JP7478529B2 - 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法 - Google Patents

焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法に関する。
焦点距離可変レンズ装置として、例えば特許文献1に記載された原理の液体レンズシステム(以下単にレンズシステムと呼ぶことがある)を利用した装置が開発されている。
液体レンズシステムは、圧電材料で形成された円筒状の振動部材を、透明な液体に浸漬して形成される。液体レンズシステムにおいて、振動部材の内周面と外周面とに交流電圧を印加すると、振動部材が厚み方向に伸縮し、振動部材の内側の液体を振動させる。液体の固有振動数に応じて印加電圧の周波数を調整すると、液体に同心円状の定在波が形成され、振動部材の中心軸線を中心として屈折率が異なる同心円状の領域が形成される。この状態で、振動部材の中心軸線に沿って光を通すと、この光は同心円状の領域ごとの屈折率に従って発散または収束する経路を辿ることになる。
焦点距離可変レンズ装置は、前述した液体レンズシステムと、焦点を結ぶための対物レンズ(例えば通常の凸レンズあるいはレンズ群)とを、同じ光軸上に配置して構成される。液体レンズシステムは、液体レンズユニットとしてパッケージ化され、焦点距離可変レンズ装置に組み込まれる。
通常の対物レンズに平行光を入射させると、レンズを通過した光は所定の焦点距離にある焦点位置に焦点を結ぶ。これに対し、対物レンズと同軸に配置されたレンズシステムに平行光を入射させると、この光はレンズシステムで発散または収束され、対物レンズを通過した光は元の(レンズシステムがなかった状態の)焦点位置よりも遠くまたは近くにずれた位置に焦点を結ぶ。
従って、焦点距離可変レンズ装置においては、レンズシステムに入力される駆動信号(内部の液体に定在波を発生させる周波数の交流電圧)を印加し、この駆動信号の振幅を増減させることで、焦点距離可変レンズ装置としての焦点位置を一定の範囲内(対物レンズの焦点距離を基準としてレンズシステムにより増減できる所定の変化幅)で任意に制御することができる。
焦点距離可変レンズ装置において、レンズシステムに入力される駆動信号としては、例えば正弦波状の交流信号が用いられる。このような駆動信号が入力されると、焦点距離可変レンズ装置の焦点距離(焦点位置)は正弦波状に変化する。この際、駆動信号の振幅が0のとき、レンズシステムを通る光は屈折されず、焦点距離可変レンズ装置の焦点距離は対物レンズの焦点距離となる。駆動信号の振幅が正負のピークにあるとき、レンズシステムを通る光は最も大きく屈折され、焦点距離可変レンズ装置の焦点距離は対物レンズの焦点距離から最も変化した状態となる。
上述した焦点距離可変レンズ装置によって画像を取得する場合、パルス照明部が、駆動信号の所定の位相でパルス発光して対象物を照明する。これにより、正弦波状に変化する焦点位置が所定の焦点位置になったときにパルス照明が行われるため、この焦点位置で合焦した対象物の画像が検出される。
米国特許出願公開第2010/0177376号明細書
ところで、特許文献1に記載のレンズシステムに入力される駆動信号の周期は70kHzであり、周期的に変動する焦点距離が一往復するためにかかる時間(焦点距離変動周期)は14.3μs程度である。特許文献1に記載のレンズシステムを利用した焦点距離可変レンズ装置では、この焦点位置変動周期に対して十分に短い時間をパルス照明時間に設定することにより、観察像のぶれが少ない画像を得ることができる。
しかし、一般に、良好な明るさの画像を取得するためには、数十~数百μsのパルス照明時間が必要である。このため、上述の焦点距離可変レンズ装置において、1回のパルス照明時間によっては良好な明るさの画像を取得することが困難である。
そこで、上述の焦点距離可変レンズ装置では、カメラなどの画像検出部が露光している所定の露光時間内(ミリ秒単位)に、駆動信号の所定の位相に同期したパルス照明(数十~数百ナノ秒単位)を複数回行い、所定の焦点距離で検出された複数の画像を重畳して1枚の画像に処理することが行われている。しかし、このような方法では、良好な明るさの画像を得るための所要時間が長くなってしまう。
本発明の目的は、より短時間で良好な明るさの画像を取得できる焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法を提供することにある。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、入力される駆動信号に応じて焦点距離が周期的に変化する焦点距離可変レンズと、前記焦点距離可変レンズを通して測定対象物の画像を検出する画像検出部と、パルス発光して前記測定対象物を照明するパルス照明部と、前記焦点距離可変レンズの指定焦点距離に対応する2つの検出位相に基づいて、前記駆動信号の一周期中に2回のパルス発光を行うように前記パルス照明部を制御する発光制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明において、焦点距離可変レンズの焦点距離は、駆動信号の振幅変化に応じて往復変動する。このため、焦点距離が所定距離になる位相は、駆動信号の一周期中に2つ存在する。
そこで、本発明では、発光制御部が、指定焦点距離に対応する2つの検出位相に基づいてパルス照明部を制御する。これにより、パルス照明部は、駆動信号の一周期中に、焦点距離可変レンズの焦点距離が指定焦点距離付近になる2回のタイミングのそれぞれでパルス発光できる。画像検出部は、パルス照明部によりパルス照明された測定対象物の画像を検出することで、指定焦点位置で合焦した画像を検出できる。
一方、従来技術の焦点距離可変レンズ装置は、パルス照明部が駆動信号の所定の位相でパルス発光するように構成されている。すなわち、従来技術の焦点距離可変レンズ装置では、駆動信号の一周期中に1回のパルス照明しか行われない。
このような従来技術に対して、本発明では、駆動信号の一周期中に従来技術の2倍の回数、画像を検出できる。すなわち、本発明では、時間当たりの画像を検出する回数(検出頻度)が従来技術の2倍に向上する。
これにより、本発明では、パルス照明部の1回分の発光時間を従来技術と同じ時間にしたまま、駆動信号Cfの一周期中の合計発光時間を従来技術の2倍にできる。よって、本発明では、良好な明るさの画像を得るために、駆動信号の複数周期の間、画像検出部が露光を継続する場合において、パルス照明部の1回分の発光時間を変えることなく、全体の露光時間を従来技術の半分にすることができる。これにより、良好な明るさの画像を得るための所要時間を短縮できる。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、前記焦点距離可変レンズの前記指定焦点距離に基づいて、前記指定焦点距離に対応する前記2つの検出位相を算出し、算出した前記2つの検出位相を前記発光制御部に設定する検出位相設定部をさらに備え、前記指定焦点距離が前記焦点距離の正のピーク側に設定された第1所定値より大きい場合または前記焦点距離の負のピーク側に設定された第2所定値より小さい場合、前記検出位相設定部は、前記2つの検出位相の間の位相幅に対応する時間が所定時間以上になるように、前記2つの検出位相を算出することが好ましい。
本発明において、所定時間とは、例えば、パルス照明部による1回分のパルス発光時間と次回発光のための準備時間とを合わせた時間である。このような本発明によれば、焦点距離の変動範囲内において、どのような指定焦点距離が入力されたとしても、一周期中に2回のパルス照明を問題なく行うことができる。
本発明の焦点距離可変レンズ制御装置の制御方法は、入力される駆動信号に応じて焦点距離が周期的に変化する焦点距離可変レンズと、前記焦点距離可変レンズを通して測定対象物の画像を検出する画像検出部と、パルス発光して前記測定対象物を照明するパルス照明部と、を備える焦点距離可変レンズ装置において、前記焦点距離可変レンズの指定焦点距離に対応する前記駆動信号の2つの検出位相に基づいて、前記パルス照明部に、前記駆動信号の一周期中に2回のパルス発光を行わせることを特徴とする。
本発明によれば、上述した焦点距離可変レンズ装置と同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、より短時間で良好な明るさの画像を取得できる焦点距離可変レンズ装置を提供することができる。
本発明の焦点距離可変レンズ装置の一実施形態を示す模式図。 前記実施形態の液体レンズユニットの構成を示す模式図。 前記実施形態の液体レンズユニットの振動状態を示す模式図。 前記実施形態の液体レンズユニットの焦点距離を示す模式図。 前記実施形態の制御部分を示すブロック図。 前記実施形態のテーブルまたは演算式における駆動信号の位相と指定焦点距離との関係を示すグラフ。 前記実施形態の駆動信号、焦点距離および発光信号の変化を示すグラフ。 比較例のテーブルまたは演算式における駆動信号の位相と指定焦点距離との関係を示すグラフ。 比較例の駆動信号、焦点距離および発光信号の変化を示すグラフ。 焦点距離の変化を示すグラフの一部拡大図であって、ピーク周辺範囲を示す図。 焦点距離の変化を示すグラフの一部拡大図であって、ピーク周辺範囲を示す図。 焦点距離の変化を示すグラフの一部拡大図であって、検出位相の変形例を説明する図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔焦点距離可変レンズ装置1〕
図1において、焦点距離可変レンズ装置1は、焦点距離を可変にしつつ測定対象物9の表面の画像を検出するものである。
このために、焦点距離可変レンズ装置1は、当該表面に交差する同じ光軸A上に配置された対物レンズ2および液体レンズユニット3と、対物レンズ2および液体レンズユニット3を通して得られる測定対象物9の画像を検出する画像検出部4と、測定対象物9の表面をパルス照明するパルス照明部5と、を備えている。
さらに、焦点距離可変レンズ装置1は、液体レンズユニット3およびパルス照明部5の動作を制御するレンズ制御部6と、レンズ制御部6を操作するための制御用PC7と、を備えている。
制御用PC7は、既存のパーソナルコンピュータにより構成され、所定の制御用ソフトウェアを実行することで所期の機能が実現される。制御用PC7には、画像検出部4から画像を取り込んで処理する機能も含まれている。
対物レンズ2は、既存の凸レンズで構成される。
画像検出部4は、既存のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいは他の形式のカメラ等で構成され、入射される画像Lgを所定の信号形式の検出画像Imとして制御用PC7へ出力することができる。
パルス照明部5は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を含んで構成される。また、パルス照明部5は、レンズ制御部6から入力される発光信号Ciが立ち上がったとき、所定時間だけ照明光Liを発光することにより、測定対象物9の表面に対するパルス照明を行う。照明光Liは測定対象物9の表面で反射され、測定対象物9の表面からの反射光Lrが対物レンズ2および液体レンズユニット3を通して画像Lgを形成する。
液体レンズユニット3は、内部に液体レンズシステムが構成され、レンズ制御部6から入力される駆動信号Cfに応じて屈折率が変化する。駆動信号Cfは、液体レンズユニット3に定在波を発生させる周波数の交流であって、正弦波状の交流信号である。
焦点距離可変レンズ装置1において、焦点位置Pfまでの焦点距離Dfは、対物レンズ2の焦点距離を基本としつつ、液体レンズユニット3の屈折率を変化させることで、任意に変化させることができる。
すなわち、対物レンズ2および液体レンズユニット3は、本発明の焦点距離可変レンズに対応する。
〔液体レンズユニット3〕
図2において、液体レンズユニット3は、円筒形のケース31を有し、ケース31の内部には円筒状の振動部材32が設置されている。振動部材32は、その外周面33とケース31の内周面との間に介装されたエラストマ製のスペーサ39で支持されている。
振動部材32は、圧電材料を円筒状に形成したものであり、外周面33と内周面34との間に駆動信号Cfの交流電圧が印加されることで、厚み方向に振動する。
ケース31の内部には、透過性の高い液体35が充填されており、振動部材32は全体を液体35に浸漬され、円筒状の振動部材32の内側は液体35で満たされている。駆動信号Cfの交流電圧は、振動部材32の内側にある液体35に定在波を発生させる周波数に調整されている。
図3に示すように、液体レンズユニット3においては、振動部材32を振動させると、内部の液体35に定在波が生じ、屈折率が交替する同心円状の領域が生じる(図3(A)部および図3(B)部参照)。
このとき、液体レンズユニット3の中心軸線からの距離(半径)と液体35の屈折率との関係は、図3(C)部に示す屈折率分布Wのようになる。
図4において、駆動信号Cfは正弦波状の交流信号であるため、液体レンズユニット3における液体35の屈折率分布Wの変動幅もこれに従って変化する。そして、液体35に生じる同心円状の領域の屈折率が正弦波状に変化し、これにより焦点位置Pfまでの焦点距離Dfが正弦波状に変動する。
図4(A)の状態では、屈折率分布Wの振れ幅が最大となり、液体レンズユニット3は通過する光を収束させ、焦点位置Pfは近く、焦点距離Dfは最短となっている。
図4(B)の状態では、屈折率分布Wが平坦となり、液体レンズユニット3は通過する光をそのまま通過させ、焦点位置Pfおよび焦点距離Dfは標準的な値となっている。
図4(C)の状態では、屈折率分布Wが図4(A)と逆極性で振れ幅が最大となり、液体レンズユニット3は通過する光を拡散させ、焦点位置Pfは遠く、焦点距離Dfは最大となっている。
図4(D)の状態では、再び屈折率分布Wが平坦となり、液体レンズユニット3は通過する光をそのまま通過させ、焦点位置Pfおよび焦点距離Dfは標準的な値となっている。
図4(E)の状態では、再び図4(A)の状態に戻っており、以下同様の変動を繰り返すことになる。
このように、焦点距離可変レンズ装置1においては、駆動信号Cfは正弦波状の交流信号であり、焦点位置Pfおよび焦点距離Dfも図4の焦点変動波形Mfのように正弦波状に周期的に変動する。
すなわち、焦点距離可変レンズ装置1において、焦点距離Dfは、駆動信号Cfの振幅変化に応じて往復変動するものであり、焦点距離Dfが所定距離になる位相は、駆動信号Cfの一周期中に2つ存在する。
〔レンズ制御部および制御用PC〕
図5に示すように、レンズ制御部6は、液体レンズユニット3の振動、パルス照明部5の発光および画像検出部4の画像検出を制御するものである。具体的には、レンズ制御部6は、液体レンズユニット3に駆動信号Cfを出力する駆動制御部61と、パルス照明部5に発光信号Ciを出力する発光制御部62と、画像検出部4に画像検出信号Ccを出力する画像検出制御部63とを有する。
駆動制御部61には、液体レンズユニット3の振動状態Vfの指標となる液体レンズユニット3の有効電力または駆動電流などが入力される。駆動制御部61は、液体レンズユニット3の振動状態Vfに応じて周波数を調整した駆動信号Cfを、液体レンズユニット3に出力する。
発光制御部62は、後述する検出位相設定部711から入力される検出位相θs1,θs2に基づいて、パルス照明部5に発光信号Ciを出力する。すなわち、発光制御部62は、駆動信号Cfの位相が検出位相θs1,θs2になったとき、発光信号Ciを所定時間立ち上げる。
画像検出制御部63は、レンズ操作部71に設定された露光時間などの検出条件に基づいて、画像検出部4に画像検出信号Ccを出力する。
制御用PC7は、レンズ制御部6に対する設定を行うレンズ操作部71と、画像検出部4から検出画像Imを取り込んで処理する画像処理部72と、焦点距離可変レンズ装置1に対するユーザの操作を受け付ける操作インターフェイス73と、を有する。
特に、レンズ操作部71は、検出位相設定部711を含んで構成されている。検出位相設定部711は、液体レンズユニット3の焦点距離Dfの指定に基づいて検出位相θs1,θs2を算出し、算出した検出位相θs1,θs2を発光制御部62に入力する。
[画像検出処理]
本実施形態における画像検出処理の手順について説明する。
画像検出処理を開始する際、まず、検出位相設定部711が、液体レンズユニット3の焦点距離Dfの指定(指定焦点距離Dfs)の入力を受け付ける。指定焦点距離Dfsの入力は、例えば操作インターフェイス73を介して入力されたユーザ操作に基づいて行われてもよいし、レンズ操作部71が任意の処理を実施することにより行われてもよい。
次に、検出位相設定部711は、指定焦点距離Dfsと検出位相θs1,θs2との対応関係を表すテーブルまたは演算式を利用することにより、指定焦点距離Dfsに基づいて検出位相θs1,θs2を算出する。
ここで、検出位相設定部711が参照するテーブルまたは演算式では、検出位相θs1,θs2と指定焦点距離Dfsとの対応関係が、基本的に図6に示す駆動信号Cfの位相θと焦点距離Dfとの関係に相当しており、検出位相θsは2πの範囲で規定されている。このため、図6に例示するように、検出位相設定部711が参照するテーブルまたは演算式では、1つの指定焦点距離Dfsに対して2つの検出位相θs1,θs2が対応付けられている。
そして、検出位相設定部711は、指定焦点距離Dfsに基づいて算出した2つの検出位相θs1,θs2を、発光制御部62に入力する。
レンズ操作部71による設定後、画像検出制御部63が、設定された検出条件(例えば露光時間等)に応じた画像検出信号Ccを出力する。画像検出部4は、入力された画像検出信号Ccに基づいて、所定時間(駆動信号Cfの複数周期に相当する時間)、露光を実施する。
画像検出部4による露光期間中、発光制御部62が出力する発光信号Ciは、図7に示すように、駆動信号Cfの周期毎に検出位相θs1,θs2に同期して立ち上がる。パルス照明部5は、入力される発光信号Ciが立ち上がったタイミングから所定の発光時間tの間発光する。これにより、駆動信号Cfの周期毎に、液体レンズユニット3の焦点距離Dfが指定焦点距離Dfsになる2回のタイミングのそれぞれで、測定対象物9がパルス照明される。また、駆動信号Cfの一周期におけるパルス照明の合計時間は、「発光時間t×2」となる。
画像検出部4は、露光期間中にパルス照明された測定対象物9の画像Lgを検出し、検出画像Imとして出力する。画像処理部72は、検出された複数の検出画像Imを取り込んで、これらの検出画像Imを重畳処理した画像を作成する。
[比較例の画像検出処理]
次に、比較例における画像検出処理の手順について、本実施形態とは異なる処理を主に説明する。
なお、比較例の焦点距離可変レンズ装置は、検出位相設定部711による処理方法が本実施形態と異なること以外、本実施形態とほぼ同様の構成を有するものである。以下では、比較例について、本実施形態の対応する構成および符号を利用して説明する。
比較例において、検出位相設定部711は、指定焦点距離Dfsと検出位相θsとの対応関係を表すテーブルまたは演算式を利用することにより、指定焦点距離Dfsに基づいて検出位相θsを算出する。
ここで、検出位相設定部711が参照するテーブルまたは演算式では、検出位相θsと指定焦点距離Dfsとの対応関係が、図8に示す駆動信号Cfの位相θと焦点距離Dfとの関係に基づいて定められており、検出位相θsはπの範囲で規定されている。このため、図8に例示するように、比較例のテーブルまたは演算式では、1つの指定焦点距離Dfsに対して1つの検出位相θsが対応付けられている。
そして、検出位相設定部711は、指定焦点距離Dfsに基づいて算出した1つの検出位相θsを、発光制御部62に入力する。
また、比較例において、発光制御部62が出力する発光信号Ciは、図9に示すように、駆動信号Cfの周期毎に検出位相θsに同期して立ち上がる。パルス照明部5は、入力される発光信号Ciが立ち上がったタイミングから所定の発光時間tの間発光する。これにより、駆動信号Cfの周期毎に1回、液体レンズユニット3の焦点距離Dfが指定焦点距離Dfsになるタイミングで、測定対象物9がパルス照明される。また、駆動信号Cfの一周期におけるパルス照明の合計時間は、発光時間tに等しい。
[本実施形態と比較例との比較]
以上に説明した本実施形態と比較例とを比較した場合、本実施形態では、駆動信号Cfの周期毎に、比較例の2倍の回数、画像Lgを検出できる。すなわち、本実施形態では、時間当たりの画像Lgを検出する回数(検出頻度)が比較例の2倍に向上する。
これにより、本実施形態では、パルス照明部5の1回分の発光時間を比較例と同じ時間にしたまま、駆動信号Cfの一周期中の合計発光時間を比較例の2倍にできる。よって、本実施形態では、良好な明るさの画像を得るために、駆動信号Cfの複数周期の間、画像検出部4が露光を継続する場合において、パルス照明部5の1回分の発光時間を変えることなく、全体の露光時間を比較例の半分にすることができる。これにより、良好な明るさの画像を得るための所要時間を短縮できる。
あるいは、本実施形態および比較例において、露光時間を同じ時間にする場合、本実施形態におけるパルス照明部5の発光時間tを比較例の半分にしてもよい。これにより、本実施形態では、比較例と同じ露光時間で、よりボケの少ない画像Lgを検出することができる。
[ピーク周辺の設定]
上述の画像検出処理の説明において、検出位相設定部711が参照するテーブルまたは演算式では、検出位相θs1,θs2と指定焦点距離Dfsとの対応関係が、基本的に、駆動信号Cfの位相θと焦点距離Dfとの関係に相当すると説明している。ただし、本実施形態では、指定焦点距離Dfsが焦点距離Dfのピーク周辺である場合、検出位相θs1,θs2と指定焦点距離Dfsとの対応関係は、上述の基本関係とは異なる関係に設定されている。以下、具体的に説明する。
図10は、焦点距離Dfの変動波形について、正のピーク周辺を拡大して示す図である。
図10に示すように、指定焦点距離Dfsが、焦点距離Dfの正のピーク近傍に設定された第1所定値Dfaより大きい場合(Dfa<Ds)、指定焦点距離Dfsに対応する検出位相θs1,θs2は、ピーク周辺範囲θRaの開始位相θa1および終了位相θa2にそれぞれ等しい位相に設定されている。
このピーク周辺範囲θRaとは、焦点距離Dfが正のピークになる駆動信号Cfの位相πを中心とした位相範囲であり、第1所定値Dfaは、ピーク周辺範囲θRaの開始位相θa1および終了位相θa2に対応する焦点距離Dfの値である。
図11は、焦点距離Dfの変動波形について、負のピーク周辺を拡大して示す図である。
図11に示すように、指定焦点距離Dfsが、焦点距離Dfの負のピーク近傍に設定された第2所定値Dfbより小さい場合(Ds<Dfb)、指定焦点距離Dfsに対応する検出位相θs1,θs2は、ピーク周辺範囲θRbの開始位相θb1および終了位相θb2にそれぞれ等しい位相に設定されている。
このピーク周辺範囲θRbは、焦点距離Dfが負のピークになる駆動信号Cfの位相2π(または0)を中心とした位相範囲であり、第2所定値Dfbは、ピーク周辺範囲θRbの開始位相θb1および終了位相θb2に対応する焦点距離Dfの値である。
ここで、ピーク周辺範囲θRa,θRbの幅は、各ピーク周辺範囲θRa,θRbに対応する時間が、パルス照明部5による1回分のパルス発光時間と次回発光のための準備時間(例えば充電時間)とを合わせた時間以上になるように設定されている。
このような設定によれば、1回目のパルス照明が行われている間、または、次回発光のための充電時間の間に、2回目のパルス照明のための発光信号Ciが立ち上がるといった事態を回避できる。これにより、駆動信号Cfの周期毎に、2回のパルス照明を問題なく行うことができる。
なお、焦点距離Dfは、正または負のピーク周辺において位相変化に対する変動量が小さいため、焦点距離Dfのピーク周辺である指定焦点距離Dfsに対して、上述のように検出位相θs1,θs2が設定されていても、画像Lgのブレは十分に小さいものとなる。
また、指定焦点距離Dfsが第1所定値Dfa以下かつ第2所定値Dfb以上である場合(Dfb≦Ds≦Dfa)には、上述した基本関係が成立する。すなわち、駆動信号Cfの位相θと焦点距離Dfとの関係は、駆動信号Cfの位相θと焦点距離Dfとの関係に相当する。
[本実施形態の効果]
本実施形態では、上述したように、駆動信号Cfの一周期中に2回のパルス照明を行うことにより、良好な明るさの画像を得るためにかかる時間を短縮できる。
あるいは、1回分の発光時間を短縮することにより、露光時間を長くすることなく、よりボケの少ない画像Lgを検出することができる。
本実施形態では、指定焦点距離Dfsが焦点距離Dfのピーク付近である場合、検出位相θs1,θs2は、検出位相θs1,θs2の間の位相幅に対応する時間が、パルス照明部5による1回分の発光時間と次回発光のための準備時間とを合わせた時間以上になるように設定される。
これにより、焦点距離Dfの変動範囲内において、どのような指定焦点距離Dfsが入力されたとしても、一周期中に2回のパルス照明を問題なく行うことができる。
[変形例]
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
例えば、図12に示すように、検出位相θs1に応じた発光時間t中の焦点距離Dfの変動範囲Vr1と、検出位相θs2に応じた発光時間t中の焦点距離Dfの変動範囲Vr2とは、厳密には一致しない。これらの変動範囲Vr1,Vr2の差異は、図中では拡大して示しているが、実際には、焦点距離Dfの全体的な変動範囲に対して極小さいものであるため、前記実施形態にて取得される画像にブレなどの問題はない。
ただし、上記差異を解消する要望がある場合には、検出位相θs1,θs2のいずれか一方の検出位相(図12では検出位相θs2)は、1回分の発光時間tに対応する位相幅だけ、前方にずらした位相に設定されてもよい。
前記実施形態では、どのような指定焦点距離Dfsが入力された場合であっても、周期毎に2回のパルス照明を行っているが、本発明はこれに限られない。
例えば、検出位相設定部711は、所定範囲内の指定焦点距離Dfs(例えばDfb≦Dfs≦Dfa)が入力された場合にのみ、2つの検出位相θt1,θt2を設定し、所定範囲外の指定焦点距離Dfs(例えばDfa<Dfs,Dfs<Dfb)が入力された場合には、1つの検出位相を設定してもよい。
前記実施形態において、パルス照明部5は、レンズ制御部6から入力される発光信号Ciが立ち上がったとき、所定時間だけ照明光Liを発光するものであるが、本発明はこれに限られない。
例えば、パルス照明部5は、入力される発光信号Ciが立ち下がったとき、照明光Liを所定時間だけ発光するものであってもよい。または、パルス照明部5は、入力される発光信号Ciが立ち上がり(または立ち下がり)が継続している間、照明光Liを発光するものであってもよい。
前記実施形態では、液体レンズユニット3の駆動および制御を行うために、レンズ制御部6と制御用PC7との組み合わせを用いたが、これらは液体レンズユニット3の駆動、制御ないし操作までを一括して行う一体の装置としてもよい。しかし、前記実施形態のように、レンズ制御部6と制御用PC7との組み合わせとすることで、液体レンズユニット3の駆動および制御に必要なハードウェアを専用のレンズ制御装置として独立させることができる。
前記実施形態では、駆動信号Cfおよび焦点変動波形Mfを正弦波としたが、これは三角波、鋸歯状波、矩形波その他の波形であってもよい。
液体レンズユニット3の具体的構成は適宜変更してよく、ケース31および振動部材32は円筒状のほか六角筒状などであってもよく、これらの寸法や液体35の属性も適宜選択することができる。
本発明は、焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法に利用できる。
1…焦点距離可変レンズ装置、2…対物レンズ、3…液体レンズユニット、31…ケース、32…振動部材、33…外周面、34…内周面、35…液体、39…スペーサ、4…画像検出部、5…パルス照明部、6…レンズ制御部、61…駆動制御部、62…発光制御部、63…画像検出制御部、7…制御用PC、71…レンズ操作部、711…検出位相設定部、72…画像処理部、73…操作インターフェイス、9…測定対象物、Cc…画像検出信号、Cf…駆動信号、Ci…発光信号、Df…焦点距離、Dfs…指定焦点距離、Dfa…第1所定値、Dfb…第2所定値、Im…検出画像、Lg…画像、Li…照明光、Lr…反射光、Mf…焦点変動波形、Pf…焦点位置、W…屈折率分布、θ…位相、θa1…開始位相、θa2…終了位相、θRa,θRb…ピーク周辺範囲、θs,θs1,θs2…検出位相。

Claims (3)

  1. 入力される駆動信号に応じて焦点距離が周期的に変化する焦点距離可変レンズと、
    前記焦点距離可変レンズを通して測定対象物の画像を検出する画像検出部と、
    パルス発光して前記測定対象物を照明するパルス照明部と、
    前記焦点距離可変レンズの指定焦点距離に基づいて、前記指定焦点距離に対応する2つの検出位相を設定する検出位相設定部と、
    前記検出位相設定部により設定された前記2つの検出位相に基づいて、前記駆動信号の一周期中に2回のパルス発光を行うように前記パルス照明部を制御する発光制御部と、を備え、
    前記指定焦点距離が前記焦点距離の変動波形の正のピーク側に設定された第1所定値より大きい場合、前記検出位相設定部は、前記第1所定値に対応する2つの位相を前記2つの検出位相として算出し、
    前記指定焦点距離が前記焦点距離の変動波形の負のピーク側に設定された第2所定値より小さい場合、前記検出位相設定部は、前記第2所定値に対応する2つの位相を前記2つの検出位相として算出し、
    前記第1所定値または前記第2所定値に対応する前記2つの位相の間の位相幅に対応する時間は、前記パルス照明部による1回分のパルス発光時間と次回発光のための準備時間とを合わせた時間以上であることを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  2. 請求項1に記載の焦点距離可変レンズ装置であって、
    前記検出位相設定部は、前記2つの検出位相のいずれか一方の検出位相を、前記パルス照明部による1回分のパルス発光時間に対応する位相幅だけずらした位相に設定し、前記2つの検出位相のそれぞれに応じた発光時間中の焦点距離の変動範囲の差異を解消することを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  3. 入力される駆動信号に応じて焦点距離が周期的に変化する焦点距離可変レンズと、
    前記焦点距離可変レンズを通して測定対象物の画像を検出する画像検出部と、
    パルス発光して前記測定対象物を照明するパルス照明部と、を備える焦点距離可変レンズ装置の制御方法であって、
    前記焦点距離可変レンズの指定焦点距離に基づいて、前記指定焦点距離に対応する2つ
    の検出位相を設定することと、
    前記2つの検出位相に基づいて、前記パルス照明部に、前記駆動信号の一周期中に2回のパルス発光を行わせることとを含み、
    前記指定焦点距離が前記焦点距離の変動波形の正のピーク側に設定された第1所定値より大きい場合、前記第1所定値に対応する2つの位相を前記2つの検出位相として設定し、
    前記指定焦点距離が前記焦点距離の変動波形の負のピーク側に設定された第2所定値より小さい場合、前記第2所定値に対応する2つの位相を前記2つの検出位相として設定し、
    前記第1所定値または前記第2所定値に対応する前記2つの位相の間の位相幅に対応する時間は、前記パルス照明部による1回分のパルス発光時間と次回発光のための準備時間とを合わせた時間以上であることを特徴とする焦点距離可変レンズ装置の制御方法。
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