JP2021089381A - 焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法 - Google Patents

焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズシステムの起動に要する時間を短縮可能な焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ装置の制御方法を提供する。【解決手段】焦点距離可変レンズ装置1は、入力される駆動信号Cfに応じて屈折率が変化する液体共振式のレンズシステム3と、レンズシステム3の温度情報を取得する温度センサ8と、レンズシステム3を制御する駆動制御部61と、を備える。駆動制御部61は、温度情報に基づいてレンズシステム3の共振周波数の推定値を算出する共振周波数推定部と、共振周波数の推定値に基づいてレンズシステム3の開始周波数を設定する開始周波数設定部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法に関する。
焦点距離可変レンズ装置として、液体共振式のレンズシステムと対物レンズとを組み合わせた装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このレンズシステムでは、圧電材料で形成された円筒状の振動部材が透明な液体に浸漬されており、振動部材に対して交流電圧である駆動信号が印加されると、振動部材の内部の液体に定在波が形成され、当該液体の屈折率が周期的に変化する。焦点距離可変レンズ装置の焦点距離は、対物レンズの焦点距離を基本としつつ、レンズシステムの屈折率と共に周期的に変化する。
前述の焦点距離可変レンズ装置では、レンズシステムに定在波を生じさせるために、駆動信号の周波数をレンズシステムの共振周波数に合わせることが必要である。そこで、特許文献1などの従来技術では、レンズシステムを起動する際、駆動信号の周波数を掃引することでレンズシステムの共振周波数を検索する周波数スキャン処理を行う。
図10は、従来技術における周波数スキャン処理の具体的手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、焦点距離可変レンズ装置では、まず、駆動信号の周波数(加振周波数)をスキャン範囲の下限値fminに合わせ(ステップS101)、この状態において、レンズシステムにおける現在の有効電力を最大有効電力として記録し(ステップS102)、現在の加振周波数を共振周波数として記録する(ステップS103)。
その後、加振周波数を所定量増加させ(ステップS104)、レンズシステムにおける現在の有効電力が最大有効電力として記録されている値よりも大きいか否かを判定する(ステップS105)。ステップS105でYesの場合、最大有効電力として記録される値を現在の有効電力に更新すると共に(ステップS106)、共振周波数として記録される値を現在の加振周波数に更新し(ステップS107)、ステップS108に進む。一方、ステップS105でNoの場合、そのままステップS108に進む。
ステップS108では、現在の加振周波数がスキャン範囲の上限値fmaxより大きいか否かを判定し、Yesの場合、周波数スキャン処理を終了し、Noの場合、ステップS104に戻る。
以上の周波数スキャン処理によれば、図11に示すように、有効電力のピーク値ppが最大有効電力として記録され、このピーク値ppが得られる周波数fppが共振周波数として記録される。
特開2018−189700号公報
しかし、レンズシステムの共振周波数は、当該レンズシステムの温度によって変化する。このため、従来の周波数スキャン処理では、レンズシステムの温度が保証温度範囲のいずれの温度であっても共振周波数を検出できるように、スキャン範囲を広めにとる必要がある。これにより、周波数スキャン処理にかかる時間が長くなり、その結果、レンズシステムの起動に要する時間が長くなる。
本発明の目的は、レンズシステムの起動に要する時間を短縮可能な焦点距離可変レンズ装置および焦点距離可変レンズ制御方法を提供することにある。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、入力される駆動信号に応じて屈折率が変化する液体共振式のレンズシステムと、前記レンズシステムの温度情報を取得する温度センサと、前記温度情報に基づいて、前記レンズシステムの共振周波数の推定値を算出する共振周波数推定部と、前記推定値に基づいて、前記レンズシステムの開始周波数を設定する開始周波数設定部と、を備えることを特徴とする。
このような本発明において、レンズシステムの共振周波数は、レンズシステムの特性と当該レンズシステムの温度とによって定まる。このため、共振周波数推定部は、事前準備したテーブルまたは演算式などを利用することにより、レンズシステムの温度情報に基づいて、レンズシステムの共振周波数の推定値を算出することができる。そして、開始周波数設定部は、算出された推定値に基づいてレンズシステムの開始周波数を設定できる。例えば、開始周波数設定部は、開始周波数を推定値または推定値付近の値に設定したり、推定値を含むように限定されたスキャン範囲から開始周波数を検出したりできる。なお、本発明におけるレンズシステムの開始周波数とは、レンズシステムの起動時に当該レンズシステムに入力される駆動信号の周波数である。
このような本発明によれば、従来技術のような広いスキャン範囲での周波数スキャン処理を行わずとも、レンズシステムに定在波を得ることができ、その結果、レンズシステムの起動に要する時間を短縮することができる。
本発明の焦点距離可変レンズ装置において、前記開始周波数設定部は、前記推定値を含むスキャン範囲を設定し、前記レンズシステムの振動を目標状態にさせる前記駆動信号の周波数を前記スキャン範囲内から検出し、当該周波数を前記開始周波数として設定してもよい。
このような本発明では、周波数スキャン処理におけるスキャン範囲を、推定値を含む所定の周囲に限定することができる。すなわち、本発明では、従来技術よりもスキャン範囲を狭い範囲に限定することができるため、周波数スキャン処理を実施しつつ、レンズシステムの起動に要する時間を短縮することができる。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、前記レンズシステムの稼働中、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、前記レンズシステムの停止後、前記レンズシステムの停止時刻から所定時間が経過しているか否かを判定する経過時間判定部と、をさらに備え、前記開始周波数設定部は、前記所定時間が経過していると判定された場合、前記開始周波数を前記推定値に基づいて設定し、前記所定時間が経過していないと判定された場合、前記開始周波数を、前記共振ロック制御部によって前記レンズシステムの停止直前に調整された周波数に設定してもよい。
このような本発明では、レンズシステムの再起動時がレンズシステムの停止時刻から所定時間内である場合、レンズシステムの温度状態に大きな変化がなく、レンズシステム3の共振周波数に大きな変化がない、という想定を前提としている。このような場合、共振ロック制御部によりレンズシステムの停止直前に調整されていた駆動信号の周波数を開始周波数に利用することにより、レンズシステムに定在波を得ることができる。これにより、推定値の算出にかかる時間が省略され、レンズシステムの起動に要する時間をより短縮することができる。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、前記レンズシステムの稼働中、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、前記レンズシステムの現在の前記温度情報と前記レンズシステムの前回稼働の停止時点の前記温度情報との差が所定範囲内であるか否かを判定する温度変化判定部と、をさらに備え、前記開始周波数設定部は、前記差が所定範囲内であると判定された場合、前記開始周波数を、前記共振ロック制御部によって前記レンズシステムの停止直前に調整された周波数に設定し、前記差が前記所定範囲外であると判定された場合、前記開始周波数を前記推定値に基づいて設定してもよい。
このような本発明においても、共振ロック制御部によりレンズシステムの停止直前に調整されていた駆動信号の周波数を開始周波数に利用することができる。これにより推定値の算出にかかる時間が省略され、レンズシステムの起動に要する時間をより短縮することができる。
本発明の焦点距離可変レンズ制御方法は、入力される駆動信号に応じて屈折率が変化する液体共振式のレンズシステムと、前記レンズシステムの温度情報を取得する温度センサと、を有する焦点距離可変レンズ装置を用い、前記温度情報に基づいて、前記レンズシステムの共振周波数の推定値を算出する共振周波数推定ステップと、前記推定値に基づいて、前記レンズシステムの開始周波数を設定する開始周波数設定ステップと、を実施することを特徴とする。
このような本発明によれば、前述した焦点距離可変レンズ装置の効果と同様の効果を奏する。
本発明の第1実施形態に係る焦点距離可変レンズ装置を示す模式図。 前記第1実施形態の焦点距離可変レンズ装置を示すブロック図。 前記第1実施形態の駆動制御部を示すブロック図。 前記第1実施形態の開始周波数設定処理の手順を示すフローチャート。 前記第1実施形態の開始周波数設定処理を説明するためのグラフ。 本発明の第2実施形態に係る開始周波数設定処理の手順を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態に係る駆動制御部を示すブロック図。 前記第3実施形態に係る開始周波数設定処理の手順を示すフローチャート。 本発明の第4実施形態に係る開始周波数設定処理の手順を示すフローチャート。 従来の周波数スキャン処理の手順を示すフローチャート。 従来の周波数スキャン処理を説明するためのグラフ。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、本発明の第1実施形態である焦点距離可変レンズ装置1の全体構成が示されている。焦点距離可変レンズ装置1は、焦点位置Pfまでの焦点距離Dfを周期的に変化させつつ撮像領域におかれた測定対象物9の表面の画像を検出するものである。
(焦点距離可変レンズ装置の構成)
図1に示すように、焦点距離可変レンズ装置1は、測定対象物9の表面に交差する同じ光軸A上に配置された対物レンズ2、レンズシステム3および画像検出部4と、測定対象物9の表面をパルス照明するパルス照明部5と、レンズシステム3などの動作を制御するレンズ制御部6と、レンズ制御部6を操作するための制御用PC7と、レンズシステム3の温度を測定する温度センサ8と、を備えている。
対物レンズ2は、既存の凸レンズまたはレンズ群によって構成される。
レンズシステム3は、液体共振式のレンズシステムであり、レンズ制御部6から入力される駆動信号Cfに応じて屈折率が変化する。駆動信号Cfは、レンズシステム3が有する振動部材を振動させる正弦波状の交流信号である。駆動信号Cfの周波数(加振周波数)がレンズシステム3の共振周波数に調整されると、レンズシステム3の内部の液体に定在波が生じ、当該液体の屈折率が周期的に変化する。
本実施形態の焦点距離可変レンズ装置1において、焦点位置Pfまでの焦点距離Dfは、対物レンズ2の焦点距離を基本としつつ、レンズシステム3の屈折率の変化に従って、周期的に変化する。
画像検出部4は、既存のCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいは他の形式のカメラ等で構成される。画像検出部4は、対物レンズ2およびレンズシステム3を介して入射される測定対象物9の画像Lgを検出し、所定の信号形式の検出画像Imとして制御用PC7へ出力する。
パルス照明部5は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子で構成される。パルス照明部5は、所定時間だけ照明光Liを発光させ、測定対象物9の表面に対するパルス照明を行うことができる。測定対象物9で反射された反射光Lrは、対物レンズ2およびレンズシステム3によって画像Lgを形成し、画像検出部4に入射する。
焦点距離可変レンズ装置1において、レンズシステム3の駆動、パルス照明部5の発光および画像検出部4の画像検出は、レンズ制御部6からの駆動信号Cfおよび発光信号Ciおよび画像検出信号Ccにより制御される。これらを制御するレンズ制御部6の設定などを操作するために、制御用PC7が接続されている。
温度センサ8は、レンズシステム3の温度情報Tmを測定するセンサである。この温度センサ8は、レンズシステム3の外部に設けられ、レンズシステム3の表面温度を測定してもよいし、レンズシステム3の内部に設けられ、レンズシステム3内の液体の温度を測定してもよい。
あるいは、温度センサ8は、レンズシステム3の周囲温度を測定するように設置されてもよい。すなわち、本実施形態では、室内に安置された起動前のレンズシステム3の温度情報Tmを利用するため、レンズシステム3の温度は、周囲温度と同一であると見なすことができる。
温度センサ8は、取得した温度情報Tmをレンズ制御部6に出力し、レンズ制御部6は、入力された温度情報Tmに基づいて、レンズシステム3の起動動作を行う。
図2には、本実施形態のレンズ制御部6および制御用PC7の構成が示されている。
レンズ制御部6は、レンズシステム3、画像検出部4およびパルス照明部5の各動作を制御する専用ユニットである。レンズ制御部6は、複数のIC等によってハードウェア的に構成されてもよいし、CPUを備えるコンピュータを中心に構成され、CPUがメモリ64に格納されたプログラムを実行することにより実現されてもよい。
レンズ制御部6は、レンズシステム3に駆動信号Cfを出力する駆動制御部61と、パルス照明部5に発光信号Ciを出力する発光制御部62と、画像検出部4に画像検出信号Ccを出力する画像検出制御部63と、種々の情報が記録されるメモリ64とを有する。
駆動制御部61は、正弦波状の交流信号を駆動信号Cfとして出力する。この駆動制御部61は、図3に示すように、振動状態検出部611、共振周波数推定部612、開始周波数設定部613、および、共振ロック制御部614を有する。
振動状態検出部611は、駆動信号Cfに基づいて振動するレンズシステム3の振動状態Vfを検出する。レンズシステム3の振動状態Vfとしては、例えば、レンズシステム3に加えられる有効電力Rp、電圧、電流または電圧電流位相差などが挙げられる。あるいは、レンズシステム3の振動状態Vfは、レンズシステム3に設置した振動センサで検出され、振動状態検出部611に取得されてもよい。
共振周波数推定部612は、温度センサ8からレンズシステム3の温度情報Tmを取得し、この温度情報Tmに基づいて、レンズシステム3の共振周波数の推定値feを算出する。
ここで、レンズシステム3の共振周波数は、レンズシステム3の特性と、当該レンズシステム3の温度情報Tmとによって定まる。そこで、本実施形態では、温度情報Tmとレンズシステム3の共振周波数との関係を示すテーブルまたは演算式を、予めメモリ64に記憶させておく。共振周波数推定部612は、温度センサ8から取得した温度情報Tmを用いて、メモリ64内のテーブルまたは演算式に基づく演算を行うことにより、推定値feを算出することができる。
開始周波数設定部613は、共振周波数推定部612により算出された推定値feに基づいて、レンズシステム3の開始周波数を設定する。レンズシステム3の開始周波数とは、レンズシステム3の起動時に当該レンズシステム3に入力される駆動信号Cfの周波数である。なお、開始周波数設定部613の具体的動作については後述する。
共振ロック制御部614は、振動状態検出部611により検出されたレンズシステム3の振動状態Vfに基づいて、加振周波数をレンズシステム3の共振周波数に追従させる。なお、共振ロック制御部614の具体的動作については、特開2018−189700号公報を参照可能である。
図2に戻って、発光制御部62は、発光信号Ciによってパルス照明部5の発光タイミングを制御する。例えば、駆動信号Cfが任意の位相になった時点で発光信号Ciを出力することにより、当該位相に対応する焦点位置Pfで測定対象物9がパルス照明される。
画像検出制御部63は、画像検出信号Ccによって画像検出部4による画像検出のタイミングを制御する。画像検出部4は、画像検出信号Ccのオンからオフまでの期間に検出した画像Lgを1フレーム分の検出画像Imとして出力する。
制御用PC7は、汎用のパーソナルコンピュータで構成され、専用のソフトウェアを実行することで、レンズ制御部6の各種設定を行う。例えば、制御用PC7は、レンズ操作ソフトウェアを実行することで、レンズ制御部6を操作するレンズ操作部71として機能し、画像処理ソフトウェアを実行することで、画像検出部4から検出画像Imを取り込んで処理する画像処理部72として機能する。
また、制御用PC7は、焦点距離可変レンズ装置1に対するユーザの操作を受け付ける操作インターフェイス73を備える。
(開始周波数設定処理の手順)
図4は、本実施形態における開始周波数設定処理の手順を示すフローチャートである。例えば、作業者が操作インターフェイス73を操作し、レンズ操作部71がレンズシステム3の起動指令を駆動制御部61に入力すると、図4に示す開始周波数設定処理が開始する。
図4において、まず、共振周波数推定部612は、温度センサ8からレンズシステム3の温度情報Tmを取得し(ステップS1)、取得した温度情報Tmを用いて、メモリ64内のテーブルまたは演算式に基づく演算を行うことにより、レンズシステム3の共振周波数の推定値feを算出する(ステップS2;共振周波数推定ステップ)。
次いで、開始周波数設定部613は、推定値feを含む周波数のスキャン範囲Rsを設定する(ステップS3)。このスキャン範囲Rsは、例えば推定値feを中心に含む範囲であり、従来技術のスキャン範囲よりも狭い範囲に設定される。
次いで、開始周波数設定部613は、レンズシステム3に加える駆動信号Cfの周波数(加振周波数)をステップS3で設定されたスキャン範囲Rsで掃引することで、レンズシステム3の共振周波数を検索する(ステップS4)。
ステップS4の具体的な処理内容は、従来技術の周波数スキャン処理(図10参照)と同様であり、このステップS4によれば、有効電力Rpのピーク値ppが得られる周波数fppが共振周波数として記録される(図5参照)。ここで、本実施形態のスキャン範囲Rsは、従来技術のスキャン範囲(図11参照)よりも狭い範囲である。
なお、本実施形態では、有効電力Rpがピーク値ppを示す状態が、レンズシステム3の振動の目標状態に相当する。
次に、開始周波数設定部613は、開始周波数をステップS4で共振周波数として記録された周波数fppに設定する(ステップS5)。なお、ステップS3〜S5は、本発明の開始周波数設定ステップに相当する。
以上により、図4に示す開始周波数設定処理が終了する。その後、駆動制御部61は、開始周波数(周波数fpp)に調整された駆動信号Cfをレンズシステム3に送る。これにより、レンズシステム3に定在波が形成され、レンズシステム3が稼働状態となる。
なお、レンズシステム3の起動後、共振ロック制御部614は、駆動信号Cfのロック制御を実施する。具体的には、共振ロック制御部614は、有効電力Rpを所定周期で取得し、有効電力Rpの変化(低下または上昇)を監視することで、レンズシステム3の共振周波数の変化を監視する。有効電力Rpが変動した際には、レンズシステム3の有効電力Rp以外の振動状態Vfを参照し、加振周波数を増減させることで、加振周波数をレンズシステム3の共振周波数に追従させる。
以上に説明した本実施形態の開始周波数設定処理では、周波数スキャン処理におけるスキャン範囲Rsを、推定値feを含む所定の範囲に限定することができる。すなわち、本実施形態では、従来技術よりもスキャン範囲を狭い範囲に限定することができるため、周波数スキャン処理を実施しつつ、レンズシステム3の起動に要する時間を短縮することができる。
〔第2実施形態〕
本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。
本実施形態は、前述した第1実施形態の焦点距離可変レンズ装置1と共通の構成を有しつつ、第1実施形態とは異なる方法で開始周波数設定処理を行うものである。
図6は、本実施形態の開始周波数設定処理の具体的手順を示すフローチャートである。例えば、作業者が操作インターフェイス73を操作し、レンズ操作部71がレンズシステム3の起動指令を駆動制御部61に入力すると、図6に示す開始周波数設定処理が開始する。
図6において、ステップS1〜ステップS2は、第1実施形態と同様である。すなわち、共振周波数推定部612が、温度センサ8からレンズシステム3の温度情報Tmを取得し(ステップS1)、この温度情報Tmに基づいて共振周波数の推定値feを算出する(ステップS2)。
次に、開始周波数設定部613は、開始周波数を、ステップS2で算出された推定値feに設定する(ステップS21;開始周波数設定ステップ)。
以上により、図6に示す開始周波数設定処理が終了する。その後、駆動制御部61は、開始周波数(推定値fe)に調整された駆動信号Cfをレンズシステム3に送る。これにより、レンズシステム3に定在波が形成され、稼働状態となる。
以上に説明した本実施形態の開始周波数設定処理では、第1実施形態のような周波数スキャンを実施せずに、推定値feをそのまま開始周波数として利用している。すなわち、本実施形態では、周波数スキャン処理にかかる時間を省略することができ、その結果、レンズシステム3の起動に要する時間をより短縮することができる。
〔第3実施形態〕
本発明の第3実施形態を図7〜図8に基づいて説明する。
本実施形態は、前述した第1実施形態および第2実施形態とは異なる方法で開始周波数を設定するものである。この本実施形態において、駆動制御部61Aは、第1実施形態の駆動制御部61が有する各機能に加えて、図7に示す判定部615をさらに有する。本実施形態の判定部615は、本発明の「経過時間判定部」に相当し、レンズシステム3の停止後、当該レンズシステム3の起動指令を受けた際、レンズシステム3の直前の停止時刻から所定時間経過しているか否かを判定する。
図8は、本実施形態の開始周波数設定処理の具体的手順を示すフローチャートである。例えば、作業者が操作インターフェイス73を操作し、レンズ操作部71がレンズシステム3の起動指令を駆動制御部61に入力すると、図8に示す開始周波数設定処理が開始する。
図8において、まず、判定部615は、現在時刻がレンズシステム3の直前の停止時刻から所定時間(例えば数秒〜数分)が経過しているか否かを判定する(ステップS31)。レンズシステム3の直前の停止時刻は、例えばメモリ64に記録されている。
ステップS31で所定時間が経過していると判定された場合(ステップS31;Yesの場合)、第1実施形態と同様、ステップS1〜S3が実施され、推定値feを含むスキャン範囲Rsが設定される。
一方、ステップS31で所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS31;Noの場合)、開始周波数設定部613は、直前の加振周波数の情報を取得し、取得した加振周波数の周囲にスキャン範囲Rsを設定する(ステップS32)。
ここで、直前の加振周波数とは、レンズシステム3の前回の稼働時、共振ロック制御部614の制御によりレンズシステム3の共振周波数に追従していた加振周波数であり、メモリ64に記憶されている。また、ここで設定されるスキャン範囲Rsは、例えば直前の加振周波数を中心に含む範囲であり、従来技術で設定されるスキャン範囲よりも狭い範囲となる。
ステップS3またはステップS32の後、第1実施形態と同様に、ステップS4以降の処理が実施される。
すなわち、開始周波数設定部613は、加振周波数をスキャン範囲Rsで掃引することで、レンズシステム3の共振周波数を検索し(ステップS4)、開始周波数を共振周波数(周波数fpp)に設定する(ステップS5)。
以上により、図8に示す開始周波数設定処理が終了する。その後、駆動制御部61は、開始周波数に調整された駆動信号Cfをレンズシステム3に送る。これにより、レンズシステム3に定在波が形成され、レンズシステム3が稼働状態となる。
本実施形態の開始周波数設定処理では、レンズシステム3の再起動時がレンズシステム3の停止時刻から所定時間内である場合、レンズシステム3の温度状態に大きな変化がなく、レンズシステム3の共振周波数に大きな変化がない、という想定を前提としている。このような場合、レンズシステム3の停止直前において共振ロック制御部614により調整されていた加振周波数を開始周波数に利用することにより、レンズシステム3に定在波を得ることができる。これにより、推定値feの算出にかかる時間が省略され、レンズシステム3の起動に要する時間をより短縮することができる。
〔第4実施形態〕
本発明の第4実施形態を図9に基づいて説明する。
本実施形態は、前述した第3実施形態の焦点距離可変レンズ装置1と共通の構成を有しつつ(図7参照)、第3実施形態とは異なる方法で開始周波数設定処理を行うものである。すなわち、本実施形態の判定部615は、本発明の「温度変化判定部」に相当し、レンズシステム3の現在の温度情報Tmとレンズシステム3の前回稼働の停止時点の温度情報Tmとの差(温度差ΔT)が所定範囲内であるか否かを判定する。
図9は、本実施形態の開始周波数設定処理の具体的手順を示すフローチャートである。例えば、作業者が操作インターフェイス73を操作し、レンズ操作部71がレンズシステム3の起動指令を駆動制御部61に入力すると、図9に示す開始周波数設定処理が開始する。
図9では、判定部615が、温度センサ8からレンズシステム3の現在の温度情報Tmを取得し(ステップS41)、この温度情報Tmとレンズシステム3の前回稼働の停止時点の温度情報Tmとの差(温度差ΔT)が所定範囲内であるか否かを判定する(ステップS42)。
ここで、温度差ΔTに関する所定範囲は、レンズシステム3の共振周波数に大きな変化が現れない範囲で任意に設定される。また、レンズシステム3の稼働停止時点の温度情報Tmはメモリ64に記録されている。
ステップS42で温度差ΔTが所定範囲内であると判定された場合(ステップS42;Yesの場合)、開始周波数設定部613は、直前の加振周波数の情報を取得し、取得した加振周波数の周囲にスキャン範囲Rsを設定する(ステップS43)。
ここで、直前の加振周波数とは、前記実施形態3と同様、レンズシステム3の前回稼働時、共振ロック制御部614の制御によりレンズシステム3の共振周波数に追従していた加振周波数であり、メモリ64に記憶されている。また、ここで設定されるスキャン範囲Rsは、例えば直前の加振周波数を中心に含む範囲であり、従来技術で設定されるスキャン範囲よりも狭い範囲となる。
一方、ステップS42で温度差ΔTが所定範囲外である判定された場合(ステップS42;Noの場合)、第1実施形態と同様、ステップS2〜S3が実施され、推定値feを含むスキャン範囲Rsが設定される。
ステップS3またはステップS43の後、第1実施形態と同様に、ステップS4以降の処理が実施される。
すなわち、開始周波数設定部613は、加振周波数をスキャン範囲Rsで掃引することで、レンズシステム3の共振周波数を検索し(ステップS4)、開始周波数を共振周波数(周波数fpp)に設定する(ステップS5)。
以上により、図9に示す開始周波数設定処理が終了する。その後、駆動制御部61は、開始周波数に調整された駆動信号Cfをレンズシステム3に送る。これにより、レンズシステム3に定在波が形成され、レンズシステム3が稼働状態となる。
本実施形態の開始周波数設定処理では、レンズシステム3の再起動時の温度情報Tmが、レンズシステム3の前回稼働の停止時点での温度情報Tmから大きく変化していない場合において、レンズシステム3の前回稼働の停止直前に共振ロック制御部614により調整されていた加振周波数を開始周波数に利用できる。これにより、推定値feの算出にかかる時間が省略され、レンズシステム3の起動に要する時間をより短縮することができる。
〔変形例〕
本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
前記第1実施形態では、レンズシステム3の有効電力Rpがピークを示す駆動信号Cfの周波数fpp(共振周波数)を、開始周波数として検出しているが、本発明はこれに限られない。
例えば、共振ロック制御部614が前記第1実施形態で説明した方法とは異なるロック制御を行う場合(例えば特開2018−189700号公報を参照)、当該ロック制御における目標周波数を、開始周波数としてスキャン範囲Rsから検出してもよい。具体的には、有効電力Rpがピーク値に対して所定の比率になる2つの周波数のうちのいずれか一方の周波数を開始周波数として検出してもよいし、レンズシステム3に加えられる電流と電圧との位相差である電流電圧位相差がピークになる周波数を開始周波数として検出してもよい。
前記第2実施形態では、レンズシステム3の共振周波数の推定値feをそのまま開始周波数に設定しているが、本発明はこれに限られない。例えば、有効電力Rpがピーク値に対して所定の比率になる2つの周波数のうちのいずれか一方の周波数を、ロック制御における目標周波数とする場合、推定値feから所定値だけ増加または減少させた周波数を開始周波数に設定してもよい。
前記第3実施形態および前記第4実施形態では、それぞれ、ステップS32,S43の後、スキャン処理を省略し、直前の加振周波数をそのまま開始周波数に設定してもよい。
前記各実施形態では、レンズシステム3の駆動および制御を行うために、レンズ制御部6と制御用PC7との組み合わせを用いたが、これらはレンズシステム3の駆動、制御ないし操作までを一括して行う一体の装置としてもよい。
前記各実施形態では、駆動信号Cfを正弦波とし、焦点位置Pfを正弦波振動させたが、これは三角波、鋸歯状波、矩形波その他の波形であってもよい。
本発明の焦点距離可変レンズ装置は、前記各実施形態のような画像検出装置に適用されることに限定されず、焦点距離Dfが可変であることを利用した光学変位計などにも適用可能である。
1…焦点距離可変レンズ装置、2…対物レンズ、3…レンズシステム、4…画像検出部、5…パルス照明部、6…レンズ制御部、61…駆動制御部、611…振動状態検出部、612…共振周波数推定部、613…開始周波数設定部、614…共振ロック制御部、615…判定部(経過時間判定部、温度変化判定部)、62…発光制御部、63…画像検出制御部、64…メモリ、7…制御用PC、71…レンズ操作部、72…画像処理部、73…操作インターフェイス、8…温度センサ、9…測定対象物、A…光軸、Cc…画像検出信号、Cf…駆動信号、Ci…発光信号、Df…焦点距離、Im…検出画像、Lg…画像、Li…照明光、Pf…焦点位置、Rp…有効電力、Rs…スキャン範囲、Tm…温度情報、Vf…振動状態。

Claims (5)

  1. 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化する液体共振式のレンズシステムと、
    前記レンズシステムの温度情報を取得する温度センサと、
    前記温度情報に基づいて、前記レンズシステムの共振周波数の推定値を算出する共振周波数推定部と、
    前記推定値に基づいて、前記レンズシステムの開始周波数を設定する開始周波数設定部と、を備える
    ことを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  2. 請求項1に記載の焦点距離可変レンズ装置において、
    前記開始周波数設定部は、前記推定値を含むスキャン範囲を設定し、前記レンズシステムの振動を目標状態にさせる前記駆動信号の周波数を前記スキャン範囲内から検出し、当該周波数を前記開始周波数として設定する
    ことを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の焦点距離可変レンズ装置において、
    前記レンズシステムの稼働中、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、
    前記レンズシステムの停止後、前記レンズシステムの停止時刻から所定時間が経過しているか否かを判定する経過時間判定部と、をさらに備え、
    前記開始周波数設定部は、
    前記所定時間が経過していると判定された場合、前記開始周波数を前記推定値に基づいて設定し、
    前記所定時間が経過していないと判定された場合、前記開始周波数を、前記共振ロック制御部によって前記レンズシステムの停止直前に調整された周波数に設定する
    ことを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の焦点距離可変レンズ装置において、
    前記レンズシステムの稼働中、前記駆動信号を前記レンズシステムの共振周波数に追従させる共振ロック制御部と、
    前記レンズシステムの現在の前記温度情報と前記レンズシステムの前回稼働の停止時点の前記温度情報との差が所定範囲内であるか否かを判定する温度変化判定部と、をさらに備え、
    前記開始周波数設定部は、
    前記差が所定範囲内であると判定された場合、前記開始周波数を、前記共振ロック制御部によって前記レンズシステムの停止直前に調整された周波数に設定し、
    前記差が前記所定範囲外であると判定された場合、前記開始周波数を前記推定値に基づいて設定する
    ことを特徴とする焦点距離可変レンズ装置。
  5. 入力される駆動信号に応じて屈折率が変化する液体共振式のレンズシステムと、前記レンズシステムの温度情報を取得する温度センサと、を有する焦点距離可変レンズ装置を用い、
    前記温度情報に基づいて、前記レンズシステムの共振周波数の推定値を算出する共振周波数推定ステップと、
    前記推定値に基づいて、前記レンズシステムの開始周波数を設定する開始周波数設定ステップと、を実施する
    ことを特徴とする焦点距離可変レンズ制御方法。
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