のS106の判定で“N”と判定された後に上述した処理を実行することによって達成される。
つまり、S106の判定で“N”と判定されると、所定の充電電流設定値を充電機能部130にセットして携帯電話2に充電を行うステップを実行し、その後に充電時間計測機能部106でセットされた所定時間を計測し、この所定時間が経過すると充電機能部130に充電電流設定値0をセットして充電を停止するようにして処理を抜ければ良い。
つまり、S106の判定で“N”と判定されると、所定の充電電流設定値を充電機能部130にセットして携帯電話2に充電を行うステップを実行し、その後に充電時間計測機能部106でセットされた所定時間を計測し、この所定時間が経過すると充電機能部130に充電電流設定値0をセットして充電を停止するようにして処理を抜ければ良い。
また、本実施例では車両キーの状態に関係なく携帯電話のバッテリ残量に応じて充電電流を設定したが、車両バッテリの消耗をさらに抑えるためにアクセサリ電源だけがONの場合(エンジンOFFの場合)に充電電流を通常より少なくしたり、所定時間だけ充電したりするようにしても良いものである。
1‥車載端末装置、2‥携帯電話、3‥USBケーブル、4a‥コネクタ、4b‥プラグ、11‥CPU、12‥ROM、13‥DRAM、16‥インタフェース部、40‥表示部、60‥入出力部、70‥内部バス、71‥定電圧回路、72‥電流調整回路、73‥D/Aコンバータ、R1,R2‥抵抗、Tr1、Tr2‥トランジスタ。
Claims (2)
- 外部との通信を行なう携帯電話が接続される接続部を備えた車載情報処理装置において、
前記携帯電話が接続されたことを検出する携帯電話接続検出手段と、
車両バッテリから所定量の充電電流を生成する充電電流生成部と、
前記携帯電話接続検出手段により前記接続部に前記携帯電話が接続されたことを検出すると前記接続部を介して前記携帯電話と通信を行ない、前記携帯電話自身のバッテリ残量を検出できるかどうか判定し、検出できると判定された場合に前記携帯電話のバッテリ残量情報を取得するバッテリ残量取得手段と、
前記携帯電話の前記バッテリ残量と予め定めた第1の所定バッテリ残量の比較を行なう第1の比較手段と、
前記携帯電話の前記バッテリ残量と予め定めた前記第1のバッテリ残量より小さい第2の所定バッテリ残量の比較を行なう第2の比較手段と、
前記第1の比較手段よって前記携帯電話のバッテリ残量が前記第1の所定バッテリ残量より少ない場合には前記充電電流生成部によって第1の所定充電電流を前記携帯電話に供給し、前記第2の比較手段よって前記携帯電話のバッテリ残量が前記第2の所定バッテリ残量より少ない場合には前記充電電流生成部によって前記第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を前記携帯電話に供給する充電制御手段と
を備えたことを特徴とする車載情報処理装置。 - 外部との通信を行う通信装置が接続される車載情報処理装置において、
前記通信装置が接続されたことを検出する接続検出手段と、
車両バッテリから所定量の充電電流を生成する充電電流生成部と、
前記接続検出手段により前記通信装置が接続されたことを検出すると前記通信装置と通信を行って前記通信装置のバッテリ残量情報を取得するバッテリ残量取得手段と、
前記通信装置のバッテリ残量情報と予め定めた所定バッテリ残量情報とを比較し、前記通信装置のバッテリ残量が前記所定バッテリ残量より大きいと判断された場合に前記充電電流生成部によって第1の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給し、前記前記通信装置のバッテリ残量が前記所定バッテリ残量より小さいと判断された場合に前記充電電流生成部によって前記第1の所定充電電流より大きい第2の所定充電電流を前記通信装置のバッテリに対して供給する充電制御手段と
を備えたことを特徴とする車載情報処理装置。
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