JP7478665B2 - リング状遊具 - Google Patents

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Description

発明の技術分野
本発明は、玩具、特に互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(捻動体)(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関する。スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
玩具は一般的に遊びに使用される道具である。玩具は通常子供の遊びに使用されるが、大人が玩具を使用することも珍しくはない。玩具の価値は、それ自体に由来する価値に加え、ゲームをする喜びにも見い出される。玩具は、その素材、その機能、及びその可能性を楽しむために使用される。玩具を使うことによって、遊びの本能を存分に発揮し得る。玩具は体を動かしたいという欲求やコミュニケーションの必要性を高め得る。一般的に玩具は、必ずしもそして主に、特定の学習の目的に役立つわけではないが、遊びや玩具は、子供の発達を促進し得る空間や手段を提供し得る。遊びを通して、身体的、認知的、社会的なスキルと能力を開発し、訓練し得る。扱い易い玩具で遊ぶことについては、例えば、その玩具で遊ぶことによって緊張を緩和し得るという評価が得られている。こうした扱い易い玩具は、注意欠陥多動性障害(ADHD)又は自閉症に関しても使用される。扱い易い玩具は、喫煙、爪噛みなどの悪い習慣を取り除くためにも、又はストレスを緩和するためにも使用し得る。ストレスの多い状況から脱却するためには、例えばいわゆるアンチストレスボールが挙げられる。
独楽は最も古く、最もよく知られている玩具の1つである。独楽は1つの軸の周りを回転する物体である。独楽は自由に移動し得るがそれ以外に、特定の方向の軸で強制もし得る。独楽は地面の周りを移動しながら、例えば垂直軸の周りの地面で軸の方向をしばらく維持することによって子供用の玩具としての役割を果たす。独楽は玩具として使用される他に、歴史的には賭け事や占いにも使用されてきた。独楽の例には、鳴り独楽、投げ独楽、鞭独楽、起立独楽(逆立ち独楽)やジャイロスコープが含まれる。
このように、回転式の遊具は、面白くて楽しい、遊びの本能を存分に発揮し得る玩具として特に適している。回転式の遊具に時間を費やすことは、例えば待機中の退屈を払拭するための理想的な手段である。特に、軽量で持ち運び可能な回転式の遊具は、活用の可能性を通じて、どんな場所でも玩具で遊ぶことによって得られる面白さや楽しさを享受する最上の機会を提供する。
ドイツ実用新案第20 2017 103662号、中国公開特許第107 754 323号、中国公開特許第107 395 815号、又は米国特許第9,914,063号 に見られるように、最新の技術として知られるフィンガージャイロスコープ(指で操作するジャイロスコープ)は、しばしば2つ以上の「スピナーアーム」を備え、側面のカバーキャップの中央で真ん中を保持する必要がある。中国特許第107 320 973号には、フィンガージャイロスコープを保持するために第2のカバーが挿入される中心の凹部を備えたサイドカバーを有するフィンガージャイロスコープが開示されている。最新の技術として知られるフィンガージャイロスコープは、主に回転体を回転させることの面白さや楽しさを提供するように設計されている。
本発明の目的は、新しい玩具、特に子供のゲームに適した回転式のリング状遊具を提供することにある。好ましくは、このリングのサイドキャップの間に配置されたスイングボディの目で見える外向きの面に、玩具のキャラクタの絵柄を平坦に印刷し得るようになっており、スイングボディを回転運動から急に停止させることによって絵柄の1つを選択し得るようになっている。
本発明によれば、この目的は独立請求項における技術的教示によって達せられる。本発明の更なる有利な実施形態は、従属請求項、説明、図面、及び実施例から生じる。
意外にも、本発明の目的は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具によって達せられることが明らかになっており、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適している。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
本発明の更なる実施形態は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は第1の中心の凹部(A1)を設けられた外殻(M)と、第2の中心の凹部(A2)を設けられた中心の玉軸受(L)を備え、中心の玉軸受(L)は外殻(M)の第1の中心の凹部(A1)に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、第1の中央の延伸部(P1)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)との係合に適し、第2の中央の延伸部(P2)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)及び/又は第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)との係合に適するようになっている。2つのサイドキャップ(K1)及び(K2)のスイングボディ(S)への取り付けは、回転自在なスイングボディ(S)が固定されたり回転したりしているときに停止させ得るように、回転自在なスイングボディ(S)に対して円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)を動かしたり押し付けたりすることができるようにすることが好ましい
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームのための回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は第1の中心の凹部(A1)を設けられた外殻(M)と、第2の中心の凹部(A2)を設けられた中心の玉軸受(L)を備え、中心の玉軸受(L)は外殻(M)の第1の中心の凹部(A1)に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、第1の中央の延伸部(P1)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)との係合に適し、第2の中央の延伸部(P2)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)及び/又は第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)との係合に適するようになっている。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は、第1の中心の凹部(A1)を設けられた外殻(M)と、第2の中心の凹部(A2)を設けられた中心の玉軸受(L)を備え、中心の玉軸受(L)は外殻(M)の第1の中心の凹部(A1)に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、第1の中央の延伸部(P1)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)との係合に適し、第2の中央の延伸部(P2)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)及び/又は第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)との係合に適することを特徴とする。
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、2つの円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する、中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は反対側の円盤状のサイドキャップの中央の延伸部との係合に適したそれぞれの中央の延伸部を有する。
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、外殻は中心の玉軸受を同心状に取り囲み、2つの円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する、中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は反対側の円盤状のサイドキャップの中央の延伸部との係合に適したそれぞれの中央の延伸部を有する。
前述したように、スイングボディへのサイドキャップの取り付けは、円盤状のサイドキャップの外縁部を互いに押すことによって回転しているスイングボディを急に停止できるように、又はスイングボディを好ましい位置に留めておくことができるようになっている。
更に、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームのための回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)とのぴったりとした係合に適した形であり(geeignet sind formsclussig)、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と、中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、第1の中央の延伸部(P1)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)との係合に適し、第2の中央の延伸部(P2)は中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)及び/又は第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
本明細書において、「回転自在な」という用語は「回転式の」又は「容易に回転可能な」と同義的に使用され、子供がスイングボディ(S)を容易かつ大きな苦労なしに回転させ得ることを表すことを意図している。
好ましい一実施形態において、回転式の遊具は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を有する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)を備える。
本発明の回転式の遊具の好ましい実施形態において、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)の位置を固定するために作用する圧縮力(AF)によって、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在な遊具(S)に向かって可逆的に動き得る。言い換えると、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)の位置を固定するために作用する圧縮力(AF)によって、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在な遊具(S)に向かって可逆的に動くことができ、圧縮力が加えられなくなった後には圧縮力を加える前の位置に復元し、回転自在なスイングボディ(S)までの距離が圧縮力を加える前の距離に戻る。
本発明の回転式の遊具の好ましい実施形態において、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦であり、印刷可能である。従って、外殻(M)の外半径は一定であることが特に好ましい。スイングボディ(S)の円筒形の外殻への絵柄、例えば2次元のゲームのキャラクタの絵柄、の印刷適正は、回転式の遊具が子供のゲームのためのリング状遊具として適するかどうかにとって不可欠である。子供のゲームに不可欠なのは回転式のスイングボディ(S)が急に停止することで、両側のサイドキャップ(K1)と(K2)をその外縁部(R1)と(R2)の互いに反対側に位置する箇所で押すことにより、サイドキャップに付されたマーキング又はユーザの指によって指し示された、1つの絵柄を選択することが望ましい。ただし、スイングボディ(S)の外殻の外側を向いた面への印刷適正は、その面が縦方向には円筒に従って曲線状でありながら、横方向には平坦である、即ち回転軸に平行で凹凸がない場合にのみ確保される。スイングボディ(S)の外殻の印刷可能な目で見える面は、1つのキャラクタ当たり少なくとも25 mmで、好ましくは50mm、好ましくは70mm、好ましくは80mm、好ましくは90mm、好ましくは100mm、好ましくは110mm、好ましくは120mm、好ましくは130mm、好ましくは140mm、好ましくは150mm、好ましくは160mm、好ましくは170mm、好ましくは180mm、好ましくは190mm、好ましくは200mm、好ましくは210mm、好ましくは220mmである。
外殻(M)は、好ましくは円筒形であるか、又は好ましくは三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状を呈する。
好ましくは、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)及び/又は第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は、円筒形であるか、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状を有する。
ここで、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形は、正多角形であることが好ましい。
更に、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は好ましくは円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の円筒面は平坦であり、印刷可能である。
回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は、好ましくは一定である。回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の外半径は、好ましくは一定である。
好ましい実施形態において、互いに対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1、I2)の距離(B)は、スイングボディ(S)の幅(B)よりも大きい。互いに対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1、I2)の距離(B)は、スイングボディ(S)の外殻(M)の幅(B)よりも大きいことが、更に好ましい。言い換えると、互いに対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部の距離(B)は、スイングボディ(S)の幅(B)と、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内部面への距離(B)と、スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部への距離(B)との和であることが好ましい。
本明細書で使用される場合、「スイングボディ」とは、回転又はスピンするように設定し得る回転式の遊具の部品を意味する。それにより、スイングボディは、好ましくはその中心の周り又はスイングボディに垂直な中心軸の周りを回転し得る。スイングボディは、好ましくは外殻と中心の玉軸受で構成される。外殻及び中心の玉軸受はそれぞれ、好ましくは中心の凹部を有する。外殻の中心の凹部は、本明細書では第1の中心の凹部と呼ばれ、中心の玉軸受の中心の凹部は、本明細書では第2の中心の凹部と呼ばれる。このように、本発明のスイングボディは、好ましくは第1の中心の凹部を有する外殻と、第2の中心の凹部を有する中心の玉軸受とから構成される。本発明によると、第1の中心の凹部を有する外殻と第2の中心の凹部を有する中心の玉軸受とは1つのユニットを為し、スイングボディと呼ばれる。このように、第1の中心の凹部と呼ばれる外殻の凹部は、スイングボディの第1の中心の凹部とも呼ばれ、第2の中心の凹部と呼ばれる中心の玉軸受の中心の凹部は、スイングボディの第2の中心の凹部とも呼ばれる。
本発明によれば、外殻は中心の玉軸受を同心状に取り囲む。これは、外郭の形状に応じて、中心の玉軸受及びスイングボディの中心に対する外殻の外枠までの距離が一定であることが好ましいことを意味する。外殻の外枠が例えば円筒形である場合、スイングボディの中心に対する円筒形の外殻の外半径は一定である。外殻が円筒形である場合、本発明によれば、円筒形の外殻は一定の外径を備える。外殻又はスイングボディの第1の中央のどちらの凹部も円筒形である場合、本発明によれば、第1の中心の凹部は一定の直径を備える。本明細書では、外側及び内側を有する円筒形の外殻を備えるスイングボディを、好ましくはスイングリングと呼ぶ。外側と呼ばれる外殻の側を外枠と呼び得る。外殻の内側と呼ばれる側は、好ましくは、それぞれ、外殻の第1の中心の凹部の外枠、又はスイングボディの第1の中心の凹部の外枠である。好ましい実施形態において、回転式のスイングボディの外殻は円筒形であり、円周外殻面とも呼ばれる外側の円筒面は平坦で印刷可能である。本明細書で使用される「平坦」とは、外側の円筒面又は円筒形の外殻の外側面が凹状でも凸状でもないこと、即ち円筒形外殻の外半径又は外径が、全幅(B)又は円筒形の外殻の高さに渡って、及び全周に渡って一定であることを意味する。言い換えると、回転式のスイングボディの外殻は、外側の円筒面又は円周外殻面にへこみや凹凸を呈さない。
軸に沿って中央に凹部を有する真っ直ぐな円筒は、中空円筒とも呼ばれる。中空円筒の形状の回転式のスイングボディの外殻については、回転式のスイングボディの外殻の高さ又は幅(B)以外の決定すべき変数は、外殻の外半径及び外殻の内半径であり、本明細書で使用される内半径は、第1の中心の凹部の外半径とも呼ばれる。従って、中空円筒の肉厚(W)は、外殻の外半径と、外殻の内半径即ち外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部の外半径との差となる。本発明の好ましい実施形態において、回転式のスイングボディの外殻は円筒形であり、特に好ましくは中空円筒の形状を呈し、外側の円筒面又は円周外殻面は平坦で印刷可能であり、中空体の形態を呈する回転式のスイングボディの円周外殻の肉厚(W)は一定である。中空円筒の形状を呈する回転式のスイングボディの外殻の肉厚(W)が一定である場合、本明細書で使用される外側の円筒面又は円周外殻面は平坦となる。このように、外側の円筒面又は外側面が凸状になっていないこと、即ち、回転式のスイングボディの外殻の、例えば幅(B)の中間部における肉厚(W)が、回転式のスイングボディの外殻の、端部における肉厚より大きくならないことが好ましい。更に、外側の円筒面又は円周外殻面が凸状になっていないこと、即ち、回転式のスイングボディの外殻の、例えば幅(B)の中間部における肉厚(W)が、回転式のスイングボディの外殻の端部における肉厚より小さくならないことが好ましい。一定の肉厚(W)を有する中空円筒の形状の回転式のスイングボディの円筒形の外殻は回転可能である。特に外側の円筒面又は外側面を印刷可能なものにするためには、一定の肉厚(W)を有する中空円筒の形状の回転式のスイングボディの円筒形の外殻が適切かつ有利であることが見い出されたことは意外であった。意外にも、外殻の全周に渡って完全な円筒面又は円周外殻面は、円筒面又は外側面が平坦である場合にのみ印刷可能であることが判明した。
このように本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、外殻(M)を有するスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能であり、好ましくはスイングボディの円筒形の外殻の肉厚(W)は一定である。
本発明によれば、中心に配置される玉軸受は、外殻の第1の中心の凹部内にぴったりと係合される。ぴったりとした接続(積極的な接続/連動接続)は、少なくとも2つの接続部品を連動させることによって生み出される。その結果、接続部品の組み合わせは、力が伝達されなくても動力の伝達が中断されても、緩むことはない。例えば、中心の玉軸受が外側に向かって円筒形である、つまり中心に配置される玉軸受の外側又は外枠が円筒形であり、外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部も円筒形である場合、第1の中心の凹部は、好ましくは、円筒形の玉軸受の外径に一致する直径、又は中心の玉軸受が第1の中心の凹部にぴったりと係合し得るように一致する直径を備える。本明細書で使用される直径に一致することは又、第2の部品の凹部にぴったりと係合する部品が、好ましくは第2の部品の凹部の直径に実質的に一致する外径を有することも意味する。当業者は、最新の技術を通じて、外径を有する部品と所定の直径を有する凹部を有する第2の部品とが、互いにぴったりと係合するように製造され得る方法を知っている。外径を有する部品を第2の部品の凹部に係合させるこは、本明細書においては、この第1の部品を第2の部品の凹部に挿入すること又は係合することとも呼ばれ、ここでは第2の部品の凹部の直径は第1の部品の直径に一致している。好ましくは、外径を有する第1の部品を第2の部品の凹部に嵌めること、挿入又は係合することは、本明細書では、ぴったりとしたはめ込み、ぴったりとした挿入、又はぴったりとした係合と表現される。
中心に配置される玉軸受を外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部にぴったりとはめ込むため、外殻に例えば溝を設け得る。溝は、構成部品をぴったりとした接続として固定、ガイド、又は嵌め込むのに役立つ。外殻の内側に溝を設けて、外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部に中心に配置される玉軸受をぴったりとはめ込むことは、ここでは単に非限定的な実施例として言及されているに過ぎない。外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部に中心に配置される玉軸受をぴったりとはめ込むために、当業者は、生産工学において公知の、任意の適切な方法又は既知の手順を使用し得る。
本発明のスイングボディには、最新の技術を通じて公知の、任意の適切な玉軸受を使用し得る。スイングボディは、好ましくは中心に配置されるころ軸受、より好ましくは中心の玉軸受を備える。ころ軸受は、滑り軸受の潤滑とは対照的に、いわゆる内輪と外輪の間の転動体によって摩擦抵抗を低減する軸受である。ころ軸受は軸やシャフトを固定するために使用され、設計に応じて半径方向及び/又は軸方向の力を吸収し、同時にそのような軸に取り付けられたシャフト又は構成部品(ホイールなど)の回転を可能にする。内輪、外輪、転動体という3つの主要な構成部品の間で、主に転がり摩擦が発生する。玉軸受は最も頻繁に使用されるころ軸受で、様々な寸法の選択肢が最も多く、対費用効果が高い。中心の玉軸受は、様々なプラスチック、ガラス、木材、又はアルミニウムなどの金属など、様々な材料で作成し得る。中心の玉軸受は好ましくはポリプロピレン(PP)製であり、更に好ましくはポリ塩化ビニル(PVC)製で、特に好ましくはポリオキシメチレン(POM)製である。玉の材料は、好ましくはガラス、好ましくはソーダ石灰ガラスなどのアルカリ土類アルカリケイ酸塩ガラスの群からのガラス、又は更に好ましくはポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、又はポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、更に好ましくは酸化アルミニウム(Al)、酸化ジルコニウム(ZrO)、窒化ケイ素(Si)、又は炭化ケイ素(SiC)、特に好ましくはSUS304又はSUS316などのステンレス鋼である。本発明に関して、当業者は最新の技術として知られる任意の適切な玉軸受を選択し得る。当業者は、本開示に基づいて適切な玉軸受を選択することができ、この玉軸受は、本発明の回転式の遊具の外殻又はスイングボディの第1の中心の凹部にぴったりと填めるように取り囲まれ得る。
最新の技術として知られる玉軸受は、様々な直径の様々な仕様のものを市場から入手し得る。好ましい一実施形態において、スイングボディは、所定の外径を有する外殻及び所定の直径を有する外殻の第1の中心の凹部を備えるように構成され、中心の玉軸受がスイングボディの外殻にぴったりと填めるように取り囲まれ得るように、外殻の第1の中心の凹部の所定の直径に一致する外径を備えた最新式の玉軸受が選択される。例えば一致する所定の外径を有する最新式の中心の玉軸受を入手することができない場合、又は例えば更なる好ましい一実施形態において、より大きな又はより小さな玉軸受をぴったりとはめ込む必要がある場合には、例えば異なる直径を備える、又はスイングボディの外殻の第1の中心の凹部の中心に配置されるそれぞれの玉軸受の外径に一致する異なる直径を備える、スイングボディの外殻を提供し得る。それぞれ異なる外径を有する、対応する適切な中心の玉軸受を、対応する適切な直径を備えた第1の中心の凹部を有する、対応する外殻にそれぞれ取り囲まれ得るように、異なる外径を有する異なる中心の玉軸受は、例えばある所定の外径を有し、異なる所定の外径に対応して異なる仕様を与えられ、スイングボディの外殻の第1の中心の凹部の直径が異なるという点において違いのある、異なるスイングボディの外殻の異なる仕様に対して、スイングボディの外殻にぴったりとはめ込み得ることが好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、中心の玉軸受はころ軸受である。
更に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、中心の玉軸受はころ軸受である。
前述したように、例えば外側又は内側のスイングボディの外殻は円筒形、即ち中空円筒の形であり得る。しかしながらいくつかの実施形態では、外殻は好ましくは他の形であり得る。好ましくは、スイングボディの外枠又は外殻の外側は、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、又は他の任意の多角形の断面形状を呈し得る。好ましくは、多角形は正多角形又は基本的な多角形、又は5個から10個の角部、好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形である。幾何学的に言えば、正多角形は平面多角形であり、等辺かつ等角な多角形である。従って、正多角形では、全ての辺の長さが同じ、かつすべての内角の大きさが同じになる。正多角形の角部は全て共通の円上にあり、隣接する角部は同じ中心角を有する。正多角形の角部は全て共通の円上にあるので、好ましいことに、全ての角部はスイングボディの中心まで等しい距離を有する。これは、前述したように、外殻シェルの形状に応じて、中心の玉軸受及びスイングボディの中心に対する外殻の外縁フレームの距離が、一定であることを意味する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、スイングボディの外殻は円筒形又は正多角形の形状を呈する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、スイングボディの外殻は円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは他の任意の多角形の断面形状を呈し、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状である。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、スイングボディの外殻は円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは他の任意の多角形の断面形状を呈し、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状である。
円柱の外面部と正多角形の外面部とのどちらにも、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、テキストを印刷できることが好ましい。言い換えると、円筒形の外殻の外面部と正多角形の断面形状の外殻外面部のどちらにも、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、テキストを印刷できることが好ましい。好ましい一実施形態において、スイングボディの外殻は、外殻の外枠上に印刷可能な外面部を有し、更なる実施形態において、スイングボディの外殻は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップによって好ましくは少なくとも部分的に覆われ、スイングボディの外殻の第1及び第2の側面の外面として構成され得る、印刷可能な外面部を有することが好ましい。本明細書におけるこれらの側面の外面部は、好ましくは、外殻の外径と、外殻の内径又は第1の中心の凹部の直径との間の領域における、スイングボディの外殻の側面の外面部を意味する。好ましい一実施形態において、外殻の第1の側面の外面部のみが印刷可能である。別の好ましい実施形態においては、外殻の第2の側面の外面部のみが印刷可能である。特に好ましい実施形態においては、外殻の第1及び第2の側面の外面部が印刷可能である。更に特に好ましい実施形態においては、2つの側面の外面部及びスイングボディの外殻の外枠上の外面部には、キャラクタ、絵柄、模様、及びテキストを印刷し得る。スイングボディの外殻は、少なくとも1つの印刷可能な外面部を有することが好ましい。又、スイングボディの外殻は、1つ又は複数の印刷可能な外面部を有することが好ましい。好ましい実施形態において、回転式のスイングボディの外殻は円筒形であり、スイングボディの外殻の外枠上の外面部、即ち外側の円筒面又は外側面は平坦であり、ゲームのキャラクタ、写真、模様、及びテキストを印刷可能である。スイングボディの円筒形の外殻の外枠上の外面部は、平坦で印刷可能である。即ち、外側の円筒面又は円筒形の外殻の外側面が凹状でも凸状でもなく、円筒状の外殻の外半径又は外径は、円筒形の外殻の幅又は高さに渡って、及び円筒形の外殻の全周に渡って、一定である。言い換えると、回転式のスイングボディの外殻は、外側の円筒面、外側面、又は外枠上の外面部にへこみや凹凸を呈さない。言い換えると、中空円筒の形状の回転自在なスイングボディの円筒形の外殻は、一定の肉厚(W)を備えることが好ましい。意外にも、外側の円筒面又は外側面に印刷可能な表面を提供するために、一定の肉厚(W)を有する中空円筒の形状の回転式のスイングボディの円筒形の外殻が、特に適切かつ有利であることが判明した。意外にも、回転自在なスイングボディの外殻の全周に渡って完全な円筒面又は外側面は、円筒面又は外側面が平坦である場合にのみ印刷可能であることが判明した。
言い換えると、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、スイングボディは1つ又は複数の印刷可能な外面部を備え、その外面部は、回転軸に平行で凹凸がなく、平坦である、
言い換えると、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、スイングボディは1つ又は複数の印刷可能な外面部を備え、その外面部は、回転軸に平行で凹凸がなく、平坦である、
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、スイングボディの外殻は1つ又は複数の印刷可能な外面部を備え、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能であり、好ましくは回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は一定である。
本明細書で使用される「印刷」とは、例えばゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを材料の表面に提示し得る、好ましくは最先端の、任意の適切なプロセス又は方法を意味する。本明細書で使用される「印刷可能」とは、特に、印刷可能な外面部を備えた回転式の遊具の部品の材料に、例えば、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを直接印刷し得ることを意味する。当業者は、特定の材料に印刷するために使用し得る、最新の技術として知られる適切な方法又はプロセスを使用し得る。いくつかの実施形態では、例えば、プラスチック又は金属には、スクリーン印刷、オフセット印刷、又はタンポン印刷のプロセスによって直接印刷し得る。本明細書で使用される「印刷可能」は又、印刷可能な外面部を備えた回転式のスイングボディの部品の材料に、例えば、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを積層し得ることを意味する。又、いくつかの実施形態では、例えば、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを印刷した自己接着性の箔を使用して、印刷可能な外面部に印刷し得る。いくつかの実施形態では、印刷可能な外面部を有するプラスチック製の部品において、その外面部に塗装を施すことが好ましい場合がある。いくつかの実施形態では、例えば、印刷可能な磁性箔を使用することも可能で、磁性の外面部を有する磁性材料に付着させ得る。いくつかの実施形態では、印刷可能な外面部を備えた回転式のスイングボディの部分の材料に、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを刻印することが好ましい場合がある。これらの実施形態では、金属又はプラスチックなどの材料は、例えばレーザ彫刻によって処理することができる。外面部への印刷のための前述の方法及びプロセスは、方法及びプロセスの単なる実施例であり、当業者は、外面部にゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストを印刷し得る最新の技術から、他の適切な方法及びプロセスを選択し得る。
ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及び/又はテキストが印刷される表面については、印刷される表面が平坦であることが好ましい。言い換えると、円盤状のサイドキャップの外面部は平面状かつ平坦で、外殻の外枠の外面部又は円盤状のサイドキャップは平坦であることが好ましい。このように、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦であり、印刷可能であることが、特に好ましい。又、回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は一定であることが好ましく、回転自在なスイングボディの円筒形の外殻(M)は中空円筒の形状を有することが特に好ましい。
前述したように、外殻は、好ましくは、異なる外側又は内側の形状を呈し得る。これは、スイングボディの外枠又は外殻の外側が円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくはその他の任意の正多角形の断面形状であり得ることに限らず、外殻の内側についても円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、若しくはその他の任意の正多角形の断面形状であり得ることも示す。好ましくは、外殻は内側が円筒形、即ち、第1の中心の凹部が円形であり、その結果、好ましくは、円筒形の中心の玉軸受けをはめ込み得る。
本発明のスイングボディの外殻は、様々なプラスチック、ガラス、木材、又はアルミニウムなどの金属など、様々な材料で作成し得る。スイングボディの外殻は、好ましくはポリプロピレン(PP)製であり、更に好ましくはポリ塩化ビニル(PVC)製で、特に好ましくはポリオキシメチレン(POM)製である。当業者は、本発明のスイングボディ又は回転式の遊具の構築に適した、その他の任意の適切な材料を使用し得る。適切な材料の更なる非網羅的な例としては、鋳鉄、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金、銅合金、マグネシウム合金、チタン合金、亜鉛合金などの金属類;ホウケイ酸ガラス、ガラスセラミックス、石英ガラス、ソーダ石灰ガラスなどのガラス類のセラミックス、又はシリコン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、炭化タングステンなどの工業用セラミックス;アルミニウム-炭化ケイ素、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)などの複合材料;木材や竹などの天然材料;エラストマ(例えば天然ゴム)などのポリマ又はプラスチック;アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、酢酸セルロース(CA)、イオノマ、などの熱可塑性プラスチック;ナイロン、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン熱可塑性プラスチック、ポリ塩化ビニル(PVC)、テフロン(商標)(PTFE)などのポリアミド;エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステルなどの熱硬化性プラスチックなどが挙げられる。いくつかの実施形態では、スイングボディの外殻は、好ましくは、異なる部品の組み合わせで構成することもでき、これらの部品も又、異なる材料で作成し得る。 例えば外殻は、プラスチック製の円筒形の外輪及び金属製の円筒形の内輪を備え得る。別の実施例は、プラスチック製の円筒形の外輪、金属製の円筒形の中間リング、及びプラスチック製の円筒形の内輪から成る外殻である。更に、例えば外殻は、外側が正六角形を呈するが内側が円筒形である外輪と、内輪とから成り得るが、外輪と内輪が互いにきっちりと填められるように、内輪の外側は円筒形となる。別の実施例では、外殻は、外側及び内側が正六角形の形状を呈する外輪と、外側は正六角形の形状を呈するが、内側は円筒形である内輪とから成る。上記の実施例は、本発明のスイングボディの外殻の例示的な実施形態にすぎず、これらの実施例に限定されない。しかしながら、スイングボディの外殻の異なる実施形態の異なる部品は、互いにきっちりと填められることが特に好ましい。これは、例えば更なる実施形態において、外殻が、好ましくはその外側及び内側が正六角形の形状を呈する外輪から成る場合、外輪と内輪が互いにきっちりとはめ込まれるように、結果的に内輪も又、内輪の外側において正六角形の形状を呈し、その外輪の内側の正六角形の寸法と形状は内輪の外側の正六角形の寸法と形状に一致することを意味する。
本発明によれば、中心の玉軸受及びスイングボディは、第2の中心の凹部を呈する。好ましくは、第2の中心の凹部は、中心の玉軸受の中央に配置される。第2の中心の凹部は円筒形であり得るが、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形又は多角形の断面形状をも有し得、好ましくは5個から10個の角部、更に好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状を有する。第2の中心の凹部は、円盤状のサイドキャップの1つにおける少なくとも一つの中央の延伸部の外形に対応する。円盤状のサイドキャップの中央の延伸部の少なくとも1つは、第2の中心の凹部にきっちりと填められることが好ましい。例えば、中心の玉軸受の内側を表す第2の中心の凹部は円筒形であり得る。いくつかの実施形態では、次に、外枠又は第1の中央の延伸部の外側も、例えば、円筒形であることが好ましい。例えば、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部が、第2の中心の凹部にきっちりと填め込まれるようにするために、中心の玉軸受の円筒形の第2の中心の凹部の直径が、填め込まれることが可能になるように第1の中央の延伸部の直径に一致することが特に好ましい。好ましい一実施形態の別の例は、第2の中心の凹部が正方形の形状である場合であり、その場合、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の外形も又、例えば、正方形であることが好ましい。例えば、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部を、スイングボディ又は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合させた後、スイングボディと第1の中央部の延伸部を有する第1の円盤状のサイドキャップとが、力が加えられていない状態や重力しか掛からない状態では、互いに外れないことが特に好ましい。
本発明によれば、スイングボディは「回転自在」で、機械的に回転させることができ、スイングリングは、好ましくは高速で少なくとも5秒間~10秒間、特に好ましくは少なくとも30秒間、自由に回転し得る。本発明の回転式の遊具は、好ましくは、ユーザが一方の手で互いに対向する非回転式の円盤状のサイドキャップを保持し、その時、例えば他方の手の指で弾くことによって、スイングボディを機械的に回転させる。本明細書で使用される「回転自在」とは、スイングボディを回転させた後も回転し続けることを意味する。これは、スイングボディを回転させるために加えられた力がスイングボディに作用しなくなった時点でも、スイングボディの回転が停止しないことを意味する。従って、「回転自在」という用語は、力を加えることを終了した後、少なくとも5秒間、少なくとも毎秒1回転の速度で、好ましくは、力を加えることを終了した後、少なくとも10秒間、少なくとも毎秒1回転の速度で、特に好ましくは、力を加えることを終了した後、少なくとも30秒間、少なくとも毎秒1回転の速度で、スイングボディが回転することを意味する。
いくつかの実施形態では、スイングボディは、好ましくは異なる全径を有し得る。ここで言う全径とは、スイングボディの外殻の外径、すなわちスイングボディの外径を意味する。例えば、スイングボディの外殻が円筒形である場合、外殻の外側からスイングボディの中心までの距離は一定である。この距離は、円筒形の外殻の外半径である。言い換えると、回転式のスイングボディの円筒形の外殻の外半径は、好ましくは一定である。これは、回転式のスイングボディの円筒形の外殻が、好ましくは一定の外半径を有することを意味する。言い換えると、回転式のスイングボディの円筒形の外殻は、好ましくは円筒形の外殻の全幅又は高さに渡って一定の外半径を有し、従って、外側の円筒面又は円周の外殻面で平坦になる。言い換えると、中空円筒形の回転自在なスイングボディの円筒形の外殻の外半径は一定であり、従って、回転自在なスイングボディの円筒形外殻の肉厚も一定になる。こうして、本発明のスイングボディの全直径は、円筒形の外殻の外半径の2倍であることが理解される。外殻が正多角形の断面形状である場合、前述したように正多角形の全ての角部が1つの円上に存在するため、外半径は正多角形の1つの角部とスイングボディの中心との間の距離になる。好ましい一実施形態において、スイングボディは2.0cmから10.0cmの外径を有する。好ましくは、外径は2.5cmから8.0cmであり、更に好ましくは3.0cmから6.0cmである。特に好ましくは、外径は3.5cmから4.0cmである。特に好ましいスイングボディは、少なくとも3.0cmの外径を有する。特に好ましいスイングボディは、少なくとも3.5cmの外径を有する。
いくつかの実施形態では、スイングボディは、好ましくは異なる幅を有し得る。スイングボディの幅は、スイングボディの外殻の幅に一致する。スイングボディの外殻の幅は、スイングボディの外殻の高さ又はスイングボディの外殻の厚さとも呼ばれる。中心の玉軸受の幅は、外殻の幅とは異なる場合がある。中心の玉軸受の幅は、スイングボディの外殻の幅以下であることが好ましい。又、中心の玉軸受の幅は、スイングボディの外殻の最大の幅に一致することが好ましい。しかしながら、いくつかの実施形態では、中心の玉軸受の幅がスイングボディの外殻の幅よりも大きいことが好ましい場合があり得る。前述したように、中心の玉軸受は、好ましくは、摩擦抵抗を低減する中間部の転動体を備えた、いわゆる内輪及び外輪で構成される。中心の玉軸受の幅に関して、いくつかの実施形態では、中心の玉軸受のいわゆる内輪と外輪とが異なる幅を有することが好ましい場合があり得る。例えば、好ましい一実施形態において、中心の玉軸受の外輪及び中心の玉軸受の外輪と内輪との間の転動体は、スイングボディの外殻よりも幅が狭く、中心の玉軸受の内輪は、スイングボディの外殻よりも幅が広い場合があり得る。別の好ましい実施形態では、中心の玉軸受の内輪は又、スイングリングの外殻の幅に一致する幅を備え得る。中心の玉軸受の幅は、中心の玉軸受の高さ又は中心の玉軸受の厚さとも呼ばれ得る。例えば、好ましい一実施形態においてスイングボディの外殻が円筒形である場合、スイングボディの外殻の幅は、円筒の高さに等しくなろう。本発明のスイングボディの好ましい実施形態において、外殻は、好ましくは0.4cmから5.0cmの幅、好ましくは0.5cmから3.0cmの幅、より好ましくは0.7cmから3.0cmの幅、更に好ましくは0.8cmから2.0cmの幅を有する。特に好ましいのは1.0cmから1.2cmの幅である。好ましい一実施形態において、例えば、中心の玉軸受は、スイングリングの外殻の幅の最大値に等しい幅を有し得る。中心の玉軸受の幅は、スイングボディの幅の0.50倍から0.95倍であることが特に好ましい。少なくとも中心の玉軸受の外輪の幅及び中心の玉軸受の外輪と内輪の間の転動体の幅が、スイングボディの幅の0.50倍から0.95倍であることが特に好ましい。
このように、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、中心の玉軸受の幅はスイングボディの幅の0.50倍から0.95倍である。
言い換えると、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、中心の玉軸受の幅はスイングボディの幅の0.50倍から0.95倍である。
本発明の遊具の好ましい一実施形態において、スイングボディの外殻又はスイングボディの縁に、様々な寸法及び形状の面取り部、特に好ましくは、両方の縁に様々な寸法及び形状の面取り部を設け得る。
前述したように、好ましい実施形態において、スイングボディの外殻は円筒形で、その結果、外殻の外側からスイングボディの中心までの距離が一定になる。これらの実施形態では、円筒形の外殻の外半径は一定であることが好ましい。言い換えると、回転式のスイングボディの円筒形の外殻の外半径は、好ましくは一定である。言い換えると、回転式のスイングボディの円筒形の外殻は、円筒形の外殻の全幅又は高さに渡って一定の外半径を有し、従って、外側の円筒面又は円周上の外殻面で平坦になることが好ましい。言い換えると、中空円筒形の回転自在なスイングボディの円筒形の外殻の外半径は一定であり、従って、回転自在なスイングボディの円筒形外殻の肉厚も一定になる。
回転自在なスイングボディの外殻が円筒形、好ましくは中空円筒の形状であり、スイングボディの外殻又はスイングボディの縁に様々な寸法及び形状の面取り部を設け、特に好ましくはスイングボディの両側の縁に様々な寸法及び形状の面取り部を設けた、本発明の遊具の実施形態において、中空円筒の形状のスイングボディの円筒形の外殻の肉厚(W)も、スイングボディの外殻の外半径もどちらも、コンスタントに外殻の幅(B)の少なくとも90%を超え、より好ましくは外殻の幅(B)の少なくとも92%を超え、より好ましくは外殻の幅(B)の少なくとも94%を超え、より好ましくは外殻の幅(B)の少なくとも96%を超え、より好ましくは外殻の幅(B)の少なくとも98%を超え、より好ましくは外殻の幅(B)の少なくとも99%を超えることが特に好ましい。言い換えると、これらの実施形態では、外殻の縁の面取り部の寸法、又は好ましくは外殻の両方の縁の面取り部の合計寸法が、好ましくは、円筒形の外殻の円筒面又は円周外殻面の少なくとも90%から99%が平坦で印刷可能であるように、合計してスイングボディの円筒形の外殻の幅の1%から10%であることが好ましい。
本発明の遊具の別の好ましい実施形態では、スイングボディの外殻は又、円形、三角形、四角形、五角形、六角形又はその他の任意の多角形の断面形状の1つ又は複数の凹部を有し得る。多角形の断面形状は正多角形であることが好ましい。別の好ましい実施形態では、スイングボディの外殻は又、任意の形状の1つ又は複数の凹部を任意に有し得る。好ましい一実施形態において、スイングボディの外殻は、例えば、スイングボディの中心に向けられたくさび形の凹部を有し得、このくさび形の凹部は、外殻の外フレームで最大となり、外殻の中心に向かって連続的に減少する距離を有する。別の実施形態では、スイングボディの外殻は又、溝の形態の凹部を有し得る。溝は、スイングボディの外殻が例えば決められた位置に一定の幅の隙間を有するように、例えば、外殻の全周に渡って外枠上に存在、又は外殻の幅に沿って外殻の内側に向かって存在し得る。スイングボディの外殻上の1つ又は複数の隙間が、スイングボディの回転中に不均衡を生じさせず、スイングボディの自由な回転を損なわないことが特に好ましい。
回転自在なスイングボディの外殻が円筒形で、好ましくは一定の肉厚(W)を有する中空円筒の形状を有する、好ましい実施形態において、回転自在なスイングボディの外殻は、円筒面又は円周の外殻表面が平坦になり、従って特に有利な方式で印刷できるように、円筒面又は円周の外殻表面に凹部を有さないことが特に好ましい。
スイングボディは、遊具の質量の少なくとも80%、好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95%を占めることが好ましい。
或いは、スイングボディ(S)の質量は、2つの円盤状のサイドキャップ(K1及びK2)の質量の少なくとも4倍、好ましくは少なくとも9倍、より好ましくは少なくとも15倍、更により好ましくは少なくとも19倍であることが好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、スイングボディの質量は2つの円盤状のサイドキャップの質量の少なくとも15倍である。
本発明によれば、回転式の遊具は2つの互いに対向する円盤状のサイドキャップを備え、それらの間に回転自在なスイングボディが配置される。第1の円盤状のサイドキャップは、外縁部、外面部、及び内面部に第1の中央の延伸部を有し、第2の円盤状のサイドキャップは、外縁部、外面部、及び内面部に第2の中央の延伸部を有する。延伸部は、スイングボディに係合するのに適し、好ましくはスイングボディにぴったりと填めるように係合するのに適し、円盤状のサイドキャップは、回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、外縁部において回転自在なスイングボディに向かって動き得ることが好ましい。回転自在なスイングボディは、 互いに対向する円盤状のサイドキャップの間に配置され、従って、幅Bを有する回転自在なスイングボディをそれらの間に配置できるように、互いに対向する円盤状のサイドキャップは互いに距離Bを確保するように配置される。第1の円盤状のサイドキャップは、スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との間に、好ましくは距離Bを有し、第2の円盤状のサイドキャップは、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との間に、好ましくは距離Bを有する。このように、本発明の回転式の遊具は、好ましくは、幅Bのスイングボディと、互いに距離Bを確保して配置された2つの対向する円盤状のサイドキャップを有する。2つの対向する円盤状のサイドキャップの間に配置されたスイングボディが自由に回転し得るように、対向するサイドキャップの間の距離Bはスイングボディの幅Bよりも大きいことが好ましい。従って、対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部の距離Bは、スイングボディ(S)の幅Bよりも大きいことが、特に好ましい。言い換えると、対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部の距離(B)は、スイングボディ(S)の幅(B)と、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部とスイングボディ(S)との距離(B)と、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部とスイングボディ(S)との距離(B)との和であることが特に好ましい。本発明のと、第1の円盤状のサイドキャップは、外面部と、内面部に第1の中央の延伸部とを有し、第2の円盤状のサイドキャップは、外面部と、内面部に第2の中央の延伸部とを有する。好ましくは、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合するのに適している。
好ましくは、互いに対向する円盤状のサイドキャップは、互いに平行に配置される。円盤状のサイドキャップは、好ましくは異なる外形を有する。好ましくは、円盤状のサイドキャップは、円筒形の外形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは他の任意の多角形である外形を有し得る。好ましくは、多角形は正多角形又は基本的な多角形、又は3個から10個の角部、好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形である。第1の円盤状のサイドキャップは、好ましくは、第2の円盤状のサイドキャップと同じ形状を有する。ただし、これらのサイドキャップは異なる形状も有し得る。例えば、第1のサイドキャップは円筒形で、第2のサイドキャップは正六角形であり得る。本発明によると、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの異なる外形の考えられる任意の組み合わせを想定し得る。第1の円盤状のサイドキャップ及び第2の円盤状のサイドキャップが円筒形である場合が特に好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップは円筒形、或いは三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、又は多角形の断面形状を呈し、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状は正多角形である。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第2の円盤状のサイドキャップは円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状を呈し得、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状は正多角形である。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは円筒形、又は正多角形の断面形状を呈し得る。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは正多角形の断面形状を呈し、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状である。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは正多角形の断面形状を呈し、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状である。
第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の外面部(F1)及び第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の外面部(F2)は、好ましくはゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及びテキストを印刷し得る。好ましい一実施形態において、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、該当する円盤状のサイドキャップの外枠に印刷可能な外面部を有する。更なる実施形態において、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、好ましくは該当する円盤状のサイドキャップの外面部に印刷可能な外面部を有する。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの外面部のみに印刷し得る。別の実施形態において、第2の円盤状のサイドキャップの外面部のみに印刷し得る。特に好ましい実施形態において、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの双方の外面部に印刷し得る。別の特に好ましい実施形態において、2つの円盤状のサイドキャップの双方の外面部及び円盤状のサイドキャップの外縁部には、ゲームのキャラクタ、絵柄、模様、及びテキストを印刷し得る。第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、少なくとも1つの印刷可能な表面を有することが好ましい。第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、少なくとも1つの印刷可能な外面部を有することが更に好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、対向する円盤状のサイドキャップは1つ又は複数の印刷可能な外面部を備える。
本発明は又、好ましくは、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、対向する円盤状のサイドキャップは1つ又は複数の印刷可能な外面部を備える。
前述したように、円盤状のサイドキャップは、1つ又は複数の印刷可能な表面を有し得るだけでなく、スイングボディの外殻も又、1つ又は複数の印刷可能な外面部を有し得る。
回転式の遊具の特に好ましい実施形態では、スイングボディの外殻及び対向する円盤状のサイドキャップの、1つ又は複数の外面部に印刷し得る。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、スイングボディも、対向する円盤状のサイドキャップもどちらも、1つ又は複数の印刷可能な外面部を備える。
言い換えると、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、スイングボディも、対向する円盤状のサイドキャップもどちらも、1つ又は複数の印刷可能な外面部を備える。
好ましくは、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、スイングボディも、対向する円盤状のサイドキャップもどちらも、1つ又は複数の印刷可能な外面部を備え、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能であり、好ましくは回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は一定である。
いくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップは、好ましくは、異なる直径を有し得る。第1の円盤状のサイドキャップは、第2の円盤状のサイドキャップと同じ形状を有することが好ましい。第1及び第2の円盤状のサイドキャップはそれぞれ、中心の玉軸受の外径又は第1の中心の凹部の直径に少なくとも等しい直径を有することが特に好ましい。円盤状のサイドキャップは異なる直径を有し得る。例えば、第1の円盤状のサイドキャップは、スイングボディの中心の玉軸受の外径に一致する直径を有し得る一方で、第2のサイドキャップは、スイングボディの外殻の外径に一致する直径を有し得る。この発明において、第1および第2の円盤状サイドキャップのための違った寸法の適切な組み合わせが可能である。
好ましい一実施形態において、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径よりも小さい、又は大きい直径を有する。別の好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径よりも小さい直径を有する。別の好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径よりも大きい直径を有する。特に好ましい実施形態において、双方の円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径に一致する、どちらも同じ直径を有する。
互いに対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、スイングボディ(S)の外径の0.3倍から1.5倍の範囲の直径を有し得る。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であることが好ましい。
円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の一方又は両方、及び/又はスイングボディ(S)が円筒形ではなく、径を定義する必要がある場合は、例えば正多角形の断面形状の場合、中心から外縁部までの最小距離を直径と見なす。
第1及び第2の円盤状のサイドキャップはそれぞれ、中心の玉軸受の外径又は第1の中心の凹部の直径に少なくとも等しい直径を有することが特に好ましい。好ましくは、第1及び第2の円盤状のサイドキャップがそれぞれ、第1の中心の凹部の直径に少なくとも等しい直径を有する。言い換えると、対向するサイドキャップの直径が、スイングボディの外殻の第1の中心の凹部の外径よりも大きいか、又は中心の玉軸受の外径よりも大きいこと好ましい。従って、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、円盤状のサイドキャップの直径はそれぞれ少なくともスイングボディの外殻の第1の中心の凹部の外径に一致することが、特に好ましい。従って、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、更に好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は少なくとも中心の玉軸受の外径に一致することが、特に好ましい。従って、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径はスイングボディの外殻の第1の中心の凹部の外径よりも大きいことが、特に好ましい。従って、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、更に好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は少なくとも中心の玉軸受の外径よりも大きいことが、特に好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、円盤状のサイドキャップはスイングボディの外径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を有する。
言い換えると、本発明は、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲である。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外殻の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2の円盤状サイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈する。
言い換えると、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2のサイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈する。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2のサイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2のサイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈し、スイングボディは3.0cmから6.0cmの外径及び0.8cmから2.0cmの幅を備える。
2つの互いに対向するサイドキャップは、好ましくは、互いに対向する円盤状のサイドキャップである。本明細書で使用される「円盤状」は、円盤の形状を有する物体又は平面を有する物体を指す。円盤は、好ましくは円筒形の幾何学的な物体であり、その半径はその厚さの何倍も大きい。しかしながら、本明細書で使用される円盤状のサイドキャップは、円筒状の形状の円盤状のサイドキャップを排他的に示すものではない。本明細書で使用される円盤状という用語は又、正多角形の断面形状などの他の外形を有する円盤状のサイドキャップをも指す。
本発明の遊具の第1及び第2の円盤状のサイドキャップは、好ましくは、様々な幅を有することができる。円盤状のサイドキャップの幅は、円盤状のサイドキャップの高さ又は円盤状のサイドキャップの厚さとも呼ばれ得る。例えば円盤状のサイドキャップが円筒形の場合、円盤状のサイドキャップの幅は円柱の高さを表す。本発明の回転式の遊具の好ましい実施形態において、円盤状のサイドキャップは、好ましくは0.2mmから5.0mm、好ましくは0.3mmから3.0mmの幅を有する。特に好ましくは1mmの幅である。好ましい一実施形態において、サイドキャップは、スイングボディ又は外殻の幅の0.05から0.5倍、好ましくは0.07から0.3倍、更に好ましくは0.1から0.2倍の範囲の幅を有する。
いくつかの好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは又、前述したものよりも広い幅を有し得る。例えば、円盤状のサイドキャップは又、スイングボディ又はスイングボディの外殻の幅に一致する幅を呈し得る。いくつかの好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの幅の0.05倍から1.0倍の範囲の幅を有する。特に好ましい実施形態において、それぞれの円盤状のサイドキャップは、スイングボディの幅に一致する幅を有する。
別の好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの幅は、第2の円盤状のサイドキャップの幅に一致し得る。第1及び第2の円盤状のサイドキャップが同じ幅を有することが特に好ましい。その他の好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップは、第2の円盤状のサイドキャップと異なる幅を有し得る。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有する。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2の円盤状サイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈し、スイングボディは3.0cmから6.0cmの外径及び0.8cmから2.0cmの幅を備え、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適している。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有し、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であり、第1及び/又は第2のサイドキャップは円筒形、及び/又は正多角形の断面形状を呈する。
本発明の遊具の好ましい一実施形態において、円盤状のサイドキャップはそれぞれ、縁、特に好ましくは両方の縁において、すなわち内面の縁の内側および外面の縁の外側において異なる寸法・形状の傾斜を有してもよい。
本発明の遊具の別の好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは又、円形、三角形、四辺形、五角形、六角形、七角形、八角形、又はその他の任意の多角形の断面形状の凹部を有し得る。多角形の断面形状は、好ましくは3個から10個の角部を有する正多角形であることが好ましい。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤形状のサイドキャップは、サイドキャップの縁に1つ又は複数の凹部を有する。これは、それぞれの円盤状のサイドキャップの縁にある凹部がサイドキャップの材料によって完全には取り囲まれていないことを意味する。言い換えると、円盤状のサイドキャップの縁の凹部は、外側の凹部、又は開いた凹部、又は外側に開いた凹部とも呼ばれ得る。別の好ましい実施形態では、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、それぞれのサイドキャップの材料によって完全に取り囲まれた1つ又は複数の凹部を有する。第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップのこの凹部は、内側の凹部と呼ばれ得る。第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外殻の外径と、スイングボディの外殻の内径又は第1の中心の凹部の直径との範囲内にある半径内に、1つ又は複数の外側及び/又は内側の凹部を有することが好ましい。第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤状のサイドキャップの1つ又は複数の内側の凹部は、中心の玉軸受の外径、外殻の内径、又は第1の中心の凹部の直径と、中心の玉軸受の内径、又はスイングボディの第2の中心の凹部の直径との範囲内にある半径内に無いことが好ましい。例示的な実施形態において、スイングボディの外殻の表面に、例えば、スイングボディの外殻の外径と外殻の内径との間の所定の半径で、所定の寸法の数字又はキャラクタをマーキングすることができ、外殻の表面、即ち第1の側面の外面部を第1の円盤状のサイドキャップによって覆うことができる。それに応じて、第1の円盤状のサイドキャップは同時に、スイングボディの外殻の外径と外殻の内径との間の所定の半径の凹部、例えば数字又はキャラクタの所定の寸法に応じた直径や形状を有する凹部、を有し得る。分り易く言えば、この例示的な実施形態における第1の円盤状のサイドキャップ上の例示的な凹部とは、「窓」、すなわちそれを通してスイングボディの外殻に表示された数字又はキャラクタが見える窓、好ましくは一度に数字又はキャラクタの1つだけが見える大きさの窓、を表す。更なる実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップについて前述したように、第2の円盤状のサイドキャップも又、凹部を有することができ、第2の円盤状のサイドキャップで覆われたスイングボディの表面、すなわち 第2の側面の外面部にも、数字又はキャラクタを印刷し得る。好ましい一実施形態において、回転式の遊具が提示され、例えば、前述したように、スイングボディの回転を開始した後にスイングボディにブレーキをかけて、特定の数字又はキャラクタが「窓」、又は第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップの凹部、を通して見えるように、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップ上に「窓」の役割を果たす凹部を設けるのと同時に、スイングボディの側面の外面部に数字又はキャラクタが印刷される。好ましい一実施形態において、円盤状のサイドキャップは又、別の追加の部品を組み付け得る中心の凹部を有し得る。この追加の部品は、例えば指用のハンドルであり得る。好ましい一実施形態において、この追加の部品は、回転式の遊具を指輪のようにユーザの手に装着できるように、ユーザの指を挿入し得る指用のリングの形態であり得る。別の好ましい実施形態では、この追加の部品は、例えば、紐をこのリングに通して、遊具をユーザの首の周りにネックレスのように着用したり、キーホルダーに取り付けたりできるように、リング又はアイレットの形状を有し得る。更なる実施形態では、追加の部品は、取り付け可能なキャラクタを表す形状であり得る。
本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態において、スイングボディと互いに対向する円盤状のサイドキャップとの間の距離は、0.1mmから3.0mmの範囲である。特に好ましい実施形態において、スイングボディと対向する円盤状のサイドキャップとの間の距離は、好ましくは0.1から3.0mm、0.3mmから2.0mm、更に好ましくは0.5mmから1.5mm、最も好ましくは0.8mmから1.2mmである。好ましい一実施形態において、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップとの間、及びスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップとの間の距離は等しい。言い換えると、第1の円盤状のサイドキャップは、スイングボディから、スイングボディから第2の円盤状のサイドキャップまでの距離と同じ距離にあることが好ましい。好ましい一実施形態において、スイングボディと円盤状のサイドキャップとの間の距離は、少なくともスイングボディが自由に回転できる大きさである必要がある。好ましい一実施形態において、スイングボディと円盤状のサイドキャップとの間の距離は、少なくともスイングボディが自由回転中に円盤状のサイドキャップによって制動されない大きさである必要がある。スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップとの間の距離は、好ましくはスイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との間の距離であり、スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップとの間の距離は、好ましくはスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との間の距離である。このように、2つの互いに対向する円盤状のサイドキャップの間の距離(B)は、好ましくは、スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との距離Bと、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との距離Bと、スイングボディの幅(B)とを加えたものである。従って、2つの対向する円盤状のサイドキャップの間の距離Bは、好ましくは和B+B+Bである。距離B及び距離Bは0.1mmから3.0mmの間であることが好ましく、0.1から0.3mmの間であることが特に好ましい。スイングボディと互いに対向する円盤状のサイドキャップとの間の距離B及び距離Bは、好ましくは0.1から3.0mm、0.3mmから2.0mm、更に好ましくは0.5mmから1.5mm、最も好ましくは0.8mmから1.2mmである。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適している。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有し、円盤状のサイドキャップはスイングボディの外径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を備え、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは円筒形及び/又は正多角形の断面形状を呈し、スイングボディと対向する円盤状のサイドキャップとの間の距離B又はBは、好ましくは0.1から3.0mm、0.3mmから2.0mm、更に好ましくは0.5mmから1.5mm、最も好ましくは0.8mmから1.2mmである。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップはスイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲の幅を有し、円盤状のサイドキャップはスイングボディの外径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を備え、第1及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは円筒形及び/又は正多角形の断面形状を呈し、外殻(M)は円筒形又は正多角形の断面形状を有し、回転自在なスイングボディ(S)の外殻(M)は好ましくは円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能であり、好ましくは回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は一定であり、好ましくは円筒状の外殻(M)の外径は一定である。
本発明の遊具のいくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップが、その外縁部において、円盤状のサイドキャップの内面部と回転自在なスイングボディとの距離B又はBよりも更に小さな、回転自在なスイングボディまでの距離を有するように、円盤状のサイドキャップの内面部の外縁部に1つ又は複数の延伸部を、又は円盤状のサイドキャップの内面部の外縁部の外周全体に渡って延伸部を有することが好ましい場合があり得る。自由に回転中のスイングボディまでの距離は、回転自在なスイングボディが回転を始めて自由に回転を続けるのに十分な最小の距離であることが特に好ましい。
本発明の回転式の遊具は、好ましくは、ユーザが一方の手で互いに対向する非回転式の円盤状のサイドキャップを保持し、その時、例えば他方の手の指を当てることによって、スイングボディを機械的に回転させる。ドイツ実用新案第20 2017 103662号、中国公開特許第107 754 323号、中国公開特許第107 395 815号、又は米国特許第9,914,063号 に記載のフィンガージャイロスコープなど、最新式のフィンガージャイロスコープの場合、使用される玉軸受の直径に一致する直径、又は第1の中心の凹部よりも僅かに大きい直径を有する側面のカバーキャップを備え、回転体が自由に回転できるように、フィンガージャイロスコープをこれらの側面カバーキャップで保持する必要がある。最新式のフィンガージャイロスコープは、多くの場合、2本又は3本の「ジャイロアーム」を備え、ジャイロアームを含む回転体の直径は、それぞれのフィンガージャイロで使用される玉軸受の直径の2倍以上、すなわち、側面のカバーキャップの直径の2倍以上の大きさとなる。このようなフィンガージャイロスコープを保持する場合、フィンガージャイロスコープが回転を始めて自由に回転を続け得るように、フィンガージャイロスコープの回転体に手が触れないようにすることが重要である。従って、最新式のフィンガージャイロスコープの全径は、ユーザの手のサイズに依存する最大直径に限定される。子供は大人に比べて手が小さく、回転式のスイングボディに触れずにサイドキャップだけでそのようなフィンガージャイロスコープを保持するには手と指が小さすぎる場合があるため、子供は最新式の全てのフィンガージャイロスコープを使用して遊ぶことができる訳ではない。フィンガージャイロスコープの全径が十分に小さかったとしても、スイングボディの自由な回転を確保するためには、最新式のフィンガージャイロスコープをフィンガージャイロの中央、つまり玉軸受のサイドキャップだけで保持する必要がある。このようなフィンガージャイロスコープを使用する場合、この前提条件は、運動障害を有するユーザや不器用なユーザにとって、不利で妨げになる可能性がある。
本発明の回転式の遊具は、好ましくは中心の玉軸受の直径よりも大きい直径を有する2つの円盤状のサイドキャップを備え、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディの外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であることが更に好ましい。従って、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲であることが好ましい。従って、本発明の回転式の遊具は、従来技術によるフィンガージャイロスコープの場合のように、限定された所定の位置で保持する必要がないという顕著な利点を提供し、フィンガージャイロスコープを保持したままで、スイングボディは自由に回転し得る。回転式の遊具を、円盤状のサイドキャップ上の任意の箇所で、簡単かつ便利に保持でき、回転式のスイングボディが妨げられることなく自由に回転し得るため、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の直径は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、更に好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にあることが特に有利である。このように、本発明の回転式の遊具は、取り扱いが容易でユーザの手のサイズに関係なく使用でき、運動障害を有するユーザ若しくは不器用なユーザにとって、又は特にあらゆる年齢の子供にとっても、操作が簡単であるため、最先端のフィンガージャイロスコープに勝る決定的な利点を提供する。これらの有利な特性のために、本発明の回転式の遊具は、幼稚園又は小学校の年齢の子供に特に適している。
前述したように、対向する円盤状のサイドキャップは、好ましくは、スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との距離Bと、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との距離Bと、スイングボディ(S)の幅(B)との合計で構成される2つの互いに対向する円盤状のサイドキャップの間の距離(B)を有する。言い換えると、対向するサイドキャップは、好ましくは、スイングボディ(S)の幅(B)よりも大きな、対向する円盤状のサイドキャップの間の距離(B)を有する。対向する円盤状のサイドキャップは、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径を有することが、特に有利である。好ましくはスイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径を有する対向する円盤状のサイドキャップを備える、本発明の回転式の遊具は、最新式のフィンガージャイロスコープのように、フィンガージャイロスコープの全径に対して、フィンガージャイロスコープの真ん中、通常はカバーキャップの、ごく狭い領域で回転式の遊具を保持する必要がないため、容易な取り扱いが実現でき、従来技術によるフィンガージャイロスコープに比べて有利な特性を備える。更に、不注意にスイングボディに触れてスイングボディの自由な回転を妨げることなく、最も外側の縁部、すなわち第1の円盤状のサイドキャップの外縁部(R1)と第2の円盤状のサイドキャップの外縁部(R2)とで、円盤状のサイドキャップを確実に保持し得るように、互いに対向する円盤状のサイドキャップが、スイングボディに対して距離B又はBを有することが有利である。例えば中国公開特許第107 320 973号に記載されたものなど、最新式のフィンガージャイロスコープでは、使用されている玉軸受よりも直径が大きい中心の凹部を備えたサイドカバーが提示されている。中央の延伸部を有する第2のカバーキャップが、このカバーの中心の凹部に挿入される。サイドカバーはスイングボディの外殻に埋め込まれているため、このフィンガージャイロスコープではカバーの内面部の間の距離は回転体の幅よりも小さくなっている。従って、このフィンガージャイロスコープには、カバーと回転中のスイングボディが高さの違いなしに互いに一体化するため、カバーの外縁で保持できないという欠点がある。中国公開特許第107 320 973号で開示されるカバーは回転式のハウジングに回転可能に連結されるカバーであるため、フィンガージャイロスコープをその中央で確実に保持することも重要となる。従って、中国公開特許第107 320 973号のカバーには、フィンガージャイロスコープを保持するために第2のカバーを挿入するための中心の凹部が設けられている。この様に、中国公開特許第107 320 973号によるカバーは、本発明の回転式の遊具の非回転式の円盤状のサイドキャップではない。更に、中国公開特許第107 320 973号によるカバーは、印刷に特に適した平坦な面を備えた円盤状のサイドキャップではない。
本発明の回転式の遊具の円盤状のサイドキャップは、プラスチック、ガラス、木材、又はアルミニウムなどの金属製であり得る。円盤状のサイドキャップは、ポリプロピレン(PP)、更に好ましくはポリ塩化ビニル(PVC)、特に好ましくはポリオキシメチレン(POM)製であることが好ましい。適切な材料のその他の非網羅的な例としては、鋳鉄、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金、銅合金、マグネシウム合金、チタン合金、亜鉛合金などの金属類;ホウケイ酸ガラス、ガラスセラミックス、石英ガラス、ソーダ石灰ガラスなどのガラス類のセラミックス、又はシリコン、炭化ケイ素、窒化ケイ素、炭化タングステンなどの工業用セラミックス;アルミニウム-炭化ケイ素、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)などの複合材料;木材や竹などの天然材料;エラストマ(例えば天然ゴム)などのポリマ又はプラスチック;アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、酢酸セルロース(CA)、イオノマ、などの熱可塑性プラスチック;ナイロン、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン熱可塑性プラスチック、ポリ塩化ビニル(PVC)、テフロン(商標)(PTFE)などのポリアミド;エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステルなどの熱硬化性プラスチックなどが挙げられる。いくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップは、異なる材料で作製し得る。いくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップは、同じ材料で作製し得る。円盤状のサイドキャップは同じ材料でできていることが好ましい。いくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップは、中心の玉軸受の直径よりも大きい直径を有し、いくつかの好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径の0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径を有する。従って、円盤状のサイドキャップを作製する材料は、特に円盤状のサイドキャップの外縁部(R1及びR2)、すなわち円盤状のサイドキャップの中心から最大距離にある位置、すなわち円盤状のサイドキャップの外半径の位置において、円盤状のサイドキャップに垂直に小さな圧縮力を加えられるとき、又は加えられるときに、塑性変形又は破損しないことが好ましい。第1又は第2の円盤状のサイドキャップを、対応する円盤状のサイドキャップの外縁部(R1又はR2)でスイングボディの方向に曲げて、円盤状のサイドキャップを塑性変形又は破損させるための圧縮力は、少なくとも50N、より好ましくは少なくとも60N、より好ましくは少なくとも70N、より好ましくは少なくとも80N、より好ましくは少なくとも90N、より好ましくは少なくとも100Nの圧縮力であることが好ましい。従って、円盤状のサイドキャップは、円盤状のサイドキャップの外縁に加える圧縮力又は加わる圧縮力によって、100N未満では塑性変形及び/又は破損しないことが特に好ましい。
これは、一方又は両方の円盤状のサイドキャップが、最大ではスイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との間の距離B4、及び/又は スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との間の距離B に好ましくは一致する、たわみfで曲げられる場合に、特に円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディ(S)の直径以下である場合に、円盤状のサイドキャップが、塑性変形又は破損が発生しない材料でできていることが特に好ましい。このような材料には、ガラス、PMMAなどのプラスチック、非晶質プラスチック及び脆性プラスチック、ガラス繊維強化プラスチック、又は木材が含まれるが、これらには、ある種の軟質プラスチック、金属、又は金属合金に見られる永久的な塑性変形ではなく、大きな応力下での破壊が発生する。力は、ベクトルで表し得る有向物理量である。力の説明には、その大きさだけでなく、力が作用する方向も必要である。力ベクトルの大きさと方向に加えて、その作用点も力の効果に影響する。従って、本明細書で使用される場合、「圧縮力」という用語は、円盤状のサイドキャップが自由に回転中のスイングボディに向かって移動し得るように、円盤状のサイドキャップに回転自在なスイングボディの方向に垂直に作用する力を意味する。本明細書で使用される「圧縮力」という用語は、好ましくは、円盤状のサイドキャップを圧縮するために、すなわち、回転自在なスイングボディがその位置に固定されるように、回転自在なスイングボディの方向にそれぞれのサイドキャップを押すために必要な力を指す。ここで、回転自在なスイングボディがその位置に固定されるということは、本明細書においては、既に回転中のスイングボディを制動することも意味する。回転自在なスイングボディをその位置に固定するのに必要な圧縮力の大きさは、円盤状のサイドキャップの外縁部で最も低くなるので、「圧縮力」は、円盤状のサイドキャップの外縁部に作用することが好ましい。本明細書で使用される場合、「加えられる圧縮力」という用語は、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部に加えられる力の大きさを指し、「加えられる圧縮力」は、好ましくは、円盤状のサイドキャップを回転自在なスイングボディに向けて動かすための最小の大きさを有する必要がある。加えられる圧縮力の大きさが、回転自在なスイングボディに向けて円盤状のサイドキャップを動かすのに必要な最小の大きさよりも小さい場合、円盤状のサイドキャップは、回転自在なスイングボディに向かって動かされない。最小の大きさに達するまで圧縮力の大きさが連続的に増加する場合、円盤状のサイドキャップの外縁部が回転自在なスイングボディに向かって動かされ、回転自在なスイングボディがその位置に固定される。
本明細書で使用される場合、「加えられる圧縮力」という用語は、円盤状のサイドキャップがその位置に保持されるとき、又は円盤状のサイドキャップが圧縮されるとき、すなわち、例えば、回転自在なスイングボディがその位置に固定され、一定時間その位置に固定されたままになるように、円盤状のサイドキャップが回転自在なスイングボディに向かって動かされたときに、作用する力を意味する。回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップの外縁部に加えられた圧縮力によって、円盤状のサイドキャップが回転自在なスイングボディ向かって外縁部で動かされると、回転自在なスイングボディは、加えられる圧縮力が一定に保たれている限り、その位置に固定された状態を保つ。加えられる圧縮力の大きさが減少すると、すなわち、加えられる圧縮力が低下すると、円盤状のサイドキャップは、好ましくは、圧縮力が加えられる前の位置、言い換えると、円盤状のサイドキャップは、圧縮力を加える前と同じ回転自在なスイングボディまでの距離を再び取り戻す。従って、加えられる圧縮力は、好ましくは、回転自在なスイングボディがその位置に固定された状態を保つように、サイドキャップを圧縮された位置に保持するために加えなければならない円盤状のサイドキャップの外縁部における力に一致する。従って、加えられる圧縮力の減少は、円盤状のサイドキャップが元の開始位置に戻るように開放することにも対応する。
更に、円盤状のサイドキャップが、最大ではスイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との間の距離B4、及び/又はスイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との間の距離B に好ましくは一致する、小さなたわみfで曲げられる場合に、特に円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディの直径(S)以下である場合に、力を加えるのを止めた後には円盤状のサイドキャップが元の状態に戻るように、本質的に弾性的な変形が起こることが好ましい。従って、円盤状のサイドキャップが作られる材料は、好ましくは0.1mmから3.0mm、0.3mmから2.0mm、更に好ましくは0.5mmから1.5mm、最も好ましくは0.8mmから1.2mmの小さなたわみfだけ曲げられたときに、円盤状のサイドキャップが塑性変形したり壊れたりしないように、弾性的、粘弾性的、又は基本的に弾性的に振る舞うことが好ましい。
又、回転式の遊具をその位置に保持したときに、円盤状のサイドキャップの曲げが既に発生してしまい、小さな圧縮力がかかっただけで円盤状のサイドキャップがその外縁部で回転自在なスイングボディに向かって動いてしまい、回転自在なスイングボディをその位置に固定してしまうことがないように、円盤状のサイドキャップが作られる材料は、好ましくは非常に弾力的な柔らかい材料ではないこと、すなわち、小さな弾性係数を備えた材料ではないことが好ましい。本発明の回転式の遊具は、好ましくは、対向する円盤状のサイドキャップを有し、回転式の遊具はその中央部だけに限らず、サイドキャップ(K1及びK2)の外縁部(R1又はR2)でも、回転体の回転を妨げずに、すなわち、回転式のスイングボディをその位置に固定してしまうことなく、保持できるように、対向する円盤状のサイドキャップは、好ましくは、スイングボディの直径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径、及び好ましくはスイングボディの直径と同じ直径を有する。この様に、固定するために圧縮力が加えられる場合でも、又は保持中に加えられる圧縮力が円盤状のサイドキャップ(K1またはK2)の最も外側の外縁部(R1またはR2)に加えられる場合でも、特に円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディの直径(S)以下である場合でも、最大ではスイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との間の距離B4、及び/又は スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との間の距離B に好ましくは一致する、円盤状のサイドキャップのたわみfを発生させないこと、そして 円盤状のサイドキャップが回転式のスイングリングに接触して、スイングボディの自由回転が妨げられ、回転自在なスイングリングをその位置に固定してしまうことがないことが好ましい。従って、たわみfは、最大ではスイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部との間の距離B4、及び/又はスイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の内面部との間の距離B に好ましくは一致するが、円盤状のサイドキャップをたわみfだけ曲げるのに必要な圧縮力又は加える圧縮力は、特に円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディ(S)の直径以下である場合、好ましくは15N以上、好ましくは14N以上、より好ましくは13N以上、より好ましくは12N以上、より好ましくは11N以上、特に好ましくは10N以上、特に好ましくは5N以上である。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)に垂直に圧縮力が加えられるとき、最大40N、好ましくは最大50N、好ましくは最大60N、好ましくは最大70N、好ましくは最大80N、好ましくは最大90N、好ましくは最大100Nでも塑性変形又は破損せず、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)に垂直に圧縮力が加えられるとき、5N未満、好ましくは10N未満、好ましくは15N未満では、変形又は破損しないのと同時に、回転自在なスイングボディ(S)に向かって動かず、回転自在なスイングボディ(S)をその位置で固定してしまうことはない。
本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、スイングボディ(S)の外径の0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径を有し、対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1、I2)の間の距離(B)は、スイングボディ(S)の幅(B)よりも大きく、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)に垂直に係合力が加えられて圧縮力にさらされても、最大40N、好ましくは最大50N、好ましくは最大60N、好ましくは最大70N、好ましくは最大80N、好ましくは最大90N、好ましくは最大100Nでも塑性変形又は破損せず、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)に垂直に圧縮力が加えられるとき、5N未満、好ましくは10N未満、好ましくは15N未満では、曲がったり破損したりしない。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)に回転軸と同じ方向に5Nから100Nの範囲の圧縮力が加えられるとき、好ましくは8Nから90N、好ましくは10Nから80N、好ましくは12Nから70N、好ましくは14Nから60N、好ましくは16Nから50N、好ましくは18Nから40N、好ましくは20Nから35Nの圧縮力で、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、回転自在なスイングボディ(S)に向かって可逆的に動き得る。
本発明のリング状遊具は、子供のゲームの一部であり、そのために、スイングボディ(S)の外殻(M)に、平坦で、回転軸の方向に沿って見ることのできる、印刷可能な表面を有する必要があるのと共に、サイドキャップ(K1)及び(K2)をスイングボディ(S)に向けて押し付けて停止と固定を行い、回転中のスイングボディ(S)を止めて、印刷された模様の1つを選択できるようにする必要がある。圧縮力は、約14Nから60N、好ましくは16Nから50N、好ましくは18Nから40N、好ましくは20Nから35Nの、子供にとって快適な範囲になければならない。圧縮力を再び下げると、スイングボディ(S)の押し付け状態が切り替わり、サイドキャップ(K1)と(K2)が元の位置に戻り、スイングボディ(S)を再び回転させて停止させ得る。リング状遊具で、こうした回転と停止のサイクルを数百万回実行し得る。
本発明の回転式の遊具の、従来技術によるフィンガージャイロスコープと比較しての更なる利点は、本発明の回転式の遊具の円盤状のサイドキャップが、印刷のためのより大きな表面を提供することである。ドイツ実用新案第20 2017 103662号、中国公開特許第107 754 323号、中国公開特許第107 395 815号、又は米国特許第9,914,063号 に記載の最新式のフィンガージャイロスコープは、保持するとほぼ完全に指で覆われるカバーキャップを装備している。円盤状のサイドキャップが、中心の玉軸受の直径よりも大きい直径を有し、その直径が、スイングリングの直径の、好ましくは0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、更に好ましくは0.9倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.1倍、更に好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある場合、印刷されるキャラクタ、模様、形状、及びテキストが指で覆われないように、円盤状のサイドキャップの外面部が印刷可能であることが好ましい。スイングボディの側面の外面部に印刷することに比較して、円盤状のサイドキャップに印刷することの利点は、円盤状のサイドキャップが回転しないこと、すなわち回転自在でないことであり、その結果、スイングボディが回転していても、キャラクタ、模様、絵柄、及びテキストがはっきり見えることである。この様に、最新式のフィンガージャイロスコープは、印刷可能な同等の表面を提供せず、これらのフィンガージャイロスコープを使用するとき、すなわち遊ぶときに、回転体が回転している間も、キャラクタ、模様、絵柄、及びテキストがはっきり見える。中国公開特許第107 320 973号による最新式のフィンガージャイロスコープでさえカバーは回転し、回転体に回転可能に接続されているため回転体と共に回転する。回転していない状態の、又は非回転式の円盤状のサイドキャップへのキャラクタ、模様、絵柄、及びテキストの表示は、本発明の回転式の遊具を使用するとき、すなわち遊ぶとき、すなわち本発明の回転自在なスイングボディが回転しているとき、印刷面のもたらす喜びや楽しさが増す。
好ましい実施形態において、本発明の回転式の遊具の円盤状のサイドキャップは交換し得る。最新式のファンガージャイロスコープのカバーキャップが回転していないときには、握っている間は指でその大部分が覆われ、回転しているときには、回転運動によって回転体の外側の外側面にあるキャラクタ、模様、絵柄、及びテキストがはっきりと明確には見えず、最先端のフィンガージャイロスコープのカバーキャップを交換しても、遊ぶ楽しさは増さない。本発明の回転式の遊具において、キャラクタ、模様、絵柄、及びテキストは、保持されたときに完全には覆われないことが好ましく、その結果、ユーザは、自分の好みに応じて円盤状のサイドキャップを自由に交換し、キャラクタ、模様、絵柄、及びテキストが印刷された異なる円盤状のサイドキャップを使用し得る。この様に、本発明の回転式の遊具は、使用中に回転しない円盤状のサイドキャップに個別に印刷された外面部を有する、有利な回転式の遊具を提供することができ、回転式の遊具が回転しているときにも、多くのユーザ、特に子供が楽しむことのできる喜びを提供する。
本発明の回転式の遊具の更なる利点は、円盤状のサイドキャップにキャラクタ、模様、絵柄、形状、及びテキストを1つ又は複数のマーキングの形で印刷し、回転自在なスイングボディの回転を停止した後、回転式の遊具の外縁部の印刷領域、円筒形の外殻の場合には円筒面又は外殻の表面の印刷領域を、マーキングによって指し示し得ることである。最新式のフィンガージャイロスコープでは、指で持ったときにそのようなマーキングが必然的に覆われ、ユーザが手間をかけて指を持ち上げて、どの領域が選択されたのか確認する必要がある。最新式のフィンガージャイロスコープの回転体は自由に回転する物体であるため、特にそのようなフィンガージャイロスコープを保持しているユーザの手や指が動いてしまった場合、回転体が意図せずに回転したり動いたりし続ける可能性が高い。従って、本発明の回転式の遊具は、回転式のスイングボディの直径の好ましくは0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、更に好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある対向する円盤状のサイドキャップを備えるように構成され、好ましくは印刷可能なより大きな外面部を有する円盤状のサイドキャップを提供することによって、楽しさよりを高めるための機能を容易且つ便利にゲームに統合し得る。この回転式の遊具は又、円盤状のサイドキャップが外縁部で、回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、回転自在なスイングボディに向かって動き得ることが好ましく、その結果、最新式のフィンガージャイロスコープとは対照的に、固定された状態の回転自在なスイングボディは自由に回転できないため、回転自在なスイングボディの意図しない回転又は移動を防止し得る。
最新式のフィンガージャイロスコープの不利な点の1つは、専ら回転体を回転させることの面白さや楽しさを提供するように設計されている、ということにある。このため、最新式のフィンガージャイロスコープを提供する際の主な焦点は、回転中に追加の効果、例えば組み込み式のLEDによる光の効果を提示する回転体を提供することである。最も単純な形では、最新式のフィンガージャイロスコープで達成される視覚効果は、フィンガージャイロスコープが2本又は3本以上の「ジャイロアーム」を備えているのに対し、回転中は2本又は3本以上の「ジャイロアーム」がもはやはっきりと明確には見えず区別もできず、ユーザの目には、2本又は3本以上の「ジャイロアーム」を備えた回転体は円形で丸く映る。
本発明の回転式の遊具は、円盤状のサイドキャップの外面に印刷することができ、円盤状のサイドキャップの直径が、好ましくはキャラクタ、模様、絵柄、及びテキストが完全に覆われてしまわない程度に十分に大きく、スイングボディの外殻、好ましくは外殻の外フレーム、すなわち外殻の円筒外殻表面、又は円筒形の外殻の場合は円筒面に、1つ又は複数の印刷可能な表面を有し、その結果、従来技術におけるフィンガージャイロスコープの視覚効果を、最新の技術から本発明の回転式の遊具へと統合し得る、という有利な特性を呈する。この様に、本発明の回転式の遊具を使用して、回転中のキャラクタ、模様、絵柄、及びテキストの表示、並びに回転式のスイングボディを有する回転式の遊具の回転による視覚効果を、同時に、優先的に提供し得る。意外にも、印刷可能な非回転式の表面と印刷可能な回転式の表面とのそうした組み合わせは、本発明の回転式の遊具で遊ぶことの面白さや楽しさを高めプラスする効果を提供することが判明した。
回転自在なスイングボディの直径の好ましくは0.5倍から1.5倍、更に好ましくは0.5倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.4倍、更に好ましくは0.7倍から1.3倍、更に好ましくは0.8倍から1.4倍、更に好ましくは0.8倍から1.3倍、更に好ましくは0.7倍から1.2倍、更に好ましくは0.8倍から1.2倍、更に好ましくは0.7倍から1.1倍、更に好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある、2つの非回転式の互いに対向する円盤状のサイドキャップの間に配置された、一方では扱いやすさと、他方では回転自在なスイングボディの楽しさと印刷可能な非回転式の外面部の楽しさとを兼備し、遊びの楽しさを増すための更なる機会を提供する、回転自在なスイングボディを、本発明によって提供することによって、本発明の回転式の遊具で遊ぶことの楽しさを高めることを実現する。これらの有利な特性により、本発明は、特に、遊びの楽しみが長期間に渡って維持され、回転式の遊具で遊ぶことへの動機及び関心が長期間に渡って維持される、或いは更に高められる、回転式の遊具を提供する。更に、本発明の回転式の遊具の有利な技術的特徴により、教育学的に価値のある機能も又、回転式の遊具を用いて遊びのプロセスに統合でき、特に子供にとって、遊びの喜びに加えて有益で前向きな学習効果を生み出す。
いくつかの実施形態では、円盤状のサイドキャップが作られる材料は、高い弾性係数Eを有する金属、又は例えば鋼、ステンレス鋼などの金属合金であり得る。与えられた幾何学的形状を有する材料を曲げるのに必要な力は、使用される材料の材料定数、及び材料の幾何学的形状と応力に依存する。円盤状のサイドキャップを曲げるのに必要な力は、力が加えられる場所によって異なる。円盤状のサイドキャップに対して垂直に力が作用する場合、円盤状のサイドキャップを最大のたわみで曲げるために必要な圧縮力は、圧縮力が円盤状サイドキャップの中心から最大距離にある箇所、すなわち、好ましくは円盤状のサイドキャップ(K1又はK2)の外縁部(R1又はR2)に作用するときに最も低くなる。従って、中心までの距離が最大になるのは、円盤状のサイドキャップの外縁部である。そのため、自由回転中のスイングボディをその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップを回転自在なスイングボディに向かって動かすために加えられる最小の圧縮力は、円盤状のサイドキャップの直径、円盤状のサイドキャップの内面部の中央の延伸部の直径、円盤状のサイドキャップの内面部の中央の延伸部の形状、円盤状のサイドキャップの厚さ、幅、又は高さ、及び円盤状のサイドキャップを構成する材料の材料定数に依存する。サイドキャップが高い、厚い、又は広いほど、サイドキャップの半径が小さくなるほど、及び材料が硬くなるほど(例えば弾性係数が高くなるほど)、加えるべき圧縮力は高くなる。材料を曲げる場合、その材料は弾性的、非弾性的、粘弾性的、又は塑性的であり得る。例えば、材料を塑性変形させたり、特定のたわみで破損させたり、力を加えるのを止めた後に材料を弾性的に初期状態に戻すことができるように、特定のたわみで弾性変形させたりし得る。
円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディの直径以下の場合、円盤状のサイドキャップは、自由回転中のスイングボディに向かって、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離B又はBまでのみ、移動し得る、すなわち内側にたわみ得る。従って、円盤状のサイドキャップは、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離だけ変形するときに、塑性変形又は破損しないことが好ましい。そのため、円盤状のサイドキャップとスイングボディとの間の距離に注意する必要がある。円盤状のサイドキャップは、スイングボディの外径の好ましくは0.5倍から1.5倍、より好ましくは0.5倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.4倍、より好ましくは0.7倍から1.3倍、より好ましくは0.8倍から1.4倍、より好ましくは0.8倍から1.3倍、より好ましくは0.7倍から1.2倍、より好ましくは0.8倍から1.2倍、より好ましくは0.7倍から1.1倍、より好ましくは0.8倍から1.1倍、より好ましくは0.9倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.1倍、より好ましくは0.95倍から1.05倍の範囲にある直径であることが好ましい。例えば、円盤状のサイドキャップの直径がスイングボディの直径の1.2倍である場合、円盤状のサイドキャップは、その外縁部において、距離B又はBよりも大きくたわみ得る。円盤状のサイドキャップは、このたわみでも塑性変形せず、破損しないことが好ましい。
別の好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップとスイングボディは適切な間隔を有し、その結果、例えば、円盤状のサイドキャップに垂直に内向きの力を、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部に加えることができ、事前に回転状態にあるスイングボディを減速させる。回転式の遊具の例示的な実施形態では、上記の力は、サイドキャップの外縁部で2本の指で一緒に遊具を押すことによって加え得る。好ましい一実施形態において、回転自在なスイングボディは、円盤状のサイドキャップを一緒に、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部で一緒に押すことによって減速される。回転中の回転自在なスイングボディにブレーキをかけるためには、少なくとも20Nの圧縮力を円盤状のサイドキャップの外縁部に加える必要がある場合が好ましい。
言い換えると、円盤状のサイドキャップとスイングボディとが適切な距離を有し、その結果、円盤状のサイドキャップの外縁部を回転自在なスイングボディに向かって動かして、回転自在なスイングボディをその位置に固定し得ることが好ましい。本明細書で使用する「固定」とは、事前に回転させたスイングボディが停止するまで、回転自在なスイングボディにブレーキがかかり、停止したスイングボディを回転させ得ない状態を意味する。言い換えると、回転自在なスイングボディが固定されると、その位置は維持される。回転式の遊具の例示的な実施形態では、円盤状のサイドキャップに垂直に作用する力は、サイドキャップの外縁部で2本の指で一緒に遊具を押すことによって加え得る。好ましい一実施形態において、円盤状のサイドキャップを圧縮することによって固定されたスイングボディは、圧縮力が加えられているため、回転し得ない。円盤状のサイドキャップが圧縮されなくなったとき、すなわち、加えられた圧縮力が減少したときのみ、円盤状のサイドキャップは、好ましくは、圧縮力が加えられる前の位置、すなわち、圧縮力が加えられる前と同じ回転自在なスイングボディまでの距離に戻り、その結果、回転自在なスイングボディはもはや固定されず、すなわち再び自由に回転可能になり、従って再び回転し得る。
サイドキャップの外縁部を一緒に押してスイングボディの回転を減速したり停止したりするために、サイドキャップは、所定の力で曲げることのできる材料で作られていること、従って、円盤状のサイドキャップが曲がること、すなわち円盤状のサイドキャップの外縁部にたわみfを生じさせること、そして、この材料で作られた円盤状のサイドキャップは、実質的に弾性的に変形し、力を加えるのを終えたとき、又は止めた後には、元の状態に戻ることが好ましい。サイドキャップは、圧縮によって、すなわち加えられる圧縮力によって、塑性変形又は永久変形しないことが特に好ましい。言い換えると、スイングボディの回転を減速するため、又はスイングボディを固定するために、円盤状のサイドキャップの外縁部を一緒に押し付ける場合、円盤状のサイドキャップが作られる材料は弾性変形し、従って円盤状のサイドキャップが弾性変形することが好ましい。
円盤状のサイドキャップの内面部がスイングボディからそれぞれ距離B4 またはB5 にある場合、円盤状サイドキャップ、好ましくは円盤状サイドキャップの外縁に垂直に働く内部方向に向けた圧縮力によって、円盤状のサイドキャップは内側に曲がり、すなわち、距離B4 またはB5 を動き、すなわち。スイングボディの方向または互いの方向に、すなわち、自由回転スイングボディに向けて動く。これにより、円盤状サイドキャップとスイングボディが接触し、すなわち、円盤状サイドキャップがスイングボディの方向に曲がって、円盤状サイドキャップとスイングボディが接触する。よって、スイングボディを回転させた後に、摩擦力によってスイングボディの回転が停止され、スイングボディがその位置に停止される。この後、圧縮力を弱めると、円盤状サイドキャップは平常状態に復帰する。換言すると、上記の力を取り除いた後、スイングボディとの距離B4 またはB5 を取り戻し、圧縮する前の位置に戻る。言い換えると、力を加えることを終了した、又は止めた後、スイングボディへの距離B4又はB5 が再び同じ値、つまり、円盤状のサイドキャップに圧縮力を加える前の位置に戻る。言い換えると、円盤状のサイドキャップの少なくとも1つは、好ましくは距離B4 又はB5に等しいたわみfだけ曲がり、すなわち、円盤状のサイドキャップは、たわみf=B4又はたわみf=B5で塑性変形又は破損せず、すなわち、円盤状のサイドキャップが作られる材料は、たわみf=B4又はたわみf=B5で基本的に変形する。距離B5の位置にある円盤状のサイドキャップは、その外縁部が圧縮力を加えると、あるいは圧縮力が加えられると弾性的に曲げられ、回転自在なスイングボディの回転に制動ブレーキがかかるか、又は回転自在なスイングボディがその位置に固定される。この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
円盤状のサイドキャップの内面部がスイングボディからそれぞれ距離B またはB にある場合、円盤状サイドキャップ、好ましくは円盤状サイドキャップの外縁に垂直に働く内部方向に向けた圧縮力によって、円盤状のサイドキャップは内側に曲がり、すなわち、距離B またはB を動き、すなわち。スイングボディの方向または互いの方向に、すなわち、自由回転スイングボディに向けて動く。これにより、円盤状サイドキャップとスイングボディが接触し、すなわち、円盤状サイドキャップがスイングボディの方向に曲がって、円盤状サイドキャップとスイングボディが接触する。よって、スイングボディを回転させた後に、摩擦力によってスイングボディの回転が停止され、スイングボディがその位置に停止される。この後、圧縮力を弱めると、円盤状サイドキャップは平常状態に復帰する。換言すると、上記の力を取り除いた後、スイングボディとの距離B またはB を取り戻し、圧縮する前の位置に戻る。言い換えると、力を加えることを終了した、又は止めた後、スイングボディへの距離B又はB が再び同じ値、つまり、円盤状のサイドキャップに圧縮力を加える前の位置に戻る。言い換えると、円盤状のサイドキャップの少なくとも1つは、好ましくは距離B 又はBに等しいたわみfだけ曲がり、すなわち、円盤状のサイドキャップは、たわみf=B又はたわみf=Bで塑性変形又は破損せず、すなわち、円盤状のサイドキャップが作られる材料は、たわみf=B又はたわみf=Bで基本的に変形する。距離Bの位置にある円盤状のサイドキャップは、その外縁部が圧縮力を加えると、あるいは圧縮力が加えられると弾性的に曲げられ、回転自在なスイングボディの回転に制動ブレーキがかかるか、又は回転自在なスイングボディがその位置に固定される。この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。
円盤状のサイドキャップの外縁部に加えられる力とは、円盤状のサイドキャップに垂直に加えられる力あるいは加える力、作用点への力、又は圧縮力が、円盤状のサイドキャップの中心からの最大距離、すなわち、円盤状のサイドキャップの外半径に相当する位置に加えられることを意味する。円盤状のサイドキャップが円筒形である場合、力は、円盤状のサイドキャップの外縁部、すなわち、円盤状のサイドキャップの外半径の距離で、円盤状のサイドキャップの外縁部における外周上の任意の点に作用し得る。円盤状のサイドキャップが三角形、四角形、五角形、六角形、八角形、又はその他の多角形の断面形状を有し、好ましくは三角形、四角形、五角形、六角形、八角形、又は多角形の断面形状が正多角形である場合、加えられる圧縮力は中心から最大距離にある円盤状のサイドキャップの外縁部に適用される。正多角形の場合、前述したように、多角形の角部はすべて1つの仮想円上にある。従って、円盤状のサイドキャップの中心までの半径が角部で最大になるため、円盤状のサイドキャップの外縁部に作用する圧縮力は正多角形の角部に作用することが好ましい。円盤状のサイドキャップの外縁部に作用する圧縮力は、好ましくは一定の肉厚(W)と一定の外半径を有する中空円筒の形態の、回転自在なスイングボディの円筒形の外殻の範囲内で、円盤状のサイドキャップの外周の任意の点に加え得るので、円筒形の外殻、好ましくは中空円筒の形態の円筒形の外殻が特に好ましい。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形で、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能である。
第1及び第2の円盤状のサイドキャップが、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、又は多角形の断面形状を有し、好ましくは正多角形の形態である場合、加えられる圧縮力が回転中のスイングボディの両側の対向する点に作用し得るように、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの正多角形の角部が、互いに重なり合うことが好ましい。従って、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部に、好ましくは円盤状のサイドキャップの中心から最大の距離、すなわち円盤状のサイドキャップの外半径に、円盤状のサイドキャップに垂直かつ内向きに力を加える前に、第1の円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離がBであり、第2の円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離がBである場合、この力を加えることを終えたとき、又はこの力を解除したとき、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離は、元の距離のままであること、又は元の距離に同じであることが特に好ましい。すなわち、B(力を加える前)= B(力を加えるのを終えた後)かつB(力を加える前)= B(力を加えるのを終えた後)であることが好ましい。従って、自由回転中のスイングボディをその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップがその外縁部において、加えられる圧縮力によって自由回転中のスイングボディに向かって可逆的に動き得ることが好ましい。
円盤状のサイドキャップが、少なくとも円盤状のサイドキャップと回転自在なスイングボディとの間の距離、すなわち、距離B又はBと同じ距離だけたわんで、その結果、回転中のスイングボディにブレーキがかかるように、又は回転自在なスイングボディがその位置に固定されるように、少なくとも20Nの圧縮力を、円盤状のサイドキャップに対して垂直に、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部に加える必要があることが好ましい。最新の技術として知られる方法を使用して、当業者は、該当する技術的な公称設計強度の値を決定し、所定の材料に関する応力-ひずみ図を作成し得る。応力-ひずみ図は、いくつかの範囲に区分される。すなわち、ひずみが応力に比例しフックの法則が適用される線形弾性範囲、変形がまだ可逆的である、つまり弾性はあるがもはや応力に比例しない非線形弾性範囲、及び変形が部分的に塑性であり、不可逆的である弾塑性範囲である。弾性限界を超えると、構成部品又は材料に永久変形が生じる。従って、円盤状のサイドキャップは外縁部において、回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップは外縁部において、加えられる圧縮力によって、回転自在なスイングボディに対して可逆的に動き得ること、そして、その外縁部に回転自在なスイングボディに向かってたわみfが生じても、円盤状のサイドキャップの材料の弾性限界を超えないことが好ましい。
材料の強度は、破壊が発生する前に機械的負荷に耐える能力を表し、機械的応力σ(断面積当たりの力(N/mm2))で表される。破壊は、許容できない変形、特に塑性変形、永久変形、又は破断であり得る。材料の種類、材料の状態、温度、荷重、及び荷重速度に応じて、さまざまな強度を実現し得る。従って、材料の強度は、材料自体、応力の時間的経過、及び応力の種類に依存する。
材料の剛性は、ひずみと機械的応力との関係を表し、力又はモーメント(曲げモーメント又は捩りモーメント)による弾性変形に対する物体の抵抗を表す。構成部品の剛性は、材料の弾性特性(弾性係数)だけでなく、構成部品の形状にも依存する。曲げ剛性は、材料の弾性係数(E)と断面二次モーメント(I)の積である。物体の反りは、加えられた曲げモーメントに比例し、曲げ剛性に反比例する。曲げモーメントは、細い構成部品(梁材など)又は薄い構成部品(板材など)に荷重をかけ、その結果、構成部品を曲げるモーメントである。モーメント荷重の影響を判断するためには、曲げモーメントの経過が考慮される。たとえば、梁の場合、梁の長さ方向のアライメントが考慮される。一般的に、構成部品の変形又は曲げ線、及び結果として生じる機械的応力又は曲げ応力は、それらを材料の最大許容応力又は強度と比較するために測定される。たとえば、一端を固定支持された梁は、距離Lの自由端に点荷重Pとして力Fを負荷し得る。断面及び材料特性は梁に沿って一定であることが好ましい。曲げモーメントは、荷重点ではゼロであり、固定点を限度に最大値M=F-Lまで直線的に増加する。
弾性とは、力の作用によって形状が変化し、力が作用しなくなると元の形状に戻る物体又は材料の特性である。一般に小さな変形で発生しフックの法則で説明される線形弾性挙動と、応力が非線形に変形に依存する非線形弾性挙動とは、区別される。たわみ力を取り除いた後も変形が残っている場合、これを弾性ヒステリシスと呼ぶ。全ての材料について、弾性範囲には限界があり、それを超えると非弾性挙動が観察される。e-モジュラスとしても知られる弾性係数(E)は、線形弾性挙動の場合の固体の変形中の応力とひずみの比例関係を表す材料工学の材料パラメータである。弾性係数は、フックの法則における比例定数である。弾性係数の値が大きいほど、材料がその弾性変形に対して示す抵抗が大きくなる。弾性係数の高い材料(例えば鋼)で作られた構成部品は、弾性係数の低い材料(例えばゴム)で作られた同じ構造の構成部品よりも剛性が高くなる。弾性係数は、絶縁耐力の下での微小な歪みの変化を伴う一軸荷重の下での応力-ひずみ図のグラフの勾配として定義される。ほとんどの材料には少なくとも幾分かの線形弾性範囲があり、これはフックの範囲とも呼ばれる。現実の材料には弾性限界があり、その範囲内で弾性変形し、それを超えると破壊などの散逸過程が発生する。フックの法則は、固体の変形が加えられた荷重に比例する場合の固体の弾性変形(線形弾性挙動)を説明する。この手法は、負荷が大きすぎない場合の金属に加え、ガラスやセラミクス、シリコンなどの硬くて脆い材料の場合、破断点にまで度々適用される。
降伏強度は材料パラメータであり、原材料または材料が一軸荷重及びトルクのかからない引張応力下で永久的な塑性変形を示さない上限の応力を表す。降伏強度が不足している場合、負荷を解除すると弾性的に元の形状に戻る材料でも、降伏点を超えると形状の変化、すなわち、引張試験の場合は伸び、曲げの場合は永久的な反りが残る。他のタイプの材料の応力における降伏強度に対応する特性値は、押しつぶし強度、曲げねじり限界と呼ばれ、同じく降伏や弾性限界という包括的な用語で表現される。従って、 サイドキャップの外縁部における、回転自在なスイングボディに向かう方向にたわみfを生ずることによって、円盤状のサイドキャップの材料の降伏強度又は曲げ強度を超えないことが好ましい。
材料の弾性限界は、それ以下では材料が弾性変形する、つまり応力が除去されると元の形状に戻る(可逆変形する)、機械的な応力の大きさである。弾性限界を超えると、不可逆的な伸び、圧縮、又は塑性変形が発生する。弾性限界の数値は、他の材料パラメータに加えて、機械構造の強度と安定性を計算及び決定するために使用される。
意外にも、円盤状のサイドキャップを外縁部で、スイングボディとサイドキャップの内面部との間の距離だけ、又は距離B若しくはBだけ、曲げたり動かしたりするためには、そして回転中のスイングボディにブレーキをかけたり回転自在なスイングボディをその位置に固定するためには、円盤状のサイドキャップの幅が小さいほど、サイドキャップと回転自在なスイングボディとの間の距離が小さいほど、更に加えられる圧縮力の作用点が円盤状のサイドキャップの中心から離れて、円盤状のサイドキャップの外径と中央の延伸部の外径との間の差が大きいほど、円盤状のサイドキャップの外縁部に加えるべき圧縮力が低くなることが判明した。
従って、円盤状のサイドキャップの内側面の中央の延伸部の直径も重要な役割を果たす。例えば、中央の延伸部の直径が点状であると仮定すると、この点と加えられる圧縮力の作用点との間の距離は、この仮定においては円盤状のサイドキャップの外半径に相当し、所定の材料の円盤状のサイドキャップの外縁部に加えられる力の計算に含まれる。これは、円盤状のサイドキャップの外縁部の圧縮力のために、中心点と力の作用点との距離が適用されることを意味する。こうした近似では、中央の延伸部が点状であると仮定すると、加えられる圧縮力の作用点までの最大長は、外半径の長さ、すなわち円盤状のサイドキャップの直径の半分となる。中央の延伸部の直径がより大きく、例えば外径が円盤状のサイドキャップの直径の半分に等しい場合、すなわち、円盤状のサイドキャップが50%大きい直径を有する場合、又は中央の延伸部の直径の2倍の直径である場合、加えられる圧縮力の作用点までの長さは、円盤状のサイドキャップの外半径の半分に一致する。当業者は、一端を固定支持された梁又は板材を曲げるとき、梁又は板材の長さが短いほど、より大きな力を加えなければならないことを知っている。一端を固定支持された梁又は一端を固定支持された厚板は、曲げが発生するように、固定支持されていない端部又は部分にのみ、加えられる圧縮力を負荷し得る。本発明の回転式の遊具において、円盤状のサイドキャップはそれぞれ内面部に中央の延伸部を有し、これらはそれぞれスイングボディへの係合、好ましくはスイングボディへのぴったりと填めるような係合に適する。この様に、円盤状のサイドキャップは、中央の延伸部の中央で固定支持され、曲げが発生するように、固定支持されていない外縁部に加えられる圧縮力を負荷し得る。引張試験や圧縮試験とは対照的に、曲げ応力は物体の断面にさまざまな応力やひずみを生成する。この様に、円盤状のサイドキャップの上側には引張応力が生じ、下側には圧縮応力が生じ、これに対して、円盤状のサイドキャップは、外繊維を圧縮又は伸長することによって反応する。最大伸びは、エッジファイバー伸びとも呼ばれる。この場合、円盤状のサイドキャップの外縁部におけるたわみfに対する境界ファイバーひずみεを計算する必要がある。エッジファイバー伸びεは、最大許容伸びεpermよりも小さいことが好ましい。
すなわち、本発明の回転式の遊具に置き換えて言うと、中央の延伸部の外半径又は直径が大きくなるほど、円盤状のサイドキャップの外縁部に加えられる圧縮力が大きくなり、円盤状のサイドキャップはその外縁部で所定のたわみfだけ移動し得る、又は曲がり得る。これは、長さが短いほど加えるべき圧縮力が大きくなり、加えるべき圧縮力が大きくなるほど、塑性変形又は材料の破損が発生する可能性が高くなることを意味する。円盤状のサイドキャップがその外縁部でたわみfだけ可逆的又は弾性的に移動又は変形し得るように、円盤状のサイドキャップの直径と中央の延伸部の直径に、従って第2の中心の凹部の直径にも、注意する必要がある。
従って、円盤状のサイドキャップの直径は、その中央の延伸部の外径の少なくとも2倍であることが好ましい。又、円盤状のサイドキャップの直径は、その中央の延伸部の外径よりも少なくとも1/3以上大きいことが好ましい。又、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディの第2の中心の凹部の直径よりも少なくとも1/3以上大きいことが好ましい。従って、円盤状のサイドキャップの直径は、その中央の延伸部の外径よりも少なくとも50%以上、より好ましくは少なくとも40%以上、最も好ましくは少なくとも30%以上大きいことが好ましい。又、円盤状のサイドキャップの直径は、スイングボディの第2の中心の凹部の直径よりも少なくとも50%以上、より好ましくは少なくとも40%以上、最も好ましくは少なくとも30%以上大きいことが好ましい。従って、円盤状のサイドキャップは、その中央の延伸部の外径の少なくとも1.5倍、より好ましくは少なくとも1.4倍、最も好ましくは1.3倍の直径を有することが好ましい。又、円盤状のサイドキャップは、スイングボディの第2の中心の凹部の直径の少なくとも1.5倍、より好ましくは少なくとも1.4倍、最も好ましくは1.3倍の直径を有することが好ましい。
金属合金やポリマ(プラスチック)などのいくつかの材料について、材料パラメータである弾性係数(ヤング率)、降伏応力、及び引張強度の非網羅的な概要を表1に示す。当業者は、これらの値はそれぞれの材料の正確な組成及び特性に依存することを認識している。
熱可塑性プラスチックは、その構造に基づいて非晶質ポリマと半晶質ポリマに分けられる。非晶質構造のプラスチックは通常透明で、応力亀裂の影響を受けやすい傾向がある。半晶質プラスチックは不透明で、通常は丈夫である。熱可塑性プラスチックは、耐熱性に応じて更に細かく分類される。耐熱プラスチックは150℃を超える連続使用温度に適しており、構造用プラスチックは恒久的に100℃から150℃の温度に適し、優れた機械的物性を備える。ポリプロピレンやポリエチレンなどの標準的なプラスチックは、100℃未満の温度で恒久的に使用し得る。目的に応じてフィラー(例えばガラス繊維などの強化繊維)を対象に組み込むことによって、プラスチックの物性を所望の用途に適合させることができ、これにより主に強度に関連する物性値、特に引張強度などの向上が達成されるが、圧縮強度や荷重たわみ温度など他の物性値を向上させることもできる。ガラス繊維に替えて炭素繊維を使用することによって、より強度を高めることができる。顔料や染料を組み込むことで、エンジニアリングプラスチック用に個別に調整された色設定を創出できる。紫外線吸収剤又は熱安定剤を添加することで、多くのプラスチックの変色又は機械的物性の低下につながり得る、環境要因又は継続的な高熱負荷によって引き起こされる影響を減らすことができる。
一般的に、最新の技術における機械的特性値は、標準化またはノルムが定義された引張試験に従って測定され、これは、短期的な一軸応力の下でのプラスチックの挙動を評価するのに役立つ。応力とひずみの下での挙動に加えて、温度と負荷時間がプラスチックの選択にとって重要である。引張応力σは、試験中の任意の時点で測定された試験片の最小の初期断面についての引張力である。引張強度σ は最大張力時の引張応力である。引張強度σ は、破断時の引張応力である。降伏応力σ は、力-長さの変化曲線の傾きが初めてゼロになるときの引張応力である。伸びεは、元のゲージ長Lに対する、試験中の任意の時点での試験片の長さの変化量ΔLである。最大張力時の伸びはεで、破断時の点伸びはεで、降伏時の伸びはεで表される。弾性係数Eは、プラスチックの応力-ひずみ図の最も低い領域にのみ線形部を持っていることに注意されたい。この領域ではフックの法則が適用され、応力とひずみの比率(弾性係数)(E=σ/ε(MPa又はN/mm))は一定であると規定される。
以下では、いくつかの単純化した近似によって、円盤状のサイドキャップの外半径、中央の延伸部の外半径、円盤状のサイドキャップの幅、円盤状のサイドキャップの内面部と回転自在なスイングボディとの距離、及び円盤状のサイドキャップが作られる材料について、それらが、回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップを外縁部において回転自在なスイングボディに向かって可逆的に動かすための、外縁部に加えられる圧縮力に及ぼす影響について示す。単純化のために、以下では一端を固定支持された梁又は一端を固定支持された板材を想定するが、当業者は、以下に記載される関係が本発明の回転式の遊具にどのように置き換え得るかについて理解しよう。単純化のために以下では近似が行われるため、以下に示される物理式とその結果として生じる力は、回転自在なスイングボディを固定するために、回転自在なスイングボディに向かって円盤状のサイドキャップの外縁部を動かすことによって、円盤状のサイドキャップの中央に加わるべき、又は生じるべき実際の力とは明確には一致しない。
近似のため、一端を固定支持され、単一の荷重Fの下でたわむ梁又は板材を想定する。一定の断面を有する梁や板について、曲げ理論では、曲げ又はたわみfは下式で表される。
f=F・L/3・E・I (I)
ここで f=たわみ、F=力、L=梁の長さ/板材の長さ、E=弾性係数、I=断面二次モーメントである。曲げ軸の弾性係数Eと断面二次モーメントIとの積は、曲げ剛性EIである。従って、一端を固定支持された梁又は板材をたわみfだけ曲げたり動かしたりするために加えられる圧縮力は、上記の式(I)を移項することによって得られる。
F=3f・EI/L (II)
一端を固定支持された長方形断面の板材の場合、断面二次モーメントには次の式(III)を使用する。
I=bh/12 (III)
ここで、I=断面二次モーメント、b=一端を固定支持された板材の直径、h= 一端を固定支持された板材の幅又は高さである。式(III)を式(II)に代入し、幅(直径)b=2r、及び長さL=rであると仮定する。ここでrは円盤状のサイドキャップの外半径を表し、板材の長さの半分に相当する。中央の延伸部は点状であると仮定すると、中央の延伸部の外半径は外半径は無視できるほど小さいので、式(IV)が得られる。
F=0.5fEh/r (IV)
中央の延伸部が点状ではなく、外半径rを有する場合、次の式(V)が成り立つ。
F=0.5fErh/(r-r (V)
例として、たわみfが1mm、円盤状のサイドキャップの幅(厚さ)を近似すると仮定される板材の幅(高さ)を1mm、及びプラスチックなどの材料の弾性係数がE=4,000N/mm2、円盤状のサイドキャップの外半径が例えば14.5mmであったとすると、式(IV)によると、加えられる圧縮力として約F=9.5Nという計算結果が得られる。中央の延伸部の外半径が6mmであると仮定すると、式(V)からF=47.2Nの力が得られる。円盤状のサイドキャップの外半径が20%大きいと仮定すると、式(V)によると加えられる圧縮力は約F=23.5Nとなる。円盤状のサイドキャップの外半径が20%小さいと仮定すると、式(V)によると加えられる圧縮力は約F=132.1Nとなる。変数xを円盤状のサイドキャップの外半径の増加係数又は減少係数と考えると、式(V)は式(VI)で表される。
F=0.5fExrh/(xr-r (VI)
回転自在なスイングボディをその位置に固定するために、回転自在なスイングボディに向かって円盤状のサイドキャップをその外縁部で動かすために必要な、前述の例示的に計算された加えられる圧縮力は、加えられる圧縮力が直径、幅、高さ、距離など、回転式の遊具の技術的な特性、更に材料の特性に、どれほど敏感に依存するかを明確に示している。これらの計算例は、中央の延伸部の外半径が大きくなると、又は円盤状のサイドキャップの外半径が小さくなると、回転自在なスイングボディに対して円盤状のサイドキャップをその外縁部で動かすのに必要な圧縮力の大きさが、どのように増加するかを明確に示す。加えられる圧縮力の大きさは、弾性率が高い材料の場合に増加することは明らかである。加えられる圧縮力の大きさは又、円盤状のサイドキャップとスイングボディとの間の距離が大きくなるにつれて、つまりたわみfが大きくなるにつれて顕著に増加する。許容されるたわみfは使用される材料の最大許容伸びεpermの関数として計算し得る。円盤状のサイドキャップを圧縮する場合に、この許容されるたわみfを超過しないことが好ましい。23℃の温度における一軸応力の下での短期的なたわみについての最大許容伸びεperm又は許容応力σpermは、次の基準を用いて推定し得る。すなわち、半結晶性熱可塑性プラスチックの降伏時の伸びはほぼ、非晶性熱可塑性プラスチックの降伏時の伸びの約70%、ガラス繊維強化熱可塑性プラスチックの破断伸びの約50%とする。短期的な使用の頻度が高い場合は、1回限りの許容値の約60%を想定することを推奨する。長期的又は連続的な荷重の場合、非晶性の材料で応力亀裂が発生するリスクがある。非晶性材料の場合、ひずみが約0.5%未満の場合、応力亀裂のリスクは大幅に低下する。最大外繊維ひずみ(outer fibre strain)εpermも大まかに計算しうる。脆性材料の場合、おおよその破断伸びεbreakは降伏時の伸びεyield に等しく、従ってεperm=0.5εbreakとなる。強靭な材料の場合、おおよその破断伸びεbreakは降伏時の伸びεyield の2倍以上であり、従ってεperm=0.8εyieldとなる。非網羅的かつ非制限的に選択されたいくつかのプラスチックについて、短期荷重及び長期荷重における許容ひずみを、ガイドライン(単位:%)として表2に示す。
たわみを発生させる力は、幾何学的剛性(断面設計)、最大許容伸び、及び材料の剛性(弾性係数)の関数として適宜計算し得る。発生するひずみが応力-ひずみ曲線の比例範囲外にある場合、たわみを発生させる力を決定するには、弾性係数に替えて、いわゆる「割線弾性係数E」と呼ばれるひずみ依存の弾性係数を使用する必要がある。当業者は、所与の材料、特にプラスチックの応力-ひずみ図からひずみ依存の弾性係数をどのように決定し得るのかを知り得よう。一軸引張試験で試験片に荷重をかけると、プラスチックの種類に応じて異なる応力-ひずみ曲線が得られる。非晶質熱可塑性プラスチック(ポリスチレン、PMMA)は比較的脆い機械的材料挙動を示すが、半結晶性熱可塑性プラスチック(PE、PP)は、室温でかなり延性があり強靭な挙動を示す。その理由は、非晶質熱可塑性プラスチックがガラス転移温度より低い温度で使用されるためである。その場合、材料は硬く脆くなる。一方、半結晶性熱可塑性プラスチックは、結晶構造の結晶融解温度より低く、非晶質領域のガラス転移温度より高い温度で使用される。結晶領域は剛性を提供する一方、非晶質領域は延性に富んだ強靭な弾性特性を提供する。プラスチックは顕著な非線形粘弾性挙動を示し、特定の荷重レベルを超えると塑性ひずみも発生するが、短期荷重の下では線形弾性材料モデルによるアプローチはまだ有効でありうる。
外繊維ひずみεを決定するために、次の式(VII)を、一端を固定支持された板材又は梁に使用でき、ほぼ円盤状のサイドキャップにも使用し得る。
ε=3fh/2L (VII)
ここで、f=たわみ、L=梁の長さ/板材の長さ、h=一端を固定支持された板材の幅又は高さである。この式(VII)を変形して、最大許容伸びεperm時の許容されるたわみfを求め得る。
f=ε2L/3h (VIII)
この様に、線形(粘)弾性材料モデルの場合、許容される最大のたわみは、所定の許容ひずみに対して式(VIII)を使用して概算し得る。これにより、弾性係数とは無関係に、式(VII)を使用してひずみを単に幾何学的に取得し得るため、正しい材料モデルの知識に不確かなところがあっても、線形弾性の場合に弾性係数が正確には分からなくても、又は例えば応力-ひずみ曲線がない場合にも、許容されるたわみを推定する機会が得られる。しかしながら、不可逆効果を有する材料モデル(例えば弾塑性材料モデル)を使用すると、応力に応じて局所的に不可逆効果が発生する。
例えば、円盤状のサイドキャップの幅又は高さが1mmであり、円盤状のサイドキャップの外半径及び中央の延伸部の外径の差が10mmである、プラスチック製の回転式のリング状遊具があったとする。円盤状のサイドキャップを構成する材料が、例えば短期荷重で4.0%の最大許容伸びを有する場合、式(VIII)によって2.7mmの許容されるたわみが得られ、例えば長期荷重で2.0%の最大許容伸びを有する場合、 式(VIII)によって1.3mmの許容されるたわみが得られる。この例では、許容される最大のたわみ、すなわち好ましくは円盤状のサイドキャップの内面部と回転自在なスイングボディとの間の距離B又はBの領域でのたわみは、1.3mm以下であること、又は最大2.7mmであることが特に好ましい。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)が外縁部(R1)及び(R2)において、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、自由に回転可能なスイングボディ(S)に向かって動き得るように、当業者は、前述した近似により、直径、距離、幅のどういった技術的比率及びどの材料が、本発明の回転式の遊具を提供するのに適しているかを推定し得る。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップはプラスチック、好ましくは熱可塑性プラスチック、好ましくはアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、酢酸セルロース(CA)、イオノマ、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン熱可塑性プラスチック、ポリ塩化ビニル(PVC)、テフロン(商標)(PTFE)又はポリブチレンテレフタラート(PBT)の群から選択されるプラスチック、より好ましくはプラスチックで作製され、短期荷重に対する少なくとも4.0%の最大許容伸び、又は長期荷重に対する少なくとも2.0%の最大許容伸びを有するように製造され、特に好ましくはポリオキシメチレンで作製されていることが好ましい。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、スイングボディ(S)の直径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を有し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、加えられる圧縮力によって、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって可逆的に動き得、外殻(M)を有する回転自在なスイングボディ(S)は円筒形であり、円筒形のスイングボディ(S)の外側の円筒面は平坦で印刷可能であり、回転自在なスイングボディ(S)の円筒形の外殻(M)の肉厚(W)は一定であり、回転自在なスイングボディの円筒形の外殻(M)の外半径は一定である。又、円盤状のサイドキャップはプラスチック、好ましくは熱可塑性プラスチック、好ましくはアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)、酢酸セルロース(CA)、イオノマ、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン熱可塑性プラスチック、ポリ塩化ビニル(PVC)、テフロン(商標)(PTFE)又はポリブチレンテレフタラート(PBT)の群から選択されるプラスチック、より好ましくはプラスチックで作製され、短期荷重に対する少なくとも4.0%の最大許容伸び、又は長期荷重に対する少なくとも2.0%の最大許容伸びを有するように製造され、特に好ましくはポリオキシメチレンで作製されていることが好ましい。更に、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)がその外縁部(R1)及び(R2)において、5Nから100Nの範囲で加えられる圧縮力によって回転自在なスイングボディ(S)に対して可逆的に動き得ることが好ましい。更に、対向する円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1、I2)の間の距離(B)は、スイングボディ(S)の幅(B)よりも大きいことが好ましい。
又、中心の玉軸受(L)の幅は、スイングボディ(S)の幅の0.50倍から0.95倍であることが好ましい。又、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の両方が同じ幅を有することが好ましい。更に、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)はそれぞれ、スイングボディ(S)の幅の0.1倍から0.2倍の範囲の幅を有することが好ましい。又、スイングボディ(S)又はスイングボディ(S)の外殻(M)、並びに対向する円盤状のサイドキャップ(K1及びK2)は、1つ又は複数の印刷可能な外面部を有することが好ましい。更に、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合するのに適していることが好ましい。
本発明によれば、円盤状のサイドキャップはそれぞれ、それぞれの内側又は内面部に中央の延伸部を有する。第1の円盤状のサイドキャップは、内面部に第1の中央の延伸部を有し、互いに対抗する第2の円盤状のサイドキャップは、内面部に第2の中央の延伸部を有する。第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合するのに適している。
本発明の好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったり填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にある第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったり填まるように係合し得る。
本発明の好ましい一実施形態において、円盤状のサイドキャップの内面部は、互いに距離Bを呈する。本実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBは、最大で長さBであることが好ましい。本実施形態においては又、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部の長さBは、最大で長さBで、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にある第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得ることが好ましい。好ましい本実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、第1の中央の延伸部の中心の凹部の直径に一致する外径及び最大長さBを備える第2の中央の延伸部が、第1の中央の延伸部の中心の凹部に、一致する深さBまでぴったりと填まるように係合し得るように、最大深さB及び所定の直径を有する中心の凹部を有することが更に好ましい。
別の好ましい実施形態では、距離Bは、好ましくは、スイングボディの幅B又はスイングボディの外殻の幅Bスイングボディと該当する円盤状のサイドキャップの内面部との間のそれぞれの距離B 及びB の合計とで構成される。本実施形態において、中心の玉軸受がスイングボディの外殻の幅に等しい幅を有することが特に好ましい。言い換えると、本実施形態において、全長Bは、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離B、スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離B、及びスイングボディの幅Bの合計で構成されること、すなわち、B=B+B+Bであることが好ましい。第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に排他的に係合し得るように、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、第1の円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの距離Bとスイングボディの幅Bとの合計で構成される長さを下回らない長さBを有することが好ましい。この様に、一実施形態において、第1の中央の延伸部の長さBは、(B+B)とBとの間にあることが好ましい。第1の中央の延伸部が長さB=B+Bを有し、それによって中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅Bに一致する深さTまで、ぴったりと填まるよう係合し得ることが特に好ましい。第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、例えば長さB=B+Bのように、その長さにスイングボディの幅Bに相当する長さBの部分、及び第2の中心の凹部の直径に一致する外径を有することが好ましく、その結果、第1の中央の延伸部の長さBの部分が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合し得る。
しかしながら、いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅がスイングボディの外殻の幅よりも小さい場合又は大きい場合があり得る。いくつかの好ましい実施形態では更に、中心の玉軸受がスイングボディの第1の中心の凹部の中央にぴったりと係合される場合、すなわち、中心の玉軸受が、例えば、スイングボディの外殻よりも小さい幅を有する場合、スイングボディの外殻と中心の玉軸受との幅の差は、両側で同じであることが好ましい。好ましくは、幅の差Uは、スイングボディの幅の半分と中心の玉軸受の幅の半分との差となろう。これらの実施形態では、中心の玉軸受は、スイングボディの外殻に対して両側で同じ幅の差、すなわち幅の差U=Uを有することが好ましい。これらの実施形態では、中心の玉軸受の幅がBの場合、B=B+U+Uであることが好ましく、U=Uの場合にはB=B+2Uであることが更に好ましい。
いくつかの好ましい実施形態と同様に、中心の玉軸受がスイングボディの外殻の幅Bよりも小さい幅Bを有し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部とぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、中央の延伸部の第2の中心の凹部に配置された第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得る場合に、こうした実施形態において、第1の中央の延伸部の長さBは(B+B+U)とBとの間にあり、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、少なくとも中心の玉軸受の幅Bに一致する深さTまで、係合し得ることが好ましい。しかしながら、いくつかの好ましい実施形態では、第1のサイドキャップの第1の中央の延伸部が、中央の玉軸受の幅Bに一致する玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまで係合し得ないことが好ましい場合があり得る。その場合、それらの実施形態では、例えば、B=Bの場合には、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の距離Bは、距離Bと、距離Bとスイングボディの幅Bとの合計の間の範囲にあり、すなわちB<B<B+Bであること、又はB>Bの場合には、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBは、距離Bと幅の差Uとの合計と、距離Bと幅の差Uと中央の玉軸受の幅Bとの合計の間の範囲内にあり、すなわちB+U<B<B+B+Uであること、又はB<Bの場合には、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBは、距離Bと中心の玉軸受の幅Bの合計よりも小さく、すなわちB<B+Bであることが好ましい。別の実施形態において、例えば、中心の玉軸受の幅Bは対向する円盤状のサイドキャップの距離Bに一致し、その場合、B<B+Bであることが好ましい。別の好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bは、距離Bとスイングボディの外殻の幅Bとの間の範囲にあることが好ましい。これらの実施形態では、第1の中央の延伸部の長さB は、第1の円盤状のサイドキャップの内面部と中心の玉軸受との間の距離Bを下回らない長さである。いくつかの他の実施形態において、第1の中央の延伸部について説明したのと同じことが、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部にも当てはまる。いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受がスイングボディの外殻の幅よりも大きい幅を有することが好ましい場合があり得る。好ましくは、中心の玉軸受の幅と両側のスイングボディの幅との幅の差Uは、スイングボディの幅の半分と中心の玉軸受の幅の半分との差である。これらの実施形態では、中心の玉軸受は、スイングボディの外殻に対して両側で同じ幅の差、すなわち幅の差U=Uを有することが好ましい。これらの実施形態では、中心の玉軸受の幅がBの場合、B=B+U+Uであることが好ましく、U=Uの場合にはB=B+2Uであることが更に好ましい。
いくつかの好ましい実施形態と同様に、中心の玉軸受がスイングボディの外殻の幅Bよりも大きい幅Bを有し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部とぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、中央の延伸部の第2の中心の凹部に配置された第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得る場合に、これらの実施形態において、第1の中央の延伸部は、玉軸受の第2の中心の凹部に、中心の玉軸受の幅によって生じる深さTまで係合し得ることが好ましく、深さTは中心の玉軸受の幅Bによって生じる深さであり、従って好ましくはT=Bとなる。上記の好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、好ましくは、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得る中心の凹部を有する。第1の中央の延伸部の中心の凹部は、第2の中央の延伸部が最大で深さTまで係合し得る、深さTを有する。上記の実施形態では、第1の中央の延伸部の中心の凹部は、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBに一致する最大深さTを有することが好ましい。
第2の中央の延伸部が第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得るように、第1の中央の延伸部は、例えば、所定の直径を有する第1の中央の延伸部の円形の中心の凹部を有する中空円筒の形態である。従って、第2の中央の延伸部は、好ましくは、第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得るように、第1の中央の延伸部の中心の凹部の直径に一致する外径を有する。第1の円盤状のサイドキャップの第1の延伸部の中心の凹部は、異なる深さを有し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、異なる長さを有し得る。いくつかの実施形態のように、好ましくは、中心の玉軸受の幅Bがスイングボディの外殻の幅Bに一致し、第1の中央の延伸部の長さBがB=B+Bである場合、いくつかの実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTは、好ましくは、スイングボディの幅Bに一致する。その結果それに応じて、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に、スイングボディの幅Bに一致する深さTまで係合し得る。第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部が、玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合する場合に、対向するサイドキャップの内面部の間の距離B=B+B+Bとなるように、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部は所定の深さTを有し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は所定の長さBを有することが特に好ましい。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離B及び第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを有し、幅Bを有するスイングボディが提供される。好ましくは、この例示的な実施形態における第1の中央の延伸部は、スイングボディの幅Bとスイングボディの第1の円盤状のサイドキャップの内面部への距離Bとで構成される長さB=B+Bを有する。好ましくは、この例示的な実施形態における第1の中央の延伸部は、スイングボディの幅Bに一致する深さTまで、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合し得る。この実施例において、第1の中央の延伸部も又、第2の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合される、深さTの中心の凹部を有する。この実施例において、第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTは、好ましくは深さTに等しく、ここで、Tは第2の中央の延伸部が第1の中央の延伸部の中心の凹部に係合し得る最大の深さで、Tも又、好ましくはスイングボディの幅Bに一致する。この好ましい例示的な実施形態では、第2の中央の延伸部は、第2の中央の延伸部が、好ましくは、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に、スイングボディの幅Bに一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し得るように、スイングボディの幅Bに一致する長さを下回らない長さBを有する。この例示的な実施形態のスイングボディは又、第2の円盤状のサイドキャップの内面部への距離Bを有する。この様に、この例示的な実施形態では、第2の中央の延伸部の長さBは好ましくは深さTの合計で構成され、この実施例ではスイングボディの幅BとBに一致し、従ってB=B+Bとなる。第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が深さTまで、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合した後も、2つの対向する円盤状のサイドキャップの内面部の間の距離は距離Bであり、B=B+B+Bであることが好ましい。これは、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBと、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部の長さBと第2の中央の延伸部が第1の中央の延伸部の中心の凹部と係合する深さTとの差との合計が、好ましくはBに一致し、好ましくは更にB=B+B+B=B+(B-T)=B+Bであることを意味する。
上記の実施形態は、例示的な一実施形態を表すにすぎない。例えば、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部も又、前述したB=B+Bである長さBよりも長い長さBを有し得る。第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部も又、スイングボディの幅Bに一致する深さTのそれとは異なる深さを有し得る。好ましい一実施形態では、第1の中央の延伸部は、例えば、第1の中央の延伸部の長さBに一致する深さTを有する中心の凹部を有し得る。この好ましい実施形態において、第2の中央の延伸部は少なくとも深さTを下回らない長さBを有し、ここで深さTは第1の中央の延伸部の長さBに一致し、その結果、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にある第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に最大では深さT=Bまでぴったりと填まるように係合し得る。第1の中央の延伸部の中心の凹部に係合し得る第2の中央の延伸部の長さは、好ましくは、スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bに一致する長さBと、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に最大では深さTまでぴったりと填まるように係合し得る、第2の中央の延伸部の部分とで構成される。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTも又、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に最大では深さTまでぴったりと填まるように係合し得る、第2の中央の延伸部の部分の長さTよりも深くし得る。第1の中央の延伸部の中央凹部の深さTは、特に好ましくは、最小でも、第1の中央の延伸部の中心の凹部に最大では深さTまでぴったりと填まるように取り囲まれ得る、第2の中央の延伸部の部分の長さTを有する。言い換えると、第1の中央の延伸部の中心の凹部に係合し得る第2の中央の延伸部の部分は、第2の中央の延伸部のこの部分の長さTに完全に係合することが特に好ましく、その結果、対向する円盤状のサイドキャップの距離としてはB=B+B+B が適する。
前述したように、いくつかの実施形態では、好ましくは中心の玉軸受の幅がスイングボディの外殻の幅に等しい場合、それよりも小さい場合又は大きい場合があり得る。いくつかの他の実施形態において、第1の中央の延伸部の長さBに関して、B=Bの場合はB<B<B+B 、B>Bの場合はB<B<B+B+U、B<Bの場合はB<B<B+Bであることが依然として好ましい場合がある。これらの実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、最大では第1の中央の延伸部の長さBに一致する深さTを有する中心の凹部を有することが更に好ましい。これらの実施形態における第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、好ましくは最大長さBを有する。ここで、最大長さBは、深さT=Tと、距離B と第1の延伸部の長さBとの差である距離B7 とで構成され、従って第2の中央の延伸部の長さBは好ましくは最大ではB=T+B7となる。これらの実施形態では、更に好ましくは、長さTの第2の中央の延伸部は、第1の中央の延伸部の中心の凹部の直径に一致する外径を有し、その結果、第2の中央の延伸部のこの部分は、第1の中央の延伸部の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。第2の中央の延伸部の長さBの一部は、長さTの一部と同じ外径を持つ場合があり得るが、いくつかの好ましい実施形態では、第2の中央の延伸部の長さBの一部は、それとは異なる外径を有する場合もあり得る。これらの実施形態では、第2の中央の延伸部の長さBの部分が第2の中央の延伸部の内面部にあることが特に好ましい。しかしながら、上記の好ましい実施形態では、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部にはピタtと填まるように係合しないため、第2の中央の延伸部の長さBの部分の外径が、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも小さいことが特に好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合する。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅に一致する深さ(T)までぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に、スイングボディの幅に一致する深さ(T)までぴったりと填まるように係合する
上記の例示的な実施形態において、2つの対向するサイドキャップの中央の延伸部は又、異なる外形を有し得る。このように、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部又は第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状であり得、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状は、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状を有し得る。更に、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部は、好ましくは、異なる形状を有し得る。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部は、円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状であり得、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状は、好ましくは5個から10個の角部、より好ましくは6個から8個の角部を有する正多角形の断面形状を有し得る。第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の外形が、玉軸受の第2の中心の凹部の形状に一致することが好ましい。例示的な一実施形態では、玉軸受の第2の中心の凹部は、例えば円筒形であり得る。この例示的な実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の延伸部の外形も又、円筒形であることが好ましい。第1の円盤状のサイドキャップの例示的な円筒形の第1の中央の延伸部は又、好ましくは、中心の玉軸受の円筒形の第2の中心の凹部の直径に一致する外径を有し、その結果、円筒形の第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の円筒形の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。更なる好ましい一実施形態において、第1の中央の延伸部が例えば深さTの円筒形の中心の凹部を有する場合、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部も円筒形であることが好ましく、その結果、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が好ましくは第1の中央の延伸部の中心の凹部の直径に一致する外径を有する場合、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように取り囲まれ得る。他の実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部、並びに第1の中央の延伸部の中心の凹部は、異なる形状を有し得る。好ましい一実施形態において、玉軸受の第2の中心の凹部は円筒形であり得、例えば、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、好ましくは、正六角形の形状を有し得、第1の中央の延伸部に等しい外径、すなわち、正六角形の角部を通る円の半径の2倍で、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径に一致する外径を有し得、その結果、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。本発明によって、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部、並びに第1の中央中心部サイドキャップの中心の凹部の、異なる外形の考えられる任意の組み合わせを考慮し得、好ましくは、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の外径が中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径に一致し、その結果、第1の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、好ましくは、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部の外径が第1の中央の延伸部の中心の凹部の直径に一致し、その結果、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置された第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得る。
好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部、並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置された第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に、ぴったりと填まるように係合し得る。
いくつかの好ましい実施形態では、円盤状のサイドキャップの内面部は互いに距離Bを有し、好ましくは幅Bの外殻及び幅Bの中心の玉軸受を有する。好ましい一実施形態において、スイングボディの外殻の幅Bは中心の玉軸受の長さBに一致し、更に第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBは、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との幅Bとスイングボディの幅Bとの合計よりも小さこと、すなわちB<B+Bであることが好ましい。又、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBはスイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bよりも大きいこと、すなわちB>Bであることが好ましい。又、B<B<B+B が成り立つことも好ましい。更に、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、その全長Bに渡っては中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合しないことが好ましい。第1の中央の延伸部は玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得ることが好ましく、ここで深さTは、スイングボディの幅B3からの差である差D1で構成され、差D1は長さ第1の中央延伸部B1と、スイングボディの幅B3とスイングボディの第1円盤状サイドキャップ内面からの距離B4との合計で構成され、すなわち、好ましくは差D=(B+B)-Bとなる。従って、深さTは好ましくはT=B-Dとなり、すなわち、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、好ましくは、中心の玉軸受の第2の中心の凹部と深さT=B-Dまで係合する。第1の中央の延伸部は、やはり深さTの中心の凹部を有することが好ましい。好ましい一実施形態において、深さTは最大では第1の中央の延伸部の長さBに一致する。ただし、深さTは又、第1の中央の延伸部の長さBより小さくもなり得、深さTの長さは、ゼロより大きく、ゼロと第1の中央の延伸部の長さBとの間にあることが好ましい。好ましい一実施形態において、第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTはスイングボディの幅Bの半分に一致すること、すなわちこの実施形態では、T=B/2であることが望ましい。
好ましい一実施形態において、第2のサイドキャップの長さBは、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまできっちりと填まるように係合し得る部分と、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまできっちりと填まるよう係合し得る部分の長さで構成される。第2の中央の延伸部の長さBを有する部分は、好ましくは、スイングリングと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bと深さTとで構成され、すなわち、好ましくはB7=T+Bとなる。これはスイングボディの外殻の幅Bが中心の玉軸受の幅Bに一致する実施形態において特に好ましい。これらの実施形態では、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部の長さBが、 スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bとスイングボディの幅Bとの合計の長さよりも小さいことが、すなわちB7<B+Bであることが好ましい。又、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の長さBの部分がスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bよりも大きいこと、すなわちB7>Bであることが好ましい。又、B<B7<B+B が成り立つことも好ましい。更に、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、全長Bに渡っては中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合しないことが好ましい。第2の中央の延伸部は、玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまできっちりと填まるよう係合し得ることが好ましい。ここで、深さTは、差D2で構成され、差D2はスイングボディの幅B3からの差であり、差Dは第2の中央の延伸部の長さBと、スイングボディの幅Bとスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bとの合計との差Dで構成され、すなわち、好ましくはD=(B+B)-B7となる。従って、深さTは好ましくはT=B-Dとなり、すなわち、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、好ましくは、中心の玉軸受の第2の中心の凹部と深さT=B-Dまで係合する。好ましい一実施形態において、差D及びDの合計は好ましくはBであり、その結果B=D+D又はB=T+Tとなる。別の好ましい実施形態ではD=D、従ってD=D=B/2となる。この様に、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填めるように係合し得ることが好ましい。別の好ましい実施形態では、第1の中央の延伸部の長さBと第2の中央の延伸部の長さBとの合計は好ましくはBに等しく、その場合B=B+B+B=B+(B-T)= B+B7となる。別の好ましい実施形態では、差DとDとの合計は好ましくはBであり、その結果B=D+D又はB=T+Tとなり、ここでは、例えばDはDに等しくなく、又はTはTに等しくない。例示的な一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、例えば、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分よりも大きい深さTまでぴったりと填めるように係合し得る。この例示的な実施形態では、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまで係合し得る。ここで、深さTは好ましくはスイングボディの幅Bと深さTとの差で構成され、第1の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合し、その結果、T=B-T=Dとなる。別の好ましい実施形態では、深さTと深さTとの合計をより小さくし得、それに対応する差D=Dの合計もBより大きくし得、その結果、T+T<B<D+Dであることが好ましい。好ましい例示的な一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、例えばスイングボディの幅の半分未満の深さTまで係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、例えばスイングボディの幅の同じく半分未満の深さTまで係合する。この例示的な実施形態では、円盤状のサイドキャップの2つの中央の延伸部は、それぞれスイングボディの片側で中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置され、互いに差Dの隙間又は距離を有する。差Dは好ましくはスイングボディの幅Bと、深さTと深さTとの合計との差で構成され、好ましくはD=B-(T+T)そしてB=D+T+Tとなる。別の好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、例えば、スイングボディの幅の半分よりも大きい深さTまで係合する。ここで、上述したように、第2の円盤状のサイドキャップの第2の延伸部は、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、最大では深さTまで係合し得るが、これは、好ましくはT=B-D、従ってB=T+Dが成り立ち、更にB=T+Tであるため、深さTが最大では差Dの長さを有し得る場合である。好ましい一実施形態において、第2の中央の延伸部は又、例えば、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、差Dよりも小さい深さTまで係合し得るが、ここではB=T+T+Dであることが好ましい。本発明に従って、第1の延伸部の異なる長さBと第2の中央の延伸部の異なる長さBとの任意の組み合わせを選択し得るが、好ましくは、第1の中央の延伸部の長さBと、第2の中央の延伸部の部分の長さBとの合計は最大ではB=B+B+B=B+(B-T)=B+B7 となり、好ましくはB<B<B+B 及びB<B7<B+Bである。
いくつかの好ましい実施形態においても又、中心の玉軸受の幅Bがスイングボディの幅又はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さいこと又は大きいことが好ましい場合があり得る。いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bはスイングボディの幅又はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さい。これらの好ましい実施形態では、中心の玉軸受はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さな幅Bを有し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部、並びに第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得、第1の中央の延伸部の長さBは好ましくは距離B+Uと合計B+B+Uとの間にあり、ここでUはスイングボディの外殻の幅と中心の玉軸受の幅との間の第1の幅の差であり、第1の延伸部は好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に少なくとも深さTまで係合し得、Tは中心の玉軸受の幅Bより小さく、その結果、B+U<B<B+B+U及びT<Bとなる。更に、これらの実施形態では、第2の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得る、好ましくは中心の玉軸受の幅Bよりも小さい、第2の延伸部の部分の長さBは、好ましくは距離B+Uと合計B+B+Uの間にあり、ここでUはスイングボディの外殻の幅Bと中心の玉軸受の幅Bとの第2の幅の差である。
いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bはスイングボディの外殻の幅Bよりも大きい。これらの好ましい実施形態では、中心の玉軸受はスイングボディの外殻の幅Bよりも大きい幅Bを有し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部並びに第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合し得るが、第1の中央の延伸部の長さB又は内面部に隣接して延在する第2の中央の延伸部の部分の長さBは、好ましくは対向するサイドキャップの間の距離Bよりも小さく、好ましくはB+B7=Bである。これらの実施形態では又、長さBの最大値に一致する深さTを有する第1の中央の延伸部、及び長さBの最大値に一致する深さTまでの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得ることが好ましい。T=B及びT=Bが好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bは対向する円盤状のサイドキャップの距離Bに一致することが好ましい。これらの実施形態では、スイングボディの自由回転を制限又は妨害できないように、例えば、中心の玉軸受の内輪のみが幅Bを有し、中心の玉軸受の外輪はBよりも小さい幅を有することが特に好ましい。
別の好ましい実施形態では、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部の長さBは更に、長さTの部分と長さBの部分とで構成され、長さTの部分は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得、長さBの部分は中心の玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得、従ってB=T+B7となる。長さTを有する部分は、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得るが、第1の中央の延伸部の中心の凹部に一致する外径を有することが好ましく、その結果、第2の中央の延伸部の長さTを有するこの部分が、第1の中央の延伸部の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。
好ましい一実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、例えば長さBを有し、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得るが、深さTはスイングボディの幅の半分に一致し、更に、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、例えば前述したように長さB7の部分を有し、スイングボディの反対側の中心の玉軸受の第2の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まるように係合し得るが、長さB7の部分はスイングボディの幅の半分に相当する。この様に、第1の中央の延伸部並びに第2の中央の延伸部はどちらも、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分に一致する深さTまで係合する。前述したように、好ましい一実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、最大では第1の中央の延伸部の長さBに一致する深さTを有する中心の凹部を有し得る。好ましい一実施形態において、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、第1の中央の延伸部の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る長さTの部分を有する。第2の中央の延伸部のこの部分の最大長さTは、好ましくは最大では第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTに一致する。第2の中央の延伸部のこの部分の長さT第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さTの長さよりも小さい場合がある。前述したように、いくつかの好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、例えば、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分未満の深さTまで係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、例えば、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の同じく半分未満の深さTまで係合し得る。これらの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置された中央の延伸部は互いに差Dを有する。本実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、最大では第1の中央の延伸部の長さBに一致する深さTを有する中心の凹部を有する。第2の中央の延伸部は長さTの部分を有し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまでぴったりと填まり得る。その結果、この例示的な実施形態では、長さTを有する部分は、第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまで係合し得、第2の中央延伸部の長さBは長さTの部分、差D、及び長さBの部分で構成され、その結果、第2の中央の延伸部の長さは、好ましくはB=T+D+B7となる。その他の好ましい実施形態についても、前述したそれぞれの延伸部の異なる長さの任意の組み合わせは、本発明に従って選択し得るが、その場合、第1の中央の延伸部の中心の凹部の深さT及び第2の中央の延伸部の一部の長さTは可変的に選択し得る。好ましくはB=B+B+B=B+(B-T)= B+B7 であり、その場合、B<B<B+B かつB<B7<B+B かつB=Bとなる。
特に好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部、並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置された第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に、スイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合する。上記の好ましい実施形態のいくつかでは、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部、並びに第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の中心の凹部は、好ましくは異なる形状を有し得るが、これは中央の延伸部及び第1の中央の延伸部の中心の凹部に関して前に説明した通りであり得る。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合する。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部にぴったりと填まるように係合する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し、中心の玉軸受の第2の中心の凹部並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に位置する第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合する。
別の好ましい実施形態では、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適している。特に好ましい一実施形態において、中央の延伸部は互いに係合しない。第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第1の側において第2の中心の凹部に係合し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の側において第2の中心の凹部に係合することが好ましい。
好ましい一実施形態において、第1及び/又は第2の中央の延伸部は、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの間の距離または半分の距離に一致する、所定の長さBを有する。従って、第1及び第2の円盤状のサイドキャップの内面部の間の距離がBの場合、中央の延伸部の長さB=B/2であることが好ましい。すなわち、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に関する半分の距離Bは長さBで、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部に関する半分の距離Bは長さBである。好ましい一実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップの第1の延伸部の長さBは第2の円盤状のサイドキャップの第2の延伸部の長さBに一致し、従ってB=BかつB+B=B であることが好ましい。第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部及び第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部が、スイングボディの外殻の幅Bとスイングボディと円盤状のサイドキャップの該当する側の内面部とのそれぞれの距離B及びBとの合計から成る全長Bを有することが特に好ましい。言い換えると、全長B、すなわち第1の中央の延伸部の長さBと第2の中央の延伸部の長さBとの合計は、好ましくは、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bと、スイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bと、スイングボディの幅Bとの合計で構成され、すなわち、B=B+B=B+B+Bとなることが好ましい。第1の中央の延伸部の長さB及び第2の中央の延伸部の長さBが等しいことが好ましく、スイングボディと第1の円盤状のサイドキャップとの距離B及びスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップとの距離B5が等しいことが好ましい場合には、すなわち、B=BかつB=Bの場合、B=2B=B+2B となる。好ましい設計において、対向するサイドキャップの中央の延伸部の長さB及びBは、異なる長さであることが好ましい場合があり得る。好ましくは、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部がスイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを下回らない長さを有し、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部がスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを下回らない長さを有する場合、好ましくは、B<B かつB<Bとなる。第1の中央の延伸部の長さBが距離Bとスイングボディの幅Bとの合計の長さよりも小さく、第2の中央の延伸部の長さBが距離Bとスイングボディの幅Bとの合計の長さよりも小さい場合、B<B+BかつB<B+Bであることが好ましい。従って、B<B<B+BかつB<B<B+Bが成り立つことが特に好ましい。
いくつかの好ましい実施形態において、例えば、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分未満の深さTまで係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の同じく半分未満の深さTまで係合し得る。これらの好ましい設計では、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に挿入される中央の延伸部は互いに差Dを有するが、その場合、B=T+T+Dであり、B=B+B=B+B+B=T+T+D+B+Bであることが好ましい。
特に好ましい一実施形態において、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の中央の延伸部は、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部に、スイングボディの幅の半分に一致する深さTまで係合する。
いくつかの実施形態においては又、中心の玉軸受の幅Bがスイングボディの幅又はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さいこと又は大きいことが好ましい場合があり得る。いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bはスイングボディの幅又はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さい。これらの好ましい実施形態では、中心の玉軸受はスイングボディの外殻の幅Bよりも小さい幅Bを有し、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得えるが、第1の中央の延伸部の長さBは、最小では距離Bと幅の差Uとの合計に等しく、最大では上述の合計に中心の玉軸受の幅Bを加えたものに等しいことが好ましく、従ってB+U<B<B6+B+Uであることが好ましい。更に、これらの実施形態において、第2の中央の延伸部の長さBは、最小では距離Bと幅の差U2の合計に等しく、最大では上述の合計に中心の玉軸受の幅Bを加えたものに等しいことが好ましく、従ってB+U<B<B+B+Uであることが好ましい。これらの実施形態では、依然としてB=B+B=B+B+B=U+U+B6+B+Bであることが特に好ましい。
いくつかの好ましい実施形態では、中心の玉軸受の幅Bはスイングボディの外殻の幅Bよりも大きい。これらの好ましい実施形態では、中心の玉軸受はスイングボディの外殻の幅Bよりも大きい幅Bを有し、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得、第2の円盤状のサイドキャップの第2の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得るが、第1の中央の延伸部の長さB及び第2の中央の延伸部の長さBは、最小でも2つの対向するサイドキャップの間の距離Bの半分と中心の玉軸受の幅の半分との差に等しい長さを有することが好ましく、中心の玉軸受が2つのサイドキャップのそれぞれと同じ距離を有することが特に好ましい。これらの実施形態では、スイングボディの自由回転を制限又は妨害できないように、例えば、中心の玉軸受の内輪のみが幅Bを有し、中心の玉軸受の外輪はBよりも小さい幅を有することが特に好ましい。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の延伸部も又中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合する。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し、第2の延伸部も又中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合する。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、中央の延伸部は互いに嵌まり合うことなく、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の延伸部も又中心の玉軸受の第2の中心の凹部にスイングボディの幅の半分に一致する深さTまでぴったりと填まるように係合する。
好ましい一実施形態において、第1及び第2の円盤状のサイドキャップはスイングボディに対してそれぞれ所定の距離B及びBを有し、その結果、スイングボディが自由に回転でき、回転中にサイドキャップによって減速されない。好ましい一実施形態において、スイングボディは、第1の円盤状のサイドキャップの内面部に対して所定の距離Bを有するが、例えば、第1の中央の延伸部は2段式の延伸部の形態の直径の異なる2つの領域を有し、内面部に隣接する第1の中央の延伸部の部分、すなわち2段式の延伸部の第1の段は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きく、スイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さい直径を有し、スイングボディの幅の半分から中心の玉軸受の幅の半分を引いたものを下回らない、より好ましくは最小ではBに一致する幅を有し、第1の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第1の中央の延伸部の第2の領域、すなわち2段式の延伸部の第2の段は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径に一致する直径を有する。
好ましい一実施形態において、スイングボディは、第2の円盤状のサイドキャップの内面部に対して所定距離Bを有するが、例えば、第2の中央の延伸部は2段式の延伸部の形態の直径の異なる2つの領域を有し、内面部に隣接する第2の中央の延伸部の部分、すなわち2段式の延伸部の第1の段は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きく、スイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さい直径を有し、スイングボディの幅の半分から中心の玉軸受の幅の半分を引いたものを下回らない、より好ましくは最小ではBに一致する幅を有し、第2の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第2の中央の延伸部の第2の領域、すなわち2段式の延伸部の第2の段は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径に一致する直径を有する。
言い換えると、円盤状のサイドキャップのそれぞれ一方の内側の中央の延伸部は、好ましくは、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離(それぞれB及びB)の長さで、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きく、スイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さい外径を有する。更に、好ましくは、円盤状のサイドキャップの一方の内側で、中央の延伸部はそれぞれ、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディの間の距離の長さ(B又はB)において、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径とスイングボディの第1の中心の凹部の直径(B 又はB)との間の範囲の外径を有する。中央の延伸部はそれぞれ、円盤状のサイドキャップの一方の内側に、好ましくは、円盤状の形状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離(B 又はB)の長さにおいて、第1の中心の凹部の直径よりも小さい外径を有し、その結果、外郭は、回転中または自由回転の際に、内面に隣接する中央の延伸部、すなわち内面に隣接するそれぞれの部品、すなわち2段式の延伸部の第1段によってブレーキされない。
しかしながら、いくつかの好ましい実施形態では、スイングボディは、スイングボディの外殻の幅Bよりも小さい幅Bを有する中心の玉軸受を有し得る。これらの実施形態では、円盤状のサイドキャップの中央の延伸部は、円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの間の距離の長さ(B又はB)に、中心の玉軸受とスイングボディとの幅の差(U又はU)から生じる距離の長さを加えた長さ、又はスイングボディの幅の半分から中心の玉軸受の幅の半分を引いたものから生じる距離の長さを加えた長さを呈し、それぞれ、全体的には、好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きく、好ましくはスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さい外径を有し、更に好ましくは、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径とスイングボディの第1の中心の凹部の直径との間の外径を有する。
スイングボディの外殻の幅Bより小さな幅Bを有する場合、中心の玉軸受はスイングボディの外殻との同じ幅の差が両側で生じるように第1の中心の凹部に配置されることが好ましく、従って好ましくはU=U、すなわちB=B+U+U、又は特に好ましくはU=Uの場合B=B+2U となる。この様に、第1及び第2の中央の延伸部は、好ましくは、円盤状のサイドキャップの内表面又は内面部から始めて中心の玉軸受と円盤状のサイドキャップとの間の距離の長さ( B+U及びB+U)までは、第2の中心の凹部の外径よりも大きく第1の中心の凹部の直径よりも小さい外径を有するように、更に好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径とスイングボディの第1の中心の凹部の直径との間の範囲にある外径を有するように構成される。
中央の延伸部において、それぞれの円盤状のサイドキャップの内面部から中心の玉軸受までの距離の位置から、好ましくは中心の玉軸受の半分の幅(B-(B+U)=B/2及びB-(B+U)=B/2)までの距離の位置の範囲では、中央の延伸部は、第2の中央の凹部に嵌め合いによって係合し得るように、第2の中央の凹部の外径に一致する外径を有することが好ましい。
スイングボディの外殻の幅Bより大きな幅Bを有する場合、中心の玉軸受はスイングボディの外殻との同じ幅の差が両側で生じるように第1の中心の凹部に配置されることが好ましく、従って好ましくはU=U、すなわちB=B+U+U、又は特に好ましくはU=Uの場合B=B+2U となる。この様に、第1及び第2の中央の延伸部は、好ましくは、円盤状のサイドキャップの内表面又は内面部から始めて中心の玉軸受と円盤状のサイドキャップとの間の距離までは、第2の中心の凹部の外径よりも大きく第1の中心の凹部の直径よりも小さい外径を有するように、更に好ましくは中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径とスイングボディの第1の中心の凹部の直径との間の範囲にある外径を有するように構成される。
それぞれの円盤状のサイドキャップの内面部の間の距離の長さから中心の玉軸受までの、好ましくは中心の玉軸受の半分の幅(B-(B+U)=B/2及びB-(B+U)=B/2)までの、中央の延伸部は、第2の中心の凹部にぴったりと填まって係合し得るように、第2の中心の凹部の外径に一致する外径を有することが好ましい。
好ましい一実施形態において、第1及び第2の中央の延伸部は、それぞれの円盤状のサイドキャップの内面部と中心の玉軸受との間の距離(B+U及びB+U)の中央の延伸部の外径が第2の中心の凹部の直径よりも大きく、中央の延伸部がこの区間内の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合するのを妨げるため、中心の玉軸受の幅の半分の長さでのみ第2の中心の凹部に係合し得る。前述したように、スイングボディと円盤状のサイドキャップの内面部との距離はB又はBであり、好ましくは0.1から3.0mm、0.3mmから2.0mm、更に好ましくは0.5mmから1.5mm、最も好ましくは0.8mmから1.2mmの範囲にある。
従って、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第1の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じて0.1mmから3.0mmを加えた幅を有し、第1の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第1の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有する。
同様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第1の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第1の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じてスイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを加えた幅を有し、第1の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第1の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有する。
同様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第2の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第2の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じて0.1mmから3.0mmを加えた幅を有し、第2の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第2の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有する。
同様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディから成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディは、第1の中心の凹部を設けられた外殻と、第2の中心の凹部を設けられた中心の玉軸受を備え、中心の玉軸受は外殻の第1の中心の凹部に挿入され、第1の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第1の中央の延伸部を有し、反対側の第2の円盤状のサイドキャップは外面部、内面部、及び内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、第1の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部との係合に適し、第2の中央の延伸部は中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び/又は第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部との係合に適し、第2の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第2の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じてスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを加えた幅を有し、第2の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第2の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有する。
この様に、本発明は又、互いに対向する2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間に配置された回転自在なスイングボディ(S)から成る、子供のゲームに適した回転式の遊具に関するものであり、スイングボディ(S)は外殻(M)と中心の玉軸受(L)を備え、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)は外縁部(R1)、外面部(F1)、内面部(I1)、及び内面部(I1)に接する第1の中央の延伸部(P1)を備え、反対側の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は外縁部(R2)、外面部(F2)、内面部(I2)、及び内面部(I2)に接する第2の中央の延伸部(P2)を備え、延伸部(P1)及び(P2)はスイングボディ(S)との係合に適し、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、外縁部(R1)及び(R2)において回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。ここで、第1の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第1の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じてスイングボディと第1の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを加えた幅を有し、第1の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第1の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有し、及び/又は、第2の中央の延伸部は直径の異なる2つの領域を有し、第2の中央の延伸部の内面部に隣接する部分はスイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きな直径を有し、スイングボディの半分の幅から中心の玉軸受の半分の幅を減じてスイングボディと第2の円盤状のサイドキャップの内面部との距離Bを加えた幅を有し、第2の中央の延伸部の第1の領域に隣接する第2の中央の延伸部の第2の領域は中心の玉軸受の第2の凹部の直径に一致する直径を有する。
別の好ましい実施形態では、第1及び/又は第2の延伸部は又、サイドキャップ間の距離又は距離の半分よりも短い全長を有し得る。別の実施形態において、第1及び第2の延伸部は、異なる全長を有し得る。好ましくは、第1のサイドキャップの第1の延伸部の部分は、第2のサイドキャップの第2の延伸部の部分と共に、玉軸受の第2の中心の凹部の外径に一致する外径を有し、これらの部分を合わせて最大ではスイングボディの幅又はスイングボディの外殻の幅、若しくは最大では中心の玉軸受の幅まで、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。中心の玉軸受の第2の中心の凹部の外径に一致する外径を有し、中心の玉軸受第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る第1及び第2の延伸部の部分の長さが、中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合した後に力を加えることなしに、例えば重力だけで、中心の玉軸受の第2の中心の凹部から再び外れたりしない長さであることが好ましい。
前述の実施形態において示されたように、円盤状のサイドキャップの内面部の第1及び第2の延伸部も又、好ましくは異なる形状を有し得る。例えば、円盤状のサイドキャップの内面部の中央の延伸部は円筒形で有り得るが、三角形、四角形、五角形、又は正多角形の断面形状でもあり得る。円盤状のサイドキャップの内面部とスイングボディとの距離にある円盤状のサイドキャップの内面部の中央の延伸部の部分、例えば2段式の延伸部の第1の段は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の外径に一致する外径を有して中心の玉軸受の中心の凹部にぴったりと填まるように係合しうる延伸部の部分、例えば2段式の延伸部の第2の段、とは異なる外形を有し得る。円盤状のサイドキャップの中央の延伸部のぴったりと填めるように係合し得る部分が円筒形の場合、この部分は第2の中心の凹部の外径に一致する外径を有することが好ましい。第2の中心の凹部も又、円筒形であることが特に好ましい。例えば、円盤状のサイドキャップの中央の延伸部のぴったりと填まるように係合し得る部分が正六角形の断面形状を有する場合、正六角形の角部と正六角形の中心との間の2倍の距離、すなわち、正六角形の角部を通る円の半径の2倍又は直径は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部の外径に等しいことが好ましく、その場合、正六角形の形状を有するサイドキャップの延伸部は正中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填まるように係合され得る。
中央の延伸部が2段式の延伸部として2つの段部を有する上記の好ましい実施形態は、スイングボディとサイドキャップの内面部との間の所定の距離を実現するための一つの可能な事例に過ぎない。いくつかの他の好ましい実施形態では、所定の直径を有するスペーサが又、円盤状のサイドキャップの内面部に設けられ得る。これらのスペーサは、好ましくは、前述された2段式の延伸部の第1の段の長さに一致する長さを有する。例示的な一実施形態において、例えば、内面部に連なる第1の中央の延伸部は、内面部の側にスペーサを有し、スペーサの直径は円盤状のサイドキャップの直径の範囲内、例えば中心の玉軸受の内輪の直径に一致する。上述の実施形態において説明された、2つの段部を有する中央の延伸部を、2段式の延伸部とする場合と、又は円盤状のサイドキャップにスペーサを備える場合のどちらもが、第1の中央の延伸部が玉軸受の第2の中心の凹部に係合し、第2の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置された第1の延伸部に係合する場合にも、第1の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合し、第2の中央の延伸部が中心の玉軸受の第2の中心の凹部並びに中心の玉軸受の第2の中心の凹部に配置される第1の中央の延伸部に係合する場合にも、又、第1及び第2の中央の延伸部が、互いに嵌まり合うことなく、それぞれ中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合する場合にも、中央の延伸部の前述した全ての実施形態において適用可能である。
いくつかの好ましい実施形態では、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部を中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合した後、又は第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部を第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部に係合した後、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部の内部に、第2の中央の延伸部を第1の中央の延伸部へ押し込むのに所定の圧縮力を必要とし、この差込接続を解除するのに所定の引張力を必要とする抵抗を有する差込接続の形式の係止機構を設ける。こうした差込接続は、材料を厚くしたり薄くしたりすることによって容易に実現し得る。例えば、材料を厚くしたり、第2の中央の延伸部の外面部の中央に点状又は円形の隆起部を設けたりすることによって、第2の中央の延伸部を第1の中央の延伸部の内面部の対応する凹部にぴったりと係合させる。この接続を解除するには、すなわち第2の中央の延伸部を第1の中央の延伸部にしっかりと挿入するには、少なくとも20Nの圧縮力が必要となる。この接続を緩めるにも、少なくとも20Nの引張力が必要となる。
上記の差込接続は、係止機構を実装するための1つの方法にすぎない。スイングボディ、第1の円盤状のサイドキャップ、並びに第2の円盤状のサイドキャップを組み立てて本発明の回転式の遊具を形成した後にバラバラにならないように、最新の技術として知られる他の方法も又、使用し得る。この接続は、例えば、第2の中央の延伸部をねじのようにねじ込むことができるように、第1の中央の延伸部の中心の凹部にねじ溝を設け、力をかけて締め付ける方式によって実現することが好ましい場合もあり得る。いくつかの実施形態では、回転式の遊具の組み立てられた部品は、互いに分解できないことが好ましい場合もあり得る。例えば、2つの円盤状のサイドキャップの一方をスイングボディに、例えば適切な接着剤で接着することによって、回転式の遊具のこれらの2つの部品がもはや取り外せないように、特に20Nの引張力をかけても緩まないように組み立て得る。これらの実施形態では、例えば、円盤状のサイドキャップの一方のみを20Nの引張力で緩めて、交換できることが好ましい場合があり得る。好ましい一実施形態において、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合し得、第1の円盤状のサイドキャップの第1の中央の延伸部は、第2の円盤状のサイドキャップの第2の中央の延伸部がぴったりと填まるように係合し得る中心の凹部を有し、第1の円盤状のサイドキャップ及び中心の玉軸受はもはや互いに取り外しできず、第2の延伸部は第1の延伸部の中心の凹部にぴったりと填まるように係合し得る。しかしながら、組み立てられた円盤状のサイドキャップは、力を加えることによって互いに、スイングボディからも又、再び取り外し得ることが特に好ましい。これは、例えば、回転式の遊具のスイングボディ、又は円盤状のサイドキャップの一方又は両方を交換する場合に特に好ましい。例示的な一実施形態では、異なるスイングボディ及び異なる円盤状のサイドキャップが提供され、ユーザはこれらを任意の組み合わせで組み立て得る。
この様に、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)が、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)に、係合に少なくとも20Nの圧縮力が必要で、係合の解除に少なくとも20Nの引張力が必要であるような方法で係合すること、又は、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)が、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)と係合するときに、接続に少なくとも20Nの圧縮力が必要で、接続の解除に少なくとも20Nの引張力が必要であるような方法で接続され得ることが好ましい。サイドキャップを互いに個別に交換できるようにするためには、第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部に係合するのに適し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の中央の延伸部に係合するのに適し、中央の延伸部は互いに係合しないことが好ましい。第1の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第1の側において第2の中心の凹部に係合し、第2の中央の延伸部は、中心の玉軸受の第2の側において第2の中心の凹部に係合することが好ましい。
本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態において、スイングボディ又はスイングボディの外殻、並びに対向するサイドキャップは、1つ又は複数の印刷可能な外面部を有する。印刷された回転式の遊具の例示的な一実施形態では、スイングボディの外殻は、例えば、正六角形の形状を有する。六角形の表面には、例えば、異なるゲームのキャラクタや1から6までの数字が6つの外側の領域に印刷される。従って、回転式の遊具のこの例示的な実施形態では、1から6までの数字が印刷される場合、サイコロのように使用し得る。スイングボディはユーザが、例えば指を使って、回転させたり停止させたりする。ユーザの指がスイングボディにブレーキをかける領域は、ユーザが「投げた」数を表す。一方、外殻の外枠の外面部にゲームのキャラクタやアクションが印刷されている場合は、回転可能なスイングボディを停止することによってゲームのキャラクタやアクションを選択し得る。
本発明の回転式の遊具のいくつかの好ましい実施形態では、例えば、音響信号及び/又は視覚信号を生成する更なる構成部品を、スイングボディ又は2つの円盤状のサイドキャップに組み込み得る。視覚信号の生成に適した適切な構成部品としては、例えば、スイングボディの外殻の1つ又は複数の凹部、スイングボディ、又は円盤状のサイドキャップに組み込み可能な発光ダイオード(LED)が挙げられる。好ましい一実施形態において、例えば、異なる光の色を有するいくつかのLEDを、スイングボディの外殻に組み込み得る。音響信号の生成に適した適切な構成部品としては、LEDの場合と同様に、視覚的に知覚可能な光に替えて音響信号を有する構成部品であるか、又は、例えば、回転時に空気流が構成部品を通って流れて音響信号が生成されるように組み込まれ得る構成部品かであり得る。音響信号又は視覚信号を生成するそうした構成部品、特に好ましくはスイングボディの回転中にのみそれらの信号を生成する構成部品は、最新の技術として知られており、当業者は、音響信号及び/又は視覚信号を生成するための適切な構成要素を遊具に組み込むための現在明らかになっている事実に基づいて選択し得る。
本発明の回転可能な遊具の好ましい一実施形態である。スイングボディ(S)は、円筒形で印刷可能な表面を有し、2つの円盤状のサイドキャップ(K1)と(K2)の間の中央に配置される。右側には、平坦で印刷可能な円形の外面部(F1)を備える丸い円筒形の円盤である、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。第2の円盤状のサイドキャップ(K2)は、左側にその外縁部のみ、表示されている。第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の直径は、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の直径に一致し、スイングボディ(S)の直径に一致する。スイングボディ(S)の幅は、円盤状のサイドキャップの幅の10倍から12倍に一致し、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の幅は、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の幅に一致する。 図2Aは、外殻部(M)及びぴったりと填めて中央に挿入される中心の玉軸受(L)から成るスイングボディ(S)の図である。中心の玉軸受(L)は、第2の中心の凹部(A2)を有する。図2Bは、外殻(M)と中心の玉軸受(L)の中心の配置である。第2の中心の凹部(A2)を備える円筒形の中心の玉軸受(L)は、円筒形の外殻(M)によって同心状に囲まれる。回転軸は、スイングボディ(S)の中心を垂直に通り、その周りをスイングボディ(S)が自由に回転し得る。 円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)を、スイングボディ(S)を間に挟まずに取り付けた図で、どちらも同じ幅と直径を有する。円盤状のサイドキャップ(K1)と(K2)の間の中央に位置する回転軸の周りの円柱は、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の内面部(I1)の中心に位置する第1の中央の延伸部(P1)であり、サイドキャップ(K2)の内面部(I2)の中央に位置する、図3では見えない第2の中央の延伸部(P2)に係合される。 円筒形の外殻(M)、円筒形の中心の玉軸受(L)、及び中心の玉軸受(L)の円筒形の中心の凹部を備えるスイングボディ(S)を備える遊具である。スイングボディ(S)の右側には、外面部(F2)及び中央の円筒形の第2の中央の延伸部(P2)を備える円筒形の第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。左側には、内面部(I1)とその中央にある円筒形の第1の中央の延伸部(P1)を備える円筒形の第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。 第1の中央の延伸部(P1)との係合に適する、中空円筒又は円筒シェルの形態の例示的な円筒形の第2の中央の延伸部(P2)を、上面(左)及び側面(右)から見た図である。 中空円筒又は円筒シェルの形態の例示的な円筒形の第1の中央の延伸部(P1)を、上面(左)及び側面(右)から見た図である。 幅Bの外殻(M)を備えるスイングボディ(S)と、幅B及び中心の凹部(A2)を有する中心の玉軸受(L)とを備える本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態である。スイングボディ(S)の右側には、長さBの第1の中央の延伸部(P1)を備える第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。第1の中央の延伸部(P1)は、深さTの中心の凹部を有する。左側には、長さBの第2の中央の延伸部(P2)を備える第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。 図8Aは、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の長さBの第2の中央の延伸部(P2)と、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の長さBの第1の中央の延伸部(P1)との係合を、 スイングボディ(S)を間に挟まない状態で示した図である。両方の延伸部の長さは同一、すなわちB=Bで、完全に嵌め合わせることが可能である。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。図8Bは、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の長さBの第2の中央の延伸部(P2)を、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の長さBの第1の中央の延伸部(P1)に係合させた状態を、 スイングボディ(S)を間に配置して示した図である。両方の延伸部の長さは同一、すなわちB=Bで、完全に嵌め合わせることが可能である。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。外殻(M)は幅Bを有し、中心の玉軸受(L)は幅B及び第2の中心の凹部(A2)を有する。スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の間の距離は長さBに等しく、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の間の距離は長さBに等しい。この例示的な実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)にぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に位置する第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)にぴったりと填まるように係合する。 幅Bの外殻(M)を備えるスイングボディ(S)と、幅B及び中心の凹部(A2)を有する中心の玉軸受(L)とを備える本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態である。スイングボディ(S)の右側には、長さBの第1の中央の延伸部(P1)を備える第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。左側には、長さBの第2の中央の延伸部(P2)を備える第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。 図10Aは、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の長さBの第2の中央の延伸部(P2)と、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の長さBの第1の中央の延伸部(P1)との組み立てを、スイングボディ(S)を間に挟まない状態で示した図である。両方の延伸部の長さは同一、すなわちB=Bで、完全に嵌め合わせることが可能である。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。図10Bは、長さBの第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)を中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合し、長さBの第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)を中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合した状態を、スイングボディ(S)を挟んで示した図である。両方の延伸部の長さは同一、すなわちB=Bである。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は互いの間に距離Bを有し、従ってB+B=Bとなる。外殻(M)は幅Bを有し、中心の玉軸受(L)は幅B及び第2の中心の凹部(A2)を有する。スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の間の距離は長さBに等しく、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の間の距離は長さBに等しい。この好ましい実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)は、中央の延伸部(P1)と(P2)とが嵌まり合うことなく、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまでぴったりと填まるように係合する。 幅Bの外殻(M)を備えるスイングボディ(S)と、幅B及び中心の凹部(A2)を有する中心の玉軸受(L)とを備える本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態である。スイングボディ(S)の右側には、長さBの第1の中央の延伸部(P1)を備える第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。第1の中央の延伸部(P1)は、深さTの中心の凹部を有する。左側には、長さBの第2の中央の延伸部(P2)を備える第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。第2の中央の延伸部は、内面部(I2)に隣接し玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)の直径に一致する直径を有する長さBの部分、及び第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)の中心の凹部に深さTまで係合し得る長さTの部分を有する。 図12Aは、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の長さBの第2の中央の延伸部(P2)と、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の長さBの第1の中央の延伸部(P1)との係合を、 スイングボディ(S)を間に挟まない状態で示した図である。第2の中央の延伸部(P2)の長さTの部分は第1の中央の延伸部(P1)の中心の凹部に深さTまで係合する。本図における第2の中央の延伸部の長さTの部分は第1の中央の延伸部の中心の凹部に深さTまで係合する。長さT及びT は同じで、完全に嵌まりあう。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。内面部(I2)に隣接する第2の中央延伸(P2)の長さBの部分は、第1の中央の延伸部(P1)の中心の凹部には係合しない。図12Bは、長さBの第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)を、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)及び第1の中央の延伸部(P1)の中心の凹部に係合し、長さBの第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)を、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合した状態を、スイングボディ(S)を挟んで示した図である。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。外殻(M)は幅Bを有し、中心の玉軸受(L)は幅B及び第2の中心の凹部(A2)を有する。スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の間の距離は長さBに等しく、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の間の距離は長さBに等しい。この好ましい実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまでぴったりと填まるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)は、玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまでぴったりと填まるように係合するとともに、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に位置する第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)にぴったりと填まるように係合する。
幅Bの外殻(M)を備えるスイングボディ(S)と、幅B及び中心の凹部(A2)を有する中心の玉軸受(L)とを備える本発明の回転式の遊具の好ましい一実施形態である。スイングボディ(S)の右側には、長さBの2段式の第1の中央の延伸部(P1)を備える第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。左側には、長さBの2段式の第2の中央の延伸部(P2)を備える第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。第2の中央の延伸部は内面部(I2)に隣接する長さBの部分を有し、第1の中央の延伸部は内面部(I1)に隣接する長さBの部分を有し、長さB及びBの部分は、外殻(M)の第1の中心の凹部(A1)の直径よりも小さく中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)の直径よりも大きい直径を有する。中央の延伸部(P1)及び(P2)は嵌まり合うことなく、第1の中央の延伸部(P1)は、中央の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまで係合する長さTの部分を有し、第2の中央の延伸部(P2)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に深さTまで係合する長さTの部分を有する。 図14Aは、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の長さBの2段式の第2の中央の延伸部(P2)と、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の長さBの2段式の第1の中央の延伸部(P1)との組み立てを、スイングボディ(S)を間に挟まない状態で示した図である。図14Bは、長さBの第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)を中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合し、長さBの第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)を中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合した状態を、スイングボディ(S)を挟んで示した図である。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間の距離はBである。外殻(M)は幅Bを有し、中心の玉軸受(L)は幅B及び第2の中心の凹部(A2)を有する。スイングボディ(S)と第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の間の距離は長さBに等しく、スイングボディ(S)と第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の間の距離は長さBに等しい。この好ましい実施形態において、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に長さTに一致する深さTまでぴったりと填めるように係合し、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)の第2の中央の延伸部(P2)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に長さTに一致する深さTまでぴったりと填まるように係合する。 図15Aは、幅Bの外殻(M)を備えるスイングボディ(S)と、中心の玉軸受(L)及び中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)とを備える、図14Bの回転式のスイングボディを90°回転させた図である。スイングボディ(S)の上側には、例示的な2段式の第1の中央の延伸部(P1)を備える第1の円盤状のサイドキャップ(K1)が配置される。下側には、例示的な2段式の第2の中央の延伸部(P2)を備える第2の円盤状のサイドキャップ(K2)が配置される。第1の円盤状のサイドキャップは外縁部(R1)を有し、第2の円盤状のサイドキャップは外縁部(R2)を有する。回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)は、その外縁部(R1)及び(R2)において、回転自在なスイングボディ(S)に向かって動き得る。スイングボディ(S)に向かって円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)を動かして回転自在なスイングボディ(S)をその位置に固定するために、互いに対向する円盤状のサイドキャップの外縁部(R1)及び(R2)に作用する圧縮力(AF)の作用点を図示する。図15Bは、図15Aの回転式のスイングボディを示すが、円盤状のサイドキャップ(K1、K2)は外縁部(R1、R2)において、内向きに作用する圧縮力(AF)によって回転自在なスイングボディ(S)に向かって動かされ、回転自在なスイングボディ(S)がその位置に固定される。図時の円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)とスイングボディ(S)は適切な間隔を有し、円盤状のサイドキャップに垂直な内向きの力(AF)を、好ましくは円盤状のサイドキャップの外縁部(R1、R2)に加えることができ、その結果、事前に回転状態に置かれたスイングボディの回転にブレーキがかかる。
図1に、本発明の一実施例に係る、組み立てられた回転式の遊具を示す。回転式の遊具は、円筒形のスイングボディ(S)、外縁部(R1)を備える円筒形の円盤状のサイドキャップ(K1)、及び外縁部(R2)を備える円筒形の円盤状のサイドキャップ(K2)から成る。円筒形のスイングボディ(S)はポリオキシメチレン(POM)製である。スイングリング(S)又はスイングリング(S)の外殻(M)の寸法は、外径3.5cm、幅1.0cmである。外殻(M)には10個の2次元の模様が印刷されている。スイングボディ(S)の円筒形外殻(M)には、ポリオキシメチレン(POM)製の中心の玉軸受(L)が挿入され、玉軸受(L)の玉はステンレス鋼製である。第1の中心の凹部(A1)の直径は1.6cmである。円筒形の中心の玉軸受(L)は外径1.6 cm、幅0.8 cmで、直径1.0 cmの円筒形の第2の中心の凹部(A2)を有する。組み立てられた回転式の遊具は、一方には、平坦な印刷可能な円形の外面部(F1)を備えた円形の円盤として円盤状のサイドキャップ(K1)を有し、他方には、平坦で印刷可能な円盤状のサイドキャップ(K2)を有する。円筒形の円盤状のサイドキャップもポリオキシメチレン(POM)製で、それぞれの外径は3.5cm、幅は1mmである。組み立てられた円盤状のサイドキャップ(K1)と(K2)は、2つの内面部(I1)と(I2)との間に1.2cmの距離を置いて互いに平行に配置されている。円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)はそれぞれ、円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1)及び(I2)の中心に配置された、長さ0.5 cmの2段式の延伸部(P1)及び(P2)を有する。2段式の延伸部(P1)及び(P2)の第1の段は、長さ2.0 mm、直径1.2cmである。2段式の延伸部(P1)及び(P2)の第2の段は、長さ3.0 mm、直径1.0cmである。この様に、第1の中央の延伸部(P1)は、中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に3.0mmの深さまで係合し、第2の中央の延伸部(P2)は、中心の玉軸受の第2の中心の凹部(A2)に3.0mmの深さまで係合し、中央の延伸部(P1)及び(P2)は互いに嵌まり合わない。
回転式の遊具の組み立ては、以下のように行う。最初に、円盤状のサイドキャップ(K1)の第1の中央の延伸部(P1)を中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)に係合させて、第1の円盤状のサイドキャップ(K1)を、スイングボディ(S)に組みつける。次に、第2の中央の延伸部(P2)を反対側の中心の玉軸受(L)の第2の中心の凹部(A2)にぴったりと填めるように係合させて、第2の円盤状のサイドキャップ(K2)を、既に組み立てられたスイングボディ(S)及び第1の円盤状のサイドキャップ(K1)と組み付ける。これにより本発明の回転式の遊具が提供されるが、スイングボディ(S)と円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の内面部(I1)及び(I2)との距離はそれぞれ0.1mmであり、その結果、2つの円盤状のサイドキャップ(K1)及び(K2)の間のスイングボディ(S)は回転自在となり、左手でスイングボディ(S)を挟んで右手でスイングボディ(S)を回転させることができ、スイングボディ(S)は10秒後も毎秒2回転の速度で自由に回転を続ける。
サイドキャップ(K1)の外縁部(R1)と、ちょうどその反対側に位置するサイドキャップ(K2)の外縁部(R2)を約22Nの圧縮力で押すことによって、スイングボディ(S)がもはや回転できなくなり、その位置が固定されるように、従って外殻(M)上の模様の位置が固定されるように、サイドキャップ(K1)及び(K2)をスイングボディ(S)に向けて押し付けることができる。

Claims (29)

  1. 互いに対向する第1および第2の円盤状のサイドキャップの間に配置された回転自在なスイングボディを備える子供のゲームに適した回転式の遊具であって、前記スイングボディは外殻と中心の玉軸受を備え、前記第1の円盤状のサイドキャップは外縁部、外面部、内面部及び前記内面部に接する第1の中央の延伸部を備え、反対側の前記第2の円盤状のサイドキャップは外縁部、外面部、内面部及び前記内面部に接する第2の中央の延伸部を備え、前記第1および第2の中央の延伸部は前記スイングボディとの係合に適し、前記第1および第2の円盤状のサイドキャップは前記回転自在なスイングボディを停止させるために前記外縁部において前記回転自在なスイングボディに向かって動き得る、回転式の遊具。
  2. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップは前記スイングボディの外径の0.5倍から1.2倍の範囲の直径を備える、請求項1に記載の回転式の遊具。
  3. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップは、前記回転自在なスイングボディを停止させるために作用する圧縮力によって前記外縁部において前記回転自在な遊具に向かって可逆的に動き得る、請求項1又は2に記載の回転式の遊具。
  4. 前記外殻は円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形状を備える、請求項1~3のいずれかに記載の回転式の遊具。
  5. 前記第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は前記第2の円盤状のサイドキャップは円筒形、又は三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状を備える、請求項1~4のいずれかに記載の回転式の遊具。
  6. 前記三角形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、若しくは多角形の断面形状が正多角形である、請求項4及び5のいずれかに記載の回転可能な遊具。
  7. 前記外殻を備える前記回転自在なスイングボディは円筒形で、前記円筒形のスイングボディの外側の円筒面は平坦であり印刷可能である、請求項1~6のいずれかに記載の回転式の遊具。
  8. 前記回転自在なスイングボディの前記円筒形の外殻の肉厚は一定である、請求項7に記載の回転式の遊具。
  9. 前記回転自在なスイングボディの前記円筒形の外殻の外径は一定である、請求項7に記載の回転式の遊具。
  10. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップは、前記回転自在なスイングボディを停止させるために5Nから100Nの範囲の圧縮力を作用させることによって前記外縁部において前記回転自在なスイングボディに向かって可逆的に動き得る、請求項1~9のいずれかに記載の回転式の遊具。
  11. 互いに対向する前記第1および第2の円盤状のサイドキャップの前記内面部の間の距離が前記スイングボディの幅よりも大きい、請求項1~10のいずれかに記載の回転式の遊具。
  12. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップは前記スイングボディの外径の0.8倍から1.1倍の範囲の直径を備える、請求項1、3~11のいずれかに記載の回転式の遊具。
  13. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップはどちらも前記スイングボディの前記外径に一致する直径を備える、請求項2に記載の回転式の遊具。
  14. 前記中心の玉軸受の幅は前記スイングボディの幅の0.50倍から0.95倍の範囲にある、請求項2に記載の回転式の遊具。
  15. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップの幅はそれぞれ前記スイングボディの幅の0.05倍から0.5倍の範囲にある、請求項1~14のいずれかに記載の回転式の遊具。
  16. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップの幅はそれぞれ前記スイングボディの幅の0.07倍から0.3倍の範囲にある、請求項1~14のいずれかに記載の回転式の遊具。
  17. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップの幅はそれぞれ前記スイングボディの幅の0.1倍から0.2倍の範囲にある、請求項1~14のいずれかに記載の回転式の遊具。
  18. 前記第1および第2の円盤状のサイドキャップはどちらも同じを備える、請求項1~17のいずれかに記載の回転式の遊具。
  19. 前記スイングボディ又は前記スイングボディの前記外殻、及び前記互いに対向する第1および第2の円盤状のサイドキャップは1つ又は複数の印刷可能な外面部を備える、請求項1~18のいずれかに記載の回転式の遊具。
  20. 前記スイングボディの質量は前記2つの第1および第2の円盤状のサイドキャップの質量の少なくとも15倍である、請求項1~19のいずれかに記載の回転式の遊具。
  21. 前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部は前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合し、前記第2の円盤状のサイドキャップの前記第2の中央の延伸部は前記中心の玉軸受の前記第2の中心の凹部に位置する前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部にぴったりと填めるように係合する、請求項1~20のいずれかに記載の回転式の遊具。
  22. 前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部は前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合し、前記サイドキャップの前記第2の中央の延伸部は前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部及び前記第2の中心の凹部に位置する前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部にぴったりと填めるように係合する、請求項1~20のいずれかに記載の回転式の遊具。
  23. 前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部は前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部にぴったりと填めるように係合し、前記第2の中央の延伸部も前記中心の玉軸受の前記第2の中心の凹部に係合し、前記第1および第2の中央の延伸部は互いに係合しない、請求項1~20のいずれかに記載の回転式の遊具。
  24. 前記第1の中央の延伸部は異なる直径から成る2つの領域を備え、前記第1の中央の延伸部における前記内面部に隣接する部分は、前記スイングボディの第1の中心の凹部の直径よりも小さく前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部の直径よりも大きい直径を有し、前記スイングボディの幅の半分から前記中心の玉軸受の幅の半分を減じ前記スイングボディと前記第1の円盤状のサイドキャップの距離を加えた幅に一致する幅を有し、前記第1の中央の延伸部の第1の領域に隣接する前記第1の中央の延伸部の第2の領域は前記中心の玉軸受の前記第2の中心の凹部の前記直径に一致する直径を有する、請求項1~23のいずれかに記載の回転式の遊具。
  25. 前記第2の中央の延伸部は異なる直径から成る2つの領域を備え、前記第2の中央の延伸部における前記内面部に隣接する部分は、前記スイングボディの第1の中心の凹部の前記直径よりも小さく前記中心の玉軸受の第2の中心の凹部の前記直径よりも大きい直径を有し、前記スイングボディの幅の半分から前記中心の玉軸受の幅の半分を減じ前記スイングボディと前記第2の円盤状のサイドキャップの距離を加えた幅に一致する幅を有し、前記第2の中央の延伸部の第1の領域に隣接する前記第2の中央の延伸部の第2の領域は前記中心の玉軸受の前記第2の中心の凹部の前記直径に一致する直径を有する、請求項1~24のいずれかに記載の回転式の遊具。
  26. 前記第2の円盤状のサイドキャップの前記第2の中央の延伸部は前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部に係合し、又は前記第2の円盤状のサイドキャップの前記第2の中央の延伸部は前記第1の円盤状のサイドキャップの前記第1の中央の延伸部に連結でき、係合時又は連結時に、係合又は連結の確立に少なくとも20Nの圧縮力が必要で、係合又は連結の解除に少なくとも20Nの引張力が必要であるように構成される請求項1~25のいずれかに記載の回転式の遊具。
  27. 前記外殻は1つ又は複数の凹部を備える、請求項1~26のいずれかに記載の回転式の遊具。
  28. 前記第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は前記第2の円盤状のサイドキャップは前記サイドキャップの外縁部に1つ又は複数の凹部を備える、請求項1~27のいずれかに記載の回転式の遊具。
  29. 前記第1の円盤状のサイドキャップ及び/又は第2の円盤状のサイドキャップは、前記サイドキャップの材料によって完全に取り囲まれる1つ又は複数の凹部を備える、請求項1~28のいずれか一項に記載の回転式の遊具。

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